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- AGC(旧:旭硝子)のES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・ガクチカへ 29,853 views AGC(旧:旭硝子)の本選考ES一覧はこちらAGCはBtoBメインの企業として、日本だけでなく海外のマーケットを拡大できる素材メーカーです。今回ご紹介する企業は、自動車用・建築用の板ガラスで世界一位を保ち、液晶パネル用やスマートフォンに使われる情報電子の先端品は世界二位のAGC(旧:旭硝子)です。unistyle就職意識調査では、第一志望群企業人気ランキングで34位とそこそこの人気があります。採用HPから働き方の引用:AGC(旧:旭硝子)が求める人材AGC(旧:旭硝子)採用ホームページでは、同社の求める人材を以下のように説明しています。求める人物像創業の精神「易きになじまず難きにつく」を持ち続けているAGC(旧:旭硝子)は、これからも新しいことにどんどん挑戦していきます。若いうちから一人一人が責任ある仕事を担うため、自ら考え、意見・行動し、挑戦できる人を求めています。引用:AGC(旧:旭硝子)採用情報採用HPに書いてある様に、若手であっても自ら考え行動しチャレンジしていくことが出来る人材が求められていると言えます。15年4月入社者の事務系職種における採用数も9名と非常に少なく、年次に関係なく仕事をしていかないといけない環境の会社だと言えます。自動車メーカーで開発が予定されている新車にAGC(旧:旭硝子)の製品を採用していただくことが、わたしの最大のミッション。乗用車は約5年ごとにフルモデルチェンジが行われ、その度にフロントガラス、リアガラス、ドアガラスなども一新され、技術開発・原価提案によるコンペティションが行われます。コンペにあたって、お客様からの信頼を勝ち得ると同時に、開発車のコンセプトに合った提案ができるよう、社内をリードしていくことが重要になります。またタイムリーな情報収集を元に戦略を考え、スピード感を持って提案活動を実行していくことが求められます。さらにお客様の組織も大きく、さまざまな関連部署があるため、AGC(旧:旭硝子)も組織として、どのようなフォーメーションを組み、いかにパフォーマンスを高めて行くかを考える、司令塔的な役割も営業の重要な仕事です。引用:AGC(旧:旭硝子)採用情報AGC(旧:旭硝子)などの素材メーカーの営業の仕事は、自社で開発した製品を各種メーカーに販売することです。また営業する中で得た情報をもとに、さらにメーカーに売れる素材を開発するために、素材製品の開発を技術者と一緒になり行うことが生活消費財メーカーなどとの違いと言えます。自社製品を知ることは勿論ですが、各種メーカーのニーズをきちんと把握し、いわゆる提案型の営業をします。以上より、AGC(旧:旭硝子)では下記のような人材が求められていると考えられます。営業先のメーカー、技術者の橋渡し役として価値観や立場の異なるメンバーと協力関係を築き、新規製品の開発に繋げることのできる人材営業先メーカーと一対一の信頼関係を構築し、その企業の課題や問題点を引き出し、自社の製品を持って解決ができることを提案し、成果に繋げることのできる人材営業先メーカー、研究開発など様々な関係者をまとめてよりよい製品作りを主体的にリードできるリーダーシップのある人材若手から自ら考え行動し、チャレンジ精神のある人材AGC(旧:旭硝子)のES設問これまでに最も力を入れて取り組んだことを教えて下さい。30文字以下これまでに最も力を入れた取り組みにおいて、目標としていたことを教えて下さい。300文字以下これまでに最も力を入れた取り組みの具体的な内容、およびそれに対する結果を教えて下さい。300文字以下今後チャレンジしようと思っている内容を教えて下さい。30文字以下AGC(旧:旭硝子)で興味のある仕事はありますか?自由にお書き下さい。30文字以下就職活動において、企業を選ぶ際に最も重視していることを教えて下さい。×51〜3つ目の設問これまでに最も力を入れて取り組んだことを教えて下さい。30文字以下これまでに最も力を入れた取り組みにおいて、目標としていたことを教えて下さい。300文字以下これまでに最も力を入れた取り組みの具体的な内容、およびそれに対する結果を教えて下さい。300文字以下いわゆる学生時代頑張ったことです。上記の通り、AGC(旧:旭硝子)が求める人物であることを伝えることが出来る内容のものが良いでしょう。なぜそれに取り組み、どのように行動しチャレンジした結果、何が得られたのかを明確に伝えると良いでしょう。結果が良いものでも悪いものでも、その物事に取り組んだ過程の部分をしっかり伝えることが大事です。なぜそれに取り組み、何を考えどのように行動したのかが大切です。4〜5つ目の設問今後チャレンジしようと思っている内容を教えて下さい。30文字以下AGC(旧:旭硝子)で興味のある仕事はありますか?自由にお書き下さい。30文字以下文字数が30文字と非常に少ないので、抽象的な内容のものを書いても良いでしょうが、面接ではどの部門で働きたいのか、どのように成長していきたいのかを具体的に話せるようにしておく必要はあるでしょう。単に、「自分の生活に身近なので自動車ガラスが良いです」というような形ではなく、自分の学生時代頑張った経験とつなぎ合わせて話すと良いでしょう。志望度を図る上では、「入社後の働くイメージが持てているか」という点も見られています。仕事理解を示すことが志望度のアピールにも繋がります。参考:6つ目の設問就職活動において、企業を選ぶ際に最も重視していることを教えて下さい。×5いわゆる企業選びの軸です。多くの学生が自分の経験に紐づかないままに、「成長できる企業がいい」、「働いている人が輝いている企業がいい」などと漠然とした企業選びの軸を語りがちですが、あくまで自分の経験に基づき、その業界の仕事に適正があることを示すことが求められています。