「就活を楽しみ、納得度を上げてほしい!」徳島文理大学の就職支援

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最終更新日:2025年10月02日

「就活を楽しみ、納得度を上げてほしい!」徳島文理大学の就職支援
本記事は徳島文理大学就職支援部の紹介記事になります。

徳島文理大学就職支援部の職員の方に就職支援の取り組み内容についてお話を伺いました。

こんな方にオススメ

・徳島文理大学に通っていて先輩の就職状況や就職支援の取組を知りたい学生

・受験する大学を探している高校生

徳島文理大学就職支援部とは

徳島文理大学とはどんな大学?

徳島県と香川県にキャンパスを構えています。

「自立協同」を建学の精神として掲げ、9学部28学科を有しています。医療系・文系・理系の学びがそろう総合大学として、全国から学生が集まっています。明治28(1895)年に設立し、2025年度で設立130年を迎える歴史の深い大学になります。

また、2025年4月からは総合政策学部 経営学科が加わり、香川キャンパスがJR高松駅横へ全面移転しました。駅から2分の「都市型キャンパス」として、先進的な学びを提供していきます。


新キャンパスの高松駅キャンパス

就職支援部とは?

情報の精査が難しくなっている現代で、就職における内定獲得のみを目的とするだけではなく、その先の生活を一緒に考えていけるような支援に取り組んでいます。

学生のキャリアギャップを減らせるようにという思いの下、就職支援においては個別面談を重視しています。

「満足度とともに納得度を高めたい。」就職支援部の熱い想い

学生による自己決定をサポートしたい

  実際に学生と接するときどのような想いで接していますか。

職員さん:卒業時点での就職先の満足度も大切なことと思いますが、学生が「自分が何をやりたいか、そしてどのように生きたいか」をしっかり考え、将来の生きる目標に向かって、今の自分であればここからスタートすればいいんだと、よく考えた上で結論を出す、このことを就職における「納得」と考え、その度合いを高めていきたいと考えています。

あとは、自己決定ができるようになってほしいですね。建学の精神である「自立協同」からぶれてはいけないと思っています。世の中に出たら自分で決めなければいけない場面が多くなります。この就職支援部を活用するかどうかも、自分で決めてほしいですね。

学生のニーズに徹底的に応える

就職支援の取り組み

  実際にどのような就職支援を行っていますか?

​​​​​​職員さん:就職支援部では、主に就職セミナーを担当しています。

就職セミナー
・講座内容
 ・インターンシップ参加準備
 ・業界研究
 ・自己分析
 ・キャリアデザイン適性検査
 ・企業説明会への参加マナー
 ・自己PR
 ・応募書類の書き方
 ・面接対策

98%越えの高い就職率!

徳島文理大学2024年度卒就職率(2025年5月1日時点)

就職状況

  就職状況についてお聞かせいただけますか。
​​​​​​
​職員さ:2024年度の卒業生の就職状況は、大学の学部全体で98.6%です。また、保健福祉学部・音楽学部・薬学部・文学部・香川薬学部では就職率は100%になっています!

2024年度卒 業種別円グラフ

納得度を上げるために、「出会い・体験・知識」の機会を与えたい!

企業と学生がお互いを知ることが大切

  中長期的にはどのような就職支援を行っていくのでしょうか?

職員さん:①人と出会う②体験量を上げる③必要な知識この3つのキーワードを意識して今後も取り組んできます。

情報が溢れている現代で、就職支援部としてできることは、どうやって人と出会って、体験量を上げて、知識を増やせるようにしてあげられるかを考えて実行することだと思います。

単なるエントリーシートの書き方講座などではなく、学生が納得感を持てるような就職支援を心掛けていきたいですね。

「先入観を捨てて気軽に頼ってほしい」学生に向けたメッセージ

新キャンパス内の図書館

  最後に学生に向けてメッセージをお願いします!
​​
職員さん先入観を捨ててください。就職支援部に対して、「やりたいことが決まっていなかったら怒られそう」とか、「自分の学び以外の分野での就職を否定されるかも」と思う人も多いですが、そんなことは全くありません。

専門的な知識や技術を活かすことが出来なくても、頭の使い方は様々な分野に応用することができるので、可能性は広がっているということを分からせてあげたいですね。

また、一番伝えたいキーワードは「楽でなく楽しいを選ぼう」です。

就活が嫌で内定を取ることだけが目的になると、後々他人と比べて不安になってしまうことが多いと思います。納得度を上げるということは、自分に合っている人や仕事は何かを考えて、今の自分にとって最善のスタートをすることで成長を感じたり、楽しい、面白いと思えることだと思っています。

取材後記

「楽ではなく楽しいを選ぼう」このメッセージ通り、就職支援部の職員の方は、学生がいかに楽しみながら納得感のある就職活動を行えるかについて考えて続けているということが印象的でした。

