「就活は団体戦」という言葉をとあるシチュエーションで解説してみた

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最終更新日:2023年11月01日

「就活は団体戦」という言葉をとあるシチュエーションで解説してみた

本選考とインターンの締め切り情報

"就活は団体戦"

就活生の皆さんはこの言葉を聞いたことがあるでしょうか。

事実、「就活は団体戦」という考えは間違ってはいないと考えられます。

と言っても「団体戦って具体的にどういうこと?」、「別に個人戦でもうまくいく人はいるでしょ」と思う方もいると思います。

unistyleとしては、「就活は団体戦」という言葉を"就活は、周りの方と協力して進めることで自分だけでは知りえない情報・新たな発見を得ることができ、効率的な行動に繋がる"と定義づけることができると考えています。

そこで本記事では「就活は団体戦」という言葉をより分かりやすく解説するために、とあるシチュエーションに基づいて紹介していきます。

また、併せて「就活は団体戦という言葉の注意点」も紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。

企業研究

就活は団体戦をとあるシチュエーションに例えてみると

※下記に記載している物語はフィクションであり、unistyleが独自に作成したものになります。文中に出てくる登場人物・企業名なども全て仮名ですので、参考程度にご覧ください。

ちなみに、この物語の主人公である「ユニ男」のプロフィールは以下の通りです。

  • 都内の有名私立大学に通っている文系学生
  • 総合商社への内定を目指している

また、物語の登場人物である「よっぴ・あんちゃん・なっちゃん」のプロフィールは以下の通りです。

  • よっぴ
    エントリーシート(以下、ESと明記)が得意
    インターンからの特別選考ルートで大手広告代理店B社に内定
  • あんちゃん
    GDが得意
    早期選考でメガベンチャーC社に内定
  • なっちゃん
    面接が得意
    学校推薦で大手メーカーD社に内定

 各登場人物のプロフィールを紹介したところで、いよいよ物語に入っていきましょう。

この物語は、「ユニ男が就活を意識し始めた大学3年生の夏」から始まります。

大学3年生の夏

周りの友達が少しずつ就活のことを意識し始めた大学3年生の夏、ユニ男も周りの友達と一緒にインターンに参加し始めました。

この時期はまだ志望業界・企業などは特になく、且つ選考対策もほとんどしていなかったため、"先着・抽選制の1dayインターン"だけに申し込みをしました。

その結果、見事全てのインターンに合格・参加することができました。

そしてどのインターンでも比較的楽しく活動することができ、「就活ってこんなものか。世間一般では有名な大学に通っているし、このままいけば順調に内定を貰えそうだな。(ユニ男の心の声)」とこの頃は思っていました。

大学3年生の冬

充実した夏休みが終わり、その後秋学期が始まり、いよいよ冬がやって来ました。

そしてこの辺りの時期から、多くの企業で「冬季インターンの申し込み」が開始します。

「夏季インターンがうまくいった」と感じていたユニ男は、夏季インターン参加後は全く就活対策を行っていませんでした。

また、この頃から「高い給与が欲しい・海外で働きたい」という軸を持ち始めたユニ男は、志望業界を"総合商社・専門商社"に絞ることに決めました。

そしてユニ男は、志望している企業の冬季インターンに片っ端から申し込みました。

 ⇩

ただその結果はというと…"申し込んだ企業、全落ち…。"

それもそのはず、申し込んだ冬季インターンでは全ての企業で何かしらの選考フローがあり、これまで全く選考対策をしてこなったユニ男にとっては"歯が立たなかった"のです。

そうこうしているうちに冬が終わり、3/1の「就活解禁日」が訪れました。

冬季インターンに全落ちし、すっかり自信をなくしてしまったユニ男は、その後もほとんど選考対策をせずに過ごしてきました。

しかし3月の某日、ふとしたきっかけで友達の「よっぴ・あんちゃん・なっちゃん」と4人で集まる機会がありました。

そしてこの日が、ユニ男の就活における"ターニングポイント"となったのです。

3月某日のとあるカフェにて

ユニ男
「3人ともすごいよな~。3月のこの時期に志望企業から内定を貰って就活が終了してるんだもんな~。オレなんか冬季インターンの選考に全滅しちゃって、全然経験が積めてないんだよ。今からの本選考が不安でしょうがないよ…。」

よっぴ
「ユニ男それやばくない?インターンに全落ちしたやつが何も対策しなければ、本選考で内定を取るのはかなり難しいよ!」

あんちゃん
「確かにそれはかなりやばいね。ちなみにユニ男はどの選考フェーズで落ちることが多かったの?」

ユニ男
「そうだな~、企業によってバラバラだな。一次選考で落ちるとこもあれば、最終選考で落ちるところもあったわ。だからこそ自分の何が悪いのか良くわからないんだよ…。」

なっちゃん
「なるほどね。じゃあせっかく今日はES・GD・面接のスペシャリストが集まっているし、ユニ男の就活対策をすることにしましょ!」

ユニ男
「マジで!?それはマジ助かる!どうしても総合商社に行きたいんだ!オレに協力してくれ!」

ES編

よっぴ
「じゃあまずはESのスペシャリストであるオレがユニ男のESを見てやるよ。普段使っているガクチカとかってあるか?」

ユニ男
「普段使っているのはこれかな~。指定文字数400文字のガクチカだな。」

私は、フィリピンにある人材紹介会社で在越日系法人向け営業に取り組んでいた。しかし当初は初めて体験することが重なり非常に苦労した。具体的には、フルタイムで社員の方と同条件での仕事、発展途上国での過酷な生活、外国人とのコミュニケーションなどである。しかし、私はそこで諦めなかった。発展途上国特有の人との距離の近さを活用し、自ら勉強する機会を創り続けることを意識した。現地で働いている方、時には取引先の方にもお願いし、営業のコツをご指導頂いた。そういった姿勢が周囲に伝わり、社外の方からお客様を紹介して頂くなど、徐々に私の仕事へ周囲の方を巻き込むことができるようになった。その結果、グループの中でインターン生の最高営業成績を樹立することができた。辛いことも多々あったが、この経験を乗り越えたことで大きく成長することができた。(359/400文字)

ユニ男
「よっぴ、このESはどうだ?」

よっぴ
「正直に言ってもいいか…?ユニ男、このESじゃ中々通過しないと思うわ…。」

ユニ男
「…!!??(がーーーん…。)」

よっぴ
「どの箇所に問題があるかを説明してやるから、まずはガクチカの書き方とは-6ステップで書けるESテンプレを基に解説-を読んでみろ。」

ユニ男
「この記事にガクチカのフレームワークが書かれているが、オレのガクチカには書かれていない内容がたくさん書かれているな…。」

よっぴ
「そうだ、その箇所だ!ユニ男のESでいうと、"行動に至るまでの背景が書かれていない・結果(実績)の具体性が薄い"という問題があるっていうわけだ。」

ユニ男
「なるほどな。だからオレのESは内容が抽象的だって良く言われるのか。」

よっぴ
「そういうことだ!だから先ほどのフレームワークに沿ってESを添削すると以下のような文章になる!」

私は、約半年間に渡りフィリピンにある人材紹介会社で、在越日系法人向け営業に取り組んでいた。しかし来越当初は初めて体験することが重なり非常に苦労した。フルタイムで社員の方と同条件での仕事。発展途上国での過酷な生活。外国人とのコミュニケーション。それも現地に知人が一切いない状況からのスタートだった。しかし、まずは自分の姿勢を改めフィリピンに無いものを考えることを辞めた。発展途上国特有の、人との距離の近さを活用し、自ら勉強する機会を創り続けることを意識した。現地で働いている方、時には取引先の方にもお願いし、営業のコツをご指導頂いた。そういった姿勢が周囲に伝わり、社外の方からお客様を紹介して頂くなど、徐々に私の仕事へ周囲の方を巻き込むことができるようになった。その結果、約100万円を売り上げグループ11カ国26拠点のインターン生の最高営業成績を樹立することができた。(384/400文字)

