鉄道業界の志望動機の書き方-エントリーシート(ES)例文7選付で解説-

83,695 views

最終更新日:2023年08月18日

「安定している」「ホワイト」といったイメージから就活生に人気な鉄道業界。JR東日本や東京メトロ、東急など馴染み深い会社も多いのではないでしょうか。

しかし鉄道業界の志望動機を書くにあたって「鉄道が好き」という志望動機以外に、他の就活生と差別化を図れるような志望動機を書けているでしょうか。

そこで本記事では鉄道業界のビジネスモデルや働き方を踏まえつつ、他学生と差別化が図れる志望動機作成のコツを解説していきます。

志望動機作成のキッカケとしてだけでなく鉄道業界の研究記事としてもご活用して頂けると思います。また最後には鉄道業界志望動機のエントリーシート(ES)回答解説もありますので是非参考にしてみて下さい。

企業研究シートをプレゼント

本選考とインターンの締め切り情報

鉄道業界の事業内容と職種

鉄道業界の事業内容と職種

鉄道業界の志望動機の書き方を解説する前に、鉄道業界の職種や事業内容について解説します。

鉄道業界の職種や事業内容を理解することは鉄道業界のやりがいを知ることに繋がるため、説得力のある志望動機を作成できるようになります。

以下ではまず鉄道業界の事業内容について解説します。事業内容それぞれのやりがいを理解し志望動機の作成にお役立てください。

鉄道業界の事業内容

鉄道会社の事業内容ですが、大きく分けて運輸(鉄道)事業関連事業に分類する事が出来ます。

鉄道会社の名の通り、従来はどの企業も運輸事業をメインの収益源としていました。しかし近年人口減少に伴う鉄道利用者推移の鈍化や沿線人口の減少に伴い、事業の多角化が進められています。

就活生の中には鉄道会社の事業内容について「まちづくり」のイメージを持っていた方も多いのではないでしょうか。実際に鉄道会社は鉄道沿線に不動産を所有していたり駅ビルの運営など、まちづくりに貢献していると考えられますが、これらの事業は関連事業に分類されます。

関連事業の拡大は主に規模の小さい私鉄が積極的に進めており、東急電鉄は全体の営業収益に占める運輸事業の割合が僅か2割しかない程関連事業が稼ぎ頭となっています。

以下で運輸事業や主な関連事業について解説します。

鉄道業界の主な事業内容

運輸(鉄道)事業:電車の運行状況の管理やダイヤの策定など、路線運営を行う事業です。「鉄道業界」と聞いて、イメージしやすいのがこの事業だと思います。鉄道会社の主な収入源でしたが、今後は人口減少による運賃収入の低下が見込まれるため、会社の収入のうちこの事業が占める割合はだんだんと減っていくと考えられます。

不動産産事業:沿線においてマンション建築や宅地開発などを行う事で、不動産事業自体だけでなく沿線住みの人口増加による本業(運輸事業)の収益増加にも繋がります。住みたい街ランキング上位の街としても有名な二子玉川は東急電鉄の再開発によって一躍名を挙げました。まちづくりに直結する事業と言えるでしょう。

流通事業:駅構内や沿線に百貨店、商業施設を建てる事で沿線価値向上を図る事ができ、乗客数増加に繋がると考えられます。東急百貨店や小田急百貨店、商業施設としては渋谷ヒカリエが有名でしょう。

サービス事業:ホテル事業を始め、セキュリティ事業や電力小売事業など様々な事業を多数展開しています。こちらも「まちづくり」との関わりが深く、運輸事業に無いやりがいを感じられる事業でしょう。

「電車が好き」という理由で鉄道業界を目指している就活生はたくさんいると思います。しかし、事業内容から見てわかる通り、鉄道業界の会社に入社したら必ず鉄道に関わることができるという訳ではないというのが実情です。

逆に、鉄道会社は所有する沿線の価値をいかにして向上させるかを第一に考え、それに基づいた事業を行っているといえます。そのため、「地域社会の発展・活性化に貢献したい」「人々の生活を支えたい」という人は鉄道業界に向いていると考えられます。

鉄道業界の事業内容については下記の記事でも詳しく解説しているためこちらも参考にしてみてください。

鉄道業界の主な職種一覧

次に鉄道業界の主な職種について解説します。鉄道業界の志望動機では入社後に何をしたいか述べる必要があるため、職種について理解を深めることは評価される志望動機の作成に繋がります。

