【広告代理店インタビュー】電通・博報堂・ADK・サイバーエージェント社員のキャリアにまつわる取材記事をまとめました。

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最終更新日:2023年10月26日

【広告代理店インタビュー】電通・博報堂・ADK・サイバーエージェント社員のキャリアにまつわる取材記事をまとめました。

企業研究

情報収集ツールとして、説明会やインターンシップ、OB訪問など様々ありますが、今回は効率的に情報収集をオンラインでしたい広告代理店志望者のために、多種多様なWEBサイトから広告代理店社員にまつわる取材記事をunistyleでまとめました。

各社の採用HP上における情報は既にチェックしていると思いますので、外部サイトの記事をまとめております。

是非ブックマークして読み進めてもらえると幸いです。

本選考とインターンの締め切り情報

電通

電通

「その仕事、好きか、向いているか」
―仕事の“壁”を乗り越える極意!~電通 越智一仁さんトークイベント

2年目で営業から転局試験を受け、クリエイティブ局に異動したものの、結果を出せず異動したという挫折を乗り越え、ヨーロッパを始め日本のACC CM FESTIVALでも受賞作を作り上げた越智一仁さん。自らのやりたいことを追求したことで成功を掴んだ越智さんは「まずはこれをやりたいと言う、そして実際にやってみる。そして、失敗してみる。こうした心がけも大事。」と語られています。

株式会社電通『au 三太郎シリーズ』CMプランナー 篠原 誠さん

エモーショナルな「au三太郎シリーズ」を作り上げた篠原 誠さん。電通で教えられたことは、「どのような仕事にも意味がある」ということ。そして「技術」がないと通用しない当業界で通用する人材になるために、自分が出来ることを棚卸してみて、数ある中で何が一番“出来る”と明確に言えるのかを知っておくことが重要だと主張されています。

僕らはまだ、階段の途中。ーーコピーライターインタビュー vol.2 阿部広太郎

テレビCMをはじめとした多くの人の目に触れるフレーズを作るという観点から学生から「憧れの役職」として人気のコピーライター。しかし締め切りに追われたり、一向に企画が通らなかったりと、実力社会の厳しい世界です。人事からクリエイティブという転局を果たした阿部氏がコピーライターを目指す経緯、仕事の面白さを語っています。コピーライターに興味がある方は必読です。

【インタビュー】電通コピーライターに聞く「広告が社会にできること」

社会課題を解決する「ソーシャル・プロジェクト」を数多く手掛ける並河進さんのインタビュー記事です。「広告がものを売るだけでなく、社会を動かす力になったらおもしろい」という思いで、社会貢献性に焦点を当て、仕事をするコピーライターが手掛けてきたプロジェクトやそこにかけた想いを語っています。

今も営業活動に活かしている発想力を鍛えられた電通時代の思い出。

電通から保険会社に転職するというキャリアを歩んでいる桂雄人アランさんのインタビューです。保険の営業に活きる電通のクリエイティブを考える際の発想力・分析力について語られています。広告代理店に新卒入社した人のキャリアシフトを知りたい方は一度目を通しておきましょう。

朝日広告賞を受賞していなかったら、ピタゴラスイッチもだんご3兄弟もポリンキーもI.Qも生まれていなかった 東京藝術大学大学院 映像研究科教授 佐藤雅彦

朝日広告賞の受賞からクリエイティブの一線で活躍し続ける佐藤雅彦さんのインタビューです。他部署からクリエイティブへの転局を果たした佐藤さんですが、時期が一般的でなかったことで制作に関わることができずにいました。その期間に資料課に通いつめ、世界中の広告賞のアーカイブから琴線に触れる広告の法則性を見出すことで連続して朝日広告賞に入賞します。広告をみる感性を磨く方法論も就活生には参考になるのではないでしょうか。

博報堂

博報堂

【社会人インタビュー】博報堂 須田和博さん「広告志望の学生が伸ばすべき大切な能力は1つだけ」

『誰も未来のことはわからないから、全部「こうなるはず」としか言いようがない。』だからこそ、重要になるのは仮設構築力だといいます。広告代理店の全ての役職に共通する仕事術が語られているため、広告代理店志望者は一読することをお勧めします。

博報堂から28歳で独立「1.3億円で港区高輪初のゲストハウスをオープン」

将来的に独立することを考えている方は、このインタビューで語られている参入する市場の選定基準、働き方などを一例として頭に入れておくと良いでしょう。激務といわれる広告代理店時代より働いているというゲストハウスオーナー南祐貴さん、仕事時間が延びても充足感が高くなった理由にも注目してください。

