野村不動産関連のテクニック
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- 【野村不動産】冬期インターン体験記とES・GD・面接対策 31,937 views 野村不動産のインターンES一覧はこちらディベロッパー業界は「街づくり」というビッグプロジェクトに関われることから就活生の間では人気の業界となっています。今回はマンションのブランドである「PROUD」などで有名な野村不動産のインターンシップの参加者レポートからES・グループディスカッション・面接の各選考対策方法まで紹介していきたいと思います。参考:野村不動産の企業研究→unistyleに会員登録することでES、インターン選考情報を含む野村不動産の情報をご覧いただけます。野村不動産のコンテンツは上記リンクをご覧ください。本記事のコンテンツ1.野村不動産のインターンレポート2.野村不動産のインターン選考内容4.野村不動産のエントリーシート┗一つ目の設問┗二つ目の設問┗三つ目の設問5.野村不動産のグループディスカッション対策6.野村不動産のインターン面接対策7.最後に野村不動産のインターンレポートここでは、uninstyleに寄せられたインターンレポートを掲載し、野村不動産の冬期インターンの内容などをご紹介していきます。なお、今回はこちらの方のレポートを一部抜粋して紹介していますが、unistyleでは他にも多くの方の野村不動産のインターンレポートを掲載しているので、是非そちらも併せてご参照ください。参考:野村不動産インターン情報→実際にインターンに参加した学生のインターン選考・実際のインターン内容や雰囲気・インターン後の優遇内容などといった生の報告をまとめています。野村不動産のインターンについてより深くイメージしたい方は以下の記事を参考にしてください。インターンの内容1日目の午前の会社説明は、野村不動産がどのような経緯で誕生したか、どのような理念をもとに事業を展開してきたかなどを詳しく学ぶ。その後のアイスブレイクは、チームのメンバーがインターンを通しての目標を決め全体で共有する。ワークの内容は、実際に野村不動産が再開発をおこなった団地の事業を追体験する形となっている。膨大な資料が時間が進むにつれ渡され、チームで議論した内容を上司役の人事部社員に相談しフィードバックをもらうといったことを繰り返し最終的なプレゼンテーションにつなげる。インターンの雰囲気とても明るい印象だった。半数ほどの人は、関西の大阪大学や神戸大学から来た人だったのでコミュニケーションが活発で、面白い人が多かった。また非常に優秀な学生が多く議論においてもとても刺激的な内容となっていたように思う。自分のチームは京大生が二人もいて特に議論が活発だった。メンター含む社員との交流人事部社員は3人ほど部屋には常駐しているが特に評価をするわけでもなく、ワークで議論が煮詰まったときに相談すると応えてくれた。上司役の人事部社員とのディスカッションや最終プレゼンでの質疑応答くらいだった。しかしインターン終了後1時間ほど任意参加の人事部社員交流会がある。インターンを通して内定は出るか人による。2days参加者は、自分も含め人事部社員からの接触があり1次面接免除になることもあった。友人の話だと5days参加者は最終面接スタートの人もいたらしいが、これも人による。インターンを通じて成長した点徹底的にクライアント目線で考えるということを学んだ。インターンシップを通じて社員から何度も言われたのが、表面のニーズではなく深層にある潜在的なニーズを常に考えて行動するようにという言葉だった。相手ならどう感じるか、何を求めているかを意識するようになった。実際にこちらがいいとおもった提案も「それは本当にお客様が望んでることなのか」と上司役の社員に何度も言われた。相手目線で考えかつ自分の意見をつらぬく大変さをしった。インターン参加を希望する後輩へのアドバイスとてもいい会社なので是非参加してほしい。できればより現場を味わえる5daysに参加できるといい。野村不動産のインターン選考内容過去の野村不動産のインターン選考は、書類選考と集団面接が行われた場合と、書類選考とグループディスカッションと個人面接が行われた場合があったようです。今年は書類選考後に適性検査を抜いて二回選考があることから、後者の選考方法なのではないかと考えられます。野村不動産エントリーシート以下では野村不動産のインターンESで書くべき内容について考察していきます。300字の設問が3つと、インターンESにしてはそこそこボリュームがありますが、その分ESはしっかり読まれることが予想されるので注意して書くようにしましょう。最初の2つの設問は学生時代頑張ったこと、最後の設問は志望動機に近い内容が問われています。それでは、設問ごとに書くべき内容を考察していきましょう。①目標を達成するために、集団で取り組んだ経験を教えてください。(300文字程度)②最も難易度の高かった取り組みについて教えてください。(300文字程度)③社会人として働く上で、ご自身が大切にしたい軸や考え方を教えてください。(300文字程度)一つ目の設問この設問では集団で取り組んだ経験が問われています。ディベロッパーは街を開発するにあたって資金調達は金融機関に、建設に関してはゼネコンに協力を仰ぎ、開発後はテナント企業に営業を行うなど、各関係者と協力して一つのプロジェクトを成し遂げなければなりません。このようなディベロッパーの仕事内容を考えると野村不動産が集団で取り組んだ経験をESで問うのも自然なことでしょう。ディベロッパーの仕事内容から考えて、この設問では単に経験を述べるのみにとどまらず、その経験から集団で自分が価値を発揮できる人間であることを示すのがよいでしょう。以前紹介した「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」に照らし合わせて考えれば「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行える」、「4.価値観や立場を異なる人と協力して成果をあげることができる」素質を持っていることを示せれば良いということになります。まとめると、この設問では上記2つの強みを持っていることを示せる「集団で取り組んだ経験」を書けば良い、ということになります。合格者の回答サークルで大学祭出店の総括を務めた。自分の志望動機にもなった活気溢れる大学祭に、私の学年が参加者として関わる事ができる又とない機会であった為である。一番の課題であったのは売上達成への働きかけだった。その為、まずはSNSの投稿を参考にして売り上げの統計をとり、5割の利益という明確な「目標」を定めた。また、他のサークルと比較をしながら戦略的な値段設定も行った。そして場所があまり良くなかった為に人員の配置にも力を入れた。人の流れや競合店を考慮して重点とする場を絞り、その人に適した役割を頼む事を心掛けた。結果、のべ100人以上が参加し、予想の2倍を超える利益を達成する事ができた。綿密な作戦を立てて分析し、積極的に周りを巻き込んで行動する事で、チームとして最良の結果を出せる事を学んだ。サークルの大学祭の出店の際に総括を務め、綿密な作戦を立てて目標を達成した経験を述べた回答です。取り組みや成果自体は評価できるものであり、「課題やニーズを把握し、解決のための提案から実行までを行える」という野村不動産において求められる素養をアピールできていると考えられます。しかし、取り組み自体が個人での行動に終始しているように捉えらえ、どのようにして100人以上のメンバーを巻き込んでいったのか読み取り辛くなってしまっています。野村不動産に求められる「4.価値観や立場を異なる人と協力して成果をあげることができる」素質をアピールするためにも、100人のメンバーの総括としての困難や工夫などのエピソードを盛り込んでみると良いでしょう。二つ目の設問この設問では過去の最も困難だった経験が問われおり、学生時代頑張ったことに近い内容が問われています。以下のリンクにある「内定レベルの学生時代頑張ったことが10分で書ける学生時代頑張ったことのフレームワーク」における③〜⑥の内容を記述すれば良いでしょう。注意すべき点は、困難を乗り越えるにあたって培われた、発揮された強みあるいは得た学びが、ディベロッパーが学生に求める資質と合致していることを示すことです。ディベロッパーが学生に求める資質としては、前述した「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」における「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行える」「4.価値観や立場を異なる人と協力して成果をあげることができる」という資質に加えて、「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」資質があるでしょう。