リクルート関連のテクニック
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- リクルートのインターン選考(ES・面接・Webテスト)対策 46,732 views リクルートのインターンのエントリーシート(ES)一覧はこちらから就活生のほとんどが利用したことがあるであろう「リクナビ」の運営など、人材業界の中では圧倒的No.1の規模を誇る企業である「リクルート」。「HRテクノロジー事業・メディア&ソリューション事業・人材派遣事業」などの幅広い事業を手掛け、現在では「海外進出」にも大きく力を入れています。本記事では、リクルートのインターン内容から具体的な選考対策までを紹介します。なお、人材業界を志望する就活生には就職エージェントneoの利用がオススメです。アドバイザーから、人材業界を志望する理由を基に、ほかに受けるべき企業に関するアドバイスなどが受けられます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。【本記事の構成】●リクルートとは●リクルートのインターン内容●リクルートの求める人材像●リクルートのインターン選考フロー●リクルートのインターン選考:エントリーシート(ES)対策●リクルートのインターン選考:面接・Webテスト対策●最後にリクルートとはリクルートは1960年に創業し、時代の変化やニーズに合わせながら"新しい価値と新しい出会い"を提供し続けてきました。そんな"新しい価値と新しい出会い"を提供し続けているリクルートは現在、連結売上収益は2兆3,107億円、60ヶ国以上でサービス展開、従業員はグループ全体で45,000人超え(2019年3月時点)など、日本を代表する企業にまで発展しました。参考:リクルートHP:リクルートについてリクルートの創業から現在に至るまでの変遷は以下の通りとなっています。リクルートの歴史1960年代:自分の意思で選ぶ─情報の自由化、誕生人材を求める企業。仕事を求める学生たち。両者のニーズを結びつける新しい情報誌ビジネスをスタート。▼1970年代:企業主導の情報から消費者主導の情報へ─価値観を変える偏差値やブランドにこだわらない進路選択を。閉鎖的な情報を開放し、自由な住まい探しを。転職を自由化し、何度でもチャレンジできる社会へ。▼1980年代:さらなる多方面で、新たな機会を提供する女性たちの社会進出を支援、新たな就業機会を。海外旅行の楽しさを伝え、誰もが気軽に海外へ行く機会を。オープンでフェアな情報を提供していく。▼1990年代:マスから個人へ─価値基準の多様化に応える画一的で退屈な結婚式を解消し、結婚をもっとHAPPYに。インターネット時代の先取り、いち早いネットメディアへのチャレンジ。地域の情報を地域の人に届け、地方を活性化。▼2000年代:多品種少量の進化─悩みや望みの細分化を支援するフリーマガジンで固定化された消費行動を流動化・活性化。Webサイトでユーザーとクライアントのマッチングを実現。カウンターサービスで一人ひとりの「不」に耳を傾ける。▼2010年代:加速する社会の変化に適応し、変わり続けるこれまでにない速度でグローバル化が進行。スマートフォン、タブレットなどの新デバイスやSNSの普及。コミュニケーションのありかたが大きく変わる時代に大規模なグループ再編を行い、さらなる成長を目指す。引用:リクルートHP:沿革・歴史上記の沿革・歴史から分かる通り、リクルートは時代の変化にあわせ、社会やお客様に様々な"価値提供"をしてきました。リクルートは様々なサービスを展開していますが、主要なサービスとしては以下のようなものがあります。●HRテクノロジー事業Indeed.com、Glassdoor●メディア&ソリューション事業SUUMO(スーモ)、ゼクシィ、カーセンサー、じゃらん、ホットペッパーグルメ、リクナビ、タウンワーク●人材派遣事業リクルートスタッフィング、CSI特に「メディア&ソリューション事業」においては、多岐に渡る分野のメディアを運営しています。そしてリクルートの「企業理念」は、"私たちは、新しい価値の創造を通じ、社会からの期待に応え、一人ひとりが輝く豊かな世界の実現を目指す。"です。その企業理念の元、「ビジョン・ミッション・バリューズ」として以下のものを掲げています。ビジョン[目指す世界観]●FollowYourHeart一人ひとりが、自分に素直に、自分で決める、自分らしい人生。本当に大切なことに夢中になれるとき、人や組織は、より良い未来を生み出せると信じています。ミッション[果たす役割]●まだ、ここにない、出会い。より速く、シンプルに、もっと近くに。私たちは、個人と企業をつなぎ、より多くの選択肢を提供することで、「まだ、ここにない、出会い。」を実現してきました。いつでもどこでも情報を得られるようになった今だからこそ、より最適な選択肢を提案することで、「まだ、ここにない、出会い。」を、桁違いに速く、驚くほどシンプルに、もっと身近にしていきたいと考えています。バリューズ[大切にする価値観]●新しい価値の創造世界中があっと驚く未来のあたりまえを創りたい。遊び心を忘れずに、常識を疑うことから始めればいい。良質な失敗から学び、徹底的にこだわり、変わり続けることを楽しもう。●個の尊重すべては好奇心から始まる。一人ひとりの好奇心が、抑えられない情熱を生み、その違いが価値を創る。すべての偉業は、個人の突拍子もないアイディアと、データや事実が結び付いたときに始まるのだ。私たちは、情熱に投資する。●社会への貢献私たちは、すべての企業活動を通じて、持続可能で豊かな社会に貢献する。一人ひとりが当事者として、社会の不に向き合い、より良い未来に向けて行動しよう。引用:リクルート企業HP:ビジョン・ミッション・バリューズ時代の変化に合わせながら変革し続け、常に”新たな価値”を提供し続けてきた企業、それが今回紹介するリクルートになります。リクルートのインターン内容ここでは、リクルートの22卒向けインターン内容について具体的に紹介します。リクルートの22卒向けインターンは「WOWINTERNSHIP」です。WOWINTERNSHIPいつの時代もマーケットをけん引してきた、リクルート主要プロダクトの戦略立案に挑戦していただきます。住宅/結婚/旅行/飲食/美容などリクルートを代表する各領域における課題に向き合い、プロダクトを企画する5日間のインターンシップです。主要プロダクトを成長させ続けている社員から、時代が変わっても通じるビジネスノウハウを学んでいただきます。●実施日程2020年9月14日(月)〜2020年9月18日(金)※事前説明会:2020年9月7日(月)予定(参加必須)●実施場所東京リクルート本社および近隣オフィス※開催場所は予告なく変更される可能性があります。