情報収集に役立つ!?企業の人事・採用担当SNSアカウントまとめ

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最終更新日:2023年10月30日

情報収集に役立つ!?企業の人事・採用担当SNSアカウントまとめ

企業研究

就活においてSNSは、利用の仕方によりプラスにもマイナスにもなり得ます。

SNSの誤った使い方によって内定を取り消されてしまう場合もあれば、SNSで情報収集をすることによって就活を有利に進めることも可能になります。

そこで本記事ではSNSの有効活用の一例として、企業の採用担当のSNSを活用する方法について解説していきます。

本選考とインターンの締め切り情報

企業の採用担当のSNSアカウントを見る際のポイント

SNSの活用方法として、企業の採用担当のSNSから情報を得るという方法があります。SNSアカウントを見ることにより、企業や採用担当が求めている人材などといった情報を得ることができます

しかしそれはどういった投稿から判断することができるのでしょうか。以下で詳しく解説していきます。

例えば、上記の記事はサイバーエージェントの内定者アルバイトをしている学生へのインタビュー記事となっています。インタビューにおいてサイバーエージェントの内定者は次のように述べています。

内定者アルバイトだと思って働かないことですね。CyberACEの大阪支社立ち上げの一員であり、これからの会社の未来を創っていくんだという気持ちを大切にしています。

それに対し、サイバーエージェントの人事は「地方スタートアップ組織だからこそ、こういう視点で自らマーケットつくりにいくことが本当に大事」と投稿しています。

このことから、サイバーエージェントの人事側は、"主体的に動ける""当事者意識を持っている"人材を求めていることがわかります。

このような観点で人事や採用担当者の投稿を見ることで、求めている人材像を割り出すことができ、高評価に繋がる自己PRを考えることができるのではないでしょうか。

採用担当SNSアカウントまとめ

unistyleで調べた各企業の採用担当のSNSアカウントを、以下に一部抜粋しました。気になる企業があった就活生はぜひフォローしてみてください。

最後に

本記事では、企業の採用担当のSNSアカウントと、アカウントを見る際のポイントを紹介しました。

今や各企業の人事や採用担当もSNSアカウントを持っている人が多く、就活生のアカウントをチェックしている企業も多いため、SNSでの投稿が原因で内定を取り消されたなどの事例もあります。

