ガクチカで飲食店アルバイトをアピールする書き方とは?ES例文・解説付

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最終更新日:2024年01月18日

ガクチカで飲食店アルバイトをアピールする書き方とは?ES例文・解説付

本記事では、大学生の誰もがやっているアルバイトの中から、ガクチカに活かせるエピソードを実際の内定者のESを参考にしながらご紹介していきます。

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飲食店(焼肉屋・居酒屋・レストラン)アルバイトのガクチカ例文


下記は実際に飲食店(焼肉屋・居酒屋・レストラン)でアルバイトをしていた経験をもとに作成されたESです。

  • 飲食店アルバイトのガクチカ例文(1):ニトリ内定者
  • 飲食店アルバイトのガクチカ例文(2):P&G合格者
  • 飲食店アルバイトのガクチカ例文(3):P&G合格者
  • 飲食店アルバイトのガクチカ例文(4):日本ロレアル内定者

    ※1~2はESの解説付き

 飲食店アルバイトのガクチカ例文一つ目はニトリ内定者のESです。

人生で最も成果を出した経験を教えてください。(300字以内)

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 飲食店アルバイトのガクチカ例文二つ目はP&G合格者のESです。

他者とともに仕事をする上で、見解の相違があっても生産的な関係を作り、保つことができたときについて説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)

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 飲食店アルバイトのガクチカ例文三つ目はP&G合格者のESです。

あるグループに参加し、全体を率いて、必要なサポートを獲得し、卓越した結果を実現した実例を説明してください。(500~700字程度)

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 飲食店アルバイトのガクチカ例文四つ目は日本ロレアル内定者のESです。

飲食店アルバイトのガクチカ例文(4):日本ロレアル内定者

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ガクチカの基本的な書き方

続いては「ガクチカの書き方」を解説していきます。

ガクチカは基本的に以下のフレームワークに沿って書くと論理的な文章になると言われています。

※下記のフレームワークの6つの要素に関しては、「全ての要素を必ず盛り込まなければならない」というわけではありません。ESの設問形式や指定文字数を考慮しながら、構成を調整していただければと思います。

上記のフレームワークを見てもらえば分かるように、

(1)結論→(2)動機→(3)目標と困難→(4)取組みと結果→(5)人柄→(6)学び

といった構成でガクチカを論理展開していくと良いと考えています。

この順番に沿うことで、面接官にわかりやすく論理性を保った伝え方ができるほか、面接を想定して自分の頭の中で整理された内容に仕上げることができます。

下記の動画でもガクチカの書き方を確認できるので、参考にしてもらえればと思います。

例として、フレームワークに沿ってガクチカを整理した内定者のESを見ていきます。それぞれの項目でどのようなことを述べるのか大枠を掴んでいただければと思います。

下記は野村総合研究所(NRI)内定者のESです。フレームワークに沿ってかなりレベルの高い内容にまとめ上げられています。

(1)結論
学生時代、スポーツ科学とトレーニングに関するWebサイトを立ち上げに力を注いできた。
 ⇩
(2)動機
地方出身の私は信頼性の高いスポーツ科学情報が少ない事に疑問を感じていた。
 ⇩
(3)目標・困難
そこで「スポーツをする人に正しい知識を知ってもらい、成功体験に繋げてもらいたい」という想いで信頼性の高い情報配信サイトを作る活動を始めた。活動の中での一番の挫折経験は、団体が解散してしまった事だ。設立当初数名で活動していたが、プログラマが抜ける致命傷を受けてしまった。そこから次第に団体のガバナンスが取れなくなり、結果解散するに至った。
 ⇩
(4)取組み・工夫とその結果
しかし、ここで諦めたら諦め癖がつくと思い、サイト作成に再挑戦する決意をした。プログラミング独学によるサイト構築、周囲と協力しコンテンツ作成する事の二点が難点であったが、持ち前の勤勉さとビジョンに共感してもらう説得力で成し遂げてきた。サイトを公開と同時にSNSを通じて宣伝した結果、月に千人近くの方に利用して頂く所まで辿り着く事が出来た。
 ⇩
(5)人柄
社交的な人柄が、団体立ち上げの際に活かされた。また基本的に真面目なため、最後までやりきろうとする姿勢が周りにも伝わり、最終的なWebサイトの立ち上げに繋げることができた。
 ⇩
(6)学び
団体解散という挫折経験から窮地の時こそ冷静に対処する判断力と粘り強さ、そして何より周りを巻き込むには「絶対に成し遂げる」という情熱が大切である事を学ぶ事が出来た。
上記の野村総合研究所(NRI)内定者のESは「こちら」からご覧いただけます。

フレームワークに当てはめて内容を考えると、上記の内定者の方のようにレベルの高い伝え方をすることができます。

フレームワークの各項目の具体的なポイントは、以下に記載した記事からご覧ください。

【参考】
ガクチカの書き方とは-6ステップで書けるESテンプレを基に解説-
→フレームワーク含め、「ガクチカの書き方」について網羅的に解説している記事になります。「ガクチカをうまく書けない」と悩んでいる就活生にとっては必読の記事になります。

ガクチカでよくある飲食店(焼肉屋・居酒屋・レストラン)アルバイトエピソード


ガクチカでアルバイトについて書く際に気をつけるべきポイントは「他の人と同じ内容」にならないようにすることです。

ここでは、 飲食店(焼肉屋・居酒屋・レストラン)でアルバイトをしていた人のガクチカでよくあるエピソードを並べます。

  • 笑顔で対応するようにしている
  • お客様と接することでコミュニケーション能力が身についた

これでは人事に印象を残すことは出来ません。なぜなら具体性がない、且つありきたりな文章だからです。

上記の場合、笑顔で対応することは、飲食店だけでなくどのアルバイト、どの仕事に置いても心がけるべきことです。また、お客様と接することでコミュニケーション能力が身についたと述べてありますが、社会人になって話す機会が増えるのは仕事をする社会人であるためアピールするには適切ではありません。

