本選考優遇に繋がる企業が多い!?7月締切の24卒サマーインターンシップエントリー情報-大手企業約50社掲載-

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最終更新日:2022年06月23日

本選考優遇に繋がる企業が多い!?7月締切の24卒サマーインターンシップエントリー情報-大手企業約50社掲載-

本記事ではサマーインターンシップへのエントリーを検討している24卒就活生に向け、7月にエントリー締切を迎える企業を約50社紹介します。

インターンシップは本選考に向けた経験が身につくだけでなく、インターンへの参加が本選考のフローに直接影響を与える企業もあります。

本記事からエントリーページに直接移動することも出来ますので効率的なエントリーに是非お役立てください。

注意点

情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。、本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。

7月にインターンのエントリー締切を迎える企業※締切日順に掲載

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【エントリーはこちらから】7月の締切企業一覧

本記事を読む前に

以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日に加え、"本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移"が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用して下さい。 

日本生命(日本生命保険相互会社)

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最後に

本記事では、"7月にサマーインターンシップのエントリー締切を迎える企業"を締切日順に紹介してきました。

記事の冒頭でもお伝えしましたが、サマーインターンシップやサマージョブに参加することは、本命企業の内定獲得に向けて非常に重要なポイントとなっています。

本記事を参考に各社のインターン締切日を管理し、「効率的なエントリー・就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。

【インターン前に準備必須!】unistyle特製エントリー企業管理シート(スプレッドシート)
→unistyleオリジナルの「インターンエントリー企業管理シート」になります。スプレッドシートをダウンロードするだけで使用できますので、ぜひご活用ください。

また、unistyleでは24卒就活生向けにLINEオープンチャットグループを運営しています。

匿名で様々な就活生と情報交換をすることができるという便利な機能になりますので、"最新の選考状況や選考結果連絡の有無等をリアルタイムで確認したい"という方は、ぜひご活用ください。

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→unistyleでは24卒就活生向けに就活用グループを運営しており、今後もグループを拡充させていく予定です。上記記事に各グループの参加用URLを掲載していますので、興味のある方は記事からご参加ください。