しかし、SNSをうまく活用して情報収集をすることにより、就活を有利に進めることも可能となります。

そのため、情報収集の手段としてSNSを利用する際は、投稿内容に注意しつつ活用することが大切です。注意する点に関しては以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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就活はゼミ選びから始まっている?ゼミというコミュニティーはどこまで就職活動結果を左右するか 就活はゼミ選びから始まっている?ゼミというコミュニティーはどこまで就職活動結果を左右するか 「ゼミに入っていないと就活で詰む」「〇〇ゼミに入れば就活は楽勝」「〇〇ゼミは教授のコネで〜〜に就職できるらしい」「〇〇ゼミは就活のコスパがいい/悪い」こんにちは、18卒就活生です。"2018年"が始まってしばらく経ちました。"18卒"という言葉は就活用語としてもはや他人事のように使っていたのですが、迫り来る卒業の二文字がようやく現実味を帯びてきたという感じで残りの学生生活を過ごしています。さて、年が明けて19卒の皆さんは、3月の本選考解禁に向けて、そろそろ身の引き締まる思いでいる時期かも知れません。一方で、20卒の皆さんの多くは大学・学部によっては入ゼミ試験が近づいてきたという方も多いのではないでしょうか。このゼミ選びは、就職活動と紐付けてあれこれ意見が出されることが多い気がしています。中でもよくあるのが以下のような冒頭のような噂だと思います。代表的なのは、慶應義塾大学法学部の小林良彰ゼミが挙げられるでしょう。同ゼミはゼミ員の内定先についてネット上の掲示板等でも話題にされ、OB・OGが有名企業ばかりに就職していることが有名なところだと思います。参考:慶應義塾大学法学部小林良彰ゼミOBOG本来学術的な専門性を高めるために所属するゼミ・研究会。しかしその入る目的は、「単位のため」「就職活動のため」など人それぞれだと思います。では、「就職活動のためのゼミ選び」という姿勢についてはどこまで妥当なものと言えるのでしょうか。以上を踏まえ、今回は「ゼミと就職活動」をテーマに、就職活動における所属コミュニティーの影響と両者の関連性について考察していきたいと思います。人気ゼミと不人気ゼミの内定実績まずは「優秀ゼミは就職活動の結果も優秀なのか?」という点について考えます。ここでは、ゼミの「優秀」と就職先の「優秀」を以下のように定義します。「優秀」なゼミ...学部内で比較して入るのが難しいゼミ。入ゼミ試験の倍率が高い。「優秀」就職先...就活生にとって一般に入るのが難しい就職先。入社難易度が高い。もちろん、「優秀ゼミならゼミ生活も充実」「優秀就職先なら今後の人生も幸せ」かどうかという議論はまた別の話であり、本記事ではあくまで難易度にフォーカスしているという点はご理解ください。ここでは、筆者が所属する大学・学部の友人8名に協力を依頼し、筆者のゼミも含め計9ゼミの17卒の就職先のデータを集めました。なお、筆者の大学はいわゆる上位校と呼ばれる大学で、学歴フィルターで落とされる可能性はまずないレベルと考えていいと思います。【用いるデータ】・入社難易度:「2017卒用文系就職偏差値ランキング」を参考にする。・入ゼミ難易度:各ゼミの2015年度入ゼミ試験(=2016年4月入ゼミ)の倍率を参考にする。(平均値は1.36)(「就職偏差値」はあくまで目安に過ぎませんので参考程度と考えていただければと思います)※就職偏差値のリストにない企業はカウントしない。以上のデータを基に、入ゼミ倍率と就職偏差値の平均値の相関を求めました。※縦軸:就職偏差値横軸:入ゼミ倍率当然完璧にとまではいきませんでしたが、入ゼミの難易度と就職先の「優秀さ」に関しては何となく相関があるような気もします。参考までにこのデータの相関係数は約0.482ということで、ある程度の相関は確認できると言えるでしょう。もちろんこの数値は完全に信頼できるものではなく、・サンプリングサイズが9と少ないため信頼性(Reliability)の面で疑問が残る。・就職偏差値に記載されている企業はあくまで限定的であり、最小値も55と大きい。・あくまで単年データであり、たまたまこの代が就職活動がうまくいった/いかないという可能性を考慮していない。といった統計上の問題が存在します。あくまで目安としてこんなデータもあるんだなぐらいに軽く捉えていただければと思います。また、上位大学の場合はある程度学生の学問に対する意識も高い(はず)ですが、大学によっては学生のレベルが高いゼミが人気である傾向が薄れる可能性もあり、大学・学部によって分析結果は異なると思います。入ゼミ活動と入社活動の共通点これだけ就職活動とゼミが関連付けられることが多いのは、何もコミュニティーの質に限った話のためだけではないと考えます。ゼミに入るその前の過程の段階から、就職活動といくつか共通点があるとも言えるでしょう。なお、見出しにはゴロ合わせで「入社」と示しましたが、厳密には「就社」になります(日本の採用は「こういった仕事をする」ではなく「この企業に就職する」という意識即面が強いため「就職」ではなく「就社」活動と呼ばれることがあります)。ゼミ試験と採用試験は選考フローが近いことが多いもちろんゼミや大学によって異なりますが、入ゼミ試験のフローは就職活動と近しいことが多いと思います。課題レポートに関しては採用試験ではあまり課せれませんが、ES・面接・GDあたりは両者で共通して頻出のフローになります。ゼミ試験と採用試験共に早くからの接触で有利に進められる「接触回数」も両者の共通点を語るうえでポイントになります。接触対象は、ゼミ試験であれば先輩のゼミ員や教授。採用試験でしたら人事やそこで働く社員が挙げられるでしょう。ゼミ試験当日や採用活動解禁まで何も準備や動き出しをしていなかった学生よりは、早くからオープンゼミやインターンなどに参加し、多くの接触と持った学生の方が選考でも有利になることは明らかでしょう。ゼミ試験の場合は知り合いの先輩がいたから即内定ということもありますが、採用試験で"コネ"はそうそう機能するわけではありません。そのため程度の違いこそありますが、「足を運んで自ら情報を掴む」姿勢は両者に共通して重要だと言えます。入ゼミ活動と入社活動の相違点このような共通点もある一方で、入ゼミ偏差値と就職偏差値が完璧に正の相関があるという状況にはなり得ません。完全に一致しない以上、両者には共通点もあれば相違点も存在します。学業がどこまで評価されるかゼミに入ってから行うのは研究活動、企業に入ってから行うのは事業活動です。「」でも述べた通り、学業とは典型的なインプットの取組みである一方、会社に入って求められるのはアウトプットの能力です(もちろん共同論文執筆などでゼミ活動中にアウトプットの要素が発生することは大いにあり得ます)。学業成績についてはこれまで在学中に真面目に学業に取り組んだ証として入ゼミ試験で評価されることは多いでしょうが、採用試験では上記理由によりそれ単体で評価されるケースは少ないと考えています。選考相手が違う当たり前ですが、入ゼミ試験はゼミに入るための試験で、採用試験は企業に入るための試験です。選考相手は、前者がゼミ生か教授、後者が人事か面接官の社員になります。これまでクラスやサークルといった内輪の環境でちやほやされて過ごしていた学生が、いざ面接を始めとした改まった環境に置かれると全く自分を表現できないというのはよくある話です。それが同じ大学に通う学生・教授と、社会経験を積んだ大人では程度が大きく異なると考えます。まず、自分はそこそこできるという驕りを捨てること。これが重要だと思います。参考:選考基準が違う「」でも述べたように、営利組織である企業が欲しい人材とは会社の利益に貢献できる人材です。一方、ゼミはあくまで営利を目的としない学術集団であるため、「ゼミの利益に貢献できるか」という指標からはやや外れるでしょう。そもそも何を「利益」と考えるかはゼミによって異なります。「仲間とうまくやれる組織にマッチした人材か」という点では両者に共通点はありますが、やはり賃金という対価を払う/払わないで採用スタンスに相違が発生するのは自然な成り行きだと言えるでしょう。教授の"コネ"入社って存在する?「〇〇ゼミに行けば就活にも有利だ」の風潮として、「教授の力(≒人脈)によりどこかの企業にコネ入社できるのでは?」という考え方があると思います。結論、このような教授の力が働くことはゼミによってはゼロではありません。事実私の大学では、あるゼミで某政府系金融の内定者が毎年ゼミ員から必ず1名ずつ(しかもそこはその教授の出身企業)というゼミも存在します。しかし、入ゼミ試験のコネと比べれば教授からのそれなんてものは遭遇可能性はかなり低く、理系研究室の推薦と比べても同様のことが言えます。また、そういった事例があるゼミに入ったとしても教授からのお墨付きをもらえるとも限らないため、教授のコネ狙いのゼミ選びは避けた方が無難でしょう。なぜ優秀ゼミは就活結果も優秀な傾向にあるのか内定実績で示したデータはあくまで筆者の大学におけるサンプリングサイズ9の情報ですが、多くの学生は、人気が高いゼミが何となく就職活動も強い傾向について何となくでも感じていると思われます。ここでは以下の優秀ゼミあるあるに沿った形で、その理由について両者を比較しながら推測していきます。【優秀ゼミあるある】・活動日数が多い。