そのため、飲食店(焼肉屋・居酒屋・レストラン)でのアルバイトについて書く際には、企業が求める人材であることをアピールするために、より具体的に再現性をもたせて書く必要があります。

飲食店(焼肉屋・居酒屋・レストラン)でのアルバイトから学んだこと、身についたことはあるはずです。ガクチカをアルバイトから述べることは「仕事」という切り口で話すことができるため、将来の職場での働き方に繋げやすいといった利点があります。

伝え方次第で、どんなエピソードからも仕事に対する価値観や姿勢、自身の人柄などを十分に伝えることは可能です。

以下で飲食店(焼肉屋・居酒屋・レストラン)のアルバイトでの経験をもとに、ガクチカに活かせるポイントを紹介します。 

飲食店(焼肉屋・居酒屋・レストラン)アルバイトからでもガクチカは作れる


比較的遅い時間まで開店しているため、大学やサークルの時間と被らずシフトを入れることができる飲食店。夜勤手当がついたり、まかないが出ることもあり学生からは人気のアルバイトです。

そんな飲食店でのアルバイトでガクチカに活かせるポイントは次の3つです。

  • 業務の改善と効率化
  • 問題意識を持ち、現状の改善に向けて自ら行動することができる
  • 異なる考えを持つ人に対しても主体的に働きかける

これらを書くときのエピソードとしては下記を参考にしてみてください。

売上アップに貢献した経験【課題解決力・企画力・実行力】

売上アップに貢献した経験がある人は、「課題解決力・企画力・実行力」があることを述べることが出来ます。この考え方はどの職種でも必要とされます。特に企画やクリエイティブ系の職種を志望する際にはこの経験をアピールできると良いでしょう。

そこで書きたいのが、どんなことをして売上アップという目標を達成したのかです。

実際に書く時は下記のポイントをしっかり踏まえて書くことが重要です。

  • 現状の課題分析
  • 分析した課題に即する解決策
  • その結果課題がどの様に解決したか

一番良くないのは、課題と解決策が矛盾していることです。例えば、「女性客が少ない」という課題に対して「新しいメニューを増やした」という解決策を提示するのは合致していないと考えられます。なぜならその解決策は根本的な改善になっていないからです。

逆に課題と解決策が合致している場合は下記の例です。

ある店では、金曜日の夜に仕事が終わってから飲みに来る人が多く、その中でも特に女性はインスタにアップできるおしゃれな料理を目当てにお店に来ると仮定したとしましょう。そこに目をつけ「女性客が少ない」という課題に対しての解決策として「金曜日限定のレディースメニューを提案した」と書く方が合致した回答であると言えます。

売上アップに貢献した経験からは、課題解決力や企画力があることを述べることが出来ます。どの職種でもその考え方は必要とされるので、アピールできると良いでしょう。

リーダーをしていた経験【リーダーシップ力】

リーダーをした経験がある人であれば、「自分がリーダーに選ばれた理由・リーダーとしてどう仕事にあたったのか」を具体的にまとめましょう。人をまとめたり指導する力は就職後も求められる能力の1つです。特に出世したい、自分のプロジェクトを動かすような働き方がしたい人にとっては必須と言えます。

アルバイトリーダーとして、他のアルバイトのやる気を高め、よりよい職場づくりに貢献したエピソードを書くことができるのではないでしょうか。

例えば飲食店(焼肉屋・居酒屋・レストラン)のアルバイトでリーダーをしていた場合、新しく入るアルバイトの育成やシフト管理、また売上の管理を任せられることがあります。これらからエピソードを書くことも可能でしょう。

長く続けた経験【継続力・努力し続ける力】

飲食店(焼肉屋・居酒屋・レストラン)でのアルバイトを長く続けていた経験がある人は、「継続力・コツコツと努力し続ける力」を書くことが出来ます。辞めなかった正直な理由が”アルバイトを変えるのがめんどくさかったから”かも知れません。しかし仕事内容や働く条件に少しでも不満があれば続けられなかったはずです。続けられたのには何かしらの理由があると考えられます。

その理由が就活ではとても大切になります。なぜならそれが、自身が働いていく上で仕事に求めるモノだからです。企業としてはすぐに辞められては困ります。この会社で長く働いてくれる意思がある人かどうかというのは就活生を判断する基準の1つになります。

大手企業の場合は特にこの傾向があると考えられます。アルバイト経験を通して、長年働いたからこそ見える問題点・それを解決したエピソードなどを書けるととても良いでしょう。

長く働き続けることができた理由の例

・働いている店舗の売上向上のために、企画・実行することにやりがいを感じたから
・風通しの良い環境でのびのびと仕事ができる環境だったから
・掲げた目標に向かって、同じ意識を持って協働できる仲間がいたから

上記をしっかりと具体性や根拠をもって書くことができれば、自分の価値観や働き方を伝えられるESを作成することができるでしょう。

まとめ


ガクチカはESでも面接でもよく聞かれる質問です。普通の大学生活しかしてこなかった、誇れることがないなどと悲観的にならず、これまでの自分の経験を信じて、どんなことを学んだのか探してみてください。

どんなにすごいエピソードでも、学んだことがなければ人事の印象に残るガクチカを書くことはできません。重要なのはどんなエピソードかではなく、何を学んだかです。

本記事を参考に、自分なりのガクチカを作成してみてください。

ガクチカ完全攻略記事一覧
1.そもそもガクチカって何?
2.ガクチカがない人の対処法
3.ガクチカの書き方を徹底解説
4.ガクチカの例文を紹介
(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには
(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには
(3)ガクチカで留学経験をアピールするには
(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには
(5)ガクチカでボランティアをアピールするには
(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】
(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには
(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには
(9)ガクチカで趣味をアピールするには
(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには
ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには
ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには
ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには
ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには
5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選

