【22卒向け】1月にエントリー締切を迎えるインターン・本選考まとめ|締切順

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最終更新日:2020年12月24日

【22卒向け】1月にエントリー締切を迎えるインターン・本選考まとめ|締切順

2020年も今月で終わりを迎え、就活生は本格的に就活を意識し始める頃ではないでしょうか。

22卒就活市場ではすでに本選考を開始している企業もあれば、まだまだインターンを行っている企業もあります。

そこで本記事では「1月に本選考・インターンのエントリー締切を迎える大手企業」をまとめました。

早期内定が欲しいと思っている就活生や、本選考の前にインターンに参加したいと思っている就活生はぜひ参考にしてみてください。

情報の精度には最大限注意していますが、本記事の記載情報には誤りがある可能性があります。コロナウィルスの影響で選考内容に変更があるかもしれないため、本記事の記載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。

1月に本選考のエントリー締切を迎える企業

ここでは、1月中にエントリー締切を迎える本選考情報を紹介します。

以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日・募集職種に加え、「本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移」が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用してみて下さい。

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まとめ

本記事では、"1月に本選考・インターンのエントリー締切を迎える大手企業"を締切順にまとめました。

本記事を参考に、自身の志望企業のインターンのエントリー締切を管理し、「効率的なエントリー・自身の就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。

【Excel・スプレッドシート付き】インターンのエントリー前に準備必須!unistyle特製エントリー企業管理シート
→unistyleオリジナルの「インターンエントリー企業管理シート」になります。スプレッドシートをダウンロードするだけで使用できますので、ぜひご活用ください。

