村田製作所の本選考ES 92 件

エントリーシート 村田製作所 卒 Q ♦ 1. 大学において取り組んでいる、または取り組む予定の研究テーマとその内容についてお書きください。(学部生の方で研究テーマがない方は、特に興味を持って取り組んだ講義テーマに関してでも結構です。)(800字以内)
A 【テーマ】発光分光法によるリレー接点アークの測定 【背景】リレーは、家電機器、自動車など様々な電気機器に組み込まれる電子機器であり、リレー接点を開閉させることで、電気回路への電気信号の入出力の制御を行う。しかし、リレーは接点開閉時にアークが発生するため、リレーの電気的寿命に影響を及ぼす。そこで、アークの特性を解明し、品質・信頼性に優れたリレーの開発を行っている。 【内容】発光分光法によるリレー接点アークの測定 1.発光分光法 発光分析法により、アーク重要パラメータである電子温度を求めた。発光分析法とは、プラズマの発光を分光し、発光化学種を同定し、スペクトル強度などから温度や密度を求める測定法。 2.具体的に内容 夏場から、新たな研究法の立ち上げに力を注いできた。昨年度はスペクトル強度比法(二点間の発光強度の比から求める測定法)による測定を行った。しかし、扱うリレーの元素成分はAg, Sn, Inであるため、信頼性の低い測定法であった。そこで、ボルツマンプロット法(多元素、多波長の発光強度から求める測定法)により、他の発光種から電子温度を求めた。手元に資料がない状態でスタート。まず、手当たり次第に論文を読み込んだ。更に、関連論文をゼミ、学科内の発表会にて発表を自らに負荷してきた。実験当初、結果に大きなばらつきあったが、蓄積したデータを仮説や実験にフィードバックしていくようにした。その際に、週に一度、実験の進捗状況や問題点などを話し合い、より効果的に実験を進めるようにしてきた。 3.これまでの成果 観測データ(発光素子の同定と強度)から電子温度の算出を行った。プラズマ内は局所的熱平衡であると仮定するため、どの発光素子でも同じ温度になる必要があるが、信頼性があるデータを得られていない。今後、その原因解明を行う必要があると考えている。
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村田製作所のインターンES 55 件

インターンエントリーシート(技術職) 村田製作所 2018卒 男性 Q 研究テーマ800文字
A 新型の原子炉冷却システムに関して研究を行っております。2011年に福島第一原子力発電所で事故が起きましたが、その原因の一つとして、異常事態により緊急用の電源が喪失し、原子炉内の冷却設備が停止したことが挙げられます。現状では、原子炉に採用されている冷却設備は電動式であり、電源が喪失した事態に対処できません。 私たちの研究室では研究機関と共同で、電源が喪失した場合も、原子炉をふく射と自然対流による熱伝達現象を利用して冷却可能な冷却設備の概念を考案し、その成立性を示すため研究をしています。本研究テーマは私が研究室配属された年に新設されたものです。テーマの立ち上げから携わることによって技術者としての実力を伸ばしたい、研究を通じて原子炉の安全性をより高め、人々の豊かな生活に貢献したいと考え、本テーマを私は希望しました。 新設のテーマということもあり、まず研究でのゴール地点を定義し、以下に示す数段階の工程に分け、研究計画をまとめました。①提案する冷却設備を等倍縮小し模擬した実験装置をCADにより設計し製作しました。②温度条件等を原子炉実機と等しくした加熱実験を行うための実験技術を確立しました。実験装置に用いる熱電対の接着方法を変える等、試行錯誤を繰り返しながら実験技術を模索しました。③実験で得られた実験装置各部分の温度データを評価するのに最適な評価関数を選定し、冷却能力の定量的評価を行いました。メンバー間で協力しながら熱流体現象を取りあげた様々な分野の論文を探し、知見を共有、そして最適な定量的評価法を見つけて解決しました。また、オープンソースのCAEコードを用いて、実験装置内部での熱流動現象を解析しました。オープンソースであり、仕様が複雑であったため、同じ研究室で数値解析をテーマとしている方々の力をお借りし、なんとか進めています。
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村田製作所の本選考レポート 21 件

村田製作所のインターンレポート 16 件

村田製作所の就活テクニック 1件

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