日本経済新聞社関連のテクニック
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- 日本経済新聞社の採用大学一覧・文理・男女別採用人数|合格者ES付き 31,168 views 日本経済新聞社の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから全国紙「日本経済新聞」を発行していることで有名な日本経済新聞社は、東京都千代田区に本社を置く日本の新聞社です。従業員は3069人を抱え(2018年12月時点)、新聞発行の他にデジタル媒体の運営、出版、放送、文化事業や賞の主催・表彰等も手がけています。2010年には「日本経済新聞」の有料電子版を創刊するなど時代の流れに合わせた複合メディアを展開しており、「中正公平」の社是のもと冷静で客観的な報道姿勢に徹しています。本記事の構成日本経済新聞社の採用大学一覧日本経済新聞社の男女別採用人数日本経済新聞社の文理別の採用人数日本経済新聞社レポート日本経済新聞社の本選考合格者ESさいごに日本経済新聞社の採用大学一覧【文系】(院)東京大学東京工業大学早稲田大学慶應大学京都大学北海道大学(大)早稲田大学慶應大学東京大学同志社大学青山学院大学京都大学東京工業大学北海道大学一橋大学上智大学中央大学東京外語大学名古屋大学関西学院大学九州大学大阪大学国際基督教大学トンプソン・リバーズ大学他(理系含む)理系については文系記載の大学に全て含まれているようです。日本経済新聞社の採用実績をみると、東大をはじめとする旧帝や早慶といった高学歴の学生を中心に採用していることがわかります。しかし、あくまでこれは2019年度の採用実績であり学歴は1つの判断材料にすぎません。学歴で悲観的になることはなく、志望する企業であれば十分な対策をして挑戦してみることに価値はあるでしょう。参考:就職四季報2020日本経済新聞社の男女別の採用人数日本経済新聞社の男女別採用人数は以下の通りです。例年、男性が女性の2倍ほど採用されています。また、2019年度の実績はまだ公表されていませんのでご了承ください。参考:就職四季報2020日本経済新聞社の文理別の採用人数文系の方が理系よりも5倍前後多く採用されています。新聞社という業界の特性上、そもそもの母体となる応募者の割合として文系の割合が多いことが考えられます。参考:就職四季報2020日本経済新聞社の選考レポート今回は、日本経済新聞社の20卒の体験記を一部抜粋して紹介します。日本経済新聞社の選考レポート一覧はこちらから本選考のフローについて結果連絡を含めてお答えください。エントリーシート、SPI(締め切りの約1週間後にマイページで)→1次面接(翌日に電話で最終面接の案内)→最終面接(当日に電話で合格通知)本選考のためにした準備についてお答えください。本選考前のインターンで時事問題テストと作文テストがあり、それが本選考に大きく関わってくるという話を聞いたので、時事問題に関しては数ヶ月前から日経新聞を読むようにし、作文に関しては原稿用紙の使い方を調べたり、過去のお題を調べて一度文章を書くといったことも行なった。面接自体はネット上に過去の質問内容が山ほど置いてあるので、その全てに自分なりの回答ができるように準備を行った。また気になるニュースについてはインターネットで過去の記事を漁り、深掘られても対応できるように対策した。それぞれの面接およびGDについて、社員の人数および役職、面接を受ける学生の人数、面接会場、面接時間、質問内容、面接の雰囲気、面接の感想についてご記入ください。面接がない場合は「なし」とお答えください。[1次面接]社員4人ほど(中堅社員)、学生1人東京本社の会議室で20分ほど自己紹介をしたのち、学生時代に力を入れたこと、インターンの感想などオーソドックスなことを聞かれた。大学での研究の話や、それに関するニュースなどについても結構細かく聞かれた。それなりの年次の方が複数人いる中での物怖じせずに受け答えできたのが評価につながったのだと思う。