採用したいと思う人材に共通しているものとは|ネオキャリア 宇田川奈津紀|unistyleインタビュー

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最終更新日:2018年09月25日

採用したいと思う人材に共通しているものとは|ネオキャリア 宇田川奈津紀|unistyleインタビュー

企業の人事が「採用したい」と思う人材に共通しているものはなにか。

一言で言うならば「優秀である人」が採用されると思いますが、”優秀さ”とは人によっても異なるものだと思います。

今回は様々な業界で様々な人材の採用をし続けてきた株式会社ネオキャリアの宇田川 奈津紀さんに、採用したいと思う人材についてお聞きしてきました。


あだ名は、“メスライオン” 。大学卒業後、大手旅客サービスの乗務員として入社し、その後大手人材系企業にて営業として勤務。ヘッドハントにより大手福祉系企業へ移籍するも2年後、解散により退職。広告業界での新規事業の立上げを経て再び人材業界へ戻る。 IT企業をメインクライアントとして営業として活動後、人事として人材業界で培ったノウハウを活かしダイレクトリクルーティングの確立や新卒・中途採用、採用ブランディングを統括。 また、人材会社にて社内向け営業研修セミナーや年間約1500社が受講した人事向け採用セミナーの講師を務める。2018年4月にネオキャリアに入社。CEO直属の特命採用責任者兼中途採用責任者として高難易度の採用に挑戦し続ける。

◆株式会社ネオキャリア HP
◆メスライオンと呼ばれる理由

優秀な人材=”能力の高さ”だけではない

 これまでのストーリーと未来のビジョンを語れるか

私はこれまで新卒・第二新卒・中途・専門職(エンジニア、クリエイター等)など多様な採用を長年してきましたが、「採用したい人材の共通点」を挙げるとすれば、「これまでの人生を語れる人」「こうなりたいという未来を描けている人」に対しては採用意向度がぐっとあがります。

もちろん、これまでのスペックや経験もある程度大事ですが、結局採用している人は、こうなりたいという「未来」を描いていて、その未来と企業を重ね合わせて考え、語れる人なんですよね。このあたりが語れると、極論ですが採用しない理由がなくなっちゃうんです。

言い換えるなら、 採用したい人=興味があるからこそ質問をたくさん持ってくる学生といったところでしょうか。

手当たり次第企業研究をしてくださいと言っているわけではありません。自分の未来と重ね合わせて考えてきている学生は、「こうありたいんですけどその会社でどんな経験が詰めますか」「この会社に本気で入りたいので会社についてもっと教えて下さい」といった前のめりな姿勢でくるんです。やはりこういう学生にはこちらも向き合う姿勢が前のめりになりますね。

いつも学生と話す際に 「就活って何だと思いますか?」って聞くんですが、多くの学生を見てきて思うことは、「世間一般で言われる”こうあるべき”」という固定概念が先行しているんです。聞きたいことがあっても落とされたくないから当たり障りのないことを語ったり質問したりこれでは本質がお互いに見えないと思います。私は”それは個性を重視する会社をみてないだけなんじゃないか?”と思っていて。

自分の聞きたいこと、挑戦したいことをぶつけてみてそれを受け入れてくれる会社を探す、というのが人事経験を積んだ私が思う”正攻法”なんじゃないかなと思っています。

苦しいけど、自分について愚直に考え続けることが近道

繰り返しになりますが、自分の将来をどうしたいかについて真剣に向き合っている人を採用したいと思っていて、それができている人は過去とも向き合っているし、就活で出会う企業に対しても真剣に考えています。自分自身の中にある答えが合っているかは分かりませんが、愚直に考え続けるということは想像以上に大変なことですし、大切なんですよね。そしてきっと、真剣に考えて出した答えであれば、後悔もないと思います。

20年間の人生において就活は一番自分について考える時間だと思います。自分の人生と向き合うことってとても辛いこともときにはあると思いますが、そこで考え抜けないで「このへんでいいや。」といい加減に意思決定してしまうと、入社した後にも「これでいいのか?」と迷って転々としてしまう。そんな人がたくさんいます。

キラキラした目で「御社に入りたいです!」と言われたら「なんで入りたいの?」という質問をします。この質問に会社と自分の将来を重ねて答えられたら、次は「一緒に働こう!インターンして自分の目で確かめてみる?」ってなるわけです。

チャンスを手に入れるかどうかは、最後は情熱が大切だなってつくづく思いますね。

興味があること全てを書き出してみることが、最初の一歩

私はどの学生と話しても必ず1回では決めつけないようにしています。

「少し的はずれなことを言っている。」
「就活で疲れているのかな。」

そんな違和感を覚えたら(聞いてはいけないことを除いた)パーソナルな話をするようにしています。そもそも何に興味を持っているか、友人関係、何に対して劣等感を持っているか、などあらゆることを人事としての目線ではなく”一人の人”として話すんです。

興味を全部書き出してあげて、それを元に二回目は大学に私が出向いて話したりします。採用面接は基本的に企業に学生が赴いて行われることがほとんどだと思うんですけど、それだとこちらのテリトリーになってしまってなかなか本音で話してくれたりしない。

でも、学生のテリトリーに入ると段々心を開いてくれて、今何に悩んでいるか、本心が分かるんです。少し私の人事としての採用テクニックのような話になってしまったんですが、伝えたいこととしては、優秀さとは能力の高さだけではなく、自分の未来に対してどれだけ真摯に向き合って考え抜いているかだと思います。

理論武装は本質的ではない。”本音かどうか”を人事は見抜いている

就活テクニックは多く存在していますし、特に上位校の学生はロジックの通った自己PRや志望動機を作るのは得意だと思いますので理論武装をして面接に臨むことが多いように思います。でも、実はその武装は人事には簡単に見抜けてしまうんですよね。人事も就活を経験し「人」のスペシャリストとして多くの学生に会ってきているので。

今は限られた期間の中で集中的に企業を受けなければならないようなスケジュールになっているので一つ一つのステップを進めていくことが大変であることも理解しています。ただ本当に自分がどうなりたいかを考えているかいないかはすぐ分かります。

要するに「自分の本心はどうなのか/何をどう伝えようとしているのか」を人事の私は見ています。求人票に乗っているような質問をされると、本心としてはうちに興味がないんだろうなと思ってしまいます。

自分の将来を見ていれば会社の将来と重ねるのは当然だと思いますし、調べればわかるようなことも聞かなくなるはずです。もっと前向きな質問がたくさん出てくるはずなんですよね。

そして「生き生きしているかどうか」も重要視しています。

「3年営業をやってそのあとマネジメントしたいです。」といったよくあるフレーズを聞くと「それ楽しい?」と思っちゃうんですよね。本心でそう思っているのであれば問題ないと思いますが、その会社のロールモデルのような人に感化されて「そうならないといけない」という思考が働いている場合は、根本的に生き生きしているとはあまり思えないんですよね。

心にもないことを言って内定をもらっても幸せにはなれない

内定はゴールじゃない

私は就活と恋愛は似ているとよく言います。

「失恋」しないためにも、嘘はつかないで欲しいと思っています。なぜなら、嘘をついてまで人と付き合ったとしても、おそらく幸せにはなれないと思うからですね。個人的には、企業側もできるだけ嘘になるようなことは控えないといけないと思っています。