徳島文理大学就職支援部についての詳細は以下のリンクから確認ください。

 他大学の就職支援についての取材記事は以下のリンクからご確認ください。

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総合商社内定者が就職留年を決意した訳と就職留年中にしたこと 総合商社内定者が就職留年を決意した訳と就職留年中にしたこと みなさん、はじめまして。総合商社・コンサル・ITに内定を頂いたYです。私は13卒として就活をしていましたが、就職留年することを決意して14卒としてもう一度就活を経験しました。就活において、第一希望の企業に内定をもらえる学生はそう多くないはずです。就職留年を検討している就活生も結構いるのではないでしょうか。私自身の経験を共有する事で、少しでもみなさんの参考になればと思います。就職留年を決意したわけと時期就職留年の理由は人それぞれですが、私は2つの理由により就職留年を決めました。1つ目は「視野が狭かった事に対する後悔」です。サークル活動に没頭して就活を始めるのが遅れた事もあり、「時間もないし業界を絞ってサクッと終わらせよう」と安易に考えていました。そして、周りの人気に流されて総合商社業界を志望する様になり、加えて友人に勧められた企業をいくつか受けたのみでした。結果として商社は全滅し、幸いにも4月中旬に別業界のある企業から内定を頂きましたが、一段落してから振り返ると、自分の進路を決めるのにも関わらず、世の中にどんな業界があるのか良く分からないまま就活してきてしまい、実はもっと自分に合う面白い業界があったのではないか、という後悔が残りました。もう1つは「親の反対」です。私が内定を頂いた企業は、親世代にはあまり馴染みのない事業内容や過去の汚職事件等のイメージから両親にとってはあまり印象が良くない様でした。とは言っても親に反対された事自体は理由ではありません。反対を押し切ってもその企業に就職したいという確固たる想いが自分の中に見出せなかった事が大きな理由です。「社会に出て自分はこういう事がしたいんだ」という志を持たないまま、内定を頂いたからというだけで就職していいのか、と悶々と考えていました。上記の理由で、もう一度広い視野と自分の考えをしっかり持ってやり直したい、と次第に思う様になりました。このままダラダラと13卒の夏採用を受け続けてもダメだと考えていたので、5月には就職留年を決意しました。就職留年のメリット/デメリットメリットに関して言えば、やはり一度就活を経験しているので、時間と経験が豊富にある事でしょう。時間がある分より多くの業界・社会人を知る事が出来ますし、就活の流れが大体どのようなものかを肌で知っている事は有利です。しかし、のんびりしている暇はありません。私も留年するまで知りませんでしたが、就活は相当早く始まっています。留年を決意した5月の末にはもう14卒向けのインターンの合同説明会があり驚いた記憶があります。デメリットは、留年した事に対する負い目(これは特に気にならない人もいるでしょう)や学費の負担増などあるかと思いますが、一番は結果の不確実性です。就活というものはペーパーテストだけで決めるものではないので、受験よりはるかに不確実なものです。面接官との相性や時代の流れなど、運も大きく関わってきます。留年して努力すれば必ず上手くいくとは決して言えないのです。なので、例えば、どうしてもこの企業にリベンジしたい、という想いだけで就職留年するのは非常にリスキーだと言えます。報われるか分からない就職留年を選択するにはそれなりの覚悟が必要です。就職留年中にしたこと私は「去年とは違う自分」になる事を意識しました。去年の自分には何が足りなかったのかを周りの意見を聞きながら考えて、しっかりと行動に移す事が大切です。私の場合は「視野の狭さ」と「英語力」を改善しました。視野の狭さに関しては前述した通り後悔していたので、14卒では飲食業界からコンサル、金融、メーカーまで、興味がない所にこそ行ってみようという姿勢でセミナーやインターンに参加しました。様々な業界を知る事で、他業界との共通点や違いがわかり、志望動機の説得力が変わってきます。「なぜうちの業界なのか」と聞かれた時に、他業界を全く知らないのでは面接官を納得させる事は中々出来ないでしょう。英語力に関しては、13卒時に、総合商社の面接官にTOEICのスコアを聞かれて「受けた事がありません」と答えたのがなんだか悔しくて、英語力を高めようと決めました。日本人が少ない語学学校を探してマルタ共和国に8月から6週間留学し、英語漬けの生活を送って秋にTOEIC930点をとりました。どういう形で自分を変えていくかは自由です。「自分は去年とは違うんだ」と心から思える事は、大きな自信に繋がります。その自信は自然と面接の受け答えにも現れてくるものです。【参考】TOEICのスコアを3週間で250点あげる3つの方法就職留年理由を面接でどう説明したか就職留年が面接でマイナス評価につながる事を懸念している人は多いですが、私の経験から言うとほとんど留年に関して突っ込まれる事はありませんでした。留学に行く人や休学する人も多いので、卒業が1年ずれる人は相当多くいます。履歴書の卒業予定年度が1年ずれてる事に気付き、それを気にする面接官は少ないのです。もちろん聞かれた事もありましたが、留年した理由を正直に語り、去年からどう変わったのかをしっかり話せれば、問題ない場合が多いはずです。面接官は現時点でのあなたを評価しています。逆に言えば留年したのに特に進歩が見られなければ当然厳しい評価がつくでしょう。おわりに就職活動は進路を考え自分と向き合う良い機会です。就職留年すれば希望の企業に入れるとは限りませんが、多くの人と話しながら自らの人生について深く考える経験は大きな財産になります。私は結局1年目の志望と同じ総合商社業界に進む事にしましたが、漠然とした憧れしかなかった1年目と、ビジネスモデルや他業界との違いを理解し自分のやりたい事も考えた上で選んだ2年目では大きな違いがあると思っています。長くなりましたが、自分の選んだ道は自分で正解にしていくものです。就職留年すると決めたのならば、悔いの残らない様に全力で取り組んでみてください。もちろん気分転換も忘れずに! 80,362 views
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