グローバルに活躍するコンサルティング集団、三井化学の仕事とは

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最終更新日:2023年09月29日

グローバルに活躍するコンサルティング集団、三井化学の仕事とは
本記事は三井化学のPR記事になります。

三井化学をはじめとした化学メーカーは商材が目立たないこともあり、最終製品を扱うメーカーなどに比べると、特に文系学生からはまだまだ縁遠いと思われがちな業界だと感じています。
以前実施したunistyle就職活動意識調査においても、上位校の文系学生約700名の中で三井化学を就職検討先として挙げている方は49名という結果でした。(ちなみにトヨタ自動車は125名となっています)

しかしながら、化学メーカーは特定の素材の分野で世界的に大きなシェアを持ち、グローバル進出も盛んな優良企業が揃っています。三井化学も海外売上が全体の45%にのぼり、社員の3人に1人が海外に在籍しています。世界を舞台に活躍したいと考えている学生には、まず見て損のない企業だと思っています。

この記事では三井化学を例にとり、化学メーカーの仕事や働き方を紹介いたします。
こちらを読めばおおよその業界研究・企業研究ができるようなボリュームとなっていまして、皆さまのキャリア選択の幅を広げる一助となれば幸いです。


化学メーカーの仕事と、三井化学における「事業部」の役割

この段落では、三井化学の社員インタビューから、化学メーカーの仕事内容を見ていきます。

事業部で若手に任される仕事は大きく分けて4つ。1つ目はお客様を訪問して価格や数量を交渉し、納入スケジュールなどを決める営業業務。2つ目は市場の需要や当社のマテリアルバランス(製品の生産状況)を勘案しながら行う生産計画の立案や生産管理。3つ目は年次・月次で実施される収益計画の策定や収益結果の管理(いわゆるアカウンティング)。そして4つ目は他社との提携による大型プロジェクトに製品担当として参画することです。プロジェクトでは工場や経営企画、法務、経理など各分野のスペシャリストからなるチームをまとめながら決断を下し、工程を進めていく、プロジェクトリーダーに近い役割を担います。

三井化学採用ホームページより)

実は三井化学に「営業部」という部門は存在せず、文系職は「事業部」となっています。
上記のインタビューにもある通り、事業部の社員は営業も行いますが、それは業務の一部に過ぎず、戦略立案、マーケティング、製造・販売の統括などその業務は多岐にわたります。

日本国内のメーカーを担当している場合であっても、メーカーは世界中に生産拠点を構えて事業展開しており、例えばある地域の生産拠点が地震や洪水などに見舞われて製品の製造計画に変動が生じた際には、材料の供給もそこに合わせる必要があります。メーカーの生産ラインを高品質の材料を安定的に供給するためには、常に海外の動向にアンテナを張るグローバルな視座が求められます。

また、製品開発については、クライアントのメーカーとともに「何を作るのか」という段階から企画して提案していくことが求められます。単に完成品を売るのではなく、自社の素材を用いてどのような製品が開発可能かをクライアントや自社の研究部門とやり取りしながら開発を進めるため、提案の幅も広くコンサルティング的な側面が多いと言えます。


「1年目でも数億円規模のビジネスを担当」三井化学事業部社員の働き方

三井化学の事業部社員の採用数は例年20名程度と少なく、若い年次であっても幅広い分野の大きな仕事を任されるため成長の機会に恵まれています。

以下の社員の話からも、若手のうちに大規模なビジネスや海外との取引に関われることが読み取れます。


・1年目から億円単位のデリバリーを担当

PTA(高純度テレフタル酸)は、繊維やペットボトルなど幅広い製品の原料であるポリエステルのさらに上流に位置する基本原料。三井化学でも50年以上の歴史を持つ製品であり、世界中のポリエステルメーカーを顧客としてビジネスを展開しています。事業規模は社内でもトップでありながら、少人数のチームで運営しているため、一人一人が扱う量も金額も大スケール。私も1年目から国内外合わせて100万トン規模のデリバリーを任され、成約金額が数億円という案件もあるなど、エキサイティングな日々を送っています。

三井化学採用ホームページより)

こちらの社員は数億円単位のバルクでの原料供給を任されたとのことです。また、クライアントからの値下げ要求への対応なども合わせて行うため、自社の利益と顧客との関係性とを考慮して妥結点を模索する交渉の前線に1年目から立たされることになります。


・1年目から連続出張

海外出張も多く、韓国・中国に1週間ずつ連続出張したこともあります。その間も国内案件を並行して進めなければならず、モバイルツールをフル活用してお客様や社内の関連部署と連絡をとり続けました。世界中どこにいても仕事ができる便利な時代だけに、忙しさもかなりのものですが、ダイナミックに仕事を進めていけるのが楽しさでもあります。
三井化学採用ホームページより)

上記のインタビューの通り、海外と仕事をする機会も多く、1年目であっても現地とのやり取りや海外出張を任されます。

「グローバルな働き方」をふわっとしたイメージで捉えている学生もいるように感じますが、おおよそ以下のように分類されると思っています。

①日本国内から、海外の顧客や関係会社相手に電話やメールなどでコミュニケーションを取る仕事
②勤務地は日本国内で、海外出張を繰り返して顧客と面談しながら進める仕事
③海外に駐在して現地の関係者と一緒に取り組む仕事

①と②については入社後早々に携われるのが三井化学の事業部社員だと言えるでしょう。また、経験を積んで評価されれば、③の海外赴任し現地で新規ビジネス開発に従事するなど、チャレンジの機会にも恵まれています。


三井化学では、優秀な人材が集まるとともに上記のように成長環境が整っていることもあってか、中には同業の外資系化学メーカーや、それ以外にも外資系コンサルティングファームなどからのヘッドハンティングを受ける社員もいるようです。


競合は総合商社・コンサルティングファーム。三井化学の求める人材

ここまで説明した通り、三井化学の事業部社員は、自社の技術を用いてメーカーに開発提案を行い、新たな製品を生み出すビジネス創出が可能です。また、社会情勢、人口動態、法規制など様々な変数を考慮して自社素材の成長戦略を立案、商品提案、製造・販売の統括までを担います。

上記に加えてグローバルに活躍できる機会も多いため、総合商社や外資系コンサルと合わせて志望する学生もいます。(逆に、商社、コンサル志望であれば化学メーカーも受けるべきだと思っています)


三井化学では同業界の他企業に先駆けて「グローバル×コンサルティング」志向の学生を明確に採用ターゲットに据えており、インターンシップのコンテンツも、実際に社員が使用する膨大な資料をもとに自社素材のグローバル成長戦略を立案するというものになっています。
また、自社の説明はほとんど行わないのも三井化学インターンの特徴の一つであり、純粋に学生のキャリア選択のためになるコンテンツを用意しています。

老舗日系大手企業のインターンシップとは思えない内容ですが、現場の新卒採用担当者の発案で大幅な方針転換を行い、現在の形での実施に至ったとのことです。
企業の未来を決める新卒採用において、現場担当者の意見を通して変革がなされたという事実から、うわべだけでない「風通しのよさ」を感じます。
(もちろん、発案者が社内での十分な信頼を得ていないのであれば提案も通りづらいと思っていますが、それはどの企業においても共通していると言えるでしょう)


三井化学を選んだ学生・選ばなかった学生

ここで、実際に三井化学のインターンシップに参加した2017年卒の学生からのインタビューを紹介いたします。
複数内定の上で三井化学への入社を決めた学生と、結果として他社へ進む学生の両方からのインタビュー内容を掲載しているので、フラットな企業選びの参考にしていただければと思います。

※なお、三井化学のインターンシップ説明会はunistyle経由で事前応募が可能です。

①三井化学に入社予定の学生

【内定先】

外資系コンサルティングファームなど


【三井化学インターンシップ応募動機】
昨年、ゼミの先輩が三井化学のインターンシップ「Global Leader」に参加していて勧められたため。また、アルバイト先の同期が応募しており興味を持った。


【三井化学インターンシップでの学び】

◼︎第1セッション:商材の成長戦略については、大きく2つの学びがあった。
①Fact Findingの難しさ
インターンシップ当日は膨大な資料が用意されており、馴染みのない化学業界(および対象事業)のビジネスモデルを理解するのに苦労した。また、Factをどのような形式で纏めるのかという点も工夫が必要であり、フレームワークやOAスキルの重要性を再実感した。

②スケジュール管理
チームメンバーは6名(内女性2名)で優秀な学生が多く、議論の方法や質に関しては苦労を感じることはなかった。しかし、議論が白熱すればするほど、検討項目が出てきて優先順位の設定が必須となり、それに伴うスケジュール管理に苦労した。まずは納期内に完成させることの大切さと、Factに基づくシナリオを事前に準備する必要性を学んだ。

◼︎第2セッション:自己内省については以下の1点に尽きる。
「キャリアはすべて自分次第で創りだすことが出来る」ということ。
第2セッションは自己内省と現在の自分の位置づけを知るためのワークがメインであり、ワークの後に人事部社員から常に発信されたのが、「なりたい自分」をまず持つこと、そして「現在の自分」を知ること。なりたい自分を体現するにはActするしかなく、それを愚直に続けることが成功の近道であると改めて認識した。


