【20卒早稲田教育学部】あとむくんの就活体験記vol.3|2018.9 interview

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最終更新日:2023年10月31日

【20卒早稲田教育学部】あとむくんの就活体験記vol.3|2018.9 interview

本選考とインターンの締め切り情報

今回は早稲田大学教育学部のあとむくんに2018年9月にインタビューした内容を掲載します。

↓↓↓あとむくんのこれまでのインタビュー記事はこちら↓↓↓
7月分インタビュー
8月分インタビュー

早稲田大学あとむくんの履歴書

あとむくんの履歴書

◆性別
└男性

◆大学
└早稲田大学教育学部に一年浪人ののち一般受験で合格。早稲田の政治経済学部が第一志望であったものの不合格。

◆趣味
└映画鑑賞(主にアメコミ)

◆サークル
└広告研究会。プロモーションの統括を担当するなど積極的にコミット。
あとむくん所属の広告研究会運営メディア→早稲田を広告する、webメディア「WASEAD」

◆アルバイト
└塾講師(大学1年から)として働いている。また、報道系ベンチャー企業で長期インターン中(大学3年から先輩の紹介で)。

◆留学
└旅行以外での海外経験なし。ただし、社会人の半分以上の期間は海外で働いてみたいと考えている。

◆資格
└柔道二段・TOEIC720点

◆就活をはじめた時期
└2018年6月頃

◆志望業界
└現段階で、広告、戦略コンサル、PRの3つに絞っている。

◆希望職種
└企画・プランナー。ゴリゴリの営業をしたい訳ではない。

本インタビューはunistyle編集部のむたか(@mutaka_unistyle)とくらもん(@esquestion)にて行っております。

8月の活動を振り返って

自分の活動量・内容について

「8月の就職活動について教えてください。」

 

 

「8月は学校の補講や長期インターンなどもあり、実質的には1社博報堂の選考に参加した程度に留まりました。」
 

 

「前回から他の企業にもESは提出した?選考状況と併せて教えて下さい。」

 

 

「活動できてないんですよね。ESの提出は8月全体で1社も出せなかったです。」

 

「となるとインターンには参加できていないのかな?」

 



「バリュークリエーションの1dayのインターンには参加しました。グループで新規事業立案を行うものでしたが、直接社長からフィードバックを貰えるものでしたし、同じグループのメンバーともうまく進めることができたので満足しています。社長からもお褒めの言葉をいただけたので、手応えを掴むという意味ではとてもよかったですね。」
 

自分の行動量・内容まとめ
・学業に専念したため、あまりインターンシップには意識が向かず行動はできていなかった。
・新規事業立案系のインターンには参加し、手応えを感じることはできた。

インターン選考について

「博報堂の面接の結果はどうだったの?」
 

 

「残念ながら落ちてしまいました。自己紹介をスライド1枚で4分+”日本をどうしたいか”を口頭で3分で回答するものでしたが、自分の中ではうまく話すことはできたのですが、印象付けという意味では他学生と比べるとできていなかったという反省があります。起承転結を意識して話せるだけでは突破できないということが学びになりました。」

 

「なるほどね。ハイレベル学生との比較においては、巧さも必要になってくると肌で感じたんだね。アマゾンのウェブテストも控えてたと思うけど、どうだった?」

 


「そちらもダメでしたね。自分が対策してきた問題よりも一つ上のレベルの問題がでてきたという印象で、時間が足りず正答率も低いと感じていたところ、やはり落ちてました。」

 

「そうなんだね。これまでもウェブテストで結構落ちてしまっているようだけど・・・」


 

「そうなんです。本当にウェブテストが課題で、苦手意識を持ってしまっていますね。追加でアビームコンサルティングのESを提出しようと思いますので、そこでリベンジできれば、と。」

 

インターン選考まとめ
・博報堂の面接、アマゾンのウェブテストともに落ち。
・ウェブテストがなかなか通らず面接の場に漕ぎつけないため、まずはウェブテストからという所感有り。

周りの活動量・内容について

「引き続き周りの広告研究会の人たちは積極的に就活に取り組んでる?」
 

 

「夏休みなのであまりわからないですが、バリュークリエーションで出会った他大学の方から広告研究会の子と出会ったという話も聞いたので、活動しているんだと思います。」



「インターンで出会った学生達の行動量はどうだった?」

 

 

「やはりみんな動いてますね。超大手のみならず、いろいろと参加しているようでした。」


 

周りの行動量・内容まとめ
・身近な広告研究会のメンバーはどうやら動いているようだが、夏休みで会う機会は少ないため直接的な情報交換は8月はあまりなかった。
・インターンなどで出会う人はやはり活動している人が多く、大手に限らず参加していると聞く。

8月と9月を比較した変化

企業選びの軸

「企業選びの軸には何か変化あった?前回の段階でかなり具体的に落とし込まれていたとは思うけど、選考に参加する中でより明確になったとかあれば教えて下さい。」

 

「軸に関しては自分の中で変化を感じるということはありませんね。インターンに参加する中でも変わることはないので、確かなものだと自分では感じています。」
 

志望業界・職種

「前回は、広告、戦略コンサル、PRの3業界に絞っているということだったけど、ここについても変わらない?」

 

