「社会に貢献したい」「コミュニケーション能力がある」実は面接官から評判が良くない面接用語集

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最終更新日:2023年11月15日

「社会に貢献したい」「コミュニケーション能力がある」実は面接官から評判が良くない面接用語集

「社会に貢献したい」「コミュニケーション能力がある」面接でこのような表現を使っていませんか?

多くの就活生は面接官に少しでも良く聞こえる言葉を選択し面接に挑んでいると思います。

しかし上記で述べた「社会に貢献したい」「コミュニケーション能力がある」などの言葉は、実は面接官からの評価を下げてしまっている可能性があります。

今回は面接官にマイナスなイメージを持たれないようにするためにも、面接で言ってはいけない言葉を「志望動機」「自己PR」「逆質問」の3つに焦点を当てて紹介していきたいと思います。

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面接で言ってはいけない言葉~志望動機編~

御社の将来性に惹かれて

一見、聞こえよく感じるかもしれませんが、企業が志望動機を聞く理由は、「自社への志望度を知りたい」「入社の際のモチベーションを知りたい」の2つです。

そのため、「御社の将来性に惹かれて…」では、モチベーションを伝えることができていないため、良い評価を得ることは難しいでしょう。

企業の魅力を述べるのは構いませんが、それに加えて入社の際のモチベーションについて伝えることも忘れないようにしてください。

福利厚生が良いから

上記も先程の「御社の将来性に惹かれて」と同様で、その人のモチベーションや志望度が伝わりません。福利厚生は働く上で重要なものですが、志望度やモチベーションを伝える場で福利厚生について話すのは適切ではないでしょう。

企業の制度についてではなく、入社したら何をしたいか(目標)、なぜそのような目標を設定したのかなどといった仕事面での志望動機を書くようにしましょう。

成長させてくれるから

成長というワード自体は悪くありません。ここでのNGポイントは「させてくれる」です。

「させてくれる」と言ってしまうと主体性がないと思われてしまう可能性が高いです。

志望動機では、どんなことを企業で成し遂げたいか、働く上ではどんなことをしたいのかをしっかりと伝えることが重要となるため、受け身の言葉ではなく、「〇〇をしたい」など、自発的な言葉で伝えるようにしましょう。

御社のサービスや製品が昔から好きで応募しました

上記は、お客様目線を持つことができているため企業側も業務上メリットがあります。

しかし志望する理由が「商品が好きだから」だけはNGです。

なぜならば、「利用する側」と「提供する側」の立場は異なるからです。いつまでも利用する側の立場から切り替えられない人材は企業にとって必要ありません。

そのため志望動機を作成する上では、提供者側の視点から入社後企業にどのような貢献ができるのかをプラスで伝える必要があります。

○○の仕事で一から学びたいと思いました

上記だけでは企業からすると物足りません。学ぶ姿勢は大切ですが、企業が求めていることが企業に貢献してくれる人材であるため、「学びたい」で終わるのではなく、貢献できるという点もしっかりアピールするようにしましょう。

キャリアアドバイザーに紹介されて応募しました

上記は自分の意志が伝わりにくいです。企業側からしても本当に志望しているのか分かりにくく、マイナスなイメージを持たれてしまう可能性があります。

たとえキャリアアドバイザーを通していたとしても、その会社を選ぶにあたって興味を持ったきっかけや理由はあるはずなので、自分の考えをしっかりと伝えるようにしましょう。

日本の存在感を高めたい

志望動機は実体験に基づいていないと評価されるのは難しいです。

例えば「〇〇により日本の影響力が世界で下がっている。~~。そのためこのような事態を解決するような仕事がしたい。」

一見上記のような文章は論理的かもしれませんが、これには実体験が一切含まれていないため、あまり良い文章とは言えません。

実際、「日本の存在感を高めたい」という志望動機で内定する人は多いのですが、この志望動機で内定を得ている人は、留学や海外経験、研究など実体験をもとに語っているため評価されているということを忘れてはいけません。

社会に貢献したい

上記は志望動機でよく使われるワードではないでしょうか。しかしこれもあまりオススメできません。

なぜなら、社会に貢献したいということだけでは、全ての仕事が当てはまってしまうからです。

志望動機で「社会に貢献したい」と書く際は、どんな顧客に対しどのように貢献したいのかより具体的に伝えることを意識するようにしましょう。

まとめ

志望動機でアピールすべきことは以下の2点です。
●企業への志望度
●入社の際のモチベーション


上記2つを論理的に伝えることで、面接官に「だから弊社を志望しているのか」と思ってもらうことが重要です。

参考:【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説

面接で言ってはいけない言葉~自己PR編~

コミュニケーション能力には自信があります

そもそも、面接自体がコミュニケーション能力を測っている場であり、わざわざ言わなくても面接を通して確認できる能力になります。

そのため、面接官の質問に対する回答でコミュニケーション能力をアピールするようにしましょう。

短所はありません

面接官が短所を聞く理由は「自分の短所を客観的に判断できているか」です。

ここで短所を答えられないと、自己分析がしっかりと行えていないと判断されてしまうことがあります。

また短所がないということは改善しようとする意志が見られないため、成長欲求がないと判断されます。

面接官は短所を聞くことで「短所をどのように改善しようとしているか」を見ているため、自分の短所を踏まえた上で意識していることを答えられるようにしておきましょう。

いろいろorさまざま

これらは非常に便利で意識していなければつい言ってしまう言葉ですが、面接官からすると何も伝わってきません。

面接官としては、その「いろいろ」「さまざま」について具体的に聞きたいと思っています。

そういった表現を使ってしまうと、「論理的ではない」「表現力がない」「魅力が分からない」といった印象を面接官に持たれ、マイナスな評価をされてしまう可能性があります。