【なぜ外資コンサルではなく三井化学?】

コンサルティングファームに興味を持った理由としては、色々な会社の戦略課題に触れることができて、それを解決することによって自己成長ができるのではないかと思った。しかし、ある企業にOB・OG訪問をした際、コンサルティングファームは結局部分的な問題解決しかできず、根本的な問題解決をすることは出来ないというコメントをいただき、その業界での働き方に懐疑的になった。

一方、三井化学は製造業(素材)であり、製品(モノ)を基軸に社会課題を解決する業界である。また、三井化学の事業部での働き方は、製造・販売・研究を統括し、自分が担当するセグメント・地域の戦略立案から実行、マネジメントをすることができるということに魅力を感じて入社を決意した。

この学生は、課題解決やそれに伴う自己成長を望んでコンサル業界を見ていたようですが、結局戦略コンサルでは一定期間しか課題と向き合えず、事業の当事者として結果責任を負うところまで関わりたいと考えたときに三井化学の方が魅力的だと感じたとのことです。

上記の通り、コンサルはあくまでクライアントのサポートであり、実際の実行や最終的な課題解決まで手がけないのですが、一方で三井化学のような事業会社と比較すると①純粋にアイディアを評価される、②短期間のサイクルで多様な業界に携われる、といった特徴があります。自分がどちらにより興味があるのか、皆さまにも考えてみて欲しいと思います。

②他社に入社予定の学生

【入社予定企業】
5大総合商社


【三井化学インターンシップ応募動機】
就活情報サイトのSNS投稿をきっかけに認知し、グローバルに影響を与えられる人材になりたいと考えていたために応募した。


【三井化学インターンシップでの学び】
◼︎第1セッション:商材の成長戦略については、「チームで合意形成を都度取り進めること」の重要性を学んだ。

ワークの形式としては、800頁ほどの配布資料から現状分析を行い、次の打ち手を考える戦略立案というものであった。しかし、初日のPMから最終日(3日目)の15時までしか時間はなく、圧倒的に時間が足りない。議論を進めていく際に、やっぱりここはもう少し議論すべきでは等、戻って議論をするシーンが何度もあった。アウトプット向上のために振り返って議論することは重要であるが、それは時間にゆとりがある状態であり、まずはターゲットを絞った提案を完成させることが先決。余力があればそれを肉付けるための議論をすべきであった。その際、必要だったのが、都度合意形成を取り、定点毎に土台を固めて議論すること。その重要性をこの第1セッションでは学んだ。

コンサルティングファームやベンチャー、総合商社等のインターンシップに多く参加したが、中でも三井化学は実資料や思考を凝らしたコンテンツが充実しており、難易度・満足度ともに最も高いと感じた。

◼︎第2セッション:自己内省については、「自分自身と本気で向き合い・考える」重要性を学んだ。

コンテンツとしてはグループワークを通しての自己内省および他者と比較した自分の理解、それから、キャリア形成の方法および考え方であった。今まで自己分析を行ったことが殆どなく、うわべだけでの回答で面接等は乗り切ってきた。
しかし、グループワークのベース資料として、過去から現在に至るまでの原体験を赤裸々に語る必要があり、蓋をしたい自分の見たくない点にも向き合う必要があった。人事部社員から「まず自分を肯定することが大事で、そこからどう動くかが一番のポイント」という言葉に支えられ、自分自身と本気で向き合い・考える機会となり、その後、自信を持つことができた。


【なぜ三井化学ではなく総合商社?】

就職活動の軸として、自分が創り出す影響を最大化することで他者を幸福にすることを挙げていた。この軸であればどの業界・どの職種であっても可能だが、中でも総合商社を選択した理由としては2点ある。

①モノを持たない代わりにどの顧客にどの供給者のモノを提供しても問題はなく、ニーズを有する顧客に最適なモノを提供するようコーディネートすることが可能である。自分のコーディネーション次第で最大の良い影響が与えることが可能である。

②商社は今や投資銀行やファンドと変わらない「Invest」がメインになりつつある。しかし、商社の歴史は「Trading」であり、持つ者とそれを必要とする持たざる者を繋ぎ合わせることが本分である。就職予定の総合商社は同業界の他商社と比較して、最もTradingに重きを置いており、今後も生粋の商人であり続けるというポートフォリオを掲げている。

上記より就職する企業を選択したが、その選択を後押ししてくれたのは三井化学の人事部社員である。企業人としてのしがらみ等に囚われることなく、一個人としての可能性を最大化してくれたこのインターンシップに参加して本当に良かった。

こちらの学生の話の中では、まず第2セッションの自己内省についてのコメントを取り上げます。

この回答者のように頭の回る学生であれば、表面的な回答を事前に用意しておけば面接でもある程度の評価を得ることは可能だと思っています。自分の弱みについても、強みの裏返しなどを無難に答えれば問題ないことも多いでしょう。
しかしながら、社会に出ると自分の弱みを痛いほど実感するだけでなく、強みだと思っていた部分すら通用しないといった場面にも遭遇します。

自己分析に長い時間をかけることはあまりおすすめしませんが、三井化学のインターンシップのような機会に一度深く自身と向き合ってみるのはよいことだと思います。独りで机に向かってシートを埋めて自己の内面を掘り下げたつもりにならず、掘り下げた内容を他者と共有するといったアウトプットと両面での自己分析を行ってみてください。

また、企業選びのポイントについて、この学生はモノに縛られずに価値提供できる面がよいと感じて総合商社を志望したとのことです。
三井化学のような化学メーカーは最終製品の手前の「素材」を扱っていることから、製品メーカーと比べるとモノに縛られる要素が少なく、その意味で製品メーカーと総合商社の中間のポジションと言えるかもしれません。

一点、総合商社志望の方に向けて注意を付け加えるとすれば、「総合=なんでもやれる」と思いきや、いち個人目線では背番号制のために特定の業界にしか関われないことも多いと言えます。


最後に

三井グループ所属かつ創業100年超の老舗企業ということで旧態依然としたトップダウンの固いイメージを持たれがちな三井化学ですが、ここまで説明した通り、事業部社員一人ひとりの裁量も大きく、また、採用面でも優秀層の人材確保に向けてエッジの利いた取り組みを人事担当者発案で行うなど、ボトムアップの社風を持つ企業だと言えます。待遇も総合商社やコンサルに引けを取らないので、文系学生ももっと目を向けてみるべきだと思っています。

なお、三井化学のインターンシップ説明会も現在先行申込を受け付けています。官公庁、商社、投資銀行、現地法人などを巻き込んだ三井化学のグローバルプロジェクトを体感できるコンテンツを用意しているので、今からお申し込みいただければと思います。

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合説でインテックス大阪に行くなら前日にとりあえず読んどけ。|合説に費やす1日をよりよい日とするために。 合説でインテックス大阪に行くなら前日にとりあえず読んどけ。|合説に費やす1日をよりよい日とするために。 年が明けると盛んになるのが合同説明会。リクナビ、マイナビといった大手就職媒体を中心に各社積極的に開催をはじめます。その中でも、関西在住の方は一度は足を運ぶことであろう場所が、インテックス大阪だと思います。アーティストのライブなどで赴いたことのある方はご存知だと思いますが、インテックス大阪は梅田や難波といった中心からのアクセスはそこまで悪くはないものの他府県から参加する方にとっては不便なところに位置しているため、合説参加と往復の時間を勘案すると、丸一日費やすことになりがちです。そこで今回は、「1日かけて合説に参加するなら、効果・効率の最大化を目指して欲しい」ということで、インテックス大阪にいくなら○○にも足を運んでほしい、という特集を組んでみました。インテックス大阪へのアクセスそもそもインテックス大阪はどこにあるのかを簡単に説明しつつ、アクセス方法について記載します。公式サイトによる推奨アクセスはこちらを参照ください。梅田・難波いずれにしても片道40分程度はかかる場所にあるため、京都や兵庫(神戸)から参加する方は余裕を持って片道1時間半程度を見ておくとよいでしょう。2019年版|インテックス大阪で行われる就職イベントまとめインテックス大阪は非常に会場が大きいため、リクナビ・マイナビを筆頭に規模の大きなイベントが複数日開催されます。マイナビリクナビ個人的な所感として、リクナビ・マイナビそれぞれのイベント運営形式は両社そこまで違いはないと思っていますが、参加企業は少々異なるため、事前に目星をつけておくとよいでしょう。一部イベントにおいては既に出展企業も明らかになっているようです。インテックス大阪近郊オススメスポットあまり訪れる機会がないからこそ現地調査を行うこともほぼないと思いますので、unistyle編集部にて近隣オススメスポットをまとめました。少し休憩するならここ。場内のカフェや屋外休憩スペースはとにかく人が多い。基本的にインテックス大阪より東側には食事を取ったり休憩できる場所はほとんどないため、必然的に駅周辺にカフェや食事処が偏っています。数千人、数万人の学生が押しかけるイベントが多いため、いずれの場所においても比較的混雑が予想はされますが、会場内での混雑と比較をすると雲泥の差であるため、少しでも人のいないところで1時間程度休憩したいという方にはオススメのカフェをいくつかご紹介します。※価格については食べログでの情報を元に記載したものであり、直接店舗へ確認したものではないため、もし万が一記載内容と相違がある場合も考えられます。予めご容赦ください。【1】プラネットカフェカルボナーラやボロネーゼが800円と、若干価格帯が高いように感じます。コーヒーや紅茶は400円となっています。海が一望できるような店舗になっているようです。【2】喫茶食堂エルコーヒーは300円、ランチメニューはうどん250円、カレーライス400円と比較的リーズナブルな価格設定になっています。最寄り駅「中ふ頭駅」からも非常に近く、リーズナブルなことも相まって、場合によっては混雑が予想されます。【3】キーズカフェコーヒーは300円前後、各種スパゲッティは630円と、足を運びやすい価格設定になっています。トレードセンター前に近いため少し歩く形にはなりますが、混雑は回避できるものだと考えます。【4】ホーリーズカフェATC南港店キーズカフェに隣接する形でホーリーズカフェがあります。価格帯もキーズカフェに近いため、「どちらかに入れることができればOK」という心積もりで足を運ぶのがよいでしょう。場内のコンビニは超混雑。事前に買うならここがお勧め。場内に設置されているコンビニや最寄り駅付近のコンビニは基本的に混雑しているだけでなく、おにぎりやサンドウィッチといったライトミールが品切れになりがちです。そのため、できることなら自宅最寄駅にて購入し現地へ向かうことを推奨しますが、現地付近についてから購入を検討している方には以下を推奨します。コスモスクエア駅で下車する方セブンイレブンコスモスクエア駅前店最寄り駅に最も近いコンビニとなるため一定の混雑が予測はされますが、そもそもコスモスクエア駅で下車し会場へ向かう学生数は以下2駅と比べてそこまで多くはないため、比較的少ないストレスで購入できると考えられます。トレードセンター前駅で下車する方ローソン南港WTC店トレードセンター前駅周辺が最もコンビニが多くなっております。そのため、比較的分散傾向にあると考えられますが、その中でも南港WTC店が最も分散傾向にあると考えられます。比較的下車数も多く、またあさがく社が近辺で同様に就職イベントを行っているため、上記店舗の利用を推奨します。中ふ頭駅で下車する方ローソン南港ATCO'S店中ふ頭駅は最も下車数の多い駅だと考えられるため、最寄のコンビニであるセブンイレブンは最も活用されていると予測し、その先にあるローソンを今回推奨します。上記ローソンはトレードセンター前駅との間に位置していますが、トレードセンター前駅で下車する学生からは少し遠い位置にあるため、利用率は比較的低いと考えられます。就活中でもインスタ映えを意識する方へ。往々にしてこういった大規模イベントの開催地は埋立地付近で行われることが多いため海辺であることが多く、例にも漏れずインテックス大阪も「南港」と言われるだけあって周辺に海が広がります。これといったスポットは正直ないのですが、最も海辺を感じられるのは、ATC(アジア太平洋トレードセンター)付近だと思われます。ATC付近の海辺スーツ×海という非日常的な組み合わせで撮りたいという方にはなんとか耐えられる程度の景観だと思いますので、少し羽を伸ばしたい、寄り道をして帰ろうという方は一度足を運んでみて下さい。帰り道の混雑に巻き込まれないために2駅歩いてから電車に乗ろうインテックス大阪の最寄り駅は「中ふ頭駅」になりますが、帰りは非常に混雑しなかなか乗り込めないこともありますので、編集部としては2駅歩き、コスモスクエア駅から乗車することを推奨します。もう一つ推奨する理由として、南港ポートタウン線はコスモスクエア駅までとなっているのですが、ほとんどの学生がコスモスクエア駅で地下鉄中央線に乗り換えをしなければなりません。そのため、またコスモスクエア駅では混雑の中乗車することになります。中ふ頭から2駅乗るために順番待ちをしコスモスクエア駅でも混雑の中また乗車するのであれば、2駅歩いてコスモスクエア駅からの乗車する方が効率的だと考えます。検索するとインテックス大阪からコスモスクエア駅は徒歩15分と出ますが、中ふ頭駅での電車の待ち時間や乗車時間を勘案すると同じくらい若しくは少し早く着くのではないかと考えます。オススメ退場時間はイベント終了後。混雑のピークは終了2時間前あたり。最も混雑すると言われているのが、イベント終了の2時間前あたりになります。イベント開始時間や終了時間によるため一概には言えませんが、インテックス大阪で開催される就職イベントにおいては、筆者の所感でもありますが例年そのあたりの時間が最も混雑しているように感じます。理由は、多くの学生がイベント開始直後(11時~12時)から会場に入り3時間~4時間ほど滞在し、15時~16時あたりから帰宅し始めることが多いからです。この時間の帰宅は電車も無料送迎バスも混雑必至であることが考えられるため、編集部としては17時以降の帰宅を推奨します。また、イベントへの参加時間も同様で、11時~12時は入場口付近さえ混雑しているため、個人的には13時以降の入場を推奨します。イベント参加先着特典などを得ることはできませんが、そこまでのストレスなく会場に入ることができるでしょう。企業講演などのタイムスケジュールが固定されており1度しかないものもあるため事前に確認などは必要にはなりますが、企業の一般ブースについては同内容を繰り返し話されていることが多いため、後半の時間に参加しても問題はあまりないでしょう。むしろ、確実に着座して話を聞けるという意味では効率的で省エネだという見方もできます。(着座して話を聞くことが全て善というわけではありません)無料送迎バスの待ち時間はアトラクション並み。時間に余裕のある人向けサービス。毎年インテックス大阪から梅田や難波まで無料で送迎してくれるバスがあります。完全無料なのでコスト面では非常に魅力的ですが、乗車までの待ち時間が非常に長く、筆者も一度乗車したことがありますが1時間程度待った記憶があります。時間に余裕のある方であれば利用してもよいと思いますが、乗車時間も電車と比べて時間を要するため、個人的にはあまりオススメはできません。おまけ:合説参加効率を高めるためにunistyleには他にも合同説明会に関する記事を掲載しています。合同説明会そのものをより有意義なものとしたい方は是非ご一読ください。参考:さいごに関西在住の方なら一度は訪れるインテックス大阪。合説そのものを有意義なものとするためにも、往復時間の効率化、混雑の回避、周辺スポットの把握をしておくことをオススメします。戦略的に合説を活用するための一助となれば幸いです。 15,681 views
