【就職活動を左右する自己評価】自己評価の高さは内定先に影響するのか?

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最終更新日:2023年10月27日

【就職活動を左右する自己評価】自己評価の高さは内定先に影響するのか?

就職活動においては、「自己評価の高い・低いが内定先に大きく影響する」と考えられます。

学歴や学生時代の経験がそこそこでも、自己評価が高いと意外な人気企業に内定したり、逆にTOEIC900点+体育会といったハイスペックの学生でも自己評価が低いと、人気企業に内定しなかったりします。

多くの学生が学歴や学生時代の経験といったスペック部分に注目していますが、意外にも就職活動を大きく左右しているのは自己評価の高さなのではないかと思っています。

本選考とインターンの締め切り情報

自己評価が低い人は難関企業を敬遠し、自己評価が高い人は気にせず受ける

自己評価が低い人にありがちなのは、何となく難関企業を敬遠してしまうということです。例えば、総合商社の中でも三菱商事、三井物産はスペックが高い人が行くものだからと敬遠してしまうといったことです。

実際には三菱商事や三井物産などの総合商社でも、体育会出身ではない且つ学歴がそこそこの人も内定したりするのですが、自己評価が低いとそもそも受けてみることすらしません。

マッキンゼーやBCGといった外資系コンサルティングファームや、ゴールドマン・サックス、JPモルガンなどの外資系投資銀行はその傾向が顕著です。自己評価がある程度高い人はこれらの企業も受かればラッキーぐらいの気持ちで気軽に受けています。

受けなければ受からないので、自己評価の高低によるこの第一歩の差はかなり大きいといえます。

自己評価が高い人は自信を持って自分の経験を話す、自己評価が低い人は必要以上に人と比べて萎縮する

自己評価が高い人は、サークルだろうとアルバイトだろうと自分の経験に対して自信を持って話す傾向にあります。自己評価が低い人は自分の経験なんて大したことないと必要以上に萎縮してしまうことがあります。自分よりもすごい経験をしている人がたくさんいるから自分の経験は価値が低いと考えてしまう人は少なくありません。

就職活動では実績も大事なのですが、同じくらい「考え方」の部分を見られています。実績については数字で盛ることができますが、「リーダーシップを取る上で心がけていること」や「周囲のメンバーと協力する上で大事なこと」といった考え方の部分については深掘りされると、偽装するのは困難だからです。

10分から長くても30分程度の面接において、萎縮せずに自信を持って話しているどうかは印象を大きく左右します。受け方の違いと、面接における自信の有無の2点から大きく就職実績を左右しているものだと思われます。

最後に

もちろん実績が伴っていないのに自己評価が高すぎることも問題ですが、バランスが大事です。自分自身の自己評価が高いのか、低いのか、実績と自己評価のバランスをどう取るのか、答えはない問題なので常に考え続けることが大事だといえます。