また、「リアルタイムに選考の情報交換をしたい!」という方はunistyleが運営するオープンチャットグループをご活用ください。

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日本テレビが求める人材と日本テレビの今後の展開 日本テレビが求める人材と日本テレビの今後の展開 日本テレビをはじめとしたテレビ業界は、テレビ好きの学生からは高い人気を持つ一方で、最初から敬遠してしまっている学生も多くいるように感じています。採用広報の打ち出しもテレビ好き向けに寄っているためかもしれません。それでも、国内の番組制作以外にもデジタル領域の強化や海外展開などにも今後力を入れていくテレビ業界は、従来のテレビ好きだけでなく、ビジネス志向の優秀な学生を求めていると言えます。日本テレビではどのような事業を行いどのような展開をしていくのか、キャリアイベント「グローバルカンパニーのキャリアパスを知る」で日本テレビの採用担当者が話していたことをまとめつつ海外展開などについても触れていきます。日本テレビの仕事内容と求められる人材はじめに、以下は2015年度の日本テレビの事業別収入内訳です。単位:百万円事業別収入割合放送収入248,45080.90%番組販売収入11,4423.70%事業収入44,94614.60%(内、海外事業)(-1697)0.60%不動産賃貸収入2,2370.70%合計307,075デジタル分野などの新規領域に進出するといっても、現状の主な収益源は国内向けの放送収入となっています。そのため部署ごとの人数も、①ニュース記者などが所属する「報道局」、②カメラや音声といった番組制作の技術的業務を引き受ける「技術統括局」、③バラエティやドラマを制作する「制作局」の3部署が多くなっています。参考:人数の多い部署トップ3!|日テレ採用サイトそうした背景もあり、まだまだテレビ好きやテレビに対する熱い思いのある人材は求められているようです。(日本テレビの採用担当者も、自社の番組で好きな番組を質問されると決めかねるほどのテレビ好きでした)それでも、消費者としての好きと提供者としての好きはまったく性質が異なるため、単なる「ファン」は求められていない点には注意が必要です。日本テレビに限らず、企業が求めているのは自社のファンではなく、自社のファンを増やせる人材です。参考:「好きだから」という志望動機の8割が評価されない理由日本テレビの海外での仕事報道や番組制作はドメスティックな仕事と捉えられていますが、海外で仕事をする機会も多くあります。例えば海外ロケなどが挙げられ、「世界の果てまでイッテQ」「アナザースカイ」といった番組をイメージするとわかりやすいでしょう。人によってはロケのためにほとんど毎月くらいの頻度での海外出張もあるとのことで、普段旅行では行けない(行かない)ような場所に行く貴重な経験ができると採用担当者は話していました。海外の支局でニュースを報道する仕事もあり、最近ではアメリカ大統領選のための取材などで飛び回っている人もいたようです。以下は日本テレビの海外支局です。支局は主にヨーロッパ・アジア・アメリカなどが中心ですが、時には戦地周辺などの支局のない地域にも取材に行くことがあるようです。テレビを取り巻く環境日本テレビの売上自体はここ数年増加を続けているものの、少子高齢化の進行やインターネットが成長している今、テレビの地上波放送としては岐路に立たされていると言えます。またこれからは、「決まった時間に決まった番組を見る」という現在のテレビのスタイルが変わってしまうことも考えられます。上記のような状況も踏まえ、日本テレビは次の手を打っています。例えば、日本テレビは動画配信サービス「Hulu」を2014年に買収し、自社で作成したコンテンツをHuluを通して手元のデバイスで場所や時間を問わずに視聴者に届けられるようになっています。このように、従来の放送事業だけに固執することなく、時代にあった形で事業展開していくことが今のテレビ業界に求められていると言えるでしょう。放送以外の事業についても新たな「挑戦」を行っています。アジアNo.1メディア企業を目指し、ビジネスの提携などを積極的に行っている海外事業、動画配信会社「Hulu」を運営するインターネット事業などがその例です。引用元:社長メッセージ|日テレ採用サイトメインのテレビ業界志望者層であるテレビファンだけでなく、柔軟に新しいビジネスを生み出せる人材こそ、これからのテレビ業界に求められていると言えます。最後にインターネットの台頭や少子化で逆風と言われているテレビ業界ですが、日本テレビは今後10年間で新たなビジネスを成長させていこうとしています。提供者としてテレビに関わりたいと考えている方はもちろん、これまで敬遠していた商社・コンサル志望などのビジネス志向の方も就職先として目を向けていただければと思います。photobyDickThomasJohnson 25,122 views
21卒は就活氷河期になるかも?経済学部がガチで調べてみました。 21卒は就活氷河期になるかも?経済学部がガチで調べてみました。 こんにちは。就活中の慶應生です。最近、経済学を勉強していて景気循環があることを知りました。景気循環は一定のサイクルで回っており、そろそろ不況が来るかもしれないという予想が立っているらしいと聞きました。そこで、景気が悪くなってしまうと新卒の採用状況にも影響してくるのではないかと不安になり、本当にそうなってしまうのか調べてみました。結論から言うと、21卒の就活市場が悪化するかもしれません。就活市場が悪化する理由は、日本経済が不況になる可能性があるからです。”どこに申し込んでも、選考が進まない、通らない・・・”と何社出しても最終面接まで行きつかず、内定が取りにくくなる時代が再び来るかもしれません。不況になった場合、採用人数ってどうなるの?どれくらい危機的状況なの?本当に不況が来るの?今から対策できることって何?