メモで就活無双できる話|自己分析ノートを30冊書いた前田裕二が唱える「メモの魔力」とは?

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最終更新日:2024年04月22日

メモで就活無双できる話|自己分析ノートを30冊書いた前田裕二が唱える「メモの魔力」とは?

自己分析

みなさん、就活でメモ、取ってますか?

就活用のメモ帳は、多くの就活生の必需品なのではないでしょうか。説明会や選考で使うメモ、自己分析用のメモなど、使い分けている人もいるでしょう。ただ、そのメモを毎日見返す人は少なく、書いて満足してしまうことも多々あると思います。

今、2018年12月24日に出版された前田裕二さんの著書『メモの魔力』が非常に話題になっています。

「メモは夢を叶える上でも心強い相棒になる」と唱える彼の著書では、メモを有効活用すれば、就活で無双できることを示唆しています。実際に前田さんは30冊の自己分析ノートを作り、あらゆる企業の内定を総なめにした実績があります。

メモによって得られるメリットは二つあります。

一つ目は日々の気づきを最大化でき、「鋭いアンテナをもつ就活生」になれることです。グループディスカッション、面接での突飛な質問にもロジックとアイデアで無双できます。

二つ目は、自己分析を極められることです。前田さんは「好きな色はなんですか?」と面接で聞かれたとき、3色を提示し、それら全てに論理的な理由付けができるほど自分について理解していたといいます。何を聞かれても怖くない状態が出来上がるので面接を無双できたということですね。

そろそろ「どんなメモなのか」読んでも良いな、と思い始めていただけたでしょうか?

本記事では本著をもとに、気づきを書きとめるためのメモと自己分析のメモ、それぞれについて細かく解説していきます。

本選考とインターンの締め切り情報

気づきのメモ編|前田裕二の経歴から見る「メモ」の魔力

まずは1日で膨大な量のメモをとる前田さんの経歴から、メモの力を紐解いていきたいと思います。

2010年 早稲田大学政治経済学部を卒業・UBS証券株式会社に入社
2011年 UBS Securities LLCに移りニューヨーク勤務
2013年 株式会社ディー・エヌ・エー入社・“夢を叶える”ライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM(ショールーム)」を立ち上げる
2015年 当該事業を分社化、SHOWROOM株式会社を設立
現在は、SHOWROOM株式会社・代表取締役社長として、SHOWROOM事業を率いる。

経歴を辿っていくと、証券会社のエリートサラリーマンがエンタメの事業を立ち上げています。

筆者も参加した12/27(木)に行われた『メモの魔力』発売記念トークショーにて、幻冬舎編集者の箕輪厚介さんは「元々全く異なる業界からやってきて、短期間でエンタメ業界のプロデューサーの中でもアイデアマンとして重宝される存在になっている。ここまで色々な例を出して話せる人はいないから、相当ストックしてきたんだろうなと思う。」と語っています。

前田さんは大学生時代にメモの書き方をフォーマット化し、日常的な出来事も全て抽象化して、「何か他のものにも当てはめられないか」と転用することを習慣化しています。

メモの量は周囲の著名人も驚くほどで、映画や舞台を見に行った際は上映中も気づきをメモし続け、作品が終わった後に10個感想を用意できるほど。SHOWROOMの事業も幼少期の原体験のメモから生まれたということで、「メモ」が彼の人生に大いに影響を与えていることが分かります。

 

「圧倒的なメモの量」が、前田さんが業界をまたいで活躍する所以を物語っています。

皆さんもメモを書いたことがあると思いますが、小学生のときに社会科見学のときにプリントに残したメモや、就活の合同説明会で一応残した会社の情報など、「見返すことのないメモ」のことを思い出す限り、果たしてメモがわたしたちにとって「相棒」だったかと言われると甚だ疑問のはずです。

しかし、前田さんが習慣にしている「メモ」は私たちが知っているそれとは異なるようです。

就活は印象戦|メモだけで「知的でいいやつ」になれる

就活は、短時間で自分の魅力を最大限伝えることが肝になります。だからこそ、「印象」によって結果が左右されることも珍しくありません。その印象を「メモをとる」という習慣をプラスするだけでがらっとよくなります。(もちろん、メモを取っていれば選考に必ずしも合格できるわけではありません。)

ここではメモをとることによる5つのメリットを紹介していきます。

まず、「メモには備忘のためのメモ知的生産のためのメモの2種類がある」といいます。

就活中、合同説明会や面接でメモをする機会はあったかと思います。それらは人事が話していた内容や質問内容を”忘れない”ためのメモであり、前者の「備忘のためのメモ」にあたります。

一方、知的生産のためのメモとは、”新しいアイデアや付加価値を自ら生み出す”ためのメモです。

その知的生産のためのメモをとる習慣をつけることで5つのスキルが鍛えられると本著では説明されています。実際に筆者も本著を読み、「メモで就活を無双できるのではないか。」と可能性を感じたので、就活で転用できそうな例を用いて解説していきます。

①アイデアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)

これがメモをとることの効用の大前提となります。具体的な事象を抽象化し、他に転用できることをメモするという習慣が付くと、紙に書かなくともそのような思考を自然にするようになります。

この前提に加えて、より具体的なパワーが②~⑤にあげるメリットです。

②情報を「素通り」しなくなる(情報獲得の伝導率向上)

きちんとメモをとる習慣を身につけると、自分にとって有用な情報をキャッチするための「アンテナの本数」が増えます。常にアンテナがバリ5の状態を維持しておくと、いつ何時でも、知的生産において前提となる重要な情報を漏らさずにキャッチすることができる。

メモをとる癖がない人は、実は、毎日「宝」をみすみす落とし続けてしまっているようなものだと僕は思っています。日常のふとした瞬間にこそ、宝が眠っているのですから、それに気づけて広い上げられる強力なアンテナを持つべきです。

【引用】メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

例として、出題されたESから分かる情報で想定できるものをまとめてみました。例えば、ESで「学生時代頑張ったことを教えてください。」という設問があるとします。そこから読み取れる「企業が知りたいこと」は以下が考えられます。

「学生時代頑張ったこと」から企業が知りたいこと
・目的意識を持って生活する癖がついているか
・何に問題意識を向けているのか
・行動の理由を説明できるほど思考を深められるか
・再現性のある学びや気づきを得ることができるか

そのほかにも、一番の困難・志望動機・自己PRの場合は以下のように考えられます。

「一番の困難」から企業が知りたいこと
・ストレス耐性はどれほどあるのか
・困難に陥った原因を正確に捉えられるか
・粘り強く解決しようとする姿勢があるか
・再現性のある学びや気づきを得ることができるか
・困難を乗り越えるために柔軟にやり方を変えながら最適解を探せるか

「志望動機」から企業が知りたいこと
・企業理解が深まっているか
・自分のモチベーションがどこにあるか言語化できているか
・自分の強みをどのように活かせるか説明できるか
・中長期的なキャリアプランに沿った考えができているか

「自己PR」から企業が知りたいこと
・自分の強みを理解しているか
・強みに再現性があるか
・「売り込む」ことの適性はあるか
・どのようなことに強みを活かしてきたのか

これらの情報を正確に読みとり、理解することで回答が的を得たものになります。ESはあくまでも一例です。情報化社会と呼ばれている昨今。情報は溢れているので、情報を「素通り」しなければ、業界研究や企業研究にも活かすことが可能です。

③相手の「より深い話」を聞き出せる(傾聴能力の向上)

メモをとることで、話をしている相手から多くのものを吸収しようとしている姿勢が、話している相手に伝わります。その結果として、話している相手も気持ちよく感じ、普段話さないような深い話をしてくれたりします。これは面接の逆質問やOB訪問、懇親会の場などで使える人たらしテクニックです。

メモをとるという姿勢によって相手から好印象を抱いてもらえたり、他では聞けないような話を聞けるならば、実践して損はないでしょう。

④話の骨組みがわかるようになる(構造化能力の向上)

メモをとることで、その場で展開されている議論を綺麗に構造化できるようになります。逆に言うと、しっかりとメモをとるには、構造化は必要条件であり、上手にメモがとれるようになってきたなら、それは、構造化がうまくなってきている証拠です。

構造化能力とは、議論の全体像が常に俯瞰で見られて、今どの話題を、どんな目的で(何に向かって)、どこまで話しているのか、ということを(なるべく瞬時に)把握する力です。

皆さんが慣れ親しんでいるであろうPCでたとえるなら、脳内にまず大きな親フォルダを作って、どの情報がどの子フォルダに入るのかを丁寧に仕分けていくようなイメージです。

【引用】メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

グループディスカッションでこのスキルの重要性をしみじみと感じた経験はありませんか?インターンや選考のグループディスカッション等でまずは後述するメモの書き方を真似て書いてみてください。

⑤曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)

わたしたちが頻繁に発する「やばい」は面接では使えません。日常生活で気づいたことをメモする習慣をつけることで、「何がやばいのか」「なぜやばいのか」を言語化する必要があるため、自然に思考が深まっていきます。こうして、あなたの一言一句から「社会情勢にしっかり自分の考えを持っている」といった知的さが滲み出すようになるということです。

自己分析メモ編|なぜ自己分析のためにメモをとる必要があるのか

自己分析を極める前に、そもそもなぜ自己分析のためにメモをとる必要があるのかを説明します。

直感では人は動かない

あなたが面接官だとします。選考を受けている学生が、「直感的に、御社が私に一番合っていると思ったんです。」そう力説されたとして、あなたはその学生を通そうと思うでしょうか。きっと、「なぜ合っていると感じたんだろう。」と疑問を抱いてしまうのではないでしょうか。

何も事情を知らない相手を説得するためには、自分の行動や意思決定の背景にある思考や原体験を理解し、説明できなくてはいけません。まずは自分で自分のことを理解するために、そしてそれをいつでも伝えられるように、残したメモは就活においてのみならず、その後の人生においても資産になります。

時代に取り残されない人材になるために

AI時代において、これまでの作業的な仕事のほとんどが機械に任せることができるようになります。つまり、今後は「自分がやりたいこと」が強烈に問われる時代になっていくということです。

「自己分析」をすることはつらいかもしれません。できれば目を背けたい、自分の嫌な部分が見えてくるかもしれません。

「やらなければならないこと」が次第になくなっていくこの世界において、「自分は何者か」「何をやりたいのか」を見つけることは重要です。やりたいことがわかっていればあとは「やるだけ」なので、重要なことに自分の命を集中させることができます。

【引用】メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

究極の自己分析は、今からでも遅くありません。アプローチとフォーマットを理解してやり続ければ、揺るがない「人生の軸」を見つけられます。

自己分析の3つのアプローチ

自己分析の進め方についてまとめたいと思います。自己分析には、過去・現在・未来の3方向からのアプローチが存在します。

①過去からのアプローチ

過去の記憶を振り返り、言語化するやり方です。

そのツールとして知られている例として、「モチベーショングラフ」があります。時系列を横軸にし、縦軸にモチベーションの上下を設定して曲線でグラフを描きます。何かに熱中していた時期、何も打ち込めるものがなくつまらなかった時期を俯瞰し、そのときの心情や自分の興味領域、導き出せる自分の性格を抽象化していきます。こうして自分の人生で下してきた決断や行動を説明できるようになり、社会人になる上で軸になるものが見えてきます。

②現在からのアプローチ

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③未来からのアプローチ

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アイデアを生み出し、自己分析を極めるメモの書き方

具体→抽象→転用のフォーマット

最重要であるメモの書き方の解説をしていきます。要素は3つです。

①インプットした「ファクト」をもとに、
②気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し、
③自らのアクションに「転用」する。

【引用】メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

What/Why/How型で抽象化

2段階目に当たる抽象化は、3つの型があります。

①What型:目の前の現象や考え方を抽象化して、また別の名前をつけて呼びなおす。
①-1物質軸
例)説明会で異様に頷く就活生→アカベコ
①-2関係性軸
例)左と右・男と女→反対

②Why型:事象の理由を抽出して、また別の意思決定やアイデアに転用する。

③How型:目の前の現象にはどんな特徴があるのか、ということを深堀りして考える。

ここまで、抽象度が高い話が多かったので、具体的なメモの取り方を想像出来なかった方もいるかもしれません。そんな方は、本著では「ペンの持ち方」から「記号の使い方まで」誰でもノートが書けるようになるために、詳しく書かれています。本記事では省略しますので、気になる方は直接手に取って読んでみて下さい。

 

おまけ:自己分析1000問ノック

ちなみに、巻末には「自己分析1000問」が付いています。以下に最初の10問を公開するので、お伝えしたメモの書き方に沿って自己分析をしてみてください。

・なぜ1000問に答えるのか、その目的は?
・1000問に答えることで、何を得たいのか?
・幼少期の将来の夢は?
・幼少期の理想の職業は?
・幼少期の理想の人は?
・幼少期の理想の食生活は?
・幼少期の理想の住まいは?
・幼少期の理想の年収は?
・幼少期の理想のパートナーは?
・幼少期のあなたの信念は何か?