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コーヒーをかけられる噂は本当だった!内定辞退の恐るべき実情!「お前の人生潰したるわ」 コーヒーをかけられる噂は本当だった!内定辞退の恐るべき実情!「お前の人生潰したるわ」 今回紹介するのは、とある15卒内定者による寄稿であり、彼が実際に体験した内定辞退のやり取りの記録です。就活生の間でまことしやかに囁かれる「◯◯企業は酷い仕打ちをするらしい」「窓から飛び降りろと言われたらしい」などの噂。どこまでが真実か定かではありませんが、今回登場する企業は、新卒採用にも関わっている有名人材系企業です。企業によるのか人事担当者によるのかわかりませんが、学生を責めても何の得も無いのによくもまあここまで、という内容となっております、ご覧下さい。「お前の高校も、親も、どんな教育してんだよ」「内定辞退したらお前の人生潰してやる」「それ以上ふざけたこと言ってると殴るよ?」これらの言葉が、採用担当者から発せられた言葉だと信じられる者がどれだけいるでしょうか。これらは全て、私が実際にある企業を内定辞退した際に浴びせられた言葉です。「企業によっては、内定辞退すると頭からコーヒーをかけられる」という噂もありますが、あながちウソというわけではありません。本記事のコンテンツ・そもそも内定辞退とは・噂は本当だった!内定辞退のやりとり—前編—・噂は本当だった!内定辞退のやりとり—後編—・終わりにそもそも内定辞退とは内定辞退とは、企業から内定(10月以前は内々定と呼ぶことが多い)のオファーを受け、それを断ることです。それ自体に特に問題があるわけではないですが、問題となるのは、『内定のオファーを受け、誓約書・承諾書を書いたにも関わらず、それを断る場合』です。つまり、企業としては「この学生は必ずウチに来てくれる」と思っている矢先での突然の辞退ということです。そんな時、実際にどんなやりとりがなされたのか、私のケースをご覧ください。噂は本当だった!内定辞退のやりとり—前編—とある大手A企業から4月の速い段階に内定を頂き、誓約書を書き就職活動を終了する事を約束しましたが、私はその後も就職活動を続け、結果現在の内定先に就職する事を決めました。これは、内定辞退の旨を告げる一連のやりとりの流れです。覚えている限り正確に書きます。(電話にて)私「もしもし、A社さんでしょうか。内定者の佐藤(仮名)です。」A社「おおー久しぶり!どうしたの?」私「私事で大変申し訳ないのですが、実は他の企業から内定を頂き、そちらの会社に行く事が決まったので、内定辞退させてください。申し訳ないです。」A社「・・・ちょっと代わるから待ってて。」(声の低いオッサンに代わりました)A社「佐藤君、とりあえず直接話そうか。◯月△日の××時に本社来て。」その日のはゼミがありました。私「すみません、その日は都合が悪いです。別の日にしてください。」すると、人事の態度が一変しました。A社「は?なんでお前に合わせなきゃいけないんだよ!!立場考えろよ立場—!!」私「しかしその時間帯はゼミが・・」A社「そんなの関係ないだろ!とりあえず来い!」ここで電話が切れました。翌日、ゼミを休んで指定された時間に本社に向かうと、広めの会議室のような場所に通されました。5分程座って待っていると、おそらく電話で話したであろう社員がズカズカと入ってきました。まるで絵に描いたようなラガーマンのような社員でした。開口一番、彼はとんでもないことを口にしました。社員「佐藤君、最初に言っておくけど、無事に帰れると思わないでね。」噂は本当だった!内定辞退のやりとり—後編—社員「佐藤君さ、最終面接で何個ウソついたの?」私「え…。…一つです。」社員「それって何?」私「内定出たら、御社に行くと言ったことです。」社員「だよねえー??なんでウソつけるかなー??何なの?馬鹿にしてるの?」私「いえ、決してそんなことは…」社員「してるだろうがよー!おいおい、お前何歳だよ!お前の親も高校もどんな教育してきたんだよ!」私「すみません…」社員「お前、どう落とし前つける気だよ。」私「…誠心誠意謝ります。」社員「おいおいおい誰がお前の言う事信じるんだよ!!」私「…それでも謝り続けます」社員「ワケ分からない事言ってるんじゃねえよ!ぶん殴るぞこら!(目の前にあった机を蹴りながら)」彼の勢いは止まらず、立ち上がり僕の座っている席をグルグル回りながら私を罵倒し続けました。社員「なんなの?お前は将来どうなりたいの?もう意味分かんないですけど。俺がお前の人生つぶしてやってもいいんだぞ?あ?お前みたいなヤツは何でも中途半端で何しても絶対上手くいかないぞー?」こんな話が1時間半続き(実際にヒートアップしていたのは1時間程)、最終的には彼が部屋を出て行き、私だけが取り残され、一連のやりとりが終了しました。最後に正直かなり心にきました。責められている最中は、「こんなことになるなら最初の内定の段階で就職活動を終えていれば良かった」という考えすら頭をよぎりました。とはいえ、人生の大きな部分を占めるファーストキャリアの選択は重要。どうしても行きたい企業に後から内定をもらったら、誠心誠意、なぜなのかを伝えるのがよいと思います。人事の顔色を伺って、自らのキャリア選択の幅を狭めることはないでしょう。私の友人の中には、内定辞退先企業の人事担当者から別の会社に進むことを応援して頂けた者もおり、やはりそうした企業のことは内定辞退してからも応援したくなるらしいです。僕の相手もそういった企業の人だったらよかったのですが。(笑)今回書いたような対応を取る企業は少数派(だと思いたい)でしょうし、これから就職活動に臨む皆さんは、まずは複数内定を得られるよう頑張って下さい。内定辞退に悩むのはそれからにしましょう。photobyRyanHyde 106,011 views