せっかくであれば、少し高めの自己評価を持ちながら常にその自己評価に実績が追いつくよう努力を続けられると、自己成長も早まるしいいのかもしれませんね。

自己分析

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が、長期的にみて幸福なキャリアに繋がっているはずです。あなた自身の志向性を定めたら、早いうちから3つの論点(自己PR・学生時代頑張ったこと・志望動機)を磨きあげ、内定獲得に向けて戦略的・計画的に行動しましょう。総合商社業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際に総合商社志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。▼unistyleに掲載している総合商社の本選考対策はこちらから■■■ 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女の子が金融機関に内定するために必要な3つのこと 女の子が金融機関に内定するために必要な3つのこと こんにちは!前回、「私が総合職を選んだ3つの理由」という記事を書いたMです!以前のコラムで書きましたが、私は就活を始めた当初、商社か国際機関が第一志望で、金融業界は全く考えていませんでした。金融って複雑そうだし、夢が無いなって思っていたのです。しかし、色んな業界を見ておこうと思い、金融機関に勤める先輩にOB訪問したのをきっかけに、金融業界に対するイメージが変わり、気付くと金融機関から内定を頂いていました。ホントに就活ってどうなるか分かりませんね笑。そんな成り行き任せの就活でしたが、参考になれば幸いです。1.金融機関に勤める先輩にOB訪問する金融業界に限らず、程度業界研究をしたら、早めにOB訪問することをお勧めします。そのメリットは、①そのOBと話すことによってそれまでの業界に対するイメージが変わったら、軌道修正しやすくなる。志望業界が変わったら、早めに業界研究を始めることができます。ちなみに、金融業界について全く無知の時に抱いていた、業界へのイメージは・・・↓■働いている人が暗そう■残業が多い■パソコンに向かってもくもくと仕事するでしたが、OBの話を聞いて変わりました。↓■人懐っこい人が多い■上流階級や会社の社長など、普段はなかなか会えない人と会うことができる■休日が暦通りだから仕事と休日のメリハリがはっきりしている■海外勤務のチャンスが意外とある私のように無知の状態でOB訪問するのは相手に失礼なので、少しは業界や企業について調べておきましょう!そして、聞きたいことは遠慮せずにズバズバ聞きましょう!②その業界で働く人の雰囲気を知ることができる。業界によって、働く人の雰囲気も違います。例えば商社は、ノリが良い・行動的・愛嬌がある・フットワークが軽い、金融は、真面目・人懐っこい・スマートなど。なので、その業界で働く人たちと自分の雰囲気が合うか合わないかは、働きやすいがどうかの目安になります。私が話を聞いて面白そうだなと思ったのはやはり商社でした。色んな国に行くチャンスも多いし、働く人がイキイキしていました。一方で金融系は、総合職の女性が働きやすいのと、スマートな人が多いというイメージでした。2.将来やりたいことを明確にするこちらも金融業界に限ったことではないのですが、将来やりたいことと会社の方向性をリンクさせることは重要です。そのほうが志望理由もハッキリ言えます。就活を始めたばかりで、将来自分がどうしたいかまだ分からないという学生も多いともいます。むしろ自分のやりたいことを分かっている方が少数派かもしれませんね。私の場合は、海外で働きたかったので、「海外に進出する日本企業を支援したい」みたいなこと言っていました。もちろん留学経験を活かして中国か東南アジアに行きたいって感じで。そしたら面接官に「支店長はどう?」って聞かれて、様々なキャリアがあることに気付きました。働き始めたり環境が変わったりするうちに、やりたいことも変わってくるので、それはその時に考えれば良いとして、とりあえず興味ある仕事内容について調べて、それを面接時に聞かれた時に答えられるようにしておけば良いと思います。その時に、社会情勢や会社の方向性も織り交ぜながら話すと、面接官の共感も得やすいでしょう。3.面接では常に笑顔を絶やさない。金融業界はメーカーと違って、目に見えない商品を提供するのが特徴です。そのため、自身の人間力が特に重要となります。人間力って人によって定義は違うけど、この人といると楽しいとか、信頼できるとか、何か惹かれる点があると良いですよね。また、金融業ではお客様のお金を預かるということで、特に誠実さや真面目さが重視されます。面接時間は大体20〜30分しかなく、その短い時間の中で自分という人間を伝えるのは難しいと思います。しかし、心掛け次第でイメージアップできることもあるので、皆さんも参考にしてみてください。■笑顔を絶やさない(と言っても話の内容によっては表情を少し変えつつ)■相手の目をきちんと見て会話する。■面接官のノリを見て、多少は世間話や無駄話もできるくらいの余裕を持つ。