なぜなら、ディベロッパーは街のプロデューサーとして流動的な社会のトレンドを捉えてここに「住みたい」「訪れたい」「仕事環境を置きたい」と皆が思う環境を創出することが求められるからです。まとめると、この設問では困難を乗り越えるにあたって培われた、発揮された強みあるいは得た学びが上記3つの資質と合致していることを示せば良い、ということになります。以下の記事でも、学生時代に頑張ったことをESで書く際のポイントやフレームワークに関して解説しているので、ES作成前に参考にしてみてください。参考:→参考記事は学生時代頑張ったことのフレームワークのみではなく、評価基準やエピソードの選び方などについても非常にわかりやすく述べています。必ずES作成前に一読してください。合格者の回答○○語学習を通して、「目標に対する意欲を持ち続け、小さな事であっても継続的に行動することができれば、達成できない事はない」という信念を持つに至った。第二外国語として学んでおり、就職活動前までに日常会話レベルに到達する事、そして○○に行く事を目標にしていた。その為、常に自分の言語レベルより上の講義に出席し、試験でもトップの成績をとれるよう、努力を続けた。また大学のイベントにも積極的に継続して参加する事で、自ら留学生との出会いの機会を多く設け、のべ25人以上もの○○人留学生と言語交換を行いながら交友関係を築いた。聞き取れるが話せないというもどかしさをバネにして学習を続けた結果、今年、プログラムで憧れであった○○に1週間半滞在する機会を得る事が出来た。この合格者は「最も困難だった経験」として外国語学習をあげ、外国での1週間半の滞在する機会を得たという成果をあげています。取り組み自体は非常に評価できるものですが、個人としての取り組みに終始している印象があり、上記に挙げた求められる素養にあまり触れられていない印象です。最も困難だったことの乗り越え方として、上記3つの素養が活かされたエピソードを選択すると良いでしょう。三つ目の設問この設問ではいわゆる「企業選びの軸」が問われています。野村不動産のESを書いている以上、闇雲に「企業選びの軸」を書くのではなく、ディベロッパー業界に合致する「企業選びの軸」を書くべきだと思われます。ディベロッパー業界に合致する「企業選びの軸」とは例えば「新しいものを生み出す仕事がしたい」、「周囲と力を合わせて一つのものを生み出す仕事がしたい」といったものが考えられます。ただし、唐突に「新しいものを生み出す仕事がしたい」と書かれても、読み手としては「なぜ?」と思うのが自然でしょう。そこで、そのような企業選びの軸が形成されたきっかけとなる経験を提示すれば説得力のある内容になります。まとめると、この設問ではディベロッパー業界に合致する「企業選びの軸」を提示し、それが形成されたきっかけとなる経験を述べればよいということになります。合格者の回答「1つの大きな目標に向け、周囲を巻き込んでチームで成果を出す」事を大切にしたいと考えている。大学やイベントをきっかけとして年齢や国籍を超えた人々と交流を持つ事で、多様な価値観や考え方に触れ、日々刺激を受けてきた。上述した大学祭の経験等から、スケールの大きい仕事においては、個人でできる事には限界があるが、集団での取り組みには限界がないと考えるようになった。信頼できる仲間を持つ事で、挑戦の幅も広がり、チームに貢献したいという意欲も強くなる。その為、より高い目標を立て努力することにより、大きな成果を上げる事ができると考える。ヒトの労働力に代わるAI導入が進む中、「協力体制を築いてより大きなゴールを目指す」という人間の特性を存分に発揮できるチームに所属し、積極的に行動して利益を生み出す人材になりたい。この合格者は「一つの大きな目標に向け、周囲を巻き込んでチームで成果を出す」仕事をしたい、という企業選びの軸を掲げており、ディベロッパーを志望する軸として妥当なものと言えるでしょう。また、それを裏付ける経験として「年齢や国籍を超えた人との交流で多様な価値観に触れてきた」「大学祭のイベントでチームでの取り組みに限界がないと感じた」と述べられており、この軸を持つに至った理由としても説得力があると言えるでしょう。最終段落の内容は若干蛇足のように捉えられる恐れがありますので、経験の内容をもう少し具体的にしてボリュームをつけた方が良いかもしれません。野村不動産のGD対策野村不動産の過去のグループディスカッションのテーマは「商業施設の企画立案」などがあり、ディベロッパーの実際の業務に近いテーマだったようです。過去のインターン参加者は人柄や役割の徹し方などを見られていると感じたようです。ただ、グループディスカッションに取り組む上で、そもそも自分でお題に対する考えや結論を生み出せないと議論に参加できません。自分なりの考えがないと他人の考えに便乗せざるを得ず、イエスマンとなり評価されなくなってしまいます。お題に対する自分なりの考えを持てて初めて人柄・振る舞いなどのマナー面を気にするべきでしょう。それでは、グループディスカッションのお題に対して自分なりに結論を導くための力をつけるにはどうすればよいでしょうか。それは、コンサルで課されるケース面接対策をすることです。というのも、ケース面接で出されるお題はグループディスカッションのお題に似ていることが多く、ケース問題対策がグループディスカッション対策につながるからです。ケース問題対策用の本は様々ありますが、以下に挙げる本で対策すれば十分でしょう。参考:野村不動産インターン情報(2)→選考内容の詳細については参考記事にまとめていますので、参照にしてください。参考:→大手日系企業でもケース面接を取り入れる企業は今後増えていくように思われるので、そのような動向を考えてもケース問題対策を行っていくことに越したことはないでしょう。詳しくは上記参考記事をお読みください。東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」以下に「グループディスカッションGD」に役立つ記事を載せておきますのでぜひご覧ください。参考:→多くの就活生が見落としがち、かつGD突破のために必ずすべきことが書いてありますので参考にしてみて下さい。野村不動産のインターン面接対策野村不動産のインターン面接は基本的にESに沿った質問がなされるようで、突飛な質問はないようです。学生時代頑張ったこと、困難だったこと、また野村不動産のインターン志望動機などが聞かれるようですが、どれもESを書く上で考えるものなので、ESを書く際に考えた内容をうまく伝えられればよいでしょう。ES対策がそのまま面接対策につながるといえます。【2次選考】(面接形式・1対1・20分ほど)人事部の社員相手に1対1で面接を行った。基本的にESに沿った内容の質問で、学生時代に頑張ったことと困難だったことについて深掘りされる。最後にインターンに応募した理由も聞かれるがここはESに書いたことと一貫した答えができれば大丈夫であると思う。全体的には経験に対する自分の分析や考えを持っているかと人柄を特に見られている気がした。参考:野村不動産インターン情報(2)また、本選考ではなくインターンの面接ということで、まだ面接になれていない方もいるかもしれません。そういった方は是非下記の記事を参考にしていただき、しっかりと準備を整えて野村不動産の面接に臨んでいただきたいと思います。参考:→企業の選考として行われる面接において、いきなり行くのではなくまずは心構えとして知っていて欲しいことが書かれている記事です。参考:最後にいかがだったでしょうか。野村不動産のインターンは実際の事業部に配属され、実際の社員の一員として業務に携わるため野村不動産の雰囲気や野村不動産での働き方を知るにはこの上ないインターンだと思います。選考はなかなかシビアですが、その分得られる経験値も大きいはずです。インターン参加者は本選考で優遇される可能性もあるようなので、ぜひ野村不動産のインターンに挑戦してみてください。野村不動産の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- 野村不動産の志望動機対策|事業内容の理解なくしてES通過なし 16,621 views 野村不動産の本選考ES一覧はこちら不動産業界を大きく分けると、総合デベロッパー、賃貸管理業、売買仲介業、不動産コンサルティング業の4種類にわけられます。野村不動産はその中でも総合デベロッパーに大別されます。不動産業界においては「メーカー」にあたる存在です。扱うものとしてはマンションや戸建て住宅を建て、新築マンションや新築一戸建てなどを商品として販売します。また、大型ショッピングモールなども手がけています。新卒採用の場においても就活生に非常に人気のある企業です。今回はそんな野村不動産の志望動機について事業内容を参考にしながら考えていきたいと思います。野村不動産のビジネスモデル不動産デベロッパーは、不動産建築の開発、企画、販売まで一手に引き受けています。しかし、デベロッパー1社だけですべての事業を行うわけではありません。建設会社に発注し工事を委託し、不動産の販売は販売会社に委託します。大手不動産の子会社も多く野村不動産もそういった子会社を持っています。