広告代理店のブラック労働は変わったか?電通・博報堂関係者、激論2時間

広告代理店出身で一線で活躍している二人のクリエイティブ・ディレクター前田将多さん、三浦崇宏さんと二人の若手社員がブラック労働の実情についてディスカッションしています。残業時間の規制が厳しくなったものの仕事量に変化がないため、制度に合わせるために有休を取って、その時間で仕事をする、といった実情が赤裸々に語られています。

このような負の連鎖から脱するべく「なんでも引き受けなくなってきた」「人間の側面を仕事に持ち込む」、といったこれから必要になることも語られています。これからの広告代理店に必要な仕事のしかたについては、働き方改革とも関連して時事知識として持論が求められる場面も多くあります。自分なりの意見をもっておきましょう。

電通・博報堂社長が初対談「広告業界、広告会社はもっとポジティブに変わっていくべき」

日本を代表する広告代理店の社長が考える「広告」についてが語られている対談です。業界を牽引する二つの企業の社長が見る長い歴史の中での広告の変化やこれからの広告が果たす役目などが語られています。この対談を一読することで業界研究も深められます。企業のトップの視座の高さを知っておくことで、面接をはじめとした選考対策にも役立ちます。

ADKホールディングス

ADK

応募者に「どんな人と、どう働きたいか?」という リアルなイメージを喚起 新卒採用活動の既成概念をリセットし、 応募者と社員の相互理解を図る「相棒採用」とは

社員を巻き込んだ新しい採用施策「相棒採用」で応募者の質が上がったという当社の面接ではスマホを使ったマネタイズの方法について意見を求めるなど、高いレベルの回答が求められます。新しい施策の本質的な意味を理解して選考に臨みましょう。

広告、そしてクリエイティブはどこへ向かう? 2019年の日本そして世界の潮流を予測

「マスからパーソナルへ」「影響から共感へ」「モノからコト」といった広告・コミュニケーションビジネスがどのような方向に向かっているか、示唆されています。変動する市場の中で広告で差別化することは容易なことではありません。業界研究を深めたい方は一読することをお勧めします。

「仕事だからこそチャレンジできた」女26歳。入社4年で数億円を動かすようになるまで

数億円の広告予算にして海外企業が打ち出すCMプロジェクトをアカウント・エグゼクティブとして託された芦田美結子さんが外資系企業との連携やアニメコンテンツに強いADKホールディングスに入社した経緯や「アカウント・エグゼクティブ」の仕事について語られています。広告代理店志望者でも、細かい役職や業務内容まで把握している学生は多くありません。職種理解を進め、より解像度高く将来を捉えてほしいと思います。

ADKはなぜ世界最大の広告会社と決別したか。トップが語る「過去との決別」

世界最大の広告会社であるWPPグループとの提携を解消し、米投資ファンドのベインキャピタル傘下で経営改革への道を歩む総合広告代理店業界第3位のADKホールディングス社長である植野伸一さんと立教大学ビジネススクールの田中道昭教授の対談記事です。デジタル広告へのシフトが進む中での広告業界の未来、米投資ファンドをパートナーに迎えた同社の次なる戦略について語られています。会社にとって大きな変革期を迎えている時期であり、より敏感に企業の描く未来を正確に捉える必要があります。

※総合広告代理店第3位という記載がありますが、この順位はサイバーエージェントを含まない順位となっています。「国内の広告業界各社」を売上高基準で見ると、3位がサイバーエージェント、4位がADKホールディングスとなります。

サイバーエージェント

サイバーエージェント

リスキーなチャレンジが許される人の条件とは? サイバーエージェント藤田晋さんの経営哲学

失敗をすると厳しく批判されやすい今の日本社会で、リスクをかえりみずチャレンジし続けるサイバーエージェントの藤田晋社長のインタビュー記事です。特に、AbemaTV に200億円の赤字を出してまで“先行投資”を続けている理由や当社の「挑戦した敗者にはセカンドチャンスを」という行動指針の意図について語られています。社風を気にする就活生は多くいますが、その意図を理解して仕事に対するスタンスが共感できるかどうか、しっかり見極めてほしいと思います。当社ではインターンシップを選考上必須のフローとして組み込んでいます。業務内容だけでなく、語られている制度や社風が組織内に実際どう作用しているのかをインターンシップに参加して体感してみてください。

