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就活の選考で高く評価される志望動機の書き方|大手企業内定者回答付

就活の選考で高く評価される志望動機の書き方|大手企業内定者回答付

掲載開始日:2014年06月13日
最終更新日:2019年08月21日

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「志望動機の書き方がわからない」

就活生なら一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

今回紹介する志望動機の書き方は、すべての業界・企業に応用可能なものであり、習得すれば志望動機にかかる負担を大幅に軽減することができます。

本記事では企業が知りたい6つのチェックポイントで構成されたフレームワークにより、選考官から評価される志望動機の作り方を提示します。

また、記事の最後には"志望動機作成に関するunistyleの記事"を多数掲載していますので、こちらも併せてご覧ください。

志望動機が聞かれる理由

まず初めに、就職活動において志望動機が聞かれる理由について考えていきましょう。

企業が学生に志望動機を聞く背景には、大きく以下の2つの理由があります。

  • 志望度の高さを知りたい
  • 業務内容に対する適性を知りたい

志望度の高さを知りたい

1つ目の理由は、学生の志望度の高さを把握するためです。

どんなに優秀な人材であったとしても、実際に入社してくれなければ意味がありません。せっかくの採用活動にかけた時間と労力が無駄になってしまいます。そこで企業は学生が「内定を出したら本当に来てくれるのか」を知るために、志望動機を聞いてきます。

時には「この企業でなければならない理由」を話させるために、他の業界・企業との比較をさせることもあります。また時には、「キャリアに対するミスマッチがないか」を確認するために、入社後にやってみたい仕事について聞いてくることもあります。

業務内容に対する適性を知りたい

2つ目の理由は、自社の業務に対する学生の適性を知るためです。

企業に興味を持つきっかけとなった経験や、志望動機の背景にある企業選びの軸が、自社の働き方に合ったものであるのかを確認することで、学生が「入社後に活躍することができるのか」を見極めています。

例えば「個人成績が明確に出るスポーツの世界で切磋琢磨してきたので個人に成果が紐づく働き方をしたい」という志望動機からは、個人として成果を挙げることが強く求められる証券会社の営業職への適性が感じられます。

一目置かれる志望動機の書き方

上記でも述べた通り、企業が志望動機を聞く理由としては、"志望度の高さを知りたい・業務内容に対する適性を知りたい"の2つがあります。

ですので、上記2つの理由を網羅する論理的な志望動機を伝え、選考官に「だからこの方は弊社の選考を希望しているのか」と思ってもらう必要があります。

ではそのような志望動機とはどのような構成なのか、以下にそのフレームワークをご紹介します。

論理的な志望動機のフレームワーク

志望動機で伝えるべきことは、以下の6つになります。これらを全てを押さえることで、選考官も納得の志望動機を伝えることができるでしょう。

​​

​​よくある志望動機の作成パターンとして、⑥の同業比較から考え始めてしまうことが挙げられますが、狭い視点から1社1社考えることは難しく、また論理性に欠けるケースも多いです。

参考:【例文あり】良い志望動機を、悪い例から学ぶ|高評価を得られる志望動機にするには
→狭い視点で書いてしまった志望動機をはじめ、一見すると良いものに見えて、選考官が見ると疑問点が多い志望動機のパターンを解説した記事です。

志望動機をフレームワークに則って作成することで、論理性を担保しつつ企業ごとに志望動機を考える労力を削減することも可能です。

実際にこれら6つを盛り込んだフレームワークでどのような志望動機ができるのかは、本記事最後に内定者の回答例を掲載していますので、そちらでご確認ください。

志望動機を書く際の6つのチェックポイント

ここからは、先ほど紹介したフレームワークに則り、各ポイントの詳細や注意点について解説します。

6つのチェックポイント

①成し遂げたいこと・目標

②きっかけとなる経験

③企業選びの軸

④他に受けている業界および他の業界ではダメな理由

⑤具体的に取り組みたい仕事

⑥業界の中でもその会社の理由

①成し遂げたいこと・目標

まずはあなたが「キャリアを通じて何を成し遂げたいのか」というモチベーションの根源を伝えるようにしましょう。

どんなことを企業で成し遂げたいのか、働く上ではどんなことをしたいのかを語ることで、高い気概を持って仕事ができる人材であることを示すようにしましょう。

もちろん、成し遂げたいことがその業界で成し遂げたいこととして的外れな場合は評価されないので、注意してください。

また、やりたいことが見つからずにつまずいてしまう人が多いのですが、その原因は仕事がどのようなものかわからないからという部分が大きいと思います。

まず世の中にはどんな仕事があるのか、説明会やOB訪問などで「仕事」への理解を深めることをおすすめします。

参考:【夢がない人必見】良い例・悪い例有!就活における将来の夢の答え方
→就活の場で聞かれる「将来の夢」についての記事です。多数の内定者のES回答に加え、「仕事」に触れることの有用性について解説しています。

