#就活をもっと自由に|僕達unistyleにできること。

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最終更新日:2023年10月31日

#就活をもっと自由に|僕達unistyleにできること。

こんにちは。

unistyle編集部のむたかです。

ここ数日、パンテーンの広告がひとつのムーブメントを起こしていますね。

こちらに対してワンキャリアの寺口さんがこのようにコメントされていました。

 

寺口さんの

「自分はコメンテーターか、行動者か?」

この言葉を見て、

「”何もしないくせに何か言ってるしょうもない大人”に僕もそのうちなってしまうんじゃないか」

 

僕は自分自身を「行動者」だと言いたいし、証明したい。ひいては、「unistyleは行動者集団だ」と思ってもらいたい。

そして、その行動の価値を確かなものにしたい。

 

だから、突然ですが、今回はunistyleというメディアを借りて、僕の想いを表現しようと思います。

本選考とインターンの締め切り情報

就活生へ|自分の人生のオーナーは紛れもなく自分。

世の中の「まる」は、あなたにとって「まる」なのか?

何度も語り尽くされている話題だと思うから、飽き飽きしている方ばかりかもしれない。

僕の答えは、

世の中の「まる」は、自分にとって「まる」とは限らないし、そもそもそんなこと、やってみないとわからない。

 

別になんら変わった答えでも考えでもないけど、僕はそう思っています。

なんなら、世の中の「まる」と言われることなんてアメみたいな「やったらいいことあるよ」的なものだと僕は思っていて、本質的なインセンティブ、つまり「僕はこれをやりたいから、やる」「重要だと思うから、やる」じゃないことの方が多い気がする。

世の中が「まる」と言っているから自分にとっても「まる」だ。
みんながそう言っているからきっと「まる」だ。

 

”人生の責任者は誰か”

これは、世の中がどう言うかなんてちょっとだけどうでもよくなる僕の大切にしている言葉です。

 

世の中の意見と、自分の想いや考えを、混同させないでほしい。

そして、自分の想いや考えはどんな答えであれ「まる」だ、と自信を持ってほしい。

正しい道を選ぶのではなく、選んだ道を正解にしていこう。

大人へ |”#就活をもっと自由に”って言ってるだけじゃ何も変わらない

「内定式をきっかけに、ひっつめ髪をほどいた就職活動が、この国の当たり前になりますように。」

 

パンテーンのこのメッセージには、

#就活をもっと自由に

というタグが添えられています。

ツイート文は就活ヘアへの言及に留まっていますが、本質的に伝えたいことはもちろんそれだけではないはず。

 

「就職活動というものが、もっと学生にとって自由なものであってほしい」

と言うのはとても簡単であるからこそ、無責任さも目立つ。

特に、人事側ではなく人材ビジネスに携わる人ほど、夢や理想を語るのはとても上手だが、実態が伴わないことが多い気がする。

かく言う僕もまだまだその中の一人だと思っている。だからこそ、ここでこんなことを書き殴って、追い込もうとしている。

 

自分が”自分らしさ”を失ったからって、自分らしくあろうとする学生に嫉妬するのはとても恥ずかしいことだと思わないのか?

「最近の若い者は」

これ、いい加減もう辞めましょうよ。

誰が得するんですか、これ。

会社に人生売却して身動き取れなくなったおっさんの、未来明るい若者に対する嫉妬以外なにものでもないでしょう。

あなたたちの声が、就活の自由さを抑制している一つの原因だと、そろそろ気付いてください。

 

今の僕にできること|学生の”自分らしさ”の価値を大切にしたい

”自分らしくあること”を極端なまでに一度肯定してあげたい

今の新卒採用マーケットは、就活生一人ひとりの”自分らしさ”をどれだけ肯定してあげられているのか。

いや、肯定も否定もないのが現実か。

なぜなら、自社の求める人物像に就活生は合わせてしまってるから。

そうしないと評価対象にすらならないことは、就活生が一番わかってる。


「本当は、自分らしさが伝わったり自信あるのはAの話なんですけど、ウケが良くどんな企業にも使えるのはBの話なのでそっちを使ってます」

なんていう話を毎年聞きます。

そもそも”自分らしさ”を出させてもらえてすらいない。

 

僕ら大人がまず最初に学生にできることは、彼ら彼女らの”自分らしさ”を肯定してあげる場所作りだと僕は思っています。

”最初にできること”じゃないですね。
”やり直さないといけないこと”。

 

宣伝だと思わないでほしい。

これは僕なりの、小さなムーブメント。

就活生の”自分らしさ”をそこまで求めないと思われている日系大企業が、”一芸”で学生を評価してくれたら、それは”自分らしさ”の肯定と言ってもいいんじゃないか?

 

#就活をもっと自由に

 

僕は、僕なりの答えを、このイベントでまずは形にします。

 

きっと

「早稲田だから”自分らしく”あることができるんだ」とか

「企業も早稲田しかこないから参画するんでしょ」とか

「そもそもこのムーブメント、ワンキャリアに便乗してるとかプライドないの?」

とか言われそうですが、伝えたいことはそういうことじゃなくて。

(プライドについて僕個人の意見として言うならば、競合・同業さんである前に同志だと勝手ながら思っているので、プライドはないかもしれません。なんなら転職の思考法、大好きです。)

 

僕は、口だけのアクティブ・ノンアクションになりたくないだけ。

これは意思の表明。

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慶應生でも上場企業に入社できるのは半分もいないという事実 慶應生でも上場企業に入社できるのは半分もいないという事実 慶應義塾大学は私立大学の雄として、プライドの高い学生が多いように思います。(unistyle創業者の二人も慶應生ですが例外ではないかもしれません。。。)一方で、慶應義塾大学が発表している統計資料からはそのエリート意識にはちょっと見合わないような就職実績が窺い知れます。今回は慶應生のエリート意識と実際の就職実績の乖離について実際のデータを元に考えてみたいと思います。上場企業に入社できるのは40%強の慶應生のみ慶應義塾大学は公式HP内にて就職実績をかなりこまかく出している大学です。どの程度の規模の企業に就職しているのかは以下のPDF資料からわかります。業種別・規模別割合この資料によると慶應生の中で東証一部上場企業に就職したのは41.1%、東証二部上場企業に就職したのは0.5%と合計しても41.6%の学生しか上場企業に入社できていない事実が伺えます。「メガバンクは滑り止め!?慶應生による慶應生の就職活動の実態」という記事の中でも書きましたが、多くの慶應生は採用数の多いメガバンクや大手生保・損保を滑り止めだと捉えがちです。もちろん非上場の企業の中に人気の高い企業があることもあるでしょうが、一方で一部上場企業でも人気が高いとは言えない企業もあるでしょう。そのため全体としていわゆる多くの慶應生が入りたい企業に入社できるのはやっぱり4割ちょっともしくはそれよりも少ないのだろうなと考えられます。そもそも大企業に入社するのは早慶に入学するよりもはるかに難しい慶應生の多くが人気企業に入れると考えている一方で、実態としては4割程度の学生しか人気企業に入れていないという実態はどうして起こるのでしょうか。大きな原因としては、そもそも大企業に入社するのは早慶に入学するよりもはるかに難しいということを多くの学生が認識していないからということが考えられます。多くの学生が真面目に勉強して高い学歴を手に入れれば、ある程度保証された人生を歩めるのではと考えた結果がエリート意識と就職実績の乖離なのではないかと思います。いま、人気絶頂の総合商社に入社できるのは東大・早慶の学生でも20人に1人ぐらいであると過去のエントリーでは書いています。参考:東大・早慶の総合商社志望者で入社できるのは20人に1人ぐらい少子高齢化が進む一方で、早慶両大学ともに入学者数を拡大しており、旧帝大など早慶よりも難易度が高いと言われる大学も入学者数を減らしていない現状の中で、同年代の中の高学歴の比率が高まっています。昔ほど早慶という学歴がありがたくないということもあるかもしれません。就職活動は毎年50万人程度の学生が参加すると言われていますが、早慶+旧帝大で4万人の学生がおり、就職マーケットの8%が早慶旧帝大の学生で占められています。多くの慶應の学生は自分たちは上位1%〜2%の人間だと言う意識が強いのではないでしょうか。上記の総合商社の例の通り、人気企業というのは学歴もある人間の中から更に、人間性や能力が優れた人を採用するため、難関大学の入試よりも遥かに難しくなるのでしょう。大企業なら安定は幻想、未来の勝ち組企業は大企業以外にある長々と書いてきましたが、大企業・人気企業に入社できないからダメだという話なのではなく、実態と意識の乖離を意識した上でどういう選択をするのか考えてみてほしいと思っています。大企業といえども安泰ではなく、「10年前は東電・シャープに入社した人は勝ち組だった」でも書いた通り、大企業といえども繁栄を続けるのは難しいと言えます。今、人気絶頂の総合商社各社も、商社冬の時代と呼ばれる苦しい時代には不採算部門を、メタルワンや伊藤忠丸紅鉄鋼のように子会社として分離することでリストラを図ってきた過去があります。そして現在も高い人気を誇る外資系投資銀行や外資系コンサルの各社も日本に進出したばかりの頃は人気がなく、日系の銀行や証券会社に入社できなかった人が新卒で入社したり、銀行・証券会社などで出世の芽がなくなった人が転職するような企業でした。このように企業の人気や業績というのは不変のものではなく、常に変化を続けるものであることを踏まえた上でどういった企業に入社するか考えるとよいかもしれません。自分が興味できる業界かつ市場としても成長している業界であれば、現在の大企業を抜く勢いで成長を続けることは十分に考えられます。その時に生え抜きの社員としているのは停滞した大企業にいるよりも面白いと感じる人もいるのではないでしょうか。もちろん、「今の東芝のような逆境の企業に就職する逆張り就職」で書いた通り、一時的に人気が落ちた大企業に辞める覚悟を持った上で入社するのは悪い選択肢ではないでしょう。最後にファーストキャリアは重要だと言えるとともに、大企業や人気企業、志望企業に入社できなかったからダメだということでは決してありません。重要なのは入社したら終わりではなく、入社してからどういったキャリアを歩むのか、いざという時には会社にしがみつくのではなく、転職・進学・起業などの選択肢も考えながらどういった仕事なら楽しんでやれるのか考え続けることだと思います。就職活動終了後に満足できるようにするためにも、大手企業・人気企業ばかりでなく根本的にどういった仕事なら楽しめるのか、どういった仕事なら大企業や人気企業じゃなくてもいきたいと思えるのかという点について少し考えてみてほしいと思います。なお、就職活動に不安があるという就活生には就職エージェントneoがおすすめです。アドバイザーからは、自分の就活の軸に合った企業選びを手伝ってもらえるだけでなく、その企業のエントリーシート・面接といった選考対策のサポートを受けることができます。少しでも興味のあるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。 128,552 views
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