入社1年目で全社トップを獲得した私が、2年目にうつ病を発症した話

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最終更新日:2023年10月26日

入社1年目で全社トップを獲得した私が、2年目にうつ病を発症した話

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みなさんこんにちは。某有名営業会社新卒2年目のものです。

「自分自身がリーチできる影響力を広げたい」と思い、有難くも複数社から内定をいただいた上で、今私が働いている会社への入社を決めました。

私の会社のカラーとして、大手企業ではあるものの「成長したい!どんどん仕事を任せて欲しい!」というタイプのものです。例に漏れず、私自身も「若くして裁量をもらいながらビジネスパーソンとしてどんどん成長していきたい!」と思い、意気揚々と入社をしました。

そんな私ですが、お恥ずかしい話ながら、ハードワークが祟り「鬱状態」と診断をされ、会社を数ヶ月休んでしまいました。現在は体調も戻り、また普通に社会人生活を送っておりますが、自分自身が就活生の時は「まさかこんなことになるなんて思ってもいなかった!」とショックを隠しきれなかった記憶があります。

本日は、実際に鬱状態で倒れてしまった私がどのような生活を送っていたのか、何がきっかけだったのか、そんなお話を書ければと思います。

就職活動中の箸休めに読んでいただけたら幸いです。

本選考とインターンの締め切り情報

入社〜1年目9月:なかなかうまくいかない営業メンバー期

同期入社したメンバーの8割は本社を含めた東京のオフィスに配属される中、関東近郊のオフィスに営業として配属された私。

先輩からよく言われていたことは、「地方オフィスはメンバーの年齢も高くなく、担当エリアも広いから自分のやる気次第で裁量を持てる環境だよ」と言われ、意気揚々と業務に取りかかりました。

しかしながら、そこで待っていたのは、全く数字を作れない日々。

自分自身、大学時代に積極的な課外活動も行っていたため、ある程度自分自身の基礎力に関しては自信を持っていました。しかしながら、お客様先に行っても注文は取れず、新人が故、営業目標も低いにも関わらず、数字も大外し。たまに受注できた案件に関しても、自分自身の説明不足等や詰めの甘さがたたり、トラブルを巻き起こし、取引停止状態を起こす日々でした。

数字を達成できない焦燥感から、自分自身の入社した時の思いも忘れ、社外のステークホルダーをおざなりにした活動となっていたのです。部長との週一回の面談でも「お前は給料泥棒だよ」と発破をかけられて、モヤモヤした日々を過ごしていました。

1年目10月〜1年目2月:原点に振り返り、成果を上げた営業メンバー期

モヤモヤしていた日々を過ごしていた私ですが、このままの自分が情けない、と切に思い、今一度入社前のギラギラしていた自分を思い返しました。

先にも述べたように、「若くして裁量をもらいながらビジネスパーソンとしてどんどん成長していきたい!」と考えていた私ですが、気づけば日々の数字、タスクをこなすことにエネルギーを注ぎ、空回りしていたのです。自分自身が想像していたビジネスパーソンとは、「自分自身が関わるステークホルダーにとって、最適な提案を行うこと」と再定義を行い、日々の業務に向かうこととなりました。

もちろんテクニカルな営業スキルや、日々の戦略に関してもしっかりと見直しましたが、その努力の甲斐もあって、徐々に営業としての数字も達成するようになっていきました。またそのスタンスをお客様から評価していただき、今まで他社でしか取引を行っていなかった企業との取引も開始して頂く等、歯車がかみ合い出した瞬間でもありました。月間で、全社営業ナンバー1の営業成績を獲得したこともありました。

私自身、「自分の裁量をもっと持ちたい!」という思いもあったので、部の予算会議や、新規事業を提案する会、などのプロジェクトにも多く参加し、確かな一歩を踏み出した半年となったのです。

