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【ガクチカ攻略】ES作成のファーストステップ!内定レベルの学生時代頑張ったことの書き方

【ガクチカ攻略】ES作成のファーストステップ!内定レベルの学生時代頑張ったことの書き方

掲載開始日:2014年06月13日
最終更新日:2018年02月16日

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この記事では、エントリーシート(ES)の中でも最頻出と言っていい「学生時代頑張ったこと」の評価を高める書き方について紹介していきます。
就活生の間で「学チカ(ガクチカ)」という就活用語が生み出されているのも、その登場頻度の高さの表れだと思っています。

「学生時代に力を入れたこと」「これまでに最も打ち込んだこと」など、設問の表現のバリエーションは複数ありますが、いずれも問われていること自体はほぼ変わりません。

この記事を読めば、評価される学生時代頑張ったことの書き方はもちろん、面接にどう繋げるか・内定者の回答例・エピソードが浮かばないときの対処法など、学生時代頑張ったことを書くうえでの全体像を知ることができます。ES対策としてだけでなく、面接前の準備としても役立てていただければと思います。

企業が学生時代頑張ったことについて尋ねる理由

なぜ企業は必ずと言っていいほど、学生時代の経験について尋ねてくるのか。
企業で働いてもらう人材を選定するための採用試験で、過去の経験について聞いてどうするつもりなのか。

といった疑問を抱く方は少なからずいると思っていますが、当然これを聞くにも企業側の明確な意図が存在しています。

①経験自体のレベル・スペックの把握

こちらは簡単に言えば「どれだけすごい経験をしているか」、すなわち経験そのもののレベルの高さを評価しています。

学生時代から並の学生では取り組めないような経験・輝かしい実績を残していることは、当然それ自体が評価の対象となります。

レベルの高い経験をしている学生は、その背景にある努力及びチャレンジしようとした気概を感じ取ることができます。何となく過ごしていてもどうにか卒業できてしまう学生生活を自ら意欲的に行動している時点で、優秀である可能性が高いと考えられています。

②自社に合う・マッチする人材か知るため

①の経験自体のレベルは基本的に "優秀さ" という判断基準に基いています。

一方で、優秀さの他に「自社に合う人材か」「一緒に働きたいと思う人材か」というのも重要な判断基準になります。
解雇規制が強く、長期間勤め上げる可能性が高い日系企業では特にこちらが重要視される傾向にあります。

学生時代頑張ったことは面接の序盤で問われることが多い設問形態です。人事部長クラスあたりになると、「将来経営層として活躍できる素質があるか」といったもう一段上の視点から評価する傾向が強まるでしょうが、序盤の面接では若手の人事や現場社員が面接官の割合が高いと思います。このことから、若手社員が「部下として面倒を見たいか」という観点から判断していると言うこともできるでしょう。

学生時代頑張ったことの評価基準

学生時代頑張ったことでは「どのような経験を積んできたか」に焦点を置きがちですが、企業はそれよりも広い評価基準で学生時代頑張ったことを評価しています。

ここではその項目を3つに分類して説明します。

①実績自体のインパクトがどれだけあるか

先述した通り、やはり冒頭の「〜〜に力を入れました。」の部分にインパクトがある場合は人事の目に留まる可能性が高く、それだけで評価の対象になります。

実績自体のインパクトは評価項目のあくまで「ひとつ」である一方で、多くの就活生はこれが全てとばかりに自分の経験値についてあれこれ悩み過ぎている気がしています。

もちろん、経験自体のレベルが高いに越したことはないのですが、これについては一夜にして高まる話でもないでしょう。スペックの高低に固執して卑屈になりすぎるよりは、以下の②・③の底上げに注力した方が適策だと考えています。

②書いてある内容から思考力・考えの深さ・人柄を示すことができているか

同一の経験について述べる場合でも、その書き方・伝え方によって採用側に与える印象は大きく異なります。すなわち、経験自体のレベルだけでなく、伝え方のレベルも評価されています。