就職も同じで、自分の気持ちに嘘を付いてまで入社してもきっと幸せになれないです。自分が情熱を持っているかどうかを何よりも大切にして欲しいです。心にもないことをいって入っても、その後嘘のオーバーラップが出てしまうのは目に見えていますから。

ですので、重要なことは、その先の人生が最も大切であり、内定そのものはゴールじゃないということを正しく理解することだと思います。

興味のアンテナを高く掲げることでリスクを最小化する

一点集中には、集中するあまりチャンスを逃してしまうリスクもあるんです。

よくある失敗談としては、志望業界を一つに絞ってしまってうまくいかなかったケースですね。時既に遅しで、周りを見渡すと大抵の企業が募集を終了しているんです。私自身もその経験をしているのですが、だからこそ伝えたいのが、”興味はないけど一度行ってみること”が大事で、常にアンテナは高く掲げておいて損はないと思っています。

昔話になりますが過去に慶應義塾大学の学生と就職相談でお会いしたのですが、彼は金融を志望していました。ご両親も金融業界に勤めておられ、ゼミの先生も金融を勧めている。幸か不幸か彼は金融にしか目がいかなくなり、金融しか知らないまま選考に行ってみたら全部落ちてしまって、この先どうすればいいかわからなくなってしまった学生がいました。

彼にはそのとき「例えばIT×金融も金融だよね」と視野を広げるお手伝いをしたんです。第一希望の企業から内定をいただければ問題ないかもしれませんが、固定概念やあるべき論を強烈に持ってしまうことは一歩間違えるとリスクにしかならないと思います。

また、視野が狭まっていると友人は受かったのに自分は落ちたということに引け目を感じて気持ちが沈んでしまったりするんです。そんな学生には自分が落ちたという引け目じゃなくて「将来で勝負してほしい」と提案しています。特定の業界への固執を解くことで生まれる新しい可能性はたくさんありますからね。

最後に伝えたいこと

1社に骨をうずめろとは言えないですが、「この会社だ!」と思えた会社に入社してほしいと思っています。

自分が「これだ」と思える会社に出会って欲しいですし、出会うために行動できているか?ということをもう一度考えてみてほしいですね。

そして、人生でこれだけ自分のことを考えられる時期なんてなかなかないです。とても苦しいことだと思いますが、自分自身の未来を突き詰めて考えられる機会はそうそうないので、この時間を大事に楽しんで欲しいですね。

