【第3回:現役コンサルタントが語る】解を導くのがコンサルの仕事か?

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最終更新日:2023年09月25日

【第3回:現役コンサルタントが語る】解を導くのがコンサルの仕事か?

株式会社コーポレイト ディレクション(CDI)の現役コンサルタントによる全4回のシリーズ寄稿です。

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【前回の記事はこちら】
▶︎▶︎▶︎【第2回:現役コンサルタントが語る】コンサルの面接・GDで評価されない典型と「処方箋」

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これまでの2回のコラムでは、私達が面接・グループディスカッションにおいて何を評価しているかという話を通して、コンサルタントに求められる素養とは「答えの無い問題を前にしてその場で考え議論する力」であるとお伝えしてきました。今回はなぜこういった素養が求められるのかについて、コンサルタントの本質的な提供価値とは何か、という観点からお伝えしたいと思います。

企業研究

グラフを見て、何を想像するか?

戦略コンサルタントという仕事の説明として、どのような言葉を思い浮かべますか?

「数々のノウハウから経営のアドバイスをする仕事」「戦略を描いて実行にまで落とし込む仕事」「綿密な調査分析に基づき正しい戦略を立てる仕事」・・・本やインターネットなどでよく出回っているものも含めて色々な表現の仕方がありますが、どうやら「解を導く」ことにフォーカスしているのが共通項であるように思います。私の意見では、上記のどれも間違いではないながらも、本質は少し別のところにあると感じています。

コンサルタントが受ける相談はどれも困難な経営課題ですが、難しい問題を前にして本当に難しいのは、問題を解くことそのものではなく、解くべき問いを立てることです。悩んでいるが、何を解決すれば悩みが解消されるのかわからない、という状況だと思ってみてください。学問の世界を想像すればイメージがつきやすいと思いますが、高校まで(場合によっては大学初等まで)は解を出すための「方程式の解き方を学ぶ」過程である一方、大学の研究とは「解くべき問いを立てる/立て続ける」ことであり、これこそが学問の本丸であることに似ています。

より経営的な観点から、解くべき問いを立てることの難しさ/大切さを考えてみましょう。ある画期的な業務支援システムを独自に開発した中堅IT企業を想像してみます。当社はこの独自システムを企業向けの営業によって販売することで順調に売上を伸ばしてきましたが、この数年で急に売上が横ばいになってしまいました。このシステムの売上高のグラフを思い浮かべてみましょう(10年前に販売を開始し毎年倍々くらいに売上が拡大してきたのが、3年前から急に横ばいになった、というようなイメージです)。このグラフを見て、みなさんは何が起きていると想像しますか?

まず思いつくのは、営業力の限界だと思います。売上の拡大に伴って、営業人員が足りなくなっているとか、全体としてのレベルが落ちてきている、といったことです。これが問題だとすれば、「解くべき問い」は、営業をいかに強化するかです。

もっと他の可能性は考えられないでしょうか?

例えば、このシステムに対するニーズを抱えている企業がそもそも限られていて、もうほとんど取り込みつくしてしまっている。つまり、いまの商品コンセプトが限界を迎えているという可能性です。もしこれが本当だとすれば、営業力を強化しても、そもそもニーズを持っている人を取りつくしてしまっているわけですから、効果はほとんどありません。この場合の「解くべき問い」は、新しいコンセプトを持つ商品をいかに開発するかかもしれませんし、もしかしたらビジネスモデルの転換まで検討しなければならないかもしれません。

戦略コンサルタントの本質的な価値は、「認識」を示すこと

実際のプロジェクトでは、こういった仮説を立てては検証し、を繰り返していきます。仮説を立てる能力が「解くべき問いを立てる」力、検証する能力が「解を導く」力です。大事なのは、仮説を立てる能力は検証する能力とは全く異なっており、自分なりの物の見方や認識を示すことが起点になっているということです。急に売上が横ばいになっているグラフを見て、「コンセプトが限界に来ているのではないか」と「認識」するかどうか。

認識するということ、さらにそれを示しクライアントの認識を変えることこそが、コンサルタントの本質的な提供価値だと思います。コンサルタント自身の認識が起点になって初めて戦略の絵を描くことができますし、クライアントの認識を変えることで初めて本当の実行支援があります。実行支援と一口に言っても、常駐でコンサルタントを派遣することだけが実行支援ではありません。クライアントの認識を根底から覆すことに徹底的にコミットし、それによってクライアント自身を動かす。これも立派な実行支援、個人的にはむしろ、これこそが実行支援の本質だと思っています。

解を導く力も当然必要ですが、コンサルタントの能力としては基礎力に近い位置づけです。これが、解を導くことはコンサルタントの提供価値の本質とは少し違うと申し上げた理由です。

「認識」をぶつけ合える「同志」に参画してもらいたい

実際のプロジェクトで「認識」が問われるのは、特にプロジェクトの始めです。プロジェクト開始直後、場合によってはさらにその前の受注時に、最終的な提言の仮説(私達は「初期仮説」と呼んでいます)を立てその検証に入っていくので、この初期仮説の筋の良し悪しでプロジェクト期間の過ごし方も最終的な提言の質も大きく変わってしまいます(もちろん、初期仮説が正しいとは限らない、むしろ何らかの欠陥があることがほとんどなので、検証しながら常に仮説をブラッシュアップしていくというサイクルは常に継続していきます)。

現象をどう認識しどういう仮説を立てるかというプロジェクトの肝となるプロセスには、プロジェクトメンバー全員でじっくりと取り組んでおり、全員で会議室に数時間缶詰め、ということもザラです。こういった一見非効率にも見える時間の使い方をするのは、認識する、という行為の前には、新米コンサルタントも熟練したパートナー(注)も完全に平等であり、ひとりひとりの異なる認識が合わさって初めて仮説がより筋の良いものに昇華していくためです。

よって、採用においても、言った通りに手を動かしてくれるいわば「駒」のような人ではなく、同じ立場で一緒に考えてくれる「同志」を募集したいというのが私達の思いです。個人的な体験を挙げると、例えばGDの後に「コンサルタントだったらどう考えるんですか」と答えを聞いてくる学生さんは、勉強熱心なのはとても結構なことですが、それだけでは残念ながらあまり一緒に働きたいという気持ちにはなりません。「自分は●●というように考えたのですが、どう思いますか/議論させてください」というように、お互いの認識のぶつけ合いを前のめりに求めてくるような人と、ぜひ一緒に働きたいと思います。

より話を広げると、コンサルタントという第三者としての認識の価値の一つは、相手が常識と思っていることに対して、いかに素朴な、しかし本質的な疑問を投げかけられるかというところにあります。クライアント、ひいては社会に対して、自分自身の素朴な認識を投げかけ続けるのも、コンサルタントとしての一つの在り方です。

よって、日頃から身の周りのことにアンテナを張って「これはおかしいのではないか」という素朴な疑問を抱き、自分自身の見解を持っているような人も、ぜひ一緒に働きたいです。例えば私個人の場合は、就職活動の「受験勉強」的な側面に、学生の頃から強い疑問を抱いています。就活本や就活塾なるもので面接の答えを勉強したり、業界や個別の企業に対して偏差値的なランクが付いたりする。こういった状況下で、学生が本当にやりたい職業を選んだり、社会で本当に活躍できる人材を選び育てたりすることが果たしてできるのだろうか、という思いは、個人的に投げかけ続けていきたいことの一つです。もちろん就職活動以外のことでも何でも構わないので、自分の見解を自分の言葉で語りたい人に、ぜひ参画いただきたいと思います。

(一応補足すると、就活本や就活塾も使い方次第でとても有効なツールになるとは思います。そもそも何が聞かれるかを知っておくとか、場馴れをするとか、そういった目的で活用するのが一つの付き合い方だと思います)

