総合商社内定者が語るNewsPicks活用法

20,867 views

最終更新日:2023年10月31日

総合商社内定者が語るNewsPicks活用法

こんにちは。16卒の総合商社内定者です。

今回は、私が就職活動においてどのようにNewsPicksを活用していたかを綴りたいと思います。

ちなみに、以前unistyleでは以下のコラムで、面接でニュースに対しての意見を求められた時に役に立つものとしてNewsPicksのアプリを紹介していますのでそちらも合わせてご覧ください。

今後就職活動を迎える皆さんも、早めにNewsPicksを利用して世の中の情報に触れていって欲しいと思います。

▼アプリ「NewsPicks」の無料ダウンロードはこちらから

iPhoneの方はこちら

Androidの方はこちら


(※本コラムはNewsPicksのPR記事です)

本選考とインターンの締め切り情報

日経新聞の活用法

まず私は、ニュースをインプットする上で日経新聞の一面、二面、経済面を読むだけでは周りの就活生と差をつけられないと考えていました。


そこで、日経新聞の内容を効率良くインプットする為に日経電子版のキーワードハイライトという機能を使っていました。これは登録したキーワードを含む記事がハイライトされ視覚的にわかるというものです。

キーワードには5つ登録できるので、五大商社の会社名を登録し、日々のニュースを全て追っていました。商社の面接では逆質問をする機会があるので、面接の直前に保存してある直近のニュースを読み、質問を考えていました。

NewsPicks活用法

それでは本題のNewsPicks活用法にまいります。NewsPicksのアプリをダウンロードすると基本的には無料で閲覧できます。

さらに月額1,500円で有料会員になることができ、オリジナルのコンテンツなどが閲覧できるようになります。また、すべての記事やコメントの検索も自由に行えます。

私は有料会員には登録せずに、朝の7時から8時まで時間限定で無料会員にも解禁される直近24時間のできたてホヤホヤの有料記事を読んでいました。

また、気になった記事はEvernoteに保存しておき、面接前に振り返られるようにしておきました。iPhoneであれば、NewsPicksの右上にSafariで表示するボタンがあるので、そこからSafariへ飛び、SafariからEvernoteへ記事を転送し、保存できます。

他にも、アプリの中で記事をPickすることでも、お気に入りの記事と付随するコメントをストック可能となっています。


NewsPicksの良さは幅広い引用元とそれに対する有識者のコメントの質です。一見難しくて理解に苦しむ記事に対しても有識者がコメントしていますし、就活生の身分でコメントすることもできます。

実際の面接でNewsPicksでコメントしていることを言った学生が興味を持った面接官に対して過去に投稿したコメントを見せたような話もあったようです。

日経新聞やNewsPicks以外にもYahooニュース、Gunosy、スマートニュースがありますが、NewsPicksでは有識者の意見がある分、自分としての意見を持つことに特化している媒体であるといえるでしょう。

実際に有識者が関連記事のリンクを貼っている場合もあり、その記事のクオリティも高く感じます。 

もし筆者のように総合商社を志望しているならば総合商社出身の有識者をフォローしておくと、他の学生とは一線を画した意見を持つ事ができるようになるでしょう。

iPhoneの方はこちら

Androidの方はこちら

 

面接での経験談

面接で「最近気になったニュースは?」と聞かれた際にはNewsPicksで得た多角的な視野が活用されていました。

例えば日本経済新聞社のフィナンシャル・タイムズ買収の記事においては、日経新聞やYahooニュースよりも、ロイター通信の方が事細かに書かれていることがありました。

NewsPicksでロイター通信の記事が取り上げられており、そこに有識者のコメントが多数付いていたために、その詳細に関して面接で話す事ができました。実際に面接官も驚いており、高い評価を受けたように感じられます。


これはあくまで一例ですが、ロイター通信などの普段学生が読まないようなメディアの情報に触れる上でも、引用元の裾野の広いNewsPicksはとても役立つように思います。

一つの媒体を閲覧しているよりも、より幅広い知識を得る事ができるのではないでしょうか。

総合商社など各業界の主要なニュースもNewsPicksであればしっかりチェックできます。

誰をフォローするのがオススメ?

NewsPicksの真価はやはり有識者によるニュースへの見解が読めることですので、誰をフォローするのかは重要です。ちなみに私の中で特にオススメの方は以下です。

堀 義人(ほり よしと、グロービス経営大学院大学学長)
NewsPicksで高い登場率を誇る言わずと知れた有識者です。総合商社、MBA、起業、大学院経営という特筆したキャリアと知見から繰り出されるコメントは学生にとっては得るものが多いです。

ちなみに以下のコラムでも書かせて頂きましたが、堀氏のファーストキャリアは住友商事です。
総合商社出身の起業家まとめ

大前 研一(おおまえ けんいち、ビジネス・ブレークスルー大学学長)
日本における経営コンサルタントの第一人者であり起業家でもある大前氏は頻繁にコメントがあるわけではないですがコメント自体は分量があり、重みを感じます。同氏が行う経済ニュースの解説は非常に鋭い視点から繰り出されます。

荘司 雅彦(しょうじ まさひこ、弁護士)
法律が絡む記事は間違いなくこの人のコメントが参考になります。また他の有識者へ賛同するコメントなどもあり、自分の意見を持つ上では大変参考になるコメントがあります。

加藤淳(かとう じゅん、ユーザベース チーフアナリスト)
加藤氏はNewsPicksを運営しているユーザベースのチーフアナリストです。数字を扱ったコメントが特徴的で、記事の詳細をミクロな視点でさらに知りたい学生にはオススメです。

上記以外にも鋭いコメント、面白いコメントをしている方が多くいますので、是非お気に入りの方を探してみてください。

 