活動時間外で集まることも多い・ゼミ内でディスカッションを多く実施・〇〇学会といった外部コンテスト・及びインゼミに積極的に参加・「私たちは、勉強も遊びも全力です!」みたいな方針のところが多い※インゼミ...「インターゼミナール」の略。複数のゼミ同士が合同でゼミ活動を行うこと優秀ゼミが就活でも強い理由1:難関のゼミ試験フローを突破してきた強者が集まるため先述した通り入ゼミ試験と採用試験は選考フローが近しいことが多く、近いフローを突破した人材ならば、就職活動でもES・GD・面接といった選考通過率が高い傾向も推測できるでしょう。人気が高いゼミはこういった複数の選考を通してしっかりと後輩を選別しようという傾向も強く、就職活動のフローでも実力を発揮する人は相対的に多くなると考えます。優秀ゼミが就活でも強い理由2:ゼミ試験だけでなくゼミ活動も選考フローに近いため優秀ゼミの特徴として、とにかくディスカッション系のコンテンツに多く取り組んでいる傾向がある気がします。ディベートのような典型的な形式だけでなく、例えば輪読のようなインプット要素が強いものでもゼミ員同士で議論を交わす機会が多いです。また、インゼミや外部コンテスト等でゼミ内の内輪に留まらない活動が多いのも特徴として挙げられます。優秀な学生同士が集まったとしても、ただの内輪での馴れ合いになってしまうようでは効果は発揮されにくいと考えます。「就活ではコミュニケーション能力(コミュ力)が大切」と言われることも多いですが、就職活動で活かされるようなコミュニケーション能力は、やはり自分の慣れない環境で積極的にコミュニケーションを取っていくことで培われる面も多いと考えています。入ゼミ試験からにゼミ活動に至るまで就職活動に近しいことをこなす優秀ゼミでは、外部的に選考突破力を高める環境が備わっていると言うことができるでしょう。優秀ゼミが就活でも強い理由3:OBが充実かつプライドが高いため冒頭で述べた小林良彰ゼミのような先輩が人気企業にバンバン内定を獲得するゼミの場合、先輩たちに続いて自分たちも上位企業を目指そうという意識が働きます。[先輩が人気企業に行っている→自分たちもと就職活動への意識が高まる→同期同士でも情報共有をしつつ切磋琢磨する環境が備わる]というように、環境面での正のスパイラルが働いているとも考えられます。また、そもそもそういった人気企業に入った卒業生がいることで、OB訪問がしやすいなど体育会に近いようなメリットも発生します。また、「自分たちは優秀だ」という意識から人気ゼミでは就職活動でもプライドが高い学生が多く、就活偏差値が高い世間が「すごい」と言ってくれそうな企業を目指す学生の割合も高い気がしています。(その反面SNSでリア充アピールをして承認欲求を示しているようなゼミは優秀ゼミに多いような気も...)優秀ゼミが就活でも強い理由4:忙しい中での時間の使い方に長けている優秀ゼミでは一般にゼミの活動内容が充実(というかエグい)しているところが多く、学生生活のうち多くの時間をゼミに費やします。一方、そのようなゼミで忙しい学生に限って、サークルなど他のことを疎かにはせず、自分で時間を作りだしてうまくスケジュールをやりくりしているケースが多い印象があります。就職活動中にも、スケジュールを確保しつつ限られた時間内で行動量を増やすことは重要であり、優秀ゼミの学生の多くがそれができる素質を持っていることも一因だと思います。参考:優秀ゼミが就活でも強い理由5:努力ができる主体性を持った人材が育ちやすい個人的にはこれが最大の要因ではないかと考えています。就職活動では自身の過去の経験に基いて質問が投げかけられることが多いのですが、ゼミという一コミュニティーでの活動を意欲的に取組み、その環境で努力し(エグっ)ている人はそうでない人より魅力的に感じられるのは自然な捉え方だと思います。また、課題の多さや共同論文の執筆といった活動が目立つゼミでは、何らの形でゼミ全体として成果を残そうとしているところが多い印象があります。一人ひとりが自身の役割を明確にして、ゼミという組織に対してどう貢献できるかを考え、それに対して主体的に行動できる。この素質は仕事をしていくうえでも重要であるため、学生時代から組織のメンバーとしての役割を果たす経験をしてきた人は就職活動でも評価されやすいと考えています。また、人気ゼミの話からはやや逸れますが、"あえて"ゼミに入らない層も就職活動で強い傾向にあると考えています(勉強したくないからといった理由は別です)。実際多くの学生が「みんなが入るから」「就活での学業のネタ作り」程度の理由でゼミに入るという選択をしており、そのような何となくの選択よりも在学中に打ち込めるものがある人は評価が高まりやすいでしょう。では、倍率の高いゼミに振り込むべきなのか?このような話をしていると人気ゼミに入るインセンティブが働いているような気がするのですが、多くの大学・学部では全員が希望したゼミに入れるわけではないと思います。当然人気ゼミは入ゼミ倍率が高く、場合によっては一度・二度と落ちたらほとんど"いい"ゼミが残っていない、もしくはそもそもゼミに所属できない"ノンゼミ"状態になってしまうというところもあるでしょう。では、そのリスクを負ってまで倍率の高いゼミに振り込むべきなのか。もちろんそのゼミに対する思い入れも含め人それぞれといってしまえばそれまでですが、筆者は自信が無ければ高倍率のゼミは避けた方が無難というスタンスを取っています。人気ゼミを避けた方がいいケース1:ゼミ試験の"採用基準"の曖昧さ入ゼミ試験であれ採用試験であれ、受け入れる側は採用基準を設け入ゼミ/入社の可否を判断しています。もちろん企業の採用基準はそれぞれなわけですが、総合職に求められる素質はある程度共通しており、一社内定した人が次々と他社の内定を勝ち取っていくということが往々にしてあります。新卒採用担当の方の話を聞くと、外資系コンサルや外資系投資銀行の内定を持っているような優秀な学生が欲しいということをよく聞きます。このように他業界で評価された人材であれば優秀なはずとして、内定があることをさりげなく伝えると高く評価されることがあります。参考:一方、営利団体である企業とは異なり、目標やゼミとしての成功に対する考え方はそれぞれであることから、採用基準が満たせるかどうかはより運要素が強いと考えています。そもそも、「女子だったら全員合格」「〜〜団体に入っていればコネで絶対に入ゼミできる」といったように、就職活動ではまずあり得ない採用基準を設けているところも多いと思っています。対策してもどうしようもない要素が多いぶん根拠なしに高倍率のゼミに振り込むことはリスクが高い選択と言えるでしょう。参考:人気ゼミを避けた方がいいケース2:「どのゼミか」よりも「ゼミに入っているか」所属ゼミについては就職活動でエントリーシートでも書く欄があることは多いのですが、そのゼミ名自体で評価をしている企業はほぼないと言っていいと思います。先述した小林ゼミぐらい有名になれば何か有利に働くことはもしかしたらあるかもしれませんが、基本的にゼミ名が採用に直結するということはありません。それよりも、所属ゼミ欄が空欄だと面接でそこを突っ込まれることがあります。人気ゼミに入っているというプラスよりもゼミに所属していないというマイナスの方が大きかったりもします。もちろん、ゼミに所属していない理由を採用側が納得するよう説明できれば問題はありません(ゼミに所属していることがスタンダードだという捉え方にもやや問題がある気もしますが)。人気ゼミを避けた方がいいケース3:生存者バイアスに基づくアドバイス人気ゼミに所属する先輩から入ゼミについてアドバイスを求めると、「倍率なんか気にせず入りたいゼミを受けなければ後で絶対後悔するよ」といったように、高倍率でも気にせず受けることを勧める人の方が多いと思います。しかし、こういったアドバイスはあくまで入ゼミ試験を突破したもの、すなわち生存者バイアスに基づくアドバイスに過ぎないという事実は認識しておくべきでしょう。ゼミ員からすれば志願者を増やし自分が所属するゼミをより人気にしたいと考えるでしょうし、アドバイスされた人が仮にゼミ試験に落ちたとしても何か責任を問われるというわけではありません。「誰が」そのアドバイスを述べたのかを相手方の立場・意図に沿って把握することはゼミ試験に限らず就職活動でも重要です。アドバイスを鵜呑みにするのではなく、あくまで参考として自分の頭で考えるためにも、特にこの生存者バイアスについては認識しておくべきだと考えます。最後に所属するコミュニティーは就職活動結果に影響を与える面は多いのですが、先述の通り「このコミュニティーに所属していれば即内定」ということはほとんどなく、過度にそれを気にし過ぎることは無いと思っています。ゼミであれ企業であれ、「どこに行くか」以上に「そこでどう活躍していくか」という方が大事だったりもするため、結局は自分自身の行動次第でよりよい結果に導くことは可能です。本記事を皆さんのゼミ選びの考え方として役立てていただければと思います。なお、就職活動に不安があるという方には就職エージェントneoがおすすめです。アドバイザーからは、自分の就活の軸に合った企業選びを手伝ってもらえるだけでなく、その企業のエントリーシート・面接といった選考対策のサポートを受けることができます。少しでも興味のあるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。 