IT業界の総合商社とは【DeNA・グリー・サイバーエージェント】

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最終更新日:2023年10月20日

IT業界の総合商社とは【DeNA・グリー・サイバーエージェント】

※本記事は2016年3月に公開された記事になります。

DeNA・グリー・サイバーエージェントの3社の共通点はそれぞれインターネットに関わるサービスから会社をスタートしたものの、その後の変化に柔軟に対応し、主要な事業を変えてきた3社であるといえます。

その後各社、核となる事業を育て上げ、成長した原資を新事業の投資に充てています

新しい事業を生み出したい、変化の激しい業界で働きたいと考える学生にとってはこれら多角化を進めるメガベンチャーは面白い会社だといえますので参考にしてみてください。

本選考とインターンの締め切り情報

総合商社のIT分野は強くない

3月上旬にフリマアプリのメルカリに対して三井物産が投資したことを発表しました。世界展開を狙うメルカリに対して、グローバルなネットワークを保有する三井物産がサポートすることで全世界的な展開を狙ったものだと考えられます。

総合商社が勢いのあるベンチャー企業と提携するとシナジー効果で何でもできるような気がしてしまいますが提携はなかなか難しいと考えられます。

総合商社はこれまでに培ったトレードに強みを持ち、そのトレードを基軸としたシナジーを生み出すのは一日の長がありながらもインターネットビジネスにおいては技術があるわけでもプロがいるというわけでもありません。

メルカリにも取締役を数人派遣するとのことですが、能力の高い人材を提供することはできても、事業に直結する何かを提供するのは相当苦慮することになると考えられます。

IT分野においても、伊藤忠のエキサイト・カブドットコム証券や住友商事のモノタロウなど上場レベルの企業が排出されてはいるものの、継続安定的にそういったIT系企業で成功しているわけではなく、IT関連のノウハウが商社に蓄積されている状況とはいえないでしょう。

多角化を先行させるDeNA・サイバーエージェント

DeNAはソーシャルゲームで出した利益およびノウハウを惜しみなく新たな事業開発に注いでいるように見えます。遺伝子検査サービスのマイコード、個人間のカーシェアサービスのエニカなど様々な領域の事業を展開しています。

サイバーエージェントも、定額音楽サービスのAWAやインターネット放送のAbemaTVなどゲーム・コミュニティサービス以外の事業を積極的に展開しています。

インターネットサービスの発展は非常に早く、次に何が当たるのかは誰もわかりません。そのため体力があるうちに様々な事業を展開し、いずれかの事業がヒットするまで続けるというのは戦略上も正しいと考えられます。

出遅れたグリーに巻き返しの目はあるか

グリーもDeNAやサイバーエージェント同様に事業の多角化を狙ってきましたが今のところ2社ほどに成功しているとは言いがたい状況です。

2016年2月には下記のようにゲームから住まい分野へ注力分野を変化させていきたい意向が報道されていますが、まだまだ先行する2社に比べると新規事業として出しているサービスが少ない印象を受けます。

グリーの決算情報を見ても16年6月期ベースではまだまだ営業利益も黒字、当期純利益も黒字であり、ゲーム事業が利益を出している間に次の収益の柱となる事業を見つけることができるかが勝負となるといえるでしょう。

新規事業の決算上のインパクトはまだまだ弱い

新規事業を積極的に展開しているDeNAおよびサイバーエージェントですが、展開している新規事業の収益はまだまだ小さく、今後の成長が必須な状況です。

種をまく土壌は整っているものの、まいた種に芽をつけ育てることができるかは今後次第でしょう。グリーについてはゲーム事業で利益が出ているうちに種をまく土壌を整えて、DeNA、サイバーエージェントに追いつく体制を整える必要がある状況といえます。