あんちゃん・なっちゃん
「すごい…エピソードは同じでも内容のわかりやすさが段違いだね…。」

ユニ男
「よっぴ、マジでありがとう!これを元にさらにESをブラッシュアップしていくよ!」

よっぴ
「おう!ちなみに"志望動機・自己PRのフレームワーク"に関する記事も以下に抜粋しておくから、ぜひ参考にしてくれ!」

GD編 

あんちゃん
「じゃあ続いてはGDのスペシャリストである私がGDの選考突破の秘訣を教えてあげるね。ところでユニ男、GDにはテーマはいくつかに分類することができることは知っている?」

ユニ男
「え…いや…知らないわ…。」

あんちゃん
「まぁそうだと思ったわ。GDのテーマは主に以下の5つに分類されているよ。」

  • ①課題解決型:与えられた課題に対する解決策を考える
  • ②売上アップ型:企業の売り上げを増加させる方法を考える
  • ③新規事業立案型:企業が取り組むべき新規事業を提案する
  • ④抽象テーマ型:抽象的なテーマに対する解決策を考える
  • ⑤意思決定型:与えられた選択肢の中から当事者が取るべき選択を決定する

ユニ男
「なるほど~。各テーマの型によって手順も変わるっていうことか。」 

あんちゃん
「そういうこと。各テーマの進め方に関する記事は以下に記載しておくから、家に帰ってからゆっくり確認してね。」

 なっちゃん
「ちなみにユニ男、あなたってGDでいつもどの役割を担っているかとかってある?」

ユニ男
「そうだな、基本的にはファシリテーター(司会者)を担当することが多いかな。」

なっちゃん
「なるほどね。ちなみにそれは何か理由がある?」

ユニ男
「えっ?だって統率力を発揮してグループを引っ張った方が良いんじゃないのか?あと、ファシリテーターをすれば受かるとも聞いたことがあるし…。」

あんちゃん
「はぁ~、やっぱり勘違いしていたわね。ユニ男、GDの評価基準は何もリーダーシップだけではないわよ。GDの評価基準は主に以下の4つに分類されると言われているわ。」

  • 議論に臨む基本姿勢
  • 議論のテーマや流れへの理解力
  • 自身の意見の主張力
  • 議論を統率するリーダーシップ

 あんちゃん
「確かに、リーダーシップは一つの評価基準ではあるわ。しかし、それだけでは高い評価を得ることはできない。あらゆる評価基準を総合して評価されるというわけなのね。評価基準の詳細は以下に記載しておくから、帰りの電車の中とかで確認しておいてね。」

ユニ男
「なるほど、そういうことだったのか。ちなみに一点質問なんだけど、ファシリテーターをすれば受かるというのは本当なのか?」

あんちゃん
「そうね、別にファシリテーターをしたから受かる確率が高くなるということはまずないわね。大切なことは"どんな役割を担うにしろ、グループでの議論を良い方向(結論)に導こうとする姿勢。そして議論を進めることに貢献する"ということよ。」

ユニ男
「なるほどな…。別にファシリテーターに固執する必要はなかったのか…。」

あんちゃん
「そういうこと。ただ、自分がファシリテーターが得意なのであれば担当すれば良いと思う。重要なことは、自身の役割に固執しすぎず、より良い結論を導き出そうと努力することってわけよ。」

ユニ男
「あんちゃん、ありがとう!これからGDに臨む際は教えてくれたポイントを意識して取り組むよ!」

面接編

なっちゃん
「じゃあ最後に面接のスペシャリストである私が面接の極意を教えてあげるね。じゃあ早速質問だけど、ユニ男は面接に臨む前に何か準備していることはある?」

ユニ男
「そうだな…。面接は提出したESを元に質問されるって聞くし、ESの内容を見直すくらいかな。」

なっちゃん
「なるほどね、確かにESを元に質問されるってのは正しいわ。ただ、ESの内容を見直しただけでは選考突破することは難しいと思うよ。

ユニ男
「えっ?そうなのか?」

なっちゃん
「ESを元に質問されるってことは、別にESの内容を改めて質問されるという意味ではないわ。正しくは"ESの内容を元に、さらに深堀りされる"ということなよ。」

ユニ男
「なるほど、だからオレは突っ込んだ質問に答えることができず、あいまいな回答しかできずに落ちてしまったというわけか…。ちなみに具体的にはどのような質問がされるんだ?」

なっちゃん
「いい質問ね。以下に記載したのが志望動機に関する具体例になるわ。」

  • 志望動機を教えて下さい。
  • 将来の夢、成し遂げたいこと、キャリアビジョンについて教えて下さい。
  • 5年後・10年後のビジョンについて教えて下さい。
  • 企業選びの軸について教えて下さい。
  • 他にはどのような業界を受けていますか。
  • 他業界ではなくこの業界を志望する理由について教えて下さい。
  • 具体的に取り組みたい仕事について教えて下さい。
  • 業界内でも当社の理由について教えて下さい。
  • 当社の改善点について意見を下さい。
  • あなたにとって就職するとはどういうことですか?
  • 希望の配属先・部署にいけない場合はどうしますか?
  • 当社に落ちた場合、どうしますか?
  • 他社の選考状況について教えて下さい。
  • 内定を出した場合、すぐに就職活動を辞めますか?

ユニ男
「かなり細かく深堀りされるんだな。確かにこれまでの面接で聞かれたことのある質問がいくつもあるわ…。」 

なっちゃん
「そう、つまりこのくらい深堀りされてもすぐに答えることができるくらいの準備は必要というわけよ。ちなみに具体例の詳細は以下に記事を記載しておくから、授業とアルバイトの空き時間にでも確認しておいてね。」

なっちゃん
「ちなみにユニ男にもう一点質問だけど、面接では一次・二次・最終とそれぞれ見られているポイントが異なることは知っている?」

ユニ男
「えっ?そうなのか?面接官が変わるのは知っているけど、見られているポイントまで変わるのは知らなかった。具体的にどう変わるんだ?」

なっちゃん
「やはりそうだったわね。下記に記載したものはあくまでも一例にはなるけど、基本的には以下のように言われているわ。」

各面接フェーズで見られているポイント

【一次面接】
◆担当社員
→若手社員
◆見られているポイント
→一般的なビジネスマナー・対人スキル・事業や会社についての基本的な理解

◆詳細
→一次面接では、最低限のマナーや会社への理解、対人スキルを見極められています。自己紹介、学生時代頑張ったことや自分の強みなど、面接で必ず聞かれる項目についてはよどみなく話すことができる準備をしておきましょう。

 

【二次面接】
◆担当社員
→中堅社員(現場責任者)
◆見られているポイント
→自己理解の深さ・業務内容とのマッチング

◆詳細
→一次面接以上に思考の深さを見極められているため、抽象度の高い質問も増えてきます。具体的なエピソードから、「なぜその行動をとったのか」「どんな価値観に基づいていたのか」というように自分自身の核に迫った深掘りをしておくとよいでしょう。

【最終面接】
◆担当社員
→役員・社長
◆見られているポイント
→入社意欲・将来のビジョン

◆詳細
→最終面接まで進むと、能力や適性などは一定の評価を得ていることがわかります。そのため、最終面接では「会社の方向性と応募者の描く未来が合致しているかどうか」「内定を出した時に入社するのか」といった志望度が見極められています。