以下で鉄道業界の主な職種について解説します。

鉄道業界の主な職種

総合職:鉄道業界の総合職はダイヤの考案やより良いサービスの提供を行うなど、最終的に本社で勤務することが多くなると言われています。しかし入社後は現場の第一線として勤務し、営業や経営企画、広報などに配属されます。その後は数年ごとにジョブローテーションを積み重ね運輸事業以外の関連事業なども経験すると言われています。勤務地は営業エリア全域であることが多く、ジョブローテーションによって転勤が伴う場合もあります。多くの業務を経験できるためやりがいを強く感じられる職種でしょう。

 

技術職:技術職は電気、機械、建築、土木など専門的な知識を駆使し主に技術面で事業を支えることで新しい価値を提供することが求められます。具体的な業務内容は車両の保守点検や管理、信号通信設備の監視などが挙げられます。

 

エリア限定職:鉄道業界の中でも営業エリアの広い企業では「エリア限定職」がある場合があります。地域を絞った採用となるため、なぜその地域で働きたいのかを明確に述べる志望動機が求められますが、遠方への転勤がないという利点があります。限定した地域の活性化など「まちづくり」に興味のある就活生はやりがいを強く感じられるでしょう。

 

現業職:鉄道業界における現業職とは鉄道の運行に関わる現場担当の仕事で一般職と呼ばれることもあります。具体的には駅員として駅の安全管理を行ったり、車掌や運転手として鉄道を運転することが挙げられます。運輸事業の最前線としてやりがいを感じられる職種です。

鉄道業界の事業内容や職種、やりがいを理解し評価される志望動機を作成しましょう。

鉄道業界の職種については下記の記事でも詳しく解説しているためこちらも参考に志望動機を考えてみてください。

鉄道業界の志望動機の書き方

鉄道業界の志望動機の書き方
鉄道業界の事業内容や職種について解説しました。鉄道業界のやりがいなど理解できたのではないでしょうか。

ここからは実際に鉄道業界の志望動機の書き方を解説します。

まず企業が志望動機を聞く意図として、【新卒】就活の志望動機とは?書く時の注意点やテンプレも紹介-例文5選付-にあるように(1)自社への志望度を知りたい(2)社風やビジョンとマッチするかを知りたいの2つが挙げられます。

企業が志望動機を聞く意図に応えるために、鉄道業界の志望動機には【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説でも解説されている志望動機の書き方のフレームワークを活用することをお勧めします。

以下からは鉄道業界の志望動機の書き方についてフレームワークを用いて解説します。

鉄道業界の志望動機の書き方

(1)成し遂げたいこと(その会社で何をやりたいのか、将来の目標は何か)
(2)きっかけとなる経験(なぜその目標に取り組みたいのか、根拠・考え)
(3)企業選びの軸
(4)業界比較
(5)同業比較
(6)取り組みたい仕事

参考:【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説

鉄道業界の志望動機の書き方(1)成し遂げたいこと

まずは、自分が「キャリアを通して何を成し遂げたいのか」というモチベーションの根源を伝えるようにしましょう。どんなことを企業で成し遂げたいのか、働く上でどんなことをしたいのかを語ることで、高い気概を持って仕事ができる人材であることを示す事ができます。

「結論ファースト」にするためにもエントリーシート(ES)冒頭で「鉄道業界で何を成し遂げたいのか」述べることは重要です。そのため業界・企業研究は入念に行いしましょう。企業の事業内容や経営計画と自分の成し遂げたいことがマッチしていることをアピールすることができれば、「鉄道業界の中でもなぜこの会社なのか」を説得力を持って説明できるようになります。

参考:【夢がない人必見】就活での将来の夢・成し遂げたいことの答え方|良い例・悪い例付
→将来会社でやりたいことをどのように考えていくかについて書かれています。仕事を通じてどんな影響を自分及び社会に与えていきたいのかは就職活動の時期にしっかりと考えておくべきでしょう。過去の内定者のESも多く扱いながら解説しています。

鉄道業界の志望動機の書き方(2)きっかけとなる経験

鉄道業界の志望動機の書き方2つ目は「なぜそのような目標、企業選びのポイントを設定したのか」を自分自身の経験から語ることです。

どんなに立派な成し遂げたいこと・目標があったとしても、自分自身の経験と紐付いたものでなければ説得力に欠けてしまいます。

きっかけとなる経験を語らず企業のご機嫌を取るような志望動機を見かけますが、志望動機において本当に語るべきことは「自分が何をしたいのか・どんなことにやる気を持って取り組めるか」ということです。