大手とベンチャー、どちらがいいか?二元論では語れないキャリア論とサイバーエージェントの魅力

「21世紀を代表する会社を創る」というビジョンを持ち、「すごい会社に入るよりも、すごい会社を創る方がかっこいい」という価値観が浸透している当社。「21世紀を代表する会社」とはどういうことか?社員全員が自分にとっての定義を持って働いているといいます。求める人物像は「素直で良いやつ」であり、スキルは必要ないと断言する採用部の意図についても語られています。採用部社員の武内さんに対してのインタビュー記事のため、サイバーエージェントの選考を受けようと考えている方は必読です。

実はキラキラしてない?現役サイバーエージェント女子の告白

世間的に言われる「キラキラ」なイメージや仕事の熱量が高いイメージは本当なのか?新卒6年目の社員が、社員の傾向や働き方について赤裸々な質問に答えています。メガベンチャーらしい「チャンスは自分からアピールしないともらえない」点や、裁量の大きさ、本当にキラキラ女子ばかりなのか、といった話まで語られているため、当社の実情を知りたい方は一読しておくと事前にミスマッチを防ぐことができるでしょう。

さいごに

unistyleでも広告代理店に関する記事をいくつか公開しております。

こちらも是非併せてご一読ください。

電通・博報堂の違い?広告代理店内定者が語る就職活動の極意とは②
【悩む暇があったら内定を取れ】広告代理店内定者が語る就職活動の極意その1
【急成長中のネット広告業界】ビジネスモデルと各プレーヤーの仕事とは
広告代理店大手3社の強み・社風・選考の違いとは⁈【電通・博報堂・ADKを比較】
電通の面接過去問27選|就職活動での頻出質問と選考意図とは
電通のES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・ガクチカへ
【博報堂の面接過去問15選】就職活動での頻出質問と選考意図とは
博報堂の採用実績と人気度ランキング|気になる学歴を調査!
【博報堂社員が語る】電博の社員から見る働き方の違い
サイバーエージェントの志望動機を考える|内定者の回答例