さらにunistyleでは、今後も24卒就活生向けに「インターンシップのエントリー締切情報」を公開していく予定です。

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準備不足を恐れずに早期に内定を取りに行くことのメリット4選 準備不足を恐れずに早期に内定を取りに行くことのメリット4選 はじめまして。17卒就活生外資系コンサル内定者です。就職活動が解禁する前に外資系コンサルから内定を貰うことができました。私は総合商社が第一志望なので就職活動自体はまだ続けるのですが、そこで、できるだけ早くどこかの企業から内定をもらうことのメリットを述べさせていただきたいと思います。(1)自信がつく(2)今後受ける会社の数を絞れる(3)自分の足りない部分が明確になる(4)自己分析、企業研究など、一般にやるべきだとみなされていることの重要性を身をもって体感できる(1)自信がつくやはり早期に内定をもらうことによって自信がつくことは大きなメリットでしょう。就職活動が終盤を迎えるにあたって持ち駒が少なくなり、精神状態が悪化してしまう…といったことは先輩などからよく聞く話だと思います。しかし、どこかの企業から内定をもらっておけばそのようなことはなくなり、自信をもって堂々と第一志望の企業の面接に臨むことができます。(2)今後受ける会社の数を絞れる早期に内定をもらった企業より志望度が低い企業をバッサリ切ることができるようになることも、メリットとして挙げられるでしょう。内定がない状態だと「あれも受けなきゃ、これも受けなきゃ」と、エントリーする企業に歯止めをかけ辛くなってしまうと思います。しかし、一社から内定をもらっておけば、その企業と比較して志望度が低い企業は受けなくて済むので、今後に受ける企業の数を絞ることができます。その結果、第一志望の企業の選考に向けての準備が効率よく進むのではないかと思います。私の場合ですと、現在内定をもらっている企業より志望度が高いのは総合商社と海運なので、そこに狙いを定めて準備をしていけばよく、効率的な就職活動ができるのではないかと感じています。ただ、6月までずっと面接を経ずにいきなり商社や海運の面接に特攻するのはあまりにもリスキーなので、比較的選考が早いメーカーの選考も受けていこうと考えています。【参考】(3)自分の足りない部分が明確になる内定をもらおうと努力する過程で得られるものはたくさんあります。私は内定をもらったとはいえ、今まで数多くの選考で落ちる経験をしてきました。ある外資系投資銀行の面接官には「ちょっと何を言っているのかよくわかりませんが、次に進みましょう」と言われ、泣きそうになりながら選考会場を後にした経験もあります。しかし、この惨めな経験から「自分の話がわかりにくい」ことが当時の自分の弱点だと把握でき、それを改善するために日常の会話でも論理的に話すことを意識するようになりました。また、ある損保の集団面接では面接官から「緊張しすぎで印象が良くないよ」と言われ、「面接で緊張してしまう」ことが自分の弱点であることを痛感しました。そこで、面接の場数を踏むことや、事前に周到な準備をして自信をつけることを通じて「面接で緊張してしまう」という弱点を克服する努力をするようになりました。このように、選考に落ちる経験を通じて自分の弱みを強く認識することができます。【参考】(4)自己分析、企業研究など、一般にやるべきだとみなされていることの重要性を身をもって体感できるよく「自己分析」や「企業研究」は重要だという話は聞くと思います。そして、その重要性を口で説かれることも多いと思いますが、「ふーん、重要なんだ。早くやらなきゃなあ」ぐらいの認識でとどまって結局何もやらない…といった事態が起こりがちだと思われます。しかし、選考を経験するにつれて「あの質問に答えるにはやはり自己分析が必要だった」と思い知らされ、その重要性を身をもって痛感することができます。私が内定をもらった企業の最終面接では、一例ですが、「あなたはある集団におけるリーダーです。あなたは以下に示す二つのリーダーのうちどちらのリーダーがよいと思いますか。①自分でほとんどの仕事を片付けてしまうリーダー②皆にそれぞれ指示を与えて皆に役割を持たせるリーダー」といった質問が飛んできました。この質問に対して私は結論として②のほうが良いと答えました。その根拠として私が高校時代に部活の部長を務め、大学ではゼミ代表を務めていた経験を提示しました。高校時代私は自分でなんでもかんでも仕事を片付けてしまい、他の幹部に仕事を割り振るといったことをしないタイプの部長でした(つまり①のタイプのリーダー)。そのため私のせいで仕事がなくなってしまった他の幹部は次第に部活に対するコミット感を失っていき、私は少し孤立気味になり、うまく部活をまとめきれなかった経験があります。一方、大学ではゼミ代表として、ゼミ員全員で執筆する共同論文の作成の主導をしたのですが、その際はゼミ員一人一人に指示を与えて役割を持たせることで各人に責任感を促し、皆の論文執筆に対するコミット感を維持させるようにしました(つまり②のタイプのリーダー)。その結果円滑に論文執筆が上手くいきました。このような私の二つの個人的な経験を根拠に①より②のほうがよいと答えられたのですが、このように受け答えができたのは自己分析を通じて過去の体験をしっかり整理していたからだと考えています。もし自己分析をしていなかったらしどろもどろな回答をせざるをえなかったように思います。自己分析や企業研究の重要性を人から言われるより自ら身をもって体感した方が努力するモチベーションはたかまるのではないでしょうか。選考を受けることで、身をもってそれらの重要性を体感できる機会を得ることができます。【参考】さいごに自己分析や企業研究がまだ詰め切れてないという理由で選考を受けるのをためらってしまう人は多くいるでしょう。準備不足の状態のまま選考に特攻すると、GDでは自分の意見が言えないただのイエスマンになったり、面接官にいじめられたりして辛い思いをすると思います。そのことを恐れる気持ちはとてもわかります。しかし、実際に選考をたくさん受けることで「自分にとって」必要な要素がはっきりと浮かび上がります。あとはその部分に対して重点的にテコ入れをしていけばよいので、無駄な努力を省くことにもつながると思います。皆さんもぜひ、失敗を恐れずに選考を積極的に受け、内定を確保してください。 29,317 views
