性格検査の結果を自己PRに活かす!人気の自己分析診断「16personalities」って?

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最終更新日:2023年10月18日

性格検査の結果を自己PRに活かす!人気の自己分析診断「16personalities」って?

自己分析シート

就活を始める上で欠かせない自己分析。ESや面接で問われる質問に対する答えは、殆どの場合自己分析から導き出されます。

自分にはどんな強みがあるのか、どんな能力があるのかを把握しておき、伝えられるようにしておくことは重要です。

自己分析を行う際に自分で始めるのもいいですが、性格検査を受けある程度自分の傾向を知った上で始めるのも手段の一つです。

本記事では、そんな自分の強みや性格などを知るためにオススメの性格検査の1つ「16personalities」をご紹介します。この検査を受けた結果をどのように自己PRに活かせば良いのかを、タイプ別で合格者のESを紹介しています。

短時間、かつ無料で診断できるので、ぜひ実際に診断を受けてから読んでみてください。

16personalitiesの受験はこちらから

本選考とインターンの締め切り情報

性格検査「16personalities」とは


自己分析の際によく使われる性格検査ですが、今回unistyleが紹介するのは「16personalities」です。

この性格検査は、12分間で約60問の質問に正直に答えるだけで、16個に分類された性格の中から自分に最も近いものを選んでくれるものです。しかも無料で受験可能です。

unistyleが数多くある性格検査の中からこの検査を選んだ理由としては、学術的根拠に基づき、正確な結果が出るためです。16personalitiesの公式サイトは38カ国に翻訳されており、のべ1億6千万回以上も受験されています。

さらに、世界45カ国以上で活用されている国際規格に基づいた性格検査であるMBTI(Myers-Biggs Type Indiator)を基に作成されており、それぞれの国の文化に合わせた形で作られているので、国籍によらず正確な結果を得ることができます。

どんな仕事をしたいのか、自分の強みやPRポイントがあまりイメージできていない方におすすめです。

なぜMBTIは信頼できるのか?

MBTI(Myers-Biggs Type Indiator)とは、ユングのタイプ論をもとにして作成された、世界45カ国以上で活用されている国際規格に基づいた性格検査です。

ユングのタイプ論とは

母娘であるキャサリン・クック・ブリックスと娘のイザベル・ブリッグス・マイヤーズによってユングの心理学的タイプ論の考えをもとに、1962年に初版が完成し、それから40年以上研究と再開発が進められています。

 

この検査を受けた人が、自分自身を理解し、社会で活動していく上で自分の強みや性格をより活かすための指標として用いることを目的に作成されており、作成までになんと20年以上の時間がかかっているそうです。

 

また現在、世界各国で出版されているMBTIもそれぞれの国のMBTIのエキスパートとされる心理学者や臨床心理士といった専門家の手によってそれぞれの国の文化に合わせた形で、国際規格に基づいて研究開発されています。

MBTIは他の性格検査と異なり、実際に検査を受ける際はMBTIの資格を持った専門家の支援のもとに検査を進めていきます。これは、結果を重視しているのではなく、そこで出た結果やプロセスをきっかけに、自己理解を深めるために使うためです。

これらの検査を受けた結果、ひとりひとりの性格を心の機能と態度の側面から見て判断され、「物の見方(感覚・直感)」「判断の仕方(思考・感情)」「興味関心の方向性(外交・内向)」「外界への接し方(判断的態度・知覚的態度)の」の4つの指標で表されます。

その結果、例えば「興味関心の方向性」のパラメータでは、「内向」と「外向」の両方がパーセンテージで表されるため、自分は内向型なのか外向型なのかを客観的に判断する事ができます。

そしてこの5つの性格的側面の組み合わせから、16の性格タイプの中で当てはまるものが導き出されます。

MBTIから導き出された結果は、それぞれの強み・特徴・課題を整理し、個人の成長や人と人との違いを理解し、周囲の人との人間関係づくりに役立てることができます。

ただしあくまでも、この結果をそのまま信じるのでは無く、今後職業を選んでいくきっかけとして利用するようにしてください。

診断結果から自己PRにどう活かすか

診断結果から、自分の性格の特徴や、集団においてどういった立ち回りを行うのかについて知ることができます。また、適性検査から得られたデータは、自己分析だけでなく長所・短所や自己PRとして利用することもできます。

ここから先は分析後の結果について紹介していくので、実際にテストを受けて自分の性格を知ってから読んでみてください。

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診断結果からわかった自分のタイプを以下のリンクから選択し直接飛ぶと、合格者のESを読むことができます。結果を自己PRにどう活かせば良いのかを、合格者のESを読んで実際に書くときの参考にしてください。

※なお、下記の内容はHPより一部抜粋しています

分析家

建築家(INTJ-A/INTJ-T)

発想力が豊かで、戦略的な思考の持ち主。あらゆるモノゴトに対して計画を建てる。

建築家と診断された人は、決断力があることや野心に溢れているということを、自分の強みとして述べることができます。

この強みに該当するESを下記に載せているので参考にしてください。

三井物産の合格者ES

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論理学者(INTP-A/INTP-T)

貪欲な知識欲を持つ革新的な発明家

論理学者と診断された人は、発明力創造力を強みとして述べることができます。

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指揮官(ENTJ-A/ENTJ-T)

大胆で創造力豊か、かつ強い意志を持つ指導者。常に道を見つけるか、道を切り開く。

指揮官と診断された人は、上記にあるような「共通の目標に向けて人々を1つにまとめる」リーダーシップ力があることや、目標を達成できる力を自己PRとして、述べることができます。

この強みに該当するESを下記に載せているので参考にしてください。

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討論者(ENTP-A/ENTP-T)

賢くて好奇心旺盛な思考家。知的挑戦には必ず受けて立つ。

討論者と診断された人は、物事を根底から覆すような革新を起こす力があることを強みとして述べることができます。

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外交官

提唱者(INFJ-A/INFJ-T)

物静かで神秘的だが、人々を非常に勇気づける飽くなき理想主義者

提唱者に診断された人は、上記のように決断力があることや創造力(想像力)信念があり、目標を達成することができる点を自己PRとして述べることができます。

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仲介者(INFP-A/INFP-T)

詩人肌で親切な利他主義者。良い物事のためなら、いつでも懸命に手を差し伸べる。

仲介者と診断された人は、物事をより良くするために模索することができる点を強みとして述べることができます。

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三菱商事の合格者ES

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主人公(ENFJ-A/ENFJ-T)

カリスマ性があり、人々を励ますリーダー。聞く人を魅了する。

主人公に診断された人は、強い発信力があることや物事の本質を捉えそこにアプローチできる点を強みとして述べることができます。

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広報運動家(ENFP-A/ENFP-T)

情熱的で独創力があり、かつ社交的な自由人。常に笑いほほ笑みの種を見つけられる。

広報運動家と診断された人は、社交的であることや想像力があることを、強みとして述べることができます。

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キッコーマンの合格者ES

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番人

管理者(ISTJ-A/ISTJ-T)

実用的で事実に基づいた思考の持ち主。その信頼性は紛れもなく本物。

管理者に診断された人は、責任感が強いことや、作業に対して根気強く取り組むことができる点を自己PRとして述べることができます。

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森ビルの合格者ES

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擁護者(ISFJ-A/ISFJ-T)

