自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする方法【大手企業選考通過者ES例文10選】

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最終更新日:2023年10月19日

自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする方法【大手企業選考通過者ES例文10選】

自己PR

自己PRで「相手の立場に立って考える力」という強みをアピールしている就活生も少なくないと思います。

相手の立場に立って考えながら働いてくれる人材は企業にとって必要であるため評価されやすいですが、抽象的な言葉であるため正しく伝わらないとマイナスなイメージを持たれてしまう可能性もあります。

ではどのように伝えれば良いのでしょうか。

そこで本記事では自己PRで「相手の立場に立って考える力」をアピールする際のコツや言い換えの言葉を例文をもとに紹介していきます。

企業が自己PRで求める相手の立場に立って考える力とは

相手の立場に立って考えるちからとは

そもそも、なぜ企業は相手の立場に立って考えられる人材を求めているのでしょうか?

相手の立場に立って考えるとは、相手の気持ちを汲み取って物事を考えられるということです。

企業で働く以上は、仕事が与えられ、周りの人と協力しながらそれを全うしなければなりません。特にチームで働くことが多くなってきます。チームで働くうえで、自分勝手に行動するのではなく相手の立場に立って考えることがとても必要になってきます。

また、接客や営業を行う場合においても同じです。自分の思い通りに接客や営業を行ってもうまくはいきません。相手の立場に立ち、相手が何を求めているかを考えなければ活躍できません。

これらの理由から企業は相手の立場に立って考えることができる就活生を求めているのです。

自己PRで相手の立場に立って考えられる人の特徴

相手の立場に立って考えられる人の特徴

相手の立場に立って考えられる人の特徴は以下の三つになります。

自分は度の特徴に当てはまるのかを考え、自己PR作成に活かしてください。

  • 相手の立場に立って考えられる人の特徴 (1) 意見を押し付けない
  • 相手の立場に立って考えられる人の特徴 (2) 聞き上手
  • 相手の立場に立って考えられる人の特徴 (3) 相手の気持ちに配慮ができる

相手の立場に立って考えられる人の特徴 (1) 意見を押し付けない

一つ目は意見を押し付けないことです。

人によって生まれた環境や育ってきた環境によって価値観は変わり、意見は人それぞれです。相手の立場に立って考えられる人は自分の意見を押し付けたりはしません。なぜなら、無意識に意見を押し付けることが相手にとって不愉快であると理解しているからです。

特にグループで物事を行う時に、自分の意見を押し付けがちですが、それでは議論が変な方向に行ってしまったり、まとまらずに終わってしまったりします。こうならないためにも、特にグループワークでは相手の求めていることを理解したうえで自分の意見を言うことが必要になってきます。

グループワークやサークル、部活動などでこういった経験があれば相手の立場に立って考える力をアピールできるでしょう。

相手の立場に立って考えられる人の特徴 (2) 聞き上手

二つ目に聞き上手であることです。

話を途中で遮り、自分の意見を言う人がいますが、話を途中で遮られた人は決して気持ちのいいものではありません。相手の立場に立って考えられる人は相手の話を最後まで聞いたうえで会話を続けます。なぜなら相手の立場に立って考えられる人は自然と話を途中で遮ることは相手が嫌がることであると理解し、会話をすることができるからです。

しっかりと相手の話を聞き、相手が何を考えているかを理解しようとしている姿勢は人に安心感や好感を持たれます。人間関係を取り持つうえで聞き上手であることはとても重要なことです。

相手の立場に立って考えられる人の特徴 (3) 相手の気持ちに配慮ができる

三つ目は相手の気持ちに配慮ができることです。

相手の立場に立って考えられるひとは相手の気持ちを汲み取ることができ、自分がされて嫌なことを相手にして傷つけたりはしません。

相手の気持ちを配慮した行動をとることで険悪な空気にすることなく会話を進めることができ、他者からも好感を持たれたり、信頼を得られたりします。この能力は仕事をする上でも大切なことです。

こうした経験で具体的に話せることがあれば、相手の立場に立って考える力をアピールできるはずです。

自己PRで相手の立場に立って考える力を伝える際の手順

自己PRで真面目を伝える際の手順自己PRを書く際は以下のフレームワークに沿って書くことで、企業に評価される自己PRを書くことができます。

自己PR 書き方

ここで大切なことはまず初めに結論を簡潔に伝えるということです。その次に結論の根拠となるエピソードとして「どんな努力や工夫をし、結果を出すことができたか」を伝えます。最後は自分の長所が会社にどう貢献できるかをアピールしましょう。

より詳細な自己PRの書き方は以下の記事・動画でわかりやすく解説しているので参考にしてみてください。

動画を通じて自己PRの書き方を確認したいという方は、下記の動画を参考にしてもらえればと思います。

自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント

相手の立場に立って考える力のアピールポイント

自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際は以下のポイントを意識してください。

  • 自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント (1) 「相手の立場に立って考える力」を具体的な言葉に言い換える
  • 自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント (2) 「相手の立場に立って考える力」をアピールできるエピソードを伝える
  • 自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント (3) 「相手の立場に立って考える力」を企業でどう活かすかを伝える

以下でそれぞれについて解説します。

自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント (1) 「相手の立場に立って考える力」を具体的な言葉に言い換える

相手の立場に立って考える力という言葉はやや抽象的な言葉であり、自分が伝えたい意味と相手の受け取りに齟齬が生まれてしまう可能性があります。

相手の立場に立って考える力という言葉だけでは「相手の気持ちが分かる」という印象もあれば、「自分の意思がない」という印象を持つ人もいると思います。

そういった認識のズレをなくすためにも、相手の立場に立って考える力をもっと具体的な言葉に言い換えて伝える必要があります。

例えば、「私は相手の立場に立って考え、議論をスムーズに進めることができます。」などとアピールする方が、企業側にもあなたの相手の立場に立って考える力をより具体的に伝えることができます。

企業は自己PRを通して「自社の求める強み・能力を持っているか」「キャラクターが自社にマッチしているか」を知りたいと思っているため、より深くあなたの人柄を知ってもらうためにも具体的にアピールするようにしましょう。

自己PRとは何なのかについて知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。自己PRでアピールすべき強みや企業が聞く意図など、自己PRの基礎を学ぶことができます。

参考:新卒就活の自己PRとは-種類別例文19選と共にNG自己PR例も紹介-   

自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント (2) 「相手の立場に立って考える力」をアピールできるエピソードを伝える

先程も述べましたが、相手の立場に立って考える力という言葉は抽象的であるためその言葉だけではいまいちあなたがどんな人なのか伝わりません。

そのため、自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際はしっかりと具体的なエピソードを伝えるようにしましょう。

