9割の人はやらない!?就活で差をつける10の秘テクニック

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最終更新日:2023年10月27日

9割の人はやらない!?就活で差をつける10の秘テクニック

本選考とインターンの締め切り情報

こんにちは、化学メーカー内定者のNです。

11月になりましたね。12月からスタートダッシュをするための大事な一ヶ月です。
どう過ごすかが就活の成功を左右しますので、実りあるものにしてください。
さて、今の時期はセミナーに参加し、OB訪問をする人が増えてくると思います。
そこで去年の経験を基に、「9割の人はやらない」就活で差をつける心構えやテクニックについて書きたいと思います。
内定をもらう段階で、就活生の差はほとんどありません。そんな中で普通の人がやらないことをして、アピールしましょう。

1.挨拶を制するものは就活を制す!?

挨拶をするのは当たり前ですが、普通の人は社員さんにしか挨拶をしていません。
私が見た限り、数%の人だけが警備員さんや、清掃をしていらっしゃる方に挨拶をしていました。そうした姿は必ず見られています。意外とこういうことが大切なんですよね。
皆さんも心当たりはありませんか?サークルやバイトにおいて、見えないところできちんと仕事をしていたり、頑張っている人がいますよね。信頼されるのはそういう人だったりします。

2.合同説明会ではプレゼンを聞くな!

合同説明会に行く機会があると思います。就活生は企業のプレゼンを聞くために、前の方の椅子に座り、熱心にメモをとりますよね。
意外と知られていないのが、プレゼン中は後ろで手持ち無沙汰な社員さんが必ずいること。その時に社員さんを捕まえて話をお聞きしましょう。プレゼン中盤から後半がおススメで、プレゼンが終わると次のプレゼンを聞いていかないか誘われると思います。そうして初めて聞きましょう。社員さんもお話をして興味を持ってくれたんだなと喜んでくれるはずです。プレゼン後はもう一度その社員さんに感想を伝えましょう。もうその頃には大分仲良くなって、名刺を頂ける可能性もアップしています。


【参考リンク】
合同企業説明会で説明ブースに座ってはいけない3つの理由

3.同業他社がキーワード!?

OB訪問をすると思います。これは珍しいことではありません。しかし、企業の実情を知りたいなら、多面的に見なければなりません。
そこでおススメしたいのが、志望する企業の同業他社の方にOB訪問を申し込むことです。他社なので客観的な情報が手に入るでしょうし、意外な情報をゲットできるかもしれません。


【参考リンク】
「同業の中でもなぜうちの会社か?」という質問に驚くほど簡単に答える三つのアプローチ

4.お礼のメールは〇分以内!?

OB訪問などでお礼のメールをする機会があると思います。普通の人は当日、遅くても翌日にするでしょう。これを30分以内にやってみてはいかがでしょうか?
社会人の人は皆こうおっしゃいます。「デキる人はメールの返信も早い。」メールの返信を心掛けるだけで、こいつはできると思われればしめたものです。好印象を持たれるのは確実です。

5.会社の中をウキウキウォッチング

セミナーやOB訪問で会社内に入る機会が増えます。そこで圧倒的に観察をしましょう。普通の人が見ないところが重要ですよ。社員さん同士の砕けた会話だとか、トイレがキレイか?また机の配置はどうなっているか。だとか。意外とそういうところから会社の雰囲気が分かると思います。普通の人が見ないところに着目して初めて、差をつけることができるのです。

6.他の就活生の質問は宝の宝庫?

セミナーなどで質問タイムが設けられています。他の就活生が質問をしている時、皆さんはあれこれと考えると思います。いい質問だ!とかこれはよくない質問だなとか。
就活では質問力も重要です。良い質問は、質の高い情報を手に入れるために必須ですし、質問によってその人のレベルが分かったりします。
質問力を磨くために、他の就活生の質問を聞いて感想を持つだけでなく、もっとこうしたらいいのに。とか良い質問だったらパクるとか、できることはあるはずです。

7.就活は現場で起こっている?

