unistyle

MENU

更新情報2018/08/31(金)内容を更新しました!

【20卒必見】19卒内定者が教えるアウトプットを前提とした自己分析法|「結果」より「過程」重視の自己分析を

10090 views

【20卒必見】19卒内定者が教えるアウトプットを前提とした自己分析法|「結果」より「過程」重視の自己分析を

最終更新日:2018年08月31日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

初めまして。19卒の就活生です。

今回は、私自身の就活を振り返り、20卒の学生の皆様に向けて、僭越ながら私自身が行った自己分析についてご紹介させて頂きます。アドバイスなどという大それたことをするつもりはありませんので、一就活生の体験記と捉えて、ご覧頂ければ幸いです。あくまで、n=1の私自身の主観に基づいた記事に他ならないため、その点は前もってご了承ください。

ちなみに私の就活状況としては、面接解禁の6月1日以前に外資生損保、シンクタンク、メガベンチャー等々、数社から内々定を頂きました。

ここで、私のプロフィールを紹介させて頂くと、学歴はいわゆるマーチレベル、TOEICや資格は持っておらず、留学等の経験もありません。他人と特段変わった経験をしてきたということもありません。ただ一つ言えるとするならば、自己理解を十分に深めた上で本選考に臨んだということです。

そんな一般的な大学生活を送ってきた私がどのように就職活動を行い、複数企業から内々定をもらうことができたのか記述していきたいと思います。

その中でも今回は、多くの学生が悩むであろう自己分析について、私がどのように行ってきたのかご紹介していきたいと思います。

自己分析の方法論については、unistyle上の「【内定に繋がる自己分析の7ステップ】就活における自己分析のやり方・方法とは」の記事をご参照ください。

当記事では、自己分析の方法論を解説するのではなく、どのように私自身が自己分析を行ってきたのかを経験ベースで記述していきます。

【本記事のアウトライン】
・自己分析は自身を売り込むための前準備
・自己分析は「結果」ではなく「過程」を掘り下げるもの
・アウトプット(面接)を想定したインプット(自己分析)をすべき
・面接での想定質問を作成することで自己分析の方向性は見えてくる

1.そもそも自己分析とは?

これから就職活動を始める皆さんは、大学の先輩から、社員から、キャリセンの職員から、今後念仏のように言われ続けるでしょう。

「自己分析は大切」と。

ただ、自己分析といっても何をやればいいのか、そもそも自己分析とはなんなのか、皆さんは本屋で自己分析の本を手に取って目を通すかと思いますが、いまいちピンとこないと思います。私自身がまさしくそうでした。

ここに、一点就職活動における大きな問題があると考えます。

それは、「就職活動において自己分析はやらなければならないもの」という考えが先行していることです。

自己分析の目的、意図が明確にならない限り、なんとなくそれっぽく自己分析した気になって、面接で大失敗ということにもなりかねません。私も自己分析の意図を理解せず、自己分析が不十分なまま臨んだベンチャーのインターンシップ面接では、冷や汗ダラダラ、言葉に詰まり沈黙の時間が数十秒続く等、散々な状態で見事に砕け散りました。

では、自己分析はなんのためにやるのでしょうか。

それは、ずばり「自身の思考の癖や傾向を伝えることで、自分という人間を知ってもらうため」であると私は考えます。

もちろん「【内定に繋がる自己分析の7ステップ】就活における自己分析のやり方・方法とは」で述べてあるように、「内定獲得のため」でもあるのですが、就職活動におけるゴールはただ内定を獲得することにあるのではなく、「自身が納得し活躍できるであろう企業の内定獲得」こそが重要であると考えているため、私は自己分析の目的をこのように捉えています。

そのためには、これまでの経験を整理し、その時々で自分がどのようなことを考えていたのか、それらが今の自分にどのような影響を与えているのかを明確にしておく必要があります。

面接は自分という商材を売り込むものだ!という意見がありますが、これはあながち間違いではないと思っています。

自分を知らずして、自分という商材を相手に売り込むことは不可能でしょう。皆さんも自社製品についてまともに説明することもできないセールスマンから商品を買いたくはないと思います。