●実施内容・既存事業領域が抱えるリアルな課題に向き合うリアリティ・リクルートの事業規模を体感できるプログラム・リアルで膨大なフィードバック・マーケットをけん引する事業成長ノウハウのインプット・優秀チームには、継続したフィードバック機会を提供●その他・期間中報酬10万円支給・交通費支給・一部対象者(※)のみ、宿泊費支給※リクルート本社への移動時間が2時間を超える方で、指定の方法での事前申請を不備なく行っていただいた方に限ります。申請方法等の詳細は選考後参加決定となった方に別途案内されます。参考:リクルートHP:インターンシップリスト「WOWINTERNSHIP」リクルートのサマーインターンの特徴は、なんと言っても"報酬"が出ることです。単純に業界・企業理解を深めるだけでなく、「ビジネス経験を積む・お金を稼ぐ」といった目的の方にとっても最適なインターンではないでしょうか。過去のリクルートのインターンに関して知りたい方は、こちらからご覧ください。リクルートの求める人材像ここでは、「リクルートの求める人材像」について紹介します。リクルートは自社として明確に「求める人材像」を明記していません。しかし、"人材基盤"として以下のように掲げています。リクルートグループは、「価値の源泉は人」と考え、従業員一人ひとりがいきいきと働けるための機会、職場を提供しています。多様な個性や働き方を認め合い、「個の尊重」の実現に取り組みます。引用:リクルートHP:サステナビリティまた、自社HPの「人材開発方針」として以下のように掲げています。人材開発方針の考え方国内グループ会社では、「価値の源泉は人」と考えています。従業員に対するベースとなる考え方は「一人ひとりが起業家精神を持ち成長を続ける」ことです。そのために「成長する機会を提供する」ことが人材マネジメントの役割です。リクルートグループは業務、自己啓発研修を通じて一人ひとりが成長する機会を提供することにコミットしています。国内グループ会社では、これまでグループ内で暗黙的に大切にされてきた価値観を「6つのスキル・4つのスタンスとして整理しています。評価や育成の場面では、特に「自分はどう考え、何をすべきだと思っているのか」を常に問う「圧倒的な当事者意識」を持つ人材となることを重視し、国内グループ会社で実践しています。引用:リクルートHP:人材開発方針上記の「人材基盤」と「人材開発方針」をまとめると、リクルートは"個人の価値観を尊重し、多様性のある雰囲気を重視している"ことが読み取れると考えられます。そこで「人材基盤・人材開発方針・リクルートの社風」などを踏まえ、ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?を参考に考えると、以下の3点が"リクルートの求める人材像"に合致するのではないかと考えました。個人として努力し、成果をあげることができる人材リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる人材今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる人材以下に「リクルートの求める人材像」の理解に役立つ記事を載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。【参考】リクルートのインターン選考フローここでは、リクルートの22卒向けサマーインターン「WOWINTERNSHIP」の選考フローを紹介します。「WOWINTERNSHIP」の選考フローエントリーシート(ES)提出※提出締切は6月16日(火)13:00▼【一次】面接※詳細は書類選考通過者に案内されます。※オンライン面接あり。▼【二次】面接・Webテスト※詳細は一次面接通過者に案内されます。※オンライン面接あり。※交通費は支給されません。※面接とWebテストの結果を併せて選考されます。▼インターン参加以下では、それぞれの選考対策について詳しく解説していきます。リクルートのインターン選考:エントリーシート(ES)対策ここでは「WOWINTERNSHIP」選考のエントリーシート(ES)対策を紹介します。22卒向けサマーインターン"「WOWINTERNSHIP」"のエントリーシート(ES)では、以下の設問が課されます。これまでの人生で成果を出した経験を教えてください。(1)テーマ種別を選択してください。(選択式)→『選択肢』:起業、プロダクト開発、研究・学問・資格取得、インターンシップ、課外イベント・各種コンテスト、アルバイト、部活・サークル・NPO(2)テーマの詳細を教えてください。(100文字以下)(3)成果を教えてください。(200文字以下)(4)ご自身の役割を教えてください。(100文字以下)(5)背景とこだわりを教えてください。(400文字以下)リクルートのサマーインターンのエントリーシート(ES)では、「これまでの人生で成果を出した経験を教えてください。」という大きなテーマで、4つの設問が課されるのが特徴です。そしてこの設問では「学生時代に力を入れたこと」、いわゆる"ガクチカ"を問われています。企業側が「ガクチカの設問」を課す意図としては"経験自体のレベル・スペックの把握"、"自社に合う・マッチする人材か知るため"の大きく2つが挙げられます。また、その上で評価基準として一般的に以下の3点が用いられます。実績自体のインパクトがどれだけあるか書いてある内容から思考力・考えの深さ・人柄を示すことができているか企業で活かせる学びを得ているかつまり、上記の2つの意図に沿い、その上で3つの評価基準を満たすことが「高く評価されるガクチカ」となります。一般的にガクチカは、以下のフレームワークに沿って書くと論理的な文章になると言われています。上記で説明している項目は、以下の記事や動画でも解説をしているので参考にしてみてください。参考:また、今回のような4つの設問が課される場合においては、以下の観点で書くのが良いでしょう。「WOWINTERNSHIP」のES対策テーマの詳細を教えてください。:100文字以内この設問では「(1)結論の内容」を問われています。100文字と文字数も限られているため、要点をしっかりとまとめ、ファクトベースを意識して書くように心掛けましょう。▼成果を教えてください。:200文字以内この設問では「(3)目標と困難・(4)取組みと結果・(5)人柄」を問われています。単純に「活動内容と結果」だけを書くのではなく、「なぜこの目標を立てたのか・自身のどのような人柄や長所を活かして取り組んだのか」など、結論だけ書かれた表面的な内容にならないように心掛けましょう。▼ご自身の役割を教えてください。:100文字以内この設問は「成果を教えてください」という設問に付随するものになります。「自身の役割や立場」をしっかりと明記し、「活動内容や成果」の具体性を増すことができるよう心掛けましょう。