総合的に事業を展開する強み・弱み

総合商社は総合的に事業を展開することで、一つの事業の成長が止まったとしても別の事業が成長すれば全社としては安定的に成長が見込めています。

現状は資源価格が下落していますが、非資源分野が資源価格の下落による影響を補うことで総合商社全体の利益がまかなえています。

一方で総合的に事業を展開することで、一つの事業に集中して投資を行い、爆発的に成長するということも難しくなります。

過去にはゲーム事業に資源を投下し復活したmixiやサイバーエージェントについても、アメーバ事業立ち上げの際には既に上場していたこともあり、新規事業に投資して赤字を流すことを批判された時期もありました。

この辺りは各社の経営者は十分に理解しているものと思いますが、どの分野に集中して資源を投下するかが今後5年、10年の各社の成長を左右すると思われます。

IT業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介

unistyleでは業界別のLINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。

実際にIT業界志望者向けグループでも選考や企業に関するトークが活発に交わされています。

下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。

最後に

インターネット業界は変化が激しく、次に来るモデルがわからない部分が面白くもあり難しい分野です。

一方でスマートフォンを持つ人が増え、インターネットが今まで以上に身近になった今では、今後もインターネット領域のビジネスはますます成長していくことは間違いないといえます。

どの分野が伸びていくのか、その際には今回上げたインターネット企業がまいた種が花を咲かせるのか、その結果は意外に早い時期にわかってしまうのかもしれません。

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メガバンクに内定した高専生の就職活動 メガバンクに内定した高専生の就職活動 皆様、初めまして。私は昨年度、高等専門学校から四年制大学へ編入学し、4月に就職活動を終えた者です。金融業界の3社から内々定を頂き、来春からメガバンクに就職します。今回、圧倒的に数が少ない高専からの編入生に向けて少しでも就職活動の糧になることができればと思い、お世話になったunistyleでコラムを執筆することになりました。1.高専生の悩みと苦労2.高専生のメリットとデメリット3.高専生がアピールすべきポイント4.最後に以上の構成で、述べていきたいと思います。1.高専生の悩みと苦労私が一番苦労したのは、新生活に慣れることでした。それまで当たり前だった生活が一変し、最初の2ヶ月ほどは意味もなく一杯一杯だったことを覚えています。そんな裏では着々と外資系企業の選考時期が近づき、大学でも就活に向けてのイベントやインターンシップの内部推薦などが始まっています。勿論私生活に関しては大した問題ではありませんが、そういった意味で若干出遅れた感が否めませんでした。また生活にも繋がりますが、編入生は必要取得単位数が内部生に比べて非常に多くなります。順当な内部生なら3年次にはほとんど授業がなく、就活に集中しやすい環境と言えます。自分で授業を調整可能とはいえ、結果的に毎期フル単を強いられる状況はとても厳しかったです。特に3年生の後期は説明会ラッシュとテストが丸かぶりするため、編入生はこれを見据えて授業の調整が必要になります。私の場合は、3年前期に取得可能数の限界まで履修し、3年後期は授業を少なくしました。4月に就活を終わらせるつもりで、4年生に単位を回したということです。従って4年生の後期にも授業が入りますが、人生の大一番に最も良いパフォーマンスを発揮するためなら、4年生での授業も厭わないと思います。・新生活と同時に就活準備が要される・単位取得が重くのしかかるまとめると、私はこの2点に苦労しました。2.高専生のメリットとデメリット続いて、高専生のメリットデメリットについて述べていきます。私が就活を通じて感じた高専生のメリットは、主に以下の3つです。