【大手自動車メーカー中間決算分析2019】100年に一度の変革期に各社はどう立ち向かっていくのか!?

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最終更新日:2023年10月30日

【大手自動車メーカー中間決算分析2019】100年に一度の変革期に各社はどう立ち向かっていくのか!?

企業研究

就活生の皆さんは、"各社の決算"に目を向けたことはあるでしょうか。

unistyleでは以前、決算に関して以下のような記事を執筆致しました。

上記の「7大総合商社の決算に関する記事」への反響が大きく、それならば異なる業界の決算も分析してみようと考え、本記事では"大手自動車メーカー7社の2020年3月期第2四半期決算"を分析していこうと思います。

言わずと知れた日本を代表する企業である「トヨタ自動車」を始め、自動車業界は国内産業の中でも大きな影響力を持っており、就活生からの人気も高い業界になります。

IR情報と聞くと、「なんだか難しそう」、「読んでも理解できない」と感じる就活生もいるかと思いますが、今回は会計知識の乏しい就活生でも理解できるように執筆してありますので、ぜひ最後までご覧ください。

また、決算の分析に加え、本記事では「各社の特徴・業界内での立ち位置」なども解説しています。

「各社はどの地域に力を入れているのか?、今後の経営計画に違いはあるのか?」などの観点を理解することが"志望度のアピール"にも繋がりますので、その観点も踏まえて読み進めていただければと思います。

※本記事は決算に関する情報を取り扱っているため、専門的な用語を知らない方は以下で用語の意味を確認してから記事を読み進めてください。

◆「売上高」とは
→企業が商品を販売したりサービスを提供することにより、得られた売上の合計額を指します。つまり、「企業が主たる営業活動によって得た金額の総額」のことです。

◆「営業利益」とは
→企業が本業で稼いだ利益を指します。「売上総利益から販売費および一般管理費(販管費)を差し引いたもの」のことです。

◆「売上高営業利益率」とは
→営業利益の売上高に対する割合を指します。つまり、「営業利益÷売上高×100(%)」で計算することができ、本業でどのくらい効率的に儲けたかを知ることができます。

◆「第2四半期決算」とは
→1Q(4~6月)と2Q(7~9月)の決算を累計したものを指します。「中間(連結)決算・上半期決算」とも表記されますが、本記事では「第2四半期決算」で統一して表記しています。

 

◆「通期決算」とは
→1年間を通した企業の決算を指します。通期決算は途中で修正することもあり、「上方修正・下方修正」の2種類があります。

※「売上高・営業利益・決算」のより詳細な解説を確認したい方は、以下の記事をご覧ください。
【総合商社・決算速報!】2018年3月期・第3Q決算を解説!純利益レース実況中継【三菱商事・伊藤忠商事・三井物産・住友商事・丸紅】

直近5カ年(2015年3月期~2019年3月期)の通期決算の推移

今期(2020年3月期/2019年度)の決算を確認する前に、まずは大手自動車メーカー7社の直近5カ年(2015年3月期~2019年3月期)の通期決算を確認しておきます。

【期間の見方】
2015年3月期:2014年4月1日~2015年3月31日
2016年3月期:2015年4月1日~2016年3月31日
2017年3月期:2016年4月1日~2017年3月31日
2018年3月期:2017年4月1日~2018年3月31日
2019年3月期:2018年4月1日~2019年3月31日

本選考とインターンの締め切り情報

直近5カ年の通期決算:連結売上高

グラフを見てみると、直近5カ年では大きな変化はないことが読み取れます。

「スズキ・マツダ・SUBARU(旧:富士重工業)」の3社は、年度によって順位が入れ替わったりはしていますが、それ以外は特筆すべきところはありません。

また、2019年3月期の通期決算にて、トヨタ自動車の年間売上高が30兆円を突破しましたが、これは日本企業として初めてのことです。

最新の日本企業全体の売上高ランキングを見ても、「トヨタ自動車が1位、ホンダ(本田技研工業)が3位、日産自動車が7位」ですので、国内企業における自動車メーカーの影響力を改めて実感することができます。

【日本経済新聞】売上高ランキング
※なお、上述した売上高ランキングは現時点(2019年12月27日時点)での結果となっています。ランキングは随時更新されていきますので、参考程度にご覧ください

直近5カ年の通期決算:連結営業利益

大きな変化の見られなかった売上高と異なり、営業利益に関しては一点気になる点が見れらます。

それは「2017年3月期決算にて三菱自動車が大幅な減益となっている」ことです。

この点に関しては"燃費不正問題"が大きく影響しているようです。

三菱自動車は、2015年11月に発覚した燃費不正問題関連の費用を、特別損失として約1600億円を計上しました。

そのため、業績不振による損失というよりは一過性のものという見方をして問題ないでしょう。(翌年の決算で982億円の営業利益を挙げていることからも、業績が不調という訳ではないことが読み取ることができると思います)

直近5カ年の通期決算:売上高営業利益率

売上高営業利益率に関しては、「他社に比べてSUBARUの営業利益率が高いこと」が特徴と言えるでしょう。

その理由としては主に以下の4点の理由が挙げられます。

SUBARUの営業利益率が高い要因

◆軽自動車など、儲けの少ない車を製造・販売しない方向へシフトしたから
◆販売地域が、比較的儲けやすい北米地域が中心となっているから
◆販売促進費用を抑えるなど、他社に比べて販売コストを節約しているから

◆車種の数を抑えて派生車種で品揃えを整えることで、効率性が優れるように構造化しているから

 上記のような要因があるため、SUBARUの利益率は他社に比べて高いという結果となっています。

より詳細な内容に関しては、以下に掲載した参考リンクから確認していただければと思います。

SUBARUは競合他社との差別化を明確にすることができており、大手自動車メーカーの中でも"少し異色の存在"とも言えるでしょう。

直近5カ年の通期決算の推移を確認したところで、本記事の主題である"今期(2020年3月期)の第2四半期決算"を見ていきます。

今期(2020年3月期)の第2四半期決算の結果

各社の決算短信をもとに、大手自動車メーカー7社の今期(2020年3月期)の第2四半期決算をまとめました。

直近5カ年の推移と同様、「売上高・営業利益・売上高営業利益率」の3つの観点から前年同期比も併せて紹介しています。

【期間の見方】
2019年3月期第2四半期決算:2018年4月1日~2018年9月30日
2020年3月期第2四半期決算:2019年4月1日~2019年9月30日

第2四半期決算:連結売上高

昨期(2019年3月期)と今期(2020年3月期)で順位に変動はありませんでしたが、業績の調子には各社濃淡が見られます。

7社中トヨタ自動車とSUBARUの2社だけが前年同期比で増益、ホンダと日産自動車が10%近くの大幅な減益という結果になりました。

業界全体の動向や各社のトピックに関しては後ほど解説するため、ここでは割愛させていただきますが、「企業間で業績に濃淡が見られる」ということを覚えておいていただければと思います。

第2四半期決算:連結営業利益

先ほど紹介した売上高と上記の営業利益の数値を見比べてみると、やはりトヨタ自動車とSUBARUの業績が好調であることが読み取れます。

一方で、先ほど紹介した売上高に比べ、営業利益の方が企業間での数値の差が大きいことが分かるでしょう。

一例として取り上げると、「日産自動車が前年同期比で85.0%の減益、三菱自動車が前年同期比で82.1%の減益、SUBARUが前年同期比で68.1%の増益」となっています。

順位が大きく入れ替わっていることももちろんですが、売上高が一桁(パーセンテージ)の変化しかなかったのに比べ、営業利益は大幅に数値が変化しています。

第2四半期決算:売上高営業利益率

売上高営業利益率に関しては、上記のグラフの通りとなっています。

先ほど紹介した売上高・営業利益と紐付いているため、詳細な解説などは割愛させていただきますが、「各社の業績の調子」を見る際の参考にしていただければと思います。

この変化の要因を分析するため、続いては「近年の自動車業界全体のトピックや動向」を探っていきます。

近年の自動車業界全体のトピックや動向

各社の今期決算(2020年3月期第2四半期決算)を確認する前に、"近年の自動車業界全体のトピックや動向"に軽く触れておきます。

近年の自動車業界に関し、触れておく必要がある内容としては以下の2点が挙げられます。(なお、本記事は決算の分析が主題となりますので、業界全体のトピックや動向に関しては詳細には解説しません。ご了承ください。)

  • 100年に一度の変革期
  • CASE

100年に一度の変革期

「自動車業界は100年に一度の変革期にある」という文言は、トヨタ自動車の豊田章男社長が提言したものになりますが、近年の各社の取り組みや施策と照らし合わせてみてもその片鱗は見て取れます。

"CASEやモビリティ化"など、トヨタ自動車に限らず各社が「自動車を開発・製造・販売するだけのメーカーからの脱皮」を推し進めているようです。

CASE

CASEとは、「Connected:コネクティッド化」「Autonomous:自動運転化」「Shared/Service:シェア/サービス化」「Electric:電動化」の4つの頭文字をとったものです。

このCASEという言葉は、2016年のパリモーターショーにて、独ダイムラーのディエター・チェッチェCEOが発表した中長期戦略の中で用いたのが始まりです。

CASEに関しては、unistyleの以下の記事で詳細に解説していますので、こちらをご確認いただければと思います。

それでは、「近年の自動車業界全体のトピックや動向」を軽く紹介したところで、"各社の今期(2020年3月期)の第2四半期決算の結果"を見ていきましょう。

単純に自身の志望企業の解説だけを見るのではなく、他社との違いを見比べながら読み進めていただければと思います。

なお、各社の紹介する順番に関しては「2019年3月期通期決算の連結売上高が高い順」となっています。

【トヨタ自動車】売上高・営業利益ともに増益を達成。王者として独走態勢を築く!