誰しもが通るキャリアの悩み。ISID若手女性社員3名が描く今と未来。 誰しもが通るキャリアの悩み。ISID若手女性社員3名が描く今と未来。 本記事は電通国際情報サービスのPR記事になります。※2024年1月1日より電通総研に社名変更しています。2023年12月31日迄に掲載した記事では電通国際情報サービス(ISID)表記となっております。昔も今も変わらず就活生が企業を選ぶときに重要視する項目として、仕事へのやりがいや給与の高さなどとともに挙げられるのが働きやすさである。実際に下記の23卒就活生向けのアンケート結果でも、「企業を選ぶ上で最も重要視するポイントは?」という質問に4割の就活生が働きやすさと答えており、ダントツの1位を獲得している。【参照】【23卒の就活生の企業選びの軸】1位は「働きやすさ」、しかし「働きやすい企業の探し方が分からない」と答えた就活生は78%と課題あり(株式会社L100)また、働きやすさに直結する働き方に関しては男性よりも女性の方が重視する傾向があり、特に社内の雰囲気や結婚後の働き方はその傾向が顕著に出ている。【参照】就活生の「企業の魅力と働き方」に関する意識調査アンケート【2021年卒版】(人事ZINE)しかし、働きやすさを重視している就活生が多くいる一方、それらの定義は曖昧であり、「働きやすい企業を見つけたいけど、どのように探せばいいのかよく分からない。」という就活生も多いはずである。だからこそ、自分にとっての働きやすさとは何かを定義付け、各々の働きやすさを実現できる環境がある企業こそが働きやすい企業と言えるのではないだろうか。そんな中、裁量の大きさ・希望を実現できる環境・キャリアの多様性・自然体な雰囲気・人の良さなど、各々の働きやすさを実現している国内有数の大手システムインテグレーター(SIer)が存在する。その企業とは株式会社電通国際情報サービス(以下、ISIDと表記)である。ISIDは社員ごとに異なる働きやすさをなぜ実現できるのか、そしてその働きやすさの根底にあるものとはいったい何なのか。unistyle編集部はそんな疑問を探るべく、ISIDで働く入社3年目の稲井さん、入社5年目の中嶋さん、入社7年目の西村さんという女性社員3名にお話を伺った。働きやすさに留まらず、女性社員だからこその働き方やキャリア観まで、ありのままの姿や悩みを対談形式で聞いていきたいと思う。こんな就活生にオススメ・働きやすさを就職活動の軸としている就活生・女性ならではの働き方やキャリアに悩みを抱いている就活生・「人の良さ」を就職活動の軸としている就活生・IT業界やSIer業界に興味のある就活生目次今回取材をした3名の社員のプロフィール「裁量の大きさ」と「希望を実現できる環境」、働く中で感じた自社の魅力とは各ステークホルダーからの感謝の言葉が仕事のやりがい、それぞれが思う印象に残っているエピソードISIDでは十人十色のキャリアを実現できる。3年目・5年目・7年目の今だからこそ感じるキャリアの悩みと変遷「ISIDは働きやすい」、3人が口をそろえて語る働きやすさの根源ISIDの魅力は人の良さと言われる所以-本音で語る入社前後のギャップ-取材後記(就活生へのメッセージ)今回取材をした3名の社員のプロフィール西村香那(にしむらかな)さん2016年4月に新卒でISIDに入社。情報理工学科出身だったこともあり、IT・情報系の企業を中心に就活を進める中でISIDの「人の良さ」、そして「自然体な雰囲気」に惹かれて入社を決断。金融ソリューション事業部に配属され、技術職としてシステム開発に関わる。技術職での開発と並行して、入社時点から関心のあったデザイン関連の作業にも携わり、2019年からUXデザインを行うチームと兼務を開始、システム開発からUXデザインに軸足を移す。2021年より新設されたUXデザインセンターに加わり、金融だけでなく、幅広いお客さまや自社製品の開発などにUXデザイナーとして携わる。システムやサービスの画面だけでなく、それを使いたくなるユーザの状態から使った後に実現したいユーザの状態までをデザインし、よりよいサービス・システム構築に取り組んでいる。中嶋澪奈(なかじまみおな)さん2018年4月に新卒でISIDに入社。最先端の技術を用いてモノづくりをし、自分の作ったもので人から感謝される点を魅力に感じてIT業界を志望する。選考中に出会った社員の人柄に惹かれて入社を決断。金融ソリューション事業部に配属されて以降、技術職として地域金融機関向け融資支援パッケージシステム「BANK・R」の案件に携わっている。複数のエンハンス(※)・新規導入案件のプロジェクトマネージャー(以下、PMと表記)を経験し、現在はセールスや保守も含めて幅広い業務を担当している。入社前から希望していた「お客様と近い立場」での仕事において、社内外の人と信頼関係を築けていると感じることにやりがいを実感し、日々取り組んでいる。※エンハンスとは、高める、強める、促進する、強化する、向上させる、などの意味を持つ英単語。ITの分野では、製品やシステムの機能追加や性能向上のことを意味する場合が多い。【引用】IT用語辞典e-Words稲井可那子(いないかなこ)さん2020年4月に新卒でISIDに入社。海洋学部出身だったことから、将来的に未だアナログな側面の大きい海洋業界をITの力を用いて発展させたいという想いを抱く。同時期に電通・ISID・双日の3社共同で、マグロの品質判定を行う画像解析AIシステム「TUNASCOPE」の実証実験を実施、というニュースを見て、「この会社なら自身の想いを実現できる」と感じて入社を決断。コミュニケーションIT事業部に技術職として配属され、配属直後から現在まで公共系システム構築案件に携わっている。お客様と密な関係性を築き、公共系特有のスピード感ある立ち上げが実現できるように取り組んでいる。また、お客様の運用改善となるような新しい機能の提案も積極的に行い、使い続けたいと思っていただけるようなシステムの構築を心掛けている。「裁量の大きさ」と「希望を実現できる環境」、働く中で感じた自社の魅力とは__まずは働く中で感じる貴社の魅力を教えてください。中嶋さん:私は入社当初から今まで一貫してPMをしていますが、若いうちから裁量の大きな仕事を与える環境があり、かつ自由に任せていただけることが魅力だと思います。とは言え単に裁量が大きいだけでなく、しっかりとサポートしてくれる方や相談に乗っていただける方が周りにいるため、安心して仕事に取り組むことができています。また、自立している社員が多いことも魅力だと思います。上述した内容にも紐づきますが、若いうちから裁量の大きな仕事を任せていただけるからこそ、自立している社員が多いのかなと思います。稲井さん:「これはこうした方がもっと良くなるんじゃないですか?」など、提案や意見を言いやすい環境が魅力だと思います。私のような3年目の若手社員の意見にも真摯に耳を傾けてくれ、その提案が根拠さえ通っていれば「とりあえずやってみようか!」と背中を押してくださる雰囲気を感じます。私が1年目の時の配属当初、「新人教育をもっと丁寧にした方がいいのでは?」と一つ上の先輩方が提言してくださり、私の代から新人教育が手厚くなったという事例がありました。【参考】CrossTalk:新人の新人による新人のための研修へリニューアル!朝会改善プロジェクトの裏側に迫る┗新人教育の具体的な事例はこちらの記事をご覧ください。その翌年、私の代が2年目になった時は教わったことをブラッシュアップして今度は新人教育をする側になり、その翌年には私たちが教育した代が新人を教育し…といったような形で現在もその系譜は繋がっています。このように若手でも提案や意見を言うことができ、一定の規模感と社員数を誇りながらもそれをスムーズに実現できる風土はISIDならではだと思います。西村さん:自分のやりたいことを実現できる環境が魅力だと思います。私は元々開発やPMという業務を担当していましたが、2,3年目の頃からUXデザインに興味を持ち、主の業務にしたいと思うようになりました。その時にデザイナーの方に話を聞きにいったり、当時の部長に自身の想いを伝え、4年目の時にUXデザイナーにジョブチェンジしました。デザインの勉強は多少していたものの、特段デザイン経験があった訳ではなく、いきなり異動というのは難しいと思っていたのですが、そこを任せていただけたのは本当にありがたかったです。このように「これがやりたいから異動したいです!」といった希望は言いやすく、かつそういった意思を汲み取って任せてくれる環境は非常に魅力的だと思います。