日本アイ・ビー・エム(日本IBM)関連のテクニック
7 件
- 日本IBMの採用大学・文理・男女別採用人数|合格者ES付き 35,506 views 日本IBMの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからかつては「IBMと7人の小人」と評される様に大型コンピューターとPC製造においては右に出るものはいなかったIBM。現在はThinkPadをレノボに売却するなどかつてのパソコンメーカーとしてのカラーは変わりつつありますが、ITソリューションに強みを持つコンサルに変化をしつつあります。本記事では、IBMの日本法人である日本IBMの採用大学・文理別・男女別の3つの観点からまとめていきます。本記事の構成IBMの採用大学一覧IBMの男女別採用実績IBMの文理別採用実績IBMの選考レポートIBMの本選考合格者ESさいごにIBMの採用大学一覧こちらではIBMの採用大学実績を紹介しています。各大学の詳細な採用人数は各大学のホームページを参照ください。・採用実績校一覧(文系)早稲田大学、慶應義塾大学、創価大学、筑波大学、一橋大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、横浜国立大学、首都大学東京、お茶の水女子大学、上智大学、明治大学、立教大学、青山学院大学、ICU、立命館大学、関西学院大学、同志社大学、日本大学、法政大学、中央大学、九州大学、千葉大学、横浜市立大学、神戸大学、東北大学、学習院大学、芝浦工業大学、九州工業大学、名古屋工業大学、千葉工業大学、北海道大学、関西大学、フェリス女学院大学、福岡大学、東京女子大学ほか・理系早稲田大学、慶應義塾大学、東京大学、創価大学、筑波大学、京都大学、東京工業大学、大阪大学、名古屋大学、横浜国立大学、首都大学東京、お茶の水女子大学、上智大学、明治大学、東京理科大学、立教大学、青山学院大学、ICU、立命館大学、関西学院大学、同志社大学、日本大学、法政大学、中央大学、九州大学、千葉大学、電気通信大学、横浜市立大学、神戸大学、東北大学、学習院大学、芝浦工業大学、東京農業工業大学、奈良先端科学技術大学院大学、九州工業大学、名古屋工業大学、千葉工業大学、北海道大学、関西大学、福岡大学、東京女子大学、工学院大学ほか参考:就職四季報2020年度IBMの男女別採用実績こちらではIBMの男女別採用実績を紹介しています。参考:就職四季報2020年度IBMの文理別採用実績こちらではIBMの文理別の採用実績を紹介しています。参考:就職四季報2020年度IBMの選考レポートこちらではIBMのITコンサルタントに内定した20卒の学生の体験記を一部抜粋して紹介します。IBMの本選考レポートはこちらから本選考のためにした準備についてお答えくださいまずはインターンシップに参加したことで、会社の事業内容だったり空気感を知ることができた。また、どういう部署があってどんな案件に関わることができるかといったことを調べ、実際にコンサルタントとしてどのような価値を出すことができるのかについてはある程度のイメージを付けておき、面接などでいつでも喋れるように用意はしていた。また、IT系のコンサルティングファームでのIBMの立ち位置や他社との違いも聞かれた際に答えられるようにしていた。本選考のフローについて結果連絡を含めてお答えくださいエントリーシート・Webテスト(一週間で結果)→GD(一週間で結果)→面接(2週間で結果)→内定それぞれの面接およびGDについて、社員の人数および役職、面接を受ける学生の人数、面接会場、面接時間、質問内容、面接の雰囲気、面接の感想についてご記入ください。面接がない場合は「なし」とお答えくださいGD:社員2人と学生6人三年目程度空気感は比較的和やかであった。面接:社員2人に学生1人。本社が会場で約30分。質問内容としては会社の志望動機と、学生時代にやってきたことの深掘りでおわる。空気感としてはかなり雑談ベースで行われる、リラックスして行えるよい空気であったと感じている。本選考において評価されたと感じたポイントや選考において重視されていたと思う点についてお答えくださいエントリーシートの項目にもあったが、他者との協業ができるといった場面を強く押し出して選考に臨んでいったが、そうした部分はかなり受けが良かったように感じる。他者を受け入れたエピソードなどを交えて面接に臨むと良いのではないだろうか。面接・GDなど各選考フローにおいて心がけていたことをお答えください常に相手に対して、話をしっかり聞き、受け入れる姿勢を見せることは常に意識していた。また、GDではそこに自分の意見を付与していき、面接では自分の人間性でアピールできる部分を織り交ぜて会話をしていくように心がけていた。IBMの本選考合格者ESこちらではIBMの本選考に合格したESを3つ紹介します。IBMの本選考合格者ESはこちらから2020卒(営業職)2020卒(コンサルタント)2020卒(ITスペシャリスト)2020卒(営業職)この合格者ESはこちらから・BMではお客様の成功に全力を尽くし、お客様や社会にとってかけがえのない存在になることを目的としています。あなたはIBMの一員として、お客様や社会にどのような貢献をしたいですか?希望職種を選択した理由に触れながら具体的に記述してください。真に求められているITソリューションの提供により、お客様の変革を支えるという貢献がしたい。私の信念は常に高みを目指すことであり、今までの経験でも常にさらに良いものを求め変革をおこしてきた。こうした思いから、さらなる成長を目指すお客様の変革に携わりたいと考えている。こうした変革の中でも、ITの領域を選ぶ理由は二点ある。一点目は、今後もさらに発展し、新たな変化としてITの課題を抱えるクライアントも増加すると考えるからだ。また二点目は、大きな変化を与える新しいIT製品の導入は、お客様のビジネスにおける大きなチャンスを生み出すと考えているため、影響力の大きな変革に携わることが出来ると考えるからだ。このようなIT業界の中でもリーディングカンパニーとして常に新しい価値を提供してきた貴社の技術力、ノウハウを用いてお客様のニーズを満たしたいと考えている。また、一日も早くお客様のニーズを満たせるビジネスマンとなるためには、お客様に最も近い位置で、日々結果と共に自己研鑽出来る営業という職種が最適と考えている。営業職での業務を通じ、お客様から信頼されるビジネスマンとして貴社に貢献したい。・IBMは世界に価値のあるイノベーションを届けることを企業理念の1つとしています。あなたが取り組んだイノベーションについて教えてください。具体的に記述してください。カフェのアルバイトで、動画を作成することでコーヒーの抽出トレーニングの効率化に成功したことだ。私が働いた店舗で、新たなコーヒーの発売に伴い、月に一度、新しい種類が発売されるごとに全員がトレーニングを受けるためだけに、アルバイト先に向かうという負担が生じていた。この課題を放置したくないと考え、この負担解消のために得意とする動画編集のスキルを活かしてトレーニングの様子を動画にまとめ、各々で見てもらうというアイデアを提案した。この動画では、コーヒー抽出の待機時間をカット出来るため、時間が短縮されると同時に、字幕によりポイントを明確に出来るという利点も生まれた。これにより、シフトの前後で各々がトレーニングできるようになり、店舗に出向く手間を省くことに成功した。これを導入した結果、毎月、(トレーニングを受ける人数)×(短縮される時間)×(平均時給)-(動画作成時間分の給与)として約一万円の人件費の削減に繋がった。このようにアルバイターの不満の解消に加え、コストも削減した。変化や課題に対して自身の持てるスキルの中で積極的に新たな取り組みを行ったこの経験を貴社の業務でも活かしたいと考えている。・IBMではグローバルチームの一員として、全ての関係者に誠実に対応し、自らの責任を果たすことが求められます。あなたが他者と協業して何かを達成した経験について具体的に記述してください。ただし、他の設問とは異なる体験について記述してください。インターンでのプロジェクトで、チームで協力して提案を作成した経験である。留学中に取り組んだインターンで、同じインターン生の中国人、◯◯人とチームを組み、販売企画の立案課題に取り組んだ。良い企画にはチームの協力が重要であり、そのためにまずは意見を伝え合うことが必要と考えたが、彼らは各々の英語も拙いため、一人で仕事をした方が楽という理由で、個人で考え、最終的にチーム内で一つを選ぶことを望んでいた。この状況を解消するために、毎日三人で話す時間を作った。具体的には、会話のきっかけを作るため、仕事とは関係ない場面で、二人それぞれの興味を引けると分析した英語力を伸ばしたいという自分の悩みを二人に相談した。二人の了承により、日々のランチ休憩をこの悩みを解決するために三人で会話する時間にした。この結果、これらの会話を通じて、各々が意見を共有することを苦に感じなくなり、彼らも協力してプロジェクトを進めようという姿勢に変わっていった。結果として、チームで協力して一つの提案を完成することに成功した。相手のニーズを理解し、協力する姿勢を生み出したこの経験を貴社の営業で活かしたい。2020卒(コンサルタント)この合格者ESはこちらから・IBMではお客様の成功に全力を尽くし、お客様や社会にとってかけがえのない存在になることを目的としています。あなたはIBMの一員として、お客様や社会にどのような貢献をしたいですか?希望職種を選択した理由に触れながら具体的に記述してください。私はお客様の課題を解決し、成長をサポートすることで、新しい価値を創出し、社会の変革まで導きたいと考えます。きっかけは、学生団体で活動する中で、相手が求めていることを常に考え、最適なソリューションを提供することで、力になった時にやりがいと喜びを感じたことです。お客様のパートナーとしてあらゆる角度から課題の本質を見抜き、問題点の洗い出し、最も必要な解決策を提案することで、真の悩みを解消したいです。これがお客様の取り組んでいる各分野にも良い影響をもたらし、社会の変革までつながると考えます。そのために、IBMのコンサルタントとして「IBMにしか出すことができない価値」と「力になるためには何をすべきか」を常に考え、提供していきたいです。貴社はグローバルなネットワークおよび膨大な経験や技術を持っているため、一番最適な提案だけではなく、今までは存在しなかった新しいアプローチで課題を解決することができると考えます。のような貴社で、今まで兵役で米軍基地を志望するなど、何事にも積極的にチャレンジしてきた経験をいかし、革新的なソリューションの提案することで、新しい価値や変革を創出していきたいと考えます。・IBMは世界に価値のあるイノベーションを届けることを企業理念の1つとしています。あなたが取り組んだイノベーションについて教えてください。