国際協力機構(JICA)の説明会・選考 1 件

国際協力機構(JICA) JICAインターンシップ・プログラム 対象:25,26,27卒 情報の精度には最大限注意しておりますが、新型コロナウイルスの感染予防対策等による社会情勢の変化の影響で、募集内容に随時変更があるかもしれないため、本記事に記載の情報は最新ではない可能性があります。締切情報収集の際には本記事の記載情報だけでなく、必ず当該企業の採用HP/マイページなどでご確認いただき、そこで発表されている"最新の一次情報"を優先して下さいますよう、お願い申し上げます。 ■目的 国際協力に関心を有する学生(大学生・大学院生)及び社会人に、JICA各部署及び開発コンサルティング企業におけるインターンシップの機会を提供し、JICA事業への理解を深め、幅広い分野での国際協力人材(JICA専門家・開発コンサルタント等)を志向してもらうことを目的としています。 なお、JICAポストに配属のインターンシップ生に関する情報(活動実績等)は、JICA新卒 採用に応募された場合に、採用活動(選考)の参考となります。開発コンサルティング企業に配属される場合は受入れ先の開発コンサルティング企業による扱いに拠ります。 ■応募資格 下記の全ての要件を満たす方とします。 (1)「大学生及び大学院生向けポスト」については、応募時に日本若しくは海外の大学・大学 院(修士・博士・専門職学位の各課程)に在学中、又は入学許可を取得済みの者。 (2)国際協力に関心があり、将来、国際協力関連業務への従事を希望していること。 (3)希望ポストでのインターンシップ実施に健康面での支障が無いこと。なお、在外インターン が加入する保険では、既往症は補償対象外となる可能性がありますので、留意ください。 (4)国籍は不問とするが、日本語で業務遂行が可能であること(日本語能力試験 N1 レベル 相当が望ましい)。外国籍を有する場合は、日本語能力試験等の証明書があれば提出 すること。また、在留資格を本人が取得すること。 (5)在外インターンは、 インターンシップに必要な外国語能力(TOEIC500点程度)を有する こと(国内インターンは定めのない限り原則不要) (6)応募時点で18歳以上であること。 (7)所属先(勤務先)を有する場合は、原則として所属先の同意書が得られていること。同意 書がない場合は、理由書の提出をもってインターンシップへの参加を可とする場合もある。 (8)希望するポストが指定している「応募資格以外に必要な要件」を満たしていること。(「必須」の要件は必ず満たすこと。) (9)これまで、本プログラムに参加した経験がないこと。 (10)本プログラム参加に要する経費を自己負担できること。  ■応募方法 以下STEP1~STEP2に基づき、マイページ上で応募手続きを行ってください。 <STEP1:エントリーシート> <STEP2:必要書類のアップロード> 【応募にあたって】 本プログラムへの応募には、以下①②が必須となります。 ①「JICAキャリア教育プログラムマイページ」への登録 本プログラムへの応募は、JICAが運営する「JICAキャリア教育プログラムマイページ(https://mypage.3010.i-webs.jp/jica_2026/)」にて受付けます。サイトへアクセスし、新規登録を行ってください。 ②PARTNER人材登録の同意 本プログラムへの応募時は、JICAの国際キャリア総合情報サイト「PARTNER」(以下、 PARTNER)の人材登録が必須となります。PARTNER利用規約及びPARTNERプライバシーポリシーを必ずご確認の上、「PARTNER」への人材登録に同意してください。同意すると、マイページの入力情報を元にPARTNER個人登録が完了し、国際協力キャリア関連のメールマガジン受信、イベントやセミナー・研修への応募、セミナー動画の視聴ができます。 ■募集締切日時 2024年5月6日(月)23:59(日本時間) 問い合わせ受付:5月2日(木)正午(日本時間)まで ■選考 (1)選考方法  書類選考及び書類選考合格者を対象に面接選考を行います。 (2)選考結果の発表方法 各選考結果は、マイページ上で通知されます。メールや電話による通知及びJICA Webサイト、PARTNERサイトでの発表は実施いされません。  (3)選考日程(予定) 書類選考結果発表 2024年6月3日(月) 面接選考の日程調整と面接実施 2024年6月3日(月)~21日(金) ※上記期間内の受入れポスト担当者が指定する日 最終合格者(面接選考)結果発表 2024年7月1日(月)  (4)面接選考 オンライン(Microsoft Teamsなど)、対面、電話等で面接を実施します。詳細については、 面接選考対象者に対し、個別にEメール又は電話で連絡があります。 (5)有資格登録 ①合格水準には達しているものの、募集枠を超えての受入れが難しいと判断された応募者については「有資格者」として登録し、面接を行ったポストにおいて合格者が辞退した場合の繰上げ合格の対象となります。 ②このほか、応募情報の開示(氏名、住所、連絡先、所属先名を除く)に同意頂ける場合 は、別途JICA各部署に有資格者の情報を開示し、新たなポストの提案をしたうえで、有資格者に対して応募が打診される合があります。ただし、新たなポストでのインターンシップ実施を約束するものではありません。登録の期限は2025年3月末までです。同意される方は、エントリーシート中の設問(■アンケート)にて、「有資格登録に同意します」にチェックを入れてください。 (6)注意事項 ①選考スケジュールは、応募状況等により変更される場合があります。 ②面接に要する旅費、宿泊費は、全て自己負担となります。  ■事前オリエンテーション 面接選考に合格したインターンは、事前オリエンテーションに出席してください。 (1)開催日 2024年7月5日(金) 午後 ※現時点での予定であり、変更の可能性があります。 ※開催時刻の詳細は合格後連絡があります。 (2)実施方法 国内:オンライン、在外:ハイブリッド(対面&オンライン) ■インターンシップ実施時期・実施期間 (1) 実施時期 2024年8月上旬から2024年12月末の期間内でインターンシップを開始/終了します。 (2) 実施期間 2週間から3ヶ月程度(ポスト票で各受入ポストの実施期間を参照してください)。面接時 に応募者の希望の時期・期間が聴取されます。面接時に希望した実施時期・期間以外では 受入が困難な場合がありますので、面接では必ずインターン参加可能な時期・期間を伝え てください。ポストによっては長期休暇期間外の活動も含まれますが学業と両立できるよう に、合格発表後に改めて受入担当者と調整し、正式な実施期間を決定します。 【要注意】面接時に伝えた時期にインターンシップに参加できなくなった場合、合格後であ ってもインターンシップに参加できなくなる場合があります。  ■インターンシップに係る経費 インターンシップに要する経費は、以下の「JICA が補助・負担する経費」以外は全てインター ンの自己負担となります。(インターン自身が大学等から補助を受けることは妨げません。) ポスト票やインターネット等で、渡航費、現地での滞在費、その他必要な経費を確認し、余裕 を持って経費を自己負担できることを確認したうえで、本プログラムへ応募してください。(※ポス ト票に記載されている滞在費、宿泊費はインターンに支給される経費ではなく、滞在、宿泊にか かる費用の目安額です。) なお、国内インターンには、自己負担でインターンシップ実施中の疾病、負傷などに適用され る傷害保険および第三者に損害を与えた際に適用される賠償責任保険に加入頂き、加入証明 書を提出することを義務付けています。  【JICA が補助・負担する経費】  国内インターン  ・少額交通費 在外インターン  ・海外旅行保険料 ・予防接種料 ・滞在費補助:2,000円/日を支給 ・査証取得代行手数料:大使館等に支払う査証発給料金はインターンの自己負担。  ・航空賃補助:インターンによる自己負担の上限額を10万円と定め、上限を超えた額をJICAが負担。 ・航空券手配手数料  【自己負担の経費】 上記のJICAが補助・負担する経費以外は、下記に記載のものを含めて全てインターンの自己負担となります。必要経費を負担できるかご確認の上、ご応募ください。 (1)配属場所までの交通費 (2)滞在費補助額を超える滞在費(宿泊にかかる費用を含む) (3)査証代金 (4)国内のインターンが居住地を離れてインターンシップを行う場合の宿泊費 ※配属先が国内機関の場合で、同国内機関の宿泊施設に空室がある場合には、インターンシップ期間中に限り宿泊(一律5,300円/泊)が可能です。  詳細は募集要項をご確認ください。 インターン情報 【ES設問内容】 ◆第1希望のインターンシップポストをご選択いただき、下記3点の設問にご回答ください。 ・大学/大学院での研究内容(社会人はこれまでの業務経験)と今後のキャリアプランを記載してください。(500字以内) ・上記を踏まえ、本ポストに参加する意義などを具体的に記述してください。(500文字以内) ・本ポストの具体的な計画/達成目標(500文字以内) (最大3ポストまで選択可能)

国際協力機構(JICA)の本選考ES 34 件

国際協力機構(JICA)のインターンES 5 件

【合格】インターンエントリーシート(事務系総合職) 国際協力機構(JICA) 2024卒 男性 Q JICAでは、「信頼で世界をつなぐ」というビジョンと、ビジョン達成のための5つのアクション(使命感、現場、大局観、共創、革新)を定めています。 これらに関連した、あなたの経験を教えてください。(400字以内)
