ジャフコ(JAFCO)の本選考ES 1 件

エントリーシート(なし) ジャフコ(JAFCO) 2020卒 男性 Q 最近熱中しているもの、もしくはハマっているものに関して、一つ紹介してください。(A4一枚)
A 「スーパーマーケット巡り」です。住居近辺のスーパーマーケットには足繁く通い、出先でもスーパーマーケットがあるとついつい入店してしまいます。なぜこれにハマっているかというと、各商品の価格決定の裏側には様々な要素が複雑に絡んでいて、その推測が非常に面白いからです。日々いくつかの店舗を利用し、数多の商品を見る中で、店舗によって商品の値段が異なることを疑問に思い、このような趣味に至りました。 具体例を挙げると、一つ目の価格決定の要素は「スーパーマーケットの運営母体の属性」です。私の住居の近辺には二つのスーパーマーケットがあります。A社では納豆や野菜が安く、B店では外国産の肉類や魚介類が安いです。二店舗間の距離は近く、ターゲット層もほぼ同じであるこの二店舗の商品群による価格帯の違いは何に起因しているのか。私が着目したのは、「各店舗がどのようなネットワークを持っていて、どこから商品を仕入れているのか」という点です。各店舗についてさらに詳細に調べてみると、A店は本社が県内(私の住んでいる茨城県)にあり、一方でB社はセブンアンドアイホールディングスと資本関係にある企業でした。ここから推測できることは①A店は地元農家とのコネクションが強く、茨城県農家から仕入れた野菜・納豆を安く販売できるのではないか、②B店はセブンアンドアイホールディングス、そしてその裏側にいる三井物産とのコネクションがあり、海外からの輸入食品に強みがあるのではないか、という二点です。実際に店舗の社員さんに伺うと、各社コネクションには差異があり、そこから価格の違いが生じるそうです。 二つ目の価格決定要因は「国際情勢や経済、気候の変動」です。A社の同一店舗において、全く同じ商品であっても時期によって値段が変化します。具体的な例を挙げると、小麦粉の値段は、仕入れ先の気候に伴う生産量、物価により影響を受けていると感じました。ハリケーンや経済情勢などのニュースが、身近な店舗にまで反映されているのは非常に興味深いと感じました。 三つ目の価格決定の要因は「店舗の立地」です。同じB社であって東京都と茨城県の店舗では価格帯が大きく異ります。至極当然のことのようにも考えられますが、ここにはどのような要因が絡んでいるのかも私にとっては興味の対象でした。店舗の利益を分解すると、売上(客数×平均購入個数×平均単価)-コスト(仕入れ値・人件費・光熱費・固定費)と考えられます。このように分解すると、都会店舗は田舎店舗よりも高額な人件費と固定費(土地代など)を支払う代わりに、客数と平均単価で賄っていると考えられます。平均購入個数や仕入れ値、光熱費はコントロールが困難なため上記の変数によって賄っていると考えられます。 このように商品の値段一つをとっても、何も考えずに見ると記号としての数字ですが、想像を膨らませるとその背景には様々な要因が関係しており、非常に興味深いです。このように考えると、スーパーマーケットは世界中の様々な情報が、最終製品として顕在化している展示場のように思えます。両親によると、私は幼少期から「なんで?どうして?」という疑問を一々問うてくる子供だったようで、一つのモノごとについて深く考え、その背景まで考察するのが興味深いと感じます。
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