イノベーションの定義は様々です。何か新しく生み出したことでも、現状を改善した経験でも、ささいなことでも構いませんので、具体的に記述してください。私が取り組んだイノベーションは留学生支援の学生団体で、周りを巻き込んで企画を立案し、交流の拡大と満足度の向上に貢献したことです。活動の中で、アンケートで満足度が6割と低く、直接聞いた時に距離を感じると答えた留学生が多かったため、力になっていないことに悔しさを感じました。それで、担当の留学生だけを生活面で支援する構造が問題だと考え、幅広く交流できる機会を作って留学を楽しくしてあげたく、部員を集めて会議をしました。会議で意見の違いはありましたが、責任を持って「留学生のために」という目標を明確にし、意見をまとめながら、交流と文化を軸に○○を企画しました。企画は交流の拡大を心がけ、チーム分けから食事、イベントまで様々な工夫をしました。また、直接参加し、考えと現実のギャップや参加者の意見から、課題を見つけて次の企画を改善させようとしたおかげで、好評を得て参加者も増え続けました。その結果、親密で持続的な関係が築かれ、たくさん感謝されただけではなく、アンケートで満足度が9割まで上がったため、達成感を感じました。そして、相手のニーズを把握し、価値を提供することで、力になることの喜びを学びました。・IBMではグローバルチームの一員として、全ての関係者に誠実に対応し、自らの責任を果たすことが求められます。あなたが他者と協業して何かを達成した経験について具体的に記述してください。ただし、他の設問とは異なる体験について記述してください。私は体育会の◯◯部で活動した訓練で他者と協業して最大の成果を出しました。部活の会議に参加したときに、他の部員との考えの違いと消極的な部員で、議論が進まないことがありました。私は責任を持って解決したいと考え、率先してリーダーをしようと決めました。それで、多様な価値観やそれぞれの立場を許容しながら、各自の意見を引き出して議論の落としどころを探ることで、乗り越えることができました。具体的には、先輩とお互いの考えを共有して意識を統一させた後、先入観を持たずに相手の立場で真剣に話を聞くことで、多様な価値観を受け入れることに心がけました。消極的な部員には積極的に意見を求めただけではなく、役割を配分することで、能動的に参加できるようにしました。それによりチームの部員全員が一致団結し、議論が徐々に進み始めました。活性化された議論をうまくまとめた結果、全員が納得できる案が決まり、コーチから表彰されました。この経験を通じてやればできるという自信と他者と協業して最大の成果を出す力が身につきました。今後もこの力を活かすことで、プロジェクトを成功に導きたいと考えます。2020卒(ITスペシャリスト)この合格者ESはこちらから・IBMではお客様の成功に全力を尽くし、お客様や社会にとってかけがえのない存在になることを目的としています。あなたはIBMの一員として、お客様や社会にどのような貢献をしたいですか?希望職種を選択した理由に触れながら具体的に記述してください。私はグローバル戦略を支えるITシステムを構築することで、お客様に対し海外進出の支援をしたいと考えている。まず企業の海外進出を支えたいと考えた理由は、幅広い業界の商品やサービス等を海外でも展開させて、日本と他国を結びつけたいという想いがあるからである。現在日本市場はシュリンクし続けているが、多くの企業で海外進出に関して課題が残されている。そこで私はその課題に一つ一つアプローチすることで、海外に日本の商品やサービスを広めることの一助となりたいと考えているのである。またその際にITスペシャリストの立場を選択した理由は、ITは国境を越える最適の手段であると考えているからである。ITは人間の掌の中に、ヒト・モノ・カネ・情報が行き交う世界を収めることを可能にしつつある。海外に日本から新たなビジネスを発信しようとする際の足掛かりを作るのであれば、ITは最も有用な手段である。システムの統合や他言語でのコーポレートサイトの構築までその需要は多岐に渡ると考えられるが、御社の強みを活かし適切なITソリューションを提供したい。以上の理由から、私は御社の一員としてITシステムという領域から海外進出支援に貢献したいと考えた。・IBMは世界に価値のあるイノベーションを届けることを企業理念の1つとしています。あなたが取り組んだイノベーションについて教えてください。具体的に記述してください。学生団体のスタッフとして、15名の海外大生を日本に10日間誘致するプログラム作りに挑戦した際、「チームの方針を転換する」というイノベーションを起こした経験がある。私が所属していた3名のチームは日本文化のプログラム作りを担当しており、当初、既存の外国人向けのセミナー等を探していた。しかし探しているうちに条件に適したものを全く見つけられないという問題が生じた。そこで私は、自分達で体験の場を自分たちでゼロから作ることに方針を変えようという提案をして行動を起こした。協力依頼のため有識者の方を探し毎日連絡を取り、自分の足を動かし何度も交渉に行った。最初はやはり断られることが多かったが、先方にとっての利点や、社会的意義を伝える等交渉に工夫を加えた。そうして諦めず交渉を続けた結果、〇〇会長等から様々な支援を受けることができた。英語解説つきの〇〇の鑑賞や、〇〇の方との交流の機会を特別に設けることができ、プログラムを完成させることができた。既存の枠組みに囚われず、ないものは作ろうという気持ちがあったからこそ起こせたイノベーションであった。・IBMではグローバルチームの一員として、全ての関係者に誠実に対応し、自らの責任を果たすことが求められます。あなたが他者と協業して何かを達成した経験について具体的に記述してください。ただし、他の設問とは異なる体験について記述してください。半年間の〇〇(国名)でのインターンで、現地のスタッフと共に売り上げ目標を達成した経験がある。実習先は、日本メーカーと〇〇の小売業の橋渡しをする会社の営業部であった。実習4か月目にショップ立ち上げ企画が始まり、私は〇〇人のバイトの方達をまとめる立場で販売をすることになった。商品の売り方をブラッシュアップさせるためにも彼女たちと連携をとることは不可欠であったが、〇〇と日本ではバイトに関する考え方が異なり、最初は上手にコミュニケーションを図ることができなかった。例えば、〇〇では日本と違いバイト中にスマホを私用で見ることは普通のことであったため、それを注意しても理解してもらえず気まずくなるということがあった。そこで私は、単純に禁止事項を説明するのではなく、説得をするということを意識するようにした。そのためにお互いの目標認識をすり合わせること、更に相手の文化も理解した上で発言をすることを徹底した。その結果、関係が構築されお客様への接し方のアドバイスや指示を適切に出せるようになり、1日の目標1万元を越えられるようになり、皆で月の目標を達成することができた。さいごにIBMはパソコンメーカーからITサービスの会社へと形を変えど、未だIT業界では強い影響力を持っています。そのため、その影響力に惹かれた多くの学生が毎年IBMの選考を受験します。本記事を参考の上、IBMへの理解と対策を深めていっていただけたらと思います。【参考記事】・・・
- IBMの特徴を解説|業績や社風から見る就活対策・企業研究 38,121 views IBMの本選考ES一覧はこちらから外資コンサルや外資IT企業を志望する学生の多くはIBMを志望するのではないかと思います。でも少し触れたように、IBMは世界最大手のIT企業としての歴史を持ちつつ、近年はコンサルティングなどのサービス事業に力を入れているため、IT志望の学生にとっても、コンサル志望の学生にとっても志望の対象になる企業だと思います。今回はIBMの事業内容や社風、さらには内定者の自己PRや志望動機も参考にしながらIBMの選考も含めて考察を加えていきたいと思います。セグメント別収益と事業内容(2015年度)売上売上全体に占める割合売上総利益GlobalTechnologyServices320.17億ドル39.1%37.4%GlobalBusinessServices171.66億ドル21.0%28.2%Software229.32億ドル28.1%87.3%SystemHardware75.81億ドル9.3%46.6%GlobalFinancing18.40億ドル2.3%45.6%Other2.06億ドル0.3%(253.0%)Totalconsolidatedrevenue817.41億ドル参考:「2015IBMAnnualReport」以上がIBMのセグメント別の売上と売上総利益です。この表から、GlobalTechnologyServicesとGlobalBusinessservices合計の売上が全体の約60%を占める一方、ハードウェア事業は全体の約9%しか占めていないことが分かります。つまり、従来のハードウェア事業よりも現在はサービス事業に力を入れているということが売上の数値からも読み取れます。以下では、近年IBMが力を入れているサービス事業について具体例を参照しながら紹介していきたいと思います。株式会社みずほ銀行日本IBMは、みずほ銀行がインターネットバンキングシステムである「みずほダイレクト」のシステムを刷新する際、、IBMの技術を提供しました。参考:「アクティブ・アクティブ構成で決済系システムを刷新。IBMDB2の「高可用性災害時リカバリー」機能で耐障害性を強化」東京大学医科学研究所日本IBMは、東京大学医科学研究所に対し、DNAに関する膨大なデータへの高速アクセスを実現しつつも、消費電力を抑えコスト効率良く保管するための大規模テープ・アーカイブ・システムを実装しました。参考:「ヒトゲノム解析用スーパーコンピューターShirokane3に100ペタバイトまで拡張可能な省電力テープ・アーカイブを実装」パナソニック株式会社パナソニック株式会社が従来は個別に構築されていたWebサイトを集中化する際に、コンサルティング、プロジェクト・マネジメントをはじめとしてさまざまな面で日本IBMが支援しました。参考:「グローバルのWebサイトを統一し、商品訴求力とブランド力の向上を実現」事業内容から考えるIBMが求める人材コンサルタントと聞いて浮かぶイメージがあるかと思いますが、私のチームでは今までのコンサルタント像とは違う人が集まり、活躍しています。従来求められていたのは、論理的思考ができる人、体系だって説明ができる人、交渉力がある人が主でした。もちろんこれらは基礎として必要ですし、そしてトレーニングで身に付くものでもあります。一方、現在のモバイル領域で必要とされているのは、例えばお客様の困っている点、改善したい点を直感的なアウトプットで整理できる人で、これは従来とは全く違う能力なのです。