【20卒早稲田教育学部】あとむくんの就活体験記vol.2|2018.8 interview 【20卒早稲田教育学部】あとむくんの就活体験記vol.2|2018.8 interview 前期末テストもひと段落し、20卒の皆さんはインターンシップ選考が本格化してきた時期ではないでしょうか。今回は早稲田大学教育学部のあとむくんに2018年8月にインタビューした内容を掲載します。↓↓↓あとむくんのこれまでのインタビュー記事はこちら↓↓↓早稲田大学あとむくんの履歴書あとむくんの履歴書◆性別└男性◆大学└早稲田大学教育学部に一年浪人ののち一般受験で合格。早稲田の政治経済学部が第一志望であったものの不合格。◆趣味└映画鑑賞(主にアメコミ)◆サークル└広告研究会。プロモーションの統括を担当するなど積極的にコミット。あとむくん所属の広告研究会運営メディア→早稲田を広告する、webメディア「WASEAD」◆アルバイト└塾講師(大学1年から)として働いている。また、報道系ベンチャー企業で長期インターン中(大学3年から先輩の紹介で)。◆留学└旅行以外での海外経験なし。ただし、社会人の半分以上の期間は海外で働いてみたいと考えている。◆資格└柔道二段・TOEIC720点◆就活をはじめた時期└2018年6月頃◆志望業界└現段階で、広告、戦略コンサル、PRの3つに絞っている。◆希望職種└企画・プランナー。ゴリゴリの営業をしたい訳ではない。本インタビューはunistyle編集部のむたか(@mutaka_unistyle)とくらもん(@esquestion)にて行っております。7月の活動を振り返って自分の活動量・内容について「7月の就職活動について教えてください。」「ESを提出した企業のインターン選考への参加が主な活動でした。ベクトルの1dayインターンにも参加しました。」「前回から他の企業にもESは提出した?選考状況と併せて教えて下さい。」「あの後、Strategy&にも提出したんですが、ウェブテストで落ちました。この前出していたBCG、ベインについても同じくウェブテストで落ちて、電通中部も面接で落ちました。博報堂は面接の結果待ち、アマゾンはES通過して次がウェブテストです。サイバーエージェントはテストと塾講師のバイトで忙しくて質が担保できないなと思って出すのをやめました。」「ベクトルのインターンはどんな感じだった?志望度は上がった?」「志望度は上がりました。インターンというよりも説明会に近くて、事業内容についてはある程度事前に知っていたので目新しいものはそんなになかったです。」自分の行動量・内容まとめ・インターン選考への参加が主な活動。面接には2度参加した。・ウェブテストの結果が芳しくなく、勉強する必要性を感じている。インターン選考について「博報堂の面接はどんな感じだった?他の学生のレベル感や面接の雰囲気について教えてください。」「12人での集団面接で、内容はスライドを使った自己紹介が3分と"日本をどう変えていきたいか"について口頭で2分プレゼンというものでした。倍率もかなり高くて、12人で3、4人程度しか通らないようです。他の学生のレベルはまちまちでしたね。正直言うと、顔とかコミュ力だけの人もいたような印象です(笑)。」「自己紹介ではガクチカについても話したと思うけど、何の経験について話したの?」「広告研究会のことをさらっと話しました。時間もそんなになかったので詳細には話していません。」「電通中部の面接も受けたみたいだけど、そっちはどうだった?落ちた理由を自分なりに考えてみた?」「電通中部は、自己紹介とガクチカと課題について端的にプレゼンするというものでした。面接では、難しいことを端的に分かりやすく答えられるかが見られていたと思うのですが、緊張したのもあって冗長に話してしまったのが良くなかったなと思っています。あと、相手の質問に対してレベル感の違うことを話してしまっていたことが一番の反省点ですね。」「そこでもガクチカは広告研究会のことを話したの?」「いや、ここでは塾講師のバイトの話をしました。ここも少し話が難しくなってしまったなとは思っています。ちなみにガクチカに関しては企業ごとに使い分けるようにしています。」「そうなんだ。それはどのような意図があって使い分けるようにしているのかな?」「相手の企業から"小さなことから大きなことを成し遂げたい"という雰囲気が感じられたら、"人の感じ方を汲み取って大きなことを成し遂げた"という広告研究会の活動について話しています。一方で、人の心の動きを探求して何かを生み出そうという企業では、生徒一人ひとりと向き合った経験のある塾講師のバイトのことを話しています。相手の感覚に合わせて、事前にどちらのエピソードを話すか考えています。」インターン選考まとめ・うまくいかなかった面接については当日中に振り返り、何が良くなかったかを反省している。また、その場その場でこの面接では何を見られているか推測している。・ガクチカは企業に応じて、広告研究会か塾講師のバイトかどちらを話すか使い分けている。周りの活動量・内容について「やっぱり周りの広告研究会の人たちは積極的に就活に取り組んでる?」「はい、みんなインターンとかも結構出しているみたいです。広告研究会ということもあって、サイバーとかADKのインターンに受かっている人が多いですね。」「広告研究会の人たちとは頻繁に情報交換とかはしてるのかな?」「そうですね。どこに提出したとかも話しますし、提出した課題についてどう書けば良かったかとかを話し合います。みんな就活してるので、必然的に就活関連の話題が多くなります。」周りの行動量・内容まとめ・周囲の人たちが積極的に動いていることもあり、自然と就活関係の情報が入ってくる環境。・インターンの課題について話し合う友達もおり、壁打ち相手が周りに沢山いる。7月と8月を比較した変化企業選びの軸「企業選びの軸には何か変化あった?前回の段階でかなり具体的に落とし込まれていたとは思うけど、選考に参加する中でより明確になったとかあれば教えて下さい。」「軸に関しては何も変わったりということはありませんね。インターンに参加する中で変わることもあるかとは思いますが。」志望業界・職種「前回は、広告、戦略コンサル、PRの3業界に絞っているということだったけど、ここについても変わらない?」「業界については変わりませんが、ベクトルのインターンに参加したことで志望度は少し変化しました。今は、戦略コンサルとPRが第一志望で、広告が第二志望という感じですね。あと投資銀行にも少し興味が出てきました。