「やりたいです!」という想いさえあれば機会を与える環境がISIDにはある__4年目の時に異動・ジョブチェンジされたということですが、そういった社員の方は多いのでしょうか?西村さん:結構多いんじゃないかなと思いますね。自身の希望を第一優先にしていただけるため、もちろん異動せずにずっと同じ職種・部署にいる社員の方も多くいますが、私のように自分の意思で異動を希望する社員の方も少なくありません。やはり「やりたいです!」という意見を上司等に相談しやすく、かつ上司も前向きに考えてくださるがゆえのことかなと思いますし、仮に知見・経験等がなくても社員の意思を第一優先にしてくださる風土は本当に好きな部分です。各ステークホルダーからの感謝の言葉が仕事のやりがい、それぞれが思う印象に残っているエピソード__仕事のやりがいと印象に残っているエピソードを教えてください。稲井さん:お客様から「これ良かったよ!」とお褒めの言葉を頂ける瞬間がやりがいに感じます。今年からPMを担当している案件があるのですが、その中で初めて導入した機能がありました。私はPMの経験も浅いですし、初めての導入ということで見落としやミス等がないか非常に不安だったのですが、最終的にはそれを導入したことでお客様の業務が改善され、「導入して本当に良かったです!」というお褒めの言葉を頂きました。さらに「今回の新機能の導入に満足したから是非他の事業にも追加してほしい!」というお話も頂けました。感謝の言葉を頂けたことも嬉しかったですが、こういう風に仕事って繋がっていくんだなということも身をもって実感することができ、仕事冥利に尽きる経験になりました。西村さん:私はUXデザイナーであるため、実際にエンドユーザから意見を頂いたり感謝される機会が多く、それがやりがいに感じます。あとは、努力をしてきたことが実を結ぶ瞬間も嬉しいですね。私はグラフィック等の経験がない状態で入社しているため、デザインスキルでは美大出身の先輩には到底及びません。ただそこで諦めてはいけないと思い、弟子入りする勢いで製作した案をレビュー依頼するということを繰り返し、最終的に自分が製作したアウトプットが要因で案件を獲得できたことが印象に残っています。本当に嬉しく努力して良かったなと思いましたし、こんな自分をサポートしてくれる先輩がいる環境に今でも感謝しています。中嶋さん:社内外の人から感謝されたり認められ、信頼関係を築けたと実感できる瞬間がやりがいに感じます。印象に残っているのは、1年という長期にわたって携わった「パッケージの新規導入案件」です。私はそのプロジェクトでPMを担当していたのですが、要件の調整だったりお客様との意見の食い違いなどが度々あり、当初は中々スムーズにプロジェクトが進みませんでした。ただ、密にコミュニケーションを重ねる中で徐々に信頼関係を築くことができ、最終的にそのプロジェクトを無事遂行することができました。その際、お客様から「今回はパッケージの導入だったけど、今度はエンハンスをやろうと考えている。その時は是非中嶋さんにお願いしたいです!」という感謝の言葉を頂けました。正直大変なことも多かったのですが、入社当初から自分の作ったもので人から感謝されたいという気持ちがありましたので、それが叶ったこの経験は現在でも印象に残っています。ISIDでは十人十色のキャリアを実現できる。3年目・5年目・7年目の今だからこそ感じるキャリアの悩みと変遷__それぞれ年次も異なるかと思いますが、現在のキャリアの悩み、そしてキャリア観で変遷がありましたら教えてください。【入社3年目】成長実感と未熟さ双方を痛感する中、日々実直に業務に取り組む稲井さん:「自分も先輩のようになれるのかな…」という漠然とした不安があります。私は現在、小規模な案件ながらもPMという立場を任せていただけています。日々仕事に取り組む中で「成長したな」と感じる場面もありますが、先輩方の姿を見ると「自分はまだまだだな」と思う日の方が圧倒的に多いです。また、弊社は3年目から4年目に上がるタイミングで役職が変わり、予算管理といったお金周りのことにも目を向けなければいけなくなります。そのため、来年からはより裁量が増えながらもプロジェクトを円滑に進めなければならない反面、まだまだ先輩には遠く及ばないことも多々あります。とは言え、後輩が新たに入ってくるので自分も独り立ちする必要があるといったように漠然と来年が不安です。ただ、先輩方は皆そういった経験を通ってきたはずですし、そのような環境があることに感謝して今後も日々業務に取り組んでいきたいと思います。【5年目】今後のキャリアを見つけるヒントを得る場としての女性コミュニティ中嶋さん:今後のキャリアをどうしていきたいかが今最大の悩みです笑。私は入社から現在まで同一の部署に所属しているのですが、1,2年目の時はとりあえず一通りの仕事を自分で回せるようになりたいと思い、与えられた業務に日々取り組んでいました。その後、経験と知見を重ねていく中で、「新規ビジネスの開拓をやってみたい」とか「UI/UXデザイン等の新たな職種に挑戦してみたい」と考えた瞬間もあったのですが、結果的に自分が本当にやりたいことはまだ見つけることができていません。ジョブローテーションの機会もあるのですが、どの部署や職種に進みたいといった明確な希望がないため、それが今一番の悩みになります。ただ、社内の女性コミュニティに参加し、先輩方の話や自分と全く異なる仕事をしている方のお話を度々聞く中で、今後のキャリアを見つけていきたいと思っています。__社内に女性のコミュニティがあるとのことですが、具体的に教えていただいてもよろしいでしょうか?AmbitiousWorkshopという人事主催の施策があり、そこでは自己内省や参加者同士の対話を通じて自分らしいキャリアを見つめなおすことができます。挙手制での参加になるので、同じような悩みや不安を持ったメンバーやこれからのキャリアを考えていきたいと意気込むメンバーが集まって対話を重ねていくうちに、様々な視点を得られました。講義でのインプットと実践でのアウトプットはもちろん、座談会も開催され、年次や事業部も全く異なる女性メンバーと考えや悩みを共有・相談しあう場も設けられています。やはり年次や部署が異なる方とお話させていただくと新たな発見がありますし、これから自分が本当にやりたいことを見つけるヒントも得られると考えていますので、こういった場は本当にありがたいなと実感しています。【7年目】私の強みって一体何?自分だからこそ提供できる価値を追求していく西村さん:7年目というある程度経験を積んできたからこそ、「私の強みって結局何だっけ…?」という不安は日々抱いています。私はジョブチェンジをして現在はUXデザイナーとして働いていますが、やはり美大卒の方々にはグラフィックスキル等では到底叶いません。もちろんそういった方々に少しでも追いつこうと頑張ってはいますが、私だからこそできる価値提供って何だろうという悩みに苛まれた時期もありました。ただ、私はシステム開発に携わった経験がありますので、開発経験を活かしたデザイナーになろうと現在は考えています。弊社のデザイナーは基本的に開発チームの方と共に動くのですが、言語の違い等で意思疎通が困難になってしまう場合が珍しくありません。そういった場面で私が両者の間に立ち、いわゆる潤滑油の働きをしながらプロジェクトを進めることができるような人になりたいと思っています。入社前に描いていたものとは異なるキャリア。