現在私のチームでは、デザイナーや美大出身の方と一緒にデリバリーを行っています。引用:「IBMersmakeadifference:モバイル時代のコンサルタントに求められる『右脳型アウトプット』」ここからは、IBMが就活生に求める素質について、「」を参照しながら考えていきましょう。IBMはクライアントの経営課題をIT・システムの側面から解決するプロジェクトを成功に導くことが求められます。そのためにはロジカルシンキングなどの能力はもちろん、「クライアント先の関係者と信頼関係を構築する」「クライアントの課題やニーズを引き出す」「社内の関係者だけではなく、クライアント先の関係者をも含めたチームでプロジェクトを進める」といった、周囲の関係者との良好な関係を保ちながら仕事を進めていく能力が求められます。さらに、顧客の経営課題を解決するシステムを提案することが求められることから「新しい仕組みや企画を提案する」ことも求められるでしょう。「」に照らし合わせると、・関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる・リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる・今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる以上のような能力が求められるでしょう。参考:→こちらの記事ではIBMのESを設問ごとに詳しく解説しています。過去の内定者の回答も扱っていますので参考になるかと思います。IBMの社風について・IBMで仕事をする面白さどのような時に感じていますか?外資系と聞いてイメージされるような「ドライ」な企業風土ではありません。社員同士の仲が良いですし、仲間で楽しく仕事をしようとする意識が強いと思います。昔一緒に仕事をした仲間は今でも近い存在で、何か相談事があれば集まって話をすることもあります。システム構築を始め、IBMの仕事は一人でできる仕事ではありません。仲間で何か一つのことをやり遂げることで仲間が増え、それを繰り返すことでさらにその輪が広がっていきます。そこがIBMの良さなのではないかと感じています。もちろん、困難な仕事にも立ち向かわなければなりません。時には私には向いてないのではないかと悩んだこともありましたが、そのたびに面白い仕事が現れるのです。例えば、2007年にSEからコンサルタントになった際に、米国本社に10か月間、当時関わっていた部門の最新事例を勉強しに行くチャンスを貰いました。その後も、少し違うことをやりたいかなと感じはじめたタイミングで、ビジネス・オペレーションのマネージャーの仕事の打診があったり、今回のAppleとの提携の話があったりなど、何年か毎にチャレンジングな要素のある仕事をする機会をいただいてきました。今回の「みまもりサービス」の仕事も、決められたフォーマットはなく一つ一つ解決しながら進んでいくしかありません。私は負けず嫌いなので、上司に「できる?」と聞かれれば、「やります」と答えるようにしています。引用:「IBMersmakeadifference:やり遂げることで仲間が増える。それがプロフェッショナルの仕事。」・IBMのカルチャーで最も共感できるものは何ですか?チャレンジと変革だと思います。事業を躊躇なく変革し続けるだけでなく、私のように営業経験もマネージャー経験もないSEを営業に抜擢してくれたように、人に挑戦をさせてくれる会社だと思います。チャレンジを恐れない風土は自分には合っていると思います。引用:「IBMersmakeadifference:チアスピリットで、みんなの笑顔を作っていきたい」ここからは、を参照にしながら、IBMの社風について見ていきます。先の記事では、IBMは社員同士の仲が良く、チームワークを重視する社風であると紹介しました。さらに、IBMでは挑戦や変革を積極的に認める社風があるのではないかと思います。IBMでは職種をSEからコンサルに変えたり、コンサルから営業に変えたりすることが認められており、自分のやりたいことや挑戦に積極的に取り組める環境が備わっていると言えます。IBMが常に最先端のテクノロジーを開発、導入していく中で挑戦や変革を重視してきたことから、前述した社風が浸透しているのではないかと思います。内定者のES解説ここまではIBMの事業内容と求める人材について詳しく紹介してきました。以下ではそれらと内定者のESを踏まえながらIBMのESで書くべき内容について考察していきたいと思います。エントリーシート設問①IBMではお客様の成功に全力を尽くし、お客様や社会にとってかけがえのない存在になることを目的としています。あなたはIBMの一員として、お客様や社会にどのような貢献をしたいですか?ご希望の選考コースまたは職種を選択した理由に触れながら具体的に記述して下さい。(500字以内)②IBMは世界に価値のあるイノベーションを届ける事を企業理念の1つとしています。あなたが取り組んだイノベーションについて教えて下さい。イノベーションの定義は様々です。何か新しく生み出したことでも、現状を改善した経験でも、ささいなことでも構いませんので、具体的に記述してください。(500字以内)③IBMではグローバルチームの一員として、全ての関係者に誠実に対応し、自らの責任を果たすことが求められます。あなたが学生生活のなかで責任をもって何かをやり遂げた経験について教えてください。直面した困難や学んだこと等をエピソードを交えて具体的に記述してください。(500字以内)参考:IBMエントリーシート①ではいわゆる志望動機が問われています。志望動機は成し遂げたいことが志望企業と合致しているか、また自身の経験とも合致しているかがポイントになります。②ではIBMが学生に求める資質のうち「今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」能力の有無を問うていると考えられます。③ではいわゆる学生時代頑張ったことが聞かれています。自身の学生時代のエピソードから自分の強みをアピールし、その強みがIBMが学生に求める資質と合致しているかが問われていると考えられます。ここからは①〜③の設問に関して、IBMのエントリーシート通過者が書いた実際のESを紹介していきたいと思います。まず①に関して、取り扱っていきます。お客様担当営業としてクライアントの課題を発見し解決策を提案することで、低成長時代といわれる日本の企業を元気にしていきたい。ITベンチャーでの長期インターンで、中小企業のお客様の業務を改善させているというやりがいを感じ、ITの力で人々のビジネスの可能性を引き出す楽しさを知った。しかし、そのITベンチャーではクラウドでの請求管理のみという狭い範囲での課題解決だったので、ハードやソフト等の多様なソリューションを組み合わせて、クライアントの課題にもっと幅広く対応したいと感じたのがIBMに惹かれたきっかけである。IBMの一員として自分が何を貢献できるかを考えたとき、自分は部活での協賛営業やバイトでの飛び込み営業経験など、「組織の顔」として外部に働きかけることが多かったので、営業という職種を選ばせていただいた。製品・サービス担当営業と若干迷ってはいるものの、クライアントの多様な課題を解決したいという思いから、現時点ではお客様担当営業を志望している。自分がクライアントの課題を発見しソリューションを提案することで、米国の6倍遅れているという日本のIT活用を促進し、日本のビジネスを支えていきたい。参考:IBMエントリーシート解説先ほど、志望動機は成し遂げたいことが志望企業と自身の経験と合致していることがポイントだと解説しました。このことを念頭にこの内定者のESを見てみましょう。この内定者はベンチャー企業でのインターンの経験からお客様の業務を改善することにやりがいを感じ、そのような体験を入社してからもしたいと述べており、成し遂げたいことと自身の経験が合致しています。また、お客様の課題を発見し解決策を提案するのはIBMにおける営業が担う仕事でもあるので、成し遂げたいことと志望企業が合致しています。次に②について見てみましょう。大学2年次に、アルバイト先の大学受験の予備校で生徒の学力を上げる仕組みづくりを行った。この予備校では映像授業のコンテンツを提供し、生徒の学習をマネジメントしていくのだが、コンテンツの利用状況が悪く合格に結びつかないことが課題であった。過去のデータを分析した結果、高校2年生までの英語の完成度が合格率に関わるということが分かった。そこで、「高校二年生までにセンター試験の英語で8割をとる」ことを校舎のスローガンにし、11月から3月までの5か月間の指導のシナリオ作りをした。①点数ベースでの評価②モチベーションの継続③生徒のグループ化を実施した。2週間に1度センター試験の英語を解かせ、その点数を意識させた。モチベーション維持のために1か月に一度将来の夢について話し合う時間を設けた。生徒同士が励ましあう仕組みが大事だと考え、生徒をグループに分け、グループごとのコンテンツの進捗状況のランキングを日々更新した。大規模かつ長期的な仕組みを成功させるために、システムの導入に1か月かけスタッフに意義や方法を理解してもらった。その結果、私の校舎は1月から4月までの模試の伸び率で全国1位を取ることができた。参考:IBMエントリーシート解説②では「今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」能力があることをアピールする必要があります。この内定者は予備校でのアルバイト経験において生徒の英語の成績を向上させる新しい仕組みを、スタッフらの理解を得ながら提案、実行しています。関係者の同意を得ながら新しい仕組み・制度を導入したことは「今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」能力があることのアピールになっており、評価できる内容となっています。次に③について見てみましょう。エピソードは、野村総合研究所インド法人での7ヶ月の海外インターンシップだ。私は初めの3ヶ月間、インド人同僚2名と日本人同僚1名のチームで、自動車部品メーカーの案件に従事した。当初、私は業務や知識不足からMBAや弁護士資格を持つインド人同僚に信頼されず、仕事が任されない状況から人生最大の挫折をした。そこから、2つの取組を行なった。1つ目は、唯一日本人同僚から任された自動車部品メーカーの案件で業務のキャッチアップに努めた。具体的には、就業時間外での毎日4時間の製品に関する勉強だ。2つ目は、社内環境の改善だ。具体的には、インド人コンサルタント向けの業務に関わる日経新聞の記事の翻訳と社内共有だ。その目的は、インド人同僚が日本語能力によらず案件獲得や業務遂行ができる平等な職場にするためだ。このように自ら問題を発見し解決する努力を続けた結果、1ヶ月後には名指しで仕事を任されるようになった。