非常に献身的で心の温かい擁護者。いつでも大切な人を守る準備ができている。

擁護型と診断された人は、細部まで手を抜かず、こだわりを持って作業に取り組めること責任感を持ち常に期待を上回るパフォーマンスができる点を強みとして述べることができます。

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ゴールドマン・サックスの合格者ES

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幹部(ESTJ-A/ESTJ-T)

優秀な管理者で、物事や人々を管理する能力にかけては、右に出る者はいない。

幹部と診断された人は、統率力があることや強い意思を持ち合わせていることを自己PRとして述べることができます。

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領事官(ESFJ-A/ESFJ-T)

非常に思いやりがあり社交的で、人気がある。常に熱心に人々に手を差し伸べる。

領事館と診断された人は、社交的であることや、責任感が強いこと、また視野が広く常に周囲の動きをを把握しそれに合わせて動くことができる点を強みとして述べることができます。

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探検家

巨匠(ISTP-A/ISTP-T)

大胆で実践的な思考を持つ実験者。あらゆる道具を使いこなす。

巨匠と診断された人は、技術系に優れており、自らの手でモノを生み出す力冷静に世の中を観察しそこからひらめきを得ることができる点を自己PRとして述べることができます。

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冒険家(ISFP-A/ISFP-T)

柔軟性と魅力がある芸術家。常に進んで物事を探索し経験しようとする。

冒険家と診断された人は、型にはまらないアイディアを考えることができる点新たな道を開拓できる力があることを自己PRとして述べることができます。

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起業家(ESTP-A/ESTP-T)

賢くてエネルギッシュで、非常に鋭い知覚の持ち主。危険と隣り合わせの人生を心から楽しむ。

起業家と診断された人は、瞬発的な観察力行動力を持ち併せていることを自己PRとして述べることができます。

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エンターテイナー(ESFP-A/ESFP-T)

自発性がありエネルギッシュで熱心なエンターテイナー。周りが退屈することは決してない。

エンターテイナーと診断された人は、観察力があることや、他者に共感できる点を自己PRとして述べることができます。

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最後に


本記事では16personalitiesについて解説してきました。

皆さんは結果にどれくらい納得感を得ることができましたか?

はっきりとした結果が出るとは言え、この性格検査も数多くある診断のうちのひとつなので、自己分析を自分で進めていく上で迷ったときの指標として参考程度に利用することが重要です。

今回紹介した16personalitiesの他にも性格検査ができるサイトはたくさんあります。様々な性格検査を試してみることで、共通項が見つかりより精度の高い結果を得られるかもしれません。

気になった方は、ぜひ一度試してみてください。

16personalitiesの受験はこちらから

最後に、以下の動画では基本的な自己分析のやり方を解説しています。16personalitiesで得た結果からどのように自己分析に繋げていくかに関しても解説しているので是非参考にしてみてください。