ユニ男
「なるほど、だから質問内容とかもフェーズによって変わるというわけか。」

なっちゃん
「そういうこと。ちなみに以下に面接に関するまとめ記事を記載しておくから、面接に臨む前に必ず確認しておいてね!」

ユニ男
「3人ともありがとう!本当に助かった!今日の学びを活かして志望企業からの内定を貰えるようにこれから頑張るわ!」

よっちゃん・あんちゃん・なっちゃん
「ファイト!」

6月某日

ユニ男
「お~い!みんなのおかげで総合商社A社からの内定をもらえたよ!」

よっちゃん・あんちゃん・なっちゃん
「マジ!?おめでとう!」

ユニ男
「よっぴから添削してもらったESは、本選考では見事全通過だったよ。やはり他人から添削してもらうのは大事なんだな。」

よっぴ
「そういうことだ。ユニ男のESを評価する面接官は第三者であるし、誰かに添削してもらうことで第三者からの見られ方を確認することは重要ってわけだ。」

ユニ男
「確かにな。あんちゃんとなっちゃんにアドバイスを貰ったGDと面接に関しても、事前に入念な対策ができたおかげで本番は緊張せずに臨むことができたよ!」

あんちゃんとなっちゃん
「ユアウェルカム!」

ユニ男
「あの時3人に相談に乗ってもらって本当に良かったよ。やっぱり就活は団体戦だね!」

「就活は団体戦」とは

今回はとあるシチュエーションを例に出して紹介しましたが、「就活は団体戦」という言葉の意味を少しでも理解することができたでしょうか。

改めてまとめさせていただくと、「就活は団体戦」という言葉は、"就活は、周りの方と協力して進めることで自分だけでは知りえない情報・新たな発見を得ることができ、効率的な行動に繋がる"と定義づけることができると考えています。

そのため、勘違いしていただきたくないのは、「就活は団体戦」という言葉は別に"とにかく周りの友達や知り合いの社会人を頼りながら就活を進めなさい"という意味ではないということです。

そのため、「就活は団体戦」という意味を文字通りに受け取り、「とにかく周りの人の言う通りにだけ行動しよう」という考えは良くありません。

また、注意点として以下の2点が挙げられます。

  • 友達・先輩・知り合いの社会人からの意見・アドバイスを鵜呑みにしすぎない。
  • 得た情報を自分なりに取捨選択し、本当に必要な部分だけを活かす。

もちろん、「友達・先輩・知り合いの社会人からの意見・アドバイス」は参考になるものも非常に多くあります。

ただ、先輩がこの方法でうまくいったからといって自分に当てはまるわけではありませんし、そもそも境遇・スキルが異なるのであれば別の方法が必要になります。

意見・アドバイスを貰うことは重要ではありますが、その情報を自分なりに"取捨選択"し、本当に必要な部分だけを活かすことを意識していただければと思います。

また、得た情報に関しても"全ての情報を100%正しいと思わない"ということも重要です。

どの情報が正しく、どの情報が正しくないのかを見極めるのは難しいのですが、そういった情報はあくまでも参考程度にとどめ、判断資料の一つとして活用するのが望ましいかと思います。