というのも、バイト先の塾長に自分がどんな人物か聞いてみたらピンチヒッター的な役割を担っていると言われて、企業が困っているときに融資して共に取り組んでいくという投資銀行のスタイルに似ていると感じたからです。」「広告よりもPRの方が志望度が高いのはどういった理由があるのかな?」「正直なところ、PRも広告も仕事内容に関してはほとんど変わらないと思っています。ただ広告はいかに枠を獲得するかにフォーカスしている印象で、自分はPRの方が興味を持って楽しみながら仕事をできるかなと思いました。」ガクチカ・自己PR「ガクチカ、自己PRのネタについては困らないと思うんだけど、今何かやらないといけないなと考えていることはある?」「内容そのものに関しては何も困ってはいないのですが、それを面接官にどう伝えるかを工夫していかないといけないと感じています。これは面接の数をこなしていくしかないと思っています。」全体を通して「どんなことでもいいんだけれど、就活をしていて考えたこととか心がけていることとかはある?」「なるべく自然体で臨むというのは常に意識しています。選考の際も企業は星の数ほどあると考えて気楽に考えるようにしていて、失敗したときは次に活かすことができるように何が良くて何が悪かったかを分析するようにしています。なので、電通中部の面接で失敗したのも良い経験だったなと思っています。」「あとむくんは選考に落ちても良い意味で割り切れているなと感じたんだけど、それは選考に落ちたことをどのように捉えるようにしているのかな?面接で落ちると自己否定されたように感じる学生も一定数いると聞くけど。」「選考に落ちてしまったのは、①企業が求めているものにうまく答えられなかった、②自分よりうまく答えられた人がいたという2点だと思っています。なので、企業が何を求めていたのかを考え、自分はどのように伝えたら良かったのかを反省することが大事だと思っています。」「面接を2回経験して自分なりに反省や気づきをまとめられていると感じたけど、他に今後こうしようというものはある?」「自分は良くも悪くも真面目すぎて、全て丁寧に説明しようとするあまり、話が分かりにくくなってしまっていると感じました。実際に、博報堂では1つに絞って話すとウケが良かったので、話題の取捨選択は意識して行なっていこうと思っています。」7月と8月を比較した変化まとめ・業界の志望順位はやや変動したものの、特に変化なし。投資銀行にも興味を持っている。・ガクチカに関しては、内容ではなく伝え方に重点を置いている。・面接の振り返りを行い、何が悪かったかを分析し、そこを改善するという目的意識を持ち、次の面接に臨むことができている。8月にやろうと思っていること「7月はインターン選考への参加が中心だったみたいだけど、8月には何をやろうと思ってる?」「まずは筆記試験の勉強に取り組む予定です。英語と算数が弱いのでその2つを重点的に対策しようと思っています。それと投資銀行のインターンESも提出しようと考えています。あと、面接での伝え方を工夫する必要があるため、後期はプレゼン多めの授業を取ってプレゼン慣れしたいなと思ってます。」「就活関連では、テスト対策とES提出が中心になってくるみたいだね。就活以外だと今後どんなことをしていく予定なの?」「広告研究会の活動に力を入れたいです。就活ばかりしているのも嫌なので学生らしい活動をすることも重視したいと思っています。就活も学生生活も両方楽しんでやっていきたいと思います。」8月にやろうと思っていることまとめ・ウェブテストへの対策を中心に行なっていく様子。プレゼンの練習も兼ねてプレゼンが多い授業を履修する予定。・就職活動だけでなく広告研究会の活動にも積極的に取り組んでいく。今就活で悩んでいること「今就活で困っていることとか悩んでいることはある?」「悩みというかとにかくウェブテストの勉強をやらないといけないなと思ってます。コンサルの秋冬インターンに間に合わせたいと思っているので、SPIの本を何周かするつもりです。それと、物事の伝え方についてもインターン先やバイト先等、日常的に気をつけていこうと思っています。」今就活で悩んでいることまとめ・コンサルの秋冬インターンに向けてウェブテスト対策を徹底的に行っていく。unistyle編集部よりあとむくんへのフィードバックあとむくんはガクチカを、相手の感覚に合わせて事前にどのエピソードを話すか考えているようです。この戦略は非常に良いと思います。企業の求める人物像に迎合し、良く見せるために自分自身を偽ることはおすすめ出来ませんが、企業によって自分の見せ方を変えるということは重要なことです。誰しも強みは1つではないでしょうし、その時々によって異なる見え方をしていることでしょう。それを理解した上で、意図的に相手によって見せ方を変えるというのは、自己理解が十分に出来ているという証拠と言えます。8月には、ウェブテスト対策を中心に行なっていくようです。筆記対策に関しては、勉強をするかしないかの問題なので、解き方を理解した上でとにかく量をこなすことが必須です。正確さはもちろん、スピードについても意識したいところです。外銀、外コンはテストのボーダーも比較的高いため、不安だという方は早い段階から取り組むように心がけましょう。あとむくんは、夏は就活だけでなく広告研究会の活動にも積極的に取り組みたいということでした。これは、就活をしていく中でとても大切なことです。就活をしているとどうしても他のことが疎かになりがちですが、就活と同時に学生生活を楽しむということも大切なことです。企業も何か1つだけしかできない人を欲しがるとは思えません。就活をやりながらも、学業やサークル活動等複数の活動を並行して行うことは将来的にも役立つスキルと言えるでしょう。息抜きという意味でも、就活以外のコミュニティがあるということは間違いなくプラスに働きます。あとむくんへのオススメ記事今回は、テスト対策を中心的に行なっていくあとむくんにはあらゆる企業で出題されるWebテスト・筆記試験に関する以下の記事をオススメします。「Webテスト・筆記試験対策」をする上で読むべき記事3選はこちら【1】→本選考だけでなくインターンでもWebテストを用いている企業は多いです。就職活動でまず避けては通れないWebテスト・及びテストセンターも含めて、その対策方法・練習方法について解説していきます。