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就活解禁から1ヶ月間就職活動をして、今後何をすべきか悩んでいる就職活動生が今すべきこと 就活解禁から1ヶ月間就職活動をして、今後何をすべきか悩んでいる就職活動生が今すべきこと 就職活動が3月解禁になり1ヶ月経ちましたが、皆さんこの一ヶ月をどのように過ごしたでしょうか。この段階になって就活生の皆さんと話をしていると、「説明会には参加したものの、今後何をすべきか見えてこない」、「就職活動が解禁とは言っても選考があるわけでもなく漠然と就活しているだけな気がする」など今何をすべきか見えていない人が多いような印象を受けます。そこで今回はそのような迷っている就活生の方がいま何をすべきか一緒に考えたいと思います。一番すべきことは少しでも興味のある企業に内定をもらうこと今、何をすべきか悩んでいる学生の多くが情報収集で悩んでいるように感じます。もっといい情報がないのか、もっと知るべき情報があるのではないかと疑心暗鬼になってしまっているように思います。ある程度の情報収集をした学生が今すべきことは、少しでも興味のある企業に内定をもらうよう行動することです。例年、多くの学生が「面接慣れ」の重要性を語っています。三菱商事などの超人気企業に内定する人でも、最初の頃の面接は落ちまくってどうしたものかと気分がふさぎ込む経験をしていると言います。面接という特殊な状況に限らず、多くの学生はこれまでに自分とある程度近い大人以外の人と会話をした経験が圧倒的に不足しています。そのため言葉づかいや会話のテンポなど、自分が伝えるべきことを伝える以前の問題でうまくいかないケースが多いです。OB訪問の際に、「社風はどうですか?」とか呑気な質問をするだけの会話なら社会人と話すことができても、社会人や面接官から少しでも質問されるとリズムが狂って言いたいことを満足に言えないという経験をしている先輩はかなり多いのです。内定を取ることで得られるメリットとしては、面接慣れするだけでなく、第一志望業界とどのように働き方が違うのか、どういった業務の違いがあるのか深く考えるきっかけになるということもあげられます。例えば総合商社が第一志望の中で、コンサルティング業界を受けると、一つの事業にずっと配属されプレーヤーとして働く総合商社と様々な案件に1年程度の中期間で関わるサポーターとして働くコンサルティング業界の違いについて考える機会が得られるでしょう。このような機会を通して自分はどういった働き方が向いているのか考えるというのは自分一人で悶々と考えるだけでは得ずらいものでしょう。また内定を得た場合に、最低限この会社に就職すればいいという心理的な保証も自然体で面接に行くにはプラスに働くと言えます。どうしても後がない状況で最終面接に臨むと、必死になってしまい、どうしても入れてほしいと企業や面接官に媚びるような受け答えや雰囲気を醸し出してしまい、それを察知した面接官が快く思わないということもよくあります。第一志望群から第二志望群ぐらいの会社に内定をもらうことは精神衛生上もプラスに働くことが多いのかなと思います。志望動機が書けないからエントリーできないという人へ「どんどん企業を受ければいいじゃん」というアドバイスをすると多くの学生が、「企業研究が追いつかないです」という回答をしがちです。多くの就活生が企業に評価されるためには、「知識」が必要で、業界・企業研究が不十分だと絶対に受からないと考えています。そのため志望している企業のことは何でも調べようとOB訪問だけではなく、企業に関する本であったりを読みあさり、年収や最近の事業内容、同業他社との違いまでやたらと詳しい人になろうとしてしまう人が毎年出てしまいます。しかし、こういった人が必ず受かるかというとそうでもなく、就活マニアとして調べた時間が徒労に終わってしまうということは少なくありません。受験勉強とは違い、何でも「知識」として詰め込んだ人が評価されるわけではなく、面接においては「こいつ、うちの会社で活躍しそう」というある種の直感に近いもので評価しています。そのため、企業や業界に対する「知識」よりもうちの会社で活躍してくれるかもという「期待感」を過去の実績や話し方から伝えられるかどうかが重要になります。全然業界研究をしていなくても下記のような志望動機が書けて話せれば十分、内定レベルに評価されるでしょう。【不動産ディベロッパーが第一志望でWebサービスを運営するベンチャーを受ける場合】チームで形のあるものを生み出す仕事がしたいと考え、就職する上でそういった仕事が出来ればと考えています。高校までずっと陸上という個人競技を続けてきたことから、大学ではチームで何かを生み出す活動に関わりたいと考え、フリーペーパーサークルを自ら立ち上げて発行部数1万部を目指して取り組んできました。Webサービスを提供する会社であれば、エンジニアやデザイナーの方などと協力してサービスをチームで生み出すことが出来ると考えて志望しています。一方でまだまだ就職活動が始まったばかりであまりWebサービスの業界について詳しくないというのも正直なところです。Webサービス業界以外にも、「チームで形のあるもの」ということで不動産ディベロッパーやメーカーなど幅広く就職活動では見ています。よろしくお願いします。これは結構正直な志望動機だと言えます。自分の経験からどんなことに興味があるのか伝えて、Webサービスとの関連をうまく繋げて話すことが出来ています。「Webサービス業界にあまり詳しくない」と予防線を張ることでどんなWebサービスが好きかなど突っ込んだ質問に対してもうまくかわすことが出来そうです。こんな感じで志望動機を話しても学生時代の経験や自分自身のことについてしっかりと話すことが出来れば案外評価されるものだというのを多くの就活生は知らずに、「完璧な志望動機」を追い求めてエントリーできないという事態に陥っているように思います。企業理念に共感したとか新規サービスに非常に詳しいなど「知識」で勝負しようとする学生よりも、上記のように自分の素直な考えを言葉にできる正直な学生が評価されるケースが多いと思われます。どんな志望動機を話せばどんな業界にエントリーできるのか具体例を下記のエントリーで詳しく具体例とともに解説しています。特別な経験がなくて志望動機が書けないと悩む人でも簡単に書けるようなテンプレートになっているのでぜひ使ってみてください。もちろん最終面接に近くなると、絶対に入社してもらいたいと考える企業側が志望度の高さを聞くために、志望動機に関する様々な質問をすることがあるので、上記のようなざっくりとした志望動機で内定できるかは企業にもよるとは思います。ですが多くの会社では「自分の会社が第一志望の就活生しか取らない」わけではなく、他社・他業界が第一志望でも優秀な就活生であれば入社してほしいと考えています。そのことを理解した上で上記のようにうまく志望動機を自分の経験と結びつけて話すことが出来れば、第一志望であることをゴリゴリと伝えようとしなくても評価されると思われます。下記のエントリーでは第一志望と伝えずとも評価された具体例について書いていますので参考にしてください。なお、どのような企業選びの軸が各業界に当てはまるのかについての考え方は下記の記事で詳しく紹介しています。各企業選びの軸ごとに当てはまる業界のいいところと悪いところについて詳しく書いていますので参考にしてみてください。最後にプログラミング界の有名な言葉で、「Shutthefuckupandwritesomecode(グダグダ言っていないでコードを書けよ、ハゲ)」という言葉がありますが、就職活動やビジネスにおいても当てはまるのかなと考えています。プログラミングにおいても、就職活動やはたまたビジネスにおいても、受験勉強などのようにきっちりとした正解がないため、あーだこーだと悩んで結局行動しないまま、戦略だけは一丁前に考えるということをしてしまいがちです。ですが、自分の目的や物事を前に進めるために大事なことはまずは一歩踏み出して行動に移すことであると思います。就職活動においても最終的に「納得したキャリアの選択をする」ということにおいては、内定をもらい就職先の選択肢を増やすというのは悪いものではないと思います。「自分が心からやりたい仕事、行きたい会社に内定をもらわなければ意味がない」、「内定のために就活をするのか」といった非難がありそうですが、皆が第一志望の会社に入れるわけでもなければ、内定がなければ就職するという選択肢そのものが得られません。もちろん進学や海外留学、資格試験など就職以外の選択肢もあるので幅広い選択肢に目を向かわせてほしいと思いますが、内定をもらって就職できる状況でそれを断ることで、選択肢を自ら捨てたという気持ちが次へのエネルギーになるように思います。上記に書いた通り、内定するために必要なのは知識ではなく、自分なりのキャリアの考え方です。それも移り変わるものだと思いますので、面接という場を通してアウトプットして様々な角度から質問されることでより深みが増すと思います。なかなか一歩が踏み出せないと感じている人は、「Shutthefuckupandwritesomecode(グダグダ言っていないでコードを書けよ、ハゲ)」という言葉を思い出して、まずは内定前の面接を受けることが出来るようにエントリーシートを積極的に書いて出して欲しいと思います。ちなみに既にある程度満足できる会社に内定している人はこの限りではなく、内定をもらっている会社以上に行きたい会社とはどういう会社か、今自分が考えている働き方とは違った考え方を持っている人はいるかなど、さらに視野を広げて考えてみるともっといいのかなと思います。 40,545 views