「さまざま」「いろいろ」といった表現ではなく、具体的な内容を伝えられるようにしましょう。

〇〇性があります

上記の〇〇性とは例を挙げると「社交性」や「協調性」になります。

なぜ社交性や協調性といったような〇〇性がNGなのか、それは人によって理解に差が生まれやすいためです。

面接では、短時間で面接官に自分のことを知ってもらわなければならないため、こういった抽象度が高いワードを使ってしまうと、うまく伝わらない可能性があります。

しかし絶対に使うなというわけではありません。面接官にも伝わるように、エピソードをしっかりと固めて話せば問題ないと思います。

まとめ

正しい自己PRをするために大切なことは以下の2点になります。
●企業のビジネスモデルを理解する
●企業がどんな強みを求めているか明らかにする


自己PRでは「企業にとって採用しなかったら損をする人材である」ということをアピールする必要があります。

参考:魅力的な自己PRの書き方と面接での効果的な伝え方|ES例文付

面接で言ってはいけない言葉~逆質問編~

質問は、特にありません

これは絶対にNGです。質問がないということは志望意欲が低い、深掘りができていないと評価されてしまう可能性があります。

逆質問では、企業に興味がある姿勢を示すべきであるため、何らかの質問はするようにしましょう。

逆質問は事前に考えておくことが必要です。それでも逆質問が浮かばないという学生は、面接内容を振り返って考えてみるのも一つの手段であると言えます。

どんな研修が受けられますか

上記の質問では、主体性がある印象を持たれることは難しいと思います。

企業に頼りたい、手取り足取り教えてほしいなどといった主体性に欠ける質問をすることは逆効果になってしまう可能性もあるため、注意が必要です。

先程も述べたように、逆質問では志望度が高いことを面接官にアピールしましょう。

今日の面接の評価はどうでしたでしょうか

この質問はできるだけ控えた方が良いでしょう。

なぜなら、企業側には面接結果を伝える義務がないからです。

自分の評価を求めるよりも、最後の最後まで自分を最大限アピールする方がより効果的だと思います。

どのような事業展開をしていますか

上記のようなHPを見れば誰でも分かる質問をしてしまうのはあまり良くありません。このような質問をすることによって、企業研究ができていないと評価されてしまう可能性が高いです。

企業研究ができていないということは、企業への関心が低いと捉えられてしまい、マイナスなイメージを持たれてしまうこともあるため、注意しましょう。

仕事内容について聞きたい時は、事業内容ではなく、もっと具体的な業務について聞くようにしましょう。

福利厚生や給料について教えてください

上記の質問をしてしまうと、仕事を条件だけで選んでいると思われてしまうリスクがあります。そうなるともちろん志望度も低く見られてしまいます。

また、福利厚生や給料についてはHPなどの募集要項に記載されているため、逆質問で聞くのではなく自分で調べるようにしましょう。

目標が達成できないとどうなりますか

目標達成に関して聞くことは悪くありませんが、このような聞き方はあまり良くありません。

この聞き方では、「初めから目標達成できないと諦めている」「ネガティブ」などといったマイナスの評価をされてしまうこともあります。

目標達成に関して質問したい場合は、前向きな印象も持たれるような聞き方を心がけましょう。

まとめ

企業が逆質問を通して見ているポイントは以下の2つです。
●企業への志望度
●基礎的なコミュニケーション力


つまり、逆質問では場の雰囲気や面接官の役職等から、今ここで何を質問するのが適切なのか見極められるか否かを見られていると言えます。

参考:【逆質問】面接でよく聞かれる逆質問の例文集

まとめ

本記事では面接で言ってはいけない言葉を紹介しました。

「これ良くないんだ」「このワード使ってた」など、意外とあまり良くない表現だと知られていなかった言葉もあったと思います。

今回紹介した面接で言ってはいけない言葉は絶対ではありませんが、なるべく使わないほうが良いでしょう。せっかく進んだ面接で、面接官にマイナスな印象を持たれてしまうのはとても勿体ないことだと思います。

