【面接とは】意味や面談との違いから対策・頻出質問・マナーまでを解説|就活

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最終更新日:2023年10月27日

就職活動において、避けては通ることができない面接。

エントリーシート(ES)・webテスト・グループディスカッション(GD)など、各社で様々な選考フローを課していますが、その中でも最も大きなウェイトを占めるのが面接ではないでしょうか?

そこで本記事では、面接に臨む就活生に必要な情報を徹底解説します。面接の評価基準や面談との違い、頻出質問やマナーなど、就活生の皆さんの「面接とは?」の疑問を解消していきます。

本選考とインターンの締め切り情報

面接とは

就活の面接とは

就活生の皆さんであれば既にご存知のことだとは思いますが、面接とは「人と人とが直接会い対話をすることで、人柄や能力を判断する場」です。

就活では「インターン・本選考の選考フローの一つ」として用いられ、一次・二次・最終…と各選考フェーズによって「就活生と面接官の人数・質問内容」などを変えて課される場合が多いです。

つまり、志望企業の内定を獲得したい就活生の皆さんにとって、避けては通ることができないものが「面接」になります。

面接を課す企業側の意味・目的とは

面接の意味・目的

面接はほとんどの企業の選考フローで用いられていると紹介しましたが、なぜ企業は面接を課すのでしょうか。

まず大前提、ESや面接といった複数回に渡る選考フローの中で、企業側は"その就活生が企業の利益に貢献できる人物であるかどうか"を判断しています。

それを判断するに際し、企業側はどのような目的を持って面接を行っているのでしょうか。

もちろん業界・企業によって多少の違いはありますが、基本的には以下の2点に大別されると言われています。

  • 就活生の能力・志望度の見極め
  • 自社の魅力づけ

就活生の能力・志望度の見極めに関しては、文字通り「企業で活躍できる能力があるかどうか・自社への志望度が高いかどうか」になります。

ただ、就活生の能力・志望度を見極めることに関しては、「ES・webテスト・グルディス(GD)」など他の選考フローでも同様です。

では、なぜ企業側が面接という選考フローを課すかというと、ES・webテスト・グルディス(GD)は"面接の前段階で就活生を絞り込むため(=スクリーニング基準)"、面接は"採用する就活生を決めるため(採用基準)"とそれぞれ基準が異なるためです。

分かりやすく言い換えるのであれば、前者は「選考から落とす人を決めるための選考」、後者は「選考を通過させる人を決めるための選考」となります。

これに関しては、面接はES・webテスト・グルディス(GD)の次の選考フェーズ、つまり選考フローの最終段階として用いられることが多いという特徴も起因しているのですが、一般的には上記のような違いがあるとされています。

自社の魅力づけに関しては、簡単に言うと「就活生との対話を通じ、自社への志望度を向上してもらうこと」となります。

「非常に優秀だ!ぜひ採用したい!」と思った就活生に対し、逆質問の時間などを用いて魅力づけをし、"自社への志望度を向上させること"も面接の大きな目的となります。

ただ単に選考の合否を判断するだけでなく、就活生との直接的な対話を通じて自社の魅力づけをすることも面接の大きな目的となります。

面接の評価基準とは

面接の評価基準

企業側が面接を課す意味・目的は理解していただけたと思いますが、その評価基準はどのようなものがあるのでしょうか。

一般的に企業側は"その就活生が企業の利益に貢献できる人物であるかどうか"で選考の合否を判断しています。

「利益に貢献できる」ということを2つの要素に分解すると、「貢献できる能力があること」と「その能力を100%引き出すやる気(モチベーション)があること」になります。

上記の2つの要素を基に面接の評価基準を考察してみると、以下の3点が面接の評価基準と言えます。

  • 自社への志望度が高いか
  • 自社の求めるスキル・能力を保持しているか
  • 基本的なマナー・言葉遣いを備えているか

自社への志望度が高いか

志望度に関しては、上記で述べた2つの要素の「その能力を100%引き出すやる気(モチベーション)があること」に該当します。

ESにも「志望動機」の項目はありますが、面接ではより詳細な志望動機を問われます。

「なぜその企業を志望しているのか?」という単純な志望動機だけでなく、「●●業界の中でなぜその企業なのか?その企業でどんなことに取り組みたいのか?その企業の志望順位はどの程度なのか?」といった詳細な部分まで面接では問われます。