【例文6選】ガクチカでアルバイト経験をアピールする際のポイントを独自調査の結果と共に解説 【例文6選】ガクチカでアルバイト経験をアピールする際のポイントを独自調査の結果と共に解説 本記事では、大学生の多くが行っているアルバイトの中からガクチカに活かせるエピソードを紹介していきます。また、アルバイト別にアピールできる強みも紹介しておりますので、実際の選考通過者のESと合わせて、参考にしていただけたらと思います。以下のグラフはガクチカのエピソードの割合をグラフとしたものです。対象期間:22卒・23卒のES対象のES:unistyle上にある本選考ES(200人)のガクチカ欄対象業界:全業界(公務員を除く)分類方法:学業、サークル、留学、長期インターン、部活、アルバイト、学園祭実行委員、その他で分類上記のグラフから、ガクチカのエピソードとしてアルバイトの割合が一番高いことが分かるかと思います。選考官としてもアルバイトをエピソードにしたガクチカを見る機会が多いため、アルバイト経験をもとにガクチカを書く際には差別化を図る必要があります。本記事では大手企業に内定したアルバイトガクチカの例文を紹介していますので、是非参考にしてみてください。本記事の構成【アルバイト別】ガクチカでアピールできる強み・ES例文:120ESをunistyleが独自調査カフェアルバイトでアピールできる強み・ESガクチカ例文塾講師アルバイトでアピールできる強み・ESガクチカ例文飲食店アルバイトでアピールできる強み・ESガクチカ例文カラオケアルバイトでアピールできる強み・ESガクチカ例文スーパーアルバイトでアピールできる強み・ESガクチカ例文アパレルアルバイトでアピールできる強み・ESガクチカ例文企業がエントリーシート(ES)・面接でガクチカを聞く意図・評価基準アルバイト経験を伝える基本的なガクチカの書き方ガクチカでアルバイト経験を書くポイントアルバイト経験から選ぶガクチカエピソードまとめ【アルバイト別】ガクチカでアピールできる強み・ES例文:120ESをunistyleが独自調査アルバイトといっても様々なものがあり、その種類によってアピールできる強みも異なってきます。そこで、unistyle編集部では、人気アルバイト(カフェ、塾講師、飲食店、カラオケ、スーパー、アパレル)のガクチカを記載した合計120人の選考通過者ESを集計し、「ガクチカでどのような強みをアピールしているのか」について、アルバイト別で調査を行いました。今回の調査の内容は以下の通りになります。対象期間:2020年~2024年の5年分対象のES:unistyleにある本選考ES、インターンESのガクチカ欄対象のアルバイト:カフェ、塾講師、飲食店、カラオケ、スーパー、アパレル調査ES数:アルバイトごとに20ES計120ESアルバイトごとに人気の強みをアピールしたES例文も掲載しています。ぜひ、ガクチカを作成する際の参考にしていただけたらと思います。カフェアルバイトでアピールできる強み・ESガクチカ例文ガクチカES調査結果:カフェアルバイトコミュニケーション能力、チャレンジ精神などがその他に含まれており、カフェアルバイトでアピールできる強みは様々であると言えます。初期のアルバイトで接客の研修がありマナーが身につくことや、アルバイト中にドリンクが無料もしくは割安で飲めるという理由から大学生の多くが行っているカフェアルバイト。調査結果以外でも、カフェの仕事からガクチカに活かせる内容は様々あり、まとめると下記のようになります。カフェアルバイトからガクチカに活かせる内容(1)主体性・勝ちにこだわる姿勢(2)企画・提案力(3)問題解決力アルバイト別ESガクチカ例文:カフェ×主体性今までの人生で、周りの人を巻き込み達成した経験を教えてください。関わった人数規模や、その中でのご自身の役割などがわかるよう具体的にお書きください。(400文字以内)カフェの新人育成係のリーダーとして退職者数の減少に尽力した。退職の原因は新人と育成係の相性不一致だった。そこで私は新人の要望を把握し話題や指導スタイルが合うような育成係とマッチングを行うため個別面談を実施した。個別面談を行う上で困難が二つあった。一つ目は15人以上いる新人との面談を行う時間の確保だ。他の育成係との信頼関係を活かして協力を仰ぎ分担して面談を行う事でこれを解決した。二つ目は短い面談の中で新人の本音を引き出す事だ。このために日頃から新人との会話時間を創出する事に加え、会話の際は目線を揃え共通の話題を持つ事を意識した。その結果新人の多くが心を開き本音を話してくれた。そして個別面談で得た情報をもとに新人それぞれにあった育成係を提案した。結果相性不一致が改善され退職者数は6人から1人に減少した。私の主体的に取り組む姿勢、人を巻き込む人間性、一人一人と向き合う誠実さが現れたエピソードだ。選考通過者本選考ES:23卒ADKホールディングス(ADK)(総合職)ADKホールディングス(ADK)のインターン・本選考ES一覧を確認したい方はこちらより詳細な「ガクチカでカフェのアルバイト経験をアピールする書き方・その他例文」を確認したい方は、以下の記事をご覧ください。上記の記事を参考にアルバイト経験に磨きをかけアルバイト経験のガクチカを仕上げましょう。塾講師アルバイトでアピールできる強み・ESガクチカ例文ガクチカES調査結果:塾講師アルバイト現状の課題に向き合い、それを解決するための主体性や分析力、粘り強さをアピールしたESが多いことが分かります。比較的時給が高いことや、様々なスキルが身につくことから、多くの大学生に人気の塾講師アルバイト。調査結果以外でも、塾講師のアルバイトからガクチカに活かせる内容は様々あり、まとめると下記のようになります。塾講師のアルバイトからガクチカに活かせる内容(1)目標に向けチームをまとめるためには相手の立場にたって考えることができる(2)アルバイトスタッフ全員が主体的に動く職場の雰囲気作り(3)全員主体のチームは結束力、団結力が強い(4)生徒にやる気を出すためのアプローチ方法アルバイト別ESガクチカ例文:塾講師×問題解決能力あなたが大学入学後、最も力を入れて取り組んだことについて教えてください。特に「取り組んだ理由」「難しかった点とその原因」「自分なりに創意工夫した点」を重点的に教えてください。私は「目の前の人を幸せにしたい」という想いから個別指導塾の講師を務め、担当している生徒の成績向上に貢献した。高校受験生全員合格を目標にしていたが、ある一人の生徒の成績が伸び悩んでいた。私はその生徒の現状分析を行い、勉強に対する苦手意識が強いことを認識した。苦手意識の原因は①自信がないこと、②苦手分野が多いことの2点だと考え、従来行っていた厳しい指導法から生徒のペースに合わせる指導法に変えた。復習を多く取り入れ、簡単な小テストを実施することで自信をつけさせ、その子の苦手分野を集約したオーダーメイドテキストを作成することで、苦手分野の克服を図った。すると、苦手意識の払拭により上昇志向が芽生え、どんどん成績を伸ばし最終的に志望校に合格させ、高校受験生全員合格という目標を達成することができた。課題を明確にし、想いを行動に移すことで解決へと導く私の強みが活かされた経験である。選考通過者ES:23卒野村総合研究所(NRI)(総合職(AE))野村総合研究所(NRI)のインターン・本選考ES一覧を確認したい方はこちらより詳細な「ガクチカで塾講師のアルバイト経験をアピールする書き方・その他例文」を確認したい方は、以下の記事をご覧ください。上記の記事を参考にアルバイト経験に磨きをかけアルバイト経験のガクチカを仕上げましょう。飲食店アルバイトでアピールできる強み・ESガクチカ例文ガクチカES調査結果:飲食店アルバイト飲食店アルバイトでは、行動力や問題解決能力といった強みをアピールしたESが多いことが分かります。比較的遅い時間まで開店しているため、大学やサークルの時間と被らずシフトを入れることができる飲食店アルバイト。夜勤手当がついたり、アルバイト後にまかないが出ることもあり学生からは人気のアルバイトです。調査結果以外でも、飲食店のアルバイトからガクチカに活かせる内容は様々あり、まとめると下記のようになります。飲食店でのアルバイトからガクチカに活かせる内容(1)異なる考えを持つ人に対しても主体的に働きかける(2)問題意識を持ち、現状の改善に向けて自ら行動することができる(3)業務の改善と効率化アルバイト別ESガクチカ例文:飲食店×行動力周囲と協力して、困難な状況に立ち向かった経験について、教えてください。その過程であなた自身の意志・決断で行動した点も含め、具体的に記してください。(400)→私の勤める飲食店で英語接客をマニュアル化したことである。私の店はモール内の人気店ゆえに外国人客も多かった。しかし従業員の9割が英語が苦手だったため残りの1割が常に対応を任されており、業務量の不公平さを感じていた。そこで、私はどの従業員も外国人客の対応ができるように、英語水準の底上げを社員に訴えた。私は社員と共にメニュー説明や注文時の英会話表を作成し、発話練習を朝礼に取り入れた。しかし初めは、新たに挑戦する気恥ずかしさからか消極的な者もおり、思うように導入が進まなかった。そこで私たちは「褒めて伸ばす」を基本として、個別の発音練習や一緒に接客し適宜アドバイスすることで、その人に自信をつけてもらえるよう努めた。すると次第に表情の硬かった従業員も自ら笑顔で外国人応対をするようになり、業務量の偏りを減らすことができた。