など21卒の皆さんが疑問になることを考察し、解決していきたいと思います。不況になると新卒採用ってなぜ減るの?皆さんに質問です。不況になると就活の状況がどのように変わると思いますか?21卒の皆さんならば、なんとなく不況が来たら企業の採用人数も少なくなるのは感覚でもわかるのではないでしょうか?少し考えてぱっと答えが出た人も、感覚では分かるけど詳しくは説明できない、と様々だと思います。不況が来ると就活の状況がどうなるのか、詳しく説明していきたいと思います。まず、景気が悪化すると企業の業績が下がり利益が減ります。そして、企業は赤字になるのを防ぐために、企業は余分なコストを削減し始めます。企業の経費の中でも大きく占めるのが人件費です。人件費を削減すると、新卒採用も縮小することになります。実際に、上のグラフを見ていきましょう。水色が求人総数です。直近一番大きな金融危機であるリーマンショックは2008年に起こりました。その後の2009年をピークに2014年まで、明らかに求人総数は減少していることが分かります。このように、景気が悪くなると求人数も減り、新卒の採用人数も減ることが考えられます。参考:第35回ワークス大卒求人倍率調査(2019年卒)リーマンショック時の就活では、世の中の景気が悪くなると、どのような状況になるのでしょうか。先ほど出てきたリーマンショックを例に用いて解説していきたいと思います。リーマンショックとは皆さんは、リーマンショックをご存じでしょうか?私たちが小学生の時にあった出来事です。”一回は聞いたことがある”という人も多いのではないでしょうか。リーマンショックとは、2008年9月に起こり、アメリカのリーマン・ブラザーズが倒産したことによって引き起こされた、世界的金融危機のことです。アメリカで起こった不況の影響は、日本にも到来しました。そして、日本経済は不況になり、就職活動にもマイナス影響をもたらしました。私たちはまだ小学生だったこともあり、不況の影響は感じることが少なかったと思います。しかし、当時の日本経済はかなり低迷した時期でした。この低迷は給与のボーナスにも影響し、大幅にカットされていたようです。自分が在籍していた企業では、リーマンショック以降賞与が3年間カットされていた。引用:2008年のリーマンショックが日本経済に与えた影響元アメリカ大統領のバラク・オバマさんもリーマンショックの出来事をかなり深刻に捉えていたようです。2008年9月以降世界経済に大きな悪影響を及ぼしたことが分かります。「1929年の)大恐慌以来、最も深刻な金融危機だ」引用:2008年9月15日リーマンが破綻破産法適用申請リーマンショック以降、日本の就職活動も難しくなりました。実際に、企業の経営も悪化し、内定が決まっていたのにも関わらず、内定取り消しを受けた学生も多くいたようです。2008年度では2000人を超える就活生が内定取り消しになってしまいました。参考:ルール廃止で増加懸念内定取り消し73人、今年も低水準関連:「え…こんなことで内定取り消し…?」あなたの身近にも潜んでいる内定取り消しの悲劇就活における言葉の定義ここで、リーマンショックの時の就活状況を理解する前に、言葉の定義を理解していきましょう。皆さんは就活市場での、売り手市場と買い手市場の定義は説明できるでしょうか?最近はよく、”売り手市場”という言葉をよく耳にすることが多いです。今一度、その意味を理解し、整理しておきましょう。就職市場における「売り手」とは?「買い手」とは?「売り手」は、就職したい学生。「買い手」は、採用したい企業。なぜ、このような表現になるのか?雇用するにあたって、給与というお金を支払うのが企業だからと考えるとイメージしやすくなるでしょう。就職市場は、売り手が優位になったり、買い手が優位になったりと変動するものです。たとえば企業のトータルの求人数が少なければ、就職は狭き門となり、企業はじっくりと応募者を選考でき満足度を高めることができますが、一方で応募者である学生は苦労することになります。よって、企業側優位であり、このような場合は、「就職買い手(優位)市場」となるわけです。逆に、企業のトータル求人数が膨れあがったにもかかわらず、就職希望学生数が変わらなければ、就職は広き門となります。結果として、学生は就職先企業をじっくり選ぶことができ満足度を高められ、企業は優秀な入社予定者の確保に苦しむことになります。よって、「就職売り手(優位)市場」となるのです。引用:就職売り手市場、買い手市場最近よく言われている売り手市場は、「就職したい学生にとって優位な状況」です。一方で、リーマンショックの時の買い手市場は、「就職したい学生にとって不利な状況」なのです。また、景気と就活の関係をよく表している指標の一つに有効求人倍率というものがあります。こちらの言葉も今一度確認してみましょう。有効求人倍率とは、企業からの求人数(有効求人数)を、公共職業安定所(ハローワーク)に登録している求職者(有効求職者数)で割った値のことで、雇用状況から景気を知るための統計資料の一つです。経済指標としても重要で、厚生労働省が毎月公表しており、ニュースや新聞などでも報じられます。有効求人倍率は、求職者1人に対して、何人分の求人があったかを示すもので、求職者数よりも求人数が多いとき=人手が不足しているときは、有効求人倍率が1を上回り、逆のとき=就職難のときは1を下回ります。有効求人数は、公共職業安定所を通じた求人・求職情報を利用するため、求人情報誌や転職情報サイトなどの求人情報は含まれていません。引用:有効求人倍率とは?雇用状況から景気を知るための統計資料の一つということは、有効求人倍率が下がっていれば、景気も下がっているということです。一方で、有効求人倍率が上がっていれば、景気は上がっています。つまり、景気と有効求人倍率には正の相関があります。