■緊張し過ぎない(ふりをする)話の内容も大切ですが、お客さんと接した時にどう対応するかも見られているということも意識して、緊張し過ぎ自然に会話しましょう!4.最後に色々な事を勝手に書かせてもらいましたが、人それぞれ立場や想いが異なり、自分に合ったスタイルがあります。私の話は参考程度に、みなさん自分の就活スタイルを確立してもらえればと思います。そして、どの企業に決まるかはご縁です。こちらの想いがどんなに熱くて、懸命にアピールしても振り向いてもらえるとは限りません。ただ、第一志望の企業に振られても、「自分はこれだけ頑張ったのだから悔いはない」と思えるような就活をしてほしいです。結局は自分との闘いなので、最後に自分で納得のいく結果となれば幸いです。今回でコラムは最後になりますが、自分自身、就活を振り返ることができて良い機会となりました。就活の時期は辛いこともあるけど、様々な企業を見ることのできる良い機会だと思って、前向きに頑張って下さい!皆さんの検討をお祈りしています。参考:高学歴女子の就活でぶち当たった3つの壁【一般公開記事】一般職ではなくて総合職を選んだ3つの理由【一般公開記事】photobyNacho 38,649 views
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テレビ大好き人間を採用し続けるテレビ局はデジタル化する未来を生き残れるか? テレビ大好き人間を採用し続けるテレビ局はデジタル化する未来を生き残れるか? インターネットの拡大とともに、テレビの視聴者数は減少を続けており、特に若者においてはテレビを見る人が激減していると言われています。大きく減ったテレビを観る人、高齢者は相変わらず高視聴率だが…(2016年)(最新)就職活動においても、テレビ局を含むマスコミの人気は少しずつ低下しているのが現状ではないでしょうか。unistyleを利用している就活生の多くは、幅広い業界を見ながらもテレビ局を併願する例は少ないようです。就職活動生から敬遠されるテレビ局の新卒採用給与も高く、仕事内容も面白そうなテレビ局ですが、実際には多くの上位校学生から敬遠されています。その理由の一つが、「テレビ大好きっ子を採用したい」というテレビ局の採用意向が見え隠れするということです。テレビ局のエントリーシートは未だに、どんな番組を作りたいか、心に残ったテレビ番組は何か、どんな人にインタビューしたいかなど、他社では聞かれないようなテレビに詳しい人にフォーカスした質問が多く、テレビに縁のない人にとっては非常に書きにくい内容となっています。面接でも、テレビに関する話題が多く、テレビ局として「テレビ大好きっ子」を採用したいというのが目に見え、更にエントリーシートもテレビ局向けの対策が必要なため敬遠されていると考えられます。各社の中期経営計画においては、デジタル領域の強化や海外進出を掲げているものの、採用領域では未だにテレビ大好きっ子の採用に力を入れているように受け取られています。デジタル分野採用を強化する新聞とデジタル分野に進出し始めたコンサル採用方針を変えていないように見えるテレビ局の一方で、新聞各社はデジタル分野に興味のある学生の採用に力を入れ始めています。朝日新聞はここ数年、ビジネス系のインターンを実施しており、またデジタル領域における新規事業にも積極的に取り組んでいます。ネット上の話題を元に取材をしてコンテンツを作る「withnews」やアメリカ発のネットニュースサイト「ハフィントンポスト」の運営を行っています。日経新聞も、日本最大の有料コンテンツ提供会社として、デジタル部門採用に力を入れ始めています。17卒の採用でも記者採用以外に、デジタル領域で10名程度の採用を見込んでおり、今後も継続が予想されます。デジタル領域については、コンサルティング会社の進出など、テレビ・新聞、広告代理店などの既存の「マスコミ」業界以外からも算出してきています。アクセンチュアもデジタルコンサルタントの採用を開始しており、デロイト、EYアドバイザリーなどの各企業もデジタル分野への進出を表明しています。参考:最後に景気回復に伴う広告費の増加に伴い、テレビ広告収入全体では伸びているものの、それ以上にインターネット広告が伸びており、デジタル分野への対応は、テレビ局と言えども不可欠といえます。足元では好景気に支えられて業績を保てているものの、景気後退局面に真っ先に削られるのが広告関連予算です。この好景気がせっかくのビジネス改革のチャンスをふいにしてしまわないか心配されます。企業の未来は人材が作ります。今後のテレビ局が時代の変化に沿った採用方針を取るのか、テレビ局の採用方針に今後も注目したいと思います。【関連記事】テレビ業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際にテレビ業界志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。 16,970 views

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