この経験から私は、現状に満足せず、常に進化を求める行動力がさらに培われたと感じた。選考通過者ES:20卒三菱商事(総合職)三菱商事のインターン・本選考ES一覧を確認したい方はこちらより詳細な「ガクチカで飲食店のアルバイト経験をアピールする書き方・その他例文」を確認したい方は、以下の記事をご覧ください。上記の記事を参考にアルバイト経験に磨きをかけアルバイト経験のガクチカを仕上げましょう。カラオケアルバイトでアピールできる強み・ESガクチカ例文ガクチカES調査結果:カラオケアルバイト飲食店同様、時給の高さやシフトの自由度、また割引が利くなどカラオケ好きにはたまらないアルバイトの一つです。調査結果以外でも、カラオケのアルバイトからガクチカに活かせる内容は様々あり、まとめると下記のようになります。カラオケでのアルバイトからガクチカに活かせる内容(1)課題発見・課題解決力(2)お客さんに寄り添って対応する力(3)企画・実行力アルバイト別ESガクチカ例文:カラオケ×粘り強さ学生時代の取り組みの中で、あなたが自信を持ってやり遂げたと言えるエピソードは何ですか?その背景と、あなた自身が取った行動、その結果をできるだけ具体的に記述してください。(400文字以上600文字以内)アルバイト先のカラオケ店において売上向上に尽力し、主体的に挑戦し続けることで売上増加に導いた。店舗が売上の減少に直面する中で、普段からお世話になっていた店長に恩返しがしたいという思いから自ら手を挙げ挑戦した。当初、アルバイトのメンバーの協力を得て考案した案(SNSによる宣伝、ドリンク割引)では結果が出ず、チームは諦めムードになっていた。その状況を打開すべく、私は失敗の原因が本質を捉えず闇雲に案出しを行ったことにあると考え、自店の強みと現状を明確にした。具体的には、大学周辺に位置するという強みを持つ一方、店舗の存在感の無さと長時間利用者向けの料金体系を設けていないことが原因で隣駅の競合店に学生層が流れていた。その問題点をメンバーに共有することで諦めようとするメンバーに再度考えるきっかけを与え、かつ、本質を捉えた戦略的な案出しを促すことができた。そして私達は1.ビル前に自作した看板を設置する。2.ビル前にスピーカーを設置し、営業時間にカラオケ定番曲を流す。3.学生に需要のあるフリータイムプランを取り入れることで競合店の料金体系に対抗しながら自店のアクセスの良さを活かす。という案を考案した。それらの案を実行した結果、学生の来客数が増加し売上を月15万円アップさせることができた。この経験からチームで成果を挙げることの喜びを知り、また、困難な状況においても粘り強く挑戦し続ける力が身についた。選考通過者ES:21卒富士通(FUJITSU)(ソリューション&サービスエンジニア)富士通(FUJITSU)のインターン・本選考ES一覧を確認したい方はこちらより詳細な「ガクチカでカラオケアルバイトをアピールする書き方・その他例文」を確認したい方は、以下の記事をご覧ください。上記の記事を参考にアルバイト経験に磨きをかけアルバイト経験のガクチカを仕上げましょう。スーパーアルバイトでアピールできる強み・ESガクチカ例文ガクチカES調査結果:スーパーアルバイト※スーパーアルバイトの調査ES本数:20本スーパーのアルバイトでは品出しやレジ打ち、販売など比較的覚えやすい業務を行うことが多く、学生にも人気のアルバイトです。調査結果以外でも、スーパーのアルバイトからガクチカに活かせる内容は様々あり、まとめると下記のようになります。スーパーでのアルバイトからガクチカに活かせる内容(1)課題発見・課題解決力(2)異なる考えを持つ人に対しても主体的に働きかける(3)継続力アルバイト別ESガクチカ例文:スーパー×コミュニケーション能力学⽣時代最も⼒を入れたことは何ですか。また、そこから学んだことは何ですか。(200文字以内)人と積極的にコミュニケーションをとることです。スーパーのレジミスは、全体で多い時で月10回出ている問題がありました。そこで、コミュニケーションを常日頃からとることに決め、実行しました。この取り組みの結果、周囲の人との信頼関係が生まれ、月10回のレジミスをゼロにし、半年間その結果を出し続けられました。ここから、コミュニケーションを積極的にとることで信頼関係を高め、結果を出せることを学びました。選考通過者ES:23卒アイリスオーヤマ(営業)アイリスオーヤマのインターン・本選考ES一覧を確認したい方はこちらより詳細な「ガクチカでスーパーのアルバイト経験をアピールする書き方・その他例文」を確認したい方は、以下の記事をご覧ください。上記の記事を参考にアルバイト経験に磨きをかけアルバイト経験のガクチカを仕上げましょう。アパレルアルバイトでアピールできる強み・ESガクチカ例文ガクチカES調査結果:アパレルアルバイトアパレルショップでのアルバイトは華やかなイメージがあり、また場所によっては社割もあることから、憧れを抱く学生も多く人気のアルバイトの一つです。調査結果以外でも、アパレルのアルバイトからガクチカに活かせる内容は様々あり、まとめると下記のようになります。アパレルでのアルバイトからガクチカに活かせる内容(1)課題発見力・主体性(2)継続力・計画力・チャレンジ精神(3)ホスピタリティアルバイト別ESガクチカ例文:アパレル×相手の立場で考える力学生時代力をいれて取り組んだこと。私が最も力をいれたことはアパレルのアルバイトです。アウトレットにある私の店舗では1日約500名のお客様が購入し、そのお客様に対してレジに並んでいる際に携帯の会員登録を販促する業務があります。私は最初、会員登録をすると5%割引になるという特典を、マニュアル通りに淡々と説明していました。入ってくださる方がいる一方、携帯操作が苦手・面倒といった理由で断る方が多数いました。私は普段、お客様がサービスや価格に満足し笑顔になっている様子を見ると、仕事のやりがいや喜びを感じます。そこで接客方法の改善をしてこの販促業務においてもお客様を満足させたいと考えました。①携帯操作が苦手なお客様には登録の際親身なサポートを行う②割引率ではなく具体的な割引額を提示することでお得感を高める、この2点を行うことで登録者数が増え、感謝の言葉を多く頂けるようになりました。この経験からお客様に寄り添い接客する力が身に付きました。選考通過者ES:21卒三井住友海上火災保険(総合職(エリア))三井住友海上火災保険のインターン・本選考ES一覧を確認したい方はこちらより詳細な「ガクチカでアパレルのアルバイト経験をアピールする書き方・その他例文」を確認したい方は、以下の記事をご覧ください。上記の記事を参考にアルバイト経験に磨きをかけアルバイト経験のガクチカを仕上げましょう。企業がエントリーシート(ES)・面接でガクチカを聞く意図・評価基準ガクチカという就活用語が作られるほど、「学生時代頑張ったこと・学生時代力を入れたこと」は頻出質問になりますが、"なぜES・面接では必ずといっていいほどガクチカを聞かれるのか?"と疑問を抱く就活生も多いのではないでしょうか。当然ですがその背景には明確な理由が存在します。企業がエントリーシート(ES)・面接でガクチカを聞く意図は以下の3つに大別されます。企業がエントリーシート(ES)・面接でガクチカを聞く意図(1)どんなことに挑戦し、どのような結果を出せたのかを把握するため企業がエントリーシート(ES)・面接でガクチカを聞く意図(2)思考力・モチベーションの源泉・自社に合う人柄かどうか知るため企業がエントリーシート(ES)・面接でガクチカを聞く意図(3)企業で活かせる学びを得ているか知るためまた、ガクチカを作る際には、企業がどのような評価基準を持って選考を行うのかについて理解しておく必要があります。ガクチカの評価基準は大きく分けて以下の3点となります。エピソードに再現性があるか記載内容から「思考力・モチベーションの源泉・人柄」を示すことができているか企業で活かせる学びを得ているかエントリーシート(ES)・面接でガクチカを聞く意図や企業の評価基準については以下の記事で詳しく解説していますのでそちらをご覧ください。【参考】上記の記事を参考にアルバイト経験に磨きをかけアルバイト経験のガクチカを仕上げましょう。アルバイト経験を伝える基本的なガクチカの書き方続いては「ガクチカの書き方」を解説していきます。ガクチカは基本的に以下のフレームワークに沿って書くと論理的な文章になると言われています。※下記のフレームワークの6つの要素に関しては、「全ての要素を必ず盛り込まなければならない」というわけではありません。ESの設問形式や指定文字数を考慮しながら、構成を調整していただければと思います。上記のフレームワークを見てもらえば分かるように、(1)結論→(2)動機→(3)目標と困難→(4)取組みと結果→(5)人柄→(6)学びといった構成でガクチカを論理展開していくと良いと考えています。この順番に沿うことで、面接官にわかりやすく論理性を保った伝え方ができるほか、面接を想定して自分の頭の中で整理された内容に仕上げることができます。下記の動画でもガクチカの書き方を確認できるので、参考にしてもらえればと思います。例として、フレームワークに沿ってガクチカを整理した内定者のESを見ていきます。それぞれの項目でどのようなことを述べるのか大枠を掴んでいただければと思います。下記は野村総合研究所(NRI)内定者のESです。フレームワークに沿ってかなりレベルの高い内容にまとめ上げられています。(1)結論学生時代、スポーツ科学とトレーニングに関するWebサイトを立ち上げに力を注いできた。