就職活動の結果に納得できない学生がやるべきこと

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最終更新日:2023年11月01日

就職活動の結果に納得できない学生がやるべきこと

本選考とインターンの締め切り情報

はじめに

初めまして。私は19卒で就活をし、現在は社会人として働いています。

私は就活当時、複数の企業から内定は頂けたものの、第一志望の業界の内定を獲得することはできませんでした。

現在の就職先に就職しても本当に良いのか、いつまで就職活動を続けるべきなのか、今後の自分自身のキャリアについて非常に悩んでいました。

この記事では内定は獲得したものの、自分自身の就職活動にまだ納得のできていない学生が、①今すぐ考えるべきこと、②これから取りうる選択肢について整理しようと思います。

あくまでも私の個人的な考えを述べたものなので、1つの意見としてご覧ください。自分と同じような悩みを抱える学生の方の参考となれば幸いです。

なお、納得のいく就職先を見つけたいという就活生は、就職エージェントneoの利用も検討してみると良いと思います。

アドバイザーが要望に合わせた企業の提案や自己分析、企業研究などをサポートしてくれ、客観的にアドバイスがもらえるため、希望に合った就職先に出会えるかもしれません。

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1. まずは「譲れない軸」を明確にすること 

まずは、企業に入社するにあたっての「譲れない軸」を明確化する必要があると思います。

選考の場面で、最初から最後まで自分の本音を話すことができた就活生の方は少ないと思います。

私自身の就職活動を振り返ってみても、「ありのままの姿」で面接に臨もうと意識しながらも、選考の通過率を上げるために、どうしても志望動機を企業に寄せてしまう場面が何度もありました。こうした経験を繰り返すうちに、就職活動において自分が「本当に大切にしたいもの」を見失いそうになることも多々ありました。

そこで私は、自分自身の企業選択における条件を明確化することを目的に、自己分析のやり直しを始めました。

企業から評価されることを意識せずに、「自分はどのような存在になりたいのか」「そのために必要なものは何か」といったことについて、自分の思ったことをまとめています。

私の場合は、「変化する環境の中でも安定したキャリアを歩みたい」との思いから、「汎用性の高いスキルを身につけられること」「ある程度の年収が保証されていること」を軸としていました。

第一志望であった総合商社の内定を頂くことはできませんでしたが、内定を頂いたコンサルティング企業やIT企業でもこの条件は満たしているかもしれないと思うようになりました。

私の場合は、先ほどの企業選びの軸をより細分化させて、以下のような表を作成しました。

このような表を埋めながら、本命だった企業・内定を獲得した企業が、1つ1つの条件をどれだけ満たしていたのかについて整理していきました。

実際に自分で作成する場合には、「何歳までに企業の経営に携わりたいのか」「初任給はいくら欲しいのか」といったより詳細な条件を設定していくことをオススメします。

また、この表における「成長機会の多さ」は個人の適性・仕事に対する態度によっても変化するものであることは念頭に置かなければなりません。加えて、上記の表の◎・○・△の評価は、あくまでも私の主観に基づいたものに過ぎません。捉え方は人によって異なるでしょう。

上記の表を踏まえて、とりあえず内定先の企業から自分にとっての最善な選択肢がどこであるかを考えてみました。

この選択の難しい部分は、個人によってそれぞれの条件の重みが異なることです。単純に◎・○・△の記号の数を点数化して最も点数の高い企業を選べば良いというものではありません。どの内定先にも一長一短があることが難しいところです。

私の場合は「経営に関わる機会」を最重要視する一方で、「もしもの場合に備えて一定の給与も欲しい」と思っていたため、この中であればコンサルティング企業A社に入社しようと考えていました。

以下の記事にもある通り、自己分析は企業から内定を獲得するための手段として活用されることが多いです。
それ自体は間違いではないのですが、自己分析の本質は「納得の行くキャリア選択のために自分自身の傾向を把握すること」にあり、内定獲得後も継続して行うべきものであると考えています。