そんな中でも新たなキャリアを構築できる環境がISIDにはある__就活生の時にも将来のキャリアを考える機会はあったかと思いますが、当時描いていたものと現在で何か違いはありますか?中嶋さん:正直にお伝えしますと、就活生の時も現在も明確なキャリアは描けていません。ただ、自身がやりがいを感じる瞬間が「人から感謝されたり相手と信頼関係を築けた時」というのは昔も今も変わっていないため、お客様と近い立場で仕事ができるPMは自分に合っているんじゃないかなと思っています。稲井さん:就活生の時もPMをやりたいと思っていましたが、当時は何となく「5年目くらいから任せていただけるのかな」と想像していました。ただ、想像していたよりも早く実際には3年目から任せていただいていますので、そういった意味ではギャップがありましたね。西村さん:私は180°変わりました。就活生当時は漠然と周りから感謝される仕事がしたいという気持ちしかなく、まさかデザイナーになるとは当時は微塵も考えていませんでした。ただ、入社時とキャリア観が変化したという方は周りにも沢山いますし、そういった方でも新たなキャリアを構築できる環境は十二分に揃っていますので、そういった点もISIDの魅力と言えるのではないかなと思います。__西村さんは入社後にキャリア観が変わり、ご自身で手を上げて異動をされたとのことですが、そういった社員の意思を汲み取る風土はあると実感されますか?西村さん:自分自身の想いや希望を言いやすい環境はあると思います。一例ですが、「今いる部署だとやりたいことができない」といった声を上司が拾ってくださり、「あの部署ならできるかもよ!面白いことをやっているよ!」といった提案をしてくださる機会があります。もちろん案件の規模やタイミング次第ではありますが、基本的には上司を含めた周りの方が前向きに考えてくださるので、その点は本当にありがたいです。「ISIDは働きやすい」、3人が口をそろえて語る働きやすさの根源__実際の働き方や一日のスケジュールを教えてください。西村さん:私は10時~11時くらいに始業し、打ち合わせやデザイナーの業務、そして時にはデザインの勉強もして19時くらいに終業するといったスケジュールが基本です。弊社にはコアタイムがないので、社員一人一人に応じた働き方ができます。リモート勤務と出社勤務も基本的には自由に選択できるため、自分の都合通りにスケジュールを組めるのは非常にありがたいです。中嶋さん:私はPMなので、一日のスケジュールはその日の打ち合わせ次第という感じです。私の周りの話で言うと、比較的規模の小さな案件を複数兼ねるといった方が多く、各案件の進捗等に応じて臨機応変に調整することができるため、予定は組みやすいと感じています。稲井さん:お二人と同じく、本当に自由にスケジュールを組むことができます。一日の流れで言いますと、朝一で今日一日やる業務をまとめ、メールチェック等をしながら優先度の高いものから順番に対応していくといった場合が多いです。そして最後に翌日やらなければならない業務をまとめ、一日が終わるという感じですね。__働きやすさというものは実感しますか?西村さん:働きやすいと感じますし、それは何でも言いやすい環境があるというのが大きいのではないかと思います。担当案件の話はもちろんのこと、私であれば異動といった大きな相談から今後のキャリアの話まで、誰にでも相談しやすい環境・雰囲気は日頃から感じます。稲井さん:私は2020年入社であり、いわゆるコロナ世代としてISIDに入社しました。当時はいきなりのリモート勤務に不安も多々あったのですが、その際のOJTの先輩がリモートだからこそ毎日連絡をくれて私のことを気にかけてくれたり、ささいなことでもビデオ通話を繋いでくれたりと、今考えると色々と気を遣ってくださっていたんだなと感じます。もちろんそのOJTの先輩に限らず、同じグループの先輩方も皆そういった風に気に掛けてくださいました。現在もリモート勤務がメインなのですが、出社のタイミングが合えば積極的に話しかけてくださりますし、業務以外のことでもざっくばらんに会話しますので、周りの方の人柄という意味で働きやすさを感じています。社員同士での助け合いが日常。「女性だから」や「子供がいるから」を感じさせないことがISIDの働きやすさ__女性の方ですとライフイベントを踏まえた働き方を考える機会もあるかと思います。女性だからこそ感じる良さや大変さはありますか?西村さん:逆に「女性だから」みたいな雰囲気を感じさせないのが弊社の良いところだと思います。人事評価等もそうですが、本当にフラットな目線で評価してくださいますし、実際に女性ならではのことを感じる場面は本当に少ないと思います。稲井さん:先輩社員の中にもお子さんがいる方はいますが、お子さんが急に風邪を引いたりしてしまい、急遽仕事を休まなければならない場面は往々にしてあります。そういった場合でも、周りの社員が当たり前のようにサポートする体制がありますし、上司にも言いやすい雰囲気は感じます。もちろんママさん社員に限らずパパさん社員の方も同様です。つい先日も「子供のお迎えに行くので一旦抜けます!」というチャットが送られてきました。そういった状況でも社員同士で助け合う雰囲気はありますし、非常に温かい雰囲気を日々実感しています。中嶋さん:社員同士で助け合う風土は感じます。一方で女性ならではの将来への不安もあるのは正直なところです。やはりどうしても役職が上がるにつれて仕事の規模や裁量が大きくなるため、自分が実際にそういった立場になった時に子育てとの両立ができるのかなという漠然とした不安はあります。もちろん子育てをしながらバリバリ働いていらっしゃる方も大勢いらっしゃるのですが、そういった意味でも今後のキャリアについて悩む機会はあります。ただ、先ほどもお話したワークショップ等で仕事と子育てを両立している方にお話を伺い、そういった先輩方の意見も聞きながら今後のキャリアを考えていければいいかなと思っています。ISIDの魅力は人の良さと言われる所以-本音で語る入社前後のギャップ-__入社前や1年目の時と現在を比べた際、何かギャップ等はあったりしましたか?中嶋さん:入社前から「ISIDは人が良い」と感じていましたが、それは現在でも変わりありません。私は弊社の「人の良さ」を上辺で話さず、納得するまで話してくださるという風に定義づけているのですが、社内外問わずそういった雰囲気は感じます。あとギャップというと少し語弊があるかもしれませんが、思ったよりも自由にできる環境があるというのは感じています。良い意味でやることさえやっていれば何も言われないですし、そういった姿勢を評価してくださる制度は整っていますので、その点は良いギャップだったなと思います。西村さん:就活生の頃に弊社の説明会やセミナーへ参加した際、「就活生向けに魅力的な社員の方を多く出演させているんだろう」と正直考えていました。しかし実際に入社してみるとそんなことはなく、出会う方全員が非常に魅力的な方であり、良い意味で裏切られたのを今でも覚えています。そんなISIDの人の良さは話すのが好きな人が多いことが起因していると考えています。話すことが好きだと必然的に社内外問わずコミュニケーションも円滑になりますし、良好な雰囲気も醸成されやすいと思いますので、それはISIDの特色ではないかなと思います。取材後記(就活生へのメッセージ)先進的な情報技術をベースに、アイディアとクリエーティビティを掛け合わせたユニークなIT専門家集団として成長を続けてきた株式会社電通国際情報サービス(ISID)。