⇩(2)動機地方出身の私は信頼性の高いスポーツ科学情報が少ない事に疑問を感じていた。⇩(3)目標・困難そこで「スポーツをする人に正しい知識を知ってもらい、成功体験に繋げてもらいたい」という想いで信頼性の高い情報配信サイトを作る活動を始めた。活動の中での一番の挫折経験は、団体が解散してしまった事だ。設立当初数名で活動していたが、プログラマが抜ける致命傷を受けてしまった。そこから次第に団体のガバナンスが取れなくなり、結果解散するに至った。⇩(4)取組み・工夫とその結果しかし、ここで諦めたら諦め癖がつくと思い、サイト作成に再挑戦する決意をした。プログラミング独学によるサイト構築、周囲と協力しコンテンツ作成する事の二点が難点であったが、持ち前の勤勉さとビジョンに共感してもらう説得力で成し遂げてきた。サイトを公開と同時にSNSを通じて宣伝した結果、月に千人近くの方に利用して頂く所まで辿り着く事が出来た。⇩(5)人柄社交的な人柄が、団体立ち上げの際に活かされた。また基本的に真面目なため、最後までやりきろうとする姿勢が周りにも伝わり、最終的なWebサイトの立ち上げに繋げることができた。⇩(6)学び団体解散という挫折経験から窮地の時こそ冷静に対処する判断力と粘り強さ、そして何より周りを巻き込むには「絶対に成し遂げる」という情熱が大切である事を学ぶ事が出来た。上記の野村総合研究所(NRI)内定者のESは「こちら」からご覧いただけます。フレームワークに当てはめて内容を考えると、上記の内定者の方のようにレベルの高い伝え方をすることができます。フレームワークの各項目の具体的なポイントは、以下に記載した記事からご覧ください。【参考】→フレームワーク含め、「ガクチカの書き方」について網羅的に解説している記事になります。「ガクチカをうまく書けない」と悩んでいる就活生にとっては必読の記事になります。上記の記事を参考にアルバイト経験に磨きをかけアルバイト経験のガクチカを仕上げましょう。ガクチカでアルバイト経験を書くポイントここからはガクチカでアルバイト経験を書く際のポイントについて解説していきます。ガクチカでアルバイト経験を書く際のポイントは以下の4つです。ガクチカでアルバイト経験を書くポイント(1)会社や店舗名は書かない方が無難ガクチカでアルバイト経験を書くポイント(2)具体的かつ客観的な表現を用いるガクチカでアルバイト経験を書くポイント(3)略称を使わないガクチカでアルバイト経験を書くポイント(4)業種によっては良い印象を与えないことに注意ガクチカでアルバイト経験を書くポイント(1)会社や店舗名は書かない方が無難例えばアルバイト経験を書く際「コンビニエンスストア」と書くべきか店名を述べるべきか悩む方がいるかもしれません。そういう場合は会社や店舗名は書かない方が無難です。書かなければならないという決まりも書いてはいけないという決まりもありませんが、マイナスに働く可能性があることを加味すると書かない方が良いと言えます。アルバイト先に挙げた会社が競合相手である可能性や、守秘義務がなっていないという印象を与える可能性があるためアルバイト先の会社や店舗名を書くのはやめておきましょう。ガクチカでアルバイト経験を書くポイント(2)具体的かつ客観的な表現を用いるこれはアルバイト経験に限った話ではありません。エントリーシート(ES)を書くにあたり、「考え・行動」の説明だけではなく「なぜ・どのように」という観点を持つことでより具体的な文章にすることができます。更に、一目で「活動内容・結果」を理解されるために定量的な表現を用いることが有効です。「現状・課題・結果」などを書く際には出来る限り定量的な表現を用いて書きましょう。アルバイトに関する数値には人数、件数、金額などが挙げられます。「多くのお客様に満足してもらえるように心掛けた」という風に抽象的に表すのではなく、数値を含めることを意識しましょう。ガクチカでアルバイト経験を書くポイント(3)略称を使わないこれもアルバイト経験に限ったことではありませんが普段略称を使うことが多い内容なので特に気を付けましょう。例えば「バイト」や「ファミレス」などという言葉が挙げられます。エントリーシート(ES)では書く際に見直すことができても、面接では普段通りの言葉を使ってしまう可能性があります。それを防ぐために普段の生活から略称を使わないよう意識することも有効です。関連記事:上記の記事を参考にアルバイト経験に磨きをかけアルバイト経験のガクチカを仕上げましょう。ガクチカでアルバイト経験を書くポイント(4)業種によっては良い印象を与えないことに注意エントリーシート(ES)で嘘をつくべきではもちろんありませんが、アルバイトの全ての業種が良い印象を与えられるかと言われればそうではありません。例えば、法に抵触するようなものや水商売関連のものは書くのを避けた方が良いでしょう。アルバイトを掛け持ちしていた場合は、何をアピールしたいかによってアルバイト先を書き分けたり、経験の多さをアピールしたりとそれぞれの場面に合わせ工夫することが有効です。アルバイト経験から選ぶガクチカエピソードまたどのアルバイトからでも言えるものとして次の様なものもあります。アルバイト経験から選ぶガクチカエピソード(1)1つのアルバイトを長く続けた経験→継続力・コツコツと努力をし続ける力アルバイト経験から選ぶガクチカエピソード(2)リーダーをしていた経験→チームワーク・コミュニケーション能力・リーダーシップ力アルバイト経験から選ぶガクチカエピソード(3)接客をしていた場合→コミュニケーション能力・上昇志向・ホスピタリティ精神アルバイト経験から選ぶガクチカエピソード(1)1つのアルバイトを長く続けた経験1つのアルバイトを長く続けた経験がある人は、「継続力・コツコツと努力し続ける力」を書くことが出来ます。辞めなかった正直な理由が”アルバイトを変えるのがめんどくさかったから”かも知れません。しかし仕事内容や働く条件に少しでも不満があれば続けられなかったはずです。続けられたのには何かしらの理由があると考えられます。その理由が就活ではとても大切になります。なぜならそれが、自身が働いていく上で仕事に求めるモノだからです。企業としてはすぐに辞められては困ります。この会社で長く働いてくれる意思がある人かどうかというのは就活生を判断する基準の1つになります。大手企業の場合は特にこの傾向があると考えられます。アルバイト経験を通して、長年働いたからこそ見える問題点・それを解決したエピソードなどを書けるととても良いでしょう。長く続けられた理由の例・お客様に喜んでもらえることにやりがいを感じたから・努力した成果が目に見えて分かる仕組みが自分に合っていたから・風通しの良い環境でのびのびと仕事ができる環境だったからアルバイト経験から選ぶガクチカエピソード(2)リーダーをしていた経験リーダーをした経験がある人であれば、「自分がリーダーに選ばれた理由・リーダーとしてどう仕事にあたったのか」を具体的にまとめましょう。人をまとめたり指導する力は就職後も求められる能力の1つです。特に出世したい、自分のプロジェクトを動かすような働き方がしたい人にとっては必須と言えます。アルバイトリーダーとして、他のアルバイトメンバーのやる気を高め、よりよい職場づくりに貢献したエピソードとして下記のようなエピソードを書くことができるのではないでしょうか。リーダーを経験したことを書く際の例・アルバイトを休む子が多かったため、シフト管理の見直しを行い改善した・働きやすい環境づくりのために、個々の能力に合った仕事の割り振りを行ったアルバイト経験から選ぶガクチカエピソード(3)接客をしていた場合接客の経験がある場合は「コミュニケーション能力・上昇思考・ホスピタリティ精神」を書くことが出来ます。ここで得た学びは営業やマーケティングを行う際に活かすことが出来ます。商品を提供する際に、自分が売りたい商品を紹介しても意味はありません。きちんとお客様とコミュニケーションを取り、ニーズを引き出し、そのニーズに合った商品を提供できる力が求められます。また、ニーズに合う商品を提供するだけでなく、どうしたらよりよいサービスを提供できるだろうかと考える力や、お客様とより信頼関係を気づけるような人懐っこさや懐に入り込む力も評価されるポイントになり得ます。接客経験がある場合のエピソード例・お客様のことを第一に考え、丁寧な接客を心がけた結果、お客様アンケートで店員好感度一位を獲得した・寄り添い自分なりの提案を続けた結果、「あなたに担当してもらえてよかった」と言ってもらうことが出来て、やりがいに繋がった・ニーズを引き出すために、◯◯や◯◯といった施策を行ったまとめガクチカはエントリーシート(ES)でも面接でもよく聞かれる質問です。普通の大学生活しかしてこなかった、誇れることがないなどと悲観的にならず、これまでの自分の経験を信じて、どんなことを学んだのか探してみてください。どんなにすごいエピソードでも、学んだことがなければ人事の印象に残るガクチカを書くことはできません。重要なのはどんなエピソードかではなく、何を学んだかです。本記事を参考に、アルバイト経験から自分なりのガクチカを作成してみてください。ガクチカ完全攻略記事一覧1.そもそもガクチカって何?2.ガクチカがない人の対処法3.ガクチカの書き方を徹底解説4.