トヨタ自動車2020年3月期第二四半期決算分析

トヨタ自動車の今期の第2四半期決算は"好調"と言えます。

売上高・営業利益ともに前年同期比で増益となり、業界1位の座を不動のものにしていることは間違いないでしょう。

地域別販売台数割合

上記は、業績に大きな影響を与える「販売台数の地域別割合」を示したグラフになります。

総販売台数に関しては「442万台→464万台」と前年同期比+5.0%となっています。

地域別の販売台数を確認してみても、グラフに記載されている5つの地域全てが前年同期比で増加しており、それゆえに販売台数割合に関しても大きな変化は見られません。

2019年度上半期(2019年4月1日~9月30日)のトピックとしては、「(1)8月にスズキと資本提携に関する合意書を締結(2)9月に米国テキサス工場への4億ドルの投資を発表(3)9月にSUBARUと新たな業務資本提携に合意」などがありました。

トヨタ自動車は業界のリーディングカンパニーとして、競争力強化に向けた取り組みを進めています。

今期の通期決算の見通しに関しては、「売上高:29兆5,000億円」、「営業利益:2兆4,000億円」と修正はありませんでした。ただ、売上高・営業利益ともに前年同期比で微減という見通しになっています。

今後の経営計画・取り組みに関して

トヨタ自動車は、「自動車をつくる会社」から、「モビリティカンパニー」へのモデルチェンジを進めています。そして、その先にある「モビリティ社会の実現」に向け、自動車業界を引っ張っていくことを目指しています。

それに付随し、2018年8月に「Uberとの協業拡大」を発表、さらに同年「ソフトバンクと新たなモビリティサービスの構築に向けた新会社MONET Technologies(モネ テクノロジーズ)を設立し、2018年度内をめどに共同事業を開始する」と発表しました。

また、直近の取り組みとしては、電動車普及に向けたチャレンジを進めていくようです。

アニュアルレポート2018によると、「2020年からEV(Electric Vehicle:電気自動車)を本格的に展開→2030年に販売台数の内のEV比率を50%以上→2050年に新車CO2ゼロチャレンジを実現」というマイルストーンを設定しています。

トヨタ自動車は国内に限らず、世界中でも絶大な影響力を持っているがゆえに、今後もその施策や発表の一挙手一投足に注目が集まります。

トヨタ自動車の「関連記事・選考通過者ES・選考レポート」を確認したい方はこちら

【ホンダ(本田技研工業)】停滞気味の上半期。インド市場の景気減速が響いたか?

ホンダ(本田技研工業)2020年3月期第二四半期決算分析

ホンダの今期の第2四半期決算は"やや不調"と言えます。

業界2位の座はキープしていますが、売上高・営業利益ともに前年同期比で減益となり、増益を果たした1位トヨタ自動車に差を広げられる形となりました。

地域別販売台数割合:二輪事業

地域別販売台数割合:四輪事業

地域別販売台数割合:ライフクリエーション事業

上記は、業績に大きな影響を与える「販売台数の地域別割合」を示したグラフになります。

ホンダは、「(1)二輪事業(2)四輪事業(3)ライフクリエーション事業」の3事業でそれぞれ販売台数が記載されていたため、グラフも分類させていただきました。

ライフクリエーション事業とは
→農機用汎用エンジンを皮切りに、耕うん機、発電機、除雪機、船外機、芝刈機など、世界中の人々の手助けやライフラインとなる製品を生み出し続けてきた事業

【参考】Honda新卒採用サイト:事業領域

販売台数の前年同期比は、二輪事業が「1,067万台→1,002万台」で-6.1%、四輪事業が「255万台→256万台」で+0.4%、ライフクリエーション事業が「260万台→244万台」で-6.5%となっており、四輪事業の健闘が見られる結果となっています。

また、二輪事業の販売台数が前年同期比で約65万台も減少しているのですが、アジア地域だけで約71万台も減少しています。全体の89%を占めるアジア地域の不振が二輪事業の販売台数全体にも大きな影響を及ぼしたと読み取ることができるでしょう。

そして、その最大の要因は「インド市場の減速影響を受けたこと(融資引き締め継続・景気悪化による個人消費の減速)」にあるようです。ただ、この影響は自動車業界全体にも及ぼすものであるため、ホンダに限った事象ではないことを理解していただければと思います。

今期の通期決算の見通しに関しては、主要3事業全ての販売台数が下方修正されています。

販売台数の影響もあり、売上高と営業利益に関しても下方修正がなされており、「売上高:15兆500億円(昨期は15兆8,886億円)」、「営業利益6,900億円(昨期は7,263億円)」となっており、双方とも昨期を下回る見通しとなっています。

今後の経営計画・取り組みに関して

2017年3月期のアニュアルレポート(現時点での最新版)にて、ホンダは"2030年ビジョン"を掲げています。

2030年ビジョン

【ビジョンステートメント】
すべての人に"生活の可能性が拡がる喜び"を提供する

【企業姿勢】
質の追求による成長

【ビジョン実現に向けた取り組みの方向性】
喜びの創造:「移動」と「暮らし」の価値創造
喜びの拡大:多様な社会・個人への対応
喜びを次世代へ:クリーンで安全・安心な社会へ

【成長の為の事業基盤強化】
経営資源の有効活用

「自動車業界は100年に一度の変革期にある」と言われている現代、国内・世界の自動車産業界で大きな影響力を及ぼしているホンダも、新たな取り組みを続々と進めていくようです。

「(1)二輪車・四輪車・パワープロダクツという多岐に渡るモノづくりの力(2)世界中の顧客・市場基盤」とい既存の強みに、「コトづくりを含むソリューション創出力」を加え、新たなシナジーを生み出していくのではないでしょうか。

ホンダ(本田技研工業)の「関連記事・選考通過者ES・選考レポート」を確認したい方はこちら

【日産自動車】昨今の様々な問題による影響を挽回できず。自動車メーカー御三家としての再建はいかに?

日産自動車2020年3月期第二四半期決算分析

日産自動車の今期の第2四半期決算は"不調"と言えます。

売上高・営業利益ともに前年同期比で減益となり、特に営業利益に関しては「2,103億円→316億円」と前年同期比-85.0%という結果になっています。

地域別販売台数割合

上記は、業績に大きな影響を与える「販売台数の地域別割合」を示したグラフになります。

総販売台数に関しては「268万台→250万台」と前年同期比-6.8%となっています。

地域別の販売台数を見てみても、上記グラフで取り上げている5つの地域全てがマイナスとなっており、特に欧州が「33万台→27万台(前年同期比-19.7%)」とかなり数字が落ち込みました。

この欧州での不振を受け、「英国とスペインにある2工場の売却を検討している」というニュースも報道されてしまうという事態にもなっています。

今期の通期決算の見通しに関しては、総販売台数が「554万台→524万台」と下方修正されています。

それに付随し、売上高と営業利益に関しても下方修正がなされており、「売上高:10兆6,000億円(昨期は11兆5,742億円)」、「営業利益1,500億円(昨期は3,182億円)」となっており、双方とも昨期を下回る見通しとなっています。

2017年の不正検査問題や2018年のカルロス・ゴーン元会長の逮捕など、近年様々な問題に揺れた日産自動車ではありますが、自動車業界に限らず日本を代表する企業であることは間違いありません。

自動車メーカーの御三家(トヨタ自動車・ホンダ・日産自動車)として、今後はどのような取り組み・改革を進めていくのか、以下で紹介します。

今後の経営計画・取り組みに関して

日産自動車は、2017年度に6か年計画(中期計画)「Nissan M.O.V.E. to 2022」を発表しています。

その計画によると、「技術の日産」と呼ばれるその技術力を活かし、"自動車産業の技術・ビジネスの進化をリードしていくこと"を目指していくようです。

具体例としては、「電気自動車、自動運転、コネクテッド・カー、新たなモビリティ・サービス」などが挙げられ、"今後の自動車産業の核となるであろう分野での競争優位性の獲得"に取り組んでいくと見られています。

ただ、近年の業績不振を受け、この計画に関する目標の一部が2019年5月に見直されています。

カルロス・ゴーン退任後の「仏ルノーとの協力関係」、「ルノー・日産自動車・三菱自動車の3社連合」なども先行きが不透明な部分もあるため、この計画通りに進むどうかは今後の動向を注視するべきでしょう。

日産自動車の「関連記事・選考通過者ES・選考レポート」を確認したい方はこちら

【スズキ】低調な結果となった上半期。強みであるインド市場の回復が今後の鍵となるか?