[最終面接]社員5人ほど(年次の高い方、人事部長)、学生1人東京本社の会議室で20分ほど自己紹介をしたのち、志望度について非常に深く聞かれた。私は他社の新聞社は受けていなかったので、本当に第一志望か、内定を出したらくるかなどについてもよく聞かれた。1次面接ほど深掘りはされず、みなさん気になったことを端から聞いていくというスタイルだった。非常に緊張感があるが、ここまで来たならやるしかないと割り切って笑顔で面接を行なった。本選考において評価されたと感じたポイントや選考において重視されていたと思う点についてお答えください。(100文字以上)私は堂々とした態度というものが評価されたと感じる。当然記者を目指すものとして時事問題や文章力は鍛える必要があるが、それ以上に、取材という形をとる以上、緊張感のある空間でも堂々と振る舞う能力が重要だと感じた。実際に面接でも堂々としている態度を褒められる機会があった。面接において印象に残った・回答に困った質問をお答えください。全体を通してそれなりにオーソドックスな面接であったと感じる。ここが第一志望かどうかはかなり気にしているようだった。日本経済新聞社の本選考合格者ESここでは日本経済新聞社の合格者ESを抜粋して紹介します。内定者レベルのESを参考にし考察することで、どのような点が評価されているのかを分析しましょう。2020年度合格者ESこの合格者ESはこちらから・日経でやってみたい仕事を具体的にお書きください。(350字以内)農業を中心とした「食」に関する報道に携わりたい。具体的には、農薬や遺伝子組み換え食品等の安全性について、貴紙「食と農」の様な連載記事を書きたい。昨年、堤未果氏の著書『日本が売られる』を読み、日本が世界3位の農薬大国であることや、遺伝子組み換え食品の摂取による癌や障害のリスクを知った。私は、百貨店内の青果売り場で3年間アルバイトをしており、野菜や果物の食べごろ、味の良い物の見分け方について熟知している。一方で、「新鮮・安心」と宣伝された青果達を盲信し、農薬や遺伝子組み換えについての正しい知識を知らなかった。時には、「この野菜は健康に良いと言われていますよ」と顧客へ勧めてきた。自身の体内に取り込む食品の安全性について、人々が正しい知識を基に考え選択をするきっかけ作りを、記事を通して行いたい。・あなたの「取扱説明書」があるとしたら、「取り扱い上の注意」をお書きください。(350字以内)苦手なことについて「先延ばし癖」がある点に要注意だ。大学受験では、得意科目の日本史の勉強を優先して行う一方で、苦手科目の数学を避けて後回しにしていた。本番2か月前の模試で数学の偏差値が50を下回り、担任に叱咤され、受験本番まで数学ばかり勉強する羽目になった。その結果、各科目に割く勉強時間のバランスが悪くなり、暗記科目の詰めの甘さに関して悔いが残る受験となった。この経験から、自分にとって不得意なタスクを優先的に行う様、日々努力をしている。具体的には、大学のレポート課題を取り組みやすいものと煩雑なものに分類し、煩雑なものを先に済ませることを習慣づけている。先延ばし防止のために、取り組みやすい課題を脳内で「報酬」の様に捉え、煩雑な課題を終わらせた後、一気に全ての課題を済ませている。・仕事で生かせると思うあなたの強みはなんですか。(500字以内)他に方法がないかと探索する「執着心」があるところが私の強みだ。この強みは大学から始めたアーチェリー競技で、点数を高めることにおいて発揮された。入部当初は同期男子の中で最も体が細く、3キロある弓を支える筋力が必要となるアーチェリーは私にとって上達が容易ではないと思った。1年次はジムに通い筋トレや増量に取り組んだが、直接点数に結び付くような成果は得られなかった。アーチェリーショップの店員やインカレ出場者にアドバイスを求めたところ、「あとは筋肉だね」との反応が返ってきたが、レギュラーになって試合に出て活躍したいという思いから、簡単にあきらめることは出来なかった。そこで、自分と同じような細身のトップ選手の動画を見てフォームの改造に取り組んだ。選手の一挙一動を言語化し自身のフォームに取り入れる作業は簡単ではなかったが、同期に動画を撮ってもらうなどして整合性を確認した。