A アクション:使命感  大学4年生時、高校で政治経済の教育実習を行った。教育実習生は教壇に立つ以上、教員であるため、有意義な授業の実現は私の使命であった。実習前のアンケートから、生徒がグループワークなど双方向の授業を望んでいることを知った。一方で、政治経済の年間の授業時間数は週2時間という限りがあった。そのため、指導教員は時間を費やす双方向の授業ではなく、効率的な講義形式の授業を勧めた。そこで、知識理解が深まる複数の発問を授業内に取り入れることで生徒と交流を図り、膨大な担当範囲をカバーした。円滑な授業運営と発問の質が指導教員から高く評価され、最高評価を得た。加えて、多くの生徒の興味関心が高まり、定期試験での成績が向上した。生徒と指導教員の要望を授業に反映させた結果、双方との信頼関係の構築に成功した。本経験から教員の使命感を持ち、異なる要望の本質を見極め、大きな成果を上げる重要性を認識した。
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【合格】インターンエントリーシート 国際協力機構(JICA) 2023卒 男性 Q JICAでは、「信頼で世界をつなぐ」というビジョンと、ビジョン達成のための5つのアクション(使命感、現場、大局観、共創、革新)を定めています。 これらに関連した、あなたの経験を教えてください。(400字以内)
A 議員インターンシップの最終課題の経験です。 昨夏、議員インターンシップの最終課題として、仲間と◯kmウォークに取り組むことに決めました。直前に足を負傷し、ドクターストップがかかりました。私は諦めるのではなく、当日ヒッチハイクで目的地まで向かいました(現場)。最初はプラカードを掲げて待っていましたが、どなたからも声をかけられませんでした。◯時間後、私はすれ違う方順番に声をかけ始めましたが受け入れられませんでした。苦戦する中、◯kmウォークに取り組むインターンの仲間と互いに励まし合い、モチベーションを保ちました。声をかけるうちに、複数よりも一人、若年者よりも年配者の方が、足を止めて話を聞いてくださると気付きました(共創)。そこで、1人で来ている年配の方に絞って声をかけ続けたところ、引き受けてくださる方に出会い、最終的には仲間と合流して一緒に目的地に到達することができました(使命感)。
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【合格】インターンエントリーシート(在外事務所) 国際協力機構(JICA) 2020卒 男性 Q 大学/大学院での研究内容(社会人はこれまでの業務経験)と今後のキャリアプラン(500字以内)
A 先般行った留学とインターンシップを通じて、「アフリカの非国家アクターの開発における役割」に関心を持った。アフリカ諸国内の各地区においては行政だけでなく、伝統的・宗教的なリーダー・名士などが依然としてそこの住民たちに対する権威や地域の意思決定に対する影響力を持っている。アフリカ諸国に対して開発援助プロジェクトを実施する際は、これらの非国家アクターをカウンターパートの1つとして捉えることが必要になると考えられる。学部卒業論文の執筆にあたっては、主にアフリカにおける構造調整政策以降の開発援助の歴史を踏まえて、先進諸国の援助機関が今後被援助国内の非国家アクターとどのように連携していくべきか研究する。 今回のインターンシップを終了し学部を卒業した後は、より途上国開発に関する知識を深めるため海外の大学院に進学し修士号の取得を目指す。このインターンシップを足がかりにして自らが身につけるべき専門性を事前に明らかにすることで、大学院や並行して行う予定の次のインターンシップでの学びを最大化する。その後はアフリカを含めた途上国と日本の関係深化に開発援助を通じて貢献すべく、国際協力機構への入構を志望している。
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国際協力機構(JICA)の本選考レポート 4 件

国際協力機構(JICA)のインターンレポート 4 件

国際協力機構(JICA)の内定者インタビュー 1 件

国際協力機構(JICA)の就活テクニック 2件

国際協力機構(JICA)のコラム 1件

国際協力機構(JICA)のES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・自己PR・ガクチカへ 国際協力機構(JICA)のES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・自己PR・ガクチカへ JICAの本選考ES一覧はこちらJICAは日本のODAを扱う実施期間として開発途上国への支援を行っています。JICAは国際派の学生に人気の高い企業であり、総合商社と併願する人も多い人気企業の一つです。「海外」や「途上国」といったキーワードで総合商社に近いと感じてしまいがちですが、実際に行っているプロジェクトや働き方から考えると総合商社と求めている人材や能力は近いように感じます。今回はJICAの採用HPとJICAのエントリーシートから求められる人材について説明したいと思います。