最後に"ES・GD・面接の対策に役立つunistyleの記事"を掲載しておきますので、こちらも併せてご覧ください。

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【23卒向け】内定直結&選考優遇に繋がる秋冬インターン65社まとめ 【23卒向け】内定直結&選考優遇に繋がる秋冬インターン65社まとめ 「早めに内定を獲得して、余裕を持って就活を進めていきたい」より良い就活を行うために、このように考えている就活生は多いのではないでしょうか。そこで本記事では、内定に直結したり、選考優遇に繋がる秋冬インターン65社を紹介します。秋冬インターンに参加するメリットや具体的な優遇内容も書いているので、気になる方はぜひ最後まで読んでみてください。注意点各社の優遇内容は、unistyleに寄稿された21・22卒のインターンレポート及びオープンチャット上のデータを参考に作成しています。23卒の選考ではインターンコースや職種によって優遇内容が異なる可能性がありますので注意してください。掲載企業一覧(全65社)商社(総合商社・専門商社)・三井物産・岡谷鋼機・JFE商事銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行(SMBC)・みずほフィナンシャルグループ証券・野村證券・SMBC日興証券・みずほ証券保険・東京海上日動火災保険・三井住友海上火災保険・第一生命保険・明治安田生命保険その他金融(カード・リース等)・ジェーシービー(JCB)・三菱UFJニコス・三井住友カード(SMCC)不動産・三井不動産・住友不動産・野村不動産・東急不動産・東急リバブルテレビ・広告・出版・印刷・スカパーJSAT(スカパー)・博報堂・博報堂DYメディアパートナーズ・サイバーエージェント・読売広告社・日本経済新聞社国内コンサル・シンクタンク・野村総合研究所(NRI)・三菱総合研究所(MRI)・日本総合研究所(日本総研)IT・情報通信・NTTデータ・SCSK・日鉄ソリューションズ(NSSOL)・大塚商会・NTTドコモ・楽天グループ・NTT東日本・SAPジャパン・日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ食品・日本たばこ産業(JT)・ヤクルト本社・コカ・コーラボトラーズジャパンインフラ(交通・エネルギー)・東海旅客鉄道(JR東海)・東急(旧:東急電鉄)・東京地下鉄(東京メトロ)自動車・機械・電機・精密・本田技研工業・SUBARU・東洋エンジニアリング・クボタ・ソニーグループ・キーエンス・富士フイルム素材・三井化学製薬・第一三共・中外製薬・エーザイ・大日本住友製薬・協和キリン・小野薬品工業・小林製薬消費財・化粧品・資生堂・ポーラ(POLA)・ライオン(LION)流通・小売・ニトリホールディングス建設・大和ハウス工業人材・教育・ベネッセコーポレーション(Benesse)商社(総合商社・専門商社)三井物産三井物産の企業研究はこちらから三井物産志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容内定はでない。ただ優遇選考が公言されており、参加したほとんどの学生が本選考を二次面接から開始していた。インターンレポート:22卒三井物産岡谷鋼機岡谷鋼機の企業研究はこちらから優遇内容早期選考ルートに招待され、webテストや一次面接、グループディスカッションが免除になった。引用:オープンチャットアンケートJFE商事JFE商事の企業研究はこちらからJFE商事志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容早期選考ルートに招待され、動画提出が免除になった。早ければ3月下旬に面接がスタートし、4月末に内々定を貰える。引用:オープンチャットアンケート銀行三菱UFJ銀行三菱UFJ銀行の企業研究はこちらから三菱UFJ銀行志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容内定は出ないが、本選考の際には圧倒的に優遇される。インターン後には、現場社員との個人面談の案内が来る。インターンレポート:22卒三菱UFJ銀行三井住友銀行(SMBC)三井住友銀行(SMBC)の企業研究はこちらから三井住友銀行(SMBC)志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容直接、内定は出ない。しかし、インターン参加者は2月ごろからprivatesessionという行員との面談に参加できるため、早期内定には有利に働くこともある。インターンレポート:22卒三井住友銀行(SMBC)みずほフィナンシャルグループみずほフィナンシャルグループの企業研究はこちらからみずほフィナンシャルグループ志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容参加者限定イベントに招待される。参加者にはリクルーターがつき、早期選考ルートに乗ることができた。引用:オープンチャットアンケート証券野村證券野村證券の企業研究はこちらから野村證券志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容内定は出ないが、評価が良ければリクルーターが付く。リクルーター面談が進めば推薦を頂くことが出来るので選考には有利になると感じた。インターンレポート:22卒野村證券(営業部門)SMBC日興証券SMBC日興証券の企業研究はこちらからSMBC日興証券志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容内定は出ないが、インターンに参加すれば早期選考へ案内される。インターンレポート:22卒SMBC日興証券(GM部門)みずほ証券みずほ証券の企業研究はこちらからみずほ証券志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容直接、内定はでない。インターン参加と同時にメンターがつき、複数回面談をする。インターンレポート:22卒みずほ証券保険東京海上日動火災保険東京海上日動火災保険の企業研究はこちらから東京海上日動火災保険志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容内定は出ないが、早期選考に乗ることができる。人によっては本社面談に呼ばれる。引用:オープンチャットアンケート三井住友海上火災保険三井住友海上火災保険の企業研究はこちらから三井住友海上火災保険志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容直接、内定は出ない。早期選考に呼ばれたが、インターンシップに参加していても呼ばれない学生もいた。インターンレポート:22卒三井住友海上火災保険第一生命保険第一生命保険の企業研究はこちらから第一生命志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容インターン参加者にはリクルーターがつく。また、参加者限定イベントの座談会に招待される。引用:オープンチャットアンケート明治安田生命保険明治安田生命保険の企業研究はこちらから明治安田生命保険志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容インターンシップそのものでは出ないが、参加者限定の本選考枠があり、面接の回数やES免除などかなり優遇される。インターンレポート:22卒明治安田生命保険その他金融(カード・リース等)ジェーシービー(JCB)ジェーシービー(JCB)の企業研究はこちらからジェーシービー(JCB)志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容参加者限定の座談会が開催される。その後、早期選考ルートに乗り、webテストや面接の免除など優遇を受けた。引用:オープンチャットアンケート三菱UFJニコス三菱UFJニコスの企業研究はこちらから三菱UFJニコス志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容直接、内定はでない。ただし本選考のグループディスカッションが免除される。インターンレポート:22卒三菱UFJニコス三井住友カード(SMCC)三井住友カード(SMCC)の企業研究はこちらから三井住友カード(SMCC)志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容内定は出ない。しかし本選考のGDが免除され、かなりの優遇となる。インターンレポート:22卒三井住友カード(SMCC)不動産三井不動産三井不動産の企業研究はこちらから三井不動産志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容内定は出ないが、インターン参加者イベントの案内があるなどある程度優遇される。インターンレポート:22卒三井不動産住友不動産住友不動産の企業研究はこちらから住友不動産志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容内定は出ないが、インターン参加者限定のOB訪問、役員の方々との座談会が行われる。本選考は最終面接から始まる。(最終面接の倍率が高い)インターンレポート:21卒住友不動産野村不動産野村不動産の企業研究はこちらから野村不動産志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容通常は最終面接が6月だが、インターン経由だと5月中に内定がでる。参加者の中で一部に人事面談の案内がきて、そこで優秀だと判断されると一次面接が免除になる。引用:オープンチャットアンケート東急不動産東急不動産の企業研究はこちらから東急不動産志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容冬の現場配属インターンは40人ほどの参加だが、そこから20名弱に絞られて早期選考が開催される。早期選考からは7割程度が内定を獲得しており、3月の時点で内定者は20名程度だった。引用:オープンチャットアンケート東急リバブル東急リバブルの企業研究はこちらから優遇内容参加者限定イベントに招待される。本選考で早期選考ルートに乗り、一次面接が免除された。