AGC(旧:旭硝子)の採用担当からのメッセージでも就職活動における企業選びの軸に関して言及しています。私が一番注力するべきだと考えていることは、自分の“軸”を見つけることです。「大きく成長できる環境がほしい」「世界にインパクトを与える仕事をしたい」「この分野で世界一の技術者になりたい」人それぞれ何でも構いません。ただし、それを自分の経験や体験からしっかり読み解くことが大切だと思います。なぜ“軸”探しが大切かというと、皆さんにとって一番いい会社とは、“軸”と企業の社風が合う会社だと私は考えているからです。どんなに優れた会社でも、環境が合わなければ頑張れませんよね。そこで、私たちは少しでも多くの情報を提供し、AGC(旧:旭硝子)の可能性を提示させていただきます。できるだけ具体的なイメージを持っていただけるように、人の雰囲気や社風、実際の経験談など、生の声を伝えますので、自分の価値観と照らし合わせてみてください。AGC(旧:旭硝子)採用HPから一部引用(採用担当からのメッセージ)企業選びの軸について解説してます。なぜ軸が必要なのか、どうすれば軸が見つかるのか解説しています。参考:最後に素材メーカーは前述の通り、文系でも製品開発の企画から関わることが出来、やりがいが非常に感じられる企業であると感じています。また、AGC(旧:旭硝子)は自動車用・建築用の板ガラスで、世界トップシェアを誇る一方で、化学品事業やセラミックス事業といった様々な事業を行っています。事務系の文系でも裁量権が与えられる素材メーカーの中でも採用人数が少ないので、年次に関係なく大きな仕事を任されるのも魅了ではないでしょうか。AGC(旧:旭硝子)の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- AGCの採用大学・文理・男女別採用人数|合格者ES付き 35,495 views AGCの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから世界最大のガラスメーカーであるAGC(旭硝子)。建築用板ガラス、自動車用加工ガラス、フッ素樹脂(ETFE)などの、数多くの製品でトップシェアを獲得している世界的なリーディング・カンパニーです。ガラス事業以外にも電子部材・化学品などの幅広い事業を手がけており、国内外で圧倒的なプレゼンスを発揮しています。その背景には、創業以来110年間に渡って磨いてきた高度な技術力と、「易きになじます難きにつく」という事業精神の下で新たな取り組みを続けてきたことが挙げられます。本記事では、そんなAGCの内定者実績を採用大学・男女別・文理別の3つの観点でまとめていきます。本記事の構成AGCの採用大学内訳AGCの男女別採用人数AGCの文理別の採用人数AGCの本選考レポートAGCの本選考合格者ESさいごにAGCの採用大学内訳上記が過去3年間のAGCの採用大学内訳になります。旧帝国大学や早慶など上位の大学は毎年一定数の内定者がいます。特に、東大や早慶は例年10名以上の内定者を出しています。AGCの男女別採用人数ここでは、AGCの男女別採用人数を紹介します。AGCは採用人数を年々増やしており、2017卒と2019卒を比較してみると、68名だった新卒枠を2年後には倍近い128名まで増やしています。AGCの文理別の採用人数ここではAGCの文理別の採用人数を紹介しています。やはり業界の特質上、理系の方が採用人数が多いようです。例年理系の方が3倍〜5倍多く採用されています。AGCの本選考レポートAGCの本選考レポートはこちらから本選考のフローについて結果連絡を含めてお答えくださいES・SPI4、5日後メールで↓GD翌日メールで↓一次面接翌日メールで↓二次面接翌日メールで↓三次面接(最終)当日電話で本選考のためにした準備についてお答えください説明会などはES通過までなかったので、事前に動画などを見て企業の理解に努めました。テストに関しては他の企業でも練習しました。グループディスカッションでは事前に選考に関わらない説明会の案内を受けるのでそちらに参加することで対策しました。それにより、本番のグループディスカッション(事業体感ワーク)では業務を理解して臨めるので有利になると思いました。面接対策としては理論性を高めるべく、自己分析とエピソードの深掘りのイメージを作りました。それぞれの面接およびGDについて、社員の人数および役職、面接を受ける学生の人数、面接会場、面接時間、質問内容、面接の雰囲気、面接の感想についてご記入ください。面接がない場合は「なし」とお答えください・GD1班7、8名程度で全部で6班社員は会場に5、6名で巡回している事業体感のワークを行います。特に何が選考されているのかわかりませんでし。・1次面接1対1の面接若手人事の方本社会議室30分主にESに記入したガクチカに関する深掘りです。和やかですが矢継ぎ早に質問が飛んできます。・2次面接1対1の面接中堅人事本社会議室30分主に就職活動に関する質問です。軸に対しての深掘りがメインで、なぜそのように考えるのかなどのエピソードも追求されました。やや厳かな雰囲気です。・3次面接(最終)1対3の面接部長級の方本社会議室30分最初に人事の方と軽い面談をしてそのあとに面接です。雰囲気は厳かでした。ガクチカや就活の軸など幅広い質問がされたのちに、なぜAGCなのかややりたい仕事についても聞かれました。面接・GDなど各選考フローにおいて心がけていたことをお答えください面接では端的に答えることを意識しました。深掘りに対して長く答えるのではなく、端的に答え会話のキャッチボールを増やすことを意識しました。それにより相手の方が欲しい情報を的確に伝え、自分のガクチカをイメージしてもらいやすくなったと思います。また2次面接に対しては、なぜメーカーなのか、なぜ素材なのかなど掘り下げて考えてエピソードや価値観を相手に伝わるようにまとめてからのぞみました。AGCの本選考合格者ESこちらではAGCの本選考合格者ESを3つ紹介します。2020卒(総合職)この合格者ESはこちらから・ほかの人と協力して取り組んだこと。