ちなみに、「幼少期の理想の住まいは?」という答えにくい質問に対しての前田さんの答えは以下のようでしたので、参考にしてください。

今回の記事での重要なポイントをまとめていきます。

●メモをとることのメリット

①日々の気づきを最大化でき、「鋭いアンテナをもつ就活生」になれる
自己分析を極められる
●「知的生産のメモ」のメリット

①アイデアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)
②情報を「素通り」しなくなる(情報獲得の伝導率向上)
③相手の「より深い話」を聞き出せる(傾聴能力の向上)
④話の骨組みがわかるようになる(構造化能力の向上)
⑤曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)
●メモの書き方

具体→抽象→転用
のフォーマットを踏む
What/Why/How型で抽象化

本記事でも紹介した通り、本著は就活で活用できるノウハウがたくさんあります。ぜひ、直接お読みになってメモを用いて就活で無双しましょう。

 

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ガクチカでカフェアルバイトをアピールする書き方とは?ES例文・解説付 ガクチカでカフェアルバイトをアピールする書き方とは?ES例文・解説付 ガクチカ完全攻略記事一覧1.そもそもガクチカって何?2.ガクチカがない人の対処法3.ガクチカの書き方を徹底解説4.ガクチカの例文を紹介(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには(3)ガクチカで留学経験をアピールするには(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには(5)ガクチカでボランティアをアピールするには(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには(9)ガクチカで趣味をアピールするには(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには→ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには→ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには→ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには→ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選ESや面接でよく聞かれるガクチカ。カフェでアルバイトをしていたけれど、「カフェの経験をガクチカでどのように書けばよいのだろう」と思ったことがあるのではないでしょうか。ネットにある様々な参考記事を読んでも「留学していた、起業した」などと、自分の経験では当てはまらないエピソードばかりで、悩んでしまった経験がある人もいると思います。でも大丈夫です。実際に大手企業から内定を獲得した人達のガクチカの中にも、意外と普通のエピソードのものもあったりします。大切なのは、エピソード自体ではなく、そのエピソードから何を学んだかです。本記事では、大学生の誰もがやっているアルバイトの中から、ガクチカに活かせるエピソードを実際の内定者のESを参考にしながらご紹介していきます。本記事の構成カフェアルバイトのガクチカ例文カフェアルバイトのガクチカ例文(1):野村総合研究所(NRI)内定者カフェアルバイトのガクチカ例文(2):コカ・コーラ合格者カフェアルバイトのガクチカ例文(3):資生堂合格者ガクチカの基本的な書き方ガクチカでよくあるカフェアルバイトエピソードカフェアルバイトからでもガクチカは作れるまとめカフェアルバイトのガクチカ例文下記は実際にカフェでアルバイトをしていた経験をもとに作成されたESです。カフェアルバイトのガクチカ例文(1):野村総合研究所(NRI)内定者カフェアルバイトのガクチカ例文(2):コカ・コーラ合格者カフェアルバイトのガクチカ例文(3):資生堂合格者カフェアルバイトのガクチカ例文(1):野村総合研究所(NRI)内定者あなたが大学入学後、最も力を入れて取り組んだことについて教えて下さい。特に「なぜそれに取り組んだのか」「難しかった点」「その原因」「自分なりに創意工夫した点」を重点的に教えてください。(400字以内)カフェアルバイトで、コーヒー豆責任者としてコーヒー豆の売上回復に尽力しました。限定店舗でのみ販売されるコーヒー豆の撤退を受けて顧客が離れ、売上が減少したためです。私はコーヒー豆目的の顧客増加の必要性を感じ、まず既存顧客の大半を占める高齢層とファミリー層に着目しました。豆を使った抽出は難しいと先入観を抱く人が多いことを逆手に取り、手軽に本格的な味が楽しめる抽出器具を店全体で提案することでコーヒー豆の販売に繋げました。また、新規顧客として店先を往来する人にも着目しました。自店の立地が複合商業施設の出入口付近であるためその人数は多く、潜在的なニーズが存在すると考えたからです。具体的には、ピークである◯時頃に毎日店頭にて五感で楽しめるコーヒーテイスティングを実施し、往来する人の関心を獲得しました。結果、その年の冬限定コーヒー豆の売上で〇〇の全店舗中第◯位の記録を打ち立てました。【野村総合研究所(NRI)内定】エントリーシート(アプリケーションエンジニア職):20卒この就活生は、「カフェアルバイトにてコーヒー豆の売上を回復させるまでの過程」を書いています。設問内容に重点的に記載すべき点が4つほど指定されていますが、上記の内定者はその4つの要素をしっかりと盛り込むことができています。ガクチカのフレームワーク【(1)結論:何に取り組んだのか?】コーヒー豆責任者としてコーヒー豆の売上回復に尽力した【(2)動機:なぜ取り組んだのか?】顧客が離れて売上が減少したため【(3)目標と困難:どんな目標を掲げたのか?目標達成するうえでの困難は何か?】目標:コーヒー豆の売上を回復させること困難:特になし【(4)取組みと結果:どのように取り組んだのか?取組みの結果はどうだったのか?】取組み:抽出器具を店全体で提案する、ピークである◯時頃に毎日コーヒーテイスティングを実施した結果:売上で〇〇の全店舗中第◯位の記録を打ち立てた【(5)人柄:活動の中であなたのどのような人柄が活かされたのか?】特になし【(6)学び:取組みを通じて何を学んだのか?学びを社会でどのように活かすのか?】特になし今回取り上げた野村総合研究所(NRI)のESでは、「なぜそれに取り組んだのか・難しかった点・その原因・自分なりに創意工夫した点」という4点を具体的に書く必要があります。そのような条件の中、上記の内定者は4つの要素をそれぞれ具体的に書くことができています。特に「私はコーヒー豆目的の顧客増加の必要性を感じ、まず既存顧客の大半を占める高齢層とファミリー層に着目しました・新規顧客として店先を往来する人にも着目しました」と、2つの施策ともに着目点が書かれています。この要素を盛り込むことにより、"原因→着目した点→施策→結果"という流れを構成することができ、非常に論理的な文章という印象を受けました。ただ、4つの要素を盛り込んだ結果、「人柄・取組みから学んだこと」に触れられていないことが少し気になります。指定文字数の関係上、ESに上記の部分を盛り込むことは難しいかもしれませんが、面接で深堀りされる可能性が高い内容になりますので、事前に対策・準備をしておくことが望ましいでしょう。カフェアルバイトのガクチカ例文(2):コカ・コーラ合格者学生時代の経験学生時代に主体的に取り組んだ活動の一つにアルバイトがあります。ドーナツを製造・販売する飲食店で私はお客様と接する販売を担当していました。オープニングスタッフで仲間をよく把握しており仕事に対する思い入れが強かったこともあり、仕事を始めて一年半ほど経ったころに昇格試験を受けるチャンスをいただいて時間帯責任者となることができました。時間帯責任者として多くのお客様と多くのスタッフと接することを心がけて早朝から夜まで時間帯を問わずに勤務することに努めていました。このように意欲的に幅広い時間帯で勤務することであることに気付いたのです。それは、午前と昼以降に顕著に現れる‘客層の違い’です。昼以降は様々な客層が来店するのに対して、午前中のお客様はサラリーマンの方々が多という傾向を掴みました。さらにスタッフ同士のさりげない会話の中に出てきた「ドーナツ屋に来ているのにも関わらず午前のお客様はドリンクしか注文しないよね。」という発言からヒントを得て、午前に来店するお客様の多くは‘時間つぶし’という大きな目的があるのではないかと考えるようになりました。そこで、‘朝に来店するお客様にもドーナツを楽しんでほしい’と思うようになり上司に相談してみました。すると上司から前向きな意見をいただくことができ、私が主体となってアルバイトスタッフも巻き込んだミーティングを開きました。そこで、議論を重ねた結果、ドーナツとドリンクを単品でしか販売していないから、時間つぶしのお客様は低コストであるドリンクのみを選択するのではないか。という一つの結論に至り、それに対する具体策として‘午前に限定してドーナツとドリンクのセット販売をメニューに導入する’ことになりました。導入するに至る過程は、店長に何度も掛け合って理解していただくステップにただならぬ時間と力を要しましたが、地道に話を詰めていった結果実行する決断をいただくことができました。導入後に新しいサービスをお客様に伝える努力をスタッフ全体の士気を高めて実行することで、午前にドリンクのみしか注文されていなかったお客様にセットでドーナツも購入していただけるようになりました。この新しいサービスによって、‘ドーナツを楽しんでいただく’という当初の目的を達成できたと同時に‘午前の客単価を上げる’ことができお店の利益にも貢献することができました。【コカ・コーラ】エントリーシートこの就活生は、「ドーナツ店のアルバイトの時間帯責任者として、自ら施策を提案し実行に繋げるまでの過程」をガクチカで述べています。文字数に余裕があるため、取組内容が非常に具体的に書かれているESとなっています。ガクチカのフレームワーク【(1)結論:何に取り組んだのか?】ドーナツ屋でのアルバイト【(2)動機:なぜ取り組んだのか?】特になし【(3)目標と困難:どんな目標を掲げたのか?目標達成するうえでの困難は何か?】目標:朝に来店する顧客にもドーナツを楽しんでもらうこと困難:店長に掛け合って理解してもらうステップに時間と力を要したこと【(4)取組みと結果:どのように取り組んだのか?取組みの結果はどうだったのか?】取組み:アルバイトスタッフも巻き込んだミーティングを開いた、セット販売をメニューに導入した結果:セットでドーナツも購入する顧客が増加した、午前の客単価を上げることができた【(5)人柄:活動の中であなたのどのような人柄が活かされたのか?】特になし【(6)学び:取組みを通じて何を学んだのか?学びを社会でどのように活かすのか?】特になし上記の就活生は経験内容をかなり具体的に書いており、初見でも理解できるような分かりやすい内容となっています。特に、「午前と昼以降に顕著に現れる‘客層の違い’です。・午前に来店するお客様の多くは‘時間つぶし’という大きな目的があるのではないか」など、"気づきや仮説"に関する内容が明確に書かれてあります。この内容を書くことにより、施策の妥当性や繋がりを読み取ることができますし、「物事の捉え方・物事に関する考え方」を判断することができます。ただ、「午前の客単価を上げることができお店の利益にも貢献することができました」と、結果が定量的に書かれていないのは改善点だと思います。「施策実施前と実施後ではどれだけ客単価が向上し、どの程度利益が向上したのか?」を数字を用いて定量的に書くことができれば、より分かりやすいESになったでしょう。また、文字数に余裕がある割に「人柄・学び」の内容に触れることができていないため、この辺りの内容は面接時にしっかりと補足するようにしましょう。カフェアルバイトのガクチカ例文(3):資生堂合格者学生時代力を入れたことカフェでのアルバイトでバリスタ技術の研鑽に力を入れました。