早慶なのに25社全敗・・・夏秋インターン面接惨敗の私でも大手企業の内定を取れた必勝面接対策とは?【unistyle24卒インターン生就活体験談vol.4】 早慶なのに25社全敗・・・夏秋インターン面接惨敗の私でも大手企業の内定を取れた必勝面接対策とは?【unistyle24卒インターン生就活体験談vol.4】 はじめまして。私は早慶文系学部で24卒として就活をしていた者です。私はコミュニケーション能力には自信は全くありません。その上に留学経験などなくただ文化系サークルとバイトに没頭する日々を送っていた平凡な大学生でした。倍率の高いサマーインターンの選考では面接落ち。言葉が全く出てこず、自分のレベルの低さに絶望。そんな私でも誰もが知っている大手IT業界の企業と金融業界の企業の内定を獲得することができました。私の就活の最大の成功要因は「100回にわたる模擬面接」です。本記事では特段特別な経験もなく平凡な学生であった私がどのように模擬面接を行って無事内定を取ることができたのか、参考にしていたXのアカウントやYouTubeなどの紹介も交えながら紹介します。本記事を読むことで模擬面接の有効性・本当に有益なXのアカウントとYouTubeチャンネルを知ることができます。志望業界に関係なく役立つ情報を知ることができるので是非お読みください。関連記事本記事の構成筆者のプロフィール早慶なら就活余裕と思っていたのに...まさかの夏秋インターン面接全落ち・【夏の戦績】面接全敗・【秋の戦績】またもや面接全敗・夏秋を通じて-模擬面接を全くしない情報インプットonly就活生の末路-モチベーション低下、頭の中から就活のこと消して学園祭に没頭【具体的な方法論解説】心機一転!正しい情報収集&模擬面接・【12月頃】周りの友達が内定獲得して焦った。友達にどういう対策をしていたか聞く。・面接に関するインプット【X編】・面接に関するインプット【YouTube編】・面接に関するアウトプット【模擬面接】【逆転勝利】無事に2月に内定獲得最後に・とにかく行動。そして振り返り。・徹底的かつ正しい情報収集・恥を捨てる筆者のプロフィール私のプロフィールは以下の通りです。◆性別:男性◆大学:早慶文系学部◆サークル:文化系◆アルバイト:飲食店スタッフ◆志望業界IT・金融(メガバンク・カード・損保)・コンサル◆性格幼少期からおとなしいタイプと言われ、人とコミュニケーションをとることはあまり得意ではない。◆現在大学4年生、大手IT企業に就職予定。早慶なら就活余裕と思っていたのに...まさかの夏秋インターン面接全落ち「早稲田なら、慶應なら、いくら夏インターンの倍率が高くとも大手のインターン1つくらい行けるでしょ!」と思っていませんか?結論、学歴に頼るだけでは面接はおろか書類選考すら通りません。私はWebテストの勉強は数学は苦手だからと避け続け、面接に関しては自分はコミュ力が低いから何をしても無駄だとあきらめて何も対策しませんでした。もちろん、夏インターン・秋インターンともに結果は惨敗でした。ES選考のみのインターンは何個か決まりはしたものの、面接に通過したことは一度もありません。以下で夏と秋それぞれどのように就活を進めていたのかについて説明します。【夏の戦績】面接全敗周りの友達が6月から就活を始めていたので流れに乗ってサマーインターンのエントリーは6月から進めました。特に夢や就きたい職業はありませんでした。ネットの有名企業ランキング記事やXで流れてきたおすすめサマーインターン一覧を参考に、幅広く金融・デべ・食品など有名大手企業に20社近くエントリー。しかし、当時の私の状況は以下のような形でした。テスト対策を全くせずESすらほとんど通らない。20社エントリー/ES通過はわずか5社。せっかく書類選考を通過しても面接は全敗。1次面接すら通らない悲惨な状況。落ちて悔しいとは思うものの特に模擬面接などの面接対策は何もしない。「エントリー」という行動はしていたものの敗因の分析などはせず成長しない余談ですが、Webテストが全くわからない(体感半分も行っていない)企業も書類選考を通過したりしました。憶測にしか過ぎませんが、学歴ごとにボーダーが決まっていたり、テストは形式上のみの実施で実際は学歴で決めるといった企業は存在すると思っています。【秋の戦績】またもや面接全敗夏で惨敗した人がとる行動は次の2種類です。①なぜ惨敗したのかを分析し、夏休みでテスト勉強・模擬面接・OB訪問などを行う。②就活から逃げて夏休みを謳歌する。もちろん私は②でした。ちなみに①の人は要領が良いので夏休みを謳歌することも並行できます。そして迎えた秋インターンエントリー時期。私は以下のようにまた悲惨な状況を迎えることとなります。モチベーションが低くなっており、エントリーは5社。金融(銀行とカード)に絞ってエントリー。初めてGD選考を受けるが全く発言できず落ちる。夏の面接の振り返り等を全くせず面接に挑みまた落ちる。Xなどで面接対策などのノウハウは学び続けるものの、そもそも本番の面接機会はほとんどない上に模擬面接などのアウトプットの機会は全く設けなかったので成長がない。夏秋を通じて-模擬面接を全くしない情報インプットonly就活生の末路-私は情報のインプットだけは続けていました。Xで就活情報を発信するアカウントを多くフォローし、有益そうだなと思ったらすぐにブックマークをしていました。しかし、実践経験がほとんどない上に実践をしても振り返りをしない。そんな奴がインプットをしても使える知識とならないし、そもそもブックマークしても後から見返すことはありません。夏秋を通じて唯一やってよかったことは目標を下げずに大手企業にエントリーを続けたことくらいで(これだけは本当にやっておいて良かったと思っています)、結局大失敗のまま何も変わりませんでした。夏秋を振り返ると以下のようにまとめられます。インターンに申し込むという行動は続けたものの敗因の分析はせず全く戦闘力は変わらないまま敗因分析をしないことに加えて模擬面接などもしないので戦闘力0の状態で本番に挑んで負けるを繰り返す自分自身の課題点などがわからないままひたすら面接必勝法などの情報をインプットするだけにとどまり自分自身に何も変化がない。テスト対策も地頭がわるいからどうしようもないと思い込み放置。モチベーション低下、頭の中から就活のこと消して学園祭に没頭秋インターンも全敗し、学園祭の準備などに追われていたので10月後半から11月にかけてはほとんど何もしていませんでした。何もしなかった要因としてサークルの友達もそこまで就活にコミットしていなかったという背景もあります。しかし、こんな自分が本当に大手企業に内定できるのかという漠然な不安を抱えてはいました。【具体的な方法論解説】心機一転!正しい情報収集&模擬面接学園祭が終わり、いよいよ周りも就活に本腰を入れる人が多くなってきました。この時期に私の行動には大きな変化が訪れます。【12月頃】周りの友達が内定獲得して焦った。友達にどういう対策をしていたか聞く。12月初回のゼミ終わりの飲み会にて。そこで就活の話になりました。なんと私が学園祭の準備にのめりこんでいた間に多くのゼミの友達が内定を取っていたことを知り不安が募ります。「早期選考の案内が来た」「来週最終面接がある」自分とは縁のない話題ばかり。私は相当レベルの低い位置で留まっていることを実感しかなり焦りを感じました。そこで私はとにかくその友達にいままでどのような対策をしていたのかしつこく質問しました。そこでみんなが口を揃えて言ったアドバイスは以下2点。X,YouTubeなどで発信されている大手内定者のノウハウを学んで実践する。模擬面接を繰り返ししていることを知る。私は今のままでは冬インターンに申し込んでも時間の無駄になると判断し、空いた時間を全て模擬面接と大手内定者のノウハウのインプットに割きました。以下で詳しくどのようなことを行っていたのか解説します。面接に関するインプット【X編】私はまず情報収集の方法を変えました。今まではただ有名そうな就活インフルエンサーのアカウントを複数フォローして有益そうな情報がタイムラインに流れてきた時にブックマークやスクショをしていました。この方法は就活を本当に何も知らない場合は有効であると思います。しかし、アカウントによって言っていることがバラバラなので、全てを吸収しようとすると何が本当に有益かわからなくなるし、自分の軸がブレブレになってしまいます。そこで私は友達に紹介された本当に有益そうだと判断したアカウントに絞ってフォローし、インプットをしました。以下で私が実際にフォローして参考していたXのアカウントを簡単に紹介します。金融就活特化の就活インフルエンサー。特にメガバンクに関して選考情報、志望動機の考え方、面接ノウハウなど有益な情報を発信されています。また、私は「一貫性が一就活を制す」というnoteも買いましたがおすすめです。挫折経験、ガクチカ、自己PR、志望動機をどのように繋げたらわかりやすく納得感が生まれるか解説されています。金融志望ではない方も、参考になる情報ばかりです。nano(@nano_finance)元三井住友銀行の方。人事経験があるので人事の目線に沿った有益なアドバイスを知ることができます。長文投稿や情報量の多い画像投稿が多く、有料級です。またこの方は定期的に勉強会を無料で実施しています。やはり文面よりも実際の解説を聞く方が頭に入りやすいしモチベーションも上がるので是非参加してみてください。ただの元人事@裏垢(@aya_jinnji)スレディンガー(@SuuSchrodinger)商社・デべなど超難関企業に関する就活情報を発信しているアカウントです。超難関企業向けのノウハウなのでレベルが高いと思ってしまいますが、どの業界にも当てはまる基本的なマインドセットや考え方を身につけることができます。私はこの方の「面接の考え方と戦略基礎編」というnoteも買いましたがおすすめです。面接に対する考え方が180度変わり、面接に対する苦手意識が無くなるきっかけとなりました。面接に関するインプット【YouTube編】私はXだけでなくYouTubeでもインプットをしていました。YouTubeは文字情報だけでないので内容が頭に入りやすい上に、模擬面接の様子を載せているチャンネルもあるのでおすすめです。以下で私が実際に参考にしていたYouTubeチャンネルを3つ紹介します。ワンキャリア(@onecareer_official)大手企業の社員の方のパネルトークなどを通じて業界・企業研究を効率よく進めることができます。基礎的な知識を得たい方やOB訪問をする時間が無い人などは特におすすめです。トプシュー(@topsyu_tenshoku)5大商社・MM(三井不動産・三菱地所)複数内定のサスケさんが就活の攻略法を徹底的に解説しています。特にサスケさんが実際に話していたガクチカを基にガクチカについて徹底解説した動画と、実際のサスケさんの模擬面接の様子とその解説をしている動画は本当に視聴必須です。しゅんダイアリー(@shundiary)内定者の模擬面接や就活生のGDの様子を見ることができる貴重なサイトです。ただ、全てをパクるべきと判断するのはNG。自分のキャラなども踏まえて「この要素は良いな」と判断したものは積極的に盗んでいきましょう。あとは自分が良いなと思った部分もコメント欄では否定的な意見もあったりするので、よく考えるようにした方が良いです。面接に関するアウトプット【模擬面接】私は1月-2月の間に合計100回ほど模擬面接を行いました。模擬面接を通して話が長いといった自分の課題にすぐ気づくことができました。具体的にどのような形で模擬面接を行ったのか、以下4つメリットとデメリットを交えて紹介します。友人同じ業界を志望していた友人と毎週Zoomで模擬面接を行っていました。