スズキ2020年3月期第二四半期決算分析

スズキの今期の第2四半期決算は"不調"と言えます。

売上高・営業利益ともに前年同期比で減益となり、特に営業利益に関しては「1,985億円→1,186億円」と前年同期比-40.3%という結果になっています。

地域別販売台数割合:四輪車

地域別販売台数割合:ニ輪車

上記は、業績に大きな影響を与える「販売台数の地域別割合」を示したグラフになります。

スズキは、「(1)四輪車(2)二輪車」でそれぞれ販売台数が記載されていたため、グラフも分類させていただきました。

販売台数の前年同期比は、四輪車が「170万台→141万台」で-17.2%、二輪車が「86万台→88万台」で+2.1%となっており、四輪車の不振が「売上高・営業利益の減益」に影響したのではないかと読み取ることができます。

四輪車に関しては、「日本・インド」の販売台数が大幅に前年割れしてしまったことが影響しているようです。スズキの四輪車は、インドと日本で全体の販売台数割合の70%を占めており(上記グラフを参照)、この主要地域の不振はかなり痛手だったと考えられます。

二輪車に関しては、四輪車とは異なる状況となっています。

上記グラフの通り、スズキの二輪車販売台数割合の80%以上をアジア地域が占めているのですが、そのアジア地域の50%近くがインド市場になります。(つまり、全体の約40%がインド市場となります)

そのインドでの販売台数が前年同期比+15%となっているため、全体でも増益という結果を得られたと読み取ることができます。

スズキは四輪車・二輪車ともにインドの占める割合が高く、そのインド市場の調子が今期の好不調にダイレクトに影響しました。現時点では、良くも悪くも"全体の業績はインド市場の動向に掛かっている"と言うことができるでしょう。

今期の通期決算の見通しに関しては、四輪車・二輪車ともに販売台数が下方修正されています。

販売台数の影響もあり、売上高と営業利益に関しても下方修正がなされており、「売上高:3兆5,000億円(昨期は3兆8,715億円)」、「営業利益2,000億円(昨期は3,244億円)」となっており、双方とも昨期を下回る見通しとなっています。

今後の経営計画・取り組みに関して

上記でも少し触れましたが、スズキの強みは"インドで圧倒的なシェア率を誇っていること"です。そのシェア率はなんと50%と言われています。

インドの市場規模は今後も拡大することが予想されており、現状のシェア率を保持し続ければ、スズキは今後の大きな成長を見込むことができるでしょう。

そのため、まずはインド市場を充実させることに注力し、その上で世界中の地域へ展開・拡大させていくのではないかと予想されています。

また、スズキは2015年6月に「新中期経営計画(2015~2019年度)SUZUKI NEXT 100」を発表しています。(2015年に発表した計画ですが、現時点での最新のものになります)

資料には様々な情報が記載されているのですが、その中でも以下の2つを気になる点としてピックアップしました。

  • 二輪事業の赤字体質からの脱却
  • 日本、インドに次ぐ柱の育成

今期は2019年度であり、上記の中期経営計画の最終年度に該当します。

この中期経営計画と実際の動向を比較してしまうと長くなってしまうため、本記事では割愛させていただきますが、興味のある就活生の方は下記のリンクから確認していていただければと思います。

また、来期には新たな中期経営計画が発表されるかと思いますので、発表され次第そちらも確認していただくのが望ましいかと思います。

スズキの「関連記事・選考通過者ES・選考レポート」を確認したい方はこちら

【マツダ】ほぼ全ての地域で業績が減速。効果的な投資戦略で回復を目指す!

マツダ2020年3月期第二四半期決算分析

マツダの今期の第2四半期決算は"やや不調"と言えます。

売上高・営業利益ともに前年同期比で減益となり、特に営業利益に関しては「298億円→258億円」と前年同期比-13.4%という結果になっています。

地域別販売台数割合

上記は、業績に大きな影響を与える「販売台数の地域別割合」を示したグラフになります。

総販売台数に関しては「80万台→73万台」と前年同期比-8.0%となっています。

そして、その中でも特に下がり幅の大きかった地域が中国になります。「13万台→11万台(前年同期比-18.0%)」となり、販売台数・パーセンテージともに最も下がり幅が大きい地域となっています。

とはいえ、欧州以外の地域は全て前年同期比でマイナスとなっているため、全体を通じて苦しい上半期だったと言えるでしょう。

今期の通期決算の見通しに関しては、総販売台数が「162万台→155万台」と下方修正されています。

それに付随し、売上高と営業利益に関しても下方修正がなされており、「売上高:3兆5,000億円(昨期は3兆5,642億円)」、「営業利益600億円(昨期は823億円)」となっており、双方とも昨期を下回る見通しとなっています。

今後の経営計画・取り組みに関して

マツダは2019年11月1日に中期経営計画を発表しています。その資料の中身を要約すると、以下のようになります。

中期経営計画

【中期経営方針】
◆独自の商品・顧客体験への投資
→ブランド価値向上への投資

◆ブランド価値を低下させる支出の抑制
(1)変動・固定販促費面の抑制
(2)品質面の抑制

◆遅れている領域への投資
(1)インフラへの投資
(2)仲間づくりへの投資
(3)環境・安全への投資

上記は、今後5カ年(2020年3月期~2025年3月期)の経営計画の要点をまとめたものになります。

まずは重点的に経営資源の配分を行い、その上で上記の「取り組むべき3つの領域」に注力していくようです。

また、中期経営計画内の「市場別販売比率」を確認してみたところ、現時点でも最も大きい割合を占めている"北米地域"の比率をさらに高めていくようです。

「米国新工場の立ち上げによる現地生産開始と、販売ネットワーク強化の確実な遂行の両輪でさらなる成長を目指す」との記載があったため、北米地域を基盤として事業を進めていくのではないでしょうか。

マツダの「関連記事・選考通過者ES・選考レポート」を確認したい方はこちら

【SUBARU(旧:富士重工業)】売上高・販売台数ともに絶好調。米国の好調を維持してさらなる成長を目指す!

SUBARU2020年3月期第二四半期決算分析

SUBARUの今期の第2四半期決算は"絶好調"と言えます。

売上高・営業利益ともに前年同期比で増益となっており、その上がり幅も全7社で最も大きくなっています。特に営業利益に関しては「564億円→948億円」と前年同期比+68.1%という結果になっています。

地域別販売台数割合

上記は、業績に大きな影響を与える「販売台数の地域別割合」を示したグラフになります。

総販売台数に関しては「48万台→50万台」と前年同期比+4.1%となっています。

上記のグラフを見て分かる通り、米国が総販売台数の約2/3を占めているのですが、今期はこの米国の販売台数が好調でした。

「30.2万台→33.6万台(前年同期比+11.3%)」と大きな成長を見せており、この米国地域の好調が全体の販売台数に大きな影響を及ぼしたと読み取ることができます。

この好調の要因としては、以下のような事柄が挙げられます。

米国市場が好調である要因

◆「フォレスター、クロストレック(日本名:スバルXV)」といった車種が高い人気を誇っていること
◆「安全性と信頼性」を高く評価されていること
◆2007年より開始した北米スバル独自の『LOVEキャンベーン』という広告展開が影響していること

今回取り上げた7社の中で最も業績が好調だったSUBARUですが、今期の通期決算の総販売台数の見通しは当初から据え置きとなっています。また、売上高も据え置き、営業利益に至っては「2,600億円→2,200億円」と下方修正がされています。

ただ、昨年同月比で見ると、売上高が「3兆1,562億円→3兆3,100億円」、営業利益が「1,817億円→2,200億円」と増益を見込んでいます。

「自動車業界は100年に一度の変革期にある」と言われている中、比較的苦しんでいる企業が多いのですが、SUBARUはその逆風に立ち向かうことができていると言えるでしょう。

今後の経営計画・取り組みに関して

SUBARUは2018年7月に"新中期経営ビジョン「STEP」"を発表しています。

この資料を確認したところ、大きな強みを持っている米国地域のさらなるシェア拡大を目指していくことを読み取ることができます。

「まずは米国での成長を維持しつつ、その上で各市場(地域)の持続的な成長」に取り組んでいくようです。

また、2019年9月には「トヨタ自動車とのアライアンスとして、新たな資本提携に合意した」と発表されました。

この資本提携を受け、今後は「EV(Electric Vehicle:電気自動車)や自動運転といった新たな技術への積極的な取り組み」、「モビリティ社会全体の変革への対応」などを進めていくと考えられます。

SUBARU(旧:富士重工業)の「関連記事・選考通過者ES・選考レポート」を確認したい方はこちら

【三菱自動車】営業利益が大幅な減益に。アセアン地域を核にした持続的な成長が今後の鍵となるか?