新たなフォームを取り入れ始めた2年次から点数が40点上がり、30人の男子チームの中から8人のレギュラーに選ばれた。諦めずに他の方法を粘り強く探す「執着心」が、記者の仕事において、スクープや取材相手探しの場面で生きると思う。2020年度合格者ESこの合格者ESはこちらから・日経でやってみたい仕事を具体的にお書きください。(350字以内)私は貴社の科学技術記者として、これから世界のルールを変えることになるであろう技術、「量子コンピュータ」、「遺伝子関連」や「AI」等の取材を行っていきたいと考えている。これまでの科学技術の進歩は、前提として何かを実現したいという目的があり、その達成に向けて進歩してきたと考える。しかし時代と共に技術の規模が変わり、現在は実現できたとして、それをどう利用して良いか分からない程の力を持つようになった。それは倫理観も含め、科学者だけで共有していても結論に到達することは不可能である。そのため、その技術を噛み砕き多くの人々へ共有する事は、その技術の応用も含め、後の発展にとって非常に意義のある事だと考える。それにそのような世界の最前線で起きている事を追い続ける事程、知的好奇心を満たす事は他にないと考える。・あなたの「取扱説明書」があるとしたら、「取り扱い上の注意」をお書きください。(350字以内)まず、原動力は単純な知的好奇心です。これを与え続ける限りほぼ無尽蔵に動き続ける事ができます。逆にこれがないと良いアウトプットを残す事ができません。しかし、ほとんど何にでも興味を示すため、ある程度自由度の高い仕事を与えておくと喜んで動き続けます。欠点としまして、時々完璧主義に陥ってフレーム問題に直面してしまうことがあります。そのような症状は、仕事の期限や成果物に求められる完成度をあらかじめ指定しておくことで回避できます。高いフィードバック機能も完備しておりますので、改善点など何かお気づきの点がありましたらすぐに当人までお伝えいただける幸いです。まだまだ至らない点も多くありますが、必ず期待以上の働きをするのでぜひ育ててやってください。・仕事で生かせると思うあなたの強みはなんですか。(500字以内)私の強みは、どんな困難な状況でも持ち前の’知的好奇心’によって、成果を出すまでひたすら努力し続けられる事だ。この強みが活きた例として、大学の卒業研究の際のエピソードを記す。私は大学での卒業研究をこれまで学んできた物理学の集大成だと考え、前例がなく実験手法の開拓から始める必要のある挑戦的な課題を選んだ。そのような自由度の高い実験においては、細かく計画を立てないと終着点が発散し目的を見失うと考えた。そこで一つの指標として年度末の学会で発表できる成果を出すことを目標に定め、段階的に実験を行った。未知の手法開拓ではネックと考えられる部分を洗い出し、試し、その結果を妥協なく考察し修正していく作業を網羅的に行うことが必要であった。そこで当初の計画通りに実験を進めるために、通常のカリキュラムであれば週2日のところを週6日で深夜まで研究するといった継続的な努力を行った。その結果、対象物質で未知の状態の観測に成功し、私の学科では通常修士以降で行う日本物理学会での発表を、学部4年の時点で実現することができた。この経験から、前例のない状態から一定の成果を出す方法、計画性、そしてモチベーションの保ち方などを学んだ。2020年度合格者ESこの合格者ESはこちらから・日経でやってみたい仕事を具体的にお書きください。(350字以内)二つのことに取り組みたい。一つ目は「政治を自分ごとにさせる」ことだ。私は二年間に及ぶ長期国会議員インターンを通じて「若者の政治離れ」そして、「社会全体の政治離れ」を強烈に感じた。危機感を肌で感じたからこそ、記者としてこの問題に真正面から取り組みたい。二つ目は「経済を自分ごとにさせる」ことだ。私は独禁法を専攻してきた中で、東芝メディカルとキャノンの企業結合に代表される、規制覚悟の企業結合を実行してまで、企業価値を将来に残そうとする姿を学んだ。今度は記者として、自らの言葉で日系企業の懸命な姿勢を世に発信したい。