引用:オープンチャットアンケートテレビ・広告・出版・印刷スカパーJSAT(スカパー)スカパーJSAT(スカパー)の企業研究はこちらから優遇内容早期選考に案内される。引用:オープンチャットアンケート博報堂・博報堂DYメディアパートナーズ博報堂・博報堂DYメディアパートナーズの企業研究はこちらから博報堂・博報堂DYメディアパートナーズ志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容インターン参加者の一部は早期選考に呼ばれる。インターンレポート:22卒博報堂サイバーエージェントサイバーエージェントの企業研究はこちらからサイバーエージェント志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容インターンを通してでしか内定は出ない。インターンレポート:22卒サイバーエージェント読売広告社読売広告社の企業研究はこちらから優遇内容優秀者限定で早期選考に呼ばれる。インターンレポート:22卒読売広告社日本経済新聞社日本経済新聞社の企業研究はこちらから日本経済新聞社志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容インターン参加後に早期選考の連絡が来る。インターンレポート:22卒日本経済新聞社国内コンサル・シンクタンク野村総合研究所(NRI)野村総合研究所(NRI)の企業研究はこちらから野村総合研究所(NRI)志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容内定は出ないがインターン参加学生限定の選考ルートがあり、本選考の面接が4回→2回になる。ただし、早期ルートでも落ちる人はいる。引用:オープンチャットアンケート三菱総合研究所(MRI)三菱総合研究所(MRI)の企業研究はこちらから優遇内容直接内定は出ないが、早期選考に呼ばれる。引用:オープンチャットアンケート日本総合研究所(日本総研)日本総合研究所(日本総研)の企業研究はこちらから日本総合研究所(日本総研)志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容参加者の一部にはリクルーターがつき、面談や社員訪問の機会が提供されるほか、早期選考の案内もあった。インターンレポート:22卒日本総合研究所(日本総研)IT・情報通信NTTデータNTTデータの企業研究はこちらからNTTデータ志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容内定は出ないが、早期選考の案内が来る。インターンレポート:22卒NTTデータSCSKSCSKの企業研究はこちらから優遇内容インターンシップ参加者限定のイベントがある。また、文系理系問わず、早期で推薦を出すことができる。インターンレポート:22卒SCSK日鉄ソリューションズ(NSSOL)日鉄ソリューションズ(NSSOL)の企業研究はこちらから優遇内容早期選考に招待される。マイページからで、個人的なアプローチではない。インターンレポート:22卒日鉄ソリューションズ(NSSOL)大塚商会大塚商会の企業研究はこちらから優遇内容インターンシップは選考直結と明言していた。グループワークで優秀な学生として評価されると、限定セミナーの案内があった。インターンレポート:22卒大塚商会NTTドコモNTTドコモの企業研究はこちらからNTTドコモ志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容直接内定は出ないが、本選考は有利になる。私の場合、2次選考のGDが免除になった。インターンレポート:22卒NTTドコモ楽天グループ楽天グループの企業研究はこちらから楽天グループ志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容インターン後、リクルーターがつく。そのまま早期選考ルートに案内される。引用:オープンチャットアンケートNTT東日本NTT東日本の企業研究はこちらからNTT東日本志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容直接内定は出ないが優秀な人は早期選考に乗ることができる。インターンレポート:22卒NTT東日本SAPジャパンSAPジャパンの企業研究はこちらから優遇内容インターン参加者は早期選考ルートに呼ばれる。早期選考でも書類選考から始まり、ここでもかなり落ちる。引用:オープンチャットアンケート日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ日本タタ・コンサルタンシー・サービシズの企業研究はこちらから優遇内容インターンを通して優秀と判断されると早期選考に案内される。インターンレポート:21卒日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ食品日本たばこ産業(JT)日本たばこ産業(JT)の企業研究はこちらから日本たばこ産業(JT)志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容参加者限定の座談会に招待される。またリクルーターから早期選考の案内を受ける。引用:オープンチャットアンケートヤクルト本社ヤクルト本社の企業研究はこちらから優遇内容インターン参加者のみの早期選考が開始される。ES・Webテストはほぼ全通になる。引用:オープンチャットアンケートコカ・コーラボトラーズジャパンコカ・コーラボトラーズジャパンの企業研究はこちらから優遇内容直接内定は出ないが優秀な人は早期選考に乗ることができる。引用:オープンチャットアンケートインフラ(交通・エネルギー)東海旅客鉄道(JR東海)東海旅客鉄道(JR東海)の企業研究はこちらから東海旅客鉄道(JR東海)志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容直接内定は出ないが、インターン後に模擬面談や相談会が個別で開かれる。インターンレポート:22卒東海旅客鉄道(JR東海)東急(旧:東急電鉄)東急(旧:東急電鉄)の企業研究はこちらから東急(旧:東急電鉄)志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容内定は出ないが、インターン参加者は2回ほど、1dayのイベントに呼ばれる。本選考時は1次面接が免除される。引用:オープンチャットアンケート東京地下鉄(東京メトロ)東京地下鉄(東京メトロ)の企業研究はこちらから東京地下鉄(東京メトロ)志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容参加者の中で座談会などに呼ばれた人は早期選考に招待される。インターンレポート:21卒東京地下鉄(東京メトロ)自動車・機械・電機・精密本田技研工業本田技研工業の企業研究はこちらから本田技研工業志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容早期選考ルートの案内が来る。本選考時にwebテストや一次面接が免除される。引用:オープンチャットアンケートSUBARUSUBARUの企業研究はこちらから優遇内容インターンシップ参加後に早期選考ルートに呼ばれる可能性がある。引用:オープンチャットアンケート東洋エンジニアリング東洋エンジニアリングの企業研究はこちらから優遇内容インターンシップ参加後に早期選考ルートに呼ばれる可能性がある。引用:オープンチャットアンケートクボタクボタの企業研究はこちらから優遇内容インターンシップ終了後にメンター社員と面談(30分間)がある。また、インターンシップ参加者には、限定のセミナーや個別面談の案内が来る。インターンレポート:22卒クボタソニーグループソニーグループの企業研究はこちらからソニーグループ志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容内定はでないが、選考ステップ一部免除の電話がきた。インターンレポート:22卒ソニーグループキーエンスキーエンスの企業研究はこちらからキーエンス志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容インターンシップ参加後に早期選考ルートに呼ばれる可能性がある。引用:オープンチャットアンケート富士フイルム富士フイルムの企業研究はこちらから富士フイルム志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容内定はでない。ただその後インタ―ンシップ参加者限定のイベントに招待されたり、本選考での1次面接が免除されたりする。インターンレポート:22卒富士フイルム素材三井化学三井化学の企業研究はこちらから三井化学志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容インターンシップ参加後に早期選考ルートに呼ばれる可能性がある。引用:オープンチャットアンケート製薬第一三共第一三共の企業研究はこちらから第一三共志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容インターン参加者の中で特に優秀だった人から6月からの本選考面接の時間帯が早く呼ばれる。インターン参加者は6/1〜面接スタートだが、一般は6/3か4ぐらいから面接始まる。引用:オープンチャットアンケート中外製薬中外製薬の企業研究はこちらから中外製薬志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容参加者限定のイベントがある。また、リクルーターもつく。引用:オープンチャットアンケートエーザイエーザイの企業研究はこちらからエーザイ志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容続編のインターンの案内やインターン参加者限定のイベントに招待される。また本選考時は一次面接が免除される。引用:オープンチャットアンケート大日本住友製薬大日本住友製薬の企業研究はこちらから大日本住友製薬志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容座談会などの参加者限定イベントに招待される。また、本選考時にグループディスカッション(GD)が免除される。引用:オープンチャットアンケート協和キリン協和キリンの企業研究はこちらから優遇内容参加者限定イベントがある。