【メリット】お互いに実施するメリットがあるし仲が良いので実施ハードルが低い。また、就活の悩みもお互いに吐き出すことができるのでメンタル安定につながる。【デメリット】仲が良いと本番のような緊張感が無い。また、仲が良いからこそズバズバと改善点を指摘することができない場合もある。先輩私の志望業界の大手企業内定者に模擬面接を行ってもらいました。サークルの先輩だったので頼みやすかったうえに先輩も快く引き受けてくれました。【メリット】一度就活を経験してるかつ就活からあまり時間がたっていないのでフィードバックの質が高い。【デメリット】学生目線かつ自分がなぜその企業に内定できたのか分かっていない可能性も高いためアドバイスの再現性が無い場合もある。ただの元人事さんのコミュニティさきほどX編でも紹介したただの元人事さんが「ソクミー」という就活同士で模擬面接を行える無料コミュニティを提供しています。【メリット】初対面の相手かつお互いに貴重な就活期間の時間を割いているので、ある程度の緊張感がある。【デメリット】就活生同士の模擬面接かつ相手のレベル感がわからないので、フィードバックは本当に正しいか自分で考える必要がある。1人zoom自分一人でZoomの部屋を立ち上げて頻出質問集に答える練習をしていました。もちろんカメラアプリでも代替は可能ですが、面接でビデオ会議ツールを使う機会は多いので本番感を出すために私はZoomを使っていました。【メリット】・全く言葉が出てこない段階においては言語化する能力を鍛えることができる。・面接の苦手意識が強い場合の初歩ステップとして有効。・自分を常に客観視しながら喋ることができる。【デメリット】・緊張感が全くない。また、対人ではないので相手に理解させようとする意識が少し薄れる。番外編ですが、本番の面接を録音・録画することもおすすめです。(もちろん禁止されている場合もあるので要確認)自分を客観視して振り返る・友人や先輩に見せるなど有効な使い道があります。【逆転勝利】無事に2月に内定獲得100回数にわたる模擬面接の結果、どの質問に対してもスラスラと簡潔に答えられるようになりました。夏インターン選考の集団面接で面接官が私に対してだけずっと「?」な表情をしていたあの時から劇的な成長を遂げました。そのことが自信に繋がり、「自信に満ち溢れている」と面接でフィードバックを頂いたこともあります。そして2月、外資系のコンサルティング会社の最終面接を迎え無事内定。そこから日系企業の面接も次々と突破し、面接には1回も落ちることなく就活を終了しました。最後にとにかく行動。そして振り返り。自分は就活初期から行動はそこそこしていたものの、振り返りを全くしませんでした。振り返りを行い、現状の課題を抽出し、それに対して何かアクションを取ることをしないと成長は全くないと実感しました。まず行動を起こせてない方はとにかくインプットお化けになるのではなく行動を起こしてください。Webテストの勉強、模擬面接などいくらでもできることはあります。そして行動をした後には必ず振り返りをしてください。「相性が悪かったから落ちたんだ。」「全然対策してなかったから落ちてもしょうがない。」あなたのメンタルは楽になるかもしれませんが、そこに学びはありません。なぜ落ちたのか、徹底的に深掘りましょう。徹底的かつ正しい情報収集就活は情報戦です。正しい情報を集めて正しい方向に努力をしていくことが必要になります。危険なのはXで蔓延る胡散臭い情報に騙されてしまう人、誰にも頼らず自己流で就活を進めてしまう人等です。まずXで見た情報は必ず本当に正しいのかどうか自分で考えてみてください。また、就活は不確定要素が多すぎるため自己流で行くのは危険です。一番の近道は大手内定をした人のノウハウをパクること。そういった人が周りにいなくても、今はSNSが普及しているので簡単にアプローチできます。積極的に活用していきましょう。恥を捨てる「模擬面接でボロボロな様子を他の人に見られるのが恥ずかしい」という気持ちはわかります。自分も最初はそのマインドが捨てれず、模擬面接の約束をドタキャンしてしまいたくなるほどでした。そういった方は"面接に関するアウトプット【模擬面接】"で解説した通りまずは1人でやってみるなど小さなステップから踏み出してみてください。そうすることで徐々に自信がついて自然と対人で模擬面接をやってみたくなるはずです。最後まで読んでいただきありがとうございました。「面接が苦手でどう対策すれば良いかわからない...」という悩みを抱えている人が多いと思いますが、私が実践してきたような模擬面接でとにかく行動量を増やすこと、正しい情報を収集して実践することを意識するときっといい結果に繋がると思います。是非今日からでも模擬面接を実践してみてください。 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【OB訪問アプリ8選】就活で勝者になるために使うべきおすすめアプリ 【OB訪問アプリ8選】就活で勝者になるために使うべきおすすめアプリ 本記事では、unistyleがオススメするOB訪問アプリを8つご紹介します。各アプリの特徴(メリット・どのような就活生にオススメなのか)についても詳細に解説していますので、自身の目的や用途にあわせ、効果的にアプリを活用してもらえればと思います。本記事の構成OB訪問アプリとはオススメのOB訪問アプリ8選OB訪問アプリを利用する際の注意点最後に参考:就職活動におけるOB訪問の活用方法を解説した記事です。OB訪問の目的から、筋の良い質問の例、具体的なマナーまで、OB訪問をするうえで必要な「howto」をすべて網羅しているので、OB訪問のお願いをする前にぜひご一読ください。OB訪問アプリとはまず初めに、OB訪問アプリについて説明します。OB訪問アプリとは、スマートフォン上で手軽にOB訪問の調整ができるアプリです。画面上のプロフィールから興味のある社会人を見つけて申請を行い、申請が承認された後にはチャットを通じて気軽に連絡を取れるようになります。OB訪問アプリを利用するメリット◆自分の所属するコミュニティ以外の社会人の話が聞きやすくなる◆社会人のプロフィールを把握した上でOB訪問を依頼することができる◆チャット形式で簡単にアポ取りができる自分の所属するコミュニティ以外の社会人の話が聞きやすくなるこれまでのOB訪問では、大学のキャリアセンターの卒業生名簿や、ゼミや部活などの所属している組織のOB名簿から、メールや電話を通じてアポイントメントを取ることが一般的でした。そのため、大学などの所属しているコミュニティによっては、自分の行きたい企業のOB・OGを見つけられない可能性がありました。しかし、OB訪問アプリを活用することで、他大学出身の社会人・所属するゼミやサークルの異なる先輩など、自分の所属するコミュニティとは所属の異なる社会人へのOB訪問が以前よりも容易に行えるようになりました。社会人のプロフィールを把握した上でOB訪問を依頼することができる卒業生名簿から面識のないOB・OGへの面談を依頼する従来のOB訪問では、「よく分からない相手に話を聞きに行く」という不安があり、敷居が高いと感じる学生も多くいました。OB訪問アプリでは「現在の業務内容」「話せること」といった社会人のプロフィールが記入されており、学生は社会人のプロフィールを把握した上でOB訪問を依頼をする相手を選ぶことができます。また、社会人側も学生のメッセージやプロフィールを確認してから、OB訪問の承諾するか否かを決めることができるので、学生と社会人の間のミスマッチを減らすことができます。チャット形式で簡単にアポ取りができるOB訪問アプリには、社会人とのアポイントメントを取るまでの過程を簡略化できるというメリットもあります。従来のOB訪問では社会人とのメールを通じてアポイントメントを取ることが一般的でした。また、企業によってはOB・OG名簿に電話番号しか掲載しておらず、電話で連絡を取らなければならない企業もありました。OB訪問アプリでは、学生と社会人とのやり取りをチャット形式でスムーズに進めることができます。また、これは社会人の性格や、企業のカルチャーにもよりますが、メールほど文章の形式を気にせずに砕けた感じで話せることもあります。なお、選考対策に関して悩みがある就活生には就職エージェントneoの利用がオススメです。アドバイザーと、就活面談をして受けるべき企業や選考対策に関するアドバイスなどが受けられます。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。オススメのOB訪問アプリ8選代表的なOB訪問アプリとして、「Matcher」「ビズリーチ・キャンパス」の2つが挙げられます。2つとも様々なタイプの社会人が登録しており、実際にOB・OGと会える確率も高いので、就活生ならばぜひ利用したいサービスです。それ以外にも「レクミー」「ソーシャルランチ」「茶会人訪問」「ジョブカレ」といったOB訪問サービスが存在しています。これらのサービスは現時点ではスマートフォン向けアプリの配信を実施していないようですが、興味のある方はぜひ登録してみてください。本記事では、オススメのOB訪問アプリを8つ紹介していきます。各アプリのポイントも簡潔にまとめて解説していますので、自身のニーズ・目的に沿ったアプリを選択し、OB訪問に役立ててもらえればと思います。オススメのOB訪問アプリ8選Matcherビズリーチ・キャンパスレクミーソーシャルランチyentaLinkedInEightOBトークオススメOB訪問アプリ(1):MatcherMatcherの特徴◆学生と社会人のギブアンドテイク◆申込みがワンクリックで簡単にできる◆内定者の学生にもOB訪問ができる学生と社会人のギブアンドテイクこれまで社会人によるボランティアの意味合いが強かったOB訪問に、ギブアンドテイクの仕組みを取り入れたアプリがMatcherです。Matcherでは、「就職相談にのるので、〇〇してくれませんか?」といった社会人ユーザーが掲示する交換条件に学生が応じる必要があります。実際のお願いの内容を見てみると、「メディアのインターンに参加しませんか?」「アンケートに回答してください」といった企業の採用活動に関係するものから、「一緒に卓球しましょう」「僕のことを忘れないでください!」といったユニークなもの、「楽しんで帰っていってください!」といった見返りを求めていないものまで様々です。元々は社会人ユーザーのモチベーションを上げるために生まれた仕組みだそうですが、学生にとっても社会人と対等に感じやすく、恐縮せずに使えるというメリットがあります。