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【25卒向け】8月(後半)にエントリーの締切を迎えるインターンシップまとめ 【25卒向け】8月(後半)にエントリーの締切を迎えるインターンシップまとめ 本記事ではインターンシップを検討している25卒就活生に向け、8月にエントリー締切を迎える企業を紹介します。インターンシップは本選考に向けた経験が身につくだけでなく、インターンへの参加が本選考のフローに直接影響を与える企業もあります。参考注意点情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。8月(後半)にインターンのエントリー締切を迎える企業※締切日順に掲載8月16日りそなグループ8月17日大塚商会8月18日資生堂明治JERA(ジェラ)第一三共清水建設8月19日三越伊勢丹8月20日読売新聞東京本社東海旅客鉄道(JR東海)九州電力PwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社PwCコンサルティング合同会社Strategy&8月21日講談社積水化学工業8月24日三井不動産ビルマネジメント8月25日アステラス製薬あいおいニッセイ同和損害保険8月27日豊田自動織機アセットマネジメントOne住友生命(住友生命保険相互会社)8月28日ロッテ日本経済新聞社8月29日セガグループ読売新聞東京本社8月30日一条工務店西日本電信電話(NTT西日本)【エントリーはこちらから】8月後半の締切企業一覧本記事を読む前に以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日に加え、"本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移"が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用して下さい。りそなグループ<10月開催>RESONAProfessionalAcademy~データサイエンス編~■応募締切:8月16日(水)12:00■開催日程:2023年10月24日(火)~10月25日(水)※2days開催時間:9:00~17:00(予定)※11月開催<2023年11月1日(水)~11月2日(木)>も予定されています。(募集開始時は9月頃)インターンへのエントリーはこちら2daysインターンシップRESONABusinessAcademyC期■エントリーシート提出期限2023年8月16日(水)12:00まで■実施日程※日程は現時点の予定です①10/17(火)~10/18(水)②10/19(木)~10/20(金)③10/23(月)~10/24(火)④10/25(水)~10/26(木)⑤10/27(金)~10/28(土)⑥10/30(月)~10/31(火)⑦11/1(水)~11/2(木)⑧11/6(月)~11/7(火)オンライン開催インターンへのエントリーはこちらりそなグループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらりそなグループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大塚商会プロ養成1day仕事体験〜SEコース〜■WEB申込受付期間~8月17日(木)■開催日程(1)9月7日(木)(2)9月8日(金)(3)9月14日(木)インターンへのエントリーはこちらプロ養成1day仕事体験〜営業コース〜■申込締切8月17日(木)23:59まで■開催日程9月4日(月)、5日(火)、6日(水)、11日(月)、12日(火)、13日(水)、15日(金)※全日程オンライン開催です。※日程については、エントリー時に希望の日程を回答します。インターンへのエントリーはこちら大塚商会志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら大塚商会の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら資生堂2025年4月入社希望者向けセールス職インターンシップ(採用直結型)■応募期間:7月10日(月)0:00~8月18日(金)12:00(予定)■開催日程:10月24日(火)~10月25日(水)(予定)インターンのエントリーはこちら資生堂志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら資生堂の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら明治ワークショップ【生産技術】■応募締め切り:メニュー「【生産技術】ワークショップエントリーシート」の記入を2023年8月18日(金)13:00までに完了させてください。■開催日程2023年9月20日(水)から2023年9月22日(金)まで※3日間フル参加が必須条件です。インターンへのエントリーはこちら明治志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら明治の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらJERA(ジェラ)WORLDENERGYSESSION(1day)※開催日別締切■応募締め切り:各開催日別に設定(開催日程に記載)■開催日程/申込締切【オンライン開催】2023/08/22(火)13:00~19:00(受付締切:2023/08/0223:59)2023/09/04(月)13:00~19:00(受付締切:2023/08/1623:59)2023/09/06(水)13:00~19:00(受付締切:2023/08/1623:59)【対面開催】2023/08/24(木)13:00~19:00(受付締切:2023/08/0223:59)2023/09/08(金)13:00~19:00(受付締切:2023/08/1823:59)インターンへのエントリーはこちらJERA(ジェラ)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらJERA(ジェラ)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら第一三共5days就業体験型インターンシップ【データサイエンス職】■締め切り日時・エントリーシート、研究概要、1分間動画:2023/8/18(金)・適性検査受検期間:2023/8/19(土)~25(金)■開催内容(予定)【1day】全職種共通:レクチャー、ディスカッション、ワーク製薬企業とは、第一三共について、バリューチェーン(各職種の業務内容)について【2day】全職種共通:就業体験ビジネスパーソンの基礎かつ重要スキル:コミュニケーションスタイルの理解ビジネスパーソンの基礎かつ重要スキル:ミーティング準備・実施・取りまとめ今後のビジネスパーソンにとって重要なスキル:DX活用【3/4day】以下5領域での実施が予定されています。《モデリング&シミュレーション》臨床試験デザイン策定、用法用量設定などの臨床開発上の課題解決《生物統計》生物統計担当者として臨床試験結果から有益な情報を引き出し、適切な意思決定につなげるための解析計画の立案、データ分析、結果の解釈などの業務を体験していただきます《データマネジメント》臨床試験データの品質を確保するために必要なデータマネジメント(DM)業務とその流れを学んでいただきます(治験実施計画書のレビュー、データ収集プロセス・ツールの検討、データベース設計、DM計画書の作成業務の体験)《データアナリシス》AI/ML(人工知能・機械学習)を含むデータ分析手法を駆使して製薬業の研究開発に関する課題を解決していただきます《リアルワールドエビデンス》実臨床に関する課題に対してリアルワールドデータ(RWD)を用いてエビデンスを創出し、課題を解決するプロセスを体験していただきます(RWD分析計画の作成、分析と結果の解釈の体験)《領域共通》現場社員とのコミュニケーション【5day】全職種共通:レクチャー、ディスカッション、ワーク第一三共におけるI&D、研修、キャリアパス、福利厚生制度インターンへのエントリーはこちら第一三共志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら第一三共の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら清水建設ゼネコン設備施工とは(ワンデー仕事体験/リモート型)■応募締切:8月18日(金)■開催日程(1)8月1日(火)13:00~17:00(2)8月22日(火)13:00~17:00インターンへのエントリーはこちら清水建設志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら清水建設の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三越伊勢丹3DAYS新規事業創造ワークショップ■申込み締切:8月20日(日)23:59■開催日程・9月16日(土)10:00~18:00(予定)・9月17日(日)10:00~18:00(予定)・9月18日(月)10:00~18:00(予定)※3日間すべての日程への参加が必須です。インターンへのエントリーはこちら三越伊勢丹志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三越伊勢丹の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら読売新聞東京本社ビジネス職(広告)カフェ■申込締切日時:8月20日(日)23時59分■開催日程:9月12日(火)、9月15日(金)両日とも14時~17時過(予定)※いずれかの回に参加インターンへのエントリーはこちら写真記者カフェ■申込期限8月29日(火)23時59分■日程9月13日(水)、28日(木)*いずれかで、13時半~16時半過ぎを予定インターンへのエントリーはこちら読売新聞東京本社向けの企業別LINEオープンチャットはこちら読売新聞東京本社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら東海旅客鉄道(JR東海)電気・システム系統SummerInternship※開催日程別締切■応募締切日二次締切:2023年8月20日(火)■実施日程1.2023年8月18日(金)~19日(土)2.2023年9月1日(金)~2日(土)3.2023年9月22日(金)~23日(土)4.2023年9月29日(金)~30日(土)インターンへのエントリーはこちら東海旅客鉄道(JR東海)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら東海旅客鉄道(JR東海)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら九州電力1day仕事体験&インターンシップ※開催日程別締切■応募受付期間9月開催分・・7月15日(土)~8月18日(金)15:00まで(適性検査・・8月20日(日)締切)■日時:5コースが用意されています。