1年目3月:リーダーとして新しいチャンスを与えられる

やっと走り出した自分自身のビジネスパーソンライフですが、3月初旬に来期(4月以降)の人事発令が行われました。
そこで私が言い渡されたことが、

「地方拠点のリーダーとして来期以降は頑張って欲しい」

ということでした。

現状、30歳前半の男性がリーダーをしているポジションに抜擢されたのです。
自分自身がやりたいと思っていた方向性にマッチしたポジションを与えてもらったことに感謝の思いが芽生え、「このチャンスを活かすために一層頑張ろう!」と決意を新たにした記憶があります。

2年目4月〜:初めての土地・初めてのポジションで苦戦、うつ病に

4月になり、引き継ぎを済ませ、いざ地方都市での業務が始まりました。
リーダーポジションといっても具体的には、

・今までと同様の営業活動
・メンバー(アルバイト、契約社員)の管理
・グループとしての戦略の策定
・営業数字の取りまとめ

これらが業務内容となります。

チーム構成としては正社員は自分のみ、あとは契約社員、アルバイトの方が合計4名下に組織上下にいる形になります。また直属の上司は別オフィスと兼任となっていたため、基本的な裁量権は自分自身にあるという体制でした。

今までは営業活動のみの業務、それ以外が+αのものとなっていましたが、そこに加えて管理業務が発生したようなイメージとなります。もちろん営業としても、目標の数値は昨年度の1.5倍程度となり単純な業務量としては、体感で3倍程度になったような感覚でした。

営業1年目では、もちろん夜遅くなる日もありましたが、残業時間は平均しても月間30時間程度。一方、2年目では深夜に帰り、そのまま寝る間もなく家で残った仕事やミーティングで出された課題を考える日々。担当しているお客様の特性上、深夜や土日に緊急の対応が入ることも少なくはありません。縁もゆかりもない土地だったので、友人と休日に息抜きをすることもなく、日々業務に追われ続ける生活だったのです。

トラブルが起きても頼れる人は遠くにしかいない、対応しても降り注ぐ大量のタスク、帰っても終わらない仕事、休日のリフレッシュもままならない日々を過ごし、少しずつ自分自身が自分でないような感覚を得ていくことを今でも覚えています。

倒れる直前には、不眠症、拒食症状態にもなり、布団に入っても目が冴えていて30分仮眠だけして会社に行くような生活だったように記憶しております。Googleで「楽に死ねる方法」と検索したことも一度ではありません。

最終的には東京に帰り、そこから帰る新幹線の途中で嘔吐が止まらなくなり、アポイント先へ体を引きずりながら向かったものの、自分のオフィスに戻り倒れてしまい、心療内科にて「鬱状態」という診断を受け、休職に入ることになってしまいました。

休職〜その後:色々な思いを持って復帰

数ヶ月の休業期間を経て、現在は東京のオフィスにて勤務をしております。
会社の性質上、一定数休職経験のある社員がいる点で、そこまでの気まずさや後ろめたさもなく復帰をすることができました。

また、倒れたのち、すぐに上長が面談を設定してくださり、「心配しないでゆっくり治して帰ってこい」と言葉をかけていただいたこともあり、会社への恨み等はもちろん一切ありません。むしろ、せっかくいただいたチャンスを活かせなかった自分自身の不甲斐なさを悔やんだこともありました。

しかしながら、周りの人からも気を遣われている感覚があるのは確かで、「もっといろんな仕事を任されたい!」と思う反面、「もしまた無理をして倒れたりしたらどうしよう‥」という感覚の間をさまよっています。また、当たり前のことですが、まずは自分自身の健康な体があるからこそ、さらに大きな目標に向かって走ることができる、ということを心より実感した部分もあります。自分の描いていたキャリアと、現実として起こってしまった鬱になった過去の自分との間で揺れ動いているというのが今の自分自身なのかのように思います。

