キリンホールディングス(KIRIN)関連のテクニック
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キリンのインターンES・面接対策|インターン徹底攻略
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キリンのインターンES一覧はこちら1907年にビール事業から出発したキリンは、ビールだけでなく清涼飲料水など、消費者に身近な商品を多数提供しています。また、国内最軽量のアルミ缶を開発するなど、技術の高さを多方面に活かした経営を行っています。今回はキリンのインターン選考を突破するための攻略法についてご紹介します。参考:キリンの企業研究→unistyleに会員登録することでES、インターン選考情報を含むキリンの情報をご覧いただけます。キリンのコンテンツは下記リンクをご覧ください。キリン(マーケティング職)のインターン内容についてキリンのマーケティングの仕事を体感する3DAYSワークショップは、2017年2月14日(火)~16日(木)、または2月21日(火)~23日(木)に東京の中野本社にて行われます。清涼飲料や酒類などのカテゴリーから一つ選び、こんな商品がほしいというものを開発・提案する課題をグループでこなすようです。また、全く新しいものではなく既存ブランドとの組み合わせでもよいということでした。それぞれの市場についての資料や、ペン・のり・ハサミなどを使い、形式面では比較的自由にプレゼンをするようです。メンターの社員との距離が近く、商品に対する熱い想いや、商品提案段階でのストーリー性を持ってマーケティングに取り組む姿勢など、インターンだからこそ学べる貴重な機会となっているようです。参考:キリンインターン情報(プロダクトマーケティング)→unistyleでは実際にインターンに参加した学生のインターン選考・実際のインターン内容や雰囲気・インターン後の優遇内容などといった生の報告をまとめています。キリンのインターンについてより深くイメージしたい方は以下の記事を参考にしてください。キリンのインターン選考内容過去のマーケティング職のインターンについては、ES+SPI→面接という流れになっていたようです。エントリーシート提出・Webテスト→個人面接と適性検査引用:キリンインターン情報(プロダクトマーケティング)ESは郵送で送ることになっており、手書きで記入することが求められます。内容を吟味すると同時に、丁寧な字で書くように心がけましょう。キリンのエントリーシート対策エントリーシートの設問では、リーダーシップ経験と世の中に驚きと感動を与えるために何をするか、の2つの設問となっています。【エントリーシート設問】・あなたが、これまでの人生の中で、周りを巻き込み、リーダーシップを発揮した経験を教えてください。・KIRINは事業を通じて世の中に対し、『まだない、驚きと感動を』届けています。あなたなら何をしますか。A4、1枚を使って自由に表現してください。※内容は、「飲みもの」に限らなくても結構です。自由な発想でご記入ください。※表現方法は自由です。※注意※別資料の同封や立体的な加工はご遠慮ください。設問1、2ともに制限字数はなく、応募者の裁量に任されています。なお、昨年は設問1と同様の設問があり、字数が500字となっていたことから、ある程度の分量で書くことが求められていると思われます。この設問では、リーダーシップを発揮したことと、「リーダーになる際に心がけていること」などに言及することでアピールしましょう。このように「方法論」にまで踏み込んだアピールをすることで、再現性のある強みとして評価できるため、学生がインターンシップ中、あるいは入社後もリーダーシップを取ってくれる人材だと印象づけることができます。インターンシップでは、初対面の学生同士でチームワークを行うため、この設問である程度チームで価値が発揮できる人材かどうか見極められると思われます。参考:→以上で述べたように説得力のある自己PRをするためには「方法論」を語ることで再現性を持たせていくことが大切です。この「方法論」については以下の記事で詳しく説明していますので、ES作成前に一読してください。三井住友海上でも同様の設問があります。学生の回答を見てみましょう。服飾店でのアルバイトリーダー経験。リーダーを任された当初、売上は全27店舗中16位であり、バイトスタッフのモチベーションも高くなかった。そこで、まず客単価で全店舗1位という目標を明確化し、また、飲み会など全員が意見を出せる場を作り、全スタッフが目標や意識を共有できるようにした。当初は、経験、年齢共に上の方もいて苦労もあったが、自分のシフト以外の日も顔を出し商品知識を身につける、カラーコーディネーターの資格を取るなど、全員から信頼されるよう率先して行動を起こした。結果、チーム全体の士気も高まり、売上は現在5位まで伸びた。自身の主体的な行動が、周囲の信頼、チームでの大きな成果に繋がることを学んだ。引用:三井住友海上エントリーシート19このESでは、目標を明確し全スタッフに共有することでリーダーとしての役割を果たした経験について述べられています。年齢など異なる背景を持つ仲間から信頼を得るために、人一倍努力して信頼を獲得したことがわかります。ただ、個人での努力面が強いため、他者との関わりの中でどのようにリーダーシップを発揮したか、まで踏み込めるとより具体的にインターンでの働き方を面接官にイメージさせることが出来るのではないでしょうか。