▼背景とこだわりを教えてください。:400文字以内この設問では「(2)動機」を主に問われています。「なぜこの活動に取り組もうと考えたのか・取り組む際に心掛けていたことは何か」など、自身の「価値観・バックグラウンド」をアピールするように心掛けましょう。また、400文字と最も文字数の多い設問であるため、まとめの意味でも全体の流れを包括した内容も書けると良いのではないでしょうか。エントリーシート(ES)全体を通じて「リクルートの求める人材像に沿い、自身がリクルート(のインターン)で活躍できる素養を持っている」ことをしっかりとアピールしましょう。実際に通過したエントリーシート(ES)のこの設問に対する回答は以下の通りとなっております。テーマ種別を選択してください。インターンシップ(2ヶ月以上)テーマの詳細を教えてください。長期インターンシップにおいて、自社サービスの利用者数の拡大に貢献した。成果を教えてください。自社サービスである地域特化型クーポン事業において、Twitterから流入した新規会員数とクーポン利用枚数が以前のおよそ2倍に。1日でフォロワーが1000人以上増えたこともあった。ご自身の役割を教えてください。会社唯一の学生インターン生背景とこだわりを教えてください。地域特化型クーポン事業の利用者数向上のための企画に取り組んだ。取り組む中で、私は適切なターゲティングをすることにこだわった。今までは、会員層の厚い主婦に向けた施策のみを行っていた。しかし、私はターゲットに学生を加えるべきではないかと考えた。なぜなら、学生が好むクーポンが多くあったり、大学がある地域を定期的に利用したりと、学生と事業がマッチすると考えたからである。また、主婦層もさらに絞り、クーポンが好き=お得が好き与懸賞が好きな主婦に変更した。そして、どちらにもユーザーが多く、拡散力の高いTwitterを通した企画を実行した。根本的な配信内容の見直しや各種キャンペーンの実施、学生に対しては自ら大学付近に出向き、TwitterのQRコード付きのチラシ配りを行うなど、オンラインだけではなくオフラインからも地道な努力も重ねた。リクルートのインターンエントリーシート(ES)リクルートのインターン選考:面接・Webテスト対策ここでは、「WOWINTERNSHIP」選考の面接・Webテスト対策をそれぞれ紹介します。リクルートのインターン選考:面接対策以下では21卒のインターンレポートを紹介します。21卒向けインターンの面接選考参加者によると、以下のような面接形式だったようです。一次面接●面接時間30~60分程度●面接官と就活生の人数1人:1人●雰囲気和やかで、互いを尊重した対話といった感じ。二次面接●面接時間45分●面接官と就活生の人数1人:2人●雰囲気フランクで和やかな感じ。参考:リクルートのインターンレポートまた、一次面接と二次面接を通じて以下のような質問がされたようです。●自己紹介●学生時代力を入れたこと●インターンへの志望動機●長所と短所上記の質問の対策記事を以下にそれぞれ紹介しますので、併せてご覧ください。●自己紹介について詳しく対策したい方:●学生時代力を入れたことについて詳しく対策したい方:●インターンへの志望動機について詳しく対策したい方:●長所と短所について詳しく対策したい方:こちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく紹介しています。リクルートのインターン選考:Webテスト対策「WOWINTERNSHIP」の二次選考では面接だけでなくWebテストがあります。Webテストの詳細が不明なため、ここではWebテスト完全攻略記事一覧を掲載しておきます。一次選考通過後にWebテストの詳細が判明した場合は、ぜひ以下の記事一覧を参考にしてみてください。Webテスト完全攻略記事一覧1.Webテストとは2.Webテストの種類3.Webテストの対策4.Webテストの答えの入手方法5.Webテストを実際に受験できるサイト最後に今回は、人材業界を牽引する存在である"リクルート"のインターン内容と選考対策を紹介しました。リクルートは時代の変化に合わせながら変革し続けるなど、今や人材業界だけにとどまらず、様々な事業を展開し続けています。そんなリクルートのサマーインターンは、「長期インターンによる貴重なビジネス経験・参加に対する高価な報酬」から、毎年就活生から人気を集めています。本記事を通してリクルートのインターン内容についての理解を深めていただき、「エントリーシート(ES)・面接・Webテスト」の対策を入念に行った上で選考に臨んでいただければと思います。最後にリクルートの企業研究、人材業界の業界研究に役立つunistyleの記事を記載しておきますので、こちらも併せてご覧ください。関連記事リクルートの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- リクルートホールディングスの文理・男女別採用人数|合格者ES付き 18,029 views リクルートホールディングスの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから人材業界の中では圧倒的No.1の規模を誇る企業である「リクルート」。「HRテクノロジー事業・メディア&ソリューション事業・人材派遣事業」を中心に幅広い事業を手掛け、海外展開にも力を入れています。代表的なサービスとしては住宅情報誌「SUUMO」、ブライダル情報誌「ゼクシィ」、飲食店情報と割引クーポンの「HotPepperグルメ」、HRテクノロジー事業の1つである「Indeed.com」を手掛けています。本記事では、リクルートホールディングスの内定者実績を男女別・文理別の2つの観点でまとめていきます。本記事の構成リクルートホールディングスの男女別採用人数リクルートホールディングスの文理別の採用人数リクルートホールディングスの選考レポートリクルートホールディングスの本選考合格者ES最後にリクルートホールディングスの男女別採用人数リクルートホールディングスの過去2年分の男女別採用人数(※大卒および修士のみ)は次のようになっています。2019年は男女別のデータがありませんでした。参考:就職四季報2020リクルートホールディングスの文理別の採用人数リクルートホールディングスの過去2年分の文理別採用人数(※大卒および修士のみ)は次のようになっています。2019年は文理別のデータがありませんでした。参考:就職四季報2020リクルートホールディングスの選考レポートここでは、リクルートホールディングスの総合職に内定した20卒の体験記を一部抜粋して紹介します。リクルートホールディングスの選考レポート一覧はこちらからこの合格者の選考レポートはこちらから選考時期をお答えください。5月上旬~6月中旬本選考の結果について選択してください。