また、こちらの動画では広告業界の業界研究を解説しています。ぜひご覧ください。

広告代理店の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介

広告業界志望者向けオープンチャットグループ

unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。

実際に広告業界志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。

下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。

おすすめコラム 4 件

大学5年生はなぜ志望企業に内定していくのか 大学5年生はなぜ志望企業に内定していくのか 総合商社内定者の大学5年生です。今回は就職浪人またはなんらかの事情で在学中に留年してしまった大学5年生が志望企業に内定する為にはどうすれば良いのかを話したいと思います。ちなみに筆者の周りの大学5年生は揃いも揃って志望企業もしくは第一志望群の企業から内定を獲得していきました。参考:何かに一生懸命打ち込んでいる人のための就職留年のススメ参考:総合商社内定者が就職留年を決意した訳と就職留年中にしたこと参考:就職留年して総合商社に内定するために心がけた二つのこと就職浪人のアドバンテージなんといっても経験です。OB訪問、ES、筆記試験、面接などの一連の流れを一度経験していることはなによりも財産となるでしょう。マリオカートでいえばスタートダッシュに成功し、さらにキノコを3つ持っている状態から始まります。そして次に筆者が大きいと感じたメリットは人脈です。大学で同年度に入学した友人は自分が2回目の就活を行う際には社会人になっているわけですから、気軽にOB訪問や社員の紹介などを行うことができます。また就活時と入社してからのギャップや社風、待遇などの細かい情報も仕入れることができますね。就職浪人のディスアドバンテージ留年をし、一年遅れてしまったという事実です。就職浪人をしたということは志望企業から内定をもらえなかったことの裏返しであり、就活が上手くいかなかった人というイメージを持たれます。また学業の成績不振などによる留年の場合には不真面目な人というレッテルを貼られます。そして面接においては、なぜ留年したのかという質問が加わります。余分な1年でなにをしているのか大学5年生で志望企業に内定した人は、余分にできた1年でなにか自信を持って人に語れることに取り組んでいます。これは必須条件です。取り組んだ内容は人それぞれでアルバイト、インターン短期留学、資格試験の勉強。ただ強いて言うならばリーダーシップを発揮したといえるような経験をしている人が多いです。リーダーシップを発揮して周囲を巻き込める人材はどの業界においても重宝されます。面接の対策筆者は2回目の就活を外資系投資銀行、外資系コンサルのインターン選考から始めました。そして案の定、必ずといっていい程「君はなぜ大学5年生なの?どうして留年したの?」という質問をぶつけられました。最初の頃の面接ではどうしても後ろめたさが残る態度を出しながら答えており、外資系の企業ではうまくいきませんでしたが、就活が本格化した8月の商社やメガバンクの面接ではまるでそれが自分の強みであるかのように話していました。学生時代頑張ったことや志望動機はどこの会社でも聞かれますし、前もってぶつけられる質問がわかっていることほど対策が簡単なことはありません。つまり、実はされる質問が増えたように見えて、自分が用意してきたピカピカの回答を話せば良いということになります。これは自分が面接の中で主導権を握る時間が増えたということですね。とはいっても、留年の理由は正直に答えることが重要だと思います。そして今はそれを反省し、前を向いて歩んでいることをアピールできればピンチはチャンスへと変わります。筆者が懇親会に出席した総合商社の内定者の内訳を見てみると、経歴に傷が一切付いていないストレートで来ている人が多数を占めているわけではないことに気付きます。就職浪人や学業不振による留年などで大学5年生は多く存在しており、一度どん底を味わっているからこそ入社してからも草の根精神で努力できることを面接官に認められて内定を獲得したことが見受けられます。最後に就職浪人を判断することには勇気がいります。ただ自分が将来やりたいことを実現するために企業選びは妥協せずにやって欲しいと思います。筆者も留年した際にはOB訪問をした方から「長い人生の中で1年遅れることは大したことではない。その一年で自分の人生にどんな付加価値を生み出すかの方が重要である。」という言葉を頂き、吹っ切れました。中には家庭の事情などで余分にできた一年を有意義に活用できないと考えている学生もいると思いますが、就活は自分の今後の人生を左右する重要な瞬間です。大学5年生で就活に挑むということは裏を返せば自分次第で成功する可能性が上がるということを考えて欲しいと思います。photobyMartinThomas 41,413 views