早期選考ルートに案内され、ES・webテスト免除や一次面接免除の優遇を受けた。引用:オープンチャットアンケート小野薬品工業小野薬品工業の企業研究はこちらから優遇内容参加者限定イベントがある。早期選考ルートに案内され、ES・webテスト免除や一次面接免除の優遇を受けた。引用:オープンチャットアンケート小林製薬小林製薬の企業研究はこちらから優遇内容参加者限定イベントや早期選考ルートの案内が来る。引用:オープンチャットアンケート消費財・化粧品資生堂資生堂の企業研究はこちらから資生堂志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容内定は出ないが、本選考に大きく影響する。インターンシップ中に評価が高いと、プレミアムセミナーに呼ばれ、その後1次面接へと進む。インターンレポート:21卒資生堂ポーラ(POLA)ポーラ(POLA)の企業研究はこちらからポーラ(POLA)向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容内定は出ない。ただ本選考時のグループディスカッションが免除される。インターンレポート:22卒ポーラ(POLA)ライオン(LION)ライオン(LION)の企業研究はこちらからライオン(LION)志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容内定は出ませんが、本選考に進むためにはインターンシップに参加することが必要条件でした。インターンレポート:22卒ライオン(LION)流通・小売ニトリホールディングスニトリホールディングスの企業研究はこちらからニトリホールディングス志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容内定は出ない。社員の方も、このインターンでの取り組みで選考に有利不利は一切出ないと明言していた。しかし、参加した方は全員早期選考に参加することができる。インターンレポート:22卒ニトリホールディングス建設大和ハウス工業大和ハウス工業の企業研究はこちらから優遇内容内定とは直接関係ないが、インターン参加者は選考開始が極端に早くなる傾向がある。インターンレポート:22卒大和ハウス工業人材・教育ベネッセコーポレーション(Benesse)ベネッセコーポレーション(Benesse)の企業研究はこちらからベネッセコーポレーション(Benesse)志望者向けのLINEオープンチャットはこちら優遇内容インターンシップ参加後に早期選考ルートに呼ばれる可能性がある。引用:オープンチャットアンケート秋冬インターンに参加するメリットここまで、内定に直結したり、選考優遇に繋がる秋冬インターンを65社紹介してきました。以下では実際に秋冬インターンに参加することによるメリットを紹介していきます。内定が出る選考に直結する本選考に向けた実践経験が積める業界や企業の向き不向きがわかる内定が出る企業によっては、秋冬インターンに参加した就活生の中で優秀な学生に内定を出すところもあります。というのも、企業はインターンや選考に多額の資金を投じており、優秀な学生に会うために欲しい人材の目星をつけるといった理由があるからです。そのため、これから先の伸びしろを感じた就活生には内々定を出すといった行動を取ります。選考に直結する上述した通り、インターン参加者はインターン非参加者よりも有利に選考を進められることがあります。仮に「このインターンは選考には一切関係ありません」と記述があったとしても、先程述べたように、優秀な学生と少しでも出会うために膨大な予算をかけてインターンを開催しています。そのため、選考に関係ないと言い切ってしまうことは出来ません。インターンで社員とコンタクトが取れていれば、OB訪問をさせてもらえたり、インターンに参加した就活生のみ特別フローとして選考の一部が免除されたり、リクルーターがついたりすることもあります。本選考に向けた実践経験が積めるインターンの選考で落ちてしまい、インターンに参加出来なくても落ち込む必要はありません。落ちたことで、自分に何が足りなかったか知ることができ、本選考に向けた選考対策が具体的にできるようになります。内定直結型でない場合は、インターン選考で落ちた企業にもう一度本選考でリベンジすることができます。もう一度自己分析や企業分析を行って本選考に臨みましょう。業界や企業の向き不向きがわかる秋冬インターンでは、入社後の実際の業務に即した内容をワークで行うことが多くあり、実際のワークを通して本やネットで得た情報だけでは分からないことまで知ることが出来ます。また、実際に社員や参加している就活生に合うことで、どんな人が多いのか傾向を知ることが出来ます。もし集まった人たちが合わないと感じた場合、業界もしくは企業との相性が合わない可能性もあります。自分の納得の行く答えを出すという面でも、秋冬インターンに参加することは重要です。まとめいかがだったでしょうか。本記事では、選考優遇のある秋冬インターンを業界別に65社紹介しました。内定を早めに1つでも獲得できていると、余裕を持ってその後の就職活動に臨むことが出来ます。これからしっかりとした選考対策を行い、インターンの切符を手に入れましょう。また以下では、23卒就活生が多く参加しているLINEオープンチャットを紹介します。選考優遇の情報など、就活情報をリアルタイムで交換したい方は以下のLINEオープンチャットへ参加してみましょう。インターンの締切・選考情報一覧や関連記事も掲載していますので、こちらもあわせてご確認ください。締切・選考情報一覧秋冬インターンシップ情報の詳細はこちら就活コラム記事選考対策 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東大体育会出身者が「コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているのが魅力」と語る、プロフェッショナルファームとは 東大体育会出身者が「コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているのが魅力」と語る、プロフェッショナルファームとは 本記事はプロジェクトカンパニーのPR記事になります。コンサルと事業会社、ファーストキャリアではどちらに進むべきなのか就活生が抱えるこちらの悩み。「コンサルと事業会社は決して二者択一ではありません。弊社なら双方に携わることができます。」、そう語るのはプロフェッショナルファームで部長を務める日野雅奈さん。そして、そんな日野さんが働いている企業の名はプロジェクトカンパニーである。コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているとは一体どういうことなのか。多くの就活生が悩むこの疑問、そして日野さんのこれまでのキャリアについて知るべく、unistyle編集部が取材を敢行した。日野雅奈東京大学を卒業し、新卒入社したエグゼクティブ層向けの転職支援を行うメガベンチャーでは、法人営業に従事。しかし、経営者と会話する機会はあったものの、提供サービスが固まっており、自ら柔軟に課題解決ができるコンサルティング業務に携わりたいと思い転職活動を開始。コンサル会社と事業会社の良さを兼ね備えていると感じたプロジェクトカンパニーへ2020年4月に入社。コンサルティング事業部配属ののち、半年でグループマネージャーに就任、1年強で部長。2022年7月付けで執行役員就任。現職。こんな就活生にオススメ◆コンサルと事業会社で迷っている就活生◆成長スピードが早く、若手の内から裁量を持って働ける環境を求めている就活生◆事業を支援する側、事業を創る側のいずれかに携わりたい就活生目次新卒時に選んだのはエグゼクティブ向け人材紹介の法人営業。東大体育会出身の学生が選んだファーストキャリア1年で退職し、就活生時は興味のなかったコンサルへ転職。決断理由は〇〇への共感将来の目標はホールディングスの参謀。入社後のキャリアと今後成し遂げたいビジョンに迫る「コンサルはビジョンを実現するための一つの手段」、コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているプロジェクトカンパニーの魅力とはコンサルと事業会社で迷っている就活生へのメッセージ-コンサルに携わりながら自社内で〇〇ができる-最後に新卒時に選んだのはエグゼクティブ向け人材紹介の法人営業。東大体育会出身の学生が選んだファーストキャリア新卒ではメガベンチャーに入社し、法人営業に携わっていたそうですが、ファーストキャリアの選択理由と企業選びの軸を教えてください。企業選びの軸は成果主義か否かという点だけでした。というのも私自身大学まで体育会でサッカーを続けてきたこともあり、実力主義の環境にずっと身を置いていました。サッカー部は実力さえあれば1年生からでも試合に出場することができますし、一方で実力がなければ4年生でも控えに回ります。こういった環境に居たためか、自ずと将来もそういった企業で働きたいと考えるようになりました。インターンは大手企業にも参加したのですが、成果主義という観点から本選考ではベンチャー企業と外資系投資銀行に絞り就活を進めました。結果として複数の企業から内定を貰いましたが、給与面等の条件を鑑みて1社目のメガベンチャーへ入社を決断したというのが一連の経緯になります。また、成果主義の環境であることに加えて「将来的に事業を創る側になりたい」という想いも抱いていましたので、そういった条件に該当していたのも決め手の一つになりました。なお現在はコンサルティング業務に従事していますが、就活生当時はコンサル業界を一切見ていませんでした。前職では具体的にどのような仕事をされていたのでしょうか?前職はエグゼクティブ層向けの転職支援を行っているメガベンチャーだったのですが、主に法人営業を担当していました。ですので、「お客様に架電をする→アポイントが取れたお客様と商談をする」というような就活生の皆さんが想像する一般的な営業を行っていました。ただ、私は総合職ではなく特別職(幹部候補採用)として採用していただいたこともあり、1年目が終わる頃には営業企画の業務にも携わっていました。1年で退職し、就活生時は興味のなかったコンサルへ転職。決断理由は〇〇への共感新卒入社した企業を1年で退職し、現在の会社に転職されたとのことですが、その理由と一連の経緯を教えていただいてもよろしいでしょうか?1社目を退職した理由としては事業を創る側になりたくて入社したものの、そこに辿り着くまでに時間がかかることに気づいたためです。