企業によっては店舗やショールームを持っているところがあると思います。そこには企業の一次情報がつまっています。店舗には企業の考え方や理念、価値観が現れますし、食品関係なら味やパッケージに現れます。
そうしたところに足を運んでみてはいかがでしょうか?普通の人は店舗に行っても漠然と見るだけですが、是非とも詳細な観察をしてみてください。

8.OB訪問は自己紹介文を作って行け!

OB訪問で必ずするのが自己紹介。意外と面倒だったりします。そこで、自分の情報を書いた紙を一枚印刷して持参しましょう。専攻や志望業界、就活の軸や趣味、聞きたい質問が書いてあれば、スピーディーに話が進むので密度の濃い訪問になると思います。質問の聞き逃しもありません。
そうした紙を見せることで、社会人の人もこちらが十分に準備をしてきたという印象を持つはずです。いつもより良い話を聞かせてあげようと思うかもしれません。コピペで十分ですし、負担は全然ないのでおススメです。

9.大学のキャリアセンター使ってる?

皆さんは大学のキャリアセンターを使っていますか?大学によりますが、充実しているところが多いはずです。無料で使えますし、面談をしてくれたり、OB訪問の名簿が置いてあったりします。使わない手はないです。まだ利用していない人は足を運んでみて下さい。

10.ティッシュ一枚が命運を分ける?

就活中は鞄にティッシュを仕込んでおきましょう。セミナー前やOB訪問前、もしくは面接前にティッシュを一枚取り出し、靴を磨くのです。たかがティッシュと思うことなかれ。意外とつやを出すことができます。靴がキレイだと印象もいいので、一度やってみてはいかがでしょうか?

おわりに

最初にも言いましたが、面接の最終段階で就活生にはほとんど差がありません。だからこそ、普通の人がやらないことするのが重要になってきます。以上挙げた10のテクニックは、去年の就活を振り返り、簡単にできるのだが効果が高いものを厳選したものです。
コラムで公開したらマル秘にならないじゃないか?という意見があるかもしれません。でも安心してください。ほとんどの人は知ったとしても実行しないことが多いです。
なので、良いと思ったものがあれば、一つでもいいので実行してみてください。他の就活生に差をつけるのは、あなたの行動にかかっているのです。

