【25卒向け】6月にインターンシップのエントリー締切を迎える大手企業のサマーインターンまとめ

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最終更新日:2023年06月09日

【25卒向け】6月にインターンシップのエントリー締切を迎える大手企業のサマーインターンまとめ

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※6月7日に更新しました。

もうすぐ6月を迎え、いよいよ25卒向けのインターンが近づいてきました。

そこで本記事では25卒就活生に向け、"6月締切のサマーインターンを募集している大手企業"を締切順に紹介していきます。

本記事からエントリーページに直接移動することも出来ますので効率的なエントリーに是非お役立てください。

6月16日以降のインターン締め切りについては、こちらの記事に詳しく記載しています。

【25卒向け】6月(後半)にインターンシップのエントリー締切を迎える大手企業のサマーインターンまとめ

注意点

情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。、本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。

6月締切でサマーインターンのエントリーを募集している企業

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6月にエントリー締切を迎える企業一覧

サマーインターン企業一覧

本記事を読む前に

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アクセンチュア

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最後に

サマーインターンに参加しよう

本記事では、"25卒向け6月締切のサマーインターンを募集している大手企業"を締切日順に紹介してきました。

インターンシップやジョブに参加することは、本命企業の内定獲得に向けて非常に重要なポイントとなっています。

本記事を参考に各社のインターン締切日を管理し、「効率的なエントリー・就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。

企業管理シート

また、unistyleでは25卒就活生向けにLINEオープンチャットグループを運営しています。

匿名で様々な就活生と情報交換をすることができるという便利な機能になりますので、"最新の選考状況や選考結果連絡の有無等をリアルタイムで確認したい"という方は、ぜひご活用ください。

就活生の利用者数累計40万人!LINEオープンチャットを紹介-25卒・26卒向け-
【25卒/26卒向け】志望企業別LINEオープンチャット一覧-全293社(コンサル・商社・金融・不動産・インフラなど)-
→unistyleでは25卒就活生向けに就活用グループを運営しており、今後もグループを拡充させていく予定です。上記記事に各グループの参加用URLを掲載していますので、興味のある方は記事からご参加ください。

