【SPIとは】出題される問題や4つの受験方式をわかりやすく解説!

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最終更新日:2022年02月03日

SPIとは、リクルート社が作成している適性検査で、仕事に関しての能力適性や性格適正を診断し、どのような組織に馴染みやすいのかを知るために使用されるテストです。

毎年、学生から人気の大手企業では何千人規模の応募が殺到していますが、企業の人事は採用にかけられる費用と人数に限りがあり、全員との面接は難しい現状があります。

そこで、自社にあった「能力・性格の持ち主であるか」を判断するための足切りの指標として使われるのがWebテストです。

本記事ではSPIとはから、SPIの種類や受験形式、テスト形式を試せるサイトまでを解説していきます。

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SPIとは

SPIとは
SPIとは、Synthetic(総合的な)Personality(個性・性格)Inventory(評価)の略称で、リクルート社が作成している適性検査です。

基本的にはESを提出した後に課せられる事が多く、仕事に関しての能力・性格適正を診断し、どのような組織に馴染みやすいのかを判断するために使用されます。

SPIは40年以上前から利用されており、年間で約12,600社の企業、延べ200万人の就活生が受験しています。適性検査の中では圧倒的に利用されている適性検査になります。

SPIから得られる結果は、面接やOBOG訪問などで1度会っただけでは分からないような情報であるため、企業では初期選考での絞り込み時や配属先を決める際に用いられます。

SPI自体も年々バージョンアップされており、現在(2020年3月時点)はSPI3が利用されています。そのためこれからみなさんが受験するテストもSPI3となるので、書店等でSPI対策用の本を購入する際は注意してください。(※SPIのバージョンの最新版はこちらから確認してください。)

SPIの種類

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SPIの受験項目

SPIの項目
SPIの受験項目は大きく「能力検査」「性格検査」の2つに分けられます。

能力検査

能力検査は、働く上で必要とされる基礎的な能力を測るための検査です。能力検査の内容は以下の4つに分けられています。

  • 言語
  • 非言語
  • 英語
  • 構造的把握力

上記4つの中でも、言語分野非言語分野の2つが頻出です。

「言語分野」では基本的な言葉の意味や話の内容、趣旨を的確に把握する能力を、「非言語分野」では数的処理や論理的思考力があるのかを確かめます。

企業によっては「英語」や「構造的把握力」の問題が別途用意されている場合があるため、それに合わせて十分な対策が必要です。

■言語・非言語・英語・構造把握力の具体的な内容はこちらから

性格検査

性格検査は、その人の人柄や、仕事・組織への適性、メンタル面を把握するために行われる検査です。

「複数人で行動することが好き・一人で行動することが好き」のような二択の質問に、30分間で300問ほど答えることで上記項目を数値化し診断していきます。

企業は、自社で活躍してくれる人を採用することを目標としています。どんなに優秀な人材であっても、自社の方針と合わずすぐにやめられてしまうと企業としては困ります。

早期離職を避けるためにも、性格検査を行い自社とのマッチ度を確認することは重要であるようです。

SPIの4つの受験方法

SPIの受験形式
SPIは、受験する場所や用いる道具によって、受験方法が次の4つに分けられています。

  • Webテスティング
  • テストセンター
  • ペーパーテスティング
  • インハウスCBT

それぞれについて以下で説明していきます。

SPIの受験方法(1) Webテスティング

一般的にWebテストと呼ばれるものの形式で、インターネット環境に接続できる自分のパソコンから受験する形式です。

企業から指定された期間内であれば、自分の都合のいい時間、好きな場所で受験することができます。

ただし、スマートフォンからの受験は認められていなため、必ずパソコンから受験するようにしましょう。

SPIの受験方法(2) テストセンター

全国に配置された会場で専用のパソコンを用いて受験する形式です。企業から指定された期間内で都合の良い日程と会場を予約し、受験します。

Webテスティングと異なり、テストセンターは予約制で、会場の席が埋まってしまっていると期間内に受験することができなくなる場合があるため、早めの対応が求められます。

■テストセンターの受験方法はこちらから

SPIの受験方法(3) ペーパーテスティング

選考を受けている企業が用意した会場で、マークシートを用いて受験する形式です。

SPIの受験方法(4) インハウスCBT

応募先の企業に出向き、企業が用意したパソコンで受験する形式です。

SPIを受ける前に準備しておきたいこと

SPIを受験する前に準備しておきたいこと
SPIは高校や大学入試のテストと異なり、暗記できていたり、数学の公式を使えれば良い結果が出るとは限りません。

出題された問題をいかに正しく把握し、的確且つ迅速に処理できるかが求められます。

また、勉強する際は参考書やWebを通して問題を説いていると思いますが、本番の形式ではあまり練習できず、実力を発揮できない場合もあります。

そうならないためにも、受験方法や形式に慣れておくことが重要です。以下で、本番を受ける前に準備として行っておいたほうが良いことを紹介するので、参考にしてみてください。

パソコンでの受験に慣れておく

実際に受験する際は、ペーパーテスティングでない限りパソコンからテストを受験します。

紙とペンを用いて手元で計算して、画面上で答えを入力したり、次の画面に進むと前の画面に戻れない設定になっているなど、普段勉強している時には気づかない形式での受験になります。

最近では、本番の形式と似た形で練習ができるサイトがあるので、そちらを試してみるなど本番でも実力を発揮できるよう事前にパソコンでの動作に慣れておきましょう。

問題を解く感覚を取り戻しておく

早めにSPIの対策を行い問題を解けるようになったものの、しばらく問題に触れない期間があると解けなくなっている経験がある方もいるのではないでしょうか。

性格検査はさておき、能力検査の項目においては受験当日を迎える前に簡単な問題に挑戦しておくなど、問題を解く感覚を取り戻しておきましょう。

最後に

SPIとはのまとめ画像
本記事ではSPIとはから、SPIを受験する前に準備しておきたいことまでを解説してきました。

SPIは問題ごとに制限時間が合ったり、正答率により出題される問題の難易度が変化するなど、特徴があります。

選考を進んでいくために必ず突破しなければいけないフローですので、しっかりと対策をして本番に臨むようにしましょう。

また、unistyleの公式YouTubeチャンネルでもSPI対策に関する動画を多数公開しています。

記事だけでなく、動画を通じてもSPI対策に取り組みたいという就活生は、ぜひ下記の対策動画をご視聴ください。

SPI(非言語)の順列・組み合わせ対策動画はこちら

SPI(非言語)の料金問題対策動画はこちら

SPI(非言語)の推論対策動画はこちら

SPI(非言語)の推論の整数対策動画はこちら

SPI(言語)の二語関係・語句の用法対策動画はこちら

SPI(言語)の文の並び替え・空欄補充対策動画はこちら

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