面接対策をする際はぜひこの記事を参考にし、言葉選びをしてみてください。

こちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく解説しています。

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業界内時価総額日本一!化学メーカー信越化学工業に文系学生も注目すべき 業界内時価総額日本一!化学メーカー信越化学工業に文系学生も注目すべき 信越化学工業などの化学メーカーは、一部の文系学生からは人気のある業界です。しかしながら、三菱化学、三井化学、住友化学などに比べて、信越化学工業を受ける学生はやや少ないようです。実際、過去実施したunistyle就職活動意識調査でも、文系学生約700名のうち化学メーカー各社を志望する学生数は三菱化学53名、三井化学49名、住友化学43名、信越化学工業28名という結果になっています。これは、三菱三井住友という財閥のイメージや知名度によって差がついているように思います。もちろん、何となくイメージや知名度だけに振り回されるのではなく、例えば売上や利益など各企業の財務数値をしっかり調べて企業研究をしているという方も多いことでしょう。さらに皆さんが企業研究を進めて行くと、財務数値と同様に、「時価総額」という指標も良く耳にするようになると思います。(※時価総額とは、上場企業の株価に発行済株数をかけたもので、企業価値を評価する際の指標です。時価総額の大きさは企業規模や業績のみならず、資金調達力を読む指標にもなります)日本の化学業界において時価総額第1位の企業は、三菱でも三井でも住友でもなく、実は信越化学工業です。塩化ビニル樹脂や半導体シリコンなどの分野では世界トップシェアであり、海外売上高比率も72%と業界随一のグローバル企業でもあります。三菱三井住友を受けるつもりの文系学生の皆さんが、信越化学工業を受けないのは非常にもったいないことです。また、そもそも化学メーカーを見ていないという方も、次に紹介する企業選びの軸に合致するのであれば、ぜひ化学業界も視野に入れてみてはいかがでしょうか。なお、理系対象のインターンも現在募集しているため、理系の方についてもぜひ就職先として検討してください。(※本コラムは信越化学工業株式会社のPR記事です)信越化学工業などの化学メーカーを志望する文系学生の企業選びの軸①「日本の技術力を世界に発信したい」日本の強みとして多くの人が挙げるのは、メイドインジャパンの技術力や品質の高さではないでしょうか。自社製品が世界中で求められ、また、ユーザーから信頼されている様子を見て、自分の仕事にやりがいを持つ方も多いことでしょう。また、日本のプレゼンスを向上させたいといった軸と関連付けて、総合商社などと併願する学生も多くいるようです。②「人々の生活に密着した仕事に携わりたい」上記と同様に、普段身の回りに溢れる製品に自社の素材や技術が用いられていることにやりがいを感じられるという方もいるのではないでしょうか。金融など無形の商品を扱う業界に比べて、化学業界は自社技術の活用事例を日常生活で頻繁に目にすることがあるため、そこに喜びを見出す方もいるでしょう。③「自身のアイディアを製品に反映できる仕事がしたい」クライアントと協力して新製品の開発に携わることも化学メーカーの醍醐味だと言えます。消費財メーカーであれば自社製品の普及が営業のミッションになりますが、化学メーカーの営業はクライアントのニーズと自社の技術とをうまく結びつけることが求められます。自身のアイデアを形にして他者に価値を提供することや、新たなイノベーションの担い手となることに魅力を感じる方にも、化学メーカーを見て欲しいと思います。信越化学工業が求める人材・向いている人信越化学工業に限らず化学メーカーは、営業先のメーカーと自社開発部門との橋渡しとなり、立場の異なる人々をまとめ上げて、新たな製品の開発につなげられる人材を求めていると言えます。下記、採用ホームページの社員インタビューを抜粋しています。現場で働く社員の姿を垣間見ることができますので、参考にしてください。>>一番印象に残っている仕事はなんですか?5年間サンプル供給を続けてきたある顧客の新製品にて、当社がファーストベンダーとして採用され量産になったことです。品質や納期など顧客の厳しい要求を、技術部門や製造部門と一緒に乗り越えていくのは非常に大きなやりがいとなります。半導体材料では顧客認定という独特の制度があり、顧客の製品にファーストベンダーとして採用されることが非常に重要です。セカンドベンダーでの参入は、品質や価格面で非常に大きなハードルがあります。地道にサンプルワークを続け、顧客のビジネスが軌道に乗り、結果として当社の製品の売上も増えるというのは営業部門としては格別の喜びです。(信越化学工業採用ホームページより)なお、信越化学工業では豊富な手元資金をもとに今後3年間で総額3,200億円の設備投資を予定しており、海外でのプロジェクトに携わる機会も多くあります。そのため、まったく文化の異なる土地で手腕を発揮するために、精神的にタフであることも求められます。大学を横断したイベントの企画や運営、社会人との交流など、立場や価値観の異なる人々と協力してことを成した経験を持ち、また、そこに強いやりがいを感じる人にはおすすめの企業です。