さらにunistyleでは、今後も25卒就活生向けに「インターンシップのエントリー締切情報」を公開していく予定です。

まだ会員登録を済ませていないという方は、以下から早めに会員登録をしていただき、本サイトを有効的に役立ててもらえればと思います。

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【200万円の入会料や軟禁も…】就活生を食い物にする悪徳就活塾の闇に迫る… 【200万円の入会料や軟禁も…】就活生を食い物にする悪徳就活塾の闇に迫る… 「第一志望の企業に落ちてしまった。これからどうすればいいのだろう。誰かに相談したい。」という不安を抱える就活生の気持ちに付け込む悪徳就活塾が存在することをご存知でしょうか?中には200万円の講座費用を請求されたり、入会するまで軟禁する悪徳就活塾もあるみたいです。もちろん全ての就活塾が悪ではないと思いますが、unistyle読者の皆様にはぜひ気を付けて頂きたいと思い、筆を執りました。本コラムでは悪徳就活塾とは何なのか、悪徳就活塾の見極め方について、事例を含めてご紹介します。就活塾とはそもそも就活塾とは何なのか。就活塾とは一言で言うと、就職活動支援塾のことです。就活生に対して、有償で支援を行います。支援内容としては、エントリーシートの書き方、面接、グループディスカッションの模擬練習、ビジネスマナーの指導等があります。就活塾と言っても、就活塾によって様々なコースがあるため、以下でそれぞれのコースについて紹介します。総合コース面接やエントリーシートの添削といった実践的なことだけでなく、自己分析の方法や企業研究の方法など、就活の基礎についても教えてくれます。総合コースに関しては個別で行っているところが多いため、自分のペースで対策を行うことができます。幅広いノウハウを身につけたい就活生にオススメのコースです。短期レッスン直近の選考の対策がしたい就活生や、エントリーシートの添削をしてほしい、グループディスカッションの練習がしたいなど、自分に必要な対策が明確に分かっている就活生にはオススメのコースとなっています。短期レッスンコースは短時間でノウハウを学べることがメリットです。マンツーマンコースマンツーマンでレッスンを行うため、細かい指導をしてもらうことができます。また、自分が行きたい業界に特化したアドバイスを受けることができるため、短期間でのスキルアップが見込めます。講師と会話をしながら行うため、自分の弱点や強みなどを知りながら、どのように自分の個性をアピールするかなど、より具体的なサポートを受けることができます。細かいサポートを受けたい就活生にオススメのコースです。職種別コース志望している業種が専門的な知識が必要な場合は、職種別コースがオススメです。実際にその業界で勤務経験がある講師が指導してくれるため、専門的な知識はもちろん、仕事のやりがいや大変だと感じることなど、より深い話を聞くことができます。そのため、その仕事に対するイメージが1番つきやすいコースであると言えます。悪徳就活塾とは悪徳就活塾とは、就活生に対して詐欺まがいのビジネスを行う就活塾のことを指します。「就職に役立つ」と謳い、就活生の不安な心理に付け込んできます。例えば高額な入会金を請求したり、強制的に入会させようとしてきたりするそうです。以下で具体的な事例を紹介します。就活生が悪徳就活塾の被害にあう流れ会社説明会の会場近くや大学周辺でアンケートに答え、連絡先を記入↓電話があり、事務所を訪問↓個室で威圧的な雰囲気の中で長時間にわたって契約をせまられる↓「検討したい」と言うと「今決めなければ内定を取れない」などと言われる↓「お金がない」と言うと借金を迫られて、金融会社を紹介される↓心理的に追い詰められた就活生は、勧誘から逃れたい一心で契約してしまう。このような流れで悪徳就活塾は就活生に契約をさせるそうです。勧誘から逃れたい一心で契約してしまう就活生の気持ちはわからなくはありません。しかしそこで契約してしまうと、多額のお金を要求されたり、大変な思いをすることになるので、悪徳就活塾だと感じたら、しっかりと断るようにしましょう。悪徳就活塾事例悪徳就活塾の事例をいくつか紹介します。「電話がしつこくて無料だというから、就活塾とかいう類のセミナー初めて受けたけど、個人面談という名目の勧誘だよあれ。貧乏学生を食い物にする商い…怖かったー」「説明会まで時間あるからボーッとブラブラしてたら、就活塾みたいな勧誘に捕まってしまった…正直に電話番号書くんじゃなかったかな」引用:学生の不安に漬け込む悪徳「就活塾」40万円支払ったケースも企業家交流会でとある女性に出会いました。その女性に「就活支援事業を行っていて、うちの会社に尊敬できるボスがいるから来てほしい」と言われ、遊びに行きました。実際に訪問したら、サングラスをした男性(ボス)がいて、薄くて中身のない話を聞かされました。そんな無駄話が続いた後、突然説教が始まりました。「お前は甘えている」「話の理解力がない」など理不尽なもの。一通り説教を受け帰れるかと思いきや、「就活は大変だけど、大丈夫ですよ。僕たちが支援しますから」と入会の勧誘が始まりました。最後に就活支援を受けるための費用を聞かされたのですが、その料金はなんと200万円!!ありえないので、速攻帰りました。引用:怪しいと評判!200万円の就活支援塾の感想まとめ合同説明会の帰り、会場近くの路上で、若い女性に「就活生の意識調査をしております」と声をかけられてアンケートに協力したのですが、とても話が上手だったのでその場でライン交換してしまいました。無料の就活相談会やセミナーがあるとラインで誘われたのですが、実際に行くと狭いブースで3時間に渡り「そんな自己PRじゃどの企業も選考に通らない」「このままじゃいくら頑張っても一生成功しない」と人格否定され続け、有料の就活セミナー講座を受講するように言われました。お金を忘れた・・・といって逃げてきましたが、契約するまで帰さない、といったような感じで怖かったです。引用:セクハラや圧迫面接、就活詐欺などみんなの”就活の闇”実体験が歌に!上記の事例をまとめると、悪徳な就活塾は「長時間拘束される」「人格を否定される」「しつこく勧誘される」などの特徴が挙げられます。また、上記3つの事例に共通する特徴として、"最初に就活塾は有料であるということを伝えず、参加した段階で入会の勧誘や受講の案内を伝える"というものがあります。気軽に誘われたからという理由でフラッと参加してしまうと、後々大変な目に合ってしまうため、参加する際にはしっかりと確認した上で決断するように心掛けましょう。悪徳な就活塾を見分けるために正直悪徳な就活塾か否か見分けることは難しいと思いますが、もし就活塾を利用するか検討している就活生がいたら、以下のポイントは注意してみてください。●入会の説明などがなく、即決させる優良な就活塾は、無料説明会を開催し、就活塾について細かく教えてくれますが、悪徳な就活塾は悪徳と気づく前に契約を結ぼうとするため、勧誘したその場で判断させてくるみたいです。●講師陣の紹介で、ほとんどの講師が大企業・有名企業出身となっている悪徳就活塾は講師の経歴を詐称している場合があります。提示されている情報を鵜呑みにするのではなく、自分でしっかりと調べることが大切です。●インターネットでの評判が悪い悪徳就活塾はインターネット上に、住所を記載しないようです。そのため、悪徳かどうか調べる際には、住所の記載があるか、また就活塾名をインターネットで検索し、悪い評判がないか調べることで、見分けることができると思います。こう見ると、優良な就活塾と悪徳な就活塾では、対応がまったく異なることがわかります。その場で強引に契約させる悪徳就活塾に比べ、優良な就活塾は説明会を開催したりなど、就活生の不安を払拭しようとしています。見分けるということは一見難しいと思うかもしれません。しかし住所が記載されていないなどといった見分け方なら簡単に調べることが出来ます。また、悪徳就活塾は実績に関しても記載していないそうです。その点も優良か悪徳か見分けるポイントになると思います。まとめ本記事では悪徳就活塾について紹介しました。今の時期、就活がうまくいかない、どうしたら良いかわからない、そんな悩みを持った就活生がたくさんいると思います。そんな時に就活塾が支援してくれると聞いたら、入会したくなりますよね。悪徳就活塾はそんな就活生の弱みに付け込んできます。もちろん全ての就活塾が悪徳というわけではありません。しかし、悪徳就活塾が存在しているというのは事実であるため、就活塾を検討している就活生は先程紹介したポイントに注意しつつ、本当に役立つ就活塾を選んでみてください。また、unistyleの親会社でも新卒紹介サービスを行っています。もし就活で悩んでいたり、誰かに相談したいと思っている方は、ぜひ利用してみて下さい。就職AGENTneo 8,164 views