店舗内で一番のバリスタを目指し、技術を向上させることでお客様はもちろん他メンバーにも技術を還元できると考えたからです。バリスタの技術は味はもちろん見た目までコーヒーに現れるため、技術がお客様の満足度を左右します。しかしアルバイトを始めた段階でコーヒーの知識に疎く、知識を学ぶため著名なバリスタのカフェを50件以上訪れました。そこでラテアートなど技術を直接教わり、それを活かすために家庭用のマシンを購入して技術の研鑽に努めました。結果、社内資格であるアドバイザーの資格を獲得しました。私は勝ちにこだわる姿勢を持っており、目標を達成します。【資生堂】エントリーシート(カスタマーマーケティング職):20卒この就活生は、「カフェアルバイトにてバリスタ技術の研鑽に力を入れた経験」を書いています。「力を入れた目的・この経験からアピールできる強み」など、unistyleが提唱するガクチカのフレームワークの各要素が網羅的に書かれています。ガクチカのフレームワーク【(1)結論:何に取り組んだのか?】カフェでのアルバイトにてバリスタ技術の研鑽に力を入れた【(2)動機:なぜ取り組んだのか?】顧客や他メンバーにも技術を還元できると考えたから【(3)目標と困難:どんな目標を掲げたのか?目標達成するうえでの困難は何か?】目標:バリスタ技術を向上させること困難:当初はコーヒーの知識に疎かったこと【(4)取組みと結果:どのように取り組んだのか?取組みの結果はどうだったのか?】取組み:著名なバリスタのカフェを50件以上訪れた、家庭用のマシンを購入して技術の研鑽に努めた結果:社内資格であるアドバイザーの資格を獲得した【(5)人柄:活動の中であなたのどのような人柄が活かされたのか?】勝ちにこだわる姿勢【(6)学び:取組みを通じて何を学んだのか?学びを社会でどのように活かすのか?】目標を達成していきたい上記でも述べましたが、上記の就活生はガクチカで書くべき要素を網羅的に盛り込むことができています。その中でも、多くの就活生が「動機・人柄・強み」などの部分を抜け漏れやすいのですが、その抜け漏れしやすい部分をしっかりと書けています。300字程度という限られた文字数の中でこれだけ論理的に書けているのであれば、採用担当からも高い評価得ることができるでしょう。「社内資格であるアドバイザーの資格を獲得」と取組みの結果も如実であるため、「努力の過程・その結果」をセットでアピールすることができています。指定文字数の関係上、ESではこれ以上具体的に書くことは難しいかもしれませんが、「なぜ(取り組んだの)?、どうやって(成し遂げたの)?」といった部分を面接で深堀りされる可能性が高いため、そういった質問への対策を事前にしておけば面接でもスムーズに回答することができるでしょう。ガクチカの基本的な書き方続いては「ガクチカの書き方」を解説していきます。ガクチカは基本的に以下のフレームワークに沿って書くと論理的な文章になると言われています。※下記のフレームワークの6つの要素に関しては、「全ての要素を必ず盛り込まなければならない」というわけではありません。ESの設問形式や指定文字数を考慮しながら、構成を調整していただければと思います。上記のフレームワークを見てもらえば分かるように、(1)結論→(2)動機→(3)目標と困難→(4)取組みと結果→(5)人柄→(6)学びといった構成でガクチカを論理展開していくと良いと考えています。この順番に沿うことで、面接官にわかりやすく論理性を保った伝え方ができるほか、面接を想定して自分の頭の中で整理された内容に仕上げることができます。下記の動画でもガクチカの書き方を確認できるので、参考にしてもらえればと思います。例として、フレームワークに沿ってガクチカを整理した内定者のESを見ていきます。それぞれの項目でどのようなことを述べるのか大枠を掴んでいただければと思います。下記は野村総合研究所(NRI)内定者のESです。フレームワークに沿ってかなりレベルの高い内容にまとめ上げられています。(1)結論学生時代、スポーツ科学とトレーニングに関するWebサイトを立ち上げに力を注いできた。⇩(2)動機地方出身の私は信頼性の高いスポーツ科学情報が少ない事に疑問を感じていた。⇩(3)目標・困難そこで「スポーツをする人に正しい知識を知ってもらい、成功体験に繋げてもらいたい」という想いで信頼性の高い情報配信サイトを作る活動を始めた。活動の中での一番の挫折経験は、団体が解散してしまった事だ。設立当初数名で活動していたが、プログラマが抜ける致命傷を受けてしまった。そこから次第に団体のガバナンスが取れなくなり、結果解散するに至った。⇩(4)取組み・工夫とその結果しかし、ここで諦めたら諦め癖がつくと思い、サイト作成に再挑戦する決意をした。プログラミング独学によるサイト構築、周囲と協力しコンテンツ作成する事の二点が難点であったが、持ち前の勤勉さとビジョンに共感してもらう説得力で成し遂げてきた。サイトを公開と同時にSNSを通じて宣伝した結果、月に千人近くの方に利用して頂く所まで辿り着く事が出来た。⇩(5)人柄社交的な人柄が、団体立ち上げの際に活かされた。また基本的に真面目なため、最後までやりきろうとする姿勢が周りにも伝わり、最終的なWebサイトの立ち上げに繋げることができた。⇩(6)学び団体解散という挫折経験から窮地の時こそ冷静に対処する判断力と粘り強さ、そして何より周りを巻き込むには「絶対に成し遂げる」という情熱が大切である事を学ぶ事が出来た。上記の野村総合研究所(NRI)内定者のESは「こちら」からご覧いただけます。フレームワークに当てはめて内容を考えると、上記の内定者の方のようにレベルの高い伝え方をすることができます。フレームワークの各項目の具体的なポイントは、以下に記載した記事からご覧ください。【参考】→フレームワーク含め、「ガクチカの書き方」について網羅的に解説している記事になります。「ガクチカをうまく書けない」と悩んでいる就活生にとっては必読の記事になります。ガクチカでよくあるカフェアルバイトエピソードガクチカでアルバイトについて書く際に気をつけるべきポイントは「他の人と同じ内容」にならないようにすることです。ここでは、カフェでアルバイトをしていた人のガクチカでよくあるエピソードを並べます。笑顔で対応するようにしているお客様と接することでコミュニケーション能力が身についたコーヒーの飲み比べができるようになったこれでは人事に印象を残すことは出来ません。なぜなら具体性がない、且つありきたりな文章だからです。上記の場合、笑顔で対応することは、カフェだけでなくどのアルバイト、どの仕事に置いても心がけるべきことです。また、お客様と接することでコミュニケーション能力が身についたと述べてありますが、社会人になって話す機会が増えるのは同じ社会人が相手となるため、アピールするには適切ではありません。そのため、カフェでのアルバイトについて書く際には、企業が求める人材であることをアピールするために、より具体的に再現性をもたせて書く必要があります。カフェでのアルバイトから学んだこと、身についたことはあるはずです。ガクチカをアルバイトから述べることは「仕事」という切り口で話すことができるため、将来の職場での働き方に繋げやすいと言った利点があります。伝え方次第で、どんなエピソードからも仕事に対する価値観や姿勢、自身の人柄などを十分に伝えることは可能です。以下でカフェのアルバイトでの経験をもとに、ガクチカに活かせるポイントを紹介します。カフェアルバイトからでもガクチカは作れる接客の研修がありマナーが身につくことや、勤務中にドリンクが無料もしくは割安で飲めるという理由から大学生の多くが行っているカフェアルバイト。カフェでのアルバイトからガクチカに活かせる内容をまとめると下記のようになります。問題解決力企画・提案力勝ちにこだわる姿勢これらを書くときのエピソードとしては下記を参考にしてみてください。売上アップに貢献した経験【課題解決力・企画力・実行力】売上アップに貢献した経験がある人は、「課題解決力・企画力・実行力」があることを述べることが出来ます。この考え方はどの職種でも必要とされます。特に企画やクリエイティブ系の職種を志望する際にはこの経験をアピールできると良いでしょう。そこで書きたいのが、どんなことをして売上アップという目標を達成したのかです。実際に書く時は下記のポイントをしっかり踏まえて書くことが重要です。現状の課題分析分析した課題に即する解決策その結果課題がどの様に解決したか一番良くないのは、課題と解決策が矛盾していることです。例えば、「早朝はコーヒーしか売れない」という課題に対して「ドリンクのメニューを増やした」という解決策を提示するのは矛盾していると考えられます。なぜならその解決策は根本的な改善になっていないからです。例えば、早朝は出勤前のサラリーマンが立ち寄り1杯コーヒーを飲んで出社する人が多いため、コーヒーしか売れないという現象が起きていると考えられます。そこに目をつけ「早朝はコーヒーしか売れない」という課題に対しての解決策としては「コーヒーとのセットメニューを提案した」と書く方が良いでしょう。売上アップに貢献した経験からは、課題解決力や企画力があることを述べることが出来ます。どの職種でもその考え方は必要とされるので、アピールできると良いでしょう。リーダーをしていた経験【リーダーシップ力】リーダーをした経験がある人であれば、「自分がリーダーに選ばれた理由・リーダーとしてどう仕事にあたったのか」を具体的にまとめましょう。人をまとめたり指導する力は就職後も求められる能力の1つです。特に出世したい、自分のプロジェクトを動かすような働き方がしたい人にとっては必須と言えます。アルバイトリーダーとして、他のアルバイトのやる気を高め、よりよい職場づくりに貢献したエピソードを書くことができるのではないでしょうか。例えばカフェでのアルバイトでリーダーをしていた場合、新しく入るアルバイトの育成やシフト管理、また売上の管理を任せられることがあります。これらからエピソードを書くことも可能でしょう。長く続けた経験【継続力・努力し続ける力】カフェでのアルバイトを長く続けていた経験がある人は、「継続力・コツコツと努力し続ける力」を書くことが出来ます。やめなかった正直な理由が”アルバイトを変えるのがめんどくさかったから”かも知れません。しかし仕事内容や働く条件に少しでも不満があれば続けられなかったはずです。続けられたのには何かしらの理由があると考えられます。その理由が就活ではとても大切になります。なぜならそれが、自身が働いていく上で仕事に求めるモノだからです。企業としてはすぐに辞められては困ります。この会社で長く働いてくれる意思がある人かどうかというのは就活生を判断する基準の1つになります。大手企業の場合は特にこの傾向があると考えられます。アルバイト経験を通して、長年働いたからこそ見える問題点・それを解決したエピソードなどを書けるととても良いでしょう。長く働き続けることができた理由の例・働いている店舗の売上向上のために、企画・実行することにやりがいを感じたから・風通しの良い環境でのびのびと仕事ができる環境だったから上記をしっかりと具体性や根拠をつけて書くことができれば、自分の価値観や働き方を伝えられるESを作成することができるでしょう。まとめガクチカはESでも面接でもよく聞かれる質問です。普通の大学生活しかしてこなかった、誇れることがないなどと悲観的にならず、これまでの自分の経験を信じて、どんなことを学んだのか探してみてください。どんなにすごいエピソードでも、学んだことがなければ人事の印象に残るガクチカを書くことはできません。重要なのはどんなエピソードかではなく、何を学んだかです。本記事を参考に、自分なりのガクチカを作成してみてください。ガクチカ完全攻略記事一覧1.そもそもガクチカって何?2.ガクチカがない人の対処法3.ガクチカの書き方を徹底解説4.