東大体育会出身者が「コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているのが魅力」と語る、プロフェッショナルファームとは

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最終更新日:2023年10月16日

東大体育会出身者が「コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているのが魅力」と語る、プロフェッショナルファームとは
本記事はプロジェクトカンパニーのPR記事になります。

コンサルと事業会社、ファーストキャリアではどちらに進むべきなのか

就活生が抱えるこちらの悩み。

「コンサルと事業会社は決して二者択一ではありません。弊社なら双方に携わることができます。」、そう語るのはプロフェッショナルファームで部長を務める日野雅奈さん。そして、そんな日野さんが働いている企業の名はプロジェクトカンパニーである。

コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているとは一体どういうことなのか。多くの就活生が悩むこの疑問、そして日野さんのこれまでのキャリアについて知るべく、unistyle編集部が取材を敢行した。


日野雅奈

東京大学を卒業し、新卒入社したエグゼクティブ層向けの転職支援を行うメガベンチャーでは、法人営業に従事。しかし、経営者と会話する機会はあったものの、提供サービスが固まっており、自ら柔軟に課題解決ができるコンサルティング業務に携わりたいと思い転職活動を開始。コンサル会社と事業会社の良さを兼ね備えていると感じたプロジェクトカンパニーへ2020年4月に入社。コンサルティング事業部配属ののち、半年でグループマネージャーに就任、1年強で部長。2022年7月付けで執行役員就任。現職。
こんな就活生にオススメ

◆コンサルと事業会社で迷っている就活生
◆成長スピードが早く、若手の内から裁量を持って働ける環境を求めている就活生
◆事業を支援する側、事業を創る側のいずれかに携わりたい就活生

新卒時に選んだのはエグゼクティブ向け人材紹介の法人営業。東大体育会出身の学生が選んだファーストキャリア

新卒ではメガベンチャーに入社し、法人営業に携わっていたそうですが、ファーストキャリアの選択理由と企業選びの軸を教えてください。

企業選びの軸は成果主義か否かという点だけでした。

というのも私自身大学まで体育会でサッカーを続けてきたこともあり、実力主義の環境にずっと身を置いていました。サッカー部は実力さえあれば1年生からでも試合に出場することができますし、一方で実力がなければ4年生でも控えに回ります。こういった環境に居たためか、自ずと将来もそういった企業で働きたいと考えるようになりました。

インターンは大手企業にも参加したのですが、成果主義という観点から本選考ではベンチャー企業と外資系投資銀行に絞り就活を進めました。

結果として複数の企業から内定を貰いましたが、給与面等の条件を鑑みて1社目のメガベンチャーへ入社を決断したというのが一連の経緯になります。

また、成果主義の環境であることに加えて「将来的に事業を創る側になりたい」という想いも抱いていましたので、そういった条件に該当していたのも決め手の一つになりました。

なお現在はコンサルティング業務に従事していますが、就活生当時はコンサル業界を一切見ていませんでした。

前職では具体的にどのような仕事をされていたのでしょうか?

前職はエグゼクティブ層向けの転職支援を行っているメガベンチャーだったのですが、主に法人営業を担当していました。

ですので、「お客様に架電をする→アポイントが取れたお客様と商談をする」というような就活生の皆さんが想像する一般的な営業を行っていました。

ただ、私は総合職ではなく特別職(幹部候補採用)として採用していただいたこともあり、1年目が終わる頃には営業企画の業務にも携わっていました。

1年で退職し、就活生時は興味のなかったコンサルへ転職。決断理由は〇〇への共感

新卒入社した企業を1年で退職し、現在の会社に転職されたとのことですが、その理由と一連の経緯を教えていただいてもよろしいでしょうか?

1社目を退職した理由としては事業を創る側になりたくて入社したものの、そこに辿り着くまでに時間がかかることに気づいたためです。

入社前に社長から「事業を創る側になってくれることを期待している」とお声掛け頂いていたのですが、社員数が1,000人以上と規模もそれほど小さくなかったこともあり、実際に入社してみるとスピード感と裁量権がそれほどないことに気づきました。

業務内容や環境に不満があった訳ではないのですが、自分自身のビジョン実現までに時間がかかるのであればこの会社に在籍している必要性がないと感じ、転職活動を開始したというのが一連の経緯です。

そして、転職活動の際には①1社目よりもアーリーフェーズの企業であること②コンサルティング業務に携われることの2点を軸に企業を探していました。

①に関しては1社目を退職した理由にも紐づくのですが、やはり事業を創る側になりたいという想いはずっと持っており、且つ自身の実力で「会社の規模を成長させたい」と考えていたためです。

②に関しては、自身の実力がそのまま評価に反映される業種は何かと考えた際、コンサル業界に勝るものはないと考えたためです。

1社目は人材紹介の営業だったのですが、どれだけの数の求職者を紹介することができるかまでは自身の実力次第であるものの、その求職者が入社後に活躍できるかどうかはアンコントローラブルであり、その点に少し違和感がありました。コンサル業界であれば全ての評価が自身の実力次第であるため、そういった環境に身を置きたいと考えるようになりました。

最終的には大手のコンサルティングファーム含め、複数社から内定を貰うことができました。

複数社から内定を貰ったとのことですが、最終的にプロジェクトカンパニーへの入社を決めた理由は何でしょうか?