最後に

正直、オチも何もない、よくあるといえばよくあるような物語ではあるのですが、いざ就職し「順風満帆だ!」という中でもこういった目に見えないリスクはときにあるものなのです。これから就職活動を迎えるみなさんには、描きたいキャリア等を考えながら、考えられ得るリスクも鑑みた上で、意思決定をしてもらえればと思います。

photo by Steven Depolo

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電通・博報堂の違い?広告代理店内定者が語る就職活動の極意とは② 電通・博報堂の違い?広告代理店内定者が語る就職活動の極意とは② 先日、大手広告代理店の内定者と就職活動生によるWeb質問会を開催いたしました。その際に多くの就職活動生の参考になる受け答えがありましたので、ここに記事として残したいと思います。広告代理店を志望している方もそうではない方にも参考になるかと思いますので、ぜひお読みください。今回は、質問会で出た質問の中でも、面接の質問やテクニック、そして内定者の学歴や人間性についてまとめました。よろしくお願いします。回答者プロフィール以下で簡単に自己紹介します。なお、内定先から会社名や個人情報を明かすなと言われているため、どの代理店に内定しているかは皆さんのご想像にお任せしますね。大学:文系(国立大)学生時代に頑張っていたこと:研究やベンチャー企業での長期インターン内定先:大手広告代理店、大手ITメガベンチャー数社、ベンチャー企業など合計6社。総合商社なども最終面接まで進んでいました。一言:今まで数十名の就職活動指南や内定者訪問を受けてきました。皆さんのお力になれるよう質問の回答頑張りますね。広告代理店以外の質問でも大丈夫ですよ!大手2社の違いは聞かれない!面接やGDなどの選考について◆電博それぞれの違いについて、面接ではどのように話されていましたか?代理店の中でもなぜうちなの?という定番質問に対してどのように回答されていましたか?この質問は内定者訪問でよくされるのですが、ぶっちゃけあまり聞かれないですよ。電博両方とも受けましたが聞かれませんでした。内定者でもこの質問をされた人はあまりいないみたいです。基本的に同じような人材を取りたいので、同じ志望理由で問題ありません。電通:業界トップの自負と、博報堂とは圧倒的に違う成果への執着に魅力を感じた博報堂:二番手から一番手を追いかけることの面白みに惹かれる。自身も今までの経験からそのようなことをしていたくらいですかね。下手に博報堂はクリエイティブが強いからー、といったことは言わないほうがいいです。どこがどう強いのか言えないと思いますので笑高校時代の経験をアピールしてもOK◆『学生の時の経験』を聞かれますが、ここでいう学生とは大学生のことでしょうか?高校以前の経験を付け足しても問題はないですか?全く問題ありません。高校時代の話は自身の価値観形成のアピールとしても大変使えるので、どんどん活用しましょう。大学時代に力をいれたこと→なぜやったの?→高校時代の◯◯の経験からというのは鉄板アピールですねアンサーファーストと感情を込めることが面接では大事◆面接ではどのような話をしていたか具体的に教えて頂きたいです。それを踏まえてどんな話し方や話内容をした方が内定に近づくと考えているか教えていただきたいです。内定先の諸事情であまり明かすことができないんですごめんなさい。簡単に言えば、研究である地域の課題解決をしたという話がメインでしたね。話し方はアンサーファーストで端的に、熱い話をするときは全力で感情を込めてですね。分野は何でもいいが誰にも負けないぐらい秀でているものが必要◆大手広告代理店の内定を勝ち取るために、アピールした強みはなんですか。それは他の人と比べてかなり秀でていないとだめですか?研究とベンチャーでの長期インターンシップです。うちの内定のこつは「差別化」なので、その分野でなら絶対負けないぞというくらいには秀でてた方がいいですね。分野はどんなものでも大丈夫です。出会い系でワンチャン狙うプロフェッショナルですというPRをしていたという内定者もいるので。自分の戦略通りに評価された◆大手広告代理店の内定を勝ち取るために、アピールした強みはなんですか。