1.高専の知名度が皆無に近い2.在学中にある程度のスペックが備えられる3.就活へのモチベーションを保ちやすいでは、1番から説明していきます。私はリクルーター面接を含め多くの面接を受けましたが、全ての面接官に「高専って何?」と必ず聞かれました。高専からの編入学は、全国的にみても非常に珍しいようです。これがメリットである理由は、「自然と会話が発生する」ということです。面接とは初対面でありながら、企業側が「この学生はうちの会社で利益をもたらしてくれるか」を判断します。その要素は主に「考え方、熱意、人柄」と言われています(詳しくはunistyle参照)。つまり、自然と自分の人柄を伝えるチャンスが発生し、心掛け次第でより良いファーストインプレッションを与えることが可能となります。私はこの最初の会話に神経を注いでいました。また、同時に考え方も伝えることができます(詳しくは後述)。続いて、2番に移ります。高専のカリキュラムは5年間で完成するようにできています。世間一般の大学1,2年生が最も遊ぶ時期に、高専生は最も勉強する時期になります。あくまで大学のレベルにもよりますが、ここでの貯蓄が3年生という年次に与える影響は大きいと感じました。少なくとも、「なにもないスペック」という事態にはならないと思います。ただし、これはあくまでスタートラインが見えている程度であり、高学歴の学生には遠く及びません。その点を頭に入れて、入学後も可能な限り様々な挑戦を続ける必要があります。数ヶ月後にどんな学生と戦うかというレベル感は、高専という閉鎖的な環境から飛び出した学生には掴みにくいものがあります。そのため、特に高専生は外資系企業の選考、夏のインターンシップへの参加を強くお勧めします。私自身ある大手企業のインターンシップに参加しましたが、力の差に茫然自失しました。そこで感じた実力差が就活時のモチベーションに繋がり、ベストなパフォーマンスを発揮できたと言えます。最後に3番です。これは上記でも少々触れましたが、入学してすぐに就活が始まる環境であるということです。日本の大学における「大学3年目」と「大学1年目」では、就活に対する意識が違うと感じました。私の周囲の編入生は、高専や他大学を問わず、皆動き出しが早く、満足のいく結果を残すことができていました。反対に、高専生のデメリットについてみていきたいと思います。私が感じた高専生のデメリットは、以下の2点です。1.授業が大変2.学閥の関係で嫌われることもある1番については上記でも述べているので省略し、2番について説明します。企業には少なからず学閥が存在し、大学ごとに規定の採用数が設けられていると言われています。これは実体験ですが、面接で編入した旨を話すと「じゃあ純粋にこの大学の学生じゃないんだねえ」と皮肉めいたことを言われたことがあります。勿論これが起因して面接に落ちるとは言いませんが、学閥を重んじる企業では受け入れがたい側面もあるのかもしれません。以上、就活における高専生のメリット、デメリットについてみてきました。私としては、高専生として就活に臨めて良かったと思っています。面接では想像以上に高専について根掘り葉掘り聞かれますが、その点について事前に整理して臨めば、中々好印象を与えることができます。3.高専生がアピールすべきポイント次に、高専生が就活でアピールすべき点についてみていきます。私が高専絡みで聞かれた質問はおおよそ以下の通りで、これらについてしっかり整理すれば十分なアピールになると思われます。・そもそも高専って何?・どうして高専からその大学に編入したの?・どうしてその学部を選んだの?・高専から編入する人は多いの?・高専ではどんなことを学んだの?・卒業論文は何について書いたの?・なぜ高校ではなく高専に入学したの?これらはほとんどの面接で聞かれました。高専生のメリット1でも述べたように、これについて整理しておけば、自分の「考え方」をアピールできるいい機会になります。面接の最初に聞かれることが多いため、序盤で人柄と考え方の2つを訴求することができます。また、ESや面接では「大学時代に頑張ったことは?」と問われることが多くあります。そんな時、高専の4、5年生の出来事をアピールすることも可能です。