三菱自動車2020年3月期第二四半期決算分析

三菱自動車の今期の第2四半期決算は"不調"と言えます。

売上高・営業利益ともに前年同期比で減益となり、特に営業利益に関しては「569億円→102億円」と前年同期比-82.1%という結果になっています。

この-82.1%という数値を見るからに、相当苦しんだ2019年度上半期だったと言えるでしょう。

地域別販売台数割合

上記は、業績に大きな影響を与える「販売台数の地域別割合」を示したグラフになります。

総販売台数に関しては「59.4万台→59.2万台」と、前年同期比で微減という結果になっています。

地域別の販売台数を確認してみても、グラフに記載されている全ての地域が「前年同期比-10.0%~+10.0%」の範囲内に収まっているため、それゆえに販売台数割合に関しても大きな変化は見られません。

地域別販売台数割合に関する三菱自動車の特徴としては、「アセアン・欧州地域」に強みを持っていることが挙げられます。

この特徴に関しては後述で再度説明しますが、「他社と異なる部分」として理解していただければと思います。

今期の通期決算の見通しに関しては、総販売台数が「130.5万台→127.4万台」と下方修正されています。

それに付随し、売上高と営業利益に関しても下方修正がなされており、「売上高:2兆4,500億円(昨期は2兆5,146億円)」、「営業利益300億円(昨期は1,118億円)」となっており、双方とも昨期を下回る見通しとなっています。

ちなみに記事の冒頭で、今期の三菱自動車の売上高と営業利益が大幅な減益となったことを紹介しましたが、「販売台数は微減なのに、なぜ営業利益が82.1%もマイナスになっているの?」と疑問を持った方もいたのではないでしょうか。

この要因としては、"(1)為替変動(2)例年に比べて研究開発費や間接員労務費が嵩んだ(かさんだ)こと"などが影響していると言われていますので、そのように認識していただければと思います。

今後の経営計画・取り組みに関して

三菱自動車は「アセアン地域」に大きな強みを持っていることが特徴です。

全販売台数の1/4程度をアセアン市場が占めていることももちろんですが(上記グラフを参照)、生産能力に関しても約40%がアセアンに集中しているようです。

アセアン地域の中でも、タイ事業を「三菱自動車を支える屋台骨として強化する」、ベトナム事業を「アセアン第四の拠点とする」との記載があるため、この2つの地域が特に重要な拠点になるのではないでしょうか。

また、アニュアルレポート2019を確認したところ、三菱自動車のコンセプトである「Small But Beautiful」のもと、"(1)強みを持つ地域に注力(2)強みに特化した商品の投入(3)身の丈にあった持続的成長に向けた基盤作り"を進めていくようです。

三菱自動車は競合他社に比べて比較的規模が小さいため、何か革新的な施策に取り組むというよりも、「独自の強みを活かして現在の市場を拡大・成長させていく」という方針だと読み取ることができます。

中期経営計画に関しては、2017年10月に「DRIVE FOR GROWTH」が発表されていますが、これは2017年度(2018年3月期)~2019年度(2020年3月期)の計画になります。

来期には新たな中期経営計画が発表されるかと思いますので、発表され次第、新たな計画を確認していただくのが望ましいかと思います。

三菱自動車の「関連記事・選考通過者ES・選考レポート」を確認したい方はこちら

まとめ

本記事では、「各社の決算資料・IR情報・経営計画」をもとに"大手自動車メーカー7社の2020年3月期第2四半期決算"をまとめてみました。

「自動車業界は100年に一度の変革期にある」と叫ばれている中、単純に「自動車の開発・製造・販売」をするだけでなく、各社とも様々な取り組みを行っています。

そのため、業績(売上高・営業利益・販売台数)だけでなく、「各社は業界内でどのような強みを持っているのか?今後はどのような事業分野・地域に注力してくのか?」といった観点を理解しておくことも重要となります。

また、本記事で解説した内容はあくまでも「今期の第2四半期決算という短期的な業績」に過ぎません。

上述した直近5カ年の決算の推移を見ても分かる通り、各社の業績は年々変動がありますので、あくまでも参考程度に本記事の内容を理解していただければと思います。

また、動画を通じて自動車業界を知りたいという方は下記の動画も参考にしてください。

決算・IR情報に関する記事はこちら

自動車メーカーの業界研究に関する記事はこちら

大手自動車メーカー7社の企業研究ページはこちら

◆トヨタ自動車の企業研究はこちら
◆ホンダ(本田技研工業)の企業研究はこちら
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◆スズキの企業研究はこちら
◆マツダの企業研究はこちら
◆SUBARU(旧:富士重工業)の企業研究はこちら
◆三菱自動車の企業研究はこちら