内定本選考のためにした準備についてお答えください。(200文字以上)自分の価値観、性格について問われるという情報が就活サイトから得られたので、自己分析を重点的に行った。最初はあまり自己分析をどうやればいいか分からなかったが、「自分が嫌だったこと」に注目してそれはなぜ嫌だと思ったのか、それは我慢できることなのかをまとめた。その結果、自分が絶対に譲れないことが分かり、就活の軸もしっかり定まった。面接を経るごとにその軸で自分が幸せになれるという確信に変わっていき、それがリクルートの求める像に一致していたと思う。本選考のフローについて結果連絡を含めてお答えください。エントリーシート(締め切りの8日後に合格連絡)⇒1次面接(即日通過連絡)⇒2次面接(2日後通過連絡)⇒3次面接(即日通過連絡)⇒4次面接(翌日通過連絡)⇒人事面談(その場で内々定承諾)エントリーシートの設問項目についてお答えください。これまでの人生で成果を出した経験を教えてください。■テーマの詳細を教えてください。○100文字以下■成果を教えてください。○200文字以下■ご自身の役割を教えてください。○100文字以下■背景とこだわりを教えてください。○400文字以下筆記試験の形式、難易度、試験時間についてお答えください。テストセンターで基礎能力検査と性格検査難易度はそこまで高くないと思う。他の企業に出したものを使いまわした。それぞれの面接およびGDについて、社員の人数および役職、面接を受ける学生の人数、面接会場、面接時間、質問内容、面接の雰囲気、面接の感想についてご記入ください。【1次面接】@フクラシア八重洲約45分間・学生2人:面接官1人(部門マネージャー)・和やか。1人15~20分ずつ質問され、その後逆質問・質問内容は「学生時代最も頑張ったこと」と、それに関して面接官が気になったことを3つほど掘り下げ・感想は、いわゆる圧迫面接を想像していたが全く異なり、学生の個性を引き出そうとする面接だった【2次面接】@TKP東京駅セントラルカンファレンスセンター約40分間・1:1の面接、面接官は部門マネージャー・1次面接よりは掘り下げがきつかった。でも圧迫というわけではなく、なぜその行動に及んだのか価値観を見られていた・質問内容は引き続きガクチカのみ。それについて掘り下げが30分間続いた。個人的には2次が最もキツイ面接だった。【3次面接】@グラントウキョウサウスタワー約40分間・1:1の面接、面接官は部署マネージャー・質問内容は引き続きガクチカのみ。1次と2次とほとんど変わらない内容で、もしかしてキープするために面接を増やされたのか?と思った。何も変化がなく帰るのも何なので、逆質問をかなりした。【4次面接】@グラントウキョウサウスタワー約40分間・1:1の面接、面接官は執行役員・質問内容はガクチカ、企業を選ぶ軸・執行役員だという紹介を受け、最終面接だと思ったので頭をフル回転させて臨んだ。雰囲気は和やかでこちらの話したい事を話させてくれた。【人事面談】@グラントウキョウサウスタワー2時間弱・1:1の面談、相手はこれからのメンター社員の方・内容は自身の価値観、企業選びの軸の確認リクルートで働くうえで不安に思っていることの質疑応答リクルートの社風、企業制度等紹介内々定承諾するか相談・こちらの疑問に全て答えてくれる。これからの働き方、市場についても簡単にプレゼンしてくれ非常に勉強になった。本選考において評価されたと感じたポイントや選考において重視されていたと思う点についてお答えください。(100文字以上)学生時代頑張ったことについて、そこからどのような価値観が形成され、どのように働きたいか言語化できたことだと思う。選考において重視されていたのはコミュニケーション能力と自分から動いて目標を達成する力がポテンシャルとして評価する基準になっていたと感じている。面接において印象に残った・回答に困った質問をお答えください。4次面接までガクチカを掘り下げられた。自分が何気なくしたと思っていた行動でも面接官からしたら疑問に思うこともあり、その理由についてうまく言語化していくのに頭を使った。面接・GDなど各選考フローにおいて心がけていたことをお答えください。(100文字以上)基本的なことであるが、結論から話し、まずは短くまとめて返すようにした。そこから会話を広げるようにして、面接というよりは会話として臨んでいた。その方が相手に伝わるように話すことができるし、相手のことを質問することで休憩することもできた。業界・企業研究や各種選考対策に使用していたサービス・書籍をお答えください。unistyle、就活速報、みんしゅう、外資就活ドットコムリクルートホールディングスの本選考合格者ESここでは、リクルートホールディングスの合格者ESを3つ紹介します。2020年卒(総合職)2020年卒(営業職)2020年卒(プロダクトグロースコース総合職)闇雲に内定者のESを真似するのではなく、どのような書き方であれば評価され、反対にどのような書き方は評価されないのかを自身でよく考えることが重要です。参考:【ガクチカ|悪い例】賢者は失敗から学ぶ。評価されないガクチカとはその企業に合格したエントリーシートを読むことで、単純に書き方を学ぶだけでなく、その企業がどのような人物を求めているのか、設問からどのようなことを聞きたいのかを学ぶことができます。リクルートホールディングスの合格者ES一覧はこちらから2020年卒(総合職)この合格者のESはこちらから成果を出した経験を教えてください:リクルートスターバックスコーヒーのアルバイトで地域別コーヒー豆の売り上げランキング大幅上昇に貢献アルバイトとして働いているスターバックスコーヒーで横浜・川崎地区のコーヒー豆の売り上げランキングにおいて振るわなかったが、様々な取り組みを店舗の仲間、先輩とともに提案しそれを店舗でシェアし、実行していった。そうしたところ最終的に横浜・川崎地区という大きい地区において2位の売り上げを記録した。戦略を提案するアイデアマン、また店舗全体での共有を推進した。私たちの店舗は横浜・川崎地区という大きい地区に属しているが、小さい店舗のため以前から売り上げはそこまで振るわなかった。そこで売り上げを伸ばすにはどうすれば良いかと考えたところ、コーヒー豆の売り上げ比率が他より高かったのでそこを強みと確認し、その強みを伸ばそうという提案をした。しかしそれでも地区の売り上げランキングでは圏外だった。そこで、まずはパートナーのコーヒーの知識がないとお客様に説明できないと感じ、まずはパートナーのコーヒーの知識の補強、またコーヒー豆を買ってくださったお客様に他の種類のお豆をサンプルとして渡すことによりもっといろんな種類の美味しさを知ってもらいまた来てもらうということを実践した。またお豆で悩んでいるお客様に積極的にお声を掛けにいくことを行なった。