【20卒早稲田教育学部】あとむくんの就活体験記vol.2|2018.8 interview 【20卒早稲田教育学部】あとむくんの就活体験記vol.2|2018.8 interview 前期末テストもひと段落し、20卒の皆さんはインターンシップ選考が本格化してきた時期ではないでしょうか。今回は早稲田大学教育学部のあとむくんに2018年8月にインタビューした内容を掲載します。↓↓↓あとむくんのこれまでのインタビュー記事はこちら↓↓↓早稲田大学あとむくんの履歴書あとむくんの履歴書◆性別└男性◆大学└早稲田大学教育学部に一年浪人ののち一般受験で合格。早稲田の政治経済学部が第一志望であったものの不合格。◆趣味└映画鑑賞(主にアメコミ)◆サークル└広告研究会。プロモーションの統括を担当するなど積極的にコミット。あとむくん所属の広告研究会運営メディア→早稲田を広告する、webメディア「WASEAD」◆アルバイト└塾講師(大学1年から)として働いている。また、報道系ベンチャー企業で長期インターン中(大学3年から先輩の紹介で)。◆留学└旅行以外での海外経験なし。ただし、社会人の半分以上の期間は海外で働いてみたいと考えている。◆資格└柔道二段・TOEIC720点◆就活をはじめた時期└2018年6月頃◆志望業界└現段階で、広告、戦略コンサル、PRの3つに絞っている。◆希望職種└企画・プランナー。ゴリゴリの営業をしたい訳ではない。本インタビューはunistyle編集部のむたか(@mutaka_unistyle)とくらもん(@esquestion)にて行っております。7月の活動を振り返って自分の活動量・内容について「7月の就職活動について教えてください。」「ESを提出した企業のインターン選考への参加が主な活動でした。ベクトルの1dayインターンにも参加しました。」「前回から他の企業にもESは提出した?選考状況と併せて教えて下さい。」「あの後、Strategy&にも提出したんですが、ウェブテストで落ちました。この前出していたBCG、ベインについても同じくウェブテストで落ちて、電通中部も面接で落ちました。博報堂は面接の結果待ち、アマゾンはES通過して次がウェブテストです。サイバーエージェントはテストと塾講師のバイトで忙しくて質が担保できないなと思って出すのをやめました。」「ベクトルのインターンはどんな感じだった?志望度は上がった?」「志望度は上がりました。インターンというよりも説明会に近くて、事業内容についてはある程度事前に知っていたので目新しいものはそんなになかったです。」自分の行動量・内容まとめ・インターン選考への参加が主な活動。面接には2度参加した。・ウェブテストの結果が芳しくなく、勉強する必要性を感じている。インターン選考について「博報堂の面接はどんな感じだった?他の学生のレベル感や面接の雰囲気について教えてください。」「12人での集団面接で、内容はスライドを使った自己紹介が3分と"日本をどう変えていきたいか"について口頭で2分プレゼンというものでした。倍率もかなり高くて、12人で3、4人程度しか通らないようです。他の学生のレベルはまちまちでしたね。正直言うと、顔とかコミュ力だけの人もいたような印象です(笑)。」「自己紹介ではガクチカについても話したと思うけど、何の経験について話したの?」「広告研究会のことをさらっと話しました。時間もそんなになかったので詳細には話していません。」「電通中部の面接も受けたみたいだけど、そっちはどうだった?落ちた理由を自分なりに考えてみた?」「電通中部は、自己紹介とガクチカと課題について端的にプレゼンするというものでした。面接では、難しいことを端的に分かりやすく答えられるかが見られていたと思うのですが、緊張したのもあって冗長に話してしまったのが良くなかったなと思っています。あと、相手の質問に対してレベル感の違うことを話してしまっていたことが一番の反省点ですね。」「そこでもガクチカは広告研究会のことを話したの?」「いや、ここでは塾講師のバイトの話をしました。ここも少し話が難しくなってしまったなとは思っています。ちなみにガクチカに関しては企業ごとに使い分けるようにしています。」「そうなんだ。それはどのような意図があって使い分けるようにしているのかな?」「相手の企業から"小さなことから大きなことを成し遂げたい"という雰囲気が感じられたら、"人の感じ方を汲み取って大きなことを成し遂げた"という広告研究会の活動について話しています。一方で、人の心の動きを探求して何かを生み出そうという企業では、生徒一人ひとりと向き合った経験のある塾講師のバイトのことを話しています。相手の感覚に合わせて、事前にどちらのエピソードを話すか考えています。」インターン選考まとめ・うまくいかなかった面接については当日中に振り返り、何が良くなかったかを反省している。また、その場その場でこの面接では何を見られているか推測している。・ガクチカは企業に応じて、広告研究会か塾講師のバイトかどちらを話すか使い分けている。周りの活動量・内容について「やっぱり周りの広告研究会の人たちは積極的に就活に取り組んでる?」「はい、みんなインターンとかも結構出しているみたいです。広告研究会ということもあって、サイバーとかADKのインターンに受かっている人が多いですね。」「広告研究会の人たちとは頻繁に情報交換とかはしてるのかな?」「そうですね。どこに提出したとかも話しますし、提出した課題についてどう書けば良かったかとかを話し合います。みんな就活してるので、必然的に就活関連の話題が多くなります。」周りの行動量・内容まとめ・周囲の人たちが積極的に動いていることもあり、自然と就活関係の情報が入ってくる環境。・インターンの課題について話し合う友達もおり、壁打ち相手が周りに沢山いる。7月と8月を比較した変化企業選びの軸「企業選びの軸には何か変化あった?前回の段階でかなり具体的に落とし込まれていたとは思うけど、選考に参加する中でより明確になったとかあれば教えて下さい。」「軸に関しては何も変わったりということはありませんね。インターンに参加する中で変わることもあるかとは思いますが。」