国立研究所内定者が語る民間企業との違い

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最終更新日:2023年10月27日

国立研究所内定者が語る民間企業との違い

本選考とインターンの締め切り情報

所謂、企業選びの軸について

仕事選びの根源的なところは「目の前の事だけでなく、中長期先を見て仕事に取り組みたい」「社会を支える仕事」「事業推進に繋がるエンジニアリング・研究開発に従事したい」「将来的にでもいいので、全体を見て調整を行う仕事をしたい」という4点のうちいくつかがあれば良いかなと思っていました。結果としては16卒、国立研究所内定者となりました。

公務員試験受験について

自分は公務員を目指していたのですが、勉強不足で落ちてしまいました。研究の進捗に苦しみ、勉強に身が入りませんでした。ただ、積極的に参加した、各省庁が企画している政策説明会や勉強会、夏季インターン(2週間)は、大きな社会構造を直接学ぶことができるいい機会だったと考えています。自分が社会的課題に対してどのように考えているのか、根拠を持って論理的な意見を言えるのか、自分から一次情報を取りに行くことができる人なのかを見られていたように思います。

民間と非民間の違い(主に工学的な分野において)

民間と非民間の大きな違いは業務上の目標におけるタイムスケールの違いだと感じました。国やそれに準ずる国のエンジニアリング、研究開発組織である国立研究開発法人・独立行政法人の役目は、①民間ではできないような、お金にならない領域を開拓すること②その分野の研究開発拠点(ハブ)となり、ブレイクスルーを生み出すこと。これらを、中長期先を見据えて実行していくことだと思います。民間と非民間を併願する際、「それは民間ではできないかな」と言われないように、注意すべきところだと思います。また、「全体を俯瞰して仕事をする」業務はマネジメントですので、民間では出世しないとできない仕事になります。業務推進も同様です。どうしても、「必ずできるとは限らないよ」と言われるところですので、注意が必要だと思います。民間と非民間の違いに少し苦しみましたが、OBOG訪問で質問を繰り返すことで解決するかと思います。「それをやるなら民間に行った方がいいんじゃないかな」と言われないように整理をしておいた方がいいかもしれません。また、一つの事だけをやるわけではないので、「~がやりたい!」と強い思いを持っているかもしれませんが、それは心の中に秘めて「~が大事だと思う。」という表現に切り替えたほうがいいと思います。

反省

就職活動の反省は、正直に就職活動をしすぎたことです。正直にやりたいことを述べた結果、自分のやりたいことが多くの民間企業でやれることとマッチせず、殆ど落ちました。医療インフラ企業と、鉄鋼企業の2社は認めてくださりましたが、より大きな目標を抱けることに惹かれて国立研究所の内定を受諾しました。私のように、8月後半まで内定が一つもない状態ではとても苦しみます。内定が欲しいならば、正直すぎないように、会社が求める人材になりきるべきだと思います。

最後にやりたいことについて

周りの報告を聞いていると、皆が皆やりたいことをできるわけではないようです。ただ、全く関係ないところへ進むと、まず最初の3年間で苦しむかもしれません。内定が決まった後、大量に課題が渡される企業もあります。大きいから、有名だから…etc 良く分かりますが、モチベーションを大事にする方であれば、自分のやりたいことと合致しているか、長期で取り組めそうなものか、将来的なキャリアステップの役に立つか、などの別視点でも考えることが大切だと思います。意外と有名企業でも内情は大変だったりするようで、所謂「就職偏差値」は仕事をする上での幸せ度にはなかなかつながらないかもしれません。

企業研究

photo by Martin Thomas

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本記事ではインターンシップ応募を検討している25卒就活生に向け、9月(後半)にエントリー締切を迎える企業を紹介します。インターンシップは本選考に向けた経験が身につくだけでなく、インターンへの参加が本選考のフローに直接影響を与える企業もあります。参考注意点情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。9月(後半)にインターンのエントリー締切を迎える企業※締切日順に掲載9月17日一条工務店9月18日日本郵政グループ日本生命三菱UFJ信託銀行日立製作所カプコン9月19日セガグループ大塚商会9月20日エーザイ野村総合研究所読売新聞東京本社三井住友海上火災保険千代田化工建設9月22日GMOペイメントゲートウェイ9月23日三越伊勢丹9月24日メタルワン第一生命保険ニフティ東海旅客鉄道(JR東海)9月25日三井不動産富士通(FUJITSU)読売新聞東京本社大東建託9月26日日本郵政グループ9月27日野村総合研究所(NRI)日本政策投資銀行(DBJ)三井化学9月28日中部電力大東建託9月29日シグマクシスSMBC日興証券サッポロビールコナミ(KONAMIグループ)9月30日野村證券MeijiSeikaファルマエル・ティー・エス電源開発(J-POWER)大林組【エントリーはこちらから】9月(後半)の締切企業一覧本記事を読む前に以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日に加え、"本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移"が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用して下さい。一条工務店1day営業インターンシップ■応募締め切り:9月17日(日)■開催日時:9月23日(土)13:00~17:00頃インターンへのエントリーはこちら一条工務店志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら一条工務店の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本郵政グループかんぽインターンシップ(総合職・デジタル)autumn■今後の流れまずは、2023年9月18日(月)17:00までにエントリーシートを提出してください。応募締切後に参加可否が通知されますので、それまでしばらくお待ちください。■実施時期Day1:2023/10/4(水)午後3時間程度Day2:2023/11/1(水)午後2時間程度Day3:2023/11/15(水)午後2時間程度Day4:2023/12/5(火)午後2時間程度Day5:2024/1/19(金)午後3時間程度インターンへのエントリーはこちらかんぽインターンシップ(エリア基幹職)※開催日別締め切り■応募締め切り:各開催日2営業日前■開催エリア・日程《北海道》近日公開受付開始前《東北》近日公開受付開始前《関東》近日公開受付開始前《東京》近日公開受付開始前《南関東》川崎:7月10日(月)~7月11日(火)13:00~16:00《信越》松本:8月2日(水)~8月3日(木)13:00~16:00長岡:8月23日(水)~8月24日(木)13:00~16:00新潟:9月13日(水)~9月14日(木)13:00~16:00長野:9月27日(水)~9月28日(木)13:00~16:00《北陸》近日公開受付開始前《東海》近日公開受付開始前《近畿》近日公開受付開始前《中国》近日公開受付開始前《四国》近日公開受付開始前《九州》近日公開受付開始前《沖縄》近日公開受付開始前※いずれか1つのエリアを予約してください。インターンへのエントリーはこちら日本郵政グループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本郵政グループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本生命(日本生命保険相互会社)2DAYS業務体験■応募締切一次締切:9/18(月)23:59■応募コース①リーテイル・ホールセールコース~日本生命の根幹である生命保険ビジネスを学ぶ~個人・法人のお客様へ向けたサービス企画、マーケット戦略を中心に体験できます。<開催日程・場所>・10/20~10/21(東京)・11/2~11/3(オンライン)・11/10~11/11(東京)・11/17~11/18(大阪)②法務コース~事業展開に欠かせない法務の魅力を知る~事業戦略上の法的課題の解決等を通じて、ビジネスを実現・加速させる企業法務の役割を体験できます。<開催日程・場所>・10/13~10/14(東京)・11/10~11/11(オンライン)インターンのエントリーはこちら日本生命志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本生命の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三菱UFJ信託銀行システム・デジタルインターンシップ(10月)■申し込み締め切り:2023年9月18日(月・祝)23:59■開催日程オンライン:10月5日(木)対面:11日(水)、17日(火)※1日目を上記から選択します※2日目以降の日程は、1日目に参加した方に案内があります(合計5日間)インターンへのエントリーはこちら三菱UFJ信託銀行志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三菱UFJ信託銀行の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日立製作所社会イノベーションワークショップ(3次)■応募締切:9月18日(月)23:59■日程2023年10月14日(土)~15日(日)インターンへのエントリーはこちら日立製作所志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日立製作所の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらカプコン(CAPCOM)【企画】CAPCOMGameDesignersJAM■応募〆切日10月開催:9月18日(月)23:59〆■日程2023年10月14日(土)~15日(日)インターンへのエントリーはこちらカプコン(CAPCOM)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらカプコン(CAPCOM)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらセガグループプログラマ1day~ゲーム制作相談会~(第3回)■応募方法マイページメニュー「プログラマ1day~ゲーム制作相談会~日程予約」から参加希望日時の予約■開催日時第3回:2023年10月12日(木)13:00~18:00(応募締切:9月19日(火)10:00)インターンへのエントリーはこちらセガグループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらセガグループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大塚商会「働く」を考える2daysインターンシップ〜女性のキャリアコース〜※10月開催■締切日時・インターンシップ申込:9月19日(火)23:59・エントリシート提出:9月21日(木)23:59■開催日程:10月10日(火)、11日(水)※2日間インターンへのエントリーはこちら大塚商会志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら大塚商会の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらエーザイMR職1Day仕事体験+2Daysインターンシップ■応募締め切り:2023年9月20日(水)正午12:00■開催日程〈1Day仕事体験〉1)2023年10月10日(火)2)2023年10月11日(水)※いずれか一日程に参加〈2Daysインターンシップ〉2023年10月28日(土)~29日(日)インターンへのエントリーはこちらエーザイ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらエーザイの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら野村総合研究所(NRI)冬期インターンシップ(DXエキスパートコース)■応募受付期間2023.8.30(水)~2023.9.20(水)正午締切■実施期間9日間※土日祝休み第10クール:2023.12.5(火)~12.15(金)第11クール:2024.1.9(火)~1.19(金)インターンへのエントリーはこちら冬期インターンシップ(セキュリティエキスパートコース)■応募受付期間2023.9.20(水)正午締切■実施期間8日間※土日祝休み第1クール:2024.1.10(水)~1.19(金)インターンへのエントリーはこちら冬期インターンシップ(ITソリューションコース)■応募受付期間2023.8.30(水)~2023.9.27(水)正午締切■実施期間5日間(全クール共通)※土日祝休み〈首都圏配属クール〉第1クール:2023.11.27(月)~12.1(金)第2クール:2023.12.11(月)~12.15(金)第3クール:2024.1.15(月)~1.19(金)〈中部配属クール〉第4クール:2024.1.15(月)~1.19(金)〈関西配属クール〉第5クール:2024.1.15(月)~1.19(金)〈札幌配属クール〉第6クール:2023.11.27(月)~12.1(金)第7クール:2023.12.11(月)~12.15(金)〈福岡配属クール〉第8クール:2023.11.27(月)~12.1(金)第9クール:2023.12.11(月)~12.15(金)インターンへのエントリーはこちら野村総合研究所(NRI)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら野村総合研究所(NRI)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら読売新聞東京本社ビジネス職(広告)カフェ※2期■申込締切日時:9月20日(水)正午■開催日程:10月6日(金)、10月13日(金)両日とも14時~17時過(予定)※いずれかの日程を選択インターンへのエントリーはこちら【読売College】販売戦略コース※10月開催■応募締切:9月25日(月)23:59■開催日程:10月16日(月)午前に近郊のYCに集合し、夕方には解散予定インターンへのエントリーはこちら読売新聞社志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら読売新聞東京本社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三井住友海上火災保険SPECIALISTWORKSHOP■エントリー受付締切2023年9月20日(水)<ES提出締切:17:00/WEB適性検査締切:18:00>※4コースとも応募締切は同じです。■開催日程・会場【IT・システム体感コース】開催日程:10月23日(月)〜24日(火)※2日間のコースです。開催会場:<1日目>住友不動産新宿ガーデンタワー15階<2日目>三井住友海上駿河台新館【資産運用体感コース】開催日程:10月25日(水)〜26日(木)※2日間のコースです。開催会場:【東京】三井住友海上駿河台本館【ビジネスイノベーション体感コース】開催日程:10月30日(月)〜31日(火)※2日間のコースです。開催会場:【東京】三井住友海上駿河台新館【データサイエンス体感コース】開催日程:11月1日(水)〜2日(木)※2日間のコースです。開催会場:【東京】三井住友海上駿河台新館※上記は現在の予定であり、開催スケジュール、会場等が変更となる可能性もあります。※開催時間は、9:00~18:00を予定されています(変更となる場合があります)。インターンへのエントリーはこちら三井住友海上火災保険志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三井住友海上火災保険の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら千代田化工建設プラントエンジを体感するインターンシップ(対面、オンライン)■応募締切日:2023年9月20日・7月末までの応募⇒順次、結果連絡。・8月以降の応募⇒"案内可能な参加枠がある場合のみ"連絡。(キャンセル枠の案内が直前にされる場合があります。)■実施場所WEBもしくは千代田化工建設株式会社グローバル本社〒220-8765横浜市西区みなとみらい四丁目6番2号開催時期と実施日数・開催時期8月中旬~9月末※事前アンケートにて、参加可能な日程を複数回答します。■実施日数:2~3日、1週間程度インターンへのエントリーはこちら千代田化工建設井志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら千代田化工建設の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらGMOペイメントゲートウェイ【新卒年収710万円/早期選考直結】FinTech企業の成長を体感できる1DAYインターン<ビジネスコース>■日程・予約定員下記日程よりお選びください。各回定員15名(土日開催は20名)です。お早めにご予約ください!■申込方法・今後の流れ①応募フォームにて日程をご選択のうえエントリーをお願いします。↓②後日、マイページ登録のご案内があります。↓③マイページにログインの際に、履歴書・ESをご提出ください。※unistyleからご予約いただいた方は、書類選考はございませんが、提出をもって予約完了となります。※履歴書は、既にご用意いただいているもので構いません。ESの詳細は、ご予約後にunistyleからお送りするメールに記載しております。↓④上記書類の提出確認が出来次第、予約完了となります。※参加希望日の前日12時までに提出確認ができなかった際は、参加不可となります。↓⑤イベント参加&アンケート回答※アンケート回答された方を「インターン参加済」としています。必ずご提出ください。Zoom上での出欠確認は行いません。インターンへのエントリーはこちらGMOインターネットグループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらGMOペイメントゲートウェイの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三越伊勢丹2DAYS価値創造型ワークショップ■ご応募についてエントリーフォームよりエントリーエントリー締切:9月23日(土)23:59※ここまででは、まだ応募は完了していません↓エントリー完了後、メニューにアンケートフォームおよびWebテストフォームが表示されます。「アンケートへの回答」「Web適性検査の受検」が完了後、応募が完了となります。※すでにWEBテストを受検している方は再度受検する必要はありません。再度受検したい場合には連絡をしてください。⇒再受検希望連絡締切:9月20日(水)23:59回答・受検締切:9月24日(日)23:59■開催日程・10月7日(土)10:00~18:00(予定)・10月8日(日)10:00~18:00(予定)※両日の参加が必須です。インターンへのエントリーはこちら三越伊勢丹志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三越伊勢丹の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらメタルワン【第二弾】ワークショップ(トレーディング)■応募締切:2023年9月24日(日)12:00■開催日程<東京>◆2023年10月19日(木)◆2023年11月1日(水)◆2023年11月2日(木)◆2023年11月13日(月)◆2023年11月14日(火)<大阪>◆2023年11月24日(金)◆2023年11月30日(木)※東京・大阪共、全日程オフラインでの実施が予定されています。インターンへのエントリーはこちらメタルワン志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらメタルワンの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら第一生命保険【機関経営職】1dayインターンシップ「DLCOLLEGE」■日程9月1日(金)13:30-16:009月5日(火)9:30-12:009月21日(木)9:30-12:009月25日(月)13:30-16:00■受付締切開催日の前営業日12時となります。その他の日程も決まり次第、随時更新されます。インターンへのエントリーはこちら第一生命保険志望者向けの企業別LNEオープンチャットはこちら第一生命保険の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらニフティ秋冬インターンシップ(エンジニア職向け/ビジネス職向け)■応募締め切り:2023年9月24日(日)23:59■開催内容(コース)【サイバー攻撃対応演習1dayコース(エンジニア職向け)】〈開催日程〉2023年11月16日(木)13:00~18:30【企画提案・販売促進体験1dayコース(ビジネス職向け)】〈実施日程〉2023年11月15日(水)9:30~18:00インターンへのエントリーはこちらニフティの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら東海旅客鉄道(JR東海)車両・機械系統AutumnInternship■応募締切日2023年9月24日(日)23:59まで※応募締切後、書類選考となります。10月上旬頃結果が通知されます■実施日程【1日目(オンライン)】1.2023年10月16日(月)【Zoom】2.2023年10月18日(水)【Zoom】3.2023年10月20日(金)【Zoom】4.2023年10月23日(月)【Zoom】※参加可能な日を複数お選びいただきます。※上記日程は変更となる可能性がございます。【2日目(対面)】1.2023年10月24日(火)【東京】2.2023年10月26日(木)【大阪】3.2023年10月27日(金)【名古屋】4.2023年10月31日(火)【大阪】5.2023年11月2日(木)【東京】6.2023年11月7日(火)【東京】※参加可能な日を複数選択します。※上記日程は変更となる可能性があります。インターンへのエントリーはこちら1DayWorkshop~運輸系統の仕事~■応募締切9月24日(日)23:59■開催日時【品川】10月14日(土)【WEB】10月15日(日)【名古屋】10月14日(土)【新大阪】10月15日(日)インターンへのエントリーはこちら東海旅客鉄道(JR東海)志望者向けの企業別LNEオープンチャットはこちら東海旅客鉄道(JR東海)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三井不動産三井不動産×チームラボ2daysワークショップ■応募締切9/25(月)正午12:00※日本時間■選考結果の連絡について選考結果は、応募締切日9/25(月)から10営業日(土日祝日除く)程度で通知されます。■日程Day010/17(火)18:00~19:00Day110/21(土)9:00~18:30Day210/22(日)10:00~18:30※Day0はオンラインにてワークショップ説明会が実施されます。(企業説明、チャットによる質疑応答、課題内容発表など)Day1・Day2は対面にてワークショップが実施されます。インターンへのエントリーはこちら三井不動産志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三井不動産の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら富士通(FUJITSU)NextIncubationProgram(ビジネスプロデューサー職向け)■応募締切2023年9月25日(月)お昼12:00■開催日時(全1日程)2023年11月11日(土)、12日(日)※全日9:00〜18:00を予定インターンへのエントリーはこちらSTEPtoEngineer(ソリューションエンジニア職向け)■応募締切2023年9月25日(月)お昼12:00■開催日時(全3日程)[第四ターム]2023年11月4日(土)、5日(日)[第五ターム]2023年11月25日(土)、26日(日)[第六ターム]2023年12月2日(土)、3日(日)※全日9:00〜18:00を予定※応募は1タームのみとなります。インターンへのエントリーはこちら富士通志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら富士通の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大東建託1Day仕事体験(不動産総合)■申込方法:マイページ【予約・確認フォーム】より予約をしてください。(先着順)※参加URLは前日までに別途メールで案内があります。■開催日程2023年08月21日(月)10:00~16:30終了2023年08月23日(水)10:00~16:30終了2023年08月25日(金)10:00~16:30終了2023年08月28日(月)10:00~16:30終了2023年08月29日(火)10:00~16:30終了2023年08月30日(水)10:00~16:30終了2023年08月31日(木)10:00~16:30終了2023年09月04日(月)10:00~16:30終了2023年09月14日(木)10:00~16:302023年09月22日(金)10:00~16:302023年09月26日(火)10:00~16:30インターンへのエントリーはこちらHalfDay仕事体験(施工管理)■申込方法:マイページ【予約・確認フォーム】より予約をしてください。(先着順)※参加URLは前日までに別途メールで案内があります。■開催日程2023年09月25日(月)10:00~12:302023年09月26日(火)14:00~16:302023年09月27日(水)10:00~12:302023年09月29日(金)14:00~16:30インターンへのエントリーはこちら大東建託志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら大東建託の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本政策投資銀行(DBJ)DBJAUTUMNWORKSHOP※一次締切/二次締切■開催日程2023年10月20日(金)、10月23日(月)、10月24日(火)、10月26日(木)、10月30日(月)※各日程、半日(午後のみ)開催となります。※プログラムは全日程で同じ内容が予定されており、いずれか1日に参加します。※参加日程は合格発表後に選択します(先着順)。■開催会場<1day>オンライン<3days>東京(大手町)※3daysへの申し込みについては、1day参加後に案内がある予定です。(別途選考あり)■1day応募締切1次締切:2023年9月8日(金)正午12:002次締切:2023年9月27日(水)正午12:00上記①~③までを締切日までに完了した方が受付対象となります。インターンへのエントリーはこちら日本政策投資銀行(DBJ)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本政策投資銀行(DBJ)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三井化学「業界・仕事理解ワークショップ」■開催日程・2023年9月7日(木)10:30〜・2023年9月12日(火)13:00〜・2023年9月25日(月)13:00〜・2023年9月28日(木)14:30〜※所要時間:各日程1時間30分程度■予約・キャンセル・変更の締切:各開催日の前日インターンへのエントリーはこちら三井化学志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三井化学の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら中部電力技術系インターンシップ■応募締切エントリーシート:2023年9月28日(木)12:00適性検査:2023年9月29日(金)12:00■開催日程第1回:2023年11月8日(水)、9日(木)第2回:2023年11月10日(金)、11日(土)第3回:2023年11月14日(火)、15日(水)第4回:2023年11月16日(木)、17日(金)※回によって開催コースが異なりますので、ご注意ください。詳細はインターン情報ページ上部のコース別開催スケジュールをご確認ください。インターンへのエントリーはこちら中部電力志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら中部電力の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらシグマクシス冬インターンシップ■選考プロセスと選考日程エントリーシート提出9月29日(金)AM9:00迄▼Web適性試験受検10月5日(木)23:59迄▼グループディスカッション10月18日(水)~10月25日(水)※予定■開催期間4日間×複数グループ開催第1日程:11月10日(金)~11月15日(水)第2日程:11月17日(金)~11月22日(水)第3日程:12月1日(金)~12月6日(水)※いずれか1開催期間への参加となります。※課題の進捗状況により、土日に作業が発生する場合がございます。※実施日程が変更になった場合、改めてご連絡致します。インターンへのエントリーはこちらシグマクシス志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらシグマクシスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらSMBC日興証券SMBCNIKKOInternshipQuantsCourse(第一次締切)■応募締切※エントリーシート/顔写真提出期限:各締切当日12:00(正午)※WEBテスト受検期限:各締切当日13:00【第一次締切】エントリーシート提出:2023年9月29日(金)正午Webテスト受検:2023年9月29日(金)午後1時【第二次締切】エントリーシート提出:2023年10月20日(金)正午Webテスト受検:2023年10月20日(金)午後1時【第三次締切】エントリーシート提出:2023年11月10日(金)正午Webテスト受検:2023年11月10日(金)午後1時■開催日程2023年12月18日(月)~2023年12月19日(火)開催予定インターンへのエントリーはこちらSMBC日興証券向けの企業別LINEオープンチャットはこちらSMBC日興証券の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらサッポロビール【1Dayインターン】エンジニアリング※開催日程別締切■応募締め切り日時:オンライン:2023年9月6日(水)17:00対面:①2023年8月2日(水)17:00終了②2023年9月29日(金)17:00■開催日程(予定)オンライン:2023年10月31日(金)13:00~19:00対面:①2023年9月27日(水)10:00~17:00受付終了②2023年11月15日(水)10:00~17:00インターンへのエントリーはこちらサッポロビール志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらサッポロビールの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらコナミ(KONAMIグループ)サウンドスタジオツアー■応募フロー①応募※以下、「サウンドスタジオツアー参加希望」より応募回答↓②マイページTOPに戻り、フォーム入力※インターンシップ選考シート(サウンドクリエイター職)にて各種項目を埋める→提出確定↓③作品提出(※9月29日(金)23:59締切)※概要:楽曲作品または効果音作品の提出が必要になります。※締め切りに間に合えば、提出の速い遅いは選出・非選出へ影響しません。※詳細は②終了後にTOPページに戻ると作品提出案内が表示されます。↓④選抜合否通知(※10月16日前後)※本応募は2025卒新卒採用選考には影響しません↓⑤合格者は来社の予定確認のため電話(日時・場所・時間調整)■大阪ツアー実施当日日時:2023年11月15日(水)午前または午後(最大6名)場所:コナミ大阪スタジオ/サウンドスタジオ住所:大阪府大阪市北区梅田1丁目13番1号大阪梅田ツインタワーズ・サウス■東京ツアー実施当日日時:2023年11月17日(金)午前または午後(最大12名)場所:コナミクリエイティブセンター銀座/サウンドスタジオ住所:東京都中央区銀座一丁目11番1号インターンへのエントリーはこちらコナミ(KONAMIグループ)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら野村證券グローバル・マーケッツインターンシップ■応募締切2023年9月30日(土)午前9時※エントリーシートを上記期限までにご提出ください。■日程2023年11月27日(月)~2023年12月1日(金)の5日間インターンへのエントリーはこちら野村證券志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら野村證券の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらMeijiSeikaファルマ≪1DAY仕事体験≫第4回■申込締切日時:≪第4回≫2023年9月30日(土)13:00■開催日時≪第4回≫10月3日(火)16:00~17:00※参加者には、11/29の仕事体験(締切情報)の応募詳細が公開されます。インターンへのエントリーはこちらMeijiSeikaファルマの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらエル・ティー・エス【期間限定ES免除】戦略立案から実行支援までを担うコンサルティングファーム「エル・ティー・エス」|説明会兼グループワーク選考会■今後の流れ本ページよりエントリー後、unistyle事務局からマイページに登録をさせて頂きます(学生からの入力は不要)。↓説明会兼グループワーク選考会に参加■所要時間:・会社説明会:60~90分・グループワーク選考会:30~60分。インターンへのエントリーはこちらエル・ティー・エスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら電源開発(J-POWER)秋期インターンシップ■受付期間:9/4(月)12時00分~9/30(土)23時59分0■開催時期対面日程A:10月11日(水)14:00~17:30対面日程B:10月19日(木)14:00~17:30オンライン日程A:10月6日(金)14:00~17:30オンライン日程B:10月17日(火)14:00~17:30※各回30名程度を予定※実施日時は一部変更になる場合がありますインターンへのエントリーはこちら電源開発(J-POWER)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大林組【事務職】半日完結業界研究×仕事理解セミナー■申込期限:9月30日(土)■開催日※複数申込可※(第九回)10月16日(月)13:30~17:00(対面形式)(第十回)10月27日(金)13:30~17:00(オンライン形式)(第十一回)10月31日(火)13:30~17:00(対面形式)(第十二回)11月8日(水)13:30~17:00(オンライン形式)インターンのエントリーはこちら大林組志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら大林組の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら最後に本記事では、"9月(後半)にインターンの締切を迎える企業"を締切日順に紹介してきました。秋冬インターンシップやジョブに参加することは、本命企業の内定獲得に向けて非常に重要なポイントとなっています。本記事を参考に各社のインターン締切日を管理し、「効率的なエントリー・就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。→unistyleオリジナルの「インターンエントリー企業管理シート」と「本選考エントリー管理シート」になります。スプレッドシートをダウンロードするだけで使用できますので、ぜひご活用ください。また、unistyleでは25卒就活生向けにLINEオープンチャットグループを運営しています。匿名で様々な就活生と情報交換をすることができるという便利な機能になりますので、"最新の選考状況や選考結果連絡の有無等をリアルタイムで確認したい"という方は、ぜひご活用ください。→unistyleでは25卒就活生向けに就活用グループを運営しており、今後もグループを拡充させていく予定です。上記記事に各グループの参加用URLを掲載していますので、興味のある方は記事からご参加ください。さらにunistyleでは、今後も25卒就活生向けに「インターンシップ・本選考のエントリー締切情報」を公開していく予定です。まだ会員登録を済ませていないという方は、以下から早めに会員登録をしていただき、本サイトを有効的に役立ててもらえればと思います。 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入社二年目社員が語る全国紙新聞社社員の本音 入社二年目社員が語る全国紙新聞社社員の本音 皆さん、初めまして。某全国紙の2年目の記者をしています、Aと申します。今回は、新聞社の実情を知って頂き、就活の参考にして頂ければ幸いです。どうしても就職活動の最初の時期は、「かっこいい」や「楽しそう」など表面的なことに目が行きがちです。僕自身もそうでした。是非就活される際は、イメージにとらわれず、その仕事の「本質」まで見抜き、10年後のイメージをふくらませ、仕事を選んで下さい。会社で何がしたいか、会社で自分は何ができるか、会社を通して、社会にどう貢献できるかなど、会社を「道具」としてイメージするとちょっと分かりやすいかもしれません。では、乱筆ながら、新聞記者の仕事を紹介させて頂きます。業務内容「記者=文書を書く人。特に新聞・雑誌などの記事を書き、または編集する人。」と、広辞苑を引くと出てきます。基本その通りです。皆さんの思い描いているものと変わりません。人に話を聞き、原稿に載せる。これが仕事です。原稿は、短いものだと、200文字。長いものだと、800字ほどです。これを1日2〜3本取材し、原稿にします。ただ、分野によって、書く内容、量、取材をする相手は変わってきます。少し分野の紹介をすると、首相などに取材する政治部、スポーツ選手などに取材する運動部、海外の取材をする国際部、企業などの経済部など分野は複数にわたります。僕は現在「社会部」に所属しています。新聞の1番裏のページですね。事件事故、災害、街のちょっとした話、人物紹介、スポーツなど、幅広く取り扱います。僕は、政令指定都市の警察担当をやっております。では、警察担当の話を少し紹介させて頂きます。警察担当とは?警察担当は、警察が発表する情報や事件事故を紙面に載せることが仕事です。その情報が、他社(朝日、毎日、NHK、他民放など)にのってなかったら「特ダネ」になります。警察の組織は、公務員ですから、内部情報を外に漏らしたら、解雇なり、何らかの処罰がでます。周囲に知られることなく、取材し、紙面に載せるか。これが仕事の大半です。普段の日常は、警察署の施策もの(分かりやすくいうと、有名人の1日警察署長の取材などです)や、警察署から出る広報文(交通事故の発生、殺人事件の発生など)を取材し、原稿にします。皆さんが見られているニュースの事故や事件は警察の発表で、僕らマスコミが取材し、原稿を作っています。普段警察という組織がマスコミの対応をしてくれるのは、刑事1課次席、あるいは、●●署の副署長などのおよそ50歳以上の方です。広報文や施策モノの取材も同じです。ただ、次席、副署長は、マスコミ対応として、各社平等に扱います。平等に話してくれる人だけに取材しても、「特ダネ」は書けませんから、他の警察官の取材に行きます。たとえば、刑事管理官など。本来であれば、マスコミと接してはダメです。他社と違う取材相手と信頼関係を築くことが大事になります。関係を築くためにすることが、よく言われる「夜討ち朝駆け」です。自宅に行ったり、帰り道を一緒に帰ったり、相手の趣味を一緒にしたりするなどです。昼間警察署で接することはできないためです。周囲に話していることが分かったら、その人の人生を狂わすことになりますから。その人に家族などがいたらなおさらです。そう簡単にはいきません。帰りを待つため、真冬に5時間外で待つなんてことはざらにありました。僕は、途中でトイレにいくと自宅に帰られ、接触できない可能性があるので、1日なるべく水を飲まないようにしていました。特ダネとは?記者の評価になる「特ダネ」を簡単ではありますが、少し紹介します。以下、ある全国紙の9月の記事です。(少し変えています東京都八王子市で2010年11月、ホストクラブ経営、土田正道さん(当時43歳)が失踪した事件で、警視庁は18日、土田さんの遺体を傷つけて遺棄した疑いが強まったとして、共同経営者ら男女5人を死体損壊と死体遺棄の両容疑で逮捕する方針を固めことが捜査関係者への取材で分かった。方針を固めたなんて、警視庁は発表しません。そのため、取材出来ていない社は紙面にせることはできません。その後も、各社競争は続きます。「遺体は薬品で溶かされたことが分かった」、「遺体を溶かし、下水で流したことが分かった」など、新聞、通信社、テレビ局と続報を流し続けます。続報は、公の発表では、分かりませんから、各社独自で取材し、流していることになります。このように、マスコミ同士日々競争が行われています。朝、自分が知らないことが他社に載っていることがあると、朝早くに会社から電話がなり、すぐに、その情報の裏を取り、原稿にします。これを「追っかけ」と言います。僕も何度か、電話がなり、追っかけをし、原稿にしました。すごく怒られたことを覚えています。では次に、1日の流れを紹介します。普段の生活基本は、朝9時から、夜10時くらいが拘束時間です。夜8時に翌日の朝刊の新聞の刷りが出来ます。日々仕事内容は異なります。基本は、取材し、原稿にすることがほとんどです。取材し、その日のうちに、紙面に載ることが普通です。そのため、取材し、すぐ原稿にする速さが求められます。取材は、上司から指示があったものや自分でしたいと思ったものなど様々です。大半は自分が興味あることの取材が多いような気がします。以下は、一年間を振り返って、1番しんどかった1日のスケジュールです。午前3時、火事が発生、寝ているところに会社から電話が鳴り、現場にタクシーで直行。現場に着くと、一軒家が燃えているため、カメラを撮り、周囲に聞き込み。高齢夫婦が、住んでいるが、連絡が取れないということが分かりました。朝になると、住宅から、2人の遺体が見つかったと消防署への取材で分かりました。火事で、亡くなられる人がいると、新聞に必要なのが、「がん首」と言われる、顔写真です。近所の人に写真を持ってないですか。と聞き回ります。これが辛いです。怒られるのは当たり前。殴られそうになることもありました。それでも、頭を下げながら、写真を探しました。その後は、警察署に移動、副署長に取材し、原稿を作り、出稿。夕刊に載せました。(夕刊の締め切りは、午後2時前くらいです。)火事の取材が終わると、昼食を取り、トライアスロンの国際大会に出場する高校生の取材。2時間ほど取材し、会社で原稿にし、出稿。夕方から警察官の帰りを待って、気になる事件の取材。終わったのが、7時半くらいでした。その日は泊まりだったので、会社に再度戻り、朝刊の校閲(記事が間違ってないか、ネットで検索をかけるなど、チェックします)が終わり、2時にベッドに入りました。(うちの社の泊まりは週に一度。事件の警戒、記事の校閲のためです。仮眠程度しかできません)とちょっとハードかもしれません。土日も新聞はありますので、休みが平日になったり、なかったりします。事件や事故が起こると、対応しないといけないので、決まったスケジュールというのはなかなかありません。何かがあると、家にいるときも、遊んでいるときも電話がなり、現場にいかなければなりませんでした。また、休みの日に自分の原稿が使われると、原稿の確認のため会社に行くこともありました。ディズニーランドで、パレードの中、パソコンを開いて原稿の確認をしたこともありました。(これは稀かも知れませんが。笑新聞社の良いところ「名刺一枚で誰とでも会えること」、「歴史の第一人者であること」と入社時、会社から説明を受けました。また、取材は自分で決めます。好きなことの取材が出来ます。もちろんしなければならないこともたくさんあります。警察担当と言っても、警察以外も取材ができます。僕は、スポーツや、福祉の話しが好きなので、日々その分野に時間を割いて取材しております。練習を見に入ったり、あるいは、リハビリを見に入ったりなどです。東京五輪も決まり、パラリンピック、車椅子バスケの出場を目標にしている、地元の高校生を現在取材しています新聞社の悪いところ休み、自分の時間がないところ。給料を時給に換算すると、悲惨です。これに尽きるのではないでしょうか。新聞社の評価良くも、悪くも結果次第です。特ダネ、独材をより多く書くか。数が多いと、評価されます。分かりやすいです。ある人事は、「人間的に薄っぺらでも、新聞社は、特ダネ記者が出世する」と話していました。と言っても、警察、役所などの特ダネだけではなく、人の紹介、街のちょっとした話などで読者の方に共感を得た記事ももちろん評価されます。いかに、警察、役所などの発表以外の原稿を多く出すか、これに尽きると思います。やりがい人に話しを聞き、記事にし、読者の方から、「面白かった」、「記事見たよ」など反響があるとうれしいです。それが1番のやりがいだと思います。以前自分がおいしいと思い紹介した「中華丼」の店に行くと、店長に「今日も新聞見て来たお客がいたよ」と言って頂きました。笑また、今年の8月は、甲子園への取材に参加し、抽選から決勝まで甲子園球場で過ごしました。目の前で見るプレーはもちろん、高校生の野球への思いなどを直接の取材は日々楽しかったです。高校野球の取材内容は、全て自分で決めます。そのため、準備が必要になります。大変でした。宿舎に行ったり、練習終わるのを待ち続けたり。選手だけでなく、監督、コーチ、父母会、マネジャーなどに取材をしていました。試合に負けた後の高校生は、涙が止まらず、なかなかしゃべってくれません。高校生につられ、自分も涙を流し、仕事にならないこともありました。もちろん、上司には怒られました。できる社員とは何か?あくまでも、個人的なできる社員像です。新聞記者で言うと、勉強し続けるということではないでしょうか。当局、取材相手は、1〜10まで教えてくれることはありません。自分が知らないことは質問できず、もちろん先方が話すこともありません。原稿にすることはできません。知識が重要だと思います。自分の知らないことは質問にすることもできません。警察への取材のときは、刑事訴訟法を勉強していきました。たとえば、殺人と傷害致死の差の根拠など、勉強しないと質問できません。取材相手にどれくらい寄り添えるかが大切だと思っています。また、「ニュース価値」をしっかり持っていることも重要だと思います。取材をし、「面白いかも」と思わず、聞き逃すと原稿にならず、終わってしまいます。どの話しが面白いか、聞き逃さない「ニュース価値」は大切だと思います。でもそれはセンスみたいな気もしています。最後に、訂正を出さないことも大事です。間違った内容の記事を載せると、訂正、おわびを翌日の新聞に出さなければなりません。最後に新聞社の仕事はハードと思われていますが、恐らくハードだと思います。その分他の業種では、味わえないやりがいも多い仕事ではないでしょうか。幅広いフィールドがあるので、きっと面白みを感じることができると思います。加えて、自分の思い、興味がある分野を追及できる仕事でもあります。このコラムを読み、多くの方に少しでも、この仕事に興味を持って頂ければ幸いです。最後に、多くの学生さんにとって納得いく就職活動となるよう願っております。photobyGeorgeHodan 82,573 views
【25卒向け】3月5週目(29日~31日)にエントリーの締切を迎える本選考まとめ 【25卒向け】3月5週目(29日~31日)にエントリーの締切を迎える本選考まとめ 本記事では本選考への応募を検討している25卒就活生に向け、3月5週目(29日~31日)にエントリー締切を迎える企業を紹介します。多くの企業が3月に本選考を解禁します。気を引き締めて、積極的に志望業界・企業の情報収集を行いましょう。本選考だけでなく、インターンにもエントリーしたいという方は以下の記事もご覧ください。関連記事注意点情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。3月5週目(29日~31日)に本選考のエントリー締切を迎える企業※締切日順に掲載3月29日NTTドコモEYストラテジー・アンド・コンサルティングJPX(日本取引所グループ)住友不動産JR東日本企画双日大東建託ハウス食品3月30日伊藤忠丸紅鉄鋼3月31日EYストラテジー・アンド・コンサルティングJFEスチール三菱UFJリサーチ&コンサルティング大林組ユニ・チャーム西日本旅客鉄道(JR西日本)日鉄物産川崎重工業全日本空輸(ANA)日本食研グループ兼松セールスフォース・ジャパン第一生命スクウェア・エニックスウィルフVisional(旧ビズリーチ)大日本印刷(DNP)エル・ティー・エスゴウリカマーケティング【エントリーはこちらから】3月5週目(29日~31日)の締切企業一覧本記事を読む前に以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日に加え、"本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移"が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用して下さい。NTTドコモ2025年新卒採用※第1回締切■エントリー期限第2回エントリーシート提出締切:2024年3月29日(金)12:00本選考へのエントリーはこちらNTTドコモ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらNTTドコモの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらEYストラテジー・アンド・コンサルティング【新卒採用国内選考】BusinessConsultant/TechnologyConsultant※2025年10月入社■応募締め切り:2024年3月29日(金)17:00本選考へのエントリーはこちらEYストラテジー・アンド・コンサルティング志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらEYストラテジー・アンド・コンサルティングの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらJPX(日本取引所グループ)スタッフ職(GSコース・SSコース・DSコース)※3月締め■応募受付締切第2回エントリーシート締め切り:3月29日(金)23:59本選考へのエントリーはこちらJPX(日本取引所グループ)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらJPX(日本取引所グループ)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら住友不動産2025年4月入社新卒総合職採用6月選考◆6月選考エントリー締切ES提出・適性検査・履修履歴提出:3/29(金)23:59本選考へのエントリーはこちら住友不動産志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら住友不動産の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらJR東日本企画【総合職】一次締切■応募締切【総合職】<エントリー締切>一次締切:2024年3月29日(金)13:00送信完了まで本選考へのエントリーはこちらJR東日本企画志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらJR東日本企画の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら双日【総合職】新卒採用■エントリシート提出締切<総合職>:2024年3月29日(金)15:00迄本選考へのエントリーはこちら双日志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら双日の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大東建託【大東建託グループ】会社説明会■締切24/03/29本選考へのエントリーはこちら大東建託志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら大東建託志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらハウス食品専門職スタート採用(財務・法務・デジタル・知的財産)第1ターム■本エントリー受付期間第1ターム:3月29日(金)本選考へのエントリーはこちら職種別採用(営業・業務職)第1ターム■本エントリー手続き締切日第1ターム:3月29日(金)本選考へのエントリーはこちらハウス食品志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらハウス食品の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら伊藤忠丸紅鉄鋼本選考エントリー〈APグループ(地域限定職/大阪、名古屋、福岡)〉■締切日時STEP1~3:3月30日(土)正午12:00STEP4:パーソナリティ検査:3月30日(土)23:59知的能力検査:3月31日(日)23:59本選考へのエントリーはこちら伊藤忠丸紅鉄鋼志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら伊藤忠丸紅鉄鋼の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらEYストラテジー・アンド・コンサルティング【新卒採用国内選考】デジタルエンジニア■応募締め切り:2024年3月末を予定※マイページで要確認本選考へのエントリーはこちらEYストラテジー・アンド・コンサルティング志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらEYストラテジー・アンド・コンサルティングの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらJFEスチール【事務系】本選考1次〜2次締切■エントリー期日2次締切:3月31日(日)本選考へのエントリーはこちらJFEスチール志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらJFEスチールの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三菱UFJリサーチ&コンサルティング新卒採用1〜2次締切■正式エントリー締切2次締切:3月31日(日)23:59本選考へのエントリーはこちら三菱UFJリサーチ&コンサルティング志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三菱UFJリサーチ&コンサルティングの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大林組事務職(全国型・拠点型)■エントリーシートの提出期限(全国型・拠点型とも)2次締切:2024年3月11日(月)~31日(日)本選考へのエントリーはこちら大林組志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら大林組の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらユニ・チャーム2025年新卒採用《営業職コース、マーケティング職コース》■応募締め切り営業職コース:2024年3月31日(日)23:59〆切マーケティング職コース:2024年3月31日(日)23:59〆切本選考へのエントリーはこちらユニ・チャーム志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらユニ・チャームの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら西日本旅客鉄道(JR西日本)総合職第2回締切■第2回締切:3月31日(日)本選考へのエントリーはこちら西日本旅客鉄道(JR西日本)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら西日本旅客鉄道(JR西日本)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日鉄物産25卒新卒採用春選考①(総合職)◆エントリー1.下記3点を提出(順不同)・顔写真アップロード・エントリーシート提出・PR動画提出提出期限2024年3月31日(月)23:59(日本時間)まで本選考へのエントリーはこちら日鉄物産志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日鉄物産の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら川崎重工業【事務系】本選考■応募期限:3月31日(日)23:59本選考へのエントリーはこちら川崎重工業志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら川崎重工業の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら全日本空輸(ANA)運航乗務職(自社養成パイロット)締め切り日時:2024年3月31日(日)23:59本選考へのエントリーはこちら全日本空輸(ANA)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら全日本空輸(ANA)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本食研グループ新卒採用選考デザイナー職(ケーオーアップ)●WEBエントリーシート締切日デザイナー職(ケーオーアップ)└3月31日(日)23:5本選考へのエントリーはこちら日清食品グループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日清食品グループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら兼松<エントリー〆切>ES提出期限:3月31日(日)23:59本選考へのエントリーはこちらプロフェッショナルダイバーシティ選考エントリーシート提出期限:3月31日(日)23:59本選考へのエントリーはこちら兼松志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら兼松の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらセールスフォース・ジャパン本選考■応募締め切りは:3/31(日)23:59迄本選考へのエントリーはこちらセールスフォース・ジャパン志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらセールスフォース・ジャパンの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら第一生命2025卒採用機関経営職■応募締め切り2024年3月31日(日)23:59本選考へのエントリーはこちら第一生命志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら第一生命の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらスクウェア・エニックス本選考(総合職・出版事業関連職)※2024/2/1(木)応募受付開始■エントリー期間2024/2/1(木)~2024/3/31(日)17:59本選考へのエントリーはこちらスクウェア・エニックスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらウィルフ【起業・事業作りに興味がある方必見!】起業家を目指す学生、人を支援する「ウィルフ」|個別面談締切24/03/31本選考へのエントリーはこちらウィルフの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらVisional(旧ビズリーチ)2025年ビジネス職((ビジネス開発・企画/マーケティング・コーポレート))新卒採用本選考締切24/03/31本選考へのエントリーはこちら【2025卒|本選考】プロダクト職(エンジニア/デザイナー)新卒採用締切24/03/31本選考へのエントリーはこちらVisional(旧ビズリーチ)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大日本印刷(DNP)2025年卒定期採用【事務系総合職】第二期締切■応募締切第二期2024年3月31日(日)23:59本選考へのエントリーはこちら大日本印刷(DNP)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら大日本印刷(DNP)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらエル・ティー・エス【期間限定ES免除】デジタル時代のベストパートナーを目指すコンサルティングファーム「エル・ティー・エス」締切24/03/3123:59本選考へのエントリーはこちらエル・ティー・エスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらゴウリカマーケティング【25卒本選考直結】企業のマーケティング効果を最大化させる「ゴウリカマーケティング」■応募締切:3月31日23:59本選考へのエントリーはこちらゴウリカマーケティングの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら最後に本記事では、"3月4週目(22日~28日)に本選考の締切を迎える企業"を締切日順に紹介してきました。3月はいよいよ本選考、本番の時期になります。今まで準備してきたことをもう一度振り返り、本選考に臨みましょう。本記事を参考に各社のエントリー締切日を管理し、「効率的なエントリー・就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。↑unistyleオリジナルの「インターンエントリー企業管理シート」と「本選考エントリー管理シート」になります。スプレッドシートをダウンロードするだけで使用できますので、ぜひご活用ください。また、unistyleでは25卒就活生向けにLINEオープンチャットグループを運営しています。匿名で様々な就活生と情報交換をすることができるという便利な機能になりますので、"最新の選考状況や選考結果連絡の有無等をリアルタイムで確認したい"という方は、ぜひご活用ください。↑unistyleでは25卒就活生向けに就活用グループを運営しており、今後もグループを拡充させていく予定です。上記記事に各グループの参加用URLを掲載していますので、興味のある方は記事からご参加ください。さらにunistyleでは、今後も25卒就活生向けに「インターンシップ・本選考のエントリー締切情報」を公開していく予定です。まだ会員登録を済ませていないという方は、以下から早めに会員登録をしていただき、本サイトを有効的に役立ててもらえればと思います。 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”長時間労働=ブラック(?)”〜何を基準にブラック企業とするのか〜 ”長時間労働=ブラック(?)”〜何を基準にブラック企業とするのか〜 「この企業ってブラック企業なのかな?」企業研究を進めていく中で「ブラック企業なのかホワイト企業なのか」は就活生にとって大きな関心の的の一つではないかと思われます。私自身も友人と就活トークをする中で必ずと言っていいほど話題に上がります。加えて、先日参加したインターンで企業側から「ウチは世間一般から見ればホワイトだよ」と言われたことから、企業側としても「ホワイトかブラックか」は関心の的である事が伺われます。中でも「ブラック」は「ホワイト」よりも関心の的であるように思われます。「働き方改革の一環で就労時間が〜」というフレーズはインターンに参加したことある方は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。その一方、多くの学生が「ブラック(ホワイト)の定義」が曖昧なようにも思われます。本記事ではブラック(ホワイト)企業とはそもそもどのようなものなのか、またそのような情報との正しい付き合い方について考察を深めます。本記事の構成▶そもそもブラック(ホワイト)企業とは?▶”ブラック”=個人の価値観×先入観(?)▶新卒の離職率とブラック▶情報にどのように向き合うべきか▶まとめそもそもブラック(ホワイト)企業とは?そもそもブラック企業の定義とははどのようなものでしょうか。「ブラック企業定義」で検索すると多くの定義がヒットするので、代表して厚生労働省HPの労働条件のコラムから引用します。厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、①労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、②賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。参考:厚生労働省労働条件「ブラック企業」ってどんな会社なの?如何でしょうか。おおよそ多くの学生が「ブラック=長時間労働」と捉えているのではないでしょうか。他にも「上からのパワハラ」なども多く耳にしており、定義に比較的近い考えをしているようにも思われます。ブラックバイトとブラック企業加えて、アルバイトに関する”ブラック”もよく耳にします。「飲食はブラック」「塾講師はブラック」などに始まり、アルバイトを選ぶ際に”ブラック”は重要な基準の一つになっていることかと思われます。では同様にブラックアルバイトの定義を見てみます。ブラック企業になぞらえ、2013年(平成25年)に、中京大学国際教養学部の大内裕和教授が提唱した。これは、学生・生徒の労働法規に無知なのを捉えて残業代そのものの不払いや割増賃金不払い、休憩時間を与えない、不合理な罰金の請求など、労働基準法に違反して学生や生徒に、違法な長時間労働をさせたり、契約内容と違った業務をさせたり、厳しいノルマを課したり、高校や大学の試験期間であっても休ませてくれないなど、扱いが酷いアルバイトのことである。参考:Wikipediaブラックバイトブラックバイトを英訳するとexploitativepart-timejobs(搾取的なアルバイト)となり、よりイメージが湧きやすいと思われます。「テスト期間中なのにシフトがある」「休憩がない」などは確かにブラックアルバイトの定義に沿っていることが伺えます。この点を踏まえて改めて、ブラック企業とアルバイトとの共通点を洗い出すと、2点の共通項を見出すことができます。ブラック企業(アルバイト)の共通点①(不当な)長時間労働②上からの不当な扱い(パワーハラスメント)厳密には異なりますが、『ブラック企業の定義=ブラックアルバイトの定義』で間違いないと思われます。就活生が、企業に思い描くブラックはおおよそアルバイトに対して持っていた考えと同義であると言えるでしょう。しかし、疑問が1点残ります。②のパワーハラスメントは昨今急激に注目されており、ニュースやSNSで企業のパワハラを毎週のように耳にしているので、想像に難くありません。一方で不当な長時間労働とはどの程度のことを指しているのでしょうか。「夜通し24時間働く」「有給がとれない」などの極端な例はブラックだと言い切れます。”ブラック”=個人の価値観×先入観(?)長時間労働について考察を深めるためにまずは労働時間に対する基本知識を復習します。労働条件に関する基本知識●法定労働時間は8h/日・40h/週●36協定(労働基準法36条)により、時間外労働を課す場合は労働基準監督署に届け出をしなければならない●1年間の時間外労働の上限は360時間とする上記を参考にすると、時間外労働時間は一ヶ月あたり30時間までということになります。一ヶ月20日働くと考えた場合、一日あたり1.5時間までということになります。朝9時から勤務が始まると仮定すると18時半には帰宅できるという計算です(休憩時間は除いています)。加えて、面白いことにOECDによると日本の労働時間の平均値は2280h/年(世界22位)と比較的低い数値になっています(1位はメキシコの2257h/年)。OECDの記載については下記に提示しております。この結果だけ見ると、”日本人=働き過ぎ”は間違った認識かもしれません。もちろん平均値であり、長く残業の多い企業から全く残業のない企業まであるでしょう。注意しなければならないのは、日本の労働ランキングは正規雇用に加えて、非正規雇用・短期労働などのパートタイムワーカーを含んだ値であるので、平均値として低く計上されている可能性も否めない点です。非正規雇用の割合は年々増加しており、平成29年度の非正規雇用の割合は37.3%と高い数値を示しています参考:厚生労働省非正規雇用OECDは「OrganisationforEconomicCo-operationandDevelopment:経済協力開発機構」の略で、本部はフランスのパリに置かれています。第二次大戦後、米国のマーシャル国務長官は経済的に混乱状態にあった欧州各国を救済すべきとの提案を行い、「マーシャルプラン」を発表しましたが、これを契機として、1948年4月、欧州16か国でOEEC(欧州経済協力機構)が発足しました。これがOECDの前身にあたります。その後、欧州経済の復興に伴い1961年9月、OEEC加盟国に米国及びカナダが加わり新たにOECD(経済協力開発機構)が発足しました。我が国は1964年にOECD加盟国となりました。参考:経済産業省OECDとは長時間労働はブラックなのか先日参加したインターン先2社から改めてブラック企業について考えさせられました。▶A社(日系IT)・勤務時間は9:00〜17:00・残業は部署と月によるが、夜通し行うようなことはない▶B社(外資系金融)・勤務時間は7:30〜17:00(マーケットの開閉が関係するため)・繁忙期には夜通し働くことも(通常期でも平日飲み会はできないほど忙しいと仰っていました)先にA社に参加していた私は、B社のインターンに参加した際にあまりの労働時間と激務に驚き「噂通り外資はキツくてブラック要素が大きいのかな」と感じてしまいました。一方でA社もB社の社員も(特にB社の社員は)自分の仕事内容について楽しそうに話してくださり、キャリアプランや自身の趣味について熱く語ってくれました。確かに、労働時間をブラック企業の基準にするならば、B社はA社と比較して労働時間がはるかに長くブラック企業ということになります。この経験から、”労働時間が長い=ブラック”と安直に考えていた自分を反省すると同時に改めてブラック企業について考えさせられることとなりました。ブラックは個人の価値観に左右される?B社の例を通して労働時間が単純にブラック企業を決める要因にはならないことにご理解頂けたかと思います。就活生側のブラックの基準として個人の価値観と先入観が強く影響を与えているように思われます。▶よくあるイメージ・噂の例・商社は体育会が多く飲み会も多い・外資系は実力主義で人間関係もドライ・「30代で家が建ち、40代で墓が立つ」と言われる某企業・民間の面接で公務員志望と答えると落とされる以上は就職活動を通してよく聞く”ウワサ”の一例です。上記はあくまで噂の範疇であり、実態は実際に務めている人から聞いたり、インターンシップを経験しないと見えてこないと思われます。『百聞は一見にしかず』という諺を誰もが知っている反面、”噂”に左右される面が大きいように感じられます。上述したB社は外資系でしたが、とてもドライな雰囲気とはかけ離れており、むしろ参加したインターン企業の中で一番フレンドリーな印象でした。ここから、ブラック企業を決める定義も個々人の価値観と先入観に左右されていると思われます。何時間働きたいとか給与はこれぐらい欲しいなど、個々人の満足する点・重要視する点は異なっており、ある基準点を超えなかった場合(あるいは超えた場合)ブラックと決めつけているのではないでしょうか。新卒の離職率とブラックマリッジブルーならぬ内定ブルーという言葉が示している通りなのか、”新卒の3割が3年で辞める”と耳にしています。転職や中途採用数の増加が近年の社会現象になりつつある中、新卒の3割が3年で辞めるのは30年前から変わらない問題だそうです。参考:「新卒社員の3割が3年で辞める」はなぜ30年間変わらないのかでは、何故転職を行うのか、その理由を示したのが以下です。初めて勤務した会社を辞めた理由(トップ4)①労働条件・休日・休暇の条件がよくなかった(22.2%)②人間関係がよくなかった(19.6%)③仕事が自分に合わない(18.8%)④賃金の条件がよくなかった(18.0%)参考:厚生労働省平成25年若者雇用実態調査の概況もちろん企業がブラックだったからという項目はありませんでしたが、退職の理由として労働条件や職場環境が原因として伺えます。結果を見ている中で「〜よくなかった」という形で回答を受け付けている点が引っかかりました。「〜よくなかった」ということは、当初自分が期待していた水準とのギャップとの差が影響を与えていると考えることができます。もちろん択一式の回答方法なので、「よくなかった条件」にバラつきがあることは否定できませんが、理想とのギャップが退職の一因となっており、決してブラックだったから退職というわけではないように思われます。情報にどのように向き合うべきかある企業について詳しく知るには、実際に勤めている人の話を聞くとかインターンシップに参加するに越したことはありません。もちろん全ての企業のインターンに参加したり、話を聞くのが理想ですが、ある程度は情報に頼らなければならない場面も生じてきます。バイアスがあると割り切る知人などと「◯◯のインターンどうだった?」とやり取りする場面であってもある程度の話者のバイアスがかかっていると割り切るべきでしょう。例えば先ほど提示したA社のインターンでも筆者と知人との間で認識の相違がありました。A社インターン●私(筆者)・社員からのフィードバックが手厚かった・開催期間は少し長く感じた・志望度が上がった●知人・フィドバックは思ったより少なかった・開催期間が長すぎた・志望度は少し下がった同じ日程・場所で参加したインターンシップでさえ感想がこれほど異なりました。同様のことがインターネットなどで拾ってくる情報にもいえるでしょう。ここから、自身の価値観を優先しつつ、「〜(の価値観では)ブラック企業なんだね」程度に情報を捉えるのがベストではないでしょうか。サンプルが増えると誤差がなくなる統計学を学習したことがある方はもちろんのこと、経験がない方でも「サンプルの数≒信頼度」のイメージはあるのではないでしょうか。先ほど、言伝の内容には大小ある程度バイアスがかかっている事を認識していただきました。先ほどA社を例に感想の相違を示しましたが、あくまでサンプル数(n=2)である事に注視していただきたいです。これはあくまで2人だけの感想であり、フィードバック・開催期間などの感想も、参加した全インターン生の意見を聞かない限り、より普遍的な意見を導き出すことはできません。同様にある企業について調べていく中で、より多くの情報に触れることで共通項なるものを見出すこともできると考えることができます。まとめ本記事では、ブラック企業を決める要因とは何であるのか、またそのような情報との付き合い方について考察を深めました。本記事のまとめ●ブラックの定義は学生のイメージとマッチしている●個人の価値観がブラックの基準になっている●見聞きした情報にはバイアスがあり絶対の基準ではないSNSの発達から個人の意見がより世間一般に広まるようになった影響からか、多くの企業が”ブラック企業”の風評に気を遣うようになってきているように思われます。加えて、働き方改革の推進も合わさって、より企業の透明化が進行しているようにも感じられます。”ブラック企業”否かは就活生にとって今も昔も関心の的であることには変わりがないでしょう。しかし、主観が大きく影響を与えていることを念頭に置いておけば、それほど難しく考える必要はないかもしれません。参考:元社員が語る「楽天の営業」とは〜ブラックと言われる企業に勤めて〜(前編):「裁量が大きい」「風通しのいい」会社とは何か?就活界の5つのマジックワードを徹底解説 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