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【25卒向け】8月(前半)にエントリーの締切を迎えるサマーインターンまとめ 【25卒向け】8月(前半)にエントリーの締切を迎えるサマーインターンまとめ 本記事ではサマーインターンシップを検討している25卒就活生に向け、8月にエントリー締切を迎える企業を紹介します。インターンシップは本選考に向けた経験が身につくだけでなく、インターンへの参加が本選考のフローに直接影響を与える企業もあります。参考注意点情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。8月(前半)にサマーインターンのエントリー締切を迎える企業※締切日順に掲載8月1日野村證券三菱UFJ銀行クラレ東京地下鉄(東京地下メトロ)日本放送協会(NHK)東京建物8月2日三井住友カードJFE商事8月3日日本郵政グループ日本ロレアル8月4日毎日新聞8月5日朝日新聞8月6日北海道電力クラレ日本製鉄(旧新日鐵住金)8月7日日本テレビ放送網フジテレビジョン三井住友信託銀行住友不動産8月8日リクルート大東建託8月9日三越伊勢丹積水化学工業8月10日ドイツ銀行グループ全国共済農業協同連合組合(JA共済連)8月11日全国共済農業協同連合組合(JA共済連)8月13日読売新聞東京本社信金中央金庫8月14日東京海上日動火災保険東京地下鉄(東京メトロ)損害保険ジャパン8月15日兼松【エントリーはこちらから】8月前半の締切企業一覧本記事を読む前に以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日に加え、"本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移"が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用して下さい。野村證券リサーチデータサイエンスコース■応募締切2023年8月1日(火)午前9時※エントリーシート提出期限■開催日程2023年9月4日(月)~2023年9月8日(金)インターンへのエントリーはこちら野村證券志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら野村證券の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三菱UFJ銀行「ウェルスマネジメントInternship」(3日間)■応募締切:8月1日(火)午前10:00■開催日程:9月13日(水)~9月15日(金)13:00~17:00インターンへのエントリーはこちら三菱UFJ銀行志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三菱UFJ銀行の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらクラレ【クラレLabo】業界研究&体験会■予約締切:各開催日の1日前(土日祝を除く)10:00まで■開催日程・2023年07月10日(月)13:00~14:00・2023年07月21日(金)15:00~16:00・2023年07月27日(木)19:00~20:00・2023年08月02日(水)11:00~12:00インターンのエントリーはこちら【素材営業体感5daysインターンシップ】※事務系(営業・マーケティング職)向けプログラム■応募締切日第二次締切:2023年8月6日(日)予定■開催日程・場所・日程1:9月10日(日)~9月14日(木)・日程2:9月18日(月)~9月22日(金)※エントリーシート提出時に、参加可能日程を回答ください。インターンへのエントリーはこちらクラレ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらクラレの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら東京地下鉄(東京メトロ)1day仕事体験『総合職事務系』■応募締め切り:8/1(火)正午12:00■開催日程:8/21(月)、8/22(火)、8/24(木)、8/29(火)インターンへのエントリーはこちら1day仕事体験『総合職デジタル系・技術系』■応募締め切り:8/14(月)正午12:00■開催日程《デジタル系》9/13(水)《機電系》車両:9/6(水)、9/19(火)/電気:8/28(月)、9/4(月)《土木》9/1(金)《建築》8/30(水)、9/15(金)※機電系は、現時点で希望職種が未定の人のみ、車両・電気の両方を希望することが出来ます。ただし、応募状況によってはいずれかで案内される可能性があります。※機電系以外の職種については併願することはできません。インターンへのエントリーはこちら東京地下鉄(東京メトロ)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら東京地下鉄(東京メトロ)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本放送協会(NHK)NHKインターンシップ前期■応募締め切り:8月1日(火)午後2時■開講概要/日程【A.全国コース】このコースは、全国職員として働くことに関心がある方を対象に、関心のある仕事ごとに異なるカリキュラムが用意されています。<募集人数>250名程度関心のある仕事に応じて、日程やカリキュラムが異なります。《「ジャーナリスト」の仕事》模擬取材と原稿作成、映像実習などを通して、公共メディアで働くジャーナリストがどのような視点で社会を見つめ、伝えているのか体験します。◎共通カリキュラム:9月11日(月)・12日(火)※オンライン(予定)◎ジョブ別カリキュラム:9月13日(水)※オンライン(予定)9月19日(火)・20日(水)※対面(予定)《「アナウンサー」の仕事》ニュースリード実習、スタジオでのリポート実習などを通して、公共メディアで働くアナウンサーがどのような思いで言葉を紡ぎ、伝えているのか体験します。◎共通カリキュラム:9月11日(月)・12日(火)※オンライン(予定)◎ジョブ別カリキュラム:9月13日(水)※オンライン(予定)9月14日(木)・15日(金)※対面(予定)《「コンテンツ・クリエイター」の仕事①》NHKの番組制作に携わる職員との企画・提案・制作実習などを通じて、番組制作の仕事と魅力を体感します。自分の興味のあるジャンルへの理解を深めるとともに、自分にあった仕事や今後磨きたい専門性を見つけます。・報道・情報番組などのコンテンツ制作・教養・教育番組などのコンテンツ制作・音楽・ドラマ番組などのコンテンツ制作・スポーツ番組などのコンテンツ制作◎共通カリキュラム:9月11日(月)・12日(火)※オンライン(予定)◎ジョブ別カリキュラム:9月13日(水)~15日(金)※対面(予定)《「コンテンツ・クリエイター」の仕事②》NHKのデザイン業務に携わる職員との交流やデザイン実習を通じて、グラフィック、ビジュアル、音を通してコンテンツをデザインする仕事と魅力を体感します。最前線で活躍する職員と交流することができます。・番組セットやCGなどのデザイン・コンテンツの音響デザイン◎共通カリキュラム:9月11日(月)・12日(火)※オンライン(予定)◎ジョブ別カリキュラム:9月19日(火)~21日(木)※対面(予定)《「メディア・エンジニア」の仕事》撮影・音声・照明などの番組制作、放送システムの運用・開発、最新の技術研究について学び、スタジオ実習なども行われます。現場で活躍するエンジニアや研究者との交流を通して、放送の仕組みを学び、未来のメディアを考えていきます。・番組制作の技術業務(撮影・音声・照明・映像)・放送システムを支える技術の業務(番組送出・送受信)・放送に関する技術開発・研究・放送設備の建築に関する業務◎共通カリキュラム:9月11日(月)・12日(火)※オンライン(予定)◎ジョブ別カリキュラム:9月14日(木)※オンライン(予定)9月19日(火)・20日(水)または9月21日(木)・22日(金)※対面(予定)《「メディア・マネジメント」の仕事》公共メディアを動かし、育てる「メディア・マネジメント」の役割と魅力を、最前線で活躍する職員との交流や企画実習を通して体感します。・公共メディアの営業企画・推進に関わる業務・コンテンツ展開に関わる業務(メディア戦略・編成・イベントなど)・組織マネジメントに関わる業務(総務人事・財務・経営企画など)◎共通カリキュラム:9月11日(月)・12日(火)※オンライン(予定)◎ジョブ別カリキュラム:9月13日(水)・14日(木)※オンライン(予定)9月15日(金)※対面(予定)【B.地域コース】地域職員として働くことに関心がある方を対象としたコースです。地域に根ざしてはたらく地域職員に求められる「地域サービスの総合プロデュース力」を高める企画・提案実習、実際に活躍している職員との交流やブロックごとに行われるスタジオ実習等が予定されています。<募集人数>100名程度◎共通カリキュラム:9月11日(月)・12日(火)※オンライン(予定)◎コース別カリキュラム:9月19日(火)・20日(水)※オンライン(予定)9月21日(木)または22日(金)※対面(予定)、ブロックごとに異なります。【C.デジタルコース】デジタル職員として働くことに関心がある方を対象としたコースです。NHKのデジタルサービスをけん引するチームでの就業体験やデジタルサービスの企画立案・プロトタイプ制作などが予定されています。・デジタル領域のエンジニアリング業務・デジタルサービスのディレクション業務<募集人数>100名程度◎共通カリキュラム:9月11日(月)・12日(火)※オンライン(予定)◎コース別カリキュラム:9月15日(金)※オンライン(予定)9月20日(水)・22日(金)または9月21日(木)・22日(金)※対面(予定)インターンへのエントリーはこちら日本放送協会(NHK)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本放送協会(NHK)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら東京建物《選考必須》インターンシップ事前説明会【A:業務理解コース】【B:実務直結コース】■エントリー締め切り日時(A/B共通)一次締切:7/3(月)23:59二次締切:8/1(火)23:59※一次締切に提出した人には限定のコンテンツが用意されています。■開催概要【A:業務理解コース】東京建物語の舞台裏に迫る体験型インターンシップ(2日感)2日間はグループメンバーとのワークを通して、東京建物に対する理解を深めます。現場社員と一緒にワークに取り組む内容も予定されています。◎開催日程(日程修正6/8付)【第1ターム】9/21(木)・22(金)【第2ターム】9/28(木)・29(金)【第3ターム】10/4(水)・5(木)【第4ターム】10/10(火)・11(水)【第5ターム】10/12(木)・13(金)【第6ターム】10/17(火)・18(水)※各ターム24名程度【B:実務直結コース】これからの東京建物語を社員と考える実務型インターンシップ(1日)「現在進行形」で東京建物が取り組む実際の物件・業務をテーマとしたアイデアブレストワークに取り組みます。ビジネスの第一線で活躍する社員と実際に交流しながら進めていくプロジェクトです。