ガクチカの例文を紹介(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには(3)ガクチカで留学経験をアピールするには(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには(5)ガクチカでボランティアをアピールするには(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには(9)ガクチカで趣味をアピールするには(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには→ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには→ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには→ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには→ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選 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スタートが遅れた就活生の戦略的内定獲得法! スタートが遅れた就活生の戦略的内定獲得法! スタートに出遅れた、と就活に焦りを感じている人には、就職エージェントneoがオススメです。アドバイザーから、今後の就活の戦略についてアドバイスがもらえるため、出遅れを取り戻すことができるかもしれません。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。こんにちは。今回は、北極をパンイチで横断しようとするくらいに無謀な準備不足のまま二カ月遅れで就活を始めた私でも、何とか複数内定を獲得することができた、他人と差別化するための戦略についてご紹介させて頂きます。本記事のコンテンツ・1.ESの質と量で勝負する・2.テストは言い訳できないので対策を徹底する・3.説明会への参加を減らす・ESは一日二枚必ず書く・最後に1.ESの質と量で勝負する①ESは内定獲得のファーストステップUnistyleのテクニックの項にもありますが、内定獲得のためには【ES通過⇒筆記試験通過⇒グループディスカッション通過⇒面接を複数回通過】参考リンク:という順を追う必要があります。私の周りでは、①前回の記事に書いた通り自己分析のしすぎで視野が狭くなって、業界や企業を絞る⇒②ESの提出数が減る⇒③ESが落ちると受けられる企業が少なくなっていく、という循環にはまり、対策した面接にまでこぎつけられない人が多い印象でした。とすれば、内定獲得の確率を確実に上げるために必要なことは、出すESの「量を増やす」「質を高くする」ことになります。大事なのはバランスだと思います。正直、どこにでもいる凡庸な学生がいいESを書こうと頭をひねっても、何によって「質」が高いとされるのか分かりません。一生懸命書いたESが社会人から見たら稚拙な内容・書き方だと思われることは多いです。一方で、業界を絞らないことを前提にすれば量は要領さえつかめばいくらでも増やすことができますが、質が保証されていないことには落ちるのは明白です。②学生目線ではESの「質」は分からないそこでまず私は「企業はどういうESを評価するのか」という視点をUnistyleから得ることにしました。正直、学生目線ではどのようなエピソードが企業に評価されるのか分かっていません。であれば、社会人やこうしたサービスにナビゲートしてもらった方が圧倒的に効率的です。詳しくはテクニックのページをご参照いただければと思いますが、具体的には「企業側のニーズを無視して自分の書きたいことを書かず、①目標達成力(問題解決力)、②リーダーシップ、③チャレンジ精神(変化に対応する力)を含んだ競争力の高いPR・エピソードが語られたES」が評価されるということです。参考リンク:この視点に立って自分なりの表現でそれを書き起こし、社会人に添削してもらうことをこなしていけば、評価の高いESを作ることができます。③エピソードを字数ごとにストックしてコピペしていくこうして書いた自分の武器となるPR・エピソードを、私はそれぞれを200~800字の100字ごとで編集し直し、wordファイルでストックしておきました。また、色々な企業で質問されたことも項目ごとにまとめ、他の企業ですぐ使えるようにしておきました。そうすると、ESで聞かれる「学生時代に最も力を入れたことを書いてください(500字以内)」「自分が最も自信を持っていることや、特筆すべき実績を書いてください(400字以内)」といった設問にもコピペするだけで一瞬のうちに答えられます。結果として私は80枚程度のESを出し、4月1日から志望度の低い企業は断りつつも一週間で面接が30件近く入るという状態になりました。こんな私でも複数内定できた最大の要因は、ここにあると考えています。こうしてESの質・量を増産すると、持ちゴマが周囲よりも多いという安心感や、面接に場慣れしてリラックスできる、といった精神的な余裕も生まれてきます。一方で交通費が死ぬほどかさむため、精神的余裕と引き換えに経済的余裕が失われますが、内定が出ればすぐに取り返せる金額なので惜しまずつぎこみましょう。2.テストは言い訳できないので対策を徹底する私は内々定を3社から頂いたところで就活を終了しましたが、いずれの企業からも「テストが優秀だった」とお褒めの言葉を頂いています。結果論ではありますが、面接の手ごたえはどれも可も無く不可も無い感じだったので、テストの結果は評価に少なからず貢献しているのではないかと思います。テストは誰でも対策ができますし、上述の方法でエントリーしまくるとテストを何回でも受けて、慣れてくると形式、場合によっては答えすら覚えられます。コミュニケーション能力などといった分かりにくい指標ではなく、点数で評価される分、努力が如実に表れるので言い訳ができません。前もって十分な対策を心掛け、志望度の低い企業から順にテストを受験し、慣れたところで本命を受ける、という風にするといいでしょう。また、友達と一緒に受けるのもアリですが、あてにし過ぎるとスケジュールが合わなくなった瞬間に破滅します。自分がテストを受けたい時には人もテストを受けたい場合が大いにあります。面接が進むと会社で受ける試験もあるので、できる限り自力でできるようにするのが望ましいです。以下の記事は適性検査等に関するものですので、こちらも併せてご参考ください。参考:適性検査の種類と内容一覧【出題企業一覧付き】SPIテストセンター攻略|知ることから始める効果的対策「やればできる」Webテストの対策いろはー練習・本・不正の是非までー3.説明会への参加を減らす・ESは1日2枚必ず書く以上のことを人よりも時間のない私が取り組むには、他の人と違う時間の使い方をする必要がありました。具体的にはまず説明会への参加を途中から減らしました。業界研究・企業研究はHPやオンライン新聞データベースで十分にできるからです。皆が行っている説明会に行く、ということは必ずしも不安感を癒しはしません。それよりも自分でじっくり研究して得た知識のほうが安心材料になるはずです。そして、ESを必ず一日2枚は書くようにしていました。よく気合いを入れ過ぎてESに何日もかける人がいましたが、ウェットになりすぎると客観的に自分の文章を見れなくなります。であれば、ドライに時間を割り切って書くべき要素を冷静に書き連ねた方が評価は高くなるはずです。私は一日二枚のES作成を仕事として割り切ることで、感情の浮き沈みに左右されることなくESを量産するよう努めていました。またどこに行っても書けるよう常にPCは携帯していました。私が過ごした具体的なスケジュールとしては2月前半・説明会に行くものの時間の無駄だと気付き、行かなくなり自分で企業研究・業界研究を始める・Unistyleを知って戦略を立てる(企業の受け方・PRの方法・ESの書き方などなど)・テストセンター、webテストなどの対策を始める2月中旬〜後半・締切が迫っているのでESをひたすら量産し始める・リクルーター面接に行く・テストセンターを受ける3月前半・EESをまだまだ量産する(就活サイトを見て色々な企業の締切をチェックしていました。多い時には一日4枚書きました)3月後半・面接対策セミナー・GD対策セミナーを受講して面接に備える・リクルーター面談をこなす4月前半〜・面接が一気に集中する⇒内々定3つ獲得という感じでした。この中で最も時間を割いたのは、まぎれもなくES作成です。淡々と書いたとは言え、毎日の時間を足すとかなりのものになると思います。次にそのためのエピソード探し、その次に企業研究とテスト勉強を同じくらい、という感じです。もう少し企業研究をする余裕があればよかったとは思っていますが、説明会を極限まで減らしたり、どこにでもPCを持って行ってESを書くなどすることで概ねスケジュールは回りました。最後に以上が「2か月遅れでスタートして複数内定を勝ち取った就活生の他人と差別化する3つの戦略」になります。時間が限られていた私でもある程度の成果が出せたので、時間がある皆さんなら更なる成果をあげる一助となるのではないでしょうか。これを読んだ方の就活がうまくいけば光栄の至りです。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。photocredit:AnilJadhavviaFindCC 76,267 views

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