【2】→「採用テスト」の意義から、対策方法までを詳細に説明しています。企業は何のために採用テストを行い、学生のどこを見ているのかを知って頂ける記事となっています。【3】→適性検査の種類と見分け方、課される業界や企業について考察していきます。メジャーなものからマイナーなテストまで、幅広く解説します。Vol.3は9月に公開予定●その他の20卒就活生のリアルタイム就活体験記は以下よりご覧いただけます。● 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東大理系院出身者が語る、プロフェッショナルな組織だからこそ得られる価値 東大理系院出身者が語る、プロフェッショナルな組織だからこそ得られる価値 本記事はプロジェクトカンパニーのPR記事になります。大手とベンチャーの違いは何ですか?このような質問を聞かれた際、皆さんならどのように答えるだろうか?「大手の方が優秀な人が多い」、「ベンチャーの方が勢いはあるが安定していない」など人それぞれ考えがあると思うが、本当にそうなのだろうか。そこでこの度unistyle編集部は、新卒で日系の大手鉄鋼メーカーに入社し、その後業種も規模も異なるプロフェッショナルファームに入社した一人の社員に上記の疑問をぶつけてみた。その社員の名前は三科朋大さん、そして彼が在籍するプロフェッショナルファームの名はプロジェクトカンパニーである。三科朋大東京大学大学院を卒業後、大手鉄鋼メーカーへ2018年に新卒入社。前職では製造プロセス改善に関わるプロジェクト等を経験。その後、2021年2月にプロジェクトカンパニーへ入社。入社後は大手通信会社における官公庁向けシステムの将来像検討・営業支援に主として参画。2021年7月にグループマネージャーに就任し、現在はメンバー4名のマネジメントをしながら日々業務に勤しんでいる。こんな就活生にオススメ・大手企業とベンチャー企業の違いやそれぞれの良さを知りたい就活生・自身の市場価値を上げたいと考えている就活生・理系大学院に在籍している就活生東大大学院を修了して大手鉄鋼メーカーに入社した彼はなぜ僅か3年足らずで転職を決意したのか、日系大手とベンチャーの双方を経験したからこそ伝えたい就活生へのメッセージとは。是非ご一読いただければと思います。目次東大大学院を修了し、大手鉄鋼メーカーへ新卒入社。企業選びの軸と入社の決め手とはコロナ禍に入り転職を決意。業種も規模も異なるプロフェッショナルファームを選んだ理由は〇〇全く異なる環境に飛び込み味わった苦悩。どのようにして周りの信頼を勝ち取ったのか?「人を大切にする風土」と「PDCAを回す早さ」、それこそがプロジェクトカンパニーの大きな魅力転職して分かった真の「企業選びの軸」-今だからこそ伝えたい就活生へのメッセージ-編集後記東大大学院を修了し、大手鉄鋼メーカーへ新卒入社。企業選びの軸と入社の決め手とは就活生当時の企業選びの軸は「化学×インフラ」__新卒で大手鉄鋼メーカーに入社されたとのことですが、就活生当時の企業選びの軸を教えて下さい。大きく2点あります。1点目は化学の領域に携われることです。私は大学院まで化学を専攻していたため、将来もそういった知見を活かせる環境で働きたいという想いがありました。そして2点目は社会の基盤、いわゆるインフラに携われることです。インフラは私たちの生活に無くてはならないものですが、そのような人々の生活を根底から支えるような仕事に興味・関心を抱いていました。この2つの軸に該当する業界で志望企業を選び、実際にエネルギーや鉄鋼、食品・飲料業界の中で10社程度の選考を受けました。そして結果的に前職の大手鉄鋼メーカー、ガス会社、大手石油元売り会社、大手飲料メーカーの4社から内定を貰うことができました。最後の決め手は「人」、大手鉄鋼メーカーへの入社を決めた理由とは__複数社から内定を貰ったとのことですが、最終的にどういった理由で前職への入社を決めたのでしょうか?大前提、4社とも自身の企業選びの軸に合致していたため、その点に関してはいずれの企業も非常に魅力的に感じていました。ただ、そういった中で最終的に前職の大手鉄鋼メーカーに入社した決め手は人です。感覚的ではありますが、内定者の仲間や選考の中でお会いした社員の人柄が自分とマッチしたというのが理由になります。前職の大手鉄鋼メーカーは「目の前の物事をとことん突き詰めるような人」が多く、そういった雰囲気が自分に合っていると感じ、最終的に入社を決めました。コロナ禍に入り転職を決意。業種も規模も異なるプロフェッショナルファームを選んだ理由は〇〇生産技術職として様々なプロジェクトを経験。そんな中、なぜ転職を決意したのか?__前職の大手鉄鋼メーカーでは具体的にどのような仕事をされていたのでしょうか?前職では生産技術職として製造プロセス改善に関わるプロジェクトを経験しました。具体的には、担当工場のコスト改善、新たな設備導入の立ち上げ、システムトラブル対応などに携わりました。__大手鉄鋼メーカーと聞くと生涯同じ会社で務めるというイメージがあるのですが、なぜ転職を決意されたのでしょうか?おっしゃる通り、入社当時は私も長く勤めるという前提でいました。実際には3年足らずで転職をすることになったのですが、転職を決意した理由は大きく2点あります。1点目は新型コロナウイルスの影響によって会社の業績が大幅に悪化したことです。業界の特性上、新型コロナウイルスの影響は避けられずに会社の業績が大幅に悪化し、ボーナスのカットや残業の禁止など、私を含めた社員が大きな影響を受けました。結果的にそれがきっかけとなり、外の世界にも目を向け始めました。そして2点目は会社の仕組みと私自身の考え方に乖離があったことです。前職は「THE日系大手」という印象の企業でしたので、年功序列といういわゆる「全て横並び」・「勤続年数=その人の評価」という側面がありました。私はそういった考え方に違和感を感じるとともに、危機感も感じました。大手企業は良い側面も多々あるのは間違いないのですが、2,30年先といった中長期的視点で考えた際、仮に会社が倒産でもしたら自分は生きていけるのだろうか、社外で自分は果たして評価されるのだろうかという焦りが芽生えました。