◎開催日程【第1ターム】10/19(木)【第2ターム】10/20(金)【第3ターム】10/23(月)【第4ターム】10/24(火)※各ターム40名程度インターンへのエントリーはこちら東京建物志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら東京建物の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三井住友カードSMCCBUSINESSACADEMY-データ分析コース-■申込み締切2023年8月2日(水)12:00※締切間際は混雑が予想されます。お早めにご提出ください。■日程<オンライン開催+対面開催>9月4日(月)10:00~18:009月5日(火)10:00~18:009月6日(水)12:00~17:30※3日間すべて参加できる方に限ります。インターンへのエントリーはこちら三井住友カード志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三井住友カードの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらJFE商事1dayインターンシップ■応募締切:8月2日(水)23:59■開催日程AM回10:00〜13:00、PM回:15:00〜18:00に分けて計12回開催・8月16日(水)PM回のみ・8月17日(木)・8月18日(金)・8月21日(月)・8月23日(水)・8月24日(木)・8月25日(金)AM回のみインターンへのエントリーはこちらJFE商事志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらJFE商事の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本郵政グループかんぽインターンシップ(総合職・理系)summer■応募締め切りエントリーシートの提出:2023年8月3日(木)正午適性検査の受検:2023年8月10日(木)正午■開催日程【アクチュアリー】Day1~2:2023年9月7日(木)、8日(金)【クオンツ】Day1~2:2022年9月12日(火)、13日(水)【デジタル】Day1~2:2022年9月14日(木)、15日(金)インターンへのエントリーはこちら日本郵政グループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本郵政グループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本ロレアルサマーインターンシップ■応募方法本インターンシップへは、①と②の両方をもって、「応募完了」となります。①エントリーシート提出(7月13日(木)~8月3日(木)23:59締切予定)■日時:9月7日(木)10:00-19:00インターンへのエントリーはこちら日本ロレアル志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本ロレアルの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら毎日新聞社夏季インターンシップ【新聞社のビジネス入門1dayprogram】■応募締め切り:2023年8月4日(金)正午■開催日程:2023年9月8日(金)インターンへのエントリーはこちら夏季インターンシップ【新聞社のエンジニア入門1dayprogram】■応募締め切り:2023年8月4日(金)正午■開催日程・8月31日(木)・9月7日(木)※両日とも終日開催インターンへのエントリーはこちら毎日新聞志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら毎日新聞の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら朝日新聞社【メディアテクノロジー1day仕事体験】■応募締切日:8月5日(土)正午■開催日程東京本社8月19日(土)大阪本社8月26日(土)インターンへのエントリーはこちら朝日新聞志望者向けの企業別LNEオープンチャットはこちら朝日新聞の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら北海道電力ほくでん・ほくでんネットワークインターンシップ1day仕事体験「業界研究コース」※「部門別コース」参加必須コース■予約締切・変更・キャンセル:各開催日3日前の17:00■開催日程2023年07月25日(火)13:00~16:302023年07月26日(水)09:00~12:30、13:00~16:302023年07月27日(木)09:00~12:30、13:00~16:302023年07月28日(金)09:00~12:302023年07月31日(月)09:00~12:302023年08月01日(火)09:00~12:30、13:00~16:302023年08月02日(水)09:00~12:30、13:00~16:302023年08月03日(木)09:00~12:30、13:00~16:302023年08月04日(金)13:00~16:302023年08月07日(月)13:00~16:302023年08月08日(火)09:00~12:30、13:00~16:302023年08月09日(水)09:00~12:30、13:00~16:30インターンへのエントリーはこちら北海道電力志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら北海道電力の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本製鉄(旧新日鐵住金)文系向け<2-DaySteelCollege>※開催日程別締切■応募締切8月6日(日)■期間2023年8月~9月のうち2日間(下記日程から1つ選択)①8月24日(木)~25日(金)②8月28日(月)~29日(火)③8月31日(木)~9月1日(金)④9月7日(木)~8日(金)⑤9月14日(木)~15日(金)⑥9月21日(木)~22日(金)インターンへのエントリーはこちら日本製鉄(旧新日鐵住金)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本製鉄(旧新日鐵住金)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本テレビ放送網『超』インターン【報道記者コース】■Webエントリーシート2023年8月7日(月)10:00締め切り■開催日8月22日(火)&8月23日(水)インターンへのエントリーはこちら『超』インターン【クリエイターコース】■Webエントリーシート2023年8月7日(月)10:00締め切り■開催日8月31日(木)&9月2日(土)インターンへのエントリーはこちら日本テレビ放送網志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本テレビ放送網の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらフジテレビジョンインターンシップ【技術・IT部門】■応募締め切り日時:2023年8月7日(月)正午12時■開催日時8月24日(木)、8月25日(金)の2日間※両日の参加必須インターンへのエントリーはこちらフジテレビジョン志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらフジテレビジョンの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三井住友信託銀行25卒インターンシップアクチュアリーサマープログラム■ES・WEBテスト締切日時:2023/8/7(月)17:00■開催日程/場所東京:2023/9/13(水)大阪:2023/9/15(金)※各日程10:00~17:30インターンへのエントリーはこちら三井住友信託銀行志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三井住友信託銀行の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら住友不動産SummerInternship■締切日時2023年8月7日(月)23:59締切■開催時期・日数・9月6日(水)~9月8日(金)・9月12日(火)~9月14日(木)・9月19日(火)~9月21日(木)・9月25日(月)~9月27日(水)※3日間にわたって開催(4ターム)インターンへのエントリーはこちら住友不動産志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら住友不動産の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらリクルート『RECRUITBUSINESSCAMP』■エントリーシート提出締切:2023年8月8日(火)13:00■開催日程第1日程:11月10日(金),18日(土),19日(日)第2日程:11月24日(金),12月2日(土),3日(日)※いずれかの日程に参加します。※初日から二日目までの期間で課題に取り組みます。インターンへのエントリーはこちらリクルート志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらリクルートの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大東建託1Day仕事体験(技術)※日程追加(6/12付)■開催日程2023年06月22日(木)10:00~16:002023年06月27日(火)10:00~16:002023年07月05日(水)10:00~16:002023年07月11日(火)10:00~16:002023年07月13日(木)10:00~16:002023年07月19日(水)10:00~16:00▼追加日程(6/12付)2023年08月02日(水)10:00~16:002023年08月08日(火)10:00~16:002023年08月09日(水)10:00~16:00インターンへのエントリーはこちら1Day仕事体験(不動産総合)※日程追加■開催日程2023年06月14日(水)10:00~16:30受付終了2023年06月16日(金)10:00~16:302023年06月20日(火)10:00~16:302023年06月21日(水)10:00~16:302023年06月23日(金)10:00~16:302023年06月26日(月)10:00~16:302023年06月27日(火)10:00~16:302023年06月29日(木)10:00~16:302023年06月30日(金)10:00~16:30▼追加日程(6/9追加)2023年07月03日(月)10:00~16:302023年07月05日(水)10:00~16:302023年07月07日(金)10:00~16:302023年07月11日(火)10:00~16:302023年07月13日(木)10:00~16:302023年07月14日(金)10:00~16:302023年07月19日(水)10:00~16:302023年07月21日(金)10:00~16:302023年07月24日(月)10:00~16:302023年07月25日(火)10:00~16:302023年07月27日(木)10:00~16:302023年07月28日(金)10:00~16:302023年08月02日(水)10:00~16:302023年08月03日(木)10:00~16:302023年08月04日(金)10:00~16:302023年08月08日(火)10:00~16:302023年08月09日(水)10:00~16:30インターンへのエントリーはこちら大東建託志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら大東建託の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三越伊勢丹2DAYS価値創造型ワークショップ■エントリー締切:8月9日(水)23:59■開催日程・8月26日(土)10:00~18:00(予定)・8月27日(日)10:00~18:00(予定)※両日の参加が必須です。