弊社の掲げているビジョンに最も共感したというのが一番の決め手になります。

弊社は「プロジェクト型社会の創出」という企業理念を掲げており、企業理念を実現するためにも、2045年までに売上1兆円の達成、100億の事業を100個創るという将来の事業イメージを描いています。

私はビジョンの大きさ(会社を成長させたいと考えているか)と方向性(事業を創る意欲があるか)という点を重要視していましたので、弊社のビジョンに非常に共感しました。

コンサル会社の多くは「会社を成長させたい」というビジョンを掲げている企業が少なく、内定を貰った他の会社もその点が懸念点であったため、最終的に弊社への入社を決断したという形になります。

将来の目標はホールディングスの参謀。入社後のキャリアと今後成し遂げたいビジョンに迫る

プロジェクトカンパニーに入社されてから現在に至るまでの業務内容を教えて下さい。

一貫してコンサルティング業務に従事しています。

具体的には、大手企業のシステム導入プロジェクトへの参画、全社のDX化推進の戦略立案並びにシステム導入、新規事業の営業企画など、様々なプロジェクトに携わらせていただきました。

入社当社は任せられたプロジェクトを進めるという形でしたが、半年ほどでグループマネージャーに昇格させていただけたこともあり、そこからは自ら手を上げてプロジェクトを進めています。

これまでのキャリアを振り返ってみると、会社の土壌として任せる風土があるという点はやはり素晴らしいなと感じます。

入社されてからかなりご活躍されているかと思いますが、日野さん自身が思う活躍できている理由を教えて下さい。

活躍できている理由は2点あると考えています。

1点目は覚悟感です。私自身新卒入社した会社を1年で退職しており、且つベンチャー企業ということでそこまで世間的に知名度が高い訳ではありませんでした。

ですので、少し大袈裟かもしれませんが「ここ(プロジェクトカンパニー)で活躍できなかったらキャリアが終わる。一生事業を創る側になれないだろうな。」という覚悟を持って日々の業務に臨めていることが大きいと思います。

そして2点目は様々な人に話を聞き、貪欲に吸収しようとする姿勢です。まだ入社して間もないメンバーだった頃、当時の上司やマネージャー陣に「どうすればこの会社で活躍することができるか、大きな成果を出すことができるか」と積極的に話を聞きに行きました。

当時からのこういった姿勢や素直さが、現在まで活躍できている要因だと思っています。また、現在は部長という役職を任せていただいておりますので、逆に自分に話を聞きに来てくれるメンバーには丁寧に対応するよう意識し、当時の部長たちが私にやってくださったことを今度は自分が還元しようと心掛けています。

では、日野さん自身が今後成し遂げたいビジョンは何かあるでしょうか?

まず、会社としては「プロジェクト型社会の創出」という企業理念を掲げており、企業理念を実現するためにも2045年までに売上1兆円の達成、100億の事業を100個創るという将来の事業イメージを描いています。

その会社としてのビジョンに落とし込んで考えると、ホールディングス(本社)の参謀的な役割になりたいです。

他の社員で言うと「子会社の社長をやりたい」という方が多いのですが、私自身はそういったものに興味はなく、全社を支える人になりたいと考えています。

具体的なポジションであれば、元から財務や経理周りに興味があるため、現在携わっているコンサルティング業務の経験も踏まえ、事業側のことも理解できるCFOに就任したいというのが将来的に考えているビジョンになります。

「コンサルはビジョンを実現するための一つの手段」、コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているプロジェクトカンパニーの魅力とは

日野さんが考えるプロジェクトカンパニーの魅力は何だとお考えですか?

コンサルと事業会社の良さを兼ね備えていることだと考えています。

私自身1社目は事業会社で法人営業、そして現在はコンサルティング業務と双方を経験してきた立場ですので、よりその点を魅力に感じます。

一般的なコンサル会社のように第三者的にアドバイスをしてクライアントのプロジェクト推進に取り組むこともできますし、事業会社のように自部署の数字を作ったり組織を創ったりすることもできます。

こういったことが実現できている背景としては、会社としてのビジョンに紐づいているからだと思います。

というのも、弊社が目指しているのは「プロジェクト型社会の創出」であり、コンサルティング業務はそのための一つの手段でしかないためです。だからこそコンサル的な仕事にも事業会社的な仕事にも携わることができるのではないかと考えています。

コンサルと事業会社の二択で迷う就活生は多いかと思いますが、貴社であれば双方の業務に携われるということですね。

そうですね。実際にコンサルと事業会社で迷われる就活生は多いと思いますし、最終的にどちらかに絞らなければいけないと考えている方も少なくないでしょう。

例えば、「新卒でコンサル会社に入社して5年程度経験を積む→事業会社に転職する」といったキャリアパスを考えている方もいるかと思いますが、弊社であれば一つの会社内でそれぞれの経験を積むことができ、且つそのスピード感が非常に早いです。

私自身も入社して1年半ほどで双方の経験ができていますので、コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているのは魅力であると自負しています。

コンサルと事業会社で迷っている就活生へのメッセージ-コンサルに携わりながら自社内で〇〇ができる-

最後になりますが、就活生に伝えたいメッセージを教えて下さい。

私自身、事業会社からコンサルに転職してきたという経緯もありますので、コンサルを志望している就活生、あるいはコンサルと事業会社で迷っている就活生に向けてお伝えさせていただきます。

コンサル志望者は「成長速度が早い」という軸を持っている方も少なくないですが、やはり大手であればあるほどその速度は遅く、若手の内はとにかく資料作成みたいな企業もあるかと思います。

しかし弊社であれば社員数も比較的少なく、自ら手を挙げれば任せていただける土壌がありますので、成長速度を重視する就活生は魅力に感じていただけると考えています。

また、再三お伝えしていますが、弊社の強みは「コンサルと事業会社の良さを兼ね備えていること」です。コンサル業務に携わりながら事業や組織を創ることができる、いわば会社内で起業をすることができるといった地盤があります。

コンサルと事業会社の二択で迷う就活生は多いと思いますので、こういった就活生にはこの点を魅力に感じていただけるのではないかと思います。

より成長速度の速い環境を求めている就活生、コンサルと事業会社のダイナミズムを経験したい就活生は是非弊社の選考にエントリーしてみてください。

最後に

コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているプロフェッショナル集団、プロジェクトカンパニー。

今回はそんな同社でコンサルタントとして活躍を続ける日野さんにインタビューを実施しました。1社目に事業会社を経験し、現在はコンサルティング業務に携わっているからこそ感じた自社の魅力を赤裸々にお伝えいただきました。

  • コンサルと事業会社で迷っている/双方に興味がある就活生
  • より成長速度の早いコンサル会社に興味のある就活生
  • 事業を創る側に携わりたい就活生

上記のいずれかに当てはまっている就活生にとってプロジェクトカンパニーは最適な環境だと言えます。

プロジェクトカンパニーは現在24卒向けの採用を行っています。本記事を通じ、同社に興味を持った就活生は下記から選考に応募してみてください。

選考への応募はこちらから

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の枠が狭いこれは、これから事業会社マーケ志望の就活生にも一度は考えてほしい観点です。ほとんどの事業会社のマーケ職における新卒採用枠は毎年若干名程度、そもそも新卒で募集していない企業も多いです。新卒で募集していない企業は、一般的に営業職などを経てから社内異動することによって職務に就きます。企業の方針にもよりますが、そこまでに早くても3~5年は掛かったりするので、新卒からマーケティングに携わりたいのであれば僕は支援会社という選択をおすすめします。関連記事最後に自分が感じた違和感を大切にしてほしい僕がこの記事で最も伝えたかったことは、自分が感じた違和感を大切にしてほしいということです。「せっかく理系出たのにもったいない」と言われたこともありますが、はっきり言って「違和感感じてるのに進むほうが今後の人生も踏まえてもっともったいない」です。今まで自分がかけた労力や時間を否定するように感じるかもしれませんが、それは思い込みです。加えてこれまでにお伝えしたように、抽象化すれば何かしらに活かすことはできるので、今までの労力は無駄にはなりません。キャリアを考える際におすすめな本僕が大学生から始めて最も良かったと思うものが読書です。おまけですが、本記事に関連する3つのおすすめ本を紹介します。RANGE(レンジ)知識の「幅」が最強の武器になる:知識・経験の幅広さの重要性を説く本。自分の気質に近い人やアイデアを仕事にしたい人におすすめです。DarkHorse(ダークホース)「好きなことだけで生きる人」が成功する時代:好きを仕事にしたい、キャリアや人生って逆算して考えないといけないの?と感じてる人におすすめです。苦しかったときの話をしようかビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」:先述した好きな「こと」で自己分析するきっかけとなった本です。シンプルに就活のやる気でるのでおすすめです。関連記事 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「実績自慢型」の体育会就活生はなぜ面接で落ちるのか? 「実績自慢型」の体育会就活生はなぜ面接で落ちるのか? 就活生にとって有利な売り手市場が続いている昨今。実際は企業によって偏りがあり、就活生にとって人気な企業は売り手市場では全くありません。それは一般的に就活に有利だといわれている体育会の学生も例外ではありません。「自分は体育会だから就活も余裕でしょ。」と考える体育会の就活生が毎年一定数いますが、果たして本当にそうなのでしょうか?「時間が足りない」「他の体育会の学生との自己PRの差別化ができない」という理由から、活動の”実績”で差別化をしようとする就活生が散見されます。そして、その”実績”を自己PRする学生は真っ先に面接で落ちてしまいます。なぜなのでしょうか?なぜ「実績自慢型」の体育会就活生は面接で落ちてしまうのか?まず、採用している企業は”実績”自体を否定しているわけではありません。人並み以上の努力をし、様々な苦難を乗り越えた末に掴んだ"実績"だと思います。それなのに、なぜ企業は実績を評価をしないのでしょうか。改めて採用している企業の立場に立って考えてみましょう。大前提として、企業は自社で活躍する人材を見つけるために、採用活動をしています。つまり、「自社に利益を生み出す人材」なのかどうかを見極めようとしています。そのため、企業が自己PRを求める最たる理由は以下の2つに尽きます。①自社の求める強み・能力を持っているか②キャラクターが自社にマッチしているか参考:自己PRのエントリーシート|2つのステップで「強み」を伝えるこれ以上でも以下でもありません。そのため、極端な例を挙げれば、仕事内容が体育会での活動内容と全く同じだった場合、”実績”自体が自己PRになり得ます。例えば、野球部が仕事として野球をするなどですね。ただ、皆さんもわかっているとは思いますが、プロでもない限り、企業に属する際に、体育会での活動内容と企業での仕事内容は一致しません。そうなると、”実績”にはさほど価値がなくなります。それこそ、仮に自分が陸上部で全国優勝の経験があったとしても、企業の採用担当からしたら、「単純に運動神経が良くて、足が速かった。」という評価にもなりえるということです。体育会の就活生の皆さん。改めて自分が「実績自慢型」の自己PRになっていないか見直してみてください。「実績自慢型」の自己PRから脱却するために上述した通り、企業は自社で活躍できる人材を採用しようとしています。「どのような人材が活躍するのか?」unistyleでは、以前より自己PRの中で企業に伝えるべき「強み」には実は共通するものがあり、大きく以下の5つに分類することができるとお伝えしています。①個人として努力し、成果をあげることができる。②関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行うことができる。③リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる。④価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる。⑤今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現できる。参考:ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?上記5つの強みに当てはまるのが、企業の採用担当の評価として、「入社後も強みを活かして活躍してくれそう=再現性がある」ということです。トヨタ自動車内定者の自己PR例学生時代に体育会に所属していたトヨタ自動車内定者の回答を例に見てみましょう。大学時代にチームを巻き込んで成果を出したエピソードを教えてください◆本文/400文字私は,代表として体育会ソフトテニス部を作り上げた.体育会加入の条件として,50人程度の人数が必要であったが,様々な人が集まるため「一人一人に満足のいく活動をする」ということが難しく,人数が頭打ちになってしまった。そこで私は,魅力的な集団を目指し「集団と個人のモチベーションをいかに近づけるか」ということを意識して活動を行った。主な内容としては①自らが積極的に行動することによって集団が進むべき道を示す.②日頃から部員全員とコミュニケーションをとる.という2つである。前者に関しては,自分の活動への取り組み方や,定期的な学年毎の代表との話し合い等で,集団の方向性を全体に示した.後者では自分が個人と集団の橋渡し役となることによって,個人に集団の方向性に共感してもらうように心がけた。それにより3人で始めたサークルが100人近い人数となり,今年から大学史上初の体育会ソフトテニス部として学校に公認された。トヨタ自動車のES対策|求める人材像に合ったエントリーシート回答の作り方ではトヨタ自動車が求める人物像として以下の3つを挙げています①社内の技術者の方や、仕入れ先の会社の方など異なる立場や考え方を持った人と協力して成果をあげることのできる人材②上記の協力者の人たちに方向性を示し、自ら提案・実行し、問題を解決することができる人材③主体的に組織に対して働きかけて、チームとしての成果を上げることができる人材この学生は代表兼キャプテンとして、「組織が進むべき方向性を示す」「部員達と信頼関係を構築した」と述べてあります。この取組み内容から、トヨタ自動車が求める人物像である②上記の協力者の人たちに方向性を示し、自ら提案・実行し、問題を解決することができる人材③主体的に組織に対して働きかけて、チームとしての成果を上げることができる人材の素養に優れているとアピール出来るのではないでしょうか。つまり、自らの強みをトヨタ自動車でも活かせることを、部活のエピソードを用いて伝えていることがわかります。体育会の学生の多くが総合職で就職する際に求められる能力というものをしっかりと理解しておらず、せっかくいい経験をしていても的外れなアピール(=実績)をしてしまうがゆえに内定できていないというのを多くの学生を見てきて感じます。「誰かと同じ自己PRになってはいけない」という意識が強すぎるため、内定者や働いている人の経験を参考にせず、自分だけで考えた独りよがりのものも多いように感じますが、評価される近道としては内定者や働いている人がどう考えているのかを参考にするのは重要なことだと思います。先ほど上述した5つの強みを参考にしながら、自身の経験を踏まえ、伝えたい強みに最も沿ったエピソードを選ぶことをおすすめします。参考:評価される志望動機の書き方|企業が知りたい6つのポイントと内定者回答【完全版】ガクチカの書き方と評価基準|内定者ES付き自己PRのエントリーシート|2つのステップで「強み」を伝える最後に体育会学生はそうでない学生と比べた時に、①学生時代強く打ち込んだものをアピールしやすく、②OBとのつながりがあるためOB訪問先には困らないといった強みがあると考えられます。一方、体育会の学生同士が天秤にかけられるような状況になった際には、単に「努力して試合で結果を出しました」といったアピールのみでは他者との差別化が難しく、高い評価を得にくいといったことも考えられます。だからこそ、本記事を参考に志望企業に内定するための対策をしていきましょう。関連記事:総合商社に内定した体育会系学生が就職活動で実践した三つの差別化方法本記事では、体育会就活生の自己PRについて解説してきました。こちらの動画では面接の全体像について解説しています。面接の全体像を把握することは自己PR作成の際にも役に立つかと思いますので、ぜひご覧ください。 9,938 views
Smart Customer Experienceの実現へ。事業を支えるNTTコミュニケーションズ社員の仕事・素顔とは|unistyleインタビュー Smart Customer Experienceの実現へ。事業を支えるNTTコミュニケーションズ社員の仕事・素顔とは|unistyleインタビュー 本記事はNTTコミュニケーションズのPR記事になります。SmartCustomerExperience(以下、SmartCXと表記)。これは「オンラインの世界にオフラインの世界を融合していく」という考え方をもとにデータを統合していくことで、将来的には生活者のライフスタイルの変革を起こすことを目指す取り組みです。『』では、NTTコミュニケーションズが現在注力しているSmartCXについて、SmartCX推進室に所属する3名の社員に取材しました。今回その3名の社員にはNTTコミュニケーションズでのキャリアパスについて取材しました。就活生の皆さんの中には「叶えたい夢や目標がある」と決まっている方もいれば、「将来何をしたいのか明確に決まっていない」という方もいると思います。今回取材した社員3名はキャリアパスは違えど「現在、SmartCXで理想の仕事に携わることができている」と語っています。一体どのような道のりを経て、理想の仕事に辿り着いたのでしょうか。本記事では3名の社員のキャリア形成について迫ります。インタビュアーは、NTTコミュニケーションズ内定者であり、unistyle編集部でインターン中のマツが務めました。就活をしていた1年前の自分に向けて「NTTコミュニケーションズの企業研究をするために、こんな記事があれば良かった」と思える記事を執筆しましたので、ぜひ最後までご覧ください。以下、簡単な私のプロフィールです。◆自己紹介私大文系出身。サークル、バイト、遊びをそつなくこなす、いわゆる「普通の文系大学生」。◆志望業界情報通信、インフラ(鉄道が中心)、金融(銀行が中心)◆就活軸企業や人の大切な部分を下支えすることを通じて、やりがいを実感しながら仕事をすること。社会を下支えするインフラや金融業界の中でも、将来的にも社会からのニーズが見込める領域を志望していたことから、情報通信業界を志望。◆NTTコミュニケーションズの志望理由情報通信業界の中でも、「顧客にとって最適な提案ができる環境」と「自身の課題解決幅を広げることができる環境」が揃っていることに惹かれたから。本記事の構成「世の中に変革をもたらす新しい技術に携わりたい」理想のキャリアイメージを実現するまでの道のり入社してから出会えた"実現したいこと"と、見つけるまでの道のりゴールに到達するまでのルートは1つじゃない。入社前に抱いた想いの実現に向けた道のり取材後記終わりに※上記の写真:左から藤田さん、齊藤さん、山﨑さん「世の中に変革をもたらす新しい技術に携わりたい」理想のキャリアイメージを実現するまでの道のり齊藤凌さん2018年NTTコミュニケーションズに入社。入社1~3年目では、主に提案コンサル業務を担当。当時、AI音声自動応答ソリューションのプロトタイプ開発に携わり、手を動かせるコンサルタントとして活躍。2020年2月にSmartCX推進室の立ち上げメンバーに加わり、現在はプラットフォームの構築・新規機能の開発業務を行っている。世の中を変える新しいテクノロジーに興味を持つきっかけとなった学生時代。数ある企業の中からNTTコミュニケーションズに入社を決めた理由とは__就活生時代の話をお聞かせください。また大学時代はどのようなことをされていましたか?情報系の学部に所属していました。大学時代はIT系ベンチャーでインターンをしたりと、もともとITに興味があったのでIT・通信業界に絞った就活をしていました。入社の決め手は、NTTグループという伝統的な顔を持ちながら、新しい分野に挑戦している企業でもあったからです。当時AIが世間に知れ渡り始めたこともあり、AIなど世の中に変革をもたらすような新しいテクノロジーに携わりたいと考えていました。関連する企業を調べている時に弊社の「COTOHA」というAIを活用したサービスが目につき、新しい分野にチャレンジしている印象を受け魅力を感じました。提案コンサルからエンジニアへのジョブチェンジ。SmartCXに携わるまでの苦労とその道のり__入社してからの経歴と現在の役割・業務内容について具体的に教えてください。入社1~3年目まではAIを活用したソリューションの提案コンサル業務を行っていました。お客さま企業の業務課題の整理や提案ソリューションの検討をしたり、構築をする部署との仕様確認や調整をする役割を担っていました。その傍ら、学生時代の経験を活かして後のビジネスの種となるようなソリューションのプロトタイプ開発にも携わっていました。その後、現在のSmartCX推進室に異動となり、現在はプラットフォームの構築や新規機能開発を推進する役割を担っています。プラットフォームの構築ではパートナー企業や関連部署との技術的な仕様調整、導入までの工程管理をしています。また、新規機能開発では自らが開発者として手を動かして内製開発したり、プラットフォームへの導入を行っています。__職種が変わったことでさまざまな苦労をされたと思います。具体的にどのような苦労がありましたか?提案コンサルからエンジニアに職種が変わりましたが、日進月歩する技術の世界でトレンドをキャッチアップすることはやはり苦労しました。自己学習の他に社内のエンジニアが集まる場に参加して知識やスキルを学んでいきました。また、苦労という観点では、職種が変わったことよりも初期配属で提案コンサルになったときの方が大きかったです。お客さまの前に立ってプレゼンをする機会が多い職種ですが、当時は人前で話すことがあまり得意ではありませんでした。上司や周りの先輩方からプロジェクト全体像の捉え方、伝わりやすい話の進め方や資料の作り方のご指導をいただいたり、お客さま説明の機会を多くいただいたりする中で経験を積んでいきました。苦労は大きかったですが、システムの価値をお客さま目線で見る目を養えたので、この経験は私にとって重要な財産になっています。働いているからこそ感じる、NTTコミュニケーションズの魅力とは__就活生向けにNTTコミュニケーションズの魅力を教えてください。誠実な人が多いところです。みんなで共通のゴールを合わせるところから業務を始めるのが社風として根付いていたり、お互いのことを知ろうとしたりする相互理解のマインドセットが根付いていると思います。入社してから出会えた"実現したいこと"と、見つけるまでの道のり山﨑美佐さん2017年NTTコミュニケーションズに入社。関連企業にて3年間にわたってクラウドサービスのプロダクトマネジメントを経験後、SmartCX推進室の立ち上げに携わり、現在はパートナー企業との共創を推進するための提案コンサルティング業務を行っている。本当にやりたいことは、将来の自分が見つけてくれるはず。「選択肢の幅広さ」がNTTコミュニケーションズ入社の決め手__就活生時代の話をお聞かせください。大学では、教育学部で教育心理学や臨床心理学を学んでいましたが、将来は専攻にはとらわれず新しい分野の仕事にチャレンジしたいと考えていました。特に生活基盤を支える業界に興味があり、通信を含むインフラ系や金融系など幅広く見ていました。その中でも「守り続けるだけではなく、その上に新しいモノを作る」ことに携わりたいと考えていたので、ITや通信業界に魅力を感じていました。弊社に入社を決めた理由は、選択肢の幅広さです。企業の新たな挑戦をICTの側面から支えられるような仕事をしたいという思いがありましたが、具体的に関わる業種業態や技術領域については入社してからさまざまな選択肢がある方が良いと考えていました。その点、弊社は幅広い業界と関わる機会があり、ネットワークからアプリケーションまでサービスを幅広く扱っているので、自分が本当に興味のある分野、挑戦したいことを入社後に見つけられると思いました。また、OBOG訪問で社員の方とお話しした際、業務を経験する中で自分のやりたいことを見極めてその先のキャリアを柔軟に選択されている方が多いと感じ、それが決め手になりました。慣れない英語でのコミュニケーション。苦労したことと、その経験から得た仕事の土台とは__これまでの経歴とその中で苦労した点について教えてください。初期配属後の3年間、関連企業でデータ分析系のクラウドサービスを担当し、プロダクトマネジメントに携わっていました。そのサービスは海外のパートナー企業が開発していたため、私自身は開発元と日本のお客さまを繋ぐ仕事をしていました。具体的には、サービスの仕様や機能のアップデートなどの情報を管理したり、日本のお客さまからいただいたサービスに関する要望を開発元のエンジニアに伝え、改善や新機能開発の交渉をしたりする役割を担っていました。入社後まず苦労したのは、エンジニアとの会話で出てくるIT用語がわからないことと、やり取りを英語で行うということでした。海外のパートナー企業はアメリカやインドに拠点があったので、各拠点のエンジニアとメールやWeb会議などを通じて英語でコミュニケーションを取っていました。はじめは慣れない英語での業務やビジネススタイルの違いに戸惑うことも多かったです。そのような中でも、まずはやってみるという精神で実業務での経験を積み重ね、業務で必要なIT知識を身につけながら徐々に慣れていくことができました。この経験を通じて、粘り強く相手と交渉する姿勢が自然と身に付き、現在の仕事でも活きていると感じています。そして3年間関連企業に勤めた後、新たなソリューションを検討する部署に異動しました。そこから1年後にSmartCX推進室が発足することとなり、立ち上げメンバーとして参画し現在に至ります。入社後の経験・出会いがすべて今の仕事に繋がっている。NTTコミュニケーションズで働く中で見つけた答えとは__幅広い選択肢がNTTコミュニケーションズの魅力のうちの1つだというお話がありましたが、ご自身のやりたいことは実際に見つかりましたか?はい。前組織での経験があったからこそ、今まさにやりたい仕事ができていると感じています。初期配属で顧客の声を収集・分析するデータ分析系のサービスに携わり、そこで初めてCXという領域と出会いました。その業務を経験する中で、データ分析のサポートにとどまらず、お客さまがそのデータを活用して具体的にアクションを起こすことを支援したいと考えるようになりました。そして、それをICTで実現できることがまさに弊社でできること・やりたいことだと気付きました。現在はSmartCX推進室で、お客さま企業の課題解決や実現したい将来像に寄り添いながら、その先にいるエンドユーザーに新たな体験を提供するというところを目指して業務に取り組んでいますので、自分のやりたいことを入社後に見つけ、その仕事に携わることができていると思います。ゴールに到達するまでのルートは1つじゃない。入社前に抱いた想いの実現に向けた道のり藤田遥さん2015年NTTコミュニケーションズに入社。関連企業にてコミュニケーション基盤サービスの構築やサービス検討に携わり、その後音声基盤(コミュニケーション基盤、コンタクトセンター基盤)のコンサルやソリューションパッケージの企画を経験。現在は新たな顧客体験実現を目指し、SmartCX推進室にて新規ビジネス立ち上げを推進する傍ら、SmartWorldの実現に向けて設立されたNTTコミュニケーションズの事業共創の場である「OPENHUB」のカタリストを務めるなど、幅広く活動している。入社前から描いていた明確な自分の軸。NTTコミュニケーションズで自分の想いを実現できると感じた理由__就活生時代のお話と入社の決め手について教えてください。自分が成し遂げたいことに合致している企業だった、というのが一番の入社の決め手です。私の大学院での研究内容が異文化コミュニケーションだったこともあり、コミュニケーション基盤によって「世界の人々をつなぎ、境界のないよりよい未来を創造したい」と考えていました。”つなぐ”ことを使命として、コミュニケーション基盤をビジネスの軸の1つとしており、且つその基盤を国内にとどまらずグローバルに展開しているNTTコミュニケーションズなら、それが実現できると考え入社を決めました。また、先輩社員の方と話したときに感じた温かさや、ワークライフバランスなど長く働ける環境が高水準で整っている点も入社の決め手となりました。人事を通じて会社が導いてくれたキャリアと、辿り着いた現在地とは__入社してからの経歴について簡単に教えてください。入社時は「サービス企画系の仕事がしたい」という要望を出していましたが、人事の方と面談する中で、「最初はICT技術を身につけた方がいい」というアドバイスをいただき、NTTコムエンジニアリングのコミュニケーション基盤サービスを構築する部署に初期配属されました。その後NTTコミュニケーションズに戻ってコンサル業務を行い、ソリューションパッケージの企画を担当しました。ただ、入社前に抱いていた「サービスを創りたい」という想いが強まり、SmartCX推進室を希望し、現在ではサービス企画という立場で新しいビジネスを生み出す仕事に携わっています。初期配属で技術を身につけ、その後コンサルという立場でお客さまの声を肌で感じる経験ができたからこそ、今の組織で活躍できていると感じています。__技術系の職種からキャリアを始められたというお話がありましたが、そのような方は実際に多いですか?また、文系から技術系の職種に就かれたと思いますが、その時に苦労されたことがあれば教えてください。まず、私が入社した年は技術系の職種にアサインされる人が多かったです。私はコミュニケーションサービス基盤に携わりたいことを人事の方に伝えていて、実際にそのサービスを扱う部署に配属されました。学ぶべきことを沢山吸収できたので、最初にその部署に配属されて良かったと思っています。一方、ICT技術に関する知識が全くない状態で技術的な職種にアサインされたので、始めはその習熟に苦労しました。とあるICT技術試験の参考書の1ページ目に「プロトコル(コンピューター同士の通信をする際の手順や規格のこと)」という単語が記載されていましたが、入社直前までその言葉の意味すらも分かりませんでした。このようにICT技術について何も知識がない状態から仕事が始まりましたが、所属組織内外の先輩方に体系的に教えて頂きながらネットワーク機器やサーバーの構築を経験し、一年後には多種多様なサービスオーダーの構築を担当できるほどに技術を習熟していきました。弊社は先輩が後輩をしっかりとサポートする風土があり、研修制度も整っているので、文系の方もICT技術の知識がないことに対して過度に心配する必要はないと思います。__現在の役割・業務内容について具体的に教えてください。SmartCXのサービス企画という立場で、過去の実証実験からの学びをもとに、新サービスの企画、市場調査、プロモーションやパートナー開拓などを行っています。また、私は「OPENHUB」のカタリストを兼務しており、新しいビジネス創出に向けた検討を実施しています。特に現在はプロジェクトマネージャーとサービスデザインのリーダーという立場で、新しいサービスのリリースに向けて注力しています。具体的には、UXデザインの第一歩となるユーザーインタビューや企業へのインタビュー、事業に必要不可欠なマネタイズの検討などに取り組んでいます。ゴールに到達するまでのルートは1つじゃない。さまざまな道を模索しながら挑戦できるところがNTTコミュニケーションズの魅力__就活生向けにNTTコミュニケーションズの魅力を教えてください。弊社はキャリアの多様性があり、チャレンジし続けられる会社です。恐らくそれぞれキャリアのゴールを定めて入社されると思いますが、そのゴールに到達するルートはさまざまあると思いますし、正しいと思っていたものが正しくなかったということも十分あり得ると思います。多種多様なキャリア/ルートを模索し、チャレンジし続けながらゴールに進むことができるのは弊社の魅力です。取材後記今回取材を担当したNTTコミュニケーションズ内定者、unistyle編集部のマツです。SmartCX推進室に所属する3名の話をお聞きし、自分の想いを実現できる環境が整っているところがNTTコミュニケーションズの魅力だと感じました。NTTコミュニケーションズはソリューションの幅が広く、携わることが可能なサービスが多いうえ、社内公募プログラムや海外トレーニープログラムといった社員の理想のキャリア実現をサポートする制度が整えられています。ICTを用いて実現したい社会のビジョンが明確に定まっている就活生、どのような仕事に携わりたいのかが明確に決まっていないため働く中でじっくり見つけていきたい就活生、どちらの就活生にとってもNTTコミュニケーションズは魅力的な企業だと思います。本記事を通じてNTTコミュニケーションズに興味を持たれた就活生は、実際に選考を受けてみてはいかがでしょうか。終わりにいかがでしたでしょうか。以下の記事は「SmartCity」と「SmartMobility」のインタビュー記事となっています。本記事と併せてご覧ください。SmartCitySmartMobility 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【コンサル志望者必見】ケース面接対策に読むべき本6冊を紹介! 【コンサル志望者必見】ケース面接対策に読むべき本6冊を紹介! 今回は、そんなコンサルティングファームを志望し、面接に臨む方には是非呼んでいただきたい本6冊を紹介します。本記事の構成なぜ本を読む必要があるのかケース面接とはケース面接で人事が見ているポイントコンサルティングファーム志望者が読むべき本・6選番外編└『考える技術・書く技術ー問題解決力を伸ばすピラミッド問題』└『ざっくり分かるファイナンス経営センスを磨くための財務』└『外資系コンサルのスライド作成術ー図解表現23のテクニック』最後にコンサル業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介なぜ本を読む必要があるのかなぜ就活生は本を読むべきなのでしょうか。過去のunistyleのコラム「」では、(1)キャリアを深く考えるための土台ができることと、(2)思考法や伝え方の原則を学ぶことで選考で評価されやすくなることの2点を本を読む効果としてご紹介しました。コンサルティングファームを受ける上では、(2)の内容を理解することが大切になります。なぜならコンサルティングファームは、選考の段階でケース面接やフェルミ推定といった就活生の思考力やコミュニケーション力を測る面接が存在するからです。そのためにも読書をし、必要となる思考法や知識を頭に入れておくことが選考を通過するためには重要な要素になります。ケース面接とはケース面接は、お題に対して自ら課題の仮説を立て、それに対する解決策を考えるというものです。ケース面接では次のようなお題がよく出題されます。例題・駅前にあるカフェの売上を2倍にする施策・売上の落ちている水族館の売上を向上させる方法上記のようなビジネス場面に即した内容が出題されます。通常の企業のグループディスカッションで行うことを個人で行うと考えればわかりやすいでしょう。また、ケース面接と混同されやすいのがフェルミ推定と呼ばれるものです。フェルミ推定とは、一見出せそうもない数字をいくつかの手がかりを元に導き出していくものです。有名な問題ですと、「シカゴにいるピアノ調律師の人数」や「日本にある電柱の数」などがあります。コンサルティングファームの面接では、どちらかだけが出題されるというよりは、フェルミ推定の概算をもとに、ケース面接を行うといった流れが多いです。また企業によっても、出題されやすい傾向にあるケースの種類があるので、自分が志望している企業がどれなのかも視野に入れ練習すると良いでしょう。フェルミ推定やケース面接をどのように考えていくべきかを知りたい方は以下に掲載している記事を参考にして下さい。参考・・・・・・なお、コンサルティングファームの内定を獲得したい就活生は就職エージェントneoの利用もオススメです。エージェントを利用することでアドバイザーから、就活全般のノウハウや他にも受けるべき企業の紹介など客観的にアドバイスがもらえます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。ケース面接で人事が見ているポイント人事はケース面接から「論理的思考力・コミュニケーション能力・思考の柔軟性」といったポイントを見ています。論理的思考力コンサルティング業界といえばロジカルシンキングと言われるほど、論理的思考力は重視されるポイントになります。論理的思考力は、本質的な問題解決を効率的に、且つクライアントを説得させられるように伝えるためにも必要な能力です。コミュニケーション能力コンサルティング業界は、あまりコミュニケーション能力を重視されないイメージがあるかも知れません。しかし、コンサルタントとして関わるクライアントから本質的な課題を発見し解決するために、信頼関係を築くことは必要です。また、企業によっては、1つの案件を自分の担当分野以外の人達と協力して携わることもあります。円滑にモノゴトを運ばせるためにも、コミュニケ-ション能力は必要な能力と言えます。思考の柔軟性いくら地頭がよく、優秀な人材であっても人の意見を聞けない人は受け入れられにくいでしょう。ケース面接では、面接官とディスカッション方式で行うものや、グループディスカッションの場合だと、面接官からのフィードバックがあることがあります。その時に、自分の考えと異なる提案や思いもしなかった質問をされることもあります。そういった時に人事は頭の回転の速さや、指摘を素直に受け入れられる素直さを評価しているようです。コンサルティングファーム志望者が読むべき本・6選以下では、コンサルティングファームの選考を受ける上で必要となる知識や考え方をインプットするための書籍を紹介していきます。『現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート』現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!外資系コンサルティングファームの面接において必要となる「フェルミ推定」の「パターン」と「解法ステップ」を、1000以上のフェルミ推定問題を解いてトップ外資系企業に内定した東大生たちがわかりやすく説明し、さらに、厳選された30問を詳しく解説しています。『東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」外資系コンサルティングファームの面接において必要となる「問題解決ケース」を、50の厳選されたフレームワークで解説しています。多くの問題には共通の「型」があり、その「型」に合った「基本動作」さえつかめば、あらゆる問題をシステマチックに解けるようになります。『過去問で鍛える地頭力外資系コンサルの面接試験問題』過去問で鍛える地頭力外資系コンサルの面接試験問題外資系コンサルティングファームで実際に出題された地頭力を問う面接問題を紹介し、その模範解答例を詳しく述べています。著者の大石哲之氏は、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)戦略部門を経て、2004年に起業しています。『戦略コンサルティング・ファームの面接試験—難関突破のための傾向と対策』戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策戦略コンサルティング・ファームへの就職・転職をめざすアメリカの大学生・ビジネスマンのバイブル。ケースは計36題掲載されていて、各問題に対して、面接者と面接官の議論のやり取りが示されており、実際のケース・インタビューがどのような形で進んでいくかのイメージをつかむことができます。ケースをタイプ別に12のシナリオに分類し、各シナリオで重要となるポイントや、どのような思考プロセスを踏めばいいかを図解で解説しています。著者のマーク・コゼンティーノはハーバード大学の就職指導課で20年にわたり、戦略コンサルタントを目指す延べ1万人を超える学生の就職指導を行ってきたケース・インタビュー対策の第一人者として知られています。『ビル・ゲイツの面接試験—富士山をどう動かしますか?』ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか?タイトルの「富士山をどうやって動かすか?」のほかにも、「マンホールのふたはなぜ丸いのか」「鏡が上下でなく左右を逆転させるのはなぜか」「ビル・ゲイツの浴室を設計するとしたらどうするか」などは、過去に出た問題の一例です。著者は「どんな答えが期待されているのか、頭の中や対話の中で整理する」「大きくて複雑な問題には単純な答えがある」など、問題を解くヒントも紹介しています。『地頭力を鍛える問題解決に活かす「フェルミ推定」』地頭力を鍛える問題解決に活かす「フェルミ推定」タイトルにもあるように地頭を鍛えるためのハウツーが丁寧に解説されています。また、なぜ地頭力が必要とされるのかと言った基本的な内容から、ケース問題の基礎となっている「フェルミ推定」とは何なのか、テクニックに頼るのではなく本質的に能力を身につけることが重要だと気づかせてくれる1冊です。番外編ここまでは、コンサルティングファームの選考を受ける上で読むべき本を紹介してきました。これらの本を上手く活用することが、選考を突破するためには必要不可欠です。さて、ここからは番外編として、コンサルタントとして働くことを決めた場合に読むべき本を紹介してきたいと思います。『考える技術・書く技術ー問題解決力を伸ばすピラミッド問題』考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則マッキンゼーをはじめとした世界の主要コンサルティングファームでライティングのコースを教えるバーバラ・ミントが、独自の文書作成術を披露したものになります。コンサルタントとして働く上で必要となるわかりやすい文章の書き方について解説しています。トップダウン型アプローチやグルーピングなど、論理的に考える上で必要な技術についても述べています。『ざっくり分かるファイナンス経営センスを磨くための財務』ざっくり分かるファイナンス経営センスを磨くための財務(光文社新書)著者の石野雄一さんが日産自動車の財務部や戦略系コンサルファームで働いた経験をもとに、分かりづらいファイナンスについてまとめたものとなっています。コンサルタントに財務知識が必要なのかと思われそうですが、コンサルの仕事の成果は財務諸表に現れるため、感覚を掴んでおくことで、よりビジネス的な観点をアウトプットに加えることができます。『外資系コンサルのスライド作成術ー図解表現23のテクニック』外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニックボストンコンサルティンググループやA.T.カーニーといったトップファームでの経験をもとに、プレゼンテーションの際に必要となるスライドの作成技術をまとめたものとなっています。こちらの本は、思考法を身につける類のものではないですが、若手コンサルタントで生き延びていくために必要不可欠なスライド作成技術といったテクニック的なものを解説しているため、読んでおくといいでしょう。最後にコンサルティングファームでの選考では、一筋縄ではいかない設問も多く、また入社後も様々なスキル・知識が必要となります。選考に向けて、これらの本を活用しながら、コンサルティングファームに必要な素養を是非身につけていただければ幸いです。外資コンサル業界完全攻略記事一覧1.【業界研究】外資コンサルの仕組み・大手企業ランキング・選考対策まで一挙大公開!2.【業界研究|コンサルティング】コンサルティングとは?から選考対策までを徹底解説3.【業界研究】外資コンサル大手企業一覧まとめ4.【業界研究】外資コンサルの年収ランキングを大公開!ケース面接・フェルミ推定完全攻略記事一覧・【ケース面接完全攻略】解き方や評価基準、対策に役立つフレームワーク・例題・本を徹底解説・ケース面接とは?フェルミ推定との違いや出題業界について解説・ケース面接の評価基準と対策まとめ【現役コンサルタントが解説】・ケース面接の解き方と対策方法を徹底解説【外コン過去問付き】・ケース面接対策に役立つフレームワーク、おすすめ本、数値を徹底解説・ケース面接対策に読むべき本6冊・└└└・・コンサル業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際にコンサル業界志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。 142,322 views

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