政治・経済というスケールが大きいが故に敬遠されがちな両者を、読者の心をくすぶる情報を発信することで、政治・経済をより身近に感じられる、自分ごとに捉えられるものに変えていきたい。・あなたの「取扱説明書」があるとしたら、「取り扱い上の注意」をお書きください。(350字以内)「一つのことにのめり込みすぎてしまうこと」が自身の注意点だと考えている。ひとたび興味関心を抱く事柄に遭遇すると、そのことだけに集中してしまい、後のことを考えずに行動してしまうことがある。例えば、大学1年次から過ごしている寮生活において。私の寮には、6時20分の起床という鉄の掟が存在する。もしも起床できなければ30回の腕立てが課せられるにも関わらず、度々寮友と夜通し談笑や議論をしてしまう事かある。大学も文理も、専攻している学問も異なる寮友との会話は非常に知的好奇心がくすぐられる。しかし、その結果として時間通りに起床する為に、大変な苦労を行わなければならない状況に追い込まれてしまう。これが私の注意点だと感じている。物事の優先順位を頭の中に入れた上で行動を心がけることで、日々改善を試みている。・仕事で生かせると思うあなたの強みはなんですか。(500字以内)私の強みは「調整力」と「逆算力」だ。長期議員インターンにて携わった衆院選でこの強みを発揮した。5人の学生から成る選対チームのリーダーだった私は、チーム全員が活躍できる環境づくりに取り組んだ。チーム全員の活躍というゴールから「逆算」した議論を深めた結果、学生らしさを生かせる施策の必要性を感じ、SNS選挙戦略を考案した。そして戦略における各役割を、各々の強みや適正と照らし合わせ配置することに注力した。実際に役割を伝達する際は、相手に寄添い対話を心がける「調整」を施すことで、メンバーの承諾を得た。学生らしさ、そしてメンバー各々の強みを生かしたSNS戦略は、500いいねを獲得でき、微力ではあるが激戦区と言われた東京10区において代議士の当選に貢献できた。この経験で培った強みは、仕事にも必ず生かせると考える。記者という仕事は対人力が重要だと思う。「調整力」を生かし、取材先との信頼関係を築くことで、より濃い情報を引き出す記者になれると思う。また記者は自分で仮説立てを行うことが重要だ。「逆算力」を生かし、仮説から「逆算」した優先順位付けを取材前に行うことで、本質に迫った質問を投げかけられると考える。最後に本記事では日本経済新聞社の採用実績を採用大学一覧や男女別採用人数など複数の切り口でまとめました。unistyleでは何度もお伝えしていますが、採用実績はあくまでも参考程度に留めておきましょう。「」でも述べていますが、学歴は複数ある評価基準のうちの1つの基準でしかありません。自らが志望する企業であれば、採用実績の有無に関わらず選考にぜひ挑戦してみてください。日本経済新聞社の選考対策記事は以下の関連記事からお読み頂けます。十分の対策をして選考に臨みましょう。日本経済新聞社の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから【関連記事】
- 日本経済新聞社のES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・ガクチカへ 16,540 views 「日本経済新聞社」というと、プロダクト(新聞)は有名な一方で、働き方はイメージしづらいのではないかと思っています。日本経済新聞は、紙の新聞と電子版を併せて300万人を超える読者を抱え、日本の政治や社会など幅広いテーマを扱う「経済を中心とするリーディングメディア」としてビジネスマンの情報資源として広く知られています。また最近では、フィナンシャル・タイムズ(FT)・グループの買収など、実は数多くの海外メディアが日経グループの傘下であり、NIKKEIとしてグローバルに展開している企業です。こちらの記事では、そんな日本経済新聞の仕事内容から、求められる素養を考えていきます。事業内容と採用HPから考える日本経済新聞社の求める人材日本経済新聞社では、当然記者以外にも様々な仕事があり、仕事内容によって働き方も異なります。