入社後のキャリアプランについて事務系(営業、管理部門)では、入社後3~5年を目途に、3人に1人くらいの割合で海外赴任や海外プロジェクトに携わるとのことです。技術系(研究、生産技術など)でも、8~10%程度の社員が海外で仕事をしています。少数精鋭の人材育成方針の下、過去には、入社1年目から大きな取引先の担当を任され、2年目にして今では誰もが目にしたことのあるような製品をクライアントと二人三脚で作り上げた社員もいます。入社して間もない頃から大きなクライアントや案件を担当することで、自らの能力やスキルをじっくりと磨いていけることは、信越化学工業など歴史ある大手企業に就職することの意義の一つかもしれません。最後に就職活動では、表面的なイメージで事前に受ける会社や業界を絞ってしまうのではなく、自分の経験からどんな仕事が向いているのか大まかに考えてみて、当てはまる業界をどんどん受けていくことをおすすめします。ちなみに、信越化学工業の採用担当の方は文系出身で、「若手の内から、大きな権限と責任の伴う仕事に携わりたい」という軸で就職活動を行い、総合商社なども見ながら信越化学工業に出会ったとのことです。文系学生の皆さんは、化学メーカーを敬遠してしまう方も多いようですが、食わず嫌いせずに就職先として検討して欲しいと思います。化学業界を理解することで、川上から川下に至る産業界のつながりを理解することができ、視野が広がることと思います。なお、現在、信越化学工業では理系対象のインターンを募集しています。本記事は文系学生向けでしたが、理系の皆さんは是非お申し込みください。photobyMartinThomas 26,420 views
最近気になるニュースについて回答を求められたら?就活生必携アプリ「NewsPicks」とは 最近気になるニュースについて回答を求められたら?就活生必携アプリ「NewsPicks」とは 経済や社会のことなんて全然わからないという学生も、就職活動がスタートすると日経新聞ぐらいは読むべきなどと言われるようになって久しいと感じます。そうは言っても移動中など隙間時間に新聞を広げて情報収集、というのもなかなかやりづらいものと思いますし、最近はほとんどの人がスマートフォンからニュースアプリを起動し、各種ニュースを読むようになっていると言えます。Twitterや日経新聞、スマートニュースといった一般的なニュースアプリなどと比べた際に、特におすすめなのが経済情報に特化した「NewsPicks」です。ほとんどの記事は無料で閲覧可能となっており、ビジネスパーソンだけではなく、就活生にとってもNewsPicksが必携になる時代はすぐそこまで来ているかもしれないと感じています。▼アプリ「NewsPicks」の無料ダウンロードはこちらから・iPhoneの方はこちら:・Androidの方はこちら:(※本コラムはNewsPicksのPR記事です)​無料で使える経済情報に特化したニュースアプリ「NewsPicks」とはNewsPicksを一言で表すと「ニュースアプリにSNS機能が備わったもの」となります。金融、経済、IT、スポーツビジネス、最近では大人の恋愛など幅広いジャンルのニュース記事やコラムを著名人のコメント付きで見ることができます。興味のある著名人などをフォローすることで、彼らが気になったニュースをシェア(Pick)したものが自分のフィードに流れてきます。また、シェアする際には著名人がニュースに対する自身の見解をコメントしている場合が多く、「ニュース+それに対する意見」がセットで見られるのが他のメデイアにはないNewsPicks最大の特徴となっています。Twitterよりも濃い情報を、日経新聞よりもわかりやすく手軽に得られると言えます。ほとんどのニュースおよび付随するコメントは無料で閲覧が可能であり、無料会員登録のみでも十分に有用なサービスとなっています。また、詳細は後述しますが有料会員限定のコンテンツや機能も非常に充実しているため、まずは無料で利用してみて、気に入ったという方は有料課金を検討してもよいでしょう。Twitterアカウント、Facebookアカウント、メールアドレスのどれでも登録が可能となっており、登録後は自分でニュースを投稿したりコメントをつけたりすることができます。​▼アプリ「NewsPicks」の無料ダウンロードはこちらから・iPhoneの方はこちら:・Androidの方はこちら:NewsPicksを利用している著名人起業家、現役コンサルタント、総合商社社員、金融リサーチャーなど様々な属性の人々がNewsPicksを利用しています。一部有名どころの人々を下記いたしますので、フォローの参考にしてください。・堀江貴文説明不要、ライブドア元代表取締役CEOの堀江氏。基本的には1センテンスの簡単なコメントが多い印象です。・堀義人グロービス経営大学院大学学長、グロービス・キャピタル・パートナーズ代表パートナーである堀氏は政治、経済、MBA、起業など幅広いニュースにコメントしています。最近は恋愛関係の柔らかめな話題のコラムにもしっかりコメントを残すなど、面白い一面もあります。・松本大マネックスグループ代表取締役CEOであり、テレビ東京の人気アナウンサー大江麻理子氏との結婚が話題になりました。主に、自身の専門分野である経済、金融分野のニュースにコメントしています。