学歴フィルターの現状・本音・悩み・向き合い方をunistyleが真剣に考察してみる 学歴フィルターの現状・本音・悩み・向き合い方をunistyleが真剣に考察してみる 学歴フィルターをコンプレックスに感じている人には、就職エージェントneoがオススメです。アドバイザーから、学歴フィルターとの向き合い方や、就活の進め方など、冷静なアドバイスをもらうことができます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。”学歴フィルター”という言葉なしに就職活動を語ることはできないと思われます。学歴フィルターが広く関心を寄せられているのにも関わらず、多くの記事が『学歴フィルターがあってもありのままの自分で頑張ろう!』『厳選!学歴フィルターのある企業・ない企業』といったように、学歴フィルターの本質に迫っている記事は少ないように思われます。そこで本記事では、就活を終えた20卒の学生の目線から、就活生の学歴フィルターの現状、学歴フィルターに対する本音、及び学歴フィルターに対する向き合い方について論じていきます。本記事の構成そもそも学歴フィルターとは学歴フィルターに対する上位学生・中堅大学生の見方の本音学歴よりも人物重視トヨタの役員は中卒学歴フィルターにどう向き合うのかさいごにそもそも学歴フィルターとはフィルター…与えられた特定成分を取り除く作用をする機能を持つもの参考:Wikipedia|フィルター辞書的定義に従うと、学歴フィルターとは”学歴”と”フィルター”を組み合わせた造語であり、特定の大学を”取り除く”作用をするものという語源通りの意味になります。就活生の間では、”早慶”以下は学歴フィルター、”MARCH”で学歴フィルターがあるのように、特定の大学群を引き合いに使われていることが多い印象です。学歴フィルターは平たく言うと、学歴によって学生を差別しているとも捉えることができるので、世間ではどこか印象の悪いものとして捉えられていることが多いようです。過去に、大手企業の説明会を自身の大学で予約しようとしたら満席と表示されてしまったが、有名大学に変更したら空席ができたという話が、学歴による差別ではないかと話題になっていました。参考:露骨な学歴差別なのかキヤノンの大学別新卒説明会そもそも学歴フィルターは存在するのかQ.学歴フィルターって本当にあるの?事実としては、あると言えるでしょう。引用:unistyleでは、学歴フィルターは存在するものとして扱っています。unistyleとしては、学歴フィルターは良いものでも悪いものでもなく、導入によって企業に一定のメリットをもたらすものであるため、導入されているという立場を取っています。学歴フィルター導入による企業側のメリットについては、本記事の主眼ではないので多くは触れませんが、下記に簡潔にまとめましたので参考にしていただけたらと思います。企業が学歴フィルターを設置する理由①高学歴による安心感②採用活動にもコストがかかる参考:高学歴=優秀な人と結びつけるのには無理がありますが、学歴が高い人=一定の努力(ある程度の能力の保証)をすることができる人と同義であると言えます。そのため、学歴フィルターを設けて高学歴を中心とした母集団を形成することで、無作為に学生を抽出する際よりも、より高確率で優秀な人材を採用することが可能となります。限られた時間と費用で優秀な学生をできるだけ多く獲得したい企業側からすれば、まごうことなく、”学歴フィルター”は有効な手段だと考えることができます。学歴フィルターに対する上位学生・中堅大学生の見方の本音先程、学歴フィルターはネガティブなものとして捉えられていることが多いと記述させていただきました。しかし、ここで一度考えていただきたいのは、”学歴フィルター”をマイナスに捉えている・反対している学生はどのような層の学生なのでしょうか。言われてみれば当たり前かもしれませんが、東大生や京大生などの学生層が声高々に『学齢フィルター撤廃!』と訴えている姿は想像できません。誤解を恐れずに言わせていただくと、『学歴フィルター』にマイナスのイメージ・撤廃して欲しいという思いを抱いているのは所謂上位企業に就職したい中堅大学の学生がほとんどでしょう。学歴フィルターの何が不満なのか『学歴フィルター|就活』と検索すると、学歴フィルターを理由に行きたい企業に行けなかった・学歴フィルターがなかったら挑戦したのにという声を多く目にします。行きたい企業が本当はあるのに...学歴だけで諦めないといけない現実。就活キャリアセンターに相談しても「厳しいよ!」と言われたり友達や親にもバカにされてしまう...そんなに「学歴は大切ですか??」#就活#学歴#学歴フィルター—Fラン大学生のお手軽スピード内定プロデューサー(@Frankspeedoffer)2019年10月24日要約すると、『やりたい仕事があるけど学歴フィルターで応募ができない…』といったところでしょうか。行きたい企業・やりたい仕事が学歴が理由でなれなかったり・できなかったりするのは不本意であるというのが学歴フィルターに対する不満の一般論だと考えられます。仕事は学歴でするものではないですし、人の優劣が学歴で決まるとも思いません。そのため、学歴よりも人柄・やる気を見て欲しいという訴えにも納得がいきます。また、学歴に自信が持てず、学歴フィルターに悩んでいる学生には就職エージェントneoの利用も検討してみると良いでしょう。アドバイザーから幅広い企業の紹介や、内定をとるために必要なES添削や面接練習をしてもらうことができるので、学歴フィルターを感じない就職活動がかなえられるかもしれません。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。学歴フィルターによる評価は努力の結果得られるものであるどうしても不満や不平が中心に取り上げられがちですが、学歴フィルターに対する上位大学の学生の声を目にすることはあまりないと思われます。上位大学の学生の声に耳を傾けてみると違った意見を拾うことができます。【学歴フィルターっておかしいですよね】って良く就活生から聞くけど私はおかしくないと思うなぁ高学歴の方は、大学受験死ぬ気で頑張って結果を出したのですから優遇されて当たり前学歴がないなら学歴がない事を受け止めて(私もそうでしたが)高学歴の方の何十倍も動けばいいのでは?—Fラン卒サラリーマン(@f_shukatsu25)2019年8月13日学生の本分が”学業”であることは間違いないでしょう。もちろん大前提として、就職をするために大学に進学するわけではありません。それでもより学業を重んじ努力してきた学生が、より多くのチャンスに恵まれるべきであるという点に反対する人はいないでしょう。そのため、上位大学の学生からすると、”学歴フィルター”は努力の正当性をきちんと評価してくれるものとして寧ろ好意的に映っているのではないでしょうか。