それは他の人と比べてかなり秀でていないとだめですか?頭がいい!あと向上心が強い!と内定後に人事から言われました笑自分の戦略通りに評価されましたね。◆「頭が良い」「向上心が強い」を伝えるために戦略を立てたとのことですが、どんな戦略を立てたのですか?頭がいいは話の論理展開ですね。代理店受ける前に徹底的に面接練習をしてしゃべる内容を固めていたので、一ミリも論理のズレがないように話をしていました。向上心は、自身の大学受験の経験など客観的なファクトがあったので、そこを中心に話をしたところ納得してもらえました。内定のポイントは「差別化」◆大手広告代理店の内定を勝ち取るために、アピールした強みはなんですか。それは他の人と比べてかなり秀でていないとだめですか?内定のポイントは「差別化」に尽きると思います。おっしゃる通りかなり秀でていないと大手代理店は厳しいでしょう。自身は研究活動に力をいれていたので、そこで他の就活生と差をつけれるように戦略を練りましたね。広告に興味ないと面接で話しても内定する◆テレビcm、ネット広告、新聞広告、それぞれの強み、弱みを教えてください。この質問なかなか答えるのが難しいです笑なぜなら私は面接で「好きな広告は?」と聞かれて「広告そこまで興味ないんですよね笑うちの家テレビありませんから」と答えていたので。。逆に言うと、広告の強み弱みなんかしらなくても内定は獲得できるということです。一応答えるとテレビ強み:マスにアプローチできる点弱み:ネットに比べて費用対効果がはかりづらいネット広告強み:ターゲティングができる、費用対効果の測定が簡単弱み:やはり拡散力は弱いのと、最近はアドブロックなど技術が脅威ですね新聞広告強み:紙面の内容と合わせて広告を打てる弱み:これもテレビと同じく費用対効果測定が難しいただ、こういった情報は内定者よりネットや本の記事を読んだ方が詳しくわかると思います!◆「好きな広告は?」と聞かれて「広告そこまで興味ないんですよね笑うちの家テレビありませんから」とおっしゃられた後の面接官との会話はどう進みましたか?それくらい勉強して来なよーと笑いながら言われました。そこで、「いえ自分は広告のファンとして御社を志望しているのではなく、自身の強みが広告代理店にとって活かせるから志望しています。そして企業や社会の課題解決は今後広告という枠組みだけではないと思うので、むしろ自分みたいな人を取るのもアリだと思いますよ」と話をしていましたね。それまでで面接官の評価が非常に高いのがわかっていたので、ここらへんまで攻めて答えました。インターン参加は内定にかなりの影響がある◆インターンシップはどこまで影響力があるとおもいましたか?内定先からいうなと言われているのであまり言えません。「かなりある」とだけ言っておきます。電通・博報堂に入るためのコネとは?◆電博に入るためには、コネが必要とよく言われますが、具体的には、どのようなコネなのでしょうか。主にクライアント筋ですね。若手〜中堅社員と仲良くなるはそこまで意味がないとは思います(採用に強い影響を及ぼせる上の人は別です)。ちなみに私は一切ありませんでした。追加ですが、政治家関係なども結構あるそうな笑学歴は東大早慶レベルが8割◆内定者の学歴についてざっくりの割合を、①東大早慶レベル、②GMARCHレベル、③それ未満で教えてもらえるとうれしいです。①8割②1割③1割という感じです。やはり早慶未満はコネクションがないと厳しそうですね。OB・OGがいない大学で内定を取るのは難しい◆OB・OGが自分の大学にいない場合はどのようにOBOG訪問をしていましたか?◆説明会に出席された人事の方に後日会ってもらえるか聞くのは失礼なんですかね?恐縮ですが、そもそもOBOGがいない大学で内定を取るのはよほど親が強いコネがないと厳しいですね。。広告代理店だけでなく、基本人事の方は取り合ってくれません。説明会に来ていた現場社員の方から名刺獲得してOBOG訪問というのはいいと思います。どれだけOBOGとコネクション作ったかも代理店に入社する評価ポイントにはなると思うので、できる限りはしましょう。一人もしてなくても内定とっている人はいますけどね。トップレベル4割、頭脳2割、特殊経験2割、なんでは入れたの2割◆内定者のタイプについてパターンに分けて教えてもらえるとうれしいです。