志望業界・職種「前回は、広告、戦略コンサル、PRの3業界に絞っているということだったけど、ここについても変わらない?」「業界については変わりませんが、ベクトルのインターンに参加したことで志望度は少し変化しました。今は、戦略コンサルとPRが第一志望で、広告が第二志望という感じですね。あと投資銀行にも少し興味が出てきました。というのも、バイト先の塾長に自分がどんな人物か聞いてみたらピンチヒッター的な役割を担っていると言われて、企業が困っているときに融資して共に取り組んでいくという投資銀行のスタイルに似ていると感じたからです。」「広告よりもPRの方が志望度が高いのはどういった理由があるのかな?」「正直なところ、PRも広告も仕事内容に関してはほとんど変わらないと思っています。ただ広告はいかに枠を獲得するかにフォーカスしている印象で、自分はPRの方が興味を持って楽しみながら仕事をできるかなと思いました。」ガクチカ・自己PR「ガクチカ、自己PRのネタについては困らないと思うんだけど、今何かやらないといけないなと考えていることはある?」「内容そのものに関しては何も困ってはいないのですが、それを面接官にどう伝えるかを工夫していかないといけないと感じています。これは面接の数をこなしていくしかないと思っています。」全体を通して「どんなことでもいいんだけれど、就活をしていて考えたこととか心がけていることとかはある?」「なるべく自然体で臨むというのは常に意識しています。選考の際も企業は星の数ほどあると考えて気楽に考えるようにしていて、失敗したときは次に活かすことができるように何が良くて何が悪かったかを分析するようにしています。なので、電通中部の面接で失敗したのも良い経験だったなと思っています。」「あとむくんは選考に落ちても良い意味で割り切れているなと感じたんだけど、それは選考に落ちたことをどのように捉えるようにしているのかな?面接で落ちると自己否定されたように感じる学生も一定数いると聞くけど。」「選考に落ちてしまったのは、①企業が求めているものにうまく答えられなかった、②自分よりうまく答えられた人がいたという2点だと思っています。なので、企業が何を求めていたのかを考え、自分はどのように伝えたら良かったのかを反省することが大事だと思っています。」「面接を2回経験して自分なりに反省や気づきをまとめられていると感じたけど、他に今後こうしようというものはある?」「自分は良くも悪くも真面目すぎて、全て丁寧に説明しようとするあまり、話が分かりにくくなってしまっていると感じました。実際に、博報堂では1つに絞って話すとウケが良かったので、話題の取捨選択は意識して行なっていこうと思っています。」7月と8月を比較した変化まとめ・業界の志望順位はやや変動したものの、特に変化なし。投資銀行にも興味を持っている。・ガクチカに関しては、内容ではなく伝え方に重点を置いている。・面接の振り返りを行い、何が悪かったかを分析し、そこを改善するという目的意識を持ち、次の面接に臨むことができている。8月にやろうと思っていること「7月はインターン選考への参加が中心だったみたいだけど、8月には何をやろうと思ってる?」「まずは筆記試験の勉強に取り組む予定です。英語と算数が弱いのでその2つを重点的に対策しようと思っています。それと投資銀行のインターンESも提出しようと考えています。あと、面接での伝え方を工夫する必要があるため、後期はプレゼン多めの授業を取ってプレゼン慣れしたいなと思ってます。」「就活関連では、テスト対策とES提出が中心になってくるみたいだね。就活以外だと今後どんなことをしていく予定なの?」「広告研究会の活動に力を入れたいです。就活ばかりしているのも嫌なので学生らしい活動をすることも重視したいと思っています。就活も学生生活も両方楽しんでやっていきたいと思います。」8月にやろうと思っていることまとめ・ウェブテストへの対策を中心に行なっていく様子。プレゼンの練習も兼ねてプレゼンが多い授業を履修する予定。・就職活動だけでなく広告研究会の活動にも積極的に取り組んでいく。今就活で悩んでいること「今就活で困っていることとか悩んでいることはある?」「悩みというかとにかくウェブテストの勉強をやらないといけないなと思ってます。コンサルの秋冬インターンに間に合わせたいと思っているので、SPIの本を何周かするつもりです。それと、物事の伝え方についてもインターン先やバイト先等、日常的に気をつけていこうと思っています。」今就活で悩んでいることまとめ・コンサルの秋冬インターンに向けてウェブテスト対策を徹底的に行っていく。unistyle編集部よりあとむくんへのフィードバックあとむくんはガクチカを、相手の感覚に合わせて事前にどのエピソードを話すか考えているようです。この戦略は非常に良いと思います。企業の求める人物像に迎合し、良く見せるために自分自身を偽ることはおすすめ出来ませんが、企業によって自分の見せ方を変えるということは重要なことです。誰しも強みは1つではないでしょうし、その時々によって異なる見え方をしていることでしょう。それを理解した上で、意図的に相手によって見せ方を変えるというのは、自己理解が十分に出来ているという証拠と言えます。8月には、ウェブテスト対策を中心に行なっていくようです。筆記対策に関しては、勉強をするかしないかの問題なので、解き方を理解した上でとにかく量をこなすことが必須です。正確さはもちろん、スピードについても意識したいところです。外銀、外コンはテストのボーダーも比較的高いため、不安だという方は早い段階から取り組むように心がけましょう。