以上の経験より、自らができる貢献を続ける事で、困難を乗り越え周囲の信頼を獲得する事を学んだ。参考:IBMエントリーシート解説③では前述のとおり、自身の学生時代のエピソードから自分の強みをアピールし、その強みがIBMが学生に求める資質と合致していることを示すことが求められるでしょう。この内定者は、海外インターンシップでの経験において、チーム内での課題を自ら発見しそれに取り組むことでインド人同僚からの信頼を獲得した経験を述べています。チームの課題を自ら発見しそれに取り組み、周囲から信頼を得た経験は、IBMが就活生に求める資質である「関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」能力と合致しており、評価できます。選考について最後に、IBMの選考方法について見ていきましょう。営業、SE、コンサルタントなどの職種ごとに採用を行っています。選考プロセス(コンサルタント職)エントリーシート⇒Webテスト⇛1次面接(集団面接)・グループディスカッション⇛筆記試験・2次面接(個人面接)参考:IBM本選考情報ES・Webテストを通過すると集団面接とグループディスカッションがあります。集団面接では学生時代頑張ったことや研究室の内容などが聞かれるようです。集団面接は一人あたりの時間が短いので、いかにわかりやすく簡潔に、論理的に答えられるかどうかが重要になるでしょう。2次面接ではまず小説の読み取りの筆記試験が30分程度行われ、その後面接に移ります。学生時代頑張ったことや自己PRの深掘り、また、「IBMにはこのような技術がありますが、あなたならこれを使ってどんなビジネスが出来ると思うか」という、素早く口頭でケースを解くような質問もあるようです。いかに論理的に、また簡潔に質問に答えるかが重要になってくるでしょう。志望動機や自己PRを詰めておくことはもちろん、GD対策やミニケース問題対策のためにケース問題の練習を行っておくと良いでしょう。最後にいかがだったでしょうか。就活生から見るとIBMはパソコンのイメージが強く、今では何をやっているのか把握しきれていない学生も多いのではないかと思います。今回の記事でIBMの事業内容や魅力を知り、選考でも役に立ててれば幸いです。unistyleが掲載しているIBMのES・選考レポートはこちらから
- IBMのインターン選考(ES・Webテスト)対策|合格者ES付き 30,578 views IBMのインターン選考通過者ES一覧はこちらから東大や京大、早慶などの就活生から現在最も人気のある業界と言われているコンサルティング業界。そのコンサル業界の中でもITに特化しているのが今回紹介するIBMとなります。IBMは最先端のテクノロジー技術と培ってきたノウハウによって、コンサルティング業を行っている世界最大級のコンピューターメーカーです。そんなIBMのインターンは、実施されるコースが豊富なことと選考難易度が高いことが特徴とされています。きちんと対策をせずに選考突破をすることは困難を極めるでしょう。そこで本記事では、IBMのインターン内容からインターン選考を突破する方法までをご紹介します。本記事の構成●コンサルティング業界とは●IBMとは●IBMのインターン内容●IBMの求める人材●IBMのインターン選考フロー●IBMのインターン選考:エントリーシート対策●IBMのインターン選考:Webテスト対策●最後にコンサルティング業界とはコンサルティングとは、「企業や各種団体が経営上抱える様々な課題に対して解決策を提示し、その実現を支援する業務」です。コンサルティングファームはクライアントの様々な情報を分析し、社内システムから経営方向、今後の展開や人事戦略など、多角的な視点に基づき解決策を提示します。コンサルティングは、企業の課題解決を担うという性格から、病気を診察し、投薬や治療を行う医者に似ていると言われることがあります。しかし、コンサルティングの業務は、企業の課題解決に留まりません。例えば、新規事業の立ち上げを成功させるなど、企業が目指す姿を共に実現する役割があります。ユーロモニター、IDCJapan、電通、日本交通公社の調査結果によると、2020年の国内コンサルティング業界の市場規模は約1800億円から3000億円であり、一方アメリカのコンサルティング業界の市場規模は約6兆円から10兆円といわれます。(アビームコンサルティングHP参照)国内のコンサルティング業界は現在発展を続けており、今後大きな成長が期待される業界といえます。コンサルティングの対象はサービスにより分類され、業界は以下の5つに大別されます。コンサルティング業界の分類■総合系コンサルティングファーム→デロイト・トーマツ・コンサルティング、KPMGコンサルティング、など■戦略系コンサルティングファーム→マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニーなど■ITコンサルティングファーム→アクセンチュア、IBM、など■シンクタンク系コンサルティングファーム→野村総合研究所、三菱総合研究所、など■業界・業務特化型コンサルティングファーム→マーサー・ジャパン、リンクアンドモチベーション、など参考:今回紹介するIBMはITコンサルティングファームに分類されています。ITコンサルティングファームでは、他の戦略コンサルティングファームと異なり、企業戦略の策定・立案にとどまらず、企業戦略の実行・保守まで手がけていることが特徴です。そのため、ITコンサルティングファームは採用の段階でコンサルタントだけではなくSEも採用しています。近年では企業の戦略策定にはITが必要不可欠であることから、ITコンサルと戦略コンサルの事業が被りつつあります。また、コンサルでは「UporOut(昇進か退職か)」や激務と言われる環境であるため、転職が多いことでも有名です。「UporOut」は以前よりはましになりましたが、それでも厳しい世界だと言えます。コンサルの詳しい分類や働き方については、以下の記事も参考にしてみてください。【関連記事】IBMとは1937年設立のIBMは、全国に68の拠点(2020年5月28日時点)を展開しています。IBMは事業内容の観点からITコンサルと位置づけられることも多いですが、あくまでも事業会社であり、世界最大級のコンピューターメーカーです。最先端のテクノロジー技術と培ってきたノウハウによって、コンサルティング業を行っているといった認識をしておくといいでしょう。特に近年は、クラウド化やビッグデータ・AIの活用が著しくなり、IBMもそのような最先端テクノロジーを活用したビジネスを行っています。特にIBMが生み出したAI技術である「Watson」は国内でもユーザーが増え続けています。また、世界最大級のコンピューターメーカーであるため、グローバルに安定した地盤を持ちます。創業してから100年以上経ち、世界175カ国以上で展開しているため、グローバルプレゼンスが大きく、海外との交流も活発であることが特徴として挙げられます。引用:日本IBM会社経歴書参考:IBMのインターン内容IBMのインターンには4つのコースがあります。下記はIBM採用HPからの引用です。コンサルタント・コース■プログラム概要IBMのコンサルタントが参画しているプロジェクトを想定したグループワークを行います。ある企業が抱えるビジネス上の課題を整理し、その課題に対してIT技術を用いた解決策を提案していただきます。プロジェクトで経験を積んだ社員との交流、最新テクノロジーのレクチャー等、みなさんの視野を広げ、視座を高めるための機会を用意しています。IBMが、世界175ヶ国以上で活用している最先端のデジタル&ビジュアル・コラボレーションツールを活用した「新しい働き方」を体験できます。リモート開催の限界を越える“リアルな体験を追求”した「IBMオリジナル・オンライン手法」で開催予定です。■プログラム内容・コンサルタント基本トレーニング・最新テクノロジーの動向・活用事例・実際のケースを用いたグループワーク・オンラインでもリアルな体験を追求・個別アドバイス・社員との交流■4日間で得られること(1)IBMのコンサルタント業務体験IBMのコンサルタントがお客様から「beessential-最も必要とされる存在」であり続けるために、何を考え、何を行なっているのかを理解いただけます。(2)IBMの最新テクノロジーの知見AIや量子コンピューティング、ブロックチェーン等、テクノロジーがどのようにお客様の課題解決に活用されているのかを理解いただけます。(3)IBM社員・社風の理解様々な社員とのコミュニケーションを通じて、社員の価値観や仕事への向き合い方、多様性を尊重する社風を理解することができます。■実施期間・2020年8月03日(月)–8月06日(木)・2020年8月17日(月)–8月20日(木)・2020年8月24日(月)–8月27日(木)・2020年8月31日(月)–9月04日(木)・2020年9月07日(月)–9月10日(木)・2020年9月14日(月)–9月17日(木)・2020年9月22日(火)–9月25日(金)■エントリー締切2020年6月2日(火)正午エントリーシート締切■実施場所オンラインでの実施■準備物<必須>PC(MacもしくはWindows)インターネットに常時接続できるネットワーク環境スマートフォン(PCから接続不良時の代替手段として)ヘッドセットまたはマイク付きイヤホン<推奨>作業に集中できる静かな環境引用:IBMインターン【コンサルタント・コース】ITスペシャリスト・コース■プログラム概要意欲に満ちた仲間とともに、お客様が求めるシステムを短期間で作り上げます。実際に動くソフトウェアを作る工程を通じて、周囲と共創するために必要なスキル・知識・考え方を学ぶことが可能です。プログラミング経験の有無に関わらず、参加いただける内容です。・価値を重視し、適切に判断する。・プロダクトを開発する。・システムをデザインする。・投資対効果を最大化するための提言を行う。5-6名のチームメンバーと様々な役割を分担し、新たな価値の創出に挑戦する1週間になります。IBMが、世界175ヶ国以上で活用している最先端のデジタル&ビジュアル・コラボレーションツールを活用した「新しい働き方」を体験できます。リモート開催の限界を越える“リアルな体験を追求”した「IBMオリジナル・オンライン手法」で開催予定です。■プログラム内容・革新的なアイデアを出すデザイン思考を用いて、顧客調査やソリューション検討を行います。・最新のTechnologyに触れるIBMCloudを利用して、Watsonの画像認識や音声認識の機能に触れるハンズオンを行います。・アイデアをカタチにする役割分担や開発ルールを決めた上で、チームで自律的にアジャイル開発を行います。・プレゼンテーションカタチにしたソリューションの魅力を伝えるプレゼンテーションを行い、社員のフィードバックを得ます。