【本記事上の定義】・売り手市場…就職したい学生にとって優位な状況・買い手市場…就職したい学生にとって不利な状況・有効求人倍率…景気を知るための統計資料の一つリーマンショック時の就活状況言葉の定義を理解したと思うので次に、リーマンショック時の就活状況を見てみましょう。リーマンショック時の就活は、買い手市場でした。先ほども定義を見たように、買い手市場は「就職したい学生にとって不利な状況」です。実際に、内定取り消しがかなりあった時代の就活市場は、学生にとって厳しいものでした。売り手市場だった頃とは一転し、「御社が第一志望です」と言う学生が増えたり、数十社応募しても、面接でほぼ落とされる、内定一社取れれば良い方という状況が続きました。就職活動がかなり困難を極めていたようで、卒業を取り消して留年扱いにする措置を取る大学まで現れたこともあったそうです。売り手市場時代に生きる現役就活生からしたらイメージしにくいかと思いますが、当時は一人の応募企業が100~200社というのもザラであり、どんなに選考対策を行い数を追っていっても、なかなか実を結ばないという非常にシビアな就活風景でした。引用:不景気は就活に響く?就活生はどう動くべきか確かに、私たちはまだ売り手市場と言われている就活生で、イメージしにくいと思います。しかし、買い手市場になるとかなりの数の企業に応募しないといけない状況になります。応募企業が多くなると、企業研究の量やOB訪問も必然的に増えていくでしょう。数値的には、2009年の有効求人倍率は2.14倍と2008年と変わらなかったのですが、リーマンショックが起こった翌年の2010年には、大幅に有効求人倍率が1.62倍に下がっています。そして、2011年から2014年にかけて有効求人倍率は低迷を続けていました。先ほども、景気と有効求人倍率の関係性を見たように、不況になると、その後数年間は有効求人倍率は低迷し続けることが分かります。このような買い手市場になった場合も想定して、今後の就活を進めていきましょう。参考:第36回ワークス大卒求人倍率調査(2020年卒)?本当に不況が来るのか?リーマンショック後、就職活動を行った世代はかなり過酷な状況を強いられたことが分かりました。次に、不況が来るのか調べてみました。結論から言うと、不況が来るかもしれません。その理由を述べていきたいと思います。景気循環皆さんは「景気循環」という言葉を知っているでしょうか?今後、不況が起こる可能性を調べていったときにこのワードは知っておいてもいいと思いました。景気は就職活動にも影響を及ぼすものなので、ある程度の知識を持っておいてもいいかもしれません。一度、図も含めて理解していきましょう。資本主義経済の経済活動は、図表19-1のように時間を通じて上下変動をすることが実証されており、この変動を規則的な循環運動として捉えたものを景気循環とよぶ。景気の山から山まで(または谷から谷まで)を一循環(一周期)とよび、景気の山から経済活動が低下し始めた状態を後退、後退が進み谷に至るまでを不況、景気の谷から経済活動が上昇し始めた状態を回復、回復が進み山に至るまでを好況という。引用:第19章経済変動図からも分かるように、景気は循環していて、一定のサイクルであることが分かります。景気が後退していき、不況になり、回復し、好況に戻っていきます。今の景気の状況を知ることも、世の中を知る上で大切かもしれませんが、大きな文脈で見ることも一つの手だと思います。では次に、今までにどのような景気循環の流れがあったのか見ていきたいと思います。信用危機の再来に警戒感が強まっている。2018年はリーマンショックから数えて10年の信用サイクルの節目に当たるからだ。リーマンショックのような金融危機は好景気の下で信用供与が膨張していたところで、何らかのきっかけで債務不履行が発生し、リスクを減らすための資金回収に個々の投資家が走る結果、資金不足による倒産が連鎖して起こる。1987年に起きたブラックマンデーに始まり、1997年のアジア通貨危機、2008年のリーマンショックとほぼ10年の周期で金融危機が発生してきた。引用:リーマンショック10年、危機は再び来るのか1987年のブラックマンデー➡1997年アジア通貨危機➡2008年リーマンショックと約10年ごとの景気循環があることが分かります。上記の引用でも提示されていますが、2008年のリーマンショックから10年ほど過ぎ、もうそろそろ不況、金融危機が来るのではないかという予測は立てられます。もしかすると、今年か来年あたりにリーマンショックのような状況になるかもしれません。また、次のように景気について予測しているものもあります。BridgewaterAssociatesのRayDalio氏が、現在を「景気サイクルの終わりから1-2年前」の時点と明言した。〔中略〕同氏はサブプライム/リーマン危機を的確に言い当てた1人としても有名だ。引用:レイ・ダリオ:景気サイクル終盤で起こることこの証言は、2018年だったので、2019~2020年にかけて不況が来るかもしれないということを言っています。このレイ・ダリオさんはリーマンショックの予想を当てた方でもあるので、この証言はかなり有力であることが分かります。調べていく中で、そろそろ不況が来るのではないかと予想が多くありました。就活にも関わってくることなので、今後の景気の動向が気になる一方です。求める人材像が変わるここまで読んでくださった21卒のあなたは、「もしリーマンショックのような危機的な状況になるのならば、何を対策していけばいいのか?」と思うでしょう。その答えは、これからの時代において求められる人材になることです。では、皆さんはこれからの時代において求められる人材とはなんだと思いますか?論理的に考えることができる左脳型の人材でしょうか?それとも、共感ができ全体を把握できる右脳型の人材でしょうか?答えは、半分正解で、半分間違っています。つまり、右脳と左脳思考のどちらもバランスの取れた人材が今後求められる人材になります。確かに、論理的な思考が求められるのは正解です。しかし、それだけでは今後求められる人材にはなれません。