今回は入社3年目でPMを務めている稲井さん、入社5年目でPMを務めている中嶋さん、入社7年目でUXデザイナーを務めている西村さんの女性社員3名の方にお話を伺いました。__今さらなのですが、3名は直接お会いするのは本日が初めてなんですよね?全くそのような雰囲気を感じさせず、日頃から一緒に働いているのかと思うくらい良い雰囲気だと感じました。西村さん:私はこの中で最も社歴が長いのですが、会社全体としてこういった雰囲気があると思います。良い意味で社員同士がフレンドリーで、新規プロジェクトでの最初の顔合わせ等の場でもすぐに打ち解け、良い関係性を築きながら仕事に取り組むことができています。__では、最後に何か就活生向けにメッセージがありましたらお願いします。中嶋さん:私は就活をしていたとき、ISIDの様々なイベントに足を運んで沢山の社員の方にお会いさせていただいたのですが、出会う方皆さん共通して良い人だなというのを感じていました。そのため、弊社に少しでも興味を持っていただいた就活生は是非一度何かしらのイベントに足を運んでいただき、直接社員に会ってほしいと思います。稲井さん:選考に進んでいただいた方に関しては、無駄に気張らず、自分らしさを出すのが良いと思います。弊社の面接時、私はITに関することを話さずに大学時代に学んでいた海洋の話をずっと話していたのですが、当時の面接官の方が「一生懸命に取り組んでいる海洋のことが本当に大好きなんだなということが伝わってきて、そういう姿勢が良かったよ!」ということをお話してくださいました。弊社は人や物事に対する想いや自分がやってきたこと(やっていること)への誇りという観点を重視しているので、「私の良さや魅力を見てください!」という姿勢で選考に臨んでいただければと思います。そんな働きやすさと人の良さが魅力であるISIDは現在24卒向けのエントリー募集を開始しています。本記事を通じて同社に興味を持った就活生は、下記の応募フォームから是非エントリーしてみてください。選考への応募はこちらから【関連記事】┗ISIDの研修について探るべく、新入社員研修担当者と2022年新卒社員2名にインタビューをした記事になります。┗ISIDのHCM事業部内で実施している新人教育プログラム「POSITIVEアカデミー」に携わる3名の社員にインタビューした記事になります。 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『絶対内定』著者・我究館館長である熊谷智宏氏が語る「意味のある自己分析」と「意味のない自己分析」 『絶対内定』著者・我究館館長である熊谷智宏氏が語る「意味のある自己分析」と「意味のない自己分析」 今回のコラムは、就活生の中でも有名な『絶対内定』シリーズの著者であり、我究館の館長を務める熊谷智宏氏からの寄稿です。『絶対内定』で特に重要だとされている「自己分析」に焦点を当てて語っていただきました。unistyleでは自己分析に関する記事はあまり掲載していないため、本コラムも含めて多くの考えに触れて、より納得感の高い方法論を探してみて欲しいと思います。▼熊谷氏が代表を務める我究館の無料説明会はこちらから(※本コラムは我究館のPR記事です)******こんにちは。我究館館長の熊谷です。就職活動を終えた大学生の「後悔していることランキング1位」は、毎年「自己分析」になります。人事も、キャリアセンターも、先輩も、「自己分析は重要」と言います。「企業選び」「エントリーシート作成」「面接での受け答え」すべてで自己分析ができていると有利だからです。重要性は理解している。しかし、多くの就職活動生が「後悔」するのです。では、就活生はどうすればよいのでしょうか。自己分析の目的は複数あります。「志望企業選び」「志望動機の作成」「強み・弱みの言語化」「学生時代頑張ったことの作成」など。今回は、一番多くの就活生がつまずいているポイント、「志望企業選び」について話したいと思います。また、企業選びを通して「意味のある自己分析」と「意味のない(後悔の残る)自己分析」の違いは何か説明していきましょう。【著者】我究館館長熊谷智宏我究館館長。横浜国立大学を卒業後、(株)リクルートに入社。2009年、(株)ジャパンビジネスラボに参画。現在までに2800人を超える大学生や社会人のキャリアデザイン、就職や転職、キャリアチェンジのサポートをしてきた。難関企業への就・転職の成功だけなく、MBA留学、医学部編入、起業、資格取得のサポートなど、幅広い領域の支援で圧倒的な実績を出している。また、国内外の大学での講演や、執筆活動も積極的に行っている。著書に『絶対内定2016』シリーズがある。【我究館】についてhttp://www.gakyukan.net/心から納得のいくキャリアの描き方と実現をサポートする就職・転職コーチングスクール。1992年の創立。就活塾としては最老舗であり、20年以上にわたり全業界に7800名の人材を輩出。また、館長熊谷智宏共著の『絶対内定』は(※)6年連続大学生協売上第1位。「意味のある自己分析」(1)3つの切り口で、キャリアデザインを描く。なりたいオトナの姿が分かると、志望企業も必然的に見えてきます。次の3つの切り口で考えてみると、効率が良いです。・Being「どんな人格・能力になりたいか」・Having「年収や地位、名誉はどのレベルを求めているか」・Giving「社会に与えたい影響は何か」3つ「すべて」を実現できる企業が、志望企業です。ひとつでは志望企業になりません。例えば、Having「年収1000万円」という人がいます。年収1000万円稼げれば、Being「人格」とGiving「社会に与えたい影響」が意に反するものでも良いか。そのような人はいないはずです。3つが満たされていて、はじめて心から納得がいくのです。考えられた切り口が少ないと、就職活動の途中で、満たされていないものに気づきます。その結果として「本当にこれがヤリタイコトなのか」と立ち止まってしまう。取り返しのつかないタイミングで、スタート地点に戻ることになるのです。(2)他者の視点をもらい、自己分析を深める。一人で行う自己分析には、限界があります。ほとんどの場合、途中で行き詰まります。なぜなら、自分の考え『すべて』を、客観的に言語化するのが難しいためです。例えば、面接では次のような質問が投げかけられます。「なぜそれをヤリタイのか」「その企業で実現したいことは具体的に何か」「そのために今までやってきたことはあるか」「生涯の仕事にしようと思った理由は何か」「見栄や虚栄心からではないか」「他の業界や企業では絶対に実現できないか」これらの問いに対して、採用担当者も、自分も、納得するレベルの回答ができるでしょうか。様々な問いを立て続け、自分ひとりで解を出し続けられるでしょうか。私の経験上、他人の協力を得た方が、圧倒的に効率が良いです。他者から質問をもらう、答える。その答えに、さらに問いを立ててもらう、というサイクルを繰り返す。そうしているうちに自分ひとりでは到達できないところまで、思考が深まるのを感じられるはずです。ここで重要なことは、協力してもらう人の人選です。個人的には「尊敬できる友人」と「優秀な社会人」は、質の高い意見をもらえる可能性が高くオススメです。誰でも良いわけではないので注意して下さい。「意味のない自己分析」(1)演じるための自己分析をする。自己分析の本質は、分析結果を「心から自覚」すること。「そうか、こういう価値観があるから、この志望企業を目指しているのか」と、深い納得感を持つことです。