ガクチカの例文を紹介(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには(3)ガクチカで留学経験をアピールするには(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには(5)ガクチカでボランティアをアピールするには(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには(9)ガクチカで趣味をアピールするには(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには→ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには→ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには→ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには→ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選 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就活・キャリア系アルファツイッタラー20人に「就活生に捧げる至極の1冊を教えてください」と聞いてみた。 就活・キャリア系アルファツイッタラー20人に「就活生に捧げる至極の1冊を教えてください」と聞いてみた。 こんにちは。むたかです。8月から個人アカウントとしてTwitterを運用しはじめたのですが、個人的にとても気になったことがあり、折角なので企画にしてみました。題して、就活・キャリア系アルファツイッタラーに「就活生に捧げる至極の1冊を教えてください」と聞いてみたらどんな本をご紹介頂けるのか日頃非常に勉強になるツイートをされている皆さんはどのようなところから情報を取り入れていて、今の価値観や物事の考え方の元となったものはどんなものなのか、とても気になったのです。就活生がすぐに行動に移せるものが良いと思い、比較的低コスト&時間を限定しない「書籍」に絞ってご紹介いただくことにしました。書籍の紹介文は、想いや鮮度をそのままお届けしたいと考え、皆様から頂いた原文をそのまま入れさせていただいております。じっくりご覧ください。|01|イシコさん総合商社で国内・海外勤務を経て現在ベンチャー商社へ転職されています。書籍の書評や働き方に関する提言を様々な角度からされており、就活中にはあまり考える機会のないことに対してのインサイトが得られます。僕もよく拝見させて頂いているお一人です。「TOEIC900点」と繰り返すのには理由がありますので、改めてまとめてみました。英語に興味があって900点以下の人向けの記事となってますので、どうぞ!商社マンの僕がTOEIC900点を目指すべきだと繰り返す理由とは?-イシコの呟きhttps://t.co/bPY5g6AuTB—イシコ(@newsalaryman_21)2018年10月6日至極の1冊とご紹介文書籍:知らないと損する給与明細「世の中には知らないばかりに損してる」という場面が多いように思われます。そして、その最もたるものが、「サラリーマンの給与明細」だと思うのです。給与明細の内容を総額と手取りしか見てない人ほど、必読。可処分所得を増やすには、給与を増やすか支出を減らすかと言われますが、その間に「給与明細を理解して利用する」という大事な観点が抜けているのでオススメです。イシコ|02|人事のお姉さん日系メーカーに勤務されており、就活持論、採用裏話、アドバイスを発信されている人事のお姉さん。独自の観点からされる本音のツイートがフォロワーから多くの支持を集めておられます。「何を信じればいいのか」ということに頭を悩ませる学生さんも多くいますが、フラットな視点から発言されているので情報の捉え方のお手本にもなるでしょう。ルールの是非は置いといて、3月1日までに①SPI対策②ESのテンプレ作成③12月〜2月に1dayインターンシップという名の説明会が大量開催されるので10社以上参加(エントリーシート出せるところは2月中に出しておく)これだけでかなり楽になると思いますよ。普通の人向けアドバイス。—人事のお姉さん(@shukatsu_nesan)2018年10月11日至極の1冊とご紹介文書籍:なぜ7割のエントリーシートは、読まずに捨てられるのか?ー人気企業の「手口」を知れば、就活の悩みは9割なくなる「企業が見ているのは、たったの2点だけ。自社の仕事がきちんとできるか。自社の仲間とうまくやれるか。」私が大きく頷いた一節です。企業はどのようなことを考えているのか、日本の就活の仕組みはどうなっているのか…大枠を掴むことができる一冊です。(実際エントリーシートの全てに目を通せないのは一握りの人気企業だけですが)中には不合理だと感じる部分もあると思います。不合理ゆえ、企業も公には言いません。そんな就活の嫌な面も知った上で、効率よく動くための作戦を考えてみてください。また、選考で注目されるポイント、逆に注目されないので「気にしなくてもいいポイント」を知ることで、悶々と悩んだり変な噂に惑わされることが無くなると思います。ぜひ就活の早い段階で読んでみてください。お薦めです。人事のお姉さん|03|篠原功治さん大学、行政機関でキャリアデザイン科目・就職支援・研修の講師活動を行なわれておられる篠原さん。選考での細かい伝え方、話す内容の詰め方など、非常に粒度の細かいアドバイスが印象的です。自分自身の面接の前にチェックするだけでも改善できる内容が多いでしょう。今年はやけに「軸」というものに過剰なほど固執している印象があります。選択肢を知る前から軸を決めてしまうから、その軸に縛られ選択肢を狭めてしまう。机上の空論で絞り出したものではなく、活動を通じ多くを知ったうえで純粋な興味の共通点が見えてきたらそれが本当の軸なのではないでしょうか?—篠原功治(@Koji_Sign)2018年10月7日至極の1冊とご紹介文書籍:「アルケミスト~夢を旅した少年~」こちらはエジプトのピラミッドを目指す羊飼いの少年の旅を通じた成長の物語ですが、自分自身が一歩踏み出すことの大切さ、夢を叶えるために行動することの大切さ、自分に何か嫌な出来事があってもそれを前進するための「兆し」と捉えることの大切さなどが示されています。就職活動に置き換えても、誰かが導いてくれるのではなく、それぞれの意志の差が顕著に成果に現れること。またビジネス社会の土俵に上がっての活動ゆえに様々な困難が突き付けられますが、それを何かの兆しだと捉えることで道は拓けることなど、就職活動のプロセスとしても精神的に何か後押しするお話になるのではないかと思っています。ちなみに私の事務所名の「サイン」もこの物語が謳う「兆し」から取ってきた名前になります。篠原功治|04|元リクパパさん-沖縄-さん大学中退→編入(保育)→ブラック中小→リクルートキャリア→沖縄超ホワイト企業という多彩な経歴をお持ちの元リクパパさん。就活生には見えにくい業界の実態や働く上での「課題解決」の捉え方などを語るほか、多くの社会人のツイートをリツイートされているので幅広いジャンルのインプットができます。【元リクさんがこっそり教える国内シェアNO.1企業】①TOSO株式会社カーテンレールの国内シェアNO.1企業。業界では「カーテンレールと言えばトーソー」と言われるほどに商品が強い。強い商品でルート営業。入社の給与も平均より少し高め。おススメ。〔企業HP〕https://t.co/miGUfOParQ—元リクパパさん/沖縄(@motorikuokinawa)2018年6月28日至極の1冊とご紹介文書籍:生命燃ゆ私は「ビジネス小説」をおススメしたいと思います。高杉良『生命燃ゆ』です。この本が何を与えてくれるのかというと「仕事へのロマンっていうのは確実にあるんだ」ということです。化学コンビナートの中核になった主人公が、自分の命を削って自分の仕事を果たす姿、そこには当然様々な問題や苦労が降りかかります。しかしそれを乗り越えるのはまさに「下町ロケット」のようです。就職してすぐには味わえるものではないですが、「仕事というのはどういうものか小説で読む」というのはOBの話や動画などで味わうものとはまた違った実感があります。この本からは他の本のような「ただ前に進め!」というメッセージではなく、「仕事のロマンってこういうものなのかもしれない」という想像やイメージや自己投影のような体験を就活生にはぜひ味わってほしいなと思っています。元リクパパさん-沖縄-|05|福本真士/GOuniteさんHRtech企業のCEOである福本さん。田端大学1期生のMVPを取られています。金髪に染めていらっしゃる理由はツイートをご覧いただければお分かりいただけると思います。役者→芸人→営業→プログラマ→起業と全く異なる畑から転身され、ビジネスで成功を収めていらっしゃることも特徴的です。「社会を変えたい」という思いを少しでも持っている方にはロールモデルになるはずです。ブログがとても面白いです。プレゼンの図解ブログを書きました!かなり長いので読破した人だけがわかる仕掛けつき!◎感情型プレゼンの3つの視点・感情線を意識したストーリー・キャラクターは英雄ではなく負け犬で・苦難の時間価値を高めて行動させる@sfkmt|note(ノート)https://t.co/fgUpFpsMG4—福本真士/GOunite(@sfkmt)2018年9月11日至極の1冊とご紹介文書籍:増補版なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?―――日本人が知らない本当の世界経済の授業僕は本を読む時、内容の裏側にある文脈を理解するよう努めます。一冊の本の文脈を追うことはもちろん、これまでに読んだ複数の本から得た文脈と今回の本の具体的なつながりを追うことが肝要です。目には見えない裏側でつながっている『ミッシングリンク』を知ることで、好奇心と同時に理解が深まります。理解が深まるステップ1.本に書かれた内容を知る2.なぜ著者がその本を書いたのか裏側の文脈を探る3.これまでに理解してきた文脈に今回の新たな文脈を加えるここまでを前提として踏まえ、一冊の本をご紹介します。世界がどのようにしてつながっているのか。『ミッシングリンク』を一冊で追うことに長けているのがこの本です。経済・金融・人口・宗教・テロ・アートの『現在』を、歴史の文脈にのせて展開されています。要所で著者の主張に賛否はありますが、この本の内容・文脈を把握しておくと新しい本を読む時の手助けとなるのでオススメです。福本真士|06|やめリクさん元リクナビの中の人であるやめリクさん。戦略的な就活のテクニックをアドバイスされています。ツイート内容がわかりやすく、タメになることが非常に多いと感じます。リクルート社に関するツイートも豊富になされているため、インターンや選考に参加しようと考えている方はチェックしてみてください。早期に就活を始めるメリットは選考優遇以上に「健全な迷子になれる」からです。3/1に始めると、大手企業のES締切が3月下旬~4月上旬なので進路に悩める期間が1か月しかありません。3年の夏に始めておけば自分の進路について考え、行動(インターン参加など)を続けて、志望先について試行錯誤できます。—やめリク(@yame2_recruit)2018年7月11日至極の1冊とご紹介文書籍:20代のリアル転職読本僕自身お世話になった元リクで転職BAR「とこなつ家」のオーナー"やっさん"の本です。「転職読本」とは書いてありますが、新卒就活生にとっても勉強になると思います。「求人サイトでこう書かれている企業は、危ない可能性が高い」「昇進スピードが早いってそもそもそれは…」など、具体的に説明してくれています。上記の『転職の思考法』と併せて読むと、よりご自身のキャリアについて考えられるようになると思います。やめリク|07|チカイケ秀夫さんCBO(最高ブランンディング責任者)として複数社にジョインされているチカイケさん。『すべての人にスタートアップを。』をミッションにジャンルを問わずに、ブランディングで支援をされています。学生の変化についてのツイートや社会人のツイートをシェアされています。採用側の視点の考察についても触れられていることが多いので、企業の中の人がどのような考え方をしているのかを知るのにも役立つでしょう。自社にコミットではなく、自分の人生にコミットしてほしい。そのために会社は、必要な人物金のリソースを使う場所です。ただ使うだけでないために、お互いにビジョンが近い事が前提なんです。