1.記者ー世界で起こる日々の出来事を取材し、議論し、執筆。さらに紙面を編集・レイアウトし、社会に送り出すのが記者の仕事です。ー政治、経済、社会、科学技術、文化、スポーツ、生活情報など、読者を取り巻く全ての事柄について取材・執筆します。2.営業・企画ー販売営業は販売戦略を考えた上で、販促イベントの企画を立案。新聞を家庭に届ける販売店と信頼関係を作り、読者を増やしていきます。ー広告営業は紙面・電子版の広告とイベントを組み合わせるなどして、クライアントが抱える様々な課題の解決策を提案していきます。3.デジタルー「日経電子版」などのインターネットサービスに関する事業開発を行います。サービスの企画・立案からアプリケーション開発やサイト編集・課金などのシステム構築、プロモーションまで、幅広い業務を担当します。4.情報インフラ・新聞制作技術ー社内の情報インフラの整備・開発を行います。新聞を編集して印刷するまでの制作系システムの開発や社内ネットワークの管理・運用を担います。参考:日経新聞社採用案内日本経済新聞者が求める人物像は、仕事内容で大きく異なります。様々な職種がある日経新聞ですが、この記事ではもっとも採用人数の多い「記者」に特化して、求める人材を導いていきます。私は4年間の大阪・編集局経済部での勤務を経て、首相官邸の記者クラブに詰める首相の番記者として、注意深く官邸の動きをチェックしています。首相のもとに誰が訪れ、どのくらいの時間、何を話したのか、もっとも、その内容を首相から直接聞くことはなかなか難しいため、会談の相手、たとえば自民党幹部などが官邸を退出する際にエントランスホールでつかまえ、コメントを取っています。また、首相が学校や病院などの施設視察、イベントや会合への出席などで官邸から出かける際は、ピッタリ後をついていき、その様子をしっかりと取材。記事にするための裏付けが不十分と感じた時は、首相と会談した閣僚、政治家、官僚、財界人、有識者などを自宅や職場で待ち構えて「夜回り」「朝回り」を繰り返します。日本の最高権力者のメッセージや行動、考えを、そのままでは表に出てこない部分も含めて掘り下げて取材し、読者に伝えることが、私たち政治記者の役割のひとつです。参考:採用案内記者こちらは、首相の番記者を務めている記者の話です。記者の仕事は、基本的には取材をし、原稿にし、新聞に掲載することです。こちらの記者は、官邸の動きを把握するために昼夜問わず要人達の動きを取材しています。記者の仕事の中では、他社の記者よりも早く、読者が求める価値の高い情報を獲得し記事化していくことが大切であり、そのため個人として成果を上げることができる人間が求められると考えられます。また、世界で起きる様々な出来事を取材するというところから、自分の興味関心をとことん追求することができる粘り強さや、取材という新たなことを知る学び続けることができる人物というのが大切になります。これらを、「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」に落とし込んでみると、「1.個人として努力し、成果をあげることができる」人材が求められると考えられます。また、普段生活していれば関わらないような政府の役人や、異なる環境で生きる人達の話を聞き、情報発信していくというところから、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」も必要な力だと考えられます。以下は、unistyleに掲載している新聞記者のコラムです。経済専門紙の日経とはまた異なる側面もありつつ、記者の大変さを語っていますので是非参考にしてみて下さい。参考:入社二年目社員が語る全国紙新聞社社員の本音日本経済新聞社ES設問○エントリーシート(記者職)(1)日経新聞に入社したい理由、日経新聞でやってみたい仕事を具体的にお書きください。(280~300字程度)(2)高校卒業後、あなたにとっての最大の挑戦とそこから学んだことをお書きください。(235~250字程度)(3)あなたの取扱説明書があるとしたら、どんな内容になるか自由にお書きください。