また、近年では不動産自陣を証券化し、投資ファンドに売却する手法がみられ、金融機関とも密に結びついています。野村不動産は、オフィスや商業施設以外にも住宅販売でブランド展開をしています。収益は購入者から支払われる代金を銀行への元本の返済に当て手元に残ったお金が事業の利益になります。野村不動産はオフィスや商業施設以外にも住宅販売でブランド展開をしています。「プラウド」と「オハナ」と言うものです。どちらもマンションの分譲や一戸建ての販売を行うブランドですが、「プラウド」は都市部を中心に高級住宅街を扱っており、「オハナ」は郊外を中心に「プラウド」で培ったノウハウを活用しそこに住む家族のことを第一に考え、土地の場所や値段などを魅力的な価格で提供しています。野村不動産では、この「プラウド」をはじめとした住宅分野が全体収益の約6割を占めています。都市計画決定のお知らせ『川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業』野村不動産株式会社は、清水建設株式会社と共に事業協力者として埼玉県川口市で計画推進中の「川口栄町3丁目銀座地区第一種街地再開発事業」について、2017年5月1日に都市計画決定の告示がなされましたことを、お知らせいたします。本事業は、2013年6月に市街地再開発準備組合が設立され、同年8月に当社および清水建設株式会社が事業協力者となり当該再開発計画を進めてまいりました。本地区はJR川口駅東口から東へ約300mに位置した約1.1haの区域で、川口市における歴史ある中心商店街の銀座通り商店街に面し、商業業務機能が集積しております。一方で、地区内には不整形な敷地、低未利用な土地、老朽建物が多く、耐震安全性に課題がある建物の更新が必要とされてきておりました。今般、再開発事業を通して、川口の表玄関にふさわしい魅力ある商業業務機能の拡充、中心地区としてふさわしい土地の高度利用を目指し、商業業務施設、都市型住宅等の施設整備を図って参ります。(中略)【当社の再開発事業に対する取組について】当社では、これまでにも市街地再開発事業、マンション建替事業など、行政、地権者の皆様とともに進める街づくり事業に積極的に参画しておりますが、今後は全国においても再開発事業に積極的に取り組んでまいります。これらの事業は、老朽化した建物の震災対策の側面から、また「まちづくり」の観点からも、社会的に大変意義のある事業であり、今後ますますニーズが高まっていくものと考えております。参考;野村不動産ニュースリリース「『川口栄町3丁目銀座地区第一種市街地再開発事業』都市計画決定のお知らせ」この記事は、野村不動産が川口駅周辺に商業施設を建設することについて書かれています。これはデベロッパーの代表的な業務内容です。街に商業施設を建設することで新たな雇用や経済的利潤を産み、新たな価値を創造しているといえるでしょう。そして川口市という街に今必要とされている商業施設や都市型住宅の建設を進めており、ニーズを分析して事業を行っていることが分かります。また、この記事では清水建設との協力について触れていますが、実際には他にも地域住民や地権者との良好な関係を保ちつつ、実行に踏み切っていかなければなりません。商業的な面や環境的な面など様々な関係者と足並みをそろえて事業を行っていく必要があると言えるでしょう。以上のことを踏まえ、野村不動産の志望動機を考えると、・相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい・新たに事業や仕組みを生みだす仕事がしたい・価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したいといった志望動機が適当だと考えられるでしょう。野村不動産のES通過者の志望動機解説以下では、実際に野村不動産のエントリーシート選考を通過した人の志望動機について見ていきましょう。野村不動産の志望動機に関する設問は「就職活動において大切にしていることを踏まえた」という要素を盛り込むことが指定されています。私は「人々がいきいきと活躍できる土台を創りたい」この想いから貴社を志望します。私はゼミ長として、ゼミ生がやりがいを持って活動できるようにサポートしたいという想いから、3大学合同ゼミを実現させました。そこで私は多くの人々を巻き込み、様々な意見を調整し1つのモノを創り上げる難しさと共に、自分たちが創った土台の上で、みんなが生き生きと研究に取り組み、彼らが成長していく姿をみて、大きな喜びを感じました。この経験から、私は人々の生活を支え、彼らの活動をより良くすることができる仕事がしたいと考えています。そして私は、日常生活において私たちの活動を支えているのは「街」であると感じました。街には「衣食住職」など複数の面が存在し、活動する人それぞれに応じた街の姿があります。つまり、街をより良くすることは人々に様々な価値を享受させ、彼らの活動を豊かにすることに繋がると私は考えています。変化を厭わず常に挑戦心を持って立ち向かってきた貴社だからこそ、人々や社会のことを第一に想い、その街にしかない唯一の価値を持つ街をつくることができると考えています。その中で、私は様々な人々の活動をサポートしていきたいです。参考:【内定】エントリーシート(総合職)このESでは、「内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク」の、①成し遂げたいこと、②きっかけとなる経験を意識して書けています。また、多くの人の間に入り合同ゼミを開くためには自分のゼミだけでなく他大学のゼミの人との関係構築をしっかりとすることが重要でしょう。そしてその合同ゼミの成功体験や感じたことなど経験に関する記述が具体的である点が読み手に伝わりやすいものにまとめられています。また、「街をより良くすることは人々に様々な価値を享受させ、彼らの活動を豊かにすることに繋がると私は考えています。」と新しい価値の創造にも言及しており、事業方針との整合性がなされています。もう1つ、内定者のESを見てみましょう。私は住宅や商業施設を通じて「街づくり」という一つの目標に向かう不動産業務を行っており、かつ一人一人の裁量が大きく挑戦的な点を魅力に感じ、貴社を志望している。学生時代、上記の国際交流会の経験から、自らが働きかけることで組織が変わり、チームが目標に向かって一体となり高い成果をあげたことにやりがいを感じた。そこで、就職活動においても「周囲を巻き込んで1つの目標に向かい皆で協力し合い、成果を得られる」ことを大切にしている。不動産業務は、建設業界や地主などの先頭に立って、周囲を巻き込みプロジェクトを進める必要がある。実際に私が貴社のインターンシップに参加した際、社員の方の仲介業者への営業や、地主の方に個別に連絡をし、信頼関係を築いて事業をおこそうと躍起になっている姿が非常に印象的で不動産業界で働きたいと感じた。その中でも貴社は、同業他社に比べ保有資産が少ないため、社員一人一人の裁量権が大きく、自ら行動することで新たなビジネスを開拓している。私もそのような環境に身を置くことで、早期に自己成長し、周囲を巻き込んで成果をあげていくことが出来ると考えるため、貴社を強く志望する。参考:【内定】エントリーシートこのESでは、前出の設問を基に書かれているので、他の設問の回答内容を参照した上で見ていただければと思います。こちらの内定者は「周囲を巻き込んで1つの目標に向かい皆で協力し合い、成果を得られる」ことを就職活動で大切にしていることとし、それを導いた経験や、その内容自体が企業の求める人材に合致しています。最後に「成長」について触れていますが、成長に関して語るには明確なビフォー・アフターを示し、アフターが会社に貢献できることを導く必要があります。このことに関してunistyle内に関連記事がありますので、実際に書くうえで参考にしていただければと思います。参考:こんな志望動機は嫌われる!評価されない志望動機の実例→「成長したい」と並んで企業に評価をされない志望動機の実例を提示します。参考:「成長したい」という志望動機が通用しない企業→「成長したい」という志望動機はありがちな志望動機かと思います。しかし、通用しない企業も多く、学生側も定義や志望動機と結びつける事が重要です。また、動画を通じて志望動機の書き方を確認したいという方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。最後にいかがでしょうか。今回は野村不動産の志望動機について考えてきました。野村不動産は、不動産業界の中でも総合デベロッパーと呼ばれ就活生に人気が高く、倍率の高い企業です。そしてESの内容も相手のニーズの把握や、新しい価値創造についての話に行きがちです。ですが、無理に奇をてらった内容にする必要はありません。自身の経験を具体化し会社に入ってからやりたいことを明確化する、自身の能力がどのように会社に貢献できるかをしっかりかければ良い志望動機となるはずです。参考:野村不動産の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからphotobyMartinThomas
- 野村不動産の採用大学・文理・男女別採用人数|合格者ES付き 38,743 views 野村不動産の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから野村不動産は野村證券系の総合ディベロッパーです。業界の主要各社がオフィスビル・商業ビルを収益の柱としているのに対し、野村不動産では住宅部門に注力しています。「PROUD」ブランドをはじめとするマンション分譲は野村不動産の強みであり、マンションデベロッパーと評されるほどです。本記事では過去三年間の野村不動産の採用実績を就職四季報を基にまとめました。・本記事の構成・野村不動産の採用大学内訳・野村不動産の男女別の採用人数・野村不動産の文理別の採用人数・野村不動産の選考レポート・野村不動産の本選考合格者ES・さいごに野村不動産の採用大学内訳野村不動産の過去三年間の採用大学の内訳は以下の表をご覧ください。採用実績校:東京大学大学院、千葉大学大学院、神戸大学大学院、東京理科大学大学院、法政大学大学院、京都工芸繊維大学大学院、工学院大学大学院、明治大学大学院、京都大学大学院、立命館大学大学院、大阪大学大学院、千葉大学大学院、九州大学大学院、東京藝術大学大学院、筑波大学大学院、早稲田大学大学院、早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、一橋大学、上智大学、立教大学、同志社大学、東京大学、法政大学、大阪大学、東京外国語大学、横浜国立大学、中央大学、関西大学、東京女子大学、学習院女子大学、芝浦工業大学、九州大学、神戸大学、立命館大学、学習院大学、関西学院大学、筑波大学、成蹊大学、大阪府立大学、青山学院大学、国際教養大学、首都大学東京大学、東京理科大学、日本大学、名古屋大学、Lewis&Clark大学ほか参考:東洋経済新報社「就活四季報」2018〜2020年版野村不動産の男女別の採用人数野村不動産の過去三年間の男女別の採用人数は以下の通りです。参考:東洋経済新報社「就活四季報」2018〜2020年版野村不動産の文理別の採用人数野村不動産の過去三年間の文理別の採用人数は以下の通りです。参考:東洋経済新報社「就活四季報」2018〜2020年版野村不動産の選考レポート今回は、野村不動産の20卒の体験記を一部抜粋して紹介します。野村不動産の選考レポート一覧はこちら本選考のフローについて結果連絡を含めてお答えください。エントリーシート(約1か月後にメールにて連絡)1次面接(当日中に電話にて)2次面接(当日中に電話にて)最終面接(当日中に電話にて)本選考のためにした準備についてお答えください。インターン参加の他OB訪問を4人ほど行った。企業HPから訪問できる人については採点をされているかもしれないとの噂だったためしっかりと質問を準備していった。友人の紹介で訪問させていただいた人についてはES添削などをお願いしていた。能力よりも自分の価値観をしっかりと伝えることが大切だと伺ったため、自分の行動がどのような原体験・価値観に基づいて行われたのかを伝えられるように整理して選考に臨んだ。また、自分が入社後どのような仕事がしたいのか説明会、OB訪問などで質問を重ねながら明確なキャリアプランを考えた。それぞれの面接およびGDについて、社員の人数および役職、面接を受ける学生の人数、面接会場、面接時間、質問内容、面接の雰囲気、面接の感想についてご記入ください。面接がない場合は「なし」とお答えください。【1次面接】@新宿野村ビル、15分程度おそらく現場社員2:学生2の面接。基本的にESの①チームで成果を挙げた経験②チャレンジングな経験の2つを簡単に深堀して最後に逆質問という形。時間が短いため深堀は各質問2つ程度しか行われない。最初にこちらが概要を話し、面接官が深堀していく。モチベの源泉や周りへの影響について軽く深堀された。隣の学生が長々と話していたら面接官の顔が曇っていったため簡潔にコミュニケーションをとることが重要だと思われる。【2次面接】@新宿野村ビル30分程度1:1おそらく面接官は人事部の方だった。距離が近く雰囲気は和やか。ブースで仕切られているためしっかり話さないと周りの声がうるさく聞こえないかもしれない。最初は持参したモチベーショングラフからの質問。モチベーションが下がっている点について具体的に説明を求められる。次にデベロッパー業界の志望動機を聞かれる。その中で野村不動産の印象はどうか、野村不動産の志望順位はどこかなど、このあたりから少しずつ志望度を見られてきた印象。最後に逆質問。2程度用意しておくとよい。【最終面接】@新宿野村ビル1時間程度社員4:学生3での面接。面接官は人事部のベテランの方と、役員3人だった。役員階で行われるため会場は厳か。しかし社員の方は皆気さくに質問してくださり、面接中に笑いが生まれることもあった。質問内容について、まず人事の方から全員に「野村不動産がなかったらどの会社に行きたいか。またその理由」について質問される。その後は役員一人一人から質問される。人事の方もおっしゃっていたが本当にその場で聞きたいことを聞いてくるため、なかなか対策ができない。人間性の面にスポットを当てた質問がほとんど。自分の場合は・自分の強みがどう仕事にいきるのか・インターンの感想・社員の印象・野村が好きか、どれくらい好きか、内定を出したら来るかのような質問だった。トイックや学生生活、趣味についての質問をされている人もいた。深い業務理解と自分理解、志望度のアピールが必要。本選考において評価されたと感じたポイントや選考において重視されていたと思う点についてお答えください。(100文字以上)その人の人柄がしっかりと理解できるか、その上でデベロッパーの仕事を理解していて、なおかつ野村不動産に合っているかを見られていた印象があった。具体的な自分のキャリアプランを交えた逆質問は印象が良かった。デベロッパーのキラキラしたイメージだけでなく、その裏側の泥臭い部分を理解し、その仕事もしっかりと行えることをアピールしたのが評価につながったと思う。面接において印象に残った・回答に困った質問をお答えください。「野村不動産がなかったらどの会社にいくか」という質問が印象的だった。その後に理由を説明するので自分がやりたいことや志望動機がブレない、かつ野村不動産の方が志望度が高いと納得させられるロジックを準備しておいた方がいい。面接・GDなど各選考フローにおいて心がけていたことをお答えください。デベロッパーの業務とそれに求められる素養を深く理解したうえで、それが自分にあることを様々なエピソードを通してアピールすることが重要。また、取り組んだ内容や学生の能力よりも価値観、人間性を重視されているため自分の行動をしっかりとどのような価値観に基づいて行われたものなのか説明できるように心がけた。最終面接に近づくにつれて志望度が見られていくので、その会社にしか当てはまらない志望動機と、それを熱量を持って伝えること。論理と情理のバランスをとるように意識した。野村不動産の本選考合格者ESここでは野村不動産の合格者ESを抜粋して紹介します。内定者レベルのESを参考にし考察することで、どのような点が評価されているのかを分析しましょう。2020年度合格者ESこの合格者ESはこちらから・自分なりにチャレンジングな目標を立てて何かに取り組んだ経験、その目標を立てた背景を教えてください。(500字以内)「プロサッカー選手」という目標を立て、学生生活をサッカーに捧げたことである。小学校6年時に約1000人の観客の前でゴールを決め、大きな感動を味わった。また中学、高校時代はJリーグの下部組織に所属し、プロ選手と接する機会が多くあった。その中でも、元日本代表の〇〇選手の言葉や姿勢から大きな影響を受け、この目標を設定した。大学では目標を持ち体育会サッカー部に入部したが、怪我の連続でプレー機会が減少し、目標達成の可能性低下を感じた。そこで、目標達成のために部活動の活動以外でのアプローチ方法を検討した。まずは怪我が多いという課題に際し、食事や睡眠に関する知識を収集し、身体のケアを徹底した。また、文献や映像を用いてサッカーを多角的に学習し、ピッチ上でのプレーやチームの戦術提案に役立てた。これらの活動を、目標から逆算し計画を立てた上で、その都度課題に合わせて実施した。結果として活動の継続で怪我をしない身体を作り、パフォーマンスの向上に繋げた。設定した目標には届かなかったが、多くの時間を割き自身の人生と真摯に向き合うことで、大きな熱量を持ち、困難な状況でも粘り強く挑戦し続ける精神的強さを獲得した。・周囲と協力して集団で課題に取り組んだ経験について、自らの意志で担った役割とその取り組み内容や集団に与えた影響を具体的に教えてください。(500字以内)体育会サッカー部で、成績を「連敗」から「無敗」に変えたことである。チームは公式戦で開幕から5連敗を喫し、現状の改善が急務だった。この結果の原因として、対戦相手の情報量の不足とチーム内での意思疎通の欠如が考えられた。