売り手市場と言われる現代において、一人で複数社の内定を獲得することはもはや当たり前であり、人によっては10社以上の内定を獲得することも珍しくありません。(もちろん、人気企業であれば倍率が低下しているということはなく、むしろ高まっているというデータもあります)

そのような現状において、企業側も内定辞退を低減することに努めており、"より志望度の高い=内定辞退をする可能性の低い就活生を採用する"という傾向が高まっています。

もちろん、「自社の採用基準を満たしている」という前提の上での話にはなりますが、就活生の方は「面接を受けている企業の志望度が高いことをしっかりとアピールする必要がある」と言えるでしょう。

自社の求めるスキル・能力を保持しているか

スキル・能力に関しては、上記で述べた2つの要素の「貢献できる能力があること」に該当します。

総合商社での英語力・証券会社での営業力など、業界・企業によって求められる能力は異なりますが、社会人としての基礎的な能力に関しては全業界・全企業で求められるものになります。

企業側は面接という場で、その社会人としての基礎的な能力を保持しているかを見極めようと考えています。

今回は"経済産業省が定義している社会人基礎力"という資料をもとに、紹介します。(各業界・各社でどのような能力が求められるかは、本記事では割愛させていただきます。)

社会人基礎力とは

前に踏み出す力
●主体性
●働きかけ力

●実行力

チームで働く力
●発信力
●傾聴力
●柔軟性
●状況把握力
●規律性
●ストレスコントロール力

考え抜く力
●課題発見力
●計画力
●想像力

【出典】経済産業省:社会人基礎力

社会人基礎力は上記の12の能力要素にセグメントされます。

ただ、12の能力要素の中には面接の場では知り得ない能力もありますし、全業界・全企業共通で全ての能力が求められるという訳でもないため、あくまでも参考程度に確認していただければと思います。

基本的なマナー・言葉遣いを備えているか

マナー・言葉遣いに関しては、上記で述べた2つの要素の「貢献できる能力があること」に該当します。

志望度・能力だけでなく、マナーや言葉遣いといった印象面も面接では見られています。

というのも、面接の場における基本的なマナー・言葉遣いは「社会人としてできて当たり前のもの」であり、就活生の時点で最低限身につけておかなければいけないものであるためです。

面接の場で適切な言葉遣いをできていない人が営業の商談の場で適切な言葉遣いができるとは限りませんし、社会人は社内外問わず様々な人と仕事に取り組む必要があるため、失礼な振る舞いをしないように基本的なマナーを身に着けておくことは必須となります。

読者の皆さんはメラビアンの法則というものをご存知でしょうか。

このメラビアンの法則では、"話し手が聞き手に与える影響は「言語情報・聴覚情報・視覚情報」の3つから構成され、それぞれの情報の影響力は「7%・38%・55%」である"とされています。

面接におけるマナー・言葉遣いというものは「視覚情報」に該当されますので、こういった印象面にも気を配らなければいけないことは理解できるでしょう。

質問への回答方法を準備することももちろん重要ですが、こういった印象面を疎かにしてしまっては本末転倒ですので、「マナー・言葉遣い」にも細心の注意を払うように心掛けましょう。

注意点

厚生労働省のHPに掲載されている『公正な採用選考の基本』によると、応募者の適性や能力とは関係のない事項で採否を決定しないようにするため、家族や生活環境などの応募者本人の適性・能力に関係のない事項や、思想・宗教などの本来自由であるべき事項に関しては面接で把握しないようにすることが求められています。
このような事項は面接で質問されることも十分考えられますが、面接で質問するべきではない事項があるという前提を認識しておきましょう。

 

【参考】厚生労働省:公正な採用選考の基本

面接と面談の違いとは

面接と面談の違い

ここまで面接に関していくつかの観点から解説してきましたが、面接と類似しているものに面談があります。

面接と面談は混合されることも多いですが、最も大きな違いは"選考の合否判断をするか否か"に集約されると言えます。

より具体的に説明すると、面接は「合否を判断する目的で課される選考フロー」であり、面談は「採用に影響する場合もあるが、直接に合否を判断するものではない」という特徴があります。