何故それを思い描いたのか?具体的にどうしていきたいのか?」といった部分を理解出来ないと、納得感を得られず中身の伴わない志望動機だと受け取られざるを得ません。

また、きっかけとなる経験を選択する際にも注意が必要です。

例年鉄道業界を志す学生の多くが「電車が好きだから」といった志望動機を掲げていますが、この志望動機では高い評価を得られるとは言い難いです

企業が求める人材とは自社のサービス・製品が好きなファンではなく、自社のサービスや製品のファンを増やすことのできる自社の利益に貢献出来る人材である筈なので高評価は得られないでしょう。

志望動機を語る上で勿論「好き」が根底にあることは重要です。その上で(1)「好き」が高じて高いレベルの成果を残した、(2)自身の適性が鉄道業界にあると感じた経験を述べられると良いでしょう。

参考:あなたの志望動機が共感されないのは自分の経験に根ざしていないから?
→どんなに素晴らしい目標や仕事上で成し遂げたいことに気づいたとしても、自分自身の過去の経験に根ざしていない目標や成し遂げたいことであれば、それは空虚なものに過ぎません。今回は志望動機の中でも心臓部分と言える「きっかけとなる経験」について内定者がどのようなものを語ったのかも含めて解説していきます。
 参考:「好きだから」では評価されない!?大手企業内定者の志望動機の作り方とは
→就職活動において「好きだから」を理由に応募する学生は毎年大勢いますが、その大半が評価される事なく落ちていってしまいます。本記事では何故「好きだから」という志望動機が評価されにくいのか、「好きだから」という志望動機で評価されるにはどうすればよいのか解説します。

鉄道業界の志望動機の書き方(3)企業選びの軸

(1)で述べた「成し遂げたい事」に説得力を持たせるため、自身の企業選びの軸を明確に示しましょう。(1)と同様に「自身の企業選びの軸と鉄道業界に齟齬・矛盾がないか」注意する事が必要です。

一般的に見られる鉄道業界に合致する軸は「日々の生活の基盤となるインフラに携わりたい、まちづくりに携わりたい」等が挙げられます。

勿論この企業選びの軸においても自身の経験や価値観に根付いたものである必要はあるでしょう。

参考:【企業選びの軸一覧】内定者ES例文50選と軸の定め方を紹介
→企業情報(利益率など)だけで企業を選択するのではなく、自分のフィルターや価値基準で企業は選択すべきです。本記事では就職活動における企業選びの軸の見つけ方をお伝えします。

鉄道業界の志望動機の書き方(4)業界比較

成し遂げたいこと・企業選びのポイント及びそのきっかけとなる経験を語った上で、鉄道業界以外にはどのような業界を考えているのか、また、他の業界ではなく鉄道業界を志望する理由について話しましょう。

ここでは「なぜ鉄道業界でなくてはならないのか」といった疑問を解消する必要があります。この部分を明確に出来るだけでも他学生と大きな差別化を図れますので業界比較は入念に行うようにしましょう。

鉄道業界を志す学生の多くが、電力・ガス・エネルギー業界、通信業界などその他インフラ企業も併願します。

当然面接の場でも「なぜ他業界ではなく鉄道業界なのか?」といった部分を深掘りされる可能性は高いです。

他インフラと比較した際の鉄道業界の特色はやはり「輸送手段」であることと言えます。

「ヒトの移動を活発にする事で日本経済を活性化させる事が出来るため」「震災時に輸送手段としての鉄道の重要さを感じたため」といった観点から差別化を図ってみましょう。

また業界のビジネスモデルに着目すると上手く差別化出来るケースも多々あります

鉄道会社の多くが本業である「運輸事業」だけでなく「関連事業」、特に「不動産事業」で利益を獲得しています。

そのため「インフラ業界に属しながら、まちづくりに携わりたい」といった文言は鉄道業界ならではの特色を上手く掴めています。

しかしこの場合「まちづくりなら不動産業界でも出来るよね?」といった指摘をされる可能性が非常に高いです。

そのため業界比較を行う場合「鉄道業界とその他インフラ業界」だけではなく、視野を広く持ち「鉄道業界と不動産業界」といった様々な業界と差別化出来るようにすべきでしょう。