チームとして改善策を探る中で、自身は戦術面でのアプローチを担った。そこで、研究室で学んだ映像分析技術を生かし、対戦相手の分析を行った。具体的には、試合映像を複数回視聴し、チーム戦術や個々の特徴を徹底的に洗い出した。その後、毎試合前日に全体ミーティングを開催して分析結果の共有と議論を行った。議論では戦術的内容に加え、メンバー各々の素直な想いを引き出してチームの一体感向上に繋げた。また全員が意見しやすい雰囲気を作り、より深い意思疎通を実現させた。怪我等で試合に出場できない時期にも上記の試みを継続したことで、チームを、全てのメンバーが当事者意識を持ち勝利を目指す組織へと成長させることができた。また、議論の積み重ねでメンバー個々の考えに触れる機会を獲得し、副将としてチーム全体を俯瞰して先導できるようになった。結果としてチームは連敗を脱した後、7戦無敗という記録を残すことができた。・あなたが就職活動および、今後働く上で大切にしている軸について教えてください。(500字以内)熱量を持って挑戦し続けることができ、その中で多くの人々を幸せにすることである。これまでのサッカーにおける挑戦は、様々な人の支えがあり実現した。選手生活を終えた今、周囲の人の力によって、幸せを感じることのできる環境を提供してもらっていたことを強く実感している。また目標としていたプロサッカー選手は、プレーで人々に感動を与え、幸せを届ける。彼等よりも多くの幸せを人々に提供することが、今後の野望でもある。これらの経緯から、人に幸せを感じてもらえる「場」をつくりたいと考えた。デベロッパーは、提供する「場」に付加価値をつけることで、お客様に感動を味わってもらうことができると考えている。また、場をつくってから育てていく仕事には終わりがなく、挑戦の連続であると考える。その過程においては、多くの関係者を巻き込みチームで一つのものを作り上げていく必要があり、これまでに培った影響力や統率力を、今後も磨き続けることで生かせると感じた。社会に出たら、仕事に対して熱い想いを持ち、人を巻き込みながら挑戦を続けたい。そして世のため、人のためという想いを大切に、多くの人々を幸せにできる人材になりたいと考えている。2020年度合格者ES(首都圏型)この合格者ESはこちらから・自分なりにチャレンジングな目標を立てて何かに取り組んだ経験、その目標を立てた背景を教えてください。(500字以内)アカペラサークルで、「踊り」を加えた新しい演奏形態を実現した経験があります。これまでアカペラは、歌うのみの演奏が主流でした。しかし私は、「踊り」という付加価値を加えることで、自分達にしかできない演奏ができると考え、この演奏形態の実現を目標にしました。しかし、実際に練習を重ねても両者の両立が難しく、メンバーからは「踊りをやめるべきではないか」という声が上がりました。この時私は、誰もやらないことに挑戦する意義があると考え、諦めずに続ける決断をしました。そこでまず、自身が踊りの実力をつけるためスクールに通い、そこで得た技術を練習に反映しました。また、メンバーと1対1で話し合う機会を設けました。その際、相手の考えを事前に理解した上で、熱意を持って挑戦する価値を伝えました。粘り強く交渉した結果、全員の賛同を得ることができました。これをきっかけに、メンバーの踊りへの意識が向上し、踊りを加えた唯一無二の演奏を実現する目標を達成できました。この経験から、困難な目標を成し遂げるためには、新しい価値を追求する『明確な目標』と、私の思いと向き合ってくれた『メンバーの存在』が重要だと学びました。・周囲と協力して集団で課題に取り組んだ経験について、自らの意志で担った役割とその取り組み内容や集団に与えた影響を具体的に教えてください。(500字以内)アカペラサークルで、チームリーダーとしてメンバーの意欲を高めたことです。やるからには高い目標を目指したいという思いから、大会で結果を残すことをチームの目標にしました。しかし、なかなか結果が残せず、メンバーの意欲が低下する問題に直面しました。この問題に対し私は、自分が積極的に規範となりながら、周りを巻き込むことを決意しました。具体的に行ったことは二つあります。一つ目は、誰よりも練習に対して真剣に取り組む姿勢を持ったことです。毎日自主練をして実力をあげ、半年間先の練習内容まで計画的に決めることでチームに貢献しました。二つ目は、相手の理解に努めながら、練習に巻き込んだことです。1対1で意思疎通をはかり、メンバーの声を練習に取り入れることで、全員の意思を反映した練習を作りました。その結果、信頼関係が構築され、メンバーが自発的に練習するようになり、大会出場の目標を達成することができました。この経験を通して、メンバーの意識を同じ方向に向けることで、困難な目標も達成できることを学びました。その中で重要なのは、信頼関係です。信頼関係があることで「相手のために取り組もう」という意識にできると考えます。・あなたが就職活動および、今後働く上で大切にしている軸について教えてください。(500字以内)私が大切にしている軸は、①周囲を巻き込んで1つの目標に向かい、成果を得られること②自らが創造したものによって人々を活かすこと③若手のうちから活躍でき、組織を動かせることです。①②の軸は、アカペラサークルで培いました。ステージ責任者として、歌と踊りを融合させたステージを作った経験があります。この際、様々な人の意見を汲み取り、協力しながら達成したこと、ステージに立つメンバーがいきいきと活躍していることに、やりがいと喜びを感じました。この経験から、様々な人と協力して1つの空間を作り、人々の活動を支える不動産デベロッパーを志望します。③の軸は、学習塾インターンで培いました。見習い・の事務であった私に校舎課題を一任してくれたことで、主体的に解決へ尽力しました。その結果、自身の行動が組織を変えるやりがいと自己成長を実感しました。貴社の社員の方から、上司から仕事を任せてもらう環境があり、若手は自ら考え行動して成長できると伺いました。また、貴社の強みである「製版管一貫体制」により、不動産にまつわるプロ成長でき、貴社の成長も促すことができると考えます。以上から、私の軸と貴社が合致するため、志望します。・ご選択された職制での応募を希望する理由について記載ください。(100文字以内)転居を伴わないことで、結婚や出産などと両立しながら、同じ会社で長く働くことができると考えるためです。また、首都圏に特化してることで、より地域のことを理解した密着型の街づくりを手がけられると考えます。さいごに本記事では野村不動産の採用実績を採用大学別など複数の切り口でまとめました。unistyleでは何度もお伝えしていますが、採用実績はあくまでも参考程度に留めておきましょう。でも述べていますが、学歴は複数ある評価基準のうちの1つの基準でしかありません。自らが志望する企業であれば、採用実績の有無に関わらず選考にぜひ挑戦してみてください。野村不動産の選考対策記事は以下の関連記事からお読み頂けます。十分の対策をして選考に臨みましょう。関連記事野村不動産の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- 野村不動産のインターン選考(ES・適性検査・面接)対策 40,865 views 「Major7」のうちの1つであり、大手マンションデベロッパーの一角を成している野村不動産。本記事では野村不動産のインターン内容から具体的な選考対策まで紹介します。【本記事の構成】●不動産業界とは●野村不動産とは●野村不動産のインターン内容●野村不動産の求める人材像●野村不動産のインターン選考フロー●野村不動産のインターン選考ES対策●野村不動産のインターン選考適性検査・自己PR動画対策●野村不動産のインターン選考面接対策●最後に不動産業界とは不動産業界は一般的に「建てる」「売る」「貸す」「管理する」の4つに分けることができ、業界内にも以下のような様々な種類の企業形態が存在します。デベロッパー(開発業者)ハウスメーカー不動産仲介業者住宅販売会社管理会社デベロッパーデベロッパーには以下のような事業内容があります。デベロッパーの事業内容(1)街の再開発(2)大規模な住宅街造成(3)マンション開発事業デベロッパーの代表的な企業は、「三井不動産・三菱レジデンス・野村不動産・東京建物」になります。デベロッパーについてより詳しく知りたい方は、以下に記事を紹介しますので併せてご覧ください。デベロッパー業界完全攻略記事一覧デベロッパー業界完全攻略記事まとめ1.デベロッパー業界の仕組み(仕事内容や魅力、やりがいについて)2.大手デベロッパー各社の比較3.デベロッパー業界の今後の課題や動向4.デベロッパー業界で年収が高い企業ランキング5.デベロッパー業界で必要な資格6.デベロッパー業界の業界研究にオススメの本7.デベロッパー業界の志望動機の書き方(大手内定者ES例文あり)ハウスメーカー注文住宅や、建売住宅などを手掛けています。土地探しや資金計画、アフターサービスまで、家づくり全般にわたるサービスを行っているのが特徴です。