「業界については変わりませんが、PR・戦略コンサル・広告の順番になりました。戦略コンサルの志望が下がったというわけではなく、PR業界への意欲が高まったという感じです。」

 

ガクチカ・自己PR

「ガクチカ、自己PRのネタについては困らないと思うんだけど、今何かやらないといけないなと考えていることはある?」

 

「内容そのものに関しては引き続き困ってはいないのですが、面接官への伝え方についてやはり不安に感じています。自分ではうまく話せたと思っていてもインパクトにかけてしまったり、印象付けするところにまだまだ課題を感じていますね。

 

9月にやろうと思っていること

「8月は学業や長期インターンなどもあって就活としてはインターン選考に2社参加したのみだと思うけど、9月には何をやろうと思ってる?」

 

「ES提出はアビームのみになる予定ですので、活動量としては9月もあまり変わらないと思っています。9月は報道系ベンチャーでの長期インターンに積極参加するつもりということもありまして。なので今一番課題になっている筆記試験の勉強に取り組む予定です。ここを突破できないと面接にもいけないので、本腰を入れて対策を取ろうと思っています。」
 

「そうだね。テスト関係は対策あるのみだからやるしかないね。他の活動はどう?」


 

広告研究会の活動にも引き続き力を入れていきます。11月には学祭もありますし、自分達で就活イベントも行おうと思っていますので、ここに注力していきたいと思っています。」

 

9月にやろうと思っていることまとめ
・ウェブテストへの対策を中心に行なう。
・報道系ベンチャーの長期インターンにいきながら、広告研究会の活動にも積極的に取り組んでいく。

今就活で悩んでいること

「今就活で困っていることとか悩んでいることはある?」


 

「話が重複してしまうのですが、とにかくウェブテストの勉強をやらないといけないなと思ってます。完全に苦手意識が生まれ自信もなくなりつつあるので、とにもかくにも勉強することで対策をしていきますが、就活のためのウェブテスト対策というのが個人的にあまり納得いっていないところもあって。。。やるしかないんですけどね。」

 

今就活で悩んでいることまとめ
・とにもかくにもウェブテスト対策を徹底的に行っていく。

unistyle編集部より

あとむくんへのフィードバック

ウェブテストの出来に悩んでいるとのことでしたが、この時期からやらなければいけないという意識を持てている点においては良いと思います。ウェブテストやテストセンターなどの対策は短期間ではなかなかできるものではないので、なるべく早い時期からコツコツと取り組んでいって欲しいと思います。

学祭に向けてこれから忙しい時期になるかと思いますが、一日数ページでも問題集を解くなど継続的な勉強をしておけば十分力は付くと思います。

またあとむくんは既にある程度志望業界が定まっているので、その業界を中心に選考の対策を進めていって欲しいと思います

あとむくんの志望する業界では特殊な対策が必要となることがあります。広告代理店大手の博報堂やアサツーディ・ケイなどではESで捻った質問がされたり、外資系コンサルではケース面接(論理的思考力を試す選考)を課す企業が多いです。

また外資系企業は本選考の時期も早く、年内から選考が始まる企業もあったりと、選考時期的にも業界ごとに注意が必要です

業界ごとに何の対策をするべきか、いつから始めていくべきかといったところを明確にし、それを踏まえてこれからの動きの予定を立てて欲しいと思います。ウェブテストの対策と並行してできると良いでしょう。

ESの対策をするには過去のES設問をいくつか解いてみる、それをOBの方などに見てもらうなどといった対策ができます。ケース面接に関しては実際にどのような問題が出題されるのかを知り、どのように答えていけばよいのかをまず知る必要があります。

ケース問題に関してはunistyleの記事を読んだり本を買ってみると良い対策になるかと思います。特に下の本がおすすめです。

あとむくんへのオススメ記事

博報堂ES(エントリーシート)設問意図と内定者回答解説
→クリエイティブ系の質問が多くされる博報堂のES対策記事です。博報堂のESの回答方針を説明した上で、実際の内定者の回答を解説していきます。

【コンサル志望者必見】ケース面接対策に読むべき本6冊を紹介!
→ケース問題の対策のために読むべき本を紹介しています。

【SPIテストセンター対策】知ることから始める効果的な攻略法とは
→前回の記事でウェブテストの対策記事を紹介したので、今回はテストセンターの対策記事を紹介したいと思います。BCGなどの戦略系コンサルティングファームではテストセンターでかなり高いボーダーが設定されているため対策が必要です。