参考:「なぜうちの業界?」|業界研究の重要性
→他の業界ではなく、志望業界に入りたい理由をしっかりと語れる学生も非常に少ないように感じます。志望企業の理由を語る上では、志望業界に対する憧れを羅列するだけでなく、「他業界ではダメな理由」も語れる必要があります。ここでは、フレームワークを示しつつ業界への志望理由の伝え方について説明していきます。

鉄道業界の志望動機の書き方(5)同業比較

業界比較を述べたら鉄道業界内の同業他社比較を入念に行う様にしましょう。unistyleでは「業界の中でもなぜその会社か?」に回答するためのアプローチとして以下の3つを提示しています。

「業界の中でも何故その会社か?」に回答するためのアプローチ
(1)企業の強みから語る
(2)企業の社風から語る
(3)社員から語る

鉄道業界は特に同業他社比較が難しい業界です。明確な違いといえば運行エリアぐらいではないでしょうか。各社の事業内容に大きな差はなく、業界内で競合する事もあまりないため際立った戦略を打ち出す事もないです。

そのため「なぜこの会社か」で悩む学生が非常に多いと思われますが上記の3点から考えると上手く差別化を図る事が出来ます。

企業の強みから語る際は、その企業がどの事業に特に注力しているのか注目してみましょう。

売上の比率が運輸事業が多いのか、それとも関連事業の比率が高くなってきているのかなど、志望企業がどの事業に強みを持っているのか考えてみましょう。

企業の社風から語る際は、その企業の業界内での立ち位置に注目するのも一種の方法です。

JRは既に各社安定した基盤を保持しているため挑戦的というよりは安定的な社風ではないかと考えられます。

逆に私鉄は人口減少、地方過疎化の進行により現状維持ではいかなくなっている状況下にあるため、挑戦的な社風が色濃いと言えるのではないでしょうか。

社員から語る際は、OB訪問や座談会を通して各社のカラーを掴めると良いでしょう。

参考:【例文付】なぜその会社なの?志望動機の伝え方・企業選びの軸の定め方を解説
→「なぜうちの会社を志望するのか」という質問に困ってしまう就活生は多数いると思います。その質問に対して簡単に答えるアプローチ方法をご紹介します。

鉄道業界の志望動機の書き方(6)やりたい仕事

志望動機の最後に鉄道業界で具体的に取り組みたい仕事を語りましょう。ここも非常に大切な内容で志望動機において企業が知りたいこととしては1,2を争うものだと思います。

企業が求めているのは自社の情報やうんちくをたくさん知っている人ではなく、入社後に活躍してくれる人です。

ですので入社後に取り組む仕事にどれだけ興味を持ち、理解しているのかを志望動機に書くことは極めて重要なことです。

ある程度業務内容と今後の方向性について理解を深め、また(1)で掲げた成し遂げたいこと・目標につながる具体的な仕事を挙げるようにしましょう。

本項で紹介した志望動機のフレームワークなどをより詳細に述べた記事がunistyle上には多数掲載されています。こちらも併せて是非参考にしてみて下さい。 

参考:【業界別】志望動機(志望理由)の書き方とアプローチ方法|ES例文付
多くの学生が志望動機に悩まされる要因の一つとして「視野の狭さ」があると考えられます。本記事では幅広い選択肢を基に新しいアプローチで志望動機を作成する方法を解説します。
参考:エントリーシート(ES)や面接で選考官に仕事理解を示すには、興味のある部門と職種内容を語る
→仕事内容をどれだけ理解できているかということは志望度を図る1つの指標です。営業一つとってもターゲットや商材によって、業務内容は大きく異なります。それらを正しく理解し、入社後の働くイメージをなるべく明確に持つことが志望企業に内定するでは不可欠となります。

鉄道業界における志望動機の書き方のポイント

鉄道業界における志望動機の書き方のポイント

ここまで鉄道業界の志望動機の書き方について、フレームワークを用いて解説してきました。鉄道業界の志望動機を書く際の具体的な流れをイメージできたのではないでしょうか。

以下からは更に志望動機の説得力を増すために鉄道業界における志望動機の書き方のポイントを解説します。

  • 鉄道業界における志望動機の書き方のポイント(1)なぜ鉄道業界を志望するのか書く
  • 鉄道業界における志望動機の書き方のポイント(2)鉄道業界の中でもなぜその企業なのかを書く
  • 鉄道業界における志望動機の書き方のポイント(3)企業にどのように貢献するか書く