パートナーのコーヒーに関する知識などの内部的な改革とお客様との関わりという外部的な改革、この2つの改革にこだわった。2020年卒(営業職)この合格者のESはこちらから成果・自身の役割・背景とこだわりを教えてください:リクルート成果を教えてください株式会社アンビシャスにてトランクルーム出店の営業インターンを6ヶ月行い、過去30人いたインターン生の中で最優秀成績の2店舗出店した。流れとして不動産に営業して物件情報をもらう→もらった物件の中から内見する→事業計画を作成し提案→成約。ご自身の役割を教えてください8人いる営業チームの中の一人。背景とこだわりを教えてください「困難にチャレンジし、自分を成長させたい」という思いからトランクルーム出店という営業インターンに参画し、「誰よりも優秀な成績を残したい」と思い日々取り組んでいた。またこだわりとして、効率よく出店することを意識していた。営業当初はとにかく物件をもらうことだけを考えていた。するともらった物件の30%しか出店可能な物件がなく、その物件を内見しても出店するのが難しいため効率が悪かった。そこで過去に成約した物件を分析して共通する条件(大きさや坪単価など)を導き出し、その条件で物件を探すようにすることで可能性の高いものだけを当たるようにした。結果としてもらった物件の60%が使えるようになり、効率よく物件を回れるようになった。そのおかげで2店舗出店でき、過去に30人いるインターン生の中で最も優秀な成果を出すことができた。2020年卒(プロダクトグロースコース総合職)この合格者のESはこちらから成果・自身の役割・背景とこだわりを教えてください:リクルート成果を教えてください〇〇チームを友人と立ち上げ、初年度はメンバーが7人だった。大きな目標として「体育会加入」を目指していたので、まずはメンバー集めを行った。PVを作ってSNSで発信をし、認知向上に努めた結果、現在では30人を超えるチームになり、前回の大会では団体準優勝の結果を残した背景とこだわりを教えてくださいチームの目標として「大会で優勝」を掲げて活動していた。大学から競技を始めた人が多く、レベルがバラバラであることに問題を感じ、海外合宿を企画して技術向上に貢献できる練習環境作りを行った。日本では練習に不向きな波が多く、またチーム全員で集まって練習する機会も少なかったため、短期集中的に練習に取り組める環境を求め行動に移した。部員の日程調整や、経済的な側面も考慮して合宿を企画することは非常に難しいものがあったが、メンバーの得意なことを理解し仕事を割り振ることで企画を実践することができた。サッカーをしていた時の経験から継続することの大切さを理解していたので、この活動を継続できるようにしたところ、前大会では団体戦では準優勝するまでに成長させることを成し遂げた。webメディアでのインターンや開発の運用経験を教えてくださいウェブ動画制作会社での長期インターン(継続中)で、自社メディアのInstagramの運営。ディレクターとして活動しており、企画から編集まで行っている。社員の方と肩を並べるくらいのユーザービューを残しており、ユーザー目線でどんなことを求めているのか、どの環境においても視聴することができるのかを人一倍意識して取り組んでいる。本記事ではリクルートホールディングスの採用実績を採用大学別など複数の切り口でまとめました。unistyleでは何度もお伝えしていますが、採用実績はあくまでも参考程度に留めておきましょう。「【完全ガイド】エントリーシートの書き方|選考通過者のES例文50選付」でも述べていますが、学歴は複数ある評価基準のうちの1つの基準でしかありません。自らが志望する企業であれば、採用実績の有無に関わらず選考にぜひ挑戦してみてください。リクルートホールディングスの選考対策記事は以下の関連記事からお読み頂けます。十分の対策をして選考に臨みましょう。リクルートホールディングスの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから【関連記事】・・・・
- リクルートのES対策!求める人物像を理解して採用レベルのガクチカへ 34,949 views リクルートの本選考ES一覧はこちらリクルートホールディングスはリクルートグループの持株会社であり、メディアビジネスと人材ビジネスを中心とする、リクルートグループ全体の経営方針の策定や経営管理に加えて、Web横断組織による新規事業開発・グループ事業価値向上を目指しています。有名なものとしては住宅情報誌「SUUMO」、ブライダル情報誌「ゼクシィ」、飲食店情報と割引クーポンの「HotPepperグルメ」などのメディアを展開しています。起業志向の人やバリバリ働きたいといった活動的な学生が志望する印象がありますが、実際にはどのような人材が求められているのでしょうか。本記事では求める人材とESの設問を見ていきます本記事のコンテンツ・事業内容と採用HPから考えるリクルートホールディングスの求める人材・リクルートホールディングスのES設問└設問(1)(2)└説問(3)└説問(4)・最後に事業内容と採用HPから考えるリクルートホールディングスの求める人材そうですね。大きな出来事としては2つあります。まず1つ目はアントレの営業だった時代のことです。当時、僕は新卒入社2年目だったのですが、たったひとりで部署全体の経営目標の15%という巨大な目標を背負っていました。ところが事業の風向きが悪く、まったくもって達成の見通しが見えなかったんですね。その際、自分が主導となって自主的にチームを超えたヨミ会を組成し、ひとりひとりの営業メンバーに声をかけて動くなど、自分の数字だけではなく、事業全体のために、必死で営業活動を展開しました。結果、当初にはまったく見えなかった目標を、最終日の受注登録が閉まるほんの数分前に、全員の力で達成できました。圧倒的な当事者意識と、自分以外の誰かのために命をかけることで、不可能は可能にできると感じた瞬間でした。2つ目は新卒入社7年目に、グループ会社のニジボックスの社長になった時代の出来事です。当時、赤字幅がまったく縮まらず、満身創痍の状態で、このままだとあと9か月で倒産してしまうというところまで来ていたタイミングでの社長就任でした。自分がマネージャー時代に雇ったメンバーの解雇を含むあらゆる構造改革と、新ビジネスの立ち上げを通して黒字化を果たし会社を存続させたという経験。もっとも厳しい経営の局面に対峙したことで、なんのために働くのか、なんのためにビジネスをするのかなど、自分の中での「揺らがない決意」のもち方が身についた貴重な経験となりました。参考:INTERVIEW0→1入社2年目でポンパレモールというサービスの立ち上げの、かなりの部分で裁量権をもたせてもらいました。全部で約400画面分のUIデザインから、実際のフロントエンドのコーディング部分まで。