具体的なエピソードを書く際は以下の4点を意識して考えると、説得力の自己PRを作成することができます。

  • 自己PRで「相手の立場に立って考える力」をアピールできるエピソードを伝えるコツ (1) 強みを発揮した場面
  • 自己PRで「相手の立場に立って考える力」をアピールできるエピソードを伝えるコツ (2) 課題
  • 自己PRで「相手の立場に立って考える力」をアピールできるエピソードを伝えるコツ (3) 課題を克服するためにとった行動
  • 自己PRで「相手の立場に立って考える力」をアピールできるエピソードを伝えるコツ (4) 結果

動画を通じて自己PRの書き方を確認したいという方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。

自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際のポイント (3) 「相手の立場に立って考える力」を企業でどう活かすかを伝える

自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際はその強みを仕事でどう活かせるかを伝えることが非常に大切です。

どの企業も入社後に自社に貢献してくれる人材を採用したいと考えているため、その強みが会社でも活かせるものかどうかをチェックしています。

そのため、「相手の立場に立って考える力という強みを活かして貴社でも〇〇に貢献できると思います。」と自分の強みを入社後どのような場面でどう活かせるかについても伝えるようにしましょう。

しかしあなたが持っている強みが志望企業で求められていないものであったら、せっかくの自己PRが台無しになってしまいます。

そうならないためにも、事前に「志望企業が求めている人材はどのような人材なのか、自分の強みの中で志望企業に貢献できる強みは何なのか」を企業研究を通してしっかりと把握しておくようにしましょう。

企業研究について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

参考:企業研究のやり方を徹底解説-新卒就活を効率的に進めるためのコツとは?-

自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際の注意点

相手の立場に立って考える力の注意点

ここからは、自己PRで「相手の立場に立って考える力」をアピールする際に多くの就活生が陥ってしまう落とし穴を紹介します。

自分自身のESや面接での言動を振り返る際にご活用ください。

  • 自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際の注意点 (1) 当たり前の経験をアピールしてしまう
  • 自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際の注意点 (2) 「相手の立場に立って考える力」が短所と思われてしまう

自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする際の注意点 (1) 当たり前の経験をアピールしてしまう

相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRでは、「友達とスムーズに会話ができた」といったような、ただ与えられた仕事をこなしたただけのエピソードをよく耳にします。しかし、労働の対価として給料を受け取っている以上、与えられた仕事に真剣に取り組むことは当たり前のこののように思えます。

このように、与えられた仕事をこなした経験で真面目をアピールした自己PRは、ただ「当たり前のことをしただけ」だと思われ、面接官の評価につながらない可能性が高いです。また、自分から主体的に行動することのできない受け身な人物と思われてしまうかもしれません。

「真面目」の高さ自己PRでアピールする上では、与えられた仕事以上に、自分がどのように考え、具体的にどのような行動を起こしたのかについて説明する必要があります。また、取り組みの動機は「やることになっているから」「仕方がないから」といった受動的なものではなく、「どうしてもやりたい」といった主体的なものでなければなりません。

自己PRで真面目をアピールする際の注意点 (2) 主体性が無いと思われてしまう

相手の立場に立って考える力は大変魅力的な強みの一つですが、アピール次第で弱みにもなってしまうケースがあります。具体的に、主体性が無いと思われてしまう可能性があります。

「私は相手の立場に立って、その意思に沿って物事を進めることができます」といった例文は選考官から相手の立場に立って考える力があるというよりも主体性が無いと思われてしまうケースになります。この場合は相手の意思に沿ってだけではなく、それに加え自分の意思をもって行動した具体的なエピソードを含めることで選考官から相手の立場に立って考える力だけでなく主体性もあると思われるようにしましょう。

自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする言い換え一覧

相手の立場に立って考える力 言い換え

物事は表裏一体であり相手の立場に立って考える力という強みを聞いて、「主体性が無い」というイメージを持ってしまう人もいるかもしれません。

そのため相手の立場に立って考える力という強みを他の言葉に置き換えてアピールするのも一つの手であると言えます。

相手の立場に立って考える力を以下のような表現に変えてアピールしてみるのも良いかもしれません。

真面目の言い換え例

●自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする言い換え例 (1) 傾聴力がある

●自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする言い換え例 (2) 聞き上手

●自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする言い換え例 (3) 自分の意見を押し付けない

●自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする言い換え例 (4) 相手が傷つかないように振舞える

●自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールする言い換え例 (5) 思慮深い

上記のように相手の立場に立って考える力をアピールできる言葉は色々あります。

どの言葉が自分の相手の立場に立って考える力に合うのかを考え、自分の相手の立場に立って考える力を一番良くアピールできる言葉を選んでみてください。

相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文

相手の立場に立って考える力のNG例文

相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文として以下のようなものが見受けられます。

これらを把握し、自己PRをより良いものにしていきましょう。

  • 相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文 (1) 具体的な体験談がない
  • 相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文 (2) 当たり前のことをしているだけ
  • 相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文 (3) 主体性がない

相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文 (1) 具体的な体験談がない

私の強みは相手の立場に立って考える力です。「相手の立場に立って考える」というモットーのもと様々なことに挑戦してきました。この強みにより、これまで遭遇してきた課題を解決し続けることができました。この強みを活かして、貴社に入社後は任された仕事に対して一生懸命取り組み、貢献していきたいと思います。

この自己PRではどのように相手の立場に立って考える力があるのかが全く伝わってきません。理由としては具体的なエピソードがないからです。

上述していますが、"相手の立場に立って考える力"とは抽象的な言葉であるため「なぜ相手の立場に立って考える力があるのか」という具体的なエピソードを自己PRで述べる必要があります。

そのためこの自己PRの場合であれば、「課題に遭遇しても解決することができました。」という部分で、具体的に「どのような課題に遭遇したのか、またそれはどうやって解決したのか」について書けると良いでしょう。

相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文 (2) 当たり前のことをしているだけ

私の強みは相手の立場に立って考える力があることです。私は居酒屋でアルバイトをしていたのですが、遅刻をしてしまうことが多かったです。しかし私は、店長やアルバイトの仲間の立場に立って考え、遅刻をしていてはみんなに迷惑をかけてしまうと感じ、時間をきちんと守れるように頑張りました。店長からも「最近遅刻しなくなったね」と言われ、周囲のバイト仲間からも認められるようになりました。この経験を活かし、貴社でも相手の立場に立って考える力を活かして行動したいです。