ハウスメーカーの代表的な企業は「住友林業、積水ハウス、大和ハウス、旭化成ホームズ」になります。不動産仲介業者物件の売買・賃貸を仲介しており、主な業務は以下になります。不動産仲介業者の業務内容(1)広告(入居者の募集)(2)内見の立ち会い~入居申し込み受領(3)重要事項説明~賃貸借契約の締結~鍵の受け渡し住宅販売会社分譲会社から委託を受けて新築住宅を販売しており、一戸建てやマンションの販売を手掛けています。管理会社貸主に代わって、消費者の手に渡った不動産を管理します。管理・維持のための業務は「集金管理」「入居者管理」「更新・終了・清算」「建物管理」などたくさんの業務があります。また、不動産業界についてより詳しく知りたい方は、以下に記事を紹介しますので併せてご覧ください。不動産業界完全攻略記事一覧不動産業界完全攻略記事まとめ1.不動産業界の仕組み(開発、流通、管理)と業種(住宅、マンション、ビル、住宅設備)について2.不動産業界の仕事内容3.不動産業界の今後の課題や動向4.不動産業界で売上が高い企業ランキング5.不動産業界で年収が高い企業ランキング6.不動産業界の業界研究にオススメの本7.不動産業界の志望動機の書き方(大手内定者ES例文あり)8.不動産業界の自己PRの書き方(大手内定者ES例文あり)野村不動産とは野村不動産は1957年に設立され、従業員数は1,976名という規模感になっています。(2019年4月時点)企業理念として「私たちの約束」と掲げており、行動指針として以下の5つを定めています。●お客様第一の精神●独創的発想による新たな価値創造●挑戦者であり続ける姿勢●社会と共に成長していく自覚●活き活きと働く、ウェルネスの実現【引用】野村不動産グループ企業理念・行動方針そんな野村不動産の事業内容は以下になります。(1)住まい(2)オフィス(3)商業施設・ホテル(4)物流施設(5)企業向け不動産サービス続いてそれぞれの事業について詳しく説明します。住まい「上質な住まいにこだわり続けた生涯品質の住環境を提供」野村不動産の強みは、グループ力を活かして用地取得から販売・管理までを行う“製・販・管一貫体制”。首都圏を中心に展開する『プラウド』ブランドに加えて、郊外型マンションブランド『オハナ』が首都圏郊外エリアを対象に住宅を開発・分譲しています。また、これまでに培ってきたグループ独自のノウハウをもとに「野村不動産グループカスタマークラブ」をはじめ入居後もお客様の暮らしを多面的にサポートする独自のサービスを展開しています。その他に、マンション建替え事業においても多くの実績を残しています。オフィス「創造性の高い運営ノウハウでテナントの企業価値を高めていく」企画開発や設計監理、テナントの誘致から運営・管理まで、オフィスビルの新たな価値を創造するビルディング事業についてもノウハウを培ってきた野村不動産。高い商品開発力と総合力を活かし、そこに働くの人にと全ての人にとって価値のあるオフィス空間を創造・提供しています。「新宿野村ビル」や「日本橋室町野村ビル」、「横浜野村ビル」などの都心部大型開発に加え、中規模ハイグレードオフィスビル『PMO』シリーズも、オフィス市場においてますます発展を遂げています。商業施設・ホテル「グループの総力を結集し、大型商業施設や都市型商業施設を開発」商業施設事業では、こだわりの商品と一流のサービスを提供する「日本橋室町野村ビルYUITO」などの大型商業施設や「bono相模大野ショッピングセンター」など、お客様のニーズにお応えする地域密着型商業施設(NSC)の開発を推進しています。また、駅前立地に特化した都市型商業施設『GEMS』では、大人たちが気軽に上品な食・時間・空間が楽しめるようバラエティに富んだ飲食店を中心に店舗を構成しており、周辺オフィスワーカーをはじめとする人々に新たなライフスタイルを提案しています。物流施設「良質な仕様、性能、環境、立地、高機能型大規模物流センターを供給」日本各地で開発を行うデベロッパーとして培ったノウハウを活かした物流ビジネスを推進しており、物流用地のソーシングから取得・開発・リーシング・竣工後の運営管理まで、一貫体制でソリューションの提案をしています。企業の収益性向上と物流の効率化を実現するとともに、そこに働く人びとの暮らし、その街の環境をも豊かにしていく施設づくりを目指しています。企業向け不動産サービス「コンサルティングとソリューションの積極提案でお客様の企業価値最大化をサポート」一社一社のお客様にとっての最適な不動産戦略を実行するため、総合デベロッパーとしてCRE戦略支援・売買サポート等、幅広いサービスを提供しています。【引用】野村不動産HP野村不動産のインターン内容野村不動産の現場配置型インターンでは実際に事業部に配属され、リアルな業務を体験します。一人ひとりにインストラクターとして社員がつき、指導してもらうことができます。「デベロッパーの仕事」や「野村不動産らしさ」のみならず、「自身のキャリア」や「働くということ」について就業体験を通して考えを深めることができるプログラムです。また以下は22卒対象の内容になっています。日程:【A日程】8月24日(月)〜8月28日(金)【B日程】8月31日(月)〜9月4日(金)場所:本社(東京都新宿区西新宿1丁目26番2号)内容:1日目▶基礎知識講座2~4日目▶各現場へ配属5日目▶振返りと総括その他:交通費は遠方からお越しの方へは当社規定に基づき、宿泊・交通費(一部)を支給【引用】野村不動産採用HP野村不動産の求める人材像以下は野村不動産の採用HPから一部抜粋したものです。「製販管一貫体制」でお客様の声を具体化する事業としての特徴もさることながら、社員一人ひとりが目の前の課題に対して自分らしく切り拓いてきたからこそ現在の野村不動産があります。また今後、当社の事業フィールドは大規模再開発、ホテル、高齢者向け住宅、サービスアパートメント、そして海外などますます広がります。これからはただ建物を創るだけでなく、より深く人々の生活に関わる街づくりが求められます。時代や環境が目まぐるしく変化し、ディベロッパーが行う役割が変化する中、社会のニーズに応え続けるためには、これまで以上に社員一人ひとりが真摯に人々の生活や想いに向き合う必要があります。引用:野村不動産採用HP上記の採用メッセージから、求める人材を導いていていきましょう。採用メッセージから、住宅分野に強い野村不動産ならではの”顧客と真摯に向き合う”という理念が読み取れます。グループシンボルの「ユナイテッドN」からも信頼を意味する”ホスピタリティ”というキーワードがあります。また採用メッセージの「目の前の課題に対して切り開く」、グループシンボルの”挑戦心”という言葉も目を引きます。つまりのうち、「関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」素質を持った人材が求められている、と導くことができます。1つの契約には様々な部署のたくさんの方が関係するため、その方々の理解と協力が必要不可欠です。そしてようやく本国から代表の方が来日し、目の前で契約書にサインをしてくださりました。この時の感動は今も忘れません。お申込み~ご契約までは平均1ヶ月ですが、このときは実に4ヶ月。初契約が取れたこと以上に、周囲の協力で難題を乗り越えた達成感のほうが大きいです。自分から発信し、周囲を巻きこみながら仕事を進めた経験が、今、営業企画として活かされています。引用:事業と分野と人商業施設事業実際の「ものづくり」は建築の部隊にバトンタッチすることになります。しかしプロジェクトの各段階の苦労は、権利者の皆さんもきっと忘れないでしょうし自分の一生に残る仕事になることは間違いありません。「100年続く街」「たくさんの人が集まってくる街」「経済合理性に優れた街」…自分の街をこうしたいという思いは、権利者の数だけあります。その思いを発信していただき、私たちが調整に入りながら、年単位の時間をかけて具現化していくわけです。引用:事業と分野と人開発企画本部では、社員の声から読み取れる、求める人材を考えていきましょう。どちらの声からも”たくさんの方々を巻き込み、その間で利害調整を行う”ということを読み取ることができます。ディベロッパー業界の特徴として企画・開発をメインに行うため、施工や販売などは他企業に委託している場合が多いです。例えば、野村不動産であれば販売・管理は野村不動産アーバンネットに委託していたりします。また企業間での利害調整だけでなく、地域住民や役所などの様々な利害関係者と調整する必要があります。これらのことから先述の5つの強みのうち、「価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」人材も求められていると言えるでしょう。上記をまとめると野村不動産の求める人材像は以下になります。