相手の認識を変えることの「タフ」さ

ここまでは自分たちがどう認識するかという話ですが、その先には相手の認識を変える、というさらに高い壁が待っています。相手の認識を変えるために、私達の日々の仕事の中では、「何を言うか」と同じくらい、「どう伝えるか」に時間をかけることを意識しています。

百ページ以上に渡ることもある報告書の中で、クライアントの認識を変えるための鍵になる重要なスライド(私達は「キースライド」と呼んでいます)はせいぜい数枚ですが、プロジェクトの最終段階になると、チームメンバーで議論を尽くしながらその数枚を作っては捨てを繰り返してブラッシュアップしていきます。学生のみなさんにはどうしてもイメージがつきにくい部分かもしれませんが、日々膨大な業務に追われる社長に対して、一瞬で正確にメッセージを伝え認識を覆すためには、ひとつひとつの言葉の使い方、概念的な絵の描き方、ストーリーのつなげ方等に、一切の妥協は許されません。

この過程に入りずっと一つのことを深く考え続けていると、一度思いついた伝え方のアイデアを「捨てたくない」という無意識的な自己防衛反応が出たり、深く考えているがゆえに聞く側の視点に立つことが難しくなったり、といった葛藤も生じます。それを乗り越えて、真に認識を変えることのできる伝え方に至ることは本当に難しいです。

さらに、「どう伝えるか」を考える時間を確保しようといくら意識しても、やはり実際にはその前段である「何を言うか」を徹底的に考えることの方に時間がかかってしまっていて、時間の余裕が無いことがほとんどです。タイムリミットからくる心理的プレッシャーの中で、最後の最後まで「どう伝えるか」を考え続けることは、相当なタフさが求められます。

このように、伝え方のブラッシュアップは、頭の中が本当にぐちゃぐちゃになり続ける(笑)とても辛いプロセスで、いわゆる下っ端仕事であるヒアリング調査やエクセルでのデータ分析など全く取るに足りないと感じるほどです。しかし、チーム内で「これだ!」という深いメッセージを出せたときの達成感、そして何よりクライアントがすっと腹落ちする形でこちらの認識が伝わったときの感動は、何にも代えがたい、コンサルタントのやりがいの一つです。

CDIが大切にしている、認識の伝え方の「幅」

認識の伝え方に正解はありません。しいて言うならば、クライアントが最も納得してくれる伝え方が正解です。コンサルタントによって、クライアントによって、本当に色々な伝え方があるなと私自身日々驚かされていますし、その許容の幅がとても広いことは、CDIの一つの特徴ではないかと思います。

例えば、私が入社して一番驚いたのは、ダイレクトにメッセージを書くことをあえてせず、偉人の言葉や、哲学書や歴史書からの引用文だけが書いてあるスライドを挟むという戦法(笑)です。時代を経て生き残ってきた言葉を借りて、メッセージの輪郭をぼんやりと浮かび上がらせると同時に、時間を掛けて咀嚼するとメッセージの核がすとんと腹落ちする、そんな伝え方だと思います。

このような表現に初めて出会ったときには、客観的事実を元に戦略を語るコンサルタントが、アウトプットに先人の言葉を借りることもあるのか、とショックにも近い感覚を抱いたことをよく覚えています。こういった「離れ業」は、基本を忠実にマスターしていることが大前提ですし、何十年と経験のある熟練したコンサルタントでなければ深みが出ませんので、非常に使う人を選ぶ「芸当」です(当然、今の私にはとてもできません笑)。よって、「離れ業」は本当にたまにしか登場しませんが、「自分だけの自由な方法で認識を伝えることこそが、戦略コンサルタントの価値である」というCDIが大切しているひとつの在り方がよく表れている例だと思います。

ここまで読んでいただいて、「認識を示す」仕事を、面白そうと思っていただけたでしょうか。それとも、何だかよくわからない、面倒そうだなぁという印象でしょうか(笑) 。あなた自身は、どう「認識」しますか?

シリーズ一覧

▶︎▶︎▶︎「売上2倍」系GDの背後に見える、表面的ディスカッション力の横行

▶︎▶︎▶︎【第2回:現役コンサルタントが語る】コンサルの面接・GDで評価されない典型と「処方箋」

▶︎▶︎▶︎【第3回:現役コンサルタントが語る】解を導くのがコンサルの仕事か?

▶︎▶︎▶︎【第4回:現役コンサルタントが語る】「コンサルタント」という言葉の響きに憧れを感じた時に読む話

 

【筆者紹介】


佐藤  沙弥(さとう さや) 京都大学経済学部卒業後、株式会社コーポレイト ディレクション(CDI)に入社。 IT事業会社の新規事業開発支援、食品会社のマーケティング戦略立案、サービス事業会社の店舗網再構築のアドバイザリーなど、消費者向けサービス提供会社のプロジェクトを中心に経験。CDIの新卒採用活動にも携わる。

CDIのホームページはこちら

(注)パートナー:コンサルタントとしてのキャリアパスの最終点であり、コンサルティングファームの「共同経営者」のポジション。パートナーの仕事は大きく分けて2種類あり、1つは顧客開拓とプロジェクトの受注(=営業)、2つ目は人材育成なども含めたコンサルティングファームそのものの経営全般。