また、NewsPicksでは、各分野に精通した専門家「プロピッカー」100名以上が公式コメンテーターとして活動しています。

プロピッカーの中にはネスレ日本CEOの高岡氏や元LINE代表取締役の森川氏など、経済、金融、国際政治、ITをはじめとした各分野の第一線で活躍している方が多数います。

メンバーは今後入れ替わりもあるものと思いますが、有名経営者や専門家などが都度プロピッカーを務めていくことと思います。

就職活動を控えた皆さんも、この機会に興味のある業界のプロピッカーをフォローして知見を吸収してみてはいかがでしょうか。

最後に

NewsPicksを閲覧している社会人や学生は増えてきましたが、就活生の間ではまだまだニッチなように感じられます。日経新聞を読むだけでは他の学生と差をつけづらい世の中になってきたと思いますので、ぜひこの機会にNewsPicksを活用していただければと思います。

▼アプリ「NewsPicks」の無料ダウンロードはこちらから

iPhoneの方はこちら

Androidの方はこちら

 

photo by David Michalczuk

おすすめコラム 4 件

【コミュ力≠伝える力?】実はあなたも就活コミュ障? 【コミュ力≠伝える力?】実はあなたも就活コミュ障? コミュニケーション能力、通称「コミュ力」は、日常生活だけでなく、就職活動においても耳にする言葉です。中でも「就活はコミュ力でなんとかなるよ」なんてことを耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。ES・WEBテストは一人で実施するものである反面、GD・個別面接等では必ず同じ就活生・社員と対面しコミュニケーションをとらなければなりません。もちろんコミュニケーションを円滑に行えない場合、内定を勝ち取ることは難しいでしょう。「コミュ力」が重要視されている中で、多くの人がコミュニケーション能力について誤った認識をしていることが多いように感じられます。自分は「コミュ力」があるからGD・面接も余裕だよと思っている就活生の皆さん、本記事を通してもう一度自身の「コミュニケーション能力」を振り返っていただきたいなと思います。【本記事の構成】▶企業が重視する能力「コミュ力」▶(正しい)コミュニケーション能力の3要素▶コミュニケーション∋伝える力▶まとめ企業が重視する能力「コミュ力」企業が採用時に求める「能力」は就活生なら誰もが一度は調べたことがあるでしょう。採用時に重視する能力1.コミュニケーション能力(85.7%)2.基礎学力(70.8%)3.責任感(64.3%)4.積極性・外向性(59.5%)5.資格取得(56.3%)参考:厚生労働省「若年者の就職能力に関する実態調査」の結果概要調査実施団体によって求める能力の順位に若干のバラツキが生じますが、一貫して「コミュニケーション能力」は高く重視されています。この結果だけを見る限り、「就活はコミュ力があればなんとでもなる」は案外的を得ているようにも思われます。コミュ障✕就活コミュニケーション能力が低いことを揶揄して「コミュ障」という言葉が巷では使われています。些か差別的な表現で筆者はあまり好きになれないですが、テレビ番組などでも使われているあたりメジャーな単語と言ってもいいでしょう。反対に、コミュニケーション能力が高い人を「コミュ強」と表現するようです。ここで問題になってくるのが、「コミュ障」に分類される人たちの就活への不安ではないでしょうか。自分の考えをちゃんと言えるのか、そもそも知らない人事と話すのが苦手…。筆者もあまりグイグイ話せるタイプではないので、GDでの「それでは〜について定義しましょう!」とエンジンを掛けてくるタイプの人を見て少し慌てた気持ちになってしまった経験があります。積極的に発言をする彼らは一見、企業の求める「コミュ強」に属していると思われますが、「コミュニケーション能力」について正しく理解すると、彼らは実際のところコミュ障に属する可能性も否定できないのです。GDに関する記事はこちらをご参照ください。【参考】(正しい)コミュニケーション能力の3要素先程のGDの例のように、話をどんどんリードしていく人・発言数が多い人が「コミュ強」と思われがちです。しかし、コミュニケーション能力を正しく理解することで本当の「コミュ強」が見えてきます。筆者はコミュニケーション能力は以下の3つの要素に大きく分類されると考えていてます。【コミュニケーションを構成する3要素】▶聞く力▶(空気を)読む力▶伝える力参考:就活における「コミュ力」は3つの力に分類することができるコミュニケーションは言葉のキャッチボールと表現される事が多く、実際に置き換えてみることで理解が深まります。ボールをキャッチする能力が「聞く力」・ボールを投げる能力が「伝える力」・ボールを上手く相手に投げる能力・技術が「読む力」ではないかと思われます。各能力についてより考察を深めます。聞く力就活でも普段の会話でも相手の言葉・質問の意図を正しく理解する力は重要でしょう。特に面接の場合は必ず面接官からの質問から始まります。「学生時代に頑張ったことはなんですか?」という質問に対し、「御社を志望した理由は〜」と話し始めるのは明らかに間違っています。他にも、「学生時代に頑張ったことは?」という同様の質問に対し、「私が学生時代に注力してきたのは〜です(完)」と答えるのも質問に正しく答えているようで、正しくありません。企業側は「学生時代に〜」の質問の意図として「何にどのように取り組んだのか・そこから何を学んだのか」を聞きたいのであり、言葉の奥まで読み取る事が求められます。(空気を)読む力何年か前に『KY(空気が読めない)』が流行語になったことがありました。空気が読めないの「空気」とは以下のような事柄を指しているように思われます。【空気の指すもの】・表情・声のトーン・視線・ジェスチャー相手の表情を読み取りその場に適した会話を展開することを総じて「空気を読む」と表現しているように受け取れます。面接官側が真面目な雰囲気を醸し出している中で砕けた話をするのは空気が読めていない典型でしょう(逆も然り)。