ただ、企業側の視点から見てみると、"名目は異なれど、面接も面談もその実態は同じである"という現状があります。(もちろん、面接と面談を明確に区別している企業も存在します)

というのも、「実質は面接であるが、就活解禁前に選考と銘打つことができないがゆえに面談という文言を用いている」、「リクルーター面談と言いながら、次の選考フローに呼ぶ就活生を判断している」という実情が横行しているためです。

【関連記事】
【就活】リクルーターとは?|メリット・意味・役割を徹底解説
→面談という名目で最も多く用いられるものが「リクルーター面談」になります。リクルーターという制度をあまり理解していない就活生は記事を確認してみてください。

そのため、就活生の方は「面談だから気楽に臨もう」と思わず、「もしかしたら評価されているかもしれない」という意識を持った上で面談に臨むのが良いでしょう。

面接の流れとは

面接の流れ

面接と面談の違いを紹介したところで、続いては面接の一般的な流れについて説明していきます。

全ての面接が同様の流れで進行する訳ではありませんが、個人面接・集団面接問わず、基本的には以下のような流れで実施されます。

面接の一般的な流れ

1.入室
 ⇩

2.自己紹介
 ⇩

3.面接官からの質問
 ⇩

4.逆質問
 ⇩

5.退室

上記の流れに沿い、30分~1時間程度で実施されることが多いでしょう。

面接ごとの違い・種類

面接ごとの違い・種類

続いては「面接ごとの違い・種類」に関して紹介していきます。

今回は面接ごとの違い・種類に関し、以下の3点から説明していきます。

  • 個人面接と集団面接(グループ面接)の違い
  • 一次面接・二次面接・最終面接の違い
  • 特殊な面接の種類

個人面接と集団面接(グループ面接)の違い

今回は集団面接(グループ面接)の特徴をもとに、個人面接と集団面接(グループ面接)の違いを解説していきます。

集団面接(グループ面接)の特徴は以下の4点に大別されます。

集団面接の特徴

◆合格者を決める面接というより、不合格者を選ぶ面接という意味合いが強い
◆一人あたりの話す時間(面接時間)が短い
◆同グループの就活生と相対評価される可能性がある
◆傾聴姿勢も評価対象になる

個人面接と集団面接(グループ面接)の違いの詳細に関しては『【集団面接(グループ面接)の対策とは】流れ・マナー・頻出質問等を解説』の記事で解説していますので、こちらも併せてご覧ください。

一次面接・二次面接・最終面接の違い

一次面接・二次面接・最終面接では、「選考に落ちる就活生の特徴」がそれぞれ異なります。

以下、各面接選考で落ちる就活生の特徴になります。

面接に落ちる就活生の特徴

【一次面接で落ちる就活生の特徴】

●基礎的なコミュニケーション力が欠けている
●服装や姿勢など、印象面が悪い
●基本的なマナーを守れていない

【二次面接で落ちる就活生の特徴】

●エントリーシート(ES)の内容・一次面接の回答との一貫性がない
●志望度が低い
●入社後に活躍できる素養・能力を示すことができていない
●社風とマッチしていない
 

【最終面接で落ちる就活生の特徴】
●志望度が低い
●最終面接以前の面接(一次面接・二次面接etc)の回答との一貫性がない

また、『【就活の面接対策】頻出質問例から練習・準備方法までを解説』の記事では「面接官の属性・集団面接or個人面接・面接時間・通過率・結果(が来る時期)・落ちる就活生の特徴」の6つのポイントから、一次面接・二次面接・最終面接の違いを紹介しています。

各面接の違いを確認したい方は、こちらの記事もご覧ください。

特殊な面接の種類

面接ごとの違いだけでなく、面接の種類に関しても説明していきたいと思います。

今回は、「WEB面接(スカイプ面接)・ケース面接・圧迫面接」の3種類の面接について紹介します。

WEB面接(スカイプ面接)

