一般職ではなくて総合職を選んだ3つの理由

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最終更新日:2023年10月30日

一般職ではなくて総合職を選んだ3つの理由

みなさん、こんにちは!前回「高学歴女子がぶち当たった3つの壁」というコラムを書いたM(早稲田大学)です。

今回は、私が総合職を選んだ理由について書きたいと思います。一般職か総合職で悩んでいる女子学生の方々に参考にして頂ければと思います。

本選考とインターンの締め切り情報

海外で働きたい

前回のコラムでも書いた通り、もともと海外で仕事をしたいと思っていました。留学先の上海で、現地採用での就職も考えていました(これは話すと長くなるので端折ります)。
なので、一般職と総合職の区別がある企業にエントリーする時は、海外を含む全国勤務の総合職でエントリーしたのです。一般職は地元で就職できるので、自宅から通勤したいという女子にはお勧めですが、海外勤務も視野に入れているなら、総合職でエントリーしたほうが良いでしょう。
しかし、総合職で就職したからと言って、必ずしも海外勤務できるとは限りません(留学生枠などで、初めから海外に派遣されるという契約なら別です)。
日本で活躍できなければ海外で活躍することはできないので、まずは自分の能力を会社に認められるようになることが大前提です。

自分の能力を試したい

総合職では、男女関係なく個人の能力が試されます。それはそれでプレッシャーも大きいと思うのですが、その一方で、困難を乗り越えた時の達成感や喜びを味わうこともできます。そして、幅広い仕事の経験をすることができるという点で、チャレンジ精神を持って仕事に取り組むことができると思いました。
面接で問われることも多いので、「将来、会社で具体的にどういう仕事がしたいか(どんな地位にいたいか)」を明確にしておきましょう。

結婚とキャリア

総合職の女性は「気が強そう」とか「男性に求める条件が高そう」とかっていうイメージを持たれがちで、男性に敬遠されるという話はよく聞きます。また、総合職だと転勤が伴うため、どうしても婚期が遅れがちになってしまうといのも分からなくはないです。

しかし、男性の給料も以前より減っているというニュースを聞くと、仮に離婚しても、一人でも生活していけるよう、キャリアを積んでおこうという考えもアリなんじゃないかと思いました。
結婚は縁と気合だと思うので、婚期が遅れることを気にして一般職と総合職で悩むよりは、自分のやりたいことを優先して、総合職を選びました。また、結婚後も仕事を続けるかは、その時に決めれば良いと思います。

最後に

日本は海外と比べてまだまだ女性管理職は多くありません(最近は増えつつあるようですが)。キャリア志向の女性がもっと増えて、女性管理職や役員も増えることによって、女性が働きやすい職場環境をつくっていきたいですね。