実質は大学1,2年生なので、部活動を5年間やり通した人などはそれを強くアピールすると良いでしょう。ただし、それをアピールした後に「大学入学後に頑張ったことは?」と聞かれることもあるので、大学入学後も何かに打ち込むことはとても重要です。4.最後に以上、私が考える高専生の就職活動について述べて来ました。総括としては、高専生というブランドは就活において有利になると思いました(ある程度の学歴の大学に編入する前提で)。「高専からの編入生」は、何万人という学生が応募する中で、いい意味でのインパクトを与えるきっかけに成り得ると考えます。高専から編入してこれから就活に臨む皆さん、または現高専生の皆さんにとって、このコラムが少しでもお役に立てれば幸いです。photobyMariaSemenenko 24,358 views
就活生が知らない、融資の視点から見るメガバンク3行の違い 就活生が知らない、融資の視点から見るメガバンク3行の違い メガバンク内定者です。読者の皆様は銀行の仕事と聞いて何を思い浮かべますか?多くの方が「融資」という回答を想定したのではないでしょうか。今回の記事はその「融資」がテーマです。金融商品は形がない分差別化が難しく、そこで差をつけるためには銀行員と顧客との信頼関係が大事というのが就活生の通説です。筆者自身も学生時代の信頼関係を築いた経験を基に話を展開し、内定を得ることができたと思っています。しかし、今現在継続して銀行員として働いているOBや就活時のリクルーターの方の話を振り返って整理してみると、融資の仕方や価値観に違いがあるのではないかと感じます。今回は私が就職活動当初から今までお会いしたメガバンク勤務の銀行員の話を参考に、融資の視点から見るメガバンク3行の違いを見ていきたいと思います。赤の融資の特徴:「厳格な審査がもたらす絶対的な安心感」赤というと、説明会では国際業務が強いということがフォーカスされ、多くの就活生がこれに魅力を感じるケースが多いように感じます。融資の仕方という視点に立った場合、赤の銀行員いわく「なかなか融資できない」そうです。これは決して悲観的に捉えることではなく、「お金が返ってくる見込や確実性がある程度担保されていないと融資しない」という堅実な姿勢を象徴したものとなります。「上司からはんこをもらう回数は他行よりも圧倒的に多いはず」とのことでした。しかし厳格な審査を経る分、融資できるとなった時のやり甲斐は大きいとおっしゃっており、「赤が融資する」という実績が他行の融資姿勢を引き出すこともあり、取引先企業にとっては赤と取引することによって有利に働く側面もあるようです。その面では他行の一歩先を歩いているという自負がその銀行員に垣間見えたように感じられました。青の融資の特徴:「困ったときには助けてくれる信頼感」青い銀行には、他行と比べると取引企業数が圧倒的に多いという特徴があります。これは「三菱系の会社はメインバンクとして赤と取引し、旧財閥系の三井や住友が土台となる緑とは取引をしたがらない。そこで青に白羽の矢が立つ」という実情が根底にあります。青の社員曰く「盤石な顧客基盤があるからこそ顧客の信頼感も高い」とのことでした。そして特筆すべきは、(これは青の銀行員も笑いながらおっしゃっていましたが)貸し剥がしや融資対象が他行よりも甘い(=見捨てない)とのことでした。「「晴れの日に傘を貸し、雨の日に傘を取り上げる」のがメガバンクの実態であるけれど、企業の経営が揺らいでも担当の銀行員が一生懸命財務諸表と睨み合って、分析して、実現性ある再建案を呈示することでリターンがあると判断できた場合は、融資できる可能性が他行よりも高いはず」とのことでした。経営が厳しい時に他行から見捨てられたが、現在は確固たる地位を築いている某教育会社や某ホテル経営会社、経営破綻から回復した某航空会社には、青の存在があります。そして最近ではシャープの再建は青と赤が関わるというような事例からも、上記の融資の特徴には納得感も説得力も十分に感じられました。このメリットの裏返しとしてのデメリットは、焦げ付き(=お金が回収できない)ということが挙げられますので、その点もおさえておいてほしいと思います。緑の融資の特徴:「他行の先手を打って融資できるスピード感」就活生の間では体育会系の印象が強い緑ですが、これは業務の達成ノルマが高いことや、厳しくつめられるということが一つの要因として考えられます。この要因は融資の仕方にも顕れていると言えます。業務の達成ノルマとは、例えばどれだけ取引企業に融資できたか(融資残高)という指標が存在しますが、このノルマが厳しいというのはすなわち「多くの取引顧客にできるだけ多くお金を貸さなければならない」と言い換えられます。この特徴が「スピード感」を生み、他行の銀行員は「緑はすぐ貸せる」とぼやいており、緑の銀行員も「お客様のニーズにスピード感を持って応えられているのは間違いなく緑だろう」とのことでした。青や赤からすると、すぐに貸せる緑のおかげで自行の取引が危うくなる、最悪の場合取引解消になるという影響があるとおっしゃっておりました。一方で、スピード感の裏返しとなりますが、経営基盤が揺らいだ際の貸し剥がしは他行よりも厳しいとのことでした。業務の達成ノルマが厳しいことの、取引顧客にとってのメリットとデメリットが顕著に顕れていると言えます。まとめ:顧客から融資をお願いされた時の3行の対応例さてそれではまとめとして、メガバンクの銀行員がおっしゃっていた「融資をお願いされた場合の、各行別の象徴的な対応の仕方」を紹介して終わりたいと思います。顧客:「融資をお願いします」赤:「いったんその案件は引き取って、再度検討の上返事を致します」青:「融資できるよう最善を尽くします」緑:「お貸しします」最後にいかがでしょうか。「説明会やOB訪問では融資にフォーカスされた話はされない傾向にあり、就活生もまた質問しないので、多くの新入社員がギャップを感じるんだよね、僕もその一人だった。」とお話を聞いた銀行員の方もおっしゃっていました。確かに説明会では「国際業務が強い」・「投資部門理解ワーク」といった銀行の華やかな一面を押し出している場合が多く、銀行員の主要業務といえる「融資」についてはあまり触れられないという印象を受けます。この記事は融資の視点から見た各行の特徴ですが、上記のメリット・デメリットを踏まえて、読者の皆様が納得のいくキャリア選択をする一助となれば幸いです。メガバンク各行の求める人材については、以下の記事を参考にしてください。参考:「みずほ銀行のESと採用HPから考えるみずほ銀行の求める人材」参考:「三井住友銀行のESと採用HPから考える三井住友銀行の求める人材」参考:「三菱東京UFJ銀行のESと採用HPから考える三菱東京UFJ銀行の求める人材」photobyMartinThomas 27,687 views
高学歴女子の就活でぶち当たった3つの壁 高学歴女子の就活でぶち当たった3つの壁 みなさん、はじめまして!大手金融に内定を頂いたM(早稲田大学)です。私は大学3年の後半から中国に2年間留学し、留学中の大学4年生から就活を意識し始めました。そして、留学生活と並行して、日本に一時帰国しながら就活をしました。国際的な仕事がしたいと漠然と考えていた私の第一志望は総合商社でした(もともとは外交官にずっと憧れていて、日本領事館でインターンもしたのですが、国家試験2種の勉強をする根性が無くて、悩んだ挙句、企業への就職に切り替えました)。そんな私の4か月という短いけど濃い、就活の経験が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。今回は、私が就活中に感じた3つの壁についてお話しします。1.女性総合職へのハードル私は企業への就職を決めた当時、一般職と総合職の区別すらよく分かっていませんでした。一般職って聞いたことあるけど、総合職と何が違うの?みたいな。漠然としたイメージでは、一般職=事務的な仕事、総合職=責任重い・キャリアが積める、って感じでした。その後、ネットや本で調べるうちに違いが分かるようになり、世界を舞台に働くキャリアウーマンになりたいと思っていた私は総合職以外の選択肢はありませんでした。そして、多くの企業で女性総合職の社員の割合も徐々に増えているということを知ったのですが、就活をしていると、女性総合職のハードルはまだまだ高いなと感じることが多々ありました。そう感じた場面をいくつか紹介します。OB訪問にて留学先の上海にて、現地に駐在している大手損害保険会社のOBを訪問した際、将来のビジョンを聞かれたため「中国語を活かして○○さん(OBの名前)みたいに上海に駐在したいです」って答えたら、「そういう子多いけどさ、結婚とか考えているの?女性は会社入ってもいずれ辞めちゃうからなぁ。夫とか恋人を置いて海外に来られる?」と聞かれました。その時初めて、女性は結婚して辞める人が多いから、企業は女性の総合職雇用にあまり積極的ではないのだと気付きました。結婚よりも仕事を優先する人もいるわけだし、一概にそうとは言えないけど、女性総合職の雇用は企業にとってリスクのあることのようです。なにか腑に落ちない気持ちでOB訪問の帰り道、そう思いました。次に、現地に駐在している総合商社のOBを訪問した時も、同じことを感じました。前回のOB訪問から気になっていたこと(ズバリ、女性総合職の海外駐在の割合は・・・?)を聞いてみると、その会社では女性の駐在員の割合は1割程度ということでした。理由は、男性には「明日から海外行って来い」って言えるけど、女性にはなかなか言えないとのことでした。商社でもそんなものなのかと、少し残念に思いました。会社説明会にて総合商社の会社説明会に行った時、社員紹介や交流会で出てくる社員の方がみんな男性でした。参加している女子学生の割合は1/3ほどなのに、需要と供給が合ってないじゃんみたいな・・・面接の待合室にて大手損害保険会社の2次面接の待合室で、6人中、女子は私だけでした。その日の面接にたまたま女子が少なかったという可能性もありますが、かなりアウェイでした。以上のように、説明会や面接の場面で、女子が少ないと肩身の狭さを感じることもありますが、気にすることはありません。堂々と振る舞いましょう!総合商社の女性総合職採用比率と他業界の比較2.結婚・出産を考えたキャリア形成女子にとって結婚と出産は仕事に影響を与えるライフイベントであります。最近ではイクメンも増えているようですが・・・私は結婚しても仕事を続けたいと思い、会社選びの際には産休や育休制度や女性社員の割合などを重視しました。また、OB訪問の際にも、女性の活躍度を詳しく聞きました。女性が働きやすい会社TOP〜みたいなランキングもありますが、ネットや本のみに頼らず、できればOB訪問や会社説明会で、社員の方に直接聞いてみることをお勧めします。あるコンサルタント会社の女子学生のための社員交流会に参加した時は、結婚後もバリバリ働く女性社員のお話がとても刺激になり、落ちかけていた就活へのモチベーションが上がったことを覚えています(その会社は育休・産休制度もかなり充実していました)。そのように、自分が将来こうなりたいっていう見本のような社員に会えることもあります。自分の周りに、キャリアウーマンがいない!という女子学生は、会社説明会やセミナーでお手本となる社員に出会ったら、その機会に色んな質問をぶつけてみてください!3.社会的イメージと本音のギャップ先ほどの話とは逆に、「高学歴女子=キャリアウーマン志望」と世の中的には見られることが多いけど、高学歴でも専業主婦に憧れる女子もいるでしょう。実際に私のまわりの友人達にも、「専業主婦志向」の子がとても多いです。私自身、就活しているときは結婚しても絶対に働くって思っていたけど、今後もし玉の輿に乗ったら考えが変わるかもしれません笑。主婦だって立派なお仕事をしていると思えば、決して専業主婦になることに対してマイナスのイメージを持つことはありません。最近では妻が夫を養っているという話も聞きますが、要は、家計が成り立てば夫と妻のどちらが働くかについてこだわる必要はないのでしょう。話が少々脱線しましが、「まずは有名企業で3年くらい働いて、将来は玉の輿を狙って寿退社」と考えている女子(将来はキャリアウーマンになっていたりして)は、志望理由で困ることが無いよう、早めに就活を始めるとともに、説得力のあるESのネタを探した方が良いでしょう。次回は、私が一般職ではなく総合職を選んだ理由について、もっと詳しくご紹介したいと思います。photobySergioSánchez 92,606 views

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