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【25卒向け】8月(前半)にエントリーの締切を迎えるサマーインターンまとめ 【25卒向け】8月(前半)にエントリーの締切を迎えるサマーインターンまとめ 本記事ではサマーインターンシップを検討している25卒就活生に向け、8月にエントリー締切を迎える企業を紹介します。インターンシップは本選考に向けた経験が身につくだけでなく、インターンへの参加が本選考のフローに直接影響を与える企業もあります。参考注意点情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。8月(前半)にサマーインターンのエントリー締切を迎える企業※締切日順に掲載8月1日野村證券三菱UFJ銀行クラレ東京地下鉄(東京地下メトロ)日本放送協会(NHK)東京建物8月2日三井住友カードJFE商事8月3日日本郵政グループ日本ロレアル8月4日毎日新聞8月5日朝日新聞8月6日北海道電力クラレ日本製鉄(旧新日鐵住金)8月7日日本テレビ放送網フジテレビジョン三井住友信託銀行住友不動産8月8日リクルート大東建託8月9日三越伊勢丹積水化学工業8月10日ドイツ銀行グループ全国共済農業協同連合組合(JA共済連)8月11日全国共済農業協同連合組合(JA共済連)8月13日読売新聞東京本社信金中央金庫8月14日東京海上日動火災保険東京地下鉄(東京メトロ)損害保険ジャパン8月15日兼松【エントリーはこちらから】8月前半の締切企業一覧本記事を読む前に以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日に加え、"本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移"が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用して下さい。野村證券リサーチデータサイエンスコース■応募締切2023年8月1日(火)午前9時※エントリーシート提出期限■開催日程2023年9月4日(月)~2023年9月8日(金)インターンへのエントリーはこちら野村證券志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら野村證券の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三菱UFJ銀行「ウェルスマネジメントInternship」(3日間)■応募締切:8月1日(火)午前10:00■開催日程:9月13日(水)~9月15日(金)13:00~17:00インターンへのエントリーはこちら三菱UFJ銀行志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三菱UFJ銀行の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらクラレ【クラレLabo】業界研究&体験会■予約締切:各開催日の1日前(土日祝を除く)10:00まで■開催日程・2023年07月10日(月)13:00~14:00・2023年07月21日(金)15:00~16:00・2023年07月27日(木)19:00~20:00・2023年08月02日(水)11:00~12:00インターンのエントリーはこちら【素材営業体感5daysインターンシップ】※事務系(営業・マーケティング職)向けプログラム■応募締切日第二次締切:2023年8月6日(日)予定■開催日程・場所・日程1:9月10日(日)~9月14日(木)・日程2:9月18日(月)~9月22日(金)※エントリーシート提出時に、参加可能日程を回答ください。インターンへのエントリーはこちらクラレ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらクラレの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら東京地下鉄(東京メトロ)1day仕事体験『総合職事務系』■応募締め切り:8/1(火)正午12:00■開催日程:8/21(月)、8/22(火)、8/24(木)、8/29(火)インターンへのエントリーはこちら1day仕事体験『総合職デジタル系・技術系』■応募締め切り:8/14(月)正午12:00■開催日程《デジタル系》9/13(水)《機電系》車両:9/6(水)、9/19(火)/電気:8/28(月)、9/4(月)《土木》9/1(金)《建築》8/30(水)、9/15(金)※機電系は、現時点で希望職種が未定の人のみ、車両・電気の両方を希望することが出来ます。ただし、応募状況によってはいずれかで案内される可能性があります。※機電系以外の職種については併願することはできません。インターンへのエントリーはこちら東京地下鉄(東京メトロ)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら東京地下鉄(東京メトロ)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本放送協会(NHK)NHKインターンシップ前期■応募締め切り:8月1日(火)午後2時■開講概要/日程【A.全国コース】このコースは、全国職員として働くことに関心がある方を対象に、関心のある仕事ごとに異なるカリキュラムが用意されています。<募集人数>250名程度関心のある仕事に応じて、日程やカリキュラムが異なります。《「ジャーナリスト」の仕事》模擬取材と原稿作成、映像実習などを通して、公共メディアで働くジャーナリストがどのような視点で社会を見つめ、伝えているのか体験します。◎共通カリキュラム:9月11日(月)・12日(火)※オンライン(予定)◎ジョブ別カリキュラム:9月13日(水)※オンライン(予定)9月19日(火)・20日(水)※対面(予定)《「アナウンサー」の仕事》ニュースリード実習、スタジオでのリポート実習などを通して、公共メディアで働くアナウンサーがどのような思いで言葉を紡ぎ、伝えているのか体験します。◎共通カリキュラム:9月11日(月)・12日(火)※オンライン(予定)◎ジョブ別カリキュラム:9月13日(水)※オンライン(予定)9月14日(木)・15日(金)※対面(予定)《「コンテンツ・クリエイター」の仕事①》NHKの番組制作に携わる職員との企画・提案・制作実習などを通じて、番組制作の仕事と魅力を体感します。自分の興味のあるジャンルへの理解を深めるとともに、自分にあった仕事や今後磨きたい専門性を見つけます。・報道・情報番組などのコンテンツ制作・教養・教育番組などのコンテンツ制作・音楽・ドラマ番組などのコンテンツ制作・スポーツ番組などのコンテンツ制作◎共通カリキュラム:9月11日(月)・12日(火)※オンライン(予定)◎ジョブ別カリキュラム:9月13日(水)~15日(金)※対面(予定)《「コンテンツ・クリエイター」の仕事②》NHKのデザイン業務に携わる職員との交流やデザイン実習を通じて、グラフィック、ビジュアル、音を通してコンテンツをデザインする仕事と魅力を体感します。最前線で活躍する職員と交流することができます。・番組セットやCGなどのデザイン・コンテンツの音響デザイン◎共通カリキュラム:9月11日(月)・12日(火)※オンライン(予定)◎ジョブ別カリキュラム:9月19日(火)~21日(木)※対面(予定)《「メディア・エンジニア」の仕事》撮影・音声・照明などの番組制作、放送システムの運用・開発、最新の技術研究について学び、スタジオ実習なども行われます。現場で活躍するエンジニアや研究者との交流を通して、放送の仕組みを学び、未来のメディアを考えていきます。・番組制作の技術業務(撮影・音声・照明・映像)・放送システムを支える技術の業務(番組送出・送受信)・放送に関する技術開発・研究・放送設備の建築に関する業務◎共通カリキュラム:9月11日(月)・12日(火)※オンライン(予定)◎ジョブ別カリキュラム:9月14日(木)※オンライン(予定)9月19日(火)・20日(水)または9月21日(木)・22日(金)※対面(予定)《「メディア・マネジメント」の仕事》公共メディアを動かし、育てる「メディア・マネジメント」の役割と魅力を、最前線で活躍する職員との交流や企画実習を通して体感します。・公共メディアの営業企画・推進に関わる業務・コンテンツ展開に関わる業務(メディア戦略・編成・イベントなど)・組織マネジメントに関わる業務(総務人事・財務・経営企画など)◎共通カリキュラム:9月11日(月)・12日(火)※オンライン(予定)◎ジョブ別カリキュラム:9月13日(水)・14日(木)※オンライン(予定)9月15日(金)※対面(予定)【B.地域コース】地域職員として働くことに関心がある方を対象としたコースです。地域に根ざしてはたらく地域職員に求められる「地域サービスの総合プロデュース力」を高める企画・提案実習、実際に活躍している職員との交流やブロックごとに行われるスタジオ実習等が予定されています。<募集人数>100名程度◎共通カリキュラム:9月11日(月)・12日(火)※オンライン(予定)◎コース別カリキュラム:9月19日(火)・20日(水)※オンライン(予定)9月21日(木)または22日(金)※対面(予定)、ブロックごとに異なります。【C.デジタルコース】デジタル職員として働くことに関心がある方を対象としたコースです。NHKのデジタルサービスをけん引するチームでの就業体験やデジタルサービスの企画立案・プロトタイプ制作などが予定されています。・デジタル領域のエンジニアリング業務・デジタルサービスのディレクション業務<募集人数>100名程度◎共通カリキュラム:9月11日(月)・12日(火)※オンライン(予定)◎コース別カリキュラム:9月15日(金)※オンライン(予定)9月20日(水)・22日(金)または9月21日(木)・22日(金)※対面(予定)インターンへのエントリーはこちら日本放送協会(NHK)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本放送協会(NHK)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら東京建物《選考必須》インターンシップ事前説明会【A:業務理解コース】【B:実務直結コース】■エントリー締め切り日時(A/B共通)一次締切:7/3(月)23:59二次締切:8/1(火)23:59※一次締切に提出した人には限定のコンテンツが用意されています。