学生時代頑張ったことは面接で必ずと言っていいほど深掘りされますが、そこでは普段から物事を考える力が試されています。何に問題意識を向け、なぜその行動をとったのか。もし今後同じ状況に遭遇したらどう選択するか。挙げればキリがありませんが、そういった経験に対して当事者意識を持ち、いかに考えを深めることができているかも評価項目の一つになります。

そして、エピソードから感じられる、モチベーションの源泉・人柄・考え方などが、自社とマッチしているかどうかを見られているとも言えるでしょう。

③企業で活かせる学びを得ているか

どんな経験であれ、そこから学んだことを次へ活かすのは、就職活動に限らず社会に出てからも求められる能力でしょう。

学生時代頑張ったことの場合は、そこから得られた学びが企業の仕事内容で活かせるものであることを示す必要があります。

多くの就活生は簿記・TOEICを始めとした資格や、「〜〜大会で優勝しました」のような実績を企業で "活かせる" ものとして捉えているようです。しかし、新卒採用の場合は現状のスキルや成果というよりも、将来企業で活躍する人材に成長「しそうだ」という期待感が重要だったりもします。

常に改善意識を持ち、どんな経験でも次回につなげていこうとする姿勢から、学生の "伸びしろ" を見ていると言うこともできるでしょう。

面接にも活かせる論理的な学生時代頑張ったことのフレームワーク

以上の評価基準への答え、及び面接で聞かれるであろう質問内容を網羅すると、学生時代頑張ったことは

①結論→②動機→③目標と困難→④取組みと結果→⑤人柄→⑥学び

という構成で論理展開をしていくといいと考えています。

この順番に沿うことで、面接官にわかりやすく論理性を保った伝え方ができるほか、面接を想定して自分の頭の中で整理された内容に仕上げることができます。

フレームワークに基づいた有名企業内定者の学生時代頑張ったこと

次に、フレームワークに沿って学生時代頑張ったことを整理した内定者のESを見ていきます。それぞれの項目でどのようなことを述べるのか大枠を掴んでいただければと思います。

下記は大手シンクタンク内定者のESです。フレームワークに沿ってかなりレベルの高い内容にまとめ上げられています。

①結論
学生時代、スポーツ科学とトレーニングに関するWebサイトを立ち上げに力を注いできた。

②動機
地方出身の私は信頼性の高いスポーツ科学情報が少ない事に疑問を感じていた。

③目標・困難
そこで「スポーツをする人に正しい知識を知ってもらい、成功体験に繋げてもらいたい」という想いで信頼性の高い情報配信サイトを作る活動を始めた。活動の中での一番の挫折経験は、団体が解散してしまった事だ。設立当初数名で活動していたが、プログラマが抜ける致命傷を受けてしまった。そこから次第に団体のガバナンスが取れなくなり、結果解散するに至った。

④取組み・工夫とその結果
しかし、ここで諦めたら諦め癖がつくと思い、サイト作成に再挑戦する決意をした。プログラミング独学によるサイト構築、周囲と協力しコンテンツ作成する事の二点が難点であったが、持ち前の勤勉さとビジョンに共感してもらう説得力で成し遂げてきた。サイトを公開と同時にSNSを通じて宣伝した結果、月に千人近くの方に利用して頂く所まで辿り着く事が出来た。

⑤人柄:
社交的な人柄が、団体立ち上げの際に活かされた。また基本的に真面目なため、最後までやりきろうとする姿勢が周りにも伝わり、最終的なWebサイトの立ち上げに繋げることができた。

⑥学び
団体解散という挫折経験から窮地の時こそ冷静に対処する判断力と粘り強さ、そして何より周りを巻き込むには「絶対に成し遂げる」という情熱が大切である事を学ぶ事が出来た。

上記シンクタンク内定者のESは「こちら」からご覧いただけます。
※無料会員登録いただくことで全文をご覧いただけます。

学生時代の頑張ったことを書く際のチェックポイント

次に、上記各項目について評価基準・注意しておくべきことなどを個別に見ていきたいと思います。

また、参考記事で紹介している先のページでは各項目をさらに詳細に解説していますので、そちらも参照しつつ理解を深めていただければと思います。

①結論:何に取り組みましたか

学生時代に何に取り組んだのか結論ファーストで書き始めましょう。

この結論を見ただけで、何について取り組んだか採用側が大枠をイメージできるよう、あまり余計な説明をせず端的に述べる必要があります。

以下の記事にあるように、「目標達成能力」「リーダーシップ」「チャレンジ精神」の3つの面をバランス良くアピールできるエピソードを選択できると評価が高まります。

もちろん残りの経験自体の「インパクト」が高いと高評価に繋がりますので、インパクトのある経験や著しい成果を残した場合は、冒頭でそれが伝わるよう強調しておくといいと思います。