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「お前らは営業なんだ、売る以外に存在する意味なんかねぇんだ」営業のリアルを知れる一冊『狭小邸宅』を紹介します。 「お前らは営業なんだ、売る以外に存在する意味なんかねぇんだ」営業のリアルを知れる一冊『狭小邸宅』を紹介します。 新庄耕の小説『狭小邸宅』を読んだので紹介します。学生にはあまり馴染みがないかもしれませんが、内容のリアルさから一部の社会人の間では大きな話題になった作品です。『狭小邸宅』あらすじ学歴も経験も関係ない。すべての評価はどれだけ家を売ったかだけ。大学を卒業して松尾が入社したのは不動産会社。そこは、きついノルマとプレッシャー、過酷な歩合給、挨拶がわりの暴力が日常の世界だった……。物件案内のアポも取れず、当然家なんかちっとも売れない。ついに上司に「辞めてしまえ」と通告される。松尾の葛藤する姿が共感を呼んだ話題の青春小説。(出典:Amazon『狭小邸宅』紹介ページ)売れない不動産営業マンだった主人公の松尾が、上司である豊川課長の元で成長(=会社に適合)していき売れる営業マンになるものの、改めて自分が本来持っている価値観と現実とのギャップに苦悩して仕事に暗雲が立ち込めたところで終わる、そんな内容です。読後感の爽やかさなどは一切ないのですが、営業という仕事について、また組織と個人の関係性について、非常に的確に描写した作品だと感じました。『狭小邸宅』ポリコレなんて綺麗ごと、『狭小邸宅』名言抜粋ここで、本書の中で登場する印象的な言葉をいくつか紹介します。ポリティカル・コレクトネスに明らかに反した表現もたくさん出てくるのですが、いずれも綺麗ごとでない仕事や社会の本質を突いた言葉のように感じました。「いいか、不動産の営業はな、臨場感が全てだ。一世一代の買い物が素面で買えるかっ、臨場感を演出できない奴は絶対に売れない。客の気分を盛り上げてぶっ殺せっ。いいな、臨場感だ、テンションだっ、臨場感を演出しろっ」(出典:『狭小邸宅』p.87)「お前らは営業なんだ、売る以外に存在する意味なんかねぇんだっ。売れ、売って数字で自己表現しろっ。いいじゃねえかよっ、わかりやすいじゃねぇかよ、こんなにわかりやすく自分を表現できるなんて幸せじゃねえかよ、他の部署見てみろ、経理の奴らは自己表現できねぇんだ、可哀そうだろ、可哀そうじゃねえかよ。売るだけだ、売るだけでお前らは認められるんだっ、こんなわけのわからねぇ世の中でこんなにわかりやすいやり方で認められるなんて幸せじゃねぇかよ、最高に幸せじゃねぇかよ」(出典:『狭小邸宅』p.87〜88)上記の2つのセリフはともに、主人公の松尾が勤務する不動産会社の定例総会で社長が話した言葉です。ここでの「殺す」というのは客に家を買わせることを指します。松尾は徐々にこの「臨場感」を醸し出すことを身につけ、不動産会社の環境に順応していきます。また、2つ目のセリフでは、営業は数字で評価されるということを最高に端的に伝えています。世の中には「数字が人格」という社風の営業会社もあり、怖いと感じる方もいるだろうなと思う一方で、数字さえ上げれば大抵のマイナス評価は覆せるシンプルさはよい面にもなるとは思っています。逆に商社など、個人の成果が数字のような形で明確に見えない業界であれば、一度「できない奴」のレッテルを貼られると、それを払拭するのはなかなか難しく、それはそれで理不尽さを孕んでいるとも言えます。「自意識が強く、観念的で、理想や言い訳ばかり並べ立てる。それでいて肝心の目の前にある現実をなめる。一見それらしい顔をしておいて、腹の中では拝金主犠だ何だといって不動産屋を見下している。家ひとつまともに売れないくせに、不動産屋のことをわかったような気になってそれらしい顔をする。客の顔色を窺い、媚びへつらって客に安い優しさを見せることが仕事だと思ってる」(出典:『狭小邸宅』p.97)こちらは松尾の直属の上司である豊川課長の言葉です。不動産会社に限らず、企業は利益を追求しているため、個々のメンバーの人間的な感情が優先されない場面はほとんどの企業において多かれ少なかれあるものと思っています。というか、ほとんどの社会人はそのジレンマに悩みながら日々仕事をしているのではないでしょうか。「そんな強引に売り込むくらいなら自分は売らない」といったように、成績が上がらない際に組織の価値観を否定することで自分を正当化する思考プロセスを的確に指摘した名言だと感じました。(もちろん、社会的に見たときに組織の方が間違っていることもあるため、どちらが正解なのかはケースバイケースになるとは思います)「嘘なわけねぇだろ、カス。本当だよ。世田谷で庭付きの家なんててめぇなんかが買えるわけねぇだろ。そもそも大企業だろうと何だろうと、普通のサラリーマンじゃ一億の家なんて絶対買えない、ここにいる奴は誰ひとり買えない。どんなにあがいてもてめぇらが買えるのはペンシルハウスって決まってんだよ」(出典:『狭小邸宅』p.173〜174)このセリフは、主人公の松尾が大学時代の仲間と飲んだ際に、その場にいた男性に対して苛立ちながら放った言葉です。「ペンシルハウス」というのは地価の高い都心部において狭い土地の上に建てられる住宅を指します。土地や建物の形状が細長い”鉛筆”に喩えられています。当初は庭付きの戸建てに憧れて家を探していた顧客が、最終的に現実を受け入れて購入する妥協の象徴として描かれています。大手企業に勤務し、世間一般ではそれなりに順風満帆に生きているような人間であっても、結局妥協しないとマイホームを手に入れることができないという、そんな現実を顧客に突き付け続ける松尾の仕事の暗部が表れているセリフだと感じました。