誤解を恐れずに言うならば、学生の本分である学業(=”義務”)を疎かにした結果の大学に進学したにも関わらず、就職活動の時にだけ全ての学生が同じスタートラインに立つべきであるという”権利”を主張するのはどこか矛盾を感じずにはいられません。学歴よりも人物重視学歴フィルターの設置は企業の側からは一定の有用性があるということ、学生の目線だと上位・中堅大学の学生で学歴フィルターへの見方の違いがあることに納得していただけたと思います。しかし最近では、学歴フィルターは変わらず必要であるという事実と世間の学歴フィルターへのマイナスイメージとのジレンマへの解決策としてか、学歴よりも能力を重視した、『人物重視』の採用という言葉をより耳にすることが増えました(あくまで”学歴よりも”という点が重要です)。そこで、企業が何故学歴よりも人物重視の採用へと変化しつつあるのか、その切り口として、諺とスポーツを例に説明していきます。船頭多くして船山に登る学歴中心の就活から人物本位に変化しつつある理由の説明として、『船頭多くして船山に登る』という諺を引き合いに出します。「船頭多くして船山に登る」とは、「指図する人が多くて物事がまとまらず、目的とは違う方向に進んでしまう」と言う意味を表しています。参考:TRANS.Biz企業は、社長や役員といった会社の方針を決めるブレイン、実際に顧客のもとへと向かう営業、企業の財務を管理する経理、コンプラ案件を扱う法務など多様な組織で構成されています。当たり前ですが、それぞれの部署で担っている仕事は異なるため、求められるスキル・ノウハウはそれぞれ異なります(もちろん共通するものもありますが)。高学歴が画一的な人たちで構成されているとは言いませんが、仕事のできる・できないは学歴や学力で決まるものではありません。より、何ができるかといった点を重視した場合、学力に加え、今持っているスキル・人柄など学力以外の要素を重視するのにも頷けます。船が船頭者だけでなくオールを漕ぐ人がいないと始まらないように、企業も船頭だけでなく企業を動かすための様々な能力を求めていると言えます。スポーツで例えてみるもう一つ、スポーツの例で考えてみます。2019年ラグビーワールドカップでは日本代表がベスト8という快挙を成し遂げました。日本代表が体格が一回りも二回りも違う南アフリカ代表に果敢に挑んでいく姿に心を打たれた人も多かったと思います。体格が重要になるスポーツの為、日本代表の前評判は決して高くはありませんでしたが、相手チームのパワーを上回るスピードや正確さ、戦術で怒涛のベスト8進出を決めることに成功しました。タックルやスクラムなどのプレーからラグビーは一見パワースポーツと誤解されがちですが、相手陣地に切り込むスピードスターや正確なキックで突破口を開くキッカーなど様々なスペシャリスト達で構成されているスポーツです。日本代表の強さは、各々がそれぞれの持ち場で長所を存分に発揮した点だと考えられます。話が少し逸れてしまいましたが、このラグビーの例からも人物本位の採用に変化しつつある理由を読み取ることができます。体格で負けている日本代表が、力不足を補うためにパワーのある選手だけを集めていたら本来の実力を発揮できずに、ベスト8を達成することはできなかったでしょう。企業も学力に強い人材だけを集めていたら勝てる勝負にも勝つことができないと思われます。適材適所に必要なスキルを持った人材を配置することが企業の勝利(成長?)の鍵へとなります。繰り返しになりますが、企業は学力と学歴だけで回っている世界ではありません。企業が勝ち残っていくためにも、”学力だけでは測れない力=人物重視”へとシフトしていっていると言えます。トヨタの役員は中卒企業の多くはトップダウンであり、企業が人物重視の多様なスキルを持った人材を欲しがるということは、裏を返せば、企業のトップもまた多様な人材で構成する必要に直面しているとも言えます。企業のトップが変化しつつある例として、トヨタ自動車の役員の1人に河合満さんという方がいます。トヨタの4月1日付人事の目玉の一つが工場統括の専務役員である河合満氏の副社長就任だ。有名大学卒の経営幹部が多いトヨタにおいて異色の人事であり、河合氏への関心が高まっている。(中略)河合氏は中学卒業後にトヨタの企業内訓練校であるトヨタ技能者養成所(現トヨタ工業学園)で学び、「カローラ」が発売された1966年にトヨタ(当時はトヨタ自動車工業)に入社。引用:日経ビジネス現場叩き上げからトヨタ副社長に就任企業の執行役員ともなると、やはりトヨタだけに限らずどの企業でも錚々たる経歴・出身大学の人が多いです。実際に、上場企業の社長クラスともなると、慶應や早稲田、東京大学だけで700社近くの企業の社長を務めていることになります。(参考:東洋経済オンライン)つまり、俗に言うノンキャリア出身である河合さんの役員就任は異例の人事異動であったということになります。そのため、世界のトヨタの役員に中卒の河合さんが抜擢されたのは、世間の広い関心を集めました。なぜトヨタの役員に中卒が?トヨタが河合さんを役員に任命した理由は要約すると次の2点であると考えらます。河合さんが役員任命の理由・メーカーとしてものづくりの最前線を知っている・トヨタの黎明期から幾度もの倒産の危機を乗り越えてきた経験CMや東京モーターショーなどの影響もあり、トヨタはグローバルでスタイリッシュな企業イメージを持ちます。ですが、そのスタイリッシュなトヨタの製品・イメージを作っているのは、現場である”工場”です。どれだけハイコンセプトでスタイリッシュで画期的な商品を企画しようと、実現できるのは、現場である工場だけです。ものづくりは工場をはじめとした現場から始まります。現場を知らない人間に現場を指示することはできません。河合さんの役員への任命は、現場を知った人物ならではの経営ができるという期待を込めての抜擢なのではないでしょうか。私自身、そう、物知りではございません。あまり色々なことを知らないと思います。情報の出発点として大切にしておりますのは、情報は現場にあるということです。〜豊田章男〜引用:トヨタイムズ理由を並べてみると、確かに河合さんの役員への就任は的を得ているものとなります。しかし、繰り返しになりますが、本来ノンキャリアである河合さんが役員に就任することは考えられない人事になります。世界のトヨタのトップが変化しつつあるのですから、他の日系企業も多様な人材を中心とした経営にシフトする波が押し寄せているのにも頷きます。トヨタの例から何が言えるのか河合さんを紹介したからといって、『頑張り次第では皆さんも学歴関係なく就職・出世ができる!』という荒唐無稽なことを伝えたいのではありません。大切なのは、新卒採用を含めた採用全般は企業からのメッセージだということです。企業の経営方針が変化すると場合によっては、求める人物像も変化します。トヨタのトップが学歴などのキャリア重視から、何を生み出すことができるのか、何ができる人なのかなどその人の能力重視に変化していることは、我々就活生に対しても同じことを求めていると言えるでしょう。トップが変化すれば下も変化をしていきます。ひょっとしたらトヨタの今後の採用は学歴などに加え、より当人の能力を重視した採用に変化すると予想することもできます。今後、日本の全ての企業がトヨタのようになっていくと簡単には断言はできませんが、変化しつつあるという点は認識していくべきことだと思われます。上記にも記載されている通り、学歴だけで就活がうまくいく時代は徐々に終わりつつあります。学歴フィルターにどう向き合うのかここまで、学歴フィルターに対する学生の目線となぜ学歴から人物重視に変わりつつあるのかという話を進めてきました。確かに学歴重視から変わりつつありますが、冒頭で申し上げた通り、企業の採用コストなどの観点から学歴フィルターがなくなることはないとunistyleは考えています。では、学歴フィルターに悩む学生に対しての答えは何でしょうか。私たちunistyleからの回答はシンプルで『悩むな』です。コントロールできないものは諦める何も答えになっていないじゃないかと怒られてしまいそうですが、シンプルかつ明確な回答だとunistyleは考えています。