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【20卒早稲田政治経済学部】乃木鮭くんの就活体験記vol.2|2018.8 interview 【20卒早稲田政治経済学部】乃木鮭くんの就活体験記vol.2|2018.8 interview 前期末テストもひと段落し、20卒の皆さんはインターンシップ選考が本格化してきた時期ではないでしょうか。今回は慶應義塾大学政治経済学部の乃木鮭くんに2018年8月にインタビューした内容を掲載します。↓↓↓乃木鮭くんのこれまでのインタビュー記事はこちら↓↓↓早稲田大学乃木鮭くんの履歴書乃木鮭くんの履歴書◆性別└男性◆大学└早稲田大学政治経済学部に現役入学。第一志望は東京大学であったが不合格。◆趣味└海外ドラマ・コメディショー鑑賞◆サークル└政治サークルと趣味程度の同好会に所属。今は両方とも引退。◆アルバイト└教授の研究補助と学内のIT関連アルバイト。◆留学└3年次にカナダに8ヶ月交換留学。◆資格└TOEFL98点・TOEIC880点・英検準1級(高校で取得)・統計検定3級◆就活をはじめた時期└2018年5月末◆志望業界└メーカー(自動車、重化学、鉄鋼)、総合商社、外資系投資銀行、外資系コンサル。◆希望職種└法人営業。世界を股にかけて働きたいという思いが強い。本インタビューはunistyle編集部のむたか(@mutaka_unistyle)とくらもん(@esquestion)にて行っております。7月の活動を振り返って自分の活動量・内容について「7月の就職活動はどんな感じだった?」「インターン選考への参加が中心でした。インターンにも1社参加しました。」「どこの企業のインターン選考に参加したの?この前ESを提出していた企業と併せて、選考結果についても教えて下さい。」「前回申し上げた企業以外にESは提出していません。日産自動車とシティグループのインターンには参加が決定して、日産のインターンは既に終了しました。KPMG、アクセンチュア(戦略)、野村総合研究所、モルガン・スタンレー、メリルリンチ、SMBC日興証券(IB)は、ES、ウェブテストで落ちました。デロイトトーマツコンサルティングは、ウェブテストに合格して次が面接です。」「やはり外銀、外コンをメインに受けたんだね。既に参加した日産のインターンはどうだった?志望度は上がった?」「インターンに参加して志望度は上がりました。社員の方々とお話する機会もあって、こうなりたいなという目標にしたい方にも出会うことができました。意外だったのが、車が好きだからという理由で入った方が少なかったことです。グローバル志向が強い方は多かった印象です。」自分の行動量・内容まとめ・日産自動車とシティグループへのインターン参加決定。・日産のインターンに参加したことで、日産は勿論、自動車メーカーへの志望度が上がった。インターン選考について「日産自動車、シティグループ、SMBC日興(IB)のインターン選考に参加したということだけど、それぞれについて聞いていきたいと思います。まず、日産自動車の選考について簡単に教えて下さい。」「日産は書類通過後、学生4人で1時間程度のGDが1回ありました。課題に対して1人3分簡単にプレゼンした後、その課題についてみんなで話し合うというものでした。」「選考を振り返ってみて、通過できた理由はなんだと思う?あと周囲の学生のレベル感についても教えて下さい。」「まず、GD初心者が多かったにも関わらず、チームとして議論が発散しすぎることなく締まりのある議論ができたことが良かったと思います。その中で、自分は議論をまとめて方針を定める舵取り的な役割を担うことができたと思っています。発言量、発言内容共に比較的満足のいく結果でした。ただ、反省点もあって、今何を議論しているのか置いていかれることもあったので現状認識をうまくやらないといけないと考えています。TOEIC730点以上というインターン参加条件があったこともあり、他の学生は留学経験者が多かった印象です。」「満足のいく議論をすることができたことが選考通過にも繋がったんだろうね。もう1つの参加が決定しているシティのインターンはどんな内容だった?」「シティのインターンは、15分間4人の集団面接でした。1人あたり3分程度しかなかったのであっという間に終わりました。雰囲気は和やかで、"インターンへの志望理由"と"海外で働きたいか"という2点のみ聞かれました。両方とも1回程度簡単に深堀りされただけで、話す内容よりも人柄や人当たりを見られていた印象です。」「志望理由と海外で働きたいかという質問に対してはどのように答えたの?」「志望理由は、マーケットセールスをやりたいということを話しました。法人営業をやりたい→その中でも金融業界という流れで話しました。海外で働きたいかという質問については、日本で様々なバックグラウンドを持った人々と働きたいということを言いました。」「選考ではどんなところに気をつけた?やはり外銀ということもあって他の参加者のレベルもかなり高かったんじゃない?」「先ほども申し上げたように話す内容よりも印象が大事であると考えたので、気さくで話しやすい人間だということをアピールするように心がけました。他の方は、東大京大の理系院生が多くて、経験としてのスペックもかなり高かったです。インターンは間違いなくレベルが高いと思うので、できる限りの準備をして臨みたいと思っています。」「そうだね。インターンでの評価が内定にも直結してくると思うから、万全の準備をして後悔のないように頑張って下さい。最後に、日興IBの選考についても教えてもらえるかな?」「日興の選考は4人で30分間の集団面接と同じく30分間のGDがセットになったものでした。面接では、"志望理由"と"ガクチカ"が問われました。GDでは議論への参加姿勢とコミュニケーション力が見られていたんかなと考えています。面接官の方はずっとメモを取っていました。他の学生のレベルも高くて、外銀、外コン志望の旧帝大、早慶の学生が多かったです。」「日興IBの選考に落ちてしまった理由を自分ではどう考えてる?」「初めての面接ということもあって、話す内容を整理しきれていなかったことが一番の要因だと考えています。緊張はしなかったのですが、端的にうまくまとめて話せませんでした。」「志望理由とガクチカはどういうことを話したの?」「志望理由は簡単に言うと日本のプレゼンスを高めたいということを言いました。ガクチカは留学経験のことを話しました。」インターン選考まとめ・GDでは、議論をまとめて方針を定める舵取りを行うことができた。発言量、発言内容共に満足の行く結果。・日興IBの反省を元に、シティグループの集団面接では端的に話したい内容についてまとめることができた。周りの活動量・内容について「周囲の友人たちの就活状況はどう?みんな結構動いてる?」「周りで就活してるのは基本的に後輩ばかりで、情報共有とかはあまりしないのでよく分かりませんね。」「それだと周囲の情報が入ってこないと思うけど、どのように集めてる?」「就活サイトを使って全体の動きや周囲の就活状況を抑えるようにしています。」周りの行動量・内容まとめ・周りに就活情報を交換する友人は少ない。・周囲の情報は就活サイトを利用して収集している。企業選びの軸「前回企業選びの軸を聞いたときは、海外で働くことができるかを重視しているとのことだったけど、何か変化はあった?」「はい、軸については変化してきました。確かに以前は自分が海外で働きたいという気持ちが強かったのですが、今は自分が海外に行かなくてもいいかなと思うようになりました。自分のタイプを考えた時に海外を飛び回って働くというよりも1つの場所に長く腰を据えて働く方が向いているかなと思っています。」「そのように軸が変化したのは何がきっかけだったのかな?」「特にこれというきっかけはないのですが、自分が考えたことや思ったことを紙に書き出している中で、軸がより明確に固まってきたという感じですね。就活だけでなく、情報収集をした後は紙に書き出して情報の整理をするようにしています。」志望業界・職種「企業選びの軸が変化したということは志望業界や職種も変わったのかな?前回は、メーカー(自動車、重化学、鉄鋼)、総合商社、外資系投資銀行、外資系コンサルを志望しているということだったけれど。」「そうですね。海外で働きたいという思いは弱くなったので、総合商社はなくなりました。それと、自分が自社の商品を担いで営業をしたいという気持ちが強くなったので、外コンに関しても志望度は下がりました。」「法人営業をしたいというのは変わらないんだね。現段階での第一志望業界というのはどこになるのかな?」「今のところ、自動車メーカーが第一志望です。重厚長大な日系のメーカーに行きたいと思っています。外銀のマーケットセールスについても興味があります。ただ、他の業界の魅力もまだ分かり切れていないので、インターンや業界研究等を通して視野を広げていきたいと思います。」