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題に対して、論理的に結論まで導くことのできる力を養うために必要な対策方法について説明していきます。【3】→グループディスカッションでは何が評価されているのか、評価項目を4つのポイントに分けて解説していきます。どのような行動が評価されるのかといった点にまで落とし込み、未経験の方にもわかりやすく説明していきます。Vol.3は9月に公開予定●その他の20卒就活生のリアルタイム就活体験記は以下よりご覧いただけます。● 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上位校の平均点は789点!TOEICの点数アピールは人気企業では通用しないかもしれない 上位校の平均点は789点!TOEICの点数アピールは人気企業では通用しないかもしれない 以前、「東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学の学生」を中心とした上位校学生に対する意識調査を行いました。【参考】unistyle就職活動意識調査結果概要アンケートに回答してくれた学生の約6割が点数を記入してくれたのですが、平均点はなんと789点とかなりの高得点でした。そこで、TOEICの点数を苦労してあげたエピソードは人気企業では通用しないかもしれない理由について説明したいと思います。企業が採用・昇格にTOEICの点数を採用してから学生の平均点がアップしている?学生のTOEIC平均点の推移といったデータがないので、印象論としてしか語れませんが、ここ10年弱で上位校学生のTOEIC平均点はかなり高くなっているように感じます。unistyleでインターンしてくれる学生も、留学も海外在住経験もない普通の学生が800点取得している人がかなり多いです。10年ぐらい前であれば、学生は700点あればそこそこ優秀で800点超えるのは海外経験や留学経験がある学生が多かった印象ですが、平均点が著しく上昇したように思います。平均点が上昇した大きな要因としては、企業が採用や昇進の要件としてTOEICの点数を設定したことが考えられます。TOEICスコアアップのための勉強法によると下記のような企業が採用、昇進、海外赴任の要件としてTOEICの点数を求めています。(TOEICスコアアップのための勉強法より抜粋)日系企業でも採用段階で800点以上のTOEICスコアを求める企業が散見され、昇格や海外赴任の条件としては多くの企業がTOEICのスコアを掲げています。unistyle学生意識調査でも就職したい企業ランキングの上位に位置した総合商社ではほぼ全ての企業が何らかのハードルを設けています。このように企業が採用・昇進のハードルとしてTOEICの点数を設定しそれが世の中にも幅広く認知された結果が、今回の上位校学生のTOEIC平均点789点に繋がったのではと考えられます。こんな状況なのでTOEICの点数をアピールするのは不毛かもしれないまだまだunistyleの一部のユーザーのESを見ると、「TOEICの点数をあげるためにどれだけ努力したか」ということを自己PRや学生時代頑張ったことに書いてしまう学生は少なくありません。しかしながら、前述のように人気企業を受けようとする上位校の学生の平均点は8割弱であり、TOEIC800点を取るために努力したエピソードは差別化につながらず、評価されないと考えられます。TOEICの点数は同じ800点で、片方の学生は800点取るためにどれだけ努力したのか、困難があったのかを語る一方で、片方の学生はTOEICについてはエントリーシートに記入するだけで言及せず、学業や課外活動におけるエピソードを話したとしたら後者の学生の評価が高くなるのがわかるでしょう。ただでさえ苦労・努力自慢はあまり筋のいい自己PRとは言えないので、下記のコラムも参考に自分自身の内容について見直してみてください。【参考】イケてない自己PRの実例と対処方法〜パターン②努力・苦労自慢〜最後にもちろんTOEICの点数が高いから仕事ができる、TOEICの点数が低いと問答無用で落とされるというわけではないのですが、上位校の学生の間ではTOEICの点数が高いことが当たり前になりつつあります。そのことも踏まえた上で自分自身をどう伝えればより魅力的に伝わるのか考え、くれぐれもTOEICの点数自慢や点数を取るための苦労を滔々と語ることがないようにしてほしいと思います。TOEICは何度も受けたり、傾向を踏まえて対策を行えばかなりの高得点が狙えるので、いま点数が低い人も就職活動前や入社前に高得点を取れるようにしていただければと思います。【関連記事】 90,549 views
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することになれば幸いです。参考:東京海上日動火災保険の企業研究損保ジャパンの企業研究三井住友海上の企業研究→これらのページから各企業のインターン・本選考のESやテクニック記事をご覧になれます。また、動画を通じて損保業界を知りたいという方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。保険業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際に保険業界志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。また以下では、3メガ損保それぞれの内定者の回答を紹介いたします。損保ジャパン内定者の回答「損保ジャパンで実現したいことを教えてください。(200文字以内)」日本企業のグローバル展開力向上のために、彼らの「挑戦」に寄り添い共に戦う一番のパートナーになりたいと思います。保険の枠に留まらず、未開拓領域に誰よりも早く飛び込むチャレンジで、会社に新しい柱を構築したいです。また加速する技術革新をチャンスにすべく「挑戦」しようとする多くの日本企業が、「もしも」を恐れず進むことができるよう、保険という武器を持って支えていきたいと思います。三井住友海上内定者の回答「困難に向き合い、乗り越え、実現してきた経験を教えてください。(300字以内)」私は映像授業の予備校スタッフとして受験生30名の大学合格に貢献しました。スタッフの役割は主に生徒の質問対応ですが、大きな課題がありました。私以外のスタッフ6名は積極的に質問に来る生徒の指導は熱心な反面、消極的な生徒には指導があまり施されていませんでした。彼らの成績は概して芳しくなく、授業の受講率と相関関係がありました。そこで受講率を上げ、設定した勉強のペースを守らせる事が成績向上に不可欠と考え、一週間ごとに受講状況をエクセルで管理する手法を導入しました。他のスタッフ全員と共有し、併せて生徒への動機づけも行いました。結果、受講率を15%底上げすることができ、上記の結果を収めることに繋がりました。東京海上日動火災保険内定者の回答「学生時代の取り組みの中で感じた課題や問題、および感じたきっかけ・背景について教えてください。