②きっかけとなる経験

なぜ仕事をするのかというモチベーションの根本及び、その上で仕事を選ぶ基準を伝えた所で、次は「なぜそのような目標、企業選びのポイントを設定したのか」を自分自身の経験から語りましょう。

どんなに立派な成し遂げたいこと・目標があったとしても、自分自身の経験に深く根ざすものでなければ説得力に欠けます。

きっかけとなる経験を語らず、企業にごきげんを取るようなエントリーシートを見かけますが、志望動機で語るべきは、「自分が何をしたいのか・どんなことにやる気を持って取り組めるか」ということです。

自分自身の経験から自らの志向を伝えられるようにしましょう。

参考:あなたの志望動機が共感されないのは自分の経験に根ざしていないから?
→「きっかけとなる経験」についての記事です。きっかけとなる経験があることで志望動機の説得力がどう増すのか、内定者のESと共に解説しています。

③企業選びの軸

①で成し遂げたいことを語りましたが、同時に企業選びの軸も明確にしておきましょう。

成し遂げたいことや目標を達成するために、どのような視点で企業を選んでいるのかを一言で示せるようにしましょう。

企業選びの軸がまだ定まっていない方は、下記参考記事にて軸の定め方を解説していますので、是非お読みください。

④他に受けている業界および他の業界ではダメな理由

成し遂げたいこと・企業選びのポイント及びそのきっかけとなる経験を語った上で、他にはどのような業界を考えているのか、また、他の業界ではなく志望業界の理由について話しましょう。

ポイントとしては、「他の業界」が①や③に基づいた適切な業界かということで、ここを損ねると、①や③の信憑性が揺らいでしまいます。

また、ここでは志望業界と他業界の比較になりますが、この部分を適切に語れる学生は本当に少ないので、これがしっかり語れるだけで大きな差別化に繋がります。

以下の参考では、どのように業界比較をしていくのかを解説していますので、ご参照ください。

⑤具体的に取り組みたい仕事

次に志望業界で具体的に取り組みたい仕事を語りましょう。

ここも非常に大切な内容で、志望動機において企業が知りたいこととしては1,2を争うものだと思います。

というのも、企業が求めているのは、自社の情報やうんちくをたくさん知っている人ではなく、入社後に活躍してくれる人です。

ですので、入社後に取り組む仕事にどれだけ興味を持ち、理解をしているのか、この点をきちんと書くことは極めて重要なことです。

そこで、ある程度業務内容と今後の方向性について理解した上で話をする必要があります。もちろん①で掲げた成し遂げたいこと・目標につながる具体的な仕事を挙げるようにしましょう。

参考:選考官に仕事理解を示すには、興味のある部門と職種内容を語る
→志望動機における、仕事内容の理解の良い例と悪い例を解説しています。営業職を例に、仕事内容とその上でアピールしたい強みを解説しています。

⑥業界の中でもその会社の理由

最後に、同業他社の中でも志望企業の理由を語るようにしましょう。

業界の中でもどの企業を志望しているのかを語るにはかなり業界研究が必要ですが、単純に捉えると以下の三つのアプローチが代表的なものです。

  • 企業の強みから語る
  • 企業の社風から語る
  • 社員から語る

の三つのアプローチが代表的なものです。この三つの観点から各社を比較して語ることができれば、同業比較は十分でしょう。

参考:【例文有!なぜその会社なの?】志望動機の伝え方、企業選びの軸の定め方を徹底解説
→上記三つのアプローチの詳細を解説しています。「なぜ業界でもうちの会社を志望するのか」という質問に困ってしまう就活生は多いと思いますので、簡単に答えるアプローチ方法とそれぞれの利点、内定者の回答をご紹介します。

【ES例文】大手企業内定者の志望動機

ここからは、実際の内定者のES回答を基に、フレームワークを使うことで志望動機は本当に評価されるほど納得感のあるものになっているのかについて見ていきたいと思います。