当たり前ですが、企業は学歴フィルターのラインを発表することはありません。学歴フィルターがあるかないかを悩むことは、答えのない回答を探すことと同じくらい不毛なことですし、学歴フィルターが気になるからといって、学歴を変えるために大学に入り直すのは非生産的であり、学歴詐称をすることは更にご法度です。学歴というものは一度決まってしまったのならば変えることはできないものですし、変えることができないものに悩んで時間を費やすよりも、サークル活動やアルバイトでの経験、定量的なものではTOEICの点数など自分でコントロールできるものにより時間をかけたほうがいいかと思われます。自分にコントロールできないことは、いっさい考えない。考えても仕方がないことだから。自分にできることだけに集中するだけです。ー松井秀喜ー元プロ野球選手の松井秀喜選手の言葉を引用しました。松井秀喜選手は日米通算で2643本のヒットを達成し、名球会入りも果たしている名バッターです。そんな松井秀喜選手が米国ヤンキース時代、自身の成績不振をマスコミに取り上げられるのは気にならないのかと質問された回答が上記の言葉になります。天候やメディアの言動などはコントロールしたくてもコントロールできない、自分ではどうしようもできないことで悩むのは非生産的であるとして、上の言葉を残しています。学歴フィルターがあるか否かを悩むよりも、自身の経験や考えを企業に上手に伝える練習をしたほうがよっぽど効率的であり、人物重視の就活で勝ち残っていくことができるでしょう。高学歴であるというプライドが許さないのであれば学歴フィルターで悩む学生がいる裏で、学歴フィルターとは無縁の学生も悩みを抱えています。彼らは、東大や京大などを始めとした高学歴集団が集まる企業に誇りを感じる人(=エリート意識?)も中にはいます。筆者の友人にもいましたが、そうした人たちは自分よりも学歴の低い学生が少なく、より自分と同じかそれ以上の学歴を持つ人が集まる企業を好んで選択していました。人の価値観は人それぞれですので否定はしませんが、一度立ち止まって再考するべきでしょう。就職活動による内定というのはあくまでゴールまでの「通過点」に過ぎません。納得の行く内定が得られただけで幸せが保証されるものではありません。参考:仕事は学歴でするものではないですし、学歴が高い人が全員優秀であるとも限りません。大学入学時にどの高校の出身なのかで花を咲かせたのが1年後にはどうでもよくなっているのと同様に、どの大学から来たのかという話題は話題にも登らなくなっているでしょう。高学歴集団で構成される企業に就職することによる満足感は入社するまでの間の一過性のものと予想されます。そのため、どの学歴の人と一緒に入社するのかという短期的な目線よりも、どんな人と何をしていきたいのかという長期的な目線のほうが、後々より納得のいく社会人生活を送ることができるのではないでしょうか。10年社会人やって感じたのは、仕事の充実度は人生の充実度に直結してる感じで、学歴は必ずしも人生の充実度との関連性は低い。学歴はすぐに過去のものになるけど仕事は40年間続くから当たり前っちゃ当たり前なんだけど。—KotaroHiguchi(@happytarou0228)2017年2月6日さいごに学歴フィルターに関する話題はどこかタブーな話とされている傾向が強いですが、なるべく学生の本音に近いところで話を進めさせていただきました。人物重視に変わりつつあるといえども、学歴フィルターがなくなることはないでしょう。自分の大学が学歴フィルターの対象であるかどうかは気になるところではありますが、自分が何故その業界を志望するのか、何が強みなのかを理解し伝えることができれば、学歴に関係なく、内定を獲得することも難しくはないでしょう。【参考】・・・・・【関連】・・・ 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ザッカーバーグ・スティーブジョブズが大学生に語る『人生の生き方』 ザッカーバーグ・スティーブジョブズが大学生に語る『人生の生き方』 Facebook、iPhoneなど、21世紀を代表するサービスやプロダクトを生み出してきた現代の偉人たちがこれからの時代を担う学生たちに様々な言葉を贈っています。今回は現代の偉人たちが大学の卒業スピーチで語った内容から彼らが見据える未来について考察していきます。現代の偉人たちの卒業式スピーチマーク・ザッカーバーグかの有名なハーバード大学卒業式でのスピーチです。テーマは、『世界に「目的感」を持ってもらうための3つの方法』。卒業生と10歳も離れてない立場から"僕ら世代の責任"という切り口でのスピーチは当時世界で大きな反響を呼びました。以下にポイントをまとめて解説していきます。私たちの世代のミッションは、「”誰もが”目的感を人生の中で持てる世界を創り出すこと」である。「目的」とは、・一人ひとりが、小さな自分以上の何かの一部だと感じられる感覚のこと・自分が必要とされ、そしてより良い未来のために日々頑張っていると感じられる感覚のことであり、「目的」こそが本当の幸福感をつくるもの。●世界に「目的感」を持ってもらうための3つの方法①一緒に大きくて意味のあるプロジェクトについて語ること②”平等性”を再定義して誰もがその目的に参加する自由を持てるようにすること③世界規模のコミュニティを創り出すこと①一緒に大きくて意味のあるプロジェクトについて語ること今が「私たちの世代の課題」に取り組むべき時である。具体的には、・数百万人の人々をソーラーパネルの製造と設置に巻き込み、気候変動問題を止める・すべての病気についてボランティアを募って彼らのヘルスデータと遺伝子データを集める等大きなプロジェクトは、その仕事をやった人たちに生きる目的を与えるだけでなく、国全体に、「私達は偉大なことができる」というプライドを与える。「進歩」を実現するためだけでなく、多くの人のための「目的」を創り出すために、これらの課題に取り組むべきである。②”平等性”を再定義して誰もがその目的に参加する自由を持てるようにすること今はすべての人が”起業家”である。プロジェクトを始めるのでも、役割を探していようと、他のことでも。起業家文化は、多くの新しいアイデアを簡単に試せるようになっている時に栄える。フェイスブックの前にザッカーバーグはゲーム・チャットシステム・スタディツール・音楽プレイヤーなど数多くのものを作り、失敗してきた。大きな成功は「失敗する自由」によって生まれる。だからこそ失敗者が身動きできなくなったり、汚名を着せられて社会的に抹殺されたりしない社会が必要。そして、あらゆる人にその目的を追う自由を与えることはタダではできない。富を得ることになるだろう人間がコストを支払わなくてはならない。より多くの人がそれぞれの目的を追求できたら、社会全体がよくなるから、そのためにやる。*活動例ザッカーバーグと妻のプリシラは、チャン・ザッカーバーグ・イニシアティブを始めて、財産を機会均等の推進のために使用している。③コミュニティを作ることでみんなに「目的感」を与える・世界規模の課題解決のためにはグローバルコミュニティレベルでの協力関係が必要ミレニアル世代は「繋がっている時代」に育ってきた。ミレニアル世代に、自分たちのアイデンティティを問うと、最も多い回答は「世界市民」だという調査結果がある。今目前にある問題は、都市単位や国単位でなく、グローバルコミュニティレベルでの協力関係が必要な課題である。私たちの世代は、グローバルな協力によって貧困や病気を終わらせることができる世代である。・ローカルコミュニティの再構築がグローバルレベルで変化を生む最初のステップ不安定な時代であるため、世界中にグローバリズムに取り残されたと感じている人たちがいる。ホームグラウンドでの人生に満足を感じられていない時、世界のどこか他の場所の人たちのことまで考えるのは難しい。