ビジョンに向かって、社員の価値が上がる=企業がビジョンに近づいていくんです。—チカイケ秀夫@逗子アートフェスバル10/12~28開催(@chikagoo)2018年10月8日至極の1冊とご紹介文書籍:イシューからはじめよ自分のバイブル的な本で、手段やノウハウの情報量が多い中で、なぜを問い続ける事で『本質(イシュー)』を見極め、イシューを解決する事で、同じ手段でも圧倒的な価値を出す事ができ、限られたリソースで、最大限の成果を出すのは、スタートアップ、ブランディングや人生の本質にもつながるからです。チカイケ|08|三木芳夫さん渋谷のベンチャー企業で執行役員をされている三木さん。年間200冊以上の書籍を読んでいらっしゃる方ですので、今回の至極の1冊は僕自身とても楽しみにしていました。10年以上採用畑でやってこられている方であるため、就活生にとって学びは非常に多いと思われます。社会人としてすべきこと、仕事に役立つ情報などの発信が多く、視座を高く設定したい方におすすめです。学生やってるより300倍社会人の方が楽しいですね。新卒から13年1ミリもそこはブレてない。「仕事を心から楽しんでる人は、いない」と言った社会人に、グーパンチかましたい。【北野唯我】|就活サイト【ONECAREER】https://t.co/QSOvXTTDq0@onecareerjpより—三木芳夫(@Y_Tronc)2018年8月5日至極の1冊とご紹介文書籍:手紙屋就職活動を迎える前に読むと良い本。私自身はこの本を読んだ時にはすでに社会人になり採用に携わっていたので、自分のときの就活をそのときの取組みと選択について深く振り返るきっかけをもらいました。当時すごく感動して、たくさんの先輩同期後輩にオススメした1冊です。久しぶりに手に取ってみて思ったのは、人にはあらゆる可能性があって、人生ときちんと向き合っていくこと、そこには自由と自分の人生を生きる責任があるということ。つまり何かのルールやしがらみなんか必要なくて、生きたいように生きればいいということ。手紙と言う今の時代になかなか手にしないものが非日常間と日常を行ったり来たりさせるのにいいなーと。三木芳夫|09|motoさん31歳5社目、本業年収1,000万超のmotoさん。副業年収は2,000万、総年収は3,000万を超える日本でも数少ない高所得者と言えます。リクルートや楽天を経て今はベンチャーで事業開発と営業部長をされています。転職関連のツイートが比較的多いため一見新卒とは親和性が低く思うかもしれませんが、転職はこれから長くなる社会人生活のなかでほぼ必ず経験することと言えるため、今のうちに転職市場についてのインプットもしておきましょう。転職サイトの求人にある「幹部候補募集」はただの営業マン採用だし「即戦力募集」は研修とOJTないだけだし「第二創業メンバー募集」は離職率高い職場だし「ベテランが多い安心な職場」は若手が定着してないだけ。どれも聞こえは良いけど募集の背景は面接で確認した方がいいよ。結構違うこと多いから。—moto(@moto_recruit)2018年8月9日至極の1冊とご紹介文書籍:なぜハーバードビジネススクールでは営業を教えないのか「営業とは、ものを売ることではなく、自分を売り込むだと考えている。お客様は商品を買うのではなく、信頼できるあなたが売っているもの、つまりあなた自身を買うのだ。」ハーバードMBAで教育を受けた英国人のジャーナリストが、モロッコの絨毯商人、日本のトップ生保マン、イギリスのテレビ通販セールス、米国の美術商などを取材して、彼らの生い立ちから成功の秘訣をまとめています。僕自身が営業マンなので、営業のハウツー本は何冊か読んでいますが、ビジネスに関する学びは「多くの事例」を知ることが大切です。そういった点でこの本は多くの事例が載っているので、非常に参考になりました。営業でなくとも必読の一冊。moto|10|ソチ@19卒就活ブロガーさん早稲田大学4年生で大手メーカー就職予定の19卒ソチさん。就活ブログを運営されており、おすすめのメーカーの紹介と企業研究をされています。以下のツイートで一躍有名になられました。19卒ということで非常に新しくリアリティのある情報が多く、また、学生視点でまとめられているので特にメーカーに興味がある就活生はフォローしておくといいでしょう。優良企業のBtoBメーカーは見つけるのが大変なので…いいねの数だけ、ソチの知っている隠れ優良BtoBメーカーを発表する—ソチ@19卒就活ブロガー(@sochi015)2018年8月6日至極の1冊とご紹介文書籍:新卒採用基準面接官はここを見ている「新卒採用基準」という本がおすすめです。私が就活をしていた時、面接官は学生のどこを見ているのか、どのような学生が企業から好まれるのかという疑問を持っていました。そのような疑問を解決してくれたのが、この本です。この本では、人事責任者として最終面接を担当してきた著者が、採用活動における企業・面接官側の視点をわかりやすく解説してくれます。この本を読んだことで、面接官が「仕事ができそうか」を見極めるポイント、企業が求める「コミュニケーション能力」の中身など、学生がなかなか知ることができないような企業の採用基準を理解することができました。企業の採用基準を知ることは、就活の成否に大きく関わります。私はこの本と出会い、企業の採用基準を理解したうえで就活の準備ができたことが、納得のいく結果につながったと考えています。企業・面接官側の視点が知れる数少ない本です。自信を持っておすすめします。ソチ|11|就活生に知られたくないっ!さん国内No1就活系Twitterフォロワー数(9万以上)/アメブロ就活1位の影響力のあるアカウントです。就活をする上でチェックしておきたいテクニックの発信がメインになります。特徴はその質の高さです。就活生であれば業界や業種にとらわれず参考になる情報が集約されています。就活の面接官の質問あるあるがサイトにあるので一度見ると良いかも。就活一問一答本として推奨@shuwasystem_inf:不安を自信に変える!就活面接【正しい】答えかた|秀和システムhttps://t.co/UvbD5ipabRpic.twitter.com/APxrVkKBTZ—就活生に知られたくないっ!(@tinclehoi)2016年1月30日至極の1冊とご紹介文書籍:ストレングス・ファインダー2.0私はストレングス・ファインダー2.0を紹介します。理由は自分の強みの手掛かりを掴めるからです。就活では、初めて会う他人に、自分の強みを伝える必要があります。ESや履歴書に記載することもあるでしょう。ただ、その強みについて、深く考える機会は今まで少なかったと思います。そのため、自己理解が追いつかず、フンワリとした強みの表現から抜け出せません。その結果、面接でもアピールできる自信が持てず、面接評価も下がるという落とし穴にハマります。この書籍には、Web適性検査が付いており、自分の強みを簡単に深く分析することができます。この分析結果とあなたの過去の経験が紐付けば、面接でアピールできる強みも見つけやすくなるでしょう。是非、ご参考頂ければ幸いです。就活生に知られたくないっ!丸山|12|たなかけんじ@就活&子育てさん大企業での採用経験を活かしブログ執筆、無料で就職活動支援(自己分析、ES添削、面接演習)等就活生の支援を積極的にされているたなかけんじさん。就活に関する時事ネタへの感度が高く、多角的な意見を取り入れているので就活時事のNewsPicksのような特性があります。就活本番はまだまだこれから。つらい時、忙しい時に途方にくれて、「就活迷子」にならないための心構えを書いてみました。是非ご一読ください。久々の長文ですw#はてなブログあなたの就活の目的はなんですか?~就活迷子にならない為の心構…https://t.co/hPpX2h6lbg—たなかけんじ@就活&子育て(@tamaplasyukatsu)2018年3月21日至極の1冊とご紹介文書籍:自分の小さな「箱」から脱出する方法大学時代、人間関係に苦しんでいた際に大学の先輩に勧められた本であり、自分の考え方や生き方を変えるきっかけとなった本です。いろんなことがうまくいかない時、ついつい人のせい、環境のせいにしてしまい、余計にうまくいかなくなることがあると思います。その悪循環のきっかけは自分の気持ちに嘘をつくこと(=自分への裏切り)であり、そこから抜け出す為にはどうすればよいかが書かれている本です。真剣に就活に取り組めば、どこかのタイミングで必ず壁にぶつかります。そこで人のせい、環境のせいにしても何も解決しませんし、事態は悪化するでしょう。そうならないように、就活が本格化する前にぜひ読んでみてください。自分の気持ちに正直になることが苦手っていう方に特にオススメです。たなかけんじ|13|HRogさん国内・国外の人材業界の最新のニュースや気になることなどを毎日つぶやかれています。メディアということもあり、就活についてのみならず、採用側のトレンドや社会人についてのレポートなど、濃い情報を発信しています。社会人になってからも参考にできる情報が多数あります。就活ルール廃止に関する考察記事。人事にとっても、優秀層獲得のため中長期的は通年となる採用活動に対応する負担がある一方で、学生側も今後は中途採用者などこれまでと違った人材が競争相手となるために、学生時代の過ごし方などにより意識的になる必要がありそうだ。https://t.co/oPtjO1cJLd—HRog(@HRognet)2018年10月10日至極の1冊(52冊)とご紹介文書籍:キングダムいまビジネスマンに最も人気のある漫画「キングダム」舞台は紀元前、中国の春秋戦国時代。下僕から兵士になり大将軍を夢見る主人公「信(しん)」と後に始皇帝となる「政(せい)」が中華統一を目指す物語だ。イチ兵士から戦場で武功を上げ、仲間が増え、仲間とともに強敵を撃破していく姿は、大志を抱く新人ビジネスパーソンの姿と重なり、気持ちを熱くさせる。今でも週刊ヤングジャンプで連載中で、物語は進んでいるが、なかでも編集部のおススメは合従軍侵攻-蕞防衛編(31巻-33巻)だ。最大の敵・李牧が国都咸陽に向けて攻め入り、負ければ国が亡ぶ状況に追い込まれてしまう。国を守る最後の拠点「蕞」を防衛すべく、政は自ら出陣。国民を奮起させるスピーチは涙なしには読むことができない。HRog菊池|14|寺口浩大[KodaiTeraguchi]さんワンキャリアで経営企画室に所属され同社の採用を担当されている寺口さん。京都大学→SMBC→CA→Deloitteという幅広いバックグラウンドをお持ちです。近頃話題となっているパンテーンの「#就活をもっと自由に」のプロモーションの裏側を公開された方で、その熱い言葉に心を動かされているのは学生だけでなく他の社会人にも影響を与えられています。僕もそのうちの一人です。【ぶち書いた】今回のPANTENEのムーブメントの背景、全て晒します。広告に評論してても変わらん。行動で希望を見せましょうよ。#就活をもっと自由にP&G、Material、ONECAREER、それぞれの中の人のストーリーをぶっ晒す|KodaiTeraguchi@telinekd|note(ノート)https://t.co/DoPRi3bYZv—寺口浩大[KodaiTeraguchi](@telinekd)2018年10月1日至極の1冊とご紹介文書籍:GTO自分の中に信じたいものがある人へ。自分のポリシーやスタンスと、社会のルールとの折り合いをどうつけていくか。僕は、言ったことを必ずやりつづけるストーリー自体が、共感や信頼を得て、仲間が増えていくということを鬼塚先生から学びました。本田圭佑さんも仰っていましたが、「よそ者にしかできないことがある」というのは、人生で新しいチャレンジをする上で勇気をもたらしてくれます。古きを尊重しつつも、郷に入って、敢えて郷に従わない。自分のスタンスを押し付けずに構造と向き合うということはどういうことなのか、教えてくれるでしょう。また、ルールメーカーにならずとも、民主的にムーブメントを起こせる可能性があるということについても、この本を通して実感できると思います。価値があると信じたいものがある人に、是非読んでいただきたいです。寺口浩大|15|めいこ@就活サイトワンキャリアさん就活サイトONECAREER(ワンキャリア)編集部に所属されているめいこさん。東大→公務員→ベンチャーという異色な経歴をお持ちの方です。