ガクチカ・自己PR「学チカ、自己PRについてはどう?7月に自己分析をして深めていきたいということを話していたけれど。」「インターン選考であまり深掘りされず必要性がなかったということもあって、まだ深められていません。今後精度を高めていこうと考えています。自分が話したいことを自分の言葉、表現で伝えることができるようになりたいと思っています。」全体を通して「これまで就活をやってきて、何か思うこととか感じたことはある?今の正直な気持ちを聞かせてください。」「やっぱり就活は辛いですね。具体的には、先の見通せない辛さと自分に足りない部分があったという現実を突きつけられる辛さですかね。選考連絡に一喜一憂している自分もいますし、インターンに落ちた時が気分も落ち込みます。ただご縁がなかったと思って切り替えるように心がけています。早い段階から動き出して良かったなとは思っています。」7月と8月を比較した変化まとめ・企業選びの軸が大きく変化。自分自身の志向を鑑みた結果、海外を飛び回るよりも日本で様々なバックグラウンドの人と関わりたいと思うように。・軸の変化に伴って志望業界も変化。現時点では、自動車メーカーが第一志望。8月にやろうと思っていること「先ほど、自己分析を深めていくという話があったけど、8月は他にどんなことをやろうと思ってる?」「インターンの準備に力を入れようと思っています。シティのインターンと、通過できればデロイトのインターンもあるので、業界研究、企業研究は余念無くやるつもりです。」「自動車メーカーはじめ日系メーカーを志望しているということだけど、そういった企業のインターンは出さないの?」「日系のインターンはあまり参加しなくていいかなと思っています。後から受けとけば良かったと後悔のないように、まずは選考の早い外資系のインターンを受けていく予定です。」「就活以外にも何か予定はある?」「インターンがひと段落したら一度就活から離れようと思っています。旅行したり遊びに行ったり学生生活も楽しもうと考えています。その後、秋冬のインターンに向けてまた動いていく予定です。」8月にやろうと思っていることまとめ・まずはインターンの対策を中心に行なっていく予定。・日系のインターンよりも選考に直結する外資系のインターンを重視。今就活で悩んでいること「今就活で困っていることとか悩んでいることはある?」「インターンでどう成果を出せばよいかが分からなくて悩んでいます。企業への自分自身の見せ方含め戦略を練っていく必要性がありますね。」「どうやって準備していこうと思ってる?」「やはりまずは自分で調べるしかないのかなと。自分のスタイル的にもその方が合っているとも思いますし。ただ、友人に外銀のインターン参加者がいるので、自分である程度調べたら友達にも色々と質問していく予定です。」今就活で悩んでいることまとめ・インターンの内容や評価ポイントについては、まずは自分で情報収集し、友人にも質問していく予定。unistyle編集部より乃木鮭くんへのフィードバック自動車メーカーと外資系銀行へのインターンが参加決定しており、比較的順調に就活が進んでいると言えそうです。面接では、この企業の面接では何が評価されているのかを自分なりにその場で考えられており、それが選考通過にも繋がっていると考えられます。また、反省を次に活かそうという意識を持ち、改善すべきポイントを押さえた上で選考に臨むことができています。自己分析をしていく中で、企業選びの軸のついても変化があったとのことでした。企業選びの軸というのは、就活を進めて行く中で幾度となく変わることもあるかと思います。それは、自分自身の適性や志向がより明確になり自己理解が進んできたということでしょう。軸を設定したからといってその軸にこだわりすぎず、自分自身の根本にある価値観はどんなものなのかを探り、柔軟に企業選びの軸についても変化させることが必要でしょう。8月は、インターンの準備が中心になるとのことでしたが、皆さんもご存知の通り外銀や外コンのインターンは内定に直結することが多いため、万全の用意をして臨むことが求められます。そのためには、自分で調べることも重要ですが、周囲の友人や知り合いから効率的に情報を収集することも必要となってくることでしょう。また、面接やGDを突破するためにはある程度数をこなすことも重要です。乃木鮭くんは、手段としてのインターン選考に参加することは気が進まないという話をしていましたが、”志望企業の内定を獲得する”ことを考えた場合、なるべく本命企業の面接の前に場数を踏んでおくことが大切です。それは、面接やGDは慣れの要素が強く、数をこなすことでクオリティ自体も高まる傾向にあるからです。そのため、私個人としては早期選考をしているベンチャー企業の選考を利用し、面接での深堀りに夏の段階から慣れておくことをおすすすめします。乃木鮭くんへのオススメ記事今回は、外資系金融のインターンに参加する乃木鮭くんのために、外資系金融を志望している学生に一度目を通して頂きたい記事をご紹介しています。息抜きも兼ねてご覧いただければ幸いです。「外資系金融志望者」が読むべき記事3選はこちら【1】→外資系投資銀行や、国内証券会社がどのような仕事をしているのかを知るために読んでおきたい本5冊を紹介します。【2】→本記事は、15卒外資系金融内定者の方から寄稿頂きました。夏頃から準備をスタートし、見事内定を獲得した方の行動記録です。是非全てに目を通して、今後の就職活動の参考にしてみて下さい。Vol.3は9月に公開予定●その他の20卒就活生のリアルタイム就活体験記は以下よりご覧いただけます。● 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キーワードはWCMとヨミ会?なぜリクルート社員は成長するのか現役社員が語る! キーワードはWCMとヨミ会?なぜリクルート社員は成長するのか現役社員が語る! ※本記事は2016年8月に公開された記事になります。リクルート人材部門新卒1年目のものです。昨年の8月に内定を頂き、今年の4月から人材部門の営業担当としてファーストキャリアを歩み出しました。私自身、端的に言うと「自分自身が与えられる影響の範囲を広げたい」という思いでこの会社に入社しました。就職活動を行っていた時は、「若い頃からどんどん仕事を任せてもらえる大企業はリクルートくらいしかない!!」くらいのテンションで、ある意味イメージを先行させて志望していた記憶があります。もちろん、入社して4ヶ月にも関わらず、上場企業の人事担当者であるだとか、中小企業の社長と、ある意味人材のプロとして折衝するという意味では、非常に裁量権のある職場だとも改めて認識しています。しかしながら加えて、その環境をバックアップし、成長を加速させるための、制度と文化があることにも気付きました。そこで今回は、リクルート社員はなぜ成長するのか、というタイトルで、社内での取り組み二つをご紹介したいと思います。リクルートの取り組み1:WCM面談まず一つ目はWCM面談です。周期でいうと四半期に一回程度実施するものですが、こちらはリクルートグループを志望している方、もしくは受けている方は聞いたことがあるのではないでしょうか。WCMとは・will:自分自身が成し遂げたいこと・can:自分自身が今できること・must:自分自身がやらなければならないことの略であり、自分自身の成し遂げたい将来のために、この能力が必要、だから日々の仕事ではこう言ったことに注力していく、と言う風に将来と今の自分を接続していく意味合いがあります。具体的に説明するとwillは・自分自身が生涯を通して成し遂げたいこと→仕事を通して成し遂げたいこと→3年後に成し遂げたいこと→直近で成し遂げたいことという風に長期的な展望から落とし込んでいきます。その上で、自分自身のwillを叶えていくためには能力=canが必要となってきます。今自分自身にどんな得意なことがあるのか、逆にどんな克服するべき課題を抱えているのか、これをリクルートが大切にする「6つのスキルと4つのスタンス」に落とし込んで、得意なものは伸ばしていく、苦手なものは克服していく、という風に設計するのです。ただ、漠然と得意不得意を考えるのではなく、ある程度作られたフレームワークの中で、より具体的にイメージしていくことで、目的意識を明確にしているのです。will→canの接続が完了すれば、日々の業務でどのように自分のcanを伸ばしていくか、つまりmustは何か、という議論に移ります。具体的には、元々年間、四半期、月毎のノルマが設計されており、それをどのような行動プロセスでクリアしていくのか、ということを議論していくのです。ここで面白いのが、売り上げノルマとは別に多くのカンパニーでは自身のマーケット価値の向上もノルマとして課されています。イメージとしては売り上げのノルマ8割、成長目標2割というところでしょうか。