就職活動が落ち着いてきた段階で改めて自己分析を行なうことで、自分の考え方の変化に気が付くことがあるかもしれません。

2. これから取りうる選択肢について考える

自己分析を行った結果、現在の内定先の企業では「譲れない軸」を満たせないことを確信した方もいると思います。また、現在の内定先でも条件はある程度満たしているものの、条件をより満たした他の企業に惹かれている方もいると思います。

そんな時に私たちが取りうる選択肢としては、以下の3つがあると考えられます。

A:現在の内定先に入社してみる
B:就職活動を継続する
C:既卒として就職活動を仕切り直す

現在の内定先に入社してみる

1つ目の選択肢は、現在の内定先に入社することです。

就業経験のない学生の立場と、実際に企業で働く社員の方の立場では、仕事に対する捉え方は多かれ少なかれ異なってくるでしょう。そのため、内定先の企業に入社して、実際に働いてみることで、今の仕事の楽しさを見つけられる可能性があります。現在の内定先の業務に対して面白みを感じる部分があるのであれば、入社してみるのも選択肢の1つでしょう。

また近年では終身雇用・年功序列を前提とした従来の雇用制度が限界を迎えたことにより、転職が以前よりも一般的なものになっています。厚生労働省が実施した労働力調査によると、2013年度には287万人だった転職者数が2017年度には311万人にまで増加しています。

内定先の企業でスキルや経験を身につけてから、転職によるキャリアアップを目指すという選択肢も考えてみても良いかもしれません。

しかしながら、業界・業種によって転職の求人数や難易度が大きく異なることには注意する必要があります。

もしも転職を見据えて企業に入社するのであれば、自分が本当に行きたかった業界には内定先の企業から転職することができるのか、自分の入社する企業からはどのような業界に転職する人が多いのか、事前に調べる必要があるでしょう。

就職活動を継続する

2つ目は、就職活動を継続することです。

経団連に所属している多くの企業では、3月から採用活動を始め、6月から内定を出し始めます。

しかし、中には6月の選考を受けることの出来なかった学生を対象に夏季選考を実施する企業や、IT企業・外資系企業を中心に通年採用を実施する企業も多数存在しています。6月の本選考に比べると求人数は減っており、狭き門であることに間違いはありません。

とはいえ、就活スケジュールには個人差があるため、早く終えることが必ずしも良いことは限りません。少しでも興味のある企業があるのであれば、積極的に受けるべきでしょう。

既卒として就職活動を仕切り直す

3つ目は、既卒生として就職活動を仕切り直すことです。

大学を留年して就職活動に再挑戦する方法(就職留年)と、大学を卒業してから就職活動に再挑戦する方法(就職浪人)が存在しています。また学業に真剣に取り組んできた方であれば、大学院に進学して2年後に就職活動に再挑戦する方法もあります。

その人の就職活動に対する打ち込み具合にもよりますが、今年の経験を来年度の就職活動に生かすことができます。また、残された時間を実績作りのために活用することが可能です。

その一方で、金銭面での負担が大きいというデメリットがあります。就職留年をするためには、大学の1年分の学費と生活費を合わせた費用が必要になります。また、就職活動をやり直したからといって、必ずしも本命企業の内定を獲得できるとは限りません。

志望していた企業の内定を獲得できなかった理由をしっかりと洗い出し、しかるべき対策を立てなければ、昨年に内定を獲得した企業の選考にも落ちる可能性があります。

また、現段階で卒業を伸ばすことに迷っている場合でも、本選考の解禁が早い企業であれば今年度内に内定を獲得することが可能なので、とりあえず受けてみても良いでしょう。

最後に

参考になりましたでしょうか。

私の場合は、現在の就職先でも「当初の自分がやりたかったこと」はある程度実現できるため、当時、就職留年は考えてませんでした。また、社会人になってから自分の「やりたいこと」が変化する可能性もあるので、現在働いている企業に入社することに対しても前向きでした。