さらに、カスタマー側については、UIデザインよりさらに上流に、どういうコンセプトでこのサービスを作るべきなのかを言語化したり、そもそも誰が対象のカスタマーでどういう価値を届けるものかを伝えたりと、試行錯誤しながら立ち上げのプロセスをひと通り経験して、成し遂げました。思い返せば、入社2年目の社員にそんな仕事を任せることはリスクもあったはずです。ただ、その思い切った判断のおかげで、今があるんだと思います。参考:INTERVIEW0→1セルフドリブンと言いますか、自分で問題に気付き、自分で学ぶ。そういう人がいると頼りになりますね。Indeedはセルフドリブンな人材の宝庫で、その人たちが最大限に能力を発揮できる場所。知らないことをなんでも聞ける社風があって、そういう力を持っている人たちがたくさんいます。技術的な課題に取り組むのを楽しみつつ、解決に至るまでのコミュニケーションも楽しめるような人に来てほしいですね。参考:INTERVIEW1→100以上はリクルートホールディングスの新卒採用HPにて紹介されている社員インタビューの一部です。前者はビジネスグロース、後者2人はエンジニアの方のインタビューになっています。中でもいくつかの文章を抜粋し、働き方や求める人材を考えていきましょう。「自分が主導となって自主的にチームを超えたヨミ会を組成し、ひとりひとりの営業メンバーに声をかけて動くなど、自分の数字だけではなく、事業全体のために、必死で営業活動を展開しました。結果、当初にはまったく見えなかった目標を、最終日の受注登録が閉まるほんの数分前に、全員の力で達成できました。」ここでは、自身がリーダーシップを発揮し、周りをうまく巻き込んだことによって目標が達成できたことが語られています。さらに、入社7年目でグループ会社の社長を任されていることや、2個目のインタビューでは、入社2年目にして大きな裁量を与えられたということも話されており、年齢に関係なく裁量をもって仕事ができる環境であることがわかります。「全部で約400画面分のUIデザインから、実際のフロントエンドのコーディング部分まで。さらに、カスタマー側については、UIデザインよりさらに上流に、どういうコンセプトでこのサービスを作るべきなのかを言語化したり、そもそも誰が対象のカスタマーでどういう価値を届けるものかを伝えたりと、試行錯誤しながら立ち上げのプロセスをひと通り経験して、成し遂げました。」裁量を任されるということは、上記の抜粋からもわかるように、ただ与えられたタスクを指示通りこなすのではなく、自分で考えて自分で仕事を作っていくということになります。また最後の引用では「セルフドリブンと言いますか、自分で問題に気付き、自分で学ぶ。」と記述されていることや、他のインタビューでは自分から仕事を作る環境である、単独でプロジェクトに参加することが求められることがある等と話されています。以上から、リクルートホールディングスが求める人材はにおける「1.個人として努力し、成果をあげることができる」・「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」に該当すると考えられます。またリクルートホールディングスでは仕事を0→1と1→100に分類しています。0→1では新しい仕組みづくり、新規事業立ち上げといったところが該当します。また、社員のインタビューでは、ほとんどの社員が0→1、1→100の仕事両方を担当した経験があるようです。また、1→100の仕事の中でも新しい仕組みを導入することで既存のビジネス(ここでいう1)の拡大に成功した(1を100にした)という社員インタビューもあることから、リクルートホールディングスでは全体として企業に伝えるべき5つの強みにおける「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」能力が求められているといえます。リクルートホールディングスのES設問(1)学生時代に成果を出したことについて(100文字以下)(2)成果を教えてください。(200文字以下)(3)ご自身の役割を教えてください。(100文字以下)(4)背景とこだわりを教えてください。(400文字以下)参考:リクルートホールディングスの企業研究リクルートホールディングスのESでは志望理由についての設問がなく、例年具体的な経験、実績やスキルを聞かれる設問のみになっています。全問を通じて、学生時代にがんばった一つの出来事に対して回答する形式になっています。それぞれの説問で、(1)学生時代の実績・経験の概要(2)成果の具体的内容(3)自身の役割(4)成果を出せた背景とこだわったポイントが聞かれています。から類似した質問がありますので、そちらを参考にすると、大きく①②では経験・エピソードそのもの、③ではあなたがチームとしてどのような役割を果たすのか、④価値観や方法論について評価されていると考えられます。設問(1)学生時代に成果を出したことについて(100文字以下)説問(2)成果を教えてください。(200文字以下)ここでは上述したように経験・エピソードそのものについて聞かれていますにありますように、①インパクト、②目標達成能力、③リーダーシップ、④チャレンジ精神の4点で評価されていると考えられます。リクルートホールディングスでは、ESの設問が実績や経験を問うもののみであることから、ESではある程度能力を見ようとしていることが推測できます。ですので、経験そのものの質も求められていると考えられます。しかし、そういったレベルの高い経験のない場合は、上記で述べたにおける「1.個人として努力し、成果をあげることができる」「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」といった能力が求められていることや社員インタビューから社員は強いコミット力を持っていることがわかりますので、これらの能力があることを先述の4要素の流れの中で一貫して説明できるエピソードであれば評価されるでしょう。説問(1)カンボジアで奮闘する18人のチームワーク向上に貢献した「○○」説問(2)チーム全員が打ち解けやすい環境をつくり、一年生と上級生の垣根をなくした結果、チームの団結力が上がり三年間で最も多い150人のカンボジアの生徒に対してのサマープログラムを成功させ、活動が現地メディアにも取り上げられた。参考:エントリーシート上記のうち①学生時代の実績・経験の概要の回答例をみていきますと、こちらではエピソードについて簡潔に目的と結果が説明されています。エピソードそのものについては、チームの調整役としての実績ですので、実際に入社後の活躍が想像しやすいエピソードになっていて、エピソード自体のハードルが高いため、評価されやすい経験であるといえるでしょう。