申込みがワンクリックで簡単にできるまた、OB訪問の申込み手続きが簡潔なのもMatcherの特徴です。OB訪問の申し込みの度に依頼メッセージを作成する必要のある他社のサービスと違い、ワンクリックでOB訪問を申し込むことができます。逆に言えば、依頼メッセージを通じて企業への志望度の高さ・OB訪問への意気込みを伝えることができないことを意味します。そのため、マッチングの成功確率を上げるためにはプロフィール欄を充実させておくと良いです。内定者の学生にもOB訪問ができるその他にも、内定者の学生にもOB訪問をすることができるといった特徴があります。就職活動を終えたばかりの学生からは、実際に聞かれた質問や選考フローといった生の声を聞くことができます。また、年齢が近いので気軽に話しやすい、比較的に時間に余裕があるので会いやすい、本選考に直結することはないのでOB訪問の練習になるといったメリットがあります。matcherのHPはこちらからオススメOB訪問アプリ(2):ビズリーチ・キャンパスビズリーチ・キャンパスの特徴◆大学ごとのつながりを重視したサービス◆社会人登録者数No.1◆登録者限定イベントに参加できる大学ごとのつながりを重視したサービスビズリーチ・キャンパスの特徴は、大学別のネットワークを重視している点です。一部には他大学の学生からのOB・OG訪問を受け付けている社会人も存在しますが、原則として自分の大学のOB・OGにしか会うことができません。現在では、39校の国内主要大学の就活生が利用することができます。大学ごとのつながりを重視したサービスであるため、所属していた学部・ゼミ・部活・サークルでOBを検索することも可能であり、共通の話題で盛り上がりやすいというメリットがあります。社会人登録者数No.12018年5月時点でビズリーチ・キャンパスには約22,000名のOBが登録しており、その数はOB訪問サービスの中で最も多いです。登録している社会人の所属している企業も、ベンチャーから大手企業まで様々です。社会人の多くは母校の学生を支援するために自発的に登録している人が多いようですが、中には三井物産・伊藤忠商事のように会社を挙げて若手社員を企業公認で登録させている企業も存在しています。所属する大学によってOB訪問ができる社会人の業界や数に偏りが出てはしまいますが、1つのアプリで幅広い業界のOB・OGをカバーすることができるため、使い勝手が非常に良いです。また、OB・OGの人数の少ない大学では、「後輩が少なかったからこそ、むしろ手厚く支援してもらえた」という学生の体験談を聞いたこともあります。登録者限定イベントに参加できるビズリーチ・キャンパスに登録すると、ビズリーチが主催する会員限定イベントに参加することができます。過去には、グループディスカッション・面接などの選考対策講座・人気企業の社会人との交流会などが開催されています。これらのサービスの参加者は応募者の中から抽選で選ばれるため、プロフィールを充実させておくと良いでしょう。また、企業からインターンシップや選考一部免除のスカウトが届くこともあります。Matcherにも同様のサービスが存在していますが、スカウトの案件数はビズリーチ・キャンパスの方が多いです。ビズリーチ・キャンパスのHPはこちらからオススメOB訪問アプリ(3):レクミーレクミーの特徴◆OB訪問だけでなく、インターンや企業のイベント情報などが充実したアプリ◆エントリーシートや面談の対策に役立つコンテンツがあるOB訪問だけでなく、インターンや企業のイベント情報などが充実したアプリレクミーには企業で実際に働いている社員の情報が記載されており、記載されている社員に関しては直接アプローチすることができるようになっています。また、レクミーではLIVE形式で説明会を行っており、その企業のほとんどが一流企業となっているので、大手志望の学生にオススメのアプリとなっています。エントリーシートや面談の対策に役立つコンテンツがあるレクミーはアンケートに回答すると、特典がもらえます。LIVEによって異なりますが、「本選考対策レポート」「日系業界」「面接・グループディスカッション対策レポート」がもらえるLIVEもあります。その他にも、講演会としてグループディスカッション対策などのイベントを開催しているため、リアルな環境で選考対策をすることができます。レクミーのHPはこちらからオススメOB訪問アプリ(4):ソーシャルランチソーシャルランチの特徴◆社会人主催のランチに参加できる◆就活に役立つコラムや業界研究など、多彩な情報をサイト内で配信している社会人主催のランチに参加できる3,000社以上の社会人の中から会ってみたい方を探し、リクエストするだけでOB訪問をすることができます。また、社会人が主催するランチ会では、志望企業の仕事の流れやES添削など気になる情報をと直接聞くことができます。就活に役立つコラムや業界研究など、多彩な情報をサイト内で配信している就活に役立つコラムとは、例えば「グループディスカッションの対策」や「自己PRのポイント」など、その他にも様々なコラムが読めるようになっているため、自己分析や選考対策をする際に活用することができます。またトップ企業の社員のインタビュー記事なども載っているため、業界研究に役立つアプリになっています。ソーシャルランチのHPはこちらからオススメOB訪問アプリ(5):yentayentaの特徴◆経営者や企業家、投資家などのビジネス感度の高い人たちと出会える◆AIによってマッチング経営者や企業家、投資家などのビジネス感度の高い人たちと出会える経営者や企業家などのビジネスの感度が高い人と繋がれることで、ビジネスパーソンとの人脈づくり、業界のトレンドを知ることができます。また役員や社長の方も多くいるため、採用につながる可能性があることが特徴的だと言えます。AIによってマッチング毎日昼の12時にオススメの相手をレコメンドしてくれ、夜20時にマッチング結果がわかるようなシステムになっています。「興味あり・なし」で簡単に振り分けることができるため、誰でも簡単且つ気軽に利用することができます。また、yentaは完全審査性であり、審査に通過した人だけが利用できるため安全性があるということも特徴の一つだと言えます。yentaのHPはこちらからオススメOB訪問アプリ(6):LinkedInLinkedInの特徴◆ロールモデルを見つけることができる◆グローバルな人脈づくりができるロールモデルを見つけることができるLinkedInで公開されているプロフィールを見ることで、自分が目指している企業の社員の方がどのようなキャリアパスで現在に至っているかや、身につけているスキルなどを見ることができるため、自分の将来を考える際に参考にすることができます。グローバルな人脈づくりができるLinkedInは世界で5億人のユーザーを抱えており、外資系企業ではアカウントを持っていることが当たりまえになっているため、外資系企業で働いている方にOB訪問したいと考えている方には特にオススメのアプリです。実際にアプリで見つけた社員の方にアプローチすることも可能になっています。LinkedInのHPはこちらからオススメOB訪問アプリ(7):EightEightの特徴◆名刺管理の機能がある◆ユーザーが200万人以上名刺管理の機能があるもらった名刺を撮影すると、データ化され、スマートフォンでいつでも確認できるようになります。また名刺交換した相手もEightをやっていた場合、アプリ上で繋がる仕組みになっており、メッセージ交換などをすることができます。ユーザーが200万人以上Eightはすでに200万人以上のユーザーがいるため、興味のある企業で働いている社会人が見つからなかったということがほとんどありません。現在働いているユーザーだけでなく、転職してしまったり辞めてしまったユーザーの情報も見ることができるため、具体的な仕事内容や説明会やHPではわからない情報を得ることもできると思います。EightのHPはこちらからオススメOB訪問アプリ(8):OBトークOBトークの特徴◆気になる社会人を探し、簡単にトークを開始することができる◆選択式メッセージで簡単にトークをすることができる◆社会人の評判が分かるため、安心・安全に利用することができる気になる社会人を探し、簡単にトークを開始することができる業界や職種、OB訪問できる場所など、条件を絞って検索できます。また、OB訪問・ES添削・その他聞きたい話題などを選ぶだけで簡単にトークを開始することができます。この機能により、自分自身の希望に沿った社会人に対して目的を明確にした上でOB訪問をすることが可能になります。選択式メッセージで簡単にトークをすることができるOB訪問では、「この文章を送っても失礼に当たらないかな…」などとマナー面に悩みを抱える就活生も少なくないことでしょう。しかし、OBトークは初回のメッセージは選択式で送ることができるため、文章に悩むことなくトークを開始できます。社会人の評判が分かるため、安心・安全に利用することができるOB訪問によるセクハラなど、OB訪問を悪用する社会人が度々ニュースになっていますが、OBトークでは学生から社会人に対するコメントを見ることができるため、社会人の評判がひと目で分かるようになっています。そのため、安心してメッセージ・OB訪問ができるアプリと言えるでしょう。OBトークのHPはこちらからOB訪問アプリを利用する際の注意点最後に、OB訪問アプリを利用する際の注意すべき4つのポイントを解説していきたいと思います。どれもOB訪問をする上では当たり前のことですが、当たり前だからこそ確実に怠らないように注意していただきたいです。自分のプロフィール欄を充実させることOB訪問の目的の明確化・訪問後の振り返りを欠かさないこと常に相手に評価されているという意識を持つこと社会人の話を鵜呑みにしすぎないこと【1】自分のプロフィール欄を充実させること1つ目のポイントは、自分のプロフィール欄を充実させることです。社会人がOB訪問に応じる実質的なメリットはほとんどありません。社会人はわざわざ見ず知らずの学生のために貴重な時間を割いてOB訪問に応じてくれています。また、日程の都合から社会人が会える学生の人数には限界があります。OB訪問アプリでは誰もが気軽に申込みができるようになったからこそ、プロフィール内容を充実させて、相手に「この学生と会いたい!」と思わせる必要があります。私が就職活動中にお会いしたIT業界勤務の社員の方は、100人以上の学生からOB訪問を申請されていました。【2】OB訪問の目的の明確化・訪問後の振り返りを欠かさないこと2つ目のポイントは、OB訪問の目的の明確化・訪問後の振り返りを欠かさないことです。何の「仮説」も持たずにOB訪問に臨み、闇雲に社会人との会話を繰り返しているだけでは、時間が無駄になってしまいます。OB訪問アプリを活用することで、志望企業のOBと出会うことが以前よりも容易になったからこそ、1つ1つのOB訪問を疎かにしないように気をつけなければならないと感じています。OB訪問の「仮説検証」を踏まえた質問を作成する方法については、以下の記事を参考にしてみてください。参考:OB訪問における「質問」に焦点を当てた記事です。OB訪問を受ける社会人から評価され、面接の際にも役立つ「仮設を検証する質問」の作り方について具体例を交えながら解説していきます。OB訪問に臨む際の参考にご活用ください。【3】常に相手に評価されているという意識を持つこと3つ目の注意点は、常に相手に評価されているという意識を持つことです。先ほどOB訪問における「個人登録の社会人」と「企業公認の社会人」の使い分けの説明をしましたが、結局のところ、OB訪問では「いつ」「どこで」「誰に」評価されており、その結果が企業の選考にどのように影響するのかについて完全には分かりません。また、OB訪問をしている目の前の社会人への印象次第では、ES添削、他のOB・OGの紹介など、その後のサポートをしてもらえる可能性があります。参考:リクルーター面談における対策方法を解説した記事です。OB訪問でもリクルーター面談と同様に社員から評価されているケースや、OB訪問で高い評価を得たことでリクルーターを紹介されたケースもあるので、この記事を読んで社会人に評価されているポイントを確認することをおすすめします。【4】社会人の話を鵜呑みにしすぎないこと4つ目のポイントは、社会人の話を鵜呑みにしすぎないことです。社会人の口から語られる志望動機や選考対策は、企業の選考をくぐり抜けた模範解答の1つであり、参考にすべき部分の多い貴重な情報です。しかし、就職活動のような正解が1つではない世界では、1つの考え方に固執することは非常に危険です。また、見るからに自分とは全く異なるキャラクターの社会人の志望動機や自己PRを真似しても、効果はありません。あまり1つの考えに囚われすぎずに、様々な考え方に触れておくと良いでしょう。最後に就活生にとってOB訪問は、興味のある企業に対する理解を深める貴重な機会です。OB訪問を通じて実際の業務内容に対するイメージを膨らますことができる上に、企業によってはOB訪問の結果次第で本選考が有利に働くこともあります。OB訪問アプリの登場により、より多くの社会人に、より気軽にOB訪問することが可能になった今だからこそ、この機会を積極的に有効に活用していただければと思います。その際に、この記事がこれからOB訪問を行う皆様の参考になれば幸いです。【関連記事】●●●●●●●●● 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これからの時代、活躍できる人材とは。|パーソルキャリア 佐藤裕|unistyleインタビュー これからの時代、活躍できる人材とは。|パーソルキャリア 佐藤裕|unistyleインタビュー これからの時代を生き抜くために、なにをどのようにすればいいか。皆さんが直面する就職活動はこれからを生き抜くための一つの手段でしかなく、また、希望する企業から内定を獲得できたからといって活躍できる人材になれるとは限りません。今回パーソルキャリア株式会社にて新卒採用の責任者を務めていらっしゃる佐藤裕さんに、これからの時代活躍できる人材についてお話をお聞きしてきました。2002年に新卒で外資系人材ビジネス企業に入社し転職支援サービスの営業に従事した後、2007年にパーソルキャリア株式会社(旧社名:株式会社インテリジェンス)に入社。既存サービスである転職サービス「DODA」の営業やメディカル領域の立ち上げなどさまざまな分野に携わった後、現在は自社の採用活動の責任者として従事。2017年には年間216回の講義・講演や面談を通じて3万人以上の学生に会い、キャリアや就職活動についてメッセージを発信する他、BSジャパン『ジョブレボ!-JoblifeRevolution-』コメンテーター、キャリア教育支援プロジェクト「CAMP」キャプテン、株式会社ベネッセi-キャリア特任研究員、関西学院大学フェロー、デジタルハリウッド大学非常勤講師などの肩書きを持つ。パーソルホールディングス株式会社にて、グループにおける新卒採用統括責任者も兼務。現在活動はアジア各国での外国人学生の日本就職支援まで手を広げ、文部科学省の留学支援プログラム「CAMPUSAsiaProgram」の外部評価委員に選出されグローバルでも多くの活動を行っている。◆パーソルキャリア株式会社HP◆ジョブレボ!-JoblifeRevolution-◆キャリア教育支援プロジェクト「CAMP」目次◆これまでとこれからの時代◆大学生である今、やっておくべきこと◆日本ではたらくを楽しめている人口は、たった6%。◆最後に:あるべきキャリア選択の姿これまでとこれからの時代「ちゃんと仕事をしてくれる人」を求めていた時代の終焉大前提として、これまでの日本において求められていたモノとこれからの時代に求められるモノは大きく異なることを理解してください。まず、昔の日本の就職活動は言ったことをやってくれる人を多数求めていた時代でした。そうすると日本は”お利口さん”を採用する風潮が生まれます。結果、「頑張ることができる人」として同じ学生が並んだ場合、学歴が高い方がいいのでは?という文化が形成され、今の「学歴社会」が生まれました。ただこれからの時代はご存知の通り、AIが台頭しシンギュラリティという言葉が徐々に浸透してきていることからも、単純作業を人がする時代でなくなっていくため「言われたことをきちんとやってくれる人を採用する」という概念は一気に薄まっていくと考えています。シンギュラリティ(技術特異点)とは人工知能が発達し、人間の知性を超えることによって、人間の生活に大きな変化が起こるという概念を指す。「機械が人間の脳を超える」。シンギュラリティという概念は、人工知能の権威であるレイ・カーツワイル博士により提唱された「未来予測の概念」。これからは「何かを生み出せる人」が活躍できる人材の定義となるそれでは、これからの時代に求められる人はどういう人か。AIやシンギュラリティといったものがますます加速してくると、これまでの活躍の定義であった「オペレーターのような人」の価値は薄まり、「何かを生み出せる人」、つまり創造力のある人が求められていくと考えます。「何かを生み出せる人」になるためのベースとして、主体性と思考力が非常に重要だと考えています。【1】主体性昨今「意識高い系」という言葉がありますが、今の若い世代は「意識高い系」を嫌う傾向にあると考えています。その結果、組織からはみ出たくないという意識が強く働きます。尖ったことはしたくないし、良くも悪くも皆と同じでいたいという意識を持っているので主体性が開発されないんです。私は大学で講義などもしているのですが、皆の前では質問はしないけれど講義が終わったらこっそり質問をしにくる。これからの社会においてはアイデアを生み出すことが求められることは必須だからこそ、はみ出し者になることを厭わないという意味ではなく自分らしく主体性を持って前に出るという経験を積むことは活躍できる人材になるための条件になると思います。【2】思考力勘違いしてほしくないのが、現代の若い人たちは思考力がないのではなく、”開発されてこなかった”んです。その理由はパソコンやスマホなどのデバイスが小さい頃から当たり前のように普及しており、答えが常にネット上にある時代を生きてきたからこそ、自分の中で解を持てず、何かあれば人に「聞く」ことをしてきました。就活でもすぐに答えを求めて聞いてきてしまう人が見受けられますが、これは思考力が開発されてこなかったからですね。大学などの学校はあくまで学問を学ぶ場であり、思考力そのものを開発させる場ではないので仕方がないとも言えますが。しかし、社会人になって仕事をしてみると、ネットには答えが載っていないような課題や疑問の壁に当たります。これまで思考する訓練をしてこなかったため解を持つことができず、彼らは苦労します。いかにして社会人になる前から思考力を鍛えられるかが今後ますます重要になってくるでしょう。大学生である今、やっておくべきこと大前提として鍛えるべき5つの能力上記の主体性や思考力に加え、是非身に着けてほしい5つの能力があります。これらは今の就活ではあまり求められてないですし、普通の大学生活ではこれらを得られることもありません。しかし、若いうちから活躍している人は”学生時代に”これらを身に着けています。会社の研修でこれらを身に着けることもできません。研修はあくまで業務を覚えるためや業務効率をあげるための機会ですので。そこを勘違いすると業務のインプットだけがなされて社会に送り出されてしまいます。「2ランク上」の世界に身を置くこと上記の5つの能力を含めて学生時代に地力をつけるために、私は2ランク上の世界に身を置くことを勧めています。具体的に言うと、中学校日本代表4番バッターの佐藤くんがいたとします。彼をより成長させるための方法として、監督は高校の練習に入れようとしたとします。私はそれは間違っていると思っています。なぜなら、高校生クラスになると体の大きさも近いですし技術力も同じくらいかもしれないので”打ってしまう”かもしれませんよね。そうすると彼は天狗になってしまい、必要以上の自信がついてしまう。自己認知度が下がるんです。では、中学生日本代表の佐藤くんはどうすればいいか。2ランク上の大学野球やプロ野球に送り込んでしまえばいいんです。すると佐藤くんは圧倒的な力の差によって打ちのめされて自信を失うわけです。彼に「なぜ辛いのか?」と聞くと、「力が足りないから」「スイングスピードも足りないから」と言うでしょう。これが非常に重要で、つまり自分の課題を可視化することが成長機会の創出に繋がるわけです。就活も同じで、大学の一つ上の先輩にいろいろと教えてもらおうとするとうっかり「自分イケてる」と思ってしまう。良い意味で、今のコミュニティから外れなければ能力開発は難しいと思います。2ランク上の人と話し、自分の不足しているところを明らかにする。それがあなたの開発ポイントになるでしょう。あらゆるビジネスレベルに触れる先ほど2ランク上に行くためには今のコミュニティを外れないといけないと言いました。これは、今属している大学の友人やアルバイトといったコミュニティではなかなか能力開発されないからです。なぜなら、これらは既に関係性が構築されている中におけるコミュニケーションだからです。面接でよく「コミュニケーション力が強みだ」と言う学生さんがいますが、これは大いなる間違いなんです。学生の言う「高いコミュニケーション能力」はそのコミュニティの中でのことであって、社会では「初めて会う人」や「世代や価値観の違う人」、「利害関係のある人」と円滑に仕事を進められる人を「コミュニケーション能力の高い人」としているわけなので、学生と社会人が使う言葉の定義を変えていき、2ランク上のコミュニティの中で自分の至らなさを痛感することが大事だと思っています。大切なことは能力の定義が相手と揃っているのか、正しいのかを疑うことです。また、コミュニケーション能力を細分化すると、印象力・空気を読む力・理解力・伝達力などがありますが、これらを手に入れるために具体的におすすめなのはやはりインターンシップです。昨今よく見かける実質会社説明会のようなインターンシップではなく、自分の能力開発のヒントにできそうなものへの参加がおすすめですね。多数の社員が参加しているものもあるので、たくさん話を聞いて、社会人レベルのコミュニケーションを知り自身との差を把握することが重要でしょう。ちなみに、能力開発において読書のみ、というのはあまりおすすめしていません。読書の場合、行動する前に頭から入ってしまうので人間は考えるまでもなく真似てしまうようです。そうするとオリジナルがなくなってしまって自分で一度試すということをしなくなってしまうので、読書も悪くはないですが、できるだけ人に会って肌で感じて実践してほしいですね。就活というフィルターを通さずに社会を知ること本記事をご覧の学生さんはおそらく大学3・4年生が多いと思いますが、社会のリアルを知るためには大学1・2年生の行動が大事になってくると思っています。就活がはじまるとどうしてもあらゆる情報によって一種の”洗脳”がはじまってしまってしまいますからね。さきほども述べましたが、1・2年生の時期から企業のインターンシップに参加することはおすすめですね。「評価」をあまり気にせず見に行けますから、いろいろな見方ができると思います。一般的なアルバイトを否定するわけではないですが、長期インターンはよりリアルが見えるのでおすすめです。企業の内側に入ってしまうと良くも悪くもウラが見えてしまいますからね。それこそがリアルであり就活を通してでは見えない部分だと思いますので、是非今1・2年生の方はトライしてみてほしいですね。あとは就活に関係ない社会人の講演会を聞いてみることですかね。就活系の講演となるとテクニックやノウハウに寄った話になってしまって本質的じゃないこともあると思うからです。ポジティブな意味で就活をノイズと捉えて活動してみるのも良いかもしれませんね。人の分岐点を探るあと、大学生である今やっておくべきこととして、家族や身近な友人ではなく、オモテとウラをそれなりにわかりはじめた社会人5年目以上の人に分岐点や意思決定の背景をたくさん聞くこともおすすめしています。自分の持っていない・知らなかった価値観を知ることも非常に大切なことだと考えているからです。私も人の分岐点を知るために著名人をはじめとしていろいろな方にインタビューをしています。著名人となると一見遠い存在の人たちのように感じますが、分岐点のタイミングを掴むという意味合いでは自分に活かせる学びがたくさんあるんです。分岐点は意図しないタイミングでやってくることもありますし、誰しも自分の分岐点を見逃したくはないですから、「敏感になろう」という意識になるんですよね。日本ではたらくを楽しめている人口は、たった6%。139カ国中、132位日本は「はたらくことを楽しめているか」という指標で世界最低水準になります。世界最高はアメリカの30%超えで、世界平均で10数%程度になります。しかも日本はここ3年程度で7%から6%に下がっているんですね。6500万人いる日本の労働人口の1%なので相当な数になります。なぜここまで低いかというと、日本の古き”良かった”文化が影響しています。かつての日本は、入社した会社に40年間勤めることが当たり前で転職はマイナーなことであり、仕事がつまらなくても続けることが常識でした。仕事は回すもの・耐え凌ぐもののような位置付けになってしまっていて、なぜ働くかでいうとお金・生活・遊びのために働いてたんです。この古き”良かった”日本の文化が日系企業にはまだまだ残っているので、外部環境が変わっても働くことへの意欲が昔の概念のまま変わらず現在に至るというところでしょうか。時代に逆行してしまっている結果、海外との対比も相まって年々はたらくを楽しめている人口が低下傾向にあるように思います。他にも、欧米と日本との違いを紐解くためにアメリカに行くこともあるんですが、アメリカは学業から社会への接続が自然なんです。アメリカの学生はインプットしたものを活用して実践型のインターンをした上で実力が認められるとオファーされるような就職の文化があります。なので「勉強しなきゃ」という受動的なものではなくオファーを獲得するためにも自分の人生のためにも勉強をするんですね。そこまで必死になって勉強して入った会社はきっと楽しいしイメージ通りなので頑張れますよね。そもそも動機の部分が違うんです。でも日本はそうじゃない。一つの決まった答えを見つけるための勉強を高校までやってなんとなく大学に入って、就活というイベントにぶち当たることで将来をやっと考えるようになる。これでは、入社後のミスマッチが起こる可能性は高くなってしまいますよね。理想を言うなら、高校生からキャリアのことをしっかり考えて、その過程として大学に入学をするのであれば、きっと学びの姿勢も変わるはずだと思っています。入社した後もはたらくということに向き合い、「何のために働いているのか」を意識していないと6%には入れないでしょうね。はたらくを楽しめている6%の人にとっての”はたらく”とははたらくを楽しめていない94%の人は、月曜日から金曜日までをどちらかというとネガティブに捉えているように感じます。そうすると土日を仕事から完全に切り離して無理矢理にでも充実させようとしますよね。それで心が満たされたと感じるかもしれませんが、実はそれはあまり健全な状態とは考えていません。今の時代、イヤでも仕事に関する情報は自然と目や耳に入ってきますよね。でも、土日は仕事に関する情報はネガティブに認識してしまうので無意識的にシャットアウトしようとします。これこそがますます働くことが億劫になる原因だと思っていて、サザエさん症候群なんて言葉がありますが、土日を仕事と完全に切り離して楽しみすぎて「明日から仕事か」と思うからこそ94%の人への仲間入りをしてしまっているんじゃないかと思っています。私は出張も多いため、私のことを「働きすぎだ」と言う人もいますが、辛いかと聞かれると全くそうは思わないんですよね。「働いている」「働かされている」感覚がない。これが6%の人だと思います。極端な表現ではなく、趣味や部活に行くような感覚の人だと思いますね。サザエさん症候群日曜日の夕方から深夜、「翌日からまた通学・仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称。最後に:あるべきキャリア選択の姿佐藤の考えるキャリア論突然ですが、例えば、私佐藤が日本の総理大臣だとします。そこでと宣言した場合、皆さんは今日から何をしますか?おそらく英語を話せない人は英語の勉強をはじめますよね。それが私の思うキャリア論です。つまり、将来起こること・起こしたいことから逆算で考えて今すべきことを明らかにすることがあるべきキャリア選択の姿だと思っています。「就活と言えば自己分析」といった文化が根強くあると思いますが、過去に捉われる自己分析はあまりおすすめできないと考えています。元々は40年同じ仕事をし続けることが当たり前だったので過去の上手くいった経験や今大切にしている価値観をそのまま社会に持っていかないと続けられなかった。だから過去から深堀りをした自己分析が必要だったんです。でも、変動の激しい今の時代において未来はどうなるかわからないし、終身雇用といった言葉すらも死語になりつつある中なので、自分のキャリアを自由にデザインすることもできるし、しなければならない。過去の自分を未来にもっていく、というのはすごくもったいないことだと思うんです。重要なのは過去と未来を切り離して考えること。必要以上に過去に捉われないことですね。キャリア選択の上でするべきことまずは未来に起こるであろうことをやんわりとでも想像してみることです。少し例え話をすると、学生に「30年後の50歳になった時どうなっていたい?」と聞くと、まず家族の話がでてきます。結婚していて子供がいて、早ければ孫もいるイメージですね。その次に家や土地などの不動産の話が出てきます。一般的なマンションなどであれば買えるかもしれませんが、大型犬を飼えそうな庭付き一戸建てなどのイメージをする学生も結構多いんですよね。これに対して私は「それは難しいと思うよ」と言っています。すると当然学生は、「なんでですか!」と聞いてきます。何故難しいかと言うと、2018年現在日本のGDPは3位ですが、30年後には8位まで落ちる予測も出ているんですよ。日本の労働人口も4500万人程度になっていると言われています。(※諸説あります。)つまり、日本は元気のない国になっている可能性がある。さきほど想像した幸せそうな50代に本当になれていそうですか?という話なんですよね。過去の経験や価値観などを基にした憧れで仕事を選ぶことが悪いとは言いませんが、自分達の人生を幸せなものにするために未来からの逆算で「何をするべきか」「するべきことに対して今自分に足りない能力は何か」を考えることがより大切になってくると思っています。以上のことを踏まえて、就活生をはじめとした大学生には「活躍できる人材」となってほしいですね。まとめ◆主体性と思考力を兼ね揃えた創造できる人が活躍できる人材となる◆「2ランク上」の世界に身を置き、未開発・未発達能力を明らかにする◆社会のオモテとウラを知る◆はたらくを楽しめている6%は、「はたらいている」感覚がない◆未来志向で考える▼パーソルキャリアでは20卒インターンシップの募集をしています。 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