このNG例文は真面目に行動したエピソードが当たり前のことをしているだけになっています。

最初のマイナスな状態を普通の状態に戻しただけになっています。

相手の立場に立って考える力をより印象深く伝えるには当たり前なことはできたうえで、プラスアルファのことをしたエピソードを入れるようにしましょう。

相手の立場に立って考える力をアピールした自己PRのNG例文 (3) 主体性がない

私の強みは相手の立場に立って考える力です。貴社のインターンシップに参加した際に、5人1チームでワークを行うことになりました。私は相手の立場に立って考え、チームのみんなの意見に沿って物事をスムーズに進めていきました。この経験からチームでスムーズに物事をこなすことに自信が付きました。貴社においても相手の立場に立って考える力を活かし、行動していきたいです。

このNG例文では主体性がないエピソードになっています。

チームで仕事を行ううえで相手の意見を尊重することはもちろん大切です。しかし、そこに自分の意見が無くては自分の存在価値が薄れてしまいます。

この例文では相手の意思に沿って行動をしているだけで、相手の立場に立って考える力があるというよりも主体性が無い人物と思われてしまいます。

相手の意思に沿って行動するだけでなく、主体的にその意思をふまえた意見を行うことで相手の立場に立って考える力をアピールするようにしましょう。

大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文

相手の立場に立って考えるちからの回答例文

以下で大手企業選考通過者の自己PRの回答を紹介します。

それぞれ相手の立場に立って考える力をアピールしている回答となっているので、自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールしようと思っている方は参考にしてみてください。

大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文 (1) 三菱UFJニコスES

当社で活かせるあなたのセールスポイントとその理由。(全角入力400文字まで)

私の強みは「常に相手の立場に立ち、行動し続けられること」です。それはアルバイト先で、新人研修を改革した場面でも現れています。アルバイト先の飲食店では、新人が定着せず1ヵ月以内に辞めていく状況が続いていました。そこで、私は自分が新人であった時の気持ちを回顧し、従来の、全員に対しマニュアル通りに行う研修をやめ、1人1人の個性や習得度を分析した上で課題を設定するよう心掛けました。具体的には、教育の進捗度合を皆で共有出来るノートを作成し、指導を効率的に行いました。さらに、新人に対し仕事の方法だけでなく、なぜその仕事を行うのか、理由の部分まで伝えることで新人がより主体的に取り組める環境作りに尽力しました。結果、定着率も着実に上がっていき、この経験から、相手を尊重する考え方と傾聴力が身に付きました。この能力はお客様の声やニーズに応え、お客様目線の決済サービスを考える際に活かせると考えています。

選考通過者本選考ES:三菱UFJニコス19卒(総合職)
三菱UFJニコスの企業研究ページ(関連記事・本選考/インターンES・本選考/インターンレポート)はこちら
上記の企業研究ページを参考に自己PRで相手の立場に立って考える力を具体的にアピールしましょう

大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文 (2) ENEOS

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大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文 (3) 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)

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大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文 (4) JPモルガン

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大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文 (5) シティグループ

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大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文 (6) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券

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大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文 (7) キッコーマン

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大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文 (8) 富士通

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大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文 (9) 東京地下鉄(東京メトロ)

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大手企業選考通過者の自己PRで相手の立場に立って考える力を強みとした回答例文 (10) 日本ハム

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上記の企業研究ページを参考に自己PRで相手の立場に立って考える力を具体的にアピールしましょう

まとめ

相手の立場に立って考える力のまとめ

本記事では自己PRにおける相手の立場に立って考える力について解説してきました。

改めてになりますが、自己PRは「自身が入社後に活躍できる人材であること」を示す必要があります。

自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールし、志望企業の選考突破、ひいては内定獲得を目指してもらえればと思います。