(100)」所属する体育会テニス部において30人を超える仲間と共に、10年以上滞っている目標の達成のために3年間本気でテニスに取り組んだ経験。大学3年時からは副将としてチーム運営にも携わった。・上記活動の目標(100)7部リーグから6部に昇格すること。50校がひしめき合う中、トーナメントにつながる予選リーグで負けている状況が続いていたので、まずは予選を突破し、トーナメントでベスト8に入ることを中期目標に設定した。・上記活動の内容(300)私は圧倒的に強い選手がいない中、7部を勝ち抜くのに足りない力として勝負強さとチームの一体感があると考えた。勝負強さを身につけるべくミーティングを重ね、選手一人一人に自分の強みを活かしたプレースタイルを確立させた。軸が定まることで緊張感のある試合の中でも相手を自分の得意な土俵に落とし込むという指針が立ち、やることが徹底されるようになった。さらにチームの一体感を向上させるためにチーム内での競争を活発化させた。部内戦を頻繁に行い、部員全員がレギュラーをかけて本気で戦った上で全員に認められた選手が試合に出ることで、試合に出ない選手も当事者意識をもって選手を応援でき、意識が1つにまとまるようになった。●上記活動の結果(200)部は2年連続で予選突破という壁に阻まれていたが、私が大学2年生の時には格上のシード校を破り、リーグ予選を突破してトーナメントでもベスト8の成績を残すことができた。また3年生時には代変わりでレギュラーの半数が引退し、戦力が大きく落ちてしまったが、補欠層の育成と、より厳しくきつい練習によって培われた体力と自信によってチームはトーナメント6位の成績を残し、着実に順位を上げることができた。2020卒(事務系総合職)この合格者ESはこちらから・ほかの人と協力して取り組んだこと。(100)」昨年、慶應スポーツ新聞会・サッカー部取材班チーフとして、サッカー部を扱う新聞(サッカー号)の制作を主導した。新聞を期間内に完成させるために、取材日程、執筆期間、紙面制作などのマネジメントをした。・上記活動の目標(100)「制作を苦行ではなく楽しいものにすること」。新聞制作は毎回、取材班や編集長が激務に追われている上、昨年はサッカー班が例年の半分以下の4人しかおらず、取材、執筆などの一人一人の負担が非常に大きかった。・上記活動の内容(300)1,「分業、適材適所、効率化を意識した」まず、部会で全サークル員にお願いし、サッカーの知識が必要ない紙面制作の作業を協力してもらった。記事の担当は可能な限りメンバーの希望を受け入れ、執筆スピードとモチベーションを上げた。インタビュー取材はできるだけ一日でまとめてできるよう、サッカー部にお願いした。2,「原稿に赤字を入れて突き返した」。それまで、原稿はチーフが校閲し、適宜修正してそのまま掲載していた。しかし、私はこのやり方は筆者のプライドを傷つけかねないと知っていたため、赤字を入れた原稿を筆者に返却し、もう一度自分で考えてもらうという方法を取った。・上記活動の結果(200)効率化の取り組みで日程に余裕が生まれ、編集長に「こんなに余裕をもって、かつ良い雰囲気で制作できたのはサッカー号しかない」と言ってもらえた。取材班のメンバーにも、「書きたかった記事を担当して、かつ修正の機会をくれたことで、より自分で納得できる記事が出来た」と満足してもらえた。自身も含め、「あの新聞を作るのは楽しかった」と全員が言えるサッカー号になったと思っている。・企業選びで重視する点(選択肢から5位まで)1、その他(信頼関係を大事にする)2、多様な製品があり、事業領域が広い3、世界シェアNo.1の製品がある4、魅力的な社員が多い5、将来の成長分野に投資している2020卒(研究開発職)この合格者ESはこちらから・学生時代頑張ったこと(概要、目標、活動の内容、結果に分けてそれぞれ記入)【概要】剣道部の再建を頑張りました。大学1年の冬に、1、2年生の半数以上が退部し、10人いた同期も私を含め3人にまで減るといった事態がありました。そのため、残った同期と居心地の良い剣道部の再建に努めました。【目標】下級生の一斉退部により40人いた部員が20人にまで減ったため、目標は私が大学四年になるころまでに、元の40人を超える剣道部を再建することでした【活動の内容】私達は、一斉退部の原因として、当時稽古内容が全て監督によって決められていたことを問題視し、部員が主体性を持って活動に取り組める環境づくりが必要だと考えました。大学三年時に幹部となった私達は、今までなかった幹部学生と監督との食事会を定期的に設けて、意見交換を積極的に行いました。また、日々の稽古では、毎日誰よりも早く防具を着けて監督に掛かり、監督からの信頼を得られるよう努めました。【結果】稽古内容の決定権の一部を学生に譲っていただくことになり、学生が主体的に活動を行う環境を作ることができました。それに伴って部員も徐々に増え、現在では部員数も42名と、入学当時と同程度まで増え、剣道部の再建を成し遂げることができました。・AGCは革新・インテグリティ・チャレンジ・情熱の4つのチカラを持つ人材を求めています。学生時代にこの4つのチカラの中で自分が発揮したチカラを全て選択し、そのエピソードを400字で教えてください。【チャレンジ・革新】大学での研究で上記のチカラを発揮しました。私の研究では、ピリジン部位を有するピリジンコバルトポルフィリン(CoP-py)という触媒の合成を行いました。当初、通常のコバルトポルフィリンの合成方法は古くから知られているため、私は、CoP-pyも容易に合成可能だろうと考えていました。しかし、合成過程で使用する金属イオンにCoP-pyがピリジンを介して結合することで大量の副生成物が生じ、CoP-pyが収率1%しか得られないという問題に直面しました。この問題に一時は触媒を変える案も出ましたが、私の研究テーマはチームで取り組んでいるため、私が諦めるとチーム全員の研究が遅れると考え、合成の継続を決断しました。最終的に、私はピリジンよりも金属とより強く結合するビピリジンを反応溶液に加え、余剰の金属イオンを反応溶液から取り除くことで副生成物の生成を抑制し、CoP-pyを収率40%で得ることに成功しました。さいごに本記事ではAGCの採用実績を採用大学別など複数の切り口でまとめました。unistyleでは何度もお伝えしていますが、採用実績はあくまでも参考程度に留めておきましょう。「」でも述べていますが、学歴は複数ある評価基準のうちの1つの基準でしかありません。自らが志望する企業であれば、採用実績の有無に関わらず選考にぜひ挑戦してみてください。本記事をもとにAGCへの理解と対策を進めていっていただけたらと思います。【参考】・・・