また、それ以外の側面で言うと、自分の志向性として「評価されるからこそより頑張ろうという意欲が湧く」であったり、「目に見える成果が出るからこそもっと挑戦しようと思う」というものがあります。ただ、全てが横並びの環境だとこういった志向性とマッチしておらず、例えば何か新たなことに取り組もうとしてもリスクがあるからダメと言われてしまうなど、こういった環境が自分の性に合っていないと感じました。しかし、こういった価値観は実際に働いてから気づいたものでした。学生時代から変化した企業選びの軸。転職時の軸は「プロフェッショナル×外資/ベンチャー」__転職時の企業選びの軸、そして最終的にプロジェクトカンパニーへの入社を決断した理由を教えて下さい。企業選びの軸は大きく2点ありました。1点目はプロフェッショナルな業界であることです。転職を決意したきっかけでもあるのですが、やはり将来的にバイネームで仕事ができるようになりたい、仮に2,30年後にどの会社に在籍していたとしてもやっていけるようなスキルないしは経験を身に付けたいという考えがありました。そして2点目は外資系企業、もしくはベンチャー企業であることです。元はと言えば前職のような日系大手企業の考え方に対する違和感から転職を決意したため、日系大手企業以外という軸で企業を探しました。結果的に3社ほど内定を貰ったのですが、最終的にプロジェクトカンパニーへの入社を決めた理由としては「コンサル自体を目的にしていない部分」、つまりコンサル領域に携わっているのはビジョンを実現するための一つの手段であり、そのビジョンを実現したいという気概に共感したためです。また、社風的な観点でお話しすると、ビジョン実現という一つのゴールに向けて取り組む姿勢が自分の性に合っていたというのも理由としてあります。私は学生時代にずっと学園祭実行委員会として活動していたのですが、プロジェクトカンパニーの働き方が、サークルや大学職員といった周りの関係者を巻き込んで学園祭の成功という一つのゴールに向けて頑張るといった経験に近いものを感じたことも関連しているのかなと思っています。全く異なる環境に飛び込み味わった苦悩。どのようにして周りの信頼を勝ち取ったのか?入社半年でグループマネージャーに就任。紆余曲折あった中で感じた仕事のやりがいとは__プロジェクトカンパニーへ入社してから現在までの業務内容を教えて下さい。2021年2月に入社してから継続して「大手SIerの営業支援プロジェクト」に携わらせていただいています。また、そちらをメインにしつつ、大手施工会社の基幹システムを刷新するプロジェクトや、金融関連企業の新規プロジェクト推進など、主にビジネスコンサルの領域を経験してきました。社内的な話で言うと、入社半年後の2021年7月からグループマネージャーに就任し、メンバーマネジメントも経験させていただいています。プロジェクトにもよっても変わりますが、現在ではメンバー4名をマネジメントしています。__では、仕事のやりがいは何ですか?具体的なエピソードもあれば教えていただきたいです。お客様から感謝のお言葉をいただいたり、バイネームで指名され評価していただけることです。入社して最初に携わったプロジェクトの話になるのですが、一回目の契約更新の際に「三科さんは本当に良く頑張ってくれたから今後も是非継続して欲しい!」というお言葉をいただき、それが今でも本当に印象に残っています。他のプロジェクトの話でも「人手が足りないから、もし貴社に三科さんのような方がいれば是非その方にも参画して欲しい!」と言われたことがあり、このように自身をバイネームで指名していただき、評価されると本当にやりがいに繋がります。強みである安定感を活かし、お客様の信頼を積み重ねていく__お客様から評価していただける要因は三科さん自身でどのようにお考えでしょうか?安定感があることだと考えています。もう少し具体的にお伝えすると、プロジェクトを進める中でお客様のご要望から逸れてしまうことは度々ある中でも、それをすぐに軌道修正してプロジェクト成功に向けて着実に進めることができる点は自分自身の長所だと考えており、これが安定感に繋がっているのではないかと思います。また、そのために基本的/当たり前のことを疎かにしないという点は意識しています。この点はプロジェクトカンパニーの全社員に共通する意識なのですが、例えば、翌日にミーティングの予定が入っていた場合は前日までに資料を作成して共有しておく、納期を必ず守るといったことを徹底し、そういった一つ一つの小さな信頼の積み重ねが評価していただける要因だと考えています。「人を大切にする風土」と「PDCAを回す早さ」、それこそがプロジェクトカンパニーの大きな魅力プロジェクトカンパニーの魅力は「人を大切にする風土」と「PDCAを回す早さ」__三科さんが思う自社の魅力を理由と併せて教えて下さい。私が感じるプロジェクトカンパニーの魅力は大きく2点あります。一つ目は人を大切にする風土があることです。この「人」というのは社員もそうですし、お客様など会社に関わる人全てを指します。社員という面で見れば、会社全体として「社員ひとりひとりの成長にコミットしてくれる」風土が醸成されています。具体的なエピソードを一つ取り上げさせていただくと、弊社では定期的に幹部層のミーティングがあるのですが、その中で「このメンバーがもう一段上に上がるにはどうすればいいか」といった熱い議論が毎回交わされます。コンサルと聞くとUPorOUTといったように社員に対して比較的ドライなイメージがあるかと思いますが、社長の土井も「採用したからには会社側から見捨てることは絶対にないし、どうしたら次のステップに進めるかを本気で考える」と話しており、会社全体としてそういった考え方が浸透していると感じます。そして二つ目はPDCAを回す早さです。このPDCAを回す早さというのは案件という側面もありますが、経営方針や組織全体としてもそういったことを意識されていると感じます。例えば、弊社は毎月組織体制が変わるのですが、様々な社員とともに働くことで毎回新たな発見があります。「やっと今のチームに慣れてきたのにもう変わるの?」