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「差別化」を狙い加速する通信キャリア大手3社のベンチャー支援 「差別化」を狙い加速する通信キャリア大手3社のベンチャー支援 以前unistyleでは大手通信キャリア業界3社の比較記事である「NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの事業・社風・選考比較」の記事を紹介しました。そちらでは主に収益のメインとなるような事業の比較を行いましたが、今回は各社が積極的に展開しているベンチャーとの連携についてフォーカスして紹介したいと思います。今日、同質化が進んでいる通信キャリア3社は「差別化の決定打」となるような新たなサービスを模索している最中であり、新規事業創出などの目的で積極的にスタートアップ支援やベンチャーキャピタルの事業に取り組んでいます。例えば、業界の中でも特に積極的にベンチャーとの連携を図っているKDDIはパートナーの大企業と共に新たなスタートアップ支援の枠組みを開始しており、様々な企業のノウハウや資産を活用し、スタートアップが急成長できる支援を展開しております。参考:KDDIVenturesProgramまた、NTTドコモもKDDIに続いて2013年にスタートアップ支援の体制を整え、NTTグループでのベンチャー投資をドコモに集約・再編し「NTTドコモ・ベンチャーズ」を設立しました。参考:NTTドコモベンチャーズ今回は通信キャリア3社について、それぞれのスタートアップ支援に関する動向について紹介していきたいと思います。同業界を志望する学生であるならば、企業研究の1つのポイントとしても各社の挑戦的かつ新たな取り組みを知ることは選考を受けることにおいても重要になってくるのは間違いないと思うので、是非参考にして下さい。NTTドコモ先程紹介したとおり、NTTドコモ・ベンチャーズはNTTドコモの100%子会社としてCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)運営やベンチャー企業支援プログラム等を展開しています。その事業の柱は大きく分けて2つあり、ひとつ目はベンチャーキャピタルの運営であり、ふたつ目はベンチャー支援プログラ"ドコモ・イノベーションビレッジ"の運営です。ドコモの100%子会社ではあるものの、NTTグループ全体のスタートアップおよびベンチャーコミュニティとの”総合窓口”としての性格を有しています。同社取締役の秋元氏は「NTTドコモ・ベンチャーズの本質的な目的は、ベンチャーならではの斬新なアイデアやスピード感をNTTグループと結びつけることで、サービスや技術、プロセスのイノベーションを加速して、NTTグループの新事業領域を創出していくことにある」とアスキーのインタビューにて語っています。参考:アスキー「NTTグループの新事業創出へドコモ・ベンチャーズの狙い」同社の基本的な投資金額は数千万円〜1億円程度となっており、日本最大級の実名型グルメサービスを展開しているRettyに対する3,535万円の出資など、将来性のあるスタートアップに対して積極的な投資を行っています。また、グローバルな投資を行っていることも同社の特徴であると言えるでしょう。投資先の企業は日本発のスタートアップだけではなく、ヨーロッパやイスラエルなど他地域にわたっています。例として、NTTドコモ・ベンチャーズは2016年2月にクレジットカード決済のチャージバックリスクを保証するイスラエルのスタートアップ企業であるRiskifiedLtd.に出資することを決めています。同社の技術は今後もEC市場の拡大やそれに伴う不正使用被害の拡大に合わせて、技術の使用機会の拡大することが期待できるため、今回の出資に至ったそうです。これら以外にも、NTTドコモ・ベンチャーズの公式HPにて過去の投資実績についても紹介されているのでそちらも是非参考にしてください。参考:NTTドコモ・ベンチャーズ投資実績KDDIKDDIVenturesProgramは将来を担う発展途上のスタートアップに対しては育成・支援プログラムの「KDDI∞Labo(無限ラボ)」、次世代を見据えた新しい取り組みを行うベンチャー企業に対してはコーポレートベンチャーファンドの「KDDIOpenInnovationFundk」と、ステージに合わせた2つのスタートアップ支援を2012年からスタートさせています。KDDIでは、あたらしい未来を作り出すベンチャー企業、スタートアップの方々を投資、設備、プロモーションなど豊富なアセットで支援しています。世界を変えるための挑戦を止めてはいけない。KDDIは挑戦を求めるあなたと新しい世界を作り続けます。参考:KDDIVenturesProgram公式HP「無限ラボ」は、韓国のテクノロジースタートアップの日本進出支援、および事業提携を目指し、日本国内では大学や研究機関と連携し、企業化人材育成や研究成果の事業化など世界規模でのスタートアップ支援を行っています。無限ラボは一定の期間ごとに毎期4〜5チームが参加し、KDDIを始めとする参画企業から多方面の支援を受けながら3ヶ月感でサービスの完成・事業化を目指すプログラムを展開しています。参加したチームの多くがサービスを期間内に発足させ、KDDIのアプリ取り放題サービス「auスマートパス」などでデビューを果たしています。例えば、KDDIは無限ラボの第1期プログラムに参加したシンクランチ株式会社に出資を実施しました。同社はFacebookのアカウント情報を用いたビジネスランチセッティングサービス「ソーシャルランチ」を展開していました。リリース後順調にユーザー数を伸ばしていましたが、2012年にはソーシャルゲーム事業を行うDonutsが同社を買収しました。参考:TechCrunchソーシャルランチをソーシャルゲームのDonutsが買収、創業1年4ヶ月でKDDI代表取締役社長である田中氏は、スタートアップ企業が次の段階に進むためにはKDDIのような事業会社が果たす役割が「超重要」であると無限ラボ第3期の表彰会で語りました。質疑応答では、「製品が良くても企業として存続して大きくなっていくのは非常に難しい。プロモーションをやろうとネットに載せるだけでは厳しいし、記事を書いてもらって拡散するだけでも厳しい。彼らのコンセプトやプロダクトを広げるために支援する人達がいる、スマートパスの中に入れば、400万人に見てもらい、機会が格段に増える。使い始める行為にまで押し上げる」と語っていました。参考:ケータイWatch『「KDDI&Labo」第3期終了、赤字でも仕掛ける「超重要」なこと』ソフトバンク業界の他2社に比べるといくつかの大規模な投資案件が目立つソフトバンク。古くは米ヤフーへの出資と日本での合併設立です。いまだに知名度が低かった当時のヤフーに潜在的価値を見出し、1億ドルを超える資金を投じ、それが結果として莫大な利益を生み出すことにつながりました。また、ソフトバンクは2000年に中国のネット通販などを運営する「アリババ」に20億円を出資しましたが、同社の劇的な成長により今ではその投資額は6兆円前後の価値にまで成長しました。そしてアリババは2016年9月19日に世界最大規模の上場を成し遂げ、今後より積極的な海外展開に動き出すようです。参考:東洋経済オンライン「世界最大規模の上場、アリババ隆盛は続くか」このように、積極的なM&Aや投資を実施してきたソフトバンクはグループにおけるベンチャー企業向けの投資部門として「ソフトバンクキャピタル株式会社」を保有しています。米国に本拠地を構え、ベンチャー企業を掘り起こす投資専門会社である同社は、合計10人程度の投資の専門家チームを組んでおり、早期段階のベンチャー企業に投資を行うベンチャーキャピタルです。KDDI・NTTドコモと比較してグローバル規模のベンチャー投資の比率が高いことも同社の特徴でしょう。過去の投資実績としてはソーシャルニュースの分野で先駆けになった「ハフィストン・ポスト」や、ソーシャル上で拡散するバイラルニュースを提供している「バズフィード(BUZZFEED)」などが挙げられます。最も初期の段階からこれら事業者向けの投資を続けているようです。その他フランスに本社を持つ「クリテオ(criteo)」など、グローバルな規模で積極的に投資を行ってるようです。参考:ダイアモンド・オンライン「米投資部門の黒子が明かす孫正義も知らぬソフトバンクの"先物買い"」最後に今回は大手通信キャリア3社のスタートアップ支援に関する動向にフォーカスしてまとめてみました。元来、他の産業と比較して差別化が難しいとされてきており、かつ今日も同質化競争が繰り広げられている通信キャリア業界において、ベンチャー企業との連携による新規事業の創出は他社との差別化におけるカギとなることは間違いないでしょう。また実際の選考においても、通信キャリア3社は学生に対して柔軟な発想力を求めるような設問が目立ちます。以下の具体例を確認してみましょう。「ドコモはまだまだつまらない」――あなたならどうオモシロくしますか。また、あなたはどう貢献しますか。(300文字以内)参考:NTTドコモエントリーシート(21)情報革命で人々を幸せにするために、ソフトバンクに必要なことは何だと思いますか?その達成のために、あなたならソフトバンクでどんな挑戦をしたいか教えてください。(200字以上)参考:ソフトバンク【内定】エントリーシート(25)KDDIでやりたいこと、実現したいことを教えてください。参考:KDDIエントリーシート(12)このような設問の回答として、学生自身の過去の経験と照らし合わせて答えることも大事ですが、柔軟な発想力、そして自分だけの個性・価値観をアピールする方法として斬新なアイデアを紹介することも設問に対する回答として非常に魅力的でしょう。今回の記事がみなさんの参考になれば幸いです。また、本記事では通信キャリア大手3社のベンチャー支援について解説してきましたが、こちらの動画ではIT業界の全体像について紹介しています。こちらの動画もあわせてご覧ください。次の動画ではIT業界のビジネスモデルについて紹介しています。 26,056 views
就活生が面接でやりがちな5つのNG行動と改善方法 就活生が面接でやりがちな5つのNG行動と改善方法 16卒外資系メーカー内定者です。本選考の面接で突如として現れる、"NG就活生"。本コラムをお読みのみなさんも面接中に「これはまずいだろう…」というような就活生を見かけたことはあるのではないでしょうか。こうしたNG就活生たちには1つの共通点があります。それは、総じて「正しい面接対策ができていない」ということです。特に"自分は面接が得意だ!"と思っている人、"学生時代頑張ったエピソードには困らない!"といった就活生ほど思わぬところで失敗するケースがあり、面接もきちんと練習しなければ内定までには至りません。たとえ力試しで受ける企業であったとしても、面接に関しては時間の許す限り対策をし、自分なりの「勝てる面接」のやり方を早くから身につけられると良いのではないでしょうか。本コラムでは「NG就活生の典型例」に加え、そこから見えてくる「正しい面接対策の方法」もご紹介します。これから就活に臨まれるみなさんにとって、少しでも参考となれば幸いです。NG就活生の面接での典型的行動5つ話が冗長すぎる受け答えを暗記しているやけに態度がでかい質問に答えていない過度の緊張・自信のなさが見られる(1)話が冗長すぎる「1分程度で自己PRをお願いします」と言われ、5分以上ひたすらしゃべりつづける就活生。「学生時代はバックパッカーとして世界中を飛び回り、大学ではサークルの幹部としてメンバーをまとめ、ゼミではマーケティングを学びビジネスコンテストにも出場し…」走馬灯のように思い出される学生時代の記憶を大演説し、話を終えた本人は大満足。面接官は苦笑い。みなさん、面接での受け答えは長ければいいというものではありません。まずは結論を先に述べ、1分と指示されたならきちんと1分以内にまとめましょう。(2)受け答えを暗記している「学生時代に最も力を注いだことは、国際ボランティアサークルでの活動です。…えー、国際ボランィアサークルでの活動で…あっ、私はその中でアフリカの貧しい地域に学校を建てようというプロジェクトに携わっており…んっ、関わっていて…?」言葉に詰まった途端に必ず前の文章に戻ったり、少しでも暗記した表現と違う言葉を言ってしまったら言い直す。面接官が就活生に求めるのは、正確に暗記された受け答えではありません。自分の思いを懸命に伝えようと奮闘する就活生の努力です。もちろん、面接前に質問を予想して受け答えの筋道を考えておくことは必須ですが、暗記はオススメできません。(3)やけに態度がでかい「じゃないですかぁ」「っていうか」などの明らかに面接向きではない言葉遣いで、面接官に対してもどこか「上から目線」で話す就活生。私はある企業のグループ面接中に、テーブルの下で足を組んでいるツワモノも見たことがあります。選考の場でも緊張せずにできるだけ自然体でいられるのは良いですが、面接官にフレンドリーに話そうと思っているのだとしても、さすがに限度があります。みなさんが面接官だったとしたら、そんなに態度の大きな就活生は扱いづらいし、後輩にはしたくないですよね…?(4)質問に答えていない「あなたの強みはなんだと思いますか」と問われているのに、自分の経験したことだけを自慢げに語って終了する就活生。「私はフットサルサークルで幹事長をしておりまして、大会までにメンバーをまとめるのに苦労しました。特に、経験者と初心者にはレベルの差があり…(中略)最終的には大会で優勝することができ、幹事長として溢れんばかりの達成感を覚えました」はい。この就活生がアピールしたかったのは、いったいこの人物のどんな強みだったのでしょうか?きっと、経験者・初心者の双方を上手くまとめ上げチームを優勝に導いた「リーダーシップ」なのでしょう。就活の面接では学生時代のエピソードを根拠に話を進めることがほとんどですが、エピソードが全面に出すぎて、何が言いたいのかわからなくなってしまう就活生が多くいます。(5)過度の緊張・自信のなさが見られる面接になると相手の目を見て話すことができなかったり、明らかに緊張しすぎていて言いたいことが10%も言えていない就活生。就活においては俗に「圧迫面接」と呼ばれ、面接官が意図的に就活生を追い詰めるような面接をすることがあります。もしもそんな圧迫面接にあったとき、緊張に負けてしまっていては非常にもったいないと思います。またグループ面接の場合は、緊張が理由で他の就活生に圧倒され、自分のペースを乱されてしまう就活生もいます。自分の未来がかかった面接を前にして、緊張しない人なんてほとんどいません。面接での失敗を緊張のせいにだけしたりせず、緊張を上手くコントロールすることも重要です。NG就活生にならないために、面接前に踏むべき2つのステップそれでは、前述したNG就活生のようにならないために最低限打っておくべき対策をご紹介します。STEP1.情報収集企業の新卒採用HPで"求める人材像"や"社風"のコーナー、あるいはunistyleをはじめとする就活サイトの"面接過去問例"などを参考に「されるであろう質問リスト」を作りましょう。その上で、各質問に対して「自身の就活の軸に基づいた」解答の筋道をつくっておきます。例えば、私はP&Gのマーケティング部門も受けていましたので、・P&G新卒採用HP「キーワード」・unistyle「P&Gの面接過去問リスト24選」などのような情報源を利用しながら、50~60ほどの質問リストを作りました。そのうえで、自身の就活の軸「グローバルに働きたい(これ以外にもいくつかありました)」ということや、同社にアピールしたい自身の強み「チームメンバーが能力を最大限に活かすリーダーシップ」「どのような環境でも発揮できる行動力」などを基準に、回答の大筋を考えておきました。