マイページの詳細を確認の上、お好きなコースにご応募ください。インターンへのエントリーはこちら九州電力志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら九州電力の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらPwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社PwCコンサルティング【デジタルコンサルタント(DC)】AutumnInternship■応募締切2023年8月20日(火)23:59(日本時間)■選考実施日程・グループディスカッション:9月・1dayインターンシップ:2023年9月23日(土)~9月30日(土)までのいずれか1日程・個人面接:10月・人事面接:10月・パートナー面接:10月インターンへのエントリーはこちらPwCコンサルティング【ITソリューションコンサルタント(ITSC)】SummerInternship第2ターム■エントリー締切:2023年8月20日(火)23:59(JST)■開催日程:2023/10/22(火)~2023/10/24(火)インターンへのエントリーはこちらPwCコンサルティング合同会社志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらPwCコンサルティング合同会社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらPwCコンサルティング合同会社Strategy&オータムインターンシップ【戦略コンサルタント職】■応募締切2023年8月20日(火)23:59(JST)■開催日時2023年8月21日~インターンへのエントリーはこちらPwCコンサルティング合同会社志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらPwCコンサルティング合同会社Strategy&の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら講談社1day仕事体験「おもしろくてためになる講座2023夏オンライン」■応募締切日:応募期間2023年8月21日(月)12:00(正午)まで■開催日程①8月29日(火)13:00~17:00(終了予定)インターンへのエントリーはこちら講談社志望者向けの企業別LNEオープンチャットはこちら講談社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら積水化学工業【住宅カンパニー】お客様を導け!マルチタスク体験ワーク/プランニング体験ワーク(住宅営業)※日程追加■事前準備マイページの『住宅カンパニー1DAY夏季インターンシップ誓約書』より誓約書に回答してください。※誓約書の同意・提出がない場合は、当日の参加が断られる場合があります。■開催日時2daysインターンシップとなりますので、1日目・2日目ともに参加できる日程の組み合わせをご予約ください。1日目2日目2023/8/07(月)13:00〜2023/9/07(木)13:00〜2023/8/07(月)13:00〜2023/9/11(月)13:00〜2023/8/10(木)13:00〜2023/9/07(木)13:00〜2023/8/10(木)13:00〜2023/9/11(月)13:00〜▼追加日程2023/8/17(木)13:00〜2023/9/22(金)13:00〜2023/8/17(木)13:00〜2023/9/26(火)13:00〜2023/8/22(火)13:00〜2023/9/22(金)13:00〜2023/8/22(火)13:00〜2023/9/26(火)13:00〜インターンへのエントリーはこちら積水化学工業志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら積水化学工業の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三井不動産ビルマネジメント『プレインターンシップ』※冬季インターンシップ参加必須■予約方法マイページ《【プレインターンシップ】予約/確認はこちらから》より予約をしてください。(先着順)■開催日程:8月25日(金)14:00〜※所要時間:2時間インターンへのエントリーはこちら三井不動産ビルマネジメントの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらアステラス製薬インターンシップ<臨床開発・プロジェクト推進コース>■締切日時・エントリー(マイページ登録):2023年8月25日(金)12:00(正午)まで・【Step1】:8月28日(月)12:00(正午)・【Step2】:8月30日(水)12:00(正午)■開催日第1回:2023年11月18日(土)、19日(火)第2回:2024年1月20日(土)、21日(火)インターンへのエントリーはこちらアステラス製薬志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらアステラス製薬の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらあいおいニッセイ同和損害保険ADDialogueinsummer1day(WEB)■応募締切①2023年8月18日(金)13:00②2023年8月25日(金)13:00■開催日程:①8月27日(火)、②9月3日(火)※開催時間:各日程10:00~18:00(最大)インターンへのエントリーはこちらあいおいニッセイ同和損害保険志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらあいおいニッセイ同和損害保険の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら豊田自動織機事務職サマーワークショップ■応募締切:開催日程により異なります。(上記《開催日程》を参照してください。)■開催日程1)8月30日(水)ES締切:8/8(火)2)9月12日(火)ES締切:8/20(日)3)9月27日(水)ES締切:8/27(日)※上記日程のいずれかに参加します。インターンへのエントリーはこちら豊田自動織機志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら豊田自動織機の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらアセットマネジメントOne夏季1day/3days業務体験プログラム■応募締切日:2023年8月27日■コース・開催日程1.運用コース-株式運用コース(1Day)日程:2023年9月27日(水)時間:9時00分~17時00分開催形式:オンライン(ZOOM)人数:8名2.運用コース-債券クレジット運用コース(1Day)日程:2023年9月20日(水)時間:9時00分~17時00分開催形式:オンライン(ZOOM)人数:6名3.運用コース-クオンツ・AIコース(3Days)日程:2023年9月20日(水)~22日(金)時間:9時00分~17時00分開催形式:対面(アセットマネジメントOne本社)人数:15名4.投資信託マーケティングコース(1Day)日程:2023年9月25日(月)時間:9時00分~17時00分開催形式:オンライン(ZOOM)人数:6名5.機関投資家マーケティングコース(1Day)日程:2023年9月22日(金)時間:9時00分~17時00分開催形式:対面(アセットマネジメントOne本社)人数:12名6.商品開発コース(1Day)日程:2023年9月28日(木)時間:9時00分~17時00分開催形式:対面(アセットマネジメントOne本社)人数:6名インターンへのエントリーはこちらアセットマネジメントOne志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらアセットマネOneの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら住友生命(住友生命保険相互会社)アクチュアリアル・ナレッジコース■応募締め切り:2023年8月27日(日)23:59■開催日程【1回目】2023年9月13日(水)・14日(木)各日10:00~17:00【2回目】2023年9月25日(月)・26日(火)各日10:00~17:00インターンへのエントリーはこちら住友生命(住友生命保険相互会社)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら住友生命(住友生命保険相互会社)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらロッテ<1dayインターンシップ(ICT体感コース)>■応募締め切り日時:2023年8月28日(月)正午■開催日程(1)2023年9月26日(火)9:30~17:30(2)2023年9月27日(水)9:30~17:30※いずれかの日程を選んで参加※両日程同じプログラムインターンへのエントリーはこちらロッテ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらロッテの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本経済新聞社日経電子版短期インターンシップ・就業体験2023■応募方法:専用フォームからエントリーをしてください。※エントリーが完了次第、順次選考が行われます。■開催日程・東京日程:8/14(月)-8/18(金)※5日間・博多日程:9/1(金)-3(日)※3日間・京都日程:9/18(月)-22(金)※5日間インターンへのエントリーはこちら日本経済新聞社志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本経済新聞社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらセガグループプランナー1day~ゲームの「オモシロさ」を考えよう!