■開催概要【A:業務理解コース】東京建物語の舞台裏に迫る体験型インターンシップ(2日感)2日間はグループメンバーとのワークを通して、東京建物に対する理解を深めます。現場社員と一緒にワークに取り組む内容も予定されています。◎開催日程(日程修正6/8付)【第1ターム】9/21(木)・22(金)【第2ターム】9/28(木)・29(金)【第3ターム】10/4(水)・5(木)【第4ターム】10/10(火)・11(水)【第5ターム】10/12(木)・13(金)【第6ターム】10/17(火)・18(水)※各ターム24名程度【B:実務直結コース】これからの東京建物語を社員と考える実務型インターンシップ(1日)「現在進行形」で東京建物が取り組む実際の物件・業務をテーマとしたアイデアブレストワークに取り組みます。ビジネスの第一線で活躍する社員と実際に交流しながら進めていくプロジェクトです。◎開催日程【第1ターム】10/19(木)【第2ターム】10/20(金)【第3ターム】10/23(月)【第4ターム】10/24(火)※各ターム40名程度インターンへのエントリーはこちら東京建物志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら東京建物の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三井住友カードSMCCBUSINESSACADEMY-データ分析コース-■申込み締切2023年8月2日(水)12:00※締切間際は混雑が予想されます。お早めにご提出ください。■日程<オンライン開催+対面開催>9月4日(月)10:00~18:009月5日(火)10:00~18:009月6日(水)12:00~17:30※3日間すべて参加できる方に限ります。インターンへのエントリーはこちら三井住友カード志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三井住友カードの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらJFE商事1dayインターンシップ■応募締切:8月2日(水)23:59■開催日程AM回10:00〜13:00、PM回:15:00〜18:00に分けて計12回開催・8月16日(水)PM回のみ・8月17日(木)・8月18日(金)・8月21日(月)・8月23日(水)・8月24日(木)・8月25日(金)AM回のみインターンへのエントリーはこちらJFE商事志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらJFE商事の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本郵政グループかんぽインターンシップ(総合職・理系)summer■応募締め切りエントリーシートの提出:2023年8月3日(木)正午適性検査の受検:2023年8月10日(木)正午■開催日程【アクチュアリー】Day1~2:2023年9月7日(木)、8日(金)【クオンツ】Day1~2:2022年9月12日(火)、13日(水)【デジタル】Day1~2:2022年9月14日(木)、15日(金)インターンへのエントリーはこちら日本郵政グループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本郵政グループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本ロレアルサマーインターンシップ■応募方法本インターンシップへは、①と②の両方をもって、「応募完了」となります。①エントリーシート提出(7月13日(木)~8月3日(木)23:59締切予定)■日時:9月7日(木)10:00-19:00インターンへのエントリーはこちら日本ロレアル志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本ロレアルの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら毎日新聞社夏季インターンシップ【新聞社のビジネス入門1dayprogram】■応募締め切り:2023年8月4日(金)正午■開催日程:2023年9月8日(金)インターンへのエントリーはこちら夏季インターンシップ【新聞社のエンジニア入門1dayprogram】■応募締め切り:2023年8月4日(金)正午■開催日程・8月31日(木)・9月7日(木)※両日とも終日開催インターンへのエントリーはこちら毎日新聞志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら毎日新聞の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら朝日新聞社【メディアテクノロジー1day仕事体験】■応募締切日:8月5日(土)正午■開催日程東京本社8月19日(土)大阪本社8月26日(土)インターンへのエントリーはこちら朝日新聞志望者向けの企業別LNEオープンチャットはこちら朝日新聞の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら北海道電力ほくでん・ほくでんネットワークインターンシップ1day仕事体験「業界研究コース」※「部門別コース」参加必須コース■予約締切・変更・キャンセル:各開催日3日前の17:00■開催日程2023年07月25日(火)13:00~16:302023年07月26日(水)09:00~12:30、13:00~16:302023年07月27日(木)09:00~12:30、13:00~16:302023年07月28日(金)09:00~12:302023年07月31日(月)09:00~12:302023年08月01日(火)09:00~12:30、13:00~16:302023年08月02日(水)09:00~12:30、13:00~16:302023年08月03日(木)09:00~12:30、13:00~16:302023年08月04日(金)13:00~16:302023年08月07日(月)13:00~16:302023年08月08日(火)09:00~12:30、13:00~16:302023年08月09日(水)09:00~12:30、13:00~16:30インターンへのエントリーはこちら北海道電力志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら北海道電力の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本製鉄(旧新日鐵住金)文系向け<2-DaySteelCollege>※開催日程別締切■応募締切8月6日(日)■期間2023年8月~9月のうち2日間(下記日程から1つ選択)①8月24日(木)~25日(金)②8月28日(月)~29日(火)③8月31日(木)~9月1日(金)④9月7日(木)~8日(金)⑤9月14日(木)~15日(金)⑥9月21日(木)~22日(金)インターンへのエントリーはこちら日本製鉄(旧新日鐵住金)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本製鉄(旧新日鐵住金)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本テレビ放送網『超』インターン【報道記者コース】■Webエントリーシート2023年8月7日(月)10:00締め切り■開催日8月22日(火)&8月23日(水)インターンへのエントリーはこちら『超』インターン【クリエイターコース】■Webエントリーシート2023年8月7日(月)10:00締め切り■開催日8月31日(木)&9月2日(土)インターンへのエントリーはこちら日本テレビ放送網志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本テレビ放送網の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらフジテレビジョンインターンシップ【技術・IT部門】■応募締め切り日時:2023年8月7日(月)正午12時■開催日時8月24日(木)、8月25日(金)の2日間※両日の参加必須インターンへのエントリーはこちらフジテレビジョン志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらフジテレビジョンの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三井住友信託銀行25卒インターンシップアクチュアリーサマープログラム■ES・WEBテスト締切日時:2023/8/7(月)17:00■開催日程/場所東京:2023/9/13(水)大阪:2023/9/15(金)※各日程10:00~17:30インターンへのエントリーはこちら三井住友信託銀行志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三井住友信託銀行の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら住友不動産SummerInternship■締切日時2023年8月7日(月)23:59締切■開催時期・日数・9月6日(水)~9月8日(金)・9月12日(火)~9月14日(木)・9月19日(火)~9月21日(木)・9月25日(月)~9月27日(水)※3日間にわたって開催(4ターム)インターンへのエントリーはこちら住友不動産志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら住友不動産の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらリクルート『RECRUITBUSINESSCAMP』■エントリーシート提出締切:2023年8月8日(火)13:00■開催日程第1日程:11月10日(金),18日(土),19日(日)第2日程:11月24日(金),12月2日(土),3日(日)※いずれかの日程に参加します。