不動産営業だけではなく、他業界の営業でも似たような部分はあるここまで読んでいただいた中で、不動産営業はかなりブラックな業界だと感じられたかもしれませんが、営業として数字を追い求める業界・職種では少なからず似たような場面は存在しますし、それを認識した上で受けるべきだと考えています。安定していそうだから銀行、高給らしいから証券会社、華やかそうだからネット系企業の広告営業、パワーのある優秀な人材を輩出していてかっこいいからリクルート、などなど、何となくの雰囲気やイメージだけで企業を志望してしまう方も多いように感じています。今挙げたいずれの仕事も個人として数字を上げることが強く求められますし、また、広義の「詰め」について言えば、unistyleユーザーからの人気の高い総合商社をはじめとした、個人に数字が明確に紐付かない業界であっても間違いなく存在します。企業の採用説明会では、人事や現場のハイパフォーマーによる素敵な説明によって、仕事の綺麗な面にばかり目がいってしまうこともあるかもしれません。しかしながら、それこそ「臨場感を演出されてぶっ殺されて」いないかは注意するべきですし、どんな仕事にもよい面と綺麗ごとでは済まない面の両方があることは常に考えて欲しいと思います。最後に『狭小邸宅』のように仕事を題材にした小説から現場社員の働き方を知るというのも、一つ有効な業界研究だと思っています。有名なところでは『半沢直樹シリーズ』の著者である池井戸潤の著作などもおすすめします。どの登場人物に感情移入できるか、感情移入できない人物についてもなぜそのように行動しているのか、多くの人間が関わるビジネスの利害を考えてみると見えてくるものもあると思います。 33,599 views
NTTグループを比較!OB訪問から見える各社の特徴や違い【ドコモ・データ・コムウェア・ファシリティーズ・ファイナンス】 NTTグループを比較!OB訪問から見える各社の特徴や違い【ドコモ・データ・コムウェア・ファシリティーズ・ファイナンス】 こんにちは、NTTグループ内定者です。就活生の方にとって、給料や福利厚生の良さや残業時間は気になるところですが、このような考えからホワイト企業を見ていくと、NTTの3文字を見る方も多いのではないでしょうか?今回は「ホワイト企業NTT」の実態を筆者の体験を踏まえて考察し、グループ内で複数の企業にOB訪問をする意義について考えていきたいと思います。なお、本記事はあくまで筆者がOB訪問をして掲載の許可を得た社員の声をもとに作成したものであり、働き方等は個人により異なることをご理解いただければと思います。なお、OB訪問のやり方などにについてはをご覧ください。本記事のコンテンツそもそもNTTグループとは?NTTドコモ:NTTグループの稼ぎ頭としてのプライドと挑戦的な社風NTTデータ:意識高い系?NTT以上SIer未満?NTTコムウェア:NTTをグループとして捉え・支える専門家NTTファシリティーズ:事業理解が重要な何でも屋NTTファイナンス:主要8社ではないながらも近年グループでの存在感を増すグループ他社の企業の社員へOB訪問する意義最後にそもそもNTTグループとは?NTTとは「NipponTelegraphandTelephonePublicCorporation」の略称であり、国営企業である旧日本電信電話公社(以下電電公社)の流れを組んで1985年に民営化されました。元々は政府の公共事業として設立された電電公社ではありますが、固定通信技術の世界的発展もあって民営化された以降は、移動通信事業を行うNTTドコモ・データ通信事業を行うNTTデータを始めとした多数の子会社を設立していき、事業の拡大を進めていきました。現在では、人材事業など通信とは直接関係ない分野にも進出しており、グループ企業数は900社以上・売上高は10兆円を超える国内最大級の規模を誇る企業群となっています。NTTグループ企業概要●総資産:21兆2,503億円●連結営業収益:11兆3,910億円●連結営業利益:1兆5,397億円●従業員数:274,850人※上記のデータは「2018年3月末」のものになります。参考:NTTグループについて会社案内新卒就職活動の場においては、以下にあるようにNTTデータがやや突出して人気度が高いようですが、総合商社・広告代理店といった人気トップとされる企業と比較するとそこまで志望者が殺到するというわけではないようです。ちなみに以下に挙げられている企業はNTTの主要5社と言われ、この5社に日本電信電話(持ち株会社)・NTTファシリティーズ・NTTコムウェアを加えた企業群が主要8社と一般に呼ばれています。新卒就職人気ランキング8位:NTTデータ61位:NTTドコモ74位:NTT東日本89位:NTT西日本168位:NTTコミュニケーションズ2019年卒みんなの就職活動日記新卒就職人気企業ランキングをもとに作成それでは各企業について見ていきましょう。NTTドコモ:NTTグループの稼ぎ頭としてのプライドと挑戦的な社風訪問人数:2名恐らくグループ内で世間的に最も知名度が高いのがこのNTTドコモでしょう。その知名度や平均年収の高さ(19卒就職四季報では主要5社の中で最高と公表されています)から、就職市場での人気も高い企業であると考えられます。通信量収入や端末販売を収入源としたモバイル通信事業を軸に、近年ではdマーケットを始めとしたeコマース事業にも力を入れています。新卒2年目の女性社員に話を聞いてみました。キャリア新卒でNTTドコモに入社後、法人向け営業として通信回線の普及を目的に企業訪問を重ねることを普段のお仕事とされているようです。