あとむくんは、夏は就活だけでなく広告研究会の活動にも積極的に取り組みたいということでした。これは、就活をしていく中でとても大切なことです。就活をしているとどうしても他のことが疎かになりがちですが、就活と同時に学生生活を楽しむということも大切なことです。企業も何か1つだけしかできない人を欲しがるとは思えません。就活をやりながらも、学業やサークル活動等複数の活動を並行して行うことは将来的にも役立つスキルと言えるでしょう。息抜きという意味でも、就活以外のコミュニティがあるということは間違いなくプラスに働きます。あとむくんへのオススメ記事今回は、テスト対策を中心的に行なっていくあとむくんにはあらゆる企業で出題されるWebテスト・筆記試験に関する以下の記事をオススメします。「Webテスト・筆記試験対策」をする上で読むべき記事3選はこちら【1】→本選考だけでなくインターンでもWebテストを用いている企業は多いです。就職活動でまず避けては通れないWebテスト・及びテストセンターも含めて、その対策方法・練習方法について解説していきます。【2】→「採用テスト」の意義から、対策方法までを詳細に説明しています。企業は何のために採用テストを行い、学生のどこを見ているのかを知って頂ける記事となっています。【3】→適性検査の種類と見分け方、課される業界や企業について考察していきます。メジャーなものからマイナーなテストまで、幅広く解説します。Vol.3は9月に公開予定●その他の20卒就活生のリアルタイム就活体験記は以下よりご覧いただけます。● 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外資系投資銀行・国内証券会社志望者が読んでおきたい5冊 外資系投資銀行・国内証券会社志望者が読んでおきたい5冊 外資系投資銀行や、国内証券会社がどのような仕事をしているのかを知るために読んでおきたい本5冊を紹介します。1.ジョン・ロルフ/ピーター・トゥルーブ『ウォールストリート投資銀行残酷日記—サルになれなかった僕たち』ウォールストリート投資銀行残酷日記―サルになれなかった僕たちアメリカのビジネスエリートの代名詞でもあるアイビーリーグでMBAを取得し、一流投資銀行ドナルドソン・ラフキン・ジェンレットに入社した2人の著者が、やがてその現状に失望して、会社を辞めるまでのドタバタ劇を描いた作品。すべてがこの通りというわけでもなく、投資銀行を去っていった人間からの視点という部分には多少の注意も必要だが、投資銀行の実情を知るには非常によい作品。2.真山仁『ハゲタカ』新装版ハゲタカ(上)(講談社文庫)2004年に刊行された経済小説。当時「ハゲタカファンド」と呼ばれた、短期的な利益獲得のみを目的とした投資ファンドと、それを取り巻く人や金を描いている。ニューヨークの投資ファンド運営会社社長・鷲津政彦が、バブル崩壊後、不景気に苦しむ日本に戻り、瀕死状態の企業を次々と買収する。敵対するファンドによる妨害や、買収先の社員からの反発を受けながらも、斬新な再生プランを披露し、業績を上げていくという話で、企業買収、再生の真実を克明に描いている。テレビドラマ化、映画化もされた。3.黒木亮『巨大投資銀行』巨大投資銀行(上)(角川文庫)週刊ダイヤモンドに連載後、2005年に単行本が刊行された経済小説。旧態依然とした日本の都市銀行を飛び出し、ウォール街の投資銀行、モルガン・スペンサーに転職した桂木英一。外資流のビジネスに翻弄されながらも、巨額のM&Aや証券引受で勝機をつかみ、一流のインベストメント・バンカーへと駆け上っていくという話。作品で登場する竜神宗一は、実在する伝説のトレーダーで元ソロモン・ブラザーズ副会長・アジア地区の最高経営責任者の明神茂がモデルである。4.高杉良『小説巨大証券』小説巨大(ガリバー)証券(徳間文庫)経済小説・企業小説の第1人者である高杉良による、証券業界を扱った作品。本書で描かれている時代は、昭和60年代から平成2年くらいの、いわゆるバブル絶頂期。日野一という日和証券の証券マンを通して、「1強3弱」と言われる証券市場の不合理性を抉り出している。丸野証券という、明らかに野村證券をモデルとした巨大証券会社が登場するが、当時の日本の証券業界を理解するために必読の書。5.藤沢数希『外資系金融の終わり』外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々金融日記でおなじみの人気ブロガー藤沢数希による著書。「複雑すぎて潰せない」ために注がれる多額の税金。顧客との利益相反のオンパレード。人事、報酬、キャリア、リストラの生々しい実態などが赤裸々に、シニカルかつコミカルに描かれている。また、世界同時金融危機からユーロ危機に至るまでの流れを、何がどのように起こっていたのか、外資系投資銀行は何をしていたのかを非常に分かりやすく解説している。2012年までの直近の経済動向や、外資系投資銀行の仕事を知るには必読の1冊。↓野村證券の社会人インタビューはこちら↓野村證券3年目Sさん【無料会員向け記事】↓野村證券のES・内定者インタビューはこちら↓野村證券ES・インタビュー一覧↓外資系投資銀行のES一覧はこちら↓外資系投資銀行ES・インタビュー一覧↓証券会社のES一覧はこちら↓証券業界のES・インタビュー一覧外資系投資銀行の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別のLINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際に外資投資銀行志望者向けグループでは、選考や企業に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。 39,478 views