今や、事務作業や簡単な処理はAIやコンピューターに代替されてきている時代になっています。そのように時代が変わってきているということは、「求められる人材」も変わってくるのではないでしょうか?「これから求められる人材」を考えるポイントについてヒントになる本を紹介したいと思います。社会評論やビジネス関連の書籍を多く執筆しているダニエル・ピンク氏の著書『ハイコンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』です。過去150年ほどの大きな流れを見てみると、大量生産の工場で働く強靭な肉体と精神を持ち合わせた労働者たちの「工業の時代」から、論理的で分析思考の得意な左脳型であるナレッジワーカーたちの「情報の時代」になりました。ナレッジワーカーの言葉の意味は以下の通りです。ナレッジワーカーとは、ナレッジ(知識)とワーカー(労働者)を組み合わせた造語です。企業に対して、知識による新たな付加価値を生み出す労働者、「知識労働者」のことを指します。肉体労働やモノづくりのための単純労働に対する概念で、形のない知的生産物を生み出す労働者と定義されています。20世紀に活躍した社会学者・経済学者として知られるピーター・ドラッカーが、1960年の著書『新しい現実』の中で提唱しました。引用:「ナレッジワーカー」とは?仕事内容や求められる能力、育成事例ナレッジワーカーがこれまでの時代を牽引してきたのは間違いない事実です。しかし、これからの時代は大きく分けて三つの要因によって知識労働者であるナレッジワーカーのような左脳型人間は活躍が難しくなってくると言われています。三つの要因①先進国の生活が豊かになった②より低賃金なアジアに仕事を委託できるようになった③AIやロボットなどのテクノロジーの発展により、仕事が代替されるようになった。上記の世界の動向を踏まえれば、左脳型の思考をしているだけでは今後の求められる人材に合わなくなってしまいます。もちろん、「左脳型の思考が必要ない」ということではないということです。左脳型の思考も必要であるという前提で右脳思考も大事になってくるのです。また、「今後求められる人材像」について、リクルートワークス研究所副所長の中尾隆一郎氏は下記のように述べています。【2つのタイプ】・広範な知識と経験に基づく調整力にたけたゼネラリスト以上に、社内外のさまざまな人々を結び付けて収益を生み出す力を有しているのがプロデューサー・限られた職域で定型的な業務に注力するスペシャリストよりも、さらに専門性が高くしごとに必要なテクノロジーを使いこなすことができるのがテクノロジスト引用:日本企業が求める人材像、2030年にはこの2タイプに!?特に前半部分の「社内外のさまざまな人々を結び付けて収益を生み出す力を有しているのがプロデューサー」は、これから特に大事になってくるものです。先ほども紹介した、「ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代」でも、”個別よりも『全体の調和(シンフォニー)』”が求められると述べています。ダニエル・ピンク氏は、この「調和(シンフォニー)」を次のように定義しています。今日、最も重視されるのは、分析力ではなく総活力、つまり全体像を描き、バラバラなものをつなぎ合わせて印象的で新しい全体観を築き上げる能力である。〔中略〕たとえば、パターンを認識すること、境界を外して考え、隠された関連性を見つけ出すこと、イマジネーションを大胆に飛躍させることなどだ。引用:ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代情報に簡単にアクセスできる時代になり、とても便利な時代になったと思っている人は多くいるでしょう。その一方で情報過多により、選択肢が無限にある今日では「全体的に捉える能力、バラバラの断片をつなぎ合わせる能力、統合する能力」がより一層求められるようになっています。言い換えると、右脳の重要性が高まっているということです。まとめると、今後は右脳と左脳の両方を持ち合わせた人材が求められます。当然ながら右脳はすぐに鍛えられるものではありません。本章で伝えたかった内容としては、「自分は高学歴だから内定がもらえるだろう。」と楽観視せずに、不況に備えて、今からできる就活対策を粛々と進めることが何よりも大切だということです。参考:ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代【大前研一さんのお薦めの書籍】参考:成功ルールが変わる!―「カラオケ資本主義」を越えてネクスト・マーケット「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略(ウォートン経営戦略シリーズ)就活生はどう向き合っていくか本記事を読んで、21卒のみなさんはどう感じましたか?仮に、金融危機が起こってしまった場合、就活市場に大きく影響を及ぼしていきます。リーマンショックの二の舞にならぬよう、就活の対策はぬかりなくやっていきましょう。また時代が変化していくと、これから求められる人材の流れも変わってきます。これらのことを頭の片隅に入れながら、21卒の皆さんは就活の対策をしていきましょう。就活は、自己分析、ES、グループディスカッション、面接など対策するべきことはたくさんあります。「売り手市場」という言葉に踊らされずに今からできること、「本選考に向けて早めの対策」をしっかりしていきましょう。油断は大敵です。また、unistyleには就活の対策記事がたくさんあります。ぜひたくさん活用して、納得した就活にしていきましょう。また以下の参考記事が、今の就活の状況を見つめ直す機会になれば幸いです。参考:新卒に1000万円、急激な人材市場の変化に就活生はどう向きあえばいいのか。