つまり、自己分析は、過去を懐かしむためでも、自分を大きく見せるためでも、他人と比べるものでもなく、正しく自己理解し、自身の適正や価値観を明確にするために行うべきものだといえるでしょう。

2.私の自己分析

ここからが本題です。私自身がどのような自己分析を行ってきたのかを時系列に振り返っていこうと思います。

ここでは、私自身の体験及びその反省点を元に自己分析で気をつけるべきチェックポイントを提示していきます。また、前述したように自己分析の方法論について知りたいという方は、unistyle上の「【内定に繋がる自己分析の7ステップ】就活における自己分析のやり方・方法とは」の記事をご参照ください。

①就活序盤(6月〜9月)

私は日系大手を志望していたため、多くの学生がサマーインターンへの参加を考える6月頃から就職活動を始めました。

まず、ここでぶつかるのが「ガクチカ」と「自己PR」の2大頻出設問です。インターンでは、志望動機と併せてこの2つに関しても往々にして問われます。

この頃、私はもっぱら自己流でガクチカや自己PRを作成していました。自己分析に関しても本を買ってやることもなく、ESという形に書き起こすことで、整理をしていました。

もっとも、この頃の私はエピソードの大小やインパクトこそが何よりも重要であるとの勘違いをしており、とにかく何か使えそうなエピソードはないかと探すことに終始していました。

そのため、既存のガクチカを掘り下げて考えるようなことは一切していませんでした。当然、面接で「なぜその活動に取り組んだのか?」や「そこで大変だったことは?」等の深堀りがなされると答えられないような場面もしばしばありました。

《就職活動初期の陥りがちな勘違い》
・自己分析は過去の「凄い」エピソードを掘り起こすもの
・エピソードの大小、成し遂げたことの大きさこそが面接官の評価ポイントである

続いて、私が就活序盤に作成したES(ガクチカ)を元に、就活初期の私の勘違いについて見てみましょう。

大学祭実行委員会の協賛担当として過去最高数の協賛獲得に取り組んだ。協賛グループのリーダーとして10人のメンバーを率いて活動を行った。チームを率いる中で、問題となったのがメンバー間の意識格差だ。私を含む数人は目標達成のため、例年の協賛方法の見直し等を積極的に提案したが、多くのメンバーは例年の方法を踏襲すれば良いと考えていた。私はこの意識の差は現状認識の差にあると考えた。そこで、我々の大学祭が他大学と比べてどのような状況下に置かれているかを分かりやすくメンバーに説明したり、ミーティングを開き協賛活動の進捗をお互い報告したり、チーム内での情報共有をこまめに行った。それにより、目標達成のために自分が何をすべきかを全員が考えるようになり、効率的に協賛活動を行うことができた。結果、過去最高数の200社の協賛獲得に繋がった。この経験から、メンバー間の情報共有の重要性を再認識することができた。(394字)

上記が、私が就活序盤に自己流で作成したガクチカになります。本選考でこのレベルのESを書いてしまうと8割方落とされてしまうでしょう。

では、どこがダメなのでしょうか。

細かい点を指摘し始めるとキリがないため、最も改善すべき点を1点挙げるとすると

書き手の人柄が見えてこない

点です。

このESは、多くの学生が書きがちな「みんなの意見を調整し、凄いことを成し遂げた系」の典型的なESです。

就活初期の私を含め、とりあえずビックワードを使って曖昧に記述する学生が散見されます。意見調整系のESが悪いとは言いませんが、書き手の人となりが見えてこない場合が多いです。「丁寧に説明」したり、「ミーティング」を行ったりすることは、チームメンバー全員の意識改革、意見調整する云々以前に、チームとして動く上で当然必要なことです。それらをわざわざ記述しても書き手の人柄は読み手に対して全く伝わりません。

このESでいうと、採用担当者が知りたいのは、「チームメンバーをまとめた」ことではなく、「どのようにチームメンバーをまとめたか」という点だということを認識する必要があります。その過程にこそ、あなたの人柄や強みが垣間見えるはずであり、企業側はそこを知りたがっているといえます。