非常に学生に寄り添われたツイートが多く、コアなファンが多数おられる印象です。就活スケジュールや選考対策等、今から役に立つ情報を多く発信されています。質問にも積極的に回答されているので、この機会にいろいろな疑問を投げかけてみるのも良いでしょう。【20卒/10月から始める就活】まずは就活の「スケジュール」「費用」をつかむこと。逆算して備えましょう!①選考スケジュール10月〜「日系冬インターン」「外資ベンチャー本選考」https://t.co/aJvQBTN0lJ②就活費用関東圏なら20万円、地方なら50万円?https://t.co/VfzaHuASmnpic.twitter.com/Kq529xVF70—めいこ@就活サイトワンキャリア(@meiko_oc)2018年10月5日至極の1冊とご紹介文書籍:カモメになったペンギン自分たちが住むコロニーの危機に立ち上がった若き「変わり者」ペンギンが、いかに優れたチームを作り、困難を乗り越えたかを描くショートストーリー。組織変革とリーダーシップの権威、ジョン・P・コッター氏(ビジネス名著『企業変革力』で有名ですね)が手がけた寓話です。ストーリーを通じて、自然と優れたリーダーシップや組織づくりを学べます。ビジネス本を読む気が起きない時も、これなら物語にのめり込んでサクサク読めますよ。私は転職活動中に落ち込んだ時や、仕事で壁にぶつかって悩んだ時など、折に触れて読み返しています。ページを開くたびに新しい発見があり、「何かを変えたい、変わりたい」気持ちを奮い立たせてくれる一冊です。就活のモチベーションが下がりがちな秋にこそ読んでほしい、元気の出る本です。ぜひ読んでみてくださいね!めいこ|16|yuuuさん超大手有名広告会社に勤務されているyuuuさん。広告会社での仕事・キャリア・業務についてや、選考の裏情報をブログで発信されています。学生からの質問に対して多数回答されており、社会人の方もよくご覧になられているアカウントです。ストレートに学生と接している中で感じたことも発信されているので、「社会人はこうみている」という視点を持つのに最適だと思います。当社unistyleでインターンをされていた経歴もお持ちです。就活生によくするアドバイスは、「ワンキャリア、Unistyle、外資就活ドットコムのコラムを片っ端から読んでから、総合商社や外資トップティア内定者のES見て自分の経験と似ているものがあったらパクって書いてみろ」というもの。これでESのレベルが上がり面接で何をアピールすればいいか大体分かる。—yuuu(@ad_career28)2018年7月11日至極の1冊とご紹介文書籍:サンクチュアリ北斗の拳で知られる史村翔(武論尊)原作、池上遼一作画の超名作漫画。カンボジアでの戦乱から日本へ帰国した二人が、日本の腐敗した政治体制を表と裏の世界から変革するというストーリーなのだが、これが熱い。そして心に響くのだ。ミクシィ笠原会長をはじめ、数多くの経営者や著名人が「影響を受けた」としてこの名作を勧めている。一部であるが、ストーリー中の名言を紹介したい。『安定を求めるか、それとも何かを動かすか。。人の一生はそんなに長かねえぜ!!』『力の前に尾を振るのは簡単だ。振りたくなくても、振ってしまえば生きられる。だがな、それは生きているんじゃなねェ。生かされているんだよ!!』『力に翻弄され、てめえの意志とてめえの手足で動けなきゃ、屈辱と後悔しか残らねえ!!』私の生き方に今でも大きな影響を与えている漫画。就活を通じて自分がどうありたいか、どう生きたいのか悩んだ時に必ず読んで欲しい本。yuuu|17|シュシュさん19卒私立文系4年生の方です。自身の経験からインターン・面接など幅広いテーマについてブログでアウトプットされており、非常に実践的である印象があります。そのコンテンツ力に20卒のファンが既についています。就活生あるあるのようなリアルな息抜きツイートもあり、面白さでも評価されているようです。ブログ「シュシュッと就活!!」(https://t.co/MUxceZ9lU2)外資就活ドットコム連載中(https://t.co/ONgcMgzBdO)就活の教科書(https://t.co/rHZS40h4px)コンサル内定の教科書(https://t.co/gL0b9VSfDU)シュシュの道しるべ(https://t.co/PpqNduD0yQ)質問箱(https://t.co/thxMtbWdoE)pic.twitter.com/JFpbzrOTlE—シュシュ(@syusyukatsu00)2018年8月11日至極の1冊とご紹介文書籍:ネクスト・ソサエティ―歴史が見たことのない未来がはじまる全世界のビジネスマンの誰もが知る巨匠ドラッカー。その彼が余命いくばくもないことを悟り、未来を生きる人たちに向けて書いた本です。ドラッカーは21世紀の社会、経済、組織について網羅的に記した上で、どのように個々人として時代に対応すべきかを書いています。それと同時に随所にどの時代であっても求められる能力や生き方が書いてあり、ただのビジネス書ではなく、時代性と普遍性を兼ね備えた哲学書にもなっています。この本を読むことで読者にどこの業界や職種に行こうとも通ずる21世紀のキャリアについての道しるべを授けてくれること間違いなしです。シュシュ|18|ぶん太@元大手メーカー人事/ブロガーさん大手(人事)→ベンチャー(営業)という経歴を持つ方です。フォロワーを褒めるチャレンジの実施など、発言もポジティブなものが多くを占めています。自身の経験から学生に還元できるコンテンツを発信しており、人との接し方、採用関連の時事ネタへの考察など幅広い情報をインプットできます。辞めた僕が言うのもあれだけど、メーカーは良いと思う!ちなみに、メーカーに向いてると思う人は、この2つかな!■メーカーのビジョン(目指す社会)に共感■自分の介在価値ってより「お客様や社会を幸せにしたい」という価値観ただ、「自分の介在価値」を大事にしたい人は無形商材がオススメかな!https://t.co/pRVDy57X4d—ぶん太@元大手メーカー人事/ブロガー(@bunta_manabu)2018年9月12日至極の1冊とご紹介文書籍:諦める力僕は、キャリアを考えていく上で、「自分の適性を考え、勝てる土俵で勝負する」ということを非常に意識しています。そんな考え方を教えてくれたのがこの本でした。『諦める力』というタイトルから、ネガティブな内容を想像してしまいそうですが、真逆です。どうすれば、自分の本当の目的を果たすことができ、勝負に勝てるのかという点について言及されています。為末選手は「100m」で勝つことは、王道でカッコいいけれど、この種目で、「世界の頂点」を獲ることはできないと若くして悟りました。しかし、自分の特性を徹底的に考え、「400mハードル」なら勝てると踏み、見事、世界選手権のメダリストとなりました。誰もが羨む人気企業へ就職することは、確かに王道でカッコいいことです。しかし、為末選手のように、自分の適性を考え抜き、「勝てる土俵でトップを狙いに行く道」も、アリだと僕は考えています。ぶん太|19|暇銀ちゃんさん暇を愛する銀行員の暇銀ちゃんさん。「学生をノリで銀行に入れさせないのがミッション」と掲げています。素でストレートなツイート印象的です。リアルな金融業界のあるあるネタから、日常的なつぶやきまで幅広く発信されているので息抜きでチェックするのもおすすめです。スルガの問題は銀行業界全体の問題。一過性の話題で終わらせてはならない—暇銀ちゃん(@kotTirador)2018年9月8日至極の1冊とご紹介文書籍:失敗しない銀行員の転職就職する前から銀行員の転職をテーマにする本を読むのもいかがとは思いますが、本書の著者は銀行で人事の仕事をしていたこともあり、銀行員の人生がどんなものなのか。という部分がシンプルにまとまっています。例えば銀行員は全員順位付けされること、ポストがその人の価値という思考が非常に色濃いということ。それが今までの人生で"優等生"的な評価を受けてきた人達を頑張らせるのに極めて分かりやすい事などです。他にも銀行で身に付くスキルはどこで活かされやすいか。というのも具体例つきで説明されています。メガバンク総合職向けに書かれた色合いは強いですが、投資銀行、コンサル会社等を受ける人も銀行とはどう違うのか、イメージするにはいい本だとは思います。(個人のキャリアにプラスになるかは置いておいて就活生が銀行ってこんなカルチャーの世界というのを理解するにはわかりやすいと思います)暇銀|20|大手町のランダムウォーカーさん"#会計クイズ"をご自身で企画・運営され、幅広い層の方に財務やビジネス数字に興味をもってほしいという想いをお持ちの大手町のランダムウォーカーさん。就活をしていると「IRを読め!」といった声を聞くことが出てくると思いますが、なかなかとっつき難いと思います。そんなときはまず最初にご覧ください。【#会計クイズ説明書】企業の財務分析には興味があるけど、財務諸表の読み方を全くわからないという人へ。実際の企業の事例を交えて高校生でもわかるレベルまで噛み砕いて説明記事にしました(^^)初めての方は、よかったら一読下さいhttps://t.co/g24ZlwSlbdpic.twitter.com/iQ0Ehp44IE—大手町のランダムウォーカー(@OTE_WALK)2018年7月7日至極の1冊とご紹介文書籍:ビジネス・アカウンティング会計の知識はもちろん、企業のビジネスを理解する力を身につけるキッカケになるであろう本。実際の財務諸表が事例で使われるため、数字からどんな経営をしているのかをイメージさせるような構成になっています。会計をかじったことがある人はもちろん、企業のビジネスに興味がある人にオススメです(*^_^*)大手町のランダムウォーカー 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【20卒早稲田政治経済学部】乃木鮭くんの就活体験記|2018.7 interview 【20卒早稲田政治経済学部】乃木鮭くんの就活体験記|2018.7 interview 6月から大手就職サイトがインターンシップサイトという形でオープンされたことを皮切りに、20卒の皆さんも少しずつ「就職活動」をはじめているのではないでしょうか。今回は早稲田大学政治経済学部の乃木鮭くんに2018年7月にインタビューした内容を掲載します。本記事で同じ20卒の就活生が、今何をしていて、何に悩み、今後何をしようとしているのかが伝わり、少しでも皆さんの就活の役に立てればと思います。早稲田大学乃木鮭くんの履歴書乃木鮭くんの履歴書◆性別└男性◆大学└早稲田大学政治経済学部に現役入学。第一志望は東京大学であったが不合格。◆趣味└海外ドラマ・コメディショー鑑賞◆サークル└政治サークルと趣味程度の同好会に所属。今は両方とも引退。◆アルバイト└教授の研究補助と学内のIT関連アルバイト。◆留学└3年次にカナダに8ヶ月交換留学。◆資格└TOEFL98点・TOEIC880点・英検準1級(高校で取得)・統計検定3級◆就活をはじめた時期└2018年5月末◆志望業界└メーカー(自動車、重化学、鉄鋼)、総合商社、外資系投資銀行、外資系コンサル。◆希望職種└法人営業。世界を股にかけて働きたいという思いが強い。本インタビューはunistyle編集部のむたか(@mutaka_unistyle)とくらもん(@esquestion)にて行っております。大学入学まで乃木鮭くんの高校生活「はじめまして。中の人です。今回は密着型インタビュー企画に賛同いただきまして、ありがとうございます。早速ですが、乃木鮭くんはどのような高校生活を送っていましたか?」「高校では、英語ディベート部(ESS部)に入って、そこでの活動に打ち込んでいました。もともと海外に対する憧れがあったというのと、格好いい先輩に憧れて入部を決意しました。実績としても県大会2位になるなど、かなり力を入れて取り組みました。」なぜ今の大学に入学したのか「なんで早稲田に入学することにしたの?他にどんな大学を受けてたかも教えてください。」「本当は東京大学が第一志望だったのですが落ちてしまったので早稲田に行くことにしました。2校のうちどちらかに受かれば浪人はせずに入学しようと考えていました。受けていたのもその2校のみですね。