WEB面接とはその名の通り「パソコンやスマホを使用し、スカイプなどのオンラインツールを用いながらWEB上で行う面接」のことを指します。

面接官と対面でコミュニケーションを取らないため、必要な準備・やり方・手順なども異なる部分があります。

WEB面接対策の詳細に関しては『【WEB面接対策】おすすめの場所・やり方・注意点・カンペについて解説』の記事で解説していますので、こちらをご確認ください。

ケース面接

ケース面接は「与えられたお題に対して制限時間内に施策を検討する面接方式」です。

出題内容としてはコンサルティングの業務で取り組むような経営課題が多く、自ら課題の仮説を立て、それに対する解決策を考えることが必要になります。そのため、コンサルティングファームの選考で課されることの多い面接形式になります。

ケース面接の解き方・対策方法の詳細に関しては『【ケース面接完全攻略】解き方や評価基準、対策に役立つフレームワーク・例題・本を徹底解説』の記事で解説していますので、こちらをご確認ください。

圧迫面接

圧迫面接というものに明確な定義はありませんが、一般的には「面接官が威圧的な態度をとったり、意地悪な質問を繰り返す面接」のことを指します。

圧迫面接と一括りにされていますが、態度面で圧迫するものや言葉面で圧迫するものなど、その種類は様々なものがあります。

圧迫面接の内容・具体例・対策に関しては『【圧迫面接の質問例・対策・特徴を解説】なぜ企業は圧迫面接をするのか?』の記事で解説していますので、こちらをご確認ください。

面接の頻出質問と回答例

面接の頻出質問と回答例

続いては「面接の頻出質問・回答例・回答ポイント」を紹介していきたいと思います。

面接の頻出質問としては以下のようなものが挙げられます。

  • 志望動機に関する質問
    例)志望動機を教えて下さい/業界内でも当社の理由を教えて下さい
  • 自己PRに関する質問
    例)あなたの強みとそれを表す具体的なエピソードを教えて下さい/あなたの強みを社会・企業でどのように活かせるのか教えて下さい
  • ガクチカに関する質問
    例)学生時代最も頑張ったこと(力を入れたこと)を教えて下さい/取り組みにおける最大の困難について教えて下さい
  • 長所・強みに関する質問
    例)あなたの長所は何ですか?/その強みを活かしたエピソードを教えて下さい
  • 短所・弱みに関する質問
    例)あなたの短所は何ですか?/その弱みをどのように改善しようと努めましたか?
  • 挫折経験に関する質問
    例)これまでの人生の中で最も大きな挫折は何ですか?/その挫折をどのように乗り越えましたか?
  • 趣味に関する質問
    例)あなたの趣味は何ですか?/趣味の具体的な内容を教えて下さい
  • 特技に関する質問
    例)あなたの特技は何ですか?/その特技を通じて何か成果を上げた経験はありますか?
  • 最近気になるニュースに関する質問
    例)あなたが最近で一番気になっているニュースは何ですか?/そのニュースに対してあなたなりの意見・考えを教えて下さい
  • 尊敬する人に関する質問
    例)あなたの最も尊敬する人とその理由を教えて下さい/尊敬するようになったきっかけは何かありますか?
  • 最後に一言に関する質問
    例)最後に何か伝えておきたいことはありますか?/これまでの面接の中で伝え忘れたことがあれば話して下さい

各質問に対する回答例・回答ポイントは『【就活面接の頻出質問集と回答例まとめ】回答ポイントも紹介』の記事をご覧ください。

面接でするべき逆質問

面接の逆質問

面接の頻出質問を確認していただいたと思いますので、続いては逆質問に関して説明していきます。

逆質問を考える際のポイントは以下の通りです。

  • 自身の企業選びの軸に沿って質問をする
  • 説明会やHP上では知り得ない情報に関する質問をする
  • 正しい質問を、正しい人に、正しいタイミングで質問する

回答ポイント等を確認したい方は『【逆質問例21選】就活の面接ですべき逆質問とは-NG例付-』の記事をご覧ください。記事には「逆質問例」も多数掲載されています(以下の通り)。

逆質問例

(1)御社のHPを拝見したところ、今後は◯◯の領域に注力していくという印象を受けたのですが、実際にそういった事例などはありますでしょうか?

