リクルートのインターン選考(ES・面接・Webテスト)対策

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最終更新日:2023年10月17日

リクルートのインターンのエントリーシート(ES)一覧はこちらから

就活生のほとんどが利用したことがあるであろう「リクナビ」の運営など、人材業界の中では圧倒的No.1の規模を誇る企業である「リクルート」。

 「HRテクノロジー事業・メディア&ソリューション事業・人材派遣事業」などの幅広い事業を手掛け、現在では「海外進出」にも大きく力を入れています。

本記事では、リクルートのインターン内容から具体的な選考対策までを紹介します。

なお、人材業界を志望する就活生には就職エージェントneoの利用がオススメです。

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リクルートとは 

リクルートとは?リクルートは1960年に創業し、時代の変化やニーズに合わせながら"新しい価値と新しい出会い"を提供し続けてきました。

そんな"新しい価値と新しい出会い"を提供し続けているリクルートは現在、連結売上収益は2兆3,107億円、60ヶ国以上でサービス展開、従業員はグループ全体で45,000人超え(2019年3月時点)など、日本を代表する企業にまで発展しました。

リクルートの創業から現在に至るまでの変遷は以下の通りとなっています。

リクルートの歴史1960年代:自分の意思で選ぶ─情報の自由化、誕生
人材を求める企業。仕事を求める学生たち。両者のニーズを結びつける新しい情報誌ビジネスをスタート。
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1970年代:企業主導の情報から消費者主導の情報へ─価値観を変える
偏差値やブランドにこだわらない進路選択を。閉鎖的な情報を開放し、自由な住まい探しを。転職を自由化し、何度でもチャレンジできる社会へ。
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1980年代:さらなる多方面で、新たな機会を提供する
女性たちの社会進出を支援、新たな就業機会を。海外旅行の楽しさを伝え、誰もが気軽に海外へ行く機会を。オープンでフェアな情報を提供していく。
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1990年代:マスから個人へ─価値基準の多様化に応える
画一的で退屈な結婚式を解消し、結婚をもっとHAPPYに。インターネット時代の先取り、いち早いネットメディアへのチャレンジ。地域の情報を地域の人に届け、地方を活性化。
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2000年代:多品種少量の進化─悩みや望みの細分化を支援する
フリーマガジンで固定化された消費行動を流動化・活性化。Webサイトでユーザーとクライアントのマッチングを実現。カウンターサービスで一人ひとりの「不」に耳を傾ける。
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2010年代:加速する社会の変化に適応し、変わり続ける
これまでにない速度でグローバル化が進行。スマートフォン、タブレットなどの新デバイスやSNSの普及。コミュニケーションのありかたが大きく変わる時代に大規模なグループ再編を行い、さらなる成長を目指す。

引用:リクルートHP:沿革・歴史

上記の沿革・歴史から分かる通り、リクルートは時代の変化にあわせ、社会やお客様に様々な"価値提供"をしてきました。

リクルートは様々なサービスを展開していますが、主要なサービスとしては以下のようなものがあります。

●HRテクノロジー事業
Indeed.com、Glassdoor
●メディア&ソリューション事業
SUUMO(スーモ)、ゼクシィ、カーセンサー、じゃらん、ホットペッパー グルメ、リクナビ、タウンワーク
●人材派遣事業
リクルートスタッフィング、CSI

特に「メディア&ソリューション事業」においては、多岐に渡る分野のメディアを運営しています。

そしてリクルートの「企業理念」は、"私たちは、新しい価値の創造を通じ、社会からの期待に応え、一人ひとりが輝く豊かな世界の実現を目指す。"です。

その企業理念の元、「ビジョン・ミッション・バリューズ」として以下のものを掲げています。

ビジョン [目指す世界観]
●Follow Your Heart
一人ひとりが、自分に素直に、自分で決める、自分らしい人生。本当に大切なことに夢中になれるとき、人や組織は、より良い未来を生み出せると信じています。

ミッション [果たす役割]
●まだ、ここにない、出会い。より速く、シンプルに、もっと近くに。
私たちは、個人と企業をつなぎ、より多くの選択肢を提供することで、「まだ、ここにない、出会い。」を実現してきました。いつでもどこでも情報を得られるようになった今だからこそ、より最適な選択肢を提案することで、「まだ、ここにない、出会い。」を、桁違いに速く、驚くほどシンプルに、もっと身近にしていきたいと考えています。

バリューズ [大切にする価値観]
●新しい価値の創造
世界中があっと驚く未来のあたりまえを創りたい。遊び心を忘れずに、常識を疑うことから始めればいい。良質な失敗から学び、徹底的にこだわり、変わり続けることを楽しもう。

●個の尊重
すべては好奇心から始まる。一人ひとりの好奇心が、抑えられない情熱を生み、その違いが価値を創る。すべての偉業は、個人の突拍子もないアイディアと、データや事実が結び付いたときに始まるのだ。私たちは、情熱に投資する。

●社会への貢献
私たちは、すべての企業活動を通じて、持続可能で豊かな社会に貢献する。一人ひとりが当事者として、社会の不に向き合い、より良い未来に向けて行動しよう。