本記事のコンテンツ・JICAの働き方・JICA設問内容・最後に・【参考】国際協力機構(JICA)内定者の回答JICAの働き方「近年では、IPPによるインドネシア地熱発電事業参入に対する日本企業の関心も大きく、我々も日本企業とのやりとりは多いですが、インドネシア政府に対しては、あくまでインドネシアの地熱開発促進を第一義とする立場で信頼を得ながら協力を進めています。これに日本企業の技術力の高さなどがかみ合って、結果として日本企業の参入が促進されていると言えます」インドネシアと日本の両国政府、そして日本企業をJICAが結びつけたことで、官民挙げてインドネシアの地熱発電開発を後押しするという、理想的な形態がここにはある。(JICA採用HPから一部引用)JICAは国のODAを執行する機関であり、上記のようにプロジェクトを立ち上げ、政府関係者、日本企業と協力しながらプロジェクトを進めていくことが仕事になります。仕事においては関わるプレーヤーが多く、また政府関係者、複数の民間企業とそれぞれ思惑が異なり、価値観や立場が異なるメンバーをまとめてプロジェクトを成功に導くことが求められます。総合商社も同様に多様な関係者をまとめてプロジェクトをまとめる必要があり、働き方・仕事内容においてもJICAとは親和性があるように思います。そのためJICAで求められる人材は下記のような人材であると考えられます。①政府関係者、民間企業関係者など立場や価値観の異なるメンバーをまとめてプロジェクトを進めることのできる人材②リーダーシップを発揮して、プロジェクトを進めることができる人材③多様な関係者と協力して、新たな仕組みやルールを主体的に生み出していくことのできる人材総合商社における途上国開発とJICAによる途上国開発の違いは、「ビジネスとして採算を考えているか」にあります。総合商社はあくまでビジネスとして途上国開発を行っており、どんなに貧困率が高く現状に困っている途上国があったとしても、ビジネスとして利益が出ないのであれば手を出しません。事実、総合商社の多くはアフリカ進出にはそこまで積極的ではありません。一方でJICAは日本の政府開発援助(ODA)を執行する機関のため、ビジネスを考える必要はありません。その意味では純粋に途上国を支援することができると言え、この点から総合商社ではなくJICAで働きたいと考える人もいます。JICA設問内容①JICAへの志望動機を記述してください。②これまでに、あなたが一番力を入れて取り組んだことを記述してください。③自己PRを書いてください。一つ目の設問①JICAへの志望動機を記述してください。JICAの仕事をまとめると「途上国の支援」、「多様なメンバーの関わるプロジェクトの運営」、「今までにない仕組みやルールを生み出す仕事」といった側面があります。こういったことに興味があり、自分自身に適正があることを伝えるのが志望動機です。「途上国の支援」については、途上国でのボランティア経験や海外インターンシップの経験を伝える人が多いように感じます。実際にJICAの内定者の多くがこういった途上国経験が豊富であるように感じます。「多様なメンバーの関わるプロジェクトの運営」については、上記の通り、価値観や立場の異なるメンバーをまとめて来た経験を伝えて志望動機を伝えるものです。学生時代の経験で言えば、ゼミにて教授、メンバー、院生をまとめて何か企画して実行した経験など、多様な価値観や立場の人をまとめた経験が当てはまるでしょう。「今までにない仕組みやルールを生み出す仕事」も、学生時代の経験で言えば伝統的な部活動において、伝統とはまったく別の練習方法や、今後の伝統になるような行事を企画した経験などがあればそういった経験が当てはまるでしょう。アルバイトにおいて新たな取り組みを提案して改善した経験も含まれると言えます。JICAや総合商社というと海外経験がないと志望動機が書けないと思いがちですが、こういった経験から志望動機を語ることもできます。下記の総合商社の記事で解説しているので参考にしてください。参考:→総合商社のESの解説をしています。求める人材からどのように回答していくべきかまとめています。基本的な志望動機の書き方を確認したいという方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。二つ目の設問②これまでに、あなたが一番力を入れて取り組んだことを記述してください。いわゆる学生時代頑張ったことになりますが、企業が求める人材について理解した上で、その求める人材を伝えることができるエピソードを書くようにしましょう。JICAで言えば下記のような経験がよいと言えます。①政府関係者、民間企業関係者など立場や価値観の異なるメンバーをまとめてプロジェクトを進めることのできる人材サークル、アルバイトやゼミなどにおいて、考え方が異なる人をまとめて何か成果をあげた経験など。具体的にはアルバイトにおける課題について、社員や店長、アルバイトの仲間を含めて改善策を提案し、周囲の協力を得ながら問題解決に至った経験など。もちろん国際的なメンバーの中でこれができることを、海外留学経験などで伝えられるとなおよいでしょう。②リーダーシップを発揮して、プロジェクトを進めることができる人材リーダーシップ経験というと、部長や代表の「肩書き」を全面に押し出しがちですが、「肩書き」以上にどのように考えて組織に貢献しているのかを示すようにしましょう。