なぜ鉄道業界を志望するのか書く

志望動機のフレームワークでも「業界比較」の項目を解説しましたが、鉄道業界の志望動機においては特に業界比較について詳細に述べる必要があると考えられます。

鉄道業界の運輸・運送事業は航空業界や海運業界も行っています。企業側から「それなら航空や海運業界で良いのでは」と思われないよう、同じ運送を行う中でもなぜ鉄道業界なのかを明確に述べるようにしましょう。

具体的には「人の暮らしに近い鉄道を通じてより良いサービスを提供したい」や「鉄道を通じてまちづくりに貢献したい」など、鉄道業界ならではの志望動機を考えてみてください。

鉄道業界の中でもなぜその企業なのか書く

鉄道業界における志望動機の書き方のポイント2つ目は「鉄道業界の中でもなぜその企業なのか書く」です。

こちらも志望動機のフレームワーク「同業比較」の項目で解説しましたが、鉄道業界では同業比較も詳細に行うべきと考えられます。

鉄道業界にはJRや私鉄、公営鉄道など様々な種類の鉄道会社があります。JRは長距離線に強みを持ち、私鉄は短距離路線が中心となっているなど、各鉄道会社それぞれに特徴があります。

鉄道業界の志望動機の書き方で述べた(1)自社への志望度を知りたい、(2)社風やビジョンとマッチするかを知りたいという企業が志望動機を聞く意図に応えるためにも、鉄道業界の中でもなぜその鉄道会社なのかを、自分のやりたいことなどと関連させて述べることが求められるでしょう。

企業にどのように貢献するのか書く

鉄道業界だからこそ発揮できる能力など企業に貢献できることも鉄道業界の志望動機には求められます。

企業側は採用活動をするにあたって少しでも自社の利益に貢献できる人材を求めていると考えられます。

鉄道業界の志望動機において同業比較や自分がやりたい仕事などを述べるだけでなく、どのように企業に貢献できるかも述べることができれば企業から評価される志望動機になるでしょう。

鉄道業界において求められるであろう「時間管理能力」や「コミュニケーション力」など、企業に貢献できる部分を探してみてください。

鉄道業界の志望動機のエントリーシート(ES)例文

鉄道業界の志望動機のエントリーシート(ES)例文

ここまで鉄道業界の志望動機の書き方や志望動機を書く際のポイントを解説してきましたが、ここでは実際に鉄道業界の志望動機のエントリーシート(ES)例文を紹介します。

エントリーシート(ES)例文の志望動機はどんなところが評価されているのかをしっかりと考察した上で、自分なりの言葉でエントリーシート(ES)を書くようにしましょう。

鉄道業界の本選考ESはこちらから

鉄道業界志望動機のエントリーシート(ES)例文:JR東日本

あなたは当社でどのようなことに挑戦したいですか?具体的な内容と、それを実現するためのあなたならではの強みを教えてください。(600文字以内)

このコンテンツは会員(無料)の方のみご覧になれます。
また、会員(無料)の方は77482枚のエントリーシートを全て閲覧可能になります。
(無料会員登録はこちら)

東日本旅客鉄道(JR東日本)の企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

鉄道業界志望動機のエントリーシート(ES)例文:西日本旅客鉄道(JR西日本)

当社を志望した理由を記入してください。(300字以内)

このコンテンツは会員(無料)の方のみご覧になれます。
また、会員(無料)の方は77482枚のエントリーシートを全て閲覧可能になります。
(無料会員登録はこちら)

西日本旅客鉄道(JR西日本)の企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

鉄道業界志望動機のエントリーシート(ES)例文:阪急電鉄

当社の志望理由※できるだけ具体的に

このコンテンツは会員(無料)の方のみご覧になれます。
また、会員(無料)の方は77482枚のエントリーシートを全て閲覧可能になります。
(無料会員登録はこちら)

阪急電鉄の企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

鉄道業界志望動機のエントリーシート(ES)例文:京王電鉄

京王電鉄を志望する理由を教えてください。(400字以下)

このコンテンツは会員(無料)の方のみご覧になれます。
また、会員(無料)の方は77482枚のエントリーシートを全て閲覧可能になります。
(無料会員登録はこちら)

京王電鉄の企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

鉄道業界志望動機のエントリーシート(ES)例文:東海旅客鉄道(JR東海)

