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【21卒向け】アーサー・D・リトルのインターン内容と選考対策|合格者ES付

【21卒向け】アーサー・D・リトルのインターン内容と選考対策|合格者ES付

掲載開始日:2019年05月21日
最終更新日:2019年06月15日

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アーサー・D・リトルのインターンES一覧はこちら

現在、就活生の間で最も人気のある業界と言われているコンサルティング業界。そのコンサルティング業界の中でも世界最古の戦略コンサルティングファームであるのが、今回紹介する「アーサー・D・リトル」になります。

戦略コンサルテイングファームの中でも「理系分野の知識や技術を用いた提案」に定評があり、製造業に大きな強みを持っています。

本記事では、アーサー・D・リトルのインターン内容から、具体的な選考対策までを解説していきます。

コンサルティング業界とは 

そもそもコンサルティングとは、"相手の抱える課題に対して解決策を示し、その発展を助ける業務"のことを言います。簡単に言うと、「お客様の困り事を解決する仕事」のことです。

解決策を考えることがコンサルタントの仕事のため、「人」こそが商品とも言えます。

コンサルティングのビジネスモデルは一般的に言う「労働集約型」と呼ばれるものであるため、人間の労働力に依存する傾向があります。その結果として「勤務時間が長く激務」と言われるようになっているのでしょう。

日本でのコンサルティング業界の市場規模はまだまだ小さいですが、アメリカの市場規模は6~10兆円とかなり大きく、世界全体を見てもこれから伸びていく業界とも言われています。

そして、コンサルティングの仕事は様々な企業との関わりによって成り立っているため、コンサルティング業界自体も大きく5つに分類されます。

コンサルティング業界の分類
■戦略系コンサルティングファーム
→マッキンゼー・アンド・カンパニー、アーサー・D・リトルなど
■総合系コンサルティングファーム
→デロイト・トーマツ・コンサルティング、アビームコンサルティングなど
■ITコンサルティングファーム
→アクセンチュア、IBMなど
■シンクタンク系コンサルティングファーム
→野村総合研究所、三菱総合研究所など
■業界・業務特化型コンサルティングファーム
→マーサー・ジャパン、リンクアンドモチベーションなど

参考:【業界研究|コンサルティング】コンサル業界の仕組みと選考対策

アーサー・D・リトルとは 

        

先ほど紹介した 5つの分類の中で「戦略系コンサルティングファーム」に該当するのが、今回紹介するアーサー・D・リトルです。

アーサー・D・リトルは、1886年に"世界初の経営コンサルティングファーム"として設立されました。日本オフィスに関しては1978年に設立され、世界の重要拠点の一つという位置づけになっています。

アーサー・D・リトルは戦略系コンサルティングファームの中でも、"経営と技術をつなぐ成長戦略立案""顧客と共にあるコンサルティングスタイル"としてよく知られています。

そしてアーサー・D・リトルでは、「企業の変革はその企業によってのみ達成されうること」と考えております。その上で、自己の果たすべき役割を「クライアントに潜在する成長に向けたエネルギーを解き放つこと」においているのです。

またアーサー・D・リトルのコンサルティングコンセプトは“Side-by-Side”。常に顧客とともにあること。です。

これは、『常に顧客とともにあること。ADLは“腹に落ちる”成果提供を追求しつづけます。クライアントのメンバーが、自社課題の解決を我がものととらえ、革新を主体的に追求し始める、これこそがADLがいざなうべきことと考えるからです。』と企業HPで述べていることからも理解できるでしょう。

そんなアーサー・D・リトルには、3つの基本思想があります。

●戦略と世界観の構築
●人と組織環境の開発
●経営と技術の融合

戦略コンサルテイングファームの中では「製造業」に大きな強みを持っており、理系分野の知識や技術を用いた具体的な提案というところに特徴があるのが、今回紹介する「アーサー・D・リトル」になります。

アーサー・D・リトルのインターン内容 

ここでは、20卒向けのアーサー・D・リトルのインターン内容について具体的にご紹介します。

アーサー・D・リトルでは例年、「夏(9月)、冬(1月)、春(3月)」の3つの時期でそれぞれインターンを開催しています。職種に関しては、「経営戦略コンサルタント職」のみの募集だそうです。