他にも、の3番目に紹介されていた集団面接での学チカで「ナンパ」を頑張ったと伝えた学生も場の空気を読めなかった例になると思われます。このように(空気を)読む力は、聞く力と伝える力の橋渡し的な役割を担っているとも言えます。伝える力こちらは言語した自身の考え・気持ちをどのように相手に伝えるかという部分になります。就活における面接のテクニックを調べてみるとほとんどがこの「どのように伝えるか」その心構え・テクニックに終始しているように感じられます。「相手のネクタイを見て話す」「結論ファーストで展開する」「ジェスチャーを効率的に取りいれる」「この企業ではこれが聞かれる」…etc。調べれば調べるほどキリがありません。特に大多数の就活生はこの「伝える力=コミュニケーション能力」と捉えているように伺えます。いかに人事の人に興味を持ってもらえるように話をするのか、GDで自分の存在を大きく見せるようにするのかに終始してしまっているのではないでしょうか。もちろん伝え方を学ぶことはプラスに働く面も大きいように思われますが、果たしてそれだけで事足りるかは疑問です。コミュニケーション∋伝える力就活生が考えるコミュニケーション能力が伝える力にフォーカスを当てている反面、企業側が真に求めるコミュニケーション能力との間にズレが生じていると言えます。このコミュニケーション能力とは何を指すのであろうか。たぶん、学生の皆さんが思っているよりも、その範囲は広い。単に「相手の言っていることを正しく理解し、それに相応しい回答ができる」「初めてあった人とも躊躇なく会話することができる」といったレベルだけではない。「相手の求めるものを聞き出せる」「相手の真意・感情を推し図れる」「こちらの考え・感情を正しく相手に理解させることができる」「意見の違う相手との折り合い(解決)をつけられる」「信頼関係を築くことができる」など、コミュニケーション能力という一つの言葉の中には多くの要素が含まれる。参考:就活生が誤解する「企業が求めるコミュ力」企業と名のつく組織で働く場合、一人で仕事をすることはまずありえません。人と働いていく上で必要となる、メンバーの発言を理解する・自分の考えをきちんと伝える・円滑に議論を進めるための「コミュニケーション能力」を企業が求めていることが伺えます。これはコミュニケーションの3要素を全てしっかり使わなければならず、いかに自分に興味をもってもらうか、自分の意見を通すかの能力だけが求められていないことがわかると思います。コミュ力は「聞く力」「読む力」「伝える力」の集合体であり、3つのバランスが取れている人を「コミュ強」というのでしょう。まとめ本記事では企業が求める能力として1位と言っても過言ではない「コミュニケーション能力」について考察を深めました。【本記事のまとめ】▶コミュ力は「聞く力」「読む力」「伝える力」の3要素で構成される▶コミュ力は仲間と円滑に仕事をする上で必要な能力▶企業の求めているのは「伝える力」だけではないいかがでしょうか。皆さん「伝える力」だけのコミュ力に注視してませんでしたか。いかに自分を押し通すかだけを考えていたのならば、これを機に改めて自身の面接への向き合い方について考えてみてください。参考:面接で必ず聞かれる14の質問とその意図と内定者の回答例【志望動機編】 20,502 views
これから総合商社のOB訪問を行う人が持つべき心構え これから総合商社のOB訪問を行う人が持つべき心構え こんにちは。16卒の総合商社内定者です。大学三年生の話を聞いていると総合商社のOB訪問に対する不安のある人が多くいるようなので、総合商社のOB訪問に関してコラムを執筆したいと思います。OB訪問の目的基本的には業務理解と社風の理解、面接の練習です。実際に現場の社員に働き方を聞くことで仕事のイメージを掴むことができます。セミナー、企業説明会では人事部からストップが入っていて話せないような内容もOB訪問ではこぼれてくる場合があります。また社風の理解は重要です。特に総合商社は各商社でカラーが全く異なるので、どの商社が自分の性格に合っているのか判断するのに良い機会になると思います。また私自身もESを持ち込んだり、志望動機を話してフィードバックをもらう機会がありました。OB訪問を模擬面接のように利用し、アウトプットの練習をひたすらするのも良いでしょう。アウトプットをする機会は思ったより多くないのでぜひ有効活用して下さい。2月29日以前のOB訪問総合商社のOB訪問の場合は3月1日以降のものは全て評価対象になっていると思って下さい。つまり2月29日以前のOB訪問はノーリスクで様々なことが訊けるチャンスです。12月からの3ヶ月間でできるだけ多くのOB訪問を行い、OB訪問に慣れておきましょう。また聞きにくい質問などをこの期間にしておくのも手だと思います。3月1日以降のOB訪問上述の通り、基本的に3月1日以降に行うOB訪問は評価されています。評価基準は各企業によって異なると思いますが、基本的には3段階〜5段階であると考えられます。このOB訪問の評価の蓄積とES、筆記試験の結果を総合して6月1日から面接を始められるか否かが始められます。もちろん6月1日に呼ばれる方が企業としては欲しい人材であるということです。実際の面接で印象に残った社員の名前や部署を聞かれたこともあったのでしっかりと記録に残しておくことも忘れないようにしましょう。3月1日以降のOB訪問で心がけるべきこと1.OB訪問を依頼するメール基本的にOB訪問は部活、ゼミやサークルの先輩との接触から始まると思います。どうしても所属している組織の先輩に志望している商社の先輩がいない場合は大学のキャリアセンターなどで卒業生の名簿を確認し、連絡してみましょう。電通などは汐留のオフィスの前で出待ちをしている学生も出てくるそうです。OB訪問を依頼するメールは普段友人としているLINEなどとは一線を画すものなので慣れるまではポイントに気をつけて丁寧に作成して下さい。特にタイトルや用件を簡潔に伝えること、署名などは必須です。細かいポイントに関しては下記の記事が参考になります。OB訪問は11:30〜13:30頃のランチタイムに依頼するのが普通ですが、稀に夜にお酒を飲みながら引き受けて下さる社員もいます。