入社前に社長から「事業を創る側になってくれることを期待している」とお声掛け頂いていたのですが、社員数が1,000人以上と規模もそれほど小さくなかったこともあり、実際に入社してみるとスピード感と裁量権がそれほどないことに気づきました。業務内容や環境に不満があった訳ではないのですが、自分自身のビジョン実現までに時間がかかるのであればこの会社に在籍している必要性がないと感じ、転職活動を開始したというのが一連の経緯です。そして、転職活動の際には①1社目よりもアーリーフェーズの企業であること②コンサルティング業務に携われることの2点を軸に企業を探していました。①に関しては1社目を退職した理由にも紐づくのですが、やはり事業を創る側になりたいという想いはずっと持っており、且つ自身の実力で「会社の規模を成長させたい」と考えていたためです。②に関しては、自身の実力がそのまま評価に反映される業種は何かと考えた際、コンサル業界に勝るものはないと考えたためです。1社目は人材紹介の営業だったのですが、どれだけの数の求職者を紹介することができるかまでは自身の実力次第であるものの、その求職者が入社後に活躍できるかどうかはアンコントローラブルであり、その点に少し違和感がありました。コンサル業界であれば全ての評価が自身の実力次第であるため、そういった環境に身を置きたいと考えるようになりました。最終的には大手のコンサルティングファーム含め、複数社から内定を貰うことができました。複数社から内定を貰ったとのことですが、最終的にプロジェクトカンパニーへの入社を決めた理由は何でしょうか?弊社の掲げているビジョンに最も共感したというのが一番の決め手になります。弊社は「プロジェクト型社会の創出」という企業理念を掲げており、企業理念を実現するためにも、2045年までに売上1兆円の達成、100億の事業を100個創るという将来の事業イメージを描いています。私はビジョンの大きさ(会社を成長させたいと考えているか)と方向性(事業を創る意欲があるか)という点を重要視していましたので、弊社のビジョンに非常に共感しました。コンサル会社の多くは「会社を成長させたい」というビジョンを掲げている企業が少なく、内定を貰った他の会社もその点が懸念点であったため、最終的に弊社への入社を決断したという形になります。将来の目標はホールディングスの参謀。入社後のキャリアと今後成し遂げたいビジョンに迫るプロジェクトカンパニーに入社されてから現在に至るまでの業務内容を教えて下さい。一貫してコンサルティング業務に従事しています。具体的には、大手企業のシステム導入プロジェクトへの参画、全社のDX化推進の戦略立案並びにシステム導入、新規事業の営業企画など、様々なプロジェクトに携わらせていただきました。入社当社は任せられたプロジェクトを進めるという形でしたが、半年ほどでグループマネージャーに昇格させていただけたこともあり、そこからは自ら手を上げてプロジェクトを進めています。これまでのキャリアを振り返ってみると、会社の土壌として任せる風土があるという点はやはり素晴らしいなと感じます。入社されてからかなりご活躍されているかと思いますが、日野さん自身が思う活躍できている理由を教えて下さい。活躍できている理由は2点あると考えています。1点目は覚悟感です。私自身新卒入社した会社を1年で退職しており、且つベンチャー企業ということでそこまで世間的に知名度が高い訳ではありませんでした。ですので、少し大袈裟かもしれませんが「ここ(プロジェクトカンパニー)で活躍できなかったらキャリアが終わる。一生事業を創る側になれないだろうな。」という覚悟を持って日々の業務に臨めていることが大きいと思います。そして2点目は様々な人に話を聞き、貪欲に吸収しようとする姿勢です。まだ入社して間もないメンバーだった頃、当時の上司やマネージャー陣に「どうすればこの会社で活躍することができるか、大きな成果を出すことができるか」と積極的に話を聞きに行きました。当時からのこういった姿勢や素直さが、現在まで活躍できている要因だと思っています。また、現在は部長という役職を任せていただいておりますので、逆に自分に話を聞きに来てくれるメンバーには丁寧に対応するよう意識し、当時の部長たちが私にやってくださったことを今度は自分が還元しようと心掛けています。では、日野さん自身が今後成し遂げたいビジョンは何かあるでしょうか?まず、会社としては「プロジェクト型社会の創出」という企業理念を掲げており、企業理念を実現するためにも2045年までに売上1兆円の達成、100億の事業を100個創るという将来の事業イメージを描いています。その会社としてのビジョンに落とし込んで考えると、ホールディングス(本社)の参謀的な役割になりたいです。他の社員で言うと「子会社の社長をやりたい」という方が多いのですが、私自身はそういったものに興味はなく、全社を支える人になりたいと考えています。具体的なポジションであれば、元から財務や経理周りに興味があるため、現在携わっているコンサルティング業務の経験も踏まえ、事業側のことも理解できるCFOに就任したいというのが将来的に考えているビジョンになります。「コンサルはビジョンを実現するための一つの手段」、コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているプロジェクトカンパニーの魅力とは日野さんが考えるプロジェクトカンパニーの魅力は何だとお考えですか?コンサルと事業会社の良さを兼ね備えていることだと考えています。私自身1社目は事業会社で法人営業、そして現在はコンサルティング業務と双方を経験してきた立場ですので、よりその点を魅力に感じます。一般的なコンサル会社のように第三者的にアドバイスをしてクライアントのプロジェクト推進に取り組むこともできますし、事業会社のように自部署の数字を作ったり組織を創ったりすることもできます。こういったことが実現できている背景としては、会社としてのビジョンに紐づいているからだと思います。というのも、弊社が目指しているのは「プロジェクト型社会の創出」であり、コンサルティング業務はそのための一つの手段でしかないためです。だからこそコンサル的な仕事にも事業会社的な仕事にも携わることができるのではないかと考えています。コンサルと事業会社の二択で迷う就活生は多いかと思いますが、貴社であれば双方の業務に携われるということですね。そうですね。実際にコンサルと事業会社で迷われる就活生は多いと思いますし、最終的にどちらかに絞らなければいけないと考えている方も少なくないでしょう。例えば、「新卒でコンサル会社に入社して5年程度経験を積む→事業会社に転職する」といったキャリアパスを考えている方もいるかと思いますが、弊社であれば一つの会社内でそれぞれの経験を積むことができ、且つそのスピード感が非常に早いです。私自身も入社して1年半ほどで双方の経験ができていますので、コンサルと事業会社の良さを兼ね備えているのは魅力であると自負しています。コンサルと事業会社で迷っている就活生へのメッセージ-コンサルに携わりながら自社内で〇〇ができる-最後になりますが、就活生に伝えたいメッセージを教えて下さい。私自身、事業会社からコンサルに転職してきたという経緯もありますので、コンサルを志望している就活生、あるいはコンサルと事業会社で迷っている就活生に向けてお伝えさせていただきます。コンサル志望者は「成長速度が早い」という軸を持っている方も少なくないですが、やはり大手であればあるほどその速度は遅く、若手の内はとにかく資料作成みたいな企業もあるかと思います。しかし弊社であれば社員数も比較的少なく、自ら手を挙げれば任せていただける土壌がありますので、成長速度を重視する就活生は魅力に感じていただけると考えています。また、再三お伝えしていますが、弊社の強みは「コンサルと事業会社の良さを兼ね備えていること」です。コンサル業務に携わりながら事業や組織を創ることができる、いわば会社内で起業をすることができるといった地盤があります。コンサルと事業会社の二択で迷う就活生は多いと思いますので、こういった就活生にはこの点を魅力に感じていただけるのではないかと思います。より成長速度の速い環境を求めている就活生、コンサルと事業会社のダイナミズムを経験したい就活生は是非弊社の選考にエントリーしてみてください。最後にコンサルと事業会社の良さを兼ね備えているプロフェッショナル集団、プロジェクトカンパニー。今回はそんな同社でコンサルタントとして活躍を続ける日野さんにインタビューを実施しました。1社目に事業会社を経験し、現在はコンサルティング業務に携わっているからこそ感じた自社の魅力を赤裸々にお伝えいただきました。コンサルと事業会社で迷っている/双方に興味がある就活生より成長速度の早いコンサル会社に興味のある就活生事業を創る側に携わりたい就活生上記のいずれかに当てはまっている就活生にとってプロジェクトカンパニーは最適な環境だと言えます。プロジェクトカンパニーは現在24卒向けの採用を行っています。本記事を通じ、同社に興味を持った就活生は下記から選考に応募してみてください。選考への応募はこちらからProjectCompanyInterview#1ProjectCompanyInterview#2ProjectCompanyInterview#3ProjectCompanyInterview#4 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商社ごとの違いとは? 商社ごとの違いとは? こんにちは。16卒の総合商社内定者です。ここ数年、就活生に絶大な人気を誇るのが総合商社業界であり、Unistyle就活意識調査においても志望業界ランキングトップ、第一志望群企業人気ランキングのトップ5を五大商社が独占しています。参考:unistyle就職活動意識調査結果概要私自身も五大商社の選考を受け、幸いにも数社から内定を頂くことができました。今回はその際に感じた各商社ごとの違いを語りたいと思います。本記事のコンテンツ・企業研究に関して・内定者および社員の雰囲気・最後に企業研究に関してここ数年、商社業界は業績が良く、過去最高益を達成したニュースなどが新聞を賑わせていますね。では実際に商社業界がどのような状況になっているのか分析をしてみましょう。私は企業研究をする際にホームページに穴をあける気持ちでくまなく見ていました。特にIR情報などは印刷し、赤ペン先生のごとくペンで書き込みをし、他商社比較を行っていました。