(6行分のフリースペース)(4)就職活動状況について教えてください。(1.5行分のフリースペース)参考:日本経済新聞の企業情報以下、各設問の解説を行います。設問(1)「なぜ日経に入社したいのか、日経でやってみたい仕事は何か、具体的にお書きください。」についてここでは、日本経済新聞社に入社し、何をしたいのか?を問われています。つまり、志望動機について聞かれているため、基本的には「内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク」を軸に考えていくことになります。ただし、「やってみたい仕事は何か」は取り組みたい仕事に該当しますが、「なぜ日経に入社したいのか」という点も尋ねられているため、取り組みたい仕事だけ述べるのではなくフレームワークの中で取り組みたい仕事を重点的に述べると良いと考えられます。採用HPや先輩社員に話を聞くなどして、働き方のイメージが的外れでないかを確認していくと良いでしょう。また、動画を通じて志望動機の書き方を確認したいという方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。設問(2)「高校卒業後、あなたにとっての最大の挑戦とそこから学んだことをお書きください。」についてここでは、学生時代に頑張ったことを問われています。基本的には「内定レベルの学生時代頑張ったことが10分で書ける学生時代頑張ったことのフレームワーク」に沿って書けば良いと思いますが、今回は「最大の挑戦」「そこから学んだこと」と指定されているため、「内定レベルの学生時代頑張ったことが10分で書ける学生時代頑張ったことのフレームワーク」から、③目標と困難、④取組みと結果・⑥学びが重要であると考えられます。「最大の挑戦」とわざわざ書かれているため、困難の内容自体レベルの高さが求められていると考えられると考え、他者が客観的に見ても困難として共感される内容が書けているか複数人にESを見てもらいながら書けると良いでしょう。以下の動画でも、ガクチカの書き方のポイントやフレームワークを解説しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。設問(3)「あなたの「取扱説明書」があるとしたら、どんな内容になるか自由にお書きください。」についてこの設問では、自己PRを問う設問の一種であると考えられます。こちらも基本的には、「内定レベルの自己PRが簡単に書ける自己PRのフレームワーク」に沿ってもらえればいいと思いますが、「自由に」というところで、その学生の想像力がどれだけ豊かなのか、という企画力なども見られているという意識も持ち、書いてみるといいでしょう。設問4.「就職活動状況について教えてください。」についてここで企業が知りたいのは、学生がどんなことを考えて就職活動を行っているのかだと考えられます。採用担当者は、学生が受けている企業から志向性、何をやりたいのかを知りたいので、「こういったことをしたいので、関連するこういった企業なども受けています」など、学生は素直に伝えれば良いと思います。基本的には企業選びの軸などを人事は知りたいので、自分なりに軸を持っておくと良いと思います。企業選びの軸は志望動機作成や業界研究においても重要な意味を持つため、その理解のためにも以下記事を必ず参考にしてください。参考:企業選びの軸について最後に様々な業種がある日本経済新聞社ですが、今回は一番採用数の多い記者職に関しての記事でした。記者職というと、華やかなイメージがある一方で、凄く地道で、泥臭い仕事であることがわかったと思います。そんな中、世の中では紙媒体から電子媒体へとシフトしようとしており、業界的にも過渡期を迎えようとしています。しかし、記者の仕事が無くなるわけではなく、素晴らしい記事を書ける記者は媒体が変わっても重宝されていくでしょう。世の中に大きな影響を与えたい、自らの力で成果を上げたい、そんな気概をもった学生は選考に進んでみてください。photobyYanAriefPurwanto