参考:unistyleの記事をひたすら読み込んだ私が面接で無双した話【~対策記事一覧~】自己分析業界研究OB訪問志望動機企業選び面接 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体育会経験ではなくあえてアルバイトでの営業経験を伝えた、リクルート内定者による就職活動アドバイスその2 体育会経験ではなくあえてアルバイトでの営業経験を伝えた、リクルート内定者による就職活動アドバイスその2 先日、リクルートの内定者と就活生によるWeb質問会を開催いたしました。その際に、多くの就職活動生の参考になる受け答えがありましたので、ここに記事として残したいと思います。リクルートを志望している方もそうでない方も参考になると思いますので、ぜひお読みください。今回はインタビューでの受け答えの中でも、OBが実際に受けた面接での質問と本人が意識したテクニックから、リクルートの内定者の学歴や人間性についてまとめました。よろしくお願いします。「志望動機よりも企業選びの軸を意識せよ!リクルート内定者が語る就職活動アドバイスその1」こちらも併せてご覧ください。回答者プロフィール【自己紹介】大学:文系(私立)学生時代に頑張っていたこと:予備校バイトでの営業活動、準体育会の活動内定先:リクルート人材部門を2つ、大手精密機械メーカー、スーパーゼネコン、他ベンチャー数社選社軸:①生まれや育ちの格差関係なく意思ある人が応援される世の中を作りたい②父親を超えるビジネスパーソンになりたい。受けていた業界:リクルート、機械メーカー、ゼネコン、マスコミを少々一言:特殊なスペックを持っていませんが、自分なりに考え抜いて複数社内定を得たように思います。内定者訪問や内定先からも呼ばれて17卒の皆さんの相談にものっているので、ぜひ参考にしてください。本日は宜しくお願い致します。面接や選考リクルートの面接では徹底的に「それはなぜ」の深堀りをされた①他社の選考も含め、面接で1番受け答えに困った質問、そのときどのように工夫して答えたか②リクルートに特徴的な質問(他社ではあまり聞かれなかった)があったら教えてくださいよろしくお願いいたします。①基本的な学生時代頑張ったことや志望動機ではありませんでしたが、内定をもらった精密機器メーカーの面接は非常に難易度は高かったです。具体的には、「僕、フレンチ派なんだけど和食好きになるように説得して」といった質問です。クリエイティブ系の質問は、その会社が自分に何を求めているのかを考えて臨みました。その会社は営業会社なので、営業マンとして私が大切だと思っていた「ヒアリング」を意識して回答しました。②徹底的に「それはなんで?」という風に聞かれることでしょうか?インターンの面接では、ある意味圧迫レベルで泣き出した子もいると聞いております笑人材業界についての志望動機はあまり聞かれない。選社軸という形で聞かれる!リクルートの面接の中で「人材業界」に対する興味・関心・志望動機などの質問が来たことはありますか?あれば、どのように答えたか教えてください。私自身にその質問が来たことはありません。リクルートでは志望動機は聞かれず、選社軸という形で聞かれます。ちなみに人材業界志望の人は印象ですが、半分にも満たないと感じています。面接は一問一答くらいの感覚で話し、伝えたいことをシンプルに伝えた選考のときに意識したことはなんですか?面接の時という認識でいいですか?面接の時だと、やはりよく言われることですが、「結論から話す」ということだと思います。私自身は一問一答くらいの感覚で面接をしていました。暑苦しさがなくても思いの強さは伝えられる!「話し方」と「一貫性」を意識!暑苦しくはないけど、熱い想いもちゃんと持っているということをどうやってアピールされていましたか?やはり思いの強さというのは、①話し方②一貫性の2つで語ることができると思っています。特に一貫性の部分では私自身は先にも述べた、父親からの教育というところが自分自身の人格の根本にある、ということを述べた上で、それに伴って、意思決定をし、今後も人生を描いていきたいということを伝えました。それを何度も話すことで自分の中で血肉化し、説得力を増すことで、想いは伝わると思っています。面接ではアルバイトの話に金銭を絡めて、実際に活躍しているイメージを与えたご自分のどういうところがリクルートに評価されたと思いますか?実際に人事の方に言われたのは「活躍しているイメージがついた」ということでした。通常のアルバイトの話に金銭を絡めて答えた点が評価されたと思います。アルバイトでの活躍を話すときは「企業の利益になっていたのか」をしっかり意識!金銭をからめたとは具体的にどのようなお話をしましたか(以前お話した社会人の方にビジネスの視点が足りないといわれてしまいました…)予備校活動だと多くの場合が生徒への成績のアプローチになるかと思います。しかしながら、予備校とは言っても営利企業であることに変わりはないので、儲けるために生徒を合格させ、成績を伸ばすということを前提として話していました。また、そういった前提から、特に親へのアプローチについては自分なりの方法論を話していました。学生時代がんばったことのエピソードは複数個用意し、人間性と強みに一貫性を持たせたご質問させていただきます。面接の話題に関するものなのですが①自分が大学で一番頑張ったのはサークルです。2年半力をつぎ込み、学内団体2位のサークルを1位にしました。②1年しかやらなかった学生団体。中身は詰まっているし、貴重な体験をしましたが、自分としてはサークルの方が思い入れがある。正直②の方が、面接官受けする気がするのですが、面接ではインパクトのある②をすべきでしょうか。つまらないことですが悩んでいます。よろしくお願いします。私自身も準体育会経験とアルバイトの2つで話を展開していましたが、アルバイトをメインにしていました。ちなみに準体育会では関東でも3位の成績を残していたので、面接官受けはこちらの方が良かったのではないかと思っていますが、あえてです。