・占部伸一郎日系コンサルティングファーム「コーポレイトディレクション」のパートナーを務めており、様々なジャンルのニュースに自身のコンサルティング経験を生かした丁寧なコメントをつけています。・西村創一朗リクルートキャリア勤務、NPO法人ファザーリングジャパン理事。ニ児の父。趣味はポケモンと妖怪ウォッチと、トッキュウジャーと仮面ライダー、初音ミク、小池美由とのこと。こちらも幅広い業界の記事にコメントしており、特にキャリアやIT関連の分野に精通していると感じます。・福田滉平こちらは現役の慶應義塾大学生となっています。高校時代からPickを始め、現在はNewsPicks編集部の一員となっています。彼同様に、積極的にPickやコメントを行う学生も多くいます。就活生はNewsPicksをこう使ってみよう日経新聞などの事実を伝えるだけのニュースメディアでは、そのニュースをどう「解釈」すればいいのかわからないという人は多いと思っています。NewsPicksであれば識者のコメントなどを元に、そのニュースの「解釈」を学べると言えます。例えば最近話題のギリシャ危機の記事についてであれば、下記のようなコメントが付くといった具合です。​(参考:「ギリシャ問題が行き着くところとは」)​(参考:「焦点:ギリシャと中国、想定外の情勢悪化でアベノミクス視界不良」)​ニュースで事実だけを説明されてもピンとこない人にとって、わかりやすい補足と言えるでしょう。また、ニュースの内容についての意見や補足以外にも、記事自体の要点を整理してコメントしてくれるユーザーもいるため、ニュースを一段深く理解するための手助けになります。慣れてきたら自分の興味関心のある分野の記事にコメントを書いてみるのもよいと思います。先ほど紹介した福田滉平さんなど、自ら積極的に意見を発信している学生も多くいます。他のユーザーからよいコメントだと評価されれば「LIKE」がもらえるのも、アウトプットのモチベーションになるように感じます。また、総合商社をはじめとした企業の面接でよく聞かれる「最近関心のあるニュースは?」といった質問に対しても、NewsPicks上での識者の意見を踏まえて自分なりの考え方を構築すると一段深い内容が答えられるかもしれません。時に学生の独りよがりな解釈は、ビジネスの第一線にいる人から見た場合に、浅かったり的外れであったりといったこともままあると感じています。他にも、下記のように面接官とNewsPicksの話題で盛り上がったという話もあるようです。余頃:第一志望の企業の面接官が、インターネットメディアに詳しい方で。その方もNewsPicksを利用されていることは元々知っていたんだけど、「何かメディアで意見を発信することはある?」と聞かれたときに「NewsPicksです」と即答(笑)その場でスマホを取り出して、自分の過去のコメントとかを見てもらえました!これはたまたま運が良かった話かもしれないけど、就活に限らず、社会で活躍している方と接点を持てるという意味でNewsPicksはすごく役に立つんじゃないかな。(「取材企画第三弾!就活に役立つNewsPicks!」より抜粋)就活関連記事など、有料コンテンツや機能も充実ちなみに、NewsPicksでは就活特集記事も複数掲載しており、ほとんどが有料ながらかなり読み応えのある内容となっています。人気業界の分析や、著名人が「今、自分が就活生ならどんなキャリアを歩むのか」といった記事はキャリア選択の参考になるものと思います。簡単にタイトルのみ下記いたしますので、興味のある方は是非読んでみてください。【Vol.5】「商社一人勝ち」。とばっちりを食う、外資金融・コンサル【Vol.8】DeNA創業者・南場智子氏「いま私が22歳だったら、絶対マッキンゼーには行かない」【Vol.13】自動車業界が抱える「4つのリスク」と有望企業【Vol.14】総合商社が「新卒至上主義」なのは当然か?【Vol.15】圧倒的人気のメガバンク、商社。繁栄は10年後も続くか【Vol.17】電通・博報堂は10年後も強い。マーケターは超有望職業に【Vol.26】「学歴、コネ偏重採用」に待ったをかける「人間アナリティクス」採用術【vol.27】今からでも間に合う、「就活後ろ倒し時代」の内定獲得術また、企業の面接直前にその企業が関連するニュースをすべて検索して、意見も含めてチェックしておくという学生もいるとのことです。過去記事やユーザーの検索機能も有料会員限定となっているので、使ってみたいという方は有料登録も検討してもよいと思います。なお、NewsPicksの有料会員月額はiPhone/Androidともに1,500円(税込)となっています。日経電子版の4,200円(税込)よりは手が出やすく、飲み会0.5回分くらいだと考えれば十分価値のあるものと思います。もちろん、無料での使用でも大いに役立ちます。NewsPicksを使う上での留意点ここまで紹介してきたようにNewsPicksは非常に有用なメディアである一方で、いわゆる「デキる意識高めのビジネスパーソン」が積極的に意見を発信している傾向があると感じます。そのため、自由市場主義的な論調の意見を目にする機会の方が比較的多くなるかもしれません。示唆に富む意見がたくさんある一方で、NewsPicksが世間の縮図だと思わないよう注意はするべきでしょう。