~(オンライン開催)第1回応募締切:2023年8月29日(火)AM10:00第2回応募締切:2023年8月29日(火)AM10:00■日時第1回:2023年9月19日(火)13:00~18:00第2回:2023年9月25日(月)13:00~18:00インターンへのエントリーはこちらセガグループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらセガグループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら一条工務店1day営業インターンシップ※日程追加■応募締め切り:各日程定員になり次第受付終了■開催日時・2023/08/07(月)13:00〜・2023/08/18(金)13:00〜▼追加日程(7/26追加)・2023/08/25(金)13:00〜・2023/08/30(水)13:00〜インターンへのエントリーはこちら一条工務店志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら一条工務店の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら西日本電信電話(NTT西日本)インターンシップ説明会「What'sNTTWEST」※インターン選考参加必須■応募締め切り:8月30日■日程以下からご都合の良い日程を選択し、マイページよりご予約ください。2023/08/02(水)14:00〜16:00/17:00〜19:002023/08/03(木)14:00〜16:00/17:00〜19:002023/08/31(木)14:00〜16:00/17:00〜19:00インターンへのエントリーはこちら西日本電信電話(NTT西日本)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら西日本電信電話(NTT西日本)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら最後に本記事では、"8月(後半)にインターンの締切を迎える企業"を締切日順に紹介してきました。記事の冒頭でもお伝えしましたが、夏の時期からインターンシップやジョブに参加することは、本命企業の内定獲得に向けて非常に重要なポイントとなっています。本記事を参考に各社のインターン締切日を管理し、「効率的なエントリー・就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。→unistyleオリジナルの「インターンエントリー企業管理シート」と「本選考エントリー管理シート」になります。スプレッドシートをダウンロードするだけで使用できますので、ぜひご活用ください。また、unistyleでは25卒就活生向けにLINEオープンチャットグループを運営しています。匿名で様々な就活生と情報交換をすることができるという便利な機能になりますので、"最新の選考状況や選考結果連絡の有無等をリアルタイムで確認したい"という方は、ぜひご活用ください。→unistyleでは25卒就活生向けに就活用グループを運営しており、今後もグループを拡充させていく予定です。上記記事に各グループの参加用URLを掲載していますので、興味のある方は記事からご参加ください。さらにunistyleでは、今後も25卒就活生向けに「インターンシップ・本選考のエントリー締切情報」を公開していく予定です。まだ会員登録を済ませていないという方は、以下から早めに会員登録をしていただき、本サイトを有効的に役立ててもらえればと思います。 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世界の全ての仕事が年収360万円だったとしたらどの仕事に就きたいですか? 世界の全ての仕事が年収360万円だったとしたらどの仕事に就きたいですか? 企業選びの軸と聞かれて、「安定した仕事」、「給与が高くワークライフバランスが取れる仕事」なんて答えてしまう就職活動生が山ほどいるのですが、質問の仕方がいけないのかもしれません。また、自分が本当にやりたい仕事ができる企業を選択するべきだとはわかっていても、企業のブランド・待遇などを無意識のうちに優先しがちです。タイトルの通り、世界の全ての仕事が年収360万円、さらに知名度としても同じくらいだとしたらどの仕事を選ぶかと聞かれたら、みなさんなら何と答えますか?自分が本当はどのような仕事がしたいのか・どのような企業に行くべきなのか、この質問を通して答えが見えてくるはずです。本記事の構成企業選びの軸で企業側が知りたいこと全ての企業の待遇・知名度が同じであればどの企業に就職したいか?年収・知名度が一緒だと就きたい仕事が浮かばないという人は年収360万円は大げさだけど3割減ぐらいは十分ありえる最後に企業選びの軸で企業側が知りたいこと企業選びの軸を聞くのは、対象者がどのような仕事内容に興味を持っているのか、どのような内容の仕事であれば力を発揮できるのかということです。福利厚生や年収などのどういう待遇の仕事につきたいかということではありません。企業は企業選びの軸を聞くことで、「自社と価値観や考え方がマッチするか」「働く上でのモチベーションは何なのか」を知ろうとしています。引用:自分の好きな商品やサービスを売る仕事がしたいのか、顧客の悩みを自分の考えで解決する仕事がしたいのか、海外に日本の良さを伝える仕事がしたいのかなど、あなたが興味を持ち、貢献できる仕事はどんな仕事なのか企業側は知りたいと考えています。しかしながら企業側の意図をあまり汲み取れずに、ワークライフバランスであったり、安定して給与の高い仕事など企業側が与えてくれるものばかり考えてしまう学生は多いものです。こういったことはは志望動機を聞く際にも起こっており、志望動機を多くの学生が「入社したい理由」だと考えてしまうために起こっているのでしょう。一方で企業が知りたいのは、自分たちの企業のいいところをどれだけ知っているかということよりも、志望者が入社してからやる仕事を理解しているかどうかと、その仕事に適正があるかどうかです。企業理念を知っているかどうかやエコに配慮しているかどうかなど、企業のいいところを知っているかどうかと入社後、仕事ができるかどうかということには相関はないと言えるでしょう。引用:全ての企業の待遇・知名度が同じであればどの企業に就職したいか?タイトルの通り、知名度・年収が同じであればどの企業に就職したいですか?そしてそれはなぜでしょうか?問いかけてみてください。この手の質問は、どうしても知名度や年収に目がいきがちで、仕事内容や仕事を通して成し遂げたいことベースで考えられない人には有効な質問かもしれません。例えば総合商社に行きたいという人も、年収が360万円でしかも知名度もそこまでなく、知名度・ブランドもそこそこの企業だったとしても入社したいと思うのでしょうか?そう思うのだとしたらそれはなぜなのでしょうか?年収・知名度が他の業種と同じでも総合商社に行きたいという人は、世界を股にかけて商売を育てることが本当にやりたいのかもしれません。年収・知名度などの待遇面が同じぐらいなのであれば、総合商社ではなくて別の業界に行きたいと思ってしまうのであれば、本当はそちらの業界を第一志望に、総合商社はあくまで第一志望群として受けるのがよいといえるでしょう。それでも就職したいのであれば「なぜ?」の部分が大事年収360万円でもその仕事に就きたいと答えられるのであれば、「なぜ?」の部分が非常に大事です。そこにあなたが仕事として魅力を感じている部分が詰まっているといえます。総合商社で言えば、①海外、②ビジネスの仕組みづくり、③チームのプロデューサー的役割などが「なぜ?」の部分のキーワードになるでしょう。「海外」ということに強いこだわりがあることがわかったのであれば、何も総合商社でなくても、海外売上高比率や駐在比率の高いメーカーでもよいでしょうし、JICAなどの政府系機関でもよいかもしれません。「ビジネスの仕組みづくり」という部分に面白さを感じているのであれば、コンサルティングや広告代理店、新規事業に積極的に取り組んでいるIT系企業でもよいでしょう。なにより、”なぜ”その企業の仕事に魅力を感じるのかが明確になっている時点で、説得力のある志望動機・キャリアプランを語ることができるようになり、内定にも近づきます。年収・知名度が一緒だと就きたい仕事が浮かばないという人は恐らく、年収・知名度といったわかりやすい指標がないと仕事選びなんかできないという人も多くいると思います。そういう人は恐らく仕事の面白さややりがいの部分に触れる量が圧倒的に足りていないのではないでしょうか。これまで仕事のことなど考えてこなかった人が大学三年生になっていきなり「どんな仕事がしたいか?」さらに言うなれば「これからの人生で何を成し遂げたいか」と聞かれても何も浮かばないのはある意味当然です。そういう人はunistyleのようなサイトを一通り読んでみたり、合同企業説明会に参加して世の中にどんな仕事があるのか触れてみることから始める必要があるかもしれません。やりたい仕事は見つからないかもしれませんが、やりたくない仕事は見つけることができるかもしれません。やりたくない仕事を見つける為にも多くの情報に触れることは大切です。量質転化の法則という言葉があるように、作業の質を高めるためにはまずは一定の量をこなすことが肝心です。量を確保して初めて、「~~はやってもあまり成果が出ないな」「〇〇と××はまとめて行った方が効率的だな」といった質を語ることができるのではないでしょうか。引用:早くに行動する分、多くの情報に触れることができるので、やってみたい・やりたくない仕事の取捨選択ができるようになります。そうした取捨選択ができるようになるためにも、就職活動は早くからするべきだと耳にタコができるくらい言われているのかもしれません。年収360万円は大げさだけど3割減ぐらいは十分ありえるこんな現実的ではない仮定に意味はないから考えたくないという人もいるかもしれませんが、年収360万円は大げさだとしても、3割減ぐらいなら十分にありえます。総合商社に関して言っても、そもそも商社冬の時代には、総合商社の給与はここまで高くありませんでした。今でこそ1000万円を大きく超える社員の平均給与ですが900万円だった時代もあるようです。(参考:東洋経済オンライン|過去15年の給料「激増」「激減」企業はここだ!)ちなみにサラリーマン全体の平均給与は下がり続けており、今より全体の平均給与が高かった時代に総合商社の給与はもっと低かったのです。