・社員との交流(任意参加プログラム)若手やエグゼクティブなど様々な社員とのリモートセッションにより、社員のマインドや社風を体感します。■5日間で得られること(1)IBMのアジャイル開発体験講師やメンターによるファシリテートのもと、システム開発の一連の流れをリモートワークで体験できます。お客様の要望を形にする難しさや醍醐味を味わっていただけます。(2)IBMの最新テクノロジー/方法論の知見Watsonなど業界を先導するテクノロジーや、アジャイル開発に関する知見が得られます。(3)IBM社員・社風の理解経験豊富な社員からのフィードバックや、様々な社員とのリモートでのコミュニケーションを通じて、社員の視点・マインド、多様性を尊重する社風を理解することができます。■実施期間・2020年8月03日(月)–8月07日(金)・2020年8月17日(月)–8月21日(金)・2020年8月24日(月)–8月28日(金)・2020年9月07日(月)–9月11日(金)■エントリー締切2020年6月2日(火)正午エントリーシート締切■実施場所オンラインによる実施■準備物<必須>PC(MacもしくはWindows)インターネットに常時接続できるネットワーク環境スマートフォン(PCから接続不良時の代替手段として)ヘッドセットまたはマイク付きイヤホン<推奨>作業に集中できる静かな環境引用:IBMインターン【ITスペシャリスト・コース】データサイエンティスト・コース■プログラム概要IBMでのデータサイエンティストの業務を、ぎゅっとコンパクトに詰め込んだ、仮想プロジェクトを体験していただきます。業務課題の理解、データによる現状の把握と改善策の提示、分析結果をお客様に使っていただくためのシステム提案、という一連のプロジェクト体験をしていただきます。また、並行して先輩社員との交流会や面談も予定しています。IBMが、世界175ヶ国以上で活用している最先端のデジタル&ビジュアル・コラボレーションツールを活用した「新しい働き方」を体験できます。リモート開催の限界を越える“リアルな体験を追求”した「IBMオリジナル・オンライン手法」で開催予定です。■プログラム内容Day1:諸手続き、9日間の過ごし方説明、コースに関する座学Day2-5:仮想分析プロジェクト実施、5日目に中間発表Day6-9:中間発表の結果を受け、最終プレゼンに向けた分析・プレゼン資料ブラッシュアップ、9日目に最終発表■9日間で得られること(1)「IBMでデータサイエンティストとして働くこと」に対する理解(2)分析プロジェクトの大きな流れの理解仮想プロジェクトのプロジェクトメンバーとしてインターンに参加することによって、IBMでデータサイエンティストとして働くことへのイメージが明確になります。(3)プロジェクトメンバとしての働き方「チームによる共同作業」「個人に割り振られた個別タスクの遂行」の両方を実践することよって、実プロジェクトでのプロジェクトメンバとしての働き方を理解することができます。■応募資格・2022年3月末、9月末に卒業・修了予定の大学3年生、大学院1年生、高等専門学校4年生の方・全日程参加できる方・プログラミング経験のある方(言語、レベル不問)・データサイエンティスト職を自身の社会人キャリアに検討されている方■実施期間・2020年8月03日(月)–8月14日(金)・2020年8月17日(月)–8月27日(木)・2020年8月31日(月)–9月10日(木)■エントリー締切2020年6月2日(火)正午エントリーシート締切■実施場所オンラインによる実施■準備物<必須>PC(MacもしくはWindows)インターネットに常時接続できるネットワーク環境スマートフォン(PCから接続不良時の代替手段として)ヘッドセットまたはマイク付きイヤホン<推奨>作業に集中できる静かな環境引用:IBMインターン【データサイエンティスト・コース】デザイナー・コース■プログラム概要デザイナー・コースでは、IBMのデザインを知っていただくとともに、IBMのデザイナーおよびエンジニアと協力しながら、思わず”Wow!!”と言ってしまうような顧客体験をデザインいただきます。IBMが、世界175ヶ国以上で活用している最先端のデジタル&ビジュアル・コラボレーションツールを活用した「新しい働き方」を体験できます。リモート開催の限界を越える“リアルな体験を追求”した「IBMオリジナル・オンライン手法」で開催予定です。■プログラム内容・具体的なテーマに基づき、新しいサービスやアプリケーションのデザインを検討・IBMのデザイナーやリサーチャーと一緒に業務を体験・IBMのデザインについての知見を深めていただくセッション■5日間で得られること(1)デザイナーに必要なスキルセット「どんな機能が必要か?何をどう作るのか?」ではなく、「誰のためにどんな体験を提供するのか?」という徹底したユーザー視点でのアプローチ、それを実際に見えるカタチにするプロジェクトやデザイン思考の考え方を身につけることができます。(2)最新テクノロジーとデザインの融合の知見Watsonなどのテクノロジーとアプリケーションデザインをどう結びつけるか、といったIBMならではの理想的なデザインの探求や顧客体験を間近で体感できます。(3)IBM社員のマインド・社風の理解若手やエグゼクティブなど、様々な社員とのコミュニケーションを通じ、IBM社員のマインドやIBMの多様性を尊重する社風を体感していただきます。■応募資格・2022年3月末、9月末に卒業・修了予定の大学3年生、大学院1年生、高等専門学校4年生の方・全日程参加できる方・(学科、スキルなど)デザイン学科に在籍しているなど、デザイン教育を受けた経験がある方■実施期間2020年8月3日(月)–8月7日(金)■エントリー締切2020年6月2日(火)正午エントリーシート締切■実施場所オンラインによる実施■準備物<必須>PC(MacもしくはWindows)インターネットに常時接続できるネットワーク環境スマートフォン(PCから接続不良時の代替手段として)ヘッドセットまたはマイク付きイヤホン<推奨>作業に集中できる静かな環境引用:IBMインターン【デザイナー・コース】IBMの求める人材IBMの求める人物像について、IBMのHPの採用情報を元に考察していきます。IBMでは「教育に飽和点はない」という言葉があり、常に自ら学び続け自分自身を向上させていく文化があります。絶えず変革を起こし続けるIBMでは、年次や役職に関わらず全ての社員が常に最先端の知識とノウハウを持つことが求められます。向上心と好奇心を持って、新しい知識やスキルを身につけようとする人材が活躍しています。(IBMのHP「社員インタビュー」より一部抜粋)上記の内容から「新しい知識やスキルを身につけようとする向上心と好奇心がある」人材が求められていることがわかります。また、IBMはクライアントの経営課題をIT・システムの側面から解決するプロジェクトを提案しています。そのためにはロジカルシンキングなどの能力はもちろん、「クライアント先の関係者と信頼関係を構築する」「クライアントの課題やニーズを引き出す」「社内の関係者だけではなく、クライアント先の関係者をも含めたチームでプロジェクトを進める」といった、周囲の関係者との良好な関係を保ちながら仕事を進めていく能力が求められます。さらに、顧客の経営課題を解決するシステムを提案することが求められるため「新しい仕組みや企画を提案する」ことも必要となるでしょう。上記を踏まえ、ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?に照らし合わせると、「関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」「リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」「今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」の3つが当てはまると考えられます。まとめると、以下の4つの特徴を持つ人材がIBMの求める人材として言えるでしょう。新しい知識やスキルを身につけようとする向上心と好奇心がある関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができるリーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる参考:参考:IBMのインターン選考フロー22卒向けのインターン選考フローです。コースは複数ありますが、選考フローについては下記に統一されています。IBMのインターン選考フローエントリーシート⬇︎Webテスト⬇︎書類審査(エントリーシートおよびWebテスト結果を元に実施)⬇︎電話面談(予定)以下では、各段階の選考対策について詳しく紹介していきます。IBMのインターン選考:エントリーシート対策下記の内容は22卒対象のものになります。設問■あなたがIBMのインターンシップに応募した理由を具体的に教えてください。(500文字以下)■あなたの強みを根拠となる経験とともに教えてください。その強みを活用して、組織や社会にどのような変化を起こせると考えていますか?(600文字以下)ここから、IBMの求める人物像や仕事内容を踏まえつつ、回答方法を考えていきましょう。あなたがIBMのインターンシップに応募した理由を具体的に教えてください。(500文字以下)この設問では志望動機を問われています。企業は志望動機から(1)自社へのインターンへの志望度と(2)インターンへのモチベーションを知ろうとしています。そのため、上記2つの理由を網羅する論理的な志望動機を伝え、「だから弊社のインターンを希望しているのか」と思ってもらう必要があります。志望動機を書く際に気をつけるべきポイントは次の6つです。参考:参考:また、この設問の対する実際にエントリーシートを通過したESでの回答は以下の通りとなっております。私がインターンシップに応募した理由は、貴社の最新テクノロジーを使った、高レベルの課題解決を実際に体感してみたかったからです。私は、コンピュータやAIを利用することで、人の幸福度を高めていくプロセスに興味を持っています。AIについては、現在の人間中心の社会に大きな影響を及ぼすのではないかと賛否両論があるものの、これからAIが社会にさらに浸透していく以上、AIの特性を生かし、人にとって利益のある利用方法を思考していく必要があると考えています。またコンサルタントという立場はお客様を第一に考え、最適案を提案するという点で、他人の恩恵のために働きたいという、私が生きていく上で大切にしている精神と共通しています。これら二つの理由からITコンサルタントという職業に興味を持っています。