(2)御社のVISIONは◯◯だと伺ったのですが、そのVISIONを成し遂げるにあたり企業として取り組んでいることなどはありますでしょうか?

(3)私は、同業他社と比較した際の御社の強みを◯◯だと感じているのですが、◯◯さんはどのように考えていますでしょうか?また、理由や背景なども併せてお伝えしていただけると幸いです。

(4)ニュースなどを視聴していると国内の◯◯事業は今後拡大傾向にあるようですが、御社の◯◯事業に関しても今後注力していくなどといった方針はあるでしょうか?

(5)HPを拝見したり説明会に参加してみて、御社で働く際には◯◯という部分にやりがいを感じると思ったのですが、実際はいかがでしょうか?

(6)御社の◯◯職は◯◯という印象があります。そこで、◯◯さんが入社前に御社に抱いていたイメージと実際に入社して働いてみてのイメージのギャップなどがありましたら教えていただきたいです。

(7)◯◯さんは◯◯職(◯◯担当)とお聞きしましたが、仕事の中で大変なこと(苦労)や嬉しいこと(喜び)などがありましたら教えていただきたいです。

(8)御社の社員の方の働き方を具体的に知りたいのですが、◯◯職の方の一連の業務の流れを教えていただいてもよろしいでしょうか?

(9)◯年目の◯◯職の方は具体的にどのような仕事や働き方をしているのか、分かりましたら教えていただきたいです。

(10)御社のHPで、求める人材像は◯◯と記載されているのを拝見したのですが、なぜそのような人材を求めているのか教えていただけますか?

(11)私は入社後、早くから活躍・結果を出したいと考えているのですが、御社の社員の方で早くから活躍する社員に共通して見える特徴などはあるでしょうか?

(12)肌感で良いのですが、◯◯さんから見て御社の社風はどのように感じ取ることができますか?

(13)過去、説明会に参加したりOB訪問を行ったところ、私のイメージでは御社の社員の方は◯◯のような方が多いという印象なのですが、◯◯さんはどのような印象をお持ちでしょうか?

(14)〇〇さんは就活生時代、どのような企業選びの軸を持って就活をしていたのでしょうか?

(15)◯◯さんの御社への入社の決め手は何でしょうか?また、◯◯業界の中でなぜ御社への入社を決めたのかも教えていただけると幸いです。

面接のマナー

面接のマナー

続いては面接の基本的なマナーを紹介していきます。

面接のマナーと一概に言っても、マナーの種類は様々なものがあります。今回はその種類を以下の4つに分類し、それぞれのポイントを紹介します。

  • 入退室など面接の一連の流れにおけるマナー
  • 身だしなみに関するマナー
  • 電話に関するマナー
  • メールに関するマナー

入退室など面接の一連の流れにおけるマナー

面接の一連の流れにおけるマナーに関しては、以下のようなものがあります。

面接の一連の流れにおけるマナー

◆受付に向かう前にコートを脱ぎ、携帯電話(スマートフォン)の電源を切っておく

◆面接会場に書類を持ち込む際は、クリアファイルなどに挟んだ状態で持ち込む
◆控室ではスマホをいじったり他の就活生とおしゃべりをしない
◆ドアをノックする際は3回が正しい
◆後ろを向いたまま部屋を退室することはNGである

上記は、面接の一連の流れにおけるマナーのごく一部になります。

詳細なマナーに関しては『【就活面接の受付・入室・退室マナーとは】流れに沿ってポイントを解説』の記事で解説していますので、こちらをご確認ください。

身だしなみに関するマナー

服装・持ち物・髪型(髪色)・メイクなど、面接では身だしなみにも気を使う必要があります。

身だしなみのマナーに関しては『【就活】面接時の適切な服装・持ち物・髪型・メイクとは?9つの観点で解説』の記事で詳細に解説しています。以下に取り上げた観点から解説していますので、気になる方は記事を確認してください。