この方は就職活動のときにNTTデータにも内定を頂いており、最終的には「システムよりも通信に携わりたい」という理由でドコモへの入社を決定したとのことでした。しかし、実際に入社してみると研修や配属後もICTについて勉強する機会が多く、「通信」と「システム」は切っても切り離せない関係であることに最も気付かされたと述べていました。実際、ドコモにはNTTデータから出向・転籍されてきた社員というのも多いようで、事務系・技術系関わらずシステムの知見を深めておくことは重要なようです。ドコモでの働き方というとドコモショップでお客対応をしている人が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、予想していたよりも販売店での仕事をしている人は同期でも少なく、B向けの仕事の難しさを日々痛感してるといきいきと話されていました。また、予想以上に事業内容が多岐に渡っていました。例えば最近では医療保険の分野にも進出していることには入社してかなり驚かされたと述べていました。社風については、いわゆる日系大企業のイメージである「上司から与えられた仕事をただただこなす」という雰囲気は思っていたよりはなく、若手にもチャレンジさせる風土が根付いていることが入社後の発見であったようです。また、グループ内でNo.1の収益を誇るエース企業であることを誇りに仕事をしている人が多いとおっしゃっていました。ドコモは新卒採用の場でも「個性」という言葉をキーワードに挙げており、指示待ちで画一的な行動を取るのではなく、それぞれの個性を基にチャレンジを重ねていくことを大切にしていると言えるのではないでしょうか。このことは、モバイル通信に頼ることなく新規事業にも注力している点・以下のような特徴的なESの設問からも伺うことができるでしょう。「インターンの選考はGDよりもプレゼンを選択した方が通りやすいよ」「『これだけは負けない』というものを何か一つもって選考に臨んでほしい」等と最後に就職活動のアドバイスを頂き訪問を終えました。参考:エントリーシートから企業が求めている能力を知る→ドコモに限らず多くの企業のESの設問から、その企業の求めている能力は読み取ることが出来ます。実はその能力はほぼ共通しており、どの企業でも通じる自己PRを作ることが効果的です。参考記事では、詳しい説明の他、内定者の自己PR例まで紹介していますので、是非目を通してみてください。(1)「ドコモはまだまだつまらない」――あなたならどうオモシロくしますか。またあなたはどう貢献しますか。(2)好きなテーマを以下から選び、あなたの個性を自由に表現してください。私/俺の「トリセツ」はこれだ!/これまでの人生で最大のチャレンジを教えてください/これまでにはない炊飯器を生み出してください/桃太郎の家来に4匹目がいるとしたら/読み手を笑わせてください/自由(テーマフリー)参考:【内定】エントリーシート(総合職)「挑戦心」は新しいコミュニケーション文化の世界を創るという、答えのない困難にチャレンジするマインドであり、「行動力」はその想いを実現するためのアクションを起こし、最後までやり遂げる力です。ドコモには一人ひとりが持つ「挑戦心」と「行動力」を最大限発揮し、夢を叶えることのできるフィールドがあります。この先の新しい文化は、みなさん一人ひとりが持つ夢が実現した先にあると私たちは信じています。参考:ドコモとは求める人物像より詳細な「NTTドコモの企業研究」に関しては、こちらをご覧ください。NTTデータ:意識高い系?NTT以上SIer未満?訪問人数:6人先述の通りグループ内で最も就職人気度が高いと言われているNTTデータ。採用人数が多いことも一因かとは思いますが、国内最大手のSIer企業であることからもその人気度が高いことも納得でしょう。新卒6年目の男性社員に話を聞いてみました。キャリア新卒でSE職としてNTTデータに入社。入社後から一貫してシステム開発に携わっています。現在ではICカードの分野でシステム設計を担当されているようです。この方に入社前後のギャップについて尋ねたところ、「思っていたよりも仕事が忙しかったこと」を一つ挙げられていました。それでも待遇面がいいため仕事には満足していること、SIer業界の中ではワークライフバランスは取れている方であると述べていました。「NTT以上SIer未満の忙しさかな」という言葉が個人的には印象に残りました。また、NTTグループということでのんびりとした人が多いと思っていたが、予想よりも周囲の仕事に対してのモチベーションが高いことは刺激になっていると熱心に語っておられました。私自身、参加したインターンの中ではグループ内で最も学生のレベルが高く、いわゆる「意識高い系」の学生が多かった印象があります。「『忙しい=ブラック』『離職率が低い=ホワイト』といった短絡的な読み替えはしない方がいい。『忙しさ』といってもその種類はたくさんあるし、人によって考え方も違うと思う。それをしっかり考えられると自分にとって納得できる選択ができると思うよ」と言葉を掛けられ、自身の企業選びの軸について考え直すきっかけになる訪問でした。より詳細な「NTTデータの企業研究」に関しては、こちらをご覧ください。NTTコムウェア:NTTをグループとして捉え・支える専門家訪問人数:5人NTTグループ内のSIer企業としてNTTデータと比較されるNTTコムウェア。グループ内に同業他社があることから、「データとコムウェアは何が違うか」という点がなかなか理解が進みにくい企業である印象があります(説明会等で質疑応答があるときは毎回誰かしらこの質問をしていたような気がします)。新卒X年目(控え忘れ)の男性社員に話を聞いてみました。キャリア新卒でNTTコムウェアに入社、研修後にはNTTドコモ向けのシステム開発業務に従事する。途中NTT東日本に転籍し、無線ネットワークのシステム開発に携わる。コムウェアに復帰後はグローバル事業にも携わりたいと考えている。この方は大学時代は文系学部に所属していましたが、入社してからは一貫して開発の仕事に携わっているようです。しばらく就活時代のお話やキャリアについて伺ったのち、例の質問を聞いてみました。「NTTデータさんと御社の違いを教えていただけないでしょうか?」「え?違いなんてほとんどないよ?」というまさかの答えの頂きました。しかし、OB訪問を重ねていくと、意外にも社員の方でも答えに困っていたり、この方のように「ほぼない」と言い切ってしまうケースが目立っていました。元々NTTコムウェアはNTTグループ内のシステム開発のために設立された企業であり、"外板→NTTデータ・内販→NTTコムウェア"という住み分けがなされていましたが、近年ではコムウェア側も外板に力点を置きつつあり、事業領域で重なる点が多くなっています。そのため事業の差別化は難しく、事業領域が幅広いNTTデータの方がやりがいがあるのではと考えていました。しかし、この方へお話を伺うことでこの考え方を見直すきっかけとなりました。NTTコムウェアではグループ内のシステムに携わることが多いため、それだけグループ内の他事業と関わりを持つ機会が増えるということになります。すなわちNTTグループの事業に幅広く携わることになり、グループの様々な事業をシステムの面から支えるということで、各企業を個別に見るだけでなく、NTTを一つのグループとして捉えられるようになれたと述べていました。自分たちがNTTグループを支えているという自覚、及びスペシャリストとしての使命感に、この企業の魅力があるのだということを理解することができました。このように世間的なイメージで企業を評価するのではなく、両者の社員に実際に会って話を伺うことが、自分がやりたい仕事ベースで就職活動を進めることができるに繋がるのだと実感することができた有意義なOB訪問でした。なお、この方が述べていた内容は以下の言葉からも伺うことができます。世の中には数多くのSIerがいますが、そのなかでNTTコムウェアが目指すビジョンは「何でもできるSIer」ではなく、「これしかやらないSIer」です。ただし、「これ」と決めた分野に関しては世界一を目指します。つまり、やるべきことを絞り、専門に特化したインテグレーターです。参考:NTTコムウェアの事業方針と今後の取組み、サービスに関する記者発表会を開催参考:学生にとって志望動機を考える意義とは→上記で述べたようなOB訪問も志望動機を考えるプロセスも、自分のやりたいことを見つけていくために重要な行為です。参考記事では、志望動機を企業が問う意図や考えていく意義についてまとめていますので、入社後やりたいことに従事するためにも目を通してみることをおすすめします。より詳細な「NTTコムウェアの企業研究」に関しては、こちらをご覧ください。NTTファシリティーズ:事業理解が重要な何でも屋訪問人数:1名恐らく主要8社の中でも事業内容が理解しにくい企業であろうNTTファシリティーズ。NTTグループにおける主要産業である通信サービスの実現のためには、電力と建築が不可欠になっています。それを支えるのがNTTファシリティーズであり、エネルギー×建築という点からグループに貢献している企業となっています。新卒11年目の男性社員に話を聞いてみました。キャリア新卒でNTTファシリティーズに入社。大学では建築系を専攻しており、研究内容が活かせる企業を中心に就職活動を進めていた。複数の部署異動を経て現在は設備マネジメントに関する仕事に取り組んでいる。この方は当初大学で学んだ建築分野の知識から、ディベロッパーと建築会社を中心に見ていたということでしたが、もっと広く企業を見るべきだったと述べていました。ひとくちに不動産業界といっても、以下の記事にあるようにそこには数多くのプレーヤーが関わっており、就職活動においてもっと早くからそれに気づくべきであったとのことでした。「うちはまさにそれを表したような企業だね。よく学生から事業内容について聞かれるけど、うちのやっていることは一言では表わすことはできない。電力会社・エネルギー会社・建築会社...、どれを取っても正しいと言えると思う。だからこそ、『絶対にこの仕事をやりたい』ではなく、色々見た結果うちを選んでくれた方がいいと思うよ。」という言葉が印象的でした。通信は「人と人をつなぐ」といったように興味が沸きそうな事業と言えるでしょうが、設備設計など裏方となる事業があって始めてそのビジネスが実現するのであり、その存在を認識したうえで企業を見ていくことが大切なのだと実感することができました。より詳細な「NTTファシリティーズの企業研究」に関しては、こちらをご覧ください。NTTファイナンス:主要8社ではないながらも近年グループでの存在感を増す最後に主要8社からは外れますがNTTファイナンスについて取り上げたいと思います。もともとはグループ内のリースビジネスを担う企業として誕生した同社ですが、ビリングサービスの開始以降、近年グループ内での役割が大きくなっている企業となっています。このことはNTTファイナンスの社員だけでなく、グループ他社の方の多くも同社の役割の拡大について言及されていました。例えばNTTドコモの携帯電話を使っていれば、料金明細の送付元がドコモではなくNTTファイナンスとなっていることに気づいたという方もいるのではないでしょうか。