photo by Steven Pisano

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ですが、人やモノ、コト、コミュニティなどの情報をプラットフォームを介してデジタル上の空間に蓄積し、分析やシミュレーション、制御などを行うことによって、リアルの空間に還元していきます。リアルとバーチャルを融合し、人々が幸せになる街づくりの実現を目指していきたいと考えております。引用:「デジタルツインを活用したリアルとバーチャルを融合した街づくり」これは当然我々だけではできないので、我々の中やNTTグループ内での連携、他の企業様との共創に積極的にチャレンジしながら、実現していきたいと思っています。最後にいかがでしたでしょうか。今回はNTTコミュニケーションズが推進するSmartWorldについて、またその中でもSmartCityについてスマートシティ推進室のメンバーにお話を伺いました。インタビューを通じてSmartCityへの理解のみならず、NTTコミュニケーションズが持つ強みや役割などについても理解できたのではないでしょうか。また以下の記事は、今回インタビューしたNTTコミュニケーションズの社員4名への個別インタビューです。ぜひ本記事と併せて読んでいただければと思います。NTTコミュニケーションズ志望者向けのLINEオープンチャットはこちらNTTコミュニケーションズの企業研究ページ(内定者ES・選考レポート・関連記事)はこちら 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短所は短所のままでいい?!面接で短所を聞かれた時の答え方 短所は短所のままでいい?!面接で短所を聞かれた時の答え方 「あなたの短所(弱み)は何ですか?」という質問は、面接でよく聞かれる質問の一つであるにも関わらず間違った回答の仕方をしている就活生が毎年多く見受けられます。本記事では、面接で短所を問う企業側の意図、それを踏まえた上で学生はどのように答えると良いのかについて内定者の回答を交えながら考察します。注意点厚生労働省のHPに掲載されている『公正な採用選考の基本』によると、"短所・弱みに関すること"は採用選考時に配慮すべき事項であり、就職差別につながるおそれがある事例に抵触する可能性があります。しかし、就職活動で聞かれやすい質問の一つであるため、本記事ではその対策方法等を解説させていただきます。【参考】厚生労働省:公正な採用選考の基本本記事の構成なぜ面接官は「短所(弱み)」を聞くのか面接官に短所を聞かれた時はどう答えれば良いのか内定者の短所の回答例12選これだけはだめ!短所を聞かれた時のNGワード集最後になぜ面接官は「短所(弱み)」を聞くのか面接官は自社にマッチする人材を採用していますが、どのような基準で人材を見極めているのでしょうか。新卒採用はポテンシャル採用であるため、大きく以下の2つに分けることができます。■自社の社風、文化、職種に合っているか(人柄)■どのような素養、スキルを有しているか(スキル)この2つの要素を見極めるために、面接官は短所(弱み)を質問しています。具体的に述べていきます。上述した面接官の意図に照らし合わせると、人柄・スキル■人柄(自社の社風、文化、職種に合っているか)(1)短所が自社の社風、文化、職種とミスマッチしていないか(マッチング)■スキル(どのように素養、スキルを有しているか)(2)自分の短所を客観的に理解できているか(自己理解)(3)短所をどのように改善しようとしているか(改善意欲)上記3点を見極めようとしていることがわかります。より理解していただくためにも、就活生Aさんの回答をもとに実際にどのように答えれば良いかを解説します。以下が就活生Aさんの回答になります。「私の短所は多くのことを一手に引き受けてしまうところです。ダンスサークルでは幹事長をしていますが、断ることが苦手な性格も相まって、多くの仕事を一人で引き受けてしまいます。結果として、期限内にやらなければならないことが終わらなかったり、体調を崩すなどチームメイトに迷惑をかけてしまいました。今後はチームに迷惑をかけないように、自分のできる能力を客観的に見極めていきたいと思っています。」(1)短所が自社の社風、文化、職種とミスマッチしていないか(マッチング)適正が合っているかどうかは、今回の回答だけではわからないと言えます。なぜなら企業の求める人材像によって、適正があるかないか評価が変わるためです。