先にも述べたように文章の丸暗記はオススメしませんが、筋道を考えておくことでより質問の意図を捉えた端的な回答ができるようになると思います。STEP2.実践型練習回答の道筋ができれば、あとは実践的な練習をするのみです。友人や先輩などにも協力してもらい、できるだけ模擬面接の機会を設けられると良いと思います。またその様子を録画して反省材料にすると、自身の問題点がより身にしみてわかります(私の場合は話している時に前後の動きが多く、落ち着きがないように見えていたので、意識的に改善しました笑)。また練習相手がいなくても、自分の作った解答リストに沿った受け答えが「口頭で」できるのかを練習することはできます。練習はいくらやっても損はないと思います。上記で紹介したNG就活生の典型例「なんだか態度の大きな話し方になってしまう人」や「緊張しやすい人」には特に有効な対策ではないでしょうか。おわりに「面接ではありのままの自分を見せるべきだし、対策なんかいらない!」と思っている方が、もういないことを願います。面接で自身のパフォーマンスを最大限にするため、そしてNG就活生にならないためには、必ず事前の対策が必要なのです。ただし、対策の段階で「企業に自分を合わせ過ぎないよう」に注意していただきたいと思います。相手(企業)を知ったうえで、自分という人間をどういった「切り口」で見せるのかを考え、対策を打っていくイメージが一番理想なのではないでしょうか。就活生のみなさんが面接で実力を発揮できることを祈っています。また、本記事では就活生が面接でやりがちな5つのNG行動と改善方法について解説してきましたが、こちらの動画では面接の全体像について紹介しています。本記事とあわせてご覧ください。 54,252 views
就活生もおさえておきたいメガバンク3社におけるフィンテックの動き 就活生もおさえておきたいメガバンク3社におけるフィンテックの動き 学生人気の非常に高いメガバンク。これら3行は2015年夏ごろにフィンテックの専門部署を設置したようです。フィンテックとは?FinTech(フィンテック)とは金融(Finance)と技術(Technology)を組合せた造語で、ITを活用して金融、決済、財務サービスなどの世界にもたらされるイノベーションのことをいいます。特に、近年ではクラウドやスマートフォン(スマホ)といった最新のITを活用して、金融機関が従来提供してこなかったようなサービスをベンチャー企業が提供することが多くなってきました。特に、米国を中心とするベンチャーキャピタル市場において、FinTech(フィンテック)関連のスタートアップ企業への投資が注目を集めています。参考:「BillingSystemFinTech(フィンテック)とは」メガバンク3行が共通して連携しているフィンテックによるサービスの代表例としては、マネーフォワードの「家計簿アプリ・家計簿ソフト」やマネーツリーの金融インフラサービス「MTLINK」が挙げられます。ちなみに16卒の選考でも、フィンテックに関連する知識に対する質問が実際にメガバンクの面接においても聞かれています。メガバンクを志望する17卒の就職活動においてもフィンテックに対するメガバンク3行の動向を抑えておくようにしましょう。以下、これまでにおけるメガバンク3行の、フィンテックに関する動きについてまとめてみました。今後の就職活動において、これらの知識を把握しておくことは大事であると思われるので、是非参考にしてください。◆三菱UFJ銀行メガバンク3行の中でも、特にフィンテック導入に意欲的なのが三菱UFJ銀行です。2016年にはFinTechを推進するための新組織「イノベーションラボ」を発足させ、シリコンバレーに少数の人員を常駐させて斬新な発想を直接吸い上げようと考えています。三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と三菱東京UFJ銀行は2016年1月8日、FinTechを推進するための新組織「イノベーション・ラボ」を発足した(写真)。要員は約20人で、東京と米国シリコンバレーの2拠点体制とする。「今までのサービスとは一線を画する新事業の開発に専念する」と、MUFG経営企画部企画グループの鎌田克志上席調査役は語る。参考:ITpro『三菱UFJがFinTechの新組織、銀行組織と一線を画すチームで先進行に伍する体制』国内でも「FinTechChallenge」というハッカソンなどを通じてベンチャーを発掘、そして支援するオープンイノベーション戦略を展開しています。そこで選考された投信選びアプリの運用も開始しているようです。参考:三菱東京UFJ銀行FintechChallenge2016参考:FintechベンチャーのFinatext、三菱東京UFJ銀行とパートナーシップを組み投資信託選びをサポートするスマートフォンアプリ『Fundect』をリリース!また、2015年9月には世界の金融大手22社が設立した仮想通貨決済研究コンソーシアムにも名を連ね、独自の「MUFGコイン」を開発中だそうです。また、ロボットに対する投資アドバイスも含めて、10年後には総合的に体制を整えていくようです。独自仮想通貨三菱東京UFJ銀行が実験で先陣行内の取引管理費を削減また、日系銀行初の起業家向けプログラムとして、「MUFGFintechアクセラレータ」のプログラムの開催を決定しました。3月18日には第1期の企業として5社のスタートアップを選別し、これらの企業と確信的な新事業の創造を目指して行く見通しです。◆三井住友銀行三菱UFJ銀行に続いて、三井住友銀行も2015年10月16日、都内でフィンテックの第一回ハッカソンを実施しました。新たなリテール金融ビジネスの創出をテーマに、Fintech関連などのベンチャー企業10社が登壇し、三井住友フィナンシャルグループで活用可能なICT技術、ソリューションを披露しました。参考:三井住友銀行SMBC×FinTechFuture、新たなリテール金融ビジネスの創出に向けてまた、三井住友銀行はFinTechに関する特設ページを設けており、これまでのフィンテックに関するニュースをまとめたサイトがあります。主にスマートフォンアプリや、投資信託に関するWebサイトの更新情報をまとめています。参考:SMBC×FinTechFuture2016年04月15日には、「サイン認証」導入を発表しました。サイン認証では印鑑を持参する必要がなく、盗難リスクもないなどの特徴から、利便性と安全性を両立した店舗・ネット対応サービスの強化が図れるようです。三井住友銀行は同サービスとネットバンキングの「Web通帳」を融合し、実際の通帳や印鑑を持たずとも各種銀行取引を可能にするサービスを始めます。参考:atmarkIT『サインのみで取引可能に、三井住友銀行が「サイン認証」を導入』◆みずほ銀行みずほ銀行でもフィンテックへの動向を注視しているようで、関連会社のみずほキャピタルに対して出資を行うことで、フィンテック関連のスタートアップへの投資をしようとしています。参考:みずほ銀行×みずほキャピタル~「みずほFinTechファンド」への出資について​また、2015年10月から、グループ内のテクノロジーを利用した資産運用ロボットによる投信ポートフォリオ提案サービスを開始。できることからはじめる独自路線によって、フィンテック活用を急速に進めているようです。みずほ銀行が提供する資産運用ロボによるアドバイスサービス「SMARTFOLIO(スマートフォリオ)」。お客さまのリスク許容度を踏まえた投資信託のポートフォリオを無料でご提案します。