だからこそ最善の対処法は、ローカルなコミュニティを立て直すこと。コミュニティは、・自分がより大きな何かの一員であることを、そして一人でないことを教えてくれる・帰属の安心感が自分の可能性を押し広げる強さを得ることができるしかしこの10年であらゆる社会グループが4分の1も減少した。変化はローカルに始まり、グローバルな変化も最初は小さく始まる。コミュニティを創り出すことであらゆる人が、自分の人生に目的感を感じられる世界を創り出すことができるかどうかに、僕らの最大の課題が実現できるかどうかはかかっている。【全文記事はこちらから】【全文】マーク・ザッカーバーグがハーバード大で語った「人生に目的が必要なわけ」ザッカーバーグのスピーチから、アメリカの大学生と日本の大学生の間で異なる点を何点か取り上げたいと思います。①日本で目的感を持てている人は多くないこのスピーチでは自分自身が目的をもって生きていくことは当たり前であり、全ての人がそのような目的感を持って生きていける社会を作らなければならないと主張されています。しかし、やりたいこと・なりたい姿など自分自身の「目的」自体をまだ見つけられていない就活生は多いでしょう。就活において自己分析を通して過去を振り返り、「働く目的」をしっかりと定義しましょう。自己分析については以下の記事も参考にしてください。【参考記事】②帰属する組織に対する心持ちの違いスピーチでは自分以上の大きさのものに所属していることで自分の可能性を広げる強さを持てると説いています。これは所属する組織・コミュニティに自分自身の存在意義を感じている場合に言えることです。日本社会では「会社の歯車になりたくない」という声にもあるように、多くの日本人が会社に働かされている感覚を持っています。そのため、自分以上の大きな組織はプライドを保つステータスか、時間と労力を搾取される場という認識になってしまいます。・働くことを楽しめている人が少ないという課題存在意義を自ら定義し、納得して組織に属すことで働くことが楽しくなります。しかし、日本人の6%しか働くことに楽しさを感じられていないという統計結果があります。これは国単位での大きな課題と言えます。では6%の楽しめている人はどのように考えて働いているのか。関連するインタビューがありますので参考にしてください。【参考記事】スティーブ・ジョブズアップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏は多くの印象的な言葉を残しています。中でもアメリカのスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチは、自らの生い立ちから始まり闘病生活まで、人生観を余すところなく語り、伝説となっています。スピーチのテーマは、『人生で最も大切な3つのこと』。以下にポイントをまとめて解説していきます。①点と点をつなげるということ・リード大学の退学とアップルの美しいフォントの繋がり経済的に通うことが厳しくなり、退学を決めたことで、興味もない授業を受ける必要がなくなった。そして、全米でおそらくもっとも優れたカリグラフの講義を受けることができた。その知識をすべて、マックに注ぎ込んだ。大学であの講義がなかったら、マックには多様なフォントや字間調整機能も入っていなかったでしょう。将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることはできず、後からつなぎ合わせることしかできない。だから、いまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。②愛と敗北・アップルを追われるという一番苦く、一番尊い経験アップルを創業したのは二十歳のとき、10年後には売上高20億ドル、社員数4000人を超える会社に成長。しかし30歳になったときに、アップルから解雇された。1カ月くらいは呆然とし、このまま逃げ出してしまおうかとさえ思っていた。しかし、自分が打ち込んできたことが、やはり大好きだったので、ゆっくりと何か希望がわいてきた。会社を発展させるという重圧は、もう一度挑戦者になるという身軽さにとってかわり、アップルを離れたことで、人生でもっとも創造的な時期を迎えることができた。その後NeXTという会社を起業し、ピクサーも立ち上げ。ピクサーは世界初のコンピューターを使ったアニメーション映画「トイ・ストーリー」を製作することになり、思いがけないことに、アップルがNeXTを買収し、アップルに舞い戻ることに。最悪のできごとに見舞われても、信念を失わないこと。自分の仕事を愛してやまなかったからこそ、前進し続けられた。やりがいを感じることができるただ一つの方法は、すばらしい仕事だと心底思えることをやること。偉大なことをやり抜くただ一つの道は、仕事を愛すること。好きなことがまだ見つからないなら、探し続けなくてはいけない。決して立ち止まってはいけない。本当にやりたいことが見つかった時には、不思議と自分でもすぐに分かるはず。③死について・癌の宣告で気づいた人生の時間の有限さ「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」と33年間、鏡に映る自分に問いかけるようにしている。「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということ。1年前、私はがんと診断された。その経験をしたからこそ、自分は死ぬのだと思い出すことが、敗北する不安にとらわれない最良の方法だと自信をもっていえる。あなた方の時間は限られている。何より大事なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つこと。ハングリーであれ。愚か者であれ。【全文記事はこちらから】「ハングリーであれ。愚か者であれ」ジョブズ氏スピーチ全訳スティーブ・ジョブズのスピーチでは人生において重要な3つのことが語られています。3つの項目に共通して込められているメッセージは、「自分のやりたいことを信じてやり通すべきだ」ということでしょう。このスピーチは「感動するスピーチ」として10年以上たった今でもメディアで取り上げられ、語り継がれています。ジョブズのスピーチは聴衆にとって明快な構成となっており、その構成も賞賛されています。具体的には、冒頭でメッセージを端的に伝え、その後時系列順にジョブズ自身の人生について語っています。そして「ハングリーであれ。愚か者であれ。」という小説の一句で締めくくっています。起承転結の構成は面接などでも重要になる項目です。自己PRや志望動機の構成が改善されるだけで相手への伝わり方は変わってきます。是非動画でもスピーチを観て参考にしてみてください。最後にいかがでしょうか。21世紀を代表する会社の創業者たちが大学生におくった言葉は本質的であり、視座が非常に高いものでした。自分自身が心からやりたいと思うことを探求すること、そして誰もが目的を持って世界をより良くするための挑戦ができる社会を創ること、どちらも簡単なことではありません。ただ、世界のトップが考えていることを知るだけでも世の中の流れへの理解は深まります。「雲の上の存在」と捉えず、彼らのアウトプットを積極的に吸収しましょう。 10,763 views