今後も資源価格の下落や中国景気の減速などにより、現在投資している案件が焦げ付き、商社冬の時代に戻ってしまう可能性はゼロではありません。東芝やシャープのような企業、朝日新聞のような企業は10年前までは人気企業でした。こういった企業もちょっとしたきっかけでブランド・年収は下落してしまうものです。90年代にはエリートが就職するものだった長銀は破綻してしまっています。今、勝ち組の業界が今後も勝ち続けるわけではありません。特にグローバル化が進み、技術の進歩も著しい現代においては勝ち組企業・負け組企業のサイクルがはやまっていると考えられます。また、さらに企業にぶら下がるのではなく個人の力で生きていくという風潮が強くなっていくのではないでしょうか。就活生にも人気な典型的大企業であるメガバンクでも以下のような動きがあることから、真の安定が「組織」ではなく「個人」の能力に起因していく流れは今後も加速していくと考えられるでしょう。引用:そうであるならば、不安定な「今の」勝ち組に乗るよりも、自分が本当にやりたい仕事、高いモチベーションを持って取り組める仕事は何かに向き合うべきではないでしょうか。受験では取り敢えず東大、就活では外銀、外コン、総合商社、入社してからは海外MBA取得して出世もしくはキャリアアップの転職を目指し続けるっていう他人のモノサシでいいと言われる人生歩み続けるのはかなり大変そう。どっかのタイミングで自分のモノサシと他人のモノサシの折り合いつけたいね。—KotaroHiguchi(@happytarou0228)February12,2017最後に年収や知名度ももちろん重要な要素であり、無視すべきと言っているわけではありません。特に複数企業から内定をもらった上では、年収・知名度・待遇などを複合的に考えて、自分のファーストキャリアを選ぶことになるでしょう。どうしても多くの人が年収や知名度の部分に目が行き過ぎて他のことが考えられなくなっているため、このように考えてみてはという提案として書いてみました。少しでも思い当たる節があるなという方はぜひ一度立ち止まって考えてみてください。【参考記事】・・・・・ 29,269 views
【まだ間に合う!】5月に22卒本選考のエントリー締切を迎える大手企業一覧 【まだ間に合う!】5月に22卒本選考のエントリー締切を迎える大手企業一覧 4月も後半に差し掛かりましたが、皆さん就活のご状況はいかがでしょうか?既に志望企業のエントリーを終え、これから始まる面接選考の対策に励んでいる方が多いのではないかと思います。しかし一方で、以下のような悩みを持っている就活生も多いのではないでしょうか?「思ったよりもESの段階で落ちてしまった…」「持ち駒を増やしたいが、エントリーを受け付けている企業の調べ方が分からない…」そこで本記事では上記のような悩みを持っている就活生に向け、先月に公開した『4月の締切情報』に続き、"5月にエントリー締切を迎える大手企業"をまとめてご紹介します。締切順に約40社の情報を掲載し、本記事からそのままエントリーページに遷移することも可能となっていますので、今後のスケジュール管理にお役立ていただければと思います。注意点情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。新型コロナウイルス等の影響で選考内容に変更があるかもしれないため、本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。5月に本選考のエントリー締切を迎える企業※締切日順に掲載5/4(火)締切の企業東京建物5/5(水)締切の企業関西電力日立製作所コニカミノルタ5/6(木)締切の企業九州電力住友化学※プロフェッショナルスタッフ5/7(金)締切の企業楽天国際協力銀行(JBIC)日本郵政グループ5/9(日)締切の企業JFEスチールJR東海(東海旅客鉄道)日本銀行5/10(月)締切の企業日本政策金融公庫(日本公庫)三井住友銀行あいおいニッセイ同和損害保険三菱UFJリサーチ&コンサルティング5/11(火)締切の企業住友化学※オペレーションスタッフパナソニック(Panasonic)5/12(水)締切の企業本田技研工業(ホンダ)5/13(木)締切の企業丸紅※総合職5/14(金)締切の企業ADKホールディングス(ADK)三菱UFJ銀行オリックス三菱電機5/16(日)締切の企業ダイハツ工業住友生命三菱UFJ信託銀行5/17(月)締切の企業日本郵便(日本郵政グループ)東レ長瀬産業NTTコムウェア5/20(木)締切の企業日清製粉グループ本社丸紅※一般職5/21(金)締切の企業トヨタ自動車5/23(日)締切の企業日本製鉄KDDI5/25(火)締切の企業NEC(日本電気)5/31(月)締切の企業凸版印刷NTTドコモ第一生命5月にエントリー締切を迎える大手企業一覧本記事のポイント以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日・募集職種に加え、"本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移"が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用して下さい。東京建物◆エントリー締切(二次締切)5月4日(火)◆募集職種総合職住宅総合職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら東京建物の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら関西電力◆エントリー締切(3次締切)5月5日(水)23:59◆募集職種総合職技術系(自由応募)本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら関西電力の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら日立製作所◆エントリー締切(第二次募集)5月5日(水)12:00◆募集コースビジネス・マネジメント系本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら日立製作所の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらコニカミノルタ◆エントリー締切5月5日(水)23:59◆募集職種ビジネス系本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらコニカミノルタの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら九州電力◆エントリー締切5月6日(木)本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら九州電力の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら住友化学◆エントリー締切(1次)5月6日(木)23:59◆募集職種プロフェッショナルスタッフ※事務系本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら住友化学の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら楽天◆エントリー締切5月7日(金)AM8:59◆募集コースビジネス総合コースFinTechコース知財コース法務コース財務経理コースクリエイティブコース本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら楽天の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら国際協力銀行(JBIC)◆エントリー締切5月7日(金)10:00◆募集職種業務職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら国際協力銀行(JBIC)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら日本郵政グループ◆エントリー締切(第3回締切※最終締切)5月7日(金)正午本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら日本郵政グループの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらJFEスチール◆エントリー締切(第3回締切)5月9日(日)◆募集職種事務系技術系本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらJFEスチールの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらJR東海(東海旅客鉄道)◆エントリー締切<2次締切>5月9日(日)<3次締切>6月7日(月)◆募集職種プロフェッショナル職大学卒施設系統本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら◆エントリー締切(2次締切)5月9日(日)◆募集職種プロフェッショナル職大学卒電気・システム系統本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらJR東海(東海旅客鉄道)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら日本銀行◆エントリー締切5月9日(日)◆募集職種一般職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら日本銀行の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら日本政策金融公庫(日本公庫)◆エントリー締切5月10日(月)10:00◆募集職種総合職地域総合職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら日本政策金融公庫(日本公庫)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら三井住友銀行◆エントリー締切(第4回)5月10日(月)昼12:00◆募集職種総合職総合職(リテールコース)本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら三井住友銀行の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらあいおいニッセイ同和損害保険◆エントリー締切(二次募集)5月10日(月)13:00◆募集職種アクチュアリーデータサイエンス本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらあいおいニッセイ同和損害保険の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら三菱UFJリサーチ&コンサルティング◆エントリー締切(最終締切)5/10(月)※プレエントリー締切◆募集職種コンサルタント研究員本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら三菱UFJリサーチ&コンサルティングの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら住友化学◆エントリー締切5月11日(火)23:59◆募集職種オペレーションスタッフ本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら住友化学の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらパナソニック(Panasonic)◆エントリー締切5月11日(火)16:00◆募集職種(6月度選考)技術系本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらパナソニック(Panasonic)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら本田技研工業(ホンダ)◆エントリー締切(第2回応募締切)5月12日(水)11:00◆募集職種事務系本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら本田技研工業(ホンダ)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら丸紅◆エントリー締切(二次募集)5月13日(木)23:59◆募集職種総合職新卒オープン採用本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら丸紅の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらADKホールディングス(ADK)◆エントリー締切5月14日(金)AM8:00◆募集コースクリエイティブ採用本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらADKホールディングス(ADK)の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら三菱UFJ銀行◆エントリー締切(二次締切)5月14日(金)午前9:00◆募集職種ビジネス・スペシャリスト職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら三菱UFJ銀行の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらオリックス◆エントリー締切5月14日(金)12:00◆募集職種一般職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらオリックスの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら三菱電機◆エントリー締切(第3回)5月14日(金)◆募集職種事務系総合職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら三菱電機の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらダイハツ工業◆エントリー締切(第2回)5月16日(日)23:59◆募集職種事務系職種本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらダイハツ工業の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら住友生命◆エントリー締切5/16(日)◆募集職種・地区ビジネスキャリア職・大阪地区本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら住友生命の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら三菱UFJ信託銀行◆エントリー締切(第2回締切)5月16日(日)◆募集コース一般採用・地域特定コース本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら三菱UFJ信託銀行の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら日本郵便(日本郵政グループ)◆エントリー締切第1回締切:~5月17日(月)正午第2回締切:5月18日(火)~6月7日(月)正午◆募集職種地域基幹職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら日本郵政グループの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら東レ◆エントリー締切(第3回締切)5月17日(月)13:00◆募集職種事務系本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら東レの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら長瀬産業◆エントリー締切5月17日(月)17:00◆募集職種事務職本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら長瀬産業の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらNTTコムウェア◆エントリー締切(第3期)5月17日(月)15:00本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちらNTTコムウェアの企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら日清製粉グループ本社◆エントリー締切(第2期)5月20日(木)正午◆募集職種工学系本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら日清製粉グループ本社の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちら丸紅◆エントリー締切5月20日(木)23:59◆募集職種一般職新卒オープン採用本選考へのエントリー/エントリーの詳細はこちら丸紅の企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・内定者ESなど)はこちらトヨタ自動車◆エントリー締切5月21日(金)23:59◆募集職種業務職本選考へのエントリー/エントリーの詳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「自分は他人より優秀だ」という平均以上意識からの脱却が内定獲得への第一歩 「自分は他人より優秀だ」という平均以上意識からの脱却が内定獲得への第一歩 元号を跨いだ大型GWも終わり、いよいよ20卒の選考活動も後半戦に差し掛かってきました。既に志望度の高い企業から内定を得るなど順調に駒を進めている方もいれば、企業からなかなか良い評価を得られず苦戦しているという方もいるかと思います。ところで、そんな20卒の方も含め、本記事をご覧の皆さんへ質問です。あなたの就活力は5段階評価で何点ですか?今回のテーマは、就職活動における自己評価。果たしてそれは高くあるべきなのか、低くあるべきなのか。新元号を機に自己を振り返る意味で今一度この論点について考察していきしょう。尚、本記事は就職活動真っ只中の20卒だけでなく、これから就職活動を始める21卒以降の方にもためになる内容になっているため、是非多くの方に一読していただければと思っています。【本記事のアウトライン】・自己評価の高低と就職活動結果の関係・「平均以上意識」はなぜ生まれるか・ダニング・クルーガー効果と自己評価・他社の内定先を正直に公表すべきか・最後に:自己評価で自身の可能性を狭めるのはもったいない前提として:以前もこのような記事で自己評価を取り上げましたunistyleでは以前にも「就職活動と自己評価」をテーマに以下のような記事を公開しています。参考:詳細についてはリンクより元記事を一読していただければと思いますが、要約すると「就職活動においては自己評価は高めぐらいが良い結果をもたらすことが多い」という内容が書かれています。一方、自己評価が現実のそれとあまりにかけ離れているのは当然それまた問題であり、結局はバランスが大事だということも指摘しました。unistyleが調査した結果は、自己評価の平均は"3.59"冒頭の問いかけについて、unistyleが以前アンケートを取った「」における結果は"3.591"でした。単純に考えて、1~5の5段階評価の乱数的な期待値は3.000ですから、結果としてはやや高めの値と言えるかもしれません。とは言え、・サンプリングサイズの問題(50万人規模と言われる就活生全体の中のn=1002)・母集団の性質の問題1(unistyle登録者における高学歴層の割合の高さ)・母集団の性質の問題2(16卒は8月内定のため2~3月でも現在よりは選考が進んでいない)等々、統計的な正確性を語るには問題があるため、あくまで参考程度にはなります。「平均以下」と回答する人は5割も存在するのか?さて、この結果について皆さんに考えて欲しいのは、「自分は平均より下の就活生だ」と自己評価している人がどれだけいるのかということです。もちろん就職活動における自己評価という全く定量的でない指標が標準正規分布を取るわけではありませんが、少なくとも「平均より下」と思っている人は5割に満たない可能性は高いでしょう。実際、これを今読んでいるユーザーの皆さんも、トップ層とは思っていなくとも、「少なくとも平均よりは上かな」ぐらいの自己評価である人は多いのではないでしょうか。確かに、「」に書かれているような、就職活動において基本となる行動をクリア出来ている就活生は案外少ないものです。unistyleの記事のような典型的な公開情報でも、他の就活生に差をつけることは十分可能です。(余談ですが、この時期の3年/M1生向けによくみかける「応募者限定で○○リストをプレゼント!」