しかし、これができない人が多いです。企業ウケの良さそうな自分を「演じるための自己分析」をしている人たちが、残念ながら多いのです。次の人が、そのパターンに当てはまる人たちです。・「有名」という理由だけで、志望企業を選んでいる人・グローバル=総合商社、中小企業に貢献=金融、日本のプレゼンス=メーカーなど、ステレオタイプ的なイメージだけで志望企業を選んでいる人・説明会やセミナーにランダムに参加し「どれも魅力的に見える」と企業を選べなくなっている人自分の本音よりも、他人からの評価や、企業からのアピールなどの影響を過度に受けてしまっているのです。そういう人は、志望動機も中途半端になりがちです。過去の経験から強引に志望動機を作る。納得感も自信もないエピソードを、あたかも本音かのように語るのです。自分も他人もごまかしながら就職活動を進めて行くことになります。当然の結果として、多くの場合面接でバレて選考に落とされてしまうのです。また、運良く入社までこぎつけたとしても、自ら作り出したイメージとのギャップに苦しむ可能性が高いと思われます。(2)「人」に触れずに志望業界を決める。事業内容や事業規模、経営戦略、福利厚生は、文字情報で集めることができます。しかし、それだけでは企業の「本当の姿」は見えてきません。そこで働く「人」と会わなければ見えないことが、とても多いのです。仕事は、人と人とが力を合わせてすることです。本当にその企業の仕事がヤリタイコトか、本当にそこで働く人たちと仕事がしたいか、先輩社員と話しながら分析するのです。質問をしながら、自分の価値観と一致するかを確認するのです。「仕事の醍醐味」「理想と現実」「人の雰囲気」「飲み会の雰囲気」「人材育成の方針」など。ネットや書籍、説明会やセミナーでは見えてこないことを質問しましょう。確認して欲しいのは「内容」だけじゃありません。それを語る「人」を見る。表情、姿勢、語調、雰囲気、それらのすべてで志望企業にしたいかを判断するのです。最後に「自己分析ができていると、選考に通過しやすくなります」これは、今まで3,000人近くを指導してきて、確信していることです。志望企業が明確だと、エントリー企業数を絞れます。その分、エントリーシートを念入りに作る時間が確保できます。面接でも、自分のことを理解しているのでスムーズに受け答えができます。「とりあえず」動き、無為に時間を過ごしている就活生がいる中で、圧倒的に有利に選考を進めることができるのです。一度きり新卒での就職活動。せっかくなら、心から納得した進路に進んで下さい。ワクワクしないでしょうか。心からヤリタイコト(夢)を見つけ、それが実現できる企業にエントリーする。採用担当者は、何年も前から、その夢を追いかけている人たち。その人たちと、出会い、目と目を合わせ、心を通わせ、語り合うのです。内定して、そこで働くことになれば、彼らと席を並べ、夢を追いかけることができる。それが、就職活動であり、選考なのです。ここに書いてあるものは、すべて「今日」からでも実行できることです。まずは、ひとつ、何かに挑戦してみて下さい。心から応援しています。頑張りましょう。*****就職活動というと目的も曖昧なままに独りで闇雲に突き進んでしまう学生は例年多く、もったいなく感じています。他者の力も上手く使って、納得のいくキャリアを選んでいって欲しいと思います。なお、我究館では現在無料の説明会を実施しています。本記事を読んで、自分は意味のない自己分析に走りがちかもしれないと感じた方は、特にお申し込みいただければと思います。▼毎週水曜日・土曜日に開催中、申込はこちら 34,991 views
【現役コンサルタントが回答】コンサル志望の就活生がOB訪問で絶対する3つの質問について回答します 【現役コンサルタントが回答】コンサル志望の就活生がOB訪問で絶対する3つの質問について回答します こんにちは、現役コンサルタントのtetoです。普段はtwitter「@syunfor」にて就活関連のツイートをしているのですが、今回unistyleにて記事を書く機会をいただきました。私は新卒で外資系コンサルファームに入社後、最初の数年はシステム系のプロジェクトを経験させていただき、現在はコンサルティング寄りの案件にポジションを移し、データ分析を専門としてクライアント企業の課題解決に取り組んでいます。本記事を開いていただいた皆さんは、ファーストキャリアの選択肢としてコンサル業界を検討されているところかと思いますが、いざ業界のことを調べても、具体的な製品などがあるわけでもないため、入社後のキャリアをイメージできない部分が少なくないかと思います。そんな中、ちょうど私の現在のキャリアは、皆さんが「実際コンサルファームに入社した場合の数年先」の状態ですので、これまでの経験を踏まえ、「コンサル業界のキャリアイメージ」が少しでも具体的になるようお手伝いさせていただけたらと思います。まず初回の本記事では、私が普段twitter/OB訪問などで質問を受ける際に、必ずと言っていいほど聞かれる「3つの質問」について解説します。これからコンサル業界で勤務している方に対して、OB訪問等を予定されている方は、ぜひ本記事の内容を“前提知識”として、よりファームごとの特徴に踏み込んだ内容を質問していただければ幸いです。本記事の構成【質問①】コンサルの仕事はプロジェクト単位だと聞いているが、1つのプロジェクトはどのくらいの人数/期間で行われるのか?【質問②】プロジェクト内でのスタッフの評価は、誰が行い、またどのような基準で評価されるのか?【質問③】総合コンサルの場合、入社1,2年はシステム系のプロジェクトに関わることも多いかと思うが、システムに関する知識は研修等で教えてくれるのか?最後に【質問①】「コンサルの仕事はプロジェクト単位だと聞いているが、1つのプロジェクトはどのくらいの人数/期間で行われるんですか?」についてこちらの質問は、コンサルファームの選考に臨もうとしている方は必ず気になる内容かなと思います。この記事を読んでいる方の中にも、既に同様の質問をされた方もいるのではないでしょうか。コンサルファームでは、働くチームの単位を明確に”プロジェクト”や”ジョブ”として管理していることが多く、実際に入社後は最低1つのプロジェクトまたはジョブに入ることになります。よって入社後の働き方をイメージするためにも、プロジェクトごとの人数/期間は把握する必要はあるかと思います。(※プロジェクト/ジョブはファームごとの呼び方の違いですので、基本的に同義です。本記事では以下“プロジェクト”に統一します)結論から言いますと、総合系ファームのプロジェクト人数/期間は一例として以下のような分布になっているかと思います。※総合系ファーム:コンサルファームのうち”戦略案件”以外も扱っているファーム※コンサル系プロジェクト(赤枠):プロジェクトの成果物にシステムが含まれていないプロジェクト※システム系プロジェクト(グレー枠):プロジェクトの成果物にシステム関連の成果物が含まれているプロジェクト例えば社員数2,000人のファームを想定した時、1つのプロジェクトが平均して5人のメンバーがいるとすると、そのファーム内のプロジェクト数は400件になります。この400件の中には、コンサル系の案件もあれば、システム系の案件もあり、それぞれ人数/期間も異なっています。それぞれの案件のイメージとしてですが(上の分布図は私が適当に作成したもので、実績値ではありません)、赤枠のコンサル系プロジェクトに関しては、概ね1人~15人くらいのチームになることが多いのではと思います。