先に議論したcanを伸ばし、克服するために、自分はどのようにアクションを取っていくのか、ということを行っているのです。まとめると、自分自身の将来のためにどのように今の業務に向き合っていくのか、そしてどんな力をつけていくのか、ということを場当たり議論的にはなく考える仕組みがあると言えるでしょう。リクルートの取り組み2:ヨミ会もう一つご紹介したいのが、こちらのヨミ会です。参考:【ノルマがなくても目標必達!リクルート“ヨミ会”の威力】リクルートを受けている方も、聞いたことある方はそこまで多くはないのでしょうか?イメージとしては所謂「営業戦略会議」のようなものと考えて頂いて構いません。流れとしては一人一人の営業が現状の資産で、今月はこのくらいの売り上げが「ヨメる」ということを共有していくものです。どうでしょうか、皆さんリクルートの営業戦略会議というと、どのようなものを想像しますか?恐らく、ノルマ未達の場合は鬼軍曹のような部長に、怒鳴られ罵倒され‥みたいなものを想像するように思います。もしくは、淡々と「何で達成できないの?」という風にクールに詰められる絵も想像できるかもしれません。私自身もそのようなイメージで参加しましたが、実態は全くそんなことなく、むしろ、一人一人の営業がなぜそれを「ヨム」ことができるのか、どういうプロセスを踏んでいるのか、というナレッジの共有と、逆に一人一人の顧客に対して、どのような提案をすれば「ヨメる」のかという戦略を立てていくものになります。ここでは1年目も先輩も関係ありません。実際私自身の取り組みを発表することで、他の先輩に影響を与えることもあれば、先輩の顧客にはこのような提案はいかがですか?と、一緒に考えることもあります。先にも述べたとおり、私達リクルートの営業はある意味一人一人に大きな裁量を与えられています。そういった意味でも、十人十色のスタイルがあり、逆に言うと猪突猛進になってしまうこともあるのです。それを第三者の視点から、顧客にどのような提案をするのか、と一人一人が考え、ナレッジを共有することで、成長のスピードが上がっていくのだと思います。最後にいかがでしょうか。私自身、リクルートは何人かの天才営業マンが圧倒的成果を出しているような会社、ある意味個人の才能に紐付いている会社なのでは、と内定者時代は考えていました。しかしながらそうではなく、基本的には誰もが成長をし、業績を一定以上あげられる仕組み作りがなされていることに気づきました。良くも悪くも「普通の会社」であるとも感じております。説明会等だけの上辺の話だけではなく、是非ともOB訪問等を通して、こういった一歩踏み込んだ話を聞いてみると良いかもしれません。それによって自分自身が本当に働くイメージがつき、夢物語ではないキャリアイメージが描けるのではないかと思います。【関連記事】 29,791 views
NTT対策の総まとめ。ーインターン攻略から内定まで主要10社を完全網羅ー NTT対策の総まとめ。ーインターン攻略から内定まで主要10社を完全網羅ー 最近ではこの日に限らず労働環境の是正に向けた取り組みが注目を集めています。そんないわゆる働き方改革の一環として、以下の記事が話題に挙がりました。参考:正社員の待遇下げ、格差是正日本郵政が異例の手当廃止(朝日新聞)元々は、非正規労働者の待遇改善を主な目的に提唱された、"同一労働同一賃金"。その状況を、非正規者の待遇を高めるのではなく、正規労働者の待遇を下げることで格差是正を図ったものとして、非難や反発の声が多く挙がりました。この話の良し悪しは別として、対比のような形でメーデーの翌日に取り上げられたのが以下の記事になります。参考:NTT、非正社員も同じ福利厚生健康診断項目も増える(朝日新聞)元々福利厚生関連の諸制度が充実していることで知られ、世間一般が思い描くホワイト企業として名高いNTTグループ。このようなトピックスの存在もあり、良好な労働環境・待遇が受けられるものとして、例年一定の注目を集める企業グループとなっています。特にこれから本格的にインターン期を迎える20卒の間では、来たる2020年東京オリンピックに関連してより注目度が増すことも想定されます。参考:TowardandBeyondNTT「ホワイト企業に何となく関心が高い」「国内外の通信インフラをより発展させたい」「東京オリンピックに何らかの事業活動で携わってみたい」以上より、今回はこのような考えを少しでも抱いている就活生へ向けて、ホワイト企業群"NTTグループ"から内定を獲得するためのストラテジーとして、各社のインターンから内定を獲得するためのストラテジーをご提案します。各社同一年度で複数種類のインターンを開催していますが、今回取り上げるのは、①選考がある②文系・事務系志望の学生が参加可能③複数日開催(1dayではない)以上3つの条件を満たすものとなっています。まずは"NTTグループ"とは何かを知るunistyleでは過去にNTTグループ各社の社員へOB訪問をした就活生が執筆した記事で、NTTグループの概要について説明しています。(この記事の主旨はNTTグループの業界・企業研究ではなく、「グループ他社企業の社員へOB訪問をする意義」になります)参考:要点をまとめると、・連結子会社900社超。近年では通信とは全く関係のない分野まで幅広く事業を展開・新卒就活では毎年一定の人気を集めるものの、最上位とまではいかないレベルまずはこの2点を認識しておけば十分です。次に、主要企業について個別に見ていきます。今回紹介するのは全て、各項目の筆者が実際にインターン選考に参加し合格・もしくは本選考で内定を獲得した企業として実体験も含めた記述になります。(記載内容は18卒・19卒の内容に基づくものであり、20卒以降にも必ずしもこれが当てはまるとは言えません。)なお、グループ内における主要企業は、一般に以下のように分類されます。[主要5社]東日本電信電話(NTT東日本)・西日本電信電話(NTT西日本)・NTTドコモ・NTTコミュニケーションズ・NTTデータ[主要8社](主要5社に加え、)日本電信電話(持株)・NTTコムウェア・NTTファシリティーズ[主要10社](主要8社に加え、)NTT都市開発・NTTファイナンスこのうち日本電信電話(持株)については、例年ほぼ理系学生のみの採用となっているため今回は割愛します。なお、NTTグループを志望する就活生には就職エージェントneoの利用がオススメです。アドバイザーから、NTTグループを志望する理由を基に、ほかに受けるべき企業に関するアドバイスなどが受けられます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。NTT東日本:内容も優遇もオーソドックス。GD慣れがインターン攻略のカギ固定電話やフレッツ光を始め世間的な知名度も高いNTT東日本。※NTT西日本志望者もこちらを参照してください。◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES+Webテスト→GD→参加[本選考]ES+Webテスト→個人面接(3回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)ご自身の『強み』について、そう思う具体的な経験や取組みを踏まえて教えてください。※具体的な経験や取組みは、学業や課外活動等、どのような内容でも結構です。(300文字以下)(2)NTT東日本のインターンシップに応募する目的と、参加するにあたっての目標について教えてください。(300文字以下)【本選考ES】(19卒)(1)大学時代において、「これだけは誰にも負けない」と自負できる取り組みは何ですか?(100字以内)(2)上記取り組みにおいて、ご自身の主体的な行動や、工夫・苦労などについて教えてください。※主体的に行動したものであればどのような内容、結果でも結構です。またその結果は、成功でも失敗でも構いません。(300字以内)(3)NTT東日本というフィールドで、何を実現したいですか?(200字以内)インターン選考では、書類選考通過後に実施されるGDが最大の関門になります。インターン情報解禁から半年近く経過した時期に実施されるため、既に選考慣れが出来ている学生も多く、ある程度質の高い議論が要求されていると言えるでしょう。他社の選考や以下の記事にあるような能力向上に向けた取り組みをすることが、インターン参加に向けても求められます。参考:◎インターン内容近年の事務系のインターンは、ウインターの時期に4日間のプログラムが設けられています。インターン当日には、通信業界に紐づいた新規事業立案という、インターンではよくあるテーマが組み込まれていました。なお、3月には"5日目"と称して同タームの参加学生と再び交流する機会が設定されています。ウインターの時期に連続では無くあえて本選考解禁後に接触することで、学生のロイヤリティ―を高める意図が感じられます。