- AGCのインターンES選考攻略|合格者ES付 21,219 views AGC(旭硝子)のインターンES一覧はこちら世界最大のガラスメーカーであるAGC(旭硝子)。建築用板ガラス、自動車用加工ガラス、フッ素樹脂(ETFE)などの、数多くの製品でトップシェアを獲得している世界的なリーディング・カンパニーです。ガラス事業以外にも電子部材・化学品などの幅広い事業を手がけており、国内外で圧倒的なプレゼンスを発揮しています。その背景には、創業以来110年間に渡って磨いてきた高度な技術力と、「易きになじます難きにつく」という事業精神の下で新たな取り組みを続けてきたことが挙げられます。本記事では、AGC(旭硝子)のインターンの選考対策についてご紹介しています。目次・素材業界とは・AGC(旭硝子)とは・AGC(旭硝子)のインターン内容について・AGC(旭硝子)の求める人物像・AGC(旭硝子)のインターン選考内容・AGC(旭硝子)のインターン選考:ES対策・最後に素材業界とは一括りに「素材業界」と言っても、素材業界の取扱い商材は様々です。以下、素材業界の主な分類と代表企業になります。●鉄鋼新日鉄住金、JFEスチール、神戸製鋼所●非鉄金属JX金属、三菱マテリアル、DOWAホールディングス、住友金属鉱山●ガラスAGC、日本板硝子●セメント太平洋セメント、宇部三菱セメント●紙・パルプ日本製紙、大王製紙●繊維東レ、帝人、東洋紡、クラレ、旭化成、三菱ケミカル●化学旭化成、三井化学、住友化学、宇部興産、昭和電工素材業界に属される企業は、「伝統的かつ業績の高い」企業が多い傾向にあります。また、素材業界の中でも大手企業である"東レ・旭化成"などはその高い技術力を武器に世界の中でも有数の製品を多く生み出しています。その技術力の高さから、最近では多くの企業がグローバル展開を積極的に進めていることも特徴の一つです。続いて、各取扱い商材ごとの特徴・トピックを紹介します。●鉄鋼鋼板などを、「輸送機器(自動車など)・建築・家電」などの業界に提供しています。鉄鋼メーカーは、「高炉メーカー・電炉メーカー・特殊鋼メーカー」と主に3種類に大別されます。●非鉄金属精錬業とも呼ばれ、「海外から鉱石を輸入し、国内の精錬所で生成し、メーカーなどに販売する」のが主な業務になります。●ガラス国内のガラスメーカーは、世界的にも高いシェア率を誇っています。板ガラスや液晶用ガラスといった商材を取扱い、最近では新興国市場にも積極的に進出しています。●セメントセメント業界は、「上位5社で国内シェアの約9割を占める」など寡占市場となっています。特にここ最近は、「2020年東京オリンピック」の影響で需要が高まっている業界となっています。●紙・パルプ国内市場は縮小傾向にあるため、多くの企業が「アジアを中心とした海外」に積極的に事業展開を行っています。今後は、「どのように多角化していくのか」が課題となっています。●繊維国内の市場は伸び悩んでいますが、世界の繊維需要は大きく伸びているため、多くの繊維メーカーが海外展開を進めています。繊維の種類としては「化学繊維系・天然繊維系」の2種類に大別されます。●化学化学製品は「樹脂・ゴム・合成繊維」などの総称であり、石油や天然ガスなどを主原料としていることから、幅広い製品の用途があります。一概に「素材業界」と言ってもその商材や製品は多岐に渡るため、「どの企業がどの商材を取り扱っており、どんな事業展開を行っているのか」という部分まで、しっかりと業界研究を行いましょう。AGC(旭硝子)とはAGC(旭硝子)は「素材業界とは」でご紹介した中の「ガラス」の商材を扱っている会社です。日本などアジアに留まらず、米州や欧州でも事業を展開しております。1914年に英国向けに初めて板ガラスを輸出して以来海外の多様な国を相手に事業を展開している企業です。製品としては建築用ガラス、自動車用ガラス、ディスプレイ用ガラス、電子部材、先進機能ガラス、化学品、セラミックスを扱っています。その他にもプラスチック光ファイバなど既存の技術を融合した新規事業開拓にも取り組んでいます。参考:AGC(旭硝子)公式HP製品情報AGC(旭硝子)のインターン内容について21卒向けには7つのコースのインターンシップが募集されています。内容は以下の通りです。AGCのコトを変えるモノづくりを知る2~3日間-ガラス事業編-【場所】愛知県周辺【内容】会社・業種説明、工場見学、社員座談会、AGCの業務内容を知れるワークショップ、懇親会(※建築用ガラスと自動車用ガラス向けの工場を見学頂きます。)AGCのコトを変えるモノづくりを知る2~3日間-化学品事業編-【場所】東京都・千葉県周辺【内容】会社・業種説明、工場見学、社員座談会、化学プラント生産性改善ワークショップ、懇親会AGCのコトを変えるモノづくりを知る2~3日間-電子事業編-【場所】福島県もしくは兵庫県周辺【内容】会社・業種説明、工場見学、社員座談会、AGCの業務内容を知れるワークショップ、懇親会AGCのコトを変えるモノづくりを知る2~3日間-研究所編-【場所】東京都・神奈川県周辺【内容】会社・業種説明、研究所紹介、実験室見学、社員との対話、懇親会AGCのガラス生産技術(プラントエンジニアリング)職を知る2週間【場所】神奈川県周辺(もしくは愛知県周辺)【内容】工場見学、業務内容説明、概論教育、模擬での業務体験及び発表、懇親会(※工場見学は、京浜工場もしくは愛知工場を見学頂きます。)AGCの化学プラントエンジニアリング職とは何かを探る1週間【場所】千葉県周辺【内容】工場見学、業務内容説明、概論教育、模擬での業務体験及び発表、懇親会(※工場見学は、化学品カンパニーの千葉工場を見学頂く予定です。)AGCの化学品製造エンジニアリング職とは何かを探る2日間【場所】茨城県周辺もしくは千葉県周辺【内容】工場見学、業務内容説明、製造プロセス踏査、課題演習と発表、懇親会(※工場見学は、化学品カンパニーの千葉工場もしくは鹿島工場を見学頂く予定です。)コースによって場所や内容が異なります。実際に工場などの現場を見ることができるため、リアルな自分が働くイメージをつけられるような内容になっています。また、内定には直結しないようですが、インターンで高い評価を得ることができれば例年早期選考ルートに乗ることが可能なようなので、企業理解を深める意味でも少しでも興味があれば参加してみるといいと思います。以下にて20卒向け技術職インターン参加者のレポートを掲載します。参考にしてみてください。参加学生の在籍大学および雰囲気についてお答えください。(100文字以上)東大京大東工大、早慶、地方国立大など様々。技術職のインターンシップであったため全員が理系であり、院生がほとんどであったが、学部生も何人かいた。みんな明るい人で、メーカーの技術職を目指している人が多くいた印象。インターンの内容・課題の概略について教えてください。(100文字以上)2日間の開催参加する部署によっては5日間もある。(エントリーシート提出時に希望を出す。)1日目は丸の内本社にて、企業説明やグループワーク、懇親会を行う。2日目は化学品カンパニーの工場に行き、工場見学やグループワーク、懇談会を行った。インターンの内容について詳細をお答えください。(200文字以上)1日目:会社説明、グループワーク×2(新規事業立案・業務委託先選択)、自己分析とその発表。夜に会社の近くの店で懇親会(参加社員は人事の方2人)2日目:工場見学(開発部門と施設部門それぞれ見学)、グループワーク(プラント建設案)、社員座談会(研究開発部門・設備設計部門・製造部門からそれぞれ5人程+人事2人、合計20人弱ほどの社員が参加していた)1日目のグループワークはガラス事業の新規立案.最初に資料が与えられる.4つの分野(モビリティ用ガラス、建設用ガラスなど)の中から、どの分野に参入するか、およびその際のガラス製作をどの企業に委託するかを決めて提出する。優秀チームは景品をもらう。2日目はプラント建設に関するグループワーク、目標の生産量を達成するためにプラントをどう建設するかをディスカッションし、発表する。順位などは特になかったが、施設担当の社員からのフィードバックがあった。インターンの雰囲気についてお答えください。(100文字以上)理系学生が集まっているということもあり、比較的物静かな学生が多かった。しかしグループワークの際は議論は活発になり、どの班もよく考えられている発表をしていた。後から聞くと、コンサルティング業界のインターンシップに参加していた学生や、論文を執筆している学生などがおり、優秀な人が多く集まっていたのだな、と感じた。メンターや社員のサポートについてお答えください。(50文字以上)メンター社員等はつかないが、社員が常に近くにおり、グループワーク中は適宜社員に質問することができる。また、グループワーク以外でも常に社員とお話しすることができるため、不足はなかった。インターン中の社員との交流についてお答えください。(50文字以上)1日目はグループワークも懇親会もいらしていたのは人事の社員2人のみであったが、2日目は各部署から技術職の社員が複数人きており、全体で15名ほどであった。工場見学中は全体を半分に分けたグループで社員と共に行動するため、関わりは多い。社員さんはどの人も優しく接して頂いた。座談会でもあまりタブーがなく、仕事のつまらないところなども教えてくれて。裏表のない会話ができた。インターンを通して内定が出るかどうかお答えください。内定は出ない。インターンシップ参加者は年明け後に部門別面談会に呼ばれ、そこで評価されると早期本選考にのれる。インターンを通じて得たこと、成長した点についてお答えください。(200文字以上)講義形式での会社説明や、グループワークを通しての業務理解をする機会があり、AGCだけでなく業界全体としての知識を得ることが出来た。素材メーカーは顧客の業界も幅広く、それだけ考慮しなければならない要素が業界ごとに変わってくるため、様々な知識が必要になってくると感じた。グループワークだけでなく工場への見学もあり、技術力の社員が普段どういった働き方をしているのかを知ることができた。こうしてインターンを通じて化学素材メーカーの雰囲気や業務内容を体験することができ、非常に有意義であった。インターンを通じての志望度の変化について選択してください。やや志望度があがった。上記の選択した理由について詳しくお答えください。(100文字以上)この企業への志望度はやや上がった。業務内容の面白みや、社会への影響力の大きさなど、やりがいが非常に大きい仕事なのではないかと感じた。また業界内においても、他の企業の追随を許さないほどの影響力を持ったリーディングカンパニーであり、かつ様々な事業に手を出しているため、今後も安定して成長していくのだろうと思わされた。また、インターンシップでお会いした社員の方も非常に素敵な方ばかりであった。一方で、工場での勤務は地味なものであり、長い年数、工場に身を置くのは自分には合わないだろうな、と感じてしまった。企業自体には良い印象をもったため、工場での技術職の勤務をキャリアパスのひとつと考え、ゆくゆくは技術営業職になっていきたいと考えるようになった。インターン参加後に企業からアプローチがあった方は、アプローチの内容についてお答えください。年明け後に、インターンシップ参加者に部門別面談会が行われる。ここでの評価が高いと、少人数の部門別面談会に呼ばれる。インターン参加を希望する後輩にアドバイスをお願いします。2日間という短い期間のインターンシップではあるが、非常に内容の濃いインターンシップであると思う。また、工場見学などはこうした機会でないとできないと考えられるため、非常に貴重な体験であった。このインターンシップで企業理解が深くでき、インターン生限定イベントもあるため、この会社に興味があるのならば参加することを強くお勧めする。引用:AGCのインターンレポートAGC(旭硝子)の求める人物像AGC(旭硝子)の求める人物像について解説していきます。易きになじまず難きにつく幾多の困難を乗り越え、AGCを創設した岩崎俊彌のパイオニア精神を表す言葉です。グループの全員が世代を超えて受け継ぎ、実践していくAGCの基本精神です。このスピリットを実践するためには、次の行動をとれる人財が必要とされます。「情熱」当事者意識を持ち、情熱と覚悟を持って取り組むことができる人財「チャレンジ」壁にぶつかっても諦めずに最後までやり遂げる人財「革新」枠にとらわれず自ら変化を起こすことができる人財「インテグリティ」他者から学び、誠実な行動により、信頼してもらえる人財「巻き込む力」主体性を持って周りを巻き込んでいける人財引用:AGC(旭硝子)採用HP求める人物像私たちが求める人財は、自分が今いる場所にとらわれず、“地球市民”として未来を考えることのできる人です。大切なことは、外国語が話せるかどうかではなく、世界を舞台に活躍したい、という意志です。カルロ・ベルテレーニ人事部長(ガラスカンパニー欧州)加速度を増すグローバル化によって、一体化していく世界。そのなかで真に独創的な価値を創造していくためには、地域や国の境界、言語や文化の違いを超えて、世界各地の人々とコラボレーションすることが不可欠です。AGCは、いつの時代も今を超える意思とオープンマインドを持った人財との出会いを求めています。―世界をよりブライトにする、新たなアイディアと創造力を獲得していくために。引用:AGC(旭硝子)HP採用AGC(旭硝子)ではガラスという素材を使い、車のガラスからスマートフォンのガラスまで様々なものづくりをしています。そのため多くの事業者を相手に自社のガラスがどのように活かされるのかを提案していく必要があります。インテグリティや巻き込む力は多くの事業者とものづくりを進めていく上で一方的に自社の商材を売り込むだけでなく、それがどのように他社の商品に活かすことができるかを共に学びながら考える上で必要になってくる力だと考えられます。また、自社の素材を何に活かすことが出来るかを考える上で、固定概念にとらわれない独創性を持ち、変化をもたらすことの出来る人財が求められます。その他、AGC(旭硝子)では車のガラスや世界的な建築物の窓ガラスなど、時には多くの人の命を守ることに繋がるようなプロジェクトに関わることもあります。その中でいかに自社のガラスのクオリティをあげることが出来るか、そしてどのような素材がそれぞれの商品を作る上で最適なのかを考え抜く必要があります。この際に役立つのが情熱やチャレンジといった素養だと考えられます。以下の記事では同社の業務内容や求める人物像について詳しく解説されています。こちらもご参考ください。AGC(旭硝子)選考内容21卒向けに募集されているインターンの選考フローは以下の通りです。書類選考(適性検査受検・エントリーシート提出)▼面接▼参加AGC(旭硝子)インターン選考ES対策以下では20卒向けに募集されたインターンの設問について解説します。◆志望動機(200字)◆学生時代頑張ったこと(400字)◆自己PR設問1:志望動機(200字)◆志望動機(200字)設問の意図この設問では、インターンシップへの「志望動機」が問われています。志望動機に関しては、以下のフレームワークに沿って書くと良いでしょう。①成し遂げたいこと②きっかけとなる経験③企業選びのポイント④他に受けている業界とその業界ではダメな理由⑤具体的に取り組みたい仕事⑥業界の中でもその企業の理由参考:→多くの学生を悩ませる志望動機の作り方について解説しています。上記のフレームワークの使い方の説明もしているのでぜひご活用ください。ただし、今回は本選考ではないため、業界・企業研究、自分自身の強み等を書く必要はないと言えるでしょう。理由としては、企業がインターンシップを開催する意図として、「自社理解」があるからです。特に夏の段階では、多くの学生が就職活動を始めたばかりである為、企業側も深い理解は求めていません。しかし、就職活動を円滑に進めるためにも、夏のインターンシップで企業理解を深めることが必要です。意図を踏まえた回答方針まずはAGC(旭硝子)がどんな事業をしているのか把握する必要があります。旭硝子では主に、板ガラス事業・自動車ガラス事業・ディスプレイ事業・電子部材事業・化学品事業・先進機能ガラス事業・セラミックス事業の7事業を行っていて、事業領域は非常に幅広いです。また、創業から110年間ずっと磨かれ続けてきた高度な技術力により、国内外で圧倒的なプレゼンスを発揮しています。これらを踏まえて、同社のインターンシップで何を学びたいのかを明確に記述することが重要です。上記で深い事業理解は求められていないと述べましたが、最低限度の事業理解や商材理解をしておくことは必要でしょう。参考:旭硝子新卒採用ホームページOURBUSINESSFIELDS合格者の回答「新たな価値を生み出し続ける貴社のビジネスを学び、自らの成長につなげていきたい」と強く感じたからです。貴社には食品から建造物まで、様々な分野で新しい可能性を発見し、新たな価値生み出し続ける力があると考えております。自らの好奇心に従い、様々な新しいことに挑戦し続けてきた力がどのように活かされるのかを確かめたいと強く感じております。引用:旭硝子インターンシップ合格者ES先程も示したように、インターンシップの段階では、企業もそこまで企業の詳しい事業内容や他社比較を求めていません。そのため、インターンシップを通じて学びたいことを熱意を持って伝える必要があります。