引用:リクルート企業HP:ビジョン・ミッション・バリューズ

時代の変化に合わせながら変革し続け、常に”新たな価値”を提供し続けてきた企業、それが今回紹介するリクルートになります。

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リクルートのインターン内容

ここでは、リクルートの22卒向けインターン内容について具体的に紹介します。

リクルートの22卒向けインターンは「WOW INTERNSHIP」です。

WOW INTERNSHIP
いつの時代もマーケットをけん引してきた、リクルート主要プロダクトの戦略立案に挑戦していただきます。住宅/結婚/旅行/飲食/美容などリクルートを代表する各領域における課題に向き合い、プロダクトを企画する5日間のインターンシップです。主要プロダクトを成長させ続けている社員から、時代が変わっても通じるビジネスノウハウを学んでいただきます。

●実施日程
2020年9月14日(月)〜2020年9月18日(金)
※事前説明会:2020年9月7日(月)予定 (参加必須)

●実施場所
東京 リクルート本社および近隣オフィス
※開催場所は予告なく変更される可能性があります。

実施内容
・既存事業領域が抱えるリアルな課題に向き合うリアリティ
・リクルートの事業規模を体感できるプログラム
・リアルで膨大なフィードバック
・マーケットをけん引する事業成長ノウハウのインプット
・優秀チームには、継続したフィードバック機会を提供

●その他
・期間中報酬10万円支給
・交通費支給
・一部対象者(※)のみ、宿泊費支給
※リクルート本社への移動時間が2時間を超える方で、指定の方法での事前申請を不備なく行っていただいた方に限ります。申請方法等の詳細は選考後参加決定となった方に別途案内されます。

参考:リクルートHP:インターンシップリスト「WOW INTERNSHIP」

リクルートのサマーインターンの特徴は、なんと言っても"報酬" が出ることです。

単純に業界・企業理解を深めるだけでなく、「ビジネス経験を積む・お金を稼ぐ」といった目的の方にとっても最適なインターンではないでしょうか。

過去のリクルートのインターンに関して知りたい方は、こちらからご覧ください。

リクルートの求める人材像

ここでは、「リクルートの求める人材像」について紹介します。

リクルートは自社として明確に「求める人材像」を明記していません。しかし、"人材基盤"として以下のように掲げています。

リクルートグループは、「価値の源泉は人」と考え、従業員一人ひとりがいきいきと働けるための機会、職場を提供しています。多様な個性や働き方を認め合い、「個の尊重」の実現に取り組みます。

引用:リクルートHP:サステナビリティ

また、自社HPの「人材開発方針」として以下のように掲げています。

人材開発方針の考え方
国内グループ会社では、「価値の源泉は人」と考えています。

従業員に対するベースとなる考え方は「一人ひとりが起業家精神を持ち成長を続ける」ことです。そのために「成長する機会を提供する」ことが人材マネジメントの役割です。リクルートグループは業務、自己啓発研修を通じて一人ひとりが成長する機会を提供することにコミットしています。

国内グループ会社では、これまでグループ内で暗黙的に大切にされてきた価値観を「6つのスキル・4つのスタンスとして整理しています。評価や育成の場面では、特に「自分はどう考え、何をすべきだと思っているのか」を常に問う「圧倒的な当事者意識」を持つ人材となることを重視し、国内グループ会社で実践しています。

引用:リクルートHP:人材開発方針

 上記の「人材基盤」と「人材開発方針」をまとめると、リクルートは"個人の価値観を尊重し、多様性のある雰囲気を重視している"ことが読み取れると考えられます。

そこで「人材基盤・人材開発方針・リクルートの社風」などを踏まえ、ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?を参考に考えると、以下の3点が"リクルートの求める人材像"に合致するのではないかと考えました。 

  • 個人として努力し、成果をあげることができる人材
  • リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる人材
  • 今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる人材

以下に「リクルートの求める人材像」の理解に役立つ記事を載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。

リクルートのインターン選考フロー

ここでは、リクルートの22卒向けサマーインターン「WOW INTERNSHIP」の選考フローを紹介します。

「WOW INTERNSHIP」の選考フローエントリーシート(ES)提出
※提出締切は6月16日(火)13:00
 ▼

【一次】面接
※詳細は書類選考通過者に案内されます。
※オンライン面接あり。

   ▼
【二次】面接・Webテスト
※詳細は一次面接通過者に案内されます。
※オンライン面接あり。
※交通費は支給されません。
※面接とWebテストの結果を併せて選考されます。

 ▼
インターン参加       

以下では、それぞれの選考対策について詳しく解説していきます。

リクルートのインターン選考:エントリーシート(ES)対策

ここでは「WOW INTERNSHIP」選考のエントリーシート(ES)対策を紹介します。

22卒向けサマーインターン"「WOW INTERNSHIP」"のエントリーシート(ES)では、以下の設問が課されます。

これまでの人生で成果を出した経験を教えてください。

(1)テーマ種別を選択してください。(選択式)
→『選択肢』:起業、プロダクト開発、研究・学問・資格取得、インターンシップ、課外イベント・各種コンテスト、アルバイト、部活・サークル・NPO
(2)テーマの詳細を教えてください。(100文字以下)
(3)成果を教えてください。(200文字以下)
(4)ご自身の役割を教えてください。(100文字以下)
(5)背景とこだわりを教えてください。(400文字以下)