◎本選考への優遇NTT東日本では、例年広報活動解禁日(18・19卒は3月1日)にプレエントリーするとリクルーターがつくことで知られています。インターンに参加していると、本選考のマイページをそのまま引き継げるほか、自動的にリクルーターがつくため有利に働くことが推測されます。一方、基本的に内定出しは選考活動解禁日(18卒・19卒は6月1日)以降になるため、インターンに参加していても面接が開始するまでしばらく待つ必要が出てきます。ちなみに、19卒ではインターン中に個別に1対1で社員からフィードバックを受ける機会があり、インターン中の取り組みはかなりチェックされていることを感じました。本選考対策に関しては以下の記事も参考にしてください。参考:NTTデータ:インターンルートでもかなり差がつく。学歴重視?国内最大手SIerとして、NTTグループ内でも抜群の人気度を誇るNTTデータ。◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES→Webテスト→参加[本選考]ES+Webテスト→GD→個人面接(2回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)NTTデータのインターンシップに応募した理由を教えてください。(200字以内)(2)今までの経験の中で、一番やりがいを感じた経験を教えてください。(200字以内)(3)あなたがチームで最も高い成果を上げた経験、役割とチームへ及ぼした影響を教えてください。(200字以内)(4)日常でおかしいと感じていることは何ですか?その内容を理由とともに教えてください。(200文字以内)【本選考ES】(19卒)(1)-1NTTデータでは求める人財像として、次の3つを定義しています。この中でご自身にもっとも当てはまるものを選択してください。(考導力・変革力・共創力)(1)-2上記設問で回答した内容を元に、NTTデータを志望した理由を記入してください。(全角200文字以内)(2)選択いただいたコースで、入社後チャレンジしたいことを述べてください。(全角200文字以内)(3)-1あなたがチームで最も高い成果を上げた経験について、選択してください。(3)-2上記で選択された経験について、そのときのあなたの役割とチームへ及ぼした影響も含めて具体的に記入してください。(全角300文字以内)(4)-1今までの人生の中で一番苦労したことについて、選択してください。(4)-2上記で選択された苦労したことに対して、どのように乗り越え、そこから何を学んだか記入してください。(全角300文字以内)NTTデータのESではインターン・本選考共通して"経験"、すなわち学生時代頑張ったことが複数尋ねられる点が特徴です。インターン参加者を見ても、学生時代に自身を持って取り組んだ何かを持っている学生が多く揃っていた印象がありました。特にインターンではGD・面接なしで書類のみでの選考となるため、各設問短い字数の中で他の学生よりも一歩抜けた回答を創り上げないと通過は難しいと考えられます。また、WebテストはESと同時では無く、ES通過者のみが受験可能となる点に注意が必要です。ES通過者でもこのWebテストで落ちている人は周囲に多い印象でした。本選考では過半数が学校推薦で採用され、インターンでも全体的に上位校の学生が多く集まっていたことから、学歴のスクリーニング要素が高い企業という推測も出来るでしょう。◎インターン内容上記フローを選考で辿うサマーインターンでは、課題解決を軸とした事業立案系のワークということで、内容自体はこれと言って特徴は感じられませんでした。先ほどのNTT東日本では、通信が絡んでいれば基本的に何でもOKに近いテーマでしたが、NTTデータでは同社の事例やビジネスモデルとの関連が比較的重視されている印象がありました。とは言えSIerやNTTデータに関する業務については初日に説明があり、テクニカルな知識についても参加において全く無くても問題ありません。◎本選考への優遇今回紹介した書類選考のみのインターンでは、参加者の中から選抜されて後日限定のイベントに招待されることがあります。こちらに参加出来れば高く評価されていることが想定され、本選考でも優位に働く可能性が高いと考えられます。限定イベントに参加出来なかった場合でも、学生によって早期選考に呼ばれる場合もあれば一般学生と全く同じスケジュールを組まれる場合もあるなど、優遇にはかなり差がつく企業と言えます。タームを多数(19卒ではサマーだけで6つ)設け、インターン参加者自体は数多く存在することから、採用側からすれば出来るだけ多くの学生と接点を持ち、インターンの現場で優秀な学生を発見し囲い込もうという意図が感じられました。そのため、こちらも参加出来ればそれでよしでは無く、インターン=選考の場と考え、レベルの高い学生の中で目をつけてもらえるような取り組みが求められると言えるでしょう。NTTドコモ:インターンの選考フローが特徴的。求める人材が明確NTTグループの中でも圧倒的な収益力を誇り、携帯端末で国内No.1の契約者数を誇るNTTドコモ。◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES+Webテスト→GDまたはプレゼン→参加[本選考]ES+Webテスト→(GD)→個人面接(2回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)ドコモに限らず、インターンシップに参加しようと考えた理由を教えてください。(150文字以内)(2)あなたの個性・長所を「漢字1文字」で自由に表現してください。(400文字以内)【本選考ES】(19卒)(1)学生時代にチャレンジしたエピソードを語ってください(成功・失敗問わず)(400字以内)(2)ドコモで叶えたい夢を教えてください(300字以内)「」でも述べた通り、NTTドコモではインターン選考のプレゼンテーションが特徴的なフローになっています。詳細については同記事を参照してください。過去の関連記事でも再三触れていますが、同社では毎年「挑戦心」「行動力」という採用キーワードを掲げており、各選考におけるアピールポイントが明確になっている点でやりやすさを感じるという意見もあるようです。この2つのキーワードを深く解釈し、もう一つの採用キーワードである「個性」をいかに示せるかがポイントになるでしょう。また、エントリーシートについては、少し前までは「ドコモはまだまだつまらない。あなたならどう面白くしますか?」「桃太郎の家来に4匹目がいるとしたら(などといったテーマから一つ選択)」など奇抜な内容が同社の特徴でしたが、18卒以降は上記のような比較的オーソドックスな内容に落ち着いています。◎インターン内容NTTドコモが今後注力するべき新規事業立案をするという、これまたよくあるビジコン形式の内容です。"個性"が採用キーワードになっていたり、プレゼンテーション等で自分を売り込む力に長けた学生が多く集まることから、活発な議論のもと他の学生に埋もれることなく、社員からの評価を得ることが肝心になります。◎本選考への優遇インターンの選考フローにGDが組み込まれていることもあり、参加者は本選考でGDが免除されます。また、インターン中のメンターの評価は本選考の優遇度にも影響するようで、NTTデータと同様に選考時期や面接の雰囲気(深堀りの難易度)は参加者内でも差がついているようでした。NTTコミュニケーションズ:志望動機が勝敗を分ける。最もボリュームのあるインターン◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES+Webテスト→個人面接→参加[本選考]ES→(GD)→個人面接(2回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)本インターンシップに参加する理由(400文字以下)(2)そのフィールドを選択する理由、そのフィールドに関わりのある経験がある場合はその内容も伏せて(400文字以下)(3)あなたがもっとも自分らしいと思う内容で自己PR(400文字以下)【本選考ES】(19卒)(1)学生時代に特に頑張った経験について、最も力を入れた内容をご記入ください。(200文字以下)(2)当グループで挑戦したいことや夢/目標をご記入ください。(400文字以下)(3)その夢/目標を自分が実現できると思う理由をご記入ください。(400文字以下)NTTコミュニケーションズのESの特徴として、全体的に志望動機に関する設問が多いことが挙げられます。国際・長距離通信事業が主軸と言われても総合的な事業内容を理解するのがやや難しい企業であり、企業研究を深く行っている志望度の高い学生に受験して欲しいという考えが、ES設問・インターン日程から感じ取ることが出来ます。