「組織に貢献する上で重要なことは何だと思う?」、「周囲の人の協力を得る上で心がけていることは?」といった質問に対して答えられるようにしておくと回答からリーダーシップの有無を感じさせることができるでしょう。③多様な関係者と協力して、新たな仕組みやルールを主体的に生み出していくことのできる人材JICAでは先進国であれば当たり前に存在するものもなかったりする途上国にて、ゼロからルールや仕組みを生み出すプロジェクトを担っています。そのため、学生時代の経験においても、何か新しい仕組みや企画を主体的に協力者に提案し実現した経験が評価される可能性は高いです。イベントを企画し、集客を行い成果をあげた経験などはこれに当てはまるといえるでしょう。また、学生時代頑張ったことの基本的な書き方のポイントやフレームワークは、以下の動画で解説しているので、参考にしてみてください。三つ目の設問③自己PRを書いてください。自己PRについても、上記の通り、企業が求める人材を理解した上でアピールすることが求められています。学生時代頑張ったことと自己PRの違いは、学生時代頑張ったことが一つの経験から企業が求める人材であることを伝えるものであるのに対して、自己PRは自分の過去全てを使って企業が求める人材であることを伝えるものです。自己PRの基本的な書き方については下記の記事や動画を参考にしてください。参考:→自己PRの目的や評価方法などを考察します。そのうえでどうすれば評価されやすい自己PRを書くことが出来るのか解説します。最後にJICAと総合商社のように業界は全く異なっていても働き方や求める人材がよく似ている業界というのは結構あります。総合商社、広告代理店、不動産ディベロッパーも似ている部分があると思っています。「業界研究」というと一つの業界について深く知ることと思いがちですが、このように似ている働き方や業界を自分なりの企業選びのポイントに基づいて考えることができると志望動機はより深くなるでしょう。JICAの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから下記のコラムも参考に考えてみてください。参考:→消去法というアプローチから志望動機の書き方を考えていきます。こちらを参考にすれば納得感のある回答になると思います。また、以下に内定者のESを掲載しておきます。ぜひ参考にしてください。【参考】国際協力機構(JICA)内定者の回答「国際協力機構(JICA)の志望理由は?」途上国の人々の発展の土台を創る一助となるためには、貴機構が最適であると考え、志望します。最下層階級の子どもへの教育ボランティア参加のためにインドを訪れた際、想像していた貧困とは異なる様態を見て、その国の人々自身で国の未来を創っていくべきだということ、そして人々が生き方を決める基礎を築くためには人々の潜在能力を高める必要性を痛感しました。またコソボや大学院での学びを通じて、国際社会の援助を受け戦後復興を急速に遂げた日本の知見と高い技術力を用いた国際貢献の意義を認識しました。日本の技術や経験を用いて、将来国を創る担い手となる人々に包括的なアプローチをするためには、貴機構が最適であると考えます。またインターンシップの際、自分の仕事に誇りを持ち日本としてできることを最大限に考え、取り組まれている職員の皆さんの姿を拝見し、一緒に働きたいと感じたことも貴機構を志望する理由です。こちらの回答ではJICAに入社したい理由が述べられていると感じます。「」にもあると通り、企業が志望動機で知りたいのは「仕事理解」と「仕事への適正」です。原体験がしっかりと述べられており、回答から情熱を感じることができる回答である一方、仕事内容に対する理解ができているかは判別しづらいものになっています。成し遂げたいことも明確に記述されているので、それを仕事内容に落とし込めばより評価去るようになるでしょう。【参考】国際協力機構(JICA)内定者の回答「これまでに、あなたが一番力を入れて取り組んだことを記述してください。」学部時代、異なる価値観を持つ人々とのゼミ活動の中で作業の調整をしたことです。高校で貧困や紛争に関心を持ち、発生構造変革の可能性を探るため国際機構法のゼミに所属しました。私は調整能力を活かし5人グループをまとめ、4ヶ月かけて一つのテーマについて研究しました。しかし、グループワークの進め方で留学生と文化の違いから対立。相手の文化や考え方を理解するために、進め方のどの点に違和感があり、なぜそう考えるのかを納得できるまで相手に問いかけました。そして対話を通してお互いの持つ価値観を共有し、それを基に調整作業を進めたことで円滑なグループワークを可能にしました。結果、教授に研究成果が認められ、外務省から来た講師の前で発表することができました。この経験から、「なぜ」の問いかけを通して相手を理解し、双方の価値観を共有することで互いの着地点を見つけることが不可欠であると学びました。いわゆるガクチカの設問です。