期間は案件によって様々で、中にはスポット1,2ヶ月で示唆提供の案件もあれば、しっかりクライアントサイトに入って半年から数年に及ぶものもあります。また、何を1つの”プロジェクトの期間”と定義するかは曖昧な部分がありまして、はじめは半年の契約でスタートしたプロジェクトでも5ヶ月後には翌半年の継続契約を結ぶ場合も少なくなく、延長契約によってトータルでは数年のプロジェクトになる場合もあります。システム案件に関しても、システム導入におけるフェーズごと(グランドデザイン/要件定義/基本設定/開発/テスト/運用・保守)に契約/プロジェクトを分ける場合などプロジェクトの期間は一意的な定義が難しい部分もありますので、柔軟に理解していただければと思います。総合系ファームの特徴でもある、グレー枠のシステム系プロジェクトに関しては、そのフェーズにもよりますが、コンサル系プロジェクトよりは比較的期間が長く、また人数は多くなる傾向にあります。※システム系プロジェクトの人数については、これも何を人数とするのか定義が難しい部分があり、例としてはプロジェクトに関わっている人全体では100人くらいいるが、自社の人は5人だけでその他の95人は外部のベンダーさんであったり、クライアントサイドからそのプロジェクトに入っている人だったりします。一方、自社で開発部隊も持っているファームの場合は、50人規模のシステム案件を全て自社の人員で構成する場合もあります。期間の定義と同様、人数に関しても柔軟に理解していただけたらと思います。上図のプロットは”プロジェクトに関わっている人全体”の人数のイメージです。以上の傾向からすると、新卒でコンサル系のプロジェクトに入る場合は人数:2人~10人、期間:2ヶ月~1年くらいのプロジェクトに入る可能性、システム系プロジェクトに入る場合は人数:5人~50人、期間1年~2年くらいのプロジェクトに入る可能性が、一般的には高いかと思います。プロジェクトの人数と期間■コンサル系のプロジェクト人数:2人~10人期間:2ヶ月~1年■システム系のプロジェクト人数:5人~50人期間:1年~2年ここまでで述べてきたように説明がかなり長く/難しくなってしまうので、コンサル会社の人に同様の質問をした場合には「プロジェクトによりますね」の一言に解答が終始してしまう場合も少なくないかと思います。ぜひ上記の内容を頭にいれていただき、今後OB訪問をする際には、ファームごとの特色(現状多い案件の特徴など)を質問するなど、1歩踏み込んだ内容について会話できることを期待します。【質問②】プロジェクト内でのスタッフの評価は、誰が行い、またどのような基準で判断されるのか?こちらの質問もかなり多く受けます。質問をする気持ちは大変よく理解でき、”uporout”のようなカルチャーに耳にする中、自分が入社したあと、ちゃんと活躍して高い評価を受けられる可能性はあるのか?を判断したいという意図の質問かと思います。スタッフの評価は誰が行うのか?まず「スタッフの評価は誰が行うのか?」についてですが、結論としてはそのときの”上司”が行います。(社会人からすると当たり前であり、特にコンサルに限った話でもないのですが、逆に説明されていない部分かなと思います。)①に書いた通り、例えばコンサル系のプロジェクトで5人構成のチームがあったとすると、多くの場合がパートナーorディレクタークラス1人、マネージャークラス1~2人、マネージャー未満(スタッフ)1人~3人のような構成となっています。そしてこの場合でいうと、スタッフの上司はマネージャークラスの方、マネージャーの上司はパートナーorディレクタークラスの方となります。新卒の場合は、スタッフなので同じプロジェクトのマネージャーから評価を受けると考えて問題ないです。また具体的に”評価とは何か?”、”評価を受けたあとの昇進するorしないはどのように決まるのか”なども、もしかしたら気になるかと思いますが、こちらについては、またの機会に解説できればと思います。どのような基準で評価されるのか?次に「どのような基準で評価されるのか?」ですが、これは結論として上司/プロジェクトによって様々です。上司も全員人間であり、個人的な感情が左右する場面も少なからずあります。そのような人間的な部分も上手くフォローしつつ、プロジェクト内でスタッフとしての役割を十分に果たせば相応の評価は貰うことができるでしょう。この質問を受ける際の質問者のよくある仮説として「”クライアント企業の売上を何割上昇させた”などで評価されるのですか?」がありますが、私の経験からだと、スタッフの評価とクライアント企業の売上が紐付く場合は少ないかなと思います。もちろんこちらも一概には言えないのですが、クライアント企業へのコンサル契約内容が達成できた/できないは基本的にマネージャー以上の責任となる場合が多いので、新卒の方に数字ベースの目標値を求めることはめったに発生しないかと思います。しかし、キャリアを積んで管理職になった場合は、評価項目には自社/クライアントに関わる数字も含まれますので、こちらに関して中長期的な評価/昇進に必要となってくる要素が気になる方は、OB訪問などを利用して質問するとよいかと思います(中長期的な評価スタイルについては、ファームごとに異なる部分も多いかと思うので)。【質問③】総合コンサルの場合、入社1,2年はシステム系のプロジェクトに関わることも多いかと思うが、システムに関する知識は研修等で教えてくれるのか?最後に、システム系の案件について、研修も絡めた上記の質問ですが、端的な解答は「もちろん研修がある場合もありますが、研修で取り上げるのは各種サービスのベース部分の知識で、プロジェクトで課題となっている部分/具体的な開発スキルまでを習得できるわけではない」になるかと思います。例えばですが、自動車メーカーなどの場合でも、研修で車の作り方の全行程をやってくれるわけではないでしょう。車作りのベースとなる研修はあったとしても、初期配属先が取り組んでいる開発課題は、研修で学んだ基礎知識のみでは解決できない場合がほとんどかと思います。さらに言えば、数年後、他部署へ移動となった場合、その時はその時で移動先の部署の業務を学ぶ必要があるかと思います。コンサルファームの研修/プロジェクトについても上記の例と大きく変わらず、研修では一連の概念レベルは学べるかと思いますがプロジェクトで必要とされる知識はまた別途、その時その時で勉強していく必要があります。クライアント側からしても基礎知識のみで解決できる課題はそもそも自社で解決すればいいので、コンサルファームの案件となっている時点で多少の応用知識は必要となります。新卒で入ったスタッフとしては、いち早くプロジェクトの状況を理解し、必要な知識を吸収できる人が活躍できるかと思います。最後に以上、少々長くなりましたが私が普段twitter/OB訪問でよく受ける3つの質問を解説しました。何か1つでも、これからコンサルファームを志望する方の役に立つ情報となっていれば嬉しいです。今後の就職活動、応援しております。■執筆者紹介teto:総合系のコンサルファーム勤務。データ分析を専門とし、製品の需要予測、施策立案などの案件が好き。自身の就活や、100件以上の就活相談を受けた経験から、コンサルタントを目指す際のHowtoをtwitter@syunforにて発信中。 15,465 views

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