最初の回答では、①から⑥の全てが盛り込まれているのですが、字数の制限が厳しい場合はフレームワークの全ては使い切れません。

しかし、いずれかを省略しても、フレームワークをなるべく利用することで、少ない文字数ながらも説得力のある志望動機を書くことは可能です。

そこで、厳しい字数制限の中でフレームワークを活用した回答も併せてご紹介いたしますので、改めて志望動機を書く時にも是非ご参考いただければと思います。

アビームコンサルティング内定者の志望動機(400文字)

アビームコンサルティングを志望する理由と、希望するコースで入社後、何を実現したいかを教えてください。(全角200文字以上400文字以内)

日本企業のプレゼンスを高めたい」という私の軸を達成することができると考えているため、志望している。

なぜなら、海外に滞在していた時に日本製品のクオリティに感動し、世界にその技術力を発信したいと考えているからだ。

あるメーカーのインターンシップに参加した際、海外進出のノウハウが無いことに加え、上層部が保守的という理由から、技術力を活かせていない現状を目の当たりにした。そこでコンサルタントとして外部から助言をすることで、体制が変化しづらいメーカーの運営に携わり、海外進出を行う手助けをしたい。

そのため、貴社に入社後、製造業を扱う企業の海外進出を援助する業務を行いたい。

貴社はクライアントからの満足度が高いことから、クライアントと密に関わることができると考えている。そのため、クライアント視点に立ったコンサルティングが可能である。この貴社の強みを活かすことで日本企業のプレゼンス向上を実現したい。

【内定】エントリーシート(ビジネスコンサルタント)​​​​​​

フレームワークに分解してこの回答を見てみましょう。

最初の一文では、①成し遂げたいこと③企業選びの軸が書かれています。

これにより、簡潔ながら志望動機を伝えると共に、その企業で成したいことの方向性を示しています。軸の内容に関しても、同社の事業内容にマッチしたものであると言えます。

2文目では、②きっかけとなる経験が書かれています。これにより、前文の「日本企業のプレゼンスを高めたい」の説得力が増しています。

どういった点に感動したのか、何故それを発信したいと考えたのかについて書かれるとより深みのある経験になると思います。

文字数との兼ね合いもあるところなので割愛も致し方ないですが、少なくとも面接で聞かれた際に詳述する準備はして良いと思います。

3、4文目では④業界比較がされています。フレームワークの解説でも書いていますが、この点をしっかり書いているESは実は多くないため、この一文が書かれているところは評価が高いと思います。

この一文が無い場合、採用側にも「日本製品を海外に発信したいならメーカーの営業になれば良いのでは?」と思われてしまいます。

業界比較を志望動機に書く重要性がここからもご理解いただけると思います。

5文目では、⑤取り組みたい仕事について書かれています。

この部分で、コンサルタントという仕事や志望企業への理解と、志望度の高さが示せています。

これも同じく文字数との兼ね合いですが、例えば「海外にて日本製品の素晴らしさに感動した私だからこそ、様々な企業に対して情熱を持って海外展開のご提案・ご支援ができると思います」というような、経験や強みにリンクさせた一文があると、入社後の自身の活躍を採用側に伝えることができると思います。

そして最後の部分では、⑥同業比較として同社の強みに触れながら、何故同社でなければならないのかを書き志望動機としています。

これにより、単にコンサルタントがしたいだけなら他の会社でも良いのでは?という疑問を採用側に与えない、企業理解を示し志望動機になっております。

いかがでしょうか。

全文にわたって、①から⑥までのフレームワークが全て使われた志望動機の回答ですが、全てを使うことでその会社である必然性を伝えられる隙のない志望動機になっていると思います。

住友不動産内定者の志望動機(200文字)

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まとめ

改めて志望動機のフレームワークを整理すると、以下のようになります

多くの学生が志望動機で失敗する原因の多くは、上記のフレームワークの⑥「業界の中でもなぜその企業か」から語り始めてしまうことだと考えています。

論理矛盾がおこらないようにするためには、必ず大枠の論理、志望動機で言えば、「どんな仕事をしたいのか」という大きな枠から整理して、徐々に「この業界・この企業で働きたい」という小さな枠に落とし込むことが重要になります。

以下の参考記事では、フレームワークの①②③を書く上で必須の自己分析のやり方や、志望動機と同じく不可欠の自己PRについての記事もご紹介していますので、併せてご覧いただき、万全なエントリーシート・履歴書を書いていただければと思います。

【参考】その他志望動機関連リンク

ここでは、記事内にてご紹介した参考記事以外にもオススメな、unistyleにおける志望動機に関する記事をまとめています。併せて是非ご覧ください。

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