この設問では企業が求めている人材に合わせて、自分をアピールすることが大切です。「」によると、①政府関係者、民間企業関係者など立場や価値観の異なるメンバーをまとめてプロジェクトを進めることのできる人材②リーダーシップを発揮して、プロジェクトを進めることができる人材という人材を求めています。こちらで述べられている「留学生をまとめ、ゼミで作業した」経験からは①の人材であるということがアピールできていると感じます。またこの経験からの学びも実際の仕事に活きるものであり、評価されると思います。【参考】国際協力機構(JICA)内定者の回答「自己PRを書いてください。」私は目標達成までの綿密な計画のもと周囲からの共感を得て共に成功へ導くことができます。大学院の研修で訪問した宮城県を支援するため、文化祭で物産品の販売を提案しました。しかし、院生の出店は前例がなく、比較的高価な商品を扱うことから成功への懐疑的な意見が出てきました。そこで責任者として、文化祭委員会や担当教授への積極的な質疑で得た情報をもとに成功を妨げる可能性のある課題を解決する計画を構想しました。またその計画が実現可能なことを示すことで、成功までの道筋を明確にして周囲を鼓舞しました。更にメンバーに、宮城県の方が物産品を販売する外部イベントへの参加機会を提供し販売実績を印象づけたことで皆の販売意欲を高め、院生初の出店を完売という成功裡に終えることができました。この強みは貴機構において、より円滑で有益な支援にするための関係者間の調整に寄与できると考えます。前述の設問同様にこちらの設問も求める人材であることをアピールしましょう。文化祭の責任者として、出店を成功させた経験が述べられており、求める人材の②に当てはまることがアピールできていると思います。内容にも納得感があり、評価されやすいものになっていると感じます。photobyMartinThomas 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国際開発協力機構(JICA)|Webテスト対策と解説付き内定者ES 国際開発協力機構(JICA)|Webテスト対策と解説付き内定者ES JICAの本選考ES一覧はこちら※本レビューは、同様の問題が出題されることやテストの通過を保証するものではありません。国際開発協力機構(JICA)のWEB適性検査について学生からのレビューを掲載しています。海外への留学経験から「途上国の発展に携わりたい」と思っている学生から人気のあるJICA。特に企業とは違って政府系機関であるからこそ、ビジネス上の採算を考えずに途上国への支援をできることから、根強い人気を誇っています。unistyle就職活動意識調査でも第一志望群企業人気ランキングでは39位、第一志望企業ランキングでは16位となっております。参考:→学生時代、NPOなどで熱心に途上国支援等に携わってきた学生は少なからずいると思います。そのような学生に向けて、発展途上国への貢献ができる仕事・職業についてまとめました。海外に興味がある方も併せてご覧ください。JICA含む政府系機関のエントリーシート、締切情報、コラムは下記をご覧ください。参考:政府系機関業界のES・選考レポート一覧→政府系機関業界の本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。目次・WEBテスト形式・問題の具体例と対策・アドバイス・【参考】国際協力機構(JICA)内定者のESWEBテスト形式4部構成の問題・言語理解①10分32問・言語理解②15分32問・計数推測20分20問・英語理解20分48問。性格検査はありません。問題の具体例と対策・アドバイス【言語理解①】次の文章を読み、続く設問分についてそれぞれA,B,Cを判断してボタンをクリックしてください。ただし、以下の4つの設問の中にはAとCに当てはまるものがいずれも1つ以上含まれています。以下文章題名:コンタクトレンズいつだったか、話が弾んでいるさなかに面接を受けている学生がちょっと待っていただけませんか、といってテーブルの上でコンタクトレンズを探し始めたことがあった。面接どころではない、という感じで筆者ともう一人の面接官はその雰囲気に気圧され、黙ってお待ち申し上げるしかなかった。高い値段で買ったのだろう、ここで紛失するととても困るのだろう、とは推測できたが、当社の面接とレンズとどっちが大事なのだろうか、よくわかった気がして、盛り上がった雰囲気が一変したのは事実だった。コンタクトレンズや髭、かつらについては会社が面接にあたってとくに事前に注意すべき性質なのかもしれない。だからといって、面接がぶちぎれてしまっていいというものでもない。そのあたりはバランス感覚、常識の問題である。コンタクトレンズの世界に疎いので、具体的な注意ができないのがもどかしいが、面接中に取れてしまわないように何か工夫がないのだろうか。多少、世界が大雑把に見えたとしても、レンズなしでもいいではないか、面接官が遠目に穏やかないい人に見えて心が穏やかになる効用はないか。A、筆者の趣旨(最も伝えたいこと)が述べられている。