貴社は、IT業界と最新テクノロジーの双方において最前線に位置し、レベルの高い周囲と実際の課題解決に取り組めることは、必ず自分の知識の増大と考え方の成長に繋がります。コンサルタントの立場ですが、コンサルタントとしての精神に留まらず、最新テクノロジーの知識も習得できる貴社のインターンに魅力を感じ参加したいと考えました。IBMインターン選考通過者ESあなたの強みを根拠となる経験とともに教えてください。その強みを活用して、組織や社会にどのような変化を起こせると考えていますか?(600文字以下)この設問では自己PRを答えます。就活生が企業に自己PRすべきことは「企業にとって採用しなかったら損する人材である」ということです。ここで重要なのは、IBMの求める人物像にある内容と自分の強みを照らし合わせながら書くことです。自己PRを書く際は下記のフレームワークや記事・動画を参考にしてみてください。参考:参考:また、この設問の対する実際にエントリーシートを通過したESでの回答は以下の通りとなっております。私の強みは、ステークホルダのために自ら論理的に問題発見をし、解決へ貢献できることである。その根拠となる経験として、TVや雑誌でも特集されるハンバーガーのお店で、アルバイトとして時間帯責任者を務め変革を行った事が挙げられる。【(1)この仕事において努力したこと】お客様のサービスを上昇させる事とお店の利益をあげる2点に対して努力した。上記2点に共通したボトルネックを考えた結果、ピークタイム時に料理の提供時間が遅くなっていることが問題にあった。この料理提供時間の遅さが、お店の回転率の低下とお客様へのサービスの低下を引き起こしていると、私は考えた。そして目的達成への効果と実現可能か否かを踏まえ考えた結果、並んでいるお客様にメニューを渡し事前にハンバーガーの説明し、入店する前に先オーダーを取る変革を行った。【(2)成果】①以前より、売り上げを20%増加。②事前にオーダーを把握する事で、料理の提供時間が全て12分以内達成。③メニュー説明を行うことで並んでいるお客様が帰らなくなり、来店客数平均を20人増加。【(3)組織と社会に対しての変化】この強みから変化を起こせる点は2つあると考える。①組織の目標達成のために個人で課題を見つけ行動し、障害を乗り越える、既存からの脱却変化を起こせる事。②顧客の成功に全力を尽くせるため、責任と信頼を得て、社会を巻き込んだテクノロジー変化を起こせる事。IBMインターン選考通過者ESIBMのインターン選考:Webテスト対策下記には21卒対象に行われた内容を載せておりますので参考程度にご覧ください。■実施場所:自宅■所要時間:1-2時間■形式:企業オリジナル(数列予測と適性検査のようです。)数列と普通の数学の問題が出題される形になります。数列の問題に関しては、いかに数列の法則を見つけるかが大切になります。数学の能力はもちろんですが、頭の柔らかさやひらめき力が必要になるようです。普通の数学の問題に関しては、そこまで難しい問題は出ないようなので事前に市販の書籍で対策し慣れておきましょう。また、以下にWebテストについての完全攻略記事一覧を載せておりますので、併せてご覧ください。Webテスト完全攻略記事一覧1.Webテストとは2.Webテストの種類3.Webテストの対策4.Webテストの答えの入手方法5.Webテストを実際に受験できるサイト最後に本記事ではIBMのインターン内容からインターン選考対策までをご紹介してきました。これからは、どの業界においてもITの力が必要になってくるので、ITコンサルは今後需要が高まる業界と言っても過言ではないでしょう。IBMに興味のある方は、本記事で企業について理解を深め、選考対策をしっかりと行いインターンにチャレンジしていただければと思います。関連記事IBMの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- IBMのES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機へ 42,447 views IBMの本選考ES一覧はこちらからIBMはPCメーカーとしても有名でしたが、2000年代以後は企業向けソフトウェア開発に特化し、世界一のシェアを誇ったPC事業からは撤退しています。PC事業は中国や韓国など安い人件費で開発している企業に価格競争で勝つことができなくなることを見越して、企業向けのソフトウェアに特化することで成長を続けてきました。IBM日本法人の採用では、戦略コンサルタント、営業、システムエンジニアなど業種によって分かれており、戦略コンサルタントが採用人数も少なく難関と言われています。戦略コンサルタントの働き方や求める人材については他企業についても同様なので、下記の企業を参考にしていただければと思います。参考:参考:→外資系戦略コンサルティングファームが求める人材をそれぞれ導いていきます。働き方についても触れられているため、戦略コンサルタントについても知ることが出来ます。【本記事のコンテンツ】・IBMの働き方・IBM設問・最後に・【参考】IBM内定者の回答IBMの働き方しかし、実際にコンサルティングの仕事を始めてみると、以前抱いたイメージとは異なる点も数々ありました。初めは医師のようだと想像していたコンサルタントですが、経験を積むに従い、医師とは違って簡単に薬を出したり治療法を示せたりするほど万能ではないことが分かりました。むしろ「お客様とともに悩み、一緒に治療法を探す役割」という方が近いかもしれません。もちろん、一緒に頭を抱えてしまっては仕事にならないので、お客様の一歩先で悩むよう心掛けていますが、その作業は案外泥臭いものでした。また、コンサルタントという仕事は、個人で価値を発揮するものだと思っていましたが、実際にはチームワークが極めて大事な仕事だと思うようになりました。プロジェクトという形で進められるコンサルティングの仕事は、まさにチームワークによって成り立っています。数年前にトレーニングを担当した新入社員のメンバーに「コンサルタントに必要な要件は?」と聞くと、ほとんどが「ロジカルシンキング」、「顧客視点」といった回答を返してきました。確かにそれはコンサルタントの基本として必要ですし、入社時点でそれを認識していることは大変素晴らしいと思います。しかし、私はそれだけではないと感じています。現在の私であれば、「想像力」という要素を加えるでしょう。たとえば、プロジェクトの議事録をまとめる仕事一つをとってみても、目的や回覧される場所、誰が読むのかによって、内容は大きく変わります。さらに、お客様の発言の背景には、その上司や社長の意向があるかもしれません。このような「目に見えることの裏側にあるさまざまな状況」を想像できることが、ひいては質の高い仕事につながるのではないでしょうか。(IBM採用HPより一部引用)上記で紹介したマッキンゼーやBCGの求める人材でも解説している通り、「ロジカルシンキング」や「顧客視点」というのはコンサルタントとして基本ではありますが、その基本をベースにさらにリーダーシップやチームの中で貢献する能力などが求められています。IBMの採用HPでも上記の通り、基本として求められるものに加えて「想像力」を必要な要件として挙げています。プロジェクトとしてチームで顧客企業の課題を考え、顧客企業の人と一緒になって考える必要のあるコンサルタントとして求められている人材は下記のように考えられます。①顧客の抱える課題を引き出し、解決の提案を行い、実際に顧客と解決まで実施できる人材②顧客と時には顧客の現場担当者など価値観の異なるメンバーと協力して成果を上げることのできる人材③顧客に対してよい変化を促し、顧客企業をよい方向に変えることのできる人材④リーダーシップを持って顧客企業の抱える課題に対して取り組み、解決まで導ける人材IBM設問◆あなたがコンサルタントを志望する理由を記述してください。◆あなたはIBMで何がしたいですか?ご自身の夢や目標を交えて、具体的に記述してください。◆高校入学以降、複数人で何かに挑戦したことにより経験した困難や挫折について、それをどのように乗り越え、そこから何を学んだかを教えてください。一つ目の設問(あなたがコンサルタントを志望する理由を記述してください。)IBMといった外資系のコンサルティングファームは離職率も高く、10年間も同じ企業にとどまることは非常にまれです。しかし、説明した通り、志望動機関連の質問については大枠から整理することが大事です。①仕事を通じて成し遂げたいこと、やりたいこと②きっかけとなる経験③企業選びの軸と合致する業界④複数ある業界の中でもなぜコンサルタントか⑤コンサルタントの中でもIBMの理由参考:→留学経験や起業経験など特別な経験がなくても伝えたか次第で評価される志望動機を作ることが出来ます。その評価されるテンプレートをお伝えします。次に説明する二つ目の設問で、①が聞かれているので、ここでは②〜④について整理して話すことができればよいでしょう。以下の動画でも、志望動機の書き方のポイントやフレームワークを解説しているので、こちらも参考にしてみてください。下記の内定者のエントリーシートは学生時代のフットサルのチーム運営を通じて「技術やアイデアはあるがそれを生かしきれてない企業の可能性を共に引き出す事が出来るコンサルタントを志望しています」と繋げています。②のきっかけとなる経験を、学生時代の主体的な経験と結びつけて語るのは非常に重要なことです。参考:IBM内定者のエントリーシート二つ目の設問(あなたはIBMで何がしたいですか?ご自身の夢や目標を交えて、具体的に記述してください。)ここでは一つ目の設問で紹介した①仕事を通じて成し遂げたいこと、やりたいことおよび⑤コンサルタントの中でもIBMの理由を語ることができれば、上記の一つ目の設問と合わせて志望動機で語らなくてはいけない全ての要素を話すことができるでしょう。業界の中でもなぜその会社かというには基本的には三つのアプローチしかなく、①業界内の特別なポジションから語る、②社風・企業理念から語る、③働く人で語るの三つから語るのがよいでしょう。詳細は下記コラムを参考にしてください。参考:→「なぜうちの会社を志望するのか」という質問に困ってしまう就活生は多数いると思います。その質問に対して簡単に答えるアプローチ方法をご紹介します。三つ目の設問(高校入学以降、複数人で何かに挑戦したことにより経験した困難や挫折について、それをどのように乗り越え、そこから何を学んだかを教えてください。)上記の働き方で解説されていた通り、コンサルタントというと個人で進める仕事のような気がしますが、実際は多くの自社内のチームメンバーや顧客先企業とともにプロジェクトを組成する必要があります。そのため個人として成果を上げることは大前提として、いかにチームに貢献することができるかやリーダーシップをどのように発揮する人材かが大きく問われています。上記で紹介したIBMが求める人材を理解した上で、どの学生時代のエピソードを選べば高く評価されるのか考えてみてください。