夜の場合は昼よりも時間が長くなるのでよりたくさんの質問を用意しておきましょう。参考:マイナビ2017「就活に差がつく!OB・OG訪問のススメ3.アポイントの取り方」2.服装服装は特に指定がない場合は面接と同じようにスーツでいきましょう。スーツの色は黒である必要はありませんし、着こなしは人それぞれで良いと思います。しかし、ビジネスマナーとして以下の点だけはおさえておきましょう。・ベルトと靴の色を合わせる・ジャケットの袖口と襟口からシャツを出す・ジャケットのボタンは外さない・ネクタイはベルトにちょっとかかる長さ参考:面接は外見が9割?!採用担当者が語る、面接で決まって見えるスーツの着こなし術11のルール基本的には黒の靴を履いていくと思うのでベルトの色も黒で統一しましょう。またジャケットの襟と袖からシャツが出ているようにしましょう。これができていないとスーツのサイズが合っていないように感じられ、非常にだらしない印象を受けます。上記の記事には腕を下ろした状態で、ジャケットの袖口から1.5cmほど、襟部分からは1.5~2cmほどシャツが出るようにするのが良いと書かれていますが、私も同感です。ジャケットのフロントボタンは2つボタンならば上だけ、3つボタンならば上の二つを掛けておきましょう。座る際も基本的に同じです。またネクタイは結んだ時に大剣の先がベルトにかかるぐらいがベストだと言われています。ベルトのバックルが隠れないようにしておきましょう。3.待ち合わせ商社のOB訪問の場合、待ち合わせは基本的にはオフィスの前で行うことが多いでしょう。3月1日以降はたくさんの学生がいるので戸惑うかもしれませんが、依頼のメールの際に携帯の電話番号を教えておけば良いでしょう。待ち合わせ場所についたら携帯を握りしめ、いつでも携帯を取れるようにしておきましょう。私の友人は「赤いネクタイをして参ります」とアポ取りのメールで伝えていました。私の場合は身体的な特徴があったのでそれを事前に連絡し、待ち合わせをスムーズにしていました。4.質問する態度せっかくの休憩時間を割いて下さっているので質問は有り余るぐらい用意しておきましょう。メモに質問を書き出しておき、その場でメモ出すのも熱意が見せれて良いと思います。そして基本的には謙虚な姿勢で質問しましょう。相手は社会人であって、入社したら先輩になる方々です。可愛げのある後輩像を演出しましょう。社員の方が会社のことには詳しいので、わかった風な口はきかずに素直に受け入れるのが良いと思います。5.テーブルマナー和食、洋食、中華のどれになるかはわかりませんが、ナイフとフォークの使い方ぐらいはおさえておきましょう。また食べるスピードもなるべく社員に合わせましょう。どちらか一方が一人で急いで食べている状況になると話も頭に入ってきませんよね。また社員のお水がなくなったらウェイターを呼ぶなどさりげない気遣いを見せられると良いと思います。参考:ナイフとフォークの使い方6.お礼のメールお礼メールは基本的に24時間以内、できれば30分以内に送って下さい。30分以内に送る学生は少ないので仕事の早い学生だと思わせるには良いと思います。また内容としては具体的にはどんな話が印象に残っているかなどを含むと良いでしょう。さらにここで次の社員を紹介して欲しいとの旨を伝えましょう。できれば20代、30代、40代の様々な部門の社員に話を聞くとその会社の様々な面がわかって良いと思います。最後に上記に挙げた6点はあくまで基本として気をつけるものに過ぎません。実際の評価は質問のクオリティであったりフィーリングによる部分が大きいです。ぜひ3月1日からのOB訪問で高い評価を得て、早い段階で面接に呼ばれる為に2月29日までのOB訪問を有意義に活用して下さい。商社志望の22卒就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別のLINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。「そもそもオープンチャットって何?」という疑問が浮かんでいる方は、まずは下記の記事をご確認ください。実際に【22卒】商社志望者向けグループは、現時点(2020年12月中旬)で約4,000名もの就活生が参加し、以下のようなトークが活発に交わされています。【速報】双日選考結果きたらしい!pic.twitter.com/ld4RDoESOd—郡山隼人@就活サイトunistyle編集長(@unistylehyt)November12,2020下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。photobyMartinThomas 19,608 views
【20卒早稲田教育学部】あとむくんの就活体験記|2018.7 interview 【20卒早稲田教育学部】あとむくんの就活体験記|2018.7 interview 6月から大手就職サイトがインターンシップサイトという形でオープンされたことを皮切りに、20卒の皆さんも少しずつ「就職活動」をはじめているのではないでしょうか。今回は早稲田大学教育学部のあとむくんに2018年7月にインタビューした内容を掲載します。本記事で同じ20卒の就活生が、今何をしていて、何に悩み、今後何をしようとしているのかが伝わり、少しでも皆さんの就活の役に立てればと思います。早稲田大学あとむくんの履歴書あとむくんの履歴書◆性別└男性◆大学└早稲田大学教育学部に一年浪人ののち一般受験で合格。早稲田の政治経済学部が第一志望であったものの不合格。◆趣味└映画鑑賞(主にアメコミ)◆サークル└広告研究会。プロモーションの統括を担当するなど積極的にコミット。◆アルバイト└塾講師(大学1年から)として働いている。また、報道系ベンチャー企業で長期インターン中(大学3年から先輩の紹介で)。◆留学└旅行以外での海外経験なし。ただし、社会人の半分以上の期間は海外で働いてみたいと考えている。◆資格└柔道二段・TOEIC720点◆就活をはじめた時期└2018年6月頃◆志望業界└現段階で、広告、戦略コンサル、PRの3つに絞っている。◆希望職種└企画・プランナー。ゴリゴリの営業をしたい訳ではない。