B、筆者はそのことに触れている趣旨ではない。C、この文章とは関係ないことが述べられている。問①、面接中に外れる危険性のあるコンタクトレンズよりメガネのほうがよい。②、面接中の不手際への対応にはその学生のバランス感覚、常識の有無が反映されている。③、レンズなしだと面接官が穏やかに見えて心が落ち着くかもしれない。④、面接に際しては、服装に十分留意して臨まねばならない。10分32問。1つの文に4問設問がついているので合計8つの文章を読み解く形式文章自体の難易度もそこまで難しくないですが、1分程度で文章を読んでいかないといけないため慣れが必要です。【言語理解②】次の文章を読み設問文について一つ一つについて以下のA,B,Cのいずれかにあたるか答えなさい。以下文章赤の他人を信頼する人は、単なるお人よしではない。調査によると、他人を信頼する度合いの高い人は、初対面の人が信頼に足るかどうかを見極めつつ信頼することがわかっている。そのような人の見極め能力は頭ごなしに他人を信頼しない人よりも高く、この意味で、他人を信頼する人には知性がある。信頼があれば、離れてコミュニティにいる人同士が近道を作り情報交換を容易に行える。これに対して、日本人が身近な人を信用することは一般的信頼ではなく「安心」と定義される。信頼と安心は対極にあり、信用という言葉はあいまいに用いられて、全て内容が違うのである。安心には、身近な人なら裏切ることもないだろう、裏切ったら村八分にされてしまうはずだから、という論理が背景にある。内輪びいき=安心に頼りすぎると、自分のコミュニティの枠を超えた出会いと一般的な信頼の構成は阻害される。一般的信頼が欠けていると、情報が入ってきにくい。新しい情報は自分と似た人ではなく自分と異なった人からもたらされやすいからである。内輪で付き合ったばかりいるために、外の人と交流すれば得られる価値を逃してしまう。問、新しい情報を得るためには自分とは違う人と信頼関係を築かなくてはならない。A、文章の論理から明らかに正しい。または正しい内容を含んでいる。B、文脈の論理から明らかに間違っている。C、問題文の内容だけからでは、設問文は論理的に導かれない。解答Aここでは信頼と安心を対極のものとし、「安心」を「内輪びいき」としています。また、信頼を離れている人とのコミュニケーションを容易にしてくれるものとしてくれるものとしているため、この文章における「信頼」とは外の世界との交流に必要なものとしているものだとわかります。そして、本文中に「新しい情報は自分と似た人ではなく自分と異なった人からもたらされやすい」と書いてあることから、以上の情報より推論し、解答がAであることが導けます。この分野は15分32問。1つの文に4問設問がついているので合計8つの文章を読み解く形式言語能力①と同様の形式ですが、制限時間が先の問いよりも長いため、ここではミスのないように正確に解くことを意識するとよいと思います。【計数理解】ある出版社でシリーズ出版書籍の価格を検討しています。【シリーズ出版書籍の価格】※表略問、「猫でもわかる数学シリーズ」の定価総額はいくらと推測できるか。A、3110円B、3810円C、4830円D、5080円E、5860円20分20問。各問、1つの表から数字を推測する問題。時間制限も厳しくなく、基本的な難易度はそこまで高くないようです。ただし慣れていないとどこに目をつけていいのかわからない問題もあるので、問題集等で対策するといいでしょう。【英語能力】問、続く設問の回答を5つの選択肢の中から1つ選んでボタンをクリックしてください。以下文章1,Preheattheovento320degreesandbutterthebakingdish.2,Inasauceopenheatthewaterandlemonjuiceuntilboiling/Removefromtheheatanddropinthedriedcherries.Leavethemintheliquidfor3minutesandplumpup.…以下略問、Whatisthistext??A、ApoemB、AnannualreportC、ArecipeD、AgrammertextE、Awarning解答C始めに選択肢に何があるのかを確認した後に「theovento320degrees」という単語が最初に目に付くため、これはすぐに回答できるのはないでしょうか。その後にも「heatthewaterandlemonjuiceuntilboiling」という材料名や具体的な指示が書いてあるため、Cが正解であると導くことができます。この分野は48問20分。与えられた英文を読んでそれに対する答えを導く問題。1つの文章に1問~3問程度問題がついてるため、文章は20個程度です。文章の難易度もそこまで高くなく、難しい単語には注もついていますが、何より量が多いです。先に問を見て必要な情報を拾っていくとよいでしょう。参考:→多くの学生を悩ませる志望動機の作り方について、企業の意図を踏まえながら解説してた記事です。