①顧客の抱える課題を引き出し、解決の提案を行い、実際に顧客と解決まで実施できる人材②顧客と時には顧客の現場担当者など価値観の異なるメンバーと協力して成果を上げることのできる人材③顧客に対してよい変化を促し、顧客企業をよい方向に変えることのできる人材④リーダーシップを持って顧客企業の抱える課題に対して取り組み、解決まで導ける人材最後に多くの学生が、「試験のために勉強をした」、「レギュラーを取るために必死に練習した」といった個人で努力した経験員フォーカスをあてて話をしてしまいがちです。一方で企業側が求めている能力は、個人で成果を挙げられるのは当然として、その上でチームにどのように貢献できるのかという点も求められています。下記のコラムは人気企業の内定者に共通する自己PRの内容をパターン化したものを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。参考:→人気企業に内定する学生がエントリーシートに書いていることには一定の共通項があります。参考記事では、人気企業内定者が共通してアピールしていた企業が求めている「強み」を5つ、学生時代の経験も合わせて紹介したいと思います。また、IBMに関する記事などは「IBM企業研究」にまとめてあるのでこちらもご覧いただければと思います。【参考】IBM内定者の回答志望理由あなたがIBMを志望する理由は何ですか。IBMのビジネス内容に触れ、具体的に記述してください。(全角500文字以内)私が御社を志望する理由は2つあります。1つ目はIT業界の大手である御社の成長ノウハウを勉強し、自己成長に繋げたいからです。「凡人は経験に学び、賢人は歴史に学ぶ。」という言葉がある様に、御社がこれまで成長してきたプロセスやノウハウを学ぶ事で私自身の成長に繋がると考えます。2つ目はお客様が抱えている億単位の課題に対するソリューションを提案できる機会が多いと考えたからです。私は御社がお客様に提供している商品であれば、これが実現可能だと私は考えました。私がこの様に考えたのは、高校時代のアメフト部の主将を務めた経験が関係しています。責任ある立場でチームメイトを動かし、試合に勝つ。「私自身の役割を全うし、プロセスを経て、結果を出す」という一連の流れに私は非常に快感を覚えています。この一連の流れをビジネスというフィールドで経験できる機会に恵まれているのが御社だと考えます。以上2点が私が御社を志望する理由になります。こちらは志望動機に関する設問になります。この回答では「IBMならでは」の答えになっていないと感じます。読み取れる企業選びの軸として①成長してきた歴史のある企業、②億単位のお金を動かすことが出来る企業の2つがあると思います。この2軸であれば当てはまる企業は多数あるでしょう。その多数ある企業の中でなぜIBMなのか記述出来るとより良い回答になったでしょう。夢や目標あなたはIBMで何がしたいですか?ご自身の夢や目標を交えて、具体的に記述してください。「あの企業はもう終わった」と言われた日本の大企業を復活させる事が私の夢です。私は「あのチームはもう終わった」と言われていた所属チームを復活させるべく、チャレンジの場を提供したり運営改革を行ってきました。組織が潜在的なポテンシャルを発揮するエネルギーに魅了され、高い技術やノウハウを持ちながら不振に喘ぐ日本の大企業を復活させたいと思うようになりました。その夢を果たすためにIBMを選ぶ理由は大きく分けて3つあります。まず立案から実行まで幅広い行える幅広いサービスラインを持っている事です。次に自社でテクノロジーの研究を行っておりそのプロダクトの領域が多岐にわたる事です。他社のインターンにおいてテクノロジーがビジネスに与えるインパクトの大きさを学び、自社で提供できるソリューションの幅が格段に広いIBMであればその効果を最大化できると考えました。最後に自らが事業会社として得たノウハウをモデルケースとして用いている事でコンサルティングに説得力をもたらせる事です。以上の理由から私はIBMのコンサルタントとして日本企業を復活させるという夢を果たしたいと考えます。IBMで成し遂げたいことを論理的に記述できていると思います。夢を持つに至った経緯をもう少し詳細にエピソード等を交えて記述するとより評価されると思います。また面接では「日本の大企業以外も顧客だから、中小企業も担当することがあるけど大丈夫?」等の質問が来るでしょう。どんな質問が来るかを考えて対策を行いましょう。困難を乗り越えた経験高校入学以降、複数人で何かに挑戦したことにより経験した困難や挫折について、それをどのように乗り越え、そこから何を学んだかを教えてください。体育会のフットサル部が無い中で、複数サークルの選抜という形で初のフットサル早慶戦の開催に取り組みました。開催にあたって私はプロジェクトをリードする役割を担いましたが、最大の困難は他のサークルとの早慶戦に対する温度差をいかに埋め、どうチームとして1つの方向に持っていくかでした。当初は自分たちの考えを一方的に熱意を持って伝えようとしましたがなかなか協力を得る事が出来ず苛立ちを覚えていました。しかし考えるうちに私たちには相手側の視点が決定的に欠けていることに気付きました。それからはどのようにすれば伝わりやすいかを考え論理立てて議論をしたり、実際に他の部の早慶戦に誘い雰囲気や伝統を感じてもらう中で早慶戦を開催する意義や影響を伝えるように工夫しました。すると私たちの本気度や思いが伝わったのか徐々に理解や協力を得て最終的にチーム慶應として結束を生む事が出来ました。その中で学んだ事は2つあり、【どんなに自分が意味があると確信しているアイデアや提案も、伝え方1つで受け取られ方が全く変わってしまうという事】、そして【相手側の視点を持つ事で自らの提案より説得力を持たせる事が出来る】という事を学びました。いわゆるガクチカの設問です。背景・取り組み・学びが端的に述べられています。取り組み内の施策や学びにも納得感のある回答ができていると感じます。この回答自体へのフィードバックはありませんが、別の回答で学びを補強できるようなエピソードを述べると、説得感が増すでしょう。unistyleが掲載しているIBMのES・選考レポートはこちらからphotobyPatrick
- IBMの内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項 17,575 views 今回はIBMの内定者のESを解説していきます。コンサルタントの仕事においては個人として成果を出すのは当然として、チームの中でどのように行動できるかが問われています。多くの学生は個人として苦労や努力をした話を延々語りたがる傾向にありますが、企業として知りたいのは「チームの中でどのように振る舞えるのか」であることが少なくありません。企業が求めている人材を適切に把握した上でどのようなエピソードを伝えるのがよいのかしっかりと考えるようにしましょう。なお今回はフットサルのチーム運営経験をもとに内定したこちらの内定者のエントリーシートをもとに解説しています。あなたがコンサルタントを志望する理由を記述してください。理由は2つあります。1つは【変革のためにクライアントと一緒になってチャレンジできる業種であるから】です。私は学生時代にポテンシャルはあるがそれを生かせていないチームや選手に対して、チャレンジの場を提供したりすることでその可能性を引き出すような取り組みをしてきました。その中でチームや個人が変化を起こそうとする強烈なエネルギーに非常に魅力を感じ、同様に技術やアイデアはあるがそれを生かしきれてない企業の可能性を共に引き出す事が出来るコンサルタントを志望しています。もう1つは【急激な成長曲線を描ける事】です。競技スポーツをしていることから常にチャレンジし続け高いレベルに身を置きたいと考えており、そうすることでより周囲や社会に大きなインパクトを与えられる人間になりたいと考えています。若いうちから経営者的な視点が求められる事、仕事の量やプレッシャー、1つの仕事が社会に与えるインパクトの大きさやそれに見合う対価を考えたときに自らを磨く上で最高の環境であると考えました。あなたはIBMで何がしたいですか?ご自身の夢や目標を交えて、具体的に記述してください。「あの企業はもう終わった」と言われた日本の大企業を復活させる事が私の夢です。私は「あのチームはもう終わった」と言われていた所属チームを復活させるべく、チャレンジの場を提供したり運営改革を行ってきました。組織が潜在的なポテンシャルを発揮するエネルギーに魅了され、高い技術やノウハウを持ちながら不振に喘ぐ日本の大企業を復活させたいと思うようになりました。その夢を果たすためにIBMを選ぶ理由は大きく分けて3つあります。まず立案から実行まで幅広い行える幅広いサービスラインを持っている事です。次に自社でテクノロジーの研究を行っておりそのプロダクトの領域が多岐にわたる事です。他社のインターンにおいてテクノロジーがビジネスに与えるインパクトの大きさを学び、自社で提供できるソリューションの幅が格段に広いIBMであればその効果を最大化できると考えました。最後に自らが事業会社として得たノウハウをモデルケースとして用いている事でコンサルティングに説得力をもたらせる事です。以上の理由から私はIBMのコンサルタントとして日本企業を復活させるという夢を果たしたいと考えます。高校入学以降、複数人で何かに挑戦したことにより経験した困難や挫折について、それをどのように乗り越え、そこから何を学んだかを教えてください。体育会のフットサル部が無い中で、複数サークルの選抜という形で初のフットサル早慶戦の開催に取り組みました。開催にあたって私はプロジェクトをリードする役割を担いましたが、最大の困難は他のサークルとの早慶戦に対する温度差をいかに埋め、どうチームとして1つの方向に持っていくかでした。当初は自分たちの考えを一方的に熱意を持って伝えようとしましたがなかなか協力を得る事が出来ず苛立ちを覚えていました。しかし考えるうちに私たちには相手側の視点が決定的に欠けていることに気付きました。それからはどのようにすれば伝わりやすいかを考え論理立てて議論をしたり、実際に他の部の早慶戦に誘い雰囲気や伝統を感じてもらう中で早慶戦を開催する意義や影響を伝えるように工夫しました。すると私たちの本気度や思いが伝わったのか徐々に理解や協力を得て最終的にチーム慶應として結束を生む事が出来ました。その中で学んだ事は2つあり、【どんなに自分が意味があると確信しているアイデアや提案も、伝え方1つで受け取られ方が全く変わってしまうという事】、そして【相手側の視点を持つ事で自らの提案より説得力を持たせる事が出来る】という事を学びました。引用:【内定】エントリーシート参考:IBMのES・選考レポート一覧一つ目の設問あなたがコンサルタントを志望する理由を記述してください。