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新卒から年収1000万円超、外資系投資銀行若手社員の待遇

新卒から年収1000万円超、外資系投資銀行若手社員の待遇

最終更新日:2022年03月29日

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外資系投資銀行、中でもフロント部門の報酬は破格の水準であり、未だに優秀な就職活動生をひきつける要素となっています。今回は新卒から年収1000万円以上もらう外資系投資銀行新卒社員の華麗な生活についてご紹介します。

基本給800万円〜1000万円、報酬が抑えられたといってもかなりの高給

外資系投資銀行の報酬は年による変動が大きく、またリーマン・ショック後の金融改革に伴い、報酬体系が引き下げられたものの、まだまだ一般的な日本企業に比べると高水準といえます。新入社員で提示される基本給は800万円〜1000万円程度が多く、これに業績および評価に連動したボーナスを受け取り、基本給とボーナスを合計すると1200万円前後になります。業績だけではなく、個人の評価もボーナスに大きく影響するため、同期の中でも給与の金額が違うというのが一般的です。評価方法は上司や部下、同僚など仕事で関わる人複数人から評価を受ける360度評価を採用している会社もあるようです。ちなみに360度評価は総合商社でも実施していることもあり、ある程度一般的な評価方法といえます。

職住近接重視、住まいは勤務先から徒歩圏内、家賃の高さは仕方ない

外資系投資銀行の仕事はかなりハードで、終電がない時間まで勤務することは珍しくありません。そのため住まいは勤務地から徒歩圏内に借りることが多く、家賃は高くなりがちです。それでも少しでも時間を確保し、プライベートの時間を充実させるためにも、高い家賃を払ってでも職場から近く、快適な住まいに住もうとする人が多いです。新卒のうちから20万円の家賃を払って生活をする人も少なくありません。もちろん年収1000万円以上もらっているのであれば20万円の家賃は特別高すぎるという水準ではありません。

投資銀行不景気時代の不安定な雇用とその受け皿

このような華麗な生活を送る投資銀行社員ですが、2016年現在、投資銀行は不景気の真っ只中だと言われています。2016年1月にはバークレイズが日本を含むアジアの株式業務から撤退を発表しており、また2016年9月にはゴールドマンサックスが日本を除くアジアで人員の25%削減することを関係者の一人が明らかにしています。ドイツ銀行では株安が止まらずに破綻の噂が常にあるような状況です。

日本からの撤退となるとフロア全員が解雇となるなど不安定な雇用環境にありますが、日系投資銀行の専門職が外資系投資銀行社員の受け皿となっていると言われています。三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券、SMBC日興証券などの銀行系証券は積極的に元外資系投資銀行社員を採用しており、待遇も外資時代の8割〜9割り程度の条件提示で再雇用しているようです。日系投資銀行でも総合職ではなく、特定専門職という形で、外資並みの高待遇を実現しているとのことです。

一度、外資系投資銀行につとめて生活水準をあげてしまうと、二度と落とせず、外資系投資銀行並みの待遇を求めて転職する外資スパイラルに陥ってしまう人もいるそうです。

最後に

雇用は不安定で、激務な外資系投資銀行ですが、その華やかさと高待遇から優秀な学生の多くをひきつけています。こういった生活に憧れる人は積極的にチャレンジしてみてください。

photo by Ken Teegardin

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