NewsPicksに限らず、どのメディアや個別の記事、意見であってもそれぞれの「色」があるので、そのいい面悪い面を踏まえて自分なりの考えを持つことが「メディアリテラシーがある」ということだと思っています。もちろんNewsPicksの中だけで見ても、ある一つのニュースに対して複数の異なる意見が交わされることも非常に多いため、物事を多面的に考える上で参考になる有用なメディアであることは間違いないと言えます。最後に基本的に無料で使えて、業界研究やニュースの見方まで学べるNewsPicksは今後の経済メディアの主流になるポテンシャルがあると感じます。就活に限らず、社会に出てからも役立ちますし楽しめること請け合いのため、今のうちから登録して使い倒して欲しいと思います。▼NewsPicksの無料ダウンロードはこちらから・iPhoneの方はこちら:・Androidの方はこちら:photobyTayloright 30,704 views
電通・博報堂の違い?広告代理店内定者が語る就職活動の極意とは② 電通・博報堂の違い?広告代理店内定者が語る就職活動の極意とは② 先日、大手広告代理店の内定者と就職活動生によるWeb質問会を開催いたしました。その際に多くの就職活動生の参考になる受け答えがありましたので、ここに記事として残したいと思います。広告代理店を志望している方もそうではない方にも参考になるかと思いますので、ぜひお読みください。今回は、質問会で出た質問の中でも、面接の質問やテクニック、そして内定者の学歴や人間性についてまとめました。よろしくお願いします。回答者プロフィール以下で簡単に自己紹介します。なお、内定先から会社名や個人情報を明かすなと言われているため、どの代理店に内定しているかは皆さんのご想像にお任せしますね。大学:文系(国立大)学生時代に頑張っていたこと:研究やベンチャー企業での長期インターン内定先:大手広告代理店、大手ITメガベンチャー数社、ベンチャー企業など合計6社。総合商社なども最終面接まで進んでいました。一言:今まで数十名の就職活動指南や内定者訪問を受けてきました。皆さんのお力になれるよう質問の回答頑張りますね。広告代理店以外の質問でも大丈夫ですよ!大手2社の違いは聞かれない!面接やGDなどの選考について◆電博それぞれの違いについて、面接ではどのように話されていましたか?代理店の中でもなぜうちなの?という定番質問に対してどのように回答されていましたか?この質問は内定者訪問でよくされるのですが、ぶっちゃけあまり聞かれないですよ。電博両方とも受けましたが聞かれませんでした。内定者でもこの質問をされた人はあまりいないみたいです。基本的に同じような人材を取りたいので、同じ志望理由で問題ありません。電通:業界トップの自負と、博報堂とは圧倒的に違う成果への執着に魅力を感じた博報堂:二番手から一番手を追いかけることの面白みに惹かれる。自身も今までの経験からそのようなことをしていたくらいですかね。下手に博報堂はクリエイティブが強いからー、といったことは言わないほうがいいです。どこがどう強いのか言えないと思いますので笑高校時代の経験をアピールしてもOK◆『学生の時の経験』を聞かれますが、ここでいう学生とは大学生のことでしょうか?高校以前の経験を付け足しても問題はないですか?全く問題ありません。高校時代の話は自身の価値観形成のアピールとしても大変使えるので、どんどん活用しましょう。大学時代に力をいれたこと→なぜやったの?→高校時代の◯◯の経験からというのは鉄板アピールですねアンサーファーストと感情を込めることが面接では大事◆面接ではどのような話をしていたか具体的に教えて頂きたいです。それを踏まえてどんな話し方や話内容をした方が内定に近づくと考えているか教えていただきたいです。内定先の諸事情であまり明かすことができないんですごめんなさい。簡単に言えば、研究である地域の課題解決をしたという話がメインでしたね。話し方はアンサーファーストで端的に、熱い話をするときは全力で感情を込めてですね。分野は何でもいいが誰にも負けないぐらい秀でているものが必要◆大手広告代理店の内定を勝ち取るために、アピールした強みはなんですか。それは他の人と比べてかなり秀でていないとだめですか?研究とベンチャーでの長期インターンシップです。うちの内定のこつは「差別化」なので、その分野でなら絶対負けないぞというくらいには秀でてた方がいいですね。分野はどんなものでも大丈夫です。出会い系でワンチャン狙うプロフェッショナルですというPRをしていたという内定者もいるので。自分の戦略通りに評価された◆大手広告代理店の内定を勝ち取るために、アピールした強みはなんですか。それは他の人と比べてかなり秀でていないとだめですか?頭がいい!あと向上心が強い!と内定後に人事から言われました笑自分の戦略通りに評価されましたね。◆「頭が良い」「向上心が強い」を伝えるために戦略を立てたとのことですが、どんな戦略を立てたのですか?頭がいいは話の論理展開ですね。代理店受ける前に徹底的に面接練習をしてしゃべる内容を固めていたので、一ミリも論理のズレがないように話をしていました。向上心は、自身の大学受験の経験など客観的なファクトがあったので、そこを中心に話をしたところ納得してもらえました。内定のポイントは「差別化」◆大手広告代理店の内定を勝ち取るために、アピールした強みはなんですか。