参考:みずほ銀行「SMARTFOLIO」ロボアドバイザー資産運用のアドバイスサービスでは、株式会社お金のデザインが9つの質問に答えるだけで、世界中の約6000銘柄のETFから最適なポートフォリオを提案する「THEO」というサービスをリリースしており、今後この分野のサービスが多くあらわれることを予感させます。2016年3月25日には、オープンイノベーションによる新たな価値創出を目的に、「Pepperと一緒にまったく新しい銀行のサービスを作る」ことをテーマとした、ハッカソン形式によるイベント「Mizuho.hack」を5月21日から22日に開催しています。参考:Mizuho.hack◆最後にフィンテックはまだまだ注目が集まり始めた段階であり、今後、フィンテック関連のサービスもより充実していくことが予想されます。メガバンク、金融志望の学生にとっては未来の自分の働き方が大きく変わる可能性があるものなので、ぜひ日々のフィンテック関連のニュースについて積極的に触れていただければと思います。またフィンテック関連のスタートアップ、企業が注目される中、金融系のベンチャー企業に就職するという選択肢も金融志望の学生にはぜひ考えていただきたいと思います。19卒学生の方は商社出身の方が立ち上げた決済サービス会社「ネットプロテクションズ」の早期選考会が開始しているので、金融系の企業を考えている学生はぜひ受けてみてください。参考:《内定直結》ソルジャー社員ではなく、ブレーン人材としての働き方が求められる「ネットプロテクションズ」早期選考会photobyr2hox 27,223 views
「自分は他人より優秀だ」という平均以上意識からの脱却が内定獲得への第一歩 「自分は他人より優秀だ」という平均以上意識からの脱却が内定獲得への第一歩 元号を跨いだ大型GWも終わり、いよいよ20卒の選考活動も後半戦に差し掛かってきました。既に志望度の高い企業から内定を得るなど順調に駒を進めている方もいれば、企業からなかなか良い評価を得られず苦戦しているという方もいるかと思います。ところで、そんな20卒の方も含め、本記事をご覧の皆さんへ質問です。あなたの就活力は5段階評価で何点ですか?今回のテーマは、就職活動における自己評価。果たしてそれは高くあるべきなのか、低くあるべきなのか。新元号を機に自己を振り返る意味で今一度この論点について考察していきしょう。尚、本記事は就職活動真っ只中の20卒だけでなく、これから就職活動を始める21卒以降の方にもためになる内容になっているため、是非多くの方に一読していただければと思っています。【本記事のアウトライン】・自己評価の高低と就職活動結果の関係・「平均以上意識」はなぜ生まれるか・ダニング・クルーガー効果と自己評価・他社の内定先を正直に公表すべきか・最後に:自己評価で自身の可能性を狭めるのはもったいない前提として:以前もこのような記事で自己評価を取り上げましたunistyleでは以前にも「就職活動と自己評価」をテーマに以下のような記事を公開しています。参考:詳細についてはリンクより元記事を一読していただければと思いますが、要約すると「就職活動においては自己評価は高めぐらいが良い結果をもたらすことが多い」という内容が書かれています。一方、自己評価が現実のそれとあまりにかけ離れているのは当然それまた問題であり、結局はバランスが大事だということも指摘しました。unistyleが調査した結果は、自己評価の平均は"3.59"冒頭の問いかけについて、unistyleが以前アンケートを取った「」における結果は"3.591"でした。単純に考えて、1~5の5段階評価の乱数的な期待値は3.000ですから、結果としてはやや高めの値と言えるかもしれません。とは言え、・サンプリングサイズの問題(50万人規模と言われる就活生全体の中のn=1002)・母集団の性質の問題1(unistyle登録者における高学歴層の割合の高さ)・母集団の性質の問題2(16卒は8月内定のため2~3月でも現在よりは選考が進んでいない)等々、統計的な正確性を語るには問題があるため、あくまで参考程度にはなります。「平均以下」と回答する人は5割も存在するのか?さて、この結果について皆さんに考えて欲しいのは、「自分は平均より下の就活生だ」と自己評価している人がどれだけいるのかということです。もちろん就職活動における自己評価という全く定量的でない指標が標準正規分布を取るわけではありませんが、少なくとも「平均より下」と思っている人は5割に満たない可能性は高いでしょう。実際、これを今読んでいるユーザーの皆さんも、トップ層とは思っていなくとも、「少なくとも平均よりは上かな」ぐらいの自己評価である人は多いのではないでしょうか。確かに、「」に書かれているような、就職活動において基本となる行動をクリア出来ている就活生は案外少ないものです。unistyleの記事のような典型的な公開情報でも、他の就活生に差をつけることは十分可能です。(余談ですが、この時期の3年/M1生向けによくみかける「応募者限定で○○リストをプレゼント!」といったような就活イベントも、情報自体で差をつけようと考える就活生の心理を少なからず利用したものだと推測しています)参考:また、以下の記事にもあるように、大学全入時代とも言われる昨今では早慶以上の学歴の希少価値というのは学生の肌感よりはそれほど高くはなく、自分の置かれた立ち位置よりも何となく上の自己評価をしてしまうケースはそれなりにあると思っています。もちろんこの記事が執筆された頃と比較すると、有名私立(特に早稲田)は入学者数を絞って偏差値をキープしている傾向にあるため、多少は高学歴ブランドの希少性は戻っているのかもしれませんが。就職活動は毎年50万人程度の学生が参加すると言われていますが、早慶+旧帝大で4万人の学生がおり、就職マーケットの8%が早慶旧帝大の学生で占められています。多くの慶應の学生は自分たちは上位1%〜2%の人間だと言う意識が強いのではないでしょうか。参考:「平均以上意識」はなぜ生まれるのかでは、就活生はなぜ自分たちのことを実際の能力以上、もしくは「とりあえず平均よりは上」と評価するケースが発生するのでしょうか。もちろん要因は人それぞれですが、ここでは考えられるものを3つ紹介します。平均以上意識の要因1:自己評価とは自由な評価説明するまでもありませんが、自己評価とは自分で好き勝手に内容を設定できる評価です。極論、クラスの全員に嫌われていても、「私はクラスの人気者だ」と自己評価してしまえばそれまでであり、上にも下にも現実のそれとは大きく乖離する可能性を含むものになります。基本的に、"評価"というものは良い方が好ましく感じるはずです。他者評価は自分の努力次第で変えられるところもある一方どうにもならない側面も大きいため、せめて自己評価ぐらいは高めに、悪く言えば自分を正当化して精神衛生上良くしようという考えが生じうると言えるでしょう。自分にとって不都合な評価には目を瞑り、心の安定を保つという意味では、いわゆる正常性バイアスに近いものが要因1にはあるのかもしれません。平均以上意識の要因2:大学生活における、「選べるコミュニティー」高校までと比較すると、大学生活においては自分で自由に過ごし方を決定できる割合が高まっていきます。どの授業を履修するか・どのサークルに所属するか・どのぐらいアルバイトのシフトに入るか...。はたまた授業に行かない・サークルに入らないといった選択肢すら(自己責任ですが)許されるのが大学生活です。就職活動においても、大学受験と比較すれば受けることが出来る企業の選択肢は格段に多いでしょう。しかし、実際に就職することが出来るのは内定を獲得出来た企業の中から1社です。内定を取らなければ就職することは出来ません。自分で選んだサークルを中心としたコミュニティーは基本的に居心地の良いもので、自分の好きなこと・得意なことに対し損得関係なしに向き合うことが出来るものです。仮に自分が劣等感や居心地の悪さを感じるような環境なのであれば辞めればいい話であり、自分にとって優位な環境を取捨選択出来る点が大学生活の特徴の一つでしょう。