リクルートのサマーインターンのエントリーシート(ES)では、「これまでの人生で成果を出した経験を教えてください。」という大きなテーマで、4つの設問が課されるのが特徴です。

そしてこの設問では「学生時代に力を入れたこと」、いわゆる"ガクチカ"を問われています。

企業側が「ガクチカの設問」を課す意図としては"経験自体のレベル・スペックの把握""自社に合う・マッチする人材か知るため"の大きく2つが挙げられます。

また、その上で評価基準として一般的に以下の3点が用いられます。

  • 実績自体のインパクトがどれだけあるか
  • 書いてある内容から思考力・考えの深さ・人柄を示すことができているか
  • 企業で活かせる学びを得ているか

つまり、上記の2つの意図に沿い、その上で3つの評価基準を満たすことが「高く評価されるガクチカ」となります。

一般的にガクチカは、以下のフレームワークに沿って書くと論理的な文章になると言われています。

上記で説明している項目は、以下の記事や動画でも解説をしているので参考にしてみてください。

また、今回のような4つの設問が課される場合においては、以下の観点で書くのが良いでしょう。

「WOW INTERNSHIP」のES対策テーマの詳細を教えてください。:100文字以内
この設問では「(1)結論の内容」を問われています。100文字と文字数も限られているため、要点をしっかりとまとめ、ファクトベースを意識して書くように心掛けましょう。
 ▼
成果を教えてください。:200文字以内
この設問では「(3)目標と困難・(4)取組みと結果・(5)人柄」を問われています。単純に「活動内容と結果」だけを書くのではなく、「なぜこの目標を立てたのか・自身のどのような人柄や長所を活かして取り組んだのか」など、結論だけ書かれた表面的な内容にならないように心掛けましょう。
 ▼
ご自身の役割を教えてください。:100文字以内
この設問は「成果を教えてください」という設問に付随するものになります。「自身の役割や立場」をしっかりと明記し、「活動内容や成果」の具体性を増すことができるよう心掛けましょう。
 ▼
背景とこだわりを教えてください。:400文字以内
この設問では「(2)動機」を主に問われています。「なぜこの活動に取り組もうと考えたのか・取り組む際に心掛けていたことは何か」など、自身の「価値観・バックグラウンド」をアピールするように心掛けましょう。また、400文字と最も文字数の多い設問であるため、まとめの意味でも全体の流れを包括した内容も書けると良いのではないでしょうか。

エントリーシート(ES)全体を通じて「リクルートの求める人材像に沿い、自身がリクルート(のインターン)で活躍できる素養を持っている」ことをしっかりとアピールしましょう。

実際に通過したエントリーシート(ES)のこの設問に対する回答は以下の通りとなっております。 

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リクルートのインターン選考:面接・Webテスト対策

ここでは、「WOW INTERNSHIP」選考の面接・Webテスト対策をそれぞれ紹介します。

リクルートのインターン選考:面接対策

以下では21卒のインターンレポートを紹介します。

21卒向けインターンの面接選考参加者によると、以下のような面接形式だったようです。

一次面接 
●面接時間
30~60分程度
●面接官と就活生の人数
1人:1人
●雰囲気
和やかで、互いを尊重した対話といった感じ。 

二次面接
●面接時間
45分
●面接官と就活生の人数
1人:2人
●雰囲気
フランクで和やかな感じ。

参考:リクルートのインターンレポート

また、一次面接と二次面接を通じて以下のような質問がされたようです。

●自己紹介
●学生時代力を入れたこと
●インターンへの志望動機
●長所と短所

上記の質問の対策記事を以下にそれぞれ紹介しますので、併せてご覧ください。

こちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく紹介しています。

リクルートのインターン選考:Webテスト対策

「WOW INTERNSHIP」の二次選考では面接だけでなくWebテストがあります。

Webテストの詳細が不明なため、ここではWebテスト完全攻略記事一覧を掲載しておきます。

一次選考通過後にWebテストの詳細が判明した場合は、ぜひ以下の記事一覧を参考にしてみてください。

最後に 

今回は、人材業界を牽引する存在である"リクルート"のインターン内容と選考対策を紹介しました。

リクルートは時代の変化に合わせながら変革し続けるなど、今や人材業界だけにとどまらず、様々な事業を展開し続けています。

そんなリクルートのサマーインターンは、「長期インターンによる貴重なビジネス経験・参加に対する高価な報酬」から、毎年就活生から人気を集めています。

本記事を通してリクルートのインターン内容についての理解を深めていただき、「エントリーシート(ES)・面接・Webテスト」の対策を入念に行った上で選考に臨んでいただければと思います。

最後にリクルートの企業研究、人材業界の業界研究に役立つunistyleの記事を記載しておきますので、こちらも併せてご覧ください。

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