ANAの人事担当者から学ぶ、「泥水を飲む覚悟」とは

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最終更新日:2023年10月26日

ANAの人事担当者から学ぶ、「泥水を飲む覚悟」とは

企業研究

こんにちは、16卒の航空業界内定者です。

先日、日経ビジネスオンラインでANAの人財戦略室マネージャーのインタビューが取り上げられておりました。航空業界というと「unistyle就職活動意識調査結果概要」を参照してもわかるように就活生からも人気が高く、それ故にこのマネージャーの方も就活生に対して意識してほしいことを述べています。

今回は航空業界内定者として自らが就職活動時に得た知見も踏まえ、記事を分析していきたいと思います。下記では「泥水を飲む覚悟」という言葉が使われていますが、これは何もANAに限った話ではないので、航空業界志望でない方も是非目を通して頂けると幸いです。

本選考とインターンの締め切り情報

まずANAの社風として、以下のように述べられています。

ANAの社風や求める人物像

ANAの社風を一言でいうと何ですか。

「変化に強い、変化が好きな人が多い」というのが社風です。

たとえば、半世紀ぶりの国産旅客機となる「MRJ」やボーイングの最新鋭中型旅客機「787」の採用を決めたのもANAは早かったですし、ビジネスクラスの座席をスタッガード(ジグザグ)型に配置するスタイルもANAが初めて採用しました。
 

では求める人物像も同様ですか。

そうですね。特に総合職だとアグレッシブな人がいいですね。分解すると、いろんなタイプはいますが、主体性があって自分から動く人。そういう人が社内でも活躍しています。昨日はシンガポール支店の社員の取材に立ち会いましたが、よくしゃべる、しゃべる(笑)。前に出たがる人が多いです。

参照:「ANA、アグレッシブな人材を求む 人財戦略室の松村宏二郎マネジャーに聞く」

松村氏の語る「変化に強い、変化が好きな人が多い」という社風については、競合のJALと比較する上でも重要な参考材料となると考えます。

上記の社風を象徴する他の例としては、キャビンアテンダント(CA)の正社員化にいち早く踏み切ったことが挙げられます。スカイマーク再建支援をANAが担当することになったというニュースも記憶に新しく、最近では、需要の拡大が見込まれるアジアでのシェア拡大を目指し、アライアンスの異なるベトナム航空にANAが出資することが発表されました。ベトナム航空はスカイチームというアライアンスに属し、一方でANAはスターアライアンスというアライアンスに属しているのですが、このように別のアライアンスの航空会社に出資する事例は今回は異例かつ初となります。

人物像についても納得で、OBの就職活動時の話をそのまま引用すると「自分からいかないと受からない」とのこと。「私が私が」という姿勢がないと難しいとおっしゃっていました。
ANAの求める人物像を理解した上で、以下ではトピックにも挙げた「泥水を飲む覚悟」についても言及していきます。

ANAの面接で評価される姿勢

エントリーシート(ES)はどんなところを見ていますか。

行動の事実や自分の経験をしっかり書いてあるかを見ています。
<中略>
事実や経験を書くといっても、単発や短期間のものよりは、「日記を18年間続けています」など、しっかり継続している方が説得力もあるし、興味は湧きます。

面接はどう臨めばいいですか。

話す内容をANAが好みそうだとかを考えて、無理に合わせる必要はありません。自社に合いそうかどうか、どんな部署で活躍できそうかは企業側がよく見ています。
<中略>
総合職の面接では地道なこともできるかどうかも見ています。本社のネットワークや海外とのアライアンスを扱う部署は花形だと言われますが、仮にそこに配属になっても一生その部署で仕事をするわけではありません。ANAにはいろんな仕事があります。
言葉は厳しいですが、泥水も飲む覚悟があるか、をよく見るようにしています。

参照:「ANA、アグレッシブな人材を求む 人財戦略室の松村宏二郎マネジャーに聞く」

私自身も就職活動を始めた当時は「会社が好みそうな経験を話そう」と躍起になりましたが、松村氏も示唆する通り、大事なのは自らが何に対して継続して情熱を注いできたのかを等身大で伝えることだと思います。

また、「泥水も飲む覚悟があるか」と述べていますが、やはり就活生の思い描く会社の姿と入社してからのイメージには多かれ少なかれ誤差が生じると思います。例え自分の望まない仕事を務めるとしても、それを責任をもってやり遂げられるかということの言い換えとして「泥水を飲む覚悟」とおっしゃっているのだと思います。

その覚悟を測る一つの指標として、「継続力」が見られているのだと感じます。その他評価される姿勢は会社によって様々かと思いますが、基本的には以下の記事にまとめられるとおりだと思いますので、参考にしてみてください。

会社や業界をフラットに眺める重要性

航空業界の総合職というと、海外に商談で旅立つビジネスマンを支援したり、フライトスケジュールを組んだりといった花形の仕事を私達就活生は想定しがちだと感じるのですが、一方で飛行機が遅れた場合のクレーム処理も仕事の一環です。

キャビンアテンダントであれば、搭乗者に対するおもてなしで日本の良さを伝えられる・海外との架け橋になれるといった憧れが先行しがちですが、飛行機で酔ってしまった方の対応といった飛行機内の不測の事態・リスクは低いですが飛行機事故と隣りあわせといった側面もあります。

ANAや航空業界にかかわらず、私達就活生は「自分のやりたいこと」を押し出して内定を獲得していきますが、同時に「自分のやりたくないこと」に対する覚悟も必要でしょう。

説明会では良い面ばかりがフォーカスされがちですが、OB訪問等を活用して会社や仕事をフラットに見る姿勢も忘れないようにすべきだと思います。

終わりに

華やかなイメージが先行しがちの航空業界ですが、憧れだからとりあえず受けるといった安易な姿勢で選考に臨むと入社後にギャップに苦しむことになるのではないかと思います。

自分の成し遂げたいことを達成するフィールドの一つの選択肢として航空業界が存在し、メリット・デメリットを踏まえた上で航空業界を志望すべきなのではないかと思います。強い意志と覚悟を持って選考に参加し、そのような方々と一緒に働けることを楽しみにしています。

航空業界の中での比較としては、以下の記事を参考にしてください。

photo by Martin Thomas

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住友商事のインターンシップで総合商社のビジネスと「住友商事らしさ」を一挙に理解! 住友商事のインターンシップで総合商社のビジネスと「住友商事らしさ」を一挙に理解! 本記事は住商インターンシップ2016のPR記事になります。学生からの注目度が非常に高い5大商社の一角である、住友商事がインターンを開催します。多くの学生が総合商社に関心を寄せている一方で、どんなことを行って収益を上げているのか今ひとつわかっていないという方もまだまだいることと思います。今回紹介する住商インターンシップ2016は、総合商社のビジネスを理解する上でも有益であり、また、住友商事らしさを出したプログラム構成となっているため、同社の社風を感じられる内容になっています。複数大学・複数学年の「4人一組」でのエントリーというかつてない取り組み今回の住友商事のインターンは、大学と学年を横断したフォーマンセルでの参加が条件となっています。住友商事は「チーム」で仕事をします。知恵を出し合い、議論を重ねることで生まれる価値を大切にしています。住商パーソンには、仲間と難局を乗り越える力が必要です。皆さんには、様々な課題に「チーム」で挑んでいただこうと思います。待ち受ける課題を制する「チーム」を作り上げ、エントリーしてください。チーム構成の条件・4人一組・最低2学年にまたがるメンバーであること(学部2年生と修士1年生など)・最低2校の大学・大学院に在籍するメンバーであること(住商インターン2016より)総合商社のビジネスは、他の事業会社や政府関係者など複数の関係者と協力関係を築くといったチームワークが重視されるものばかりとなっています。学年や大学の異なる→立場や価値観の異なるメンバーと協力して成果を上げることが求められる住友商事のインターンは、導入から総合商社の仕事に近い状況だと言えます。すでに外資系コンサルや外資系投資銀行などのインターンに参加した方は、そこで出会った友人とチームを組むなどしてもよいかもしれません。今回の住友商事のインターンは、この時期に数多くあるインターンの中でも一味違う挑戦的な取り組みだと感じます。▼12月16日(水)エントリー締切、応募はこちらから(※すでに締め切っています)5大商社の中での住友商事今回のインターンに象徴されるように、住友商事ではチームワークを特に大切にしています。個々人の能力や努力があってのチームワークであることは言うまでもありませんが、最前線で交渉にあたる現場担当者の意見を適切に上が吸い上げたり、必要があれば組織を横断して協力したりといった、チーム一丸となって目標達成に向けて進む文化が住友商事の特徴とも言えます。また、今回のユニークなインターンは、最後発の総合商社として新分野を開拓してきた過去を持つ住友商事のスタンスの表れとも感じます。直近の業績も同業他社に後れをとっている今だからこそ、インターンにおいても挑戦的に取り組んでいるのかもしれません。「挑戦」を掲げる一方で、「信用・確実」を重んじているのも住友商事の特徴だと言えます。一時的な目先の数字に捉われず、誠実に「信用」を積み重ねていこうというスタンスを採用ホームページでも書いています。住友商事に限らず、企業が求める人材やビジネスモデルは採用ホームページで説明しているので目を通しておくことをおすすめします。「信用・確実」の精神の元で積み上げてきた収益力の土台をもって、挑戦者として上を追い抜くために強みであるチームワークの一層の強化を図りたいという考えも今回のインターンに表れていると感じます。学生は企業の業績に右往左往しがち最近は、学生も企業のIR情報などをチェックするようになってきていると思います。基本的な業況を知っておくことは必要な一方で、就職先を選ぶ際に一時の業績に引っ張られすぎる学生が出てきてしまうのは、本人にとって大きなマイナスだと感じます。たとえば、本来は住友商事の社風にマッチするような学生も、自分のキャラクターに合わないのに直近の業績好調な伊藤忠商事に就職するといった現象も起きている様子が見受けられます。もちろん、状況が違えば逆のパターンも起こり得るでしょう。実際に内定者の話を聞く中でも、すでに社風に違和感を覚えてしまっているといった声もあります。数多くの事業に投資しポートフォリオを構築しているのが総合商社ですが、それでも資源価格や穀物価格、カントリーリスクなど様々な要因による業績変動は各社免れません。流動的な業績に右往左往して、学生にとっても企業にとっても不幸なミスマッチが発生してしまうのはもったいないことだと思います。業績だけでなく、社風が自身にフィットするかなども考慮して就職先を決めるべきだと思っています。IR情報を押さえておくことはよいのですが、投資家目線・株主目線に寄りすぎるのは好ましくないと感じます。あくまで自分が社員として働くとなった時にどうなのかを考えることの方が、より重要だと言えます。最後にミーハーな憧れだけで総合商社を志望していても評価されず、こうしたインターンの機会を積極的に活用して、企業がどう儲けているのか、現場社員がどんな働き方をしているのかを知っておくべきだと思います。今回の住友商事インターンは、我が身ひとつで完結しないということもあって申込のハードルは高いかもしれませんが、就職活動中の方はもちろん、そうでない方にとっても非常に有益な社会勉強になるはずなので、ぜひ積極的にチャレンジしてください。学部2年生は先輩に誘われたら快く参加に応じて欲しいですし、16卒の内定者も参加可能なため、エントリーの際にはお手柔らかにして欲しいと思います。▼12月16日(水)エントリー締切、応募はこちらから(※すでに締め切っています)photobyMartinThomas 24,275 views
早めに動き出すのが吉?16卒就活生が解説する新卒スケジュール 早めに動き出すのが吉?16卒就活生が解説する新卒スケジュール 皆さん、こんにちは。16卒就職活動真っ只中の慶應生です。本日は現3年生向けに就職活動の流れを説明したいと思います。経団連の協定では昨年から3月解禁となりましたが、実際今年も多くの企業がインターンという形で学生との関わりを持つ機会が多かったように感じます。また、友人でも解禁前からすでに内定をいくつかの会社からもらっている、という人もいました。まだやらなくていいでしょ‥そう思ってる3年生も多くいると思いますが、一度流れを把握することで1日でも早いスタートを切ってもらえれば、と思います。スタートダッシュ「5月サマーインターン説明会」早い人だとすでに動き始めている方もいると思いますが、この時期から大きなイベントが始まっていきます。また大手の就活サイトも新卒用のページがオープンします。この時点だと行きたい会社をイメージできている人は少ないと思います。