本インタビューはunistyle編集部のむたか(@mutaka_unistyle)とくらもん(@esquestion)にて行っております。大学入学まであとむくんの高校生活「はじめまして。中の人です。今回は密着型インタビュー企画に賛同いただき、ありがとうございます。早速ですが、あとむくんはどのような高校生活を送っていたのですか?」「高校には部活推薦で入学したこともあって、柔道部での活動に打ち込んでいました。派手な生徒が多い校風で正直馴染めなかったということもあり、専ら柔道部の仲間と関わることが多かったです。そういった感じの人たちとは意図的に距離を取るようにしていました。今振り返っても、高校生活は不完全燃焼という印象が強いですね。」なぜ今の大学に入学したのか「なんで早稲田に入学したの?他に受けていた大学も併せて教えてください。」「正直なところ、なんとなく校風が格好いいなと思って早稲田を志望していました。第一志望は政経だったのですが、落ちてしまったので教育学部に決めました。結果的に早稲田には入ることが出来たので、満足はしています。他に受けていた大学は、滑り止めの明治とセンター利用の法政くらいですね。」・小学校3年から大学1年まで柔道に打ち込む。大学では準体育会の柔道部に所属していた。・大学受験では一浪し、志望する早稲田大学に入学。現役時の学力はマーチにギリギリ受かるレベルだった。大学入学~これまで取り組んでいる学業「大学ではどんなこと学んでるの?ゼミには入ってる?」「ゼミはまだ本格的には始まっていません。ただ、課題発見やコーチングをしていくゼミに入りたいと思っています。」「教育学部というと先生を目指している人が多いイメージですが、あとむくんは先生になるという選択肢を考えなかった?」「先生になるつもりは毛頭ありませんでした。周囲の人たちに関しても学校の先生になるという人は全くと言って良いほど見かけませんね。」「そうなんだ、てっきり教員になる人もかなりいると思ってたけど。話は変わるけど、大学にはどれくらいの頻度で通ってる?あと残りの単位はどんな感じ?」「大学には週4日通っていて、1日3コマ程度出席しています。単位はまあまあ残っているんですが、なんとかなるレベルだと思ってます。」サークル・部活動・アルバイト「所属している広告研究会ではどんなことをしているの?活動頻度であったり、やっていることの規模感についても教えてください。」「主に火曜と金曜の週2回、夕方からの時間帯にかけて活動しています。活動時間外に各々でやってきたことを踏まえて、活動時間内に組織としての意思決定を行なったり、イベントのアイデア出しをしたりします。ただ、全員が同じ熱量で取り組んでいるという訳ではなく、やる気のある一部の人に大量の仕事が任されることもよくあります。僕個人としては、結構仕事を任されることが多く、今年はWASEADのSEO関連や外部のイベントのPRや制作を担当しています。2年次は2500人動員を目標に、年4回あるイベントのプロモーションの統括を担当していました。」あとむくんが所属している広告研究会が運営しているWASEADはこちら。→早稲田を広告する、webメディア「WASEAD」「サークルについてはかなり熱心に取り組んできた印象を受けるけど、一方で塾のアルバイトの方はどんな感じだったの?なぜ塾のアルバイトを始めようと思ったのかそのきっかけについても教えてください。」「僕が働いている塾は映像授業だったので、授業をしていた訳ではありませんが、2年生の頃は100人くらいの生徒を担当し、ホームルームを行なったり生徒の学力向上のための施策を考えたりしていました。今現在は、受験生の指導や営業的な仕事も任されています。なんで、塾のアルバイトを始めたかというと、過去を振り返った時に人が熱意を持って取り組む姿が自分自身好きだなと感じて、自分で生徒を持って主体的にそういうことをやれたら楽しいかなと考えたからですね。」「サークルにバイトに、かなり多忙な学生生活を送っていると思うんだけれど、今はインターンもしているんだよね?インターンを始めたきっかけ等も含めて教えてください。」「はい。報道系のベンチャー企業で長期インターンをしています。始めたのは、広告業界を志望しているため媒体側のニーズを知っておきたいと考えたからです。インターンでもSEO関連のことを扱っています。」・学生時代は、サークルにアルバイトにインターンと多くの活動に打ち込んできた。また、どの活動に対してもかなりの熱量を持って取り組んでいる。(非常に濃い経験を複数しておりガクチカ作成は比較的容易か?)・志望業界を踏まえた上でインターンを始めるなど、一浪していることもあり周囲に就活経験者が多いからか、就活に対する意識はかなり高い。就活を意識しはじめた時期と出来事就活をはじめたキッカケ「就活に関することを聞いていきたいと思うんですが、就活をはじめたキッカケはなんですか?もちろん、そういう時期だからというのもあると思うけど、それ以外に理由や背景があれば教えてください。」「周囲の友達の影響が強いと思います。自分のサークルは早稲田の中でも一番就活に対する焦りがあって、この時期からみんなかなりの熱量を持って就活に取り組んでいますね。僕は沢山インターンを出すとかではなく、自分自身を深く知ることに重きを置いています。」・周囲の影響もあり就活への意識はかなり高い。・外資コンサルを志望していることもあって、早期から就活を見据えた動きをしている。あとむくんの企業選びの軸「就活で今後よく聞かれることになると思うけど、企業選びの軸って何かある?」「少し漠然としているのですが、企業選びの軸は"大きなインパクトを与えられる"ということですかね。もう少し落とし込むと、"黒子として社会を盛り上げることのできる"会社に入りたいと考えています。」「就活初期のこの時期にしては、かなり軸が鮮明になっていると感じるけど、どのようにその軸というのはクリアにしていったの?」「1年間浪人していることもあり、先に内定をもらっている仲の良い友人に自己分析のやり方を習ったり、手伝ったりしてもらっています。実際に模擬面接をしてもらって、ガクチカや志望動機について何回も掘り下げてもらうことで、ブラッシュアップしています。