開催時期によってプログラム内容に多少の違いはありますが、開催期間はいずれも共通であり、4daysのインターンとなっているようです。

今回は20卒向け、そして夏開催のものを例に取り、インターン内容を紹介します。経営戦略コンサルタント職の昨年のサマーインターンは、以下の通りでした。

1日目:会社説明会とオリエンテーションを行った後にグループワーク
2日目:グループワークと中間発表
3日目:終日グループワーク
4日目:グループワークと最終発表を行い、最後に懇親会が開かれる

上記のスケジュールを見ていただければ分かる通り、 4日間の中で「グループワーク」が大半の時間を占めます。

各グループに2人ずつメンター社員がつき、一日に一度メンターとディスカッションする機会があるそうです。さらにメンター以外の社員の方も不定期で会場に来られるらしく、自身の意思次第では様々な社員の方とディスカッションすることも可能だそうです。

雰囲気に関しては、あまりガツガツしている人はおらず、穏やかで落ち着いた雰囲気で進行するそうです。この雰囲気に関しては社員の方も同様であり、他の「戦略系コンサルティングファーム」とは少し異なるイメージと言えるでしょう。

また、最終日の懇親会とは別途で、毎日のランチを通じて様々な年次・役職の社員の方と関わる機会があるそうです。ワーク中とは異なり、ランチではざっくばらんに社員の方とお話ができるため、この場を使って「リアルな話・実際の働き方」などを質問してみると良いでしょう。

開催場所に関しては、汐留オフィス内の会議室で行われます。そして昨年の参加人数は各回10~15人程度だったそうです。

「理系分野に強みを持っているアーサー・D・リトル」と言われている通り、参加学生の大半は「理系院生」で占めているそうです。また参加学生の在籍大学においても、「東大・東工大・早慶」といった国内トップクラスの大学に在籍している学生しかおらず、インターン参加のためには、選考において優秀な学生としのぎを削る必要があるのは間違いないでしょう。

また、インターン参加者の中で優秀な学生は後日連絡が来て、早期選考に臨むことがあるようです。つまり、内定に繋がるインターンであることは間違いないと考えられます。

過去のインターン参加者のレポートも下記に載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。

アーサー・D・リトルが求める人材像

アーサー・D・リトルは、”大きな変革を促すファシリテータ” として、ADLのコンサルタントに求められることを前提に、「求める人物像」を以下のように定義しています。

コンサルタントとして重要な、構想力・分析力・論理力・コミュニケーションの力に加え、
●クライアントの事業成長への道筋を、明確に描き打出すビジネスリーダーマインド
●人と組織の ”感情” を理解し、クライアントの自律的な変革を促すリーダーシップ
●様々な局面で、倫理性高く、フェアでバランスの取れた判断・行動を行える優れた魂

【参考】アーサー・D・リトル:企業HP

しかし、これだけでは求める人材像の具体的なイメージが付きにくいかと思います。

そこで「上記の求める人物像、戦略系コンサルティングファームという業界、アーサー・D・リトルの企業としての特徴」などを踏まえ、改めて以下の2点が求める人材像に合致するのではないかと考えました。

ここでは、ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?に即して考えてみます。

リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる人材

コンサルタントという職業は自らがアサインされたプロジェクト単位で働くことが多く、そのプロジェクトをクライアントと共に主導していくことが多々あります。プロジェクトを主導するにあたっては社内、社外問わずプロジェクトメンバーにそれぞれ仕事を振り分け、リーダーシップをとっていくことが求められます。

また、企業としての求める人物像で"クライアントの自律的な変革を促すリーダーシップ"とも掲げています。この求める人物像からも分かる通り、アーサー・D・リトルは単純に「クライアントの課題解決」を行うだけでなく、"自律的な変革を促すように導いていく"コンサルタントを求めているのです。

つまり、周囲の人(=クライアント)と目標を共有し、相手に主体的に行動させることで課題解決を行うためのリーダーシップは必須となります。

関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる人材

コンサルタントの仕事は企業の経営陣が抱える課題に対して解決策を提案するものであり、それをするにあたってはまず、クライアントが抱える課題を把握することから始まります。つまりクライアントがコンサルタントに対し、自らが抱える課題を躊躇なく伝えられるほど両者間に信頼関係が築かれている必要があります。