※初日から二日目までの期間で課題に取り組みます。インターンへのエントリーはこちらリクルート志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらリクルートの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大東建託1Day仕事体験(技術)※日程追加(6/12付)■開催日程2023年06月22日(木)10:00~16:002023年06月27日(火)10:00~16:002023年07月05日(水)10:00~16:002023年07月11日(火)10:00~16:002023年07月13日(木)10:00~16:002023年07月19日(水)10:00~16:00▼追加日程(6/12付)2023年08月02日(水)10:00~16:002023年08月08日(火)10:00~16:002023年08月09日(水)10:00~16:00インターンへのエントリーはこちら1Day仕事体験(不動産総合)※日程追加■開催日程2023年06月14日(水)10:00~16:30受付終了2023年06月16日(金)10:00~16:302023年06月20日(火)10:00~16:302023年06月21日(水)10:00~16:302023年06月23日(金)10:00~16:302023年06月26日(月)10:00~16:302023年06月27日(火)10:00~16:302023年06月29日(木)10:00~16:302023年06月30日(金)10:00~16:30▼追加日程(6/9追加)2023年07月03日(月)10:00~16:302023年07月05日(水)10:00~16:302023年07月07日(金)10:00~16:302023年07月11日(火)10:00~16:302023年07月13日(木)10:00~16:302023年07月14日(金)10:00~16:302023年07月19日(水)10:00~16:302023年07月21日(金)10:00~16:302023年07月24日(月)10:00~16:302023年07月25日(火)10:00~16:302023年07月27日(木)10:00~16:302023年07月28日(金)10:00~16:302023年08月02日(水)10:00~16:302023年08月03日(木)10:00~16:302023年08月04日(金)10:00~16:302023年08月08日(火)10:00~16:302023年08月09日(水)10:00~16:30インターンへのエントリーはこちら大東建託志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら大東建託の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三越伊勢丹2DAYS価値創造型ワークショップ■エントリー締切:8月9日(水)23:59■開催日程・8月26日(土)10:00~18:00(予定)・8月27日(日)10:00~18:00(予定)※両日の参加が必須です。インターンへのエントリーはこちら三越伊勢丹志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら三越伊勢丹の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら積水化学工業【住宅カンパニー】お客様を導け!マルチタスク体験ワーク/プランニング体験ワーク(住宅営業)■開催日時2daysインターンシップとなりますので、1日目・2日目ともに参加できる日程の組み合わせをご予約ください。1日目2日目2023/8/07(月)13:00〜2023/9/07(木)13:00〜2023/8/07(月)13:00〜2023/9/11(月)13:00〜2023/8/10(木)13:00〜2023/9/07(木)13:00〜2023/8/10(木)13:00〜2023/9/11(月)13:00〜インターンへのエントリーはこちら積水化学工業志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら積水化学工業の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらドイツ銀行グループサマーインターンシップ「SummerExperience」■応募締切:8月10日(木)午前8:00■日程:9月28日(木)、10月12日(木)インターンへのエントリーはこちらドイツ銀行グループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらドイツ銀行グループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)高知県本部インターンシップ2日間■応募締め切り日時:2023年8月10日(木)■開催日程:2023年8月22日~23日インターンへのエントリーはこちら北海道本部インターンシップオンライン仕事体験「じぎょう」編■応募締め切り日時:2023年8月11日(金)■開催日程:2023年9月上旬13:00~17:00※日程はマイページで確認をしてください。インターンへのエントリーはこちら全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら読売新聞東京本社記者カフェ■申込締切日時:8月13日(日)23:59■開催日程:8月28日~9月29日のいずれかで、3時間程度を予定。インターンへのエントリーはこちら読売新聞社志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら読売新聞東京社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら信金中央金庫「Only1の使命」を体験できるインターンシップ!■応募締切日:2023年8月13日(日)23:59■開催日程・2023年9月14日(木)・2023年9月19日(火)・2023年9月20日(水)各日程午前(9:30~13:00)と午後(14:30~18:00)の開催があります。インターンのエントリーはこちら信金中央金庫の研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら東京海上日動火災保険≪TOKIOMARINEプレミアム・ワークショップ(全国支店開催)≫※開催支店別締め切り■応募締め切り7月10日(月)正午12:00山形7月11日(火)正午12:00岡山7月12日(水)正午12:00高松7月14日(金)正午12:00福島、群馬7月18日(火)正午12:00青森、秋田、7月19日(水)正午12:00茨城7月20日(木)正午12:00長野7月25日(火)正午12:00栃木、大分7月26日(水)正午12:00長崎、鹿児島7月28日(金)正午12:00盛岡7月31日(月)正午12:00山梨、鳥取/島根、愛媛、徳島8月4日(金)正午12:00高知8月7日(月)正午12:00沖縄8月8日(火)正午12:00山口8月9日(水)正午12:00熊本8月10日(木)正午12:00新潟8月14日(月)正午12:00宮崎■開催日程マイページまたは詳細ページで確認をしてください。インターンへのエントリーはこちら東京海上日動火災保険志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら東京海上日動火災保険の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら損害保険ジャパン(損保ジャパン、旧損保ジャパン日本興亜)SOMPOAcademy~Basicコース~【2daysプログラム】■エントリー受付期間<第2期>エントリーシート提出期限:8月14日(月)17:00適性検査受検期限:8月17日(木)23:59【第2期】2023年9月4日(月)・9月5日(火)(東京・対面)2023年9月7日(木)・9月8日(金)(オンライン)2023年9月12日(火)・9月13日(水)(東京・対面)2023年9月12日(火)・9月13日(水)(札幌・対面)2023年9月14日(木)・9月15日(金)(オンライン)2023年9月14日(木)・9月15日(金)(名古屋・対面)2023年9月21日(木)・9月22日(金)(大阪・対面)2023年9月21日(木)・9月22日(金)(福岡・対面)2023年9月26日(火)・9月27日(水)(東京・対面)2023年9月26日(火)・9月27日(水)(仙台・対面)2023年9月28日(木)・9月29日(金)(東京・対面)2023年9月28日(木)・9月29日(金)(広島・対面)インターンへのエントリーはこちら損害保険ジャパン志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら損害保険ジャパンの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら兼松2DAYSWORKSHOP(トレーディング)■ESの提出〆切8月15日(火)23:59迄■日時9月7日(木)~9月8日(金)10:00~17:00(※東京対面開催)9月12日(火)~9月13日(水)10:00~17:00(※東京対面開催)9月21日(木)~9月22日(金)10:00~17:00(※大阪対面開催)※日時および開催場所は変更になる可能性がございます。予めご了承ください。インターンへのエントリーはこちら1DAYWORKSHOP(事業投資)■ESの提出〆切8月15日(火)23:59迄■日時9月19日(火)10:00~17:009月25日(月)10:00~17:009月27日(水)10:00~17:009月29日(金)10:00~17:00※日時は変更になる可能性がございます。予めご了承ください。インターンへのエントリーはこちら兼松志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら兼松の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら最後に本記事では、"8月(前半)にサマーインターンの締切を迎える企業"を締切日順に紹介してきました。記事の冒頭でもお伝えしましたが、夏の時期からインターンシップやジョブに参加することは、本命企業の内定獲得に向けて非常に重要なポイントとなっています。本記事を参考に各社のインターン締切日を管理し、「効率的なエントリー・就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。→unistyleオリジナルの「インターンエントリー企業管理シート」と「本選考エントリー管理シート」になります。スプレッドシートをダウンロードするだけで使用できますので、ぜひご活用ください。また、unistyleでは25卒就活生向けにLINEオープンチャットグループを運営しています。匿名で様々な就活生と情報交換をすることができるという便利な機能になりますので、"最新の選考状況や選考結果連絡の有無等をリアルタイムで確認したい"という方は、ぜひご活用ください。→unistyleでは25卒就活生向けに就活用グループを運営しており、今後もグループを拡充させていく予定です。上記記事に各グループの参加用URLを掲載していますので、興味のある方は記事からご参加ください。さらにunistyleでは、今後も25卒就活生向けに「インターンシップ・本選考のエントリー締切情報」を公開していく予定です。まだ会員登録を済ませていないという方は、以下から早めに会員登録をしていただき、本サイトを有効的に役立ててもらえればと思います。 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就職活動における「学歴」丨「スクリーニング基準」と「採用基準」 就職活動における「学歴」丨「スクリーニング基準」と「採用基準」 就活を進めていく上で、学歴に関する悩みはよく聞く話です。以前のunistyleコラム「「ベンチャーで学歴は関係ない」はホント?スタートアップ役員の学歴を調査!」では、国内の優良ベンチャー企業にて執行役員以上のポストにあるビジネスパーソン310名の学歴を調査し、ベンチャービジネスにおける学歴を探りました。今回は、戦略コンサルやファンドなどのエリート業界にも同様の調査を行い、業界ごとの学歴の傾向を比較し、その結果を踏まえ「学歴」との向き合い方を考察します。本記事のコンテンツ・エリート業界における学歴の実態・結局、就活生は「学歴」をどう考えるべきか・最後にエリート業界における学歴の実態まず、エリートキャリアの代表格として①PEファンド、②戦略コンサルの2業界をピックアップし、それぞれの業界で活躍するビジネスパーソンの出身大学を調査してみましょう。今回もunistyleが独自に調査した1,333名のエリート転職者データベースを用いて、PEファンド169名、戦略コンサル240名の学歴をまとめました。両業界ともトップは東京大学。とくに戦略コンサルにおいては2位・慶應義塾大学の2倍近い78名を輩出しており、実に業界全体のおよそ1/3を占めています。それに続くのは慶應義塾大学、京都大学、早稲田大学。とくに慶應義塾大学は早稲田大学の約2〜3倍の人数を輩出しており、ここでもその実業界での強さが顕著に現れています。また、ひと学年の学生数がそれぞれ1,000人前後しかおらず、卒業生の絶対数が少ない一橋大学、東京工業大学の出身者が相当数在籍していることも注目すべきポイントでしょう。一方、MARCHは5つの大学を合算してPEファンドに2名、戦略コンサルに5名となっており、上位大学と比較するとかなり小さい数値になっています。PEファンド、戦略コンサルともに、前回記事のスタートアップ・ベンチャー役員の調査結果とほぼ同じ構造、あるいはより極端に高学歴な集団であるといえるでしょう。結局のところ、【いわゆるビジネスエリートは、高学歴が大半を占める】はひとつの真実であるようです。結局、就活生は「学歴」をどう考えるべきかでは、就職活動において私たちは自分の「学歴」とどう向き合うべきでしょうか。「〇〇大学からでも総合商社に入れるのか」のような不安をどうコントロールすべきでしょうか。その答えは、以前からunistyleで紹介している通り、【「スクリーニング基準」と「採用基準」を分けて考える】というポイントに集約されます。伊賀泰代さん(元マッキンゼー採用担当)が著書『採用基準』で述べられているように、皆さんが企業の選考を突破するにあたってクリアすべき基準は2つあります。すなわち、「スクリーニング基準」と「採用基準」です。①「スクリーニング基準」殺到した大量の応募者を、個別に選考できる人数まで絞り込むための基準です。これは「選び取るため」ではなく「絞り込むため」の基準であり、システム上で処理できるような絶対的なフィルタリングのことを指します。このスクリーニング基準の代表格が「学歴」です。入試偏差値などを用いることで明確に序列化できるため、たとえばES選考の段階で「MARCH以上」のような具体的なラインを設定することで、このスクリーニング基準(学歴基準)に満たない応募者を切り捨てる(=個別に選考できる人数だけに絞り込む)ことができます。就職活動において、このスクリーニング基準に関して時間を費やす必要はありません。なぜなら、学生は自分の学歴をコントロールすることはできないからです。もし自分の学歴が企業の学歴水準を満たしていなかったとしても、それは今さら動かすことのできない普遍的な事実であり、何らかの手を講じることによって解決できるものではありません。自分にとってuncontrollableなことに時間を費やすのは、決して合理的とは言えないはずです。したがって、学歴基準を満たさなかった場合、就活生にできるのは「自分が学歴基準を満たす企業の選考を受ける」ことだけになります。(テストセンターやWebテストも「スクリーニング基準」のひとつですが、これらは言うまでもなく結果をコントロールすることができるので、早いうちから必要な対策を済ませておきましょう。)参考:「スクリーニング基準」と「採用基準」の違い参考:企業が学歴差別をする理由②「採用基準」ES通過したあと(=スクリーニング基準をクリアしたあと)、就活生はつぎに「採用基準」のフルイにかけられることになります。「採用基準」は各企業によってそれぞれ個別に設定される基準であり、要するに「自社の企業活動に貢献できそうか」という観点から各学生を見極めるための基準です。各企業は「(スクリーニング基準をクリアした学生のうち)自社が採用すべき学生は誰か」を総合的に判断しなければならないため、結果的に「採用基準」はスクリーニング基準よりも相対的・抽象的で複雑な基準になります。そして、就職活動において学生が時間を費やすべきなのは、こちらの「採用基準」をクリアするための活動です。たびたびunistyleでお伝えしているように、採用基準をクリアするためには①各企業の求める人材(=採用基準)を把握する②自分がその人物像に重なることを証明する③面接官に対して、上記の内容を的確に伝えることが必要になります(こうした取り組みを怠ったがゆえに「採用基準」を満たせないとき、一流大学の学生が内定を獲得できないケースが生じます)。したがって、面接やGDで落ちてしまった場合(=スクリーニング基準は満たしたが、採用基準を満たせなかった場合)は、・採用基準が自分にマッチする企業を探し、エントリーする・志望動機や自己PRの内容、伝え方をブラッシュアップするなどの打ち手を講じることで、就活生は現状の打開を図ることができます。この点はスクリーニング基準とは異なり、それゆえ就活生は「採用基準」をクリアするための活動にこそ時間を費やすべきであると言えます。参考:慶應生でも上場企業に入社できるのは半分もいないという事実最後に本記事のメッセージは至ってシンプルです。すなわち、“「スクリーニング基準」と「採用基準」の違いを意識して就活を進めるべきだ”ということです。本記事の前半のリサーチでは、ファンドや戦略コンサルなどのエリート業界が高学歴ばかりで占められていることを確認できました。しかし、その理由について「高学歴人材はビジネスでも優秀だから」とだけ結論付けるのではなく、「そうした業界のスクリーニング基準が高いから(=そもそも高学歴でないと選考の土俵に立てないから)」という側面も把握しておくべきでしょう。ひとたびスクリーニング基準を満たしたなら、あとは実力勝負。学歴や資格についてあれこれ憂慮するよりも、採用基準を満たすための取り組みに注力しましょう。【unistyle転職シリーズ】・「転職」で総合商社を比較する・外資系戦略コンサルの「転職」を斬る!・「ベンチャーで学歴は関係ない」はホント?PhotobyQuasic 23,149 views
人生を変えた我究館 —私が総合商社に内定できた理由— 人生を変えた我究館 —私が総合商社に内定できた理由— 本記事は我究館のPR記事になります。はじめまして、総合商社に内定した17卒の学生です。就活の際には複数の大手総合商社、メガバンクなどから内々定を頂くことができました。今回は「我究館」についての私の経験談についてお話しします。私は就職活動を通して多くの人にお世話になりました。特に我究館には大変お世話になり、総合商社の内定を頂くことができたのは、我究館のおかげだと言っても過言ではありません。まだ内定者という身分ですが、私の人生を大きく変えるきっかけを作ってくれたと感じています。そもそも、皆さんは我究館をご存知でしょうか。単に就活塾という枠では囲いきれない、キャリアデザインのスクールです。今回は、私が我究館をどのようの利用し、どんな経験を積み、総合商社に内定することができたのか、記事に書かせて頂きたいと思います。我究館との出会い私が我究館の存在を知ったのは、大学生協に売っていた『絶対内定2017』を手に取ったことから始まりました。学生の間では比較的有名と思われる『絶対内定』シリーズですが、その著者が我究館の館長である熊谷智宏氏です。その当時は、企業の採用広報が解禁される4ヶ月前の11月で、夏のインターンも参加したことも秋の外資系企業への就職活動もしていなかったことで、私はかなりの焦燥感を抱いていました。何から始めればいいか分からなかった私は、自己分析ができる就活入門書で、大学生協売上1位の『絶対内定2017』を購入しました。そして、分厚い書籍ではありましたが、吸い込まれるように一気に読み切りました。絶対内定2018―――自己分析とキャリアデザインの描き方就活がただのゴールではないこと、内定が目的ではないこと、社会に対して何を還元したいのか、自分がどんな価値を発揮できるのか、胸に深く突きささる言葉に強い刺激を受けました。この本を書いている人に会いたい。そんなきっかけで、著者である熊谷氏が館長を務めている我究館の存在を知りました。「ここで成長したい」という自分自身の直観を大切にして、説明会に参加し、そのまま入館しました。我究館での活動ここでは、私が我究館に入館した12月から就活の面接がスタートした翌年6月までの半年間、どのように我究館を活用したのかについてお伝えします。まず「我究」と呼ばれる、100枚近くのワークシートを通じた自己分析にひたすら取り組みました。『絶対内定』の本の中に、自己分析のワークシートが100枚あります。「中途半端に頓挫してしまい、この100枚を真に完遂させることができる人は少ない、けれど真に完遂できたとき就活を通して強い自信を勝ち得ることができる」というようなことが書いてありました。三日坊主になりがちな私でしたが、人生がかかっているという思いで、100枚を書き上げました。私は就活を終えてみて、確かに自己分析が非常に大切であったと感じました。自分自身がどんな価値観をもって人生を歩み、どんな活動をしてきたのか、納得できる説明ができてこそ、企業にその思いが届くと思うのです。だからこそ、この時期に深い「我究」ができたことは、大きな自信につながりました。なお、ワークシートを埋めるというと独りで黙々と行うことをイメージする方もいると思いますが、我究館では一人で「我究」しません。クラスの仲間たちと、本音で互いの自己分析に突っ込み合いをします。他者からの深堀りや突っ込みに耐えられるような深い自己分析をしたことで、面接でも堂々と話せるという自信になりました。また、我究館には「業界ゼミ」という枠組みがあります。業界ゼミでは、商社・金融・メーカー・外資・海運など業界別で志望者を少数で集め、その年の各業界の内定者をサポーターとして、模擬面接やES添削などの実践的な対策をすることができます。私も総合商社内定者がサポーターを務める「商社ゼミ」に入りました。この商社ゼミを通して出会った仲間は、一生もののかけがえのないものとなりました。毎日のように会い、ときには衝突しながら、将来の夢や人生について熱く真剣に語り合いました。高い目標や志、夢を持った尊敬できる仲間達と切磋琢磨できたことは商社内定に確かにプラスに働いたと思います。本命企業選考に向けた対策次に私が本命企業の選考に向けて我究館でしたことをお話しします。我究館では、コーチによるES添削や模擬面接、難関企業に勤める我究館OBOGによる講演会・社員訪問、過去の内定者のES閲覧、就職活動を通した相談など多岐にわたるサポートが受けられます。過去に数千、数万枚のESを添削してきたコーチによるアドバイスは、大学のキャリアセンターでのアドバイスとは一線を画したものがあると感じました。私自身も週一回以上は我究館を訪れ、模擬面接やES添削などを行いました。模擬面接では自分の面接をビデオ撮影することによって、言葉遣いの癖など客観的な視座で改善していくことができました。過去に内定を獲得した先輩方の面接映像もデータとして我究館には保管されています。どんな面接が内定獲得につながるのか、実際にイメージして知ることができます。何が内定獲得の決め手だったのか私がどうして念願であった総合商社の内定を頂くことができたのか、やはり一番の決め手は、尊敬するコーチに出会えたこと、本音で語り合える友人に出会えたことだと思っていますし、その環境を与えてくれた我究館には感謝しています。そこでの繋がりを原動力に、さらに自分で足を動かしてOBOG訪問などの努力を重ねることができました。また、我究館からの紹介を通してお世話になったOBOGも内定獲得において、大切なつながりとなりました。大学は違っても、我究館における先輩後輩として忙しい合間を縫ってお時間を頂き、数回の模擬面接や社員訪問などを通して、就活における視座を大きく拡大させることができました。我究館に向いてない人ここまでは、私自身が就活を通してお世話になった我究館での経験談を書きました。中にはここまでの内容を見て、「我究館は就職活動で評価されるテクニック習得の場」「我究館に入るだけでOBOGとのツテができて引っ張り上げてくれる」「コーチ陣が内定まで導いてくれる」などと思われる方もいるかもしれません。しかしながら、我究館で得られるのは小手先のテクニックではありませんし、また、お金を投下したから後は何とかしてくれるだろうという他力本願な受け身の姿勢で我究館に入館しても納得のいく結果は得られないように思います。私は我究館での初回面談で、「コーチ陣が全面的にサポートして内定まで導くわけではない、あなた自身が行動に起こし、周囲を巻き込んでいき、自分を変えていけ」ということをコーチから強く言われました。あくまで、我究館は自分自身の将来やキャリアを仲間と真剣に考え、過去の自分自身を変える「環境」に過ぎないということです。それは、ある人にとっては素晴らしい環境になり得る一方で、別の人にとっては必ずしもそうではないということです。私の周りの我究館の人間でも、コーチが何とかしてくれるというスタンスで入館し、納得のいく結果を残せなかった者もいます。私が目にした商社志望で希望企業に内定をもらえなかった我究館生の話をします。彼はES添削ではコーチに全部一字一句直してもらえる、就職活動の情報は他大の学生からもらえる、など他力本願なスタンスで友達(?)作りをしていたようですが、結局自分の損得ベースの感情が前面に出てしまったのか、他の学生と信頼関係が構築できず、そのうち我究館自体に来なくなりました。何かと答えを求めたり誰かに頼るのではなく、自分自身が足を動かして、人を巻き込んでいく、自分を変えていく、それが我究館で強く求められていることだと私は思います。最後にここまで私の我究館での経験や思いを語らせて頂きましたが、あくまで私の主観です。現実的な話をすれば、我究館の「使い方」は人それぞれです。私のようにコーチや仲間との出会いの場として我究館を熱く捉える人もいれば、我究館を模擬面接でのアウトプット練習やES添削の場であったり、過去の内定情報のデータベースとしてドライに捉えて結果を出す人もいます。入館に伴う15万円というお金はたしかに大金かもしれませんが、それに見合う対価を創り出す十分な環境が我究館にはあると私は確信しています。うまく活用できれば、支払った金額よりもはるかに大きなリターンが得られると思っています。また繰り返しになりますが、我究館を使ったから就職活動に成功するかというとそんなことはなく、結局は自分自次第という言葉に集約されます。無料説明会も毎週開催しているので興味がある人はまずそちらに参加してみるといいと思います。(もちろん、そこで入会を強制されることはないので安心してください)これから就職活動という大切なライフイベントを迎える皆さんが、納得のいく結果を得られるよう心から応援しています。▼我究館の無料説明会へのお申し込みはこちらからphotobyislandjoe 23,841 views
"高年収”黄金時代の終焉!?結婚相手に求める「理想の勤め先」とは? "高年収”黄金時代の終焉!?結婚相手に求める「理想の勤め先」とは? 就職活動を進めていく中で、キャリアについて考え始めている人も多いのではないでしょうか。キャリアについて考える上で、誰もが考えるワード「結婚」。どんな企業に勤める人が人気であるのか、気になりませんか?結婚相手に求める「理想の勤め先」ランキングの上位企業は過去と大きく変化しています。高収入である企業が人気と思われると思いきや、最近は変わってきているようです。本記事では、ランキングの紹介から、学生が企業に求めるようになった働きやすさについて、そして働きやすさを重視している企業についてお伝えします。本記事の構成結婚相手に求める「理想の勤め先」ランキングから見えることなぜ働きやすさが重視されるようになったのかランクイン企業は本当に働きやすさを重視しているのかさいごに結婚相手に求める「理想の勤め先」ランキングから見えることどんな企業に勤める人が理想の結婚相手として人気なのでしょうか。今回は2015年と2019年の男女に聞いた、結婚相手に求める「理想の勤め先」ランキングを取り上げます。参考:第9回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」調査第2回「この企業に勤める人と結婚したい」調査最初に取り上げたランキングを見ると、2015年と2019年でランクインしている企業が変わっていることが分かります。では、どのように変わっているのか詳しく見ていきましょう。トップがトヨタから公務員へまず、驚くべきことに、トップのランクインが大きく変わっているということです。2015年はトップがトヨタ自動車で、次いで航空会社が占めていました。しかし、2019年になると、圏外であった公務員がトップ2を占めました。トヨタ自動車は公務員に次いで3位となっています。メーカーが大人気に!?2015年から順位を伸ばした企業として、メーカーのパナソニックやホンダ、IT系のグーグルとなっています。2015年にはトップ10に入っておらず今回ランクインした企業は、メーカーのソニーや任天堂、総合商社の三菱商事や住友商事、IT系である楽天やアマゾンとなっています。全体的に、メーカーが多くランクインするようになったことが分かります。不人気は銀行業2015年から順位を落とし、圏外となってしまった企業は電通や三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行となっています。電通は過労死のニュースがあったため、ブラック企業というイメージがついたと思われます。銀行業は安定的に給与が得られる業界ではあるものの、AIの導入などにより、リストラを大規模に行っているため、人気でなくなったと見られます。給与重視から働きやすさ重視へ公務員がトップになっていることからお分かりいただけると思いますが、高収入の企業が人気というわけではなくなっていることが見て取れます。実際にそうなのか調べてみました。その結果、4年間でランクイン企業の年収の平均が減少していることが分かりました。2015年のランクイン企業の平均年収は994.8万円、2019年のランクイン企業の平均年収は932.5万円となっており、62.3万円の減少となっています。参考:平均年収.jpこのことから、景気の影響もあると思いますが、結婚相手に求めることとして、給与重視ではなくなってきている可能性があります。それでは、なぜ結婚相手に求めることとして、給与重視ではなくなってきているのでしょうか。公務員を詳しく見てみると、給与重視ではなくなってきている背景が分かるかもしれません。公務員について見ていきたいと思います。ランキングにおいて、なぜ公務員がトップにきているのでしょうか。公務員と民間でどのような違いがあるのでしょうか。まず、公務員と民間の違いについて調べてみました。参考:【公務員と民間企業の大きな違い3つ】それぞれの良さを知って就活に活かすための基礎情報公務員とは?民間との違いはどこにある?育児休業の取得率は女性83.2%、男性5.14%~29年度・雇用均等基本調査結果~平成29年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果(抄)公務員の給料&年収は平均でどれくらい?地方公務員・国家公務員の年収の差は?地方公務員、国家公務員の残業時間の実態上記の表の比較項目の軸は、結婚相手に求める「理想の勤め先」ランキングでの企業選択理由を基に選定しました。企業選択理由として、2015年度は「高給である」「安定している」、2019年度は「給与額」「福利厚生」が挙げられています。「高給である」は平均給与、「安定している」は安定した収入、「給与額」は平均給与やボーナス、「福利厚生」は平均残業時間、育休取得率が当てはまると考えられます。公務員と民間の違いの表から分かるように、公務員は安定した給与が得られつつ、福利厚生が充実しています。そんな公務員がトップになったことで、働きやすさが重視されるようになりました。なぜ今の世の中の人たちは働きやすさを重視するようになったのでしょうか。その裏には社会的な変化がありました。なぜ働きやすさが重視されるようになったのかここまでで、結婚相手に求める「理想の勤め先」ランキングが2015年から2019年にかけて大きく変化しており、働きやすさが重視されるようになっていることが分かりました。では、その要因として何が考えられるのでしょうか。要因として考えられる社会的な変化についてお伝えします。共働きせざるを得ない社会に共働き世帯が増えたことによって、残業時間が少ないことや育休など、働きやすさに需要が出てくるようになりました。以下のグラフは専業主婦世帯と共働き世帯の世帯数の推移を表しています。参考:独立行政法人労働政策研究・研修機構図12上記のグラフを見ると、2000年頃共働き世帯が専業主婦世帯を上回っています。さらに、2015年頃から圧倒的に共働き世帯が多くなり、専業主婦世帯が大幅に少なくなっていることが分かります。これは、近年の賃金の減少や女性が働くことが当たり前となったことで、共働きをせざるを得ない社会となっているのです。そして、共働き世帯が増えていることで、育児との両立が大変になり、両親ともに早めに家に帰らなければならなくなっています。そのため、残業時間が少ないことや、育休がとりやすいことが重視されるようになっており、働きやすさが求められるようになっています。国も働きやすさを推進しているみなさん、働き方改革という言葉をご存じですか?最近、働き方改革という言葉をよく耳にするが、言葉しか知らないという人も多いのではないでしょうか。働き方改革とは一言でまとめると、国が進めている、労働者の働き方をより良い方向に改善していこうという取り組みのことです。この取り組みによって、残業時間などにとらわれることなく、自由に働けるような環境を求めることができるようになり、働きやすさを企業に求めることに含められるようになりました。働き方改革の導入の背景としては、少子高齢化による労働人口の減少や世界と比較して、長時間労働であったり労働生産性の低さが挙げられます。では、具体的にどのようなことを国は行っているのでしょうか。国は大きく分けて4つの取り組みを行っています。労働時間の短縮と労働条件の改善雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保多様な就業形態の普及仕事と生活(育児、介護、治療)の両立1つ目に労働時間の短縮と労働条件の改善です。国連からの是正勧告もあり、長時間労働の是正はとても重要な位置づけとなりました。具体的には時間外労働の上限規制や、労働時間を客観的に把握するための取り組みです。2つ目に雇用形態に関わらない公正な待遇の確保です。同じ仕事をしているにも関わらず単に雇用形態によって待遇に格差があることによって、働く人の意欲低下をもたらしてしまいます。そこで、国は雇用形態に正規・非正規雇用にかかわらず同賃金を与える「同一労働同一賃金」を定めました。3つ目に多様な従業形態の普及です。働く人が自分らしく、前向きに働き続けてもらうためには柔軟な働き方の実現が必要不可欠です。そうすることで、多様な人材が活躍できるようになります。現在、国はテレワークや時短勤務、副業・兼業、シニア層の活躍を推進しています。4つ目に仕事と生活(育児、介護、治療)の両立です。働きたい意欲はあるのに、出産や介護を理由に退職を余儀なくされたり、復帰しようにも理解ある職場がないということが問題になっています。そのため、働きたい人がきちんと働ける環境づくりが必要とされており、待機児童の解消、保育サービスの充実、介護休暇を充実させる法整備を進めているところです。このように、国は働き方改革を推進しているため、早めに会社から帰ることや、家で仕事をすることが選択肢として挙げられるようになりました。そのため、自由に働くことが認められるようになり、働きやすさを企業に求めることができるようになったのです。参考:なるほど統計学園高等部|共働き世帯-総務省統計局1000万世帯を超えてなお増加中…共働き世帯の実情をさぐる(2019年公開版)働き方改革を知ろう!|政府広報オンライン働き方改革とは?制度ができた背景と事例働き方改革とは?ランクイン企業は本当に働きやすさを重視しているのかランキングから給与重視から働きやすさ重視に変わってきており、その裏には社会的な背景があることが分かりました。では、結婚相手に求める「理想の勤め先」ランキングにランクインしている企業が働きやすさを重視しているのか見てみましょう。ソニー2019年に新たにランキングにのったソニー。ソニーでは育児休職中に月額5万円支給やベビーシッター利用時の費用補助をする育児支援金や、家族を会社へ招待し、働くママを子どもに見てもらうファミリーデー開催しており、子育てを応援する制度が充実しています。実際にソニーで働いている従業員の声からも子育てがしやすい環境であることがよく分かります。「休職制度は非常に恵まれており、休暇・休職後も元の職場で働けます。また子育て期間の、男性の自宅勤務なども例があるようです。二回以上育児休職している人もおり、子どもを産みたい人にはとても働きやすい職場ではないでしょうか」引用:【最新版】30代が働きやすい企業2位はソニー「非常に恵まれている休職制度。子育て期間、男性の自宅勤務も例がある」参考:ソニー採用情報楽天ソニーと同じく2019年に初めてランクインした楽天。三木谷社長が考え抜いたオフィスは、3食無料の食堂や、様々な教育プログラムが充実した託児所、フィットネスジムやスパがあり、働きやすい職場となっています。参考:楽天企業情報グーグルとにかく従業員への手厚い支援があることで有名なグーグル。ランキングでは大きく順位を上げています。様々な福利厚生支援制度があるのはもちろん、長時間労働はリスペクトされない雰囲気があり、自由に働ける環境となっています。参考:グーグル社員の「働く満足度」は、なぜこれほど高いのか?パナソニックランキングで大きく順位をあげているパナソニック。年間休日が126日と他社と比べて多く、さらに有給が取りやすい環境があります。実際働いている人の声をからも休日が取りやすい雰囲気であることが感じ取れます。「働き方改革で残業をなるべく減らすような取り組みがなされています。上司も率先して早く帰っています。研究所は働く時間に関して比較的本人に裁量があり、ほとんど残業しない人もいれば、30時間程度する人もいます。休日出勤については、どうしようもないとき以外はありません。休日出勤した場合は平日に代休を取る制度になっているため、出勤日数も休日の日数も変わりません」引用:【最新版】30代が働きやすい企業2位はソニー「非常に恵まれている休職制度。子育て期間、男性の自宅勤務も例がある」以上から、結婚相手に求める「理想の勤め先」ランキングにランクインしている企業では、働きやすさを重視した取り組みに力を入れていることが分かりました。ランクインしていない企業でも、働きやすさを重視した面白い取り組みを行っているところもあります。気になる人はぜひ調べてみて下さい。さいごに本記事では結婚相手に求める「理想の勤め先」ランキングについて紹介しました。時代によって、企業に求めるものが変わってくることが分かったと思います。皆さんは企業や結婚相手に何を求めていますか?あくまで企業選びの参考の一つとして捉え、このようなランキングに左右されないでください。自分の大切な軸や、将来自分がどうなりたいのかを大切に、納得のいく就職活動をしてもらえればと思います。参考記事 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