慶應も受けようか考えたのですが、ハイカラな校風が自分には合わないなと感じてやめました(笑)。もともと大学で留学したいというのがあったので、制度が整っている早稲田に入学を決めました。」・高校ではESS部に所属。この頃から、海外に対する関心を強く持っていた。・東大が第一志望であったが浪人は考えずに留学制度が整っている早稲田に入学。大学入学前から強い海外志向があり、留学を念頭においた大学選びをしていた。大学入学~これまで取り組んでいる学業「大学では何を専攻しているの?ゼミに入っているのであれば、その内容についても教えてください。」「政治経済学部ということもあり、政治学を専攻しています。その中でも、計量経済学を学んでいます。どんなことをやっているかについては専門的になってしまうので省略しますが、データ分析を行うなど統計学に近い部分があります。そもそも計量経済学に興味を持ったのは、大学の講義を担当していた教授がその分野の権威で講義そのものが面白かったというのと、その教授の人柄に惹かれたという点が大きいです。」「聞いている感じだと講義にもしっかり出て、ゼミ活動にもかなり熱心に取り組んでいるみたいだから単位に関しては特に心配もなさそうだね。」「そうですね。あとはゼミにさえ出ていれば問題ないです。少し自慢になるのですが1年生の頃からフル単なので、学業にはしっかりと打ち込んできた自負があります。」「学業に関していうと留学経験もあるようだけど、留学ではどこの国でどんな勉強をしたの?それと留学というのは入学前から”決めていたこと”なんだよね?」「カナダに8ヶ月間交換留学という形で行きました。現地では学部とも関係のある政治経済の勉強をしていました。ちなみにカナダの大学を選んだ理由としては、治安の良さと多様な人種が混在しておりダイバーシティが進んでいるという2点が大きく影響しています。」サークル・部活動・アルバイト「所属している政治サークルではどんなことをしていたの?あまり聞き馴染みのないサークルなので活動内容とか入った理由についても教えて頂けるとありがたいです。」「政治サークルは、国会議員事務所へのインターンと年2回の講演会が主な活動となります。2週間に1回程度活動しており、国会議員の先生のいらっしゃる議員会館や議員事務所に行って事務作業や選挙活動、政治イベント等の手伝いをしたりしていました。そもそも政治サークルに入った理由は、高校の頃と似ていて、格好良い先輩がいたというのが大きな理由です。あと、早稲田に入学して周囲の友達の政治に対する知見の広さや考察の深さ、洞察力の鋭さに衝撃を受けたのも理由の一つです。地方から出てきた自分にはそれがカルチャーショックで、そういった人たちと切磋琢磨できれば良いかなと考えて入りました。」「学業だけでなく、サークルにもかなり注力していたみたいだけれど、アルバイトは何かしていたの?」「いわゆるアルバイトらしいアルバイト経験はありません。ただ、2年生の頃から教授の研究補助のデータ打ち込みの仕事をしています。IT関係の学内アルバイトも半年間ほどしていました。社会人になったら嫌でも働くことになるから学生の間は無理して働かなくて良いというのが親の方針なので、あまり積極的にアルバイトをしようとは考えていませんでした。自分に何か学びがある仕事があればやるという感じですね。」・大学では留学含め学業にしっかりと打ち込んできた。フル単であることや専攻に関係のある資格取得、TOEFLやTOEICの得点からもその姿勢が読み取れる。・政治サークルの活動にも積極的に参加していた様子。自身の主張をしっかりと持っており、議論することが好きな人物であるとの印象を受けた。就活を意識しはじめた時期と出来事就活をはじめたキッカケ「就活に関することを聞きたいと思うんですが、就活をはじめたキッカケは何だったの?時期だからというのも当然あると思うけど、それ以外に理由などがあれば教えてください。」「もともと、業界情報を集めることが好きで、そういうことは1年生の頃から少しずつやっていました。やはり時期が来たから始めるというのが大きいですが、留学していたこともあり周囲の友達はみんなもう内定を貰って就活を終えているので、その影響もあると思います。仲の良い友達がいわゆる外銀外コンを目指して早期から動き出していたので自分もそろそろ動かないとなと思って始めました。」・周囲の影響もあり、早期から動き出さなければならないという意識は強い。・もともと業界研究を少しずつやっていたことから、業界や企業についての知識は一定程度持ち合わせている。乃木鮭くんの企業選びの軸「就活が始まるとよく聞かれることになるだろうけど、企業選びの軸というのはある?もしあれば、その軸がどのように形成されたかについても教えてください。」「やはり、最も重視している軸は"海外で働くことができる"という点ですね。海外に憧れを持ったきっかけは、中学2年で初めて海外旅行でハワイを訪れたことだと思っています。その時感じた世界の広さや現地の人と交流した楽しさは今も覚えています。そのあと、いろいろとアメリカについて調べていくうちにどんどん惹かれていきました。留学をしようと考えたのもその影響が大きいです。今では、海外ドラマやコメディショーを観るのが趣味です。」「そうなんだ。中学校の頃の経験が今の海外志向に繋がっている訳だね。海外で働くというのは、ハード面の軸だと思うけど、ソフト面で重視したいことはある?」「自分が楽しめる仕事をしたいというのは大前提あるのですが、チームでもがきながら何かを作り上げていきたいなという思いはあります。また、成長したいという気持ちもあるのですが、成長を目的とするのではなく、振り返ってみると結果的に成長していたなと感じられる仕事をしたいと思っています。」「乃木鮭くんのこれまでの話を聞いてきて、高校の部活然り大学のサークル然り、誰かに憧れて決めたということが多いと思ったんだけど、やはり人っていう部分は企業選びで外せないところになるのかな?」「間違いないですね。最後は、その会社にいる人の雰囲気や自分のフィーリングを大切にして、企業を選びたいと思っています。」・中学時代の原体験を元に”海外で働く"ことを就活の軸に据えており、納得感のある軸となっている。・海外で働きたいという思いは伝わってくるが、なぜ海外でなければならないのかという理由が弱い。海外で働くことで自分や社会にとってどのようなインパクトがあるのかについて一度考えてみると、より軸が鮮明になると思われる。・何をやりたいかではなく何をやりたくないかを考えて軸を設定したとのこと。7月現在、志望している業界や職種志望業界「就活に際して、今の段階で志望している業界はある?」「現段階では、自動車や重化学、鉄鋼メーカーと総合商社、外銀、外コンといったところを志望しています。」「その業界に関しては、どういう風に絞り込んでいったの?この時期に関してはかなり業界も明確になっているなという印象だけど。」「先程も述べたように、やはり海外で働きたいという気持ちが強いです。そのため、海外勤務や海外駐在の多いメーカーや総合商社を志望しています。また、外銀、外コンを志望しているのはインターンで優秀層とつながりを持ちたいというのも理由としてあるのですが、外資が入っていることでグローバルに活躍できる環境があると考えて志望しています。」志望職種「志望している職種はある?明確になっていなければ希望する働き方みたいなものがあれば教えてください。」「重ね重ねになるのですが、海外を舞台に働いていきたいというのはあります。また、自分自身議論であったり、人と意見を交わしたりすることが好きなので、専門的な知識が求められるであろう法人営業をやりたいと思っています。法人営業であれば相手もその分野の専門家であることが多いと思うので、深い知識を身につける必要があると考えています。」・志望業界は軸に基づいて設定されており、海外で働くことができるか否かが主軸に置かれている。・自身の特徴や適性を鑑みた上で、より専門性を求められるであろう法人営業を希望している。7月にやろうと思っていること「やりたいことや志望業界については明確になっていると感じたから、7月はやっぱりインターン選考への参加がメインになってくるのかな?」「はい、インターン参加が主な動きになると考えています。ESについても今提出しているようなところです。」「具体的に何社くらいES提出して選考が進んでいるところもある?どこに出したかについても教えてください。」「ESは10社に提出しました。具体的には、日産自動車、デロイトトーマツコンサルティング、KPMG、アクセンチュア、野村総合研究所、シティグループ、モルガン・スタンレー、メリルリンチ、SMBC日興証券(IB)、DeNAです。日産自動車に関しては次が面接で、DeNAはES落ちしました。他は結果待ちです。」「夏に関しては、メーカーというよりも外銀、外コンといったところを中心に受けていくんだね。」「そうですね。外銀外コンは選考も早いですし、この時期だと意識の高い優秀層が集まると考えたので、そういう人たちと関わりを持ちたいというのもあります。」「インターン選考参加以外に何かする予定はある?」「時期が来たからとりあえず就活を始めた側面が強くて、見切り発車してしまったようなところがあるので、まずは足場固めとして自己分析や業界研究をより深くやっていこうと考えています。」・選考難易度の高い企業に10社にES提出。本選考と直結する企業も多い。・外銀・外コンの選考やインターンに参加し、早期内定を目指すだけでなく、意識の高い優秀層との関わりを持とうとしている。今就活で悩んでいること「今、就活に関して何か悩んでいることとか不安なこととかはある?」「一番は情報不足というところですね。周りの友達がみんな就活を終えてしまっているので、周囲から情報が入ってこないというのもあります。」「確かに、就活は周囲と協力しながらやった方が情報量としては間違いなく多くなるね。具体的にこういう情報が欲しいというのはある?」「例えば、各企業の細かい選考ステップだったり、ガクチカをどのような切り口で書けば評価されるかであったり、各論レベルの細かい就活テクニックに関する情報が欲しいです。」・就活に関する情報そのものというよりも、情報収集をするための手段を探している状況。・インターン選考突破に向けたテクニカルな部分でのノウハウを知りたい。unistyle編集部より乃木鮭くんへのフィードバック企業選びの軸が固まっていることから、志望業界や志望職種に関しても、具体的なイメージを持つことができている様子。海外に強いこだわりがあり、企業選びの軸としても中心には「海外で働くことができる企業」という軸がくるようです。海外志向については中学校の原体験が基になっており、興味本位で海外で働いてみたいというような表面上の理由でないことからもその本気度が伝わってきます。ただし、海外で働くことで自分自身がどうなりたいか、その企業や社会に対してどのような影響を与えたいか、与えられるかといった点が未だ明確になっていない印象を受けました。海外への関心・興味というのは十分伝わってくるので、今後海外を舞台に働く理由というものを固めていく必要があるでしょう。また、インターンに関しては優秀層との繋がりを持つために、外銀・外コンのインターン選考に参加するなど、戦略的に就活を行うことができていると感じました。早期に内定獲得するチャンスがあるだけでなく、就活に対する意識の高い学生と情報交換ができるため一石二鳥ともいえる外銀・外コンのインターンは難関企業を志望する学生であれば、参加して損はないでしょう。unistyleからは、乃木鮭くんに以下の記事に目を通すことを勧めます。「留学経験者、海外志向」の学生が読むべき記事3選【1】就活生が話しがちな志望動機「グローバルに働きたい」の3つの分類【2】このご時世、留学経験は当たり前!就職活動における留学経験の上手い伝え方【3】無内定の長期留学経験者にありがちな5つの特徴留学経験者や海外志向の学生が陥りがちなポイントが分かりやすく解説されています。留学経験を最大限アピールするにはどうすれば良いかや、グローバル志向の学生がESでどのように差別化を図れば良いかを示した記事です。該当する方はもちろん、それ以外の方も他で活かすことのできるノウハウが述べられているので、是非一度ご覧ください。次回(8月)までになにをすべきかこのインタビューでは、乃木鮭くんが「自身の適性や志向を正しく理解・把握した上で志望企業を設定し、当該企業から内定を獲得すること」をゴールと置いています。