早慶なのに25社全敗・・・夏秋インターン面接惨敗の私でも大手企業の内定を取れた必勝面接対策とは?【unistyle24卒インターン生就活体験談vol.4】 早慶なのに25社全敗・・・夏秋インターン面接惨敗の私でも大手企業の内定を取れた必勝面接対策とは?【unistyle24卒インターン生就活体験談vol.4】 はじめまして。私は早慶文系学部で24卒として就活をしていた者です。私はコミュニケーション能力には自信は全くありません。その上に留学経験などなくただ文化系サークルとバイトに没頭する日々を送っていた平凡な大学生でした。倍率の高いサマーインターンの選考では面接落ち。言葉が全く出てこず、自分のレベルの低さに絶望。そんな私でも誰もが知っている大手IT業界の企業と金融業界の企業の内定を獲得することができました。私の就活の最大の成功要因は「100回にわたる模擬面接」です。本記事では特段特別な経験もなく平凡な学生であった私がどのように模擬面接を行って無事内定を取ることができたのか、参考にしていたXのアカウントやYouTubeなどの紹介も交えながら紹介します。本記事を読むことで模擬面接の有効性・本当に有益なXのアカウントとYouTubeチャンネルを知ることができます。志望業界に関係なく役立つ情報を知ることができるので是非お読みください。関連記事本記事の構成筆者のプロフィール早慶なら就活余裕と思っていたのに...まさかの夏秋インターン面接全落ち・【夏の戦績】面接全敗・【秋の戦績】またもや面接全敗・夏秋を通じて-模擬面接を全くしない情報インプットonly就活生の末路-モチベーション低下、頭の中から就活のこと消して学園祭に没頭【具体的な方法論解説】心機一転!正しい情報収集&模擬面接・【12月頃】周りの友達が内定獲得して焦った。友達にどういう対策をしていたか聞く。・面接に関するインプット【X編】・面接に関するインプット【YouTube編】・面接に関するアウトプット【模擬面接】【逆転勝利】無事に2月に内定獲得最後に・とにかく行動。そして振り返り。・徹底的かつ正しい情報収集・恥を捨てる筆者のプロフィール私のプロフィールは以下の通りです。◆性別:男性◆大学:早慶文系学部◆サークル:文化系◆アルバイト:飲食店スタッフ◆志望業界IT・金融(メガバンク・カード・損保)・コンサル◆性格幼少期からおとなしいタイプと言われ、人とコミュニケーションをとることはあまり得意ではない。◆現在大学4年生、大手IT企業に就職予定。早慶なら就活余裕と思っていたのに...まさかの夏秋インターン面接全落ち「早稲田なら、慶應なら、いくら夏インターンの倍率が高くとも大手のインターン1つくらい行けるでしょ!」と思っていませんか?結論、学歴に頼るだけでは面接はおろか書類選考すら通りません。私はWebテストの勉強は数学は苦手だからと避け続け、面接に関しては自分はコミュ力が低いから何をしても無駄だとあきらめて何も対策しませんでした。もちろん、夏インターン・秋インターンともに結果は惨敗でした。ES選考のみのインターンは何個か決まりはしたものの、面接に通過したことは一度もありません。以下で夏と秋それぞれどのように就活を進めていたのかについて説明します。【夏の戦績】面接全敗周りの友達が6月から就活を始めていたので流れに乗ってサマーインターンのエントリーは6月から進めました。特に夢や就きたい職業はありませんでした。ネットの有名企業ランキング記事やXで流れてきたおすすめサマーインターン一覧を参考に、幅広く金融・デべ・食品など有名大手企業に20社近くエントリー。しかし、当時の私の状況は以下のような形でした。テスト対策を全くせずESすらほとんど通らない。20社エントリー/ES通過はわずか5社。せっかく書類選考を通過しても面接は全敗。1次面接すら通らない悲惨な状況。落ちて悔しいとは思うものの特に模擬面接などの面接対策は何もしない。「エントリー」という行動はしていたものの敗因の分析などはせず成長しない余談ですが、Webテストが全くわからない(体感半分も行っていない)企業も書類選考を通過したりしました。憶測にしか過ぎませんが、学歴ごとにボーダーが決まっていたり、テストは形式上のみの実施で実際は学歴で決めるといった企業は存在すると思っています。【秋の戦績】またもや面接全敗夏で惨敗した人がとる行動は次の2種類です。①なぜ惨敗したのかを分析し、夏休みでテスト勉強・模擬面接・OB訪問などを行う。②就活から逃げて夏休みを謳歌する。もちろん私は②でした。ちなみに①の人は要領が良いので夏休みを謳歌することも並行できます。そして迎えた秋インターンエントリー時期。私は以下のようにまた悲惨な状況を迎えることとなります。モチベーションが低くなっており、エントリーは5社。金融(銀行とカード)に絞ってエントリー。初めてGD選考を受けるが全く発言できず落ちる。夏の面接の振り返り等を全くせず面接に挑みまた落ちる。Xなどで面接対策などのノウハウは学び続けるものの、そもそも本番の面接機会はほとんどない上に模擬面接などのアウトプットの機会は全く設けなかったので成長がない。夏秋を通じて-模擬面接を全くしない情報インプットonly就活生の末路-私は情報のインプットだけは続けていました。Xで就活情報を発信するアカウントを多くフォローし、有益そうだなと思ったらすぐにブックマークをしていました。しかし、実践経験がほとんどない上に実践をしても振り返りをしない。そんな奴がインプットをしても使える知識とならないし、そもそもブックマークしても後から見返すことはありません。夏秋を通じて唯一やってよかったことは目標を下げずに大手企業にエントリーを続けたことくらいで(これだけは本当にやっておいて良かったと思っています)、結局大失敗のまま何も変わりませんでした。夏秋を振り返ると以下のようにまとめられます。インターンに申し込むという行動は続けたものの敗因の分析はせず全く戦闘力は変わらないまま敗因分析をしないことに加えて模擬面接などもしないので戦闘力0の状態で本番に挑んで負けるを繰り返す自分自身の課題点などがわからないままひたすら面接必勝法などの情報をインプットするだけにとどまり自分自身に何も変化がない。テスト対策も地頭がわるいからどうしようもないと思い込み放置。モチベーション低下、頭の中から就活のこと消して学園祭に没頭秋インターンも全敗し、学園祭の準備などに追われていたので10月後半から11月にかけてはほとんど何もしていませんでした。何もしなかった要因としてサークルの友達もそこまで就活にコミットしていなかったという背景もあります。しかし、こんな自分が本当に大手企業に内定できるのかという漠然な不安を抱えてはいました。【具体的な方法論解説】心機一転!正しい情報収集&模擬面接学園祭が終わり、いよいよ周りも就活に本腰を入れる人が多くなってきました。この時期に私の行動には大きな変化が訪れます。【12月頃】周りの友達が内定獲得して焦った。友達にどういう対策をしていたか聞く。12月初回のゼミ終わりの飲み会にて。そこで就活の話になりました。なんと私が学園祭の準備にのめりこんでいた間に多くのゼミの友達が内定を取っていたことを知り不安が募ります。「早期選考の案内が来た」「来週最終面接がある」自分とは縁のない話題ばかり。私は相当レベルの低い位置で留まっていることを実感しかなり焦りを感じました。そこで私はとにかくその友達にいままでどのような対策をしていたのかしつこく質問しました。そこでみんなが口を揃えて言ったアドバイスは以下2点。X,YouTubeなどで発信されている大手内定者のノウハウを学んで実践する。模擬面接を繰り返ししていることを知る。私は今のままでは冬インターンに申し込んでも時間の無駄になると判断し、空いた時間を全て模擬面接と大手内定者のノウハウのインプットに割きました。以下で詳しくどのようなことを行っていたのか解説します。面接に関するインプット【X編】私はまず情報収集の方法を変えました。今まではただ有名そうな就活インフルエンサーのアカウントを複数フォローして有益そうな情報がタイムラインに流れてきた時にブックマークやスクショをしていました。この方法は就活を本当に何も知らない場合は有効であると思います。しかし、アカウントによって言っていることがバラバラなので、全てを吸収しようとすると何が本当に有益かわからなくなるし、自分の軸がブレブレになってしまいます。そこで私は友達に紹介された本当に有益そうだと判断したアカウントに絞ってフォローし、インプットをしました。以下で私が実際にフォローして参考していたXのアカウントを簡単に紹介します。金融就活特化の就活インフルエンサー。