◎インターン内容本選考解禁前に例年多くのセミナーを開催しているNTTコミュニケーションズですが、メインとなるのは2月に「職場体験型インターン」と称して2週間近くに渡って実施されるインターンです。2月はウインターインターンの最盛期として他社も多く開催している時期であるため、このインターンに参加するということはそれなりの志望度がある学生がほとんどだと思われます。(企業側にも長期間拘束することで他社との関わりを減らし、志望度を高めてもらおうという意図が少なからずあると考えます)これまで紹介した各企業ではグループワーク形式の事業立案がほとんどでしたが、NTTコミュニケーションズではミーティングへの参加・提案資料の作成といった実務に近いプログラムが組み込まれていました。"机上の空論"では無く、実際の仕事内容を知るという意味でインターンに目的意識を持っている方には最も推奨したいインターンになっています。◎本選考への優遇二週間という長期間のインターンになりますが、参加したら即内定ということは無いようです。参加者は基本的に本選考のGDが免除、学生によっては面接の回数もカットになることもありました。志望度を重視する企業であるため、本選考に関連したイベントや面談には二つ返事で参加した方がいいでしょう。NTTコムウェア:インターン満足度No.1。フローの割に本選考への優遇が大きいNTTグループ向けのシステム開発を主な生業とするNTTコムウェア。◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES+Webテスト→参加[本選考]ES+Webテスト+テストセンター→リク面→(GD)→個人面接(2回)→内定【インターンES】(19卒)(1)NTTコムウェアを知ったきっかけとインターンシップに応募した理由を、あなたがインターンシップを通して得たいことを含めて、400字以内で記述してください。【本選考ES】(19卒)(1)当社を志望する理由と、当社で挑戦したいと考えていることを教えてください(400文字以内)(2)学生時代に一番こだわりを持って取り組んだ経験を記述してください(200文字以内)(3)好きなテーマを以下から選択し、そのテーマについて記述してください(200文字以内)事業内容が重なることからNTTデータと比較して見られることが多いNTTコムウェアですが、インターンのフローはESと"同時に"Webテストが課されるというタイミングこそ異なるものの、書類選考のみで参加可否が決定されるという点では共通しています。ESの内容は志望動機ですが、インターンのESで志望動機のみを尋ねてくる企業は珍しい印象です。本選考では19卒から設問が大きく変更され、自己PRが問われなくなった一方志望動機の比重が高まりました。◎インターン内容上記フローによる5dayのインターンは、夏に3日間・秋に2日間という形で分割されています。NTTデータと同様、SIerの業務に関連した事業立案がメインのグループワークになっています。「また同じか」という声も聞こえてきそうですが、同社のインターンは17卒の楽天みん就「インターンシップ参加学生が支持したランキング」で1位を獲得するなど、コンテンツの満足度がかなり高いインターンになっています。その要因の一つが、PM(プロジェクトマネージャー)と呼ばれるメンター社員のサポートにあると感じました。単純にサポートが「手厚い」というだけでは無く、報告の形式やそもそもの立ち位置など、学生によって有意義なものにするための工夫が随所に散りばめられている、参加価値が高いインターンだと感じました。◎本選考への優遇このインターンに参加すると、全員一律で本選考のGDが免除になるというかなり大きな優遇を受けることが出来ます。選考時期も一般学生と比較して早いスケジュールが組まれます。インターン中の取り組みの評価はそこまで持ち越されること無く、他社と比較すると一律の優遇度に近い印象がありました。さらに、ウインターの時期に開催される1dayのインターンに選考無しで参加できる点もメリットと言えます。しかしこれは、インターンに参加すれば(本来の)GDのフローまで自動的に進めるという意味では無く、インターン生の中でもES落ちしたというケースも報告されてはいます。いずれにせよ、インターン選考でGD・面接が無いのにも関わらず、本選考でGDがカットになるというのは非常に優遇度が高い企業と言えるでしょう。NTTファシリティーズ:優遇なし?「イベント」という名の選考に注意。◎選考概要【選考フロー】[インターン]GD→参加[本選考]ES+Webテスト→GD→個人面接(2回程度)→内定【本選考ES】(19卒)(1)当社を志望する理由と、当社でやりたいことを具体的に記入ください。(400字以内)(2)あなたの性格を自己分析し、その特徴を学校生活(勉強)や課外活動での具体的経験に基づいて説明してください。(400字以内)NTTファシリティーズのインターンでは、「プレイベント」と称して説明選考会の形でGDが課されます。(具体的に「GDを行う」ことは予告されませんでしたが、ここ2年は両方GDが課されました。)唯一のフローであるGDでは、積極性が求められると考えます。この項目の筆者の場合は、議論をリードする力が認められインターン参加に繋がりました。また1次面接の前に採用担当の方と話した際に、本選考のGDでも同様の力を認められたことを伝えられました。また、インターン当日においても積極的に発言する人が少なかったことから、積極的に議論をリードする姿勢が高く評価されると想定できます。(例えばデータやドコモと比較すると発言力に長けた学生が少なかったため、グループの中心的な立ち位置を確保するのはそれほど難しくない印象です。)◎インターン内容3日間のインターンで、1日目はNTTファシリティーズに関する説明・アイスブレイクを兼ねたポスター作り・翌日からのグループワークのためのインプットで、2・3日目がグループワークでした。グループワークはまちづくりを軸とした事業立案系のワークで、実在する地域を舞台としてNTTファシリティーズが実際に持っている技術を使って提案をする点が特徴的でした。◎本選考への優遇インターンの選考フローがGDのみということもあってか、インターン参加者と一般組で選考時期・選考フローで差も付きにくく、優遇はほぼないと考えられます。19卒ではインターン参加者は広報活動解禁前に座談会に招待されました。しかし、1時間半で企業の説明+座談会という簡単なもので、これ以外に特に接触はなく、インターン後の接触機会の少なさからも本選考への優遇はほぼないと考えられます。NTT都市開発:インターン選考のフローの多さと実務との"近さ"が特徴。◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES→GD→個人面接→参加[本選考]ES→個人面接(3回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)あなたがNTT都市開発のインターンシップに参加したいと思う理由をご記入ください。(300文字以下)(2)あなたがアピールしたいことを具体的な経験を交えてご記入ください。(300文字以下)【本選考ES】(19卒)(1)当社を志望する理由と、当社で挑戦したいと考えていることを教えてください。(400文字以内)(2)学生時代に一番こだわりを持って取り組んだ経験を記述してください。(200文字以内)(3)好きなテーマを以下から選択し、そのテーマについて記述してください。(200文字以内)NTT都市開発のインターン選考ではGDと面接が両方課され、今回紹介する企業の中では最も突破すべきフローの数が多い企業となっています。特にGDが鬼門のようで、周囲の学生の多くがここで落とされていました。また、そもそもの実施時期が2月ということもあり、GDや面接経験を積んでいる学生の割合も増えてきているため、何となくのデベロッパー志望の学生が受験しても全く勝負できずに終わることになるでしょう。◎インターン内容インターン参加者は、事業テーマごとに5つ程度の配属部署に分けられます。この部署はエントリーの段階で希望を出し、面接でも「なぜその部署を志望したか」について問われることになります。内容自体はその部署のプロジェクトに関連したグループワークですが、大教室に多くの学生が詰め込まれる他社のインターンとは異なり、実際に社員が働いているフロアでワークを進めることになります。そのため、疑問点があればすぐに現場社員へ質問するなどして、常に実際の業務との繋がりを考えながら取り組める点が大きな特徴になっています。実際に部署で関わる学生も各6名程度と非常に少ない中で多くの社員と交流をはかれるため、企業説明会や採用HPで得られるような情報のインプットに終始することなく、「デベロッパー業界で働くとはどういうことか」について現場視点で理解を深めることが出来ます。