と思うこともありますが(笑)、新たな発見に気づいたりそれが自分自身の成長に繋がっている側面はありますので、メリットの方が大きいと感じています。「できる/できないではなく、できないかもしれないけど挑戦させる」、それがプロジェクトカンパニーのカルチャー__これまで働いてきた中で印象に残っているエピソードは何かありますか?挫折経験でもあるのですが、マネージャーに就任して最初に携わったプロジェクトが最も印象に残っています。そのプロジェクトは私・上司・部下の3名体制だったのですが、これまでに似たようなプロジェクト経験がなく、且つ当時は周りの人に主体的に話を聞きに行くという動きを中々取ることができず、結果的に成功とは言い難い結果に終わってしまいました。ただ、そのような状況でも当時の上司は「なんでうまくいかなったの?」と自分を責める訳ではなく、「じゃあどうすれば今後うまくいくようになるか?」という観点でフィードバックを下さいました。これは私だけの話ではなく、会社全体として「できる/できないで機会を提供するのではなく、できないかもしれないけど挑戦させたい」というカルチャーが根付いており、プロジェクトカンパニーの良さでもあると感じています。__これまでで一番の挑戦は何かあるでしょうか?自分自身の感覚としては、常に挑戦だと思っています。先ほども述べた通り、「この人ならやってくれそうというタイミングで次のステップに進めさせてくれる」風土が根付いているため、常に挑戦機会に溢れています。これは弊社が「例え成功しようが失敗しようが、本人に意欲さえあれば挑戦させ続ける」という考えがベースにあるためです。結果的にうまくいけばそれでいいですし、仮にうまくいかなかったとしてもその経験を活かして次のプロジェクトに繋げてくれれば問題ない、必ず次の挑戦の機会を与えるという仕組みがあるため、常に挑戦しているという実感があると感じています。日系大手(前職)とベンチャー(現職)の違いは「タスク型orプロジェクト型」__大手企業からベンチャー企業への転職という形だと思いますが、それぞれで異なる部分、逆にここは変わらないという部分はありますか?前職とプロジェクトカンパニーを比較すると、仕事に対する考え方や進め方は180度異なると感じています。前職の日系大手企業であれば、上司から伝えられた仕事をいかに早くクオリティ高くこなすかにフォーカスされており、いわゆるタスク型の働き方でした。一方でプロジェクトカンパニーはプロジェクト型の働き方、つまり社員ひとりひとりが目的を達成するために、主体的に物事を進めるという考え方で仕事を捉えています。また、変わらない部分で言うと優秀な社員が多く在籍している環境です。前職もプロジェクトカンパニーも周りの社員が皆優秀であり、ベースとなる人材の素地は変わらないと感じています。もちろんどちらが良い悪いという話ではありませんが、働き方や仕事の捉え方が異なるとこんなに違って見えるのだなということを実感しています。転職して分かった真の「企業選びの軸」-今だからこそ伝えたい就活生へのメッセージ-ファーストキャリアは一度きり。だからこそ一旦立ち止まり、本当に自分がやりたいことを考えて欲しい__これまでのキャリアを振り返り、本記事を読んでいる就活生に何かメッセージなどがあれば教えていただきたいです。大前提私が理系の大学院出身であるため、同じ境遇の就活生向けにお伝えさせていただければと思います。理系の大学院生であれば、選考が比較的スムーズに進むという側面もあり、どうしても研究室や学科の繋がりで事業会社に進む場合が多いと思います。もちろんそれを否定する訳ではありませんが、一度立ち止まり、本当に自分がやりたいことは何なのかであったり、目先の給与や福利厚生以外の観点も考えてみることが大事だと考えています。私自身、新卒で日系大手の事業会社に入社したことに一切後悔はないことを前提にお伝えさせていただきますが、ファーストキャリアは一度しかありませんので、就活生の皆さんには是非悔いのない選択をしてもらいたいです。__最後に質問です。今就活生に戻れるとしたら前職とプロジェクトカンパニー、どちらを選びますか?プロジェクトカンパニーを選びます。前職の大手鉄鋼メーカーも本当に素晴らしい企業だったのですが、先ほどもお伝えした転職活動時の軸が真の企業選びの軸だと思っていますので、今就活生に戻れるのであればプロジェクトカンパニーを選びますね。編集後記「人を大切にする風土」と「PDCAを回す早さ」が魅力のプロフェッショナルファーム、プロジェクトカンパニー。今回は大手鉄鋼メーカーから同社に転職し、グループマネージャーとしてご活躍されている三科さんにお話を伺いました。本記事冒頭の「大手とベンチャーの違いは何ですか?」という問いに対する答えは見つかったでしょうか?また、プロジェクトカンパニーの魅力は伝わったでしょうか?最後に、三科さんに今後の目標(キャリア観)を質問してみました。unistyle編集部今後の目標、目指したいキャリア観はありますか?三科さん弊社は将来的に「売上1兆円を100億の事業を100個創ることで実現する」イメージを描いているのですが、その中の一つの事業の社長を目指したいです。というのも、転職時に抱いていた「将来的に自分の名前で仕事をしたい」という想いを実現するとなった際、社長という選択肢は理にかなっていると考えたためです。そのために日々挑戦心を忘れず、社内外の信頼を一つずつ積み重ねていければと思っています。いかがだったでしょうか。プロジェクトカンパニーは現在24卒向けの採用を行っています。三科さんのように「将来的に自分の名前で仕事をしたい」という想いを抱いている就活生、そして「売上1兆円を100億の事業を100個創ることで実現する」という過程に携わりたいと感じた就活生の皆さん、下記から是非選考に応募してみてください。選考への応募はこちらからProjectCompanyInterview#1ProjectCompanyInterview#2ProjectCompanyInterview#3ProjectCompanyInterview#4 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