「メンバーの意識改革」に取り組んだのであれば、そもそもどのような点に問題意識を持ち、その解決のためにどのような目標を立て、その目標に向かいどのように取り組んだのか、そこで活きたあなたの強みは何なのか等々を明確にしましょう。

《就職活動を通して得た学び》
・自己分析は「結果」ではなく「過程」を掘り下げるもの
・エピソードから垣間見える人柄や強みこそ評価ポイントである

②就活中盤(10月〜1月)

unistyle上に、「【ガクチカの書き方を解説】6つのポイントで魅力的なES作成を」や「ES・面接で使える自己PRの書き方|大手企業内定者の例文15選付き」といった記事がありますが、私もこのような記事を参考に自己分析を行い始めました。また、この頃は夏インターンの面接選考を経験し、冬インターンの面接も始まってきた時期でした。

面接を重ね、​​​​​​自己分析の重要性に気が付き始めた私は、「自己分析本」を買って、みっちり自己分析をやろうと決心します。そこで、私はunistyle上にも記事がある「絶対内定」を購入し、自己分析を行い始めました。

この「絶対内定」、とにかくページ数が多く、非常にボリューミーな自己分析本です。最初こそ、やる気がみなぎり、やり切らなければならないと謎の使命感に燃えていた私でしたが、それが続いたのも一週間程度で、結局途中で読むのを諦めました。多くの学生がこの「絶対内定」を始め、様々な自己分析本を購入することと思いますが、一冊丸々やり切る人の方が少ない印象を受けます。

そこで、私は、本を使い机に向かってやるような自己分析を諦め、インターンの面接を通して自己分析を行うことにしました。

自己分析では、インプットと同程度にアウトプットも大事です。インターンの面接はアウトプットの場として最適であった上に、面接の振り返りをすることで自己理解も深められると考えました。インプットはアウトプットを想定して行うべき、とよく言われますが、まさにその通りで、実際に面接で深掘りされ、答えに窮した質問に関しては、面接後に考え直すということを繰り返し行うことで、自己分析に関しても深まっていったと考えています。

また、面接慣れすることもできるため、一石二鳥です。机に向かってやる自己分析が苦手だという方は、インターンの面接等を利用し、他人とのやり取りの中で自己分析をしていくことをオススメします。

面接時は、やり取りをボイスレコーダーで録音して、後で聞き返すということもやっていました。自身の話すスピードや口癖等、意識しなければ気が付かないような点を修正できる上に、話した内容についても反省がしやすくなるため、個人的には良い方法だったと考えています(録音は自己責任でお願いします)。

③就活終盤(2月〜5月)

多くのインターン選考に参加したこともあり、この頃には自分の経験等について苦労することなく言語化することができるようになっていました。この時期に関しては、正直なところ特段自己分析に関して何かやっていたということはなく、面接の録音を聞き返し、修正ということを繰り返していました。

ここでは、私が本選考でも利用していたガクチカを元に、私が面接に向けてどのような対策を練っていたか、及びどのように自己分析を活かしていたかをご紹介します。

約100名が所属する大学祭実行委員会の協賛担当として「過去最高数の協賛獲得」に挑戦した。委員会に入ったのは大学祭の知名度が低く規模も小さかったためだ。大学の魅力を感じてもらうため多くの方に訪れて欲しいと思い、金銭の充実が不可欠だと考えた。
そこで、依頼対象と依頼方法という二点において改善を行った。大学周辺の地元企業に重点を置き、メールや電話が多かった協賛依頼を対面で行うよう変更した。直接会うことが相手のニーズを正確に汲み取ることとなり信頼構築につながった。結果、例年の2倍、200社という過去最高数の協賛を獲得できた。
この経験から、リーダーに求められるのは、集団の先頭に立って物事に取り組むだけでなく、周囲に協力を求め、巻き込んでいくことだと感じた。「常に高い目標を持ち続ける」ことの重要性と、粘り強く「周囲を巻き込んでいく」ことが組織のリーダーには求められることを学んだ。(390字)