この点、充実したコンテンツが組み込まれたインターンだと他社と比較しても感じました。◎本選考への優遇内定直結には至らないものの、人数が少ないこともありインターン参加者には早期選考スケジュールが組まれています。インターンの段階でかなり絞り込まれるとは言え、本選考の採用人数も毎年30名程度とグループ10社では最も少ないため、自己分析等の精度はもう一段階高めておくべきでしょう。NTTファイナンス:昨年度からGDが追加。基準不明の「招待枠」の存在ありNTTグループの金融事業従事者として、ビリング・リース・カードなど幅広い事業を展開するNTTファイナンス◎選考概要【選考フロー】[インターン]ES+Webテスト→GD→参加※招待枠あり[本選考]ES+(テストセンター)→(GD)→集団面接→個人面接(2回程度)→内定【インターンES】(19卒)(1)学生時代に注力したことをご記入ください。(300字以内)(2)今回のインターンシップで活かしたい自分の強みをご記入ください。(150字以内)【本選考ES】(19卒)(1)ご自身の長所をご記入下さい。(30字以内)(2)ご自身の短所をご記入下さい。(30字以内)(3)志望動機をご記入ください。(200字以内)(4)学生時代に注力したことをご記入ください。(400字以内)NTTファイナンスでは19卒からインターン・本選考共にGDのフローが追加されました。選考自体にこれと言った特徴はありませんが、上記フローに加え「招待」という形で実質的な選考が無いまま参加出来るというタームが一つ用意されていました。本項目の筆者は大学近くのカフェで開催されていた交流会に参加したことが招待に寄与したようですが、そうで無くても招待案内が来た同じ大学の友人はおり、選考基準は全くの不明です。企業と接点する機会を見つけたら参加してみると、選考なしでインターン参加の座を掴めるかもしれません。◎インターン内容3日間のインターンで、1日目がリース業界やNTTファイナンスの変遷に関するインプット中心、2・3日目がグループワークでした。グループワークの内容は「NTTファイナンスが取り組む海外新規事業を考える」という事業立案系のワークで、各班に1人メンターがつく以外は特に変わったことはありませんでした。ワークの途中にグループファイナンス部門とグローバル部門の方の講演があり、各部門の理解を深めることができます。総じて「グループワークでリースについて知ってもらい、その他のコンテンツでNTTファイナンスを知ってもらう」という内容のインターンとまとめられます。◎本選考への優遇インターンに参加していると、一般組と比べて選考時期が1か月程度早くなることに加えてGDが免除され、かなり有利に働きます。また、インターン選考の際に提出したWebテスティングサービスの結果をそのまま使い回せ、実質テストセンターを受験する必要が無くなることもメリットと言えるでしょう。インターン後の接触も多く、インターン中の取り組みについてフィードバックを受けるフィードバック面談や、現場で働く職員の方と1対1や1対2(学生2人)で会話することができる社員質問会に招待されます。また、説明会もインターン参加者限定のものに招待されます。おまけ:「ホワイト企業だから」を軸とした"NTTローラー"はアリか?ここまでの内容を総括すると、NTT主要10社では全体的にインターンに参加することで本選考で有利に働く企業が多いことがわかると思いますNTTグループを志望する学生には「ホワイト企業」という軸を設定している人も多く、「NTTグループ主要企業をひたすら受けてホワイト企業から内定を貰おう」という”NTTローラー”を実施する人も一定数いる気がしています。この姿勢には、良い面・悪い面両方があると考えています。NTTローラーのメリット:「チームNTT」の自覚と事業領域の共通性今回取り上げたようなグループ企業は、それぞれあくまで別の法人である以上、各企業はそれぞれにとっての利益を追求することになります。しかし一方で、社員の多くが自分の所属企業だけでなく、「NTTグループの」社員としての自覚を持ちながら業務に励んでいることも事実だと思っています。実際、NTTコムウェアからNTTファイナンスへ異動した社員は冒頭で触れた記事で以下のように述べています。この方曰く、グループへの貢献の仕方が変わっただけであり、他へ移ったとしても自分がグループの一員であることには変わりなく、逆に違った角度からに携わることができて働くうえでもプラスになったとのことでした。参考:例えばファイナンスの近年の代表的な取り組みであるおまとめ請求。ドコモの携帯・東西の固定電話・コミュニケーションズのインターネットなどの請求を一括化するビリングサービスですが、これはファイナンス自体の利益よりも、NTTグループ全体としての業務効率化・コスト削減に寄与した面が大きかったと言われています。出向先であるコムウェアが多くを請け負うグループ内の取引は、コムウェアの売上=東西を始めとした他社のコストとなり、連結会計的には資産の移動に過ぎません。それでも「意味がない」で片づけることなく、というグループを支えている自覚が多くの社員にはあると、これまで多くの方から話を伺い感じてきました。こういった中、グループ内で多くの企業に目を向けることはグループを包括的に捉えることに繋がり、選考にプラスに働くことも多いと思っています。また、近年グループでは多くの企業で””がキーワードになっており、事業内容も重なる点が多くなってきている印象があります。例えば同じ「働き方改革」というキーワードを取ってみても、各社さまざまな切り口から近しい事例を展開していることが読み取れるでしょう。参考:生産性向上で「働き方改革」(東日本)NTT高解像データを扱う建設、製造、医療業界などの働き方改革を支援(データ)NTTドコモと実現する「働き方改革」コムウェアの働き方改革NTT「働き方改革」のヒントはスマートビルディングにあった(ファシリティーズ)NTTこのように、東西=固定電話・ドコモ=携帯電話のような完全な住み分けはなされず共通性が高まった昨今において、複数のグループ他社の選考を受けることは一定の効果を発揮すると言えるでしょう。NTTローラーの注意点:「ホワイト企業」の定義とリスク回避思考の甘さ一方、「ホワイト企業」を軸に企業を選定する場合は、自分なりの”ホワイト”の定義についてしっかりと向き合っておくべきだと考えています。例えば、「若手の意見でも筋が通っていれば採用される風通しの良い社風」をホワイト企業の条件とみなした場合、典型的な大企業で一社時代のベテラン層も抱えるグループ各社においては、それが満たされない可能性は十分あると思われます。また、創業者樋口が取り上げていた記事の通り、「ホワイト企業に入りたい」という考え方の多くは「ブラック企業は嫌だ」というリスク回避的な思考に基づき、結果的にホワイト企業からの内定を勝ち取ることが出来ないケースに繋がりやすいという考え方も存在しています。これ非常に面白かった。ブラック企業に入社してしまう人の傾向として、①リスク回避型である、②自己肯定感が低い、③一方で自尊心は強いという傾向がありそうとのこと。リターンの最大化よりもリスクの最小化を志向した結果、皮肉なことにブラック企業に入ってしまう。https://t.co/VNQRvrOmoB—KotaroHiguchi(@happytarou0228)2018年5月10日また、そもそもホワイト云々の待遇の話は企業から「与えられるもの」に過ぎず、「自社の利益に貢献できる人材」を選定する採用側からすれば、ホワイトな環境目当てでエントリーしてくる学生は好ましくは思わないでしょう。ホワイトかどうかはあくまで自分の心の中の一つの軸として、採用側にも納得感を示せるような経験に紐づく筋の通った軸を設定しないと、結果として自らの満足のいく内定先を確保できない可能性が高まります。両者より、「NTTローラーは選考上プラスに働く面も大きいが、『ホワイトそうだから』という一辺倒の考え方は、内定獲得を遠ざける」とまとめることが出来ます。是非、今後インターンや本選考でエントリーをする際の一つの参考にしていただければと思います。「ローラーは選考上プラスに働く面も大きいが、『ホワイトそうだから』という一辺倒の考え方は、内定獲得を遠ざける」最後に「就活は情報戦」という言葉をしばしば耳にしますが、今回の「本選考へ優遇があるか」といった話は今後のインターン選びにおいても特に重要な情報となります。unistyleでは今後も就職活動生の皆さんに有益な情報を数多く提供していきますので、是非アンテナ高く活用してご自身の就職活動に役立てていただければと思います。 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