IR情報の読み解き方については下記の記事にて説明しているので参考にして下さい。URL:最後のとどめの一手「IR情報を用いた逆質問」の考え方2014年度当期純利益三菱商事4,006億円三井物産3,065億円伊藤忠商事3,006億円丸紅1,056億円住友商事▲732億円2014年度に関しては原油価格の下落により、資源分野での収益の下落が顕著に表れています。また2015年度業績予想においては三井物産が資源価格下落の影響を受け収益を落とし、業績予想においては伊藤忠商事と三井物産の順位が入れ替わると言われています。セグメント別トップ3の収益(単位:億円)三菱商事生活産業1,205、機械913、エネルギー823三井物産エネルギー1,197、金属資源609、機械・インフラ457伊藤忠商事食料1144、住生活・情報790、機械546丸紅生活産業398、輸送機256、電力・プラント223住友商事輸送機・建機498、メディア・生活関連478、金属325各セグメントにおいて安定した収益を誇っている三菱商事、資源分野というタイヤで一輪車を漕いでいる三井物産、非資源分野でNo.1を獲得した伊藤忠商事、水や電力に強みをもつ丸紅、輸送機とメディアに強みをもつ住友商事などなど...セグメント別の収益を見ると各商社ごとに注力している分野の違いがわかりますね。特に三菱商事はどの分野においても業界上位3位以内に入り、安定した強さが光ります。また学生の人気としては三菱商事ならばどの部門も人気が高く、三井物産なら資源分野もしくは機械・インフラ、伊藤忠商事なら食料、住生活・情報、機械、丸紅なら紙パルプ、電力、住友商事ならばメディア、輸送機の業務に携わりたいと考える学生が多いと就職活動および内定後に聞いた話からわかりました。注力している地域各商社のIR情報からカントリーリスクエクスポージャーという資料に辿り着き、出資額順に重点国を予想しました。また三井物産は中期経営計画に重点国を記載しています。参考までに以下は住友商事のカントリーリスクエクスポージャーの資料です。参考:住友商事「主なカントリーリスクエクスポージャー(2015/3末)」[三菱商事]中南米(チリ、ペルー、ブラジル)、東南アジア(インドネシア、フィリピン、マレーシア、タイ)、ロシア、中国、インド[三井物産]中国、インド、インドネシア、ロシア、メキシコ、ミャンマー、モザンビーク、チリ、トルコ[伊藤忠商事]中国、東南アジア(フィリピン、ベトナム、インドネシア)、中南米(コロンビア、ブラジル、ベネズエラ)[丸紅]中国、インド、ミャンマー、南米、サブサハラ(南アフリカ、アンゴラ、ケニア)[住友商事]東南アジア(インドネシア、ベトナム、フィリピン)、中国、中南米(ボリビア、メキシコ、ブラジル)、マダガスカル、南アフリカ各商社が注力している地域を見てみると中国、東南アジアに関してはどの商社も多額の投資を行っています。ただ中南米やアフリカにおいては各商社ごとに注力している国にはバラつきがあり、まだまだこれから投資先を検討していくというように感じます。三井物産がモザンビークを重点国として発表したように、これからはそれぞれの商社が力を入れているセグメントによって進出していく国が異なると考えられます。内定者および社員の雰囲気内定式も終わり、他商社の内定者と関わる機会も増えてきました。選考中にお会いした社員と選考後に会った内定者の雰囲気はそこまで相違はなかったので、それを踏まえた上で各商社の雰囲気に関して書きたいと思います。【三菱商事「社会人デビュー」】業界不動の一位で毎年高学歴かつ優秀な内定者を集めています。そして今までの人生において挫折を味わった人が少ないように感じます。中学高校の試験では常に学年上位、スポーツでの入賞経験ありなど輝かしい実績を残してきており、エリート志向が非常に強い集団です。みなさんの親の世代では「商社ならば三菱商事に入っておけば間違いない」という風に考えている人も多くいるでしょう。一方で「三菱商事内定者」という素晴らしい看板を手にした瞬間に自分はスーパーマンであると過信し、自分にできないことはないなどと考えてしまう学生が多いようです。よく高校デビュー、大学デビューという言い回しがあるように社会人デビューの色が強い会社です。【三井物産「知的体育会」】五大商社の中でも採用人数における体育会出身者の割合が一番多いことで有名です。しかし、ただスポーツをやってきただけでなく、チームビルディングなどの頭を使うことに慣れているスポーツマンが多いように感じます。その為、体力のあるインテリ集団、「知的体育会」と呼ばれる人が多く属する会社といえるでしょう。「人の三井」といわれるように一人一人に魅力があり、OB訪問を通して印象に残った社員が多くいました。【伊藤忠商事「野武士集団」】今最も勢いのある商社といえるでしょう。お酒様など伝統的な宴会芸が語り継がれていることから宴会好きな人が多いようにも感じました。野武士集団という意味では個の力を重視しており、その点では「人の三井」に似たものがありますが、品格があるかどうかは怪しいです。よく合コンでは「伊藤忠はとりあえず脱ぐ」などという格言があるようになんでもやってやるという人が多いように感じました。【丸紅「俺たち商社マン」】2014年度の業績においては業界4位になったものの、人気ではまだ業界5位であったように感じます。つまり五大商社に入りたい人がギリギリ引っかかるのが丸紅であるということです。「商社マン=勝者マン」という言葉を信じているのかわかりませんが、自分が商社マンであることに誇りを持っているようです。しかし、情熱的な人が多く、泥水を飲む覚悟ができている人が多いように感じました。【住友商事「石橋を叩いて崩れ落ちる」】石橋を叩いて渡らないといわれるほど慎重な商社として知られている住友商事ですが、ついに昨年度、資源分野において大損をしました。とはいえ住友財閥の商社であり、そのブランドの人気は根強いです。会社の場所が勝どきと都会の喧騒を外れているからかはわかりませんが、おっとりしている人が多いように感じました。最後に盛りだくさんの内容でしたが、いかがでしたでしょうか。ひとえに総合商社といっても各社で雰囲気やビジネススタイルは異なり、さらには同じ会社においてもセグメントごとに雰囲気は違うと思います。これから就職活動を迎える学生には自分の足と目を使って、会社とその中で働く社員を見極めてほしいと思います。photobyMartinThomas 62,243 views
「就活に正解はない」は正しい。だからこそやり続ける必要がある 「就活に正解はない」は正しい。だからこそやり続ける必要がある ※本記事は2015年10月に公開された記事になります。「就活に正解はない」就活を始めるとよく聞く言葉ですが、これは本当に間違いないと思います。私は、80社以上にエントリーし、60社以上のエントリーシートを書きましたが、受かったのはたった一つだけ。それが、結局私の正解だったのだと思います。6月後半に第一志望の広告業界から内定をもらいましたが、他の選択肢を抱えたままで就活は終えられないと思い大手の選考が始まる8月まで就活を続けていました。総合商社、大手飲料メーカーなど最終に残ったものの、落ちてしまいました。その時は落ち込みましたがきっとその内定先が私の応えだと感じ、納得して就活を終えました。正解かどうかは自分でしか決められないのです。やろうと思えばいくらでも続けられるのが就活ですから。質を得るため、量をこなす面接の数を受けることをおすすめします。特にグループ面接は他の就活生を知る絶好のチャンスです。私は広告という業界を志望していたこともあり、他の学生が自らの強みとして使う言葉、エピソードは二度と自分は使わないようにしていました。しかし私は量を受けすぎたかもしれなとも思います。他の学生の情報収集という点ではよかったですし、質問のテンプレなど自分で作成することはできましたが企業研究にまで手がでなかったのが正直な感想です。ある程度数をこなした後には、志望企業に集中するシフトチェンジが必要だったと思います。要は、自分でいかにバランスを見極めるかということです。ノイズに惑わされない16卒として内定を得て就職先を決めた後、17卒対象と知らずある会社のインターンシップの選考会に参加したことがありました。人事の方が「グループディスカッションのポイント」ということを説明し出したのですが、自分がディスカッションのタブーとして聞いていた「問題の矮小化」を正当化して語りだしました。(「社会人にとって大切な三要素は何か」という議論であるのに、「営業マンにとって大切な三要素は」とすりかえてしまうことなど)その人にとっては「問題の矮小化」が正解だったのかもしれませんが、私にとってはノイズでしかありませんでした。そして、そんなノイズに惑わされていると内定までの道は遠のいてしまうと痛感しました。自分で、情報の取捨選択をすること、何を正解とするかということはしっかり考えなければなりません。OB訪問しなくちゃだめ?したければ、すればいいOB訪問をせずに大手広告代理店の内定を勝ち取った人も知っています。逆に、自分は第一志望の会社に10人以上訪問しましたが落ちました。全て、自分次第です。OBのアポをとるくらいなら、ホームページで企業研究するというのもアリかもしれません。ただ、OB訪問はモチベーションを維持する上で有効なのでおすすめです。またOBに面接の受け答えをみてもらったり、ESを見てもらったりすることが自信につながることは間違いありません。最後に、広告志望の人へ「狭き門」と言われている広告業界ですが、案外企業は多くあるものです。特に、「どこに入るか」より「何がしたいのか」が大切になる業界だと思いました。アイデアを売っていく仕事なので、自分自身の思いさえ言語化できすにどうする、といった雰囲気は感じます。そして、おもしろいライバルがいっぱいいます。広告業界に入るやつらは普通の自己PRなんてしません。社長に直筆のラブレターを書いた友達もいましたし、3カ国語で歌うやつ、書道を披露するやつがいます。アイデアに正解はないので、恐れることなく「アイデア溢れるおもしろい自分」を、工夫をこらしながら一生懸命にアピールできればいいのだと思います。はじめにも言ったように、就活に正解はありません。だから、自分にとっての正解が見つかるまでやり続けて下さい。正解は人それぞれなので、大手に決まった友達がいても、早期に内定をとった友達がいても、それはあなたにとっての正解ではないのです。常に、マイペースで、惑わされずに自分を持ち続けて下さい。 33,883 views

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