設問2は、マーケティング職独自の設問となっております。設問内容や表現方法が自由な点が、インターンシップで取り組む課題に近い内容となっています。過去のインターン参加者は、マーケティングは自分たちの商品を世の中に広げるためではなく、お客様が楽しんでもらうために行うものだというメッセージを残しており、マーケティングと消費者心理が密接だからこそこうした設問を設けたのだと思われます。実際に人の感情に訴え、行動を起こすシーンを想い描いた上で取り組むと良いのではないでしょうか。キリンの面接対策エントリー課題を通過すると次は面接となります。過去の選考では人事1:学生1の面接で、20分ほど学生時代頑張った事の深堀で、5分で逆質問という形式だったようです。面接官の社員は話を良く聞いてくれる姿勢なのでこちらからあまり話し過ぎないようにしましょう。また、キリンが求める人物像の一つとして、学生時代に何か一つ成し遂げられた人があげられており、インターン参加者は一つのことを大学生活の1年生から現在までの頑張り続けている学生が多かったようです。頑張ってきたことの中に、自分自身がどう考えて、乗り越えてきたのかを明確にわかりやすく説明すると良いのではないでしょうか。参考:キリンインターン情報(7)→以上のようなインターン合格者によるインターン選考で評価されたポイントについても以下の記事でまとめていますので選考前に是非一読ください。最後に選考においては、例年倍率が高いことから、ESの段階でかなり選抜されると予測されます。設問内容はインターンでの取り組みと非常に近いことから、実際のインターンシップでの課題や取り組み方を想像するとしっかりとしたESが書けるのではないでしょうか。また、面接では自己分析をした上で、初対面の人の前で話す訓練を積んでおくと、リラックスして本番に臨めるでしょう。キリンの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
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【キリンの面接過去問27選】就職活動での頻出質問と選考意図とは
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「午後の紅茶」や「一番搾り」などの大ヒット商品で知られるキリンは、清涼飲料からビール、ワイン事業などを幅広く展開し、上位校の学生からも抜群の人気を誇っています。そんな同社の選考は、グループディスカッションと3回の面接で行われており、基本的にはオーソドックスな質問が投げかけられているようです。本記事では、採用人数の少なさゆえに狭き門として知られるキリンの選考において、過去にされた質問内容をまとめ、同社の面接対策を考えていきます。参考:キリンのエントリーシート・選考情報→キリンの本選考ES・レポート、インターンES・レポートを掲載しています。学生時代の経験に関する質問学生時代頑張ったことを教えてください。その部活に入部した理由を教えてください。その中での自分の役割は何ですか。困難はありましたか。それをどう乗り越えましたか。どんな工夫をしましたか。なぜ乗り越えようと思ったのですか。サッカー以外で頑張ったことを教えてください。学生時代に学んだことを仕事で生かすとしたらどうしますか。こちらは「」を参照して対策を練るといいでしょう。どの企業でも質問される鉄板の内容ですので、じっくりと時間をかけることをお勧めします。「なぜ入部したのか」や「どうして頑張ったのか」という質問は、就活生のモチベーションの源泉を探るためのものです。そのため自己分析をする際は、「過去の経験の中で、どんな価値観の基で、熱意を持って物事に取り組んできたのか」を把握できるまで掘り下げるように意識しましょう。参考:→学生時代頑張ったことの「動機」部分について詳しく説明したいと思います。また、「学生時代に学んだことを仕事で生かすとしたらどうしますか。」という、いわゆる「方法論」に関する回答も求められています。この質問を通じて企業側は、「学生がどのような学び・価値観の基、仕事に取り組んでくれるのか」を見極めようとしていますので、自己分析をする際は、「Aという経験から何を学び、どう仕事に応用できるのか」を話すことができるようになるまで、徹底して自己分析をしましょう。参考:→企業がもとめる「リーダーシップ」の語り方を説明します。さらに、キリンの選考を受けた学生には、「学生時代頑張ったことを複数質問された」という方が数多くいるため、同社の選考を受ける際には自分が注力してきた経験を、ゼミやアルバイト、留学や部活・サークルなどの中から幅広く2〜3個は洗い出しておくとよいでしょう。あなた自身に関する質問あなたはリーダーですか、フォロワーですか。社会人になり大事にしたいことを教えてください。なぜ勉強を頑張っていたのですか。今までの就活の変遷を教えてください。高校時代の友達からどう思われていますか。周囲からの印象に関する問いかけがなされていますが、これは「自分が認識している自分」と「他人があなたに対して抱いている印象」にズレがないかを確認するための質問です。OB・OG訪問の最後に、社員の方に自身の印象を尋ねてみることで、「客観的に見た自分」を認識することができ、面接官に自分がどう見られているかを事前に把握することに役立ちます。