そんな居心地の良い環境にどっぷりと浸かり何となくちやほやされていた大学生が、いざ職に就くための活動(≒内定を獲得するための活動)、言ってしまえば内定という限られた椅子を奪い合う競争である就職活動になると全く優位性を確保できず苦戦を強いられるという話はしばしば耳にします。自分が優位になりやすい環境で評価されるのは当たり前の話であり、そういった環境を選択できる自由があるからこそ、井の中の蛙状態で「平均以上意識」が生じてしまうというのが2つ目の要因になります。平均以上意識の要因3:自分が主人公の世界は自分にしか見えない「人生は自分が主人公の物語」だという言葉がありますが、「自分視点」という意味ではこの言葉はまあ合っているかなという気がします。普段自分が関わっている他人にも、それぞれ自分視点の人生が存在しています。普段はあまり意識することはないでしょうが、主人公である自分はある種特別な存在であり、どれだけ多く他人と関わったところで自分視点から完全に脱却することは出来ません。(「相手の立場に立つ」というマジックワードが究極的には不可能なのはこれに起因しています)そんな中で、一件興味深いツイートを発見しました。キャラ濃い問題pic.twitter.com/ccbzujLlqf—凸ノ高秀(@totsuno)2015年10月6日Twitter・Instagramを始めとしたSNS上で時おり見られる「マジこのメンツ濃いわ~」に準ずる文言。このツイートの「ばあちゃん」の言う通り、「濃いメンツ」というのはあくまで「自分(という人間が主人公)にとって特別な存在」に見えるだけの話であり、たいていの場合関係のない第三者から見れば全く濃く感じないものでしょう。それだけ特別な存在である唯一無二の「自分」について、他者から見た視点とは異なる分高めの自己評価を設定してしまいやすいのは自然なことなのかもしれません。自己評価と関わりが深い、"ダニング・クルーガー効果"上記では就活生の間で平均以上意識が生じやすい理由について指摘しましたが、自己評価の議論と関連してしばしば登場する用語が、ダニング・クルーガー効果になります。ダニング・クルーガー効果とは、能力が低い人に限って自分を過大評価してしまう認知バイアスの一種を指します。高齢者事故とダニング・クルーガー効果池袋で起きた高齢者運転事故により最近再び議論を巻き起こしている、高齢者の運転免許返納問題。こちらはダニング・クルーガー効果を説明する際にしばしば取り上げられる事例になります。先ほど要因1で正常性バイアスについて触れましたが、「自分の運転に自信があるか」という問いかけについて、損保ジャパン日本興亜の調査では65歳を境にYesと回答する割合が高まってくるというデータがあります。しかし、実際には事故率は高齢になれば高まる傾向にあり、その自信は結果に伴っていないのが現実と言えるでしょう。ダニング・クルーガー効果が生じる理由こういったダニング・クルーガーが生まれる理由はいくつも指摘されていますが、中でも大きいのは「能力が低い人は自分の能力が低いということに気づく能力すらそもそもない」という点があると思っています。unistyleでも「就活生は自分を完璧な人材と見せつける必要はない」という話は何度もしていますが、そもそも欠点が全くない完璧な人間など存在しません。自身の価値を高めるためには、・改善点に気づくこと・それに向けた行動をすることが必要です。能力が高い人はこの改善点の発見→行動→成長のサイクルを円滑に回すことができ、低い人はこのどこかでつまづいていると考えられます。就活生がダニング・クルーガー効果から脱却するためには・居心地の良い環境で井の中の蛙状態・能力が低い人は改善点の発見に至らないここまでの上記のような内容に、思わず自分のことかと身構えた方もいるかもしれません。では、就活生が現実とかけ離れた平均以上意識から脱却するためにはどうすればいいのか。unistyleとしては、とにかく選考を受けること・行動量を増やすことに限るという考え方をとっています。この手の議論には「自分を客観視せよ」というアドバイスが散見されていますが、客観視=自分以外の視点から捉えること=それ自体が自己評価からの脱却であるため、これでは答えになっていません。大切なのは、客観視するためには具体的に何をすればいいかを提示することです。就活生にとって最も重要な他者からの評価とは、ズバリ企業からの評価・人事からの評価です。内定獲得力が定量化・可視化が困難なものである以上、実際に企業の選考を受けることで企業から評価を集めないことには就職活動における正しい評価を感じることは難しいと言えます。これは自分と関わりのある周囲から評価を集める方法である他己分析よりも、内定獲得の観点で見ればよっぽど有効です。一番わかりやすい他者評価は他社評価。すなわち「内定」である就活生の能力を定量化・可視化出来ないというのは、企業側の立場からしてみても同じことです。それをより確からしくするために、面接を始めとした選考フローが存在しています。その際、人事が拠り所とするのは、他社の内定をどれだけ取っているかということです。自社以外の有名企業から内定を得ているということはそれだけ評価されているという意味になり、就活生の能力への期待値は高まりやすいでしょう。詳細については以下の記事で指摘しています。モテスパイラル現象とは、「イケメンや金持ちより、単に他の女にモテている男がモテる」という現象のことだそうです。参考:「他社からの内定」というのは、一企業からすればある種客観的な評価の一つです。この性質を利用して、私の知るとある学生は、「P&Gのインターン選考で非常に高く評価されました」という話をしていたようです。この学生、実際はインターン選考落ちで特に評価されたという自覚も無いようですが、「評価された」という肌感覚を利用して明らかな嘘をつかずとも自身の就活市場価値の高さを伝えたという話でした。これについてはインターンの内容等掘り下げられた際苦しいリスクも含んでおり、頭ごなしに推奨できるものではありません。一方、既に内定があることを企業に伝えるか悩む就活生というのも時おり見かけますが、基本的に内定先をわざわざ隠す必要はないと思っています。その多くは「既に内定があるなら自社は辞退されるのでは」と思われることを気にしているようですが、それでもわざわざ時間を割いてその会社を受験しているのは正に志望度の表れであり、自身の軸に沿ってその時受験している企業の志望度の優位性を伝えれば問題ないでしょう。また、軸から多少外れていてもその心情の変化の理由を伝える、もしくは「志望度は高くありませんでしたがまずは自身の実力を確かめるために受験しました」ぐらいでも大きな問題はないと思っています。「内定が無いのなら自社に入れてあげよう」という考えに至るほど人事は甘くなく、内定先の企業によるでしょうが、内定ブランドのメリットと比較した内定先公開のデメリットは基本的に小さいものではないでしょうか。最後に:驕ることなく、地に足のついた自己評価をこの時期は一番就活が順調に進んでいる人とそうでない人の差がつく頃でもあり、周囲と比較してあれこれ悩んでいる就活生も少なからずいると思っています。そういった就活生を見ていると、やはりまずは内定を獲得することが悩み解消の第一歩なのだと改めて感じています。とは言え、1社内定を取ったからといって驕り高ぶって周囲にマウントを取り出すのもそれまた違う話であり、結局大切なのはバランスなのだと、一見真逆のことを述べているように見える「」と結論自体は大きくは変わりありません。いずれにせよ、自己評価という自分で好き勝手に設定できるもので自身の可能性を狭めてしまうのは大変勿体ない話です。是非自分の中で「正しい」自己評価を見つけたうえで、残りの就職活動に励んでいってください。 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