例えば、広告代理店だとゴリゴリ体育会系の人とインテリ系の人が入り混じっていると聞きますがどのような割合でどんな人がいますか?東京芸大などのアート系内定者を除くと4割:早慶体育会系主将もしくはトップレベルの成績を出した人2割:東大京大理系院生の頭枠2割:学生時代中に起業や、面白い体験をしていた人2割:なんでこの人入れたんだろう枠(察してください)という感じですかねオラオラ系も真面目タイプいるのが広告代理店◆内定者にはどういった性格の人が多いですか?うちは明確に採用枠分けてますね。早慶体育会系のオラオラしたノリの人もいたら、理系院生の真面目タイプもおります。留学経験者は多い◆電通を筆頭に、これからますます海外展開をしていくと思いますが内定者で留学経験者はやはり多いですか?非常に多いですね。会社もグローバルグローバル言ってますから。例として、今年は総合商社の内定を蹴ってうちに来た人がかなり多いです。僕は留学経験がありませんでしたが、自分なりのグローバルの定義をして自身の研究と結びつけてアピールしてました。代理店の強みの一つは上流から下流までアイディアを用いた課題解決が可能なところ◆自社サービスを持つ会社でなく受託式の広告会社を選んだ理由、またその強みを教えてください。事業会社ではなく広告会社を選んだ、という意図ですかね。自分は飽き性なので一つの商材を扱うよりも、様々なクライアントの課題と対峙して課題解決をしたいという思いがあったからです。その強みというのは広告会社の強み、ということでいいでしょうか。企業の上流から下流までアイデアを用いた課題解決ができる点だと思います。やりたいことと実際のビジネスの乖離を感じたら辞めるかも?◆将来のキャリアプランについてざっくり教えて下さい。自身の専攻が活かせるような部署に行きたいと面接で答えておきました(具体的にどこかはいえないですごめんなさい)。マーケの技術などを学んでその専門家になった後、自身の専攻が活かせる部署に行くつもりです。やめるとしたら、あまりの労働のきつさに自身の体力がついていかないと判断した時、メンタルがやられた時(ストレスフルな会社だと社員から聞いているので)、自身がやりたい企業や社会の課題解決と実際のビジネスが乖離していた時ですね。最後にいかがでしたでしょうか。今回の記事では大手広告代理店の面接で内定者が意識したこと、そして内定者の学歴や人間性について詳しく聞くことが出来ました。特に印象的であったのは、博報堂と電通の差別化は細かい所まで掘り下げる必要はなく、「何故広告代理店で働きたいか」が重要であることがわかりました。また、内定者の中には体育会系から理系の大学院生まで幅広い人材がいることも分かりました。ぜひ多くの就職活動生に今回の質問会で得た極意を生かして欲しいと思います。photobyandy.brandon50 67,329 views
民間就活と公務員試験併願に向けた戦略とコツ 民間就活と公務員試験併願に向けた戦略とコツ 皆さん、こんにちは。19卒の国公立大生です。私は現在休学しています。以前は国家総合職試験に向けて勉強をしていたものの、現在は民間就活に切り替えました。私が休学してまで、なぜ民間就活に切り替えたのかその理由については、「」の記事に目を通して頂ければ、ご理解して頂けるかと思います。今回は、公務員試験を目指している方であれば、一度は考えるであろう「民間就活と公務員試験の併願」についてお話したいと思います。私自身も、民間か、公務員か、それとも併願にするかについて相当な期間悩みました。インターネットで併願についての記事も検索しましたが、千差万別述べていてどの情報が正しいのか、どの記事を参考にすれば良いのか全く分かりませんでした。私自身はこの記事を通して、併願が良いか悪いかのようなことが言いたいわけではなく、客観的な判断材料を皆さんに提供したいと考えています。当記事が、過去の私のように併願するか悩んでる方にとって、また併願を決めた方にとって少しでも役立てば幸いです。はじめにずばり、民間と公務員の併願は可能なのでしょうか。結論から言うと「可能」です。ただし、併願するには相当な覚悟が必要となります。単純に言えば他人の2倍の就職活動をすることになる訳ですから、かなりの気力と体力を要します。