また、その後どのような行動を取ったのかについても教えてください。」立ち上げ当初、主体的に活動に参加する人が少なく、参加率が3割程度に留まっていたことです。その背景としては、考え方の異なる現地学生と意見を一致させることが難しかったことや、メンバー各人のモチベーションがバラバラだったことがありました。そこで私は、全員が主体的に参加できる環境作りのため、2つの改善策に取り組みました。1つ目は各メンバーとの面談です。各々の置かれている状況や考え方を丁寧に聞き取り、忙しい部活組には短時間で済むビラ配りを依頼するなど、各々の要望や生活に合った仕事を依頼しました。2つ目はチームでの目標の共有です。本番で100名を動員するという具体的な目標を立て、常日頃のメールのやり取りや会議でも目標の確認を確実に行いました。その結果、参加率は3割→8割に伸び、本番では目標を達成することができました。この経験から、「行動に裏打ちされた熱意は人を動かす力がある」と学びました。東京海上日動火災保険【内定】エントリーシート(グローバル職)より 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長期インターン選考に20社落ちたライターが語る、絶対に受からない面接の極意 長期インターン選考に20社落ちたライターが語る、絶対に受からない面接の極意 17卒就活生予備軍です。昨年の冬、就活に先駆けて長期インターンを経験しておきたいと思い20社ほどエントリーをしました。そのうち10社ほどの企業でESが通りましたが、その後の最終面接の結果まで含めると、全滅。その経験から見つけ出した、面接で受からない極意を5つお教えします。本記事のコンテンツ①遅刻してみた。②企業に合わせて“作り上げた”自己PRをする。③曖昧な返事で乗り切ってみる。④面接とプレゼンを一緒にして考える。⑤自己分析から、逃げる。・最後に①遅刻してみた。当然、落ちました。社員さんは時間・分単位でうごいている方が多いです。ましてやスピード感のあるベンチャー企業が実施していることの多い長期インターン面接は、面接自体にかなりコストをかけています。忙しい時間を割いてもらっていることを忘れないでください。裏を返せば、それだけあなたが社会へもたらす価値に期待しているということ。面接といえど、基本はコミュニケーション。相手を思いやった行動を心がけるべきです。②企業に合わせて“作り上げた”自己PRをする。いったい何が悪いのか分からない方も多いと思います。気を付けなければならないのは、“作り上げ”てはならないという点です。面接の場において見られているのはあなたがその企業に本当に合っているかどうか。何百人、何千人と就活生を見てきた人事の方の前で、作り上げた自分を見せても一瞬でばれます。きちんと自己分析をして、等身大の自分を伝えましょう。③曖昧な返事で乗り切ってみる。長期インターンはベンチャー企業が多いので、IT系の会社ばかりです。エンジニア職も豊富です。私はプログラミングをほとんどしたことがありませんが(授業程度)、面接の際にプログラミング言語が書けるかと聞かれ、焦った結果こう答えました。「まぁ。なんとなくは・・・」落ちました。なんとなく書いたコードでプログラムは動きません。書けないときは、素直に書けませんと伝えましょう。④面接とプレゼンを一緒にして考える。十分すぎるほど自己アピールが出来ていて、反応もとてもいい、しかし受からない。かつての私がそうでした。そんな方は面接がプレゼン化しているのかもしれません。自分のことを主張することばかり考えていても、何も伝わりません。企業はあなたがどんな人か、うちの企業で何をしてくれるのか、どうしてうちの企業なのか、そういう人間的な点を知り、合っているかどうかを見極めたいのです。⑤自己分析から、逃げる。自己分析を軽んじている方、過去を振り返ることが怖い方、多いと思います。かつての私は自分のことを知り尽くしていると信じていましたし、過去は振り返らずに生きていくのだと固い信念を持って生きていました。しかしながら、20年ほど生きていれば莫大な決断や感情の量と、そこにはある程度の規則性が存在します。それを見つけ出していくことが自己分析であり、理解することで、企業とのマッチングがしやすくなります。掘り下げれば掘り下げて伝えるだけ、企業側はあなたがどういう人間なのか理解しやすくなるので、採用しやすいのです。よくわからない人間はリスキーなため、基本的に落とされます。自分を知ることにはかなりの時間がかかります。分かったと思っても、本質からずれていることや、まだ足りないということばかりです。企業に自分を伝えやすくするために、自分を知るところから始めましょう。最後に以上が大きな失敗の極意です。余談ですが、私特有の失敗もありましたので以下でいくつか紹介させていただきます・特技が面接官と被り、ぼこぼこにされる個人的なこととはなりますが、私は大学生活でずっと舞台に立ってきました。何百人という人の前で演技をしたり、歌ったり、パフォーマンスをしていた経験を面接でよく話していたのですが、とある企業に行ってみると、面接官が何故か元プロのオペラ歌手でした。確か教育×ITのベンチャーであったことを記憶していますが、今はそこでエンジニアをしているそうです。しかし、それまでは何千人という人の前で歌っていた人物です。規模も経験も桁が違いました。結局その面接では舞台の素晴らしさを説かれ、まだまだ先は長いぞ、ここで諦めるなと、今後の舞台での活躍を期待されながら落とされました。本当に何が起きるかわからない面接。自分はここの長期インターンをやりたいんだと、明確な理由と固い意志を用意して臨んでください。人生の大先輩です。甘いと言いくるめられます。ちなみに僕はそれから舞台の道に一旦戻りました。・面接で採用をほとんど言い渡されたのに、課題の出来でなしになるある企業と話が盛り上がり、ほとんど採用を言い渡されたことがありました。その後、試しに具体的にプロジェクトを作ってきてくれと言われたので、なんとなく案を練り、受かったと安堵しながら、企画書にまとめました。その際、もうその企業に心を許していたので、個性を出したかったことと、どうにか笑ってもらいたいと思ったため、かなり攻めた表現の文書を作り上げました。結果、それ以来連絡が来なくなりました。あまりにもショックで、大人が信じられなくなりかけたことは記憶に新しいです。(今は立ち直りました)やはり、インターンといえどすべてが仕事です。あくまで企業と社会のニーズの中で、個性を発揮していくべきなのかもしれません。いかがでしたでしょうか。繰り返すようですが、面接は対人間であり、コミュニケーションの場です。そのことを念頭に置き、就職活動に臨んで欲しいと願っております。私は以上の経験を踏まえながら、現在は無事に広告系の長期インターンをしております。別途サマーインターンの採用面接も受ける予定ですので、次はそれらを踏まえた成功談をお届けできたらと思います。photobyAlex 46,483 views

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