それは他の人と比べてかなり秀でていないとだめですか?内定のポイントは「差別化」に尽きると思います。おっしゃる通りかなり秀でていないと大手代理店は厳しいでしょう。自身は研究活動に力をいれていたので、そこで他の就活生と差をつけれるように戦略を練りましたね。広告に興味ないと面接で話しても内定する◆テレビcm、ネット広告、新聞広告、それぞれの強み、弱みを教えてください。この質問なかなか答えるのが難しいです笑なぜなら私は面接で「好きな広告は?」と聞かれて「広告そこまで興味ないんですよね笑うちの家テレビありませんから」と答えていたので。。逆に言うと、広告の強み弱みなんかしらなくても内定は獲得できるということです。一応答えるとテレビ強み:マスにアプローチできる点弱み:ネットに比べて費用対効果がはかりづらいネット広告強み:ターゲティングができる、費用対効果の測定が簡単弱み:やはり拡散力は弱いのと、最近はアドブロックなど技術が脅威ですね新聞広告強み:紙面の内容と合わせて広告を打てる弱み:これもテレビと同じく費用対効果測定が難しいただ、こういった情報は内定者よりネットや本の記事を読んだ方が詳しくわかると思います!◆「好きな広告は?」と聞かれて「広告そこまで興味ないんですよね笑うちの家テレビありませんから」とおっしゃられた後の面接官との会話はどう進みましたか?それくらい勉強して来なよーと笑いながら言われました。そこで、「いえ自分は広告のファンとして御社を志望しているのではなく、自身の強みが広告代理店にとって活かせるから志望しています。そして企業や社会の課題解決は今後広告という枠組みだけではないと思うので、むしろ自分みたいな人を取るのもアリだと思いますよ」と話をしていましたね。それまでで面接官の評価が非常に高いのがわかっていたので、ここらへんまで攻めて答えました。インターン参加は内定にかなりの影響がある◆インターンシップはどこまで影響力があるとおもいましたか?内定先からいうなと言われているのであまり言えません。「かなりある」とだけ言っておきます。電通・博報堂に入るためのコネとは?◆電博に入るためには、コネが必要とよく言われますが、具体的には、どのようなコネなのでしょうか。主にクライアント筋ですね。若手〜中堅社員と仲良くなるはそこまで意味がないとは思います(採用に強い影響を及ぼせる上の人は別です)。ちなみに私は一切ありませんでした。追加ですが、政治家関係なども結構あるそうな笑学歴は東大早慶レベルが8割◆内定者の学歴についてざっくりの割合を、①東大早慶レベル、②GMARCHレベル、③それ未満で教えてもらえるとうれしいです。①8割②1割③1割という感じです。やはり早慶未満はコネクションがないと厳しそうですね。OB・OGがいない大学で内定を取るのは難しい◆OB・OGが自分の大学にいない場合はどのようにOBOG訪問をしていましたか?◆説明会に出席された人事の方に後日会ってもらえるか聞くのは失礼なんですかね?恐縮ですが、そもそもOBOGがいない大学で内定を取るのはよほど親が強いコネがないと厳しいですね。。広告代理店だけでなく、基本人事の方は取り合ってくれません。説明会に来ていた現場社員の方から名刺獲得してOBOG訪問というのはいいと思います。どれだけOBOGとコネクション作ったかも代理店に入社する評価ポイントにはなると思うので、できる限りはしましょう。一人もしてなくても内定とっている人はいますけどね。トップレベル4割、頭脳2割、特殊経験2割、なんでは入れたの2割◆内定者のタイプについてパターンに分けて教えてもらえるとうれしいです。例えば、広告代理店だとゴリゴリ体育会系の人とインテリ系の人が入り混じっていると聞きますがどのような割合でどんな人がいますか?東京芸大などのアート系内定者を除くと4割:早慶体育会系主将もしくはトップレベルの成績を出した人2割:東大京大理系院生の頭枠2割:学生時代中に起業や、面白い体験をしていた人2割:なんでこの人入れたんだろう枠(察してください)という感じですかねオラオラ系も真面目タイプいるのが広告代理店◆内定者にはどういった性格の人が多いですか?うちは明確に採用枠分けてますね。早慶体育会系のオラオラしたノリの人もいたら、理系院生の真面目タイプもおります。留学経験者は多い◆電通を筆頭に、これからますます海外展開をしていくと思いますが内定者で留学経験者はやはり多いですか?非常に多いですね。会社もグローバルグローバル言ってますから。例として、今年は総合商社の内定を蹴ってうちに来た人がかなり多いです。僕は留学経験がありませんでしたが、自分なりのグローバルの定義をして自身の研究と結びつけてアピールしてました。代理店の強みの一つは上流から下流までアイディアを用いた課題解決が可能なところ◆自社サービスを持つ会社でなく受託式の広告会社を選んだ理由、またその強みを教えてください。事業会社ではなく広告会社を選んだ、という意図ですかね。自分は飽き性なので一つの商材を扱うよりも、様々なクライアントの課題と対峙して課題解決をしたいという思いがあったからです。その強みというのは広告会社の強み、ということでいいでしょうか。企業の上流から下流までアイデアを用いた課題解決ができる点だと思います。やりたいことと実際のビジネスの乖離を感じたら辞めるかも?◆将来のキャリアプランについてざっくり教えて下さい。自身の専攻が活かせるような部署に行きたいと面接で答えておきました(具体的にどこかはいえないですごめんなさい)。マーケの技術などを学んでその専門家になった後、自身の専攻が活かせる部署に行くつもりです。やめるとしたら、あまりの労働のきつさに自身の体力がついていかないと判断した時、メンタルがやられた時(ストレスフルな会社だと社員から聞いているので)、自身がやりたい企業や社会の課題解決と実際のビジネスが乖離していた時ですね。最後にいかがでしたでしょうか。今回の記事では大手広告代理店の面接で内定者が意識したこと、そして内定者の学歴や人間性について詳しく聞くことが出来ました。特に印象的であったのは、博報堂と電通の差別化は細かい所まで掘り下げる必要はなく、「何故広告代理店で働きたいか」が重要であることがわかりました。また、内定者の中には体育会系から理系の大学院生まで幅広い人材がいることも分かりました。ぜひ多くの就職活動生に今回の質問会で得た極意を生かして欲しいと思います。photobyandy.brandon50 67,271 views
「就活に正解はない」は正しい。だからこそやり続ける必要がある 「就活に正解はない」は正しい。だからこそやり続ける必要がある ※本記事は2015年10月に公開された記事になります。「就活に正解はない」就活を始めるとよく聞く言葉ですが、これは本当に間違いないと思います。私は、80社以上にエントリーし、60社以上のエントリーシートを書きましたが、受かったのはたった一つだけ。それが、結局私の正解だったのだと思います。6月後半に第一志望の広告業界から内定をもらいましたが、他の選択肢を抱えたままで就活は終えられないと思い大手の選考が始まる8月まで就活を続けていました。総合商社、大手飲料メーカーなど最終に残ったものの、落ちてしまいました。その時は落ち込みましたがきっとその内定先が私の応えだと感じ、納得して就活を終えました。正解かどうかは自分でしか決められないのです。やろうと思えばいくらでも続けられるのが就活ですから。質を得るため、量をこなす面接の数を受けることをおすすめします。特にグループ面接は他の就活生を知る絶好のチャンスです。私は広告という業界を志望していたこともあり、他の学生が自らの強みとして使う言葉、エピソードは二度と自分は使わないようにしていました。しかし私は量を受けすぎたかもしれなとも思います。他の学生の情報収集という点ではよかったですし、質問のテンプレなど自分で作成することはできましたが企業研究にまで手がでなかったのが正直な感想です。ある程度数をこなした後には、志望企業に集中するシフトチェンジが必要だったと思います。要は、自分でいかにバランスを見極めるかということです。ノイズに惑わされない16卒として内定を得て就職先を決めた後、17卒対象と知らずある会社のインターンシップの選考会に参加したことがありました。人事の方が「グループディスカッションのポイント」ということを説明し出したのですが、自分がディスカッションのタブーとして聞いていた「問題の矮小化」を正当化して語りだしました。(「社会人にとって大切な三要素は何か」という議論であるのに、「営業マンにとって大切な三要素は」とすりかえてしまうことなど)その人にとっては「問題の矮小化」が正解だったのかもしれませんが、私にとってはノイズでしかありませんでした。そして、そんなノイズに惑わされていると内定までの道は遠のいてしまうと痛感しました。自分で、情報の取捨選択をすること、何を正解とするかということはしっかり考えなければなりません。OB訪問しなくちゃだめ?したければ、すればいいOB訪問をせずに大手広告代理店の内定を勝ち取った人も知っています。逆に、自分は第一志望の会社に10人以上訪問しましたが落ちました。全て、自分次第です。OBのアポをとるくらいなら、ホームページで企業研究するというのもアリかもしれません。ただ、OB訪問はモチベーションを維持する上で有効なのでおすすめです。またOBに面接の受け答えをみてもらったり、ESを見てもらったりすることが自信につながることは間違いありません。最後に、広告志望の人へ「狭き門」と言われている広告業界ですが、案外企業は多くあるものです。特に、「どこに入るか」より「何がしたいのか」が大切になる業界だと思いました。アイデアを売っていく仕事なので、自分自身の思いさえ言語化できすにどうする、といった雰囲気は感じます。そして、おもしろいライバルがいっぱいいます。広告業界に入るやつらは普通の自己PRなんてしません。社長に直筆のラブレターを書いた友達もいましたし、3カ国語で歌うやつ、書道を披露するやつがいます。アイデアに正解はないので、恐れることなく「アイデア溢れるおもしろい自分」を、工夫をこらしながら一生懸命にアピールできればいいのだと思います。はじめにも言ったように、就活に正解はありません。だから、自分にとっての正解が見つかるまでやり続けて下さい。正解は人それぞれなので、大手に決まった友達がいても、早期に内定をとった友達がいても、それはあなたにとっての正解ではないのです。常に、マイペースで、惑わされずに自分を持ち続けて下さい。 33,848 views

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