その点で上記のESはこの設問で求められていることを満たしているといえます。また、200字という字数制限があるため、⑤の具体的に取り組みたい仕事については触れる必要はないでしょう。さらにこのエントリーシートをよくするのならば、企業で何がしたいかについてはしっかり書かれているので、②の志望するきっかけとなる経験を述べられると良いと思います。このことにより、その人の人となりや価値観が採用側に伝わりやすくなります。設問2:学生時代頑張ったこと(400字)◆学生時代頑張ったこと(400字)設問の意図この設問では、いわゆる「ガクチカ」を問われています。エピソードはさながら、学生時代に頑張ったことを聞くことにより、あなたがどういう思考を持ちどのような意思決定をするのかといった「あなたという人間」を知ろうとしています。また、例としてスポーツ・サークル・ボランティアが挙げられていることから、集団の中でどのような役割を見出しどうやり遂げたのかという過程を見ようとしていると考えられます。周囲にベクトルを向けながら行動した経験を書くと良いでしょう。意図を踏まえた回答方針こういった自分の素質をアピールするタイプの設問の場合、基本的には企業が求める人材に合わせて書く必要があります。旭硝子は求める人物像を以下のように示しています。創業の精神「易きになじまず難きにつく」を持ち続けているAGCは、これからも新しいことにどんどん挑戦していきます。若いうちから一人一人が責任ある仕事を担うため、自ら考え、意見・行動し、挑戦できる人を求めています。引用:旭硝子新卒採用ホームページ求める人物像このように旭硝子が掲げる「易きになじまず難きにつく」というスピリットを実践するためには、①情熱②チャレンジ③革新④インテグリティ⑤巻き込む力を兼ね備えた人材が必要とされるということが分かります。上記を踏まえた上で、①結論→②動機→③目標と困難→④取組みと結果→⑤人柄→⑥学びという学チカのフレームワークに沿って陳述できると良いでしょう。以下の記事や動画で、ガクチカの書き方のポイントやフレームワークを解説しているので、こちらも参考にしてみてください。参考:→学生時代に頑張った経験の書き方について解説しています。具体例を交えながら、上記のフレームワークの使い方の説明もしているのでぜひご活用ください。旭硝子内定者ES:合格者の回答【飲食店の売り上げ&認知度UPに貢献】私はゼミ内でチームを組んで、飲食店に対する改善提案に挑戦し成し遂げました。提案を採用、実行してもらい、売り上げを改善することが目標でした。中でも、困難だと感じた点は、チームの成果を最大限に引き出すことです。そのために必要なことは、チーム創りと的確な現状把握だと考えました。従って、メンバーが当事者意識を持って取り組むことにこだわって2つの行動を起こしました。1つ目は、目標の共有です。最終的に目指すものを確認し合い、逆算して今やるべきことを進めました。2つ目は、店舗の観察活動です。ゼミ生で協力し合い、日時を変えて購買行動を観察し、現状を的確に把握しました。これにより、チーム内で活発に意見を発言できるような雰囲気作りと、的確な提案をするために必要な現状分析をすることができました。結果、企業の方に、提案の採用と実行をしていただくことができました。出典:旭硝子インターンシップ合格者ES上記のフレームワークに沿って全て記述することは不可能であるため、何を書くべきで何が不要かを取捨選択する必要があります。このESでは、ガクチカの核となる①結論③目標と困難④取組みと結果の3点が書かれています。こちらのESはフレームワークに沿ってわかりやすく書かれています。自ら設定した目標を達成する為に何が課題で困難であったのか、そしてそれを解決する為に実際にどのような行動を起こしたのかがわかりやすく記載されていて良いと思います。次にこのESの改善点を解説します。このESではあらかじめ設定されている目標が「提案を採用、実行してもらい、売り上げを改善すること」です。それに対し結果が「企業の方に、提案の採用と実行をされた」ことです。つまり、実行して貰ったところまでしか記載がされておらず、売り上げがどうなったのかが記載されていません。具体的な数字などでどのくらい売り上げを伸ばすことが出来たのかまで述べることが出来ると良いでしょう。最後にAGC(旭硝子)のインターンシップESは、志望動機・学チカとオーソドックスな2設問から成っています。幅広い職種を経験する機会・海外へ行く機会も多く志望する学生が多い一方で、少数精鋭主義を掲げているため採用人数は非常に少なく狭き門となっています。選考通過する為には、少ない字数制限の中で簡潔に伝える文を書く必要があるでしょう。AGC(旭硝子)の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- 【AGC(旧:旭硝子)の面接過去問23選】頻出質問と選考意図とは 28,692 views AGC(旧:旭硝子)は世界一を誇る板ガラスを代表に国内外を問わず幅広く事業展開をしている素材メーカーです。BtoB事業を主な軸とする企業ではありますが、就職活動の場においてその存在を認知し、選考を受けてみようという就活生は多いという印象があります。選考フローはES→テストセンター→面接(4回程度)となっているようです。特に事務系では採用人数が少ないため、複数の面接を通じて学生の素質や志望度の高低をしっかりと見極めようとしているようです。今回はそんなAGCの面接で実際に問われた質問について見ていきましょう。参考:AGCのエントリーシート・選考情報→unistyle上ではAGCの選考対策記事から内定者ES、面接レポートまで多数掲載しています。是非ご一読下さい。学生時代の経験に関する質問学生時代頑張ったことを述べてください。なぜそれに取り組んだのですか。なぜあなたがそれに取り組む必要があったのですか。他の人ではダメだった理由は何ですか。なぜその方法を取る必要があったのですか。他の方法ではダメだった理由は何ですか。あなたの取り組みを自己評価すると何点ですか。