またその際に、言葉遣いや仕草などに失礼な点がなかったかどうかも併せて確認することで、本番の面接で意識すべきポイントを事前に認識することができるはずです。参考:→面接で問われる「自己PR」の意図を説明します。社会人でも大事にしたいことは、先述した自身の「方法論」や「モチベーションの源泉」に根差した回答を述べるようにすると、わかりやすく相手に伝えることができるでしょう。志望動機に関する質問就職活動の軸を教えてください。なぜキリンなのか教えてください。キリンの強みと弱みを教えてください。ビールの営業の仕事で何をするかわかっていますか。酒類と清涼飲料水、どちらに携わりたいですか。キリンでどのようなことがしたいですか(営業、開発…など)、その理由も教えてください。内定先含め他社の選考状況を教えてください。キリンから内定が出たら、就活を辞めますか。就職活動の軸やキリンの理由、営業か開発かなどの質問例がありますので、ここでは大きくポイント(1)飲料メーカー業界を志望する理由(2)キリンを志望する理由(3)会社に入ってやりたいことに関して考えていきます。最初に(1)と(2)はそれぞれ「」の中の、「業界比較」並びに「同業比較」に該当します。最初に(1)の業界比較に関して考えてみましょう。多くの就活生は「一番搾りが好きだから」、「好きな商品の販売や開発に携わりたい」といった個人の趣向や憧れで飲料業界やキリンを志望しているのではないでしょうか。ですが実際に内定する就活生の多くは、他業界との比較を通じて、客観的な視点から業界志望度の高さをアピールしています。「」で紹介している通り、「自分がどういった基準で企業選びをしているのか(=軸)」、そして「飲料業界のメリットとデメリットは何か」まで突き詰めることで、憧れだけでなく、確固たる意思を持って就職活動に励んでいる学生であることをアピールすることができるでしょう。次に(2)の同業比較に関しては、「なぜサントリーやサッポロではないのか」を常に考えるようにしましょう。「」でも紹介していますが、「業界内の特別なポジション・強みから語る」、「社風・企業理念から語る」、「企業で働く「人」から語る」、の3つが、この質問に対する有効な対策になるでしょう。その際、キリンの強みだけでなく課題にまで目を向けた企業研究をすることで、「キリンの強みと弱みを教えてください。」といった質問にも鋭い切り返しを見せることができるはずです。最後に(3)の「キャリア」に関する質問についても対策方法を考えてみましょう。社会に出て働いたことのない就活生にとって、この類の質問に回答するのは少々難しいことのように感じられます。ですが考えてわからないものは、先人に知恵を借りることで補完することが可能ですので、以下の記事でも紹介している通り、積極的に社員や内定者の方にお会いし、その働きがいや夢に貪欲に触れてみることをお勧めします。そうすることで、「ビールの営業の仕事で何をするかわかっていますか。」といった質問に対しても鋭い回答ができ、業務内容の理解度の高さを示すことができるでしょう。参考:→綺麗ごとだと思われがちかもしれませんが、モチベーション高く頑張っている社会人の中には、「実現したいこと」を大切にしている人も多くいるものです。またunistyleでは、過去の就活生のESを多数公開しているため、それらに目を通すことで、自身のキャリアを掴むきっかけにしてみるのも良いでしょう。学業に関する質問卒論内容を小学生にもわかるように説明してください。なぜその内容を選んだのですか。休学理由を教えてください。この質問では、「どれだけわかりやすく研究テーマを伝えられるか」が重視されています。自分ではよくわかっていても、他人からしたら専門性が高くてよくわからない、といった事態は多々起こり得ます。簡潔にわかりやすく説明することで、地頭のよさをアピールすることにも繋がりますので、実際の面接に臨む前に社員の方や家族に研究テーマを話し、他者の理解に困る点がないか、をしっかりと確認するようにしましょう。参考:→学業への取り組みへの内定者回答集を提示します。また休学や留年をしている場合は答えるのが億劫になるかもしれませんが、くれぐれも嘘はつかないようにしましょう。むしろ「その期間を通じてこんな経験をして、こんな学びを得た」と述べることで、ポジティブなアピールに変えることも十分に可能です。その他に関する質問なぜグループディスカッション(GD)に通過したと思いますか。(アルバイトが接客や小売だった学生に対し)店舗経営に必要なものや問題点を教えてください。伝え忘れたことで、どうしても伝えたいことがあれば教えてください。キリンでは、「なぜGDに通過したと思いますか。」という少しイレギュラーな質問がされることもあるようです。そのため同社の選考に限らず、各選考の良かった点や反省点をその都度ノートにまとめるよう、習慣づけるといいのではないでしょうか。最後にキリンの面接ではオーソドックスな質問が多いようですが、GDに通過した理由や店舗経営に必要な要素など、変化球的な質問に遭遇することも少なからずあるようです。そうした質問を通じて企業側は、学生がどれだけしっかりと自分の意見を述べる力があるのかを見極めようとしているように感じられます。自己分析やOB・OG訪問はもちろんのこと、実際に企業の面接を受けたり、過去の選考体験記を見たりすることも、重要な選考対策になることでしょう。【関連記事】