他にも、企業が行っている研修に参加して、社会人と交流することで将来的に自分がどうなりたいかということを明確にしています。」「確かに、自分一人で自己分析するよりも、人とのやり取りの中で自己分析を深めていく方が、自己分析のやり方としてはかなり効率的だね。unistyleでも一人で机に向かって黙々と自己分析するのではなく、ある程度自己理解が進んだら実際に面接を受けてみることをオススメしています。」「あと、なぜそのような軸になったかというと、自分の過去を振り返った時に、"人が変わる瞬間が面白い”と感じることが多かったからです。実際に、広告研究会では広告を通して多くの人々を動かしたり意識を変えたりすることに面白みを感じていますし、塾のバイトは広告と規模は違えども一人の生徒を動かすことができることに面白みややりがいを感じています。」「なるほどね〜。アルバイトもサークルも規模こそ違えど、始めたきっかけや面白みを感じている部分というのは同じなんだ。アルバイトは対個人へのインパクト、サークルではマスに対するインパクトを考えているということか。」「まさにその通りです。双方を経験しておけば将来的にも役立つかなと感じました。過去の自分の経験を分解していって、そのモチベーションであったり面白いと感じたりすることの源泉を辿ることで、軸に関しては明確になってきました。正直なところ、その時々では深く考えてはいなかったのですが、後から振り返ってみて自分はこういうことを重視してたんだなっていう新たな気付きもあります。特に浪人までは特段目的意識を持って行動してきた訳ではなかったんですが、浪人したことで自分自身の行動や考えを見つめ直すことが出来たと感じています。」・自身の経験を踏まえた上で軸を設定できており、それなりに説得力のある理由付けが出来ている。・冷静に過去を振り返ることで、その時々の自分の思考や行動を客観視し、自身の考え方の傾向や特徴を導き出せている。・軸である"黒子として社会を盛り上げることのできる"会社とはどのような会社なのか、他にも当てはまる業界が複数あるようにも感じるため、更に落とし込んでいく必要はある。7月現在、志望している業界や職種志望業界「就活に際して現時点で志望している業界はある?」「現段階では、広告、PR、戦略コンサルの3業界に興味があって、その3つに絞っているような形です。」「この段階で業界を絞ってるのは大分早い気もするけどなぜその3つになったの?」「理由から言うと上記の軸に合致していると感じたからです。まず、広告とPRは次世代につながるムーブメントを起こすことができる点が軸と合致していると感じました。次にコンサルは経営者を裏で支えて企業の課題発見・解決を図り、中長期的には日本を変えられる点が魅力的だと感じました。」「それぞれを志望する理由についてもこの時期にしてはしっかりと言語化出来ているね。」志望職種「志望理由やこれまでの経験からして、やっぱり営業というよりも何かの企画であったり新規事業みたいなことをしていきたいの?」「そうですね、最初から企画を出来るとは思っていませんが、プランナーになりたいなっていうのは強くあります。」・志望業界は現時点では広告、PR、戦略コンサルの3つに絞っている様子。・この時期の志望動機にしては比較的練られている印象。過去の自身の経験を踏まえた上で、志望動機を作成できている点は非常にレベルが高い。・インターンやサークルでもPRや制作を担当する等、これまでの経験からみても企画をやりたいという気持ちは強そう。7月にやろうと思っていること「今まで聞いてきた通りだと自己分析や業界分析に関してはかなり進んでいるように感じたから、7月はやっぱりインターン選考への参加が主な活動になってくるのかな?」「はい、インターンには参加しようと思っています。今はES作成がメインで次面接のところもあります。」「具体的に全部で何社のESを提出して、選考状況はどんな感じ?企業名についても教えてください。」「全部で6社ESは提出しました。企業を言うと、アマゾン、電通本社と電通中部、博報堂、BCG、ベインに提出しました。そのうち、電通本社はES落ちして、電通中部は次が面接です。BCGはES通過したので、次がテストです。この他にもサイバーエージェントはESを出すか検討中です。ADKに関しては日程上出せませんでした。あと、PR会社のベクトルの1dayインターンには参加決定しました。」「やはり、広告、PR、外コンがメインという感じだね。コンサルに関してだけど、学生からの人気も高いアクセンチュアだったり、いわゆるBig4と呼ばれる企業についてはESを提出していないみたいだけど、その理由は何かあるの?」「あくまで他人から聞いた話ではあるのですが、アクセンチュアはサバサバしている印象を受けて、自分のやりたいコンサルとは少し違うなと感じました。個人的には、中長期的に携われて、ウェットで人間臭いようなコンサルをやりたいと思っているのでBCGやベインの方が合っているかなと感じたので、コンサルについては上記の2社しか出していません。」「インターン選考参加以外に何かしていることはある?」「その他は、SPIやフェルミ推定、ケース面接の対策本を買ったので、それぞれ一日程度で軽く読もうとは思っています。」・広告、コンサルを中心に数社ESを提出している。・外資コンサルに関してはインターンと選考が直結していることが多いため、インターンに参加し早期に内定を獲得したいと考えている。・自己分析については比較的進んでいる印象。今後の選考対策はテストやケース面接への対策がメインになるか。今就活で悩んでいること「今現在、就活に関して何か悩んでいることはある?」「悩んでいることを挙げるとするなら、自分の長所がなかなか見えてこないということですかね、、。」「かなりいろいろな経験をしてきてるみたいだから、その経験から考えてみればすぐに見つかりそうな気もするけどね。長所を見つけるためにどんなことをしてる?これからやろうと思っていることでもいいから教えてください。」「自分一人で見つけるには限界があると思うので、他人の客観的な意見を取り入れようと思っています。今は、サークルの友達にアンケートを取って自分の長所とその長所を感じたエピソードについてリサーチしようと考えています。」・自己肯定感が低いと自分でも認識している。・自己分析については、自分一人でやるのではなく他人を上手く利用しながら深めていこうと考えている。unistyle編集部よりあとむくんへのフィードバック外銀や外コンを志望しているだけあって、自己分析から業界・企業研究まで非常に進んでおり、現時点で本選考に臨んでも問題ないような印象を受けました。サークルの友達や先輩の影響もあり、早い段階から動き出していることが、大きく影響していると考えられます。就活の軸にそれが表れており、考えが言語化できているだけでなく、細部にまでよく落とし込んで考えられています。また、自分一人で考え抜くのではなく、壁打ち相手を見つけてその相手とのやり取りの中で、更に自己分析を深めているようです。このやり方は、unistyleとしても自己分析や面接対策を行うにあたり、効率的なやり方と考えています。インターン選考に関しては、現段階で志望している広告とコンサルを中心にESを提出しているようです。なぜ、それぞれの業界を志望するのかといった理由に関しては、企業選びの軸に基づいたものであるため、納得感のある志望理由になっていると感じました。企業選びの軸に関しても、過去のエピソードを元に、自分自身がどのような志向や考えを持った人物であるのかを踏まえて考えられており、説得力のあるものとなっています。ただし、その企業である理由についてまでは詰めきれていないようです。他のコンサルを受けていない理由に関しても、同業界での他社比較が弱いと感じました。なぜその企業なのかという理由に説得力を持たせるためには他社比較が有効な手段の一つです。そんなあとむさんには、unistyleの以下記事を一読することをおすすめします。「業界・企業研究をより深める」ために読むべき記事3選はこちら【1】【志望動機攻略】就活生必見!内定レベルの志望動機の書き方(例文有)【2】「知る」だけの業界研究にさようなら。企業に「評価される」ための業界研究のやり方【3】【商社・外銀・外コン・外資メーカー】外資系メーカー内定者がおくる就活始めたばかりの上位校学生向けの「ざっくり業界研究」業界・企業研究は志望動機というアウトプットの場を想定して行うべきと考えています。そのため、志望動機の書き方・考え方についても現段階で押さえておきましょう。次回(8月)までになにをすべきか今回のインタビューでは、あとむくんが「自身の適性や志向を正しく理解・把握した上で志望企業を設定し、当該企業から内定を獲得すること」をゴールに置いています。あとむくんに関しては、今後インターンに参加し、志望動機をブラッシュアップしていく段階にあると考えており、まずはインターン選考に参加することが重要です。そのため、ここでは外銀・外コン志望の学生に向けたインターン突破、その先のキャリア形成に向けた参考記事をご紹介したいと思います。◆総合商社・外銀・外資系メーカー内定者たちがおすすめする、インターン20選→総合商社や外銀等、難関企業の内定者がおすすめするインターンをご紹介しています。どこのインターンにESを出したら良いのか悩んでいる方や、早期から優秀な学生とのつながりを持ちたい学生は是非参考にしてください。◆就職活動を左右する自己評価の高さ→難関企業に内定していく学生は共通点として「自己評価の高さ」が挙げられます。インターンシップで外銀や外コンといった企業にESを出すか、仮にインターンに行けたとして自分が通用するかどうか悩んでいるという方は一度目を通してみてください。◆外資系戦略コンサルの「転職」を斬る!―やっぱり最強、McKinsey―→外資系戦略コンサルの転職事情についてデータを元にまとめました。ファーム別の転職者数や転職先比較等についても示してあります。転職ありきで外コンを目指している方は、キャリアの参考としても本記事をご活用ください。上記に掲載した記事は難関企業を目指す学生には一読していただきたいものばかりをご紹介しました。時間のある時にチェックしてみて下さい。●その他の20卒就活生のリアルタイム就活体験記は以下よりご覧いただけます。● 16,020 views
自己PRで”オタクな部分”を語るべし!なぜ今の時代”オタク”が評価されるのか 自己PRで”オタクな部分”を語るべし!なぜ今の時代”オタク”が評価されるのか 「宇宙戦艦ヤマト」などの人気作品の誕生によりアニメブームが巻き起こり、1960年代からオタクというワードが浸透し始めました。近年では「鉄道オタク」「アイドルオタク」「漫画オタク」など、様々なオタクが存在します。そこで本記事では一般的にオタクと言われる人たちのエピソードは、就活に強いのかについて解説していきたいと思います。オタクとは世間では「オタク」という言葉が浸透していますが、実際オタクとは何なのでしょうか。実はオタクの定義は人によって解釈が違うので、未だに確立していません。しかし辞書的には以下のように説明されています。ある趣味・事物には深い関心をもつが、他分野の知識や社会性に欠けている人物引用:ウィキペディアつまりオタクとは表現を言い換えると、"一つのことを突き詰める能力が優れている人材"だと言うことができます。例えば、アニメファンの中でも特に知識が深かったりフィギュアやグッズをたくさん持っている人を「アニメオタク(アニオタ)」と呼びます。オタクと言うとあまり良い響きではないかもしれませんが、実は就活市場においてオタクは今や評価される人材になってきています。では、なぜオタクが評価される時代になってきているのか、解説します。オタクが評価される理由日本経団連が発表した「2018年度新卒採用に関するアンケート調査結果」では企業が選考で重視した点は16年連続で「コミュニケーション能力」が1位でした。このことからコミュニケーション能力は常に必須とされていることがわかります。しかし企業の考え方も年々変わってきており、林修の「林先生が驚く初耳学!」では超有名企業の採用担当者が「今はシュッとした優等生よりも、オタク気質を持った学生を採用する」と名言していました。なぜかというと広く浅くより、狭く深くが評価される時代に変化しつつあるからです。例えば、以下は狭く深くの経験の例になります。私は月に20冊の本を読む読書家です。