また、併願したからといって、どちらかが成功するといった保証は全くなく、両方とも失敗する可能性も当然ながらあります。これらを念頭に置いた上で、それでも併願をするという覚悟を決めた方に向けて、併願のための最善策を提案していきたいと思います。公務員試験併願についてまず、公務員試験での併願についてまとめたいと思います。公務員試験では、複数の試験種を併願することが通常であるため、多くの方が受験するであろう試験種について時期・試験科目の特徴を簡単にまとめたいと思います。【併願されることの多い公務員試験】​今回は、国家総合職いわゆるキャリア官僚については対象外としています。その理由としては、官僚志望の方は内定が得られなかった場合、民間企業に行くか、来年もう一度受け直すことが多いためです。官僚が第一志望の方は、他の公務員試験を受けることが少ないため、今回は省略させて頂きます。【公務員試験フロー】以下の表は、平成28年度の日程を参考に作成しています。​​公務員試験は年度によって試験日程が大きく変わることが多いため、必ずご自身で確認いただくようお願いします。上記に示した、7つの試験に関しては多くの公務員志望者が併願しています。もっとも、国税専門官と財務専門官、東京都Ⅰ類Bと特別区Ⅰ類に関しては、日程的にそれぞれどちらかしか受けることができません。また、国家総合職試験の1次試験は、他の公務員試験よりも日程的に早いため、練習として受ける方も多いようです。民間と公務員試験の主な時期次に、民間就活と公務員試験のスケジュールについて簡単にまとめてみました。​以上、見て頂ければ分かるかと思いますが、民間就活の方が公務員試験よりも早期に選考が始まるため、一定の勉強量を確保することが難しくなります。ここが、併願の最も難しい点で、民間就活をしながら公務員試験に向けてラストスパートをかけなければなりません。よほどの覚悟がなければ、両立はかなり難しそうです。また、早期に民間の内々定を得ると、公務員試験への意欲も薄れがちです。自分が将来的にどうなりたいのか、どのようなキャリアを歩みたいのかについて、この時期にはある程度固めていく必要があります。併願のリスク以上のように、民間と公務員の併願はスケジュール的に非常に厳しいといえます。公務員試験は一般的に平均で1000〜1500時間の勉強量が必要といわれています。最低の1000時間で足りるとしても、1日5時間勉強したとしても200日、8時間したとしても130日近くかかります。また、都庁や人気県庁など倍率、難易度が高い試験を目指す場合には、これ以上の勉強時間が求められるでしょう。併願する場合、民間就活が始まると十分な勉強量が確保しにくいため、当然ながら公務員試験一本に絞っている人よりも、より早く準備をする必要があるといえます。もっとも公務員試験対策はSPI等のWebテストにも活かすことができます。また、反対に民間就活に向けた自己分析や面接、GD対策は、公務員の面接やGDでも活きます。公務員試験には、数的処理と時事問題が多くの場合課されますが、その内容は民間で課されるWebテストの内容と非常に似ているため、公務員試験の勉強をすることがWebテスト対策に繋がります。一概には言えませんが、私の感覚としてはWebテストの方が難易度が低いです。次は、国家一般職の実際の面接カードの設問を参考に民間のES対策が公務員試験面接にどう活きるか見てみましょう。[志望動機・受験動機][これまでに取り組んだ活動や体験]達成感があったと感じたり、力をいれてきたりした経験について、簡潔に記入してください。・学業や職務において・社会的活動や学生生活において(ボランティア活動、サークル活動、アルバイトなど)[関心事項]最近関心を持った社会問題や出来事、日頃興味を持って取り組んでいることなど[趣味特技など][自己PR]長所や人柄について志望動機・受験動機以外は、民間企業のESでよく問われる項目と何ら変わりません。このように公務員試験でも面接で聞かれる内容については民間企業と大差ありません。その上、ほとんどの試験種では面接は1,2回程度しかないため、民間と比較して面接選考自体の難易度は低いといえます。併願に向けた戦略・コツここからは、併願に向けて何をどのようにすべきかその戦略とコツについてご提案したいと思います。