といったような就活イベントも、情報自体で差をつけようと考える就活生の心理を少なからず利用したものだと推測しています)参考:また、以下の記事にもあるように、大学全入時代とも言われる昨今では早慶以上の学歴の希少価値というのは学生の肌感よりはそれほど高くはなく、自分の置かれた立ち位置よりも何となく上の自己評価をしてしまうケースはそれなりにあると思っています。もちろんこの記事が執筆された頃と比較すると、有名私立(特に早稲田)は入学者数を絞って偏差値をキープしている傾向にあるため、多少は高学歴ブランドの希少性は戻っているのかもしれませんが。就職活動は毎年50万人程度の学生が参加すると言われていますが、早慶+旧帝大で4万人の学生がおり、就職マーケットの8%が早慶旧帝大の学生で占められています。多くの慶應の学生は自分たちは上位1%〜2%の人間だと言う意識が強いのではないでしょうか。参考:「平均以上意識」はなぜ生まれるのかでは、就活生はなぜ自分たちのことを実際の能力以上、もしくは「とりあえず平均よりは上」と評価するケースが発生するのでしょうか。もちろん要因は人それぞれですが、ここでは考えられるものを3つ紹介します。平均以上意識の要因1:自己評価とは自由な評価説明するまでもありませんが、自己評価とは自分で好き勝手に内容を設定できる評価です。極論、クラスの全員に嫌われていても、「私はクラスの人気者だ」と自己評価してしまえばそれまでであり、上にも下にも現実のそれとは大きく乖離する可能性を含むものになります。基本的に、"評価"というものは良い方が好ましく感じるはずです。他者評価は自分の努力次第で変えられるところもある一方どうにもならない側面も大きいため、せめて自己評価ぐらいは高めに、悪く言えば自分を正当化して精神衛生上良くしようという考えが生じうると言えるでしょう。自分にとって不都合な評価には目を瞑り、心の安定を保つという意味では、いわゆる正常性バイアスに近いものが要因1にはあるのかもしれません。平均以上意識の要因2:大学生活における、「選べるコミュニティー」高校までと比較すると、大学生活においては自分で自由に過ごし方を決定できる割合が高まっていきます。どの授業を履修するか・どのサークルに所属するか・どのぐらいアルバイトのシフトに入るか...。はたまた授業に行かない・サークルに入らないといった選択肢すら(自己責任ですが)許されるのが大学生活です。就職活動においても、大学受験と比較すれば受けることが出来る企業の選択肢は格段に多いでしょう。しかし、実際に就職することが出来るのは内定を獲得出来た企業の中から1社です。内定を取らなければ就職することは出来ません。自分で選んだサークルを中心としたコミュニティーは基本的に居心地の良いもので、自分の好きなこと・得意なことに対し損得関係なしに向き合うことが出来るものです。仮に自分が劣等感や居心地の悪さを感じるような環境なのであれば辞めればいい話であり、自分にとって優位な環境を取捨選択出来る点が大学生活の特徴の一つでしょう。そんな居心地の良い環境にどっぷりと浸かり何となくちやほやされていた大学生が、いざ職に就くための活動(≒内定を獲得するための活動)、言ってしまえば内定という限られた椅子を奪い合う競争である就職活動になると全く優位性を確保できず苦戦を強いられるという話はしばしば耳にします。自分が優位になりやすい環境で評価されるのは当たり前の話であり、そういった環境を選択できる自由があるからこそ、井の中の蛙状態で「平均以上意識」が生じてしまうというのが2つ目の要因になります。平均以上意識の要因3:自分が主人公の世界は自分にしか見えない「人生は自分が主人公の物語」だという言葉がありますが、「自分視点」という意味ではこの言葉はまあ合っているかなという気がします。普段自分が関わっている他人にも、それぞれ自分視点の人生が存在しています。普段はあまり意識することはないでしょうが、主人公である自分はある種特別な存在であり、どれだけ多く他人と関わったところで自分視点から完全に脱却することは出来ません。(「相手の立場に立つ」というマジックワードが究極的には不可能なのはこれに起因しています)そんな中で、一件興味深いツイートを発見しました。キャラ濃い問題pic.twitter.com/ccbzujLlqf—凸ノ高秀(@totsuno)2015年10月6日Twitter・Instagramを始めとしたSNS上で時おり見られる「マジこのメンツ濃いわ~」に準ずる文言。このツイートの「ばあちゃん」の言う通り、「濃いメンツ」というのはあくまで「自分(という人間が主人公)にとって特別な存在」に見えるだけの話であり、たいていの場合関係のない第三者から見れば全く濃く感じないものでしょう。それだけ特別な存在である唯一無二の「自分」について、他者から見た視点とは異なる分高めの自己評価を設定してしまいやすいのは自然なことなのかもしれません。自己評価と関わりが深い、"ダニング・クルーガー効果"上記では就活生の間で平均以上意識が生じやすい理由について指摘しましたが、自己評価の議論と関連してしばしば登場する用語が、ダニング・クルーガー効果になります。ダニング・クルーガー効果とは、能力が低い人に限って自分を過大評価してしまう認知バイアスの一種を指します。高齢者事故とダニング・クルーガー効果池袋で起きた高齢者運転事故により最近再び議論を巻き起こしている、高齢者の運転免許返納問題。こちらはダニング・クルーガー効果を説明する際にしばしば取り上げられる事例になります。先ほど要因1で正常性バイアスについて触れましたが、「自分の運転に自信があるか」という問いかけについて、損保ジャパン日本興亜の調査では65歳を境にYesと回答する割合が高まってくるというデータがあります。しかし、実際には事故率は高齢になれば高まる傾向にあり、その自信は結果に伴っていないのが現実と言えるでしょう。ダニング・クルーガー効果が生じる理由こういったダニング・クルーガーが生まれる理由はいくつも指摘されていますが、中でも大きいのは「能力が低い人は自分の能力が低いということに気づく能力すらそもそもない」という点があると思っています。unistyleでも「就活生は自分を完璧な人材と見せつける必要はない」という話は何度もしていますが、そもそも欠点が全くない完璧な人間など存在しません。自身の価値を高めるためには、・改善点に気づくこと・それに向けた行動をすることが必要です。能力が高い人はこの改善点の発見→行動→成長のサイクルを円滑に回すことができ、低い人はこのどこかでつまづいていると考えられます。就活生がダニング・クルーガー効果から脱却するためには・居心地の良い環境で井の中の蛙状態・能力が低い人は改善点の発見に至らないここまでの上記のような内容に、思わず自分のことかと身構えた方もいるかもしれません。では、就活生が現実とかけ離れた平均以上意識から脱却するためにはどうすればいいのか。unistyleとしては、とにかく選考を受けること・行動量を増やすことに限るという考え方をとっています。この手の議論には「自分を客観視せよ」というアドバイスが散見されていますが、客観視=自分以外の視点から捉えること=それ自体が自己評価からの脱却であるため、これでは答えになっていません。大切なのは、客観視するためには具体的に何をすればいいかを提示することです。就活生にとって最も重要な他者からの評価とは、ズバリ企業からの評価・人事からの評価です。内定獲得力が定量化・可視化が困難なものである以上、実際に企業の選考を受けることで企業から評価を集めないことには就職活動における正しい評価を感じることは難しいと言えます。これは自分と関わりのある周囲から評価を集める方法である他己分析よりも、内定獲得の観点で見ればよっぽど有効です。一番わかりやすい他者評価は他社評価。すなわち「内定」である就活生の能力を定量化・可視化出来ないというのは、企業側の立場からしてみても同じことです。それをより確からしくするために、面接を始めとした選考フローが存在しています。その際、人事が拠り所とするのは、他社の内定をどれだけ取っているかということです。自社以外の有名企業から内定を得ているということはそれだけ評価されているという意味になり、就活生の能力への期待値は高まりやすいでしょう。詳細については以下の記事で指摘しています。モテスパイラル現象とは、「イケメンや金持ちより、単に他の女にモテている男がモテる」という現象のことだそうです。参考:「他社からの内定」というのは、一企業からすればある種客観的な評価の一つです。この性質を利用して、私の知るとある学生は、「P&Gのインターン選考で非常に高く評価されました」という話をしていたようです。この学生、実際はインターン選考落ちで特に評価されたという自覚も無いようですが、「評価された」という肌感覚を利用して明らかな嘘をつかずとも自身の就活市場価値の高さを伝えたという話でした。これについてはインターンの内容等掘り下げられた際苦しいリスクも含んでおり、頭ごなしに推奨できるものではありません。一方、既に内定があることを企業に伝えるか悩む就活生というのも時おり見かけますが、基本的に内定先をわざわざ隠す必要はないと思っています。その多くは「既に内定があるなら自社は辞退されるのでは」と思われることを気にしているようですが、それでもわざわざ時間を割いてその会社を受験しているのは正に志望度の表れであり、自身の軸に沿ってその時受験している企業の志望度の優位性を伝えれば問題ないでしょう。また、軸から多少外れていてもその心情の変化の理由を伝える、もしくは「志望度は高くありませんでしたがまずは自身の実力を確かめるために受験しました」ぐらいでも大きな問題はないと思っています。「内定が無いのなら自社に入れてあげよう」という考えに至るほど人事は甘くなく、内定先の企業によるでしょうが、内定ブランドのメリットと比較した内定先公開のデメリットは基本的に小さいものではないでしょうか。最後に:驕ることなく、地に足のついた自己評価をこの時期は一番就活が順調に進んでいる人とそうでない人の差がつく頃でもあり、周囲と比較してあれこれ悩んでいる就活生も少なからずいると思っています。そういった就活生を見ていると、やはりまずは内定を獲得することが悩み解消の第一歩なのだと改めて感じています。とは言え、1社内定を取ったからといって驕り高ぶって周囲にマウントを取り出すのもそれまた違う話であり、結局大切なのはバランスなのだと、一見真逆のことを述べているように見える「」と結論自体は大きくは変わりありません。いずれにせよ、自己評価という自分で好き勝手に設定できるもので自身の可能性を狭めてしまうのは大変勿体ない話です。是非自分の中で「正しい」自己評価を見つけたうえで、残りの就職活動に励んでいってください。 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