その一方で、もっと自分の条件に適う企業があるのではないかと思うところもあり、その後も少し就職活動を続けました。

私はこれまでに何度も「就職活動に正解はない」という言葉を聞いてきましたが、これは本当に間違っていないと考えています。慎重な性格の私の場合は、例えどの業界の内定を獲得していたとしても、何かしらの後悔が残っていたのだろうと考えています。

だからこそ、自分の選んだ選択に対して「これが正解だ」と胸を張って言えるようになる必要があるのでしょう。

つまり、「自分自身で納得のできる選択をすること」が大切だと考えています。そのためにも、どんな決断を下すとしても、「周囲の声に左右されずに自分で判断を下すこと」「悩んでいる時間があればとにかく行動すること」を大切にしたいものです。

この記事が、自分と同じように就職活動の結果にしっくりこない学生の役に立てば幸いです。

参考:就職留年を考える人に贈る5つのアドバイス
本記事では、就職の結果に満足できず、就職留年をしようかと考えている人向けにアドバイスをまとめています。就職留年はもちろんデメリットもありますが、伸びしろがあればそのデメリットを取り除き、良い結果を得ることができます。
参考:最初の勤め先で人生は決まらない〜納得のいく就職活動を行うために〜
本記事では、最初の勤め先が人生を決めるわけではなく、その後の行動が重要だということを解説しています。自身が希望している企業に入れなくても、決して就活は失敗ではありません。
参考:【締切日時順】6月からでもエントリー出来る大手企業一覧
本記事では、6月からでもエントリー可能な大手企業を締め切り順にまとめています。まだ就活を続けようと考えている方は、こちらの記事に載っている企業にエントリーしてみるといいでしょう。