また、新卒採用HPの社員インタビューから、自分からどんどん動いていくことのできる環境、逆に言うと、そうしなければならない環境であると考えられますので、そういった積極的に行動したエピソードであれば、実際にそのような環境で働いている想像ができるため、好ましいといえます。説問(3)ご自身の役割を教えてください。(100文字以下)こちらは、取り組みの中での自身の役割について聞かれています。前の2つで既にエピソードの骨格部分を回答していますが、説問(4)が字数が多く、具体的な内容を書く最大のアピールポイントになると思われるため、説問(4)の補助、もしくは他の説問での回答内容をより膨らませられる具体例を書くところと考えます。また、自身が集団の中でどのような役割を果たす人間なのか、その点においても意識して回答していきたいところです。説問(3)「メンバーの仲を深めるイベント(交流会など)を企画する、イベント係」参考:エントリーシート役割だけでは100文字も必要ないため、こちらの回答のように、その中でも何か具体的な取り組みについて回答し、説問(4)に繋げたいところです。説問(4)背景とこだわりを教えてください。(400文字以下)この設問では、成果を出した背景とそこでのこだわりについて聞かれています。まずは成果のアウトラインを改めて書き出し、その後何故その成果を出すことができたのか、自身の役割に基づいた行動と、そこでこだわった点について書いていくと、まとまった回答になると思います。こだわった点に関しては、何故こだわったのか、こだわった結果どういうプラスが生まれたのかをしっかり書くことで、書き手の人柄や能力を読み手に伝えることができます。内定者の回答私は学生時代、18人のメンバーと一年かけて授業の構成を練り、夏休みの一か月間、カンボジアの中学校で授業をするというボランティアサークル活動を三年間行ってきました。そこで、メンバーの仲を深めるイベントを企画する、イベント係として、メンバーが打ち解けやすい環境づくりに特に力を入れました。初回の会議で一年生から意見が出ないという問題を、一時期は「敬語ポリス」と呼ばれたほど徹底して敬語を禁止し、上級生と一年生の垣根をなくすことで解決しました。さらに、みんなが参加したいと思えるような、サークルのOB・OGとの交流会などを新しく企画するなどし、一年生のイベント参加率を100%にしました。結果、一年生も上級生と完全に打ち解け、現地でもチームワークを発揮することができました。イベント係として、メンバー全員が自由に意見を出してチームとしてのパフォーマンスを上げられるチーム作りに、こだわりました。参考:エントリーシートこちらの回答では、イベント係としてメンバー間の垣根を無くそうと努力したことが述べられています。働く中では様々な年齢層の人たちと共に仕事をしなければなりませんので、このように学年の壁を無くし、集団でのパフォーマンスを向上させた実績は評価できるものだと考えます。ただし、「敬語を無くすだけで集団のパフォーマンスが向上するのか」という疑念を読み手に与えかねないので、敬語を無くしたことでの効果については、より具体的エピソードを用いて補完する方が無難だと思います。最後に今回のまとめリクルートでは、以下の3点が鍵となります。リクルートホールディングスではにおける「1.個人として努力し、成果をあげることができる」・「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」能力が求められています。リクルートホールディングスのガクチカは経験の質も求められていますが、特別な経験がなくても上記の素養をアピールすることでES突破は可能です。エンジニアとしての具体的な実績がなくても、熱意をアピールすることでES突破は可能です。このように特別な経験がなかったり、実績がなかったとしても、求められている素養や熱意を伝えることで十分にES選考を突破することが出来るので、少しでも興味のある人は選考にエントリーしてみて下さい。参考:リクルートの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからphotobyMartinThomas
- リクルートHDのES徹底解説!選考通過者のガクチカ分析 30,246 views リクルートの本選考ES一覧はこちら就職活動生なら必ずと言っていいほど利用することになるであろう「リクナビ」を始めとした就職情報事業を始め、「ホットペッパー」といった販促メディア事業、人材派遣業などを主要業に据え、様々な関連子会社を傘下に収め手がけている人材業界最大手リクルートホールディングス。企業家精神を持つ社員が多く、独立して起業したりヘッドハンティングされるケースが多いのも特徴である当社ですが、2019年度からグループ各社採用から一括採用へと採用方法が変更となりました。本記事では、ES突破のために実際の本選考の設問を基にESの回答プランを紹介していきます。本記事のコンテンツ・リクルートホールディングスの本選考ES設問・設問1:テーマ種別を選択設問2:テーマの詳細を教えてください。・設問3:成果を教えてください。設問4:ご自身の役割を教えてください。・設問5:背景とこだわりを教えてください。・最後にリクルートホールディングスの本選考ES設問◆これまでの人生で成果を出した経験を教えてください。◆テーマ種別を選択◆テーマの詳細を教えてください。(100文字以下)◆成果を教えてください。(200文字以下)◆ご自身の役割を教えてください。(100文字以下)◆背景とこだわりを教えてください。(400文字以下)「これまでの人生で成果を出した経験」というオーソドックスな設問ですが、個々の設問の解説に移る前にリクルートホールディングスの採用ホームページからその企業文化に適した求められる素養について紹介していきます。リクルートの競争優位の源泉は人であり文化Whyareyouhere?(あなたは、どうしたい?)創業以来、人や組織が変化していく中で続いてきた、独特な企業文化があります。リクルートでは、若手のうちから大きな仕事に挑戦するチャンスがあり、業務に対し自分自身がどうしたいのかを問い、自ら起案し、決済責任者に説明しきることで醸成される「起業家精神」が重視されます。そして、一人ひとりが「圧倒的な当事者意識」を持ち、成果にコミットすることが求められています。自身の領域外であっても問題提起し、周囲をもまきこんで実行するリーダーシップが尊重され、その成長を支えるための組織横断的な風土があります。成果を出した人が、そのための秘訣や過程を他の人に共有したり、社外のパートナーとの協業や成果を仲間に共有する機会が、「個の可能性に期待し合う場」として組織全体に設けられることでより大きな成果を生み出しています。参考:キーワードで見るリクルートリクルートには先輩や上司に相談を仰いだ際にも「お前ならどうしたい?」と聞き返されるなど、「圧倒的な当事者意識」を何より大事にするという独特の企業文化があることが読み取れるでしょう。また、若手から挑戦する風土や自身の領域外の人々をも巻き込んで成果を出していくことを徹底していることから、「①個人として努力し、成果をあげることができる」「②リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」、といった2つの素養は他社よりも重視して見られていると考えられます。かつ「起業家精神を重視する」とはっきり書かれ、仕事を0→1(新規事業立ち上げ)、1→10(既存ビジネスに新たな仕組みを導入)両方に携わっていくことが多く「③今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」、という素養も重要でしょう。リクルートホールディングスの求める人材については以下の記事も参考にしてみて下さい。参考:→リクルートホールディングスの事業内容の分析し、求める人材像について考察した記事です。設問1:テーマ種別を選択設問2:テーマの詳細を教えてください。◆テーマ種別を選択◆テーマの詳細を教えてください。100文字以下「テーマ種別を選択」とは起業・サービスの企画、開発経験・インターンシップ・海外留学、ゼミ、研究などの学業・部活、サークル、アルバイトなどから一つを選ぶ形式となります。設問の意図後の面接の際に面接官が「成果」についてイメージしやすくするための素材と考えられます。意図を踏まえた回答方針100文字と非常にコンパクトであるため、後に触れる「役割」「成果」の本題の内容は抑え、いかに面接官が「成果」を頭のなかでイメージし、その成果がインパクトがあるか伝えやすくすることに徹したほうが良いでしょう。内定者の回答以下からは内定者の回答として「ベトナムでの海外インターンシップで、歴代最高営業成績の樹立」の例を紹介していきます(字数などの形式が若干異なる場合があります)。設問3:成果を教えてください。設問4:ご自身の役割を教えてください。◆成果を教えてください。200文字以下◆ご自身の役割を教えてください。100文字以下設問の意図先程の求める素養から考えると①インパクト、②目標達成能力、③リーダーシップ、④チャレンジ精神の4点で評価されていると考えられます。また、リクルートのESでは「成果」にフォーカスした設問のみであることからある程度成果の質も問われていると考えられます。学生時代頑張ったことの評価基準については以下の記事も参考にしてみて下さい。参考:→企業が学生の「学生時代に頑張った経験」を、どのような観点から評価しているのかについて4つの項目から分析していきます。意図を踏まえた回答方針以上で述べた4点を上手く盛り込む必要がありますが、字数が限られているため、2つの設問で4つの要素を盛り込めるようにすると良いでしょう。自身の役割の項目でリーダーシップをアピールし、成果の項目でインパクトや目標達成能力はアピールできます。この設問だけで全て盛り込めない場合は次の設問で字数が豊富にあるため、そちらで重点的に述べるのも手です。また自分の成果の質に自信がない学生も多いと考えられるので、その際はリクルートの求められる素養がよく表れたエピソードを選ぶと良いでしょう。内定者の回答約100万円を売り上げて、グループ11カ国26拠点にいるインターン生の最高営業成績を更新した。ベトナム・ハノイにある人材紹介会社にて、在ベトナム日系法人向け営業として勤務。(学生インターン生は1人)設問5:背景とこだわりを教えてください。設問の意図今まで述べてきた「成果」に対して、「何故そのような行動をとったのか?」「どのような価値観で努力したのか?」という背景を見ている設問です。最も字数が豊富な設問であり、「この人はどのような状況や考え方で努力できる人なのか」と人事が入社後の仕事への取り組み方をイメージする上で重要な設問となっています。意図を踏まえた回答方針文字数を考えると成果や役割といった項目よりもどのような価値観で努力してきたかという項目が重要視されていることが分かるかと思います。一つ一つの意思決定において「何故そのような決断をしたのか?」という回答に説得力を持たせるためには自己分析を行い自分の価値観を把握して行くしか無いでしょう。意思決定の理由については面接でも深掘りされることが想像されるため、ES作成段階である程度質問を想定していくことが重要となってきます。内定者の回答【スポーツ以外の新分野で、実戦経験を積み成長する為】私はこれまで、〇〇ユースに所属してプロを目指し取り組んでいたサッカーや、大学での総合格闘技など、スポーツの分野において、結果を残すことに執着して物事に取り組んできた。しかし大学3年に進学した際に、スポーツ選手になるという選択肢はリアリティのない状態であった。そこでビジネスという別の「山」で、頂上に登り大きな成果を残したいと考えた。成果を残すためには、練習を積まなければいけないということは、幼少期から叩き込まれていた為、海外未経験ながら求める環境が揃っていたベトナムに渡航し、長期インターンシップに取り組むことを決意した。【周囲の方を巻き込み、動かし続けること】セールスレコード樹立を目標にベトナムに渡航したものの、来越当初は初めて体験することが重なり非常に苦労した。フルタイムで社員と同条件での仕事、発展途上国での過酷な生活、外国人とのコミュニケーション、それも現地に知人が一切おらず頼れる人もいなかった。しかしまずは無い物ねだりを辞めて、自ら勉強する機会を創り続けた。発展途上国特有の人との距離の近さを活かし、現地で働いている方や、時には取引先の方にもお願いをして、営業のコツをご指導頂いた。そんな姿勢が徐々に周囲に伝わり、社外の方からお客様をご紹介頂くなど、周囲を巻き込むことができた結果、約100万円を売り上げてグループ11カ国26拠点の最高営業成績を樹立することができた。幼少期から自身を振り返った自己分析を行なっていることで「なぜ長期インターンに参加したのか?」について、その人らしさがでた内容となっています。アピールしている素養も①個人として努力し、成果をあげることができる②リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができるという2点がアピールされており、伝わりやすい内容と言えるでしょう。最後に「起業家精神」「圧倒的当事者意識」という独特な企業文化を持つリクルートはESの内容も「成果」について徹底的に深掘っていくなど、「成果を出し切る力」「ゼロから何かを生み出す力」を重要視していると考えられます。若手から大きな裁量をもって新しいものを生み出していきたいと考えている学生には非常にマッチした雰囲気と言えるではないのでしょうか。リクルートの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから