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 就職活動は入学時から始まっている?早慶所属コミュニティ別の就職活動

就職活動は入学時から始まっている?早慶所属コミュニティ別の就職活動

最終更新日:2017年09月25日

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16卒メガバンク内定者です。
他には大手航空会社、大手自動車機器メーカー、3メガ損保の一角などから内定を頂きました。このように多種多様な業界を見ていたことや、マンモス校である早慶に通うことから様々な学生と会話することが多かったです。体育会系の部活に所属していたり、サークルやゼミで幹事長を務めていたり、研究室で日々研究に勤しむ方など様々でしたが、本日はこの経験から私が感じた「所属コミュニティが就職活動の成績を決める」という仮説について書いていきたいと思います。

就職活動の成績を決めるコミュニティの序列

・一般的な序列
体育会系部活>サークル=研究室(理系)=ゼミ(理系)
※内定式を終えた10月1日以降に、早慶の体育会系部活5つ・サークル7つ・研究室8つ・ゼミ6つを対象に聞き取りを行いました。所属人数がどのコミュニティもほとんど同数である場合の式です。所属人数は15人以上を想定しています。
※あくまで参考であり、このコミュニティに幹事長といった役割が付加されることでプラス評価になっている印象です。

コミュニティ所属によるメリット

筆者の感じるメリットとして、大きく2つあると考えています。
①ヨコの繋がり
コミュニティに所属していると、同期と話す機会が自ずと多くなると思います。私の場合は研究室に所属していたので、同時期に同期がどのような業界を受けていて、現時点で受けている企業の選考状況をシェアしていました。暗中模索に進めがちの就職活動において、情報のシェアを通じて不安が軽減されたこともコミュニティのメリットだったと思います。
また、マーケティングのゼミに所属していた友人の話だと、受ける職種は業界問わずマーケティングができればいいという方も多いようで、ゼミのテーマによって受験職種や業界に傾向があるようです。ヨコの繋がりを通して得た情報がその時点から有益になると言っていました。「あいつが〇〇を受けて選考に生き残っているから、自分にも可能性があるだろう」という軽い気持ちで大手企業にエントリーし、最終的に内定を取っていった方も見受けられました。ヨコのつながりはコミュニティの就職活動のボトムアップになる傾向があります。

②タテの繋がり
タテの繋がりとは具体的にはコミュニティの先輩やいわゆる教授のコネを意味しています。先輩や先輩経由で自分の希望する業界や職種のOB訪問が容易であったり、先輩や教授の推薦によって特別ルートに乗ることができます。私の場合は、先輩が会社から後輩に自社をアピールしてこいと特命を受けて研究室に公開OB訪問をしに来てくれるということもありました。
会社や業界によってはOB訪問の回数を数えていたり、OB訪問の内容自体が評価されていることもありますが、この機会を比較的容易に手に入れられることは大きなメリットだと思います。受けている業界のタテの繋がりが少なかった私は大学のOB名簿を通して企業に直接電話していたのですが、せっかく電話をしてもその方が出張で留守にしていたり、2週間先までOB訪問の予定が詰まっていて実現できなかったということが多々ありました(特に総合商社)。

いかがでしょうか。それでは次に、コミュニティ別の傾向に迫っていきたいと思います。

コミュニティ別の就職活動成績

【体育会部活】
総合商社に内定した体育会系学生が就職活動で意識した三つの差別化方法」にある通り、面接官にとって体育会系の学生の話す内容が理解しやすかったり、様々な業界で活躍するOBの存在といった他のコミュニティとは異なる独自の強みがあります。実際に私の体育会系の友人や、友人の友人の就職先は大手企業ばかりで失敗している学生はほとんどいない感触です。
16卒は情報開示が3月1日、選考開始が8月1日の短期決戦化したことで、上記の記事でデメリットとして挙げられた「時間の不足」がどの学生にとっても当てはまるようになったことが成功要因なのではと思います。夏のインターン期間も考慮すると選考は長期化しているから不利と考える読者の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、私も大手企業のインターンに8つ参加しましたが、体育会系の学生はほぼ皆無という感触でしたのでそんなことはないと思います。選考で私が実際に出会った体育会系の学生の中には、体育会系の部活に明け暮れて留年している方も見受けられました。総合商社といった人気業界に8月1日の朝と夕方で2回の面接を行い、1日で内定を取ったという猛者も体育会系の学生には存在するようです(といっても内定者の1%いるかいないかとのこと)。

【主な内定先】

パイロット、サントリー、東京海上日動、総合商社、三井不動産、トヨタ自動車など業界トップ中心

【ゼミ・研究室】
体育会系の部活やサークルでは「広く浅く」様々な業界で活躍するOBを見つけられる一方で、ゼミや研究室では「狭く深く」特定の業界で働くOBを見つけられる可能性が高いように感じます。受験業界や職種が自身の研究や卒論テーマと親和性があるならば、面接官も学生の話す内容を理解しやすいといったメリットがあります。一方で「学生時代頑張ったことは学業!ガリ勉就活生の自己PR方法」でも挙げられているように学業のみのアピールだとどうしても「チームワークが苦手そう」という印象を与えてしまいがちです。実際に研究室やゼミで同じような研究をしている同期の就活実績の明暗を分けたのは、研究室やゼミ以外にアルバイトやサークルでのチームワークが必要とされる経験を持っている学生だったように感じます。最後に研究室やゼミ特有の機会と言えますが、公式の推薦受験資格を得られるということを紹介しておきます。面接回数も通常より短い一方で、確実に内定が取れるわけではない上に内定を頂いた場合は辞退することができないといった特徴があります。以下の記事も参考にしてください。

【タテの繋がりや教授の権威が高い場合の主な内定先】

日立製作所、メガバンク、日系コンサル、キリン、電博、デベロッパー、花王、証券会社、NHK、リクルートマーケティングパートナーズ、NTTコミュニケーションズ、ライオンなど

【繋がりが希薄で新米の教授である場合の主な内定先】

日立ソリューションズ、ソニー生命保険、伊勢丹、シグマクシス、NHKアートなど


参考:「理系研究職:「学生時代に頑張ったこと」で「研究」はOKか?
   「70%が落ちることも!理系の学内推薦をもらった時に考えること

【サークル】
体育会系の部活と同じように様々な業界で活躍するOBを見つけやすく、「ボランティアで〇〇に〜をしにいった」というように取り組んだ内容や行動についても他の学生と差別化しやすいことがメリットとして挙げられると思います。サークル活動内容をアピールして大手企業に内定した私の周囲の友人は、総じて幹事長や代表といった重要なポジションに就き周囲との協働経験やリーダーシップをアピールしていたという特徴がある一方で、サークルで特に役職に就かず活動していた友人の中には未だに就職活動を続けている方もいらっしゃいます。勝ち組と負け組が明確に別れてしまいがちだといえます。重要なポジションでなくても大手企業に内定を取っていた学生曰く、他にもサークルやアルバイト経験を両立していたフットワークの軽さや多様な経験をアピールしていたとおっしゃっておりました。

【主な内定先】

メガバンク、パナソニック、楽天、ソフトバンク、IHI、インテリジェンス、大日本印刷、シンプレクスなど

最後に

あくまでも大事なのは「どのような役割を務めたか」「どのようなことを成し遂げたか」 といったコミュニティの経験を通して「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」を面接官にわかってもらい、共感を得るということだと思います。
自分は体育会系ではないから就職活動は茨の道だと考えるのではなく、上記で挙げたような所属コミュニティが面接官に与えるメリットやデメリットを意識して戦略的に就職活動を進められるといいのではないでしょうか。この記事の読者がもし大学1,2年生の方であれば、大学内で自分の所属するコミュニティを選ぶ際の一助としていただけると幸いです

photo by Sherif Salama

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