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書評 奥山真司 『世界を変えたいなら一度"武器"を捨ててしまおう』 書評 奥山真司 『世界を変えたいなら一度"武器"を捨ててしまおう』 はじめまして。現在大学3年生で15卒就活を行う予定のIです。今回は就職活動をする上でも重要になるであろう「戦略」について書かれた書籍を紹介します。世界を舞台に活躍したいと考えている方にはそのための戦略的思考の基本を身につける事のできるのではないでしょうか。地政学の側面から「戦略」や「世界観」を持つことの重要性について書かれており、いわゆる自己啓発本の類に興味のない方にもオススメです。奥山真司『世界を変えたいなら一度"武器"を捨ててしまおう』世界を変えたいなら一度"武器"を捨ててしまおう私がこの本を読むきっかけはジャーナリストで評論家の佐々木俊尚氏がご自身のメールマガジンの中でこの書籍を紹介、高評価されていたからです。まず、本屋にズラリと並べられた種々の自己啓発本とこの本がどのように異なるかというと、前者は小手先のスキルや、心構えなどの精神論についてだらだらと書かれているものが殆どであるのに対し、本書ではそのような技術レベルの武器ではなく「世界観」レベルの強力な武器を身につけることを推奨しています。実際、私の周りの学生という非常に狭い世界で考えてみても、就職活動に成功している人と苦労している人との間にスキルや取得した資格の大きな差は見受けられません。そして私がこの本を読んで感じたのは「ビジョンの有無」が両者を分け隔てているのではないかということです。何気ない会話をしていても、早々と就職先が決まった友人の話には「芯」のようなものがあり、一貫性を感じます。逆に言うと、うまくいっていない人たちにはそのようなものがなく、ただ漠然と就活を行っているが故に苦労しているのではないでしょうか。これは私自身にも当てはまることですが、就活の為や周りがやっているからという理由で簿記やTOEICなどの資格取得になんとなく取り組む方が多いと思います。そんな方には一度立ち止まって考える絶好の機会になるはずです。自らのビジョンについて頭を使って考える契機を与えてくれる書籍だと思います。是非手にとってみてください。photobyShawnNystrand 13,278 views
20・30代で役員以上にのぼりつめた人達から考える、学生時代にすべきこと 20・30代で役員以上にのぼりつめた人達から考える、学生時代にすべきこと 学生の中には、将来は「出世したい」「起業したい」そんな風に考えている方も多いと思います。実際に起業したり、若くして役員などのポストについたりしている方の中には、学生時代にインターン生として企業の経営陣と近いところで働いていた方も多いようです。そこで、まず学生時代にベンチャー起業でインターンをし、起業して社長を務めたり、取締役として活躍していたりする方達を紹介いたします。学生時代にインターンを経験し、若くして役員以上のポストについた方達中村義之氏株式会社みんなのウェディング取締役学生時代にEC運営企業におけるインターンシップでモバイル店舗の運営・立ち上げ等を経験。2008年株式会社ディー・エヌ・エー入社。ECアドバイザー職を経て、みんなのウェディングの立ち上げメンバーとして事業運営全般に携わる。2010年10月株式会社みんなのウェディング取締役就任。筑波大学卒業。2014年10月辞任。小出悠人氏株式会社U-NOTE代表取締役上智大学入学後、海外インターンを運営するNPO法人にて専務理事を務める。営業成績では全国1600人中1位の成果をあげ、60人以上の組織での事業運営統括も行う。その後、ITベンチャー企業2社でのインターンを経て、2011年10月、U-NOTEを企画。インキュベイトキャンプ2nd投資採択やKDDI∞Labo第二期参加企業「クリエイティブ賞」、GraphhackシードbyGMOVol.2「最優秀賞」など受賞。2012年6月に株式会社U-NOTEを創業し、同年翌月にU-NOTEをリリース。http://www.bb-relife.jp/interview/vol0424.html佐々木翔平氏株式会社クラウドワークス取締役明治大学経営学部卒、大学3年より株式会社アエリア(JASDAQ上場企業)にてインターン生として財務・経営企画を担当。入社後、国内外のM&A、投資案件を担当するとともにグループ会社数社の取締役に就任。その後、アエリアの子会社であった株式会社アクワイアのCFOとして、管理部門を統括し、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社への売却を行った他、数社のベンチャー企業のコンサルティングなども手がける。2011年株式会社クラウドワークス設立、執行役員に就任。2012年11月取締役に就任。https://crowdworks.co.jp/company#officers松永悠希氏株式会社ギブリー執行役員1983年10月5日生まれ、佐賀県神埼市出身。学生時代、数ヶ国での留学・インターン経験から「海外」と「人の生き方」に興味を持つ。2007年エグゼクティブ層人材紹介企業に設立1年半の時に参画。主にキャリアコンサルタントとして従事。業務の標準化、組織化も行う。2012年ギブリー参画。海外展開を見据えた「人が成長するためのプラットフォーム創り」に情熱を注ぐ。岩槻知秀氏レバレジーズ株式会社代表取締役大学1年時からIT企業にて経験を積む。携帯コンテンツ開発の株式会社インデックスでの2年半のインターン経験後、オープン系システム会社の設立から関わり、要職を担当後退社。大学卒業後、レバレジーズ株式会社を設立。http://www.bb-relife.jp/interview/vol0296.html斎藤亮介氏株式会社ホワイトプラス取締役1984年東京都生まれ。2007年慶應義塾大学経済学部卒業。学生時代に完全歩合制の訪問営業を経験後、株式会社オプトにて法人営業を経験。その後、ベンチャー立上げに参画。大学卒業前にシリコンバレーに行き、現地の起業家やベンチャー企業を訪問し、帰国後に設立3年目のベンチャー企業に就職。WEBプロモーションの法人営業、大手金融機関のWEBコンサルティング、事業部の再建を経て、2009年7月に株式会社ホワイトプラス設立。http://www.wh-plus.com/member/marketer2/​l吉田一寛氏株式会社リバネス常務取締役東京大学工学部システム創成学科卒。現在、立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科博士前期課程に社会人学生として在籍。学部3年時よりリバネスのインターンシップに関わりはじめ、2007年に地元である関西地域に異動。以来、西日本拠点の立ち上げに取り組み、現在も大阪を拠点に西日本地域での全事業を統括。http://lne.st/staff/学生時代に何をすべきか将来は早期から社長・役員として活躍したい方にとっては、長期インターンに参加するのは近道の一つと言えるでしょう。というのも①若いうちから人の上に立つために、仕事とは何かということを早めに理解することができる②ビジネスの素養がすでに身についており、入社してすぐに研修の必要のないほどの即戦力として働くことができるからです。以下では将来出世・起業したい方にぜひお勧めのインターンを紹介いたします。エッセンス株式会社人材紹介事業の営業から新規事業・戦略の立案/推進などをお手伝いいただきます。リクルートのエースコンサルタントだった方や、電通の元役員だった方など実力のあるメンバーが揃っており、インターン生の裁量も大きく、成長の機会が沢山あります。優れた経営者の近いところで働く経験は、将来に必ず役立つはずです。株式会社ガイアックス新規サービス企画はもちろんのこと、新規開拓営業や販売促進の企画、代理店チャネルの開拓、セミナーやプレス発表などの広報PR、そして戦略的提携や買収業務全般に携わっていただきます。事業を立ち上げる上で必要な戦略立案や、営業力等の実務を体系的に習得できます。株式会社gooyaAdweb広告全般に対するコンサルティング営業に関わっていきながら、新規事業立案や新規Webサイトの制作等の業務を行って頂きます。成果報酬型の厳しい環境下に身を置き、web広告業界における事業立案のノウハウを身をもって実感することは、将来起業するに当たり、大きな糧になるはずです。早期からベンチャー企業で本物の「ビジネス」を体感し、自身のスキルや能力を高めてみてください。photobyrubixcom 27,736 views
日揮、新日鐵、SMBCなど、選考に直結説明会を開催する大企業まとめ 日揮、新日鐵、SMBCなど、選考に直結説明会を開催する大企業まとめ 「説明会どれだけ行かなきゃダメなの・・・採用と関係あるかもわからないのに・・・」と困惑し、途方に暮れている就活生も多いのではないでしょうか?手当たり次第有名な企業の説明会に行って、別に知りたくもないどうでもいい質問を無理矢理考え、それを社員の方に伺い、「これが就活だ」と自分自身を納得させる毎日・・・筆者もそうでした。無数の説明会に参加することで、逆に就活に対するモチベーションが下がっていくことさえありました。リクスーを着るだけで吐き気がすることもしばしば。さらには、連日の就活の疲れで、説明会中の睡眠や遅刻、無断欠席を繰り返す始末。皆さんもこのような経験はありませんか?就活生の皆様であれば共感していただけるのではないでしょうか?多くの学生がこの状態に陥っている原因としては、「志望企業や業種が絞りきれていない」や「周りが熱心に説明会に参加している中で参加しないという選択は恐すぎる・・・」、「とりあえず説明会に行っておけば安心感を得ることができる」などがあると思います。確かにそうですよね。でも、説明会に奔走するばかり、OBOG訪問はゼロ、エントリーシートは締切ギリギリ、自己分析も不十分、テストセンターの勉強も全然やってない・・・なんて状況にはなっていませんか?私の友人は説明会に参加しながら、トイレにこもって持ち込んだPCでエントリーシートを書いていました。また、説明会に参加しながら手元のSPIの参考書を必死に解いている友人もいました。効率も悪いような気がしますし、説明会に参加している意味もわかりませんよね。「説明会に参加しなくてはいけない」という脅迫観念にとらわれて、就職活動の本質を見失っていると思います。説明会はその企業の理解を深め、自分のやりたいことをみつけ、志望動機をブラッシュアップするためにあるのです。「なんとなく参加すること」が目的になっている説明会では、得れるものはほとんどありません。今回の記事で、このような就活生の悩みを少しでも解消できれば嬉しいです。説明会に参加しておくべき大手企業説明会には大きく分けて2つのタイプが存在します。選考に影響を及ぼすものと、全く影響を及ぼさないものです。就活生であれば、前者には絶対に参加したいはずですよね。このような企業の説明会にピンポイントで参加できれば、手当たり次第無数の説明会に参加することに比べて、モチベーションを高く保つことができ、効率よく就活を進めることができるはずです。就職活動において説明会と言いながら、その参加によって本選考やリクルーター面接がスタートする大手企業があります。また、説明会に参加した「数」を考慮する企業さえあるようです。今回は15卒の私が、その経験から参加した方がいい大手企業説明会についてピックアップし、紹介したいと思います。これさえ知れば、就活がさらに効率的になるでしょう。自己分析や筆記対策、エントリーシート作成にもっと時間を割くことができます。(年度や採用方針の変更によって大きく変化する恐れもあるので、すべてを鵜呑みにしないでください)参加後選考・リクルータースタート型→説明会に参加しなければ、選考やリクルーター面接という次のステップに進めないと思われる企業(日揮に関しては常に説明会が満席のため、こまめなチェックが求められます。TOYOTAは大学別の説明会が重要という噂)。・日揮(プラント)・千代田化工建設(プラント)・新日鐵住金(鉄鋼)・新日鉄住金エンジニアリング(建設)・TOYOTA(自動車)・野村アセットマネジメント(金融)・大和アセットマネジメント(金融)・三菱倉庫(倉庫)・住友倉庫(倉庫)・三井石油開発(石油)・三井海洋開発(建設)・コマツ(重機)・旭化成(素材、医薬)・三井住友銀行(銀行)・三井住友信託銀行(銀行)・キーエンス(精密機械)などスタンプラリー型→説明会やOBOG訪問の数が選考で重視されるとの情報。志望者はできるだけ多くのイベントに参加し、OBOG訪問をこなした方がいいでしょう。・みずほ銀行(銀行)などES通過者必須参加説明会型→エントリーシート通過後、通過者のみの参加必須の説明会が開催されます。(エントリーシート通過前に通常の説明会もあります)・旭硝子(素材)・キューピー(食品)・富士フイルム(精密化学)・SMBC日興証券(証券)などインターン参加者優遇型→外資、金融全般にいえます。インターン参加によって本選考で優遇を得られることがあるようです。これらの業種に関して、インターンに参加して損をするということはないでしょう。・東京海上日動(保険)・三井住友銀行(銀行)など最後に筆者は数多くの企業の説明会に参加し、OBOG訪問も行いました。しかし、その多くは本選考とは関係ない印象を受けました。ただ、最終面接が近づいてくると、面接官側の資料に参加した説明会についての記載がある場合や、「OBOG訪問はしましたか?したのであれば、訪問した社員の部署と名前を教えてください」という質問が増えました。また、推測ではありますが、書類選考の際、説明会等の参加の有無をチェックしている場合も考えられます。そのため、お金と時間、体力に余裕があるのであれば、積極的に説明会等に参加しておく方がいいかもしれません。一部の企業は、説明会参加やOBOG訪問で学生の「熱意」や「本気度」を測っていると考えられるためです。しかし、これらの行動が採用or不採用を決める決定的な要因にはならないので、就活生は「無理してでも説明会に行かなくてはいけない」という根拠のない思い込みは捨て去った方がいいと思います。自分の無理のない範囲で、興味のある企業の説明会に参加することが理想の形です。手当たり次第行けばいいというものではありません。筆者も幾度も企業の説明会に足を運びましたが、実際内定を頂いたいくつかの企業の中で「説明会に参加した企業」はたった1つだけでした。人生はそんなものです。あまり深く考えすぎないようにしましょう。行きたいと思える企業の説明会に、気軽に参加すればいいのです。ただ、上記の企業に関しては、説明会参加が選考へのエントリーとして必須である場合があるので注意してください。こういった情報を上手く活用して、効率よく、高いモチベーションで就職活動本番に臨みましょう!photobySholeh 36,443 views

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