当社への志望理由を記入してください。(250文字)

このコンテンツは会員(無料)の方のみご覧になれます。
また、会員(無料)の方は77482枚のエントリーシートを全て閲覧可能になります。
(無料会員登録はこちら)

東海旅客鉄道(JR東海)の企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

鉄道業界志望動機のエントリーシート(ES)例文:南海電気鉄道(南海電鉄)

志望動機

このコンテンツは会員(無料)の方のみご覧になれます。
また、会員(無料)の方は77482枚のエントリーシートを全て閲覧可能になります。
(無料会員登録はこちら)

南海電気鉄道(南海電鉄)の企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

鉄道業界志望動機のエントリーシート(ES)例文:西日本鉄道

志望理由および当社で取り組んでみたいことについて入力してください。(400文字以内)※「コーポレート・地域マーケット部門」を選択した方は、第1志望職種について入力してください。

このコンテンツは会員(無料)の方のみご覧になれます。
また、会員(無料)の方は77482枚のエントリーシートを全て閲覧可能になります。
(無料会員登録はこちら)

西日本鉄道の企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

鉄道業界の志望動機の書き方NG例

鉄道業界の志望動機NG例

ここまで鉄道業界の志望動機の書き方やエントリーシート(ES)例文を通じて鉄道業界の志望動機について理解が深まったかと思います。

上記で解説してきたポイントを踏まえれば企業に評価される志望動機が書けるとは思いますが、鉄道業界の志望動機についてはいくつか注意点も存在します。

そこで以下では鉄道業界の志望動機におけるNG例を紹介します。

  • 鉄道業界の志望動機の書き方NG例(1)安定しているからという理由を書く
  • 鉄道業界の志望動機の書き方NG例(2)「鉄道が好きだから」しか書かない

鉄道業界の志望動機NG例(1)安定しているからという理由を書く

鉄道業界は交通インフラとして安定している印象があるとは思いますが、そのまま志望動機に書くことは望ましくありません。

企業側は入社後に活躍し利益に貢献してくれる人材を求めています。そのため志望動機の段階から安定性ばかりに目を向けている就活生は消極的に思われてしまう可能性があります。

また鉄道業界に限らず志望動機には「入社後にやりたい仕事」を書く必要があるため、安定性を強調するのではなく鉄道業界でやりたいことや、その企業でなければならない理由を書くようにしましょう。

鉄道業界の志望動機NG例(2)「鉄道が好きだから」しか書かない

鉄道業界を志望する上で「鉄道が好き」という気持ちは大切ですが、「鉄道が好き」という部分のみ志望動機に含めるのは注意が必要です。

鉄道業界は運輸事業以外の事業も拡大しており、志望動機では他の事業への興味や注力できるモチベーションがあるかも見られていると考えられます。

鉄道業界への熱意を伝えつつ、「鉄道を通じてまちづくりに貢献したい」など鉄道業界で成し遂げたいことも踏まえた志望動機を書くようにしましょう。

最後に

鉄道業界 志望動機 最後に
本記事では鉄道業界の志望動機の書き方やエントリーシート(ES)例文を解説してきました。

鉄道業界というと非常に私達の生活に身近な存在であり、その認知度の高さが学生からの人気を集めているのかなと思います。

そのため内定に至るまでは数千もの就活生との戦いを勝ち抜かなければなりませんが、本記事で紹介した志望動機の書き方やunistyle上の対策記事を活用する事で他学生と差別化を図れる志望動機を作成出来るはずです。

unistyleでは鉄道業界の企業研究ページや選考対策記事,、更には志望動機の攻略記事を以下にも掲載しているためこちらも参考に今後の就職活動にお役立てください。

「JR東日本」の選考対策を行いたい方はこちらから
「JR東海」の選考対策を行いたい方はこちらから
「JR西日本」の選考対策を行いたい方はこちらから
「東急」の選考対策を行いたい方はこちらから
「東武鉄道」の選考対策を行いたい方はこちらから
「小田急電鉄」の選考対策を行いたい方はこちらから
「東京メトロ」の選考対策を行いたい方はこちらから
「近鉄グループホールディングス」の選考対策を行いたい方はこちらから

おすすめの就活テクニック 4 件

現在ES掲載数

77,482

すべて見れる

上に戻る

会員登録・ログインして全てのコンテンツを見る

無料会員登録