インターンへのエントリーはこちら三越伊勢丹志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三越伊勢丹の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら積水化学工業【住宅カンパニー】お客様を導け!マルチタスク体験ワーク/プランニング体験ワーク(住宅営業)■開催日時2daysインターンシップとなりますので、1日目・2日目ともに参加できる日程の組み合わせをご予約ください。1日目2日目2023/8/07(月)13:00〜2023/9/07(木)13:00〜2023/8/07(月)13:00〜2023/9/11(月)13:00〜2023/8/10(木)13:00〜2023/9/07(木)13:00〜2023/8/10(木)13:00〜2023/9/11(月)13:00〜インターンへのエントリーはこちら積水化学工業志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら積水化学工業の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらドイツ銀行グループサマーインターンシップ「SummerExperience」■応募締切:8月10日(木)午前8:00■日程:9月28日(木)、10月12日(木)インターンへのエントリーはこちらドイツ銀行グループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらドイツ銀行グループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)高知県本部インターンシップ2日間■応募締め切り日時:2023年8月10日(木)■開催日程:2023年8月22日~23日インターンへのエントリーはこちら北海道本部インターンシップオンライン仕事体験「じぎょう」編■応募締め切り日時:2023年8月11日(金)■開催日程:2023年9月上旬13:00~17:00※日程はマイページで確認をしてください。インターンへのエントリーはこちら全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら読売新聞東京本社記者カフェ■申込締切日時:8月13日(日)23:59■開催日程:8月28日~9月29日のいずれかで、3時間程度を予定。インターンへのエントリーはこちら読売新聞社志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら読売新聞東京社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら信金中央金庫「Only1の使命」を体験できるインターンシップ!■応募締切日:2023年8月13日(日)23:59■開催日程・2023年9月14日(木)・2023年9月19日(火)・2023年9月20日(水)各日程午前(9:30~13:00)と午後(14:30~18:00)の開催があります。インターンのエントリーはこちら信金中央金庫の研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら東京海上日動火災保険≪TOKIOMARINEプレミアム・ワークショップ(全国支店開催)≫※開催支店別締め切り■応募締め切り7月10日(月)正午12:00山形7月11日(火)正午12:00岡山7月12日(水)正午12:00高松7月14日(金)正午12:00福島、群馬7月18日(火)正午12:00青森、秋田、7月19日(水)正午12:00茨城7月20日(木)正午12:00長野7月25日(火)正午12:00栃木、大分7月26日(水)正午12:00長崎、鹿児島7月28日(金)正午12:00盛岡7月31日(月)正午12:00山梨、鳥取/島根、愛媛、徳島8月4日(金)正午12:00高知8月7日(月)正午12:00沖縄8月8日(火)正午12:00山口8月9日(水)正午12:00熊本8月10日(木)正午12:00新潟8月14日(月)正午12:00宮崎■開催日程マイページまたは詳細ページで確認をしてください。インターンへのエントリーはこちら東京海上日動火災保険志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら東京海上日動火災保険の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら損害保険ジャパン(損保ジャパン、旧損保ジャパン日本興亜)SOMPOAcademy~Basicコース~【2daysプログラム】■エントリー受付期間<第2期>エントリーシート提出期限:8月14日(月)17:00適性検査受検期限:8月17日(木)23:59【第2期】2023年9月4日(月)・9月5日(火)(東京・対面)2023年9月7日(木)・9月8日(金)(オンライン)2023年9月12日(火)・9月13日(水)(東京・対面)2023年9月12日(火)・9月13日(水)(札幌・対面)2023年9月14日(木)・9月15日(金)(オンライン)2023年9月14日(木)・9月15日(金)(名古屋・対面)2023年9月21日(木)・9月22日(金)(大阪・対面)2023年9月21日(木)・9月22日(金)(福岡・対面)2023年9月26日(火)・9月27日(水)(東京・対面)2023年9月26日(火)・9月27日(水)(仙台・対面)2023年9月28日(木)・9月29日(金)(東京・対面)2023年9月28日(木)・9月29日(金)(広島・対面)インターンへのエントリーはこちら損害保険ジャパン志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら損害保険ジャパンの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら兼松2DAYSWORKSHOP(トレーディング)■ESの提出〆切8月15日(火)23:59迄■日時9月7日(木)~9月8日(金)10:00~17:00(※東京対面開催)9月12日(火)~9月13日(水)10:00~17:00(※東京対面開催)9月21日(木)~9月22日(金)10:00~17:00(※大阪対面開催)※日時および開催場所は変更になる可能性がございます。予めご了承ください。インターンへのエントリーはこちら1DAYWORKSHOP(事業投資)■ESの提出〆切8月15日(火)23:59迄■日時9月19日(火)10:00~17:009月25日(月)10:00~17:009月27日(水)10:00~17:009月29日(金)10:00~17:00※日時は変更になる可能性がございます。予めご了承ください。インターンへのエントリーはこちら兼松志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら兼松の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら最後に本記事では、"8月(前半)にサマーインターンの締切を迎える企業"を締切日順に紹介してきました。記事の冒頭でもお伝えしましたが、夏の時期からインターンシップやジョブに参加することは、本命企業の内定獲得に向けて非常に重要なポイントとなっています。本記事を参考に各社のインターン締切日を管理し、「効率的なエントリー・就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。→unistyleオリジナルの「インターンエントリー企業管理シート」と「本選考エントリー管理シート」になります。スプレッドシートをダウンロードするだけで使用できますので、ぜひご活用ください。また、unistyleでは25卒就活生向けにLINEオープンチャットグループを運営しています。匿名で様々な就活生と情報交換をすることができるという便利な機能になりますので、"最新の選考状況や選考結果連絡の有無等をリアルタイムで確認したい"という方は、ぜひご活用ください。→unistyleでは25卒就活生向けに就活用グループを運営しており、今後もグループを拡充させていく予定です。上記記事に各グループの参加用URLを掲載していますので、興味のある方は記事からご参加ください。さらにunistyleでは、今後も25卒就活生向けに「インターンシップ・本選考のエントリー締切情報」を公開していく予定です。まだ会員登録を済ませていないという方は、以下から早めに会員登録をしていただき、本サイトを有効的に役立ててもらえればと思います。 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【SPI 言語】テスト直前10分で見返す頻出語彙80選・問題の解き方 【SPI 言語】テスト直前10分で見返す頻出語彙80選・問題の解き方 インターン選考、本選考のいずれの場合でもSPIの受験を求められることは多くあります。その中でも言語の範囲では、日常生活では使わないようなニッチな語彙の問題が出題されます。言い換えれば、ある程度対策することで高得点をマークすることが可能です。そこで今回は、SPIの言語で出題される問題の出題形式をおさらいしながら、テスト直前に見返してほしい頻出語彙を対策本を参考にまとめました。前半でWEBテスト・テストセンターでの出題範囲の違いについて解説していますが、テスト直前対策部分のみ見たい方はこちらから飛んでください。本記事では要点を簡潔にまとめていますので、テスト直前に見返せるように是非ブックマークしていただければと思います。SPI言語の出題形式・SPI言語の頻出語彙の確認はこちらSPI言語の出題形式・SPI言語の頻出語彙を確認するには会員登録が必要です。上記のバナーからご登録下さい。SPI言語の7つの出題形式(1)二語関係〔テストセンター〕(2)熟語の意味〔テストセンター〕(3)熟語の成り立ち〔WEBテスト〕(4)語句の用法〔テストセンター〕(5)文の並び替え〔テストセンター・WEBテスト〕(6)空欄補充〔テストセンター・WEBテスト〕(7)文章読解〔テストセンター・WEBテスト〕1つずつ例題を見ながら出題形式を確認して下さい。(1)二語関係例題:提示された二語の関係を考え、同じ関係のものを選びなさい。人間:哺乳類ア:鉛筆:文房具イ:教会:牧師ウ:日食:月食A:アだけD:アとイB:イだけE:イとウC:ウだけF:アとウ正解:A(2)熟語の意味例題:下線部の言葉と意味が合致するものを、AからEの中から一つ選びなさい。いみじくもA適切にBはぐらかすC大いにDそれでもEむげに正解:A(3)熟語の成り立ち例題:以下の熟語の成り立ち方として当てはまるものを、AからEの中から一つ選びなさい。強弱A主語と述語の関係であるB動詞の後に目的語をおくC似た意味を持つ漢字を重ねるD反対の意味を持つ漢字を重ねるE前の漢字が後の漢字を修飾する正解:D(4)語句の用法例題:下線部の語が最も近い意味でつかわれているものを、AからEの中から一つ選びなさい。電車でいくA熱で休むBコンビニで買うC夫婦で暮らすD飛んできたものEギターで華を添える正解:E(5)文の並び替え例題:AからEの語句を空欄〔1〕から〔5〕に入れて意味が通る文を完成させたとき、〔4〕に当てはまるのは次のうちどれか。