志望動機作りに活用できるフレームワークを紹介しているので、ぜひご活用ください。【参考】国際協力機構(JICA)内定者のES志望理由途上国の人々の発展の土台を創る一助となるためには、貴機構が最適であると考え、志望します。最下層階級の子どもへの教育ボランティア参加のためにインドを訪れた際、想像していた貧困とは異なる様態を見て、その国の人々自身で国の未来を創っていくべきだということ、そして人々が生き方を決める基礎を築くためには人々の潜在能力を高める必要性を痛感しました。またコソボや大学院での学びを通じて、国際社会の援助を受け戦後復興を急速に遂げた日本の知見と高い技術力を用いた国際貢献の意義を認識しました。日本の技術や経験を用いて、将来国を創る担い手となる人々に包括的なアプローチをするためには、貴機構が最適であると考えます。またインターンシップの際、自分の仕事に誇りを持ち日本としてできることを最大限に考え、取り組まれている職員の皆さんの姿を拝見し、一緒に働きたいと感じたことも貴機構を志望する理由です。冒頭に述べられている想いのきっかけやJICAを志望する理由が述べられています。原体験がしっかりと述べられており、回答から情熱を感じることができると思います。一方でJICAでなければならない理由が薄いと感じます。ただ「最適である」と述べるだけでは理由にはなりません。「JICAにはこうした特徴があり、だから私の成し遂げたいこととマッチしています」というように述べると納得感のあるものになると思います。JICAで具体的にどんな仕事をしたいか、他の企業ではなくJICAの理由など明確にするとよいでしょう。これまでに、あなたが一番力を入れて取り組んだことを記述してください。学部時代、異なる価値観を持つ人々とのゼミ活動の中で作業の調整をしたことです。高校で貧困や紛争に関心を持ち、発生構造変革の可能性を探るため国際機構法のゼミに所属しました。私は調整能力を活かし5人グループをまとめ、4ヶ月かけて一つのテーマについて研究しました。しかし、グループワークの進め方で留学生と文化の違いから対立。相手の文化や考え方を理解するために、進め方のどの点に違和感があり、なぜそう考えるのかを納得できるまで相手に問いかけました。そして対話を通してお互いの持つ価値観を共有し、それを基に調整作業を進めたことで円滑なグループワークを可能にしました。結果、教授に研究成果が認められ、外務省から来た講師の前で発表することができました。この経験から、「なぜ」の問いかけを通して相手を理解し、双方の価値観を共有することで互いの着地点を見つけることが不可欠であると学びました。この設問では企業が求めている人材を理解し、その人材であることをアピールすることが評価への最善手です。「」によると、①政府関係者、民間企業関係者など立場や価値観の異なるメンバーをまとめてプロジェクトを進めることのできる人材②リーダーシップを発揮して、プロジェクトを進めることができる人材という人材を求めています。この回答では①の人材であることを上手くアピールできていると感じます。学びにも納得感があり、実際に企業でも同じ能力発揮してくれそうに思われる可能性が高そうです。参考:→学生時代頑張ったことに関する設問についての解説記事です。具体例を踏まえながら、上記のフレームワークを活用する方法を紹介していますので、ESを書く際の参考にしてみて下さい。自己PR私は目標達成までの綿密な計画のもと周囲からの共感を得て共に成功へ導くことができます。大学院の研修で訪問した宮城県を支援するため、文化祭で物産品の販売を提案しました。しかし、院生の出店は前例がなく、比較的高価な商品を扱うことから成功への懐疑的な意見が出てきました。そこで責任者として、文化祭委員会や担当教授への積極的な質疑で得た情報をもとに成功を妨げる可能性のある課題を解決する計画を構想しました。またその計画が実現可能なことを示すことで、成功までの道筋を明確にして周囲を鼓舞しました。更にメンバーに、宮城県の方が物産品を販売する外部イベントへの参加機会を提供し販売実績を印象づけたことで皆の販売意欲を高め、院生初の出店を完売という成功裡に終えることができました。この強みは貴機構において、より円滑で有益な支援にするための関係者間の調整に寄与できると考えます。先程の設問同様にこちらの設問も求める人材であることをアピールしましょう。文化祭で責任者を行い、出店を成功させた経験が述べられています。この経験からは②の人材であるということがアピールできていると感じます。面接ではこの強みを自社でどのように活かすかといったことが問われると考えられるので、整理しておくと良いでしょう。参考:→自分の強みを伝える際のポイントや構成の作り方について書かれています。過去の内定者のESも多く扱いながら解説していますJICAの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからphotobyNicolasRaymond 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