参考記事:例えば、責任感が強く一人で何でもこなしていくガッツのある人材を求める企業であればプラスの評価を受けるかもしれません。逆に企業風土として、チームワークを重視している企業であれば、一人で抱え込んでしまう性格はマイナスの評価を受けてしまうかもしれません。(2)自分の短所を客観的に判断できているか(自己理解)自己理解がしっかりとできていることがわかります。自身の能力や素養を客観的に把握し、それを踏まえた上で行動することができる就活生は、企業に入社後も活躍できる可能性が高いと言えます。とりわけ短所(弱み)においては、基本的に向き合いたくないものですし、誰しもが他人には見せたくないものでしょう。そのような中で「短所(弱み)を適切に把握し、改善に努めている就活生であれば、入社後も自分に向き合いながら自身の役割を全うしてくれるだろう。」と、面接官も感じやすいと言えるでしょう。(3)短所をどのように改善しようとしているか(改善意欲)具体的な改善策の説明が不十分なため、評価としてマイナスになる可能性があります。改善のために取り組んでいることや、今後取り組もうと思っている事を話すことができれば、改善意欲があるというプラスの評価を得ることができます。上記の具体例を踏まえると、短所を回答する際には、今までの人生において、短所を克服した具体的なエピソードがあればより話しやすいでしょう。また、企業ごとに社風や文化が異なるため、短所がマイナスに作用してしまうかもしれない企業には別の短所を用意したほうがいいかもしれません。そのため、短所に関して適切な回答をするためには、学生時代に取り組んだ内容を説明する「ガクチカ」やどんな企業なのかを理解するための「企業分析」が必要です。面接官に短所を聞かれたときどう答えればいいのかさて、ここからは具体的な回答の仕方に関して述べます。短所に関して聞かれた際には、アプローチが2つあります。1.長所の裏返しを答える2.素直に短所をさらけ出すなんとなく聞いたことがあるかもしれませんが1つずつ解説をします。1.長所の裏返しを答えるよくある短所の答え方としては「長所の裏返しとしての短所」を答えると一貫性のある人物であることも示せるうえ、マイナスイメージを伝えることもないため、使いやすいというメリットがあります。多くの内定者がこの手法で実際に内定を得ています。例えば、この手法で内定者が実際に語った短所としては下記のようなものがあります。「積極的に行動できるという長所の反面、慎重さに欠けて失敗することがある」「完璧主義で、決断や行動が遅くなってしまうことがある」「責任感が強いあまりに頑固なところがある」「おおらかで多くの人と分け隔てなく関わることを意識しているものの、八方美人的な側面がある」上記の通り、この手法は短所を語りながらも自己PRを伝えることのできる攻防一体型の答え方になっており、一見完璧な答え方に見えますが、多くの就職活動生がこの手法で自己PRをしようとするため、面接官としても「またか」と思われてしまい、大きな差別化につながらないというデメリットはあります。参考:アクセンチュア内定者の強みと弱み2.素直に短所をさらけ出すもう一つの答え方として「素直に自分の短所を伝える」という方法もあります。個人的にはこちらの方法で伝える方が評価が高くなると感じていますし、多くの面接官もこちらの手法を好むでしょう。自分の欠点に向き合い、素直に伝えられる人には芯の強さを感じます。素直に短所を伝える際には、(1)短所⇒(2)短所による失敗経験⇒(3)意識の変化・改善策⇒(4)自己PRのエピソードなど現在へのつながりといった流れで語ることで、マイナスイメージだけでなく、あなたの良さがより伝わるので意識してみて下さい。上記の流れを意識すると、以下のような文章構成になります。(1)短所自己中心的でわがままなところがある。(2)短所による失敗経験中学生の頃、◯◯部で部長として初めて人の上に立った際に、自分のしたいことを優先しすぎて、周囲との人間関係が悪化し、チームとしての機能が下がる経験をした。(3)意識の変化・改善策だからこそ、高校以降はなるべく自分を抑えて全体を見て足りない部分を補うこと、自分がしたいことと周りがしたいことをすりあわせることを強く意識するようになった。(4)自己PRのエピソードなど現在へのつながり今でも自己中心的でわがままな自分を自覚しながら周囲とのすりあわせに最も神経を使っている。