私自身も父の影響でなんとなくメーカーかなーと考えていました。また普段特に接点のないBtoBの会社など知らない業界も多いのではないのでしょうか。なのでこの時期は様々な業界に触れてみる、ということが大切です。最初は全く興味もなかったけど話を聞いてみるといいかも‥であったりとか、華やかそうに思ってたけど自分にはあまり合わないかもな‥と思うこともしばしばあります。ES・面接対策「6〜7月サマーインターン選考」大企業からベンチャー企業まで選考が始まります。業界だと金融、広告業界の多くは取り入れているようです。とは言っても積極的に動き出している学生はそこまで多くないイメージで、感覚ではありますが慶應の場合だと普通の学生でおよそ3割程度の参加、体育会系の学生はほとんど参加していません。その中で出している人は10社程度、平均的な学生だと5社程度の応募かと思います。私自身は4社の選考に参加しました。基本的には面接の回数はそこまで多くありません。内容としては、志望動機を深堀されるというよりは学生時代頑張ったことから、過去のことを深堀してくる面接が中心かと思います。会社によっては合格すると別ルートで本選考に臨めるという会社も多いようです。有名なところだと、東京海上日動、電通、博報堂、リクルート系列、DeNAなどのIT系の会社はそうだと言われています。またP&Gはインターンシップで優勝した人は最終面接まで招待する、ということを標榜しています。この時期は、特にテスト期間とも被るため早めの対策をすることをお勧めします。またせっかく時間を割いて受けるのだから、ただただ面接の慣れのためにやる、というより、しっかりとした準備を行って臨むと良いと思います。参考:就活が圧倒的に有利になる!これだけは参加すべきサマーインターン5選参考:東京海上のインターン面接は最高の自己分析ツールなので絶対に受けるべき内定への近道「7月〜8月サマーインターン実施」選考に受かると夏休みを使ってインターンシップに参加できます。会社にもよりますがおよそ1週間程度が平均でしょうか。外資系コンサル、外資系投資銀行、ベンチャーはこのインターンシップで優秀な成績を残すとそのまま内定をもらえる会社もあるようです。私自身は選考に落ちてしまったため、秋冬以降のインターンの準備、具体的には幼少期の頃から自身の一貫性を突き詰めていました。就活本格化「9月〜1月秋・冬インターン選考」この頃から更に多くの会社が参入してきます。16卒の場合だと夏に実施していた業界に加えて、メーカー、インフラ、総合商社も実施していました。例年実施していなかった三菱商事や三井物産など就活生に人気の会社も参加していました。加えて外資系の企業や経団連に属していてもテレビ局などの企業では本選考も始まります。多くの学生が12月頃から意識し始めている印象です。夏と違うことは、選考プロセスが短く、インターン自体の期間も1dayなど短いものが増えているということです。ただ参加した人の話を聞いていると、例えばインターン後に会社からのアプローチがあったりと選考に有利な感じは出ていない印象なので、業界理解、企業理解に使う程度の認識を持つと良いかと思います。私自身はこの時期は夏に見ていなかったベンチャー、メーカーを中心に見ており、ベンチャーのインターンシップに参加しました。内定への近道「12月〜2月秋・冬インターン実施」夏と同様、基本的には1週間程度で実施しています。ただ先にも述べたように1dayなど短期間のものもあります。これも夏と同様ですが、コンサル、外銀、IT系のメガベンチャーではここで優秀な成績を残すと内定をもらえることもあるようです。私の友人も某IT系コンサルのインターンで優勝し内定をもらったり、某IT系メガベンチャーの内定を持っている人もいます。また、インターン生だけの説明会などもあるようで、参加することで3月以降の就活で有利になると言えるかもしれません。実際私自身はインターンに参加していた会社から内々定を頂きました。説明会ラッシュ「3月経団連の解禁」各会社のマイページがオープンされ、個別の企業説明会が実施されます。サイバーエージェント、楽天、ソフトバンク等の若い大企業は内定が出だしているようです。また通常の説明会が実施されている裏ではインターン生に向けて特別な説明会を実施している会社もあります。私は興味のある業界の説明会に1日2社程度参加しつつも、夏に最終で落ちた会社から2月末に連絡が来て、模擬面接会、キャリア相談会、社員座談会という形で選考のようなものを受けています。説明会から内定まで「4〜7月説明会ES面接」ここは会社によって全く違います。4月末時点でエントリーシートを締め切る会社もあれば、6月以降にしかエントリーシートの内容を発表しない会社もあります。4月末時点で締め切っている会社としては、消費財メーカー、製薬会社、ゼネコン等が挙げられます。また、経団連の会社でも内定を出している会社もあるようで、友人でも電力会社、インフラ会社、BtoC消費財メーカーから内定をもらっている人もいます。イメージだといわゆる日系大企業は解禁日まで待っているようです。私は志望している業界がまだ始まっていないということもあるのですが、3社程度しかエントリーシートを出していません。多い友人だとざっくばらんに受けて15社程度提出している人もいます。参考:エントリー戦略の概要短期決戦「8月経団連企業の選考実施」いわゆる大企業の選考が始まります。もちろんまだわかりませんが、去年の傾向からみると8月の1ヶ月間で具体的にはメガバンク、総合商社、重工重電メーカー、証券会社などある意味堅いイメージを持つ会社が多く内定を出すことが予想されます。昨年までだと夏選考という形で4月に内定をもらえなくてもチャンスがあったということですが、今年は短期決戦となりそうなので若干焦りを感じています。8月以前に内定をどこかで確保しつつ、8月以降の本番に備える、というのが定石になるのでしょうか。10月内定式おそらくここも変わらない、というのが大半の意見のようです。ここで正式に次年度4月からの入社が決まります。早期から準備を!以上が新卒の就活の流れになります。もちろんまだ始まってない部分もありますし、絶対に正しいわけではないと思いますが、一つ言えることは早く始めることに越したことはない、ということです。特に普段しない大人とのコミュニケーションは面接を通して慣れていくしかないと思っています。いざ3月から始めよう、と思うと、業界を絞って会社決めて、自己PRを作って‥とやることが膨大です。逆にインターン選考を受けておけば、解禁時点である程度絞り込めているため、効率的に準備もできるかと思います。是非とも周りがスタートしていない今の時期にまずは説明会から、足を運んでみると良いのではないでしょうか。参考:3月から就職活動をスタートする学生がまず最初に読むべきunistyle記事20選photobyLindseyTurner 42,287 views

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