この程度のガクチカに関しては、「【ガクチカの書き方を解説】6つのポイントで魅力的なES作成を」の記事を参考に書けば、誰でも書くことができます。
問題は面接の場において、面接官からどのような突っ込みが入るかを想定しておくことです。

先程、アウトプット(面接)の場を想定してインプット(自己分析)すべきと言いましたが、私の場合はESをたたき台にしてインプット(自己分析)を行っていました。それでは、自己分析がどのように活きたか解説していきたいと思います。

まず、上記の記事を元にこのESの要点を以下にまとめていきたいと思います。

①結論:協賛担当として「過去最高数の協賛獲得」に挑戦
②動機:大学祭の知名度が低く規模も小さかったため
③目標と困難:過去最高数の協賛獲得/ー
④取組みと結果:依頼対象と方法という二点改善/例年の2倍、200社という過去最高数の協賛を獲得
⑤人柄:ー
⑥学び:「常に高い目標を持ち続ける」ことと粘り強く「周囲を巻き込んでいく」ことの重要性
補足すると、③困難に関しては面接で話すことを想定してあえて詳細には記述していません。
⑤人柄に関しては、⑥の学びから相手に伝えることができると考え明記はしていません。

それでは、面接で私が実際にされた質問の一例をご紹介していきます。

①結論
・そもそもこの活動は誰にどんなメリットがあるのか
・なぜ誰もこの取組みをしてこなかったのか
・この取組み以外に同じくらい力を入れたことは何か

②動機
・そもそもその団体に入ったのはなぜか
・何がきっかけでそのように考えるようになったのか

③目標と困難
・なぜそのような目標を立てたのか
・取組みの中で特に困難だったことは何か
・メンバーをまとめるときに意識したことは何か

④取組みと結果
・その改善案が最適であると考えた理由は何か
・結果どのような影響を周囲に与えたか

⑤人柄
・メンバーからはどんな人だと言われるか
・それに対する自己評価
・他に人柄・強みが活きた経験はあるか

⑥学び
・その学びをどのように活かしているか
・その学びは企業でどう活きるか

ご覧いただければお分かり頂けると思いますが、自身の過去の経験やそこで何を感じ考えたのかを事前に整理しておかなければ、答えに窮するような質問も少なからずなされます。自己分析は、そのような質問に答えるためだけでなく、自身の思考を整理し、自分という人間を伝えきるために重要な1つのツールです。

自己分析にどう取り掛かればよいか分からないという方は、まずはESを作成し、そこに面接官からどのような質問が飛んでくるかを想像してみましょう。そうすると自ずと、どのように自己分析を進めていくべきかが見えてくると思います。

最後に

ここまで、私の就職活動と自己分析についてご紹介してきました。

勘違いしてほしくないのは、自己分析はあくまで自分自身を伝えるための方法の1つに過ぎないということです。盲目的に自己分析をするのではなく、その意義、目的について自分自身の中で明確にしましょう。

また、自分がどのような価値観を持っているのか、どのような考え方をする傾向があるのかを過去の経験に基づいて整理し、腹落ちしておくことは内定獲得のみならず、企業選びや就職後も役立つかと思います。それなりの時間と手間がかかるため敬遠されがちな自己分析ですが、思い立ったときに始めてみてください。

また、自己分析に関しては、常日頃から思考を巡らせておくことが重要です。いざやろうと思って取り組むよりも、電車の通勤時や空き時間に何気なく考える方が捗るようなことも私自身よくありました。

面接で問われているのは瞬発力ではなく、普段から物事を考える力」という記事もありますので、こちらもご参考頂ければと思います。

この記事をきっかけに、皆さんも自己分析を始めてみてはどうでしょうか。

unistyle編集部では、就活生に納得のいく就職活動をしてもらうための情報発信を行っています。
・公式Twitterアカウント
・公式Facebookアカウント

unistyle
新規会員登録
unistyle
unistyle
38,394枚以上の企業ES・選考情報が見放題
unistyleに無料会員登録