乃木鮭くんは今後、業界研究や自己分析をやっていく予定とのことでした。それらをやっていくにあたって、評価されるガクチカや志望動機の書き方等の各論レベルの情報が欲しいということだったので、ここでは志望動機、ガクチカ、自己PRとよく問われる3つのテクニックについて示していきたいと思います。◆【志望動機攻略】就活生必見!内定レベルの志望動機の書き方(例文有)→志望動機の書き方のフレームワークをご紹介しています。採用担当者から評価されるのは、自身の軸との合致に基づき、業界のいい面悪い面の両方を理解した上でその企業を受けている理由を説明した論理的な志望動機です。そのため、作成にあたっては、「どんな仕事をしたいのか」という大きな枠から整理して徐々に「この業界・この企業で働きたい」という小さな枠に落とし込むことが重要です。◆学生時代頑張ったことがない人でも書ける!ガクチカの書き方・例文集→学生時代頑張ったこと、いわゆるガクチカの評価基準から書き方まで解説しています。ガクチカに関しては、①結論→②動機→③目標と困難→④取組みと結果→⑤人柄→⑥学びという構成で論理展開をしていくといいと考えています。この順番に沿うことで、面接官にわかりやすく論理性を保った伝え方ができるほか、面接を想定して自分の頭の中で整理された内容に仕上げることができます。◆自己PRの書き方を徹底解説|10分で書ける内定レベルの自己PRの書き方→自己PRの評価ポイントからその書き方まで、学生が気になるポイントをまとめました。ESの中には、ガクチカと自己PRが混同しているものもあります。「学生時代頑張ったこと」が1つのエピソードを詳しく説明することであなたの強みを伝えるものであるのに対して、「自己PR」では複数のエピソードを根拠にあなたの強みを伝えることが求められます。●その他の20卒就活生のリアルタイム就活体験記は以下よりご覧いただけます。● 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新卒に1000万円、急激な人材市場の変化に就活生はどう向きあえばいいのか。 新卒に1000万円、急激な人材市場の変化に就活生はどう向きあえばいいのか。 NECは、新卒であっても学生時代に著名な学会での論文発表などの実績があれば1000万円を超える報酬を支給する報酬制度を発表しました。その背景としてNEC社長の新野隆氏はこう語っています。「グローバルでの競争を戦うには、国内の制度を変えていく必要がある」この発言は、人工知能(AI)などに精通した優秀な人材の獲得を巡る世界的な競争に対する危機感を表しています。参考:日本経済新聞|NEC新野社長「新卒年収1000万円、世界では必然」世界的に加熱する人材の獲得競争の波は日本にも波及し、NECをはじめとした日本企業の給与体制に大きな影響を与えています。そこで本記事では、NECのように給与水準の引き上げを行なった日本企業の年収や求められるスキルなどを具体的に紹介していきます。また米国など海外との比較を通じて、日本の給与制度や雇用制度の問題点を解説するとともに、このような環境の変化に対して就活生がどう向き合っていけば良いのかを考察します。本記事の構成新卒年収1000万の背景新卒年収引き上げを発表した企業例└ソニー└ヤフー└ファーストリテイリング└くら寿司IT人材の年収、日本はアメリカの半分以下就活生はどう向き合うべきか新卒年収1000万円の背景新卒年収1000万円の背景として、既存の人事制度への問題意識をNEC社長の新野隆氏は指摘してます。世界との競争に勝ち抜くためには優秀な人材の確保が欠かせません。しかしながら、日本社会の根底にある「終身雇用と年功序列」の制度では、十分に優秀な人材を確保ができない現状があります。海外では一般社員に対して給与の上限は設けられておらず、本人のスキルや実力によって給与が上下する実力主義の給与体制が一般的です。そのため優秀であればあるほどその人材は日本企業よりもいい待遇を海外企業で得ることできます。こうした背景から、優秀な人材が国外に流出してしまうと考えられます。NECは、「研究者を除く社員には既存の制度を続けるが、ゆくゆくは世界の制度に寄っていくだろう」との考えを示しました。トヨタ自動車の豊田章男社長が「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べたように、日本の労働環境は変革期に入ってきているのではないでしょうか。その変革の1つとして、特にIT人材の不足からこの分野での給与水準が引き上げられたと考えられます。参考:日本経済新聞|NEC新野社長「新卒年収1000万円、世界では必然」関連:新卒年収引き上げを発表した企業例それでは、NEC以外に新卒の給与水準を引き上げた企業を紹介していきたいと思います。またそれぞれの企業は、どのような人材を求めているのでしょうか。ソニーソニーは、人工知能などの領域で高い能力を持つ新卒社員の給与を引き上げ最高で730万円と、現在の約560万円から3割程度給与を上げることを発表しました。デジタル分野での人材の獲得競争が世界的に激しくなっていることが背景にあるとしています。参考:朝日新聞|ソニー、初年度の年収最高で730万円へAI人材狙うヤフーヤフーは、エンジニアとして優れた実績を持つ人に、初年度から年収650万円以上を提示しています。入社時に18歳以上30歳以下で就業経験のない人が対象で、初年度の年収が650万円以上となるのは「エンジニアスペシャリストコース」で、以下のいずれかの条件を満たすと応募することができます。エンジニアリングに付随する起業経験技術書の執筆経験自身が開発したアプリのDL数100万以上Kaggleにおいて、単独参加でコンテストTOP10%入賞経験競技プログラミングレート保持者トップカンファレンスでの論文発表経験これらの条件を満たすのは難しく、逆にこのレベルの条件を満たし年収650万円は少ないという声もあるようです。参考:livedoorNEWS|ヤフーが優れたエンジニアに年収650万円以上を提示むしろ安いとの見方もファーストリテイリング「ユニクロ(UNIQLO)」などを展開するファーストリテイリングが、一部の職種の初任給を4万5千円引き上げると発表しました。対象となるのは国内外の転勤が含まれるグローバルリーダー職のみで、変更後の初任給は現在の21万円から25万5,000円となります。また優秀な若手を確保するために、入社後最短3年で子会社の幹部などに抜てきし、年収は1000万円を超え、欧米勤務では最大3000万円程度とする人事制度を発表しました。参考:FASHIONSNAP|ファーストリテイリングが初任給を4万5000円引き上げ、グローバルな人材確保へ参考:日本経済新聞|ファストリ、入社3年で年収3000万円も幹部に登用くら寿司くら寿司は2020年春の新卒採用で、入社1年目から年収1000万円の幹部候補生を募集しました。条件としては、26歳以下(就業経験者、卒業後に1年以上ブランクがある者は対象外)という年齢制限に加え、TOEIC800点以上、簿記3級以上といった資格が必要で募集人数は10名でした。参考:東洋経済ONLINE|くら寿司が「年収1000万円」で新卒募集するワケ実例を踏まえた考察上記の改革を踏まえて考察してみると、市場価値が向上している人材はIT関連の専門知識を備えた人材と語学力やマネジメント力に優れ、将来は管理職として期待されている人材の2つタイプに分けられると考えられます。就活生の立場から考えると、自身の市場価値を上げるためにこれらのスキルを身につけることが出来る環境で働く、という考え方も企業選択における1つの基準になり得ると思います。しかし、市場価値を高めて何がしたいのか・自分が成し遂げたいことは何か、まで掘り下げて企業を選択することができれば、心から納得のいく就職活動にすることができるのではないでしょうか。IT人材の年収、日本はアメリカの半分以下それでは、こうした日本企業の取り組みは海外企業と比べてどうなのでしょうか。日本企業の給与水準では、特にIT人材の評価がグローバルスタンダードに達していないとされています。経済産業省によると、IT人材とはAI、IoT、ビッグデータ等に携わる人材や情報セキュリティに精通した人材を指すようです。以下の表は経済産業省が発表した各国のIT人材の年収分布を示した表です。出典:「経済産業省」資料上記の表から、IT人材の年収が日本はアメリカの半分以下の水準であることがわかります。経産省によると、日本のIT人材は年収500万円前後が多いですが、米国では1000万円~2000万円が多いとされています。また、産業界で続く大型のIT関連投資や、情報セキュリティ等へのニーズ増大により、IT人材の不足が深刻な問題になっていくでしょう。人材不足は今後さらに深刻化し、2020年にはIT人材が29.3万人(うちAI人材は約4.7万人不足)する見込みです。さらに2030年には、約59万人程度まで人材が不足すると推計されています。以上のような背景から、日本企業はより優秀な人材や人手不足となるIT人材を確保することが困難になるでしょう。そしてその困難を乗り越えるためには、既存の「年功序列・終身雇用制度」の見直しが必要であり、優秀な人材に対する待遇の改善が進んでいくと思われます。就活生はどう向き合うべきか本記事を読んで就活生の皆さんはどう感じたでしょうか。年収1000万円を稼ぐために必要なスキルを身に付けようと奮起したでしょうか。はたまた、年収に重きを置くのではなく自分がやりがいを感じる仕事をしたいと思ったでしょうか。仕事は人生において大きな時間を占める重要な要素です。そして就活生の皆さんはその仕事を通じて、金銭、達成感、人間関係など得ることで人生を豊かにし「幸せになりたい」と考えていると思います。幸せとはなにかそれでは「幸せ」とはなんでしょうか。この問いに対する1つの答えを示す著書として「幸福の資本論」という著書があります。そしてその著書において、幸せとは「金融資産」「人的資本」「社会資本」の3つの条件から成り立っているとあります。簡単に説明すると「お金・自己実現・人とのつながり」の3つから幸せは成り立っているという解釈です。もちろん、この3つ全ての要素を高いレベルで実現することが理想ですが、それぞれが絶妙なバランスで成り立っており、全てを高いレベルで実現することは相当難しいでしょう。ここで、私が皆さんに伝えたいことは「働いている自分をどれだけ具体的にイメージできているか」ということです。「自分のやりたいことで、年収1000万を稼ぎ、友人や家族との時間も大切にする。」このような理想をイメージしたのならば、なぜ年収1000万円必要なのか、その職種はプライベートの時間をしっかり確保出来るのか、どのように自分の成し遂げたいことにつながっているのか、をしっかり説明できるようになりましょう。また、現実的に年収1000万円を稼ぎつつプライベートの時間を確保することが難しいのであれば、理想年収を下げる、プライベートの時間を減らすなどの選択が必要です。年収は欠かせない要素の1つですが、逆に言えば1つの要素でしかありません。要はバランスが重要で、自分自身が理想とするバランスをどれだけ具体的にイメージすることができるかが重要です。そしてその理想は人それぞれ異なってあたりまえです。他者のわかりやすい理想に安易に迎合するのではなく、自分自身が考え抜いて理想の状態をイメージしましょう。そうすれば、面接で深掘りされた際にも筋道を立てて面接官が納得する回答をすることができるでしょう。また、より具体的に年収1000万円の生活水準を知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。参考:さらに、より自分自身のことを知り、理想の状況をどの企業で実現することができるのかを把握することが大切です。以下に自己分析や業界研究に関する関連記事を紹介していますのでぜひ活用し、この変化の時代を乗り越えていって欲しいと願っています。参考:日々刻々|幸福の資本論・自己分析記事まとめ・業界研究記事まとめ 17,938 views

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