また、アーサー・D・リトルのコンサルティングコンセプトは“Side-by-Side”。常に顧客とともにあること。です。常に顧客視点に立ち、「顧客とともに課題解決を行っていく」能力は、アーサー・D・リトルのコンサルタントとして必須のスキルと言えるでしょう。

もちろん上記2つ以外にも必要な素養はたくさんありますが、特にこの2つを意識して選考に臨んでいただければと思います。

以下に「アーサー・D・リトル」の求める人材像の理解に役立つ記事を載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。

 アーサー・D・リトルのインターン選考内容

ここでは、アーサー・D・リトルのインターンの選考内容をご紹介します。

今回は昨年の20卒向けサマーインターンの選考内容を取り上げますが、冬・春開催ともに選考フローは同様でした。選考内容は以下の通りです。

エントリーシート(以下、ESと明記)
 ▼
グループディスカッション(以下、GDと明記)
 ▼
インターン参加

上記を見てもらえば分かる通り、戦略系コンサルティングファームだからといって選考フローが特殊なわけではありません。他企業でも良く用いられるような、2つの設問で構成されるES、「課題解決型」のGDという選考フローになっています。

しかし事前の対策は必須なため、詳細な対策情報に関してはそれぞれの選考フローごとに分け、以降で紹介します。

アーサー・D・リトルのインターン選考:ES対策

ここでは、アーサー・D・リトルのインターン選考の一つであるESの対策を紹介します。

昨年の20卒向けインターン選考に関しては設問が2つ出題されました。設問内容は以下の通りです。

●学生時代に一番力を入れて取り組んだことと、そこから学んだことは何かを記述ください。(300文字以内)
●どのようなことでも良いので、自分が世の中で一番詳しいと思うことについて教えてください。(400文字以内)

2つの設問に関してもそれぞれ詳しく確認していきます。

 学生時代に一番力を入れて取り組んだことと、そこから学んだことは何かを記述ください。

まず基本的なところにはなりますが、ESを書くにあたり重要なことは読みやすさです。こういった300文字と文字数が限られている設問においては、簡潔且つ構造的・論理的に書くことで読みやすい文章になります。

また、unistyleの別の記事で紹介されている「内定レベルの学生時代頑張ったことが10分で書けるフレームワーク」を用いてシンプルに回答したうえで、そのエピソードで語られるあなたの強み・学びが「企業の求める人材像」に合致していることを確認しましょう。そういった強みを発揮するための方法論まで盛り込むことが出来ると、なお説得力が増します。

その際にはもちろん、コンサルタントにとって重要な要素である"分析力や論理的思考力"、求める人材像で掲げられている"リーダーシップ"を盛り込むことは忘れないようにしましょう。

下記に「20卒向けアーサー・D・リトルのインターン選考通過者のES解答例」を記載しておきますので、こちらも併せてご覧ください。

学生時代に一番力を入れて取り組んだことと、そこから学んだことは何かを記述ください。(300文字)
高校のアメフト部の活動です。私は2年生まで控えでしたが、3年時に努力の末にレギュラーを獲得しました。しかし最後の全国大会直前に怪我でチームを離脱する悔しい思いをしました。そのような状況下でもチームに提供できる価値を模索し、下級生の底上げに徹しました。具体的には日々対面する中で目標の設定とそれに対するフィードバックを繰り返しました。また控えである同期を説得し、全体練習に参加できない時間にマンツーマンの指導を行なう制度を設けました。結果、育てた後輩が試合で活躍するまでに成長し全国制覇に貢献しました。この経験から「例え泥臭い役割でも、それをやり抜くことは組織全体の成長に寄与すること」を学びました。

【引用】インターンES(戦略コンサルティング部門):2020卒

 どのようなことでも良いので、自分が世の中で一番詳しいと思うことについて教えてください。

この設問では、"いかに他人と差別化できる内容を書けるか"というところが非常に重要になってきます。

この設問において書くことのできる内容としては、"①自身の経験や研究に基づいた内容""②自身の価値観に基づいた内容"の大きく2つに分類することができます。

そして、いずれの内容を書くにしても"他者との差別化"は必須です。単純に「詳しいと思うこと」を説明するのではなく、"一番詳しいと思う根拠は?・どういった経緯で詳しくなったのか?"といった内容まで書けると、差別化を図ることができます。

また、このような「特殊な設問」においても、"アーサー・D・リトルの求める人材像"を踏まえて書くことは重要になります。上記にも記載した「求める人材像」を意識した上で、自身が"コンサルタントに必要な素養を持っている"ことをアピールしてください。

以下にES対策に関するunistyleの記事を載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。

 また、こちらの設問に関しても「20卒向けアーサー・D・リトルのインターン選考通過者のES解答例」を記載しておきますので、こちらも併せてご覧ください。

どのようなことでも良いので、自分が世の中で一番詳しいと思うことについて教えてください。(400文字)
鉱物資源の変遷と今後の展望です。私は学部ではベースメタルや貴金属で構成される海底熱水鉱床を、修士課程ではレアメタルの中でも希少価値の高いレアアース資源を濃集したレアアース泥を対象に研究してきました。どちらの研究においても目的には開発の実現に欠かせない新探査手法の確立を掲げています。しかし目的の達成のためにはその背景知識の習得が欠かせません。そこで私が行なった行動は3つあります。1つ目は生成過程や化学層序などを扱う地質学的分野と資源経済や流体力学を扱う工学的分野に関する講義を受講したことです。2つ目は調査航海に二度参加し、多様なバックグラウンドを持つ技術者の方々と交流を深めたことです。3つ目は国内外の投稿論文を月2本購読していることです。現在は研究活動に加えて、地球外で存在が確認されている資源の考察を深めています。以上よりこの分野において、私の右に出る方はいないと確信しています。

【引用】インターンES(戦略コンサルティング部門):2020卒

アーサー・D・リトルのインターン選考:GD対策

続いては、インターン参加に直結する「GD」の対策を紹介します。

昨年の20卒向けインターン選考に関しては、以下の形式でした。

【形式】
●テーマ:厚生労働省の立場から肥満児童を減らすための施策を考えよ。
●所要時間:1.5~2時間程度
●学生と面接官の人数:1グループ学生6~8人に対し、面接官が2人つく
●流れ:自己紹介→GD→面接官からのフィードバック→質疑応答・逆質問

さらに、GDの手順としては以下の通りでした。

テーマ発表
 ▼
個人ワーク:5分間
 ▼
一人ずつ個人ワークの内容を発表
 ▼
ディスカッション:20分間
 ▼
代表者によるディスカッション内容の発表:2~3分間
 ▼
一人ずつ感想や反省点を述べる

アーサー・D・リトルのGD選考の特徴は、ディスカッション前に「個人ワーク」の時間が設けられているということです。つまり、この個人ワークの時間の中で"いかに有効、且つ実現可能性のある施策"を考案し、その後のワークで提案できるかが鍵となります。

また、「1グループ6~8人に対してディスカッション時間は20分間」と人数に対して時間が短いため、時間内に議論を確実にまとめ上げることは難しいと考えられます。そのため、"簡潔に発言する・残り時間から逆算して発言する"といったことが重要になってきます。

アーサー・D・リトルのGD選考の倍率は、"10倍"とも言われています。ディスカッション内で「自身がコンサルタントに値する素養がある」ことをアピールすることはもちろんですが、ディスカッション後の「質疑応答・逆質問」も評価対象に入ってくるので、最後まで気を抜かずに取り組んでいただければと思います。

以下にGD対策に関するunistyleの記事を載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。

 最後に

現在、就活生から最も人気のある業界といっても過言ではない「コンサルティング業界」。その中でも、上位校の学生に絶大な人気を誇っているのが「戦略系コンサルティングファーム」になります。

その「戦略系コンサルティングファーム」の中でも、最も歴史が古く、そして「理系分野」に圧倒的な強みを持っているのが今回紹介したアーサー・D・リトルになります。

アーサー・D・リトルは内定者数に関しても例年10名程度と少ないですが、インターン参加者人数に関しても各プログラム10~15名程度と非常に少数であることが特徴です。そのため、選考過程においては非常に熾烈な競争が待ち受けています。

選考フローに関しては「ES・GD」と一般的な選考内容になりますが、対策は必須です。特にGDに関しては倍率が「10倍」とも言われているため、対策をしないまま選考に臨むと、何もできずに終わってしまう可能性も低くはありません。

今回の記事を通してアーサー・D・リトルのインターン内容や選考フローを理解していただき、インターン選考突破を目指していただければと思います。

最後にコンサルティング業界に関する記事を記載しておきますので、こちらも併せてご覧ください。

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