特にメガバンクに関して選考情報、志望動機の考え方、面接ノウハウなど有益な情報を発信されています。また、私は「一貫性が一就活を制す」というnoteも買いましたがおすすめです。挫折経験、ガクチカ、自己PR、志望動機をどのように繋げたらわかりやすく納得感が生まれるか解説されています。金融志望ではない方も、参考になる情報ばかりです。nano(@nano_finance)元三井住友銀行の方。人事経験があるので人事の目線に沿った有益なアドバイスを知ることができます。長文投稿や情報量の多い画像投稿が多く、有料級です。またこの方は定期的に勉強会を無料で実施しています。やはり文面よりも実際の解説を聞く方が頭に入りやすいしモチベーションも上がるので是非参加してみてください。ただの元人事@裏垢(@aya_jinnji)スレディンガー(@SuuSchrodinger)商社・デべなど超難関企業に関する就活情報を発信しているアカウントです。超難関企業向けのノウハウなのでレベルが高いと思ってしまいますが、どの業界にも当てはまる基本的なマインドセットや考え方を身につけることができます。私はこの方の「面接の考え方と戦略基礎編」というnoteも買いましたがおすすめです。面接に対する考え方が180度変わり、面接に対する苦手意識が無くなるきっかけとなりました。面接に関するインプット【YouTube編】私はXだけでなくYouTubeでもインプットをしていました。YouTubeは文字情報だけでないので内容が頭に入りやすい上に、模擬面接の様子を載せているチャンネルもあるのでおすすめです。以下で私が実際に参考にしていたYouTubeチャンネルを3つ紹介します。ワンキャリア(@onecareer_official)大手企業の社員の方のパネルトークなどを通じて業界・企業研究を効率よく進めることができます。基礎的な知識を得たい方やOB訪問をする時間が無い人などは特におすすめです。トプシュー(@topsyu_tenshoku)5大商社・MM(三井不動産・三菱地所)複数内定のサスケさんが就活の攻略法を徹底的に解説しています。特にサスケさんが実際に話していたガクチカを基にガクチカについて徹底解説した動画と、実際のサスケさんの模擬面接の様子とその解説をしている動画は本当に視聴必須です。しゅんダイアリー(@shundiary)内定者の模擬面接や就活生のGDの様子を見ることができる貴重なサイトです。ただ、全てをパクるべきと判断するのはNG。自分のキャラなども踏まえて「この要素は良いな」と判断したものは積極的に盗んでいきましょう。あとは自分が良いなと思った部分もコメント欄では否定的な意見もあったりするので、よく考えるようにした方が良いです。面接に関するアウトプット【模擬面接】私は1月-2月の間に合計100回ほど模擬面接を行いました。模擬面接を通して話が長いといった自分の課題にすぐ気づくことができました。具体的にどのような形で模擬面接を行ったのか、以下4つメリットとデメリットを交えて紹介します。友人同じ業界を志望していた友人と毎週Zoomで模擬面接を行っていました。【メリット】お互いに実施するメリットがあるし仲が良いので実施ハードルが低い。また、就活の悩みもお互いに吐き出すことができるのでメンタル安定につながる。【デメリット】仲が良いと本番のような緊張感が無い。また、仲が良いからこそズバズバと改善点を指摘することができない場合もある。先輩私の志望業界の大手企業内定者に模擬面接を行ってもらいました。サークルの先輩だったので頼みやすかったうえに先輩も快く引き受けてくれました。【メリット】一度就活を経験してるかつ就活からあまり時間がたっていないのでフィードバックの質が高い。【デメリット】学生目線かつ自分がなぜその企業に内定できたのか分かっていない可能性も高いためアドバイスの再現性が無い場合もある。ただの元人事さんのコミュニティさきほどX編でも紹介したただの元人事さんが「ソクミー」という就活同士で模擬面接を行える無料コミュニティを提供しています。【メリット】初対面の相手かつお互いに貴重な就活期間の時間を割いているので、ある程度の緊張感がある。【デメリット】就活生同士の模擬面接かつ相手のレベル感がわからないので、フィードバックは本当に正しいか自分で考える必要がある。1人zoom自分一人でZoomの部屋を立ち上げて頻出質問集に答える練習をしていました。もちろんカメラアプリでも代替は可能ですが、面接でビデオ会議ツールを使う機会は多いので本番感を出すために私はZoomを使っていました。【メリット】・全く言葉が出てこない段階においては言語化する能力を鍛えることができる。・面接の苦手意識が強い場合の初歩ステップとして有効。・自分を常に客観視しながら喋ることができる。【デメリット】・緊張感が全くない。また、対人ではないので相手に理解させようとする意識が少し薄れる。番外編ですが、本番の面接を録音・録画することもおすすめです。(もちろん禁止されている場合もあるので要確認)自分を客観視して振り返る・友人や先輩に見せるなど有効な使い道があります。【逆転勝利】無事に2月に内定獲得100回数にわたる模擬面接の結果、どの質問に対してもスラスラと簡潔に答えられるようになりました。夏インターン選考の集団面接で面接官が私に対してだけずっと「?」な表情をしていたあの時から劇的な成長を遂げました。そのことが自信に繋がり、「自信に満ち溢れている」と面接でフィードバックを頂いたこともあります。そして2月、外資系のコンサルティング会社の最終面接を迎え無事内定。そこから日系企業の面接も次々と突破し、面接には1回も落ちることなく就活を終了しました。最後にとにかく行動。そして振り返り。自分は就活初期から行動はそこそこしていたものの、振り返りを全くしませんでした。振り返りを行い、現状の課題を抽出し、それに対して何かアクションを取ることをしないと成長は全くないと実感しました。まず行動を起こせてない方はとにかくインプットお化けになるのではなく行動を起こしてください。Webテストの勉強、模擬面接などいくらでもできることはあります。そして行動をした後には必ず振り返りをしてください。「相性が悪かったから落ちたんだ。」「全然対策してなかったから落ちてもしょうがない。」あなたのメンタルは楽になるかもしれませんが、そこに学びはありません。なぜ落ちたのか、徹底的に深掘りましょう。徹底的かつ正しい情報収集就活は情報戦です。正しい情報を集めて正しい方向に努力をしていくことが必要になります。危険なのはXで蔓延る胡散臭い情報に騙されてしまう人、誰にも頼らず自己流で就活を進めてしまう人等です。まずXで見た情報は必ず本当に正しいのかどうか自分で考えてみてください。また、就活は不確定要素が多すぎるため自己流で行くのは危険です。一番の近道は大手内定をした人のノウハウをパクること。そういった人が周りにいなくても、今はSNSが普及しているので簡単にアプローチできます。積極的に活用していきましょう。恥を捨てる「模擬面接でボロボロな様子を他の人に見られるのが恥ずかしい」という気持ちはわかります。自分も最初はそのマインドが捨てれず、模擬面接の約束をドタキャンしてしまいたくなるほどでした。そういった方は"面接に関するアウトプット【模擬面接】"で解説した通りまずは1人でやってみるなど小さなステップから踏み出してみてください。そうすることで徐々に自信がついて自然と対人で模擬面接をやってみたくなるはずです。最後まで読んでいただきありがとうございました。「面接が苦手でどう対策すれば良いかわからない...」という悩みを抱えている人が多いと思いますが、私が実践してきたような模擬面接でとにかく行動量を増やすこと、正しい情報を収集して実践することを意識するときっといい結果に繋がると思います。是非今日からでも模擬面接を実践してみてください。 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