関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出すことができる問題解決のための提案から実行まで行うことができる価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる野村不動産のインターン選考フロー22卒の野村不動産のインターン選考フローは以下の通りです。野村不動産のインターン選考フロープレエントリー⬇︎書類選考(ES・適性検査2種類・自己PR動画)⬇︎未定※正式に決まり次第、ご案内する予定⬇︎インターン参加参考:野村不動産採用HP22卒のインターンではES・適性検査2種類・自己PR動画の3つの書類選考があります。以下にそれぞれの内容や締切について紹介します。プレエントリー▶野村不動産の採用HPからプレエントリー▶締切:7月10日(金)11:00ES▶一次締切:5月29日(金)18:00▶二次締切:7月10日(金)18:00適性検査(2種類)▶SPIと独自方式の性格検査▶一次締切:6月5日(金)18:00▶二次締切:7月15日(水)18:00自己PR動画▶30秒程度で自分自身を自由に表現する▶一次締切:6月5日(金)18:00▶二次締切:7月15日(水)18:00※ES・適性検査(2種類)・自己PR動画の全ての提出を以って応募完了となります。野村不動産のインターン選考ES対策以下は22卒対象の設問です。(1)目標を達成するために、集団で取り組んだ経験を教えてください。(300文字程度)(2)最も難易度の高かった取り組みについて教えてください。(300文字程度)(3)社会人として働く上で、ご自身が大切にしたい軸や考え方を教えてください。(300文字程度)それぞれ設問の特徴ごとに解説します。(1)目標を達成するために、集団で取り組んだ経験を教えてください。(300文字程度)(2)最も難易度の高かった取り組みについて教えてください。(300文字程度)上記の2つはガクチカについて聞かれています。ガクチカを聞かれる意図としては「経験自体のレベル・スペックの把握」「自社に合う・マッチする人材か知るため」の2つがあります。ガクチカを書く際は、「実績自体のインパクトがどれだけあるか」「書いてある内容から思考力・考えの深さ・人柄を示すことができているか」に注意して書くようにしましょう。また、その際は野村不動産の求める人材像を意識して書くと良いと思います。詳しい書き方は以下のフレームワークや記事・動画を参考にしてください。【参考】経験について聞かれているのはもちろんですが、それに加え困難な状況をどう乗り越えたかというプロセスを重視していると考えられるので、プロセスを意識して書くようにしましょう。以下は合格者のESです。目標を達成するために、集団で取り組んだ経験を教えてください。(300文字程度)私の強みである、適切な仮説立案と検証能力を活かし、アルバイト先のおにぎり屋の売上向上に貢献した。当初、店舗の客単価平均は500円であり、この向上が求められていた。店では毎日同じメニューを同じ数だけ販売しており、そこに問題があると仮説を立てた。そこで私は顧客の分析を行い、平日は50~60代の女性がおにぎりとぬか漬けを、週末は家族連れがシラスおにぎりを購入する傾向にあるという結果を明らかにした。そして商品の販売構成比を変えることを店長に提案した所、客単価を平均700円に上げることに成功した。これは、商品の同種同数販売が問題であるという仮説の適切さ、購買層分析の正確さという私の強みを示す一例である。野村不動産インターン選考通過者ES最も難易度の高かった取り組みについて教えてください。(300文字)フラダンスサークルでの集客に力を入れた。なぜなら誰にも見てもらえない公演に意味はないと考えるからだ。定期的に行う公演では、10人程しか集客できない状況が続いており、フラダンスの魅力を伝えたいという想いを抱いた。私が集客担当となり原因を分析した結果、認知度の低さとフラダンス自体の地味さという問題に突き当たった。そこでSNSを利用して世界の事例を研究し、ウクレレバンドを組み込むことを考案した。ウクレレ経験者に指導を依頼しサークル員を巻き込み練習に励んだ。結果、「音を奏でるフラガール」という新たな魅力を届けられ、観客数は当初の5倍に増えた。この経験を活かし、顧客目線を考えたアウトプットを目指したい。野村不動産インターン選考通過者ES●社会人として働く上で、ご自身が大切にしたい軸や考え方を教えてください。(300文字程度)上記の設問は価値観や人となりを見極めようとしています。実際に書く際は上述した野村不動産の求める人材像を意識して書くようにしましょう。例えば野村不動産であれば「関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」という人材像を意識し、「提案から実行まで一気通貫して行える環境があるかどうかを大切にしたい」というような答え方で良いと思います。以下は合格者のESです。社会人として働くうえで大切にしたい軸や考え方(300文字)私は将来、都市インフラ事業を通じて、社会に寄り添う姿勢でまだ見ぬ世界を創造する仕事に就きたいと考えている。そのために私は、以下の2つの軸を大切にしたい。1つは、「顧客本位の視点に立つ」ことだ。個々のお客様に対して一分の一の接し方をすることで信頼関係を築き上げることが可能となり、それが唯一のニーズをドンピシャで発見することに繋がっていくと考える。2つ目は、「社会の先駆者になる」ことだ。急速に変化する社会の動きを確実に捉え、チャレンジャー精神を常に持つことで、これまでにない新たな価値を創造していきたい。そして、国を超え、グローバルな規模で社会の発展に貢献していきたいと考える。野村不動産インターン選考通過者ES野村不動産インターン選考適性検査・自己PR動画対策書類選考ではESの他に適性検査2種類と自己PR動画があります。それぞれ紹介していきます。適性検査22卒向けインターン選考の適性検査について紹介していきます。実施場所:自宅形式:SPIと独自方式の性格検査野村不動産のインターン選考の適性検査では「SPI」と「独自方式の性格検査」が用いられるようです。以下にSPIについて詳しく説明していきます。また、独自方式の性格検査に関しては、対策を取ることよりも正直に自分の性格を答えることが適切でしょう。SPIとはSPIとは、Synthetic(総合的な)Personality(個性・性格)Inventory(評価)の略称で、リクルート社が作成している適性検査です。基本的にはESを提出した後に課せられる事が多く、仕事に関しての能力・性格適正を診断し、どのような組織に馴染みやすいのかを判断するために使用されます。SPIは40年以上前から利用されており、年間で約12,600社の企業、延べ200万人の就活生が受験しています。適性検査の中では圧倒的に利用されている適性検査になります。SPIから得られる結果は、面接やOBOG訪問などで1度会っただけでは分からないような情報であるため、企業では初期選考での絞り込み時や配属先を決める際に用いられます。SPI自体も年々バージョンアップされており、現在(2020年5月時点)はSPI3が利用されています。そのためこれからみなさんが受験するテストもSPI3となるので、書店等でSPI対策用の本を購入する際は注意してください。(※SPIのバージョンの最新版はこちらから確認してください。)また、SPIの受験項目は大きく「能力検査」と「性格検査」の2つに分けられます。・能力検査:働く上で必要とされる基礎的能力を測るための検査「言語」「非言語」「英語」「構造的把握能力」・性格検査:人柄や、仕事・組織への適性、メンタル面を把握するために行われる検査「言語分野」では基本的な言葉の意味や話の内容、趣旨を的確に把握する能力を、「非言語分野」では数的処理や論理的思考力があるのかを確かめます。企業によっては「英語」や「構造的把握力」の問題が別途用意されている場合があるため、それに合わせて十分な対策が必要です。SPIについて詳しく知りたい方は以下の記事を併せてご覧ください。SPI対策完全攻略記事一覧・SPIとは・SPIの対策∟SPI対策初心者向け~上級者向けまとめ∟SPI言語対策∟SPI非言語対策・SPI対策用の本・SPIテストセンターについて∟SPIテストセンター対策∟SPIテストセンター高得点の判断基準とは・SPIを使用している企業一覧・【unistyleオリジナル】SPIテストセンター問題集(非言語ver)|解答・解説自己PR動画自己PRとは自身が企業にとって”採用しなかったら損をする人材である”ということをアピールすることであり、その企業のビジネスモデルを理解した上で、その企業がどんな「強み」を求めているかを明らかにする必要があります。しかし、今回の自己PRのお題では「30秒程度でご自身を自由に表現してください」とされています。したがって、ガチガチの自己PRというよりも、”自分らしさを表現できるかどうか”がポイントとなると考えられます。また、面接ではなく動画を送るという形のため、何度も動画の撮り直しが可能となっています。身だしなみやハキハキと喋れているか等の「印象面」を意識し、納得のいく形になるまで撮り直してから自己PR動画を送りましょう。