 ◆チェックポイント
・経験そのものにインパクトはあるかどうか
・高い目標を掲げて取り組んだ経験かどうか
・リーダーシップを感じさせる経験かどうか
・チャレンジ精神を感じさせる経験かどうか

②動機:なぜ取り組んだのですか

次に、なぜそれに注力しようと思ったのか、その動機を示しましょう。

採用側はこの項目から、学生がどのようなことに熱意を向けられるのか、モチベーションの源泉を知りたいと考えています。

企業には、学生時代の経験で感じたモチベーションが仕事上のそれに通じるという考えが根底にあります。
入社してからも、モチベーション高く働いてくれる人材だと見極められるために、その業界・企業の仕事に通じる動機を示すことが求められます。

下の参考記事でも述べていますが、動機は「価値観に根ざした動機」>「主体的な動機」>「受動的な動機」の順番で評価されるため、そのことを理解して書き進める必要があるでしょう。


◆チェックポイント
・人に勧められたなどの受動的な動機ではなく、自ら始めた主体的動機か
・幼少期や昔からの価値観に根ざす動機か

③:目標と困難:取組みにおける目標は何ですか?取組みにおける困難は何でしたか?

続いて、その経験でどのような目標を立て、達成するうえでどのような困難が生じたのかについて書くようにしましょう。

採用側にとっては、学生がどの程度の事象を困難とみなすのかから本人の志の高さ、及び目標設定の妥当性から適切な目標設定を行い努力できる人材かを見極めようとしています。

目標や困難のレベルが客観的に見ても高いものであれば、採用側へ共感されやすくなり、同時に評価も高まりやすくなります。

下の記事でも述べていますが、「困難を伴う主体的目標」>「主体的目標」>「受動的目標」という順番で評価されます。


◆チェックポイント
・人から与えられた目標ではなく、自ら掲げた目標であること
・客観的に見ても高い目標に向かって努力した経験であること
・大きな困難を伴う目標であること
・困難・苦労のレベルの高さ
・個人的な悩みレベルではなく、組織や集団に貢献するための悩みであるか

④:取組み・工夫⇒結果:目標達成や困難を克服するためにどのように取り組みましたか?

上記で述べた目標・困難に対して、具体的に取り組んだ内容について記述するようにしましょう。

この場合、必ずしも目標を達成したことについて述べる必要はありませんが、どこに問題の本質があったのか・なぜそのアプローチを取ったのかについて考える必要があります。

以下の記事にあるように、①状況把握のために行ったこと→②困難の根本原因→③原因の解決のために実行したことの順番で行動を記述することで、いわゆる「経験描写だけの学生時代頑張ったこと」になるのを避けることができます。

⑤人柄:取組みで活かされたあなたの人柄・キャラクターは何ですか?

取組みを説明し、経験自体の記述を完結させたら、その経験においてどのような人柄が発揮されたのかについて書きましょう。

同じ状況に直面しても、それに対しどう行動するかは人によって異なり、人柄がその選択を決定付ける一要素だという考えから問われています。

人柄はその人の立ち振舞いといった印象を構成するものであり、面接ではここで述べたキャラクターと乖離がないかどうかを確認されます。取組み内容との整合性はもちろん、面接の場での印象との整合性も意識しておくべきでしょう。


◆チェックポイント
・内容からその人の人柄・価値観・考え方が伝わるか
・人柄・価値観・考え方が伝わる上に、一緒に働きたいと思わせるか

⑥学び:取組を通じて何を学びましたか?

最後に、これまで語ったエピソードから得た学びを述べましょう。

単なる気付きや感想ではなく、社会に出てからも活かすことができる学びであるかどうかが見られています。

評価としては、以下の記事にあるように組織としての方法論>個人としての方法論>個人の単なる気づきの順番で評価されます。


◆チェックポイント
・単なる気づきのレベルではなく、社会でも活かせる「方法論」かどうか

ESの対策をするならまずは学生時代頑張ったことから

ESの設問には、学生時代頑張ったことに限らず、志望動機・自己PRを始め様々な設問形態があります。

「企業に入るため」と思うと、どうしてもまず志望動機について考えがちですが、まずは学生時代頑張ったことを形にすることをES対策の取っ掛かりとすべきだと考えています。

学生時代頑張ったことは最もテンプレート化して提出しやすい設問項目である

多くの企業がWeb形式のマイページ上でESを提出させる時代。

奇をてらうような特殊な設問を設定する企業もあるにはありますが、多くの企業が内容的には近しい設問でESを作成しています。

中でも学生時代頑張ったことは、志望動機などとは異なり「〜〜業界で書く学生時代頑張ったこと」といったものを作る必要は無く、一度作成してしまえばコピーアンドペーストで提出することが可能です。

本選考解禁前の早い段階から、最低でも200文字〜600文字の計5パターンの学生時代頑張ったことを用意しておくと効率的にエントリーすることができます。

また、経験の結論自体は時間が経ってもそうそう変わるものではないため、取り組んだ後であれば時期を選ばず文章化することが可能です。「OB訪問していないから学生時代頑張ったことが書けない」「志望業界が決まっていないから学生時代頑張ったことが書けない」ということはあり得ませんので、早い段階でフレームワークに沿って準備をしておくといいと思います。

就職活動でやるべきことはほとんどが "経験" が出発点


自己分析のフレームワーク
※スペックとは、「あなたを構成する外的要因全て」
 その多くが過去の経験・実績に基づきます。

志望動機のフレームワーク

自己PRのフレームワーク

志望動機を書くにせよ、自己PRを書くにせよ。はたまた業界研究の前提である自己分析であっても、その全てで自身の "経験" と向き合っていく必要があります。

上図の赤字の箇所を参照すれば、それぞれにおける経験の位置付けを掴んでいただけると思います。

特に、青字で示したように、自己分析から導かれた③企業に求めること・成し遂げたいことは、志望動機の①成し遂げたいことに繋がるため、自身の経験を洗い出す①スペックの把握なしには志望動機ですら十分な内容が書けません。

そしてその経験の中でメインエピソードとなるのが、今回の学生時代頑張ったことという対応関係になります。具体的エピソードから自己PRの再現性を高めるにも、きっかけとなる経験から志望動機の説得力を高めるにも、まずは学生時代頑張ったことから固めることで、自信を持って実体験を語れるよう精度を高める必要があるでしょう。

学生時代頑張ったことは面接の深掘りを想定して作成すべき

エントリーシートは、言ってしまえば面接時に話すネタの「頭出し」です。エントリーシートの時点で論理的な内容が書けているということは、面接の際に話す内容の論理構造も整理できているということです。

面接においてはリアルタイムのコミュニケーションの中で論理性などを見られるため、あらかじめ思考を整理し、話す内容の準備をしておくことが重要です。

 

参考:【完全版】内定するエントリーシート(ES)の書き方|内定者の実例と頻出設問の意図を知る

「面接の深掘りを想定して」というのは設問内容に限らず共通して言えることではありますが、学生時代頑張ったことの場合は特に重要と言えます。

学生時代頑張ったことは、ES自体の通過以上に面接での深掘りに対応することが選考の場では重要になります。特に体験談を聞かれることが多い日系企業の面接では、面接官はESで書いた内容を基に深掘りをすることが多くなります。ESを書く段階で自分の言いたいことをうまく相手が突っ込んでくるよう想定しておけると面接をスムーズに進めることができます。

そのため、ESの段階ではあえて不完全な内容にしておいて、面接官にそこを聞かせるというテクニックも存在しています。

「私は7ヶ国語を話せます。日本語、英語、マレー語、広東語、福建語、上海語、湖南語です。また中国と日本の大学在学経験を活かして現在は中国と日本の留学生支援のサイト運営を行っています。将来的には外資系投資銀行の日本支社において日本と中国の架け橋になるような仕事がしたいと考えています。」
(中略)
これだけでは投資銀行である必要はないのではないかという疑問が残りますね。これこそがまさに彼の狙いでした。彼は自己紹介にトラップを設置し、面接官を誘導していたのです。実際に面接官はその罠に引っ掛かり、その学生は自信満々で質問に答えていました。

 

参考:【これから面接を受ける人必見!!】面接における自己紹介の重要性

面接は面接官の質問に対しただただ回答していくフローではありません。面接官はあらかじめ質問内容を完璧に用意しているわけではなく、ESの内容や学生との会話で聞く内容を変えていきます。スピーチではなく、対話を心掛けた面接に持っていくためにも、ESの段階から面接の深掘りを想定して論理を組み立てるべきでしょう。

学生時代頑張ったことは複数用意しておくべき

ESで書く学生時代頑張ったことは、たいていの企業では一つのエピソードについて書く形式になっています。一つのエピソードについて設問を分けて深く聞くということは比較的多い一方、複数エピソードについて書かせる企業はそれほど多くないような気がしています。

しかし、たとえESで問われていない場合でも、学生時代頑張ったことは複数用意しておくべきだと考えています。

"ウケがいい" エピソードは面接官の感じ方によって異なる

面接の相手は、これまで多くの学生を見てきた人事や現場社員といっても、言ってしまえばただの人です。「評価基準」というものを設定し面接官同士で共有していたとしても、どのエピソードが評価されるかはその人の感じ方次第だと思っています。

自分の中ではサブエピソードぐらいに考えていた経験が、実際はメインエピソードとして用意していたものよりもうまく話せたということも実際はけっこうあると考えます。

エピソードの精度を量・質ともに高めることができる

先述した通り、"経験" とは志望動機・自己PRなどあらゆる場面で必要なものです。

特に上位日系企業を中心に、複数エピソードを求めるだけでなく、「アルバイト・サークル以外で」のように、経験のテーマを指定してくる企業も一定数存在します。これより、語れるエピソードの数が多いに越したことがないのは感じていただけていると思います。

一方、例えば自己PRの再現性を高めるためのサブエピソードとして考えている経験も、まずは学生時代頑張ったこととして整理することでその精度が高まります。面接ではどのエピソードについて深掘りされるかは完全には予測できないわけなので、エピソード間で勝手に優劣をつけず、まずはあるだけ思いついた経験を学生頑張ったこととしてまとめ上げるべきだと考えています。

そして、実際に企業の選考経験を積んでいく中で、深掘りのパターンや受け答えに対する反応といった所感を段階的に掴んでいけるといいでしょう。

学生時代頑張ったことにはどんなエピソードを選ぶべきか

毎年多くの就活生の話を聞いていると、「学生時代頑張ったことって〜〜でも大丈夫ですか?」といったような質問をしばしば受けることがあります。

ここではその代表例をいくつか紹介します。結論、以下のような経験は「基本的にアリだが、それの一辺倒は避けるべき」という回答でまとまると思っています。

個人としての経験はアリか?

「個人として努力し成果を上げること」を挙げた自己PRパターン」にもあるように、「個人として努力し成果を上げること」も企業が求める素質の一つであり、そのアピールとして個人としての経験を語ること自体は問題ありません。

一方で、仕事とは必ず他の人との関わりを持って進めていくものである以上、「組織の中でどのような役割を担いどう貢献しているか」を企業は知りたいと考えており、個人としての成果だけだとやや苦しいと考えています。個人としての成果は学歴・取得資格・学業成績といった履歴書項目である程度判断ができるものであり、それだけのアピールになってしまうのは避けるべきでしょう。

例えば学業のように一見個人としてのエピソードに終始しがちなものでも、以下の記事の内定者のように伝え方次第では集団との関わりと結びつけることが可能です。

大学入学以前の経験はアリか?

「学生時代」頑張ったことである以上、何も大学のエピソードについて書かなくてはいけないという決まりは当然無いわけですが、この点について憂慮する就活生も一定数存在します。

大学時代に打ち込んだことが4つも5つもあるという人は少なく、大学入学以前の経験を述べるというのは、特に強みや人格形成の「原点」を伝えるうえで有効な手段だと思います。

一方で、ESの段階から「大学時代に〜〜」という設問指定をしてくる企業も存在しています。大学時代の経験が全く無いとなってしまうと、4年間を何となくで過ごしてきたのではないかと印象的に良くはないため、両者をバランス良く用意しておくといいでしょう。

学生時代頑張ったことなんてない・何も頑張っていないという就活生へ

日本の大学は、「入るのは難しいが卒業するのは簡単」と言われることも多く、特に何かに打ち込むわけでもなく何となく大学生活を過ごして卒業に近づいてしまっているという就活生の声も多く耳にしてきています。

ここではそんな「大学時代に何も頑張っていない」という状況への打開策を考えていきます。

エピソードが無くとも経験の捏造はNG

「学生時代頑張ったことがないなら嘘をついて作ってしまえばいい」という意見もたまに耳にしますが、少なくともありもしない経験をゼロから作り上げるのは止めておいた方が無難です。

以下の記事にあるように、ありもしない嘘を作るのは面接が突破しずらくなるばかりか、入社後にも困るというデメリットもあります。エントリーシートは入社後も企業に保管され、初期配属や異動の参考資料にも用いられます。嘘をつくとしばらくの間それが企業に残り続けるということは肝に命じておくべきだと思います。

今からでも経験を作りにいく

多くの就活生は学生時代頑張ったこととしてサークル・ゼミ・アルバイトといったものを想定し、1年時から在籍していたり長期間それに携わっていないとESで書けるものではないと考えている気がしています。

もちろん、年次をまたがるような長期留学や体育会での輝かしい実績など、ある程度の期間を要するものについては今から作り上げるのは厳しいでしょうが、就職活動では何も「すごい」経験ばかりで固める必要はありません。

短期インターン・短期留学・ボランティア・イベント企画など、内容自体はなんでもいいので何か本気で取組むものを作れるといいでしょう。

今ある経験をうまく活用する

「こんなものは就職活動で使えるエピソードではない」と思っていたものが、一度書いて/話してみたら実は評価されるものであったということは往々にしてあります。

先述のように大学入学以前の経験を振り返ってみるのも一つの手ですし、以下の記事にあるようにエピソードを日常生活から導くというアプローチも存在しています。

結局は、いかなるエピソードも使い方・伝え方次第であり、それを高めるためにフレームワークが存在しています。端から「使えない」と諦めるぐらいなら、 内定者やOBに話を聞いてもらったり、実際に選考を受けて試してみる方がよっぽど最適解だと考えます。

最後に

学生時代頑張ったことは就職活動の基本とも言える重要な設問形態であり、まずはこれを固めることで内定獲得へ大きく近づきます。

ESの通過率を高めるにはもちろん、その後の面接選考でも活かせるよう、本記事を学生時代頑張ったことのバイブルとして活用していただければと思います。

【参考】外資系コンサル内定者の学生時代頑張ったこと「学生時代にチャレンジしたことは何ですか。そこから何を得ましたか。(300字以内)」

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【参考】丸紅内定者の回答「学生時代の課外活動で学んだことは何ですか。具体的な取組内容・エピソードを交えてお答えください。(200文字以内)」

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【参考】ネスレ日本内定者の学生時代頑張ったこと「学生時代にやってきた事でアピールできることは何ですか?(チャレンジングな経験、自ら変化を起こした経験、継続的に努力したことなど)具体的なご自身の取り組みも含めてご記入ください。(550字以内)」

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【参考】農林中央金庫内定者の学生時代頑張ったこと「学生時代に最も力を注がれた事について、その動機、過程などを含めて教えて下さい。(全角400文字以内)」

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【参考】富士フイルム内定者の学生時代頑張ったこと「学生時代で、一番、一生懸命に取り組んだことは何ですか?その取り組んだ内容について、どのような「想い」を持って取り組んだか、それを通して何を学んだかを踏まえて、お書きください。(全角400文字以内)」

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photo by MC Quinn

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