これにより、知らないことへの謙虚さが身に付いたと考えております。また、有名な映画やクラシック音楽を積極的に鑑賞し、どの世代の方とも話が合うよう教養を高めました。さらに、家庭教師での体験を通じ、問題解決の際は相手の性格レベルまで寄り添って考える術を体得いたしました。学生団体での活動では適材適所を考え他者と協業するため様々な工夫をしました。このようにして商社で働くために必要な人間力を高めております。面接官はこの文章を読んで、この就活生に対して良い印象を受けるはずです。なぜなら月に20冊もの本を読んでいるということから、仕事においても何かわからないことに遭遇した際に自分から本を読み、改善しようと試みてくれるだろうと予想することができるからです。仕事をしていくとわからないことは必ず出てきます。そういった時にわからないことをそのままにせず、自分から行動してくれる人材は企業にとって必要となります。そのため、このような読書好きをアピールできている文章は評価されると言うことができます。今までは浅くても幅広い情報や知識を得ている方が良いとされていましたが、インターネットなどの進化に伴い、浅い情報や知識しかない人はインターネットが簡単に代替できる人材にしかなれなくなってしまいました。インターネットが代わりを務められる人材をあえて欲しがる企業なんてありません。オタクは一つのことに対してとことん深く追求することができるため、企業にとって必要な人材となる可能性を秘めています。こういった時代の変化によって、就活にオタクが評価されやすくなっていると言うことができます。オタクエピソードが評価されたES上記で述べたようにオタクは評価されやすくなっていると言われていますが、どのようなエピソードが実際に評価されているのか気になりますよね。今回は「一つのことを突き詰めることができる」という軸に焦点を当てて、大手企業で実際に評価されたESを紹介していきたいと思います。本選考ES:NHK(ヒッチハイク・サーフィンオタク)計画を綿密に立て、二週間のヒッチハイクで日本一周を行いました。趣味でヒッチハイクをしていますが、奇想天外な出来事の体験が楽しみで、計画を立てることはありません。しかし今回は、時間的制約がある中、日本一周をして達成感を得たいと考えました。そのため、時間内に居るべき場所を記入して計画を立てました。しかし始めてみると、間に合うか難しい状況でした。ボードを掲げて乗せて頂くまでの時間を正確に考慮出来ておらず、思った以上の時間を費やしてしまいました。そこで、ボードを掲げて受動的に待つと時間が掛かると思った場合、直接お願いをして時間短縮をしました。睡眠時間を削り、50人以上に話し掛け計画を果たしました。引用:NHK20卒本選考ES日本の良さを隅々まで伝える番組を制作したいです。私は大学でサーフィンを行っており、全国各地を回って活動してきました。サーフィンを行うと同時に、訪れた土地で出会う個性的な人、美味しい食事などの体験を映像にまとめて発信していました。Youtubeで多くの反響を得ることができ、改めて映像が持つ力と日本の良さを実感しました。生まれてから現在まで神奈川県で人生を過ごしてきた私にとって、日本の良さを全く知らなかったという事実を突きつけられると同時に、もっと多くの人に伝えたいと思うようになりました。今後はNHKの強大な発信力をお借りして、さらに日本の良さを伝えていきたいと思い、NHKを志望しています。引用:NHK20卒本選考ES本選考ES:三菱商事(スキー・将棋オタク)初心者から始めたため、経験のある同期部員らが颯爽と滑っている中、自分はうまく滑ることができずにこけてばかりで、非常に悔しい思いをしました。そこで自分の滑りをビデオに撮ってもらい、上手な人の滑りと何が違うのか、どういう動きをすべきなのかを自己分析しました。客観的なアドバイスも必要と感じ、先輩やインストラクターの方に自分の滑りを見ていただいたりもしました。そして、問題点を改善するために営業時間いっぱいまで滑り、数をこなしました。その結果、2回生の時にスキー検定1級を獲得することができました。3回生からは指導係として、初心者から始めた後輩の指導に当たりました。指導においては自らの経験を踏まえ、一人一人が問題点を自覚して練習に取り組み、成長を実感できるようにと心掛けました。最終的に私が指導を担当した5人中4人がスキー検定2級に合格することができました。引用:三菱商事19卒本選考ES私が学生時代に諦めずに取り込んだ事は「将棋」です。小学1年生から将棋を始め、大学でも部活動に所属しました。入部当初は団体戦の補欠にすら入る事が出来なかったため、入部と同時に1年以内に選手として団体戦に出場する事を目標に掲げました。まず、選手と自分の実力差を対局を通して明瞭化し、課題を3点に分類しました。対局の序・中盤における定石の知識と変化への対応力、終盤における読みの鋭さです。解決策として、プロの指し回しや戦型を勉強する事、知識を実践に応用するために対局数を増やす事を考え、部活動やネットを通して部員の2倍の時間を将棋に費やしました。しかし入部から6ヶ月後も部内外で成績を残す事が出来なかったため、練習の密度を上げるために高段者の部員と研究をする頻度や対局後の感想戦を多く取り入れ将棋に勤しみました。その結果、入部から1年後には選手になる事が出来、2年生の秋には団体戦で関東5位に貢献しました。引用:三菱商事20卒本選考ES最後に本記事では「一つのことを突き詰めることができる人材」という観点でオタクは就活に有利なのかについて解説してきました。企業側の求める人材像の変化に伴い、オタクエピソードでも就活に十分役立てることがわかります。本記事で最も大切なことは「突き詰めた経験」を語るということです。部活やアルバイトなどでアピールできる強みがないという人は趣味の延長線上でも良いので、何か突き詰めた経験がないか振り返ってみてください。自己PRのポイントを確認したい方は、下記の動画も参考にしてもらえればと思います。【関連記事】 26,535 views

現在ES掲載数

77,622

すべて見れる

上に戻る

会員登録・ログインして全てのコンテンツを見る

無料会員登録