【外資系投資銀行内定者が語る】外資系IBDと日系IBDの違い 【外資系投資銀行内定者が語る】外資系IBDと日系IBDの違い こんにちは、17卒就活生です。就職活動では専ら投資銀行業界を目指し、最終的に外資系・日系双方の投資銀行から内定を頂くことができました。そこで今回は、私が投資銀行での就職活動をする中で感じた「外資系IBDと日系IBD双方の魅力」を記載していきます。外資系IBDと日系IBD、それぞれで具体的にどういった魅力を感じたのか、下記に書いていきたいと思います。外資系投資銀行IBDの魅力外資系投資銀行の魅力として初めに、大型のM&Aや資金調達案件に特化して関わることができるということがあります。私の内定先である米系トップファームの社員によると、基本的には1000億円以下の案件は受けないというお話をしていました。また、外資系投資銀行の強みである海外でのネットワークを活かした、大型のクロスボーダー案件に関わる機会が豊富にあるとのことです。これに加えて、早くからIBDでのスキルを身に着けるうえで魅力的な環境であると感じました。インターンでお会いした日系証券会社出身の外資系IBDの社員は、「外資系IBDのアナリスト1年分は日系IBDの2年分の経験を積める」というお話をしていました。もちろん、外資系IBD各社の中での案件の獲得状況によって違いはあるものの、案件が豊富でかつ少数精鋭の外資系IBDであればその通りなのではないかと思いました。最後に、報酬面の魅力は外せないと思います。初任給からボーナスも含めれば、1000万円のボーダーに乗るか乗らないかといった金額をオファーされます。また、「アソシエイト、VP、MD」とタイトルを上げることができれば、数百万から数千万単位で年収が増額していくとのことです。日系投資銀行IBDの魅力他方で、日系投資銀行の魅力として初めに、豊富な案件執行実績を積めるということがあります。IBDから転職する上で、自分が携わった案件執行実績の数が1つの基準になると言われています。この点、一部の下位の外資系投資銀行(IBD)では、案件を獲得できていないがために、提案のみで案件執行数を中々増やすことができないという問題が発生しています。しかし、私がインターンに参加していた日系上位のIBDの社員の方々によると、日系IBDでは小規模から大規模まで多数の案件が存在することから、案件の執行まで携わる機会が豊富にあるとのことです。また、日系IBDの魅力として、1000億円以上の大規模案件から数十億円規模の案件まで多様な規模の案件に関わることが出来るという点があります。日系IBDの社員によると、これには「大規模案件であればその道のベテランからスキルを盗むことができ、小規模案件であれば若手から中心となって案件の執行に関われる」というメリットがあるとのことでした。最後に、日系IBDならではの魅力として、海外での勤務機械やMBA留学などの育成制度が豊富にあるということです。外資系IBDであれば日本が現地法人であることから、海外での勤務機会はほぼないということを聞きました。しかし日系IBDであれば、海外支社や海外の提携先での勤務機会があるという魅力があります。また会社によっては、社費でのMBA留学制度や語学留学制度を設置している会社もあります。私が感じた外資系・日系投資銀行のデメリットなお、私は双方のファームから無事オファーを獲得することができましたが、異なるキャリアを選択することにしました。そこで、私がキャリア選択をする際に感じた双方のデメリットをいくつか記載していきます。なお、これは各社異なる部分だと思いますので、あくまで参考にしてください。1.社内文化私がオファーを頂いたある米系ファームでは、新卒入社のアナリストが入社3年で絶滅するという状況が続いていました。その背景には、上が詰まっていることや他社からのアソシエイトクラスの流入、あとは他行の社員も口々に言う社内政治の厳しさもあると感じました。具体的には、担当セクターごとのボーナスの配分をめぐる政治や、タイトル昇格に向けた社内政治があるといいます。その一例として、アナリストであれば、上司から電話がくれば土日でも夜中でも仕事を行い、アナリストの場合は上司の命令には絶対従うという環境でもあります。2.案件執行実績また、ある欧州投資銀行では業績悪化に伴い、案件執行実績を獲得できないという状況が発生していました。アナリストは提案のみで執行まで経験できておらず、かつ部門の人数もM&Aに関わる部隊のほとんどを縮小し資金調達に集中するといった状況も発生していました。3.徹底した社内での分業私がオファーを頂いた日系IBDで感じたデメリットの1つに、社内での徹底した案件の段階に応じた分業体制があると感じました。これにより、案件の提案から執行まで一貫して関わっていく力をつけられないのではないかと感じました。具体的には、同じ規模の案件でも外資系IBDであれば4人近くで行う案件を30人近くのチームで分業するというお話もありました。まとめ外資系IBD、日系IBDと一言で言っても、それぞれの会社によって職場環境・魅力は大きく異なります。また、ネットに載っている情報には限界があります。そこで、各社の社員に会い、インターンに参加する中で自分の目で会社を見極めていくのが大切なのではないかと思います。【関連記事】 27,938 views

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