その点数をつけた理由は何ですか。その取り組みを振り返って反省点は何ですか。挫折経験はありますか。「」の項目を直接的にだけでなくやや聞き方を変えて尋ねられる質問が多いようです。特に、「なぜそれに取り組んだのか」という動機については当然考えておくべき内容ですが、「なぜあなたか」・「なぜその方法か」というように「なぜ」の聞き方を変えて取り組みにおける学生の考え方について深く知ろうとしてくるようです。一番下の挫折経験についてはなかなか該当するエピソードがないと戸惑う就活生も多いようですが、必ずしも人生の一大事となったような挫折レベルの高い経験を話す必要はなく、「ありません」と答えて自身の困難に対する捉え方を示すというアプローチも考えられます。いずれにせよ、ありもしないエピソードを作り上げて中身の無い内容を述べることだけはしない方が無難と言えるでしょう。参考:→本記事では内定者の回答例を参考に挫折経験を問われた際の回答方針を解説しています。あなた自身に関する質問自己紹介してください。長所と短所を述べてください。周囲からどのような人だと言われますか。趣味を4つ挙げてください。上司に理不尽なことを言われたらあなたはどう対応しますか。最後に何か言い残したことはありますか。リーダーシップはありますか。「」に記載されている典型的な質問もありますが、「趣味を4つ挙げてください」のように予測が立てにくくその場で考えないと回答できないような質問から、学生の反応を見ることもあるようです。一番下のリーダーシップについては「」でも示されているようにAGCが就活生に求める素質の一つでありますので、それを発揮したエピソードについて用意しておく必要があるでしょう。志望動機に関する質問就職活動の軸を教えてください。希望職種を教えてください。地方勤務になった場合でも大丈夫ですか。他社の選考情報を面接の日程も含めて述べてください。弊社が第一志望ですか。選考を受けている企業を第一志望から第五志望まで述べてください。あなたがやりたいことはAGCでないとできないのですか。逆質問志望動機については一次面接の段階から突っ込んで聞かれるということも多いようです。特にAGCでは一番上の企業選びの軸についてESでも直接尋ねられ重視されているようです。面接の段階では企業選びの軸の深掘りは必須なようで、例えば「若いうちから大きな仕事を任せてもらえる」と回答すると、「『若い』とは具体的にどの年次までのことを指すか」・「『大きな』とは何の大きさか」などの質問が投げかけられます。ESで記述した軸について自分なりに解釈を加えておくとともに、その軸が形成された経験がどのようなものか面接前に振り返っておくといいでしょう。他社の選考情報についても一次面接の段階から聞かれたというケースも報告されています。AGCは毎年採用人数が少ないということもあり、内定を出した学生を逃したくないという思いがあるのかもしれません。しかし、必ずしも「御社が第一志望です」と答えなければならないというわけではなく、以下の記事ではAGCの内定者が実際に他社選考について尋ねられたときに「第一志望です」と答えずして内定を獲得した事例が紹介されています。だたやみくもに表面的な志望度を示すのではなく、自身の発言に責任を持って企業選びの軸をぶらすことなく回答することが大事なのではないでしょうか。逆質問については二次面接で特に重点的になされるようです。調べればわかるような質問やそれを聞いてどうするのか不明確な質問は評価されませんので、自身がその質問をする意図を明確にしたうえで、面接の場でする意義がある質問をするよう心がけましょう。・就職活動において、企業を選ぶ際に最も重視していることを教えてください。→早く成長できる環境がある・就職活動において、企業を選ぶ際に2番目に重視していることを教えてください。→若いうちから大きな仕事を任せてもらえる・就職活動において、企業を選ぶ際に3番目に重視していることを教えてください。→魅力的な社員が多い参考:AGC【内定】エントリーシート(4)参考:→内定者例文を参考に説得力のある企業選びの軸の構成方法を解説しています。AGC内定者の回答例も掲載していますので是非参考にしてみて下さい。参考:→就活生の誰しもが一度は嘘をつくべきか否か葛藤するのではないでしょうか。本記事では本音をぶつけて内定を勝ち取った就活生のインタビューを掲載しています。その他に関する質問英語は堪能ですか。先述の通り、AGCは国内外を問わず幅広く事業展開をしている企業です。そのため、選考の段階に関わらず質問の間にこのように英語力について尋ねられることがあるようです。エントリーシートにはTOEICの点数を記入する項目があるようなのですが、それを書かないと「TOEICの点数を書いていないようだがなぜ受験しなかったのか」という追及を受けることもあるようです。とは言え、自分の英語力を「盛って」伝えても、その場で披露させられたり入社後に苦労することになるでしょう。自身がない場合は正直に伝え、現在・今後と力を入れて勉強していることを示すべきではないでしょうか。参考:→嘘をつきその場しのぎに成功したとしても後々必ず自分の首を締める事になります。面接で嘘をつくべきか否か悩んでいる学生は是非一度本記事をご覧下さい。最後に全体として、どの企業でも聞かれるようないわゆる「ベタ質問」もありますが、それを直接尋ねるだけでなく、聞き方を変えたり想定しておくことが難しい質問が目立ち、AGCとマッチングする人材かどうか様々な角度から見ようとしているという結果になりました。そのため、先述の「第一志望です」のコラムにも述べてあったように、自分の発言一つ一つに責任を持ち自分なりに深掘りを加えておくこと・質問に対して正直に答えることがよりいっそう重要になってくると言えるのではないでしょうか。文系学生にとっては特に狭き門であるAGCではありますが、選考を受けるのは自身の企業選びの軸について考えることに繋がり、就職活動全体でみても間違いなくプラスに働くことでしょう。AGCの企業研究・選考対策に役立つ関連記事面接対策に役立つ就活動画