私自身去年一年間公務員試験の勉強をしてきたため、その経験に基いてお話します。一般的に公務員試験を目指す人は、大学3年生の4月から予備校に通うなどして、勉強をし始めます。併願を考えている人も、この時期から始めれば十分合格は可能であると私自身は考えています。夏休みや秋から勉強を始めて合格する方もいるため、自分のスペックや能力を踏まえた上で、いつから勉強を始めるかを判断しましょう。とはいいましたが、早くから勉強を始めるに越したことはありません。ちなみに、多くはないですが私の周りにも併願している人はいました。そのような人は、早めに内定が出る企業を受ける等、公務員試験が集中している時期になるべく選考が被らないようにしていたようです。しかし、公務員試験の1次試験、2次試験の時期は、6月の民間採用解禁の時期とどうしても被ってしまうため、勉強と選考をうまく両立することが求められます。そのため、民間就活だけをしている人よりも、業界を絞り受ける企業もかなり絞り込んで受けている人が多いかと思います。面接時の受け答えについてここからは、私の主観でお話しますが、民間企業の面接では公務員試験を併願していると言わないほうが無難です。企業側の心理としては、併願している就活生は公務員試験に落ちたときのための保険として、民間企業を受けているというような印象を抱く傾向にあるといえます。また、民間企業の採用担当者には、公務員試験志望者は「利益目標を追えない」というイメージを持たれがちです。「公務員が利益を追求していない訳ではない」という反論もあるかとは思いますが、それが真実かどうかは別として、相手がどういう印象を抱くかを意識して面接に臨むのが良いかと思います。同じく公務員試験の面接でも、民間企業を併願している旨は伝えない方が無難でしょう。理由としては2つあります。1点目は、不要な対策をしないためです。併願している説得力のある理由を端的に伝えることは非常に難しいです。併願していることを伝えてしまうと、ほとんどの場合その理由について問われます。確固たる理由があり、それを端的に相手に伝えることができるのであれば、伝えてもいいかもしれませんが、そうでないならば伝えないほうが無難です。2点目は、面接では他の質問に時間を使った方が有意義だからです。併願している理由を伝えることであなたの評価が上がることはあまり考えられません。基本的に、その質問に答えたところで、相手の印象としてはマイナスがゼロになったに過ぎません。そのような質問に時間を割くのであれば、他のあなたの評価がプラスになるような長所や強みが伝わる質問に時間を使いましょう。したがって、民間、公務員ともに併願している旨は伝えない方が良いかと思います。以上述べたことは、あくまで私の考えですので、その点ご理解いただいた上で、併願している方は実際の面接で併願していることを伝えるかどうか自身で検討してみて下さい。最後に以上、ここまで見てきて併願するかどうか多くの方が悩んでいることかと思います。僭越ながら、私から皆さんにアドバイスさせて頂くと、民間就活と公務員試験の両方が中途半端になるくらいなら、併願はするなということです。「二兎を追う者は一兎をも得ず」というように、両方を追いかけた結果、就職留年した人も実際に知っています。何度もしつこいようですが、併願するのであれば、それなりの理由と覚悟を持って臨みましょう。併願して両方で良い結果が出た人もいますし、併願自体は決して無理なことではありません。しかし、両方で内定を得たところで、自身が行くことができるのはどちらか1つです。そのため、なるべく早く自分の適性、志向を見極めましょう。そのため、なるべく早い時期から自己分析を行い、公務員か民間かどちらに就職するのがベストなのか考えましょう。この記事が、皆さんの就職活動に少しでも役立てば幸いです。今後もunistyleを是非ご活用ください。【参考記事】・・photobyTimWang 30,122 views