以下の記事で、上記の2パターンで長所・短所を分析し内定を勝ち得た就活生の多くの回答事例が企業ごとに掲載されていますので是非参考にしてみて下さい。参考:冷静に自分の長所・短所を分析している旭硝子内定者の回答内定者の短所の回答例以下で内定者の回答例を紹介します。短所について考える際に参考にしてみてください。SMBC日興證券内定者の回答(短所)何事も一人で解決しようとする私の長所として、常に客観的に自分の言動を振り返り、当事者意識を持って他者と接することができます。そこで、他者にとって好ましくない態度や言動をとらず、円滑な対話を心がけています。その結果、アルバイトなど周囲からの要求に対して的確に行動することができると考えています。その一方、短所として、成果への意識が非常に強いため、何事も自分一人で解決しようとする癖があります。周囲と協力をして物事に対処することで、最終的に優れた成果物ができることも多くあるので、時には人に頼ることも必要だと考え、現在は短所の克服に努めています。引用:SMBC日興證券内定者ES三菱UFJ信託銀行内定者の回答(短所)細部にこだわり、計画に余裕がなくなる(18字)「短所」学園祭実行委員会で装飾制作に取り組んだ際、細部にこだわり、ゆとりのない計画を立てたが、作業が予定通り進まず、他者の手を借りたことがあった。以後トラブルに対処できるよう、余裕を持った計画を立てることを心がけている。(197字)引用:三菱UFJ銀行内定者ES三井化学内定者の回答①(短所)周りに合わせてしまう周りに合わせ自分の意見を言えないことです。論理的に相手を納得させられる自信があれば言えます。ゆえに、事前準備を十分にすることで説得性を高め克服しようとしています。引用:三井化学内定者ES三井化学内定者の回答②(短所)人の頼みを断りきれないこと私の弱みは「人の頼みを断りきれないこと」だ。期待に応えたいという気持ちが強く、困難だと思われることも引き受けてしまい苦労することが多々ある。引き受けたからにはどんな苦労をしてもやり抜くことを心掛けている。引用:三井化学内定者ES②伊藤忠商事内定者の回答(短所)あなたの欠点は何ですか?その欠点を克服するために、努力していることも踏まえて記述してください。(300字以内)プレッシャーに弱い欠点はプレッシャーに弱いという点だ。人前で発表をする時などのプレッシャーのかかる場面で、自分の力を発揮できない場面が多く存在する。この欠点の原因は、失敗するのではないかという不安を感じやすいためなので、不安を感じにくくするために私は二つの取り組みを行っている。一つ目はプレッシャーのかかる場面に積極的に身を置くことである。そのような場面を多く経験することで失敗しないためのノウハウが蓄積されていき、それが自信に繋がっていくと感じる。二つ目は事前に綿密な計画をたてて練習を行うことである。事前に完璧なシミュレーションを行うことで失敗する確率を下げることができ、自信を持って本番に挑むことができるからだ。引用:伊藤忠商事内定者ES豊田通商内定者の回答例(短所)●真面目すぎること。●物事を一つの視点で見てしまうこと。●他の意見に妥協してしまうこと。引用:豊田通商内定者ESデロイトトーマツコンサルティング内定者の回答(短所)自信のない人間自分の短所は、基本的に自信のない人間であることだ。不動産営業では、始めた当初、知らないことが多すぎることと、自信のなさが相まって、何もできず、怒られてばかりだった。しかし、持ち前の誰よりも努力するところを生かし、弱点を補って、成果を残すことができた。引用:デロイトトーマツコンサルティング内定者ESPwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社内定者の回答(短所)他人の優れている所が認められない事弱みは、負けず嫌いな性格が高じて「他人の優れている所が認められない事」です。論理的な思考力が優れていて内気な同期がいるのですが、対抗心が強い私は彼の長所を認められず、「私の方が外交的で彼に勝っている」と欠点に目を向けていました。現在は、成長するために他者の良い所を積極的に見つけ、自分の物にしようと考えています。引用:PwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社内定者ES集英社内定者の回答例(短所)スケジュール管理が下手スケジュール管理が下手なところ。最近は、ネット上で同期できるカレンダーを使って計画性を身に付けようとしている。引用:集英社内定者ES凸版印刷内定者の回答(短所)目標を高く持ちすぎる短所は「目標を高く持ちすぎる」点だ。質を追求しがちなので、現状とすり合わせることを意識している。引用:凸版印刷内定者ESアサヒビール内定者の回答(短所)実行力が無い私の弱みは実行力が無いことです.男声合唱サークルにおいて学部1,2年生の頃に意見を強く言えずコンクールでの成果を残せませんでした.入団した際に団の改善点を指摘したものの,特に議論されることもなく,私もそのままにしてしまいました.意見を言いやすい環境ではあったものの,議論に発展するまでの私自身のアクションが少なかったことが原因だと思います.そこで学部3年生の頃に幹事長を担当しました.幹事長は団のあり方を決める重要な役割であるため,私が動かないと全員が付いて来ず,「責任」によって実行力を身に着けることに努めました.私の弱みは,弱みを発揮せざるを得ない環境を作ることで克服できると考えています。引用:アサヒビール内定者ES明治内定者の回答(短所)質にこだわりすぎてしまう質にこだわりすぎて時間がかかる事がある。つい無理なスケジュールで行動しようとしてしまう。引用:明治内定者ESこれだけはだめ!短所を聞かれた時のNGワード集これまでの話でお分かりのとおり、短所に関する質問に対して短所を言うだけでは意味がありません。短所が見方を変えれば長所になったり、短所から、あなた自身が取るべき行動まで説明する必要があります。つまり、以下のような返答では面接官の望む答えになっていないので注意してください。「短所はありません」系これでは、短所があってもいいと思っている面接官に対して、答えになっていません。また、長所の裏返しであるという回答をする際には、注意が必要です。答え方しだいで長所を摩り替えているだけという印象をあたえることがあるので気をつけましょう。マナーや常識と思われることについて「遅刻癖がある」「納期を守らない」など社会人として最低限必要な資質について短所とするのは控えましょう。あなた自身が面接官だったら一緒に働きたくないはずです。変えることが難しい特徴実は盲点だったりするのがこの類です。「優柔不断である」というのは、性格の問題です。もし、この性格を直したくても、子供のころからの性格だったりするとなかなか直せないか可能性があります。面接官もその点を理解しているため、その短所を本当に改善できるだろうかと疑問に思うかもしれません。もし、その短所を短所でなくなったエピソードだったり、これから直せるビジョンが見えない場合、俗に言う、ポータブルスキル(マネジメント能力や課題解決力、リーダーシップなど)を短所にするほうが具体的なキャリア像も見えるため面接官にPRできるでしょう。最後に面接官に短所を聞かれた時の対処法は理解できたでしょうか。面接官の質問の意図を理解することで、面接官が求める答えをアウトプットできるでしょう。内定者の回答例も参考にしつつ面接に取り組んでみてください。関連記事:本記事では面接で短所を聞かれた時の答え方について解説してきました。こちらの動画では面接の全体像について紹介しています。ぜひご覧ください。 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総合商社・外銀・外資系メーカー内定者たちがおすすめする、インターン20選 総合商社・外銀・外資系メーカー内定者たちがおすすめする、インターン20選 6月に入り、18卒就活生を対象にしたサマーインターンシップの募集を開始する企業が増えてきました。18卒向け就職活動においても、学生の夏休みを利用してインターンを開催する企業が増えてきたように感じています。そこで今回はunistyletopstudents(unistyleが主催する優秀層学生によるコミュニティ)に参加してくれた学生の中で、総合商社、外資系銀行、外資系メーカーなど、人気企業から内定を獲得した17卒就活生がおすすめするサマーインターンシップを紹介したいと思います。インターンに参加する理由インターンシップに参加する理由は人それぞれですが、参加することで得られるメリットは多くあります。17卒内定者の人達もそれぞれ動機や目的を持ってサマーインターンシップに参加していたので、インターンに参加した6つの理由についてご紹介したいと思います。①興味のある業界に対する理解を深める選考対策のためにも、また入社してからのミスマッチを防ぐためにも、その会社や業界について深く理解しておくことは非常に重要です。インターンに参加しその業界の業務経験をすることで、自分が現段階で興味を持っている業界に対する理解を深めることができます。インターンで与えられるワークを通して様々な学びを得ることが出来る、というのはもちろんですが、その会社で実際に働く方と会う機会が沢山あるため、自分がその業界で働くイメージを持ちやすくなります。②視野を広げるインターンに参加することで、今まで興味を持っていなかった業界の新たな魅力や面白さを発見することが出来ます。自分が将来やりたいことを叶えられる業界は1つでないことも少なくなく、もともと興味を持っていなかった業界でも説明会やインターンを通して志望度が上がり就職先として選択する学生も多くいます。特にサマーインターンの時期であれば、どんな業界が存在していてどんな人が向いているのか知識もないため、取り敢えずインターンに参加して自分が興味が持てるかためしてみるのは大事なことでしょう。視野を広く持って就職活動をすることで自分の可能性を広げることが出来るため、現段階で興味を持っていない業界のインターンに参加することは非常に有効であるといえます。③志望企業の早期選考ルートを狙うインターンを開催する企業の多くは、参加者に対する早期選考を行っているのが実態です。経団連に所属する日系大企業も例外ではなく、インターンに参加した学生の中で優秀な学生には早期選考の声をかけます。志望する企業の早期選考に進むことで、ライバルに差をつけることが出来るだけではなく、気持ちに余裕を持って選考に臨むことができます。また、インターンで出来た仲間と選考に関する情報を共有することが出来ます。就職活動は情報戦でもあるため、インターンに参加することで志望企業の選考を有利に進める事ができるでしょう。④内定を獲得しにいく特に外資系企業やベンチャー企業では、インターン参加者の中で優秀な学生に対してはインターン後数回の面談で内々定を出すケースが少なくありません。本命企業の選考が開始する前に、1つでも他社の内定をもっておくことは就職活動において気持ちの余裕に繋がります。早い時期にそれなりに納得のできる企業の内定を獲得することで、本命企業の選考に余裕を持って臨むことができます。総合商社の内定者の多くが、総合系コンサルティング・ファームの内定や楽天、DeNAなどのメガベンチャーの内定をもらった上で本選考を受けているのが実態です。予めそれなりにいきたいと思える企業の内定をもらっておくことで、その後の業界研究や企業研究の効率が格段にあがるので、ぜひ早めに内定がもらえるようにチャレンジして欲しいと思います。⑤本命企業のための選考練習になるインターンからの早期選考に参加することで、本命企業の選考(面接やES)の練習をする事ができます。特に面接は、沢山経験を積んで自信をつける事が大切です。本命企業ではない会社の選考を受けることで、あまり気構えすぎることなく選考の練習をすることができるのでおすすめです。もちろん選考の練習になるように学生時代の経験を聞かれたら答えられるようにするなど、事前準備は必要になります。事前準備をした上で、選考に落ちた場合は何がよくなかったのか反省することでその後の本命企業の選考に活きるでしょう。⑥経験だけでなくお金ももらえる5日間〜1ヶ月前後で有給インターンを開催する企業が増えてきています。中には1ヶ月のインターン参加で優秀者には50万円にも及ぶ金額がもらえる企業もあります。1day等の短期インターンよりもじっくりと課題に取り組むため、より多くの学びを得ることが出来る上に報酬ももらえるインターンも少なくありません。実際に中期間働くことで、その業界での働き方の理解にも繋がるので時間が合う限り参加してみるとよいでしょう。おすすめサマーインターン上記でインターンシップに参加する理由について取り上げましたが、どんな動機や理由でも良いのでとにかく挑戦し、参加してみることが大切です。そこで、17卒内定者が参加して良かったと思うサマーインターンシップについて紹介します。外資系メーカー・P&G・日本ロレアル・ユニリーバ夏のインターン参加者から多く内定者を出すため、インターンに参加することで内定獲得のチャンスを得ることが出来ます。また、インターン参加の為のエントリー基準や課題が厳しいため、本格的に就職活動が始まる前に、自分の実力を試すことが出来ます。(外資系メーカー内定者)外資系コンサル・PWC・アクセンチュア・デロイトトーマツコンサルティング・EYアドバイザリーインターン参加者に向けた、早期選考があります。また、仮に早期選考で内定を獲得することが出来なかったとしても、本選考を受ける事が出来るため、何回も選考にチャレンジするチャンスがあります。(外資系コンサル・IT系企業内定者)総合系コンサルティング・ファームに早くから内定すれば、後の就活は自分の志望する業界にリソースを集中的に投下することができる。焦って闇雲に業界研究する必要がなくなるので効率的だといえます。(外資系コンサル・外資系投資銀行内定者)・ドリームインキュベータ投資銀行のサマージョブよりも選考が早いため、他社選考の練習になります。また、参加者のレベルが高いため、就職活動で切磋琢磨出来る友だちを作ることが出来るメリットもあります。外資系コンサルは全体的に内定者数が多く、サマーインターン参加者から大量に内定を出します。サマーインターンに参加することが、本選考の内定を獲得するための条件になっている会社もあるため、参加することをおすすめします。(外資系コンサル・外資系投資銀行内定者)金融・SMBC日興証券(投資銀行部門)投資銀行部門の事業内容について詳しい解説があるため、インターンを通して業界に対する理解を深めることが出来ます。講義を含めてインターンの内容が非常に充実しているため、日系証券志望の方だけでなく、外資系投資銀行の本選考を受ける方にもおすすめです。・三井住友海上学生に対するフィードバックが手厚いため、他者から見た自分についての理解を深めることが出来ます。本命企業の選考に向けた準備にも非常に有効です。(総合商社・投資銀行・広告代理店・損害保険内定者)広告代理店・博報堂・電通インターン参加者から多く内定を出します。博報堂は1月に早期選考があり、仮にそこで内定を獲得出来なくても本選考を受けることが出来るため、選考のチャンスが複数与えられます。(外資系コンサルIT系企業内定者)日系メーカー・味の素味の素は書類選考が厳しいと有名ですが、インターンに参加することで、その書類選考をパス出来る可能性があります。食品メーカーでの仕事の仕方や海外展開について学ぶことが出来るため、業界に対する理解を深められます。(総合商社・メーカー・IT系企業内定者)人材・リクルート各社(リクルート住まいカンパニー、リクルートライフスタイル、リクルートマーケティングパートナーズ、リクルートスタッフィング、リクルートコミュニケーションズ、リクルートジョブズ、インテリジェンス)リクルートグループのインターンは、参加者に報酬が支払われます。また、内定者の7-8割がインターン参加者であるため、インターンに参加することで内定獲得に近づくことが出来ます。多くの企業が本選考で使用するテストセンターはリクルートグループが作成しているため、テストセンターを早い時期から受験出来るのも魅力の1つです。(外資系コンサル・IT系内定者)IT系・ワークスアプリケーションズ20日間の長期インターンで、参加者には一律16万円の報酬が与えられます。また、選考直結型で参加者の約3割が報酬50万と3年間有効の内定パスを獲得出来ます。インターン内容は、与えられたお題に対して製品を考え、それをプログラミングで作成するというものです。プログラミングに関しては初心者ばかりで、経験の有無は問われないため、誰でもインターンに挑戦することが出来ます。BtoBのビジネスを経験してみたい人には特におすすめです。(総合商社・メーカー・IT系内定者)・ソフトバンク約1ヶ月の長期インターンですが、参加者には報酬が支払われます。実際の仕事内容が見えるインターンシップで、インターンの結果次第では内定に直結します。(外資系コンサル内定者)最後に以上、unistyleで人気企業内定者にヒアリングした結果、あがってきたおすすめのインターンシップ20選を紹介しました。就職活動が始まったばかりの時期は、あまり先入観を持ちすぎることなく、広い視野を持って様々な業界・企業のインターンに参加する事をおすすめします。インターンに参加することで、選考に有利になるだけではなく、社会人として働くイメージを持つことが出来る、新たな価値観を得ることが出来る、自分が将来やりたいことが明確になる、就職活動を乗り切る仲間ができる、など沢山のメリットを得ることが出来ます。まだ余裕のある夏の間に様々な企業のインターンに参加し、志望業界・企業の内定獲得に向けて動き始めましょう。photobygtknj 29,159 views

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