以下に「印象面」でチェックするべきポイントを紹介するので、是非参考にしてください。スーツの着こなしなどの身だしなみは問題ないか?姿勢が猫背になっていないか?声の大きさ・話す速さなど、聞き取りやすい話し方ができているか?笑顔など、好印象を与える表情ができているか?話している際、しっかりと視線を前に向けて話せているか?野村不動産インターン選考面接対策最後に面接の対策を紹介します。ただ、野村不動産の過去のサマーインターンの面接選考の内容が不明だったため、今回は普遍的な面接対策を紹介します。どのような質問が課されるのかは不明ですが、面接選考の前にES選考があることから、この内容に基づいて面接をされるのではないかと予想されます。ES選考で課される3つの設問に関しては、面接で深掘りされてもしっかりと回答できるよう、自己分析含め対策をしておきましょう。下記に「面接対策」に関するunistyleの記事・動画を載せておきますので、参考にしてみてください。面接完全攻略記事一覧面接とは(面接を課す意味・評価基準・面談との違い)面接の頻出質問一覧と回答例(志望動機・自己PR・ガクチカなど)面接の逆質問一覧(考える際のポイント・具体例)面接で必要なマナー(入退室・身だしなみ・メール・電話)面接の対策(一次面接・二次面接・最終面接・集団面接・WEB面接・ケース面接・圧迫面接)面接の練習(練習方法・ポイント)面接の準備(選考通過に向けた準備・当日に向けた準備)最後に今回は大手マンションデベロッパーの代表企業である野村不動産について紹介しました。デベロッパー業界は「街づくり」というビッグプロジェクトに関われることから就活生の間では人気の業界となっています。野村不動産のインターン選考はES・適性検査・自己PR動画、面接があります。たくさんありますが、一つ一つしっかりと対策を行えばインターン選考を通過することができるでしょう。対策をする際はぜひ本記事を参考にしてみてください。【関連記事】野村不動産の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- 【野村不動産のES対策】求める人材を理解して採用レベルの志望動機・ガクチカへ 24,538 views 野村不動産の本選考ES一覧はこちら野村不動産は「Major7」と呼ばれる、大手マンションディベロッパーの一角を成している企業です。一般的に、総合ディベロッパーと言われるような三菱地所・三井不動産は、オフィスビルや商業施設で収益を挙げていますが、野村不動産は、「プラウド」を中心とした住宅分野が全体収益の約6割を占めているのが特徴です。野村不動産について、野村グループの企業であるため「ノムラマン」の印象を持たれている学生も多いのではないでしょうか。ただ、最近ではそのような体育会系の縦社会の文化も変わってきているようです。今回は、そんな野村不動産のESと採用HPから求める人材について考察していきましょう。野村不動産の求める人材「製販管一貫体制」でお客様の声を具体化する事業としての特徴もさることながら、社員一人ひとりが目の前の課題に対して自分らしく切り拓いてきたからこそ現在の野村不動産があります。また今後、当社の事業フィールドは大規模再開発、ホテル、高齢者向け住宅、サービスアパートメント、そして海外などますます広がります。これからはただ建物を創るだけでなく、より深く人々の生活に関わる街づくりが求められます。時代や環境が目まぐるしく変化し、ディベロッパーが行う役割が変化する中、社会のニーズに応え続けるためには、これまで以上に社員一人ひとりが真摯に人々の生活や想いに向き合う必要があります。参考:採用メッセージ上記の採用メッセージから、求める人材を導いていていきましょう。採用メッセージから、住宅分野に強い野村不動産ならではの”顧客と真摯に向き合う”という理念が読み取れます。グループシンボルの「ユナイテッドN」からも信頼を意味する”ホスピタリティ”というキーワードがあります。また採用メッセージの「目の前の課題に対して切り開く」、グループシンボルの”挑戦心”という言葉も目を引きます。つまり「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」のうち、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」素質を持った人材が求められている、と導くことができます。1つの契約には様々な部署のたくさんの方が関係するため、その方々の理解と協力が必要不可欠です。そしてようやく本国から代表の方が来日し、目の前で契約書にサインをしてくださりました。この時の感動は今も忘れません。お申込み~ご契約までは平均1ヶ月ですが、このときは実に4ヶ月。初契約が取れたこと以上に、周囲の協力で難題を乗り越えた達成感のほうが大きいです。自分から発信し、周囲を巻きこみながら仕事を進めた経験が、今、営業企画として活かされています。参考:事業分野と人商業施設事業実際の「ものづくり」は建築の部隊にバトンタッチすることになります。しかしプロジェクトの各段階の苦労は、権利者の皆さんもきっと忘れないでしょうし自分の一生に残る仕事になることは間違いありません。「100年続く街」「たくさんの人が集まってくる街」「経済合理性に優れた街」…自分の街をこうしたいという思いは、権利者の数だけあります。その思いを発信していただき、私たちが調整に入りながら、年単位の時間をかけて具現化していくわけです。参考:事業分野と人開発企画本部では、社員の声から読み取れる、求める人材を考えていきましょう。どちらの声からも”たくさんの方々を巻き込み、その間で利害調整を行う”ということを読み取ることができます。ディベロッパー業界の特徴として企画・開発をメインに行うため、施工や販売などは他企業に委託している場合が多いです。例えば、野村不動産であれば販売・管理は野村不動産アーバンネットに委託していたりします。また企業間での利害調整だけでなく、地域住民や役所などの様々な利害関係者と調整する必要があります。これらのことから先述の5つの強みのうち、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」人材も求められていると言えるでしょう。野村不動産のES設問(1)自分なりにチャレンジングな目標を立てて何かに取り組んだ経験、その目標を立てた背景を教えてください。(500字以内)(2)周囲と協力して集団で課題に取り組んだ経験について、自らの意志で担った役割とその取り組み内容や集団に与えた影響を具体的に教えてください。(500字以内)(3)あなたが就職活動および、今後働く上で大切にしている軸について教えてください。(500字以内)参考:野村不動産の企業研究設問(1)「自分なりにチャレンジングな目標を立てて何かに取り組んだ経験、その目標を立てた背景を教えてください。」について1つめの設問は、ガクチカについての質問の一種です。「」に照らし合わせてみると、今回は②動機と③目標と困難を中心に問われています。この動機と背景をしっかり深掘りし、書くようにしましょう。また、野村不動産の求める人材として、「周囲を巻き込み行動し、成果をあげる」ということがあります。この質問の中でいかに「求められている素質を持っています」と、アピールできるのかが勝負になります。以下の動画でも、ガクチカの書き方のポイントやフレームワークを解説しているので、参考にしてみてください。設問(2)「周囲と協力して集団で課題に取り組んだ経験について、自らの意志で担った役割とその取り組み内容や集団に与えた影響を具体的に教えてください。」について2つめの設問も1つめの設問と同じく、ガクチカの質問の一種です。この設問では「自らの意志で担った役割」「その取り組み内容や集団に与えた影響」と何を答えるか明記されています。今回の設問でも、「」が参考にできます。設問(2)と設問(1)は似た質問ではありますが、異なるエピソードについて書く方がベターだと考えます。違う経験からアピールポイントを別視点から伝えることができるとよいでしょう。また、にてこのような周囲との協力経験を問う説問への取り組み方を解説していますので、併せてご覧ください。設問(3)「あなたが就職活動および、今後働く上で大切にしている軸について教えてください。」について3つめの設問は、志望動機についての質問の一種です。就活の軸と企業理念や風土が、どのようにマッチしたかを表現できると良いでしょう。なぜ野村不動産なのか、他のティベロッパーと比較して自分の軸に一番マッチした理由を考えてみると良いかもしれません。そのために業界研究、企業研究をしっかりと行いましょう。最後にいかがでしたでしょうか。今回は野村不動産が求める人材について考えてきました。野村不動産は何を求めていて、何を目指しているのか、この記事を通じて少しでも理解する一助として頂けたら幸いです。参考:野村不動産の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから