23卒最速公開!3/1~3/20締切の大手企業本選考一覧 -約60社掲載-

28,576 views

最終更新日:2023年09月25日

23卒最速公開!3/1~3/20締切の大手企業本選考一覧 -約60社掲載-

2022年も3月に入り、23卒就活生の就職活動が解禁されるとともに、多くの企業が23卒向け本選考のエントリー情報を開示しています。

そこでこれから忙しさが増していく23卒就活生に向け、unistyle編集部が総力を挙げ「各社の本選考エントリー締切情報」を収集して本記事にまとめました。

第1弾の本記事は"3月上旬・中旬(3/1~3/20)にエントリー締切を迎える本選考情報"になります。

本記事の注意点

情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。新型コロナウイルス等の影響で選考内容に変更があるかもしれないため、本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。

3月上旬・中旬(3/1~3/20)の締切企業一覧 ※締切日順に掲載

このコンテンツは会員(無料)の方のみご覧になれます。
また、会員(無料)の方は77622枚のエントリーシートを全て閲覧可能になります。
(無料会員登録はこちら)

【エントリーはこちらから】3月上旬・中旬の締切企業一覧

3月の締切情報

本記事を読む前に

以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日に加え、"本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移"が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用して下さい。

日本ロレアル

このコンテンツは会員(無料)の方のみご覧になれます。
また、会員(無料)の方は77622枚のエントリーシートを全て閲覧可能になります。
(無料会員登録はこちら)

最後に

3/1に就職活動が解禁されたばかりですが、多くの大手企業が3月中に本選考のエントリー締切を迎えます。

本記事を参考に、自身の志望企業の本選考のエントリー締切を管理し、「効率的なエントリー・自身の就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。

【本選考のエントリー解禁前に準備必須】企業管理シートをお配りします!
→unistyleオリジナルの「エントリー企業管理シート」になります。スプレッドシートをダウンロードするだけで使用できますので、ぜひご活用ください。

また、unistyleでは23卒就活生向けにLINEオープンチャットグループを運営しています。

匿名で様々な就活生と情報交換をすることができるという便利な機能になりますので、"最新の選考状況や選考結果連絡の有無等をリアルタイムで確認したい"という方は、ぜひご活用ください。

就活生の利用者数累計40万人!LINEオープンチャットを紹介-25卒・26卒向け-
→unistyleでは23卒就活生向けに就活用グループを運営しています。上記記事に各グループの参加用URLを掲載していますので、興味のある方は記事からご参加ください。

さらにunistyleでは、今後も23卒就活生向けに「本選考のエントリー締切情報」を公開していく予定です。

unistyleでは、各社の本選考情報を日々更新しています。最新の締切情報を見たい方はこちらからご確認ください。

まだ会員登録を済ませていないという方は、以下から早めに会員登録をしていただき、本サイトを有効的に役立ててもらえればと思います。

おすすめコラム 4 件

日本航空・全日空の違い~OB訪問とESから考える~ 日本航空・全日空の違い~OB訪問とESから考える~ 航空業界完全攻略記事一覧1.航空業界の仕組みや職種、最新動向まで一挙大公開2.【業界研究】志望者必見!航空業界の職種と仕事内容3.【企業研究】航空業界の大手企業一覧4.【業界研究】航空業界の最新ニュースや動向分析〜2020年に向けて〜5.【業界研究】航空業界で役立つ用語まとめ6.【業界研究】航空業界に有利な資格まとめ7.【業界研究】航空業界のおすすめ本まとめ16卒の航空業界内定者です。航空業界の中で不動の人気を誇る二大巨塔、JALとANA。「2016年卒新卒就職人気企業ランキング」ではどちらもトップ10にランクインしています。unistyle就活意識調査ではANAは18位、JALは29位となっており非常に人気です。参照:unistyle就職活動意識調査結果概要→上位校学生約1000名のキャリアにおける目標や志望業界・企業ランキング、果てはTOEICスコアまでunistyleが集計しグラフに可視化しました。この記事を参考に周囲と比較して自分がどの位置にいるのか把握したり、就職活動の軸をもう一度深く考えてみるなどご活用下さい。就職活動の面接では互いを意識しているような問いも多く、「何故ウチなの?」という質問を幾度となく投げかけられたことを鮮明に覚えています。2010年に経営破綻を経験したJALも当時は新卒採用を見送ったようですが、現在は担当者いわく志望者数は経営破綻前と遜色ないレベルにまで回復しているとのことでした。本日は私の経験した面接やOB訪問での話を基に、JAL・ANAの社員、働き方の違いに迫っていきたいと思います。本記事のコンテンツ・社員の違い・社員の働き方の違いはどこから生まれるのか・ESから考える求める学生の違い・まとめ・航空業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介社員の違い両者の共通点:愛社精神が強いOB訪問させていただく中で特に感じた部分です。面接対策に「御社の強みは何だと思いますか?」と聞いたものですが、どちらの社員も「ウチは接客では負けない」と自信を持って語られました。ネット上にはよく「ANAはアジア路線に強い」「JALは国際線に強い」といった典型的な強みが書かれていますが、社員の方からすると「同業他社の強みは自社が誰よりも研究し、追随しているので重箱の隅をつついたような強みでしかない」とのことでした。しかし、働き方には違いがあるようで、ANA(全日空):体育会系気質で、リーダーシップをもってグイグイ周囲を率いていく人が多い。個性的な人が多く、自分の意見を持っていればそれを通すことが良しとされる。このことから社員いわく「会社の中での風通しは良い一方で、のど元過ぎれば熱さを忘れるようなところがある」とのこと。JAL(日本航空):体育会系のノリはあまりなく、周囲と協調して働くことが良しとされる。JALフィロソフィが記された手帳を全社員携帯しており、その指針通りに行動することが美徳である。このことから社員いわく「経営破綻前後で最も変わったことといえば、社員間に共通の行動指針や目標が明確に共有されるようになったこと。同じ部署での結束は強まったが、一方で部署間での連携はまだまだ改善の余地がある」とのこと。もちろんANAにもおとなしめの方が、JALにも体育会系気質の方がいることは確かでしょう。しかし、社員(面接官)の持つコンピテンシーを志望者である学生に求めることは確かであるので、意識するに越したことはないと思います。実際に私が最終面接でお会いした学生の方は、他方の会社では一次面接で切られたとのことでした。社員の働き方の違いはどこから生まれるのかさて、社員の違いに焦点を絞って参りましたが、それらはどこから生まれるものなのでしょうか。働き方の違いは両社が辿ってきた歴史から生じるようです。ANA(全日空):「チャレンジ精神」民間会社としてスタートし、今の地位を築いたことから「チャレンジ精神」が根底にあり、新規路線開拓などにも積極的。説明会を担当していた社員いわく、チャレンジしたことによる失敗の責任は求められない。一方で、責任の所在が明確にならずにそのまま忘れ去られることもある体質。JAL(日本航空):「経営破綻のような失敗は二度と繰り返さない」半官半民の特殊法人としての経歴があることから、完全民営化された後も社員の財務管理の軽視や公務員気質が経営破綻前まで存在していたことは少なからず認められる。経営破綻後は全社員がこの事実を真摯に受け止め働くようになり、その失敗を二度と繰り返すまいと誓っている。しかし、それらの傾向が完全に払拭されたとは言えない状況。2013年は羽田空港国際線発着枠がANAに11便、JALは5便と配分され、ANAに軍配が上がる結果となりました。この配分割合の違いはJALの経営破綻に起因するものであり、ANAは路線拡充を加速させていることから、両社の働き方の違いを明確に示す指標であることが伺えます。ESから考える求める学生の違いそれでは実際のESの設問から両社の求める学生像の違いに迫っていきましょう。今回は事務系のESを例にとって考えます。【全日空の方式】空白に自由記述で、書き方に制限なし【全日空の設問】・一番あなたらしいと思う写真とその理由を述べてください。・ANAの総合職事務職にエントリーいただく理由は何ですか?・大学入学以降、一番自信を持って「これをやった」と言えるものは何ですか?具体的に教えてください。・現時点でのあなたを評価するとしたら、あなたは何の「No.1」だと思いますか?その理由も含めて教えてください。【日本航空の方式】自由記述だが、罫線あり【日本航空の設問】・あなたが大学入学以降に力を注いだ事柄を具体的に3つ挙げてください。・上記3つのうち1つを選択し、「なぜ力を注いだのか(理由)」「何を目指し、どのように挑戦したのか(目標・行動)」、「何を実現し(結果)、何を学んだのか」の順で記述してください。・仕事をする上で、あなたが大切だと思うことを記入してください。・あなたがJALの業務企画職(地上職事務系)を志望した理由と、JALで何を実現したいかを、具体的に記入してください。自分らしさを示す写真や「No.1」を問う設問からも、ANAではチャレンジ精神を重視していることが伺えます。一方でJALでは、チャレンジの「過程」や働く上での価値観、一定の規律の中での自己PR力で学生をフィルターにかけていることが伺えます。以下の内定者ESも参考にしてください。参照:日本航空(JAL)【内定】エントリーシート参照:全日本空輸(ANA)【内定】エントリーシート(6)→日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)のエントリーシートです。まとめ如何でしょうか。航空業界は毎年、選考フローが長く、他社では面接解禁日の1週間以内にほぼ内定が出そろうのに比べて、JAL・ANAはどちらとも面接解禁日から3週間たって内定が得られるなど長期に及びます。長期間におよぶ選考フローは内定した学生が途中で離脱することも考えられるため、就職活動人気ランキング上位である航空会社だからこそなせるものと言えるでしょう。選考が長期化するからこそ、ネットで簡単に得られる会社の強み・弱みでは面接の突破は難しいと実感しました。上記の内容や「同業の中でもなぜうちの会社か?」という質問に驚くほど簡単に答える三つのアプローチも参考にしながら、是非自分なりの「なぜ御社なのか」を作り上げていただく一助としていただければ幸いです。参照:「同業の中でもなぜうちの会社か?」という質問に驚くほど簡単に答える三つのアプローチ→多くの学生が面接で聞かれて窮するのが「他社じゃなくて何でウチなの?」本記事ではこの質問に説得力を持たせて答えるための3つのアプローチ方法を紹介しています。また、このアプローチに則った内定者の回答も複数掲載しているため是非ご一読下さい。航空業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際に航空業界志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。航空業界完全攻略記事一覧1.航空業界の仕組みや職種、最新動向まで一挙大公開2.【業界研究】志望者必見!航空業界の職種と仕事内容3.【企業研究】航空業界の大手企業一覧4.【業界研究】航空業界の最新ニュースや動向分析〜2020年に向けて〜5.【業界研究】航空業界で役立つ用語まとめ6.【業界研究】航空業界に有利な資格まとめ7.【業界研究】航空業界のおすすめ本まとめ 92,511 views
三菱商事を蹴って伊藤忠商事にいく理由 三菱商事を蹴って伊藤忠商事にいく理由 こんにちは。17卒のMARCHの学生です。来春から伊藤忠商事で社会人人生を歩むことを決めました。就職活動では専ら総合商社業界を目指し、結果的には、三菱商事をはじめ、5大総合商社から4社内定を頂くことができました。就職人気ランキングでも常に上位を独占し、総合商社業界を目指す学生は多いと思います。そこで、今回は三菱商事ではなく、なぜ私が伊藤忠商事で働く決意をしたのか、記事を書きます。私の就活幼少期を海外で長く過ごし、将来は「世界を舞台に日本人として活躍する男になる」という夢を持ちました。学生時代はこの夢に挑戦し続け、様々な団体の立ち上げ、リーダーとして運営するような経験を重ねました。その関わりの中で、「プレイヤーとしてビジネスを作りたい」という想いから商社業界を目指しました。就活中は7大商社で100名程度のOBOG訪問を重ね、各商社がどのような社風なのか、どんな社員の方々が働いているのか、具体的にイメージすることができました。伊藤忠商事と三菱商事OBOG訪問を通じて感じた印象具体的に伊藤忠商事と三菱商事で、それぞれどのような印象を抱いたのか、下記に書きたいと思います。◆伊藤忠商事伊藤忠のOBOG訪問を通じて抱いた印象は、・一人が強烈的な推進力で切り開いていく、攻めていく気概・対お客様の繊維ビジネスに歴史があることから、末端のニーズを貪欲に汲み取っていく・個性的な社員の方々、忌憚なく意見していただいた・高い目標を持った、負けず嫌いな意欲的な方が多い食料カンパニーの5年目の方にOB訪問したときのエピソードです。「取り扱う食品のサプライヤーは全世界にある、価格と品質は商社マン次第」という気概のもと、若手にも関わらず自分の意思で世界中を飛び回り、果物ジュースの原料を探しているそうです。三菱商事の食品部門は、個人の言語運用能力の有無で海外担当と国内担当の分けられる一方で、伊藤忠は、個人が両方を担当するからこそ、ビジネスの種をクリエイティブに生み出すことができる、と言っていました。◆三菱商事三菱商事のOBOG訪問を通じて抱いた印象は、・リーディングカンパニーとして国家日本を背負う気概・最高レベルの経営者になれる土壌・三綱領が浸透、フェアで社会に意義のあること・組織の三菱、集団の中での役割が求められる金属グループの10年目の方にOB訪問したときのエピソードです。三菱商事では、様々な意味で「組織の中での役割」が求められるそうです。その方は、会議の場でも俯瞰的に状況を考えて、あえて反対意見を言うことによって議論が活発化するなら、本心が賛成でも反対するそうです。それだけ、組織がより活発になるために、個人がどうすればいいのかを考える視座が大切だそうです。ただ、働く周りの人は国家を背負っているという気概があるからこそ、とてもレベルが高く優秀です。三菱商事は外国の政府のトップとのパイプが太く、資源エネルギーがない日本に果たす三菱商事に役割はかなり重要です。商事を蹴って、伊藤忠へ行く理由総合商社の中でもなぜ三菱商事ではなく、伊藤忠で働く決断をしたのか。理由は大きく分けて、3つあります。1.企業文化と人生観のマッチング私は、逆境の中で挑戦を続ける人生を歩みました。中学受験、高校受験、大学受験にはことごとく失敗する中で、目の前にある環境の中で全力で取り組んできました。また、自分自身が情熱的なリーダーシップを発揮し、周囲を巻き込んで引っ張ってきました。私は「強い個性を持って、常に挑戦していきたい」と考えています。この人生観が、「組織の三菱」ではなく、「野武士集団」の伊藤忠の決め手の1つになりました。伊藤忠は、大企業である点、組織ではありますが、一人一人が強烈な個をもってビジネスを創造していく集団です。2.面接を通した伊藤忠と商事の相違それぞれの面接では、一次面接(課長クラス)、二次面接(部長クラス)、三次面接(役員クラス)とステップを踏み、内定を頂きました。それぞれの面接を通して、会社の性格を強く感じることができました。三菱商事は、まさに「組織の商事」を感じる面接で、質問もシステマッティクで、コンサルの面接でよくあるケース面接も行われました。最終面接では、尋問のように質問され続け、少々肩身狭くなってしまいました。また、内々定を知らせる電話でも、リーディングカンパニーとしてのプライドを感じる応対でした。その一方、伊藤忠の面接はとても楽しかったです。面白い質問も多くあり、「合コンの中での役割は?」「アルジェリア人の部下が不正をしたらどうする?」「部下の指導方法はスパルタかマイルドか?」などがありました。また、最後の役員面接では、役員の方から質問を受けることなく、伊藤忠の魅力を語ってくださり、とても素敵な会社だと強く感じることができました。3.直観正直な話、直観はとても大切です。あの人は「伊藤忠っぽい」とか「商事っぽい」とかはよくある話です。私自身も多くの方々に「伊藤忠っぽい」と言われ続けるくらい、そのオーラを出していたようです。自分自身の直観を信じることも1つとして大切だと思います。まとめ総合商社は7社ありますが、それぞれの会社の魅力・歴史・企業文化・人はかなり違います。これは私自身、100名のOBOG訪問を重ねて分かりました。後悔する就職活動を送らないためにも、自分自身で行動を起こし、それぞれの会社の魅力を自分自身で確かめてください。「百聞は一見にしかず」です。その中での企業選びの基準を、自分自身で確立していくのがいいと思います。photobyCalsidyrose 48,566 views
早慶なのに25社全敗・・・夏秋インターン面接惨敗の私でも大手企業の内定を取れた必勝面接対策とは?【unistyle24卒インターン生就活体験談vol.4】 早慶なのに25社全敗・・・夏秋インターン面接惨敗の私でも大手企業の内定を取れた必勝面接対策とは?【unistyle24卒インターン生就活体験談vol.4】 はじめまして。私は早慶文系学部で24卒として就活をしていた者です。私はコミュニケーション能力には自信は全くありません。その上に留学経験などなくただ文化系サークルとバイトに没頭する日々を送っていた平凡な大学生でした。倍率の高いサマーインターンの選考では面接落ち。言葉が全く出てこず、自分のレベルの低さに絶望。そんな私でも誰もが知っている大手IT業界の企業と金融業界の企業の内定を獲得することができました。私の就活の最大の成功要因は「100回にわたる模擬面接」です。本記事では特段特別な経験もなく平凡な学生であった私がどのように模擬面接を行って無事内定を取ることができたのか、参考にしていたXのアカウントやYouTubeなどの紹介も交えながら紹介します。本記事を読むことで模擬面接の有効性・本当に有益なXのアカウントとYouTubeチャンネルを知ることができます。志望業界に関係なく役立つ情報を知ることができるので是非お読みください。関連記事本記事の構成筆者のプロフィール早慶なら就活余裕と思っていたのに...まさかの夏秋インターン面接全落ち・【夏の戦績】面接全敗・【秋の戦績】またもや面接全敗・夏秋を通じて-模擬面接を全くしない情報インプットonly就活生の末路-モチベーション低下、頭の中から就活のこと消して学園祭に没頭【具体的な方法論解説】心機一転!正しい情報収集&模擬面接・【12月頃】周りの友達が内定獲得して焦った。友達にどういう対策をしていたか聞く。・面接に関するインプット【X編】・面接に関するインプット【YouTube編】・面接に関するアウトプット【模擬面接】【逆転勝利】無事に2月に内定獲得最後に・とにかく行動。そして振り返り。・徹底的かつ正しい情報収集・恥を捨てる筆者のプロフィール私のプロフィールは以下の通りです。◆性別:男性◆大学:早慶文系学部◆サークル:文化系◆アルバイト:飲食店スタッフ◆志望業界IT・金融(メガバンク・カード・損保)・コンサル◆性格幼少期からおとなしいタイプと言われ、人とコミュニケーションをとることはあまり得意ではない。◆現在大学4年生、大手IT企業に就職予定。早慶なら就活余裕と思っていたのに...まさかの夏秋インターン面接全落ち「早稲田なら、慶應なら、いくら夏インターンの倍率が高くとも大手のインターン1つくらい行けるでしょ!」と思っていませんか?結論、学歴に頼るだけでは面接はおろか書類選考すら通りません。私はWebテストの勉強は数学は苦手だからと避け続け、面接に関しては自分はコミュ力が低いから何をしても無駄だとあきらめて何も対策しませんでした。もちろん、夏インターン・秋インターンともに結果は惨敗でした。ES選考のみのインターンは何個か決まりはしたものの、面接に通過したことは一度もありません。以下で夏と秋それぞれどのように就活を進めていたのかについて説明します。【夏の戦績】面接全敗周りの友達が6月から就活を始めていたので流れに乗ってサマーインターンのエントリーは6月から進めました。特に夢や就きたい職業はありませんでした。ネットの有名企業ランキング記事やXで流れてきたおすすめサマーインターン一覧を参考に、幅広く金融・デべ・食品など有名大手企業に20社近くエントリー。しかし、当時の私の状況は以下のような形でした。テスト対策を全くせずESすらほとんど通らない。20社エントリー/ES通過はわずか5社。せっかく書類選考を通過しても面接は全敗。1次面接すら通らない悲惨な状況。落ちて悔しいとは思うものの特に模擬面接などの面接対策は何もしない。「エントリー」という行動はしていたものの敗因の分析などはせず成長しない余談ですが、Webテストが全くわからない(体感半分も行っていない)企業も書類選考を通過したりしました。憶測にしか過ぎませんが、学歴ごとにボーダーが決まっていたり、テストは形式上のみの実施で実際は学歴で決めるといった企業は存在すると思っています。【秋の戦績】またもや面接全敗夏で惨敗した人がとる行動は次の2種類です。①なぜ惨敗したのかを分析し、夏休みでテスト勉強・模擬面接・OB訪問などを行う。②就活から逃げて夏休みを謳歌する。もちろん私は②でした。ちなみに①の人は要領が良いので夏休みを謳歌することも並行できます。そして迎えた秋インターンエントリー時期。私は以下のようにまた悲惨な状況を迎えることとなります。モチベーションが低くなっており、エントリーは5社。金融(銀行とカード)に絞ってエントリー。初めてGD選考を受けるが全く発言できず落ちる。夏の面接の振り返り等を全くせず面接に挑みまた落ちる。Xなどで面接対策などのノウハウは学び続けるものの、そもそも本番の面接機会はほとんどない上に模擬面接などのアウトプットの機会は全く設けなかったので成長がない。夏秋を通じて-模擬面接を全くしない情報インプットonly就活生の末路-私は情報のインプットだけは続けていました。Xで就活情報を発信するアカウントを多くフォローし、有益そうだなと思ったらすぐにブックマークをしていました。しかし、実践経験がほとんどない上に実践をしても振り返りをしない。そんな奴がインプットをしても使える知識とならないし、そもそもブックマークしても後から見返すことはありません。夏秋を通じて唯一やってよかったことは目標を下げずに大手企業にエントリーを続けたことくらいで(これだけは本当にやっておいて良かったと思っています)、結局大失敗のまま何も変わりませんでした。夏秋を振り返ると以下のようにまとめられます。インターンに申し込むという行動は続けたものの敗因の分析はせず全く戦闘力は変わらないまま敗因分析をしないことに加えて模擬面接などもしないので戦闘力0の状態で本番に挑んで負けるを繰り返す自分自身の課題点などがわからないままひたすら面接必勝法などの情報をインプットするだけにとどまり自分自身に何も変化がない。テスト対策も地頭がわるいからどうしようもないと思い込み放置。モチベーション低下、頭の中から就活のこと消して学園祭に没頭秋インターンも全敗し、学園祭の準備などに追われていたので10月後半から11月にかけてはほとんど何もしていませんでした。何もしなかった要因としてサークルの友達もそこまで就活にコミットしていなかったという背景もあります。しかし、こんな自分が本当に大手企業に内定できるのかという漠然な不安を抱えてはいました。【具体的な方法論解説】心機一転!正しい情報収集&模擬面接学園祭が終わり、いよいよ周りも就活に本腰を入れる人が多くなってきました。この時期に私の行動には大きな変化が訪れます。【12月頃】周りの友達が内定獲得して焦った。友達にどういう対策をしていたか聞く。12月初回のゼミ終わりの飲み会にて。そこで就活の話になりました。なんと私が学園祭の準備にのめりこんでいた間に多くのゼミの友達が内定を取っていたことを知り不安が募ります。「早期選考の案内が来た」「来週最終面接がある」自分とは縁のない話題ばかり。私は相当レベルの低い位置で留まっていることを実感しかなり焦りを感じました。そこで私はとにかくその友達にいままでどのような対策をしていたのかしつこく質問しました。そこでみんなが口を揃えて言ったアドバイスは以下2点。X,YouTubeなどで発信されている大手内定者のノウハウを学んで実践する。模擬面接を繰り返ししていることを知る。私は今のままでは冬インターンに申し込んでも時間の無駄になると判断し、空いた時間を全て模擬面接と大手内定者のノウハウのインプットに割きました。以下で詳しくどのようなことを行っていたのか解説します。面接に関するインプット【X編】私はまず情報収集の方法を変えました。今まではただ有名そうな就活インフルエンサーのアカウントを複数フォローして有益そうな情報がタイムラインに流れてきた時にブックマークやスクショをしていました。この方法は就活を本当に何も知らない場合は有効であると思います。しかし、アカウントによって言っていることがバラバラなので、全てを吸収しようとすると何が本当に有益かわからなくなるし、自分の軸がブレブレになってしまいます。そこで私は友達に紹介された本当に有益そうだと判断したアカウントに絞ってフォローし、インプットをしました。以下で私が実際にフォローして参考していたXのアカウントを簡単に紹介します。金融就活特化の就活インフルエンサー。特にメガバンクに関して選考情報、志望動機の考え方、面接ノウハウなど有益な情報を発信されています。また、私は「一貫性が一就活を制す」というnoteも買いましたがおすすめです。挫折経験、ガクチカ、自己PR、志望動機をどのように繋げたらわかりやすく納得感が生まれるか解説されています。金融志望ではない方も、参考になる情報ばかりです。nano(@nano_finance)元三井住友銀行の方。人事経験があるので人事の目線に沿った有益なアドバイスを知ることができます。長文投稿や情報量の多い画像投稿が多く、有料級です。またこの方は定期的に勉強会を無料で実施しています。やはり文面よりも実際の解説を聞く方が頭に入りやすいしモチベーションも上がるので是非参加してみてください。ただの元人事@裏垢(@aya_jinnji)スレディンガー(@SuuSchrodinger)商社・デべなど超難関企業に関する就活情報を発信しているアカウントです。超難関企業向けのノウハウなのでレベルが高いと思ってしまいますが、どの業界にも当てはまる基本的なマインドセットや考え方を身につけることができます。私はこの方の「面接の考え方と戦略基礎編」というnoteも買いましたがおすすめです。面接に対する考え方が180度変わり、面接に対する苦手意識が無くなるきっかけとなりました。面接に関するインプット【YouTube編】私はXだけでなくYouTubeでもインプットをしていました。YouTubeは文字情報だけでないので内容が頭に入りやすい上に、模擬面接の様子を載せているチャンネルもあるのでおすすめです。以下で私が実際に参考にしていたYouTubeチャンネルを3つ紹介します。ワンキャリア(@onecareer_official)大手企業の社員の方のパネルトークなどを通じて業界・企業研究を効率よく進めることができます。基礎的な知識を得たい方やOB訪問をする時間が無い人などは特におすすめです。トプシュー(@topsyu_tenshoku)5大商社・MM(三井不動産・三菱地所)複数内定のサスケさんが就活の攻略法を徹底的に解説しています。特にサスケさんが実際に話していたガクチカを基にガクチカについて徹底解説した動画と、実際のサスケさんの模擬面接の様子とその解説をしている動画は本当に視聴必須です。しゅんダイアリー(@shundiary)内定者の模擬面接や就活生のGDの様子を見ることができる貴重なサイトです。ただ、全てをパクるべきと判断するのはNG。自分のキャラなども踏まえて「この要素は良いな」と判断したものは積極的に盗んでいきましょう。あとは自分が良いなと思った部分もコメント欄では否定的な意見もあったりするので、よく考えるようにした方が良いです。面接に関するアウトプット【模擬面接】私は1月-2月の間に合計100回ほど模擬面接を行いました。模擬面接を通して話が長いといった自分の課題にすぐ気づくことができました。具体的にどのような形で模擬面接を行ったのか、以下4つメリットとデメリットを交えて紹介します。友人同じ業界を志望していた友人と毎週Zoomで模擬面接を行っていました。【メリット】お互いに実施するメリットがあるし仲が良いので実施ハードルが低い。また、就活の悩みもお互いに吐き出すことができるのでメンタル安定につながる。【デメリット】仲が良いと本番のような緊張感が無い。また、仲が良いからこそズバズバと改善点を指摘することができない場合もある。先輩私の志望業界の大手企業内定者に模擬面接を行ってもらいました。サークルの先輩だったので頼みやすかったうえに先輩も快く引き受けてくれました。【メリット】一度就活を経験してるかつ就活からあまり時間がたっていないのでフィードバックの質が高い。【デメリット】学生目線かつ自分がなぜその企業に内定できたのか分かっていない可能性も高いためアドバイスの再現性が無い場合もある。ただの元人事さんのコミュニティさきほどX編でも紹介したただの元人事さんが「ソクミー」という就活同士で模擬面接を行える無料コミュニティを提供しています。【メリット】初対面の相手かつお互いに貴重な就活期間の時間を割いているので、ある程度の緊張感がある。【デメリット】就活生同士の模擬面接かつ相手のレベル感がわからないので、フィードバックは本当に正しいか自分で考える必要がある。1人zoom自分一人でZoomの部屋を立ち上げて頻出質問集に答える練習をしていました。もちろんカメラアプリでも代替は可能ですが、面接でビデオ会議ツールを使う機会は多いので本番感を出すために私はZoomを使っていました。【メリット】・全く言葉が出てこない段階においては言語化する能力を鍛えることができる。・面接の苦手意識が強い場合の初歩ステップとして有効。・自分を常に客観視しながら喋ることができる。【デメリット】・緊張感が全くない。また、対人ではないので相手に理解させようとする意識が少し薄れる。番外編ですが、本番の面接を録音・録画することもおすすめです。(もちろん禁止されている場合もあるので要確認)自分を客観視して振り返る・友人や先輩に見せるなど有効な使い道があります。【逆転勝利】無事に2月に内定獲得100回数にわたる模擬面接の結果、どの質問に対してもスラスラと簡潔に答えられるようになりました。夏インターン選考の集団面接で面接官が私に対してだけずっと「?」な表情をしていたあの時から劇的な成長を遂げました。そのことが自信に繋がり、「自信に満ち溢れている」と面接でフィードバックを頂いたこともあります。そして2月、外資系のコンサルティング会社の最終面接を迎え無事内定。そこから日系企業の面接も次々と突破し、面接には1回も落ちることなく就活を終了しました。最後にとにかく行動。そして振り返り。自分は就活初期から行動はそこそこしていたものの、振り返りを全くしませんでした。振り返りを行い、現状の課題を抽出し、それに対して何かアクションを取ることをしないと成長は全くないと実感しました。まず行動を起こせてない方はとにかくインプットお化けになるのではなく行動を起こしてください。Webテストの勉強、模擬面接などいくらでもできることはあります。そして行動をした後には必ず振り返りをしてください。「相性が悪かったから落ちたんだ。」「全然対策してなかったから落ちてもしょうがない。」あなたのメンタルは楽になるかもしれませんが、そこに学びはありません。なぜ落ちたのか、徹底的に深掘りましょう。徹底的かつ正しい情報収集就活は情報戦です。正しい情報を集めて正しい方向に努力をしていくことが必要になります。危険なのはXで蔓延る胡散臭い情報に騙されてしまう人、誰にも頼らず自己流で就活を進めてしまう人等です。まずXで見た情報は必ず本当に正しいのかどうか自分で考えてみてください。また、就活は不確定要素が多すぎるため自己流で行くのは危険です。一番の近道は大手内定をした人のノウハウをパクること。そういった人が周りにいなくても、今はSNSが普及しているので簡単にアプローチできます。積極的に活用していきましょう。恥を捨てる「模擬面接でボロボロな様子を他の人に見られるのが恥ずかしい」という気持ちはわかります。自分も最初はそのマインドが捨てれず、模擬面接の約束をドタキャンしてしまいたくなるほどでした。そういった方は"面接に関するアウトプット【模擬面接】"で解説した通りまずは1人でやってみるなど小さなステップから踏み出してみてください。そうすることで徐々に自信がついて自然と対人で模擬面接をやってみたくなるはずです。最後まで読んでいただきありがとうございました。「面接が苦手でどう対策すれば良いかわからない...」という悩みを抱えている人が多いと思いますが、私が実践してきたような模擬面接でとにかく行動量を増やすこと、正しい情報を収集して実践することを意識するときっといい結果に繋がると思います。是非今日からでも模擬面接を実践してみてください。 843 views
【内定者ES例文付】ガクチカで留学経験をアピールする書き方とは? 【内定者ES例文付】ガクチカで留学経験をアピールする書き方とは? 本記事では、"留学経験に特化したガクチカの書き方・大手企業内定者の例文"を通し、「企業から評価されるガクチカ」を作成するためのヒントを提供します。本記事の構成留学経験のガクチカ例文一覧留学経験のガクチカ例文(1):デロイトトーマツコンサルティング内定者留学経験のガクチカ例文(2):日立製作所内定者留学経験のガクチカ例文(3):ソフトバンク内定者留学経験をガクチカのエピソードとして用いるメリット留学経験をガクチカのエピソードとして用いる際のポイントガクチカの基本的な書き方留学経験をエピソードにしたガクチカの書き方まとめ留学経験のガクチカ例文一覧まずは、「留学経験をエピソードにしたガクチカの例文」を紹介します。今回は、unistyleに寄稿されたESの中から以下の3つを抜粋し、解説していきたいと思います。ガクチカ例文(1):デロイトトーマツコンサルティング内定者ガクチカ例文(2):日立製作所内定者ガクチカ例文(3):ソフトバンク内定者※今回解説している3つの例文はそれぞれ「設問形式・指定文字数」が異なります。そのため、「フレームワークの6つの要素をすべて満たしているES」ではありません。ESの解説に関してはフレームワークに基づいて記載していますが、「フレームワークの6つの要素を全て満たしているESでなければ評価されない・選考は通過しない」というわけではないことを認識していただければと思います。また、ガクチカの書き方や面接時の伝え方のコツをマンツーマンでより実践的に教えてほしい方には就職エージェントneoもオススメします。プロのアドバイザーが就活生1人1人に対してガクチカの添削や深堀をしたり、面接のポイントなどを伝えたりします。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。留学経験のガクチカ例文(1):デロイトトーマツコンサルティング内定者学生時代に頑張ったことを教えてください。(250文字以下)交換留学選考の落選を経てカナダに私費留学し、帰国後にリベンジを果たしたことです。英語で学問を学ぶ事に興味を持っていた私は、3年前期に交換留学に応募したものの英語力不足で落選してしまいました。この悔しさから私費留学をすることを決意し、留学中は昼に語学学校を二校、夜は大学の授業をオンラインで受講して英語漬けの環境を作りました。また言語交換会で積極的に人と会うことで弱点だった会話力を向上させました。その結果語学学校のクラスは一番上に、帰国後は学部留学生として韓国の高麗大学校に留学することができました。【デロイトトーマツコンサルティング内定】本選考エントリーシート(経営コンサルタント職):20卒この就活生は、「2回の留学経験におけるリベンジまでの過程」を書いています。純粋なガクチカに関する設問ですが、「交換留学選考落選という悔しさ・挫折を乗り越え、見事リベンジを果たした」というように"挫折・悔しさを乗り越えたこと"をアピールしたESです。ガクチカのフレームワーク【(1)結論:何に取り組んだのか?】交換留学選考の落選を経て私費留学し、リベンジを果たしたこと【(2)動機:なぜ取り組んだのか?】英語を学ぶことに興味があったから、交換留学選考落選の悔しさから【(3)目標と困難:どんな目標を掲げたのか?目標達成するうえでの困難は何か?】目標:交換留学選考落選のリベンジを果たすこと困難:英語力が不足していたこと【(4)取組みと結果:どのように取り組んだのか?取組みの結果はどうだったのか?】取組み:英語漬けの環境を作った、言語交換会で会話力を向上させた結果:帰国後に学部留学生として留学することができた【(5)人柄:活動の中であなたのどのような人柄が活かされたのか?】特になし【(6)学び:取組みを通じて何を学んだのか?学びを社会でどのように活かすのか?】特になし今回のデロイトトーマツコンサルティングのESは指定文字数が250文字以下と、かなり簡潔に書かなければならないESと言えるでしょう。そのため、上記の内定者は「(5)人柄(6)学び」の要素を盛り込まずに「(3)目標と困難(4)取組みと結果」を重視したという印象を受けました。このESで特に評価できる部分は「目標を達成するまでのプロセス」が非常に詳細に書かれていることだと思います。「交換留学選考落選の悔しさ・リベンジを果たしたいという本気度」を表す情景描写がしっかりと書かれているため、他の就活生との差別化を充分に図れているでしょう。また、こういった比較的指定文字数の少ないESでは、面接時にかなり細かい部分まで深堀りされることが予想されます。今回の内定者であれば、「私費留学時のより詳細な活動内容・最も大変だったこと」といった質問への深堀り対策をしておくことが望ましいでしょう。留学経験のガクチカ例文(2):日立製作所内定者今までに最も力を入れて取り組んだことを教えてください。(200文字)カナダでの研究留学を通して、周りを巻き込む力を身に付けました。カナダで出会った人々は皆自分の夢や目標を話す時に自信に満ちており、存在感を発揮していました。私にはその姿勢が不足していると考え、研究室で自分のやりたいことを熱く共有しました。すると、教授や他の学生が私に以前よりも協力的になってくださり、彼らのおかげで留学の目標を達成出来ました。想いを発信することで周りを巻き込むことが出来ると学びました。【日立製作所内定】本選考エントリーシート(設計開発職):20卒この就活生は、研究留学の経験をもとに「周りを巻き込む力」をアピールしています。200文字以内とかなり文字数が限られているため、抽象的な箇所も多少ありますが、「自身の考え・背景・学び」がしっかりと盛り込まれている点は素晴らしいと言えるでしょう。ガクチカのフレームワーク【(1)結論:何に取り組んだのか?】カナダでの研究留学【(2)動機:なぜ取り組んだのか?】特になし【(3)目標と困難:どんな目標を掲げたのか?目標達成するうえでの困難は何か?】目標:特になし困難:夢や目標を話す時の自信の不足【(4)取組みと結果:どのように取り組んだのか?取組みの結果はどうだったのか?】取組み:自分のやりたいことを熱く共有した結果:教授や他の学生が以前よりも協力的になり、留学の目標を達成できた【(5)人柄:活動の中であなたのどのような人柄が活かされたのか?】特になし【(6)学び:取組みを通じて何を学んだのか?学びを社会でどのように活かすのか?】想いを発信すれば周りを巻き込むことができること今回取り上げた日立製作所のESは指定文字数が200文字以内であり、かなり簡潔に内容を伝える必要があります。そのような条件下で、上記の内定者は単に「活動内容・経験したこと」を書くだけでなく、「周りを巻き込む力を身に着けた」としっかりと自身の長所をアピールできている点が素晴らしいでしょう。ガクチカは別に"学生時代頑張ったことを要約してまとめた文章"ではないですし、この経験から「自身は企業で活躍できる人材です」ということを示す必要があります。そういった点では、上記の内定者はしっかりと自分自身の強み・素養をアピールできていると言えます。ただ指定文字数が200文字と少ないこともあり、やはり抽象的な内容が散見されます。(別にこれが悪いというわけではありません)面接では「研究留学の具体的な活動内容・目標達成に向けた過程」をより詳細に質問されることが予想されますので、そういった質問への対策は必須となるでしょう。留学経験のガクチカ例文(3):ソフトバンク内定者ソフトバンクバリューの5つの項目の中で、あなたの強みと合致する項目を教えてください(複数選択可)。また、その強みを発揮して成し遂げたエピソードを教えてください。(字数:200字~)※ソフトバンクバリュー:No.1、挑戦、逆算、スピード、執念私の強みと合致するのは「挑戦と執念」です。この2つを選んだのは私の強みが「主体的な挑戦力と粘り強さ」だからです。△△への留学中に〇〇のボランティア活動に取り組み、各国の料理を作る交流会を企画・実現しました。この交流会の目的は、コミュニケーションの場を提供することで、〇〇の方々と運営側の垣根をなくし、〇〇の方々に施設により足を運んでもらうことでした。しかし、実行する中で資金不足により、定期的に食材を準備することができないという課題に直面しました。そこで、メンバーに協力を仰ぎ、街のベーカリーや市場に手分けして足を運び、廃棄直前の食材を無償提供していただけるように粘り強く交渉をしました。そして、7つのお店から食材を提供していただき、交流会を継続的に行うことができました。その結果、〇〇と運営側は打ち解けることができ、〇〇の方々には今まで以上に施設に足を運んでいただけるようになりました。以上のことから私に合致するものは「挑戦」と「執念」です。【ソフトバンク内定】本選考エントリーシート(総合コース):20卒この就活生は、留学中のボランティア活動の経験をもとに「挑戦力と粘り強さ」をアピールしています。設問内容が純粋にガクチカを問うものではないのですが、強み・エピソードともに非常に具体的に書かれており、且つ根拠を持って述べられているESとなっています。ガクチカのフレームワーク【(1)結論:何に取り組んだのか?】留学中のボランティア活動(各国の料理を作る交流会の企画・実現)【(2)動機:なぜ取り組んだのか?】〇〇の方々と運営側の垣根をなくして施設により足を運んでもらうため【(3)目標と困難:どんな目標を掲げたのか?目標達成するうえでの困難は何か?】目標:交流会の実現困難:資金不足で定期的に食材を準備することができないこと【(4)取組みと結果:どのように取り組んだのか?取組みの結果はどうだったのか?】取組み:廃棄直前の食材を無償提供してもらえるように交渉した結果:食材を提供してもらい交流会を継続的に行うことができた、〇〇の方々に今まで以上に施設に足を運んでもらえるようになった【(5)人柄:活動の中であなたのどのような人柄が活かされたのか?】特になし【(6)学び:取組みを通じて何を学んだのか?学びを社会でどのように活かすのか?】特になし「ソフトバンクバリューの5つの項目に当てはめる」という条件がついているため、難易度の高いガクチカでしょう。そんな条件の中、上記の内定者は「活動内容の具体性・バリューと強みとエピソードの合致度」ともに高いレベルで書かれています。その中でも特に評価できると感じる部分が、「ソフトバンクバリュー(挑戦・執念)→自身の強み(主体的な挑戦力と粘り強さ)」と、要素分解しながら自身のガクチカに落とし込むことができている点です。"ソフトバンクバリューを自身の強みに言い換え、その根拠をガクチカのエピソードで補填する"ことができており、非常に論理的な文章構成になっています。強いて言うのであれば、結果がもう少し定量的に書かれていればなお分かりやすい文章だったのですが、レベルの高いESであることは間違いないでしょう。留学経験をガクチカのエピソードとして用いるメリット続いて、留学経験をガクチカのエピソードとして用いるメリットを紹介します。そのメリットは以下の2点に大別されると考えています。志望動機や企業選びの軸に紐付けやすい、一貫性を持たせることができるコミュニケーション力や行動力をアピールしやすい志望動機や企業選びの軸に紐付けやすい、一貫性を持たせることができる留学経験をガクチカのエピソードとして用いる就活生(留学経験のある就活生)は、総合商社や外資系企業などの「海外で働ける職業・語学力を活かせる職種」を志望する割合が多いと思います。そういった方であれば、ガクチカで留学のエピソードを用いることで、「海外で働きたい・語学力を活かしたい」という志望動機や企業選びの軸に根拠を持たせることができます。具体例を挙げるのであれば、ガクチカの質問で留学のエピソードを述べたあと、志望動機に関する質問で「留学時の●●の経験から海外を拠点として働きたいと考えました。」というように回答することができます。"海外"という観点を重視していきたい就活生であれば、その一つの要素として留学経験を用いることはできるでしょう。コミュニケーション力や行動力をアピールしやすい留学経験をガクチカのエピソードとして用いる際は「コミュニケーション力・行動力」をアピールしやすい傾向にあります。留学は周囲にほとんど知り合いがいない中で、ホストファミリーや現地の学生と関わり続ける必要があります。そのような状況下で、周囲の人と適切にコミュニケーションを取ることで信頼関係を築き、充実した経験を積むことができれば、根拠を持って「コミュニケーション力」をアピールできるでしょう。行動力に関しても、「慣れない土地で目標・目的に向かい、試行錯誤しながら自走した経験」を詳細に伝えることができれば、充分なアピールになるでしょう。ただ、ここでは「留学経験者はこの2つの強みをアピールするべきだ!」ということをお伝えしたいわけではありません。あくまでも「アピールしやすい強み」を紹介しただけですので、ガクチカからどの強みをアピールするかは自分自身で判断していただければと思います。また、双方の強みとも「再現性・汎用性を示すことができているか」という観点が重要になりますので、"アピールした行動力とコミュニケーション力がビジネス上でどのように活かすことができるか"まで意識して作成していただければと思います。留学経験をガクチカのエピソードとして用いる際のポイント留学経験をガクチカのエピソードとして用いるメリットを紹介しましたが、「用いる際のポイント」もあります。基本的に、ポイントは以下の3点に大別されると考えています。留学という経験自体はプラス評価にはならない語学力+αの内容を盛り込むことが望ましい留学における目標・目的をしっかりと伝える留学という経験自体はプラス評価にはならない「どのくらいの期間留学に行けばESのネタにしてもいいですか?どの国に留学に行けば就活で評価されますか?」などという声をたまに耳にしますが、結論留学という経験自体は評価の対象になりません。そのため、ガクチカ作成において「留学期間や留学先」で悩むことは、それ自体がナンセンスと言えるでしょう。ガクチカで留学経験を用いる際には、「なぜ留学をしようと考えたのか?留学先でどのような経験をしたのか?留学を通じて何を学んだのか?」といった内容が非常に重要となります。また、近年は留学をする学生が珍しくなく、それゆえに単なる留学経験だけでは他の就活生と差別化を図ることができません。しっかりと「留学の動機・留学での活動・学んだこと」等を述べ、オリジナリティのあるガクチカ作成を目指しましょう。語学力+αの内容を盛り込むことが望ましい「●ヶ月に渡り▲▲へ留学に行き、留学前後でTOEICの点数を■点から■点まで向上させることができました。」というガクチカを見かけますが、このガクチカでは選考突破は難しいでしょう。というのも、"一定期間留学に行っていたのであれば語学力が向上しているのは当たり前で、その上で「留学期間中にどのような経験をしてどんなことを学んだのか」が重要"と企業側は考えているためです。留学の目的・目標・成果が「語学力の向上」であることがNGというわけではありませんが、語学力を向上させるにあたっても様々な取組みをしているでしょうし、それ以外でも「様々な苦労・挫折・経験」をしているはずです。企業側は「その具体的な苦労・挫折・経験」を知りたいのです。ガクチカのエピソードで留学経験を用いる際は語学力の向上で完結させるのではなく、上記の観点を踏まえ、企業側の印象に残るガクチカを目指していただければと思います。留学における目標・目的をしっかりと伝える「●●に取り組むに際し、留学で▲▲を学びたいと思ったから」や「■■という環境の中で●●の経験を積みたいと思ったから」など、留学における目標・目的を具体的に述べることは非常に重要です。一般的な留学であれば半年~1年間程度の期間を要しますし、4年間の大学生活の中でもかなりのウェイトを占める留学は、その目標・目的も明確なものがあるはずです。しっかりと目標・目的を述べ、「その上でどのような経験を積み、何を学ぶことができたのか」までを伝えるようにしましょう。ただ、「そもそも自分の所属する学部は留学が必須・教授に留学を勧められたから」など、留学の理由が受動的な場合もあると思います。そういった就活生の方は、上記のような前提を踏まえた上で「自分なりの留学の目標・目的」を伝えるように心掛けましょう。ガクチカの基本的な書き方続いては「ガクチカの書き方」を解説していきます。ガクチカは基本的に以下のフレームワークに沿って書くと論理的な文章になると言われています。※下記のフレームワークの6つの要素に関しては、「全ての要素を必ず盛り込まなければならない」というわけではありません。ESの設問形式や指定文字数を考慮しながら、構成を調整していただければと思います。上記のフレームワークを見てもらえば分かるように、(1)結論→(2)動機→(3)目標と困難→(4)取組みと結果→(5)人柄→(6)学びといった構成でガクチカを論理展開していくと良いと考えています。この順番に沿うことで、面接官にわかりやすく論理性を保った伝え方ができるほか、面接を想定して自分の頭の中で整理された内容に仕上げることができます。下記の動画でもガクチカの書き方を確認できるので、参考にしてもらえればと思います。例として、フレームワークに沿ってガクチカを整理した内定者のESを見ていきます。それぞれの項目でどのようなことを述べるのか大枠を掴んでいただければと思います。下記は野村総合研究所(NRI)内定者のESです。フレームワークに沿ってかなりレベルの高い内容にまとめ上げられています。(1)結論学生時代、スポーツ科学とトレーニングに関するWebサイトを立ち上げに力を注いできた。⇩(2)動機地方出身の私は信頼性の高いスポーツ科学情報が少ない事に疑問を感じていた。⇩(3)目標・困難そこで「スポーツをする人に正しい知識を知ってもらい、成功体験に繋げてもらいたい」という想いで信頼性の高い情報配信サイトを作る活動を始めた。活動の中での一番の挫折経験は、団体が解散してしまった事だ。設立当初数名で活動していたが、プログラマが抜ける致命傷を受けてしまった。そこから次第に団体のガバナンスが取れなくなり、結果解散するに至った。⇩(4)取組み・工夫とその結果しかし、ここで諦めたら諦め癖がつくと思い、サイト作成に再挑戦する決意をした。プログラミング独学によるサイト構築、周囲と協力しコンテンツ作成する事の二点が難点であったが、持ち前の勤勉さとビジョンに共感してもらう説得力で成し遂げてきた。サイトを公開と同時にSNSを通じて宣伝した結果、月に千人近くの方に利用して頂く所まで辿り着く事が出来た。⇩(5)人柄社交的な人柄が、団体立ち上げの際に活かされた。また基本的に真面目なため、最後までやりきろうとする姿勢が周りにも伝わり、最終的なWebサイトの立ち上げに繋げることができた。⇩(6)学び団体解散という挫折経験から窮地の時こそ冷静に対処する判断力と粘り強さ、そして何より周りを巻き込むには「絶対に成し遂げる」という情熱が大切である事を学ぶ事が出来た。上記の野村総合研究所(NRI)内定者のESは「こちら」からご覧いただけます。フレームワークに当てはめて内容を考えると、上記の内定者の方のようにレベルの高い伝え方をすることができます。フレームワークの各項目の具体的なポイントは、以下に記載した記事からご覧ください。【参考】→フレームワーク含め、「ガクチカの書き方」について網羅的に解説している記事になります。「ガクチカをうまく書けない」と悩んでいる就活生にとっては必読の記事になります。留学経験をエピソードにしたガクチカの書き方先ほどのフレームワークを基に、「留学経験をエピソードにしたガクチカの書き方」を紹介していきます。また、各項目の参考記事ではポイントをより詳細に解説しているため、そちらも参照にしつつ理解を深めていただければと思います。今回は、以下に掲載したガクチカを具体例として解説していきます。留学先の大学にて、留学生間での交流会を実現することに力を注いだ。私は、(1)語学力向上(2)異文化コミュニケーションの促進の2つの目的で1年間の留学に行くことを決意した。そしてこの目的を果たすにあたり、様々な留学生と関わることのできる交流会が最善策だと考えた。交流会を開催するにあたり、50名の参加を目標に定めた。当初は「友人に頼んで交流会の情報を拡散してもらう」という集客のみだったため、案の定参加者はほとんど集まらなかった。そこで集客方法の課題を洗い出し、「ツテだよりの集客では、そもそも交流会の情報を充分にリーチすることすらできてないのでは?」という仮説を立てた。そしてこの仮説をもとに、新たに2つの施策を実施した。それが(1)構内でのチラシ配布(2)講義内での告知である。チラシ配布に関しては、友人にも協力してもらいながら「週2日×2時間」行い、約2,000枚のチラシを配り切った。講義内での告知に関しては、教授に懇願し、留学生の多い講義を中心に計10コマで告知を行った。その結果、約70名の参加者を集い交流会を開催することができた。挫けそうになった時期もあったが、持ち前の不屈の精神で走り続け、交流会を開催できたことは大きな自信になっている。今後も、交流会の開催に向けて奔走した経験、そしてこの経験から学んだ目標達成に向かって努力することの大切さを活かしていきたいと思う。以下では、「上記ESの内容が各項目のいずれに該当するか」も記載してあるため、それぞれ照らし合わせながら確認してみてください。※下記でそれぞれ解説しているフレームワークの6つの要素に関しては、「全ての要素を必ず盛り込まなければならない」というわけではありません。ESの設問形式や指定文字数を考慮しながら、構成を調整していただければと思います。(1)結論:何に取り組んだのか?「学生時代に何に取り組んだのか」を結論ファーストで書き始めましょう。この結論を見ただけで、何について取り組んだか採用側が大枠をイメージできるよう、あまり余計な説明をせず端的に述べる必要があります。以下の記事にあるように、「目標達成能力・リーダーシップ・チャレンジ精神」の3つの側面をそれぞれアピールできるエピソードを選択できると、良い評価を得れる可能性が高まります。(もちろん、3つの側面以外にも評価される項目はありますが、上記で挙げた3つの側面は特にどの業界・企業にも応用することができると考えられます。)【参考】→「ガクチカで重視される4つの評価項目」について解説している記事になります。ガクチカ作成の基本的な部分になりますので、まずはこの記事を確認していただくことをオススメします。また、「経験自体のインパクト」が高いことも高評価に繋がりますので、インパクトのある経験や著しい成果を残した場合は、冒頭の文章からそれが伝わるよう強調しておくといいと思います。上記で掲載したESの中で「結論」に該当する箇所は以下のようになります。留学先の大学にて、留学生間での交流会を実現することに力を注いだ。(2)動機:なぜ取り組んだのか?次に「なぜそれに注力しようと思ったのか」という動機を示しましょう。採用側は、この項目から「就活生がどのようなことに熱意を向けられるのか・モチベーションの源泉」を知りたいと考えています。なぜかというと、学生時代の経験で感じたモチベーションが仕事上のそれに通じるという考えが根底にあるためです。入社してからもモチベーション高く働いてくれる人材だと見極められるために、その業界・企業の仕事に通じる動機を示すことが求められます。下記の参考記事でも述べていますが、動機は"価値観に根ざした動機>主体的な動機>受動的な動機"の順番で評価されるため、そのことを理解して書き進める必要があるでしょう。【参考】→「なぜそれに取り組んだのですか?」という質問を通して面接官は何を評価しているのでしょうか。本記事では、動機の評価ポイントを内定者の回答と合わせて確認していきます。上記で掲載したESの中で「動機」に該当する箇所は以下のようになります。私は、(1)語学力向上(2)異文化コミュニケーションの促進の2つの目的で1年間の留学に行くことを決意した。そしてこの目的を果たすにあたり、様々な留学生と関わることのできる交流会が最善策だと考えた。(3)目標と困難:どんな目標を掲げたのか?目標達成するうえでの困難は何か?取組における目標を通じて、「あなたの志の高さ及び何を目指しているのか、そのモチベーションの源泉は何か」を見極めようとしています。この内容が「仕事における目標の高さ・モチベーションの源泉は何か」に繋がります。目標設定に関しては、妥当な目標よりも自ら高い目標を設定する方が評価は高くなります。というのも、あくまでも極端な例にはなりますが「自ら高い目標を設定し、その目標の達成に向かって本気で努力した人」と「他の人と同じような妥当な目標を設定し、そこそこ努力して目標を達成した人」では、確実に前者の方が「採用したい!」と面接官は考えるためです。「なぜその目標を設定しようと思ったのか、その目標の難易度はどの程度のものなのか」を、具体的且つ根拠を示しながら伝えましょう。また、目標達成するうえでの困難、つまり「どの程度のことを困難と感じるのか」という質問を通して、仕事上でも困難を乗り越えられる人材かを見極めようとしています。あなたが感じる困難について面接官が共感できなければ、取組自体がアピールにならない可能性があるため注意が必要です。困難に関する質問では、"困難のレベル(どの程度の物事を困難だと思うのか)・その困難の背景・乗り越えるまでのプロセス・乗り越えた結果"といった項目全てが重要となります。どんな困難なのかという事実だけでなく、「なぜそれを困難だと考えたのか」などを具体的に伝えましょう。下記の記事でも述べていますが、困難は"困難を伴う主体的目標>主体的目標>受動的目標"という順番で評価されると言われているため、こちらも意識していただければと思います。【参考】→面接においては、「物事に取り組む上でどのような目標を設定したのか、その中でどのような課題があったのか」について深く掘り下げられることが多いです。この質問に関する評価ポイントと内定者の回答例について詳しく説明しています。上記で掲載したESの中で「目標と困難」に該当する箇所は以下のようになります。交流会を開催するにあたり、50名の参加を目標に定めた。当初は「友人に頼んで交流会の情報を拡散してもらう」という集客のみだったため、案の定参加者はほとんど集まらなかった。(4)取組みと結果:どのように取り組んだのか?取組みの結果はどうだったのか?上記で述べた目標・困難に対して、具体的に取り組んだ内容について記述するようにしましょう。この場合、必ずしも目標を達成したエピソードについて述べる必要はありませんが、「どこに問題の本質があったのか・なぜそのアプローチを取ったのか」について考える必要があります。以下の記事にあるように、"状況把握のために行ったこと→困難の根本的な原因→原因の解決のために実行したこと"の順番で行動を記述することで、いわゆる「ファクトベースのガクチカ(活動内容が時系列に沿って書かれているだけのガクチカ)」になるのを避けることができます。【参考】→目標や困難に対する姿勢を見ることで、その就活生の人柄が分かるため、採用担当者は「目標や困難に対してどのように取り組み、またどのような結果が得られましたか?」という趣旨の質問を往々にして繰り出してきます。本記事では「どのように取り組んだのか」という質問における面接官の意図と、評価される回答例について詳しく説明していきます。上記で掲載したESの中で「取組みと結果」に該当する箇所は以下のようになります。そこで集客方法の課題を洗い出し、「ツテだよりの集客では、そもそも交流会の情報を充分にリーチすることすらできてないのでは?」という仮説を立てた。そしてこの仮説をもとに、新たに2つの施策を実施した。それが(1)構内でのチラシ配布(2)講義内での告知である。チラシ配布に関しては、友人にも協力してもらいながら「週2日×2時間」行い、約2,000枚のチラシを配り切った。講義内での告知に関しては、教授に懇願し、留学生の多い講義を中心に計10コマで告知を行った。その結果、約70名の参加者を集い交流会を開催することができた。(5)人柄:活動の中であなたのどのような性格が活かされたのか?取組みを説明し、経験自体の記述を完結させたら、「その経験においてどのような人柄が発揮されたのか」について書きましょう。同じ状況に直面しても、それに対しどう行動するかは人によって異なり、人柄がその選択を決定付ける一要素だという考えから問われています。人柄はその人の立ち振舞いといった印象を構成するものであり、面接ではESで述べたキャラクターと乖離がないかどうかを確認されます。取組内容との整合性はもちろん、面接の場での印象との整合性も意識しておくべきでしょう。上手くアピールすることで企業と自身とのマッチングの良さを伝えられたり、「一緒に働いてみたい!」と思ってもらうこともできます。【参考】→面接では、就活生の人柄に関する質問がよくされますが、多くの就活生はそれを想定していません。本記事では多くの就活生が無視しがちな「人柄」に関する質問について、評価項目と具体的回答例について詳しく説明したいと思います。上記で掲載したESの中で「人柄」に該当する箇所は以下のようになります。挫けそうになった時期もあったが、持ち前の不屈の精神で走り続け、交流会を開催できたことは大きな自信になっている。(6)学び:取組みを通じて何を学んだのか?学びを社会でどのように活かすのか?最後に、これまで語ったエピソードから得た学びを述べましょう。単なる気付きや感想ではなく、「社会に出てからも活かすことができる学びであるかどうか」が見られています。評価としては、以下の記事にあるように"組織としての方法論>個人としての方法論>個人の単なる気づき"の順番で評価されます。【参考】→ガクチカから学んだことの書き方について解説している記事になります。例文も掲載していますので、「学びをどのようにアピールするか」という観点を確認してみてください。上記で掲載したESの中で「学び」に該当する箇所は以下のようになります。今後も、交流会の開催に向けて奔走した経験、そしてこの経験から学んだ目標達成に向かって努力することの大切さを活かしていきたいと思う。まとめ本記事では、文系学生を中心にエピソードとして用いられることの多い"留学経験のアピール方法"を解説しました。「留学経験=語学力の向上をアピール」と勘違いしている就活生を稀に見受けられますが、それだけでは他の就活生と差別化を図るのが難しく、それゆえに適切なアピール方法・文章構成を理解しておく必要性があります。本記事の内容を参考にし、自身の留学経験のエピソードを魅力的にアピールしていただければと思います。ガクチカ完全攻略記事一覧1.そもそもガクチカって何?2.ガクチカがない人の対処法3.ガクチカの書き方を徹底解説4.ガクチカの例文を紹介(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには(3)ガクチカで留学経験をアピールするには(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには(5)ガクチカでボランティアをアピールするには(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには(9)ガクチカで趣味をアピールするには(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには→ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには→ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには→ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには→ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選 245,612 views

現在ES掲載数

77,622

すべて見れる

上に戻る

会員登録・ログインして全てのコンテンツを見る

無料会員登録