訪問人数:4名入社X年目(非公表)の男性社員に話を聞いてみました。キャリア新卒ではNTTコムウェアに入社、同社ではNTT東日本を顧客として営業担当として案件に携わっており、保守運用フェーズに異動したのちNTTファイナンスに出向。現在ではビリング事業部でグループの決済を一括化する事業に携わる。この方には事前にNTTコムウェアとNTTファイナンス両方のお話を伺うことを了承されてから対面しました。SIerから金融という分野が異なる企業への出向について何か障壁は無かったかについて尋ねたところ、真っ先に「ない」という回答が帰ってきました。その理由として「1.金融とITは今や切っても切り離せない関係にあること」「2.グループ内の異動のためそこまで移ったという感覚がないこと」の2点を挙げられていました。前者については、銀行のATMやクレジットカードの決済システム等はまさに金融の分野にITが携わっている例であり、IT企業で学んだスキルを活かせることは容易に想像できるでしょう。個人的には後者の理由の方が印象的でした。この方曰く、グループへの貢献の仕方が変わっただけであり、他へ移ったとしても自分がNTTグループの一員であることには変わりなく、逆に違った角度からNTTに携わることができて働くうえでもプラスになったとのことでした。私は出向についてなんとなくでマイナスイメージに考えていたため、それを見直すうえでもこの方のお話は大変参考になりました。より詳細な「NTTファイナンスの企業研究」に関しては、こちらをご覧ください。グループ他社の企業の社員へOB訪問する意義ここまでは、NTTグループの各企業へOB訪問したその内容について触れていきましたが、ではそもそもグループ内の他社にOB訪問をする意義とはどこにあるのでしょうか?例えば通信キャリア業界を志望しNTTドコモの選考を受けるのであれば、KDDIやソフトバンクの企業研究をするために、同業他社へOB訪問をするということはあるでしょう。しかし、例えば自分は金融志望だからNTTグループではNTTファイナンスしか受けないという姿勢はもったいない行為であり、一見興味がない場合でもグループ他社の社員にOB訪問してみることは有効であると考えています。実際に、NTTグループ内の他者にOB訪問するメリット(理由)としては、以下の4点が挙げられます。次のOBへ繋がりやすく効率性が高いグループ内での同業比較ができる志望動機に深みが出る(個企業をグループ全体の一員として捉えられる)自分が何を求めているのかわかる(グループの共通項が理解できる)理由1:次のOBへ繋がりやすく効率性が高いOB訪問をするうえで「そもそもどうOBを探すのか」という段階を障壁に感じてしまっているという方もいるのではないでしょうか。確かに1人目については徹底解説!OB訪問のやり方・流れ・メリットに掲載されているような方法も参考に探していく必要があるでしょうが、同じ企業に複数名OB訪問する場合は前の社員に次の社員を紹介してもらう形で繋げることができます。グループ企業であれば仕事上で関わる機会が多いため、これと近い形でOBの連鎖を作りやすいと言えるでしょう。また、先述の社員のように出向されている場合は複数のグループ企業の話を同時に聞くことができるというメリットがあります(もちろん以前の所属企業について尋ねることに失礼がないか確認することが前提ですが)。これは、例えばNTTドコモの社員からソフトバンクの社員の紹介をいただくといった同業で繋がりを作ろことよりも実現可能性が高く、OBを「見つける」という無駄な時間を削減できることから効率性が高い選択であるとまとめることができます。理由2:グループ内での同業比較ができるグループ内の企業では似たような事業を行っていることが多く、両者へOB訪問することは「なぜその企業でなければダメなのか」に説得力を持たせるうえで有効的であると言えます。NTTグループでは今回挙げたようにNTTデータとNTTコムウェアが同じSIer企業として存在していますが、例えば他にもMUFGグループで考えると三菱UFJリースと三菱オートリースなどが同業他社として挙げられるでしょう。グループと関係ない企業での同業比較でも同じように、ビジネスモデルが類似した企業での差別化にOB訪問はかなり有効な手段であると考えます。単なる世間の人気度から優劣として判断するのではなく、実際に働く社員の声を聞いてから判断することは自身のキャリアを考えるうえで大切であると言えます。参考:「同業の中でもなぜうちの会社か?」という質問に驚くほど簡単に答える三つのアプローチ→OB訪問で出会った人を理由に同業他社比較をすることは志望動機作成の上でも非常に有効です。参考記事では、実際の内定者の回答例を用いながら同業他社比較の方法について紹介していますので参考にしてみてください。理由3:志望動機に深みが出る(個企業をグループ全体の一員として捉えられる)個人的にはこれが一番重要ではないのかと考えています。グループ企業では採用活動の場においても、人事が「グループの強み」を前面に打ち出すことが多い印象があります。<みずほ>は社会的使命を果たすため、銀行・信託・証券、アセットマネジメント会社、シンクタンクなどのあらゆるグループの機能が一体となって総力を発揮し、お客さまのあらゆるニーズに最大限応えていくOneMIZUHO戦略を推進。さらに”お客さま第一”を徹底し、「総合金融コンサルティンググループ」へと進化するため、顧客セグメント別カンパニー制を導入し、最高の金融サービスを迅速に提供できる体制へと進化している。