カシやナラで作る白炭は〔1〕〔2〕〔3〕〔4〕〔5〕吸収する力もあるA遠赤外線を放射するB特性に加えてC安定した火力でD汚れや臭いをE着火が難しいが正解:B(6)空欄補充例題:文中の空欄に入る最も適切な表現は次のうちどれか。特に、山間部では危機的だと言われている。若者が都市部に働きに出てしまい、現地で結婚してしまうため帰ってこないのだ。ここで人口の〔〕が進んでいるということだ。A空洞化B複雑化C帰化D簡略化正解:A(7)長文読解長文を読んで設問に答える形式SPI言語の頻出語彙80選SPIでは、読み方が難しいものや意味が漢字から読み取りにくいものがあります。今回まとめた語彙はSPIで特に頻出のものばかりなので、読みと意味を合わせて暗記しておきましょう。SPI言語の頻出語彙80選1.伝播(でんぱ)広く伝わること2.迎合(げいごう)自分の考えを曲げてでも、他人の気に入るように調子を合わせること3.鳥瞰(ちょうかん)高い所から広い範囲を見おろしながめること。全体をひと目で観察すること4.吹聴(ふいちょう)言いふらすこと5.趨勢(すうせい)ある方向へと動く勢い。社会などの、全体の流れ6.殊勝(しゅしょう)心がけや行動などが感心なさま。けなげであるさま7.卑近(ひきん)手近でたやすいこと。身近でありふれていること8.いみじくも適切にも。巧みにも9.闊達(かったつ)度量が大きく、物事にこだわらず心のままに行動するさま10.出色(しゅっしょく)他より特にすぐれていること。きわだって見えること11.泰然(たいぜん)落ち着いていて物事に動じない様子12.腐心(ふしん)心をなやますこと。ひどく心を使うこと13.斡旋(あっせん)間に入って両者をうまくとりもつ事14.恭順(きょうじゅん)命令につつしんで従う態度をとること15.斯界(しかい)この分野16.たゆたうゆらゆらと揺れ動いて定まらない17.ことほぐことばで祝福する。よろこびを言う。祝福する18.ぞんざい物事をいいかげんにすること。また、投げやりなさま19.粉飾(ふんしょく)立派にみせかけること20.進言(しんげん)目上の人に対して意見を申し述べること21.うつつこの世に現に存在しているもの。現実22.軋轢(あつれき)葛藤(かっとう)の生じること。仲が悪くなること23.僭越(せんえつ)自分の身分や資格をこえて、出過ぎたことをすること24.垂涎(すいぜん)あるものを手に入れたいと熱望すること25.詭弁(きべん)道理に合わないこじつけの弁論26.あげつらう物事のよしあしについて論じ合う。また、欠点・短所などをことさらに言い立てる27.漸進(ぜんしん)順を追ってだんだんに進むこと28.伍する(ごする)他者と同等の位置にある。かたをならべる29.会得(えとく)物事の意味、本質などを理解し悟ること30.符合(ふごう)完全に一致すること31.比肩(ひけん)肩を並べること。同等なこと32.脆弱(ぜいじゃく)もろくて弱いこと。また、そのさま33.披瀝(ひれき)心の中の考えをつつみかくさず、打ち明けること34.おしなべて凹凸を押して並べたように、すべて一様に。総じて35.再三(さいさん)たびたび、何度も36.桎梏(しっこく)人々を手かせ足かせのように縛るもの37.英知(えいち)深遠な道理を知りうるすぐれた知恵38.斟酌事情をくみ取り、手加減すること39.英断(えいだん)思いきりよく事を決すること。すぐれた決断40.焦眉(しょうび)まゆげを焦がすばかりに火が迫るように、危難が迫ること41.言質(げんち)あとで証拠となる約束の言葉42.気鋭(きえい)意気込みが鋭いこと43.呵責(かしゃく)責め苦しめること。しかり責めること44.杞憂(きゆう)心配しないでいい事を心配すること。とりこし苦労45.傀儡(かいらい)あやつり人形。人の手先となって思いのままに使われる者46.甘受(かんじゅ)甘んじて受けること47.機知(きち)その場に応じてとっさに働く鋭い知恵48.漸次(ぜんじ)次第に。だんだん49.懐柔(かいじゅう)うまく手なずけ従わせること50.看破(かんぱ)みやぶること51.義憤(ぎふん)道にはずれたことに対して発するいかり52.奸知(かんち)ずる賢い知恵53.崇高(すうこう)気高く尊いさま54.不憫(ふびん)かわいそうで哀れむべきこと55.沿革(えんかく)物事の移り変わり56.断腸(だんちょう)はらわたがちぎれるほど、非常に悲しいこと57.雄飛(ゆうひ)勇ましく盛んに活動すること58.罷免(ひめん)職をやめさせること。免職59.席捲(せっけん)はげしい勢いで、自分の勢力範囲をひろげること60.顧慮(こりょ)考慮に入れて心遣いをすること。気づかうこと61.邂逅(かいこう)思いがけなく会うこと。めぐりあい62.釈然(しゃくぜん)疑い・恨みなどが消えて心が晴れ晴れするさま63.透徹(とうてつ)澄んで濁りのないこと。筋が通っていてすみずみまではっきりしていること64.落伍(らくご)仲間・集団の列からおくれ、ついてゆけなくなること65.消長(しょうちょう)物事が衰えて消えるか伸びて盛んになるか、というなりゆき66.私淑(ししゅく)密かにある人を師と考え、模範として学ぶこと67.狼狽(ろうばい)うろたえ騒ぐこと。あわてふためくこと68.金言(きんげん)模範となるような優れた格言69.流布(るふ)世間に広まること70.躍如(やくじょ)生き生きと現れているさま71.至言(しげん)いかにも正しいところを言いあてた言葉72.逓減(ていげん)次第に減ること、減らすこと73.委細(いさい)くわしいこと。こまごましたくわしい事情74.謬見(びゅうけん)まちがった考えや見解75.狡猾(こうかつ)悪賢いこと76.困憊(こんぱい)苦しいこと続きに疲れ果てること77.尊大(そんだい)人を見下したような偉そうな態度をとること78.憐憫(れんびん)ふびんに思うこと。あわれみの気持79.営々(えいえい)せっせと一生懸命に働くさま80.胆勇(たんゆう)ものに動じない勇気があること参考:史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集最後にテスト直前に本記事を確認し、暗記漏れのミスによる減点がないように対策していただければと思います。他にも、unistyleではSPIについての対策記事がありますのでこちらもぜひ参考にしてください。SPI対策完全攻略記事一覧・SPIとは・SPIの対策∟SPI対策初心者向け~上級者向けまとめ∟SPI言語対策∟SPI非言語対策・SPI対策用の本・SPIテストセンターについて∟SPIテストセンター対策∟SPIテストセンター高得点の判断基準とは・SPIを使用している企業一覧・【unistyleオリジナル】SPIテストセンター問題集(非言語ver)|解答・解説・【SPI・言語】直前10分で見返す解き方・頻出語彙80選また、unistyleの公式YouTubeチャンネルでもSPI(言語)対策に関する動画を多数公開しています。記事だけでなく、動画を通じてもSPI(言語)対策に取り組みたいという就活生は、ぜひ下記の対策動画をご視聴ください。SPI(言語)の二語関係・語句の用法対策動画はこちらSPI(言語)の文の並び替え・空欄補充対策動画はこちら 455,943 views
人材戦略に見る三菱商事と三井物産の違い、オーソドックスな三菱商事VS 奇抜さで勝負の三井物産 人材戦略に見る三菱商事と三井物産の違い、オーソドックスな三菱商事VS 奇抜さで勝負の三井物産 組織の三菱VS人の三井として社風を説明されることの多い三菱商事と三井物産ですが、人材戦略についても大きな違いが見られます。今回はこの2社の人材採用の違いについて入り口である採用部分と、入社してからの人材育成の2つの部分から説明したいと思います。奇抜なESの三井物産とオーソドックスな三菱商事インターンシップのESにおいて三井物産はかなり攻めの姿勢で設問を作っています。16卒のインターンESのお題は「あなた自身に値段をつけ、合わせてその理由を記述してください。(800文字以内)」、17卒のインターンESのお題は「あなたは「どこでもドア」の開発に成功しました。いくらで販売しますか。値付けの理由も含めて説明してください。」というものでした。参考:16卒三井物産のインターンESで書くべき内容参考:17卒三井物産インターンESの内容「どこでもドアの値決め」を考えてみる18卒の三井物産のインターンESのテーマも「タダで手に入るものでビジネスを成立させてください。また年間の売り上げ・利益を簡単に説明してください。」というものでした。このように三井物産はかなりESで奇抜な攻めの設問ばかりが並びます。一方で三菱商事については、18卒のインターンESもオーソドックスな内容で、「これまでに最も成長を実感したエピソードについて、何が成長のカギであったかを含めて、教えて下さい。」と「あなた自身、または身近な存在の経験や行動を踏まえて、ご自身が考える「リーダー像」について説明してください。」というものです。奇抜な三井物産の設問に比べると本選考に近い、その人の考え方を問う設問であるといえます。伝統的で保守的な社風と言われる三菱商事と、自由闊達な社風と言われる三井物産の違いがよく現れている様に思います。伝統的で保守的という考え方を嫌う学生も多いかと思いますが、奇をてらわずに、基本に忠実に成果を求める真摯な姿勢というのは大事なことだといえます。ジョブ・ローテーションの三井物産と背番号制が強い三菱商事採用後の人材育成においても三菱商事と三井物産では大きな違いが見られます。三井物産では下記のように、社員に様々な分野の業務を経験させることで経営人材として成長させようとしています。則安:最近、当社では「人材ポートフォリオ」といって、社員にいろんなバックグラウンドを経験させるプログラムを進めています。私の場合、1992年に入社して以来、主に繊維分野で仕事していましたが、2009年7月に「総合リサイクルの事業を軌道に乗せる」というミッションを与えられ、金属資源本部に異動となりました。引用:何をやっているの?総合商社〜三井物産の挑戦と創造〜一方で三菱商事は商社には伝統的な背番号制で、最初に配属された部署から大きく異動せずに、その分野におけるプロフェッショナルとして育成されます。総合商社における人材育成については、せっかく「総合」商社であるのだから、様々なバックグラウンドを経験させて総合商社だからこそ育成できる人材を育成すべきという「ヨコ」の連携を重視した育成方針と、相対する顧客はその分野一筋のプロフェッショナルであり、生半可な経験では太刀打ちできないのだから一つの部門で相対する顧客にも引けをとらないプロを育てるべきという「タテ」の連携を重視した育成方針の議論が常に起こっています。参考:総合商社の配属リスクと総合商社におけるタテヨコ議論総合商社の中でも、三井物産や双日はジョブ・ローテーションを取り入れたヨコの連携を重視しており、三菱商事や伊藤忠商事はタテの連携を特に重視しているように感じます。どちらが正解ということもないのですが、直近の業績、特に非資源分野の収益を見るとタテを重視した商社に現状では軍配があがります。最後に型破りな商社マンとして有名な伊藤忠商事の岡藤社長は「三井物産はジョブ・ローテーションなんかやってるから非資源分野で利益が出ない」なんて発言したという噂があります。現状では奇抜なことをせずに、商社の伝統的な採用、人材育成をやっている会社に軍配が上がっていますが、変化の激しいこの時代、新しいことにチャレンジすることも非常に大事なことです。追求すべき本質的な価値を見据えて最適な人材戦略をとっているのはどちらの会社なのか、それは今後10年間の経営成績ではっきりしてくるでしょう。photobyUCFFool 27,060 views

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