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オワハラを受けても「就職活動を続けたい!」と面接官を説得した話

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オワハラを受けても「就職活動を続けたい!」と面接官を説得した話

最終更新日:2022年03月29日

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オワハラとは

こんにちは、16卒の総合商社内定者です。
就職活動をしていると「オワハラ」という言葉を聞いたことがあると思います。「就活終われハラスメント」の略ですが、これは決して都市伝説なんかではなく多くの企業で行われています。「他社の選考をこの場で辞退してくれれば内定を出してあげる。けどそうでないなら内定はあげられない。」なんていう「オワハラ」を受けたら皆さんはどうするでしょうか。それも第1志望群の企業の選考はまだこれからという時に受けたらどうするでしょうか。早いうちに自分なりの対応方法を考えておいたほうが良いと思います。対応方法を考える上での一助になればと思い、私の体験を紹介したいと思います。

オワハラまでの経緯


2016卒の選考は8月以降とされていましたが、6月、7月から「面談」や「質問会」という体裁で選考が行われます。そして、多くの企業は8月1日に、あるいは7月中に内定を出します。
私の場合は、とある企業と数回の面談(選考)を行い、7月の末に、「8月1日に内定を出してあげるかわりに、他社の選考を辞退して欲しい」と暗示されました。その場での返答は求められなかったものの、8月1日には答えを出さなくてはいけない状況でした。しかし、私の志望企業は、8月1日以降に選考を開始する企業です。(その場では「就活を終わらせます。」と言っておいて就活を続けようかな・・・。でも、その場で他社に電話をかけろと言われたらどうしよう・・・。家族や友人に事前に連絡して電話をかけたふりをするしかないか・・・。)と、とても悩みました。

オワハラ当日


そして、8月1日当日、「オワハラ」を受けました。そこで私は、自分の正直な気持ちをそのまま話すことにしました。おおまかな内容としては、

自分がどんな企業に勤めたとしても、仕事をしていく中で辛いことは必ずあると思います。そんな時、「やっぱりあの時就活を続けて、他社に行けばよかった」なんて考える逃げ道を作りたくないです。「自分があの時考え抜いて、決めた仕事なのだから」と頑張るためにも、最後まで就職活動をやりきって、納得行く形で、自分の就職先を決めたいです。最後まで、考え抜いた結果、御社に行きたいと思うかもしれないので、自分の就職活動が終わるまで内定は待って欲しいです。

という旨のことを話したと覚えています。
その結果、面接官の方は私の意見を受け入れてださり、とりあえず1週間ほど待つということになりました。そして、8月1日以降、何の後ろめたさもなく就職活動を続けることが出来ました。

おわりに


これは、「オワハラ」から逃れる方法のほんの一例ですし、同じようにしても「オワハラ」から逃れられる保証はありません。しかし、早いうちから「オワハラ」への対応の作戦を練っておくことは非常に大事だと思います。選考期間中はできるだけ煩わしいことを取り除き、1つ1つの選考に集中できる環境を自分で作ることが大切だからです。これを読んでいる皆さん、早め早めに色々なことに備えて就職活動をがんばってください。

photo by Martin Thomas

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