理由は2つあります。1つは【変革のためにクライアントと一緒になってチャレンジできる業種であるから】です。私は学生時代にポテンシャルはあるがそれを生かせていないチームや選手に対して、チャレンジの場を提供したりすることでその可能性を引き出すような取り組みをしてきました。その中でチームや個人が変化を起こそうとする強烈なエネルギーに非常に魅力を感じ、同様に技術やアイデアはあるがそれを生かしきれてない企業の可能性を共に引き出す事が出来るコンサルタントを志望しています。もう1つは【急激な成長曲線を描ける事】です。競技スポーツをしていることから常にチャレンジし続け高いレベルに身を置きたいと考えており、そうすることでより周囲や社会に大きなインパクトを与えられる人間になりたいと考えています。若いうちから経営者的な視点が求められる事、仕事の量やプレッシャー、1つの仕事が社会に与えるインパクトの大きさやそれに見合う対価を考えたときに自らを磨く上で最高の環境であると考えました。学生時代の経験に結びつけてコンサルタントの仕事に結びつけることができている点が高く評価できます。この志望動機を学生時代の経験と結びつけるというのがなかなか出来ない学生が多いのですが、特別な経験がなくても結びつけることは十分可能です。現にこの内定者もフットサルチームの運営というのが学生時代の経験内容で、そこまで突出したものでもないでしょう。志望動機が書けなくて悩んでいる方はぜひ下記のコラムを読んでいただければと思います留学経験や起業経験など特別な経験がなくても伝えたか次第で評価される志望動機を作ることが出来ます。その評価されるテンプレートをお伝えします。参考:また二点目の【急激な成長曲線を描ける事】は、就職する上でも、外資系のアップorアウトのような厳しい社風が自分に合っていることを伝えられているようで評価されていると感じます。二つ目の設問あなたはIBMで何がしたいですか?ご自身の夢や目標を交えて、具体的に記述してください。「あの企業はもう終わった」と言われた日本の大企業を復活させる事が私の夢です。私は「あのチームはもう終わった」と言われていた所属チームを復活させるべく、チャレンジの場を提供したり運営改革を行ってきました。組織が潜在的なポテンシャルを発揮するエネルギーに魅了され、高い技術やノウハウを持ちながら不振に喘ぐ日本の大企業を復活させたいと思うようになりました。その夢を果たすためにIBMを選ぶ理由は大きく分けて3つあります。まず立案から実行まで幅広い行える幅広いサービスラインを持っている事です。次に自社でテクノロジーの研究を行っておりそのプロダクトの領域が多岐にわたる事です。他社のインターンにおいてテクノロジーがビジネスに与えるインパクトの大きさを学び、自社で提供できるソリューションの幅が格段に広いIBMであればその効果を最大化できると考えました。最後に自らが事業会社として得たノウハウをモデルケースとして用いている事でコンサルティングに説得力をもたらせる事です。以上の理由から私はIBMのコンサルタントとして日本企業を復活させるという夢を果たしたいと考えます。ここも一つ目の設問と繋がる内容で、こちらの設問においても学生時代の経験と結びつけられている点が評価できます。なぜIBMかという観点も、マッキンゼーやボスコンとは異なり、①自社でテクノロジーの研究を行っていること②自らも事業会社として蓄積したノウハウがあることを挙げられており、これにより外資系コンサルの中でもなぜIBMかという点をしっかりと語ることができていると感じます。三つ目の設問高校入学以降、複数人で何かに挑戦したことにより経験した困難や挫折について、それをどのように乗り越え、そこから何を学んだかを教えてください。体育会のフットサル部が無い中で、複数サークルの選抜という形で初のフットサル早慶戦の開催に取り組みました。開催にあたって私はプロジェクトをリードする役割を担いましたが、最大の困難は他のサークルとの早慶戦に対する温度差をいかに埋め、どうチームとして1つの方向に持っていくかでした。当初は自分たちの考えを一方的に熱意を持って伝えようとしましたがなかなか協力を得る事が出来ず苛立ちを覚えていました。しかし考えるうちに私たちには相手側の視点が決定的に欠けていることに気付きました。それからはどのようにすれば伝わりやすいかを考え論理立てて議論をしたり、実際に他の部の早慶戦に誘い雰囲気や伝統を感じてもらう中で早慶戦を開催する意義や影響を伝えるように工夫しました。すると私たちの本気度や思いが伝わったのか徐々に理解や協力を得て最終的にチーム慶應として結束を生む事が出来ました。その中で学んだ事は2つあり、【どんなに自分が意味があると確信しているアイデアや提案も、伝え方1つで受け取られ方が全く変わってしまうという事】、そして【相手側の視点を持つ事で自らの提案により説得力を持たせる事が出来る】という事を学びました。学びのレベルも深く、仕事におけるポテンシャルも高そうであることが文章から伺えます。チームの中でどのようにすれば成果が得られるのかを考え、着実に実行していけることが経験の内容から伺えます。リーダーシップのタイプとしてはぐいぐいと自らの主張で引っ張るというよりも、相手のことを考えどうすれば相手が動いてチームとしてのパフォーマンスがあがるのかを考えるタイプであるように見受けられます。リーダーというとカリスマ的な魅力のある勢いで押すタイプの人をイメージしがちですが、様々なタイプのリーダーがいます。自分もリーダータイプではないと思っていても「リーダーシップがある」と評価されることは十分にあるので考えてみてください。最後に今回の内定者は特に特別な経験があるわけではないですが、IBMのコンサルタントやその他人気企業に内定しています。アピールしている内容や志望動機と学生時代の経験の結びつけ方だけで大きな差がでる一つの例だと考えられます。特別な経験をしてこなかったことを嘆くよりもどういった人材を求めているのかを知り、自分をどう伝えれば評価されるのか冷静に考えることが大事です。photobyMartinThomas
- 日本IBM内定者の回答例|当社の志望理由を教えてください|例文有 16,368 views 質問:「なぜIBMで戦略コンサルタントをやりたいのか説明してください。」内定者の回答三点あります。一つ目が、戦略立案から実行、アウトソーシングまで自社内で完結して行えることです。二つ目が自社でテクノロジーの研究をしており、常に最先端の解決策をクライアントに提示できることです。最後の三つ目がIBM自体がPCメーカーとして事業会社として実際に培ったノウハウ、事業会社ならではの視点を持っていることです。解説しっかりとIBMの業界内のポジションを理解した上で説明できているように感じます。外資系コンサルでも、ボスコンやマッキンゼーなどの戦略コンサルは自社内でテクノロジーなどのSE部門を保持しておらず、戦略立案のみで実行段階にはなかなか関わることができないと言われています。IBMやアクセンチュアのようなSE部門も同時に保持している企業は戦略の立案からシステム設計まで担えることでよりクライアントと密接に解決策の実現が行えると言えます。(もちろん逆に純粋な戦略立案はボスコンやマッキンゼーが勝るという考えもあります。)最後に業界の中でもなぜその企業なのかという質問に多くの時間を割いていらないところまで業界研究してしまう学生も多いのですが、下記記事を読んである程度割り切って考えてみるのもよいでしょう。unistyleが掲載しているIBMのES・選考レポートはこちらから参考:→志望動機を作成する際に多くの方が悩むであろう「業界の中でもなぜその企業なのか」に対する回答の書き方・考え方について解説しています。また、商社・銀行・コンサル等々の内定者の回答についても掲載しているので、併せてご参照ください。photobyMartinThomas
- 日本IBMの採用大学と人気企業ランキング【2015年卒】 48,655 views コンピュータ関連の最大手企業であり、最近は機器よりも企業向けコンサルティングなどに軸足を置いているIBM。特に金融部門に強く、IBM製のシステムを採用している大手金融機関は多くあります。今回は、IBM内定者の学歴と企業人気をまとめています。男女・文理別採用実績大卒に関しては、女性の採用の方がやや多い傾向にあるようです。また、IBMはコンサル・営業など職種別での採用を行っています。大卒男大卒女文系理系文系理系20122373652013384433修士男修士女文系理系文系理系2012144111132013338710(2015年版就職四季報より抜粋)内定者の学歴上位校だけで65.4%、GMARCH+関関同立までで96.3%を占めています。この年の最多採用は早稲田大学の21名のようですが、擁する学生数を考慮すると、東大や東工大からの採用も多いようです。大学別の採用数は下記の通りです。◆東早慶一工・旧帝大東大京大東工大早稲田慶應9482117北大東北大名古屋大阪大神戸大11171◆その他国立大・上智理科大首都大電通岡山上智理科大11153◆GMARCH・関関同立青学立教中央735法政関学立命館313◆その他私大日本大成城津田塾東京女子1111(偏差値ランキング図書館より抜粋※2011年の実績です)就活生からの人気IBMは意外にも就活生からの人気が低く、マイナビ・リクナビ・みんなの就職活動日記などのランキングでは名前が登場しません。なお、下記は代表してみんなの就職活動日記のランキングから抜粋しています。情報通信業界では、NTT系列企業の人気が高いようです。順位企業名27NTTデータ115NTTコミュニケーションズ123NTT東日本143富士通190日本総合研究所(2015年度卒新卒就職人気企業ランキング|みんなの就職活動日記より抜粋)社会人からの人気こちらでは、Google、アップル、マイクロソフトに次ぐ高い人気を誇っています。BtoBソフトウェア事業に注力している外資系企業というのは就活生からは見えづらいのかもしれません。順位企業名1Google17アップルジャパン18日本マイクロソフト28IBM41NTTデータ56NTT東日本62富士通73NEC235日本オラクル(DODA転職人気ランキング2014より抜粋)最後にIBMは企業向けコンサルへ軸足を置いていると冒頭で書きましたが、たとえば「コンサルタント」というクールな響きへの憧れだけでエントリーしても、なかなか内定まで到達するのは難しいように思います。顧客と共に悩み続ける泥臭さも理解した上で受けていただければと思います。なお、コンサルタントとしてどのような人材が求められるかについては下記コラムなども参考にしてください。参考:BCGのESと採用HPから考えるBCGが求める人材→BCGの求める人材を採用HPと内定者ESから考えます。credit:ClausReblerviaFindCC