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【ケース】日本に高等学校は何校あるか?【BCG面接過去問】
最終更新日:2020年01月21日
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今回はボストンコンサルティンググループの面接で出題されたフェルミ推定の課題について説明したいと思います。
1.前提条件の確認とアプローチ方法の選定
【前提条件】
日本全国にある高等学校の数を計算します。
日本の人口を120百万人、単純化するために、平均寿命を80歳、各世代がそれぞれ150万人いるものとして考えます。
【アプローチ方法の選定】
高校生の数を、各学校の平均在籍生徒数で割る、需要と供給ベースで計算したいと思います。
2.実際の計算
高校進学率を100%と仮定すると、高校生は3世代分丸々が相当するため、150万人×3世代=450万人が高校生の数になります。(ここでは留年者は少数のため考慮しないものとします)
一方で学校の平均在籍生徒数は、1クラス40人、平均6クラスと仮定すると40人×6クラス×3学年=720人と計算できます。
よって日本全国の高等学校の数は、450万人÷720人=6,250校と推定できます。
3.検証
wikipediaによると2005年現在で、高等学校の数は5,418校とのことです。かなり近い数値が推定できたのではないでしょうか。今回のような需要と供給ベースで、施設数を求めるのはかなり基本的なフェルミ推定の問題になりますので、数をこなして慣れるようにしておきましょう。
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【余裕があったら読んでおきたい+2冊】
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photo by Kevin Krejci
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