参考:みずほフィナンシャルグループ新卒採用情報サイト上記はみずほフィナンシャルグループの新卒採用サイトの冒頭文ですが、金融という商材においてグループの連携を活かしてお客のニーズに応えた柔軟な対応ができることを強みとして示しているようです。一般に、会社をグループ化するメリットには、拡大に伴うリスク回避・経営スピードの向上など複数ありますが、各事業の強みを活かした幅広い提案ができることは一つの魅力でしょう。特にグループに同業他社がある場合は業績を取り合っているのではと考えてしまうこともあるかもしれませんが、NTTファイナンスの社員が述べていたように、社員の多くは自分がグループ内の一員であることを自覚し、自分や自分の所属する企業がグループ全体に対してどのように貢献しているのかを念頭に置いているケースは多いと考えられます。グループ内の複数の企業にOB訪問することは、各企業のグループでの位置づけや役割を理解することに繋がり、広い視野で見た深みのある志望動機を構築することができるのではないでしょうか。以下のみずほ証券のESのように「グループ企業であること」を同業比較の理由付けとして挙げる場合でも、グループで「その企業しか知らない」という状況よりも、「他の企業の社員にもOB訪問した結果御社を志望している」と述べる方が格段に説得力が高まると言えるでしょう。また、各企業をフラットに比較することができるため、変に媚びを売ることなく企業選びの軸に基づいた評価される志望動機を述べることにも繋がります。この点からも、「興味がないからグループではこの企業しか見ない」という姿勢はやや危険なものであると考えることができます。私は人や企業を支えることによって社会を豊かにできるような仕事をしたいと思っております。そこで私は証券業務を通じてお客様の資産運用の提案・営業をし、お客様の人生に関わり喜びを分かち合えるような仕事がしたいと思いました。貴社は「OneMIZUHO」のスローガンを掲げていらっしゃる銀行・証券・信託が一体となったグループの総合証券会社でいらっしゃいます。私はそのグループ間の連携を活かし、他の証券会社にはできない多方面からの提案でお客様の期待・ニーズを越えるサービスの提供をしたいと思いました。そのため貴社を志望させていただきました。参考:エントリーシート(総合職)参考:媚を売るのは辞めよう!「御社じゃなくてもいいんです」というのが最高の志望動機→上記のようなOB訪問などで企業比較を行えていない学生は第一志望企業に媚を売ったような志望動機を作成しがちな傾向があります。しかし、この志望動機はほとんど評価されません。参考記事では、評価されない志望動機例や、「ウチが第一志望?」と聞かれた際の答え方などをまとめています。理由4:自分が何を求めているのかわかる(グループの共通項が理解できる)こちらはNTTグループの場合でやや個人的な感想に近いものになってしまいますが、グループ内での複数のOB訪問は、「自分が企業に何を求めているか」を考えるきっかけになるのではないかと考えています。もちろんこれはグループ内でなくてもOB訪問の企業数を重ねることで得られていくものではありますが、グループ企業ではある程度共通した社風や理念を持っているケースが多く、それを自分がどう解釈するかは考えるべきことであると言えます。例えば、世間の多くでは「NTTはホワイトだ」という認識が広まっていますが、一口に「ホワイト」といっても(ある程度世間的な共通認識があるにせよ)その定義は個人によって異なり、グループ内でも「ホワイトさ」が異なっていると私は感じました。複数のグループ企業を比較していく中で、自分の考える「ホワイト企業」とは何か、企業から「与えられる」もの以外の内容も含めて明確化していくことに繋がりました。ちなみに三菱と名のつく企業へ数多くのOB訪問を重ねた友人は「組織の三菱」という言葉について、「組織」という言葉の考え方が各企業の社員ごとに大きく異なり、それを比較することで自分なりの定義が浮かび上がってきたと述べていました。すなわち、企業選びの軸に沿って業界や企業を絞っていくだけでなく、逆に複数の企業を見ることが自分の企業選びの見直すきっかけとなると言えるのではないでしょうか。このことは、先述した志望動機の構築にも役立てることができると言えるでしょう。最後に今や世間では業界本やネット上の掲示板などで就職活動に関する情報がありふれていますが、そんな時代だからこそOB訪問を通してリアルな声を集めていくことが他の就活生との差別化に繋がるのではないかと考えています。今回はNTTグループについて扱いましたが、他のグループ企業でも今回の考え方は応用が利くものであると思っています。興味がないのであれば、実際に社員に話を聞いてから選考への参加を取り下げればいいのであり、何も行動せずに切り捨ててしまうのは良い判断とは言えないでしょう。この件も含め、本記事がグループ企業志望の方を始め一人でも多くの就活生の参考となれば幸いです。最後に、"NTTグループに関するunistyleの記事・NTTグループ各社の企業研究ページ"を掲載しておきますので、こちらも併せてご覧ください。NTTグループの関連記事各社の企業研究ページNTT東日本の企業研究ページはこちらNTTデータの企業研究ページはこちらNTTコミュニケーションズの企業研究ページはこちらNTTドコモの企業研究ページはこちらNTTコムウェアの企業研究ページはこちらNTT西日本の企業研究ページはこちらNTT都市開発の企業研究ページはこちらNTTファシリティーズの企業研究ページはこちら 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