身だしなみに関するマナー

服装(スーツ・コート・ネクタイ・靴・服装自由の場合)
持ち物(カバン・腕時計)
面接の髪型・髪色
面接のメイク

電話に関するマナー

電話の基本マナーに関しては、以下の6つのポイントを理解しておく必要があります。

電話の基本マナー

◆電話の冒頭で「誰からの電話なのか」を確実に伝える
◆就活生側から電話を掛ける際は時間帯に気をつける
◆騒がしい場所を避け、できるだけ静かな場所で電話を掛けるようにする
◆必ずメモを取りながら電話をする
◆重要な内容は復唱し、誤認識がないように確認する
◆相手が電話を切ったことを確認してから電話を切る

電話のマナーの詳細に関しては『【面接の電話マナーと具体例】日程調整・日程変更・遅刻・欠席・辞退・折り返し』の記事をご確認ください。こちらの記事では基本マナー以外に、「日程調整・日程変更・緊急連絡(遅刻や欠席)・辞退・折り返しの5つのシチュエーションごとの具体例とポイント」も解説しています。

メールに関するマナー

メールの基本マナーに関しては、以下の5つのポイントを理解しておく必要があります。

メールの基本マナー

◆件名と文面の冒頭で「誰からのメールなのか」を伝える
◆相手の会社名・部署名などは略さずに正式名称で記載する
◆改行マナーを守る
◆署名を忘れずに記載する
◆誤字脱字には細心の注意を払い、見直しを必ず行ってから送信する

メールのマナーの詳細に関しては『【面接のメールマナーと例文】日程調整・日程変更・返信・お礼・辞退ごとに解説』の記事をご確認ください。こちらの記事では基本マナー以外に、「日程調整・日程変更・返信(日程確定)・お礼・辞退の5つのシチュエーションごとの例文とポイント」も解説しています。

面接の対策(練習・準備)としてやっておくべきこと

面接の対策(練習・準備)

最後に、面接の対策としてやっておくべきことを「練習・準備」の観点から紹介していきます。

面接の練習

一般的な面接練習の方法としては、以下の9つの方法があります。

  • 質問への回答を書き出して深堀りしていく
  • 面接の受け答えを録画・録音する
  • 志望企業以外の選考(面接)に参加する
  • 面接の受け答えを友達や家族に聞いてもらう
  • 面接の受け答えを社会人やOB・OGに聞いてもらう
  • 友達(就活生)の面接官役をする
  • キャリアセンターを活用して模擬面接をする
  • 就活イベントに参加して模擬面接をする
  • 就活エージェントを利用して模擬面接をする

とは言え、闇雲に上記の方法を試してみたとしても効果的な練習をすることはできないでしょう。各方法によって「メリット・得られるもの」が異なるため、自身の目的に応じて練習方法を使い分ける必要があります。

各練習方法の詳細に関しては『【就活】面接練習は何をするべき?練習方法9選と対策すべき質問を解説』の記事で詳細に解説していますので、こちらの記事をご確認ください。

面接の準備

面接の準備とひとえに言っても、その種類は「面接合格(選考通過)に向けた準備・面接当日に向けた準備」に大別することができます。

以下、2種類の準備をそれぞれ細かく説明したものになります。

面接の準備

面接合格(選考通過)に向けた準備
(1)自己分析を行う

(2)業界研究・企業研究をする

(3)頻出質問を理解する

(4)面接練習に取り組む

 

面接当日に向けた準備

(1)前日までに持ち物を用意する
(2)面接会場までの行き方を確認する
(3)前日と当日の過ごし方に気をつける

上記で紹介した準備の詳細は『【就活】面接の準備は何をするべき?選考通過・当日を迎えるための準備とは』の記事で解説しています。「具体的にどんな準備をすればいいの?」という不安・疑問のある就活生は記事を確認してみてください。

まとめ

面接のまとめ

本記事では「面接とは?」というテーマに沿い、"面接の評価基準や面談との違い、頻出質問やマナー"などを紹介してきました。

面接は就職活動において避けては通ることができないものであるため、正しく理解し、事前に準備・対策を進めておく必要があります。

本記事を参考にし、志望企業の面接選考突破に努めていただければと思います。

また、こちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく紹介していますので、併せてご覧ください。

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