私の中であえてやっていた理由は①予備校の方が思い入れが強く、力強く話すことができたから②しれっと準体育会経験をアピールすることで、幅の広さをアピールしたかったから③普通の予備校の話を少し変わった視点で話すことで、自分の能力やスタンスをアピールしたかったからという点です。基本的には、その2つのエピソードから一貫した人間性と強みを話せれば問題ないかと思いますので、自分が話したい方を話すと良いかと思います。両方ともメインとして話せるように準備しておきましょう!逆質問は自分なりの仮説の確認を行った逆質問などで聞いていた事を教えて欲しいです。よろしくお願い致します。自分なりの仮説を交えて話すようにしていました。例えばですが私自身はいろいろな会社を比べる上で①自分自身に力がつきそうか②視座高く仕事ができるか③そのスピードは早いかという3点で比べていたので、リクルートでは③の部分は強いような気がしていますが、①、②はA社と比べるとちょっと弱いかなーと思っています、実際どうですかね?のように話していました。内定者の学歴や人間性内定者は早慶以上:march:その他=5:4:1①学歴フィルターが存在するとお聞きしたのですが、実際はどうでしょうか?②リクルートの面接では、包み隠すことなく自分らしくありのままに話した方がいいとお聞きしたのですが、他者の面接と比べ気をつけていたことはありますか?③テストセンターの基準はおよそどれほどでしょうか?①学歴についてですが印象としては早慶以上:5割marchレベル:4割その他:1割程度だと認識していただければと思います。リクルートは大企業の中では学歴フィルターはそこまで強くないと言われていますが、ある程度高めではあると思います。②基本的に自分はどの面接でも嘘はほとんどつかなかったので、これといってリクルートだから気をつけたということはありません。実際最終面接では「正直第一志望ではない」ということを自分なりの言葉で伝えることで、親身に相談にのっていただきました。嘘だとバレると一発でアウトなので、自分なりの言葉を使うようにすると良いかと思います。③テストセンターの基準は正直わかりません。ただ、そこまで高くないとは思います。また性格検査を重視しているという話は聞きました。私は問題集を2周程度して実際にテストセンターで受けた出来が良さそうなのを使い回していました。内定者は留学経験者が多い!そして、海外展開はこれから力を入れていく分野だと思われるそもそもリクルート=海外という認識は改めたほうがよろしいでしょうか。内定者の私からすると、そこまで海外色というのは強くないような気がしています。海外の様々な企業を買収しているという話もありますが、それはカンパニーによってまちまちかなーと。実際合計40人近くの社員さんにお会いしましたが海外でのキャリアを歩んでいるのは一人のみでした。ただし、留学経験者等は非常に多いので、これから力を入れていく分野だとは思います。内定者には自我と意志が強い人が多く、テンションが高い周囲のリクルート内定者を見て、共通していると感じる特徴などあれば教えてください。特徴はみなさんが抱いているものとほぼ変わらない気はしています。やはり非常にテンションが高く、自我が強い人、意志が強い人は多いとおもいます。決して暑苦しいタイプが多いわけではない!わたしは外に熱を発信するというよりは、内なる炎を燃やすタイプの人間なのですが、内定者の方や社員さんの方にそういう方はいますか?僕自身もめちゃくちゃ暑苦しいタイプではないよね、とフィードバックをいただいていたので、多くいると思いますよ。カンパニーによってカラーがあるので先に挙げた記事を参考にしていただけると幸いです。内定者に共通するのは「自分自身が先頭に立って大きな成果を残した経験」があることリクルートの同期にはどんな方が多いですか?人材系カンパニーとのことですが、学生時代の経験や雰囲気などに共通点があれば教えて下さい。一言で言うと「自分自身が先頭に立って大きな成果を残した人」が多いと思います。経験は学業やイベント、体育会、サークル、旅行、アルバイト、などなど多種多様ですが参考までに・部活動で世界一になった主将・世界一周経験者・有名大の首席・ミスコン出場者などなど、自分の意思と熱意を持っている人が多いかな、と思います。いわゆる調整役のような経験の人は少ないと思います。起業するつもりでリクルートで入社する内定者もいる!しかし、明確なビジョンを持っていることを伝えるべきリクルートの社員はリクルートを経て起業したり、起業以外にも退職したり、などという例が多いと感じているのですが、面接の際にもたとえば「10年後にはやめて起業します」と宣言してもよいのでしょうか?そう言って内定している人もいます。ただし、そこで考えなければならないのは・なぜ起業したいのか・なぜ今ではないのか・なぜ10年なのか・なぜリクルートなのか・リクルートでどんな力をつけるのかということを相当クリアに話す必要があると思います。そこがクリアなら内定することは難しくないと思います。最後にいかがでしたでしょうか。今回の質問会ではリクルートについての内定戦略だけでなく、本人の具体的な就職活動の軸や業界研究の仕方まで知ることが出来ました。きっと多くの就職活動生の参考になる回答があったのではないかと思います。内定者は塾でのアルバイトで行った経験と準体育会での経験2つを主に面接で話すようにしていたようですが、やはりどちらのエピソードでもアピールすべき強みが一貫していることが大事であることが分かりました。実際に自己分析をするうえでこの視点は非常に大事であり、たとえ体育会の部長や交換留学のエピソードなどの明らかにすごい複数の経歴があったとしても、自分が伝えたい強みや人物像をはっきりさせた上で話さなければ面接官に自分の強みを売りこむことが出来ません。ぜひ多くの就職活動生に今回の質問会で得た極意を生かして欲しいと思います。photobyMartinThomas 27,306 views
ビジネスマンの3段階のレベルから考える自己PRで伝えるべきこと ビジネスマンの3段階のレベルから考える自己PRで伝えるべきこと ビジネスマンには3段階のレベルが存在するという話を聞いたことがあるでしょうか。社会人でも意識している人はあまり多くないかもしれませんが、このことを理解しておくと就職活動に直接プラスになるだけでなく入社後にもプラスになると思いますのでご紹介します。本記事のコンテンツ・レベル1:言われたこと・守るべきことをこなす・レベル2:与えられた枠組みの中で成果を出す・レベル3:既存の枠組みを超えて組織や会社のための提案を実現する・学生の所属する組織でも同様に3つのレベルが存在している・ビジネスマンと学生時代の経験の共通点から自己PRで話すべきことを考える・最後にレベル1:言われたこと・守るべきことをこなすレベル1の段階は言われたことや守るべきことをしっかりとこなすというレベルです。例えば、コピーをして書類をまとめる、遅刻をしない、会社のルールを覚えて守るといったことが当てはまります。時期としては新入社員のうち、遅くとも2年目には脱しておきたいレベルではあるが、実際にはこのレベルを突破することができずに足切りされてしまう人も少なくありません。日本の雇用環境ではこのレベルで脱落してしまう人でもクビにすることはできないので、3年目以後はできない人として放置されてしまうことも少なくありません。レベル2:与えられた枠組みの中で成果を出すレベル2の段階は与えられた枠組みの中で実績を出すというレベルです。例えば、営業成績で上位の成績を取る、参加したプロジェクトの中で周囲に評価されるような仕事をして認められるなどがあげられます。与えられた枠組みの中で高いレベルで成果を上げる段階です。証券会社、銀行、不動産営業など営業色の強い会社では1年目からこのレベルが求められる傾向にあります。時期としては遅くとも10年目までにこのレベルで実績を残しておこないと大企業の部長、役員などの上のポジションにつくのは難しいかもしれません。一方で実績を残すことができず、このレベルから脱することができない人も多いのが現実で、多くのビジネスマンは与えられた枠組み、ルールの中でどう成果を出すか悩んでいるというのが実態でしょう。レベル3:既存の枠組みを超えて組織や会社のための提案を実現するレベル3の段階は、与えられた枠組みを超えて組織や会社のために提案するだけでなく、実際に自らの手で実現するところまで担うレベルです。例えば、新規事業の部署を自ら提案し立ち上げる、これまで取引のなかった企業と新規提携を行う、業務改善の提案を行い実際に導入するなどがあたります。このレベルに到達するにはレベル2での実績が不可欠です。与えられた枠組みの中で成果を出した人間でなければ、いくら会社のためになる提案だとしても残念ながら受け入れられることは少ないでしょう。それは会社の融通が利かないからという話ではなく、単純に与えられた枠組みで成果が出せない人が既存の枠組みを超えた提案を実現するのは難しいと考えられているからだと思われます。何の実績もない人に重要な仕事は残念ながら回ってこないのです。実際にはレベル2の段階で四苦八苦している人が多いため、レベル3の段階に到達できるビジネスマンは少なく、意識すらしたことがない人が少なくありません。一方で大企業の中で役員になっている人はレベル2の実績だけでなくレベル3段階での実績を伴う人が多いでしょう。学生の所属する組織でも同様に3つのレベルが存在しているさてここまでビジネスマンの3段階のレベルについて見てきましたが、これは学生が所属する組織でも同様に当てはまります。例えば体育会系の部活であれば、レベル1の段階は新人として言われたことを守る・役割をこなす段階で、レベル2はレギュラーや選手として成果をあげる段階、レベル3は幹部として部活全体のための提案を実現する段階だといえます。同様にゼミ活動でも、レベル1の段階はゼミ生として言われたことを守り、課題をこなす、レベル2の段階は課題や共同論文の執筆において高い評価を得る、レベル3はゼミ全体のためになる提案を実現する段階だといえます。体育会でもゼミでも、レベル3の段階に到達するためにはレベル2の段階での評価や実績は重要で、レベル2の段階で組織に貢献できていないとレベル3に到達するのは難しいかもしれません。実績が1番ではなくても誰よりも組織のことを考えて、レベル2の段階でも努力し周囲に認められている必要があります。ビジネスマンと学生時代の経験の共通点から自己PRで話すべきことを考えるここまで見てきたようにビジネスマンの3段階のレベルは学生時代の経験にも当てはまります。この共通点を理解しておくと自己PRで話すべきことは明確に見えてくるのではないでしょうか。レベル1の段階のことを必死にアピールしようとしてなかなか評価されないと落ち込む学生がいる一方で、人気企業内定者の多くがレベル2での実績だけでなく、レベル3の実績も準備した上で、面接の中では両方の強みを伝えています。このことを理解しておくと、学生時代頑張ったことで、他者との関わりがないTOEICや受験勉強を頑張った話があまり評価されない理由も理解できるでしょう。下記の動画においても、評価される自己PRのポイントを解説しているので参考にしてください。最後に実際には社会人には3つの求められるレベルがあるということを理解している社会人はそこまで多くないかもしれません。一方でこのことを学生時代の経験からも体感的に理解できている人は社会人になってからも応用しやすくレベル3のことを早い段階から意識することができます。これを読んでまだ学生時代の経験でレベル3のことができていないと感じるのであれば今からでも遅くないので、所属する組織のために自分自身は何ができるのか考えて行動に移してほしいと思います。photobypeturr 20,505 views

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