就活前に読んでおきたい就活関連漫画&小説傑作選 就活前に読んでおきたい就活関連漫画&小説傑作選 今日は就職活動が本格化する前に就職活動の流れや就職活動中の悩みを全体的に感じることのできる漫画と小説をご紹介したいと思います。就職活動を終えてから読んでも新たな発見があると思いますので、内定が出て一息ついた方は手に取って見て下さい。1.朝井リョウ『何者』何者第148回直木賞受賞作。就職活動を舞台にしながら、現実で見せる人格とネットで見せる人格の違いといったネット社会における人間関係にも焦点が当てられています。匿名のネット上では、頑張っている自分を演じてみせたり、安全地帯から他人を皮肉ることで優越感を感じたりすることで、自分自身ではない「何者」かになろうとする、だけれども自分以外の何者になれるはずもなく、苦しくても自分自身を受け入れ、かっこ悪くても前に進むことが大事だというメッセージが強烈。2.石田衣良『シューカツ!』シューカツ!(文春文庫)『池袋ウエストゲートパーク』などヒット作を多数排出してきた石田衣良が描く就職活動。就職活動本というよりは、就職活動を舞台にした青春小説といった形で読み進めるのが正しいかもしれません。就職活動生の心情よりも、「どんな試験でも合格した人間の何倍かの不合格者がいる。夢をかなえた人間はかなわなかった人の分まで、きちんと仕事をしなけりゃならないんだ」、「なかでもよくないのは自分の意見じゃなくて、誰かの受け売りで正論ばかり吐くことかな。現場をしらない大学生の借りものの正義感って、ちょっと気もち悪いからね」など大人の視点からの発言の方がはっとさせられるかも。尚、amazonのレビューでは酷評しているものもあるので、青春小説だと理解して読んでみて欲しい一冊です。3.三田紀房『銀のアンカー』銀のアンカー1(ヤングジャンプコミックスDIGITAL)あの有名漫画『ドラゴン桜』の著者が送る就職活動関連漫画。「なぜもっと早く準備しておかないのか。社会に出る第一歩がいかに大切か、なぜもっと真剣に考えないのか」という白川の言葉は、就活を揶揄する論調を展開する大人が多い中で、際立っています。ところどころ、あり得ないと思ってしまう箇所があるものの、全体としては、就活に対する心構えから、『ドラゴン桜』のような具体的なテクニックまで漫画で読ませるのはさすが。尚、リーマンショック前に書かれている漫画であることを念頭に入れた上で読み始めて見て下さい。4.三田紀房『エンゼルバンク』エンゼルバンクドラゴン桜外伝全14巻完結セット(モーニングKC)この本も三田紀房より、こちらは就職活動ではなく、転職活動がテーマ。就職後の転職が気になる人にも読んでもらいたいのですが、企業で評価される優秀な人材とはどんな人材か、転職活動も有利に進めることのできる人材とは、企業の人事部の仕事とは何かといった普通に就職活動をしているだけでは中々見えてこない裏側を扱っている本なので、就職活動生にとっても大いに参考になるはず。尚、『エンゼルバンク』の主人公はドラゴン桜にも登場していた英語教師の井野先生、その他多くのドラゴン桜のキャラクターが登場しているので、ドラゴン桜ファンも必見の内容。5.『就活戦線異常なし』就職戦線異状なし(講談社文庫)織田裕二主演、槙原敬之の主題歌「どんなときも。」で映画化された作品。空前の売り手市場と言われたバブル少し後の、就職活動戦線を扱ったもの。この本を読むと、空前の売り手市場と言われた時期の就職活動でも、内定が出ずに焦ったり、志望している企業に行けない人間の姿は共通していることがわかるはず。「過去の就活は簡単だったからいいよな」と何も考えずに批判してしまいがちな人ほど読んで欲しい一冊。尚、映画のキャッチコピーは「なりたいものじゃなくて、なれるものを捜し始めたら、もうオトナなんだよ…。」現代の就活生にも響くキャッチコピーなのではないでしょうか。就活関連漫画・小説を通して思うことどの本を通しても、就職活動における仲間の大切さは感じさせられます。実際、就職活動ではどのコミュニティに所属するかで、大きく結果が左右される傾向にあります。就職活動はある意味情報戦であり、またモチベーションを保ち続けるのが難しいものでもあるからこそ、支え合う仲間の存在は大切なのでしょう。このコラムを読んだ人は早いうちから、就職活動を共に乗り切る仲間を意識してもらえればと思います。photobyJayCross 38,783 views

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